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03月12日-05号

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  1. 宜野湾市議会 2018-03-12
    03月12日-05号


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    平成30年  3月 定例会(第412回)   平成30年第412回宜野湾市議会定例会会議録(第5日目)                       午前10時00分(開議時刻)            平成30年3月12日(月)                       午後4時01分(散会時刻)1.出席議員(25名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   大城政利     2   宮城 克       3   石川 慶     4   宮城 司       5   山城康弘     6   知念秀明       7   玉城健一郎    8   伊佐哲雄       9   米須清正    10   桃原 朗      11   知名康司    12   濱元朝晴      13   呉屋 等    14   佐喜真 進      15   比嘉憲康    16   屋良千枝美      17   宮城勝子    18   桃原 功      19   平良眞一    20   上地安之      22   島 勝政    23   伊波一男      24   岸本一徳    25   我如古盛英      26   知念吉男2.欠席議員(なし)3.欠員1名(21番)4.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       佐喜眞 淳  副市長      松川正則     教育長      知念春美   水道事業管理者  和田敬悟     総務部長     米須良清   企画部長     国吉孝博     基地政策部長   鈴木宏治   福祉推進部長   比嘉 透     健康推進部長   比嘉直美   市民経済部長   伊波保勝     建設部長     古波蔵 晃  教育部長     島袋清松     指導部長     甲斐達二   消防長      浜川秀雄5.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     東川上芳光  課長       多和田眞満     議事係長     中村 誠   主任主事     伊佐真也     主任主事     渡嘉敷 真  主事       棚原裕貴6.会議に付した事件は議事日程第5号のとおりである。              議事日程第5号         平成30年3月12日(月)午前10時開議 日程第1 議案第9号 平成30年度宜野湾市一般会計予算 ○上地安之副議長 おはようございます。ただいまから第412回宜野湾市議会定例会第5日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第5号のとおり進めてまいります。 日程第1.議案第9号 平成30年度宜野湾市一般会計予算を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。岸本一徳議員。 ◆24番(岸本一徳議員) おはようございます。予算書の93ページ、歳出の2款1項9目の電子計算費について質疑をさせていただきたいと思います。 まず、もう随分前から第2次のITアウトソーシングのころから、契約の前から、ITアウトソーシングの予算総額ということについて、さまざまな角度から質問、質疑をし、そして提案もしてまいりましたが、昨年のこの一般会計予算審議の中で確認をしたことは、債務負担行為で2次の場合には30億円という限度額、これについての審査をしてまいりましたけれども、今回はちょっと契約のやり方、それからまたこのアウトソーシングの手法が大幅に違っておりまして、極端に言えば、前回の第2次の契約の行い方と今回、金額ですぐに比較ができるというそういうものではなくなっておりまして、若干質疑をさせていただきたいと思います。 まず、自治体クラウドに関しましては、この中で02に当たる行政情報化整備事業、これが昨年の債務負担行為から、これを約6年間ですか、均等割といいますか、やって計上している額だというふうに思いますけれども、まず自治体クラウドの3市の契約がもう調ったのか、その契約書の中身といいますか、どのような契約になってきたのか、93ページの2款1項9目の中の説明欄の02です。この部分をわかりやすく、総務部長、御説明をいただけませんでしょうか。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 おはようございます。岸本一徳議員の御質疑にお答えいたします。平成29年4月14日に沖縄自治体クラウド協議会総会において協議体を正式に発足させたのに続き、沖縄自治体クラウド協議会運営委員会を開催して、事務担当レベルでの協議を開始をしております。その後は、運営委員会等を毎月開催し、導入に向けスケジュールの確認や各種課題について3市の担当者にて協議を進めているところでございます。 また、7月からは、庁内において各業務ごとの主管課を交えた業務の標準化協議を進めており、次年度の自治体クラウド稼働開始に向けて準備を行ってございます。 ○上地安之副議長 岸本一徳議員。 ◆24番(岸本一徳議員) 総務部長、もう契約は済んだという認識でよろしいのでしょうか。契約の内容等についてはどのように変わってきたのかというふうな、資料と中身、わかりやすくいただきたいと思いますが、まずは説明からもう少し詳細お願いできますか。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 岸本議員の御質疑にお答えいたします。住基、税、福祉等システムについては、平成30年度より他自治体との共同利用を行う自治体クラウドに取り組みます。事業全体としては、3月末までに契約を締結する予定でございます。 ○上地安之副議長 岸本一徳議員。 ◆24番(岸本一徳議員) まだ契約は完了していないというふうに受け取ってよろしいのでしょうか。そうしますと、あくまでもこれは予定で予算を計上しているのか、ほぼこういう形でもベンダーとは契約が調うという前提で予算を計上しているのか、この辺をお伺いをしたいと思います。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 御質疑にお答えいたします。ベンダーとは契約前提で今話を進めてございます。 ○上地安之副議長 岸本一徳議員。 ◆24番(岸本一徳議員) では、まだ調っていない、それからまた今特徴的なものも御説明できないようなのですけれども、ではこの自治体クラウドの部分、この02のどこが2次と変化をし、変わっていくのかということを、第2次の場合には、13節の部分で計上してあったようですけれども、今回は14節の使用料及び賃借料、この部分に変化をしたと、私は一般質問でもこの自治体クラウドについては取り上げておりまして、担当課と連携をとりまして、私自身で知り得た部分というのは、その辺の計上の仕方の違い、それから金額についても資料はいただいているのですけれども、具体的に今予定ではどのぐらいのコスト削減といいますか、契約の内容、2次と比べてこの部分につきましては、どのぐらい努力をして削減することができるのかという予測でも結構でございますので、御説明をいただきたいと思います。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 岸本議員の御質疑にお答えいたします。第2次、6年と比較して、第3次、5年でございますが、費用の削減はどうかという御質疑でございますが、これまでの整備方針を維持しつつ、新たなサービスを加えながら、年間約5億円の規模で対応できる見込みでございます。新たなサービスとは、証明書コンビニ交付サービス内部情報系システムの機能強化、図書館の自動貸出機、入退出ゲートなどのシステム更新に合わせた周辺機器の更新ということでございます。 ○上地安之副議長 岸本一徳議員。 ◆24番(岸本一徳議員) 総務部長、この自治体クラウドの契約、余り画期的なことではない。今、説明の中ではそんなに変わらないのではないかというふうな、そういうことで、私の手元には、今まで第1次、第2次と宜野湾市はITアウトソーシングについては努力をしてきたがゆえに、そんなに極端にコスト削減を図るということはなかなか難しいことですよと、12月議会でしたか、9月議会でしたか、泉川次長が答弁をしておりましたが、大幅な削減はなかなか難しい話ではありますけれども、確実に自治体クラウドを推進することによって、ITアウトソーシングのこの中身がよりサービスも充実するし、そしてコスト的にも削減ができておりますというふうな、私は内容で受けとめているのですけれども、今の総務部長の話からすると、2次と3次は余り変わっていないような、中身はこう移行しましたよとぐらいなもので、そんなに自治体クラウドそのものはそんなにメリットはないのではないかというふうにも聞こえてくるのですけれども、あるのですか。この辺をもう少し御説明いただけますか。 ○上地安之副議長 総務部長。
    米須良清総務部長 岸本議員の御質疑にお答えいたします。先ほど新たなサービスを加えると申し上げましたが、包括的ITアウトソーシングに係る予算ベースで、平成30年度においては、前年度に比較して4,409万8,000円程度の減を見込んでございます。 ○上地安之副議長 岸本一徳議員。 ◆24番(岸本一徳議員) 部長、なぜそういう削減ができたかという、どういう取り組みをしたからできたのですよというそういう説明が全然足りないのですけれども、その辺はいかがですか。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 岸本議員の御質疑にお答えいたします。第3次包括的ITアウトソーシングにおいては、これまでの整備内容を基本として、新たに情報システムの調達方法を変える、運用方法を変える、最新の技術動向を取り入れることに取り組み、次のような効果を狙ってございます。情報システムの導入時や導入後に係る直接的な費用を抑える。2点目に、市の業務を情報システムに合わせて見直すことで、業務の標準化、効率化を図る。3点目に、費用を余りかけずに市民へ提供するサービスを拡大させる。実際の取り組みといたしまして、住基、税、福祉等システムについて、自治体クラウドの導入、複数の自治体が、共同で調達することによる運用コストの削減、独自業務の見直しを進めることによる業務改善、効率化を見込みます。 次、職員が主に利用します内部情報系システムについて、これまでと同規模の費用で機能を拡張した情報システムを導入します。 3点目に、パソコン等機器について更新時期を1年おくらせます。他のシステムと更新時期が重ならないようにし、更新時に係る一時的な費用が一度に集中しないようにすることでございます。以上です。 ○上地安之副議長 岸本一徳議員。 ◆24番(岸本一徳議員) 余り内容といいますか、説明が難し過ぎて、すぐには理解できないようなそういう感じがいたします。 まず、今3市ですけれども、4市、5市、それからこの県内の11市というふうな県内の市が一緒になって共同利用をしていくと、これは大幅に変わるという可能性はあるのですか、ないのですか。そこを目指すのですか、目指さないのですか、総務部長、お答えください。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 岸本議員の御質疑にお答えいたします。現在3市で導入を進めております自治体クラウドの共同利用につきましては、本市の現状に類似していると思われる沖縄市、うるま市にも参加に向けて声をかけてきたところです。ただし、契約の切れる時期等の関係もございまして、今名護市、石垣市と取り組んでいる状況でございます。今後ともうるま市、沖縄市、その他本市と類似している市町村には声をかけていきたいと思っております。共同利用することによって割り勘効果といいますか、そういった例えば法改正等の場合にも額が下がってくると考えております。以上です。 ○上地安之副議長 岸本一徳議員。 ◆24番(岸本一徳議員) 資料をいただきたいのですけれども、第2次から第3次へのこの契約方法が違っております。私はもう既に資料をいただいているのですけれども、これは素人が見たら、とてもではないけれども、例えば2次の場合には、7本の契約がありまして、それぞれ契約額というのがございます。これがそのまま第3次では契約が全て同じ項目で移行しているかというと、もうまるっきり変化がございます。これは、皆さんの中での積み上げてきた契約の仕方の研究や、それに基づいたものだと思いますけれども、そのことについては総務部長、今何にも御説明ございませんでした。 それで、この資料いただいた中で1つ気がついたのですけれども、第2次のときには、パソコンのハード面の予算計上といいますか、これも全て入っていたのですけれども、パソコン・プリンター等機器保守というのが平成30年度補正予算でということで、後づけでなっておりますので、極端に言えば、同額の債務負担行為をそのまま2次と3次を大まかにでも比べることができない、そこをプラスしないと2次のときの債務負担行為の限度額といいますか、そこにイコールにはならないというふうに理解をしているのですけれども、その辺のことも含めて、どのようにコスト削減を図っていこうとしているのか、ちょっとわかりやすい説明資料がないと、私も含めてちょっと理解がなかなか難しいのではないかなというふうに思います。これ相当専門性がないとちょっと分析ができないような、そういう今契約のあり方になっておりますけれども、その辺のわかりやすい資料というのはいただけますか。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 岸本議員の御質疑にお答えいたします。第2次ITアウトソーシングの場合は、岸本議員おっしゃるように7本の契約でございました。第3次に向けては12本の契約で進めていきます。わかりやすい資料を提出してまいります。 ○上地安之副議長 岸本一徳議員。 ◆24番(岸本一徳議員) 最後に、このITアウトソーシングの責任者は、トップは副市長でありますので、副市長に少しお伺いをします。 まず、この自治体クラウドを広げていこうという姿勢は堅持をしていくと、あとコスト削減を目指していくときに、1つは、カスタマイズという改修の額が大きかったのですけれども、そこをこの契約でノンカスタマイズ自治体クラウドはしていると思うのでけれども、この辺のことについても市長、副市長のお考えとか、それからまたこの部分にどんどんこれから取り組んでいく。行革の中でも昨年取り上げていただきましたけれども、私はまさかこれが行革につながるものだというふうには思っておりませんでしたので、ここをどんどん強化していくことによって、コスト削減、共同利用による効果というのが私は出てくるのではないかなというふうに思うのですけれども、この点について、これからどういう方針をつくっていくのかというふうなことを、去年で終わっていた電子自治体推進計画ですか、これは安里市長のときに策定をして、もう切れて、1年間延長してはどうかという提案を一般質問でやりましたけれども、これも含めて、角度的には3点、副市長のほうから、どういう方向で進めたいかということを答弁いただければというふうに思います。 ○上地安之副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時19分) ○上地安之副議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時21分) 副市長。 ◎松川正則副市長 失礼いたしました。岸本議員の御質疑にお答えいたします。当然コスト削減に向けてという導入で自治体クラウド制度は取り組んでいるところでございます。さらに御提言ございますように、3市でこの4月からスタートはさせますが、当然他市にも、総務部長が御答弁させていただきましたが、他の町村も含めてさらに広げていきたいということは、方針として持っております。 あと修正をかける際の費用ですが、これにつきましてはかなりの費用がかさんでいるということも理解をしております。これにつきましては、3市でクラウドでやりますと、なかなかそれぞれ独自の修正というのは厳しいものがあると、その分職員のほうには負担はかけることにはなりますが、当然このコスト削減の観点から、ノンカスタマイズは当然踏まえて取り組んでいくということです。 あと1点、電子自治体のほうにつきましては、第2次の計画は踏襲しながらやっておりますが、平成28年度に第6次行財政改革実施計画の中で、平成31年度に計画を策定し、平成32年度の実施を予定して、今方針を持って取り組んでいるところでございます。以上でございます。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) おはようございます。要求した資料を提出いただきまして、ありがとうございます。 10億円の寄附からお尋ねしたいと思います。予算書の47ページ、資料のほうは、資料番号が19番で出ています。私が問うたのは、この高額の10億円の寄附を拠出する根拠等を資料要求して、土地開発公社からの寄附の概要についてということで、寄附が可能である根拠ということで表内に示されているのですけれども、これは公拡法ですよね。公有地の拡大の推進に関する法律の施行について。下のほうに3番、寄附の経緯ということで、①から④、各3団体、土地開発公社、宜野湾市、沖縄県、この3者の決裁文書のやりとりも出ています。