伊佐市議会 2020-07-20
令和2年第2回臨時会(第1日目) 本文 2020年07月20日開催
2020年07月20日:令和2年第2回臨時会(第1日目) 本文 ▼最初の
ヒット発言へ(全 0 箇所) △開 会△(10時00分)
◯議長(緒方
重則議員)
ただいまから令和2年第2回
伊佐市議会臨時会を開会します。
△開 議△(10時00分)
◯議長(緒方
重則議員)
直ちに本日の会議を開きます。
本日は、17番 植松 尚志郎議員から、欠席届が提出されておりますので、報告します。
日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。
この会期中の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、12番 沖田 義一議員、13番 鶴田 公紀議員を指名します。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第2「会期の決定」を議題とします。
お諮りします。
本臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、会期は本日1日間とすることに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第3「議案第47号
専決処分の承認を求めることについて」、及び日程第4「議案第48号 令和2年度伊佐市
一般会計補正予算(第4号)」を議題とします。
市長の提案理由の説明を求めます。
市長 隈元 新君。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
おはようございます。
令和2年第2回
伊佐市議会臨時会の開会に当たり、「議案第47号」及び「議案第48号」について説明申し上げます。
まず、「議案第47号
専決処分の承認を求めることについて」説明申し上げます。
本件につきましては、令和2年度伊佐市
一般会計補正予算(第3号)を
専決処分したものであります。
今回の補正は、去る7月3日から発生した令和2年7月
豪雨災害により、市内全域に甚大な被害が出たことに伴い、被災住民の救助及び
災害復旧を迅速に実施する必要が生じたため、これらに要する経費について、所要の措置を講じたものであります。
補正の主な内容について、歳出から順次説明いたします。
まず、民生費につきましては、
災害救助法及び
災害弔慰金の支給等に関する法律に基づく
災害対策支援に要する経費などについて追加の措置を講じ、衛生費につきましては、
災害ごみの収集運搬に要する経費及び
災害ごみの処理に係る
伊佐北姶良環境管理組合への負担金について、新たに措置しております。
商工費につきましては、
夢さくら館の
屋根雨漏り修繕に要する経費について新たに措置し、
災害復旧費につきましては、
農林施設災害及び
土木災害の復旧に要する経費について、追加の措置を講じております。
以上、歳出について説明いたしましたが、これらの財源と致しましては、
国庫支出金、
県支出金及び繰入金をもって充当しております。
この結果、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ2億6,000万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ204億2,830万円とするものであります。
本件につきましては、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めたので、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分したもので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものであります。
次に、「議案第48号 令和2年度伊佐市
一般会計補正予算(第4号)」について、説明申し上げます。
今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症対応対策関連経費及び令和2年7月
豪雨災害関連経費について、所要の措置を講じたものであります。
補正の主な内容について、歳出から順次説明いたします。
まず、総務費につきましては、
光ファイバ未
整備地域の整備への支援に要する経費について新たに措置し、民生費につきましては、
児童福祉施設等の
新型コロナウイルス感染防止対策への支援に要する経費、及び
ひとり親世帯へ支給する
臨時特別給付金に要する経費について、新たに措置しております。
農林水産業費につきましては、災害により水路等に流入した土砂の除去など、
自治会等が主体となって行う維持補修への支援に要する経費について新たに措置し、教育費につきましては、経年劣化及び今回の長雨により使用不能となった伊佐市
総合体育館周辺の
高圧受変電設備等の改修工事に要する経費について、新たに措置しております。
以上、歳出について説明いたしましたが、これらの財源につきましては、
国庫支出金、
県支出金、繰入金及び市債をもって充当しております。
この結果、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ4億3,960万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ208億6,790万円とするものであります。
このほか、地方債では、
過疎対策事業について限度額を変更する措置を講じております。
以上、議案2件について説明いたしましたが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。
