○
議長(
山田能新君)
討論がありませんので、採決いたします。 以上の4件に対する
委員長の
報告は
原案可決であります。
委員長の
報告どおり原案を可決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、以上の4件は
原案のとおり可決することに決しました。
日程第16、
議案第109号から
日程第35、
議案第134号までを
一括議題といたします。
産業建設文教委員長の
審査報告を求めます。
◆
産業建設文教委員長(
井元宏三君) 登壇 それでは、
産業建設文教委員会における
審査の結果と経過の概要を御
報告いたします。 今回、本
委員会に付託を受けました案件は
議案20件であります。
審査の結果は、いずれも
異議なく、
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、本
委員会で論議のありました主な事項について御
報告いたします。 初めに、
議案第110号「
令和3年度
平戸市
一般会計補正予算(第12号)」中、
文化観光商工課部商工課所管の
平戸満喫キャンペーン事業に関し、この
事業は
専用ウェブサイトで申込みを受け付けるとのことだが、その
申込情報を今後の
イベント情報の提供などに活用する
仕組みづくりが必要ではないのかとの
質問に対し、この
事業の
事務局である
一般社団法人平戸観光協会の
公式LINEに登録することを今回の
申込条件に追加し、今後の
情報提供に活用したいとの
答弁がありました。 また、以前の
平戸城キャッスルステイの7,000組の
応募情報や
ウェルカモメ登録者情報について活用がなされていないとの指摘に対し、今回の
事業との連携には間に合わないものの、現在、市でも
LINEを使った
情報発信事業に取り組んでおり、今後は有効な
情報発信に取り組んでいかなければならないと考えているとの
答弁がありました。 さらに、
事業のプロモーションに対し、
テレビCMも予定されているが、どのような時間帯で放送されるのかとの
質問に対し、
広告代理店との契約により
フリースポットの時間帯で15秒の
CMを流すことになっているとの
説明がありました。 これに関連し、番組や時間帯を
指定して放送することはできないのかとの
質問に対し、時間帯により価格が決められており割高になると思うが、
広告代理店とも
協議し、
効果のある
情報発信に努めていきたいとの
答弁がありました。 次に、
議案第117号「
指定管理者の
指定について」、
平戸市
春日集落拠点施設に関し、
指定管理者となる団体が前回と異なっている
理由は何かとの
質問に対し、8月の
公募説明会には
一般財団法人平戸市
振興公社を含む2社が参加したが、最終的に応募したのは
平戸市
振興公社のみであったとの
答弁がありました。 また、
平戸市
振興公社が提出した
指定管理施設の
運営内容は、現在の
指定管理者と同じ
運営の
内容であったのかとの
質問に対し、
平戸市
振興公社が提出した
運営内容は、基本的には現在の
指定管理者が行ってきた
内容を引き継ぐことになっており、加えて、
平戸市
春日集落拠点施設は、
平戸市生月町博物館島の館、
平戸市
切支丹資料館と比較的近い距離に位置しており、
学芸員が配置されている
施設もあることから、3
施設の連携した取組を進めていきたいとの
運営内容が盛り込まれているとの
答弁がありました。 次に、
議案第120号「
指定管理者の
指定について」、
平戸市紙漉の里ふれあい
施設に関し、この
施設の
指定管理料がゼロ円となっている
理由は何かとの
質問に対し、
施設の土地を無償で借用していることや、
体験メニューは全て
参加料収入で実施されていることから、
指定管理料はゼロ円となっているとの
答弁がありました。 これに関連し、市の負担はないのかとの
質問に対し、
施設修繕料、
浄化槽保守点検、
清掃委託料、倒木などの
処理費用は市で負担している。また、現在、紙漉の
里振興協議会から
施設周囲の除草に係る
費用についての要望があっており、次年度の
予算計上について検討をしている。今後、
施設の
管理経費については、市の
類似施設の
担当課とも
協議し、適切に対応していきたいとの
答弁がありました。 さらに、この
施設を多くの方に利用していただくためにも、無料の
体験メニューを検討してはどうかとの意見に対し、
施設運営及び
体験メニューについては管理者任せとならないよう連携を取りながら、適切に対応していきたいとの
答弁がありました。 次に、
議案第134号「
工事請負契約の変更について」、
南部中学校校舎大
規模改修工事に関し、当初、設計の段階で今回の
追加工事の把握はできなかったのかとの
質問に対し、校舎1階
玄関付近の
天井改修追加工事については、当初、
改修の必要はないと判断をしていたが、
工事に着手したところ、
湿気等で