一通り目を通したのですけれども、公拡法に基づいてこの10億円の拠出ができるという根拠が書いてあるのですけれども、宜野湾市の土地開発公社の定款も入手しました。土地開発公社の定款のどこにも寄附ができるという項目はないのです。皆さんの解釈は、公拡法があるから拠出できるということでの認識でよろしいですか。 ○上地安之副議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 おはようございます。桃原功議員の質疑にお答えします。公社から当局への10億円の寄附につきましては、先ほどありましたけれども、公有地の拡大の推進に関する法律の施行についてで、それについては自治省と建設省からの通達に基づいて寄附をすることができるということになっていますので、その基準に基づいて寄附をした経緯でございます。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) 資料番号19番の①番をちょっと見てください。ここに宜野湾市から土地開発公社への寄附の依頼文書があります。この文面の中に、ちょっと中ほど、「平成30年度一般会計当初予算を編成するに当たっては、公共施設等の整備や未買収道路用地取得事業に要する経費が大幅に不足しているところでございます」と、それで公社の寄附を求めているということでわかるのですけれども、経費が大幅に不足する際には、こうやって公社に暗に寄附を求めるという行為しかないのか、ほかの協議はどういうふうにされたのですか。 予算をつくっていて、この分こっちの経費が足りないね、公共事業の経費が足りないね、ではこれは公社のほうで多くの基金があるから、これを寄附で賄おうということでの協議だったのですか。ほかの手法というのはなかったのですか。その辺のほかの手法を選択するという協議はなかったのか、それをお尋ねします。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 おはようございます。桃原議員の御質疑にお答えいたします。今回の10億円の寄附につきましては、平成30年度政策事業実施計画の決定に当たって、その時点で財源不足が見込まれたため、土地開発公社に寄附についての検討を依頼し、公社が県と協議を行い、県の同意を得られたことから今回の予算計上に至ったものでございます。 その過程において、これしか方法がなかったのかという御質疑だと思いますが、当然昨年3月の収支見通し等で、今年度もまだまだ厳しい財政状況が続くという中で、いろんな経費削減を図るとか、あといろんな基金残高とかを見ながら調整をした上で、その中の一つとして、公社からもいただけたら予算上やりくりができるなということで依頼したものでございます。これだけで全てを賄おうということでやったわけではございませんので、御理解お願いします。     (桃原 功議員「協議はしたということですか。公社に10億を求める以外の資金調達の協議はしたということで理解していいんですか」と呼ぶ) ◎国吉孝博企画部長 協議と申しますか、常に全部局集めまして予算編成方針とか執行方針とか、あと実施計画とか、いろんな会議体、話し合いの場がございます。その中でどういった財源を工面していくかというのは、それぞれ協議しながら進めて予算計上した次第でございます。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) 協議はしたということで理解します。 では、法的にはこうやって公拡法に基づいて公社に10億円の寄附を求めて、それで事業をやっていくということで、法的には何ら手落ちはないということで理解してよろしいですね。要はこの辺ちゃんとしておかないと、私たちは予算を審査しているわけですから、それは法的には大丈夫ですか。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。依頼をしたという立場の中での答弁になりますが、まず市から土地開発公社に対して依頼をしてございます。そして、土地開発公社から県知事に対しての寄附をするときにも、先ほど建設部長から説明のありました法律の施行についての通知、これに基づいてということで上げてあります。それに基づいて県からの通知、寄附についてという回答の文面の中でも、特に異議はないということで、この法の内容に基づいて同意をいただいたと理解しておりますので、特に問題はないかと考えております。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) はい、わかりました。 資料番号19番の表面のページ見てください。2番に土地開発公社からの寄附金の使途についてとあります。この10億円の寄附を市は受けて、その10億円をどういうふうに使っていくかということで、1億円を潰地補償基金、9億円を公共施設等整備基金に積み立てとあるのです。基金なのですよ、これ。まだ事業ではない。一旦基金で受け皿としてとめて、そこから多分配分していくのでしょうけれども、この配分される、割り当てされる資料というのは、どれを見ればいいですか。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。先週質疑があったときにも説明申し上げましたが、予算書で申しますと、それぞれの歳出の事業がございますが、その中に歳入財源についてここで書かれてある公共施設等整備基金、これが示されているものがその宛先になります。     (桃原 功議員「総括資料ですか」と呼ぶ) ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) 政策事業総括の中のその他の部分ということですか。もう一度お願いします。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。予算書の本編のほうです。歳出にいろんな事業ございますが、その歳出の上のほうに財源がある場合には示されてございます。その中で公共施設整備基金と示されている事業がそれに当たります。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) では、確認しますけれども、公共施設等整備基金に積み立てて、今の企画部長の答弁でいうと、公共施設何とかという部分は、これは公共事業以外には使われていないということで捉えてよろしいですか。つまり、開発公社から寄附を受けて、それらを公共事業等に使っていくと、全て9億円は公共事業に使われるということで理解していいですか。公共事業以外、つまりソフト事業であったり、そういった使われ方はしていないということで理解していいですか。 ○上地安之副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時34分) ○上地安之副議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時35分) 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。議員おっしゃるように公共施設の整備に活用してまいります。     (桃原 功議員「まいる」と呼ぶ) ◎国吉孝博企画部長 公共施設の事業に充ててございます。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) では、土地開発公社からの寄附ですから、それらは公共事業等にのみ使われるということで理解します。 あとこの資料②に、文面の中の4のほうをちょっと見ていただけますか。ここに詳しいやりとりが出ているのですけれども、これは公社から県知事に充てた寄附について協議してほしいという文書ですけれども、4の2行目から、平成28年度に琉球大学から依頼を受けた琉球大学医学部及び同附属病院の移設用地取得に係る資金として、同年から琉球銀行から借り入れを行って、その翌年も、平成29年度においても借り入れを行い、移設用地取得を実施するものであるが、平成30年度より琉球大学への処分金をもって同借入を返済することになるとあるのですけれども、これもう少し詳しくできますか。 要は処分金というのは、琉球大学が西原の千原の土地を処分した処分金ということで捉えていいのですか。ここまで書かないといけないのか。要は琉球大学は第三者です。第三者のその資金をめぐって、こうやって知事から、細かいといえば細かいですけれども、これらをこういった事情ですからということで、これ第三者のその調達先もこのように示さなくてはいけないのか、よくわからないので、この4の部分はどういう流れなのかということで説明お願いできますか。 ○上地安之副議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 桃原議員の質疑にお答えします。この公社から県へ協議をした文書になります、4番目になりますけれども、公社は平成28年度から琉球大学の用地の先行取得を始めております。平成29年度、ことしの3月までを期限としておりますけれども、それ以降、平成30年度に入りますと、公社のほうで買い取った、先行取得した土地を琉大がまた買い戻しをすることになります。そのことをこの4番では書いてありますし、向こう5年間で琉大は、公社が先行取得した土地を買い取っていくことになっております。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) 土地開発公社が地権者等の土地を買って、それをまた改めて琉球大学に処分するという流れでよろしいですか。 ○上地安之副議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 質疑にお答えします。はい、そのとおりでございます。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) 10億円の寄附を出す土地開発公社の基金残高、資料要求したのですけれども、まだちょっと出ていないみたいですけれども、10億円を出した土地開発公社の基金残高を示していただけますか。また、ちょっと資料見るのですけれども、出ていないような感じなのですけれども。 ○上地安之副議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 桃原議員の質疑にお答えします。10億円を寄附した後の公社の資金については、ちょっと今資料が手元にありませんので、はっきり言えませんけれども、資料を準備して、提供してまいりたいと思っています。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) 金曜日に要求したので、きょう提出できると思っていたので、ぜひ10億円を拠出した後の土地開発公社の基金残高というのも資料をお願いしたいと思います。では、これが出てから、またあした以降質疑します。 市庁舎の耐震整備事業についてお尋ねしたいと思います。総括資料の2ページにあります。2ページ左側に、市庁舎耐震改修事業、平成30年度が6,230万円、平成31年度、32年度が5億円余というふうに予算組みされていますけれども、この資料要求したのかな、これは耐震化の事業だけということで捉えていいのですか。耐震化以外にも流用というか、使われるのか。この耐震化事業を少し説明いただけますか。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 桃原議員の御質疑にお答えいたします。市庁舎耐震改修事業につきましては、平成30年度は実施設計を行います。これはあくまでもこの庁舎、別館を除いての改修工事となります。以上です。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) 総務部長、市庁舎においてバリアフリー化されていない箇所が1カ所だけあるのです。どこだかわかりますか、お答えください。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 御質疑にお答えいたします。どこか把握はしてございません。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) 毎日私たちが議論しているこの議会の傍聴席です。傍聴席だけ本庁舎の中で唯一バリアフリー化されていないのです。だから、車椅子の方々もテレビでしか、ネットでしか視聴できない。これ以前に1度、私一般質問しましたけれども、この耐震化工事とあわせて、このバリアフリーも並行して取り組めないでしょうか。これはもう要請になるのですけれども、耐震化のみだけではなくて、この議場の傍聴席もバリアフリー化できるようにぜひお願いしたいのですけれども、見解をお尋ねします。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 桃原議員の御質疑にお答えいたします。平成30年度の実施設計段階でこの議場のバリアフリー化をできるかについて、関係機関と協議をしてまいりたいと考えてございます。 ○上地安之副議長 桃原功議員。 ◆18番(桃原功議員) 総務部長、前向きな答弁ありがとうございました。ぜひ検討してください。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) おはようございます。今回の平成30年度一般会計予算453億円余り、前年当初予算と比べると26億9,800万円ぐらいの増額による予算編成だと思います。中身を見てみると、今桃原功議員からお話がありました寄附金の10億円、それから市道宜野湾11号の10割補助の10億円、市税の3億4,000万円余りの伸び、これが大体占めるのではないかなというふうに本員は認識しておりますけれども、予算書で、まず60ページ、61ページ、それから歳出の283ページの市債と公債についてちょっとお尋ねいたします。 今、市債の予算書の内訳を見てみますと、まず大きい金額が教育債の10億円余り、それから臨時財政対策債の11億円余、これが起債額の中で大きな比重を占めているというふうに感じます。そこで、教育債に関してちょっとお尋ねしますけれども、今現在、志真志小学校あるいは大謝名小学校の屋内運動場、あるいはプールの整備が予定されていますけれども、今後の学校の整備計画はどのようになっているか、関連しますので、答弁お願いいたします。 ○上地安之副議長 教育部長。 ◎島袋清松教育部長 おはようございます。山城康弘議員の御質疑にお答えいたします。市内の公立小中学校の今後の整備計画でございますけれども、昨年度から志真志小学校の幼稚園、それから屋内運動場、校舎の全面建てかえ事業が始まっておりますけれども、今後の予定としましては、平成30年度の予算書にも計上しております大謝名小学校の体育館、水泳プールの建てかえが平成30年度に実施設計と基本設計の予定でございます。 まだ耐震化が進んでいない校舎が普天間小学校でございますが、普天間小学校の校舎の建てかえや耐震化事業につきましては、大謝名小学校の体育館の事業完了後に、市の財政需要も勘案しながら速やかに着手できるような計画を進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) 今、部長から今後の整備計画もいろいろあると、ということは今後もこの教育債の起債が必要になってくるというふうに今認識しておりますけれども、この2つの大きな起債額の教育債と臨時財政対策債の大きな要因があると思うのですけれども、後で臨時財政対策債に関しては、地方交付税と絡みながらちょっとお話をしたいと思いますけれども、この全体の市債と公債費のバランスを見ますと、当初予算の数字を見ますと4億5,000万円ぐらいの差がある。要するに借金を起こして返済額が4億5,000万円少ないというふうに認識しておりますけれども、企画部長、今教育債も続くような認識なのですけれども、これは財政を今後いろいろ調整していくと思うのですけれども、今後の償還計画と照らし合わせての中身の答弁をお願いできますか。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 山城議員の御質疑にお答えいたします。議員おっしゃるように、臨時財政対策債も含めて増加傾向にございます。今後とも地方債の償還が後年度の財政負担にならないように、毎年度の財政収支見通しの見直しを行いつつ、計画的な地方債発行を行うように努めてまいりたいと考えております。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) ありがとうございます。 それでは、予算書の20ページ、地方交付税に関して、今臨時財政対策債のお話がありましたので、ちょっと絡めてお話しします。まず、部長、基本的なことをちょっとお聞きします。この地方交付税はどのように算定されて交付を受けるのか説明をお願いいたします。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。地方公共団体間の財源の不均衡を調整し、全ての地方公共団体が一定の水準を維持し得るように、財源を保障する見地から、本来地方が徴収する税の一部を国がかわって徴収し、一定の合理的な基準により、地方公共団体へ再配分する制度でございます。その中で普通交付税になりますが、地方交付税の主体をなすもので、地方交付税総額の94%に相当します。残り6%は特別交付税として特別の財政需要や特別の事情がある場合に交付されます。算定といたしましては、基準財政需要額から基準財政収入額を引きまして、財政不足額、これを交付基準額として算出してございます。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) 今、部長から基準財政需要額から基準財政収入額を引いた算定額が出ると、部長、先ほどの臨時財政対策債とのちょっと絡みを聞きたいのですけれども、この臨時財政対策債、今年度の11億円余りはこの地方交付税と絡めたらどのように説明したらよろしいですか、少し答弁をお願いいたします。