伊佐市議会 2019-03-20
平成31年第1回定例会(第6日目) 本文 2019年03月20日開催
2019年03月20日:平成31年第1回定例会(第6日目) 本文 ▼最初の
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◯議長(緒方
重則議員)
これから本日の会議を開きます。
本日の日程は、配付しております
議事日程のとおりです。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第1「議案第15号
学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について」から日程第18「議案第14号 平成31年度伊佐市
水道事業会計予算」まで、以上、議案18件を議題とします。
この議案18件は各
常任委員会に付託してありましたので、各委員長の
審査報告を求めます。
まず、
総務産業委員長の報告を求めます。
森田 幸一委員長。
◯総務産業委員長(森田 幸一議員) 登 壇
おはようございます。
それでは、
総務産業委員会の
審査報告をいたします。
当委員会が付託を受けた案件は、「議案第13号」、「議案第14号」、「議案第16号」、「議案第20号」、「議案第21号」、「議案第22号」、「議案第23号」、「議案第25号」、「議案第26号」の9件でございます。
去る3月8日に委員会を開催し、審査を行いました。その経過と結果を御報告いたします。
各議案、
担当課長の説明の後、質疑に入っております。
まず、「議案第26号
市道路線の認定及び変更について」は、まず現地調査し、課長の説明の後、質疑に入りましたが、特に報告すべき質疑はありませんでした。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第26号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、「議案第13号 平成31年度伊佐市
農業集落排水事業特別会計予算」について報告いたします。
主な質疑として、「使用料の滞納分の推移はどうか」と質され、「毎年少しずつ増えている状況である」との説明でした。また、「
工事請負費の
新規加入公共ます
設置工事の件数と
電気工事費の内容は」と質され、「
新規加入の
公共ますは8件分を予定。
電気工事費の内容は、
北部集排処理施設及び
中央地区処理施設の異常があった場合に電波で飛ばす装置、それから
ポンプ類のスクリーンを取りかえるものである」との説明でした。
質疑を終わり、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第13号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、「議案第20号 伊佐市
道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について」報告いたします。
質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第20号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、「議案第21号
伊佐市営住宅条例及び伊佐市
単独住宅条例の一部を改正する条例の制定について」報告いたします。
主な質疑として、「羽月北、山野西、下殿、
山野境目住宅は老朽化し、現実に使える状況にあるのか」と質され、「ほとんどが昔の
教職員住宅であり、築30年、40年近くたっているが、入居者が退去された後、解体することになる」との説明でした。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第21号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、「議案第22号 伊佐市
水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定について」報告いたします。
主な質疑として、「
中央地区簡易水道事業の
給水区域で下手及び
菱刈田中の一部とあるが、この田中の一部はどこになるのか」と質され、「田中の一部は
楠本地区になる」との説明でした。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第22号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、「議案第14号 平成31年度伊佐市
水道事業会計予算」を報告いたします。
主な質疑として、「
木ノ氏地区の配水管の
新設事業は
木ノ氏地区のどの辺まで送水できるのか」と質され、「上木ノ氏一番口の高熊に上る道路までが送水可能である」との説明でした。また、「何戸数ぐらい想定しているのか」と質され、「約60戸想定している」との説明でした。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第14号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、「議案第23号 伊佐市
布設工事監督者の
配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を報告いたします。
主な質疑として、「伊佐市でこの免許を持っているのは何人いるのか」と質され、「
水道技術管理者は4人で、
布設工事監督者は資格を持った人はいない」との説明でした。また、「
布設工事監督者はあと2年しないと出てこないが、この間の監督は誰がするのか」と質され、「この資格を持った者はいないが、管工事と
排水工事の資格を持った者がいるので対応することになる」との説明でした。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第23号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、「議案第25号 平成31年度から平成34年度までにおける伊佐市の辺地に係る
公共的施設の
総合整備に関する財政上の
計画策定について」を報告いたします。
主な質疑として、「この4年間の計画を圧縮できないのか」と質され、「この計画は少しでも有利な辺地債を活用し、未
改良部分を4年間の計画で実施する計画であるが、全国的にも辺地債の配分される額が少ないので、これまでの3年間からさらに4年間に延長しないと辺地債の確保が難しい」との説明でした。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第25号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、「議案第16号 伊佐市報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を報告いたします。
質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第16号」は
全会一致で可決すべきものと決しました。
以上で、
総務産業委員会の審査の経過と結果について、報告を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま
総務産業委員長の報告が終わりました。
これから質疑を行います。
ただいまの
委員長報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、
文教厚生委員長の報告を求めます。
沖田
義一委員長。
◯文教厚生委員長(沖田
義一議員) 登 壇
おはようございます。
文教厚生委員会の
審査報告をいたします。
当委員会が付託を受けた案件は、「議案第8号」、「議案第9号」、「議案第10号」、「議案第11号」、「議案第12号」、「議案第15号」、「議案第19号」、「議案第24号」の8件です。
去る3月7日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過と結果について報告をいたします。
各議案とも、課長の説明の後、質疑に入っています。
初めに、「議案第8号 平成31年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計予算」について報告いたします。
主な質疑として、「国保の基金について、30年度
補正予算で3,500万円取り崩し、31年度も3,632万円を取り崩し、
法定外繰り入れを8,500万繰り入れていることについて」質され、「30年度から新たな制度でスタートしている。御指摘のとおり、2年目も非常に厳しい状況が予想される。国からは
赤字解消を図るようにという指導もある。庁内で協議しながら進めていきたい」との説明です。
また、「新しい医薬品の
保険適用で1,000万円単位のものが出てきている。適用されたら当然、保険で支払うしかないという状況が出てくると思う。そのようなことになると多額の