天井材が劣化していることが確認されたため、
天井改修工事を追加したものである。
屋上防水工事の変更については、パラペットの
立ち上げの
部分について
防水シートの接着が弱いことが判明したため、プレートに
防水シートを圧着する工法に変更するものであるとの
説明がありました。 さらに、
楽焼炉撤去工事については、なぜ当初から
費用を見込んでいなかったのか、
撤去費用が高額なのはなぜかとの
質問に対し、この炉は美術の授業における
陶芸学習用に使用していたが、30年前から使われておらず、
美術準備室への
設置そのものを見落としていたため
追加工事となった。炉の
撤去費用が高い
理由については、調査した結果、炉の扉の内側には
特別管理型産業廃棄物となる
アスベストが含有していたことから、
撤去費用の12万3,000円に加え、
処理費用の37万5,000円が必要となったためであるとの
答弁がありました。 また、なぜ
アスベストを含んだものが学校に放置されていたのかとの
質問に対し、
学習内容の
変化等により、
アスベストの使用が全面禁止される以前から使用しておらず、また、
技術準備室の一番奥の仕切られた場所にあったことから、撤去されずそのままとなっていた。生徒への
影響については、生徒が立ち入る場所ではなく、扉も閉められ飛散もしていないので、
健康被害については
影響ないものと考えているとの
答弁がありました。 これに対し、市内のほかの学校にもこのような炉があるのかとの
質問に対し、早急に調査し、対策に努めるとの
答弁がありました。 また、当初設計の段階で
現場確認を徹底すべきではないのかとの
質問に対し、今後は当初の
協議段階から
教育委員会、学校、
建築技師等で現場を詳細に確認し、精度を高めていきたいとの
答弁がありました。 最後に、提出された
委員会資料のうち、
指定管理施設の状況を
一覧表にした資料で、
消費税を含むものと含まないものが混在していたり、
繰越明許費の
説明資料では、
繰越理由の記載がないことなどにより、
審査に支障があったので、今後は十分に
内容を確認し提出するよう指摘したところであります。 以上で、
産業建設文教委員会の
審査報告を終わります。
○
議長(
山田能新君)
委員長報告に対する
質疑を行います。
◆14番(
吉住威三美君) お尋ねします。3ページの110号の
補正の中で、
広告宣伝費のとこで、ここでちょっとした117号のちょっと上の段の二、三行ですが、割高になると思うが広告と
協議し、
効果の
情報発信を努めていきたいということですが、これは上段に書いてある15秒の
CMを流すということになっているのに、これで割高になるちゅうことは、この
CMを流す時点で、要するに変更ができるという
答弁というふうに理解していますけど、高くなった場合はどうなるのか、そこをよく
協議はしたんですか。
◆
産業建設文教委員長(
井元宏三君) この
部分に関しては、あまり詳しくは
報告はされておりませんが、どういう形体で
スポットCMを流すのかという答えのときに、「
フリースポット」とこれに書いておりますけども、この状態でありますと、夜中に流れたり朝早く流れたり、あまり
CMを流すときに……。(発言する者あり)
◆14番(
吉住威三美君) そこのとこは聞いていないんです。上のところは聞かなくて、下の段の2行ぐらい、割高になると思うが
広告代理店と
協議し
効果のある
情報発信に努めていきたいとなっているが、ここの辺で割高になるということは、
コマーシャル料が高くなるという理解をしていますが、そこをあえて、あなた方の
委員会では高くなってもいいから適切なときに流しなさいという判断、
協議をされたのか、そこをお尋ねしているんですけど。
◆
産業建設文教委員長(
井元宏三君) その値段が高くなってもいいという話の
協議はされておりません。ただ、この
予算内で時間をやりくりして、少しでもいい時間帯に流せるのであれば、そうやってほしいという
内容であったと理解をしております。
◆14番(
吉住威三美君) そこは全然ここに書いていないから。あなた方が
協議して、この枠内でできるだけ
効果のある時間にやってくれということを頼みますよということであれば、そのように書いてもらわんと、こん中じゃ全然そういうことは書いていないでしょ。あなた方は、もうちょっと
効果のあるときに流されんとかということで、スポンサーとかこれを契約しているところと
協議して、
効果のある
情報発信に努めていきたいとは書いてあるが、どうせ時間が変わったり、
CMの時間の高くなるとすれば高くなることがあるし、ここで15秒が半分の5秒になったり10秒になったりする
可能性はあるんだろうけど、そういう話はされていないんで、
報告書の中にここはもう少し詳しく盛り込んでいただきたかったなと思うんですが、再度聞きます。 この高くなっても
効果のあるときにせろと言ったか、言わなかったのか、そこだけ聞きます。
◆
産業建設文教委員長(