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。先ほどの答弁ともちょっと似てくるのですけれども、臨時財政対策債、これは普通交付税の代替的な意味合いもございますので、今後地方債の償還が後年度の財政負担にならないように償還の計画とかというのを見定めてまいりたいと思います。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) 部長、僕の認識は、平成11年か12年でしたか、小泉政権のときに地方交付税の減額、地方にも負担してほしいというふうな国の政策があって、その差額分、要するに地方自治体が負担する分を臨時財政対策債というふうに私は認識しておりますけれども、どうですか。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。山城議員が今おっしゃるように、臨時財政対策債、これは地方一般財源の不足に対処するため、投資的経費以外の経費にも充てられる地方財政法5条の特例として発行される地方債でございます。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) ありがとうございます。先ほどのお話とちょっと絡めるのですけれども、教育債、今話をした臨時財政対策債、この20億円余りは今後も財源としては必要な財源になっていくというふうに認識しております。ですから、先ほど部長にもお尋ねしましたけれども、しっかりとした償還計画をもとに今後やっていただきたいなと、予算編成方針の中にも掲げられておりますので、その辺はしっかりやっていただきたいと思います。 続きましては、予算書の歳入に行きます。予算書の4ページ、1款1項1目の個人住民税のお話ありましたけれども、この2億1,000万円ぐらいの伸び、部長の説明では人口の増加、あるいは所得の増加によるものだというふうに要因が考えられると、それとこの2目の法人税、こちらも5,500万円ぐらい伸びております。予算編成方針の中にもやはり自主財源の確保は重要だということでしっかりうたわれておりますけれども、法人税、この法人税の伸びを、それを大前提にするときに、今宜野湾市に納税をしている企業の方たちの対応が必要だと思いますけれども、2016年度の沖縄県の企業売上高ランキング100位以内の資料を持っております。ここで、宜野湾市におきましては6社、このランキングに入っている会社がありますけれども、部長、これ概要でいいですけれども、この6社がこの5億7,000万円余りの皆さんの当初予算の中に、この6社の納税の比率というのがもしわかるのであれば答弁お願いできますか。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 山城康弘議員の御質疑にお答えいたします。大変申しわけないのですけれども、資料を手元に持ってございませんので、後で調べて資料を提供したいと思います。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) ありがとうございます。部長、今僕がこの6社の納税額の割合をなぜ聞いたかといいますと、もちろん企業誘致等で法人税を上げていく努力も必要だと思います。 一方で、今現在納税していただいている企業に対しての対応がどうなっているのか、その辺が気になるのです。6社、あえて企業名は言いませんけれども、高額納税者になっていると思います。この6社への対応はどのようになっているのか、説明をお願いできますか。 ○上地安之副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時56分) ○上地安之副議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時57分) 総務部長。 ◎米須良清総務部長 失礼いたしました。御質疑にお答えいたします。市としては、あらゆる機会で市内優先発注ということで今庁内で事業を進めてございます。
    ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) これ大事ですから、2016年の売り上げでは6社で3,000億円です。3,000億円の売上高をしている会社が宜野湾市にある。ですから、万が一この本社が、浦添市も今キャンプキンザーを開発しています。向こうがいいというので移ってもらったら相当な税収減になりますので、その辺の対応はしっかり皆さんで話し合われて、企業を逃がさないという表現はちょっと語弊があるかもしれませんけれども、そういった形でしっかりと対策をしていっていただきたいなというふうに思います。 続きまして、先ほど桃原議員からもありましたけれども、10億円の寄附金に関して少しお話をさせていただきます。先ほど皆さんから経緯も含めて御説明がありましたけれども、確かにこの寄附金に関して、公拡法の中でうたわれていることは本人も認識しておりますけれども、ただ桃原議員もおっしゃっていたように、宜野湾市土地開発公社定款の中にないというのは、非常に不思議だなというふうに思います。これはもう一度お尋ねしますけれども、法的には問題ないということを確認させてください。お願いします。 ○上地安之副議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 山城議員の御質疑にお答えします。桃原議員から要求のあった資料の表のほうになりますけれども、(7)番の中にア、イ、ウという項目がございます。公社は当局から設立された団体で、設立団体に剰余金を寄附することができるという形になっています。その基準として、これまで当局が公社に対してどのような寄与をしたのか、あるいは寄附することによって公社の資金計画に支障はないかというようなことを県と調整しまして、確認の上寄附していますので、問題はないと思います。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) 私も問題ないと思います。ただ、やはり土地開発公社の運用に関してのルール、定款の中に見えないというのは、周りから見たら非常に見えにくいと思います。この定款の中の、これ余裕金という表現されているのですけれども、余裕金の運用に関しては2項目あります。今あえて言いませんけれども、それには寄附金行為はないということなので、今後、定款の変更をしたほうが見ているほうはわかりやすいのではないですか。これが丁寧な運用ではないですか。どうですか。 ○上地安之副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時01分) ○上地安之副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時01分) 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 失礼しました。この公社の定款になりますけれども、沖縄県を初め幾つかの市町村が公社を持っております。それぞれの公社の定款も確認しながら、今後進めていきたいと考えております。以上です。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) ぜひ定款の変更も検討をお願いいたします。これは、見ている側からしたら非常にわかりにくいです。一般に公拡法まで探しながらやるというのは普通の人ではできませんので、定款でしっかりとこの寄附金行為が正当であるということを表示できるように、これは希望いたします。 それからもう一点、先ほど寄附金の依頼に関して、まず10月30日に市長のほうから土地開発公社に寄附金の依頼、それから理事長のほうから12月28日に回答した。1つだけお尋ねしますけれども、まず土地開発公社が依頼を受けた後に、先ほど県との協議とかやったというお話ありましたけれども、これ理事会の臨時会なり開催して、市長に答申する前にこの話し合いは行われたのですか。理事会も含めてです。説明をお願いします。 ○上地安之副議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 山城議員の質疑にお答えします。今回の寄附に関して臨時的な公社の理事会は開いてはおりません。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) 今の流れは不適正だと思います。これ定款の中にもうたわれています。予算の中で、理事長は毎事業年度における業務の予定量並びにこれに関する収入及び支出予算を定め、理事会の承認を受けなければならないと書かれています。県との協議も大事です。これ理事会もちゃんと開催して決定する事項ではないのですか。お願いいたします。 ○上地安之副議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 質疑にお答えいたします。公社のほうはまだ理事会は開かれていませんけれども、公社の内部のほうで内諾をしまして、今後開かれる平成30年度の公社の理事会において諮っていきたいというふうに考えております。 ○上地安之副議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) 部長、これ本来は、市長から依頼を受けた時点でそういった協議もしっかりやって、県との協議もやっているではないですか。並行して中でもやらないといけないというふうに私は思いますけれども、その辺今後の課題として、しっかりと順序を追った、みんなから見てもわかりやすいような運営をしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。以上です。 ○上地安之副議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時05分) ○上地安之副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時15分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 議案第9号に対する質疑を許します。我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) よろしくお願いします。要求いたしました平成30年度予算編成方針の資料が出てきておりますので、これについてお聞きして、そしてまたその中からまた資料もぜひ出していただきたいのがありますので、よろしくお願いします。 一通り読んでみて、国の財政事情から、そして本市のこれまでの事情が記されているわけですけれども、その中で早速いきますけれども、2ページから3ページにかけて、本市の平成30年度の財政見通しということで、いろいろ人口の面、あるいは基金の取り崩しとかいろいろ書かれて、財政不足の状況があるのですけれども、この感じで皆さんは毎年、3年ぐらいの財政収支の見通しというのを立てているのですけれども、この中で一番、平成30年度のこれまでの見通しが26億円の財政不足になるのではないかなということで、去年、一昨年のその見通しの中では言っていたような気がするのですけれども、今回の見通しでは、もう30億円も不足になってくると、そして平成31年度は12億7,000万円のその財源不足が生じるのではないかなという試算をしているのですけれども、これについて宜野湾市のその財政というのは、人口も増加して、あるいは一括交付金、またその財源はあるわけですけれども、人口増加して財政需要が増してきているということはあるのですけれども、この見通しを立てた要因というのをもう少し説明をしていただければなと思うのですけれども、よろしくお願いします。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 我如古議員の御質疑にお答えいたします。お配りしました方針の3ページにございます見通しの部分なのですけれども、これは去年出したものです。平成29年3月現在の見通しでは、平成30年、30億円、平成31年に12億円ということで、今回の収支見通しにつきましては、今まだ作成中でございまして、知念議員からも要求あったと思いますが、それを作成してお見せしたいと思います。 ○上地安之副議長 我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) これから収支の見通しを皆さんが出していただくということですけれども、前年度から皆さんが出しているその財政の見通しですけれども、これは見通しですから、ぴったり合うわけではないわけです。皆さんもいろんな財政の事情、あるいは国、県の予算も配慮しながらやるのですけれども、この件に関しては、まだ収支見通しというのは出ていないのですけれども、今回この予算編成のことだけしか出ていないのですけれども、それでは平成30年のこの30億7,000万円の財政見通しの平成28年からこの額が少し差が出たなという主な要因というのでしょうか、それも今説明していただいて、それから次、新しく平成29年度に出てくる財政見通しの予測として、その平成30年度の収支不足がこの30億7,000万円を超すのかどうか、その試算というのも今答弁できますか。 ○上地安之副議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。先ほど答弁申し上げたように今作成中ですので、数字が出てから御説明申し上げます。 ○上地安之副議長 我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) わかりました。では、早目に出していただいて、資料としてまた次のを見てから質疑をしていきたいと思います。 それでは、その次の5ページなのですけれども、これまで皆さんは行財政改革のもとに福寿園、あるいは給食センターの調理員の職種変更をして、事務職に変えてきておられます。そして、今回初めて見るのですけれども、真ん中から上のほうですか、職員の定数の条例に関しての記述があります。そこで、私初めて聞く。皆さんは、それから検討していくということで、前年度からずっと答弁はしているのですけれども、今回第3次宜野湾市定員管理計画が策定されたという、平成33年までの4カ年間の計画ということで、職員定数条例の728名の範囲内で柔軟かつ慎重に対応していくということがありますけれども、この内容について御説明いただけないでしょうか。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 我如古盛英議員の御質疑にお答えいたします。平成29年10月に、今我如古議員からございました第3次宜野湾市定員管理計画を策定をしてございまして、平成30年から平成33年度、4年間ということで策定をしてございます。 ○上地安之副議長 我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) この内容の件ですけれども、皆さんは、平成28年以来から698名体制、定員は728名ということですけれども、のほうに持っていって、キャンプ瑞慶覧、あるいは地方分権で権限が移譲されて事務量が多くなるということで、その職員の事務職の増強というのでしょうか、それをふやしていきたいという考え方のもとにということなのかなと思うのですけれども、具体的に、今年度とあるいは皆さんの正職員の目標というか、人数というのがあると思うのですけれども、そういったのもその管理計画書の中にあるのでしょうか。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 我如古議員の御質疑にお答えいたします。予算編成方針にもございますように、職員定数728名の範囲内で職員配置を適正に行ってまいりたいという考えで進めていきます。 ○上地安之副議長 我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) しかし、そういったやりとりも、その計画書がないといけないですので、これ資料としても提出できないでしょうか。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 我如古議員の御質疑にお答えいたします。資料として定員管理計画を提出してまいります。 ○上地安之副議長 我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) 次は、2カ所お願いしたいと思います。 7ページ、こちらのほうへ行きたいと思います。7ページの一番上のカのところ、普通財産の有効活用検討ということで、これまで当局はいろんな財産の民間への払い下げということで、いろんな工夫を講じてはいるのですけれども、今回、ここにもさらに一層の一元管理化をするということで、新しい財政状況の中でやっていくということが書かれております。その中で公有財産有効活用検討委員会というのができていると、その中で普通財産の売却をこれから進めていくという形になるのでしょうか。有効に活用するわけですから、その財産を売って、今回も桃原議員から質疑がありましたように、土地開発公社のその積立金10億円を自主財源として繰り入れるという苦肉の策というのでしょうか、そういったこともやっていらっしゃるわけですけれども、さらにその財産の有効活用のもとに処分していくということの検討をされている委員会なのかどうか、これについては答弁お願いします。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 我如古議員の質疑にお答えする前に、先ほど定員管理計画につきましては、事前にもう配付されているようでございますので、それで御確認をお願いいたします。 御質疑にお答えいたします。予算編成方針の7ページの上のほう、カの公有財産有効活用検討委員会につきましては、予算書の77ページお願いいたします。