平成 5年 6月定例会 平成5年 松山市議会第2回定例会会議録 第5号 ────────────────── 平成5年6月29日(火曜日) ───────────── 議事日程 第5号 6月29日(火曜日)午前10時開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 承認第1号 平成5年度松山市
国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)を定める専決処分の承認を求めることについて 承認第2号 松山市
市税賦課徴収条例の一部を改正する条例を定める専決処分の承認を求めることについて 議案第49号 平成5年度松山市
一般会計補正予算(第1号) 議案第50号 松山市
自転車等駐車場条例の制定について 議案第51号
松山市営住宅使用料条例の一部改正について 議案第52号 松山市
中央卸売市場業務条例の一部改正について 議案第53号 工事請負契約の締結について(
東京公舎改築工事) 議案第54号 工事請負契約の締結について(
窪田小学校校舎A棟新築主体工事) 議案第55号 工事請負契約の締結について(
窪田小学校校舎B棟新築主体工事) 議案第56号 工事請負契約の締結について(
窪田小学校校舎C棟新築主体工事) 議案第57号 工事請負契約の締結について(
窪田小学校体育館・
プール新築主体工事) 議案第58号 工事請負契約の締結について(
三津浜図書館新築主体工事) 議案第59号 工事請負契約の締結について(
精神薄弱児通園施設新築主体工事) 議案第60号 工事請負契約の締結について(
葬儀場新築主体工事) 議案第61号 工事請負契約の締結について(
駐車場案内システム整備工事) 議案第62号 工事請負契約の締結について(中央1号汚水管工事) 議案第63号 工事請負契約の締結について(中央4号汚水管工事(その2)) 議案第64号 工事請負契約の締結について(保免第2
中継ポンプ場建設工事) 議案第65号 工事請負契約の締結について(
中央浄化センター水処理施設建設工事) 議案第66号 工事請負契約の締結について(
西部浄化センター水処理設備その他工事(その3)) 議案第67号 工事請負契約の締結について(千舟町八丁目外2か町増補管工事) 議案第68号
松山養護老人ホーム事務組合規約の一部改正について 議案第69号
松山広域福祉施設事務組合規約の一部改正について 議案第70号 市道路線の認定及び廃止について 議案第71号
団体営農道整備事業の施行について(太山寺町
太山寺地区農道改良事業) (委員長報告、質疑、討論、表決)日程第3 委員会の閉会中の継続審査について (表決)日程第4 議員の
海外都市行政視察について (表決)日程第5 議案第73号
農業委員会選任委員の推薦について (説明、質疑、討論、表決)日程第6 議案第74号 公平委員会委員の選任に関し同意を求めることについて (説明、質疑、討論、表決)日程第7 議案第75号 監査委員の選任に関し同意を求めることについて (説明、質疑、討論、表決)日程第8 議案第76号 固定資産評価員の選任に関し同意を求めることについて (説明、質疑、討論、表決)日程第9 議案第77号
人権擁護委員候補者の推薦について (説明、質疑、討論、表決)日程第10 意見書案第2号 平成5年度米穀政策・価格等に関する意見書について 意見書案第3号 郵政事業の
現行経営形態堅持を求める意見書について 意見書案第4号
地域生活関連公共事業の拡大と建設省の定員増を求める意見書について (説明、質疑、討論、表決) ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 承認第1号・第2号、議案第49号~第71号日程第3 委員会の閉会中の継続審査について日程第4 議員の
海外都市行政視察について日程追加 議長の辞職について日程追加 議長の選挙について日程追加 副議長の辞職について日程追加 副議長の選挙について日程追加
常任委員会委員の辞任及び選任について日程追加 議案第78号日程追加
議会運営委員会委員の補充選任について日程追加
広域水源開発促進特別委員会委員の補充選任について日程第5 議案第73号日程第6 議案第74号日程第7 議案第75号日程第8 議案第76号日程第9 議案第77号日程第10 意見書案第2号~第4号 ──────────────── 出席議員(47名) 1番 井 原 美智子 君 2番 小 路 貴 之 君 3番 豊 田 實知義 君 4番 逢 坂 節 子 君 5番 松 岡 芳 生 君 6番 上 岩 静 雄 君 7番 池 本 俊 英 君 8番 川 本 光 明 君 9番 大 森 利 夫 君 10番 安 井 俊 明 君 11番 欠 番 12番 玉 井 忠 司 君 13番 佐々木 英 晶 君 14番 船 戸 節 子 君 15番 宮 武 幸 雄 君 16番 野 口 仁 君 17番 吉 岡 政 雄 君 18番 永 木 宏 君 19番 渡 邉 悌二郎 君 20番 日和佐 善 朗 君 21番 田 坂 信 一 君 22番 菅 正 秀 君 23番 三 宮 禎 子 君 24番 御手洗 健 君 25番 丹生谷 道 孝 君 26番 尾 崎 義 治 君 27番 山 本 立 夫 君 28番 玉 井 敏 男 君 29番 中 西 智 君 30番 大 木 正 彦 君 31番 花 山 隆 重 君 32番 松 下 長 生 君 33番 栗 原 欣 吾 君 34番 松 下 英 裕 君 35番 白 石 研 策 君 36番 村 上 章 君 37番 永 山 幹 雄 君 38番 都 築 文 夫 君 39番 牧 野 和 夫 君 40番 上 田 初 一 君 41番 池 田 弘 幸 君 42番 大 西 弘 道 君 43番 加 茂 之 良 君 44番 松 谷 照 男 君 45番 高 橋 勝 明 君 46番 宇都宮 良 則 君 47番 大 西 俊 雄 君 48番 寺 井 信 隆 君 ──────────────── 欠席議員(0名、欠員1名) ────────────────
事務局出席職員職氏名 事務局長 渡 部 隆 輝 君 次長兼議事課長 青 木 博 美 君 庶務課長 松 田 寛 君 調査課長 広 瀬 明 君 庶務課長補佐 玉 井 信 行 君 議事課長補佐 岡 部 久 雄 君 調査課長補佐兼調査第2係長 野 本 力 君 議事係長 樋 口 進 君 主任 浅 川 光 夫 君 ──────────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長 田 中 誠 一 君 助役 二 宮 孝 幸 君 助役 須 貝 俊 司 君 収入役 稲 葉 輝 二 君 企画調整部長 井 上 量 公 君 企画調整部次長 森 本 忠 俊 君 総務部長 齊 本 士 郎 君 総務部次長 二 宮 正 昌 君 財政部長 熊 本 良 三 君 財政部次長 大 西 康 之 君 市民部長 山 口 裕 三 君 保健部長 早 野 章 夫 君 福祉部長 砂 田 勇 君 環境部長 竹 内 龍 市 君 都市整備部長 吉 野 徹 也 君 下水道部長 矢 野 昌 平 君 建設管理部長 仙 波 定 正 君 道路部長 古 本 克 君 商工観光部長 野 村 一 弘 君 農林水産部長 橘 泰 典 君 消防局長 高 橋 節 雄 君 財政課長 雲 峰 広 志 君 教育長 池 田 尚 郷 君 教育総務部長 池 田 秀 雄 君 生涯教育部長 渡 辺 和 彦 君
教育委員会委員長 山 野 芳 幸 君 公営企業局長 宮 内 福 一 君 監査委員 高 橋 格 君 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 午前11時32分開議
○議長(高橋勝明君) これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付の日程表第5号のとおりであります。 ────────────────
○議長(高橋勝明君) まず、日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、議長において12番玉井忠司君及び13番佐々木英晶君を指名いたします。 ────────────────
○議長(高橋勝明君) この際、御報告申し上げます。 各常任委員会においては、去る6月25日開催の委員会において、正副委員長が辞任し、引き続き、後任正副委員長の互選を行った結果、次の各君が選任されました。 企画総務委員長 永木 宏君 同 副委員長 豊田實知義君
文教消防委員長 大西 俊雄君 同 副委員長 大森 利夫君
市民福祉委員長 田坂 信一君 同 副委員長 川本 光明君
建設企業委員長 池田 弘幸君 同 副委員長 永山 幹雄君 環境整備委員長 山本 立夫君 同 副委員長 野口 仁君 産業経済委員長 渡邉悌二郎君 同 副委員長 日和佐善朗君 以上のとおりであります。 ────────────────