法定外繰り入れが考えられる。市民にもわかりやすいように市報等で広報してほしい」と質され、「
国保連合会と連携をとりながら、どのような対応がいいのか情報収集していく。また、
財政状況については、市民の皆さんにわかりやすい形で周知していきたい」との説明です。
質疑を終わり、討議はありませんでした。その後、討論に入り、
反対討論として「
都道府県化になって国保の
制度自体が本当に危機的な状況にあるんじゃないかと認識している。日本全体が高齢化しているので、国費を大きく投入しなければ成り立たない制度だと思う。
国保加入者は
社会的弱者の方々の保険であると思っている。
国保世帯の苦しみ、保険料の支払いの大変さを考慮していない。よって反対する」という討論があり、また、
賛成討論として「
国保会計をこのまま通さないでいいというものではない。また、
一般会計からも8,500万の
法定外繰り入れもなされている。今年度の予算については認めざるを得ないのではないかと思っている。よって賛成する」という討論があり、討論を終わり、
起立採決の結果、「議案第8号」は起立多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、「議案第9号 平成31年度伊佐市
介護保険事業特別会計予算」について報告いたします。
主な質疑として、「
地域密着型介護サービス給付費が2,328万円、
施設介護サービス給付費4,560万円、
介護予防サービス給付費554万円増となっているが、なぜか」と質され、「
地域密着型介護については、
有限会社フェルナンデスが
訪問介護ひだまり、
通所介護より
あい処ひだまり、
有料老人ホームひだまりの三つを統合して小規模多
機能型居宅介護に移行した分が増加している。
施設介護サービス給付費の4,560万円の増については、水間病院が
介護療養型医療施設から
介護医療院へ移行し、
サービス報酬単価が増額となった。
介護予防サービス給付費は実績に基づいて増加した」との説明です。
質疑を終わり、討議はありませんでした。その後、討論に入り、
反対討論として「被保険者の
保険料負担軽減というところを充実させるべきだと考える。31年度予算では
軽減措置の拡大はあったが、まだまだ厳しい状態である。よって反対である」という討論がありました。
討論を終わり、
起立採決の結果、「議案第9号」は起立多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、「議案第10号 平成31年度伊佐市
介護サービス事業特別会計予算」について報告いたします。
報告すべき質疑はなく、討議、討論もなく、採決の結果、「議案第10号」は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、「議案第11号 平成31年度伊佐市
後期高齢者医療特別会計予算」について報告いたします。
主な質疑として、「1人当たりの均等割が幾らなのか」と質され、「30年度、31年度で均等割は5万500円になる。対象者は6,128人で見込んでいる」との説明でした。
質疑を終わり、討議はありませんでした。その後、討論に入り、
反対討論として「昨年、保険料の見直しがあって保険料が上がり、限度額も上がった。
軽減措置がなくなった世帯も増加している。保険料の軽減の見直しをして抜本的に改める必要があると思う。この予算はそのような観点に立っていない予算という認識を持っている。よって反対である」という討論があり、次に、
賛成討論として「
後期高齢者医療特別会計については、この
後期高齢者医療制度は当初からみんなで
後期高齢者を支えようということで始まっている。これから団塊の世代がどんどん入ってきてこの会計はますます苦しくなっていくと思う。そのような中でスムースな
会計処理ができるためには、こういう県下全域で一つの
医療保険として支え合っていくのがいいと思っている。よって賛成である」という討論がありました。
討論を終わり、
起立採決の結果、「議案第11号」は起立多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、「議案第12号 平成31年度伊佐市
簡易水道事業特別会計予算」について報告いたします。
主な質疑として、「一般的な世帯で大体どの程度、
簡易水道料金を払っていて、市水になるとどの程度になるのか試算されているのか」と質され、「10トン程度が平均と思っている。
簡易水道では1,005円程度になり、上水道で換算すると1,400円程度になると思われる」という説明です。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第12号」は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、「議案第15号
学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について」報告します。
主な質疑として、「
専門職大学というのは
専門学校のことと理解してよいのか」と質され、「今回、法改正があって、「職業人の養成を目的とした
専門職大学、
専門短期大学」という文言が挿入された。今現在、二つの学校が認可されている。
国際ファッション専門大学、
ヤマザキ動物看護専門職短期大学の2校がこれに該当するということで認定されている。職業人を育成する大学ということになる」という説明です。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第15号」は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、「議案第19号 伊佐市
大口いきがい
交流センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」報告いたします。
主な質疑として、「今後、いきがい
交流センターを使って
給食サービス事業の拡大をされるのか。また協議はなされているのか」と質され、「現在、
高齢者レクリエーション及び相互親睦のための場としての利用はないが、一方で、社協が実施する
高齢者訪問給食サービスの配食数は、24年度が年間5万7,942食だったのが29年度は年間6万6,773食ということで年々増加している。
訪問給食は現在、まごし館と
大口いきがい
交流センターの2カ所で調理しているが、施設・機器の更新もあるため、これを
大口いきがい
交流センターに何とか統合し、厨房として利用できないか調整中である」との説明です。
また、「統合した場合、
調理器具等の入れかえ等が出てくるが、それらの予算等は社協が全て見るのか」と質され、「
庁内会議を数回重ねてきているが、
施設改修及び
調理設備・器機等の積算をしたところ、億を超える費用がかかるということで、経費も踏まえてその方法を検討している」との説明です。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第19号」は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、「議案第24号 伊佐市
菱刈カヌー競技場の設置及び管理に関する条例の制定について」報告いたします。
主な質疑として、「競技場全てについてとのことであるが、具体的に、利用あるいは管理とか、どういう状況が予想されるためこの条例を制定したという意義について説明を」と質され、「今まで
カヌー艇庫の利用についての条例はあったが、川内川を利用した
カヌー艇の利用が増えてくると事故等が生じるおそれがある。そのため、河川敷の広場の部分を管理するということにより利用者を把握し、またスムースな利用ができるということである」との説明です。
また、「管理は広場であるが、川の中で事故が起こったときの責任の所在が明確になるようにしていただきたい」と質され、「河川の利用については、非常に危険であることは認識している。
カヌー協会関係者及び
ドラゴンボート関係者と入念に打ち合わせをしながら、川に出るときのルールをつくっていくことにしている」との説明です。
質疑を終わり、討議はなく、討論もなく、採決の結果、「議案第24号」は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、
文教厚生委員会の審査の経過と結果について、報告を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま総
文教厚生委員長の報告が終わりました。
これから質疑を行います。
ただいまの
委員長報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
最後に、
一般会計予算決算委員長の報告を求めます。
今村
謙作委員長。
◯一般会計予算決算委員長(今村
謙作議員) 登 壇
おはようございます。
それでは、
一般会計予算決算委員会の報告をいたします。
本委員会に付託された案件は、「議案第7号」でございます。
去る3月11日、12日、14日、15日に委員会を開催し、主に予算の款の区分で審査を行いました。本委員会は、議長を除く全議員で構成されていますことから、討論と採決結果のみの報告とさせていただきます。
