宜野湾市議会 > 2011-06-22 >
06月22日-05号

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  1. 宜野湾市議会 2011-06-22
    06月22日-05号


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    平成23年  6月 定例会(第362回)     平成23年第362回宜野湾市議会定例会会議録(第5日目)                           午前10時00分(開議時刻)                平成23年6月22日(水)                           午後5時02分(散会時刻)1.出席議員(28名)    議席番号  氏名      議席番号  氏名      1  玉元一恵       2  米須清正      3  屋良千枝美      4  宮城勝子      5  佐喜真 進      6  宮城 克      7  宮城 司       8  知名康司      9  濱元朝晴      10  桃原 朗     11  伊波秀男      12  桃原 功     13  喜舍場 保     14  森田 進     15  比嘉憲康      16  呉屋 等     17  島 勝政      18  平良眞一     19  上地安之      20  呉屋 勉     21  知念吉男      22  我如古盛英     23  岸本一徳      24  伊波一男     25  大城政利      26  又吉清義     27  仲村春松      28  伊佐光雄2.欠席議員(なし)3.説明のために出席した者      職名     氏名        職名     氏名    市長      安里 猛     教育長     宮城茂雄    水道事業管理者 新田宗仁     総務部長    伊佐 努    企画部長    宮平良和     基地政策部長  山内繁雄    福祉保健部長  玉那覇豊子    市民経済部長  宮城 聡    建設部長    石原昌次     教育部長    宮里幸子    指導部長    古堅宗篤     消防長     平安名常明    会計管理者   國吉秀子4.議会事務局出席者      職名     氏名        職名     氏名    事務局長    松川正則     次長      和田敬悟    議事係長    宮城秀樹     主任主事    伊禮理子    主事      宮城顕治     主事      中村 誠5.会議に付した事件は議事日程第5号の2及び議事日程第5号のとおりである。                議事日程第5号の2              平成23年6月22日(水)午前10時開議 日程第1 決議案第5号 米軍基地普天間飛行場へのMV-22オスプレイ配備に反対する抗議決議 日程第2 意見書第8号 米軍基地普天間飛行場へのMV-22オスプレイ配備反対に関する意見書                議事日程第5号 日程第1 一般質問    (1) 宮城 克      (2) 伊波一男    (3) 佐喜真 進     (4) 大城政利 ○呉屋勉議長 おはようございます。ただいまから第362回宜野湾市議会定例会第5日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第5号の2から進めてまいります。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時01分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時01分) 日程第1.決議案第5号 米軍基地普天間飛行場へのMV-22オスプレイ配備に反対する抗議決議、日程第2.意見書第8号 米軍基地普天間飛行場へのMV-22オスプレイ配備反対に関する意見書、以上2件を一括して議題といたします。 本2件に対する提案者の提案趣旨説明を求めます。議会運営委員長、伊佐光雄議員。 ◆伊佐光雄議会運営委員長 おはようございます。ただいま一括して議題になりました決議案第5号及び意見書第8号につきまして、提出者を代表いたしまして、朗読により提案いたします。     米軍基地普天間飛行場へのMV-22オスプレイ配備に反対する抗議決議 沖縄防衛局は、米国防総省の発表を受け、本年6月6日に沖縄県を初め、本市及び訓練場となる北部関係市町村に対し、現在普天間飛行場に配備されているCH-46中型輸送ヘリコプターの後継機として、垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイを2012年後半から普天間飛行場に配備する計画であると伝えて来た。このような一方的な発表、手法に強い憤りと不信感を禁じ得ないものである。 MV-22オスプレイは、開発段階からその安全性等の問題が指摘されており、過去に数多くの墜落、死亡事故を起こした経緯がある機種であり、このような新機種投入による基地機能の強化は、普天間飛行場の固定化につながるものであり、断固として容認できるものではない。 普天間飛行場は、本市のど真ん中に位置し、2004年8月13日に沖縄国際大学構内への米軍CH-53D型機の墜落、炎上事故を初め、過去に幾多の航空機事故を起こしており、最近では、FA-18ホーネットを初めとする外来機の飛来が頻発し、騒音もますます増大するなど、9万余の市民の怒りと恐怖は、我慢の限度を超えている。 本来、米軍基地普天間飛行場を移設するという日米両政府の合意は、同基地の危険性の除去が原点であり、混迷を深める同飛行場の移設問題により、15年もその危険性が放置され続けてきた宜野湾市民にとって、さらなる基地機能の強化及び固定化につながるMV-22オスプレイの配備は、いかなる方策を講じようとも、断じて受け入れできるものではない。 よって、本市議会は、米軍基地普天間飛行場の極めて危険な実情にかんがみ、市民・県民の生命及び財産並びに安心・安全な生活を守る立場から、日米両政府に対し、このたびの計画発表に抗議するとともに、下記事項について強く要求する。                 記 1.基地機能強化及び固定化につながるMV-22オスプレイの配備計画を断念すること。 2.世界一危険な普天間飛行場を即時閉鎖し、運用を停止すること。 3.普天間飛行場の早期返還を実現すること。 以上、決議する。 平成23年6月22日                              沖縄県宜野湾市議会 次の意見書第8号につきましては、内容が決議案と同じでありますので、朗読を割愛いたします。 以上で提案説明を終わりますが、慎重審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上であります。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時05分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時05分) 本2件については、質疑、討論、委員会付託を省略し、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより決議案第5号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 次に、意見書第8号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時06分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時07分) 以上で、議事日程表第5号の2は終了しましたので、これより議事は、議事日程表第5号により進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。6番 宮城克議員の質問を許します。宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) では、皆さん、おはようございます。本日のトップバッターを務めさせていただきます。6番議員 絆クラブの宮城克でございます。 通算4回目の一般質問でございます。宜野湾市民を代表する一議員として、私が志すことにぶれることなく、当局の皆様の胸をおかりしますので、誠心誠意ある御答弁をよろしくお願いします。 では、ただいま議長からお許しがありましたので、通告してありました1番から5番までを順を追って質問してまいります。 まず、1番目の老人福祉センターの施設整備及び有効活用について、去る12月、そして及び3月議会にて、本市赤道に位置する宜野湾市老人福祉センターの施設整備について、質問、提言をさせていただきました。その後、施設の整備状況に変化がありましたら御説明ください。あとは自席より質問を行ってまいります。よろしくお願いします。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 おはようございます。宮城克議員の御質問にお答えいたします。12月、3月の定例議会によりまして、宮城議員から御指摘がありました玄関ロビーの照明につきましては、ことし5月には照明ランプの取りかえ工事を行い、改善をしております。玄関のバリアフリー化につきましても、入り口左側の一部分をバリアフリー化し、スロープ取りつけも完了をしております。トイレにつきましても、和式トイレをすべて洋式化し、ほとんどの機器にウォシュレットを取り入れ、洗面台の蛇口もセンサーつきに改修をしております。 また、機能回復訓練室の機器の取りかえにつきましては、大幅な入れかえにはなっておりませんが、今年度はクルクルスリム1台と輪投げ練習器の予算を確保しております。機器の修理が必要なものについては、既に修理を終えているものもございますけれども、旧型の部品の調達が困難なため、時間を要しているものもございます。 また、駐車場の増設につきましては、6月17日には工事も完了いたしまして、10台分の駐車スペースを確保いたしました。 また、コミュニティーバスの運行につきましては、第2次宜野湾市地域福祉計画の中で、平成25年度には試行運転を計画しております。 また、職員配置によって、1名今年度配置をいたしまして、3名体制でこの老人センターの運営について充実していく予定でございます。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 部長、御説明ありがとうございました。今の御説明から、内容はすべて熟知しました。この改善に対して、本当に心からお礼を申し上げます。というのは、このお礼はセンターに通うおじいちゃん、おばあちゃんからの代弁です。よろしく伝えてくれと、そういうふうに言われています。 このバリアフリーに関しても、トイレの改善にしても、非常にこのセンターの今後の機能を十分に果たしていくと。安全かつ快適なセンターでの活用ライフというか、そういったものを進められるものとして、皆さん大変喜ばれています。 この機能回復機器なのですが、機能回復機器も、今、今年度で一部予算計上されているということなのですが、やはりこの件に関しましては、機能回復室の利用状況というのがここ最近減ってきているのです。それで、利用されているおばあちゃん等に話を伺いましたら、やはりそういった訓練する機器が充実していないということで、ほとんどの友達が他市に流れていると。そして、そこにいたおばあちゃんたちが、では、なぜ、おばあちゃんなんか、ここに通っているのですかと聞くと、どうしても、やはり交通の便が不便ということで、いわゆる交通弱者です。それで、もうここに通うしかないということで話がありましたので、今後も、その辺の改善点を充実していく、その働きをよろしくお願い申し上げたいと思います。 今、今年度の計画という形でお話があったのですが、今後のセンターの整備計画等の計画書なるものを作成してみたらどうかと思われるのですが、その辺を御答弁いただけますか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。特に老人センターの運営について、計画書、この施設整備の計画書というものは、準備はしてございませんけれども、毎年度、予算要求の中で事業に関する費用の算出はしておりますので、それで間に合うかなと考えております。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。
    ◆6番(宮城克議員) 毎年度の予算の要求という形で、間に合うという今答弁があったのですが、本員は、その辺も検討する必要性はあるのかなと思いますので、その辺、また再度内部で話し合いされて、検討する形で進めてくださいますよう、よろしくお願いします。 当センター、本員の解釈するところで、3つのセンターの定義というか、本員的な解釈があるのですが、健康増進や機能回復のための施設、供用公助、レクリエーションのための施設、そして、おじいちゃん、おばあちゃんが仲間と楽しくおしゃべりを行い、生きがいをつくる施設と解釈しておりますので、どうか、このおじいちゃん、おばあちゃんの憩いの場になっていますので、行政として、そういった生きがいづくりを見出す場というのを提供していくのは非常にすばらしいことだと思いますので、今後も、この老人福祉センターの活用に対して、隅々まで見て、そして運用できるように努められてください。 次の質問なのですが、センターの内容ですが、前回も質問させていただいた中で、土日祝祭日のセンターの開館、そういったものを検討してもらえませんかという中で、またその後変化があったのか、その辺をお聞かせ願えますか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。今の御質問にお答えする前に、先ほどの御質問に関連してお答えをしたいと思います。 今、本市では、第5期の宜野湾市高齢者保健福祉計画の検討をしているところでございますけれども、その施策の内容として、施設整備や機能回復訓練室の充実等については、ぜひ施策として取り入れていきたいというふうに考えております。 それから、土日祝祭日のセンター開館についての御質問でございますけれども、7月1日からは利用時間を午後4時から午後5時へ延長することになりました。これも1人の臨時職員の増員によってそのことが可能になったのですけれども、今後、土日の老人福祉センターの開館については、今のところ考えてはおりませんけれども、今後の研究課題としたいと思います。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 部長、ありがとうございました。伊佐にも、今後また新しい新設の老人福祉センターが構築されます。このセンターも、よりよいおじいちゃん、おばあちゃんの憩いの場になるように、そういった場になるように、再度いろいろ検討等もされながら構築されるようよろしくお願いします。 では、2番目の質問に移らさせていただきます。2番目、葬祭費の助成及び公民館を利用した葬祭の必要性について質問をさせていただきます。 御存じのとおり、本市には火葬場がなく、以前から議論されております。本市在住の住民が他市の火葬場を利用するに当たっては割高な利用金額を請求されることから、早急に火葬場の建設が求められていますが、ここで幾つか、質問、提言させていただきたいと思います。 1つ目に、本市においては、国民健康保険加入者が死亡した場合において、葬祭費として被保険者に対し2万円の支給を行っております。高額な火葬費の支払いの軽減を行うために新たに条例等を設置し、5,000円から国保の支給の同額の2万円を上限として、そういった市民に対する支払いを行ってほしいというふうに提言させていただきたいのですが、御答弁よろしくお願いします。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。葬祭費につきましては、国民健康保険法第58条によりまして、市町村条例等での定めによりまして、支給をすることができる旨、定められております。宜野湾市国民健康保険条例第8条で葬祭費の2万円を支給する規定を設けてございます。今、国保の財政としては、御存じのように、毎年度繰り上げ充用を出しているような状況でございまして、かなり厳しい状況がございます。国保財政の中で運営することは、かなり厳しいことだと考えております。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 部長からも御説明がありました。確かに非常に厳しい財政難の中で、そういった支給をしていくのは困難だと思います。 そこで、本員がいろいろ調べた中で、実は、同じ、この米軍基地を抱える嘉手納町、嘉手納町で同様な、どういった市民サービスというのがあるのか、ちょっと嘉手納町に伺わせてもらいまして、いろいろ調べたところで、この嘉手納町も葬祭費を国保から2万円支給しているのですが、嘉手納町独自で条例を改正し、葬祭費をプラス3万円、合計5万円の支給があると、そういうお話を伺わさせていただきました。財政的な中身というのは全然異なる事情だと思いますが、やはり市民サービス、そして葬祭をする喪主、その家族の負担軽減という形で市民サービスを行っていますという御見解をいただきましたので、どうか、部長、市長も、厳しい財政ではあるのですが、それを厳しいから無理だという、そこでとめるのではなくて、ならば、どういった市民サービスをしなければならないか。これをやるために、どういったことが必要かという検討、勉強はとても重要だと思います。ですから、その取り組みを、厳しい中、市長が先頭に立って、例えばこういった場合にはどうなるのか、予算が幾らぐらい必要なのか、ではその確保はどうしなければならないねという話を今後されるようよろしくお願いします。 次もまた葬祭に対する質問なのですが、この葬祭に関して、もう一つ、気になることがあって、気になるというか、目に入ったことがあるのですが、この去る5月8日の沖縄タイムス、日曜日の新聞なのですが、このタイムスの記事の中に「負担軽減」「地域受け皿」、そういう文字が目に入ってきたのです。その記事を見てみると、この南城市の組織、津波古自治会にて、葬儀設備が整った公民館を建設中という、その記事を見まして、早速、その自治会に足を運ばさせていただいて、意見交換というのをさせていただきました。この公民館、要は、公民館で葬式ができる、告別式ができるという、形をとった建設が進められています。いわゆる会議室のそばに祭壇が、要は告別式をするときだけ出てくるという祭壇を設置して、形的には来年からの運用と言っていますが、そういった建設を進められているということがわかりました。この話に関して、自治会長さんにお話を聞きましたら、地域は大変喜んでいると。この喜んでいるというところの背景に、どういったことがあるのですかと伺いましたら、どうしても、いわゆる葬式となると、やっぱりお年寄りが大半ですし、そして交通弱者と言われているおじいちゃん、おばあちゃんが、この葬祭場を、例えば那覇、浦添とかで行うと、どうしてもそこに行く負担がのしかかると。そういったことから、前々から、そういった地域の声があったのを今回実現することができましたというお話がありました。 それで、まず今伺いたいのは、この内容を当局の皆さんが御存じかというのをお聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 宮城克議員の御質問にお答えいたします。私がその内容を知ったのは、5月8日のタイムスのものであるのですけれども、私もちょっと関心がありましたので、6月16日に某団体の総会が那覇でありまして、帰りにちょっと寄ってみました。その中でいろいろ私が関心を持ったのは、葬儀設備を整えている公民館の建設ということもありますけれども、そういった地域がどの程度の公民館を建設して、地域負担がどのくらいかというところもちょっとありましたので、その辺も含めて聞いてみたところですけれども、津波古地域のほうは、津波古公民館の自治会加入率が約90%と。そして、近くにはお寺もあるのですけれども、隣の与那原町のほうの山の上にあって、お年寄りがなかなか行きづらいという面もあって、非常にそういった苦労があるという話もしていました。 そういった状況で、この葬儀設備を備えた公民館を建設していきたいということで、区民の総意も得られて、これが地域のコミュニティーにもつながるだろうという話を聞いてきました。そういう内容になっております。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 部長、ありがとうございました。加入率90%。すごいですね。きのうもお話があったのですが、手元に資料もありますが、本市で、今平成23年度現在でですが、自治会の加入率が平均で34.32%。相当低迷していると。そういうことを受けると、この90%というのが、いかにすごいというのがよくわかりました。ありがとうございます。 この津波古自治会もそうなのですが、県内、ここ最近、公民館を利用した葬祭がふえてきているということを受けまして、ちょうどこの津波古自治会のまた自治会長さんからの紹介で、その帰りに西原町の上原区自治会を訪れたのです。そしたら、この西原町の上原自治会、既に公民館を利用した葬祭を始めているのです。自治会長さんにお話を聞いたところ、もう月に平均5~6件、公民館での葬祭を行っていると。この公民館、中を全部見学させていただいたのですが、特に祭壇が設備されているわけでもないのです。本市に位置するこの23の自治会と見た目も中もそんなに差はない。そこで葬祭をやっているという部分で、自治会長さんに、なぜ今回それを始める、そういったきっかけは何だったのですかと聞きましたら、やはり先ほどと同じように、他市や遠方に告別式に向かうのが、みんな年寄りが困難だから、「ウレ、チャーニカナラニ」と、そういう声があったということで、自治会長さんが地域と連携して、それを行政から許可を得たと。葬祭をするに当たって、公民館の使用料も同区民であれば一律1万円。確かに葬祭というのは、平均的で最低でも30万円かかると。でも、火葬場と違って、他市だからとか、地域が違うからということで金額の変動はないのです。ですが、この葬祭費が1万円で会場借りられると。祭壇というのは、また自治会が連携した葬祭屋さんから格安で準備してもらえる。そういうところから、確かに負担軽減になっているというのが、とても地域の目玉になっていると。そこで、また自治会長さんから思いがけない意見というか、話を聞かされたのですが、自治会の加入率が相当アップしたと。当日、その資料をいただくことができなかったのですが、一生懸命探していたのですが、余り、我々も突然訪れたものですから、その辺はまた次の機会にいただきましょうということだったのですが、いわゆる、この地域コミュニティーの再構築。そういった意味で、地域の皆さんの加入率が上がったという話しされていました。その葬儀のときにも、時間が許される方はみんな手伝いに来て、葬儀が終わった後、またそこでみんなで話し合う機会がふえたということで、公民館の加入率がどんどん上がっていると。そういう話を聞きましたので、そういったのも踏まえて、今回の私の質問の真というか、意図なのですが、本市の23自治会公民館において、葬祭が必要ではないかと私感じているのですが。本市に位置する、この公民館での葬祭に関しての必要性をどういうふうに受けとめるかというのを御見解聞かせてもらえますか。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 御質問にお答えいたします。当市の場合は、市内に神宮寺とか、天照閣とかございます。地域によっては自宅で行うという場合も多いようです。近隣では、沖善社やいなんせ等、火葬場を備えた葬儀会場もあるというような状況もございます。この件につきましては、平成21年の3月議会において、桃原功議員からも同様な質問がございました。