2款1項5目の説明欄の03に管財事務運営事業の中で公有財産検討委員報酬10万8,000円計上してございますので、次年度、この公有財産検討委員会を通じて普通財産の売却を含めた有効活用を検討していきたいと考えてございます。 ○上地安之副議長 我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) わかりました。検討委員会は、これから開催して、その内容についてはこれから詰めていくということで理解していいのでしょうか。もう既に当局の案として出ていて、あるいはそれを実際に検討委員会で本当に必要な財産と、それから有効活用したほうがいいという財産を仕分けしていくのかどうか、そこまで進んでいるのかどうか。新たにそういったものも基本的なものから検討していくのかどうか、もし答弁できるのでしたら少しだけ答弁をお願いします。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 我如古議員の御質疑にお答えいたします。平成30年度に検討委員会を持って、その中で検討をしていくという段階でございます。 ○上地安之副議長 我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) もう一つだけお願いします。 次に、8ページの公共施設に関してなのですけれども、公共施設の管理の基本的な方針を定めるという形でここに書かれております。もちろんこれに関しては維持管理費のその経費の縮減ということが書かれているのですけれども、そのために本市の公共施設等総合管理計画というのがつくられておると、その中で長い年月ですけれども、ここ50年間に、これは3万7,300平米なのでしょうか、公共施設建物をこれから16%削減ということがあるのですけれども、これは50年先のことまでしっかりその公共施設の総合管理計画の中にあるのか。本市は、普天間飛行場が返還されれば、すぐにでもその市庁舎を中心地域に移していくという考え方もあると思うのですけれども、そういったものがこの計画書の中には入っているのかどうか、その50年間では、本市の庁舎ももう既に耐用年数を過ぎて、どういった形で保全あるいは長寿命化するかということもあると思うのですけれども、これについてもう少し主要目的というのですか、数字として出ているわけですので、これについてもし答弁できるのでしたら答弁をお願いします。 ○上地安之副議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 我如古議員の御質疑にお答えいたします。宜野湾市公共施設等総合管理計画、これ平成29年3月に策定をしてございますが、今我如古議員おっしゃるように、向こう50年間で約3万7,300平方メートルの削減を目指すということで計画にはなってございます。今後10年間では、約7,000平方メートルの削減を今目標としてございます。 ○上地安之副議長 我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) それでは、宜野湾市の公共施設等総合管理計画の計画書もこれは議員に配られているのでしょうか。もしなければ、後でまた資料としていただきたいのですけれども、よろしくお願いします。 ○上地安之副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時31分) ○上地安之副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時31分) 総務部長。 ◎米須良清総務部長 失礼いたしました。我如古議員の御質疑にお答えいたします。今、配付しているか確認はできていませんが、もし配付していなければ議員の皆様にも配付をしていきたいと思っております。 ○上地安之副議長 我如古盛英議員。 ◆25番(我如古盛英議員) では、予算編成方針については、また新たな資料も来るということですので、財政の見通しも見ながら、細かく次やっていくのですけれども、あと時間が1分ですので、中の予算についてお伺いしてまいりたいと思います。 政策事業総括の48ページのところなのですけれども、8款3項5目宜野湾海浜公園施設等再編整備事業ということで、今回新規事業として予算措置されているのですけれども、このほうと嘉数高台公園、それからベイスターズキャンプ支援事業ということで、新規に実施するということになっているのですけれども、私が以前からずっと言っていた一括交付金は、割合は別として、できるだけ市民の、あるいは市の直接事業にも反映するように、そうすればそれを活用した業者、あるいはいろんな市民の皆さんがその納税にも影響してくるからということでずっと言っていました件が何か今回その3つに事業としてできるような感じなのですけれども、この1つはメーンですので、宜野湾海浜公園施設等再編整備事業が下の4番の財源措置及び将来にわたる費用ということで出ていますけれども、事業総額として本年度は2,154万4,000円なのですけれども、次年度は1億3,581万8,000円、それから平成32年度が9億8,451万9,000円までの事業をやるということですから、これは大々的なその事業になるのかなと思うのですけれども、その事業の計画というのを少し、大まかな説明をしていただきたい。上の1番のほうにはあることはあるのですけれども、ただ単に、今まであった老朽化が進んでいる施設を全部取り壊して新設をするのか、あるいは中身の構造自体を全部変えて、設計自体を変えてやるのかどうか、どれぐらいの範囲の工事になるのか、答弁できるのでしたらお願いします。 ○上地安之副議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 我如古議員の質疑にお答えします。宜野湾海浜公園施設等再編整備事業、平成30年度から始まる新規の事業でございます。その内容としまして、現在屋内運動場の拡大事業もやっていますけれども、全体的にこの公園をビーチを初め屋外劇場とか、また駐車場も含めてなのですけれども、再編をしまして、市民が使いやすいように考えています。 また、海浜公園等となりますのは、市立グラウンドも含めていろんな形で改修をやっていくための事業の基本策定をしてまいりたいと考えています。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) よろしくお願いします。政策事業総括予算書18ページ、一般会計予算書119ページ、資料番号43なのですけれども、早速資料をつくっていただいてありがとうございます。 まず、この中の沖縄子どもの貧困緊急対策事業、この事業は、まずどういう認識をしておられるのか質疑します。 ○上地安之副議長 福祉推進部長。 ◎比嘉透福祉推進部長 知念秀明議員の御質疑にお答えいたします。沖縄子どもの貧困緊急対策事業費のことについてお尋ねでございます。当該事業でございますけれども、これは内閣府から10分の10の財源をいただきまして実施していくものでございまして、子供たちを取り巻く状況が全国に比べ悪いというようなことに鑑み、平成28年度沖縄振興予算として、沖縄子どもの貧困緊急対策事業が採択をされまして、子供の貧困対策を積極的に推進し、貧困の連鎖を断ち切ることを目的とした事業だということの認識でおります。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) ありがとうございます。確かにそのとおりであります。この緊急貧困対策、この緊急ということは、部長おわかりのとおり、本土に比べて沖縄県は29%以上の貧困率、3人に1人が貧困と言われている中で、そこをどうしていくかという緊急に予算をつくった、平成28年から平成33年までの10分の10のその補助金なのですけれども、そこで今この資料の中に代表者会議、構成員27人、実務者会議、構成員22名、支援者連絡会議、構成員22名とあるのですけれども、この会議体の代表者会議、実務者会議、支援者会議はどういった会議なのか教えていただけますか。 ○上地安之副議長 福祉推進部長。 ◎比嘉透福祉推進部長 御質疑にお答えいたします。お手元に配付してございます資料ナンバー43番からの御質疑だということでの認識ですけれども、まずはこの支援者連絡会議、それと実務者会議の構成につきましては、お認めのとおり、支援者連絡会議につきましては、庁内の係長相当職、それから実務者会議につきましては、構成員22名でありますけれども、庁内の担当課長職、それから代表者会議につきましては、庁内の部長職、それから11番以降、外部の委員ということになっているところでございますけれども、支援者連絡会議及び実務者会議につきましては、子供の貧困とはどういうことであるというようなことを外部講師も招きながら、子供の貧困対策について認識の共有を図っているというところでございます。 それから、代表者会議については、平成28年度は1度開催してございまして、平成29年度はまだ現段階開催してございませんけれども、これも国の施策を主に、各部の部長等を交えまして、代表者会議におけるその役割というものを確認させていただいているというところでございます。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) 代表者会議は平成28年に1度開かれたというふうに答弁いただいたのですけれども、この支援者会議、実務者会議の中でたくさんの声を拾って、代表者会議の中でこの事業を反映させていくという認識、私のほうはそういう認識なのですけれども、そこではないのですか。 ○上地安之副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時42分) ○上地安之副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時42分) 福祉推進部長。 ◎比嘉透福祉推進部長 知念議員の御質疑にお答えします。ちょっと今手元に要綱はございませんけれども、議員の御指摘のとおりなのかなというふうに推測しております。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) ありがとうございます。そうであったら平成28年度に1回だけのこの代表者会議というのは違うのではないのかなと、平成29年度もやるべきだったのではないのかなと思うのですけれども、この代表者会議は平成28年度に1回、では実務者会議、それから支援者連絡会議はいつ開催されたのか、よろしくお願いします。 ○上地安之副議長 福祉推進部長。 ◎比嘉透福祉推進部長 知念秀明議員の御質疑にお答えいたします。実務者会議及び支援者連絡会議、いわゆる課長相当職、あるいは係長相当職の会議につきましては、2月に開催を実施しているところでございます。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) ありがとうございます。この会議、代表者、実務者、支援者連絡会議の議事録というのは、これは開示できるものでしょうか。 ○上地安之副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時43分) ○上地安之副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時43分) 福祉推進部長。 ◎比嘉透福祉推進部長 知念秀明議員の御質疑にお答えします。会議録については策定してございますので、開示することについては支障はないということでございます。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) ありがとうございます。前から貧困対策の件で一般質問でも質問させていただいているのですけれども、やっぱり全庁舎で継続的にこれやっていく問題だということも部長おっしゃっていたので、ぜひともこの代表者会議も毎年行えるように、それも1回か2回かというのは、もちろん当局のほうが決めていただきたいのですけれども、最終的な決定をここでやって事業につなげていく。やはり平成29年度の予算の中でも予算執行残が残っているもので、緊急対策事業というのは、緊急にやらないといけない事業、その事業の予算を残すことは、やっぱりこれは子供のためになっていかないと思うので、その辺はしっかりやっていただきたいというふうに思います。 3,066万4,000円、この事業費なのですけれども、これの少し細かい内訳を資料としていただけますでしょうか。 ○上地安之副議長 福祉推進部長。 ◎比嘉透福祉推進部長 御質疑にお答えいたします。平成30年度につきましては3,066万4,000円の予算を計上させていただいているところでございます。主な予算につきましては、報償費、これが1,045万2,000円、これは子供の居場所づくりにおけるスタッフの謝礼金ということでございます。 それから、食料費などが190万円、それから賄い材料費も190万円、それから補助金として240万円、これは民間団体が運営する補助金などを想定して、今回におきましては4カ所ほど想定してございますので240万円ほど計上させていただいています。この内容につきましては、資料を策定いたしまして提供差し上げたいと存じます。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) 部長、ありがとうございます。 それでは、次の質疑をさせていただくのですけれども、予算書の177ページ、西普天間住宅地区公営墓地整備事業についてなのですけれども、まずは公営墓地と民間墓地のこの違いというのを教えていただけますか。 ○上地安之副議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 おはようございます。知念秀明議員の御質疑にお答えいたします。 公営墓地といいますのは、一般に行政、公立のほうで建設をしていく公営墓地ということで、一般墓地につきましては、個人のほうで役所のほうに申請をして、設置をしていく、個人墓ということで理解をしてございます。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) ありがとうございます。この公営墓地を建設する場合に当たって、この事業運営体はどこがやっていくのか教えていただけますか。 ○上地安之副議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 御質疑にお答えいたします。今計画をしています公営墓地につきましては、設計あるいは建設含めて、公営のほうで検討はしてございますけれども、運営そのものにつきましては、今後設計を含めて、検討をしてまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) ありがとうございます。今の西普天間住宅地に1ヘクタールほどのその墓地用地があるはずなのですけれども、そこに設置をしていくと、そこに何基ぐらいの墓地がつくられていくのかというのも教えていただけますか。 ○上地安之副議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時49分) ○上地安之副議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時49分) 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 失礼しました。西普天間地区に公営墓地の面積として1ヘクタールほどの確保をして今動いてはございますけれども、市民経済部のほうで平成25年に墓地の基本計画、あるいはまた公営墓地の墓地需要量等も調査をしてございます。平成34年までに934基ということで示されてございますけれども、それに向けては約2ヘクタールが必要という状況がございます。分譲にするか、あるいはまた納骨堂を建設して、そこに多くの方が入れるようにするかということで、手法によっても入れられるというのですか、そういった基数についても今後検討していきたいというふうに考えてございます。
    ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) わかりました。墓地を建設するのか、また納骨堂にするのかというのは、今から考えていくというお話だったのですけれども、この平成34年までに2ヘクタール、平成44年までに4.1ヘクタールを計画の中で検討しているとあるのですけれども、今のところ西普天間住宅地区の1ヘクタールだけなのか、また違う場所にもう1ヘクタールは検討されているのかどうか、お願いします。 ○上地安之副議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 知念秀明議員の御質疑にお答えいたします。今のところは西普天間住宅地区への1ヘクタールというところで、跡地利用の中で確保していただいて、公営墓地というところで考えてございますけれども、今後需要そのものは大変多うございますので、そういったところも踏まえて検討してございますけれども、市内にそういった公的な土地の確保が今のところ見当たらないというところで、担当としましては、普天間飛行場跡地というところも一つ視点にはしてございますけれども、検討についてはこれからということでございます。 ○上地安之副議長 知念秀明議員。 ◆6番(知念秀明議員) ありがとうございます。これ先に質疑をすればよかったのですけれども、この1ヘクタール、西普天間住宅地区に計画しているこの墓地ゾーンなのですけれども、これ減歩を含めて1ヘクタールなのですか。 ○上地安之副議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 知念秀明議員の御質疑にお答えします。減歩後の1ヘクタールの確保ということでございます。 ○上地安之副議長 午前の会議はこれで終わり、午後は2時から会議を開きます。その間休憩いたします。(休憩時刻 午前11時53分) △午後の会議 ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時00分) 午前に引き続き午後の会議を進めてまいります。議案第9号に対する質疑を許します。知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 政策事業総括の30ページ、空き店舗対策事業についてお伺いします。これは宮城克議員が資料要求してありますけれども、まずこの資料は、予算額が400万円ということで、この4~5年来ほとんど400万円なのですが、それからこの予算書は636万7,000円というふうになっていますけれども、この内訳についてまず御答弁をお願いします。 ○大城政利議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 こんにちは。知念議員の御質疑にお答えいたします。190ページ、02空き店舗対策事業636万7,000円を計上してございます。同事業におきましては、これまで市で直営でやっていたものを商工会の力をかりて、なお拡大発展させるという位置づけから、平成28年度から商工会に委託をしている事業でございます。 今、質疑のございます補助金そのものにつきましては、家賃補助としては、原資としては400万円ということで、これまでどおりの額でなってございますけれども、それにかかわる事務費の部分、人件費あるいは印刷製本費、そういったものを含めてトータルで636万7,000円ということで御理解を願いたいと思います。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 予算の内訳についてはわかりました。商工会に委託をされて、空き店舗対策ということで、どのように変化があったのか。また、この空き店舗対策は、どの地域で多く活用されているのか。それから、宜野湾市の空き店舗どのぐらいあるかということも掌握されているのかどうか。この2年間の空き店舗対策で今お店があけられたところ、利用されたところはどの地域になっているのかということで御説明お願いします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時03分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時03分) 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 失礼しました。知念議員の御質疑にお答えします。まず、商工会に委託をしている根拠としましては、やはり専門的な見地から指導あるいは会計処理とか、そういったことも今指導をしながら実施をしているということでございます。 また、空き店舗の申し込みにつきましては、市内全域ということで御理解をお願いします。 あとは空き店舗数でございますけれども、平成20年度には空き店舗が120件ありましたけれども、平成28年1月には空き店舗数は55件というふうになってございます。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) この資料から見ますと、補助額についてもこの申し込み件数についても交付件数についても、行政で進めていたときと商工会に委託したときと比べてみますと、そんなに数字的には変わらない。かえって同じぐらいか、あるいは交付件数は減っているというような状況で、この400万円の予算額が大体50%ちょっとぐらいが実行されていないというように見受けられるのですけれども、商工会に委託して、効果のある部分についてはどういう面なのか。あるいはこれまで行政でやっていたときとの差は、数字にはそんなにあらわれて変わっていない状況なのです。かえってこの予算書には636万7,000円ということで、ここに人件費も入っていると思われるのですけれども、この金額的にはこれまでと、行政側で臨時職を採用していたときとそんなに変わらないような状況であるのですが、商工会に委託してどこに効果があらわれているのかという点で、もしありましたら御答弁をお願いします。 ○大城政利議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 知念議員の御質疑にお答えします。まず、商工会のほうとしましては、先ほど申し上げましたけれども、より専門的な知識でもって開業に向けての指導だったり、会計の事務の指導であったり、そういったところを行政でできなかった部分まで、経営指導等を含めて行っていただいているというふうに理解をしてございます。 あともう一つは、件数につきましては、半年の6万円上限ということで家賃補助をやっていますけれども、12月以降、申し込みに来た場合は、会計年度の都合上、2カ月、3カ月の家賃補助で終わってしまうという場合もあったものですから、そういったときには、また新年度からの新たな家賃補助というところで、そういった取り組みも今やっている途中でございます。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 専門的な商工会に委託されているわけですから、これまでも私ずっと予算審議、あるいは一般質問等で取り上げてきて、この予算額がずっと400万円で変わりばえしない、また減りもしない、この効果についてもそんなにふえていかないというようなことで、内容的にもっと効果のあるような方法を考えていかないと、この予算が生かせないのではないかということで、これまでも議論をしてきたつもりなのです。 それで、商工会に委託されてもう2年目、こういうような形で資料を出されましても、この資料からするとそんなに変わらないと、この資料の中身では、その件数に応じては、例えば部長が説明したように、この経営上、経理上、問題とかの指導で、この補助を受けた業者が長く、これから後続けていくというような点においては、これからの効果となってくると思うのですけれども、このような効果は出てくると思うのですが、これだけの100件余りの空き店舗がある中で、これだけ予算もあるもとで、これだけの件数しか、14~15件の件数しか助成がされていないというようなところをもっと専門的にこの対策をとっていかないと、この予算、毎年予算の約半額が執行残になってくるということでは効果がないと思うので、そこはぜひ行政と商工会で連携をして努力していただきたいと思います。この点は以上で終わります。 次は、この同じ資料で48ページ、宜野湾海浜公園施設等再編整備事業ということでありますけれども、ここは公園内のリニューアルということで、古くなった憩いの場所とかいろいろな建物などの修理、あるいは施設を修繕するというような形の維持管理運営をしやすくするための事業だと思いますけれども、やはり海浜公園の中のトロピカルビーチは終わったと思うのですけれども、トロピカルビーチ内の売店の隣に若山牧水の碑があります。私もこれ専門家から言われて初めてわかりまして、文化課長に問い合わせをしましたら、姉妹都市を提携されていた宮崎県東郷町のほうから市に寄せられて、宮崎県出身の若山牧水の歌を刻まれて建っているのです。これ、この短歌の趣味のある方々、この若山牧水の碑があるということで訪ねられたりして、何か今、こういう専門家の方々が観光がてらにここに立ち寄られるということがわかりまして、私も文化課長からこの資料、20年前の市報にこれが掲載されていまして、これを見て訪ねていきましたら、私が行くときはもう周囲は草が伸びていたのですが、その後、清掃されてきれいになりまして、やはりこういう公園の整備に当たっては、こういう姉妹都市提携されたときの記念の碑であるということと同時に、またここの出身の宮崎県の有名なこの歌人の歌がこっちにあるということで、ここに何か表示できるような表示板もついでにつくってもらったらどうかなというふうに思うのです。ここの整備をするということであるのであれば、こういう方々もいらっしゃるということで、私も今度もびっくりさせられまして、訪ねていきましたが、本当に大きい立派な碑なのです。こういう記念の碑でもありますので、ぜひ整備のときにはこの表示板をトロピカルビーチのどこかの入り口かにつくっていただきたいということをここは希望を申し上げたいと思います。 それからまた、この48ページの隣に、嘉数高台公園の整備も、これは私はこのトイレについては何度も取り上げました。今行っても、皆さんもここ行かれたら感ずると思うのですが、もうトイレが非常に古くなって、においもひどいということで、毎日のように観光バス、あるいは子供たち、修学旅行生ですか、平和学習とかバスがもう1~2台はいつもとまっているような状況ですけれども、この方々が特に私がここでも取り上げましたけれども、トイレ、女性の皆さんが利用しにくいような、こういう古いトイレになっていますので、これがこの3年計画になっていますけれども、やはりこのトイレについては、もう一日も早く修理、修繕できるように、これをお願いしたいと思うのですが、このトイレの計画はいつぐらいになりますか、御答弁をお願いします。 ○大城政利議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 知念議員の質疑にお答えします。先週、桃原功議員から嘉数高台公園の施設整備事業の工程表というのが資料要求がございましたので、このほうに明記してございます。平成30年度においては、嘉数高台公園の基本計画の策定に当たっていきます。その後、園路、駐車場等の設計を始めまして、トイレの整備に当たっては、今の事業計画では平成32年度以降というふうに今計画は立てております。しかしながら、この公園、観光客とかいろんな方がいらっしゃいます。そのためにも日々の維持管理、トイレの清掃に努めてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 私がここで一般質問で取り上げたりした後も、トイレ等の清掃については、よく清掃を行われているように感じます。でも、もうこれだけ年数がたつと、毎日毎日小まめに清掃していかないと、やはりパイプにいろいろなにおいが固まっているのかわかりませんけれども、清掃されている後は、いつも利用するたびに見受けられますけれども、なかなかそこまではいかないのかなと思いますので、ことしどうしてもできないなら来年、平成30年がもう新年度です。平成31年、32年、2年後というような感じではちょっと遅いと思うのです。これだけの観光団が訪れてくるところでは、できるだけ早目になるような方法、ここを考えていただきたいなと思うのですが、どうなのですか。もうこれは計画どおりに平成32年ですか。 ○大城政利議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 質疑にお答えします。現段階においては平成32年度からというふうに考えております。ただ、この事業においても補助事業等を活用してまいりたいと思っていますので、補助もととも相談しながら進めていきたいと思っています。以上です。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 次、あと1つだけ、50ページの住宅リフォーム支援事業について、これも何度も一般質問で取り上げて、ようやくこの新年度からリフォーム助成制度が実現するということで、私自身も、また市民の皆さんも非常に助かることでうれしく思っていらっしゃるのではないかと思います。この予算を見ますと、これはこの3番の中身も見ますと、社会資本整備総合交付金と、それから沖縄県住宅リフォームの要綱というようなことになっているのですが、これは国と県の助成制度を宜野湾市で受け付けて交付するというものなのか、宜野湾市独自の予算は、50万円、県が50万円、この予算の内訳の中身と、この助成がどのような形で住宅リフォーム助成されるのか。また、宜野湾市の要綱があるのでしたら、この要綱もまた資料として提出をお願いしたいのですが、どんな内容になっているか御説明をお願いします。 ○大城政利議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 知念議員の質疑にお答えします。住宅リフォーム支援事業は、平成30年度からスタートいたします。その補助の質疑もございました。現在、私ども200万円の予算を計上しております。うち2分の1の100万円が国からの補助、残りの50万円が県の補助、そして残りの4分の1が宜野湾市の補助で、トータルで200万円で事業を進めていきたいと思っております。 市民への周知に当たっては、ホームページあるいはチラシ等を作成して、新年度早々に市民向けにPRを行っていきたいというふうに考えております。 ○大城政利議長 伊佐哲雄議員。 ◆8番(伊佐哲雄議員) よろしくお願いします。先週金曜日に我如古盛英議員の資料要求に基づいて出された平成30年度の予算編成方針から少しお尋ねをいたします。 読めば読むほど非常に厳しい内容になっております。少しネガティブな印象もありますけれども、午前中にも我如古盛英議員から少しありましたが、財政見通しで、平成30年度、それから平成31年度ということで大幅な財源不足ということで、午後に出された収支見通しで、平成30年度は、これは去年3月の作成ということで、若干変動ありますよということでお話がありましたけれども、平成30年度が約31億円の赤字が23億円の赤字に、約7億円ぐらい減っているということでありますけれども、ただ平成31年度は逆に約13億円の赤字が28億円に膨らんでいるということで、大変厳しい、今後もそのような状態が続くのだろうなというのが大いに予測できますが、その要因というのでしょうか、何でそうなっているのかというのがちょっと気になっておりまして、外的な要因で例えば特別振興予算ですか、国からの一括交付金というものでしょうか、これが100億円余り大幅に減らされているというふうな外的要因があったり、扶助費についてはもう毎年のように大幅に増額になっているということで、ただこれは義務的経費ということで当然のように減らすことはできないとかということでありますが、本市においても当然5年、10年、財政健全化何とか計画というところでいろいろお考えになりながら予算組みをしているはずなのですけれども、この5年、10年、どうして、企業でいうと、もう経営危機に陥っているというふうなところで皆さん解釈されると思うのですけれども、どうしてこうなったかというのを専門的な見地からわかりやすく御説明をいただきたいということと、それから近隣の類似する、例えば浦添市、沖縄市、うるま市あたり、本市より少し人口規模が大きなところですけれども、そこはどのような状態になっているのかというところをかいつまんでわかりやすく御説明をお願いいたします。 ○大城政利議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 伊佐議員の御質疑にお答えいたします。午後にお配りしました収支見通しの4ページごらんいただきたいのですが、この中で今後の財政収支見通しということで、全体とあと歳入歳出について記載してございます。読み上げますけれども、歳入につきましては、アベノミクスによる景気浮揚経済対策が取り組まれ、増加が見込まれると、地方交付税については、今後国の地方財政計画が抑制基調になることが予測されることから減が見込まれる。市債については、平成30年度以降に各種大型建設事業が予定されており、大幅な増が見込まれる。歳出に関しましては、歳出の人件費については退職者数の減及び退職手当制度の改正により減少する見込みであると、扶助費は子ども子育て支援の充実及び生活保護費等の社会保障関係経費により、高い水準を維持していく見通しである。投資的経費については、毎年度一定の水準で伸びていくことが予想される。平成30年度以降、普天間飛行場周辺まちづくり事業、宜野湾11号道路整備事業、西普天間住宅土地区画整理事業等により大幅な増が見込まれるということで、平成30年度は23.1億円の収支不足、平成31年度は28.1億円、平成32年度は26.8億円というような見込みになってございます。 他市の状況はどうかという御質疑でしたが、自主財源と依存財源ということで言いますと、他市も依存財源が多くなってございますので、大体同じような傾向にあるかと思います。 ○大城政利議長 伊佐哲雄議員。 ◆8番(伊佐哲雄議員) ありがとうございます。 それから、同じこの予算編成方針の4ページですけれども、上から5段目ぐらいでしょうか、平成26年度には市民課窓口の外部委託、平成27年度には福寿園の民営化、学校給食の調理業務等の民間委託と、平成28年度には野嵩保育所の民営化、もろもろです。それで、下のほうに6億6,000万円の財政効果があったというふうな記述がございます。それで、どれが一番この効果をもたらしたのかというようなところがちょっと気になりまして、幾つかある中、どれが一番なのか、順位づけをする意味は余りありませんけれども、財政効果として一番貢献しているものは何だったのかというところの御説明をお願いいたします。 ○大城政利議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 こんにちは。伊佐哲雄議員の御質疑にお答えいたします。効果の高いものは何かという話でございますが、平成27年4月1日に福寿園を民営化しておりますが、平成27、28、29年で約2億4,500万円の削減効果を見込んでございます。 ○大城政利議長 伊佐哲雄議員。 ◆8番(伊佐哲雄議員) それぞれの財政効果について、過去5年ぐらいでしょうか、出せる分で結構ですけれども、資料をいただきたいのですが、よろしいですか。 ○大城政利議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 御質疑にお答えいたします。ただいま資料要求ございました。準備して提出をいたします。 ○大城政利議長 伊佐哲雄議員。 ◆8番(伊佐哲雄議員) 今年度以降、既に2月に実施をしている公立保育所の調理業務の民間委託と、それから4月から稼働します上下水道の組織統合についても、同じように見込める見通しとしてどのくらいの財政効果があるのだというところ、これも同じように見通しというようなところであります。