それでは、
環境民生委員会の報告をいたします。
去る12月16日、全
委員出席の下、
環境民生委員会を開催し、
付託事件について審査を行いましたので、その概要と結果について御報告をいたします。
まず、病院局及び
介護老人保健施設関係から申し上げます。
議案第46号、光市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第47号、光市
病院事業使用料及び
手数料条例の一部を改正する条例について、それぞれ
執行部より説明の後、質疑、討論もなく、採決の結果、両案とも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第36号、平成16年度光市
病院事業会計予算について、
執行部より説明の後、委員より、1つ、
人員配置や給料等の問題でどのようにしていくのか。2、高額な
高度医療機器について2つの病院でどのように供用していくのかと質したのに対し、1については、
一般行政職員も光市に調整していくことから、病院局も職種別の給料表を作成し、医師を除いて、低い方を高い方へ調整していくことになる。2については、今まで供用しているところであるが、合併を機に供用の頻度は増えるであろうとの
執行部の答弁があり、討論はなく、採決の結果、議案第36号は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第37号、平成16年度光市
介護老人保健施設事業会計予算について、
執行部よりの説明の後、委員より今後
経営努力をされるよう要望があり、討論はなく、採決の結果、議案第37号は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
福祉保健部関係について申し上げます。
議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算、
福祉保健部所管分について、
執行部より詳細な説明の後、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算のうち、
福祉保健部所管分については
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号、平成16年度光市
介護保険特別会計予算について、
執行部より説明の後、委員より、借入金については今後も増え続けるという認識でよいのかと質したのに対し、
執行部より、平成15年度は既に旧光市で1,460万円借り入れているが、決算において剰余金が出たので、そのうち1,185万8,000円を
介護給付費準備基金に積み立てている。
介護給付費の伸びが
事業計画を上回る見込みであり、
財政状況はますます厳しいものになるだろうとの答弁があり、討論はなく、採決の結果、議案第32号は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第34号、平成16年度光市
訪問看護ステーション特別会計予算について、
執行部よりの説明の後、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第34号は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、
環境市民部関係の
付託事件審査について御報告をいたします。
議案第42号、光市
環境審議会条例について、
執行部より説明の後、委員より、
開催回数を質したのに対し、
執行部より、通年、年2回であると答弁があり、討論はなく、採決の結果、議案第42号は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算、
環境市民部所管分について、
執行部よりの詳細な説明の後、委員より、生ゴミ等が年々
増加傾向にあるがいかがかと質したのに対し、
小型焼却炉の廃止により、今まで燃やしていた草木が増えたため、
可燃粗大ゴミが増加したのが要因であると答弁があり、討論はなく、採決の結果、議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算のうち、
環境市民部所管分については
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号、平成16年度
国民健康保険特別会計予算、議案第29号、平成16年度光市
墓園特別会計予算、議案第31号、平成16年度光市
老人保健特別会計予算、議案第33号、平成16年度光市
交通災害共済特別会計予算の4件については、それぞれ
執行部より説明の後、各議案とも質疑、討論はなく、採決の結果、それぞれ
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が
環境民生委員会における審査の概要と結果であります。
なお、詳細につきましては、
議会事務局に記録を整えておりますので、後ほど御高覧ください。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