○議長(高橋勝明君) 次に、日程第2、承認第1号・第2号及び議案第49号ないし第71号の25件を一括議題といたします。 本件に関し、各委員長の報告を求めます。まず、
文教消防委員長大西俊雄君。 〔
文教消防委員長大西俊雄君登壇〕
◆
文教消防委員長(大西俊雄君)
文教消防委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案6件の審査結果は、お手元に配付されております
委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも全会一致の決定であります。 以下、審査の過程におきまして特に論議された事項並びに要望のありました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、消防局関係で論議されたのは仮称三
津消防署建設事業についてであります。このことについて委員から、1.5月の地元説明会において実施設計が白紙の状態であるため、具体的な説明ができなかったと仄聞するが、実施設計はいつごろできるのか。また、説明会はいつごろを予定しているか。2.消防車両などの騒音に対する配慮についてはどうか。また、仮称三津消防署の管轄及び消防車、救急車の出動回数はどうか。3.三津地区は集会所がないが、今回、建設予定の消防署の会議室などを地域住民に利用できるようにしてはどうか、ただしたのであります。これに対し理事者から、1.実施設計の完成は7月下旬から8月の予定である。したがって、9月議会終了後、具体的な説明会を予定している。2.消防車両等の騒音に対する配慮については地元からサイレンを小さくしてほしいとの要望もあった。しかしながら、消防車両等はサイレンを鳴らして赤色燈をつけて走らないと要件を満たさないので、サイレンを小さくするなどの改善方法は難しいと考える。仮称三津消防署の管轄については、現在の三津支署の体制で行う。また、出動回数については、現在、三津支署において救急車が1日4ないし5件程度で、年間1,700件前後、消防車が年間40件前後であり、建設後もほぼ同程度と予測される。3.会議室の地域住民の利用については、4階に会議室または室内訓練場としての機能を備えた部屋を予定しており、この部屋の利用が可能かと考えている旨の答弁があり、委員会はこれを了といたしました。 次に、教育委員会関係について申し上げます。第1点は、議案第54号ないし第57
号工事請負契約の締結について、すなわち平成6年4月に開校を予定している窪田小学校の校舎、体育館及び
プール新築主体工事についてであります。本件、別段異議がなかったのでありますが、関連して委員から、1.昨今、障害児も普通学校で教育を受けることが積極的に行われているが、設計図を見ると、障害児に対する施設面での配慮が足りないと思うがどうか。2.通学路を整備するための準備会を設けたと聞くが、どのような要望があるのか。3.学校建設に際して、学校の植樹がおくれるという問題があったが、この点についてどのように対処するのか。4.先進国並みの25人学級であれば現状の
オープンスペースが有効に活用されるが、40人学級となると先生にとっては困難な問題があるとの意見が出ているが、どのように考えているか。5.PTAの会議に使用する部屋として体育館の
ミーティングルームの活用は可能か、それぞれただしたのであります。これに対し理事者から、1.障害児に対する配慮については今後検討していきたい。2.通学路に関する要望については、水路の暗渠等に関するもの3件、信号の設置について2件、横断歩道整備7件、舗装工事3件が申請されており、現在、関係各課、関係機関と連携し整備を進めている。3.植樹については、造成工事及び主体工事等の関係があるのでおくれる傾向にあるが極力開校に間に合わせたい。4.
オープンスペースについては、先生の意見を取り入れながら設計をしているので支障がないものと確信している。5.PTAの会議に使用する部屋は学校長の運用に委ねられているが、今回建設する学校については
ミーティングルーム等も利用できるものと考えているとの答弁がありました。なお、本件に関連して一部委員から、今後、小学校においてもパソコンを取り入れることを望むが、学校建設時においてパソコンが導入された場合の教室の設置についても、あらかじめ予定に入れておくよう要望がなされた点、付言いたします。 第2点は、
青少年センター体育館等建設事業についてであります。このことについて委員から、1.地下駐車場は44台の収容ということだが、体育館が使用される場合、それで十分なのか。2.補導センターの設計変更があったが、それで機能は十分果たせるのか。3.現在の体育館の今後の使用について、ただしたのであります。これに対し理事者から、1.各種大会等で利用する場合には、利用団体で駐車場係を設けて整理していただき、同センター内の他の駐車場と合わせ80台ぐらいは確保できる。2.補導センターの機能は現在の利用状況から見て支障はないと考えている。3.現在の体育館については、地元との約束があり、将来は取り除きたいと考えているとの答弁があり、各委員これを了とし、本件は原案可決と決した次第であります。 第3点は、
来住廃寺跡用地購入費についてであります。来住廃寺跡は、昭和54年4月21日に国史跡の指定を受けたものでありまして、古代地方寺院の成立、展開を探る上で重要な遺跡となっております。
本件予算措置については別段異議はなかったのでありますが、関連し委員から、平成元年3月定例会において、史跡内用地のうち未買収地を平成2年度からの4ヵ年計画で順次買収するとの答弁がなされている。しかし、実際には、平成4年度及び5年度に一部買収するとのことだが、平成2年度及び3年度に買収がされなかった理由について。また、今後の買収予定面積についてただしたのであります。これに対し理事者から、当初の計画としては5年度には買収を完了する予定であったが、堀之内の整備あるいは二之丸の整備等に補助をいただいたため、国庫補助の全体枠があり、緊急度の点から補助事業として採択されなかったものである。また、今後の買収予定面積は4,914.76平方メートルであるとの答弁がありました。さらに委員から、用地購入後の計画についてただしたのであります。これに対し理事者から、跡地の問題は土地の購入が前提であり、購入が長引いた場合は地域住民と話し合いをすることになるが、遺構を破壊しないよう芝生を植える程度であり、都市公園のような整備はできないとの答弁がありました。また、他の委員からは、本事業の国庫補助率が80%と高率であることから、国庫補助事業で施行するのか。早急な施行を期するため市単独事業で施行する考えはないかただしたのであります。これに対し理事者から、80%の補助率は貴重な財源であるので国庫補助制度を活用し事業を進めていきたい旨の答弁がありました。なお、一部委員から、埋蔵物が出土すれば地域住民に迷惑をかけることになるので、地域の発展につながる史跡公園の整備や展示をするよう要望がなされた点、付言いたします。 このほか、
堀江公民館新築事業についても活発な論議がなされた点、申し添えておきます。 以上で、
文教消防委員会の報告を終わります。
○議長(高橋勝明君) 次に、
市民福祉委員長田坂信一君。 〔
市民福祉委員長田坂信一君登壇〕
◆
市民福祉委員長(田坂信一君) 市民福祉委員会の報告を申し上げます。 当委員会に審査を付託されました承認1件、議案5件の審査結果は、お手元配付の
委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも全会一致の決定であります。 以下、審査の過程において特に論議されました事項2点について、その概要を申し上げます。 まず第1点は、承認第1号平成5年度松山市
国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)を定める専決処分の承認を求めることについてであります。本件は、平成4年度の当該会計において、歳入が歳出に不足する2億5,000万円を平成5年度の歳入から繰り上げて充用する補正予算を市長の専決処分により定め、その承認を求めるものでありまして、別段異議はなかったのでありますが、関連して委員から、平成5年度の賦課限度額の該当世帯数及び保険証等の交付状況についてただしたのであります。これに対し理事者から、限度額44万円の世帯が3,241世帯、46万円が1,105世帯、48万円が688世帯、50万円が1,994世帯である。また、保険証等は転居先不明で戻ってくる400件程度を除き、すべて交付されている。なお、この保険証等のうち資格証明書は1,239件、短期保険証は2,442件交付しているとの回答がありました。本市では2ヵ月さかのぼって保険料を納めれば保険証が交付されるため、通常の納付が可能と思われる被保険者が保険証の必要なときだけ納めるというケース、また、その逆に納付困難な被保険者であっても分割納付により誠意をもって国保事業に協力しているケースなどさまざまであります。当委員会といたしましては、保険証等の交付に当たっては、これら被保険者の常日ごろの納付姿勢に注目され、厳正かつ適時適切に対処されるよう望むものであります。また、昨年の組織機構の改革による徴収体制の充実に期待をし、今後の収納率向上並びに被保険者間の負担の公平に一層努められるよう要望する次第であります。なお、一部委員からは、資格証明書の発行中止を求める意見のありました点、申し添えます。 次に、第2点は、議案第59