井元宏三君) この一番最初の
答弁のときに、やっぱり時間帯の空いているところというところで
説明がありましたので、そうであってもやっぱり人気のある番組とか、そういうのの間に入れてもらえるようにできるのかという話はしました。でも、これは高くなるのでという話のところで、その先は議論はしておりません。この
予算内で流せる一番ベストのところで流してもらいたいというところで
委員の皆様は発言をされたと思っております。
○
議長(
山田能新君) ほかに。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
質疑を終結いたします。
議案第109号の
討論を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
討論がありませんので、採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は
原案可決であります。
委員長の
報告どおり原案を可決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、
本案は
原案のとおり可決することに決しました。
議案第110号の
討論を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
討論がありませんので、採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は
原案可決であります。
委員長の
報告どおり原案を可決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、
本案は
原案のとおり可決することに決しました。
議案第117号から
議案第130号の
討論を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
討論がありませんので、採決いたします。 以上の14件に対する
委員長の
報告は
原案可決であります。
委員長の
報告どおり原案を可決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、以上の14件は
原案のとおり可決することに決しました。
議案第131号から
議案第133号の
討論を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
討論がありませんので、採決いたします。 以上の3件に対する
委員長の
報告は
原案可決であります。
委員長の
報告どおり原案を可決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、以上の3件は
原案のとおり可決することに決しました。
議案第134号の
討論を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
討論がありませんので、採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は
原案可決であります。
委員長の
報告どおり原案を可決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、
本案は
原案のとおり可決することに決しました。
日程第36、
議案議第7号を議題といたします。
議案議第7号の
提案理由の
説明を求めます。
◆
議会運営委員長(
近藤芳人君) 登壇 ただいま議題となりました
議案議第7号「
離島振興法の改正・延長を求める
意見書」を所定の
賛成者を得て提出いたします。
提案理由につきましては、国においては現行の
離島振興法が
令和4年度末をもって失効することから、
抜本改正の上、
恒久法化も視野に入れて延長されるよう強く要望するためであります。
議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 以上で、
提案理由の
説明を終わります。
○
議長(
山田能新君)
説明が終わりましたので、
議案議第7号の
質疑を行います。
◆14番(
吉住威三美君) 今、
委員長さんが恒久的な制約も
可能性のような話をされた、そういう話があったのかないのか、そこをお尋ねします。
◆
議会運営委員長(
近藤芳人君) この
意見書の2ページ目に一番下のほうに、国においては現行の
離島振興法が
令和4年度末をもって失効することから、
抜本改正の上、
恒久法化も視野に入れて延長されるよう強く要望するというこういう文言にしております。この
文言自体は、
平戸市が単独でつくったものであるかというと、そうではなく、全国で同じような
ひな形を用いて、そして
平戸市なりの表現にしておるところです。 そして、
議会運営委員会の中では、この文言に対する何ら検討というか