次に、
建設経済委員長よりお願いいたします。
阿部建設経済委員長。
◯13番(阿部 克己君) おはようございます。
それでは、
建設経済委員会の報告をいたします。
去る12月15日、
建設経済委員会を開催し、
委員全員出席の下、
付託事件の審査を行いましたので、その概要と結果について御報告申し上げます。
まず、議案第28号、平成16年度光市
簡易水道特別会計予算について、
執行部の説明を受け、審査に入り、委員より、1、
事務費負担については、岩屋・
伊保木地区の
応急給水の部分もあるが、基本的には
簡易水道を維持管理する事務費で、水道局の人件費である。2、
大和簡易水道の
配水管布設工事の内容については、
地元要望に応えて、
新設工事で、
道路舗装改良工事に併せて行うものである。3、旧
大和地区から未収金の額については、未収金は過去5年間で500〜600万円程度と把握している。4、大和への給水の計画について、ルートや
ポンプ場設置場所については、スーパーかいたから
スポーツ公園付近に
ポンプ場を設置、旧光・
大和境付近に配水池を造る予定。総事業費については7億5,000万円程度見込んでおり、その2分の1は
合併特例債が使える。
老朽管対策については、
給水距離が27キロ程度あるが、
国庫補助対象とし、20%程度更新することで
安定給水を図りたい。5、各
簡易水道で
水質検査の額と内容については、検査は
水質検査センターに委託している。額が異なるのは、岩屋・伊保木は水源が2カ所ある。牛島については砒素など特殊な
検査項目があるため、等の回答があり、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第35号、平成16年度光市
水道事業会計について議題とし、
執行部の説明を受け、審査に入り、委員より、1、
清山配水地工事のタンクの配置等の詳細な説明については、タンクは
ステンレス製で6,000トンのものを2基新設。これにより、高台の解消と断水時間を12時間耐え得るものである。2、未給水の山田・
高杉団地、宮河内の今後の状況については、当地区には配水池を造るが、
予定箇所の登記の問題が残っており、工事に着手できない状況にある。
条件整備が済めば着手する。3、国の敷地を有償で借りているが今後の対応については、浄水場、配水池は全て国有地である。無償であったが、建物を造ることにより
目的外使用となり、今年度は270万円程度支払っている。金額等は国の一方的な決定で、今後、国と協議したい。しかし、購入は財政上不可能と考える。3年更新で、2年後見直しがあり、安くなる見込みである。4、虹ケ丘4丁目の
マンションで
高台対策の相談があったと思うがその内容と見通しについては、当
マンションは海抜43メートルで、
通常給水では不可能。当面、
ポンプ方式でお願いしたい。
簡易水道との統合時に対策していく、などの回答があり、その後、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第48号、字の区域の変更についてを議題とし、
執行部の説明を受け、審査に入り、質疑、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第49号、平成16年度
光漁港広域漁港整備工事請負契約の一部を変更することについてを議題とし、
執行部の説明を受け、審査に入り、委員より、
追加工事の内容についての質問に対し、
汚濁防止工事部分が394万8,000円、
ブロック製作が231万円で、計625万8,000円となるとの回答があり、
追加工事の
積算どおりのものかどうかの質問に対しては、
積算どおりであるとの回答があり、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり同意すべきものと決しました。
次に、議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算のうち、
経済部所管分を議題とし、
執行部の説明を受け、審査に入り、委員より様々な質問が出されましたので、主なものについて概要を説明いたします。
1、
農産物安定生産振興事業の内容については、田畑・果樹の
共済掛金の2分の1を補助するもの。さらに、
鳥獣対策でネットや
トタン購入の補助である。2、
施設園芸推進事業で
補助対象は骨組みを含んだものとなっているが、
ビニールだけの補助はできないのかの問いには、
ビニールは消耗品的なものであり、現行、補助は考えていない。3、
農村振興基本計画作成事業で農業者の意見をどのように取り入れようとしているかの問いに対しては、ワークショップで行っており、旧市町10名ずつ、計20名で構成、
農業従事者も含まれているが、幅広い意見を取り入れるため、
農業従事者以外も含まれている。4、
漁港管理費で
流木撤去費が上がっているが、どういうものかの問いに、台風で漁港内に膨大な流木が漂着し、漁船が動かせない状況にあったため、