号工事請負契約の締結について、すなわち
精神薄弱児通園施設新築主体工事請負契約の締結についてであります。本施設は、心身に何らかの障害または遅滞のある3歳から就学前の幼児を対象に理学療法士等の専門スタッフによる療育指導を行う定員50名の通園施設であり、
鉄筋コンクリートづくり平家建、延床面積1,345.1平方メートルで、言語訓練室1室、保育訓練室2室、指導室5室、温水プール、遊戯室などの配置が予定されております。本件に関し委員から、施設の名称は
精神薄弱児通園施設となっているが、肢体不自由など精神薄弱以外の障害を持つ幼児の療育指導は行わないのかとただしたのであります。これに対し理事者から、近年は重複障害の方も多いことから、精神薄弱以外の障害を持つ方の入所についても弾力的に扱うこととし、児童相談所の判定により入所を許可したい。なお、本施設は子供の療育施設であるが、家庭における保護者の指導も重要であるとの観点から、1週間のうち何日かは親子とも相談指導する体制を整えたいとの回答がなされ、本件了とした次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。
○議長(高橋勝明君) 次に、
建設企業委員長池田弘幸君。 〔
建設企業委員長池田弘幸君登壇〕
◆
建設企業委員長(池田弘幸君) 建設企業委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案3件の審査結果は、お手元に配付されております
委員会審査報告書のとおりでありまして、議案第51号を除くほかは全会一致の決定であります。 以下、審査の過程におきまして特に論議された事項2点につき、その概要を申し上げます。 まず第1点は、入札業務についてであります。歳出8款2項道路橋梁費に係る工事請負に関連して、委員から、1.昨年9月の
建設企業委員長報告で、談合が発覚した場合、2年間は指名回避処分にするという罰則規定を制定してはどうかとの要望意見が出されていたが、その後の検討結果について、2.先般の新聞でも、国の公共工事をめぐり談合金分配問題が報道されており、多額の利益率があることからして工事の設計積算に問題があるやに思われるが、本市の設計積算基準について、3.談合の実態を踏まえ建設省で入札基準の見直しが行われているが、国、県の指導について、4.下水道などの特殊工法を必要とする工事は大手業者に発注しているが、景気浮揚の観点からも地元業者が受注できる方途を講じることについて、5.地元の下請・孫請業者は、工事単価が低く抑えられていることから行政指導面の強化について、以上5点につき理事者の見解を求めたのであります。これに対し理事者から、1.昨年からの談合問題については、
入札参加者資格審査要綱の中で対応しており、指名停止要綱については四国の主管課長会等の資料を参考に研究してまいりたい。2.本市の発注する土木工事の設計積算については、現場条件に最適で妥当な工法、安全性、工期及び経済性等を考慮した設計に努める一方、積算に当たっても特殊な工事を除き県の
土木工事標準積算基準などに基づきすべて統一した適正な設計積算に努めている。3.入札基準の見直しについては、建設省から指名運用基準の具体化、明確化、新入札契約方式の導入などの改善策が示されているものの、現在、建設省と自治省で協議を行っており、国、県の指導をまって他市の状況等も勘案しながら本市の実態に合った改善策を検討してまいりたい。4.工事発注の基本方針については可能な限り分離・分割を行うとともに、特殊な技術や工法を必要とする工事以外は、従来から地元業者に発注し受注機会の確保に努めている。また、大手業者に発注する工事についても地元業者を優先して下請業者とするよう要請している。5.地元の下請・孫請業者の保護については、下請は下請承認願いの中で対応しており、権利、義務関係の明確化や下請代金の支払いが遅延することのないよう元請業者を強く指導しているものの、ダンピングのような方法で請負しているケースもあり、市としても対応が難しい。下請業者は適正な価格で見積もりをするとともに、協会等の組織の整備も必要と思われるので、今後とも、なお一層の指導に努めてまいりたい旨の答弁がなされたのであります。さらに、委員から、公共工事の受注をめぐり地元の下請・孫請業者の置かれている状況を十分参酌し、行政指導面での配慮方を要望する意見がありました点、申し添えておきます。 第2点は、
松山市営住宅使用料条例の一部改正についてであります。本件は、椿野団地の建てかえ工事完了に伴い、その使用料を定めるものでありまして、委員から、再入居者は家賃が現行の7倍以上となり5年間の傾斜家賃が適用されるものの、高齢者にとっては負担増となる。公営住宅法に、家賃は家賃限度額の範囲内で事業主体が決定するものとされていることから、低く抑えるよう配慮すべきではないかとただしたのであります。これに対し理事者から、家賃は公営住宅法第12条及び同施行令第4条の規定に基づき算出しており、その算定額が家賃限度額になる。したがって、家賃限度額の算定までは事業主体の裁量余地がなく、限度額の範囲内で住宅臨時専門委員会に諮問し答申を得て家賃を決定している旨の答弁がなされたのであります。さらに、委員から、椿野団地は従前より市の所有地であり、地代そのものは既に回収されているにもかかわらず、建てかえ時にも固定資産税評価額を基準にして地代を計算しているものと思われる。地代は家賃算出基礎額に入れないよう配慮し、家賃を抑えることが肝要ではないかと、再度、理事者の見解を求めたのであります。これに対し理事者から、家賃限度額には地代相当額も使用対価として算入すべきものとされていることから、事業主体に裁量権の働く余地はないものと思われる旨の答弁がなされた後、本件、多数をもって原案可決と決した次第であります。 このほか、私道の排水施設等の工事費に対する助成措置について、今後の善処方を要望する意見がありました点、付言いたしておきます。 以上で、当委員会の報告を終わります。
○議長(高橋勝明君) 次に、環境整備委員長山本立夫君。 〔環境整備委員長山本立夫君登壇〕
◆環境整備委員長(山本立夫君) 環境整備委員会の報告を申し上げます。 当委員会に審査を付託されました議案9件の審査結果につきましては、お手元配付の
委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも全会一致の決定であります。 以下、審査の過程におきまして特に論議されました事項につき、その概要を申し上げます。 論議されました第1点は、史跡松山城跡石垣修理事業についてであります。本事業は、松山城跡堀石垣が全面にわたり、破損、崩落を起こしていることから、平成5年度から7年度の3ヵ年で修理工事を実施するものであります。本事業に関し委員から、石垣の復元については、破損しているものを単に修復するという程度なのか、あるいは石を新しくするなど景観に配意した工夫がなされるのかとただしたのであります。これに対し理事者から、昭和35年に改修された現在の石垣は江戸期のものを小さく砕いて積み直したものである。そこで、今回の復元に当たっては、本丸、二之丸の石垣と同じ御影石である大島石を新しく使用し、石の大きさは奥行き60センチメートル、表面が50から60センチ四方で、石積みの高さは1メートル80センチになる。また、石垣の上部をそろえることによって水辺に写る景観にも十分配意したいとの答弁がなされました。さらに、委員から、文化庁から強い制約を受ける史跡の改修工事であることを考慮すると、今回計上している2,000万円の国庫補助は少ないのではないかただしたのであります。これに対して理事者から、一昨年の19号台風により全国で数多くの文化財が被害を受けたことから、当初の文化庁との協議においては、本事業程度の修理工事に対して補助は認められなかった。しかしながら、何度か協議を重ねた結果、補助が得られることになり、工事が進捗する中で、次年度以降、増額され、最終的には工事費における国庫補助の上限である2分の1の補助が得られるよう努力してまいりたいとの答弁がなされました。