質疑等は一切ございませんで、このとおりの形でやっていこうということでございましたので、これ以上の
質疑は何もございませんでした。 以上です。
◆14番(
吉住威三美君) この件について
異議はないんですが、
令和4年に改正する、それでまた恒久法的に入れていただければ、
離島振興法の延長とか何とかということをいちいち
協議することもないし、この最終的な
抜本的改正の上、
恒久法化も視野に入れて延長されるようにというところは、私も歓迎するところでありますので、ぜひこのように国のほうで取り計らっていただけるよう努力をしていただきたいと思います。 終わります。
○
議長(
山田能新君) ほかに。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
質疑を終結いたします。 お諮りいたします。
議案議第7号は、
委員会付託を省略し一
審議をもって行いたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、
議案議第7号は
委員会付託を省略することに決しました。
議案議第7号の
討論を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
討論がありませんので、採決いたします。
本案を
原案のとおり可決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、
議案議第7号は
原案のとおり可決することに決しました。 ここで、職員に
議案を配付させますので、しばらくお待ちください。 〔
議案配付〕
○
議長(
山田能新君) お諮りいたします。本日の
議事日程に
議事日程第5号の1を追加したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、本日の
議事日程に
議事日程第5の1を追加することに決しました。
日程第37、
議案第135号は、本日市長より提出された追加
議案でありますので、直ちに上程し、理事者の
説明を求めます。
議案第135号の
説明を求めます。
◎財務部長(村田範保君)
議案第135号「
令和3年度
平戸市
一般会計補正予算(第13号)」につきまして御
説明いたします。 歳入歳出それぞれ2億2,820万4,000円を追加し、
補正後の
予算総額を歳入歳出それぞれ263億1,543万7,000円とするものであります。 それでは、
補正の
内容につきまして、歳入歳出
補正予算事項別明細書により御
説明いたします。 まず、歳入につきまして、6ページをお願いします。 10款1項1目地方交付税は、普通交付税に続いて今回の
補正に必要とする一般財源1,260万円を計上するものであります。 14款2項2目民生費国庫補助金は、
子育て世帯への臨時特別
給付金の
補正に伴う財源であります。 次に、歳出につきまして、8ページをお願いします。 3款2項5目
子育て世帯への臨時特別
給付金費は、
補正予算(第11号)で専決いたしました
子育て世帯への臨時特別
給付金の追加
給付分として5万円を
支給するものであります。 10ページをお願いします。 6款3項2目水産業振興費の沿岸漁業緊急支援対策
事業は、苦しい漁業経営下にある市内の漁業者の
事業継続を後押しするため、漁船用燃油購入費を支援するものであります。 以上で
説明を終わります。御
審議のほどよろしくお願いいたします。
○
議長(
山田能新君)
説明が終わりましたので、
議案第135号の
質疑を行います。
質疑は、歳入歳出全部を一括して行いますので、ページ数を明示してからお願いいたします。
◆14番(
吉住威三美君) 11ページの燃油の支援金ですが、これについて何Lをめどとしてやるのか、まずお尋ねします。
◎農林水産部長(諸藤秀法君) お尋ねの件ですが、126万Lでございます。 以上でございます。
◆14番(
吉住威三美君) あと、これは126万ちゅうことは10円程度になるかと思うんですが、この後の4,000円がちょっと分からないんですが、役務費と出してありますし、期限的にどうなるのか、そこのとこと、もし、これでも非常に苦しいときは追加ということも考えられておられるのか、その2点をお尋ねします。
◎農林水産部長(諸藤秀法君) まず、4,000円でございますが、この
部分は振込手数料として4,000円、7漁協分を計上しております。 続きまして、この対策を打ってでも苦しい
部分はというところでございますが、今のところ漁業者はやはり燃油というのが一番、出漁するに当たって重要なファクターになってまいります。その
部分、きちんと支援をして、またこれからの季節である天然クエとか、天然ヒラメを漁獲していただいて水揚げを漁獲高を上げていただくということで、まずはそこをきちんと押さえていただいた上で、それでも経営が苦しいとか、かれこれになれば、また追加の交付金の話等々も出てくると思いますので、そのような