産廃処理に費用がかかったもの。5、
市営バス運行委託料の内訳については、
大和タクシーへの
運行委託料で、人件費である。その他、燃料費で800万円程度ある。6、
地方バス路線維持対策事業補助、ぐるりんバスの中身についての説明は、平成15年10月から平成16年9月の
事業年度で600万円程度の欠損が見込まれる。補助がないと運行を中止する旨の通告があり、会社の
自助努力及び要請時期を勘案し、2分の1の300万円を補助するものとする。7、
広域市町村バス支援事業、
車両購入費、ノン
ステップバスの
費用内訳と、併せて、
広域市町村バス支援事業の総額は幾らかの問いに、ノン
ステップバスの
購入補助では、県、光市、周南市が補助するもので、車両が1,646万4,000円、
補助対象が1,350万円、光市と周南市が案分し、光市負担分が951万7,000円、それに対し、県から390万2,000円の補助がある。561万5,000円の実質市の負担となる。
バス事業の収支は、平成15年で、収入が929万8,000円、経費が2,697万5,000円、1,767万7,000円の欠損となり、光市が1,032万7,000円、周南市が734万9,000円負担するもの。
次に、8点目、
伊藤公資料館及び
伊藤公記念公園の管理に係る経費の状況は、平成15年度決算額では、
使用料収入396万4,000円、経費1,316万3,000円、差引919万9,000円の
持ち出し、平成16年度予算では、収入577万5,000円、支出1,354万8,000円で、777万3,000円の
持ち出しとなる。9点目、
千田郷浄化槽維持管理費委託料の中身については、
中央公園ポンプ管理場の
トイレ汲取料である。10、
台風災害復旧工事は年内にできるのか、積残しの事業もたくさんあるがチェックしているのか、とのお尋ねに、12月1日に査定が決まり、水路3カ所、農道4カ所、
単独市費で水路10カ所、農道10カ所の計27カ所、残業して取り組んでおり、できるだけ早い時期に取りかかるとの回答の後、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第40号、光市
住居表示審議会条例を議題とし、
執行部の説明を受け、審査に入り、質疑、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第41号、光市
都市計画審議会条例を議題とし、
執行部の説明を受け、審査に入り、質疑、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第50号、緑町住宅建替工事(2期
建築工事)
請負契約の締結についてを議題とし、
執行部の説明を受け、審査に入り、委員より、
公募型競争入札の
資格業者の枠はどうなっているのかの問いに対し、範囲としては光市及び周南市から柳井市まで市町の区域で、
指名基準でいくと8業者という枠がある。それを超える13業者がいるとの回答の後、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり同意すべきものと決しました。
次に、議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算のうち、
建設部所管分を議題とし、
執行部の説明を受け、審査に入り、ここでも様々な質問が委員より出されましたので、主なものについて
概要説明を行います。
1、河川・
水路排水調査委託料で問題はないかの問いに、今までは国道から下であったが、今回は国道より上を行う。2、
都市計画基礎調査委託料で全体的な
都市計画の見直しはできないのかの問いに、この調査は
木園地区の
現況建物調査を行い、その結果に基づき、
用途地域の見直しの検討を行うもの。合併後、新市「光市」には、現行、
周南都市計画と
大和都市計画があり、当面は現行のままとし、今後、新市の
総合計画や
都市計画マスタープランを作成する中で検討したい。3、
冠山総合公園整備事業の
便益施設工事はの問いに、
オートキャンプ場東側にトイレを設置するもの。4、
冠山総合公園の
駐車場整備工事で雨よけをする場所については、研修棟前の
身障者用駐車場に屋根をつけるものとの回答の後、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号、平成16年度光市
下水道事業特別会計予算について、
執行部の説明を受け、審査に入り、委員より、
下水道維持管理費の負担について値下げの要望書を出したか。出したのであれば、他の
構成団体との連携はどうかの問いに対し、11月22日、
周南市部長、玖珂町町長、周東町助役、光市市長の2市2町で県に要望に行ったとの回答があり、委員から、
現行単価を引き下げるなどの赤字を短絡的に市民に負担させないよう努力してほしいとの要望が出され、討論もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が
建設経済委員会に付託されました
議案審査の概要と結果であります。
詳細につきましては、