それでは、「議案第7号 平成31年度伊佐市
一般会計予算」について報告をいたします。
質疑の後、討議を行いました。その後、討論に入りまして、
反対討論として「31年度予算については、国のほうでは消費税の
増税予算というものが一番大きく報道されており、市民の暮らしがますます厳しくなっていくと考える。市民の皆さんの暮らし、生活が厳しくなっていくところに対策をとるべきであると考えるので反対である」、また、「
地方自治法で
地方公共団体は住民福祉の増進を図ることを基本としているが、この予算は住民の福祉の増進に重きを置いた方針になっていないため反対である」という二人の
反対討論がありました。
討論が終わり、
起立採決の結果、「議案第7号」は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託された案件の結果について、報告を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま
一般会計予算決算委員長の報告が終わりました。
なお、本委員会は議長を除く全議員で構成されていますことから、
委員長報告に対する質疑については省略します。
これから「議案第15号」について討論を行います。討論はありませか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第15号
学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第15号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第16号」について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第16号 伊佐市報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第16号」は、委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第19号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第19号 伊佐市
大口いきがい
交流センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第19号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第20号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第20号 伊佐市
道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第20号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第21号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第21号
伊佐市営住宅条例及び伊佐市
単独住宅条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第21号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第22号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第22号 伊佐市
水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第22号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第23号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第23号 伊佐市
布設工事監督者の
配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第23号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第24号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第24号 伊佐市
菱刈カヌー競技場の設置及び管理に関する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第24号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第25号」について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第25号 平成31年度から平成34年度までにおける伊佐市の辺地に係る
公共的施設の
総合整備に関する財政上の
計画策定について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第25号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第26号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第26号
市道路線の認定及び変更について」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第26号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第7号」について討論を行います。
本案については、反対、賛成の発言通告があります。
まず、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
おはようございます。
「議案第7号 平成31年度伊佐市
一般会計予算」に反対の立場で討論に参加いたします。
まず、
地方公共団体は、
地方自治法に「住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする」と明記されています。この法律に基づき、本予算は住民の福祉の増進に重きを置いた方針になっていないことを指摘します。
細部については、反対の主なものとして、歳入の款14国庫支出金、項3委託金、目1総務費委託金、節1総務費委託金の自衛官募集事務2万円が含まれていることであります。これは、伊佐市に住んでいる自衛官の適齢者と思われる伊佐市民の情報を提供していることが受託事務の事務委託に含まれると当局が答弁しているからです。個人情報保護法や住民基本台帳法により提出できないと情報を提出していない自治体があることは皆さんも御存じだと思います。
また、当局は
地方自治法と自衛隊法施行令第120条を理由に挙げましたが、2015年に中谷元・元防衛相は「お願いである」、2003年に石破茂元防衛長官は「120条について応える義務はない」と当時、国会で答弁しています。また、今月の13日、岩屋防衛大臣も「名簿の提出について丁寧にお願いしている」と答弁しています。また、自衛隊法施行令第120条で提出を求めることができるのは防衛大臣ですが、伊佐市が提出を求められ提出したのは鹿児島自衛隊地方協力本部であり、当局の
地方自治法と自衛隊法施行令に準じてという説明では提出できないのは明らかであります。当局は個人情報保護法を遵守し、市民の個人情報を守るべきであることを指摘します。
また、款16財産収入、項1財産運用収入、目1財産貸付収入、節1土地・建物貸付収入の土地分856万円に林建設に太陽光発電用地として貸し付けている102万4,200円が含まれています。現在、裁判が行われていますが、当局の弁護士は「審議をして議決をしたのは議会であり、責任は議会にある」と発言していますが、議決をした議会では当局の説明に瑕疵があり、正確な情報のもと決議されたものではないことが理由であります。
次に、款17寄附金、項1寄附金、目7ふるさと応援寄附金1億4,000万円についてですが、ふるさと納税を募るときにこのような政策に使用しますと使い道を定めていますが、集めた募金を目的の事業に充当して、本来使うべきだった一般財源をほかの用途に使っていることが明らかになりました。これは使い道を定めても結局は全ての募金を市長の裁量で使用でき、募金をする人への裏切り行為であることを指摘します。
歳出については、款2総務費、項2総務管理費、目16諸費3,203万2,000円のうち節12役務費1万4,000円、かつ節19負担金及び交付金1万8,000円についてですが、歳入の自衛官募集事務が使われているためであります。
また、款3民生費、項2老人福祉費、目5介護予防拠点施設費、節8報償費14万9,000円のまごし温泉の設計委託についてですが、現在のまごし温泉の設計に問題があったのではないかと答弁しているのにもかかわらず有識者がいない委員会になる可能性もあり、また有識者一人がいない分、委員を9人も増やす計画であり、適切なプロポーザルにより業者が選定できるか疑問です。