また、本事業に関連して、堀の水質浄化についても論議がなされ、抜本的な浄化策を求める意見が出されたのでありますが、これを受けて理事者から、浄化方法について建設省及び文化庁とも協議中であるが、3ヵ年計画の本事業終了後、5,000立米程度あると調査されているヘドロの除去を実施の上、浄化策を検討してまいりたいとの答弁がなされ、本件了と決した次第であります。 第2点は、駐車場案内システム整備事業についてであります。本件は、駐車場の満車・空車状況を案内板に表示することで市街地に入ってくる自動車をあいている駐車場ヘスムーズに誘導し、道路交通の円滑化を図るもので、今年度に一部供用させるため、今回3億2,548万円の工事請負契約が提案されているものであります。委員から、本システムは城南地区100ヘクタールを対象地区とし、来年度に全面供用を図るとのことだが、地区内の全駐車場のうち、本システムに参加する駐車場はどの程度かただしたのであります。これに対し理事者から、同地区における時間貸しの駐車場93ヵ所のうち35ヵ所が参加することとなっている。比率としては37.6%であるが、これは収容台数30台未満の駐車場は、あいた土地を暫定的に駐車場に供しているといったものが多いことから、30台以上の駐車場を対象に参加を募ったためである。よって、収容台数でいえば、参加駐車場の総収容台数は4,919台であり、これは地区内の総収容台数の70%を占めるとの答弁がなされたのであります。この理事者答弁を受けて委員から、土、日、祝祭日にはデパート等への駐車待ちの車でかなり混雑しているが、この参加駐車場数で解消できるのか。また、混雑が解消できないため、新たに駐車場を参加させる必要が生じた場合、新規加入はシステム的に可能かどうかただしたのであります。これに対し理事者から、本システムに参加する駐車場数で十分対応できるものと認識しているが、追加が必要となった場合はシステム自体の容量には余裕があるが、ブロックの調整、案内板の追加、改造を要するとの答弁がなされたのであります。さらに、他の委員から、当委員会で他市のシステムを視察した際、案内板が小さいため見づらいとの印象を持ったが、本市の案内板はどうか。また、システムの稼働時間及び道路の渋滞情報の提供についてはどうかただしたのでありますが、理事者から、本市の案内板は幅2.6メートル、高さ3.4メートルで、他市のものより一回り大きく見やすくなっている。また、システムの稼働時間は8時から21時までで、渋滞情報も県警から案内板に表示できるようになっているとの答弁がなされ、本件了と決したのであります。 以上で、当委員会の報告を終わります。
○議長(高橋勝明君) 次に、産業経済委員長渡邉悌二郎君。 〔産業経済委員長渡邉悌二郎君登壇〕
◆産業経済委員長(渡邉悌二郎君) 産業経済委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案3件の審査結果は、お手元に配付されております
委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも全会一致の決定であります。 以下、審査の過程におきまして特に論議のなされました一般土地改良事業について、その概要を申し上げます。本事業は、土地改良区等からの要望に基づき、市単独事業として農道、水路等、農業用施設の整備を、その利用度、緊急度等を勘案して計画的に改良するものであります。委員から、農道、水路等の整備に当たって、自然の姿を残すといった観点からの取り組みがなされているのか、ただしたのであります。これに対し理事者から、水路の整備については、特に兼業農家の多い地区を中心に三方張リコンクリート工法で行ってほしいとの要望が多いのが実情である。しかしながら、水路整備に取り組むに際しては、自然環境を守っていくことの重要性も十二分に認識しており、農業振興地域を重点的に、幅員の広いものは資源回復を図る上からも底張りを行わない方向で取り組んでまいりたい。また、農道整備にあっても、現在、路側を含めた舗装の要望が多いのが現状であるが、路側を改良せず自然の姿を残しておく方法も考えており、より多くの受益者の要望にこたえられるよう努力することはもとより、今後、地元と協議を進めながら自然環境により一層配慮した整備に取り組んでまいりたいとの回答が示され、本件了とした次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。
○議長(高橋勝明君) 次に、企画総務委員長永木 宏君。 〔企画総務委員長永木 宏君登壇〕
◆企画総務委員長(永木宏君) 企画総務委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案等3件の審査結果は、お手元配付の
委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも全会一致の決定であります。 以下、審査の過程において特に論議されました事項等につき、その概要を申し上げます。 まず、議案第49号平成5年度松山市
一般会計補正予算第1号の歳入関係部分についてであります。本予算は、ただいま各委員長から報告がなされました歳出予算関係部分の裏づけ財源として44億3,745万円を補正するものでありまして、予算の編成方針としては厳しい財政環境の中、当初予算の積極姿勢を堅持し、「しあわせづくり新松山」へ緊要の課題となっている主要プロジェクトの推進や市民に身近な生活関連施設整備を中心に、昨年同期を大幅に上回る大型補正を行うものであり、特に、堀之内市有施設の移転先となる仮称松山中央公園建設に向けての本格的な準備調査及び基本構想づくりをスタートさせるほか、道路、河川あるいは下水排水路等に市単独事業費を投入するなど、市民のしあわせづくりへ積極的に取り組むものであります。この財源内訳といたしましては、国、県の補助金、起債等の特定財源が15億7,848万円で、構成比35.6%、また、市税を中心とした一般財源が28億5,897万円で構成比64.4%となり、予算総額を1,147億1,745万円と定め、対前年比6.8%増の予算規模となったものであります。この歳入部分について、委員より、固定資産税が前年度6月補正時に比べ24億円余り増加している理由をただし、当局より適切な答弁がなされた次第であります。 次に、歳出関係部分の松山中央公園建設準備費について申し上げます。本件、堀之内市有施設の移転整備については、今日まで市民代表による検討委員会あるいは市議会における審議等を踏まえ、去る3月24日、市坪西町地区の中央公園予定地へ移転整備することが決定されたことを受け、今回、仮称松山中央公園建設準備に要する所要額を計上し、建設に向けた諸般の準備作業に取りかかるものであります。このことについて委員より、基本構想策定に当たっての考え方、完成までの目標年次、さらに公園建設検討委員会の設置時期とそのメンバー等について当局の考え方をただした次第であります。これに対し当局から、構想策定に当たっての基本的な考え方については、市民が気軽に楽しめるレジャー施設等も視野に入れ県都にふさわしい施設としたい。年次計画については、今年度の調査結果を待って課題の整理あるいは財政的側面をも勘案しながら年次計画を樹立したい。公園建設検討委員会の設置時期については、基本構想策定過程で、その進捗状況に応じた適切な時期に設置するとともに、そのメンバーについては都市計画事業に精通した専門家に加え利用者等、幅広い方面からの参画を求めたいとの回答が示された結果、本件了とした次第であります。なお、委員から、当該事業は1世紀に一度の大きなプロジェクトとも考えられるため、今後、市民要望をも十分参酌の上、本市百年の大計に立脚した施設内容とされるよう要望意見が述べられた点、付言いたしておきます。 最後に、承認第2号松山市
市税賦課徴収条例の一部を改正する条例を定める専決処分の承認を求めることについても詳細なる説明を徴し、委員から当該条例付則第1条施行期日中の本則及びただし書きの相違点についてただすなど、慎重憤重審査を行った結果、別段異議なく承認するものと決した次第であります。 以上で、企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(高橋勝明君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑は、発言通告がありませんので、直ちに討論に入ります。 通告者の発言を許します。井原美智子君。 〔井原美智子君登壇〕
◆(井原美智子君) 私は、日本共産党市議団を代表して、承認第2号松山市
市税賦課徴収条例の一部を改正する条例を定める専決処分の承認を求めることについて、議案第51号