議会事務局に記録が準備されておりますので、御高覧ください。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
最後に、
総務文教委員長よりお願いいたします。
今村総務文教委員長。
◯9番(今村 鐵雄君)
総務文教委員会の御報告をいたします。
去る12月17日、全
委員出席の下、
総務文教委員会を開催し、
付託事件について審査を行いましたので、その概要と結果について御報告いたします。
最初に、
教育委員会関係分の
付託事件審査について御報告いたします。
まず、議案第43号、光市
青少年問題協議会条例を議題とし、
執行部より説明を受けた後、委員より、この協議会の開催は定期的か。また、
費用弁償は支給されるのか。されるとすれば幾らかと質したのに対し、開催は年2回、年度初めと終わりである。
費用弁償は支給され、額は5,400円であるとの回答があり、討論はなく、採決の結果、
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第44号、光市
社会教育委員に関する条例を議題とし、
執行部より説明を受けた後、委員より、1、
社会教育法に言う
社会教育に関する諸計画の立案とは具体的に何か。2、
委員定数は12人だが、法第15条に言う人選はどうするのかと質したのに対して、1については、生涯
学習プランの策定など、
社会教育、生涯学習に関する
マスタープラン策定に当たっての
意見聴取である。2については、
小・中学校関係者や
女性団体関係者、
社会教育関係団体関係者などの中から選出して委嘱したいと考えているとの回答があり、討論はなく、採決の結果、
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算のうち、
教育委員会所管分を議題とし、それぞれの
執行部より詳細な説明を受けた後、委員より多くの質疑がありました。主なものについて御報告いたします。
1、
学校施設耐震診断の結果が「問題あり」のときの対応は。2、
教育委員会施設清掃の
委託方法等の見直しは。3、
市立幼稚園に対する運営費及び
就園奨励費に関して
配分方法はあるのか。4、
英語指導助手の配置に関して、現状と今後の
取組方針は。5、
大和公民館準備に係る
組織づくりの状況は。6、旧大和町庁舎を
市立図書館の分室とする構想の経緯は。7、
文教施設災害復旧工事としての1,950万円の内訳と
市有物件災害共済会からの雑入について。8、成人式の今年度の対応はどうなのかと質したのに対し、
執行部より、1については、
学校耐震診断は平成15年度から実施し、光井、上島田、三井小の3校、今年度は浅江、島田、周防小の3校と第1次診断を終え、「第2次診断の必要あり」との結果である。残る
学校施設の第1次
診断終了後、
庁内関係課と協議し、
見直し等を含めて検討することとしている。2については、
教育委員会事務局に関わる分に関しての見直しは考えていない。今年度から前年度比5%減の契約である。3については、運営費は園児の
処遇向上と
施設運営の健全化に資することを目的に、旧光市内3園には施設割、人員割を基準に、旧
大和町内3園には一律で補助している。
奨励費国庫補助制度では、3歳から5歳の入園料や授業料の一部をその世帯の所得に応じて減免、3段階に区分して補助し、保護者の
経済的負担軽減を図っている。4については、現在、
英語指導助手は、旧光市に1人、旧大和町に1人の計2人がいるが、ことしの7月後半から配置となっており、来年の7月末まではこの体制を継続する。その後も、市域も広範囲にわたり、現状の体制を継続したい。5については、公民館と
連合自治会の2つの柱を基に考えている。さらに、これらを補完する組織として
青少年地区会議や
地区社協等とも連携をとって、広報、文化、体育、
青少年福祉、
環境関係などの
事業展開を図りたいと考えている。旧大和町当時の事業の継続など、事業の運営費を賄う経費も考慮して、光市社協とも協議の上、平成17年7月オープンを目指したい。6については、明年3月までには旧大和町
庁舎新館の一部を改造して図書館の分室とし、既存の図書類を利活用し、週3日の開館を考えている。来年度からは、
大和支所の開所時間に合わせた開館を考えており、土・日曜日は閉館することとしたい。7については、
国庫補助対象となる
災害箇所は、
島田小屋上
防水シート破損、光井小
ペントハウス屋上の
防水シート破損、光井中
校舎屋上防水シート破損、室積中
渡り廊下屋根破損、その他、
学校施設の屋根、倉庫等の破損である。
国庫補助対象工事は約1,000万円で、このうち3分の2は国からの補助金として歳入、
全国市有物件災害共済会対象工事は約600万円、このうち2分の1は
市有物件共済会から補償金として歳入がある。また、単独市工事は約400万円であって、合計約1,900万円である。8については、1月9日日曜日、14時から、
光市民ホールにおいて、光・
大和合同の開催としている。新成人者の出席を考慮し、日曜日開催とした。
講師謝礼、司会者や