この関連で、節13まごし温泉の新築工事設計業務委託料5,000万円、また32年度まごし温泉の新築工事費4億5,000万円の債務負担行為にも反対です。2年前に作成された伊佐市公共施設等総合管理計画ではまごし館は予防保全型管理により長寿命化を図るとしてあります。そして、各公共施設等の個別施設計画を策定していくとしていますが、まごし館についてはもちろん示されていません。
また、今回、まごし温泉を新設する理由として感電などで命にかかわる危険性があるとしながらも、まごし温泉は現在も入湯可能となっています。本当に命にかかわるという認識があるのなら入湯を禁止すべきではないでしょうか。また、年々修繕費がかかるとも答弁していましたが、平成21年から28年でかかった修繕料の総額は2,284万2,489円の166回ですが、そのうち命にかかわると思われる修繕の名目に地下ボイラー、空調関係を除くガスが含まれているのはわずか144万332円、14件でした。全ての修繕料で100万円を超えたのは4件あり、平成25年の非常用照明器具取りかえ135万4,000円、空調室外機修理に185万8,500円、平成27年の男女サウナ室改修100万4,400円、温泉深井戸ポンプ取りかえ工事351万円であり、これは温泉施設をまた新たにつくっても発生する経常的経費です。施設全体で3,000万ほど赤字が出ていて、ほとんどがガスの使用料であるとも答弁されていますが、ガスはボイラーだけではなく空調機にも使われているため、新しい施設ができてもガスの使用料は発生します。
答弁のとおり、まだまだ古い施設ではないので、井戸から新たに給湯管を大浴場や歩行浴に通すことで対応でき、全てをつくり直すより経費も抑えられるのではないでしょうか。給湯管だけを通したシミュレーションや新しくつくったシミュレーションの比較などを出していただかないと判断できるものではないと思っています。よって、この件に関しては白紙撤回を求めたいと思っております。
また、款7商工費、項1商工費、目3商工費、節19負担金、補助及び交付金2,025万3,000円のうちDMO1,250万円も反対理由の一つで、今回、最終年度となりますが、これまでの2年間で成果が見えていないことが理由になります。
次に、款10教育費、項1教育総務費、目2事務費、節8報償費554万7,000円のうち、大口高校大学進学奨励金についてですが、これは設立当初から伊佐市内、市外から多くの反対の意見を聞きます。これを支給するに当たっての要綱では、大口高校の活性化を図り、進学校としての地位の確立と生徒の進学意欲の向上に資するためとあります。このことから、特定の大学を指定するのは差別ではないかと感じています。また、入学希望者が増えていないことから、そもそも活性化を図れているとは思えないことが理由となります。
次に、款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、節19負担金、補助及び交付金46万8,000円についてです。伊佐市の特認校は児童の心身の健康増進と豊かな人間性を培うとともに、小規模校の活性化を図ることを目的とし、伊佐市立南永小学校に係る住宅使用料助成事業は南永小学校の児童増を図り、学校の活性化と教育効果を高めることを目的としています。伊佐市内のほかの小学校の生徒数が少ないと言いますが、平出水小以外の小学校は特認校指定されてはいません。ほかの小学校と差があると言うのなら、特認校の緩和、もしくはこの事業をなくすのではなく全ての小学校に適用するなどして差をなくしていくべきだと考えます。
基金についても、毎年のように財政難を理由に財政調整基金の取り崩しを行っていますが、基金の積み立てを行っていて、合併以来、
一般会計分の基金残高が昨年度を下回ったことはありません。合併当初、24億2,450万5,000円だった基金残高は、平成27年から78億4,431万2,000円、80億2,105万2,000円、82億8,807万5,000円と増えてきています。これ以降の予想残高は下回っていますが、毎年のことなのでごまかしであると思います。
また、近年、財政調整基金ではなく減債基金に積み立てることが多いですが、理由として、将来発生する負担の世代間不均衡を減らすためとしていますが、一方、箱物をつくるときに地方債を借り入れる理由として、負担の平準化を図るためと答弁しています。この二つの説明は整合性のとれるものではありません。「私の収めた税金は貯金をするために収めたのではない。私たちに還元するべきだ」と強くおっしゃった市民もいらっしゃいました。
最後になりますが、3,850筆も署名が集まり、議決をされてから3年経過している子ども医療費の軽減が行われていません。所得制限もあり、年額8万円を超えた金額のみ助成するという助成制度は非常に使いづらく、29年度決算において利用者は一人だけでした。疾病の早期発見と早期治療を促進できているとはとても思えません。せめて乳幼児医療費助成制度程度まで制度を拡充して、また乳幼児医療費助成制度も全国にある市の中で自己負担が最も高額であるという汚名を少しでも早く返上して、子育てに優しいまち日本一としてまず市民に認められるように政策を進めてほしいです。
本議会では伊佐市議会議員の質問や質疑に対し、明快な答弁がいただけなかった場面が非常に多く見られました。何とぞ議員各位におかれましては、私の
反対討論に御賛同いただきますようお願いいたしまして、私の
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、原案に賛成の3番 岩元 努議員の発言を許可します。
岩元 努議員。
◯3番(岩元 努議員) 登 壇
「議案第7号 平成31年度伊佐市
一般会計予算」について、賛成の立場で討論に参加をいたします。
本年度当初予算は前年度比4%の増額となっております。その主な要因として、カヌースプリント競技の開催や、扶助費の障害者介護給付費、保育所運営などが挙げられます。また、六つの重点施策をもとに、それぞれの所管課において数多くの事業や施策が盛り込まれ、住民が安心、安全に生活できるよう配慮されているものと思います。
執行に当たっては市民の要望、期待に十分応えられるよう適正に執行されることを望み、
賛成討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、3番 岩元 努議員の討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、原案に反対の11番 畑中 香子議員の発言を許可します。
畑中 香子議員。
◯11番(畑中 香子議員) 登 壇
私は日本共産党を代表して、「議案第7号 平成31年度
一般会計予算」に反対の立場で討論に参加いたします。
平成31年度当初予算は、歳入では税収や地方交付税が対前年度比で減となり、財政調整基金などからの繰入額は前年度に比べて4億1,800万円増の7億500万円、歳入歳出予算総額が対前年度比5億5,000万円増の158億5,000万円となっています。
本市では合併以来、市民サービスを抑え、財政調整基金などのため込みを続けた結果、子ども医療費助成制度は県内最低水準、ごみ袋が県下で1、2番目に高い状況、防災無線は県内唯一未整備となっているなどの状況を生み出しています。市民にとっては、消費税の増税で生活がますます苦しくなることや、TPP、日欧EPA発効により農業も大打撃を受けることが懸念される中、財政調整基金としてため込まれてきた金額は依然として31年度末48億円と県下で突出して1位の金額であり、これは市民生活に直結したサービスに使い、市民の生活を守るために予算を重点的に振り向けるべきであると主張します。
今年度に基本構想を発表する市庁舎建設に40億円もかける案が浮上しておりますが、菱刈庁舎を支所として活用し、庁舎建設は20億円程度とするべきであるということを指摘するものです。
歳出では、マイナンバーカード発行に係るシステムの支出がありますが、導入当初からプライバシー保護上などの問題点が多く指摘されているものです。同和関連予算の部落解放同盟への補助金152万円について、国の法律も終了し、垣根もなくなっている状況で特別の措置を行う理由がないにもかかわらず支出を続けることは、新たな差別や逆差別を生んでいるということを指摘するものです。また、31年度は青年団や手をつなぐ育成会などへの補助金など、繰越額がある団体への補助を打ち切る措置を行いながら、この同和関連の予算に対しては特別扱いというのは道理がないと考えます。
デザインウオールパネルは隔年で接着調査、補修を行うもので、31年度は補修費136万円が計上されています。5万枚のパネルを延々と補修することに多くの市民が疑問を抱いており、パネル自体を全て取り除くなど、根本的な補修に切りかえるべきだと考えます。
高校進学助成金は、子どもたちの進学先を有名大学に誘導し、進学先に優劣をつける、高校の存続のために子どもたちの進路を左右するものであり、導入時より異議を唱えてきております。
林建設へ貸し付けている土地の減額は妥当と言えず、当初の契約額どおりの歳入額を計上すべきであり、裁判費用の175万円は懸案の裁判の成功報酬と新たな裁判費用とのことですが、和解も含めて検討するなど、裁判の早期終結を図るべきと考えます。