当市の場合、ここ数年区民から、そういった公民館での葬儀ということは申し出とかないという状況もありますけれども、過去には、大謝名団地自治会のほうでは数件行ったというような内容になっておりました。この大謝名団地自治会の場合は、高層、4階建てもありますので、そういった方たちとしては、こういったアパート的なところでやりづらいというところもありまして、自治会において、そういった公民館を貸し出ししたというような状況があるようです。 自治会においても、これまで実績はないというところではありますけれども、区民の総意に基づいて、告別式の場合は、いつ何どき入るかわからないというところもあって、日程の調整がつけば、場所の提供については検討してもよいという自治会もあるようです。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 今、部長から御説明がありました。自治会に関して、場所によっては提供してもよいと、そういった御答弁いただいたのですが、やっぱり、このお年寄り、おじいちゃん、おばあちゃんが死後の周囲に係る負担を心配しながら過ごしているというのが現状として見受けられますので、その負担を軽減する意味でも、今の部長の答弁は、自治会長とか、そういった周りの意見なので、実際に行政として、それは必要性があるのか。今後、その取り組みについて、どうお考えなのか、重ねて市長からも答弁いただけますか。よろしくお願いします。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 お答えいたします。この葬儀のやり方とか、そういったものは、個人的には差があると聞いております。そういったこともありますので、この区民で公民館を利用してもいいということであれば、これは奨励すべきだと考えます。ただ、中には、それに対して、余り、反対とまではいきませんけれども、個人でこういった葬儀を、そういった大きなところでやりたいというところもあるものですから、それは区民の総意、また地域の総意に任せながらも、そういった自治会公民館で活用があれば、これを推進していくというほうが望ましいのではないかと考えております。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 宮城議員の質問にお答えをいたします。やはり、葬祭に係る市民の負担は軽減をしていく努力をすべきだと思っております。私は市民の皆さんにお約束をして当選した一つには、葬祭場の建設に取り組んでいくということを約束をいたしました。今、北谷町、北中城村、中城村、西原町、宜野湾市、5市町村における広域の葬祭場の建設に向けた取り組みをしております。火葬にかかる費用についても、宜野湾市民はかなり高額の今負担をしております。葬祭に関しても同様の負担があるということもありまして、やはりそういった葬祭に係る負担の軽減を図るために、抜本的に葬祭場の建設に早目に着手できるよう取り組んでまいりたいと思っております。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 市長、ありがとうございました。ぜひとも、この葬祭場の建設、早急に解決できるようよろしくお願いします。 では、次の質問に移らさせていただきます。3番目、入札制度の見直しについてということで、幾つか質問させていただきます。本市発注の工事におかれまして、平成15年6月から、市の施策として低入札価格調査制度を導入してまいりました。本市の挙げる入札制度改革は、最少の経費で最大の効果やダンピングの防止、品質の確保を基本方針にしておりますが、果たして、この施策は最大限の効果を発揮しているのでありましょうか。そこの入札制度に関して、本員も幾つか勉強させていただきました。近年、本市が発注する建設工事等におかれまして、本員が感じるところの常識の範囲をはるかに超えた落札金額によって、小中学校等の施設が建設されております。今議会におかれましても、宜野湾市入札制度に関する見直しについての陳情が提出されております。私が属します総務常任委員会にて、宜野湾市設計事務所有志連合会の皆さん総勢9名が本市の設計事務所の約20社を代表し、出席し、陳情内容を説明してもらいました。その内容の中に、皆さん本当に、切実に、その内容、事情を話してくれたわけでありますが、中には、税金が払えないとか、従業員の給料が滞っている、そして事務所の閉鎖も考えていますと、非常に厳しい、この状態に陥っていると。そういうところから、その制度の廃止というものを求める陳情が上がっております。 そこで、去る12月の一般質問でも、私、この宜野湾市が取り組んでおります低入札の価格調査制度に対しての廃止をお願いいたしまして、最低制限価格制度への移行を求めましたが、その後、どういった形で、何か変化があるのか、御答弁いただけますか。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 宮城克議員の御質問にお答えいたします。先ほど、克議員からもありましたように、低入札制度の件に関しましては、議員からも、そして業者の方々からも、いろいろな陳情がございます。 平成15年に導入された低入札価格調査制度につきましては、その導入した背景として、メリットということで位置づけておりますけれども、予定価格の制限の範囲の中で、最低の価格をもって申し込みをした者の申し込みに係る価格で適正な施工が可能かどうかということを調査を行った後で、落札者の決定を判断するというふうな流れになっております。それによって契約の履行が確保されていくということであります。さらに、平成20年度より失格基準を設けて、さらなるダンピング防止及び品質の確保を図るということの経緯をたどっております。市としても、行財政改革を推進していくという中で、先ほど議員からもあったように、最少の経費で最大の効果を出すというようなことで、行財政改革の一つの柱でもありますので、当面それを、その制度を維持していくということでございます。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 部長、御説明ありがとうございました。低入札価格調査制度、これを本員が感じるところで、一部の効果を見ますと大変すばらしい施策だと思います。ですが、市民全体の意味で考えると、果たしてそういった効果が見出されているのかというのが、どうしても疑問なところなのです。どうか、市長、市長のこの基本政策の中にも、市内商工業、中小企業育成支援に取り組みますと。市民が主役の市政で、若者の雇用を地域の活性化を目指しますと。そういった部分に当てはめてみると、果たして、この制度が、そういった大きな効果を見出しているのかというのは、どうしても本員が納得できない、そういった部分があるわけです。それで、この制度、確かに近年におかれましては、県の発注する工事に関して、最低制限価格制度というのがとられています。本市の低入札価格調査制度というもの。当局の説明では、何ら変わりはありませんという御説明があったのですが、私が解釈するところの制度の中身というのが、最低制限価格制度というのは、最低制限のライン、それを下回ると、その時点で失格になるわけですね。だけれども、本市が適用している、この低入札価格調査制度。要は価格の調査とあるぐらいなので、そのラインを下回っても、いわゆるその工事の内訳を確認して、いわゆる積算の細分化したものを全部根拠づけして、当局が認めれば落札をするという。そういった制度のわけですから、私は、このダンピング防止という、この文言。この制度そのものがダンピング、価格破壊を生み出しているのではないかなと感じているところがあるわけです。それで、確かに札入れするのは業者です。ですが、どうしても、この制度がある限り、価格破壊というのは、どんどん、どんどん、今後ふえていくと思うのです。確かにこの制度がよいものであれば、他の市町村や、県や国も、この制度をどんどん取り入れていくと思われるのですが、近年調べたところ、他の市町村も、県に準じて、最低制限価格というのを導入されていると。そういった経緯がありますので、ぜひ最低制限価格に内容を移行してほしい。そういった思いが、また本市に位置する、この建設業者からお願いとして上がってきていますので、どうか考えてほしいと。 そこで、ちょっと、2~3、確認したいのですが、以前に建設業の皆さんと意見交換する場があったというふうにお聞きしていますが、そういった機会があったのか、またどういったお話を、また勉強会をされたのかというのを御答弁願えますか。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 御質問にお答えいたします。最低制限価格につきましては、去る4月19日におきましても、宜野湾市の建設業界の方々が市長との懇談ということで4月19日に行っております。その中で、最低制限価格制度についての見直しをしてもらえないかとか、そういう、また、その他にも2~3項目ありましたけれども、その中で市長も含めて、この最低制限価格制度についての導入を申し入れる趣旨とか、また宜野湾市の今の制度について、率直な議論を市長からも、まず今後ともやっていきたいと。その申し入れの日においても、そういう受注される方々の現状、厳しい現状についてのいろんな意見交換がありました。市のほうも総務部の契約検査課の職員も交えて、現状について、ある程度のことは聞きましたけれども、まだまだ私たちとしても、その現状について詳しく知らない部分もあるということで、今後とも、そういうさまざまな機会で、制度の問題も含めて勉強しながら検討を重ねていきたいと、そういうことで市長からも話がありました。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 部長、ありがとうございました。今、説明がありました。業界とお話をされたということで、確かに議会でも私みたいな形で追及する、これも大事だと思うのですが、本当の意味で、一番そういった話し合いをするべきなのは業界なのかなと。市長も多忙な公務の中で業界と話し合いの場を持たれたということで、大変本員も、そういった形はいいなと今感じております。 市長、どうですか。今後も、こういった場を、業界を交えながら互いに勉強し、そして行政の長として、行政の立場として、部長も含め、業界を育成していくという意味で、今後もこういった話し合いの場を持たれてほしいのですが、いかがでしょうか。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 宮城議員の質問にお答えをいたします。ただいまの宮城議員の御指摘、真摯に受けとめておきたいと思っております。この宜野湾市の入札制度に関しては、かなりいろんな形での意見を賜っております。先ほど、総務部長からもありましたように、建設業の組合や、あるいは電友会、管工事組合の皆さんを含め、それから下請、製造業の皆さん等の意見も伺っております。私は、3月議会にも申し上げましたが、今年度、幅広く市民の皆さん、あるいは中小企業者の皆さんの意見を集約できる場を設けていきたいと思っております。その中で、皆さんの意見を整理をした上で、宜野湾市の入札の制度の問題、入り口から受注までの流れ、やはり多くの御指摘を受けておりますが、その問題を整理をした上で、24年度から新たな制度、新たな制度と申しますか、十分理解がいただけるような、改善すべきところは改善をしながら、スタートを切れるよう、制度のありようを取り組んでまいりたいと思っておりますので、引き続き学習会や委員会等を設けながら進めていきたいと思っております。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 市長、ありがとうございました。なるべく今後も、建設業会と各種経済界と、そういった議論を深め合って、よき指導者として、業界の育成支援を行ってもらえますよう、よろしくお願い申し上げます。 では、4番目の質問に移らさせていただきます。4番目、公共工事優良施工業者の表彰について、本市発注の建設工事等におかれましては、本市在住の建設業界も数々のすばらしい成績を残してきたものと本員は考えます。先ほどの話の続きではないのですけれども、厳しい条件の中、本市の発展のために尽くされてきた建設業界ですが、たび重なる不況の中、国、県発注の建設工事の入札参加をいたしましても、厳しい条件の中では、なかなか受注することが困難な状態であります。 近年、国、県の入札審査の際に、総合評価方式において、現在、那覇市、嘉手納町が実施しております優良建設工事表彰制度なるものが審査の対象となっております。入札時に同率の審査になった場合、この優良建設工事表彰というものを受けられた業者は、その際にポイントが大きく加算されると。要は、受注に大きく活躍するというか、その制度が役に立っているというふうにお話を伺っております。 この件に関しまして、那覇市と嘉手納町へ出向いて、担当部署と意見交換させていただきました。この制度に対して、双方、那覇市、嘉手納町に、例えば行政として、この制度を取り組むのに対して、どういったメリットがあるのですかとお伺いしたところ、特に、この市、町が大きく負担するものはないと。ただ、那覇市、嘉手納町のこの建設業が国と県のステージで大きく活躍する、そういった手助け、サポートができることは行政にとってはうれしい限りですと、そういうふうな意見を聞かせてもらっています。 そこで、本市においても、建設業界厳しい中、一生懸命頑張られています。この優良建設工事表彰制度を取り組んでもらいたいのですが、御答弁願えますか。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 御質問にお答えいたします。ただいま宮城克議員からありましたように、公共工事の優良施工業者の表彰制度につきまして、先ほどもありましたとおり、4月の建設業者会からの懇談の申し入れの要望の中にも、優良施工業者等の表彰制度の制定についての要望もありました。この制度につきまして、私はそのときは承知をしていなかったのですけれども、いろいろお話をお伺いしましたら、この表彰制度によって、落札する一つの加点としてポイントが加わってくるというようなことがありましたので、その懇談会の中においても、市内の建設業者の育成、商工業者の育成のためにも、そのポイント加算ができるということであれば、契約の担当においても、その点を入れていくことがいいのではないかということで、検討していきたいということで、今後それについては検討していくということで考えております。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 今、部長から御説明がありました。今後取り組んでいくと。先ほどの話の中でも、業界とまた今後も話し合いを持たれるということなので、その中でも、この制度がまたさらにどういったものなのかというのを議論を深めながら、実現に向けて、ぜひ勉強されるよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。 また、市長、これもまた先ほどと一緒なのですが、市長の、この基本政策の中にも、そういった育成というのを考えられているというふうにありますので、ぜひ、この業界だけではないのですが、市民が主役の市政、それを達成するために幅広い目線でリーダーシップを発揮されてください。 時間もないので、最後の質問に移らさせていただきます。5番目、学校給食費の助成について、幾つか質問、提言させていただきたいと思います。学校給食の無料化のニュースが全国的に各市町村で相次ぐ中、沖縄県の嘉手納町におきまして、今年度から町内の3小中学校に通う生徒を対象に給食費の完全無料化を実施いたしております。11年度の予算案に一般財源6,000万円を計上して、予算案が全会一致で可決されたということで、県内初の試みとなりました。この目的、施策は教育の負担軽減を図るとともに、子育てしやすいまちづくりを推進することを目的としているそうです。この無料化に伴い、担当部署からまたお話聞かせていただいたのですが、嘉手納町に転入される、子を持つ若い夫婦がふえたと、そういった統計が出ていますよと、意外な結果が出ていますねと担当部署からお聞きすることができました。本市においても、8小学校、4中学校において、22年度の資料ですが、9,399人を対象に、小学生が月額3,900円、中学生が月額4,500円、合計4億1,352万2,400円を納めていただくということになっておるのですが、未納金額が2,016万600円ということで、未納率が4.88%という結果が出ているのです。その内容について、教育委員会、アンケートちゃんととられております。その内容が、家族に病人がいて経済的に厳しい。そういった保護者の失業等で経済的に厳しいということで、経済的負担が今子供たちにのしかかっていると。4.88%であるのですが、できれば100%そういったのがないほうがいいと、そういうふうに本員考えるわけですが。 もう時間もないので、最後、これも質問にしましょう。給食費の助成。確かに全額助成となると、もう4億円近いので、財源的に非常に厳しいのわかります。ですが、この制度、どうしても、虐待、いじめ、子供の貧困につながる。そういったのを未然に防げる内容だと思いますので、どうか、市長、2分の1、3分の1、500円でもいいので、そういった施策取り組んでもらえないかなと思うのですが、前回3月の質問で、支払いは親の義務だと。ですが、この義務を果たせない親がいるのです。そして、今後、この経済不況の中、そういった義務を果たせない親がふえてくると思うのですが、市長、どうか、この制度取り組んでもらえないでしょうか。御答弁願えますか。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 宮城議員のただいまの質問にお答えしたいと思いますが、ぜひ宮城議員にも御理解いただきたいのは、生活、経済的に困っていらっしゃる保護者の皆さんには、要保護、準要保護の皆さんには、それなりの減免の対象とさせていただいています。給食費負担してもらう皆さんについては、それなりの所得がある皆さんには、やはり、子を育てていくという観点から負担をしてもらっているというのが現状でございます。そういった意味で、先ほど宮城議員の質問の中にもありましたように、宜野湾市内の小中学校の子供たちの生徒数の数からしますと、無料化や減免の実施というのは、かなり、今の宜野湾市の状況からしますと厳しいものだというふうに思っておりまして、御理解をいただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) どうか、市長、市民が主役の市政、この市長パンフレット、この笑顔にみんな期待しています。子供たちに明るい未来を、それを実現してもらえるようよろしくお願い申し上げまして、私の一般質問終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○呉屋勉議長 以上で、6番 宮城克議員の質問を終わります。 ○呉屋勉議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前10時58分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時15分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。24番 伊波一男議員の質問を許します。伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 皆さん、こんにちは。議長に通告してありました一般質問のお許しが出ましたので、1から10質問してまいります。 初めに、発達障害児への支援について、質問してまいります。発達障害は、ここ数年でかなり耳にするようになりました。しかし、ADHD、注意欠陥多動性障害やLD、学習障害、自閉症、アスペルガー症候群など、さまざまな症状があるためにわかりにくいところがあると聞いております。さらに、周りの人たちとうまくやっていけない。苦手なものを持っているなど、健常児にもある程度当てはまる症状が多いことがわかりにくさに拍車をかけているとのことであります。今、全国で3から5%もの子供たちに落ちつきがなかったり、集中できないなど、特性が見られると言われております。 まず初めに、本市の保育園での発達障害児の現状と支援員の配置方はどうなっているのか答弁を求め、あとは自席より質問してまいります。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 伊波一男議員の御質問にお答えいたします。本市福祉保健部の保育課におきましては、昭和58年から障害児保育に取り組んでいるところでございます。今年度は17保育所が実施をしておりまして、50名を受け入れております。巡回の臨床心理士が2カ月に1回保育所へ出向き、児童の保育観察や、保護者、保育士の支援、相談に応じているところでございます。また、受け入れ保育所につきましては、市の単費で月額15万円から30万円を補助し、加配保育士を配置しております。さらに、平成22年度から常駐の臨床心理士を保育課に配置をいたしまして、公立認可保育園、放課後児童等のクラブ等に巡回相談を実施してまいりました。平成22年度の気になる子の相談として、226件の相談がございました。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 部長、説明ありがとうございます。本市もこのように多くの障害を持った子たちが保育所で、保育園で通園されていますが、個別支援体制、多分子供たちに応じた、いろいろな個々に違った支援体制、マニュアル等は、その子供たちに応じたものをつくってやっていくことが一番望ましいと言われております。同じような一つ一つのプール的なものではなくて、そういうような個別の支援体制、マニュアル等もしっかりそこの支援員の皆さんがつくっていただいて、しっかりやっているのかどうか。これは、もしやっていなければ、また、これはぜひやっていただきたいと思います。 それと、もう一つ、保育園を卒園後、幼稚園、小学校への申し送りの仕方は、前回も聞きましたが、しっかりとした統一的なものになっているのか。その点ももう一度確認をしたいと思います。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。今、保育所のみならず、福祉保健部では、健康増進課、障がい福祉課と連携をしておりまして、まず健康増進課では、親子と最初につながる機会である乳幼児健診で、子供の疾病や障害、発達のおくれなどの早期発見と支援に力を入れております。発達面でのフォローが必要な子については、心理相談やのびっこ親子教室に案内するなど、担当職員は子供の発達の問題について、保護者の悩みを共有しており、平成22年度ののびっこ親子教室の参加者実数は56名となっております。このようなかかわりの中で、親子教室のスタッフとして、心理相談や愛育園、保育巡回にかかわる臨床心理士や言語聴覚士がかかわっておりまして、児童デイサービス愛育園への療育などにもつながっております。 また、障がい福祉課では、平成20年度より、発達障害に関する関係機関が集まりまして、勉強会を立ち上げまして、平成21年度に発達障害児・者関係機関連絡会議を立ち上げております。その中では、教育委員会等もかかわっておりまして、その会議を利用いたしまして、教育委員会との連絡調整を図っているところでございます。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 教育委員会ともども一緒に研究を重ねていますという答弁であったと思います。お母さんたちが最初に接する専門家は地域の保健師。3から4カ月の健診、1歳半健診、3歳児健診などで接しております。早期に障害の有無などがわかると、より早くさまざま支援が得られるので、健診は重要な一つでございます。 その次に、また保健師、そして医師、保育園の先生、また幼稚園の先生からいろいろな様子を聞いて、また市と相談しているものと思います。 先ほど、もう一度確認をしたいのですが、個別なマニュアル等はもうできているというふうな形のとり方でよろしいでしょうか。