バンド演奏、看板など消耗品、
印刷製本費などで計128万3,000円を計上しているとの回答がありました。討論はなく、採決の結果、議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算のうち、
教育委員会所管分は
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、
政策企画部、総務部、
消防担当関係分の
付託事件審査について御報告いたします。
議案第38号、
光市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例、議案第39号、光市税条例の一部を改正する条例、議案第45号、光市
非常勤職員の報酬、
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例をそれぞれ議題とし、それぞれの
執行部より説明を受けた後、委員より数点の質疑がありましたが、討論はなく、3件については
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算のうち、
政策企画部、総務部、
消防担当関係分を議題とし、
執行部より詳細な説明を受けた後、委員より多くの質疑がありました。主なものを御報告いたします。
1、
清掃業務等委託料2,129万1,000円の具体的な
業務内容は何か。2、雑入として計上の旧
市町剰余金とは何か。3、K'
ビジョンによる
議会中継業務委託があるが、
放送エリアにおける旧大和町の
束荷地区や
塩田地区の対応はどうなるのか。4、
集中管理車の
管理委託料として79万3,000円の計上があるが、
大和支所も含めて、
公用車両の現状と今年度の見込みは。5、
財政調整基金総額が14億5,415万9,000円であるが、来年度の見込みはどうかと質したのに対し、1については、本庁舎、各出張所及び
公民館分を含んだ
清掃業務に係る委託料の合計である。本庁舎に関しては、1日3.5人、年241日従事しているが、
床ワックスかけを4カ月に1回、これ以外に、
電話交換業務や
冷暖房保守業務と
日直業務を含んだ総額である。今後、
業務内容や経費面に関して見直していくこととしている。2については、旧光市
分歳入歳出差引9億2,130万8,000円の
黒字歳計分と、旧大和町差引8,850万5,000円の
赤字差額分である。3については、来年度、
地域公共ネットワーク基盤整備事業を計画しており、
高速光ファイバーを旧大和町へ拡大し、新市の
情報通信基盤を形成したいと考えている。これにより、
公共施設間や
小・中学校間での
情報交流や
高速インターネットが活用できることとなる。
ケーブルテレビの
エリア拡大に関しては、K'
ビジョンの意向や
監督官庁の許認可問題もあるが、一部の
光ファイバーをK'
ビジョンに貸し出す方法等、可能となるのでないかと考えている。4については、合併時には、
特殊車両を含めて、旧光市128台、旧大和町54台、計182台を保有していた。このうち、
事業課等に配属させている
専用車両を除く
事務用車両は、旧光市67台、旧大和町35台、計102台であるが、13台を廃車とする予定である。今後は、
大和支所に
事務用車両7〜8台程度を置き、本庁に各所管への配属車を27台、
集中管理車両12台として、効率的運用を図りたい。5については、今回、9億円余りの積立てができたが、その内容は法人市民税が当初見込みを上回ったことによるものである。税収の増から、平成17年度は基準財政収入額の算定に多大な影響があり、普通交付税が減額となることも予想され、さらに、三位一体の改革の兼ね合いもあって、基金を積み立てたものの、厳しいことは間違いないと判断しているとの回答があり、討論はなく、議案第26号、平成16年度光市
一般会計予算のうち、
政策企画部、総務部、
消防担当関係分について
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が
総務文教委員会における
付託事件の審査の概要と結果であります。
なお、詳細につきましては、事務局に委員会記録を保管してありますので、御高覧していただきたいと思います。
以上で報告を終わります。
◯議長(市川 熙君) ただいまの報告に対し質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
以上で、
常任委員長報告を終わります。
これらの議案につきましては、いずれも討論の通告はありませんでしたので、これより一括して採決をいたします。
お諮りいたします。議案第26号から議案第50号までの25件については、それぞれ各
常任委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号、議案第41号、議案第42号、議案第43号、議案第44号、議案第45号、議案第46号、議案第47号、議案第48号、議案第49号及び議案第50号の25件は各
常任委員長報告のとおり可決することに決しました。