予測ですけれども、資料いただけますか。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時29分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時30分) 総務部長。 ◎米須良清総務部長 失礼いたしました。伊佐哲雄議員の御質疑にお答えいたします。保育所調理業務の民間委託の効果額につきましては資料を提出いたします。 なお、上下水道の効果額につきましては、窓口の一本化ということで、サービスの向上につながります。効果につきましては、今後上下水道局としましては、アウトソーシング等も考えているようですので、今後出た場合、資料を提出いたします。 ○大城政利議長 伊佐哲雄議員。 ◆8番(伊佐哲雄議員) ありがとうございます。よろしくお願いします。 それから、隣の5ページの真ん中方面ですけれども、この地方公務員法の一部改正でもって、非常勤職員の任用が厳格化されたということのようです。この非常勤職員の任用の厳格化というのがどういうことなのかというのがちょっとよくわからないので、御説明をお願いしたいということと、それから本市において任用のあり方を整理する必要があるというふうなことも考えておりますが、この任用のあり方を整理するというのがちょっとよく理解できないので、この辺の説明もお願いいたします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時32分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時32分) 総務部長。 ◎米須良清総務部長 失礼いたしました。伊佐哲雄議員の御質疑にお答えいたします。 地方公務員法の改正がございまして、平成32年度に先ほど言った改正がございました。任用のあり方が違ってまいりますので、その資料を提供したいと思います。 ○大城政利議長 伊佐哲雄議員。 ◆8番(伊佐哲雄議員) 要するに非常勤職員の任用というようなところで、むやみにというか、むやみにはやっていないかもしれませんけれども、非常勤職員に頼るなというふうなことなのかなということでちょっと心配というか気になりまして質疑をしております。 最後です。ネーミングライツについて質疑をいたします。昨年でしたか、本市の球場がアトムホームのネーミングでこの導入をしているということで承知しておりますが、今後も、これ見ると、市が所有している施設の命名権を希望する企業、団体にネーミングライツ料を募るというようなことでありますけれども、市民球場以外に今後新たにそれが予定されている本市の施設があるのかどうか、あればどこなのかというところをお尋ねします。 ○大城政利議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 伊佐哲雄議員の御質疑にお答えいたします。本市としましては、宜野湾市ネーミングライツ導入に関する指針を策定をしてございまして、先ほど伊佐議員からございましたように、野球場、ネーミングライツを導入しております。今後につきましては、いろんな課が可能性あると思いますので、行政改革推進室を中心にそういった導入したい課と調整をしながら、積極的に導入していきたいと考えております。 ○大城政利議長 伊佐哲雄議員。 ◆8番(伊佐哲雄議員) それでもって本市にお金が入る、歳入になるというふうなことであれば、非常に結構なことだと思いますので、引き続きPRしながらお金を本市に入れるようにしてください。以上です。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 先ほどの住宅リフォーム助成制度について、もう少しお願いしたいと思います。 これ後で、この社会資本整備総合交付金交付要綱、それから県住宅リフォーム市町村助成支援事業補助金交付要綱も資料として、どこも限度額とかあるのだったら出していただきたいのだけれども、実際にこれを実施するに当たり、この市民への助成の限度額はどのぐらいになるのか、御答弁お願いします。 ○大城政利議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 知念議員の質疑にお答えします。市民へ向けての補助金になりますけれども、20万円を限度額として交付する予定でございます。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 20万円の200万円というのは10名分ですか、10件分。スタートはするということで非常に喜んでもいるのですが、余りにも額が少ないので、この補助制度については国、県が助成しているものに対して、市の負担分が50万円なのか、あるいはまたこの全体で、国や県からこの助成制度を要綱をつくって実施するように来ているのか、宜野湾市が率先してこれ要請して、これだけの補助額になっているのか、もう一度御答弁お願いします。 ○大城政利議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 質疑にお答えします。平成30年度からのスタートということでありまして、私どもは10件分の市民を対象に今回はスタートさせていただきたいと思います。次年度以降について、平成30年度の実績を見ながら、計画書にもあるとおり、400万円、600万円と年次的に予算を組み立てていく計画でございます。 それと、補助の中身になりますけれども、100万円を限度額で20%、そしてお一人様20万円の限度額になります。国からの補助は、今予算組んでいますけれども、2分の1の100万円が国の補助、4分の1が県からの補助、残りの4分の1が市の補助となります。補助の要綱について確認して提出していきたいと思っております。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) これまで当局は、一般質問の中では先進地調査をして実施してまいりたいということでのこれまでの部長の答弁で、今回こういうふうに実施される予定になっておりますけれども、非常にいい制度がこれからスタートすると思っているのですが、私が先進地に行って調査したりするところでは、もう200万円どころではなくて1,000万円単位、5,000万円も予算を組まれているところもあるということで、非常にいい制度になると思いますがこれ途中で、例えばこの予算が不足したりといった場合には、補正で追加できるのかどうか、もう一度御答弁お願いします。 ○大城政利議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 知念議員の質疑にお答えします。現在は、スタートの初年度ということもありまして、200万円を計上していますけれども、今後需要があって補正をするのかということについては、今のところは考えてはおりません。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) わかりました。スタートの年でありますので、200万円でスタートということで、需要が伸びるようであれば、新年度また考えていくということで理解していいですね、増額については。 ○大城政利議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 質疑にお答えします。平成30年度の実績を見て、また平成31年度のときに予算編成を組ませていただきたいと考えております。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 今の部長の答弁のように、また実績を見て新年度にはもっと多くなるように頑張っていただきたいと思います。 次に、この資料の61ページです。教育委員会、放課後子ども教室推進事業については、どこどこの学校でこれ空き教室を利用して実施されているか、実績の資料等は提出されているのですか。まだですか。どこかに資料がありましたらお願いしたいのですが。 ○大城政利議長 教育部長。 ◎島袋清松教育部長 知念吉男議員の御質疑にお答えいたします。政策事業総括の61ページ、放課後子ども教室推進事業、この事業につきましての資料要求はなかったというふうに理解していますので、特に資料の提出はしておりません。 ただ、実施校なのですけれども、今年度も3校での実施で、普天間小学校、それから嘉数小学校、大謝名小学校の3校での実施でございます。平成30年度も同様に、この3校で実施で、平成31年、32年にかけては実施校をふやしていきたいという計画でございます。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) ぜひこの内容等についても3校のこれまでの実績、どういうふうな活動をされて、この子供たちの居場所づくりをされたか資料でお願いしたいと思います。 ○大城政利議長 教育部長。 ◎島袋清松教育部長 質疑にお答えいたします。放課後子ども教室推進事業の実績につきましては、資料作成いたしまして提出いたします。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 次、資料の65ページ、予算書には273ページとなっていますけれども、スクールソーシャルワーカー活用事業、これは毎年行われまして、この2~3年は各学校に相談員も配置されて、アドバイザーも常駐しているということで、ここにも示されていますけれども、この資料については屋良千枝美議員がきのう出されていますけれども、この実績についてはですね。この中身について、ソーシャルワーカーが充実した年からかなと思うのですけれども、人数についても減少傾向に、少しだけ減少しているというような、私が少しというのはちょっと失礼かもわかりませんけれども、減少はしているものの、この人数に応じてはまだまだもっと力を入れていかないといけないのかなというのがあります。私は、いつもこういう面については、ここにも書かれております目的、内容について述べられていますけれども、不登校とかが出ないような学校の環境づくり、これが必要ではないかなということでいつも述べているのですけれども、こういう不登校に至っている子供たちのワーカーもこれは進めないといけないのですけれども、それ以前にこれだけのたくさんの、100名といいますと、1つの学校の何分の1かです。そういうような人数になりますので、なぜこういうふうに子供たちが不登校にならざるを得ないのかというこの環境づくり、私は必要ではないかなと思うのですけれども、不登校に陥ってからこういうふうにして相談をやって、ワーカーの皆さんが解決をして、相談に乗っていくというのも一つの解決方法であると思うのですが、それ以前にここに述べられているように、未然防止、この環境づくりという点では、今どのように行われているのかなというふうに思うのですが、どんなでしょうか。 ○大城政利議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 知念議員の御質疑にお答えします。議員おっしゃるとおり、不登校を生まないためには、未然防止と早期発見の2つが非常に重要でございます。特に未然防止につきましては、SSWの活用もさることながら、学校の組織体制で臨むということが一番大事でございます。体制を整え、なおかつ関係機関と連携することによって、未然防止が一層深まるものと考えてございます。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) この未然防止については、私も何度か述べてはいるのですが、やはり今教職員の皆さんの多忙化も言われています。多忙化の中で子供たち全体の、1日のうちクラスの全員に担任の先生の声かけがされていないと、朝出校して、子供たちが帰るまで、子供全員に、私は担任の先生から子供たち一人一人に声をかけて励まし激励をして、勉強が進められるようなこういう環境をつくっていかないといけないのではないかなと思うのです。この多忙化の中で、教職員を増員してほしいという要望もあると思うのですが、こういうふうに向けて、私は県や国にこういう職員の増を求めると同時に、また宜野湾市単独でもこういうふうな形の子供たちに接するような、こういう施策を宜野湾市からつくっていくような対策、これも予算として要求されていかれるべきだと思いますけれども、そういうような考えはないのかどうか、御答弁お願いします。 ○大城政利議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 知念議員の御質疑にお答えします。学校におきましては、多忙化解消もさることながら、チーム学校として適材適所にスタッフ、先生方を配置して学校と組織化して動かすということをやってございます。 それから、支援につきましては、SSW、学習支援員、特別支援教育指導員等、少しずつではございますが、ふやして、学校の支援に努めているところでございます。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) ぜひこの不登校の未然防止という点からにおいても、そしてまた子供たちの学力向上の上においても、私は職員の増で、職員の多忙化を解消しながら、子供たちの教育も上昇させるという意味で、やっぱり職員の増をお願いしていきたいと、ぜひ実現できるようにこれも頑張っていただきたいと思います。 あと5分ですので、次に進みます。資料の66ページ、小学校給食費助成事業、この事業についても市長の公約で給食費無料化ということでもう2期目の中間に入ると思いますけれども、まだ道半ばだということで、この平成32年度までの費用を見てみましても、全額ではないような感じがするのですけれども、この点について市長の公約でもあるのですが、なかなかこの半額の助成以上には行かないという点について、なぜそうなっているのかと、市長の公約を実現することができないのか、あるいはするつもりがないのかということで御答弁をお願いします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時52分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時52分) 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 知念議員の御質疑にお答えいたします。平成30年度につきましては、これまでどおり半額補助ということでやってまいります。次年度以降につきましては、環境等を考えながら検討してまいります。
    ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 平成30年までは、これまでの半額助成ということで、平成31年からは考えていくというような答弁ですか。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時53分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時53分) 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 知念議員の御質疑にお答えいたします。大変厳しい財政状況の中でございます。各事業の優先順位や財源バランスを考慮しながら検討してまいりたいと考えます。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 財政つくりによっては、この市長の公約を実現していくという意味では、総務常任委員会で兵庫県の明石市の調査へ行ったときは、ここの市長は、給食無料化実現しているところがあったのですが、予算をどういうふうにするかといったら、子供たちの教育、子供たちの成長、将来を担う子供たちのための予算をちゃんととってからほかの事業に回すというような説明もありましたけれども、やはり公約した以上は、子供たちの将来、宜野湾市の将来を担う子供たちのためにこの予算を早く実現をして、今子供たちの貧困問題も言われているもとで、ぜひとも私は来年、再来年と言わないで、この予算化実現のために頑張っていただきたいということをお願いして、この質疑を終わります。また後で。 ○大城政利議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時55分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時05分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 議案第9号に対する質疑を許します。呉屋等議員。 ◆13番(呉屋等議員) それでは、質疑のほうをさせていただきます。予算書の266ページをお願いいたします。これは、教育委員会のほうへの質疑になります。 予算書266ページ、説明の12でございます。そして、政策事業総括に関する資料でいきますと、63ページのほうになります。この12のほうは、西普天間住宅地区埋蔵文化財緊急発掘調査事業2,672万8,000円ということでございますが、西普天間住宅地区のほうは、御案内のとおりことしの3月末には引き渡しの計画でございます。支障除去のほうも目視で確認しても赤土防止用の措置がなされており、何カ所かはそれがまだなされていないところも目視で確認をしておりますが、この支障除去、そして埋蔵文化財発掘調査、本員は当初それが全て完了後の引き渡しという認識ではございましたが、緊急発掘調査事業が平成30年度、そして平成31年度もあるということで、この説明書にはございます。したがいまして、3月末の引き渡しに関しては、この埋蔵文化財の緊急発掘調査は影響ないということで理解してよろしいのでしょうか。 ○大城政利議長 教育部長。 ◎島袋清松教育部長 呉屋等議員の御質疑にお答えいたします。