内容を吟味しながら、追加対策については検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。(発言する者あり) 申し訳ございません。支援の期限でございますが、失礼いたしました。
対象期間は
予算成立後すぐから
令和4年の3月31日までを期限といたしております。 以上でございます。
○
議長(
山田能新君) ほかに。
◆17番(
松本正治君) 関連でお尋ねします。沿岸漁業緊急支援対策
事業という名称になっております。御存じのように一般
質問等でもまき網関係のお話も出ておりました。そちらのほうの対策についての検討はこれではされていないと思うんですけど、そこら辺。検討されたのか、別に考えるのか、お考えないのか。(発言する者あり)そしたら、この案件だけで、これは沿岸と書いていますけど、まき網についてがここで検討されたのかどうか。
◎農林水産部長(諸藤秀法君) この支援に関しましては、出漁意欲を高めるということを支援の目的としております。現水揚げ高とか魚価の下落による厳しい環境につきましては、セーフティーネットというもので別途カバーがされておりますので、セーフティーネットに入っていない漁師さんも本市の場合多々いらっしゃいます。約半分近くが入っていらっしゃらないというふうな、水産からちょっと試算した結果、半分近く入っていらっしゃらないというとこもございますので、セーフティーネットに加入していない
部分もきちんと助けるというか、支援していくということでこの
事業を組み立てております。 以上でございます。
◆3番(神田全記君) この支援については、漁業者に支援金が渡るまでの流れというものはどうなるんですか。それぞれの漁協さんがデータを行政のほうに上げて、それからというふうになるとでしょうけれども、その辺の流れを教えてください。
◎農林水産部長(諸藤秀法君) 支援の流れでございますが、前回、前々回、平成20年、平成26年に行った
部分と、基本的には流れは一緒でございまして、漁協を通じての支援ということで考えております。 まず、漁協のほうに正組合員さん、もしくは漁協が自営定置等に使っている漁に使う船の燃油に対してリッター10円の補助をするということで、漁協のほうから使用した額を
報告を受けて、それに対して漁協を通じて市がそこに支援するというふうな
事業の組立てになっております。 以上でございます。
◆3番(神田全記君) その流れの中で、実際漁業者に支援金が渡るのはどのぐらいのスパンでなるんですか。 それから、もう一つは、この燃料に関しては漁協関係のそういった給油
施設だけではなく、市内のそれぞれの給油
事業者、そういうところからも取られている漁業者がおられると思うんですけれども、そういったことも
対象になるのかどうか、この2点をお願いします。
◎農林水産部長(諸藤秀法君) まず、後のほうの御
質問の市内のほかの給油
施設から取られている場合ということでございますが、これは、港によっては給油
施設に行くまでに、そこの漁師さんがいらっしゃる港によっては、給油
施設に行くまでに結構燃油をたいてしまうケースもございます。それで、漁協が認めた場合、全部漁協を通じて支援いたしますので、漁協が認めた場合にはそこの港にある民間の
事業者から給油を受けて、その分に対してもリッター10円を支援すると。 最初の
質問の支援の仕方でございますが、漁協が一旦10円分を立て替えるではないですけども、漁協で一旦10円分引いた分で漁業者のほうにやって、市のほうから後でその分を補填するというふうな流れになろうかと思います。(186ページで訂正) 以上でございます。
○
議長(
山田能新君) ほかに。
◆7番(
松尾実君) 7ページの歳入の普通交付税、この燃油高騰ということで、水産業者に支援をするということでいいことだとは思うんですけども、燃油高騰という観点でいうなら、農業をされている方が、今の時期でいうなら、イチゴ農家とか燃油の高騰というのは非常に響いているわけですので、水産関係の支援だけではなく、本来なら第一次産業振興上というのであれば、その辺は必要じゃないかなと思うんですけども、その辺の市独自の支援というのは考えられなかったんでしょうか。
◎農林水産部長(諸藤秀法君) 今の御
質問の中で、第一次産業の支援というところで、どういうふうな判断を示したのかというふうに理解させていただきますが、農林、水産、両方に当然今の現状の確認をしております。その中で、燃油に関しては漁協を通じて強い支援の要望があったこと、そして、まず、この水産物というのが、ただ漁獲を上げればそこで終わりではなくて、今から
平戸市の場合は特に天然アラ祭り、天然ヒラメ祭り、天然というものがついた中で、市の観光産業とかほかにも波及してく
部分が強くあるところ。そういったものを含めまして、燃油高騰だけではなく、燃油高騰はそのファクターの一つなんですが、それだけではなくてほかの産業にも波及するものということで、今回の水産業の支援を決めております。 ちなみに、農産物につきましては、系統団体とか各部会のほうにも確認をいたしましたが……。