以上、指摘し、
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中 香子議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
申し上げます。見てのとおり、今、空調の工事に入っておりまして、やはりその影響ではないかというふうにこちらのほうでは判断しておりますので、まことに申し訳ありません、たびたびちょっと音が入りますが、気を散らすことなく集中してお願いいたします。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第7号 平成31年度伊佐市
一般会計予算」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第7号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第8号」について討論を行います。
本案については、反対、賛成の発言通告があります。
まず、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
「議案第8号 平成31年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計予算」について、反対の立場で討論に参加いたします。
昨年、本制度の
都道府県化により、伊佐市民の負担が増えたことは言うまでもありません。昨年度から既に始まっていますが、もう少し市民の立場に立った事業であるべきだと思います。
例えば、標準保険料率の考え方については、実際の保険料率設定で参考にするものではあるが、あくまで理論値であり、もともとの保険料率と算出が異なるから、単純に標準保険料率に合わせるのではなく、もともとの保険料率を出発点として最終的な負担水準に考慮した負担率設定が重要だと厚生労働省も言っていますし、また、最終的な賦課までを見据えた丁寧な対応となるよう、新たな保険料減免の基準を設けて対応するところも含め、各市町村の十分な検討をお願いしたいとも厚生労働省は述べています。しかしながら、議会からもさんざん、均等割の廃止など市民の声を届けてきましたが、今回の予算編成には全く反映されていません。
この制度は、国保の名前のとおり、国の負担が多くあるべき制度ですが、国が助成を減らし、住民に負担を押しつけた経緯があります。
国保加入者は
社会的弱者である低所得者が数多く加入している保険です。負担を押しつけられた高い保険料を払えるわけがありません。
法定外繰り入れを行ってはならないと国や県が言っても、団体自治の侵害であると憲法を盾にして、さらに市民の生活を破壊しない保険料となるようにもっと
法定外繰り入れを行うべきであることを指摘し、
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、原案に賛成の7番 山下 和義議員の発言を許可します。
山下 和義議員。
◯7番(山下 和義議員) 登 壇
おはようございます。
「議案第8号 平成31年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計予算」について、賛成の立場で討論に参加いたします。
今、
反対討論がありました。いろいろな理由を述べられております。また、確かに被保険者は国保税を払わなければなりません。ただ、この平成31年度の
国民健康保険事業特別会計予算を否決してよいとは思いません。修正案が出されない限りは、原案をどのように受けとめてするかというのが大事なことであると思います。予算が成立しなければこの国民健康保険で療養を受けられている方々の支払いは誰がするのですか。給付を受けられているたくさんの方々がいます。私はそのことを最も重要なことであると認識すべきであると思っております。
ただ、今後、
国保世帯に対する負担の軽減をどのように図っていくのかは大事なことであることは否めません。そのためには、議会のみならず、執行部とも協力して、国等に負担割合の引き上げや均等割等の見直しを働きかけなければならないとは思っております。今後ますます厳しくなっていくこの会計をどのように構築していくかという今後の課題はあります。しかしながら、国民健康保険は福祉ではありません。国民皆保険制度の中でなくしてはならない制度であります。今回の平成31年度伊佐市国民健康保険事業特別会計の予算にも
一般会計からの
法定外繰り入れもされており、また基金も取り崩して31年度予算を編成し、提案されております。弱者に配慮された
軽減措置等も加味されており、私はこの予算は妥当であると思っております。
賛成討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、7番 山下 和義議員の討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、原案に反対の11番 畑中 香子議員の発言を許可します。
畑中 香子議員。
◯11番(畑中 香子議員) 登 壇
「議案第8号 平成31年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計予算」に対し、反対の立場で討論に参加いたします。
国民健康保険は無収入の方、農業や自営業、非正規労働者、年金生活者や障がい者など、所得の低い方々が主に加入するため、国や自治体の助成がなければ成り立たないものです。法律にも、第1条に「国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」とあり、明確に社会保障の制度であり、福祉の制度であります。国が国保に対する助成を次々に削減したため、保険税が払えないほど高い状況になってしまっている以上、市が適切に繰り入れを行い、払える保険料にすることが求められます。
本市では平成30年度に
都道府県化に伴い保険税の大幅値上げを行いました。31年度予算は29年度基金に積み立てていたうちの3,632万円を
法定外繰り入れの削減のために取り崩し、
法定外繰り入れを削減する予算となっていますが、基金は市民にとっては払い過ぎた保険税であり、高過ぎる状況を改善してほしいと多くの方が願っています。国自身も
法定外繰り入れを否定していない以上、保険税は払える額であることを主眼に設定すべきであります。そのために
一般会計より繰り入れを適切に行うべきであると考えます。
また、本市は以前、水俣湾からの魚が鉄道によって多く運ばれてきていたことから、水俣病の症状で多くの人が病院にかかっておられ、しかも水俣病と診断されず奇病、不明の病、リウマチ等とされ、医療費が高騰していることが推測されています。水俣湾の魚をある程度食し、特徴的な症状が見られる方を適切な診断と治療につなげることは国保の医療費削減につながることを主張してまいっていますが、対策のための予算措置が見られないことも反対理由に加え、
反対討論といたしたいと思います。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中 香子議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第8号 平成31年度伊佐市
国民健康保険事業特別会計予算」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第8号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第9号」について討論を行います。
本案については、反対、賛成の発言通告があります。
まず、原案に反対の1番 谷山 大介議員の発言を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
「議案第9号 平成31年度伊佐市
介護保険事業特別会計予算」について、反対の立場で討論に参加いたします。
昨年までありました伊佐市の政務活動費に当たる自己啓発型の旅費を使用して行った調査では、介護保険事業の研修がありました。研修では、介護保険制度は市民に理解を得られにくい制度であると淑徳大学コミュニティ政策学部の鏡諭教授は講義されていました。内容として、この制度は保険料を払っている側には負担が重く、サービスを受けている側には納得のいくサービスが受けられるものではないと講義されておりました。
なぜこのようなことが発生しているのかというと、健康保険制度とは違い、一度もサービスを受けたことがない人が非常に多いからです。日本で介護保険料を支払っているのは7,700万人、このうち介護保険事業によるサービスを受けているのは605万人の7.8%、つまり、毎月介護保険料を払っている約92%が制度未利用であり、どのような給付サービスを受けられるのかもわからず負担だけが増えていく制度だからです。また、給付を受けている方も家族の介護は必須であり、介護殺人に象徴されるように、厳しい介護実態が続いているという研修でした。