予算書266ページ、10款5項3目の説明欄02西普天間住宅地区埋蔵文化財緊急発掘調査事業、この事業につきましては、文化財の発掘調査につきましては、昨年の12月末までにハウジングエリア内の部分は全て完了しております。完了しましたので、沖縄防衛局に引き渡しをしております。沖縄防衛局のほうで支障除去措置はとり行っておりますので、沖縄防衛局の事業の工程はこちらで今把握できておりませんが、文化財調査については、発掘調査そのものは昨年末、12月末で全て完了です。政策事業総括のほうで平成30年度、31年度、32年度の予算を計上してございますのは、これまで行った発掘調査の資料整理等の事業費でございます。 ○大城政利議長 呉屋等議員。 ◆13番(呉屋等議員) 調査はもう終わりまして、その調査をした後の報告書ですか、その取りまとめだということで理解しました。 では、その場所を実際その目視のほうでも、大体この場所かなとか、あるいは一度中に入らせていただきまして、直接説明等々も聞いてはあるのですが、確認のために、今指摘している場所、喜友名の山川原遺跡の場所を資料としてお願いしたいです。 ○大城政利議長 教育部長。 ◎島袋清松教育部長 質疑にお答えいたします。西普天間住宅地区内のハウジングエリア部分の発掘調査、今御質疑にあります喜友名山川原第9遺跡も含めて調査した区域図の資料提供をいたします。 ○大城政利議長 呉屋等議員。 ◆13番(呉屋等議員) それと、済みません。そこから出土した出土品というのですか、それもあわせて資料としてお願いしたいのと、あとこの事業のほうは受託事業でございますが、この文化財保護指導員報酬ですか、これが1,140万円と、この指導員の報酬がかなりの割合を占めていまして、では指導員の方はどういった仕事をこれからされていくのかというものと、あとその構成、それについても、要はその指導員、文化財調査発掘は終わりました。そして、これから報告書をまとめていきます。ただ1つ気になるのは、部長、この政策説明資料の中には、本事業は、事前に記録保存ということで、そこで記録保存のためのというふうな定義がございまして、これはいわゆる文化財というのは、そのまま現場保存したり、あとは文書保存というか記録保存ということで何段階に分かれているのですが、この喜友名山川原遺跡というのは、いわゆるその文書保存、記録保存ということで、これはもう決まっているものということなのかということと、先ほど申しましたその資料、この指導員の方の報酬1,140万円ですか、それについての資料、それをあわせてお願いいたします。 ○大城政利議長 教育部長。 ◎島袋清松教育部長 御質疑にお答えいたします。まず、文化財の発掘された一覧の資料につきましては、可能な限り一覧リストを作成しまして、資料提供いたします。 それと、文化財保護指導員嘱託員の報酬につきましては、それも資料作成のための委嘱をする予定でございますので、一覧を作成し、資料提供いたします。 喜友名山川原第9遺跡につきましても、基本的には現状保存のほうが望ましいのですけれども、西普天間住宅地区跡地利用計画の中で、跡地利用計画に支障のない範囲で現地保存が可能であれば現地保存を進めてまいりたいのですが、まず指定文化財ではございませんので、もし仮に保存をするためには、地権者の同意が必要になりますので、まだ同意も得られていないことから、跡地利用の計画上支障がなければ現地保存を調整していきたいということです。現地保存が難しい場合は、記録保存、あるいは移設を含めた保存が可能かどうかも今後検討してまいりたいと考えております。 ○大城政利議長 呉屋等議員。 ◆13番(呉屋等議員) 記録保存ありきではないというふうな趣旨の答弁かと思います。文化課の職員にその場所を案内してもらいまして、約2,500年から3,000年前の竪穴式住居跡だということで、本当に歴史のロマンを感じながら、逆にこれが西普天間住宅地区の観光資源になるような方法はないのかなということも考えております。ぜひとも記録保存ありきではなくて、地権者の合意とか難しい問題もあるかとは思うのですが、ぜひそこはまたご検討をお願いします。 これに関連しまして、もう一つ、267ページのほうに、こちらも説明のほうの13番、西普天間住宅地区跡地利用推進事業(文化財調査)とございます。その中の一番下のほうに委託料というのがございまして、委託料が2,229万4,000円、この委託料のほうも資料としてお願いしたいのは、その委託料の内容、どういったことを委託なさるのか。そして、委託ですので、これは指名入札かどういった入札かは存じませんが、その入札の際の要綱、もしくは規則、あるいはその方針、教育委員会としての考え方を資料としてこれも御提出をお願いします。 ○大城政利議長 教育部長。 ◎島袋清松教育部長 御質疑にお答えいたします。予算書267ページ、10款5項3目、説明欄13番、西普天間住宅地区跡地利用促進事業(文化財調査)の予算で、一番下の段の委託料2,229万4,000円でございますけれども、この委託料につきましては、西普天間住宅地区の文化財保存整備実施計画策定業務を委託する予定の委託料でございます。委託の内容につきましては、仕様書等を含めて資料提供させていただきたいと思います。 ○大城政利議長 呉屋等議員。 ◆13番(呉屋等議員) 教育部長、よろしくお願いいたします。 それでは、引き続き資料請求のほうでお願いいたします。予算書資料の204ページのほうをお願いいたします。204ページの8款2項2目のほうの説明欄の10番になります。説明10アクセス道路整備事業(キャンプ瑞慶覧)でございます。こちらのほうも総事業費が1億3,548万円の中で、委託料が1億3,429万5,000円でございます。こちらのほうの委託料の具体的な内容、そしてこれも入札等に関する教育委員会と同じように要綱あるいは規則、あるいはその方針、そのほうの資料請求をお願いします。 続けて、関連しますので参ります。ページのほうが208ページをあけていただきまして、説明欄05西普天間住宅地区景観形成重点地区指定調査事業、こちらのほうも委託料902万2,000円、もう一件、06宜野湾市都市計画マスタープラン策定(見直し)事業、こちらも委託料1,104万9,000円、そして210ページの説明欄09西普天間住宅地区跡地利用推進事業(グランドデザイン)(補助)、総事業費が1億1,949万1,000円のうちの委託料が1億1,685万6,000円、最後に、211ページ、説明の02、3・4・71号普天間線整備事業(補助)、こちらの委託料も1,710万円ということで、5件分の委託料に関しての具体的な内容と、あとはその入札に関して要綱あるいは規則、あるいは運営方針、これから入札をする際に当たってのそういった考え方が示されているものがございましたら、資料として御提出をお願いします。 ○大城政利議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 呉屋等議員の質疑にお答えします。204ページ、アクセス道路整備事業の委託の内容、入札の方法のあり方、そして208ページ、西普天間住宅地区景観形成重点地区指定調査業務の委託の内容と入札の方法及び宜野湾市都市計画マスタープラン策定(見直し)事業の委託の内容と入札の方法、そして3・4・71号普天間線整備事業の委託料と入札の方法について資料を提出してまいりたいと思います。 ○大城政利議長 呉屋等議員。 ◆13番(呉屋等議員) 部長、5件ございます。済みません、よろしくお願いします。 あと最後に、179ページの説明の欄05ごみ減量対策事業、こちらも資料請求なのですが、過去3年分の予算とあとごみの搬出量の推移と、あと印刷製本費で4,249万6,000円ということでございますので、その印刷製本でどういった内容になるのかなということで、こちらの資料と、あとこれも同じく委託料2,779万2,000円の資料を御提出をお願いしたいと思います。 ○大城政利議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 呉屋等議員の御質疑にお答えいたします。予算書179ページ、説明05番、ごみ減量対策事業ということでございますけれども、印刷製本につきましては、市の指定袋、U字袋の印刷製本ということで考えてございます。 あと委託料2,700万円余りにつきましては、指定ごみ袋と粗大ごみ処理券の販売委託料ということでございますけれども、その資料と、あと過去3年間のごみ量の推移、あわせて資料提供してまいります。 ○大城政利議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) よろしくお願いします。まず、資料請求からお願いします。予算説明資料の補助金のところです。まず、50ページの宜野湾市シルバー人材センター補助金の本年度の予算が1,637万5,000円、約100万円ぐらいの増額になった理由がわかる資料をよろしくお願いします。 それから、次ページの51ページ、社会福祉協議会運営補助金5,967万3,000円、これについても増額の理由がわかるものをお願いいたします。 それから、ページめくりまして、55ページの市体育協会補助金733万8,000円、これは非常に大きい金額がなくなっているのですけれども、本年度開催した石垣島の県民体育大会への派遣費があると思うのですけれども、もしそれ以外の項目で変更があるのであれば、資料提供をお願いします。 ○大城政利議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 山城議員の御質疑にお答えします。一般会計予算説明資料、50ページの産業政策課にかかわる宜野湾市シルバー人材センター補助金の若干増になってございますけれども、それについての内容を資料として提供してまいります。 ○大城政利議長 教育部長。 ◎島袋清松教育部長 山城康弘議員の御質疑にお答えいたします。予算説明資料の55ページ、補助金の市体協補助金でございますけれども、大きな減額要因としましては、先ほど山城議員おっしゃったように、今年度におきましては5年に1度の先島大会、宮古島と石垣島にて開催しておりますので、その5年に1度の補助金として平成29年度分は大幅な増額ということで、次年度におきましては先島大会ではございませんので、それが大きな減額理由でございます。 ○大城政利議長 福祉推進部長。 ◎比嘉透福祉推進部長 山城康弘議員の御質疑にお答えいたします。予算書51ページ、福祉総務課所管の社会福祉協議会関係事業ということでございます。174万7,000円の増額でございますけれども、このほうにつきましては、社会福祉協議会運営補助金の増で、社会福祉協議会の職員の基本給の増に伴う市の給与規則に準じての支給ということで増額ということにさせていただいています。 ○大城政利議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) それでは、次は政策事業総括の68ページ、新年度から政策事業する糖尿病性腎症重症化予防事業についてお伺いします。 今回、これ平成30年度からの新しい事業ですけれども、非常にすばらしい、この糖尿病の腎症が人工透析の医療費の増大につながっているというふうな原因をわかって、その事業をするという形だと思いますけれども、非常に評価いたします。ちょっと中身のほうの確認をさせていただきます。 事業効果の中に特定健診を受けられた方のこの腎症につながる要医療とか要観察とかそういった結果が出ている方たちを後から追いかけていって、医療機関に行かない人たちを追いかけてやっていくというふうな事業だと思うのですけれども、今現在も特定健診では結果説明会の中で保健指導を行っていると思うのですけれども、その中でこういったのは特化的にやっていないということなのですか、答弁お願いします。 ○大城政利議長 健康推進部長。 ◎比嘉直美健康推進部長 山城議員の御質疑にお答えいたします。政策事業総括のほうの68ページでございますが、こちらに関しましては、目次のほうの2枚目をめくっていただきたいのですが、一番下から4行目になりますが、国民健康保険特別会計というふうに表記がありまして、一般会計ではなくて国保の特別会計となってございます。御理解いただきたいと思います。失礼いたします。 ○大城政利議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) 済みません。国保特会でしたね。 では、予算書の222ページお願いいたします。消防費の9款1項1目の説明欄11消防指令センター関連事業の1,975万円の事業であります。その中身の消防通信指令施設運営協議会負担金、前年度に比べれば1,200万円ぐらいの増額になっていると思うのですけれども、これについての少し説明をお願いいたします。 ○大城政利議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 山城康弘議員の御質疑にお答えいたします。平成30年度宜野湾市一般会計予算説明資料の40ページのほう、下から2段目のほうになるのですが、消防通信指令施設運営協議会負担金、本年度、平成29年度が575万1,000円が平成30年1,778万9,000円、1,203万円の増額となっております。理由につきましては、平成28年度4月1日より運用していた当該指令センターの各種機器の瑕疵担保期間が2年間が終了し、平成30年4月1日から各種機器の保守費が発生します。そのために新たに保守業務委託契約を締結する必要があることから、当該負担金が約1,203万円の増額となっております。以上です。 ○大城政利議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) では、消防長、この1,200万円の増額に関して、今委託の契約が切れたということですので、平成30年度以降、毎年発生する予算というふうに認識してよろしいですか。 ○大城政利議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 お答えいたします。お見込みのとおりでございます。毎年その程度の負担金が発生するものと認識しております。 ○大城政利議長 山城康弘議員。 ◆5番(山城康弘議員) この指令センター、3名の消防吏員の派遣で今運営していると思うのですけれども、14市町村で皆さんで協力しながら、最後にちょっと聞きたいことが、この広域化に移行した後に、どういった効果があらわれているのか、もしあれば最後に説明をお願いします。 ○大城政利議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 運営協議会が発足した当時に、その整備費の予算を精査しております。その場合に、単独整備した場合に、宜野湾市においては、およそ4億9,790万3,000円かかると予想しております。よって、2億3,818万9,000円の圧縮となり、さらに単独整備した場合は、保守費のみで1,718万5,000円、これも478万6,000円の圧縮となっております。 その他、今御指摘のとおり、人件費でセンターのほうへ3名派遣しておりますが、単独で整備した場合は、指令係を設置するとともに、最低9名の人員が必要であったことから、全体的な予算の視点からすると、大分負担の軽減につながったものと解釈しております。以上です。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) こんにちは。では、資料をいただいたので、そこから質疑をさせていただきます。小学校の給食費助成については、先ほど知念吉男議員がすばらしい質疑をしていたので、そこに関しては僕自身の意向として、市長の公約でもありますので、ぜひとも無料化をできるように頑張っていただきたいということでとどめておきます。 ちょっとお尋ねいたしますが、資料ナンバー29の福祉推進部のものなのですけれども、子供の学習支援事業の実績についてということで、平成25年度から始まっている事業で、合格率もほぼ90%以上ということで、すばらしい実績を残している子供の学習支援事業なのですけれども、これ平成28年度が委託契約が2カ所、平成29年度から制度が変わって、委託契約は5カ所になっているということなのですけれども、この委託契約をどのように変えたのかどうかというところ、変更点というのを一度御説明お願いいたします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時32分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時33分) 福祉推進部長。 ◎比嘉透福祉推進部長 どうも大変失礼いたしました。玉城健一郎議員の御質疑にお答えいたします。平成29年度から10カ所になっているというところでございますけれども、まず最初に、普天間中学校区で2カ所のほうになりました。それから、真志喜中学校区のほうでは3カ所ということになります。それから、嘉数中学校区のほうで2カ所と、それから宜野湾中学校区で3カ所、合計10カ所を塾として開設、そして開所していきたいというふうに考えております。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) ありがとうございます。僕も議会でいろいろ取り上げている中、塾が2カ所だけではなくて、いろんなところが選べるというのは、とても子供たちにとってもいいことですし、塾にとってもプラスになることですので、ぜひとも継続していただきたいと思います。 今回、この委託契約が5カ所ということになっているのですけれども、平成30年度になりますけれども、それ以外からの地区から委託を受けたいという要望している塾とかはあるのかどうか、この1点だけお願いします。 ○大城政利議長 福祉推進部長。 ◎比嘉透福祉推進部長 玉城健一郎議員の御質疑にお答えいたします。今年度までにつきましては、2つの事業所のほうで実施しておりましたけれども、今回新たに3事業所をふやして、合計5事業所で実施していくと、その5事業所のうち3事業所は市内の事業所ということで御理解賜りたいと存じます。