○
議長(
山田能新君) あとは
委員会で。
◎農林水産部長(諸藤秀法君) 分かりました。すみません。
○
議長(
山田能新君) お願いします。 ほかに。(発言する者あり)
内容がもう産業建設
委員会に入っていますので。(発言する者あり)
◆14番(
吉住威三美君) 普通交付税の1,260万円のことを聞いたとせん、それは財務部長が答えるべきじゃなかとかと言いよっちゃ、俺は。農林水産じゃなか。(発言する者あり)
◎財務部長(村田範保君) 私どものほうとしては、
担当課から上がってきた燃油高騰に関するこの水産の支援について計上しておりまして、その他の
部分については上がってきておりませんので、私どもとしては、今回、歳入は普通交付税でその分だけを見ております。
○
議長(
山田能新君) ほかに。
◆5番(池田稔巳君)
子育て世帯への2億1,560万円の件なんですが、これは960万円の所得制限が出ていたと思うんですけども、
平戸市ではどれぐらいか把握はしていらっしゃるんですか。
◎福祉部長(桝田俊介君) 御
質問にお答えいたします。 市から児童手当を受ける
対象者のうち、所得制限に該当し、特例
給付というんですけど、特例
給付となっている方は29世帯、児童数では54人となっております。
◆5番(池田稔巳君) 政府の方針ではあるんでしょうけども、
自治体によっては、この日本の宝である子育てに限っては払おうというようなことで考えておるようですけども、
平戸市ではそういうふうな考えはないのか。
◎福祉部長(桝田俊介君) おっしゃるとおり、国においては所得制限を設けて特例
給付の
対象者には
支給をしないという方針でございますので、その趣旨に準じることとして特例
給付該当者については
支給することとは考えておりません。 以上です。
○
議長(
山田能新君) ほかに。
◆9番(山内貴史君) すみません、先ほどの燃油価格のことについてなんですけれども、先ほどの
答弁の中で、まず成立後の
令和4年の3月31日までの支援ということで、あと残りは追加する
可能性もあるということだったんですけれども、支援金額の燃油高騰の変動によっての追加金額というのはあるんでしょうか。値上げ金額というのはお考えなんでしょうか。
◎農林水産部長(諸藤秀法君) 燃油高騰支援と申しますが、出漁意欲向上のためのリッター10円という分につきましては、燃油の価格がこれ以上高騰しても、また逆に下がってもリッター10円ということで、燃油高騰そのものではなく、出漁意欲を高めて漁獲を上げてもらうための支援ということで考えております。 また、
予算で3月31日までとしておりますのは、現年
予算での支援ということで、延長という形ではなくなる、また別
事業になるというふうに思っております。 以上でございます。
○
議長(
山田能新君) ほかに。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
議案第135号の
質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま
質疑を終結しました
議案第135号は、各常任
委員会に付託したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、
議案第135号は、配付しました付託区分表により各常任
委員会で付託することに決しました。 各常任
委員会は、休憩後直ちに
委員会を開催し、
審査の結果を
議長まで
報告願います。 それでは、
委員会開催のため暫時休憩いたします。 休憩 午前10時56分 再開 午後2時10分
○
議長(
山田能新君) 休憩中の本会議を再開いたします。 会議に入ります前に、農林水産部長より発言の申出があっておりますので、これを許可します。
◎農林水産部長(諸藤秀法君) お許しを頂いて発言をさせていただきます。 午前中の
議案第135号「
令和3年度
平戸市
一般会計補正予算(第13号)」中、神田議員のどのような支援金の流れになっているのかという御
質問に関する
答弁について誤りがございましたので、訂正をさせていただきます。 正しくは、支援金の流れは、
令和3年12月22日に開催される
平戸市水産振興
協議会で、管内7漁協
協議の上、最終決定をするものであり、現在の案としては漁業者が現在の価格で一旦支払い、それぞれの使用料に応じて複数回に分けてリッター10円を後から還付する予定でありました。この方法は、漁協の事務負担も考慮した上でのこととなっております。 訂正しておわびを申し上げます。申し訳ございませんでした。
○
議長(
山田能新君) これより、
議案第135号の
議案審議を行います。
総務厚生委員長の
審査報告を求めます。
◆
総務厚生委員長(
松本正治君) 登壇 お疲れさまです。