松山市営住宅使用料条例の一部改正について反対討論を行います。 まず初めに、承認第2号についてであります。今回の固定資産の評価替えについては、1950年創設以来の大幅な改悪であります。今まで固定資産評価額は、使用収益による適正な時価に対する評価としてほぼ公示価格の20%を充ててきました。それを今回、自治省は取引事例比較法、収益還元法、原価法の3方式による不動産鑑定評価から求められる地価公示価格の約70%を課税しようとするものであります。将来、不当な課税が予測される評価に対して国民の多くは反対し、その運動の中で自治省も当面の税負担を軽減する暫定措置を行い、評価額の引き上げは税負担とは別とのキャンペーンを行っております。しかし、公示価格の70%という大幅な引き上げが固定化されれば負担調整期が終わる12年後には単純計算でも今の3.5倍の税を市民に強いることになります。このようなことになれば固定資産税を支払うことができず、長年住み慣れた家や土地を手離さなければならない事態も生まれてきます。まさに、それが政府のねらいであります。臨調行革以来、土地の有効利用の美名のもと一般の勤労者の住宅も収益を期待する商業用地も一律に評価し、庶民の居住権を脅かしてまいりました。これについて、一般質問で小路議員が、評価方法を収益還元方式に改めることや収益の低い所有者への負担の配慮及び小規模住宅用地の非課税化を求めてきましたが、理事者においては積極的な答弁を得ることができず、非常に残念であります。将来にわたって市民にさらなる税負担になるであろう今回の条例改正について賛成できないことを申し上げ、反対の理由といたします。 次に、議案第51号についてであります。今回の提案は市営住宅椿野団地の建てかえによる使用料の改正であります。提案によりますと、第1種住宅5,600円を8倍の4万4,300円に、第2種住宅4,600円を7倍の3万3,000円から3万4,000円に改めるというものであります。公営住宅法では、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を建設し、これを住宅に困窮する低所得者に対して低廉な家賃で賃貸することによって国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与すると、その目的が明確にうたわれております。そして、国や地方自治体は住宅建設の5ヵ年ごとの計画を持つことを定めております。私たちは、建てかえに当たって、一環して市民の立場に立ち、今回のような不当な値上げについては改善を強く求めてまいりました。特に現在の算出方法は、同一入居者から既に償還されている土地代を再び徴収することになり、納得のいくものではありません。新しくてきれいになり、住みごこちもよくなるのだから高くなるのはやむを得ないと考える人もいるでしょうが、しかし、居住水準とは家賃負担も入ります。7から8倍もの家賃を強いられて、果たして居住水準がよくなったと言えるでしょうか。市営団地の入居基準は収入による制限があり、中小零細企業に働き、住宅手当など支給されていない人々や劣悪な年金で生活している人々であり、比較的所得の低い階層の人たちであります。最近の建てかえでもとの団地へ帰ってこれない世帯の割合を見てみますと、久米南団地が36%、余土南団地が32%、市坪団地が27%、そして今回の椿野団地が13%であります。これらの人々の多くは家賃が高くなり帰れないと聞いております。現在、建てかえに当たっては、傾斜家賃で5年間のスライド制が導入されておりますが、年金で暮らしている人や低所得者の人々にとっては5年経過しても支払える見通しはないのであります。せめて公団並みに戻り入居に対しては、家賃の7から10年間くらいのスライド制延長を図るとか、減免制度を実施することによって救済されますが、この点についても我が党は主張をし続けてまいりました。そして、9月から実施されるということで期待をいたしておりましたが、これも先送りされそうであり、やるべきことをやらずして一方的な値上げというのは納得できません。長年にわたってつくり上げてきた生活環境やコミュニティの喪失ということにもなり、まさに居住権の侵害そのものであります。家賃の算定については、地域の平均的な勤労世帯収入の15%前後が望ましいとされておりますが、建てかえによって20%を超す世帯がふえてまいりました。また、市営住宅の家賃の値上げは、民間の賃貸住宅に大きな影響を与えることにもなります。 以上の理由から、反対の意思を表明し、皆様の賛同を期待して討論を終わります。
○議長(高橋勝明君) 討論を終結、採決に入ります。 念のため申し上げます。各委員長の報告結果は、お手元配付の
委員会審査報告書のとおりであります。 採決は分離して行います。 まず、承認第2号及び議案第51号の2件を一括採決いたします。 本件は、企画総務及び
建設企業委員長の報告どおり、承認あるいは原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(高橋勝明君) 起立多数であります。よって、本件は、承認あるいは原案可決することに決しました。 次に、残余の承認第1号、議案第49号、第50号及び第52号ないし第71号の23件を一括採決いたします。 本件は、各委員長の報告どおり、承認、原案可決あるいは同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋勝明君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、各委員長の報告どおり、承認、原案可決あるいは同意することに決しました。 ────────────────
○議長(高橋勝明君) 次に、日程第3、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。 文教消防及び
市民福祉委員長から、目下委員会において審査中の請願5件につき、会議規則第101条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。文教消防及び
市民福祉委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋勝明君) 御異議なしと認めます。よって、文教消防及び
市民福祉委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ────────────────
○議長(高橋勝明君) 次に、日程第4、議員の
海外都市行政視察についてを議題といたします。 本件は、平成5年度松山市議会
海外都市行政視察に玉井忠司君、野口 仁君、吉岡政雄君、永木 宏君、渡邉悌二郎君、日和佐善朗君、菅 正秀君、松下長生君の以上8名を派遣するものであります。 お諮りいたします。本件、派遣を承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋勝明君) 御異議なしと認めます。よって、本件派遣を承認することに決しました。 なお、お諮りいたします。ただいま承認を得ました議員の派遣に関し、変更がありました場合の措置については、議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋勝明君) 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。 この際、暫時休憩いたします。 午後零時28分休憩 ──────────────── 午後5時3分再開
○副議長(玉井敏男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 この際、御報告いたします。議長高橋勝明君から議長の辞職願が提出されております。 お諮りいたします。この際、議長の辞職についての件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(玉井敏男君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の辞職についての件を日程に追加し、議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、議長高橋勝明君の退席を求めます。 〔議長高橋勝明君退場〕
○副議長(玉井敏男君) まず、その辞職願を朗読いたさせます。
◎事務局長(渡部隆輝君) 辞職願 今般、一身上の都合により、議長を辞職したいから許可されるよう願い出ます。 平成5年6月29日 松山市議会副議長玉井敏男殿 松山市議会議長高橋勝明
○副議長(玉井敏男君) お諮りいたします。高橋勝明君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(玉井敏男君) 御異議なしと認めます。よって、高橋勝明君の議長の辞職を許可することに決しました。 高橋勝明君の入場を許します。 〔高橋勝明君入場〕