このような中、国は今後も制度の持続性確保として介護保険料は値上げしていき、サービスは切り捨てるという政策を打ち出しています。この制度は「保険あって介護なし」とよく言われています。このことがますます進んでいくと、介護保険
制度自体が保険制度としての役割を果たせなくなると思います。
このことから、本制度は市民にとって理解を得られにくく、恩恵を受けにくい制度であることを指摘し、
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、原案に賛成の7番 山下 和義議員の発言を許可します。
山下 和義議員。
◯7番(山下 和義議員) 登 壇
「議案第9号 平成31年度伊佐市
介護保険事業特別会計予算」について、賛成の立場で討論に参加いたします。
今、
反対討論でいろいろなことを主張されました。本当に介護の本質がわかっておられるのか、私は疑問に思います。介護保険制度は、それまで在宅等で介護していた家族等の負担軽減のために創設されました。この制度でたくさんの方々が施設等を利用されております。また、家族で介護している方々にも支援等があります。今ではたくさんの方々がこの介護保険制度で助かっております。これは紛れもない事実であります。私はまずそのことを評価するべきだと思います。
人の人生はどのようになるのか、先のことはわかりません。ただ、一度もサービスを受けなくても皆で助け合っていく世の中であるべきだと私は思います。そのためにはこの介護保険制度は必要であり、そのための予算は欠かすことはできないと思っております。
以上により、平成31年度
介護保険事業特別会計予算に対する
賛成討論とします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、7番 山下 和義議員の討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、原案に反対の11番 畑中 香子議員の発言を許可します。
畑中 香子議員。
◯11番(畑中 香子議員) 登 壇
「議案第9号 平成31年度伊佐市
介護保険事業特別会計予算」に対し、反対の立場で討論に参加いたします。
介護保険制度は2000年から始まりましたが、一貫して制度の後退が進んできております。2015年度からは特養ホームへの入所者を介護3以上に限定し、介護施設の食事代や部屋代を国が助成する補足給付も縮小されてきました。また、要支援1、2の方の訪問介護と
通所介護を保険給付から外し地域支援事業に移行させるなど、介護が必要な人が介護を受けられない事態が広がってきていると考えます。
今後ますます高齢化が進むことからサービスが増大し、保険料が際限なく上がっていく仕組みの制度であり、国の負担率を上げるなど抜本的な対策なしには安心して老後を過ごせる制度にはなり得ないことを指摘して、
反対討論といたしたいと思います。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中 香子議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第9号 平成31年度伊佐市
介護保険事業特別会計予算」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第9号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第10号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第10号 平成31年度伊佐市
介護サービス事業特別会計予算」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第10号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第11号」について討論を行います。
本案については、反対、賛成の発言通告があります。
まず、原案に反対の11番 畑中 香子議員の発言を許可します。
◯11番(畑中 香子議員) 登 壇
「議案第11号 平成31年度伊佐市
後期高齢者医療特別会計予算」に反対の立場で討論に参加いたします。
後期高齢者医療制度は、病気にかかりやすい75歳以上の高齢者を別枠の
医療保険制度に囲い込む制度として導入当初から問題が指摘されてきた制度です。この間、保険料の値上げ、
軽減措置の縮小で加入者の負担が増え、制度の矛盾が大きくなっていると考えます。
私ども日本共産党は、この
後期高齢者医療制度はその仕組みとして
後期高齢者の人口と医療費が増えれば増えるほど保険料の値上げに直結しており、露骨な受診抑制をもたらす最悪の医療制度であることを指摘してまいりましたが、この間の負担増と
軽減措置の後退はそのことを一層明らかにしているものです。現在検討されている75歳以上の方の原則2割負担の導入などは到底認めることはできないことなどを指摘し、
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中 香子議員の討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、原案に賛成の7番 山下 和義議員の発言を許可します。
山下 和義議員。
◯7番(山下 和義議員) 登 壇
「議案第11号 平成31年度伊佐市
後期高齢者医療特別会計予算」に賛成の立場で討論に参加いたします。
後期高齢者医療特別会計は、これからますます多くなっていく75歳以上の方々を国民みんなで支え合うためにつくられた制度であります。確かに75歳以上の方々も保険料の負担はあります。しかしながら、国、県、市、またゼロ歳から75歳未満の方々の支援金等により運営されている保険制度であります。これから団塊の世代が75歳以上になることにより、この会計の被保険者、保険給付費等はますます増えてまいります。
そのような中で、この
制度自体が県下、広域で運営されているということで、一つの
医療保険として支え合いがなされております。伊佐市だけこの予算がないということはとてもじゃないけど考えられないと私は思います。
よって、平成31年度
後期高齢者医療特別会計予算には賛成であります。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、7番 山下 和義議員の討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第11号 平成31年度伊佐市
後期高齢者医療特別会計予算」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第11号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第12号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第12号 平成31年度伊佐市
簡易水道事業特別会計予算」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第12号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第13号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第13号 平成31年度伊佐市
農業集落排水事業特別会計予算」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第13号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第14号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第14号 平成31年度伊佐市
水道事業会計予算」、本案に対する委員長の報告は「
原案可決」であります。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第14号」は委員長の報告のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第19「議案第40号 平成31年度伊佐市
一般会計補正予算(第1号)」及び日程第20「議案第41号 伊佐市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、以上、議案2件を議題とします。
市長の提案理由の説明を求めます。
市長 隈元 新君。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
追加提案いたしました「議案第40号」及び「議案第41号」の2件について説明申し上げます。
まず、「議案第40号 平成31年度伊佐市
一般会計補正予算(第1号)」について説明申し上げます。
今回の補正は、商工費におきまして、消費税率の引き上げの影響を緩和すること等を目的に、低所得者、子育て世帯を対象とするプレミアムつき商品券の発行に係る経費について新たに措置しております。
この財源につきましては、国庫支出金に増額の措置を講じております。