総務厚生委員会における
審査の結果を御
報告いたします。 本
委員会に付託を受けました案件は、
議案第135号の1件であります。
審査の結果は、
異議なく、
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、本
委員会で論議のありました主な事項について御
報告いたします。
議案第135号「
令和3年度
平戸市
一般会計補正予算(第13号)」中、福祉部こども未来課所管分の
子育て世帯への
臨時特別給付金事業に関し、
対象者への
支給はいつ行うのかとの
質問に対し、
児童手当受給者(中学生以下)については12月28日に口座へ振り込むようにしている。公務員、
高校生、
新生児においては、
申請書を12月24日に発送し、
申請から原則2週間を目途に1月初旬から順次振り込むように予定しているとの
答弁がありました。 また、特例
給付となる所得超過者への
支給はどのように考えているのかとの
質問に対し、本市には特例
給付となる
対象者は29世帯で、児童数が54人いるところであり、他の市町では
支給する
自治体もあるが、本市としては、国の方針に沿って行わないようにしているとの
答弁がありました。 以上で、
総務厚生委員会の
審査報告を終わります。
○
議長(
山田能新君) ただいまの
委員長報告に対する
質疑を行います。ありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) それでは、
質疑を終結いたします。
産業建設文教委員長の
審査報告を求めます。
◆
産業建設文教委員長(
井元宏三君) 登壇 それでは、
産業建設文教委員会における
審査の結果を御
報告いたします。 本
委員会に付託を受けました案件は、
議案第135号の1件であります。
審査の結果は、
異議なく、
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、本
委員会で論議のありました主な事項について御
報告いたします。
議案第135号「
令和3年度
平戸市
一般会計補正予算(第13号)」中、農林水産部水産課所管の沿岸漁業緊急支援対策
事業に関し、この
事業は、事前に漁協から支援要請があったものなのかとの
質問に対し、市内7漁協で構成する水産振興
協議会からの要請があり、燃油高騰に伴う支援を行うもので、生産体制を維持し出漁意欲の向上を図るために支援をするものであるとの
答弁がありました。 これに関連し、
予算算定上の126万Lの根拠は何かとの
質問に対し、昨年12月から本年3月までの各漁協で給油された実績に基づき算定をしているとの
答弁がありました。 また、高騰している燃油価格が下がった場合でもこの
事業を継続するのかとの
質問に対し、この
事業は漁業者の出漁意欲を向上させるための
事業であり、燃油価格が下がったとしても
事業は継続するように考えているとの
答弁がありました。 さらに、停泊する港に漁協の給油
施設がなく、漁協以外で給油を行った場合はどうなるのかとの
質問に対し、漁協が認める給油
施設で漁業者が給油した場合、漁業者は給油の証明書を漁協に提出して、後日補助金を受けるようになるとの
説明がありました。 以上で、
産業建設文教委員会の
審査報告を終わります。
○
議長(
山田能新君) ただいまの
委員長報告に対する
質疑を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) ありませんか。それでは、
質疑を終結いたします。
議案第135号の
討論を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君)
討論がありませんので、採決いたします。
本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
委員長の
報告どおり原案を可決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、
議案第135号は
原案のとおり可決することに決しました。
日程第38、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣の件については、お手元に配付しておりますとおり派遣することとし、諸般の事情により変更する場合には、
議長に一任願いたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、議員派遣の件はお手元に配付しましたとおり派遣することに決定しました。 お諮りいたします。本
定例会において議決されました各案件について、その条項、字句、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第46条の規定により、その整理を