ここで、議案の内容を精査し、質疑の
発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。
△休 憩△(10時06分)
△再 開△(10時07分)
◯議長(緒方
重則議員)
休憩前に引き続き会議を再開します。
◯議長(緒方
重則議員)
これから質疑を行います。
発言通告に基づき、1番 谷山 大介議員の質疑を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員)
「議案第48号 令和2年度伊佐市
一般会計補正予算(第4号)」について質疑いたします。
款2総務費、項1
総務管理費、目1
一般管理費、節18
負担金補助及び交付金3億3,300万円についてを質疑いたしますが、まず、この
光ファイバ回線整備事業が
臨時議会の提出に至った経緯についてお伺いし、1回目の質疑と致します。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
それでは、説明いたします。
光ファイバ整備につきましては、昨年度から、
経営戦略会議等で財政面を考慮しながら整備する方向で進めておりましたが、今回の
新型コロナウイルス感染症対策で、国は、令和2年度第1次、第2次
補正予算において、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を創設し、これまで総務省が進めている
高度無線環境整備推進事業と併せて、
光ファイバ整備の目標を令和5年度末から2年前倒ししまして、令和3年度末までに達成することとしております。
これにより、国は、令和3年度末までに、市町村が希望する全地域で整備を進め、新規の
光ファイバ整備は支援を終える予定としております。
現在、伊佐市は、NTT局が大口、菱刈、石井、崎山、西太良の5局ありますが、未
整備地区は、
西山野地区の石井局、それから
羽月西地区の崎山局、曽木・針持地区の西太良局の3局となっております。この未整備局は、いずれも利用者の数や採算性の面から、NTTの
自主整備が進まなかった局でございます。
この未
整備地区を、
高度無線環境整備推進事業と
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、
光ファイバの整備を図ろうとするものでございます。
光ファイバを必要とする背景になりますが、まず一つ目に、
新型コロナウイルス感染症への対応を進めるために、新たな日常に必要な
情報通信基盤の整備が急務となっております。
今後、都市部だけではなく、
少子高齢化の地方でも、ソサエティー5.0等の基盤となる5Gに向けた対応が必要となります。5Gについては、第5世代の通信規格で大容量、超高速、低遅延が特徴でAI、
IoT時代の基盤となるものですが、その普及には、
光ファイバ整備が必須となります。
二つ目に、
子どもたちの教育、
ICT環境を実現することを目指した
GIGAスクール構想を進めるためには、学校教育や在宅学習のための
情報通信基盤整備を加速することが必要とされています。
未
整備地区内の崎山、
西太良局内にある羽月西、曽木、針持の3小学校では、今後の
ICT活用の事業で、
整備地区内の小学校との不均衡が生じていくことが考えられます。また、石井局では、児童生徒の在宅学習や
夢さくら館などの事業所における
情報通信基盤としても必要となります。
これらのことから、
光ファイバ回線整備事業により、未
整備地区を早期に整備するため、今臨時会に提出したものでございます。
以上です。
◯1番(谷山 大介議員)
民間の
電気通信事業者にお願いしたとのことですが、これはどこの業者なのかお伺いいたします。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
これから
公募型プロポーザル方式による
事業者選定になりますので、今のところは分かりません。
以上です。
◯1番(谷山 大介議員)
どのような契約を行うのか聞くつもりだったんですが、
プロポーザル契約を今後していくということで、審議のために必要だと私は感じますので、その──また今後ということですね。分かりました。
次の質問に移ります。
民設民営だとお伺いしているんですが、
設備投資や
運営経費の
電気事業者との
負担割合についてお伺いいたします。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
民設民営で実施することとしておりますが、
負担割合は、今日、臨時会が始まる前に、皆さんに、令和2年第2回
伊佐市議会臨時会の概要というのを、財政課長のほうで説明があったと思いますが、そこの下のほうに、
光ファイバ回線の整備(イメージ図)というのがございます。
今回、
補正予算を計上したのは3億3,300万でございますが、全体事業費としては4億4,000万円になっております。左のほうを御覧いただいて、そのうちの
民間事業者が
国庫補助申請をする事業が、大体3分の1ということで、
対象内経費については、下のほうから見ていただきますと3億2,600万となっていますが、そのうちの1億700万円が、事業者が実施する補助額となっております。ですので、その残りの
対象内経費を市が補助するということになります。
それから、4億4,000万のうち、
事業内経費を除いた──
事業内経費というのが3億2,600万になっておりますが、
事業外経費がありますので、それが1億1,400万となっております。これについても、市のほうで補助していくと、事業者に補助していくという形になります。
以上です。
◯1番(谷山 大介議員)
これは、国が