○副議長(玉井敏男君) 高橋勝明君より議長辞職のごあいさつがあります。高橋勝明君。 〔高橋勝明君登壇〕
◆(高橋勝明君) 一言ごあいさつを申し上げます。 昨年6月定例会におきまして、議員各位の温かい御推挙をいただき、第77代議長として就任をさせていただきまして、早くも1年が過ぎました。この間、議員各位の皆様方を初め田中市長並びに理事者の皆様方、また、報道関係の方々の温かい御支援と御協力を賜りまして、大過なくその職責を果たすことができ得ましたこと、本席をおかりいたしまして、衷心より厚くお礼を申し上げる次第でございます。この1年間いろいろな出来事がございましたが、特に感概深いことは、昨年7月に45万都市として四国の最雄都として発展を遂げております松山市を見ることができました。また、同じく7月には河辺川ダムの建設工事事務所の開所式が開設され、大きく中予地区の水問題の前進が図られましたことは御案内のとおりでございます。また、10月には、議会の代表者の皆様方とともども、田中市長御一緒に松山市国際交流経済促進団の一員として参加をいたしまして、フライブルク市との友好親善を深め、その成果を上げ得ました。来る7月にはドイツフェアが開催される運びとなっておりまして、国際交流も活発になされておることをまことに慶賀に存ずる次第でございます。そうして、本年2月には市民待望の堀之内市有施設整備検討委員会の結論を得まして、市坪西町に市有施設の移転が決定をいたしまして、今議会におきましても調査費が計上され、可決されましたことは、まことに御同慶にたえない次第でございます。つい先日でございますが、皇太子殿下の御成婚まことにめでたく心からお祝いを申し上げ、市民ともどもお喜びをしたことを記憶に新しくしておるところでございます。このように見てみまして、大きく松山市が前進してまいっておりますことは、まことに御同慶にたえない次第でございます。私もこれより議員の一員といたしまして、限りない松山市政の発展のために、田中市長が掲げます「しあわせづくり新松山」のスローガンのもと、「ゆとり、やすらぎ、うるおいのある生活都市の建設」に向けまして微力ではございますが、全力を傾注してまいる所存でございます。どうか議員各位を初め市長並びに関係理事者の今後とも変わりませぬ温かい御指導、御鞭撻を賜りますように心からお願いを申し上げまして、十分言葉整いませんが、お礼のごあいさつにかえさせていただきます。 本当にありがとうございました。(拍手)
○副議長(玉井敏男君) ただいま、議長が欠員となりました。 お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(玉井敏男君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○副議長(玉井敏男君) ただいまの出席議員数は47人であります。 投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕
○副議長(玉井敏男君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(玉井敏男君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕
○副議長(玉井敏男君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に投票願います。 〔各員投票〕
○副議長(玉井敏男君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(玉井敏男君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○副議長(玉井敏男君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番井原美智子君、5番松岡芳生君及び10番安井俊明君を指名いたします。よって、3君の立ち会いを願います。 〔開票〕
○副議長(玉井敏男君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 47票 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 有効投票 47票 無効投票 0票 有効投票中 松下英裕君 23票 花山隆重君 21票 三宮禎子君 3票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は12票であります。よって、松下英裕君が議長に当選されました。 ────────────────
○副議長(玉井敏男君) ただいま議長に当選されました松下英裕君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。 ────────────────
○副議長(玉井敏男君) 議長に当選されました松下英裕君のごあいさつがあります。 〔議長松下英裕君登壇〕
○議長(松下英裕君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいまは議員多数の皆様の温かい御推挙を賜りまして、名誉ある第78代議長に就任させていただきました。ここに改めて心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。新世紀を間近にして、現下の社会情勢はまことに厳しく、高齢化社会の到来等、さまざまな分野において、その基盤の確立など、多くの課題を抱えており、今ほど私ども地方自治体の真価が問われるときはないと思うのであります。この重大なときに、皆様方の御推挙をいただきました以上は、歴代の議長の名を汚すことなく、輝ける松山づくりと明るく開かれた議会運営、そして松山市民のため誠心誠意努力を重ねてまいる所存でございます。 どうか議員の皆様方を初め田中市長さん、理事者の皆様方におかれましては、より一層の御指導、御鞭撻、御協力をお願い申し上げる次第でございます。甚だ簡単で意を尽くしませんが、就任のお礼のごあいさつにかえさしていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○副議長(玉井敏男君) 議長、議長席にお着き願います。 〔副議長玉井敏男君退席、議長松下英裕君議長席に着く〕 ────────────────
○議長(松下英裕君) この際、御報告いたします。 副議長玉井敏男君から副議長の辞職願が提出されております。 お諮りいたします。この際、副議長の辞職についての件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の辞職についての件を日程に追加し、議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、副議長玉井敏男君の退席を求めます。 〔副議長玉井敏男君退場〕
○議長(松下英裕君) まず、その辞職願を朗読いたさせます。
◎事務局長(渡部隆輝君) 辞職願 今般、一身上の都合により、副議長を辞職したいから許可されるよう願い出ます。 平成5年6月29日 松山市議会議長松下英裕殿 松山市議会副議長玉井敏男
○議長(松下英裕君) お諮りいたします。玉井敏男君の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、玉井敏男君の副議長の辞職を許可することに決しました。 玉井敏男君の入場を許します。 〔玉井敏男君入場〕
○議長(松下英裕君) 玉井敏男君より副議長辞職のごあいさつがあります。玉井敏男君。 〔玉井敏男君登壇〕
◆(玉井敏男君) 退任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 ちょうど1年前、この6月議会で副議長の要職につかさしていただきまして、浅学非才の身であるにもかかわりませず、今日まで議員各位の皆様方、さらには理事者の皆様方におかれましては、温かい御理解と御支援をいただきまして、任務を全うできましたことにつきまして、改めて御礼を申し上げる次第でございます。 今後は、議員の一人として、この著しい松山の発展のために微力でありますが全精力を傾注してまいる所存でございます。今後とも変わりませぬ御協力、御支援を賜りますことを切にお願いを申し上げまして、意を尽くしませんが、簡単でございますが、退任のごあいさつとさしていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(松下英裕君) ただいま、副議長が欠員となりました。 この際、暫時休憩いたします。 午後5時29分休憩 ──────────────── 午後7時1分再開