議長に委任願いたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
山田能新君) 御
異議なしと認めます。 よって、本
定例会において議決された案件の整理について、これを
議長に委任することに決しました。 以上をもって、本
定例会における全
日程を議了いたします。 ここで、市長より御挨拶があります。
◎市長(黒田成彦君) 登壇 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 去る12月6日に開会しました今期
定例会におきましては、
令和3年度
一般会計補正予算案をはじめ条例その他各種の重要案件につきまして可決頂き、誠にありがとうございました。 また、会期中、
議員各位から種々賜りました御意見、御要望等につきましては、十分これを尊重し検討いたしまして、今後の市政
運営及び新年度
予算編成に反映させてまいりたいと考えております。 それでは、幾つか御
報告をさせていただきます。 初めに、
子育て世帯への臨時特別
給付金の10万円につきましては、国の方針に基づき、当初、現金とクーポン券に分けて
給付の準備を進めておりましたが、
一括給付も容認するという国の方針転換を受け、市民への
給付を迅速に行うため、
児童手当受給者へは
年内に、その他の
対象者には年明けで早期のうちに、10万円を
一括給付するようにいたしました。 市民の皆様には、育児用品や学用品など市内で御購入いただきますようお願いいたします。 次に、昨年度から着工しております大島診療所・大島歯科診療所の建設
工事につきましては、本年12月28日をもって完成する運びとなりました。この間、議員の皆様には
事業の推進に御理解、御協力を頂き厚くお礼を申し上げます。 完成後は、医療機器や備品など、来年2月1日の開所に向けた準備を進めてまいります。 次に、来る1月2日、昨年度中止となった
令和3年成人式の代替え行事となる成人祝賀会が実行
委員会主催により開催され、翌日3日には
令和4年
平戸市成人式を
平戸文化センターにおいて執り行います。
新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮し、来賓招待者の縮小や、御両親など同伴者も1名に限らせていただくなど規模を縮小して開催します。 新成人の門出を皆様で祝っていただきますようお願いいたします。 次に、1月5日、
平戸文化センターにおきまして、
平戸市消防出初め式を挙行いたします。今回も昨年に引き続き
新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮し、感染防止対策を講じた上で規模を縮小し開催することから、服装点検を省略することとし、午前9時30分から関係機関約350名の参加の下、分列行進、式典及び一斉放水を執り行うこととしております。
議員各位におかれましては、御臨席賜りますよう御案内申し上げます。 次に、来る1月9日、恒例の第51回
平戸縦断駅伝大会を、県内チームに限定して開催いたします。 コースは例年通りで、宮ノ浦バス停を10時にスタートし、
平戸文化センターをゴールとする7区間42kmを、タスキをつないで駆け抜けますので、市民の皆様の応援をよろしくお願いいたします。 終わりに、議員の皆様方には、この一年間、重要かつ困難な問題など、市民の代表として絶大なる御尽力を賜わりましたことに対し、深く敬意を表しますとともに、心からお礼を申し上げます。 年の瀬を迎え、大変御多忙な時期になりますが、
議員各位におかれましては、御健勝に留意され、輝かしい新年を迎えられますよう祈念いたしますとともに、来る
令和4年が市民の皆様、そして
平戸市にとりまして飛躍の年となりますよう心から念願申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。 ありがとうございました。
○
議長(
山田能新君) 閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。 12月6日に開会しました12月
定例会も本日をもって閉会の運びとなりました。 本
定例会におきましては、各条例
議案や
補正予算案などの
審議をはじめ、
指定管理者の
指定などについて御
審議頂いたところであります。会期中、終始熱心な御議論を頂きました議員、理事者の各位の御協力に対し、心から感謝を申し上げます。 改選後、初めての
定例会となりましたが、一般
質問や
委員会審査では議員それぞれの市政発展に対する熱い思いを改めて強く感じたところであります。 さて、残すところ今年もあと僅かとなりました。これからさらに寒い季節を迎えることとなりますが、議員、理事者をはじめ市民の皆様には健康に十分留意され、新たな年を健やかに迎えられますようこころから御祈念申し上げまして、
令和3年12月
平戸市議会
定例会を閉会いたします。 閉会 午後2時25分...