この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,250万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ159億2,250万円とするものであります。
次に、「議案第41号 伊佐市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」説明申し上げます。
本件につきましては、国家公務員の超過勤務命令を行うことのできる上限を定める人事院規則が施行されることに準じ、所要の改正を行うものであります。
以上、議案2件についての説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。
ここで、議案の内容を精査し、質疑の発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。
△休 憩△(11時20分)
△再 開△(11時20分)
◯議長(緒方
重則議員)
休憩前に引き続き会議を再開します。
◯議長(緒方
重則議員)
これから質疑を行います。
発言通告に基づき、1番 谷山 大介議員の質疑を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
早速ですが、「議案第40号 平成31年度伊佐市
一般会計補正予算(第1号)」について、質疑を行います。
プレミアムつき商品券事業についてお伺いいたします。
この事業は、低所得者やゼロ歳から2歳児がいる子育て世帯を対象に、全額、国の補助でプレミアムつき商品券を販売するものだと思いますが、最大1人当たり2万5,000円分の商品券まで購入可能で、対象の世帯主に対して引きかえ券を送付すると資料には書いてありましたが、1世帯に対象者が複数いた場合、最大購入金額はどのようになるのかお伺いいたします。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
それでは、説明いたします。
購入限度額につきましては、購入対象者1人当たりでの設定となっておりまして、1世帯当たりでの限度額の設定ではございません。購入限度額は購入対象者1人当たり購入金額2万円で、プレミアム部分5,000円が上乗せになり、今ありましたように、総額2万5,000円の商品券となります。内訳は、1セットが5,000円で、5セットまで購入できるということになります。
低所得者につきましては、1人につき総額2万5,000円分の商品券が購入可能です。子育て世帯につきましては、世帯に属する対象児童の人数に2万5,000円を乗じた金額分の商品券が購入できるという形になります。
以上です。
◯1番(谷山 大介議員)
ちょっと次の質問まで回答されたと思うんですが、購入金額が4,000円で、プレミアムがついて5,000円の販売が最低販売ということでよろしいでしょうか。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
はい、そのとおりです。
◯1番(谷山 大介議員)
今回の対象者は前回と異なり、低所得者または子育て世帯を対象としていますが、低所得者、また子育て世帯の子どもの基準をお示しください。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
先ほどの1番目の説明は、順を追ってという形で説明させていただきましたので御理解いただきたいと思います。
それでは、御質問にある低所得者につきまして説明いたします。
低所得者とは、2019年度分の市民税が課税されていない方、または市民税を免除された方になります。また、市民税が課されている方の扶養親族等は除きます。そのほか、生活保護に規定された被保護者も除くこととなっております。
次に、子育て世帯とは、2016年、平成28年4月2日から2019年、平成31年9月30日までに出生した児童の属する世帯の世帯主となります。
以上です。
◯1番(谷山 大介議員)
最後の質問になりますが、プレミアムつき商品券を使用できる店舗はどのような店舗なのかと、また予想として何店舗程度になるのか、お伺いいたします。
◯企画政策課長(吉加江 光洋君)
使用できる店舗につきましては、市内の民間事業者を対象に幅広く公募し、応募・登録された店舗となりますので、今のところは件数はわかっておりません。
ちょっと補足説明をしますと、商品券の使用に関しては、不動産や金融商品、たばこ、商品券、プリペイドカードなどの換金性の高いもの、それから性風俗関係、特殊営業において提供される役務、国税・地方税や使用料などの公租公課には使用できないこととされております。よって、このような事業所から応募があった場合はプレミアム商品券の取り扱いはできないということで特定事業者としての登録はしないということになりますので、よろしくお願いします。
◯1番(谷山 大介議員)
終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、1番 谷山 大介議員の質疑を終わります。
ほかに通告がありませんので、質疑は終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。
ただいま議題となっております「議案第40号」及び「議案第41号」の議案2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、ただいま申し上げました議案2件については、委員会付託を省略することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第40号」について討論を行います。
本案については、反対の発言通告があります。
原案に反対の11番 畑中 香子議員の発言を許可します。
畑中 香子議員。
◯11番(畑中 香子議員) 登 壇
「議案第40号 平成31年度伊佐市
一般会計補正予算(第1号)」に対して、反対の立場で討論に参加いたします。
プレミアム商品券事業は10月から予定されている消費税10%への値上げに伴い、低所得者や子育て世帯の消費に与える影響を緩和する、地域における消費を喚起し下支えをするためとして、安倍政権による増税対策の一環として行われるものです。もともと消費税は低所得者ほど負担が重い逆進性が最大の問題であり、その対策をとるのであれば増税をしない、これが一番の対策であることを指摘するものです。
内閣府は、先日7日に本年1月の景気動向指数を発表しましたが、その速報値は景気の現状を示す指数が3カ月連続で悪化したとの報告であり、2014年11月以来、4年2カ月ぶりの景気悪化と指摘され、消費税増税の理由も崩れる中で、その消費税対策としてプレミアム商品券事業が計上されていることは大きな問題だと考えます。
安倍政権発足から7年が経過しますが、この間、物価は5.3%上昇したのに対し、年金生活者のよりどころである年金は0.8%引き下げられ、この7年間で物価と年金は6.1%も乖離しており、高齢世代の貧困と不安が広がっています。2014年に消費税が8%に引き上げられてから家計消費は25万円減少し、実質賃金もマイナス14万円であります。このような中で消費税10%への増税によって5兆7,000億円もの庶民増税を押しつければ、家計にも経済にも大きな打撃になることは明らかであります。
先日報道された共同通信の世論調査結果は、消費税10%の引き上げに54.4%が反対と答えており、消費税増税は中止すべきと考えます。経済を立て直すためには庶民増税ではなく、プレミアム商品券発行ではなく、国民の暮らしを応援して消費を拡大し、それによる生産や雇用の拡大しかありません。国民の負担を増やし、消費をさらに冷え込ませる消費税の増税や社会保障の国民負担などはこの真逆の政策であり、容認できないことを指摘し、討論といたしたいと思います。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、11番 畑中 香子議員の討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、
賛成討論はありませんか。
7番 山下 和義議員の
賛成討論を許可します。
山下 和義議員。
◯7番(山下 和義議員) 登 壇
「議案第40号 平成31年度伊佐市
一般会計補正予算(第1号)」に賛成の立場で討論に参加いたします。
確かに消費税に関する考え方はいろいろあってよいと私も思っております。しかしながら、今回のこのプレミアム商品券は、低所得者及び子育て世帯に向けて、全額、国の補助で実施されるものであります。今からこの予算が成立しないと、多分、伊佐市だけこの子育て世帯向けのプレミアム商品券は発行できないということになってくると思います。私はそれがいいと決して思いません。
よって、この議案に対しては賛成であります。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま7番 山下 和義議員の
賛成討論が終わりました。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、1番 谷山 大介議員の