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でされるということで、3分の1については、国が補助金を出すということで、残りの3分の2については、各
民間事業者が出される部分なのかなと思っていたんですが、そこに関して、全て市が補助、助成を行っていくということでよろしいでしょうか。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
はい、そのとおりでございます。
◯1番(谷山 大介議員)
先ほどから出ております
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、公設民営のように、設備を自治体が行った場合、今回の
民設民営と比べ、国庫補助の割合が3分の1から2分の1に増えて、金額でおよそ5,600万円ほど多くなると思いますが、なぜ伊佐市は公設ではなく、
民間事業者に対する補助としたのか、お伺いいたします。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
なぜ、
民設民営方式を選択したかということですね。
現在、総務省は、
地方公共団体が保有する
光ファイバケーブル及び
関連施設を自治体の
財政的負担、人的負担、それから
災害復旧における迅速な対応等を総合的に考慮の上、必要に応じて民間移行することが望ましいとしています。
光ファイバ回線整備が公設である場合、自治体には専門的な知見を持った専門職員がいないため、災害時などの迅速な対応が難しいほか、目覚ましい技術進展が見込まれる
情報技術分野において、見合った規模の改修、機器更新なども難しく、維持管理にかかる管理費がかさみやすいという考えでありますので、これらのことから、
民設民営の方式を取るものでございます。
以上です。
◯1番(谷山 大介議員)
今回、この
民設民営なんですが、運営費も伊佐市が複数年分の1億1,400万円を負担しています。これは、何年分の
運営経費となるのか。また、なぜ
運営経費まで負担しなければならないのか、お伺いいたします。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
この
維持運営費については、20年間でございます。
それから、先ほども言いましたように、技術が高い
専門的職員がいないため、災害等で迅速に対応したいというふうに市のほうでは考えていますので、そうなりますと、維持運営につきましても、20年をかけて
民間事業者にお願いするという形になります。
◯1番(谷山 大介議員)
最後の質疑となりますが、今回、
設備投資として行われる
財政調整基金8,500万円と、
運営経費として使われる
財政調整基金1億1,400万円は、今後、
臨時交付金を充当予定とお伺いしていますが、
臨時交付金はどれぐらい充当される予定なのか、お伺いしてみます。
◯財政課長(冨満 庸彦君)
それでは、説明いたします。
まず、
国庫補助裏の対応となります、
財政調整基金で充てております8,500万の分ですけれども、こちらにつきましては、第3次の
臨時交付金の適用となります。
そのために、実際、年度末になって申請ということになりますので、現在のところ、ある程度は頂けると思ってはおりますが、満額頂けるかどうか。ただし、こちらではできるだけ充てていただきたいので、8,500万満額で申請する予定にしております。
また、
一括負担金の1億1,400万ですが、こちらにつきましては、2次交付分の対応となっております。ただし、こちらにつきましても、まだ現在、上限額だけが示されただけで、配分額が決定しておりません。
この事業を申請いたしまして、この
一括負担分に該当するところの配分額を国は決めていただけるということですので、まず、この額で申請し、実際かかった額を措置していただけるものとは考えております。
ただし、これからの作業となりますので、現時点で幾ら充てられるかというのは、詳細不明ということになります。
以上です。
◯1番(谷山 大介議員)
終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の質疑を終わります。
次に、11番 畑中
香子議員の質疑を許可します。
畑中
香子議員。
◯11番(畑中
香子議員)
「議案第47号
専決処分の承認を求めることについて」、質疑を致したいと思います。
1、7月3日から本市で発生した
豪雨災害の全容について、地域や被害の状況など総括的な御説明をいただきたいと思います。
災害発生地域や災害の種類、被害額や被災者の人数等について、詳細な御説明をいただきたいと思います。
◯総務課長(宇都宮 安照君)
それでは、令和2年7月豪雨の被害状況について、説明を致します。
この後、全協があるということで、一応、資料も全部そろえまして、
議会事務局のほうに渡してございますので、詳細については、また、そちらのほうで各課長から説明を致させますので、よろしくお願いします。
私のほうからは、簡単に説明したいと思います。
まず、人身被害、これについては、ありませんでした。
それから、家屋被害。
床上浸水が4件、人家です。それから、
床下浸水が29件、人家が21件と非住家、これは倉庫などです。これが8件。
それから、
建設課関係の被害になります。これについては、道路が73件、それから河川が16件、橋梁が2件、合計で91件ということでございます。
それから、林務関係の被害でございますが、これについては、治山のほうが、宅地裏の崩落、土砂流出35件、
治山修繕等、これが15件。あと林道については、舗装の路面崩壊、これが8件。それからのり面、それから路肩崩落、これが9件。あと、その他の倒木とか、そういうものが25件。あと、現場のほうがまだ全て確認ができないというのが10件ほどあるようでございます。