───────────・────・────────────
日程第3.議員提出議案第5号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第3、議員提出議案第5号を議題といたします。
この議案について、提出者の説明を求めます。西村議員。
◯23番(西村 憲治君) 議員提出議案第5号は、閉会中の
常任委員会及び議会運営委員会の調査事項につきまして御審議をお願いいたすものでございます。
本案は、地方自治法第109号第6項及び光市議会会議規則第104条の規定により、別紙に記載してありますそれぞれの調査事項につきまして、
常任委員会などに閉会中の継続審査を付託しようとするものでございます。
また、調査事項につきましては、決議の日から平成20年11月13日までの任期中としております。
本案につきまして、議会の議決を得まして、これより、地方自治法第203条第3項の
費用弁償の支給及び公務災害の根拠を明らかにしようとするものでございます。
以上、御提案申し上げますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
この議案について質疑がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
お諮りいたします。この議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、この議案は委員会付託を省略いたすことに決しました。
続いて、討論に入ります。この議案について討論がありましたら御発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) なければ討論を終結し、これより採決をいたします。
お諮りいたします。議員提出議案第5号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(市川 熙君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。
───────────・────・────────────
日程第4.意見書案第1号及び意見書案第2号
◯議長(市川 熙君) 次に、日程第4、意見書案第1号及び意見書案第2号の2件を
一括議題といたします。
これらの議案について、提出者の説明を求めます。西村議員。
◯23番(西村 憲治君) それでは、意見書案第1号及び意見書案第2号につきまして、一括して御提案申し上げます。
まず、意見書案第1号、高齢者虐待防止法の制定を求める意見書についてでございます。
高齢化が進む我が国では、最近、介護が必要な高齢者を放置したり、家庭や施設内で高齢者に暴力を振るったりするなど、虐待が深刻化しており、児童虐待に比べて法整備などの対策が遅れているのが現状であります。虐待の背景には介護へのストレスや複雑な家庭内の人間関係なども含まれており、虐待を自覚していない家族も多く、介護家族を含めた精神的なケアが不可欠であるとの指摘もあるところでございます。
したがいまして、地域社会全体として高齢者の人権を守る体制を充実させ、虐待防止のための具体的な対策を早急に実現するために、相談窓口の設置や早期発見のための通報システムの確立、虐待者から切り離す一時保護施設などの整備、関係機関や家族のネットワークづくりを推進するとともに、施設職員や関係者への虐待防止教育を実施されること、また、高齢者虐待防止のための法律を制定することを強く要望するものでございます。
次に、意見書案第2号、大規模災害の対策と早期復旧に関する意見書についてでございます。
本年は、新潟中越地震の発生や観測史上最多を数える台風が上陸するなど、日本列島は近年まれに見る大規模な災害に見舞われたところでございます。この一連の災害によりまして、全国各地に死亡者・行方不明者の発生や住宅損壊・浸水、農林水産用施設や農作物、港湾施設などの
公共施設などへの被害など、甚大な被害がもたらされ、住民生活と地域経済に大きな影響を及ぼしたところでございます。
このことから、国・政府におかれましては、建物の耐震構造化推進の重要性を強く認識し、耐震防災策の見直しを行い、特に、避難所や救援活動の拠点となる学校や病院の耐震化には早急な対策を講じていただくことや、河川の堤防改修と海岸及び港湾の水防施設の総点検を速やかに実施するとともに、災害関連緊急治山事業も速やかに実施、また、防災無線の整備と洪水ハザードマップ策定の予算措置を行い、市町村長に対する警戒情報の発令基準及び避難誘導マニュアルの策定を急ぐことや、高齢者などの要援護者への対策を推進するため、防災情報の伝達・避難・救助・復旧・自立支援などに関し、対処マニュアルの策定を早急に行うよう強く要望するものでございます。
以上、御提案申し上げますので、御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。
◯議長(市川 熙君) 説明は終わりました。
これらの議案について質疑がありましたら御発言願います。