反対討論を許可します。
谷山 大介議員。
◯1番(谷山 大介議員) 登 壇
「議案第40号 平成31年度伊佐市
一般会計補正予算(第1号)」に反対の立場で討論に参加いたします。
この事業は、消費税増税に伴う経済の平準化対策として行われるものですが、消費税増税による負担ははかり知れないものがあり、たった5,000円分の商品券をつけたからといっても焼け石に水だと思っています。
また、低所得者や子育て世帯に対する事業としていますが、最大限に恩恵を受けようとすると1人当たり2万円の現金を持っていないと恩恵を受けられない事業です。低所得者が2万円ものお金を商品券と交換するか疑問ですし、30代や40代の33.7%が貯金ゼロと言われる今の時代に、子育て世帯も同じく2万円という大金を商品券にかえられる余裕があるのか疑問に思います。
また、国庫補助ではございますが、国のお金であるという認識ではありますが、そもそも国のお金も私たちの税金から出ているというところ、以上のことを指摘し、
反対討論といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま1番 谷山 大介議員の
反対討論が終わりました。
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
御発言がありませんので討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
本案は起立により採決します。
「議案第40号 平成31年度伊佐市
一般会計補正予算(第1号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
◯議長(緒方
重則議員)
起立多数です。
したがって、「議案第40号」は原案のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「議案第41号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「議案第41号 伊佐市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第41号」は原案のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第21「発委第2号 伊佐市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
議会運営委員長の趣旨説明を求めます。
久保 教仁委員長。
◯議会運営委員長(久保 教仁議員) 登 壇
「発委第2号 伊佐市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」、趣旨説明を申し上げます。
伊佐市議員定数条例で定数を16人とした改正に伴い、委員会条例を一部改正するものであります。委員会条例第2条中の総務産業委員数を9人から8人へ、同条中、文教厚生委員数を9人から8人へ、同条中、
一般会計予算決算委員数を17人から15人へ、委員会条例第4条中、議会運営委員数を9人から7人へと改正するもので、次回の一般選挙から適用するものであります。
よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま提出者の趣旨説明が終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、発委の委員会付託省略についてお諮りします。
ただいま議題となっております「発委第2号」については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、ただいま申し上げました発委1件については、委員会付託を省略することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから「発委第2号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「発委第2号 伊佐市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「発委第2号」は原案のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第22「意見書案第8号 国民健康保険における子どもに係る均等割額の軽減制度の創設を求める意見書」を議題とします。
7番 山下 和義議員の趣旨説明を求めます。
山下 和義議員。
◯7番(山下 和義議員)
「意見書案第8号」について、趣旨説明を申し上げます。
少子化対策は国と地方が連携して取り組まなければならない喫緊の国家的課題であり、今後において国のさらなる子育て支援策が求められるところです。しかしながら、市町村は国民健康保険の被保険者に均等割額を課しております。この均等割額はひとりひとりに等しく係るものであります。家庭に子どもが増えると保険料の負担が重くなるこの仕組みは、子育てに関するさまざまな負担軽減策を進めている
地方公共団体の政策と相入れないものであります。また、同じ
医療保険制度である組合管掌健康保険や全国健康保険協会管掌健康保険には存在しない負担であり、早急な見直しが求められるべきであります。よって、子どもに係る均等割額について、国の負担による免除及び軽減の支援制度を早急に検討し、結論を出すよう強く求めるという内容の意見書であります。
意見書をごらんいただき、皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げ、趣旨説明といたします。
◯議長(緒方
重則議員)
ただいま提出者の趣旨説明が終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
次に、意見書案の委員会付託省略についてお諮りします。
ただいま議題となっております「意見書案第8号」については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、ただいま申し上げました意見書案1件については、委員会付託を省略することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
これから、「意見書案第8号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(緒方
重則議員)
これから採決します。
「意見書案第8号 国民健康保険における子どもに係る均等割額の軽減制度の創設を求める意見書」について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、「意見書案第8号」は原案のとおり可決されました。
◯議長(緒方
重則議員)
ここで、ただいま可決されました「意見書第8号」の取り扱いについてお諮りいたします。
「意見書第8号」の取り扱いについては、議長に一任願いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
よって、「意見書第8号」の取り扱いについては、議長に一任することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第23「議員派遣の件」を議題とします。
お諮りします。
お手元に配付しました資料のとおり、
地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、議員を派遣したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、資料のとおり派遣することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
お諮りします。
ただいまの議員派遣については、派遣内容に変更が生じた場合は議長に一任願いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、派遣内容に変更が生じた場合は、議長に一任することに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
日程第24「閉会中の所管事務調査の件」を議題とします。
議会運営委員長から、会議規則第111条の規定により、本会議の会期日程並びに議案の取り扱い等議会運営に関する事項について、閉会中の継続審査の申し出があります。
◯議長(緒方
重則議員)
お諮りします。
委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(緒方
重則議員)
異議なしと認めます。
したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
◯議長(緒方
重則議員)
以上で、本定例会は全て議事を終了しましたので、平成31年第1回伊佐市議会定例会を閉会します。
△閉 会△(11時43分)
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