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時23分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時24分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。保育課におきましては、このような発達障害のある子供たちのケース台帳のようなものをつくっておりまして、その台帳の中で、個別な指導方法等については明記をしております。このような保育園を退所する場合について、幼稚園または小学校へ入学する際に、就学指導委員会等には、その機会を通して情報を提供をしております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 発達障害といっても、子供一人一人困っていることが異なります。専門家による、専門員による個別のマニュアル、これをしっかりつくれば、また安心して保育所生活、保育園生活ができるものと思いますので、これからも、ぜひ細かく頑張っていただきたいと思います。 ADHD、自分勝手な行動をとってしまいがちになると言われております。大きな特徴は、集団行動が苦手、落ちつきがない、忘れ物が多い、話がうまく説明できない。また、LDに関しては、一部の学習能力につまずきがある。特に大きな特徴としては、知的なおくれがないのに、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する、6つの能力のうち、1つもしくは複数の習得に困難さが見られる状態であると言われております。 発達障害は、発達障害、ADHD、LDの特性をよく知り、その特性はその子の個性の一部と理解することが大切であると言われております。 では、教育委員会のほうにお聞きしたいと思います。本市の幼稚園、小中学校の発達障害児の現状はどのようになっているのか。また、支援方、支援員はどのように配置をしているのか、その点もお聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 指導部長。 ◎古堅宗篤指導部長 お答えします。現在、幼稚園のほうに2名、小学校は1年生に5名、2年生8名、3年生11名、4年生7名、5年生4名、6年生6名、合計41名の該当児童がおります。中学校には、1年生にはゼロで、2年生に5名、3年生に4名、計9名の該当する生徒がおります。支援につきましては、本市においては、各学校の要望と保護者の承諾のもとで進めておりますけれども、特別支援ヘルパーを派遣しております。人数としましては、5つの小学校に各2名、3つの小学校には各1名、また中学校には、1中学校に2名、1中学校に1名、延べ13名を派遣している状況であります。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 説明ありがとうございました。この軽度発達障害の子供たちに対しては、できないことを否定するのではなく、できるものを褒めて伸ばさせていくということが大変先生方に求められているものかなと思っております。 現在、小中学校のLD児の中でも多くを占めるのが、よく言われておるのが、読むことが苦手な子供たちであります。印刷された書物や教科書では、どこを読んでいるかわからなくなってしまったり、文章を読み飛ばすなどとして、授業についていかれなくなることもあると聞いております。そうした子供たちのために、どのようなことを今進めておるのか。ちょっと教育委員会の取り組み方、もしくは指導方法を教えていただけますか。 ○呉屋勉議長 指導部長。 ◎古堅宗篤指導部長 お答えします。小学校を例にちょっと話しさせていただきますけれども、本市の場合は、オープン教室とか、多様な形態で学習ができる学習形態をつくっておりまして、その中で、一斉型の授業であったり、個に応じた学習というのが現在進められている状況です。これは、どの子供たちも同じように一人一人大事にするという視点で行われているのですけれども、特に、今、議員のおっしゃった発達障害に関する子供たちにつきましては、ヘルパーも当然つきますけれども、ヘルパーの支援というのは、学習の部分の支援はそんなにはありませんので、やっぱり先生方がかかわらなければならないわけです。そのときには、やっぱり、どうしても個別の指導というのが難しくなります。そのときには、本市のまたこれも一つのメリットかと思いますけれども、ICT教育というのが進んでおりますので、それを通して、個別の学習台を使った、パソコンを使った学習であったり、その他、子供たちの個に応じた学習材が結構ありますので、十分とは言えませんけれども、そういった目配りをしながら、個別計画のもとで進めている状況であります。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) ありがとうございます。小学校の例を通して、今説明していただきました。軽度発達障害を持つ児童生徒にとって、人的な支援もさることながら、今やっておりますパソコンや電子機器を利用した学習方法もかなり効果が期待されているということがございました。その中では、デイジー教科書等を使っているのか。そして、使っていなければ、今後使うことがまたできないのかどうか。御検討していくこともできないのかどうか。その点、お聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 指導部長。 ◎古堅宗篤指導部長 お答えします。現在のところ、学校においては、デイジー教科書は使用しているという報告は受けておりません。ただ、先ほど申し上げたとおり、学習材は幾らあっても足りませんので、個に応じた指導という視点からいくと、いろんな情報をもらいつつ、学校のほうではかかわらなければならないと思いますので、教育委員会としましても、今後の備品購入であったり、パソコンの使用の方法については改善の余地がいっぱいありますので、こういったデイジー教科書につきましても、中身のいい資料でございますので、活用の視点で進めてまいりたいと思います。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) ぜひ、よろしくお願いします。ことし1月に実施されました大学入試センター試験では、初めて、LD、ADHD、自閉症など、発達障害のある人への特別措置の区分が明示されております。特別支援教育が大きく前進する、記憶に残る年と本年はなっております。これからも発達障害児への御支援を本市全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。 次の質問に移りたいと思います。次に、日中一時支援事業についてお聞きをします。日中一時支援事業、今、日中一時支援事業は幾つの事業所で行っているか、お聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時34分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時34分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。障害者の日中一時支援事業につきましては、地域生活支援事業として、本市は21事業所に委託をしておりまして、そのうち3カ所が市内事業所でございます。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 日中一時支援事業の中でも、単独型は今あるのか、どうなっているのか、その点をもう一度お聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時35分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時35分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。平成22年度の委託した21事業所については、市外については、単独の事業所は把握はしておりません。市内事業所については2カ所でございました。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 日中一時支援事業、「特別支援学校等の下校後に活動する場を確保し、障害児を持つ親の就労支援と家族の一時的休息を目的として、障害児を預かる大事なサービスです」と。一つであります。 日中一時支援事業、実は5月23日に日中一時支援事業の2事業所より市長あてに、宜野湾市日中一時支援事業報酬単価改正に伴う激変緩和措置及び事業運営安定化助成拡充に対する申し入れが出ております。事業所としては、単価改正に伴って、日中一時支援事業は障害児の預かりを今やっているところが大変厳しい状況になっているということで、事業の安定化が厳しいということで、この助成拡充に対する申し入れがされておりますが、それに向けて、どのように今後取り組んでいくのか。この内容等を読みますと、総差額が大変大きいということと、助成予定額に余りにも格差があるということで、大変厳しいと。今後事業安定化が厳しいという内容等でなっております。ぜひとも、こういう障害を持つ方々の受け入れしてくれる場所を確保するためにも必要な事業でありますので、今後の取り組み方はどうなっていくのか、その点、お聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。障害者自立支援法の施行後、これまでにも施設の入所、通所サービスに関しては、以前の月額報酬から日額報酬への改定、また日額報酬から4分の1日、4分の2日、4分の3日など、報酬単価については実績主義が導入されていることから、事業所にとっては減収になってまいりました。それについては、国としても緩和措置をとったところでございますけれども、この日中一時支援事業につきましては、障害者自立支援法施行前は、新制度の中で、デイサービスとして、療育、それから預かりを含めたサービス事業でございました。その後、デイについては、純然たる療育ということで国のサービスとなり、預かりについては、日中一時支援として地域生活支援事業としてなったところでございます。 これまで、この報酬単価につきましては、デイサービス短期入所の報酬体系を参考にいたしまして、4分の1日、4分の2日、4分の3日といった日単位の支給単価でございましたけれども、利用者からは、1時間利用しても、3時間利用しても、保護者の負担は変わらないということで不満もございまして、中部福祉保健所管内市町村で協議をいたしました結果、利用時間数に応じた時間単位の報酬体系で統一をすることになりました。その結果を受けまして、平成22年2月8日、報酬体系に係る通知を中部福祉管轄内市町村の事務局より日中一時支援事業者へ、この単価に係る通知をしているところでございます。 本市の2カ所の事業所が日中一時支援の単独の事業をしておりましたので、このことによりまして激変な減収が起こりました。このことに対応するために、障がい福祉課窓口としては、平成22年度日中一時支援運営安定化助成として、上限200万円の緩和措置をしたところでございます。しかしながら、宜野湾市の自立支援法の施行時には、日中一時支援事業を推進するために200万円の助成をしておりまして、合計、報酬単価以外に300万円の助成をしているところでございまして、今、事業所からは御不満の要請もございますけれども、まだ決算報告が上がっておりませんで、この実績を見きわめて対応していきたいというふうに考えているところでございます。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) しっかり決算を見て、しっかり差額分、激変緩和分はやっていくという方向性を持っているということの今答弁かなというふうに思いました。 この日中一時支援事業は、施政方針の中でも、こういう障害を、障害福祉の充実をしていくのだということで、しっかり載っておりました。そして、日中一時支援事業、3年間はしっかり支援していくということで補助をしていくわけですから、これ3年目に入る事業所に対しても、説明をしてやっていただきたいというふうに思いますが、この日中一時支援事業、大変利用者には喜ばれております。この事業が、日中一時支援事業がなくなって、児童デイになったら、先ほどありましたように、療育の世界になってしまって、なかなかまたこれが、預かりとの違いが大きく発生して、同じところに何度も通えなくなるということが起きるわけですから、日中一時支援事業を育ててきたのは宜野湾市なのです。宜野湾市の役目だったのです。しっかり役目を最後まで通すように頑張ってもらいたいと思いますが、その点、もう一度答弁もらいたいと思います。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時43分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時44分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。先ほど私のほうで、22年度の日中一時支援運営安定化助成として、上限100万円というふうにして言ったつもりでございましたが、裏のほうで200万円と聞こえたというふうに、言い間違いかもしれませんので、100万円に訂正をさせていただきます。それ以外の当初からの助成として200万円で、合計300万円の助成をしているというところでございます。 先ほどから、繰り返しになりますけれども、両事業所につきましては、まだ決算報告ができておりませんで、どのくらいの減収になり、また事業所の運営として、どのような実績となったのかがまだ見えておりませんので、このことは早目に提出するよう私たちはお願いをしております。その報告があり次第検討をしていきたいと思います。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) では、この市長に申し入れをしております、この申し入れ文の下のほうに「記」がございます。「助成額については各月実績差額の90%ではなく、年間実績差額の90%を保障すること」、また、「1、今後、日中一時支援事業における単独型事業の運営は困難であり、発達障害児における療育のあり方や放課後支援を考える上で、児童デイサービス事業等への移行を検討せざるを得ないため、準備にかかる期間の助成保障として、引き続き上半期分の100万円を補助すること」という、本当に切実な事業所からの訴えで、発達障害の子供たち、障害児をしっかりまた今後も受け入れていくためにも事業をやめるわけにはいかないということであるわけですが、今の私が読み上げたところ、今後、このようになっていくのかどうか。その点、もう一度確認させてください。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。助成額についての各月実績差額の90%ではなく、年間実績差額の90%保障につきましては、先ほど申し上げましたとおり、実績について確認をした上で検討をしていきたいと考えております。 さらに、もう一つの準備にかかる期間の助成保障として、引き続き上半期の100万円につきましては、これは新たな方針を立てないといけませんので、市の新たな方針、それから財政部局との調整を図る中で検討をさせていただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 市が率先して日中一時支援事業立ち上げをしていただきまして、育成をしていると。その途中で、こういうことが起きました。 市長、今のこの「記」の部分、年間90%差額保障する。さらには、児童デイサービス事業への移行する間、引き続き上半期分100万円を補助する。これについて、市長はどのように取り組んでいくのか。よろしくお願いします。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。先ほどお話をしましたとおり、まず平成22年度の決算に係る確認、それから財政調整等を踏まえて、市長とも調整をしていきたいと考えております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) ぜひ、この事業所の皆さんとしっかりとまた話し合いをやっていただき、そして納得する形で、また事業がしっかり運営できるようにお願いを申し上げたいと思います。 では、次の質問に入りたいと思います。次の質問は、宜野湾市ポイ捨てのない快適なまちづくり条例について質問いたします。 まず、市民へのこの条例の啓蒙啓発活動、どのように行っているのか。条例はあるのですが、本当にたばこの吸い殻、空き缶、そして飼い犬のふん等が多く道にあります。私ども議員も多くの地域で朝の交通安全指導をしながら、よくこういうふん害があります。その点もあわせて、まずどのような啓蒙啓発活動をしていて、市民に周知しているのか。その点をお聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 市民経済部長
    宮城聡市民経済部長 伊波一男議員の御質問にお答えします。宜野湾市ポイ捨てのない快適なまちづくり条例の事業の展開ですけれども、現在、毎年5月30日、「530ゴミゼロ」ということで、それに絡めたポイ捨て防止公開パトロールを行っております。これは年1回ではありますけれども、大型スーパー2店舗の協力を得まして、店舗敷地内にポイ捨て防止のチラシ、そして携帯用吸い殻等配りまして、横断幕、のぼり掲揚等を行って広報を行っております。当場所の駐車場内のごみ拾い等も行って事業展開をしているというような状況があります。 それから、公園や歩道等での犬のふんの放置による苦情ですけれども、苦情が多々あります。その対策といたしまして、毎年、各自治会公民館で実施している狂犬病予防注射の際に、犬の飼い方、また実際の飼い方教室とか、あと産業まつり等でのそういったチラシ、ビニール袋などの配布をいたしまして啓発に努めております。 犬のふんの苦情に対する対応に対しましては、犬のふん禁止の看板の提供。ふんを放置している者が判明している場合は直接指導、そして、ふんを放置している者が判明しない場合でも、その見受けられた周辺へチラシの配布、定期的なパトロール、さらにはホームページ等への掲載を行って、市報等にも掲載して、事業を展開しているというような状況でございます。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 説明ありがとうございます。5月30日、ゴミゼロの日を中心にやっていますという御説明ですが、特にこの飼い犬のふんに関しては、本当に多くの地域の方々からよく声を聞きます。これに関しては、目に見える形の掲示板等をやっていく必要があるのではないかと。逆に言えば、コンクリート柱、電柱を活用して、電柱に大きく、条例違反ですよみたいな形で明確にうたっていくことによって、飼い主にマナーを守らすということをやらないと、毎日同じようなところにあるということで、どうにかしてほしいというお話もあります。野犬も少なくなっていると思います。ほとんどがもう飼い犬だと思います。しっかりリード線引っ張って、一緒に歩いていると思います。そういう方の目に訴えるためにも、そういう掲示、コンクリート柱、電柱を使った掲示の仕方を工夫をしていただきたいと思います。 もう1点、このまま続けましょう。環境美化促進重点地区というのは、どういったところをそういうふうに言うのでしょうか。環境美化促進重点地区というのが、この条例の中にあります。市長が指定して、地域に通告してやるということがありますが、内容はどんなものですか。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 御質問にお答えいたします。環境美化促進重点地区につきましては、宜野湾市ポイ捨てのない快適なまちづくり条例の第9条に規定されておりまして、その内容といたしまして、「市長は、特に空き缶、吸い殻等の散乱又は落書きを防止し、環境美化を促進する必要があると認める地区を、環境美化促進重点地区として指定することができる」という内容になっております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) そうですね。特に汚れがひどい。目立つ。そういうところは、もう重点的にみんなできれいにしていきましょう。意識を高めていきましょうということですよね。そういうところを逆に言えば、こういうふん害が多いところとかも、ぜひ地域挙げて、これを直していくという形をとるぐらいやらないと、もうこの市民の片づける方は、本当に苦痛があって大変だなと思いますので、その点も今後検討されて、しっかり啓蒙啓発、この美化活動をしっかり推進できるように御検討お願いします。その点どうでしょうか。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 お答えいたします。確かに犬のふんにつきましては、私も飼い犬がいるものですから、いこいの市民パーク等で散歩をさせますけれども、そのときに、目につくところの看板が少し台風等ではげていたりしたのを見受けましたので、そういった御提言のあった看板の設置とか、コンクリート柱への看板設置を検討して、できるだけ、この苦情があったところには、そういったふんの処理の苦情がないように事業を展開していきたいと考えております。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時57分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時57分) 午前の会議はこの程度にとどめ、残りの質問については午後1時30分から行います。この間、休憩いたします。(休憩時刻 午前11時57分) △午後の会議 ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き、24番 伊波一男議員の質問を許します。伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 次に、防災対策の取り組みについて質問をいたします。 3.11の大震災から災害対策に対して、多くの市民が注目をしております。本市の災害対策はどうなっていくのだろうと。特に津波に関しては、西海岸地域の方々からも大変いろいろな声が聞こえてきております。その中で、本市の防災担当者が1人しかいないということのお話が、説明がございましたが、防災危機管理室等を今後いつごろから設置をしていくのか。本格的に防災危機管理をしていくことがもう急務になっていると思います。ぜひとも、いつごろからスタートするのか。人的配置。あと、専門的な方々も入れないといけません。ぜひ早急に配置方をし、万全な体制がとれるようにしていただきたいのですが、どうでしょうか。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 質問にお答えいたします。今、伊波一男議員からありました危機管理室というのは、現在係体制ですけれども、総務課の中に係があるのですけれども、危機管理室という場合に課体制だというふうに理解をしておりますけれども、現在、平成24年度に向けての組織ヒアリングを実施しているところであります。この職員体制が、防災に向けての職員体制の強化ということは原課からも要求をしまして、認識をしております。 今後、平成24年度に向けて、体制強化を図っていく方向で検討しておりますけれども、定員適正化計画もあります。そのような中で、行革の本部会議などを経て、できましたら平成24年度に向けての体制の強化を図っていくという方向で、今検討をしている段階でございます。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 平成24年度に向けて、立ち上げれば、できればいいのかなというような取り組みをしていきたいということなのかなという形でとりましたけれども。防災に関しては、急務な場面に来ているのです。本当に今言った人的な配置。特に今回は、専門家をしっかり入れていかないといけないと思います。