○議長(松下英裕君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 お諮りいたします。この際、副議長の選挙日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○議長(松下英裕君) ただいまの出席議員数は47人であります。 投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕
○議長(松下英裕君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕
○議長(松下英裕君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に投票願います。 〔各員投票〕
○議長(松下英裕君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○議長(松下英裕君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番井原美智子君、5番松岡芳生君及び10番安井俊明君を指名いたします。よって、3君の立ち会いを願います。 〔開票〕
○議長(松下英裕君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 47票 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 有効投票 45票 無効投票 2票 有効投票中 白石研策君 24票 松下長生君 18票 小路貴之君 3票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は12票であります。よって、白石研策君が副議長に当選されました。 ────────────────
○議長(松下英裕君) ただいま副議長に当選されました白石研策君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。 ────────────────
○議長(松下英裕君) 副議長に当選されました白石研策君のごあいさつがあります。 〔副議長白石研策君登壇〕
○副議長(白石研策君) 一言ごあいさつを申し上げます。 議員の皆様方におかれましては、ただいまは私のような若輩者に対しまして、格別の御高配をもって副議長に御推挙をいただきましたことに対しまして、心から厚く感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 つきましては、私、浅学非才な者ではございますが、松下(英)議長を補佐するべく誠心誠意の副議長職を努めてまいる所存でございます。議員の皆様方初め、並びに市長、理事者の皆様方におかれましても、格別の今後においての御指導、御鞭撻をいただきますことを重ねてではございますが、お願い申し上げまして、大変措辞、簡単でございますが、副議長就任のごあいさつにさしていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(松下英裕君) お諮りいたします。この際、常任委員会委員の辞任及び選任についてを日程に追加し、議題といたします。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、この際、常任委員会委員の辞任及び選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。 まず、常任委員会委員の辞任についてを議題といたします。私、現在、建設企業委員会委員になっておりますが、議長として議会運営全般にわたる職責上、建設企業委員会委員を辞任いたしたいと思いますが、御同意願えましょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、私の建設企業委員会委員辞任については御同意を得ました。 次に、常任委員会委員の選任についてを議題といたします。本件は、今回、高橋勝明君が議長を辞職されたことにより、同君に対する常任委員会委員の選任を行うものであります。 お諮りいたします。
常任委員会委員の選任については、委員会条例第4条第1項の規定により、高橋勝明君を建設企業委員会委員に指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました高橋勝明君を建設企業委員会委員に選任することに決しました。 ────────────────
○議長(松下英裕君) お諮りいたします。ただいま市長から議案第78号監査委員の選任に関し同意を求めることについての件が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたします。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、この際、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 本件を議題といたします。この際、地方自治法第117条の規定により、牧野和夫君及び高橋勝明君の退席を求めます。 〔牧野和夫君、高橋勝明君退場〕
○議長(松下英裕君) これより、提案理由の説明を求めます。助役二宮孝幸君。 〔助役二宮孝幸君登壇〕
◎助役(二宮孝幸君) ただいま議題となりました議案第78号監査委員の選任に関し同意を求めることについて、御説明申し上げます。 さきに議員のうちから選任されておりました船戸節子氏及び菅 正秀氏は、去る6月25日、辞職されました。つきましては、その後任の監査委員といたしまして、牧野和夫氏及び高橋勝明氏を選任いたしたいと存じます。よろしく御同意のほどをお願い申し上げます。
○議長(松下英裕君) 以上で、説明は終わりました。 これより、質疑に入ります。──質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 これより、討論に入ります。──討論を終結、採決に入ります。 この際、高橋勝明君の入場を許します。 〔高橋勝明君入場〕
○議長(松下英裕君) まず、牧野和夫君の監査委員選任に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(松下英裕君) 全員起立であります。よって、牧野和夫君の監査委員選任に関し同意を求めることについては、これに同意することに決しました。 牧野和夫君の入場を許します。 〔牧野和夫君入場〕
○議長(松下英裕君) 高橋勝明君の退席を求めます。 〔高橋勝明君退場〕
○議長(松下英裕君) 次に、同じく高橋勝明君の監査委員選任に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(松下英裕君) 起立多数であります。よって、高橋勝明君の監査委員選任に関し同意を求めることについては、これに同意することに決しました。 高橋勝明君の入場を許します。 〔高橋勝明君入場〕
○議長(松下英裕君) ただいま監査委員の選任に関し同意を与えました両君からごあいさつがあります。 〔牧野和夫君、高橋勝明君登壇〕
◎監査委員(牧野和夫君) ただいま議員の皆さん方の御推挙を得まして、監査委員になりました牧野和夫でございます。高橋勝明でございます。 二人を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。皆さん方の御推挙を得まして重大な監査委員となりましたことを誇りに思いますと同時に、責任の重大さを感じております。今後は、議員の皆さん方の御指導、御鞭撻並びに理事者の皆さん方の御指導、御鞭撻によって監査の職務を遂行していきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 甚だ簡単でございますが、お礼とお願いのごあいさつにかえたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○議長(松下英裕君) この際、暫時休憩いたします。 午後7時25分休憩 ──────────────── 午後8時12分再開
○議長(松下英裕君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 この際、
議会運営委員会委員の辞任について、報告いたします。本日付をもちまして白石研策君から
議会運営委員会委員を辞任したい旨の願い出があり、委員会条例第10条の規定により、議長においてこれを許可いたしました。 お諮りいたします。この際、