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) 部長、聞きたかったのは、平成30年度は新規で……大丈夫です。わかりました。ありがとうございます。 では次移ります。指導課の資料のほうで、幼稚園教諭の時間外勤務手当の積算内容について、資料ナンバー54について質疑なのですけれども、幼稚園の先生方が今までの幼稚園職から一般職に切りかえるということで、それが先日の議会の中で質疑があったと思うのですけれども、その際、質疑の中で、この生涯賃金として説明の中で時間外給与を入れたら生涯の賃金というのは変わらないというふうに説明があったと思います。そこで、その時間外勤務手当について資料請求したのですけれども、今回この積算が48時間という計算になっているのですけれども、これは年間48時間という計算なのですか、その点お願いいたします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時37分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時37分) 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 玉城健一郎議員の御質疑にお答えします。年間48時間で計上してございます。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) この年間48時間で計算しているということなのですけれども、僕がよくわからないのは、年間だったらもっと出てくると思うのですけれども、なぜこの48時間にしているのか、48時間の積算根拠というのは何なのかというところをお願いいたします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時37分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時38分) 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。時間外の予算につきましても、市財源の全体のバランス、優先順位、事業効果などを考慮の上、決めております。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) では、この時間外労働が48時間ということで、2点ほど確認したいのですけれども、では幼稚園の職員の皆さんというのは48時間過ぎたら仕事をやらなくていいということなのですか、教育委員会としては、ということがまず1点。そこについては、この時間外労働という中でちゃんと幼稚園の職務を変える中で、教員としてではなくて、市の職員として転換している中で、その説明の中で時間外労働を入れることで生涯の賃金が変わるという話をしています。なので、これ前回の議会の中で説明資料として出された生涯賃金のものというのは、48時間で計算しているのですか、この年間の時間外手当については、そこについてお尋ねいたします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時38分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時38分) 総務部長。 ◎米須良清総務部長 玉城議員の御質疑にお答えいたします。12月の幼稚園教諭の生涯賃金の話をしたときには、市役所職員の平均時間8時間ということで、それをもとに積算をした金額を述べました。 あと、玉城議員御理解いただきたいのは、幼稚園教諭は時間外も含めての給与となってございました。行政職給料表に移す場合には、この幼稚園教諭よりも下がることはなく移行するという話をしましたので、そこら辺も御理解をいただきたいと思います。 ○大城政利議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 御質疑にお答えします。最初に御質疑のありました教育委員会としてどのように考えているかという御質疑にお答えします。時間が過ぎれば仕事をしなくてもいいということではなく、本来時間外に勤務をすることは望ましくないことでございますので、働き方改革なども含めて、できるだけ残業のないように努めるということで御理解いただきたいと思います。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) 本当に残業がないほうが一番いいので、そういうふうに教育委員会としても幼稚園の教員に対してそういう指導をしていくということはすばらしいことだと思いますので、ぜひともお願いいたします。 今回この積算の中で、予算の範囲内の中でこの48時間となっていると思うのですけれども、正直一般企業から見ていても48時間というのはあり得ない数字なのかなというところがあって、役所だったらなぜこの48時間ということでまかり通るのか。これ、済みません、企画部長か総務部長だと思うのですけれども、これほかの課、宜野湾市の本庁のほかの課とかほかの部とかでも、1人当たり48時間ぐらいの残業ということで計算しているのですか、時間外手当について、そのあたり御説明をお願いいたします。 ○大城政利議長 企画部長。 ◎国吉孝博企画部長 御質疑にお答えいたします。時間外に関しましては、職種に限らず全体、全部署見ながら優先順位、それから効果等を踏まえて調整させていただいています。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) 本来時間外労働というのはないにこしたことはないのです。職員にとってもそうですし、役所にとっても仕事の能率からいっても、時間外というのは余りよろしくないと思いますので、今回48時間、とても少ないとは思っているのですけれども、ぜひとも役所として職員が残業、いっぱいになって残業にならないように仕事というのを考えて指導していただきたいと思います。 次に移ります。資料ナンバー55番、沖縄国際映画祭の補助金についてなのですけれども、平成30年度当初予算が100万円ということで、平成28年度当初予算が500万円で400万円の差があるということで、今回説明資料いただきました。1点だけお尋ねいたしますが、この平成29年度当初予算500万円というふうに計上していて、平成29年度、実際トロピカルビーチ海開きに際に、沖縄国際映画祭の応援イベントとして、吉本のお笑いライブを実施、ただし前年度と比較し、イベントの規模が縮小となったため、予算の500万円の一部128万5,000円を活用し、イベントを実施ということで未執行の300万円は前議会で補正予算で減額済みということなのですが、こちらイベントの際、吉本側とどのような話し合いがあったのかということを説明お願いいたします、平成29年度の。 ○大城政利議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 玉城健一郎議員の御質疑にお答えします。平成29年度につきましては500万円というところで、平成28年同様に計上はしてございますけれども、これにつきましては、議員御指摘のように、決算額109万3,000円を執行してございますので、残りの371万5,000円につきましては、12月議会のほうで補正減の対応をとっております。この協議につきましては、観光協会主催で対応してございます。その際に、吉本側とも派遣できる芸人とかそういったものをもろもろ含めて調整をして、時期的な部分とあと派遣人員とか含めて協議をしているというところでございます。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) ちょっとこのものに関して、もともと500万円かけたものが100万円でできるということは、これはとてもいいことだと思うのです。ただ、これ実際、このイベントに対しての効果、大体どれぐらい、動員数だったりとか、その地域への影響というものはどういった影響があったのか、500万円かけていたときと、今回平成29年度は100万円ということで、今年度も100万円計上しますけれども、経済効果とかというのはほぼ変わらないのかどうか、このあたりについて御説明をお願いいたします。 ○大城政利議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 御質疑にお答えします。経済効果そのものについては検証してございませんけれども、平成28年度の500万円を活用した場合には、1日、吉本の芸人十数人いらして、市内の小中学生を体育館に招いて、そこで交流もしながら運動会を実施してございます。あと平成29年度におきましては、4月のビーチ開きというところで活用をしてございますけれども、その際もビーチ開きを大いに活用しながら、これから夏場に向けて観光という視点から大いに広報はできたのではないかというふうに考えてございます。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) わかりました。ありがとうございます。 ちょっと次に移ります。予算書のほうに移りますが、予算書の78ページ、2款総務費、1項5目、説明番号05市民広場管理運営事業について、こちらの委託料というところがどういった委託をしているのか、内容を御説明お願いいたします。 ○大城政利議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 玉城議員の御質疑にお答えいたします。予算書78ページ、2款1項5目、説明欄の05委託料につきましては、浄化槽維持管理業務委託料が5万3,000円計上してございます。もう一件が警備委託料、これは市民広場の委託料でございまして、1,239万3,000円の額となってございます。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) この委託料なのですが、平成29年度の当初予算と比べてみると、約100万円弱増額になっているのですけれども、その要因は何なのか。新しく別の事業をしているのか、警備を強化したのか、御説明お願いいたします。
    ○大城政利議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 玉城議員の御質疑にお答えいたします。予算編成時に見積もりをとったところ、警備人件費の高騰等により増額の見積もりが出ましたので、予算としては増額で計上してございます。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) 人件費が上がって委託料が上がったということです。こちらでちょっと資料請求したいのですけれども、市民広場、先ほど部長がお話ししている委託料の中身というのと、もう一つ、先ほど見積もりの中で人件費が上がったということなのですけれども、それの詳細も資料として提出お願いいたします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時51分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時51分) 総務部長。 ◎米須良清総務部長 失礼いたしました。警備委託料につきましては、見積もりを出したところに確認して、可能であれば提出をしていきたいと考えております。 ○大城政利議長 玉城健一郎議員。 ◆7番(玉城健一郎議員) 予算がない中で、今まで市民広場というのが警備員もいなかった中で、警備員入れて1,000万円以上、今回1,300万円予算を使うということで、これ何とか圧縮するために、警備員をなくせとは言いませんが、例えば役所が動いている朝と夜、その前後2時間ぐらいでやることによって、人件費というのは大幅に減るのではないかというふうに思うのですけれども、例えば今監視カメラだったりとかつけています。以前説明の中で、不法投棄とかもあるから警備員がいると大分助かるという話がありました。しかし、これは別に監視カメラでもいいわけで、結局この一番この中で大切なことというのは、最初と最後の管理が一番大切なことなので、ぜひとももう少し委託業者と話し合って、この予算を圧縮できるように、朝の通勤のときと夜の帰りのときの2時間だけやるだけで、この予算というのは半分ぐらいになると思います。ぜひとも検討していただきたいと思いますけれども、これについて御答弁をお願いいたします。 ○大城政利議長 総務部長。 ◎米須良清総務部長 玉城議員の御質疑にお答えいたします。今、警備員2人をつけて入口のほうでチェックしてございますので、玉城議員がおっしゃる機械化については厳しいものがあると考えてございます。 ○大城政利議長 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) まず、資料要求から、予算書71ページの自治会育成補助事業について、少しだけ増額にはなっていますけれども、自治会加入者の増を見てのものなのかと、ともに自治会加入のためのパンフレットが作成されているということであるのですが、私まだ見たことないのです。みんな配られたかどうかわかりませんけれども、これ各自治会の公民館等に行けばあるのか、あるいはまた役所にもあるのかどうか、加入促進のパンフレット、もし配れるようでしたら資料としてお願いします。 ○大城政利議長 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 知念吉男議員の御質疑にお答えします。パンフレットにつきましては、自治会あるいは宅建業者会、社協にも置かせていただいて、加入促進に向けた取り組みをしてございます。また、担当課のほうにはまだ残りもございますので、必要である場合には配付差し上げたいと思ってございます。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時55分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時55分) 知念吉男議員。 ◆26番(知念吉男議員) 179ページの衛生費、生ごみ処理容器の購入補助助成事業、これの実績資料を2~3年分と、それから平成29年にこの廃棄物処理の基本計画が出ていますけれども、この中でこのごみ減量化の一つとして、この段ボール箱の生ごみ処理堆肥づくりについて、この計画入っていますけれども、どのような形で市民に周知し、あるいは講習会等とか行われてきたのか、これに基づいて資料がありましたら、この資料もお願いします。 次は180ページ、労働費、多様な働き方就労支援事業についての平成28年度分の実績をお願いします。 それから次は、184ページから農林水産事業について、農業振興についてですけれども、毎年のように市長の市政方針の中には田いも振興について述べられておりますけれども、この予算の中身、田いも振興の予算がほとんど出てこないという状況がありますので、これについて田いも振興計画もできていて、これに基づいて振興するということも述べられているのですが、この振興計画について資料として提出をお願いしたいと思います。 あと一つは、これと同じように大山地区土地区画整理事業予算も出ておりますけれども、この大山地区のこの予算がどのような計画でどういう形で進められていくかというような計画案がありましたら、資料としてこの田いも保存地域との関連もありますので、提出をお願いしたいと思います。以上、よろしくお願いします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時58分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時58分) 会議時間の延長についてお諮りいたします。本日の会議時間は、議事の都合により、この際、あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○大城政利議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 市民経済部長。 ◎伊波保勝市民経済部長 知念吉男議員の御質疑にお答えします。まず、179ページ、説明欄05ごみ減量対策事業の中の生ごみ処理容器の実績について、取り組みあるいは販売実績含めて資料のほうを提供してまいります。 あと180ページ、02多様な働き方就労支援事業の実績につきましても、同様に資料のほうを提出をしてまいります。 あと184ページ以降の農林水産業の支援関係でございますけれども、田いも振興計画の修正版の計画書につきましては、3月末までが委託契約期間ということで、まだ冊子としてはでき上がってきてございませんので、農林水産業振興審議会からの答申は受けて、基本的な部分は固まってはございますけれども、冊子としてはまだ刷り上がってございませんので、もうしばらくお待ちいただきたいというふうに考えております。以上です。 ○大城政利議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 知念議員の質疑にお答えします。予算書の209ページ、大山地区土地区画整理事業が今年度予算がつく予定でございます。その委託の内容としまして、区画整理事業の推進検討業務の委託を行う予定でございます。ですので、この資料というのは、この委託の目的でよろしいのでしょうかという、お願いします。 ○大城政利議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時01分) ○大城政利議長 再開いたします。(再開時刻 午後4時01分) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○大城政利議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は3月13日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。(散会時刻 午後4時01分)...