一般行政職の皆様だけでは、なかなかできない部分があるのではないかなと思います。 その点もあわせて、ぜひお願いしたいというのと、基本的には、この危機管理室は、今後は何名ぐらいの予定とか何もないですか。基本的な体制ですから、今、担当者お一人で、地域との連絡でもう大変御苦労していますよね。ということは、もう来年まではお一人で頑張れという形をとっていくのか。その点も、逆に言えば、今、準備はできませんが、人の配置をつけますよとか。室としては来年からですけれどもということを考えていないのか。その点、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 お答えいたします。現在のところ、防災係という体制でございます。その中で、3.11の震災後、被災者受け入れも含めて対策本部を立ち上げまして、そこの中でも臨時職員を入れて、その体制も、本部会議の事務局ということで入れております。 通常の防災の体制につきましては、今、特に3.11の震災対策の絡みで業務多いのですけれども、今、防災計画の見直し作業も、また中央の防災計画の見直し、県の見直し、それも今後出てきますので。今のところ、体制は係、係長、係クラスでいきますけれども、必要に応じて議論をして、早急な強化が必要であれば、それも検討していきたいというふうに思っております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) わかりました。地域防災計画の見直しということで、国がしっかり方向性出して、県がまた出して、市が出していくと、整合性がとれた計画にしないといけないということはわかりますけれども、市がまた独自で、その地域、危険地域、逆に言えば、思われるところですね。そこはしっかりまた市は前もって準備をしていくことが大事だと思います。 その中でも、今回、伊佐区に計画しているような津波対策看板、海抜の表示の準備をしているとお聞きをしています。伊佐区地域、海抜表示板をつけていくのですが、これを西海岸全域に進めていかないと、もういけないと思います。手を挙げたところから随時やるのではなくて、しっかりと進めていく。今回は伊佐区、次は真志喜区とか、宇地泊区とか、明確に進めていく。手挙げ方式を待っていると、なかなか、その西海岸の津波に対する意識の啓発ができないと思いますので、その点、今後は進めていくという方向性で見ていいですか。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 御質問にお答えいたします。昨日も、これからの、特に津波危険地域の西海岸において、伊佐区が今事業を進めておりますけれども、標高の表示といいますか、海抜表示をできるだけ、今後。今は、伊佐区において自主防災組織のほうでの事業として取り組んでおりますけれども、市の事業としても、自主防災組織の立ち上げと並行しながら、できるだけ地域の意見も取り入れながら、その標高の表示の設置に向けては、自主防災組織の立ち上げと並行しながら設置をしていくことは非常に重要なことだというふうに思っております。これからもその方向で進めていきたいというふうに思っております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 防災に関しては最後の質問をしたいと思います。防災無線、地域や、また気象条件など、さまざまな要因で、聞こえづらいとよく言われております。そのためにも防災無線だけではなくて、目に訴える、視覚に訴える、聞こえづらいけれども、見たら、何が今、何のために今無線をやっているのだなとわかるように、また視覚に訴えるものを今後検討していく必要もないのかどうか。消防車が地域を回って緊急避難の呼びかけをします。防災無線からも緊急避難の呼びかけをしますが、結局、サッシが閉まっていたり、いろんな条件等でなかなか聞こえないということで、なかなか気がつかない。わかりにくいという場面で、何かランプが回転していたり、あちらこちらで赤色灯が回っていたり、気がつくように、何か視覚に訴えるものが今後は必要になるのではないかと思いますので、ぜひとも、今後そういう計画も取り入れていただけないかということで質問したいと思います。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 ただいまの御質問ですけれども、確かに防災無線は屋外のスピーカーですので、特に台風時とか、閉め切っておりますので聞こえづらいということがあります。音だけではなくて、一番早く防災の情報を知るのに、今テレビ、ラジオだと思いますけれども、その視覚の情報ということも、これからできるだけ取り入れたいと思いますけれども、とりあえずは、目に見える形では、先ほど言いましたような標高の表示も、まず手始めにやっていきたいというふうに思っております。あとは音声とか映像につきましては、これからどのような方法があるのか、検討をしていきたいというふうに思っております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) ぜひ前向きに検討をお願いします。次の質問に入ります。次に、赤道児童センターへの放課後学童クラブ設置について質問をいたします。赤道児童センターは長年地域に愛された児童センターで、隣には老人福祉センター、そして赤道児童公園と隣接をしており、多くの子供たちがそこで楽しく遊んでおります。利用しております。そして、また、この地域、多くの集合住宅が今建設をされ、今でもまた建設中のところがございます。人口がふえております。また、若い方々の子育ての場になるのではないかなというふうに見ております。 今後、児童センター、赤道児童センターに放課後学童クラブ。我如古の児童センターにも今回学童クラブができております。ぜひとも、この赤道児童センターにも学童クラブが欲しいという声もございますので、その点をお聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。現在、本市は、大山児童センター、新城児童センター、我如古児童センターに放課後児童クラブを併設しております。放課後児童クラブを設置するためには専用室が必要でございますけれども、今現在、赤道児童センターでは、その専用室を確保することはできませんので、児童クラブは行っていないところでございます。今後は、もし設置する場合は増築等が必要でございますので研究をしていきたいと思いますが、ただ、今、増築につきましても、建築物の耐震構造の調査等が必要になりますので、今、赤道児童センターがそのような状況があるかどうかも研究の課題になると思います。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) ぜひつくっていただきたいという声が多いわけです。横のほうの公園側とセンター側の間につくれるのではないかなというような、そこは遊び場ではありませんから、結構空白がありますので、そこをまたどうにか活用することができるのではないかなと思っております。また、地域の皆さんの声が必ずまた上がってくると思いますが、しっかりと、ぜひとも研究されて、もう前向きに取り組んでもらいたいなと思います。ぜひお願いします。 そのまま続けたいと思います。次に、各児童センターへの公衆電話の設置についてを質問します。すべての児童センターに公衆電話がついていないわけです。これは利用者、親御さんのほうから、結局、連携とるときとか、また遊びに行って、児童センターに着いたら家に電話しなさいねとか、そういうときにも、なかなか公衆電話がなくて大変不便を感じているというのもありますので、各児童センターへの公衆電話の設置は難しいのでしょうか。その点をお聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。過去に3保育所への設置状況、公衆電話の設置状況について調べましたところ、過去には設置があった経過がございます。しかしながら、費用、採算が合わないということで、NTTのほうが撤去をしたような経緯がございます。その後、今、公衆電話等については、検討はしておりませんけれども、ピンク電話等で使用料を支払うことでは設置は可能になりますが、その経費等について、財政調整も必要でございますので、今後、話し合いをしていきたいと思います。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 今、電話がない。利用者が簡単に電話が使える状態にない施設なのです。事務所の中に入っていかないと電話が使えない。そういうのは、ちょっとおかしいと思います。しっかりとした、いい施設をつくっていて、子供たちがたくさん遊びに来て、また親と連絡をとりたいときに、遠く離れたところまで行かないといけないという施設は余りよくないなと思います。せっかく安心安全で遊べる児童センターからまた出ていって電話をするというようなことがないように。今の内容ですと、NTTさんが撤退をしましたということでございますが、今からのまた時代は逆に言えば、しっかりとしたテレホンカードを活用できるようなものをしっかりと置いていけば、子供たちも利用しやすいのではないかなと思います。各小学校にも公衆電話あるし、中学校にもあります。しかしながら、こういう児童館にはないということになりますと、連絡のとり方がなかなかうまくいかないということがありますので、もう一度お願いしたいのですが、ピンク電話という言葉、今お使いになっていましたけれども、逆に言えば、NTTさんとしっかり御相談して、お金がかからぬ方向で、市が負担がないような形でどうにかできないかどうか。その点も研究すべきではないでしょうか。どうでしょうか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。NTTにも電話をして、問い合わせをしておりますけれども、緑電話はテレホンカードの対応機でございまして、コンビニ等に使われているようでございますが、採算の合わない地域に設置することについては、NTTとしては応じていないということでございます。それに対しまして、ピンク電話というのは使用料を児童センターのほうで支払えば可能ということでございますので、ただ、その際には、初期費用とか工事費とかが支出されることになりますので、このことについて検討をしていきたいと思っております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) そこまでしっかり研究されているようですので、またぜひとも早目に電話が設置できるように頑張っていただきたいと思います。 次の質問に移ります。まず、屋根つきバス停留所の設置についてであります。本市の我如古交差点から普天間交差点の間、この国道330号には、屋根つきバス停が余り見当たりません。設置状況はどうなっているのか、その点をお聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 伊波一男議員の御質問にお答えいたします。屋根つきバス停の数としましては、市民会館前の1つと、あと向かい側JA宜野湾支店前の2カ所ということで、今現在のところ認知しております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 本市の国道330号の我如古から普天間交差点の間は2カ所しかないと。それも役所の前と向かいのJAさんの前のバス停だけですよということでありますが、浦添市の伊祖トンネル越えて、浦添市全域両サイドすべてバス停留所に屋根がついております。本市もやっぱり屋根つきバス停は必要だと思うのです。特に普天間高校のほうです。普天間高校の学生さんがおりたりするところ。それと、宜野湾小学校のほうです。それと、長田交差点。中部商業高校はもしかしたら、今後、拡張工事のほうがありまして、つくのではないかなという期待はしています。とにかく、これに対して、本市の教育、福祉、病院等の機関がある近くのバス停留所には、ぜひとも屋根つきバス停を設置するように、これ要望してもらえませんか。その点をお願いします。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 お答えいたします。屋根つきバス停の件につきましては、以前、高校総体の際に、総合事務局やバス協会への要請を教育委員会を通してやったいきさつもあるようですけれども、その場合に少し問題になるところが、この公の国道の中に、仮設であれ、設置する場合は、歩行者や後続車両との安全上、一定の面積を要さないと設置が難しいというところがあるようでございます。浦添につきましては、国道330号過ぎますと、浦添に入りますと、結構広い歩道もありまして、その辺は容易なのかとの考えがありますけれども、本市の国道330号沿いは狭いというところもあるようでございます。ただ、これにつきましては、現状の国道330号の線上で、歩行者専用道路を拡張するために、国道事務所と用地の確保を含めた上で、屋根つきバス停の設置が可能かどうか、関係部署とも調整をした上で、要請ができるか、ちょっと検討してみたいと思っております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) ぜひ、この屋根つきバス停は必要だと多くの市民も感じていますので、これはぜひとも進めてもらいたいと思います。 次の質問に入りたいと思います。国道330号宜野湾記念病院入り口交差点の安全対策について、この宜野湾部落に入っていくところの交差点、宜野湾部落から出てくるときに、記念病院の前を通って出てくるときに、右折が大変厳しい、左折も厳しい。その中にはまた、その部落の中には志真志小学校もある。大変もう多くの車の出入りがありながら、安全対策が余りうまくいっていないなというふうに感じます。ぜひ、信号機、セットバックなかなかできないというお話がございました。それなら両サイドの信号を一たんとめるぐらいのセンサーをしっかりとつけていくこともできないのかなと思っているのです。こちらの安全対策上、センサーをつけていくことをしっかり要請していただけませんでしょうか。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 御質問にお答え申し上げます。現在の提言のセンサー方式というのは、6月10日に宜野湾署を招いてやったときの説明会では、宜野湾署のほうも、これでいい感触がございました。 それで、現在この宜野湾記念病院の入り口交差点付近と向かい側のマクドナルドの反対側、そのところ、あとちょっと離れますけれども、いこいの市民パーク向かい側の宜野湾ガス入り口付近、この辺を車線感知式のセンサーが設置ができないかどうか、今議会終了後、宜野湾署のほうに要請してまいりたいと思っております。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) ぜひ要請をしていただいて、交通安全対策の取り組みがしっかりできるようにお願いしたいと思います。 次の質問に入りたいと思います。中原進入路の早期整備についてでございます。市長より、この間答弁がございましたけれども、平成20年度に事業が凍結されました。そのときの計画はどのようになったのか、その点もう一度確認したいと思います。 ○呉屋勉議長 建設部長。 ◎石原昌次建設部長 お答えします。中原進入路の事業計画について御説明を申し上げます。中原進入路につきましては、中原自治会事務所の通りに位置しておりまして、国道330号から普天間飛行場までの290メートルが軍用地でありながら、道路として使用されています。以前は普天間飛行場の進入路として米軍が使用していましたけれども、現時点では基地側のゲートが常時閉鎖され、現在は中原自治会事務所への進入路及び地域住民の生活道路として利用されています。 市では、当該道路の整備の必要性から、平成18年度から道路に係る用地の返還に向けた地主からの返還同意を経て、返還要請を沖縄防衛局及び米軍に行ってきました。事業計画については、平成20年度に用地購入を行い、その後、道路工事を実施し、道路の供用開始ができる計画をしてございました。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 凍結になった理由がありますよね。凍結になり、今後、凍結になった理由と、それが改善されたのか。そして、今後進捗は、この間お話が、説明がございましたように、次年度からはまたスタートできるのか。その点をお伺いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 建設部長。 ◎石原昌次建設部長 お答えします。平成20年度に、中原進入路道路整備事業として、返還を前提に約1億7,000万円余の予算計上されましたが、米軍から普天間飛行場内では大雨のたびに冠水被害が発生することから、中原地域から基地内へ流入する雨水被害が拡大するおそれがあることを理由に返還同意が得られず、今日に至っているわけですけれども。 平成20年度に事業を凍結された後も、沖縄防衛局を通じて、米軍サイドと事務長協議を行ってまいっています。また、平成23年度に入って、市長と普天間飛行場の司令官のクオータリーミーティングが2回ほど実施されていまして、中原進入路と宜野湾11号の整備について話し合っているところでございます。また、普天間飛行場で発生する雨水冠水被害についても、沖縄防衛局の連絡調整室とともに、米軍の不動産部や環境保全課と協議を行っておりまして、課題解決のために、引き続き協議を行いながら調整をしているところでございます。 今、現時点は、平成24年度の防衛補助の予算措置に向けて、周辺環境整備課とどの時点であれば可能かどうか、協議を行っているところでございます。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 最後に、市長のほうにお聞きしたいと思います。市長、中原進入路、大変地域住民が活用、利用されていますけれども、それとあわせて、また宜野湾11号の取り組み状況、市長、司令部とよくお会いされているということでありますので、次年度には、進展はどこまであるのか、できるのか、その点、少しお聞きしたいと思います。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 伊波議員にお答えいたします。先ほど建設部長からも答弁がありましたように、現在、沖縄防衛局、それから米軍との協議を行っているところでございます。あわせて防衛本省とも、予算化、概算要望に向けた作業を現在やっているところでございまして、それが固まっていない段階で24年度予算措置ができるかということは現段階では申し上げられませんが、一番近い防衛省との話し合いの中では、少なくとも、今年いっぱいかけて、粘り強くお互い話し合いをしていきましょうと。その中で、米軍側との協議も十分整えた上での予算措置ということになろうかと思っておりますので、もうしばらく時間をかしていただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 伊波一男議員。 ◆24番(伊波一男議員) 以上で質問を終わりたいと思います。 ○呉屋勉議長 以上で、24番 伊波一男議員の質問を終わります。 ○呉屋勉議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時00分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時15分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。5番 佐喜真進議員の質問を許します。佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 皆さん、こんにちは。議席5番 共生の会、佐喜真進でございます。議長に通告してありました一般質問のお許しが出ましたので、順を追って質問してまいります。 まず1番目に、公共火葬場の建設について進捗を確認したいと思います。あとは自席から質問をします。 ○呉屋勉議長 企画部長。 ◎宮平良和企画部長 佐喜真議員へお答えいたします。御指摘のあった公共火葬場の事業なのですけれども、昨年来、近隣市町村、とりわけ西原、中城、北中城、北谷町ということで、宜野湾市、5市町村で広域的な事業の取り組みができないかということと、その前に、各市町村の火葬場の状況、現状、そして火葬場建築に向けての市町村の必要性の意見等を含めて、去年から去る5月9日まで、3回にわたって意見交換をやってきております。その中で、最終的に、結論から申し上げますと、今各市町村とも火葬場に関しては非常に不便を来しているということで、早急な事業実施が望まれているということの、それぞれ市町村から意見がございました。ということは、それぞれの5市町村とも、早期の火葬場建設が望まれるという意見でありまして、今後、意見としては一致しましたので、これからの取り組みといたしましては、これまでは意見交換会という形で会議を重ねてきているわけですけれども、これからは、5市町村とも意見がそろった段階で、事業実施に向けた建設検討委員会という形で、場を置きかえてこれからは取り組んでいこうということで、今、確認をしているところでございます。 そして、次年度、それぞれお互い事業実施に向けては、当然市町村の理解も得る必要があるということもあって、単に口頭だけの説明ではなかなか理解し得ないということもありまして、次年度、基本構想、基本計画の策定に向けて取り組んでいこうということの確認まではしております。 そして、これから、第4回目の会議からは、建設検討委員会という形で名をかりて、実際の事業化に向けて取り組んでいこうということで確認をしているということでございます。現在では、建設検討委員会の設置、要綱案については、本市がそのたたき台をつくるということで、案ができるまでは、本市のほうでその案を作成をして、でき次第、次の第4回目の会議に臨んでいきたいというふうに、今そういう状況でございます。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 今の部長の説明で、意見交換会より重みのある検討委員会ができるというふうに理解しております。本員も、ある関連している村と町の議員とも意見交換をしておりまして、彼らも私から情報をもらいたいと。これをもとに、おのおの議会で一般質問等などにしたいということで、私のほうにも連絡あるのですけれども、本員のほうがまだまだ本市がそういう段階なものですから、情報としても提供できていないのですけれども、もう間もなく、そこに向けてやるというふうに聞いていますけれども、やっぱり本庁に専門部、そういうのが立ち上がるイメージですか、そういうところまで持っていくということで理解していいでしょうか。 ○呉屋勉議長 企画部長。 ◎宮平良和企画部長 お答えいたします。先ほど佐喜真議員がおっしゃった、そのとおりでございまして、先ほど申し上げたとおり、次年度で基本構想、基本計画の策定に向けて取り組んでいくということになりましたので。とすると、建設検討委員会の中で、基本的に詳しく調査研究をする専門部会が必要になると。その持ち方につきましては、それぞれのまた各市町村の課題等もあろうかということで、各市町村でそれぞれ専門部会を立ち上げるか、あるいはまた、建設検討委員会としての専門部会を持って、各市町村のまた専門部会をそれぞれ集中して、そこで整理していくか。これはまた、これからの建設検討委員会の設置要綱の中で、その専門部会の位置づけを明確にしていきたいと。そういうことで、早目に調査研究を進めながら、次年度の基本構想、基本計画にそれを反映させていきたいということで、専門部会も早期に立ち上げていきたいというふうに考えております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 海側にあるいなんせや山側にある恩納火葬場、もう既にできている施設を参考にしながら、ぜひこれは早期に進めてほしいなと思います。それには、やはり本市が中心となってやってほしいのと、これは市長の政治力もかなり大きく左右されるかなと思っていますので、市長の決意を、あるいは御見解、よろしくお願いします。 ○呉屋勉議長 企画部長。 ◎宮平良和企画部長 実は、佐喜真議員、今回、我々のほうで公共火葬場の事業を取り組んでいくわけですけれども、ただ現段階において、その事業の建設に向けての、これといった補助メニュー、確定した補助メニューがないのです。それで、市長はもう昨年来、特に防衛省、沖縄防衛局、機会あるごとに公共火葬場の建設に向けての配慮方の要請をしているところであるわけです。そして、我々事務方のほうも、先日、沖縄防衛局に出向いて、実は広域的に公共火葬場の事業に着手していきたいと。そのために、どうにか、防衛のメニューの中で、それに合致できるような補助メニューがないかどうか。その辺もまた防衛のほうに協力をお願いしたいということで、その要請をお願いしてきたところでございます。 そして、各5市町村の首長の中でも、お互いの担当課長会議の中でも、補助メニューが最終的にこれというものがない中で、これはもう各5市町村と首長も一緒になって、防衛局を初め、それぞれまた該当すると思われるような省庁には基本的に一緒に伴って要請することもあろうかと思いますので、その辺もまた各市町村の首長の協力もお願いしてほしいということで、その申し入れをしておりますので、あと、また市長のほうから答弁をお願いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 佐喜真議員の質問にお答えをいたします。今、企画部長からもありました5市町村の首長の皆さんの意見は、広域火葬場の建設に向けて全員同意をしております。今から具体的に検討を進めていく段階に入っていくわけですけれども、その流れとして、補助を活用した形での事業化ということが前提でございます。そういう意味では、引き続き、政府のほうには中部におけるこの5市町村の現状を訴えながら、補助の獲得に向けて頑張ってまいりたいというふうに思っております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) やはりいろいろと難しい問題も出てくるかと思いますけれども、今定例会で、追加議案として、副市長もぜひ、この議員諸公の御理解を得て、議員、副市長とともに、この問題を解決して、やはり宜野湾市民のためにぜひ頑張ってほしいなと思います。 次の質問にまいります。19区地域の住居表示の取り組みについて、昨年の12月定例会で、住民の理解が得られなかったとの部長答弁がありましたが、宜野湾市長あてに提出された連署での文書を読み上げて、何名の署名なのか、御答弁をお願いします。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 佐喜真進議員の御質問にお答えします。質問の内容によりまして、ちょっと個人情報との部分も、差しさわりがある部分もありますので、その部分は省いて、大まかに説明したいと思います。 平成6年6月16日に宜野湾市長あてに提出された文書によりますと、「19区地域住居表示変更の反対について」というのが表題になってございます。文書内容について読み上げますけれども、「宜野湾市では、19区の住居表示の変更を計画して、1回の区民への説明会で住居変更を行おうとしていますが、区民の総意を得ずに行うことに断固反対します。また、先祖代々受け継いできた愛知の地名変更に断固反対し、一部地域の愛知から神山への住居表示変更に連署でもって反対とする」と明記されておりまして、76名の方から連署となっているという状況でございます。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) この70名余りの署名があったということですけれども、やはり私も当区出身の議員ですから、今回、この問題に本気に取り組むためには、この理解を得るために、直接その方々と会って、どうすれば前に進むかということで話したいのですけれども、これはもちろん市長あてに来ているということは、市長と、その方々の了解を得れば、私もその人たちを知ることができるのかなと思うのですけれども、その辺をもう一度御説明をお願いします。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 お答えいたします。宜野湾市情報公開条例第5条では、「何人も、この条例の定めるところにより、実施機関に対し、当該実施機関の保有する公文書の開示を請求することができる」というところはございますけれども、同条例第7条の第2号では、「個人に関する情報であって、当該個人を識別できるもの、又は特定の個人を識別することはできないが、公にすることにより、なお個人の権利利益を害するおそれのあるもの」につきましては不開示情報ということになってございます。したがいまして、連署でもって反対の意思を示した当時の署名について、情報を開示するということは適切ではないと考えております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) でも、その方々がわからないとなると、どのように私が今回理解を得るために動くか。これは、この地域、それにある愛知区域を神山にするという、そういうところを一件一件確認しながら、そこに、この署名の人たちがいるかどうか、ちょっとわからないのですけれども、その辺は17年前の当時の反対した人々に、やっぱり時代の流れとともに、心の変化もあるかもしれませんので、その辺は、また、やはりこの地域の確認は自治会長とともに頑張りたいなと思っていますけれども、そこで市長にお伺いします。 本市は、1962年4月1日に市制を施行して以来49年になります。来年の7月で50周年を迎えることになります。19区の住居表示については、どのように考えておられるのか、御答弁をお願いします。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 佐喜真議員の質問にお答えをいたします。住居表示は、合理的なわかりやすい住居表示によって、公共の福祉の増進を図ることを目的としております。住所のあらわし方を改めるということは、私たちの生活にとって極めて身近な問題であり、地域の皆さんに十分理解され、御協力をいただかなければなりません。また、先ほど佐喜真議員からもありましたように、来年は市制施行50周年を迎えることになりますが、地域のコンセンサスを十分得られるよう、これからも努力していくことは大切であると思っております。長年19区という行政区の呼び名にもありますように、市としても、この問題は早目に解決を図ってまいりたいと思っておりますし、何といっても、今回、佐喜真議員がこれだけ情熱を持って、愛知、神山地区における住居表示の問題を解決をしたいという情熱にもおこたえをしてまいりたいと思っております。 地域の皆さんの理解を得る方法としては、まず自治会長を中心に、老人クラブや婦人会の皆さんの役員の皆さんと協議をしながら、従来、これまで反対であった皆さんとも話し合いをしていくことは大事なことだと思っておりまして、その状況に応じて、佐喜真議員の協力も得ながら、この問題に対処できればというふうに思っておりますので、そのときには、佐喜真議員の力添えもまたお願いしたいと思っております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 市長の協力も得ないとできないものかなと思っています。 字神山と字愛知の先輩たちが長年受け継がれた歴史、文化を大切にしてきた思いは、本員は誇りにしたいと思います。当時はエイサーも、愛知、神山、別々に踊っていたそうですが、本員の記憶の中では、既に19区として、ともに練習し、踊った記憶しかありません。若者の中には、この19区の名前に愛着を持って、それを変えるのも寂しいという人もおります。今では、この19区のエイサーも全島大会に出場するほど、地域のきずなも強くなったと思います。宜野湾市が発展するためには、一日も早く全地域が住居表示しなくてはなりません。本員もこの問題の難しさは十分認識しています。だからといって放置するわけにはいきません。19区も、市より1年後ですが、再来年は50周年になります。遅くても、それまでには19区が表示できるように頑張っていきたいと思います。また、この例えは、ちょっと乱暴かもしれませんけれども、沖縄も昔は琉球と呼ばれていました。琉球侵攻とか廃藩置県とか、いろいろな形で沖縄県になっていますけれども、だれもがこの沖縄県を誇りに思っていると思います。こういう形からして、やはり、今やらないと、将来に向けて、やっぱり、難しいからといって放置しておくには、やっぱり、未来の子供たちにとっても、何かいかがなものかなと思っていますので、ぜひ当局のほうの御協力よろしくお願いします。 次の質問にまいります。いこいの市民パークの北側進入路の整備について、今定例会議案第41号 市道の認定として上程されています。付託された委員会審査においても、原案のとおり可決されるものと委員長からも確認をしています。当局の御尽力と議員諸公の皆様の御理解に感謝申し上げます。地域の方々も大変喜んでくれることでしょう。 ところで、本員は、この道は安心安全に通れるように早期の整備をお願いしているのですが、今年度でできるものでしょうか。今後のプロセスといいますか、どのようになりますか。御答弁お願いします。 ○呉屋勉議長 建設部長。 ◎石原昌次建設部長 佐喜真進議員の質問にお答えします。今年度、今議会でも提案しておりますけれども、市道認定が承認されましたら、今度は防衛省の補助金を活用して道路実施設計業務委託と土地購入費、これは10筆ほどで188平米を予定しております。平成24年度は引き続き用地購入を行った後、いこいの市民パーク入り口まで道路整備工事をする計画でございます。平成25年の供用開始に向けて精いっぱい取り組んでまいります。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 年内に整備できないのであれば、道路維持補修工事ででもお願いできませんか。今のままでは子供や高齢者の方々の歩行にも不適です。もう一度検討をお願いします。
    ○呉屋勉議長 建設部長。 ◎石原昌次建設部長 お答えします。今年度じゅうには工事がすべて完了するわけではございませんので、当面は当該道路の未整備のための舗装面の亀裂や剥離箇所が見られますので、公園利用者や地域住民が通行に支障を来さないように、市道認定後に地権者の同意を得てから、道路維持事業で補修工事を施したいと思います。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) よろしくお願いします。4番目の質問にいきます。障害者雇用の取り組みについて。本市職員の雇用促進について、平成19年度から特別枠で障害者採用を5年連続行ってきたと理解していますが、法定雇用率を毎年6月1日現在における雇用状況を沖縄労働局長に報告することになっていますが、どのようになっていますか。市長部局と教育委員会でお答えください。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 佐喜真進議員の御質問にお答えいたします。まず法定雇用率ですけれども、民間企業、国、地方公共団体は、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づいて、それぞれの割合、法定雇用率と言いますけれども、相当する数以上の障害者を雇用しなければならないということに法律でうたわれております。地方公共団体におきましては2.1%、都道府県の教育委員会においては2.0%というふうに定められております。 平成19年度からの推移ということでございますけれども、今、手元にございませんので、後で報告したいと思います。 ○呉屋勉議長 教育部長。 ◎宮里幸子教育部長 失礼いたしました。19年以降のは手持ちがないのですが、教育委員会の法定雇用率2.0に対し、ことし平成23年6月1日現在の実質雇用率は1.36%となっております。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 市長部局での、ことし平成23年6月1日時点での雇用率についてお答えをいたしたいと思います。市長部局では、法定雇用率の2.1%に対しまして、3.21%ということになっております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 教育委員会が言うように1.36%というのは、法定雇用率満たしていないと思いますけれども、この辺は部長は御理解しているのでしょうか。 ○呉屋勉議長 教育部長。 ◎宮里幸子教育部長 はい。今回、平成22年度教育委員会の法定雇用率は2.19%でございました。その内容については、実人員としてはお二人の障害者を雇用しておりましたが、1人に関しましては正職員でございました。もう一人の方は嘱託職員で重度の聴覚障害2級ということで、カウントの方法が1人採用に対して2という、ダブルカウントするということで、実人員としては2名。ことしも人事異動により、正職員の配置を教育委員会受けておりますが、障害者の人数の変動はございませんが、カウントの状況で、去年2.19%に対して、ことし法定雇用率を満たすことができずに1.36%となっております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 法定雇用率というのは、これは法律に定められたということで法定雇用率なのですけれども。障害者に優しくするように教えているこの教育委員会が法律を破ったと。そういう中で、子供たちに、この法定雇用率を、法を破って、障害者を雇っていないというこの現実は、すごく本市の、4年前から伊波前市長が取り組んできた、この法定雇用率を上げるという、毎年1人ずつ障害者雇用を実施しながら、今、5名いるかと思うのです。今回、この重度の方がやめたということで、この人数からすれば1対1で変わっていないというのですけれども、このカウントの仕方で法定雇用率が下がったと。それは予想されていることだったのではないかなと思っていますけれども、その辺はちょっと認識が薄かったのかどうか。もう一度御答弁お願いします。 ○呉屋勉議長 教育部長。 ◎宮里幸子教育部長 お答えします。今回、平成22年度末、任期満了になった嘱託職員に関しましては、人事課当局の予算に伴う配置だったのですが、今回、その予算の配当枠が1人減員になったということを受けまして、嘱託職員の配置は受けておりません。実質的には、このような状況になるという認識はございました。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 法定雇用率、これは平成19年3月の定例会の私の一般質問で、本市が障害者雇用にどのくらい理解があるのか、そういうのを確認したくて一般質問でも初めて取り上げたのですけれども、そのときの市長部局の雇用率は0.97%でありました。県下11市の中で最下位でもあり、伊波市政は社会的弱者にも優しい市政だと思っていた本員はこの現状にあきれ、怒りが込み上げてきた記憶があります。しかも、再三にわたり、沖縄労働局から伊波市政に雇用促進の要請文を出されています。民間では、法定雇用率を守らないと罰則があり、60万円の罰金があったと思いますけれども、公共団体には罰金はないのですけれども、逆に、こういう公共団体がその法律を破るということは、その罰金60万円よりも重たいのではないかなと、そういうふうに私は理解しておりますが。 この取り組みのおくれを認めた伊波前市長は、それ以降、毎年特別枠を継続し、その結果が、市長部局においては雇用率が伸びたものと思います。ちなみに今回の3.21%は、県の統計から見ると1番だと思います。本市がこの4年で、伊波前市長の御尽力で、4年前に最下位だったところが1番になったと。これは国に報告するものでして、この各市町村からもいろいろ情報が出てきて、10月にはこういうふうに本にまとまりました。これはインターネットでも見られることになりまして、やはり、1番、2番とか、そういうのは問題ではないのですけれども、いかに本市が法定雇用率に頑張ってきたか、そういうのがすぐわかるかと思いまして、私も、これは、一般質問では毎年6月にやるようにしていまして、当然、上がることはあっても下がることはないだろうということで、きのうまで、実は、教育委員会は、人事課長が人は変わらない、人数は変わらないということで、この率が下がっているとは思わなかったのですけれども、きょうの一般質問の中で、教育委員会は確認という意味で、私はきのう、こんな低いというのを知りまして、本来なら、この市長部局3.21%、教育委員会がそのまま現状維持ということで、すごくいい報告ができるかなという、そういう思い入れを、教育委員会が今回下がったということで、すごいショックといいますか、教育委員会に認識が、やはり人が変わると下がるという。ぎりぎりの線で、そのまま維持しようとしている。そういうふうな結果がこうなったのではないかなと思います。今回も、もし1年前に、ぎりぎりの線ではなくて、市長部局と同じぐらい高目に持っていければ、こういう事態にはならなかったと思いますけれども。この辺は早目に、またこのままの状態でやるというのも、ちょっと問題があると思います。これは法定雇用率を満たしていないまま教育委員会が来年まで続くことがないようにしたいと思いますけれども、ことし、また採用試験があると思いますが、もちろん、今の教育委員会の現状を見ると、また、ことしの採用試験もこの枠がもちろん設けられるだろうと本員は理解していますけれども、当局の御見解をお聞かせください。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 御質問にお答えいたします。障害者雇用の採用試験を実施するかどうかということですけれども、職員採用試験の実施に当たっては、毎年、採用職種、採用人数、受験資格等について、試験委員会において審議を行います。障害者の採用枠を設けることについても、ことし平成23年度の試験委員会の中で十分な審議を行っていきたいというふうに考えております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 伊波前市長から、もう4年、5年と続いてきた、これは最も本市が誇れる福祉行政のアピールできるものかと思いますけれども、やはり、これには市長の、十分認識していると思いますけれども、市長、あと1人、市から採用し、教育委員会のほうに配置できるような、そういう形にできるか、市長の御見解をお願いします。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 佐喜真議員にお答えをいたします。職員の採用試験に当たっては、試験委員会の試験委員長のもとの権限でございまして、私がどうのということを今申し上げる立場にはありませんが、先ほどもやりとりの中にもありますように、教育委員会においても、障害者の法定雇用率が達成をしていないという中において、ことしの試験委員会の議論の中で採用職種や採用人員が決定をされますが、その中で障害者の採用枠についても十分理解がいただけるものだというふうに考えております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 障害を抱えていても、市職員になれる。採用試験を受けようか、頑張ってみよう、頑張る。この意欲が宜野湾市の障害者にとって、目標を持ち、自立できるものと思いますが、ぜひ、ことしの採用試験も実施されるようお願いするとともに、まず受験資格なのですけれども、まず受験年齢ですか、32歳を39歳まで、これも上げてもらったのですが、この年齢等で受験できないと、そういう障害を持っている方もいるかと思いますけれども、この年齢をもう少し上げる。その辺は検討できないでしょうか。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時55分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時55分) 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 お答えいたします。この年齢の資格の引き上げにつきましても、試験委員会の中で議論がされて、審議が行われていくものというふうに思っております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) これまでの試験においても、残念ながら採用されなかった方々も、やはり、来年こそは、来年こそはとしながら、勉強を頑張っている方もいると思います。今回、教育委員会にいた、重度の方も契約でやめた。もちろん、この人も業務ができた実績はあるかと思いますけれども、この方も、受験を本人がトライする、そういうことができるように、ぜひ検討してほしいのですが、ちなみに今のこの39歳ですか、その年齢になると、その方も受験できるでしょうか。部長の答弁をお願いします。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時57分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時57分) 教育部長。 ◎宮里幸子教育部長 失礼いたしました。お答えします。去年まで2カ年間、教育委員会のほうで嘱託で頑張ってこられた方がいたのですが、残念ながら年齢的には45歳ということで、39歳までの年齢引き上げでも、採用、選考試験の該当には得られないと思います。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) この2年も教育委員会で頑張っていたと。能力はあるというふうに私は理解します。やはり、せっかくの特別枠。多分、これは、もっとこれをアピールすると、全国でも、ほかの団体からも本市をいろいろと参考にするところも出るかと思います。この際、この年齢は、障害者雇用に対しては取っ払ってもいいのではないかと。もちろん事前検査で能力があると認めれば受験資格を与えるような、こういう配慮もあってもいいのかなと思いますけれども、これも、この試験委員会で、この案も出てくれればいいかなと思っています。 あと、活字印刷文による筆記題に対応でき、かつ口頭による面接試験に対応できる者。これは、恐らく活字印刷文ということは、視覚障害者にはちょっと厳しいのかなと。あと口頭によるというのは、聴覚で、障害の方には受験できないというふうにとられるのですが、そこは沖縄県の採用試験でしたか、点字があったと思います。口頭により、聴覚は、本市にもいろいろと手話ができる職員、あるいはボランティアといいますか、そういう方もいっぱいいます。この辺にも、こういう、広げると。そういうのも検討して、いかがかと思いますけれども、もう一度御検討お願いします。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時00分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時01分) 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 お答えいたします。確かに市の選考試験案内の受験資格の中で、活字印刷文による出題に対応でき、かつ口頭による面接試験に対応できる者というふうな受験資格の規定がございますけれども、この件につきましては、もう基本的には、試験委員会での判断になりますけれども、できるだけ、他市の状況とか、県も含めて、これを検討しながら、議論を進めていきたいというふうに思っております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 他市、県ではなくて、やはり、この障害者雇用、市長部局においては、本市が一番いいということで、やはりこれは本市が先駆けてやるべきではないかなと思います。やっぱり障害者に優しい職場は、すべての人にも優しいということで、その方向で、本市の職員も働きやすい職場にしてもらいたいなと思います。 また、宜野湾市の身体障害者協会が、会員が抱える課題の一つである障害者の雇用促進に取り組むために、平成22年3月1日にNPO法人を取得しました。