それから、一番被害の大きい
農政関係の被害でありますけれども、これについては、作物と施設と農地という形で分かれておりまして、作物のほうが、水稲54.7ヘクタール。あとについては、詳細は省きますけれども、葉たばこやらカボチャやらネギとか、そういう被害が出ているようであります。
それから、水産物については、ニジマスが12万尾、これが流出ということのようです。
それから施設については、
ビニールハウス、トマトの全壊が4連棟の12アール。それから、また別なところで、3連棟の7アールとか、かなり
ビニールハウス──これは、人吉があれだけの豪雨に見舞われたわけですので、今回の被害については、伊佐市内では
山野地区、この県境地区が、非常に被害が出ているようでございます。
ですから、これらの施設についても、ほぼ被害が大きかったのは
山野地区というようなことで、また後もって、詳細な説明を各課長のほうからさせたいと思います。
それから、
農政関係の施設の関係ですが、今分かっている現在で、水路が20件、農道が14件、橋梁が1件、それから水田、田んぼが流出したとか埋まったとか、そういうのが300件、畑が1件、今のところの概算被害で、これも農業施設の部分が4億2,000万円程度と、今のところ概算で上げてあります。
そのほかにも、まだ未調査分等も出てまいりますので、もうちょっと増えてくるのかなというふうには思っております。一応7月17日で取りまとめた数字ですので、これが確定ではなくて、またどんどんどんどん動いてくるのかなというふうに思っております。
以上でございます。
◯11番(畑中
香子議員)
全員協議会のほうで資料をくださるということで、また、詳細に説明いただけるものとお伺いしました。
新聞報道等で断片的に知ることになったり、議員は直接被災地に赴いて、調査もそれぞれ行っているわけですけれども、市民に説明ができる程度には把握をしておかなければなりませんので、後もって、また詳細に教えていただきたいと思います。
災害関連廃棄物のことについて、
補正予算が出ていますので、専決をされていますけれども、お伺いしたいと思います。
災害関連廃棄物の現時点での量ですね。18年災害のときも、
処理能力に対してオーバーして様々な問題が発生したということがありましたけれども、その
処理能力に対して、
災害関連の廃棄物の量が、現時点でどのような状況かということを教えていただきたいと思います。
◯環境政策課長(緒方 英明君)
説明いたします。
災害ごみの処理方法と致しましては、
床上浸水、
床下浸水があった自治会の自治会長に連絡して、
災害ごみの集積場を指定してもらい、そこに集まったごみを運搬しております。
石井自治会では7か所の集積場、
荒平自治会では2か所の集積場を設け、既に15日から搬出を始めております。その他の自治会につきましては、
災害ごみは出なかったとか自分で処理するということでした。
未来館や大口リサイクルプラザには、浸水被害に遭われた方については無料で処理をするよう依頼をしております。
昨日までの搬出、搬入量につきましては、未来館が3,120キログラム、大口リサイクルプラザが8,950キログラム、合計1万2,070キログラムとなっております。
未来館の
処理能力につきましては、1日当たりの
処理能力は40トン掛ける2炉ございますので、十分余裕がございます。
以上であります。
◯11番(畑中
香子議員)
大きな
床上浸水等があった場所は自治会長さんが取りまとめをされて、集積場に集められたものを業者に頼んで運搬という流れだというふうにお伺いしたんですけれども、個人搬入ですよね。災害に遭われた方々が片づけをされて、軽トラ等で個人搬入をされるというようなことは想定されないのか。未来館のほうでは、
災害ごみに関しては、環境政策課のほうで許可があれば、許可証等があれば、
災害ごみとして処理はできるというふうなことがあるわけなんですけれども、そこのところは検討されてないんでしょうか。
◯環境政策課長(緒方 英明君)
これは、自治会のほうから依頼があれば、そうやって集積場をつくって、そこから搬出をするということを考えておりますが、今のところ、そのような要望がございませんので、あとは個人で持っていかれる方は無料にするという方向でいきたいと思います。
◯11番(畑中
香子議員)
18年災害のときに問題になったことで、
災害ごみと一般ごみとの区別、判別がつきづらいというようなことがありましたけれども、そこのところの対処、判別方法はどのようなことを考えておられるのか、問題としてあるのかどうかというところも含めてお伺いしてみたいと思います。
◯環境政策課長(緒方 英明君)
個人で持ち込まれたごみにつきましては、個人の申出で
災害ごみということであれば、無料にしていきたいと思います。昨日までの未来館の状況を聞きますと、個人の持込みは今のところないということでありました。
以上です。
◯11番(畑中
香子議員)
47号、
専決処分の関連については、また後ほど御説明があるということですので、以上で終わりたいと思います。
「議案第48号 令和2年度
一般会計補正予算(第4号)」についてお伺いをしたいと思います。
光ファイバ回線整備について、整備を行うわけなんですけれども、10年、11年くらい前から、私の同僚だった、当時、今吉議員が、
光ファイバの整備について一生懸命質問されたり、活動されていたわけなんですが、この11年間、対象地域からの要望活動等がどのような状況だったのか。そしてこの11年間、ほぼ11年間なんですけども、このような中でどのような検討がずっとなされてきたのかというようなことを総括的にお伺いしたいと思います。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