議会運営委員会委員の補充選任についての件を日程に追加し、議題といたします。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、この際、
議会運営委員会委員の補充選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
議会運営委員会委員の補充選任についてを議題といたします。 本件は、今回、白石研策君の
議会運営委員会委員辞任による欠員補充のため、選任するものであります。 お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第4条第1項の規定により、宇都宮良則君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました宇都宮良則君を
議会運営委員会委員に選任することに決しました。 ────────────────
○議長(松下英裕君) この際、
広域水源開発促進特別委員会委員の辞任について、報告いたします。 本日付をもちまして白石研策君から
広域水源開発促進特別委員会委員を辞任したい旨の願い出があり、委員会条例第10条の規定により、議長において、これを許可いたしました。 お諮りいたします。この際、
広域水源開発促進特別委員会委員の補充選任についての件を日程に追加して議題といたします。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、この際、
広域水源開発促進特別委員会委員の補充選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
広域水源開発促進特別委員会委員の補充選任についてを議題といたします。 本件は、今回、白石研策君の特別委員会委員辞任による欠員補充のため、選任するものであります。 お諮りいたします。
広域水源開発促進特別委員会委員の選任については、委員会条例第4条第1項の規定により、高橋勝明君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました高橋勝明君を
広域水源開発促進特別委員会委員に選任することに決しました。 ────────────────
○議長(松下英裕君) 次に、日程第5、議案第73号
農業委員会選任委員の推薦についてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、日和佐善朗君、丹生谷道孝君、栗原欣吾君、永山幹雄君、宇都宮良則君の退席を求めます。 〔各員退場〕
○議長(松下英裕君) 本件につき御説明申し上げます。 農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定による議会推薦の選任委員の任期が来る7月19日をもって満了となるため、市長から後任委員の選任に当たり、推薦方の依頼がありました。よって、日和佐善朗君、丹生谷道孝君、栗原欣吾君、永山幹雄君、宇都宮良則君の、以上5人の諸君を推薦するものであります。
○議長(松下英裕君) 以上で、説明を終わります。 本件に対し、御意見等ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) この際、丹生谷道孝君、栗原欣吾君、永山幹雄君、宇都宮良則君の入場を許します。 〔各員入場〕
○議長(松下英裕君) お諮りいたします。まず、日和佐善朗君を選任委員に推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(松下英裕君) 全員起立であります。よって、日和佐善朗君を選任委員に推薦することは可決されました。 日和佐善朗君の入場を許します。 〔日和佐善朗君入場〕
○議長(松下英裕君) 次に、丹生谷道孝君の退席を求めます。 〔丹生谷道孝君退場〕
○議長(松下英裕君) お諮りいたします。丹生谷道孝君を選任委員に推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(松下英裕君) 全員起立であります。よって、丹生谷道孝君を選任委員に推薦することは可決されました。丹生谷道孝君の入場を許します。 〔丹生谷道孝君入場〕
○議長(松下英裕君) 次に、栗原欣吾君の退席を求めます。 〔栗原欣吾君退場〕
○議長(松下英裕君) お諮りいたします。栗原欣吾君を選任委員に推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(松下英裕君) 全員起立であります。よって、栗原欣吾君を選任委員に推薦することは可決されました。 栗原欣吾君の入場を許します。 〔栗原欣吾君入場〕
○議長(松下英裕君) 次に、永山幹雄君の退席を求めます。 〔永山幹雄君退場〕
○議長(松下英裕君) お諮りいたします。永山幹雄君を選任委員に推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(松下英裕君) 全員起立であります。よって、永山幹雄君を選任委員に推薦することは可決されました。 永山幹雄君の入場を許します。 〔永山幹雄君入場〕
○議長(松下英裕君) 次に、宇都宮良則君の退席を求めます。 〔宇都宮良則君退場〕
○議長(松下英裕君) お諮りいたします。宇都宮良則君を選任委員に推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(松下英裕君) 全員起立であります。よって、宇都宮良則君を選任委員に推薦することは可決されました。 宇都宮良則君の入場を許します。 〔宇都宮良則君入場〕 ────────────────
○議長(松下英裕君) 次に、日程第6、議案第74号公平委員会委員の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。 これより、提案理由の説明を求めます。助役二宮孝幸君。 〔助役二宮孝幸君登壇〕
◎助役(二宮孝幸君) 議案第74号公平委員会委員の選任に関し同意を求めることについて、御説明申し上げます。 公平委員会委員のうち、矢野隆三氏は来る8月3日をもって任期が満了となりますので、その後任者として、重ねて矢野隆三氏を選任いたしたく提案申し上げる次第でございます。同氏の略歴を申し上げますと、祝谷二丁目に在住され、年齢は52歳でございます。昭和38年に中央大学法学部を卒業され、高松地方検察庁並びに大分地方検察庁の検事を歴任の後、現在は弁護士として御活躍の傍ら、平成元年8月から当該委員会の委員として、また、平成3年10月からは委員長として御尽力をいただいている方でございます。したがいまして、知識、経験ともに豊富であり適任と存じますので、よろしく御同意のほどお願い申し上げます。
○議長(松下英裕君) 以上で、説明は終わりました。 本件に対する質疑は、発言通告がありません。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。 本件に対する討論は、発言通告がありません。よって、討論を終結、採決に入ります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第74号公平委員会委員の選任に関し同意を求めることについては、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松下英裕君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。 ────────────────
○議長(松下英裕君) 次に、日程第7、議案第75号監査委員の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。 これより、提案理由の説明を求めます。助役二宮孝幸君。 〔助役二宮孝幸君登壇〕
◎助役(二宮孝幸君) 議案第75号監査委員の選任に関し同意を求めることについて、御説明申し上げます。 識見を有する者のうちから選任されております監査委員のうち、高橋 格氏は本日29日をもって任期が満了となりますので、その後任者として、新たに岡本 仁氏を選任いたしたく提案申し上げる次第でございます。同氏の略歴を申し上げますと、岩崎町二丁目に在住され、年齢は59歳でございます。昭和32年、株式会社愛媛相互銀行に奉職され、公務部長、愛媛銀行取締役ふるさと振興部長、取締役営業統括部長等の要職を歴任された方でございます。したがいまして、監査委員として知識、経験ともに豊富であり適任と存じますので、よろしく御同意のほどお願い申し上げます。
○議長(松下英裕君) 以上で、説明は終わりました。 本件に対する質疑は、発言通告がありません。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