しかし、組織的には脆弱なため、まだまだ事業の方向性が見出せないように思います。市の施設や、その管理業務など、市として何か手助けできないでしょうか。この辺を市長に御答弁お願いします。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。本市の身体障害者福祉協会の支援といたしましては、毎年育成助成金として55万5,000円、県の身体障害者スポーツ大会の補助金として42万円を助成している状況でございます。また、当該協会からは、平成21年12月14日付で自動販売機の管理運営についての要請を受けまして、平成22年の4月から4台の自動販売機の管理運営をお願いしております。収入額は、協会の報告によりますと、自販機の4台の収入は42万1,247円となっておりまして、電気代を差し引きますと、21万3,657円が利益の収入となっている状況でございます。 当協会の活動は、近年、チャリティー、民謡ショーなど、収益を得るような努力はしているようでございますけれども、まだまだ自立した活動にはなっていないというような状況で、市への市長表敬の際にも申し入れはございました。今後も関係部署と協議をしながら、また、ぜひ協会のほうでは、もう少し主体的な勉強会をしていただきながら、自立した運営ができるように協力をしていきたいと思っております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) やはり、まだまだ組織的にはしっかりしていないところがあるかなと思っています。本市に特別枠で5人の市職員がいますが、その方は障害を持ちながらも能力の高い人々だと思います。ぜひ協会に加入し、組織基盤強化に協力できるよう、市長のほうからもお願いしてほしいなと思います。 次の質問にいきます。(仮称)県立空手道会館の誘致について、空手道は御承知のとおり、沖縄が発祥地でありますが、今や世界各国で空手愛好家が4,000万人とも5,000万人とも言われています。毎年海外から多くの空手家が本場沖縄を訪れ、けいこに励んでいることは、よくマスコミ等で取り上げられています。そのようなことから、沖縄県では世界に誇れる伝統空手を子孫に継承し、また世界に発信する目的で、今年度、空手道会館建設整備調査費として1,000万円の予算を組んで、早期の会館建設に取り組んでいる現状です。私たち宜野湾市でも、空手道三大流派の一つである上地流空手道開祖の故上地完文先代の宗家が現在も存続し、多くの道場で大人や子供たちがけいこに励んでいるとのことです。 そこで、本員は、空手道会館を宜野湾市に誘致することによって、児童生徒の教育の一環としても、また日本国内はもとより、世界的な空手道の行事など、個人的に修行に訪れる海外からの空手家など、多少なりとも、市の新たなる観光資源につながるのではないかと考えますが、市長にお伺いします。(仮称)空手道会館を本市に誘致する考えがあるのか、お尋ねします。 ○呉屋勉議長 企画部長。 ◎宮平良和企画部長 佐喜真議員、ちょっとお答えいたします。御指摘の空手道会館の県の事業につきましては、今年度調査費を計上して、6月7日に企画提案書の説明会、そして6月いっぱいで、その企画提案書の公募をやっているということでございます。そして、これからの取り組みについて、県としては、23年、24年にかけて、コンセプトづくりをやっていくと。そして、現段階においては、25年以降の日程については、またこれからの調整ということで、最終的な候補地の選定については、今のところは、まだこれからの取り組みということになっております。 そして、御指摘のとおりのその誘致につきましては、本市としても、スポーツ振興の意味からも趣旨は理解しておりますけれども、ただ、当初、1月段階で、当初予算を計上する段階で、今回県としては、空手道会館と芸能会館ということも予定しておりまして、これも複合ということも一応案としては提案されているということもありましたので、市としては、今回の提案書がどれぐらいの規模になるものかどうか。その辺も含めて、見きわめていく中で、それに応じた、また場所の確保ができるのかどうか。その辺を含めて、市としては、ちょっと調査研究をさせていただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 佐喜真議員の質問に、企画部長のただいまの説明に加えて、私のほうからも答弁させていただきたいと思いますが、ことしの2月の段階で、仲井眞知事の考えとしては、今のところ、県としては候補地を絞った形での作業ではないということでございました。先ほど企画部長からの答弁のとおりであると思いますが、引き続き、仲井眞知事とは、近々、中部市町村会の首長の皆さん、それから南部の首長を含めた話し合いも予定をしております。その中でも、知事の考え方もお聞きをしながら、宜野湾市の事業、まちづくりに合致するものかどうか、話し合いを通して、検討をしてみたいというふうに思っております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) この会館を誘致できると世界各国から空手家が来ると思います。危険な普天間飛行場をアピールすることで、日米両政府に早期返還せざるを得ない雰囲気づくりにもなるかと思います。仲井眞県知事もオスプレイ配備普天間飛行場の固定化に反対している立場です。県の空手道会館整備事業も今年度から走り始めたばかりで、やはり宜野湾市に誘致するには、他市町村より先駆けて発信することが優位に立つのではないかと思います。市長が何とか企業を口説き落として、本市に誘致できるようお願いします。 最後の質問にいきます。福寿園の民営化について。本員は、過去何度か、一般質問で、倒産の心配がない市直営の福寿園は、利用者減にも本気で取り組まない体質と、緊急連絡網の不備による危険管理が足りないと指摘し、民営化を訴えました。責任者である園長がこの4年で3人もかわるこの施設は、危険性の意識が低いのではと考えます。今回のデイサービスでのエレベーター事故の件、いま一度お聞かせください。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。本議会開催での福寿園特別会計での補正予算の説明でも申し上げましたけれども、平成23年3月17日に、デイサービス終了後、帰宅のため2階から1階へおりようとした際、利用者と介護職員の乗ったエレベーターが1階と2階の途中で停止をいたしました。その間、1時間閉じ込められたような状況でございました。その状況の中で、保守業者に連絡をいたしまして、保守業者に相談したところ、救急隊員の要請について相談をしたわけですけれども、そうしたところ、そのことについては、もうすぐ開くので大丈夫というふうに言われまして、また、中に閉じ込められている職員についても、気分不良の状況がないということから要請はしておりませんけれども、利用者については大変不安な1時間となったということで、福祉保健部長としては、本当におわびを申し上げたいと思います。職員についても、また対応が不十分なことについては、おわびをしたいと思います。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 老人施設のエレベーター事故は、去年の6月にも大阪のほうでありまして、エレベーターに40分閉じ込められて、出てきたら、気分が悪くて病院に行ったと、インターネットなのですけれども、そういうふうに出ています。 エレベーターで閉じ込められる。本市において、過去、どこの施設でもいいですけれども、そういうのがあったか、消防長に確認したいと思います。 ○呉屋勉議長 消防長。 ◎平安名常明消防長 お答えいたします。宜野湾市内で発生しましたエレベーター事故関係ですが、平成18年に1件、平成19年に1件、平成20年3件、平成21年以降はありません。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) やはり老人、お年寄りの方々が閉じ込められたと、それも60分。本市でも仲村春松議員が30分閉じ込められて、すごい恐怖感があったというふうに聞いています。本当にすごい恐怖を味わったかと思いますけれども、この事故、過去の点検報告から見ると、予想されていたことではないかと本員は思いますが、いかがなものでしょうか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。1月27日以降だったと思いますが、1月27日付のエレベーターの修繕の見積書を手にして、園長のほうから、1月4日と1月18日にエレベーターの乗り場ボタンを押しても作動しないことがありまして、保守業者に点検を依頼いたしました。その見積書があったわけですが、そのことを私は、その見積書の徴取をした後に報告を受けました。その報告を受けまして、私のほうでは、その当時はもう既に予算の調整が済んだ段階で、新年度予算、それから3月の補正予算が査定の報告直前だというふうにして見ておりましたので、その状況の中で、ぜひ財政課と、3月の補正予算にどうにか挿入可能かどうか、または新年度の予算に挿入が可能かどうかの調整を財政課とするように、それからまた一般会計での支出が可能かどうかについても検討するように指示をいたしましたので、このことについては非常に私自身は不安もございましたので、早目に対処をするようにお願いをしておりました。その後の事故ですので、全く予期はしなかったということではございません。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 1月にトラブルがあったということですけれども、これは何年前から、この制御盤ですか、この辺の正常ではないという、そういう指摘を受けていたのですか、御答弁ください。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 制御盤と巻き上げ機の取りかえが必要であるというふうに、修繕の内容になっておりました。          (佐喜真 進議員「何年前から」と呼ぶ) ◎玉那覇豊子福祉保健部長 制御機と巻き上げ機の、この不調な状態が何年前からということでございますか。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時20分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時20分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。制御機と巻き上げ機の不調については、平成18年からあったと今報告を受けております。 ○呉屋勉議長 佐喜真進議員。 ◆5番(佐喜真進議員) 5年前から正常ではない。その状態で運転していたと。本当に、この施設に対して、当局が本当に危険意識がないというのがこれでわかったかなと思います。この事故も、部長は、この責任は園長にあると、そういうふうに、福寿園での責任者は園長であると、そういうふうに言って、すぐ、そこで、春松議員がすごい恐怖感、怒りをあらわにしていた、この翌日からとまったと。この辺から見ても、やはり、この福寿園の園長の人たちは、大変この心労の中で園長をやっているのかなと思います。この問題に関しては、この後、福寿園の民間委託についてと、このエレベーター事故に関しては、また、ほかの議員も一般質問に取り上げていますから、その辺も聞きながら、ぜひそこが一日も早く民営化になるよう頑張っていきたいと思います。これで一般質問を終わります。 ○呉屋勉議長 以上で、5番 佐喜真進議員の質問を終わります。 ○呉屋勉議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後3時22分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時38分) 会議時間の延長についてお諮りいたします。本日の会議時間は議事の都合により、この際あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 休憩前に引き続き一般質問を行います。25番 大城政利議員の質問を許します。大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 皆さん、こんにちは。一般質問、本日ラストバッターになりました。公明党の大城政利でございます。通告してありました一般質問、議長より許可を得ましたので、早速一般質問に入らせていただきたいと思います。 先ほど、5番 佐喜真進議員の後を継いで、私も同じように、福寿園の民営化について取り上げてありましたので、そのことからまず質問をしてまいりたいと思います。 では、初めに、同じくエレベーターの事故について、再度御説明をいただきたいと思います。あとは自席より質問を行います。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 大城政利議員の御質問にお答えいたします。先ほどの佐喜真議員への回答と同じ答弁になりますけれども、平成23年3月17日に、デイサービスの終了後、帰宅のため2階から1階へおりようとした際、利用者と介護職員の乗ったエレベーターが1階と2階の途中で停止をいたしました。その停止に気づきましたのは、2~3分後の1階で待機をしていた介護職員が気づいたところでございます。そのエレベーターの停止に気づきまして、すぐに保守業者に連絡をいたしまして対応をしていただきましたけれども、その間、職員は救急隊を要請したほうがいいかどうか業者に尋ねましたところ、すぐにあきますからということで、特に乗っている利用者には気分不良の状況もございませんでしたので、そのまま業者の修繕について見守っているような状況でございました。その後、1時間後に、利用者と介護職員の乗った方々については、2階のほうでお茶を飲むなどして、少し気持ちを静めるというか、落ちついていただきまして、1階のほうへは階段でおりていただいたという状況でございます。 このような状況については、福祉保健部長として、利用者にも、また皆様にも、本当に心配をおかけしましたこと、おわび申し上げたいと思います。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長、私は福寿園から資料をいただきました。先ほども質疑がありましたけれども、平成20年から平成23年、3カ年間のエレベーター定期保守点検作業報告書、すべて見ましたら、まず、この報告書について、この報告書は当局が作成をしたものですか、あるいは委託業者が作成したものですか。お答えください。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。報告書は、保守点検業者から提出をされております。作成も業者の作成でございます。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 総務常任委員会でも指摘をさせていただきましたけれども、いわゆる業者が点検を終えると、それぞれ確認点検欄というのですか、こういうのがあって、御認印ということで、これは多分福寿園の職員が印鑑を押して、押印をして終わっているものと思いますけれども、これを見ますと、市長、この様式が平成21年度から、平成20年度はないのですけれども、決裁欄が設けられています。これはなぜですか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 確かに拝見しましたところ、平成20年度の報告書には市の供覧印はございませんけれども、平成21年度から供覧がついております。これは予測ですけれども、当時の園長もおられないし、当時の福祉保健部長もおられないので、私のほうでの予測でございますが、前任の福祉保健部長も再三各現場等の事故等については、随時報告するように注意をしておりました。事故等について、安全対策をするように注意をしておりましたので、もしかすると、喜友名園長からは、決裁欄を設けたのかなというふうにして予測をしております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 部長、これは本来、決裁欄が当然あってしかるべきではないですか。いわゆる業者がつくった様式に、皆さん方認印だけ押して終わっている。こういう点検でいいのでしょうか。非常にいいかげんではないかと思います。 それと、平成21年の7月の作業報告書がありますけれども、そこで、メーンロープとガバナーロープ、三角印がついております。これはどういう意味ですか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。平成21年7月の点検作業報告書には、メーンロープとガバナーロープについて三角印がついておりまして、メーンロープ、ガバナーロープ、さびによる劣化が見られるため、取りかえをお勧めしますというふうにございます。私も今回の事故で、その作業室など見せていただきましたけれども、機械室など見せていただきましたけれども、その後、メーンロープとガバナーロープについては、取りかえをしたということで報告を受けております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 少し、しっかりと、この点検書をチェックしながら、皆さん方がやってきたこと、明らかにしたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それで、部長、この平成21年8月12日から、負荷装置という欄が新たに設けられております。平成20年のこの報告書しか僕はもらっておりませんけれども、これはどうしてですか。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時48分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時48分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。大変申しわけございませんが、これについては承知はしておりません。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 部長、保守点検を委託した業者が皆さん方にこういうことを示しながら保守点検業務やっていますよと。内容がわからないで、どうして皆さん方、その検印、いわゆる決裁を押してあるのですか。お答えください。いいかげんではないの、これ。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長
    玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。この決裁欄は園長までの決裁欄になっておりまして、多分、当時の部長でも御存じなかったと思いますけれども、その辺は確認をしておくべきだったと思います。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) それで、部長、今、新たに負荷装置という項目を設けて、ところが平成23年の3月の報告書にはそれがないのです。そしてまた、平成23年の5月に、この負荷装置という欄が設けられているのです。こういうところ皆さん方把握しないで、この業者が出した報告書うのみにしているわけですか。あるいは、もう全くあれですか、めくら判ですか、どうですか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。平成21年度の当時と申しますと、私は福祉担当次長でございますので、直接保健部署の業務に携わったわけではございませんが、このような、この点検作業報告書については、ほかの現場についても、各施設の施設長等で管理をしているものですから、当時の部長としても承知はしていなかったとしか言えません。また、部内会議等でも、その報告書等については私は聞いておりません。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 部長、この欄、新たに設けた負荷装置の中で、①、停電時自動着床装置が部品を取りかえなさいという指摘の三角マークがついているのです。これがずっとついているのです。ですから、皆さん方はそこら辺の点検書を見ながら、決裁を押しながら、このふぐあいについては十分知らないといけないわけではないですか。そのまま通している。それはどういうことですか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答え申し上げます。このように、作業報告書の中で機器等のふぐあいが出た状態の中では、施設管理者については、その状況を把握し、上司等に報告、予算等の計上について調整をすべきことだと思いますけれども、当時そのようなことが行われたということについては、私のほうは承知はしておりません。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 部長は福祉保健部長ですよね。行政は継続と言います。前の部長がそうだと知らなかった、私は前は部長ではなかったからわからぬでは通らぬです。市長、先ほど御質疑の中で、5番議員との、5年前から、いわゆる制御盤、巻き上げ機、部品を交換すべきですよと業者から指摘をされている。5年以上にわたってですよ。放置してきたのはなぜですか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。平成20年度までは職員で認印を押して済ませていたような状況がございます。決裁欄はなくても施設長には報告があったかどうかは、大変申しわけありませんが、今のところちょっと把握できておりません。平成21年度からは決裁欄が設けられておりますので、そのことについては、やはり園長まで、そのことを確認する義務を負ったというか、必要があるというふうに思って、そのような決裁欄を設けたと思います。ですから、そのようなふぐあいが出た際については、予算の調整、さらに上司への報告が必要だと思います。当時の福祉保健部長としても、そのような報告書のみについての報告がなかったゆえ、多分、市長にも報告はなかったかと思います。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長、聞けば聞くほど、皆さん方は何をやっているのと言いたいですよ、これ。これ、エレベーター、人の命にかかわるものでしょう、部長、そうではないの。箱に乗って、1時間もとめられた、閉じ込められた。中にはお年寄りですから、高齢者だから、心臓に急な容態の悪化を招くかもしれない。こういうことが起きたのです。これは、でも5年前からあった、兆候は。部品はかえるべきだよと。かえなかった皆さんに責任はないの。どうですか。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 大城議員の質問にお答えいたします。この福寿園のエレベーターの停止の問題については、さきの質問の中でも申し上げました。こういう事態を起こしたことについては、市長としておわびを申し上げたいと思います。市民の皆さんにも、そして議員の皆さんにも、このようなことが起こらないように、再度、安全の徹底を図ってまいりたいと思っておりますが、本市では、公共施設の維持管理についてはきちっと年間予算を確保しながら、必要なことについては早急な対応をしていくことを仕組みとしてとっております。そういう中で、福寿園のデイサービスセンターにおいてそういったことが起こったということは、非常に残念でなりませんし、再度、私のほうから全部署に、こういったことが二度と起こらないような周知をしながら、安全衛生の確立を図ってまいりたいと思っております。どうも今回の福寿園で起きたふぐあいについては大変申しわけありませんでした。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長、老朽化しているのです。平成元年に建った施設なのです。もう23年、24年になる。23年ですか。