説明いたします。
これまで、未
整備地区については、いずれも利用者の数や採算性の面から、NTTの
自主整備が進まなかった局でありますが、これについてということになります。それから、11年前あったということなんですが、最近では、平成30年12月に曽木と針持地区の代表者から、光回線の早期実現の要望書が提出されております。署名数は708人でございます。
これも併せまして、今回、検討して提出したと、提案したという形になります。
以上です。
◯11番(畑中
香子議員)
11年前の質問を見てみますと、対象地域も変わらず、1ミリも動いてなかったのかなというふうに思うわけなんですけども、この当時、菱刈地区には1局あると。NTTの局があって、ほぼ整備されているのではないかというようなことがあったわけでして、11年間動いてないとすれば、今回、未
整備地域全て解消するというようなことですので、菱刈地域が完全に網羅されているのかというところも確認をしておきたいと思うんですけれども。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
全地域を完全整備するということでは、一応、整備の範囲というのがある程度決まっておりますので、それをちょっと説明させてください。
整備投資の範囲は、人の住居、店舗により、一定の利用者数が見込まれる地域に対して、
光ファイバを整備することとしておりますということになります。
ですので、人家の前まで、クロージャというんですけど、そこまで整備するという形になりますので、人の住居、店舗がないところには、全部を整備ということはできないのかなというふうには考えていますが、当然、今の住居を対象にしますので、ほとんどの方に、整備することによって反映されると思います。
以上です。
◯11番(畑中
香子議員)
最後に、この要望がたくさんあるわけでして、待ち望んでおられる方がたくさんおられるわけですけれども、利用開始になるめどについて、お伺いしたいと思います。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
事業の実施に向けたスケジュールでは、この後、
公募型プロポーザル方式により、
事業者選定という形で進めていきますが、一応、事業期間が令和2年10月から令和4年3月までの1年6か月となっております。
ですけど、このような状況の中で整備していくわけですので、市としては、少しでも早く事業していただきたいということは要望しますが、この1年6か月の間に進めていくという形で了解願いたいと思います。
◯11番(畑中
香子議員)
終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中
香子議員の質疑を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。
ただいま議題となっております「議案第47号」及び「議案第48号」については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、ただいま議題となっております「議案第47号」及び「議案第48号」の議案2件については、委員会付託を省略することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第47号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第47号
専決処分の承認を求めることについて」を承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第47号」は承認することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第48号」について討論を行います。
本案については、賛成の発言通告がありますが、原案に反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
それでは、原案に賛成の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員)
「議案第48号 令和2年度伊佐市
一般会計補正予算(第4号)」について、賛成の立場で討論に参加いたします。
先月の6月議会の討論で、私が提案を致しました、
光ファイバ回線整備事業がこんなにも早く実現できてうれしい限りでございます。
光ファイバ回線事業は、例えば、今後広がる5Gに対応できることで、スマート農業やIT企業の誘致など、多岐にわたって様々な活躍ができる事業であります。
この
光ファイバ回線整備事業により、新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化につながることを願い、賛成討論と致します。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
御発言がありませんので、討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第48号 令和2年度伊佐市
一般会計補正予算(第4号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第48号」は原案のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、今期臨時会は全ての議事日程を終了しましたので、令和2年第2回
伊佐市議会臨時会を閉会します。
△閉 会△(10時38分)
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