それから考えると、やっぱりそこら辺の維持管理、保守点検、これ相当大事だと思います。福祉保健部長、先ほど来、あなたの答弁聞いていると、責任者の発言かなと思いますよ。あなたはみずから、その責任を一身に受けるべきです。なぜ、あのときは私は部長ではないからわからないとか、そう逃げたらだめです。ちゃんとまともに受けてください。そうでないと、我々質問したって、いや、前任者のことだから私知らないよって言われたら、では前任者呼んでこいと。もう退職しているわけでしょう。そういう責任逃れ、言い逃れ、やめてもらいたい。部長、どうですか。こんないいかげんではだめだよ。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。常日ごろから、前任の部長からも引き継ぎがありましたように、現場等の安全管理についてはよく注意するように、それから事件、事故についてはすぐにでも報告するようにというようにして引き継いでおります。ですから、報告があった際については、私も上司に相談をしたりしております。ですから、今回の場合については、そういう仕組みになかったということで、私としては反省をし、今後、そのような仕組みづくりをしていきたいと思います。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長が市民に向かって、しっかりと謝罪をしていただいた後で部長の話を今求めましたけれども、やはり、皆さん、しっかりしてもらいたいなと思うのです。命を預かっているのですよ。そういうところで、今、だから、仕組みをつくれなかったあなたにも責任があるわけです。前には、現場にも行って、どうなのと。そこら辺やっているかどうか、わからないけれども。そういう部分の細かい職員のいわゆる職場環境はどうなのか。そこもよく見ていく必要があると思います。 それで、市長、この建物、平成元年、もう20年以上たちます。ある意味で老朽化をしている施設だと思いますけれども、今度補正予算で、320万円で、制御盤、巻き上げ機等々のいわゆる交換作業をするわけですけれども、将来的にはそこはどう考えているのですか。そのまま、まだ存続するつもりであるのか、あるいは建てかえをしていく計画があるのか、お答えください。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。議員の御質問のとおり、平成元年に開始しておりますので、現在23年目を迎えておりますけれども、私の認識では、公共施設については、約30年から35年ぐらいが耐用年数だというふうにして認識をしておりますので、今現在建てかえの計画はございません。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) それを伺ったのは、今回の質問の中で通告してあるのは、やっぱり民間に委託をしたらどうかという、例えば指定管理者制度でもいいし。要するに、今、皆さん見てきたように、どうも皆さん方、公務員、みんなで渡れば怖くないではないけれども、こんな小さなささいなことすら気づかない。めくら判で通してしまっているという中にあって、さっきも5番議員からあったように、どうも、経営、運営の仕方について、もうそろそろ民間に委託をして、民にさせたらどうかということで、この事故を通しても、私はもう、そろそろ皆さん限界に来ているのではないかなと。福祉のいわゆる街として、市直営の特別養護老人ホーム、全国的に当初名高いことであったわけですけれども、財政の厳しい中、やっぱり民にできることは民にさせる、これが今基本ではないでしょうか。そういった意味で、このデイサービス、これについては将来建てかえするということは考えることなくて、このまま廃止すべきではないかなと思います。そして、この福寿園そのものについても、そろそろ市長、民間に委託をして、民だったら、さっきのようなことは民だから、こういうことは起こらないとは言いたくありませんが、やっぱりもうちょっと、そこら辺は経費の削減、そして、きちっとした中で、お年寄りが安全にいわゆる特別養護老人ホームで暮らしていける、そういうふうなためにも、そろそろ必要ではないのかなというふうに思いますけれども、いかがですか。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。今回のこのエレベーターの事故につきましては、福祉保健部長として深くおわび申し上げますけれども、だからといって、即座にデイサービス事業を廃止するというような状況には、今のところ考えておりません。このデイサービスセンターの運営については、これまでも行政改革室とともに点検をしてきておりますけれども、今現在は黒字の運営をしておりまして、経営上は特に問題は感じておりませんでした。ですが、この安全管理の面で、どうしても公共で無理なのかどうかは、今後検証しながら、行政改革室とともに、このデイサービスの運営については検討をしていきたいと思いますし、福寿園については、今のところ、私のほうでは、高齢者の福祉を進めていく上では待機の方がたくさんおられます。この間も300名ほどおられるということでお話ししましたけれども、愛誠園の待機者と含めますと、約500名の特別養護老人ホームの待機者がおられます。そういう意味では、この待機者の解消が優先すべきであって、福寿園の廃止が今優先すべきかどうかについては、今のところ、私としては考えがたいところでございます。          (又吉清義議員「廃止じゃないよ、委託だよ、はい」と呼ぶ) ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 部長、廃止ではなくて、デイサービスについてはもう老朽化した施設であるので、そこをまた建てかえをして使うとなると、どうなのと。もう既に民間の中で事業所が相当あるわけですから、受け皿は。デイサービスについては。ところが、福寿園については公設民営で、いわゆる今は指定管理者制度もありますから、施設を活用した形で民間の活力を活用する。こういうことも、一つ、これまでもずっと言ってきましたけれども、きょうはこの程度にとどめますけれども、ぜひそこら辺は検討いただきたい。行革のほうで、できたらシミュレーションしてもらいたいのです。民間にいわゆる指定管理者に移行するとどれぐらいの費用がかかるのか。今のままでいくと幾ら費用がかかるのか。そこら辺は、総務部長、ひとつ検討いただけませんか。お答えください。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 御質問にお答えいたします。大城議員がおっしゃるように、福寿園の民間委託化についても、前から議員からもいろいろな提言あるいは検討したらどうかというふうなことがあります。行政改革室においても、やはり市民サービスを向上させつつ、行財政運営の効率化を図るという観点がございまして、民間ができることは民間でというようなことで、指定管理者も含んで、民間委託については検討を進めてまいりました。福寿園の厨房業務につきましては、平成22年度から民間委託を実施しております。今後も民間にできるものについては、そういうふうなことで検討していくということでございます。福寿園の件につきましては、これから福祉保健部も、あるいは市長とも協議をしながら、可能な限り、今のところは、委託できる部分については委託をしていくというようなことで、行政改革室のほうにおいても考えております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 部長、何かわかりにくい答弁ですけれども、ひとつ検討してください。行革の中で、今後、これからどんどん財政需要はふえてきます。その中で、やっぱり費用対効果も考えながら、しっかりと、どこに優先順位をかけて、財政を投入するのか。これは大きな課題ですから、ぜひ、そこら辺はお願いしたいと思います。 では、この件については、この程度にとどめまして、次の1番目の質問をさせていただきたいと思います。地球温暖化防止実行計画について、本市は、平成19年12月に宜野湾市地球温暖化防止実行計画を策定し、次世代に明るく、豊かで、心身共に健やかな環境を残すために、資源やエネルギー循環型社会づくりに取り組んでこられております。平成24年までの計画期間となっておりますが、あと1年となりました。その成果について御説明をいただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 大城政利議員の御質問にお答えいたします。本計画は、平成19年12月に策定されておりますけれども、現在取り組み中でございます、平成20年度のエネルギー等の消費量の温室ガスの状況ですけれども、平成17年度を基準値としまして、本庁で17.7%の減、本庁の出先では2.7%の増、教育委員会として4.3%の増、消防2.1%の増、水道局35.5%の減、小学校、幼稚園5.4%の増、平成20年度は、全体で1.5%の17年度と比較して増となっておりました。 平成21年度になりましてですけれども、本庁13.9%の減、本庁出先1.0%の減、教育委員会1.0%の減、消防0.2%の減、水道局35.4%の減、小学校、幼稚園で4.0%の減、全体では4.6%の削減となっております。 若干でありますけれども、平成20年度、平成21年度と比べますと、平成21年度は削減に向けて努力しているという状況でございます。また、平成22年度につきましては、現在、実施状況を集計中でございますので、集計が終わりましたら、ホームページ等、また市報等で連絡したいという状況でございます。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) ありがとうございます。そこで、宜野湾市地球温暖化防止実行計画、宜野湾市平成19年12月の冊子に基づいて、ちょっと細かいことですけれども、今、全体的な話がありましたので、少し、12ページですね、部長。12ページの中にある、ごみの減量化・リサイクルの推進というのがありますね、(4)。その中にあります「③各施設(小・中学校、保育園等)の生ごみについては、生ゴミ処理機等の導入を図り、ごみの減量化を推進します」とありますね。それは具体的に実際どうなっているのか、御説明いただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時08分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後4時10分) 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 質問にお答えいたします。このごみの減量化の中のリサイクルの推進というところで、「各施設(小・中学校、保育園等)の生ごみについて」というところがございますけれども、御承知のとおり、生ごみ処理機につきましては、運営の仕方とか、生ごみ処理機自体、余り活用されていないというところもございまして、この部分は、減量化としては停滞しているというような状況でございます。 あと1件、私、先ほど平成20年度の17年度基準比で、本庁が12.7%のところを17.7%で答えたというところでございますけれども、平成17年度基準比では、本庁が12.7%の減ということですので、訂正をお願いいたしたいと思います。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 部長、控えている課長たちに聞いて結構ですから、少しお答えをですね。 生ごみ処理機等の導入については、何か進んでいないという話ですけれども、この実行計画は、これは実行計画ではないのですか。どうも、ずっと本員は今まで皆さんにこの議場で質問してただしているのは、計画を立てるために計画があるみたいな感じがしてならないのです。 次、お聞きします。その下にあります自動車の利用の自粛というものがあります。自動車利用に対する取り組み。「毎月第1・第3金曜日をノーマイカーデーに指定し、通勤時には自転車の利用や相乗り、公共交通機関により、マイカー使用の自粛に努めます。②、通勤距離が2キロメートル未満の通勤者は極力徒歩、または自転車を利用します」とありますけれども、これについて実際どうなのか、御報告ください。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時13分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後4時14分) 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 お答えいたします。マイカーの自粛とかにつきましては、職員ポータルで職員にそういった自粛を、第1、第3の金曜日ですね、それを呼びかけております。そして、それに基づきまして、次にアンケートをとりまして、そのアンケートの中で、どれぐらいの削減がされているか、どれぐらいの人数の方がそういったノーマイカーデーを実施しているかという統計を現在とっているという状況です。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 通勤、2キロ以内通勤のやつ。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時15分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後4時15分) 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 お答えいたします。2キロ以内の区分につきましては、現在掌握はしていないというような状況です。ただ、ノーマイカーデーを実施している人数とパーセントですけれども、平成22年度では52名が実施しているということで、この統計として、「よく実施している」または「ほぼ実施している」、「余り実施できていない」、「全くできていない」、「やらない」というような区分がございまして、平成22年度の「よく実施できている」という方は52名、全体の約8%。そして、「ほぼ実施している」という方は37人、6%。あと、「余り実施できていない」、「できるときにはやる」という方が、108名の方が17%。「全くできていない」という方が312名と。マイカー通勤に頼っているというような状況でありますけれども、49%ということになっております。ノーマイカーデーを今回第1、第3の金曜日に変えてからは、その状況が好転しつつあるというような状況もございます。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) あと細かいのを10点ほど聞こうと思っているのですけれども、今、部長の後ろとのやりとりしながらでは時間がかかりそうですから、この程度にとどめます。 市長、計画は、やはり、しっかりと実行されて初めて計画ですよね。これはだれがチェックしているのですか。この中にエコリーダーというのがありますね、各部から。では、この人たちは、今、この実行計画の中で位置づけられているけれども、機能はしていないということですか。今、部長の答弁聞くと、どうも実態調査も把握されていない。もう4年目ですよ。あと1年で終わりですよ。それなのに今のような状態では、私には、本員には、これなかなか皆さん取り組んでいるように見えないのですけれども。部長、お答えください。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 エコリーダーも活用しながら現在やっております。このエコリーダーの活用方法につきましては、まだ少し弱い面もありますので、今後はこのエコリーダーについても、なお一層強化して、こういうエコに対しての職員にエコの実施を植えつけていきたいというふうに考えております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 4年目にして、まだまだこれからだという話ですね、市長。もうあなたの行政、附属機関、この補助決定機関はどうなっているのかなと思う。市長、これは、これから大事な地球環境、私たちはこの後世に、この豊かで緑に満ちた地球、残さないといけないのです。そのために国から法律があって、この各市町村も、県も、自治体がつくりなさいと。それに基づいて実行計画をつくって、これから市民のもの、これをどうするかって、またこれから策定するわけですよね。当局、皆さん方自体がそれを実行できないで、どうして市民にこれを皆さん方実行するように呼びかけることができるのですかと言いたいのです。だから、どうかしっかりとやってもらいたいのです。あと1年しかない。部長、1年しかないですよ。だから、しっかりそれに取り組んで、市長のほうから何か答弁があるようでしたらお願いします。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 大城議員にお答えをいたします。前向きな大城議員からの御指摘大変ありがとうございます。私は、この平成19年度に策定をされて、宜野湾市において、地球温暖化防止の実行計画がまずスタートできたことは、大きな成果だと思っております。御案内のとおり、議員の皆さんには、今年度の教育委員会における光熱水費の効果額がかなり数字としてもあらわれていることは御承知のことと思っておりまして、各部署におけるエコリーダーの取り組み、年間通して活動の成果を最終には報告を受けることがずっと定例として流れてきておりまして、そのエコリーダーの皆さんが頑張っていただいたおかげで、これだけ、先ほど市民経済部長が申し上げましたように、本庁における削減効果の13.9%等の削減効果を生み出してきていると思っております。 この業務の質によって、消防等における削減効果が0.2%ということで、低い状況ではありますが、それはそれとしての救急車や消防車の出動回数と24時間の勤務という形態等も反映しているものかなというふうに思っております。 しかしながら、大城議員からの御指摘は、私はこういうふうに受けとめております。実行計画を策定したもの、きちっと、その点検、評価を行いながら、盛り込んだ計画を着実に実行するのが行政の務めではないかという前向きな御指摘だというふうに受けております。 今年度は、その公共施設における実行計画のもとに、地域推進計画を策定することになっておりまして、今度はいよいよ全市的な、民間、家庭含めて、地球温暖化の防止のための取り組みを開始をしていくことになりますので、引き続き公共施設における取り組みとあわせて、各市内企業や家庭における地球温暖化の取り組みが前進できるよう取り組みをしてまいりたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。ありがとうございます。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長、ありがとうございました。市長のほうからありましたけれども、いよいよ民間、市民がそれぞれ実行計画のもとに基づいて、この地球温暖化防止の取り組みをすると。そこでお伺いしたいのは、去る12日の、これはタイムスの記事ですけれども、いわゆる市町村自然エネルギー関連補助ということで、沖縄市、那覇市、宮古島市、豊見城市、南風原町、西原町、それぞれが補助ですね、太陽光発電システムに対する。これについては本員も取り上げておりますし、他の議員も、この宜野湾市も補助をするべきではないのというふうなことで、今、民間、それぞれ市民が、家庭が取り組むようになりました。その中で、今後、その補助金について、皆さん方はしっかりと取り組んでいく予定があるのかどうか、お答えください。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 お答えいたします。今年度において、地球温暖化防止実行計画の推進計画を策定する予定となっております。その中で、太陽光発電補助金については検討してまいりたいという状況です。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 検討はこれまでもしていただいているのです。それはちゃんと前向きに補助をする方向で検討なのか。この検討についてお答えください。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時25分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後4時26分) 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 お答えいたします。先ほど述べましたけれども、今年度、実行計画の推進、地域推進計画を策定するということで、その推進に当たって、附属機関も設置しながら、その中で太陽光発電等の補助についても実施していく方向で検討させていきたいと思います。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長、ありがとうございました。あと、この新聞の中にある記事が気になって、読み上げようかと思っておりますが、やっぱり読んだほうがいいでしょうかね。この12日のタイムスの中で、「地域高まるニーズ」と、いわゆる補助金についてでありますけれども、この中ほどで、「住民の高まるニーズを無視できない現状がある」と、それから「環境やエネルギー問題に関する自治体の見識が問われる側面もあるだろう」と。いわゆる自治体の見識が問われる。こういうふうなことで、やっぱり、かけがえのない地球を残すために、やっぱり我々できるだけ力を注いで取り組むべきだと思います。 そこで、もう一つ、クールライトダウンというのがあります。「節電ライトダウン2011」というの。本市のインターネットでも出ておりますけれども、この実施状況。きょうはいわゆる夏至ですよね。きょうの日と、それから7月7日七夕「クールアース・デー」。いわゆるライトダウンというのが、国の環境省ですか、そういうところから出ておりますけれども、これについて取り組みをお答えいただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 市民経済部長。 ◎宮城聡市民経済部長 地球温暖化防止のための、先ほど大城議員からもありました「昼も。夜も。節電ライトダウン2011」の実施につきましては、環境省の協力依頼に基づきまして、市のホームページに、ライトダウンキャンペーンの周知をしてございます。エコリーダーを中心に意識高揚を図りまして、節電に取り組んでまいりたいと思っております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) しっかり参加団体も登録もふやせるように、周知を図りながら取り組んでいただきたいと思います。 時間がありませんので、次の質問に移りたいと思います。防災対策についてお伺いをしたいと思います。これは職員の方が来られて、私からいろいろ聞き取りをして、まとめていただいた内容なのですけれども、うまく質問の項目がまとまっておりますので、これについてお聞きをしたいと思います。 まずは、組織体制の強化。これは3.11の大震災を受けて後の、今後の本市の防災対策の取り組み。これについては、先ほどもうちの同僚の岸本議員、それから伊波一男議員からも、これまでありましたけれども、このことについて体制の強化。先ほどのやりとり聞いていると、どうも、まだ来年度の中でしか考えないというふうな話なのですけれども、そういうことでいいのでしょうか。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 大城政利議員の御質問にお答えいたします。今回の議会においては、やはり3.11の震災以降、防災対策についての御質問があります。これにつきましては、今年度から防災について、前は職員が1人でしたけれども、係体制に引き上げをしておりますけれども、その後、震災対策、被災者受け入れも含めて、多くの業務が来ております。それと、地域防災計画の見直し等の通常業務もございまして、津波の想定に関して、伊佐区あたりの自主防災組織からも津波の避難訓練も実施してくれとか、そういう防災に関する業務が非常に激増をしております。今年度の組織ヒアリングの中でも、総務課のほうでも、行政改革室のほうに組織体制の強化を今訴えております。 先ほども答弁しましたけれども、次年度に向けての課体制並みの強化ということは、先ほども申し上げましたとおりですけれども、年度内の組織強化につきましても、これからの業務がどの程度、またさらに入ってくるのか。それによって、行政改革室のほうとも協議をしながら、必要な体制は強化していきたいというふうに思っております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 部長、先ほど来、行革、行革と言っておりますけれども、行財政改革と命とどっちが大事ですか。お答えください。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 お答えいたします。行財政改革というのは、職員全体の職員適正化の中で、この業務の中で、いかに効率的な人員配置をしながら削減をしていくかということでございます。大城議員がおっしゃるように、市民の命を救っていくと、災害から救っていくということは、3.11の中から非常に教訓化をされております。その中で、定員適正化の中で、いかにして、そういう災害対策に関する組織体制を早急に構築していくかということは、緊急の課題ではあると思っております。ですから、市全体の業務の業務量、それをやはり行政改革室のほうでは、ヒアリングを通して職員配置も検討しておりますので、ぜひ総務部のほうから、そういう防災対策の組織の強化ということは、早急に検討していくという気持ちでございます。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 沖縄市の記事が載っていました、6月18日の。総合計画に沖縄市は災害支援と支援強化を盛り込むと。去る6月議会に向けて、総務課の防災担当人員を3人から6人にふやす。補正予算も、もう既に計上して、この6月議会で審議しているわけですよね。市長、どうしてうちの市は、このように、今、行革、行革ということも、わからぬではないですよ。しかし、やっぱり、今、3.11を受けて、市民も、うちの市の防災対策は大丈夫かなと。やっぱり不安を持っているわけです。そこをしっかりリーダーとして、早目に、いや、防災対策課みたいなものをつくって、このように緊急に対応できる体制もつくって、しっかりと防災の取り組みしますよと、市民に皆さん発信するのが責務ではないですか。沖縄市はやっているではないですか。なぜ、宜野湾市はできないのですか。市長、お答えください。早急にやるべきですよ、これは。人がいないと、仕事できますか。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 大城議員の質問にお答えをいたします。3月11日の東日本大震災を受け、支援体制を強化するとともに、市の防災体制のあり方について、防災計画の見直しを含め取り組んでいるところでございます。 現在は年度途中ということもありまして、係体制1名から臨時職員等を活用しながら3名体制に増員をして取り組みをしているのが現状でございます。 私としては、これからの防災体制の取り組み、岸本議員からもありましたように、やはり、これから市民の安心安全を守っていく体制の確立は早急に求められていると思っております。それもやはり消防等の専門知識を持った人材の活用も図っていかなければならないと思っております。現在我が消防本部においては、80名の体制でもって維持をしておりますが、消防の広域化への出向、そして消防学校への出向等の対応をしておりまして、今、80名の体制のぎりぎりの確保というのが難しい状況でございます。そういう意味では、9月議会に向けて、議員の皆さんに消防の定数のあり方等を含めて相談を申し上げながら、この防災対策の対策室なり、課相当の体制の強化を図ってまいりたいと思っております。 総務部長がお答えしたのは、今、定員適正化計画の中で、かなり定数が抑え込まれている中で、人的対応が、即対応が難しかったということではございますが、先ほどのやりとり等ございます。要するに、財政的な対応でいく分、人的な対応を行う分、いろいろございます。そういったことも御理解いただいて、来る議会には、きちっとまた、そのことについては、議員の皆さんに提案ができるように取り組みをしてまいりたいと思っております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長、非常に前向きな答弁なので安心しました。そこで、防災教育ということでお伺いをいたしますけれども、教育委員会のほうにお伺いします。「釜石の奇跡」という言葉がよく最近言われます。このことについて、教育委員会御承知かと思いますので、御説明いただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 指導部長。 ◎古堅宗篤指導部長 お答えいたします。今、政利議員のほうからありました「釜石の奇跡」というのをいただきましたけれども、私の資料のほうで、大川小学校の件と、それから釜石のほうの資料を読ませていただいています。その中で、大川に関しては、やはり8割の児童生徒が津波に巻き込まれたという悲惨。逆に、釜石市の鵜住居小学校の資料でございますけれども、そこのほうでは、全員が助かったということが報告があります。それを受けて、教育委員会として、本市として、どのような対応ができるかということを検討しなければならないわけですけれども、現実の話、今、学校のほうでは、前回も報告させていただきましたけれども、5月の上旬にマニュアル、津波対策のマニュアルについては、各学校のほうに5月上旬に指示をさせていただきました。それを受けて、学校のほうもやはり急ぎの危機意識がありまして、5月の上旬にはマニュアルを作成ということで資料も届いております。ただ、残念なことに、実施計画、実際の避難訓練につきましては、現在ゼロの状態でございます。ですから、これから実施計画をつくるわけですけれども、今回の釜石の全員助かったというデータの中で、多くの子細がございまして、それに基づいた内容を研究し、そして学校の実施計画に反映していければなと思っているところでございます。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 指導部長、しっかりと、やっぱり、いい例、それから残念な例というのですか、皆さん方御承知のことだと思いますので、それを踏まえて、やっぱり防災教育。早速、新聞記事によりますと、糸満小学校の、糸満市あたりは小学校のほうで、いわゆるボランティアの方が授業を持ったりとか、いろいろと取り組んでおられるわけです。ところが、本市は、まだそれがよく見えてこないものですから、多分現場では、今言うマニュアルは既につくったよという話ではあるのですけれども、子供たちに、やっぱり、いわゆる3原則があります。想定を信じるなとか、それから全力で逃げるのだとかあります。とにかくそういうふうなことをしっかりと教え込む。このことが釜石の奇跡を生んだと言われているわけですから、そこら辺しっかりと取り組んでいただきたいと思います。そこら辺を、実施計画を早目に実行していただきたいということを申し上げておきたいと思います。 それで、あと1~2点、自主防災組織の結成について、先ほどの記事で紹介しましたけれども、沖縄市については、2015年度までに全自治会で1組織ずつ発足させると、総合計画の中でこれを網羅して盛り込んでやっていると。本市においても、このことをしっかり取り組む必要があると思いますけれども、やはり体制の問題だと思うのです。どんなに1人の人間が、今、職員と臨時職員ですよね。そういう体制ではどうしても弱いです。やっぱり課ぐらいのものを持って、少なくとも3名以上いなければ。今、いろんなニーズが、防災に関する業務がふえてくるはずです。そこを受け入れるだけの体制をつくらないと。今、市長は先ほど、9月の議会に何とかそういうのを提案したいという話でしたので、それを待ちたいと思いますけれども、しかし、やっぱり災害は待ってはくれませんので、そこら辺はいつもお互いに念頭に置きながら、この防災の取り組みをしていきたいと思います。市長、いかがですか。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 大城議員にお答えをいたします。やはり、この自主防災組織含めて、地域との協働、連携というのは大変重要なことだと思っております。また、片側、今の福祉サービスの充実という意味では、地域福祉計画が連動して流れております。今、宜野湾市の地域から、市民とともに住みよいまちづくりをという意味では、大変重要なことだと思っております。そういう意味では、大城議員の御指摘、そのとおり受けとめて、これからの市政運営に努めてまいりたいと思います。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長、あと1点だけ、どうしてもこのことはやはり市長に強くお願い申し上げておかないといけないのかなと思っておりますけれども、やはり訓練なくして物事は見えない。我々公明3名の議員は伊佐区の自治会長さんお会いして、やっぱり、もう彼女は2回ぐらい、もう既に防災訓練、避難訓練等々やっているものですから、やっぱり見えているのです。伊佐区、どうすればこういうことになるとか。だから、やはり本市としても、防災対策課みたいな、こういう施行体制ができなければ、なかなか厳しいと思いますけれども、ぜひ、これも年内、どんなに遅くとも年度内に1回は市で防災訓練やっていただきたい。市長、いかがですか。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎安里猛市長 お答えをいたします。議員の皆さんも御案内のとおり、今、西海岸地域、低地帯にある西海岸地域の皆さんが避難を行おうとするとき、3月11日もそうでございましたが、伊佐地区の皆さんが避難をしようとするとき、伊佐の交差点でかなり交通渋滞を起こしたということもございました。そういった教訓も受けて、キャンプフォスター、キャンプ瑞慶覧の北前ゲート、それから普天間飛行場の大山ゲートについては、避難時には、緊急時には、ゲートを開放するということの確認もいたしました。去る先週の普天間基地司令官との話し合いの中では、司令官として、地域住民の皆さんの安全確保のために、大山ゲートから真栄原ゲート、普天間ゲートへのルート等についても、話を、考え方を聞かせてもらいました。そういう意味では、これから西海岸地域の避難のルートとあわせて、避難をされる。例えば伊佐地区ですと、普天間中学校が避難指定地区になるのかなと想定されますが、その中における新城や喜友名の皆さんとの連携も必要となってまいります。私は、大城議員が指摘をされたように、早急に防災訓練の必要性は感じております。伊佐の自治会長、自治会の皆さんとも話し合いをさせていただいたときには、この避難ルートが確保できるということが実現した際には、ぜひ避難訓練を実施をしたいということもありまして、私も同様な意見だということを申し上げました。ぜひ年度内には、そういった意味での防災訓練ができるよう取り組んでまいりたいと思っております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長、大変心強いというか、同じくする思いですから、ぜひ一緒に、そこら辺の取り組みをしていきたいと思います。 あとは、また、質問を進めたいと思います。職員の服務規律についてお伺いをしたいと思います。宜野湾市職員服務規程の中に、「職員は市民全体の奉仕者として職責を自覚し、誠実公正に、かつ、能率的に職務を遂行するように努めなければならない」というふうなことで、やっぱり職員の職責、しっかりと自覚しなさいとあるわけですけれども、去る6月1日に酒気帯び疑いで逮捕されたという記事が載って、本員相当ショックを受けたわけですけれども、このことについての御説明と、その後どうなったのか、御説明をいただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 総務部長。
    ◎伊佐努総務部長 お答えいたします。先日起こりました臨時職員の酒気帯び運転検挙の事件でございますけれども、これまでにも職員に対しては、機会あるたびに、文書あるいは職員ポータルなどで注意を喚起している中、非常にそういうことが起こって残念だというふうに思っております。人事課においては、6月1日、その日に綱紀の粛正について、それから1週間後にも、飲酒運転、酒気帯び運転の撲滅についてということで、2回文書で職員に対して通知をしています。 これからも、職員はこれまで以上の自覚を持って、飲酒運転、酒気帯び運転の撲滅に努めていくというようなことで、注意を喚起しております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市民がこういう記事を目の当たりにすると、やっぱり相当ショックを受けるわけです。やっぱり公僕として、ふさわしい行為をしっかりとやっているのかなと、こういうことを持たれたら、市民があらゆる行政について不信を募らせる、このようなことになりかねないので、しっかりと今後とも取り組んでいただきたいと思います。 それで、市長、また少し余りいい話ではないのですけれども、私は議会運営委員会で、これも服務になろうかと思って、本員はこの中で質問はさせていただきたいと思いますけれども、我々去る13日に、いわゆるオスプレイ配備に反対する、いわゆる座り込み抗議行動を行いました。これは6団体、市、議会、それから自治会長会、市婦連、市老連、市青連。ところが、その中で、本員は、この役所のほうに向かおうと思ってみたら、この本来、国旗か、市旗か、あるいは旗を掲揚するポールに黄色い布が何かかかっているわけです。これ何なのというふうなことで聞きましたら、当局から、市長から答弁があります。これは、本当は市旗のみを掲揚しているのだけれども、ベイスターズのキャンプの際には球団旗を掲げたりしていると。それで、基地渉外課から申請を受けて、この黄色い布をこの市旗を掲げるポールに立てたと、掲げたと載っておりますけれども、この黄色い旗というのは何ですか、市長。お答えください。あなたの指示で上げたのですか。基地渉外課の職員のいわゆる単独による、部長の指示によって上げたのですか。ここら辺、明確にお答えください。 ○呉屋勉議長 基地政策部長。 ◎山内繁雄基地政策部長 お答えします。6月13日の午前10時から5時まで、米軍普天間飛行場オスプレイ配備に反対する宜野湾市民緊急座り込み行動を6団体の皆さんが参加をして、265名の市民の参加で実施をしてまいりました。 御質問の庁舎玄関前及び屋上からつるした黄色い旗については、世界一危険な飛行場と称される普天間飛行場の危険性除去と騒音被害を訴え、日米間で合意をした航空機騒音規制措置、それと場周経路の遵守を何度も求めてきたにもかかわらず、合意事項さえ守られていないという状況下で、さらなる墜落の危険性と騒音被害が懸念をされるオスプレイ配備には、やっぱり市民一丸となって断固反対するものであり、その意思表示として、昨年の超党派で開催をされました4.25県民大会で、統一カラーとして黄色を決定をして、県内移設に傾く政府に対して、イエローカードという形を示すことを参考にして、今回オスプレイ配備の反対に対して、やっぱり市民が意思表示をすべきだろうということで掲揚したものでございます。これは基地政策部の判断で、総務部に対して、掲揚したいということでお願いしたところでございます。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 市長、せっかく超党派でやっている、今、基地政策部長の答弁、何ですか、これは。この黄色い旗、我々何も聞いていませんよ、6団体は。こういう独断はやめてもらいたいのです。あなたが宜野湾市のトップですか。冗談ではないよ。これは越権行為ですよ、市長。こういうことであれば、前もって6団体の中で話をすればいいではないですか。どうしますかと。皆、協議も何もない。その中で勝手に基地政策部長の判断で、この黄色い旗を掲げる。意味がわからないのですよ、市民も我々も。そこら辺を市長、今後気をつけてください。こうすると、せっかく市民が、超党派ですよ、超党派というのは、それぞれいろんな考え方を持っている人が一つになろうという話。今の基地政策部長の話は、やはり色を持っていますよね。黄色を持っている。そういうことではだめなんだよね。基地政策部長、今後こういうことをしたら、もうあなたはちょっと、これは、私は市民から許されないと思いますよ。大いに反省してもらいたいね。市長もそこら辺は気をつけてもらって。何であんなのがポール立っているのかなと思って、正直言ってびっくりしましたよ。後からまた聞く議員もいるようですからね。どうかそこら辺は、超党派であれば、その超党派の合意に基づいて、その座り込み行動であれ、やっぱり統一した行動をしなければ、これは崩れてきますよ。せっかくオスプレイ、みんな反対だと言っているのに、一部長が勝手にあんな旗を掲げたりする。旗なのか、黄色い布なのかわかりませんが、これはやめてもらいたいですね。市長、いかがですか。 ○呉屋勉議長 基地政策部長。 ◎山内繁雄基地政策部長 この件については反省をしております。実は非常に緊急な取り組みだったものですから、そこまでは論議をしてございません。それで、今後、いろんな市民大会、実行委員会形式で今考えております。そういう中で、実行委員会の中で、提起もしながら、みんなで論議をして、一致した行動をとっていきたいということでございます。失礼をしました。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) だから、部長、今から市民大会もやろうかということです。あなたのこの軽率な行動で、せっかくみんな一緒になろうと思っている、一つになろうという人たちが、何だか、変なおかしな話になっているなと。これでは、まとまるものもまとまらない。大いに反省してください。今度こういうことをしたら、市長、それは、市長もしっかり制止すべきですよ。あなた見たはずですよ。それは、何でみんながまとまろうとしてやっているのに、それは、それが好きな人もいます。そうではない人もいるのです。だから、超党派になろうということは、それも一切なし。みんなで論議をしながら、これをこうしよう、ああしようと、お互い合意のもとに物事を進めていく。これが基本だと思いますので。これはもう基地政策部長、大いに反省しながら、そこら辺は今後十分気をつけてもらいたいと思います。 あと、日中一時支援事業。このことについてお伺いしたいと思います。先ほど伊波一男議員が、市長、また担当部長にお伺いしましたけれども、担当部長の説明では、決算を待って見ていきたいと。ただ、本員がお聞きしたいのは、その事業所の皆さんに、いささかたりとも迷惑をかけてはいけない。ここですよ。納得する形でやってもらいたい。そこはしっかりと話し合いの中で進めていくおつもりはあるのかどうか。皆さん方、要綱もつくってありますね。100万円で何とかという、とんでもない話を決めています。それが100万円以上だったら、ではもう損害かぶりなさいと、こういうふうな話に聞こえるわけ。これ皆さん方が進めた事業に事業所を巻き込んでやったわけでしょう。市長の政策事業として。そういうことだと私は思いますよ。大いにこの市長の施政方針の中に、他市でやっていない、いわゆる単独型の日中一時支援事業を本市は取り組みますよと。こういうことで、高らかに、所信表明の中で、施政方針の中で述べていたのを覚えています。そこら辺は、そういうことはないのかどうか、まずそこからお答えください。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時56分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後4時56分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。先ほど、県内には、日中一時支援事業所は数カ所ございます。数カ所ですか、何事業所かございまして、これは、日中一時支援事業の助成金については宜野湾市の政策事業ではございます。日中一時支援事業は、宜野湾市は21事業所に委託をしております。市内には3カ所ございまして、単独型の日中一時支援事業所は2カ所でございます。自立支援法施行当時に、宜野湾市にはデイサービスと日中一時支援事業については大変少なく、愛育園がデイサービス事業をしているような状況でございました。しかしながら、一時預かりについて、大変保護者に心配をかけているというような状況でございまして、宜野湾市では、助成をしてでも宜野湾市に日中一時支援事業を進めていきたい、行く行くはデイサービスとあわせて事業の運営を図っていただきたいということで、3年間の暫定措置として助成を進めた事業でございます。 しかしながら、このような、先ほどもお話をいたしましたが、報酬の体系の変化によって収入が激変したというようなことについては、対策は立てたつもりではございますけれども、まだ不十分がございましたら検討をしていきたいと思います。ただしながら、ほかにも21事業所委託をしていると申し上げました。この事業につきましては、やはり事業責任、事業を起こすためには事業所責任もございますので、全く宜野湾市が委託をして進めていくということではありません。あくまでも助成をしたということでございますので、この辺は誤解のないようによろしくお願いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 部長、誤解はしていないのです。いろいろと事業所の皆さんともいろんな話をしながら、よくわかっているつもりです。ただ、それは、市から、やっぱり、それぞれ肩たたきというか、やってみないのということでお話があって、その事業に取りかかったということもありますよと。そこら辺は皆さん違うよとは言わないはずですよね。だから、そういうことをよく知っていますよと。しかし、事業所の皆さんに迷惑をかけてはいけませんよと。それはしっかりと取り組んでいただきたいと思います。 あと1点だけ、次の質問をして終わりたいと思います。市民会館広場の使用のあり方について、お伺いをしたいと思います。これは去る3月議会で、桃原朗議員が質問をしております。成人式に何やら広報車が来て、いろいろと宣伝をしていたと、街頭宣伝をしていたと。このことについて、使用協定は、規制はあるのですか。教育委員会、お伺いします。 ○呉屋勉議長 教育部長。 ◎宮里幸子教育部長 お答えします。市民会館の施設設備についての申請の方法はありますが、玄関前の広場に関しては許可制ではございません。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) だから、部長、ないはずですから、それはちゃんとつくって。あの車は、本員も見たら、たしか自治労の車なのですね。毎年そこの広場に乗り入れて、自治労の宣伝でしょうか。そうであれば、そこの他の車も、そこへどんどん入れていいと思うのですけれども、そういうことは可能ですか、部長。 ○呉屋勉議長 教育部長。 ◎宮里幸子教育部長 お答えします。さきの成人式のときに、市民広場前で街宣の行動をしていた車、車両に関しましては、私ども宜野湾市職員労働組合だと認識しております。これまで、その乗り入れに関しては黙認という形で行ってきたようですが、次年度以降につきまして、車両の乗り入れに関しては厳重に注意をしていきたいと思っております。 ○呉屋勉議長 大城政利議員。 ◆25番(大城政利議員) 黙認ではだめですね、部長、ちゃんとそれは、しっかりと申請書を出して、上司が決裁をする。そういう手続を踏まえて、こういうことについては進めていただきたいと思います。以上で本員の質問終わります。ありがとうございました。 ○呉屋勉議長 以上で25番 大城政利議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は6月24日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。(散会時刻 午後5時02分)...