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平成18年第4回定例会(第6号 9月25日)

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  1. 府中市議会 2006-09-25
    平成18年第4回定例会(第6号 9月25日)


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    平成18年第4回定例会(第6号 9月25日)            平成18年第4回府中市議会定例会会議録  平成18年9月25日午後1時府中市議会定例会を本市議事堂において再開した。 1 出席議員    1番    戸成義則君           2番  水田 豊君    3番    大本千香子君          4番  末宗龍司君    5番    沖田浩子君           6番  加藤吉秀君    7番    原田 學君           8番  桑田由治君    9番    金子徳光君          10番  小川敏男君   11番    橘髙政信君          12番  湯藤弘美君   13番    小野申人君          14番  丸山茂美君   16番    桑田伸太郎君         18番  小森龍太郎君   19番    小田敏雄君          20番  能島和男君   21番    瀬川恭志君          22番  棗田澄子君   23番    山本廣文君          24番  平田八九郎君 1 欠席議員   15番    片山剛三君          17番  松坂万三郎君 1 事務局及び書記   局  長   藤木美視君         議事係長  田丸明美君
      主任主事   山路英利君 1 本日の会議に付した事件 第1 議案第56号 (仮称)府中市立統合小中学校新築工事請負契約の締結について 第2 議案第57号 府中市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 第3 議案第58号 府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条           例の一部改正について 第4 議案第59号 府中市乳幼児医療費支給条例の一部改正について 第5 議案第60号 府中市ひとり親家庭等医療費支給条例の一部改正について 第6 議案第61号 府中市老人医療費助成条例の一部改正について 第7 議案第62号 府中市重度心身障害者医療費支給条例の一部改正について 第8 議案第63号 府中市病院事業の設置及び管理等に関する条例の一部改正について 第9 議案第64号 府中市国民健康保険条例の一部改正について 第10 議案第65号 府中市立学校設置条例等の一部改正について 第11 議案第66号 平成17年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について 第12 議案第67号 平成17年度府中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につい           て 第13 議案第68号 平成17年度府中市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 第14 議案第69号 平成17年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ           いて 第15 議案第70号 平成17年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 第16 議案第71号 平成17年度府中市水道事業会計決算認定について 第17 議案第72号 平成17年度府中市病院事業会計決算認定について 第18 議案第73号 平成18年度府中市一般会計補正予算(第1号)について 第19 議案第74号 平成18年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につ           いて 第20 議案第75号 平成18年度府中市介護保険特別会計補正予算(第1号)について 第21 議案第76号 平成18年度府中市病院事業会計補正予算(第1号)について 第22 意見書案第 6号 乳幼児医療費助成制度の創設等を求める意見書の提出について 第23 意見書案第 7号 多重債務を未然に防止し消費者保護を図るための意見書の提出             について           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後 1時03分 ○議長(戸成義則君) ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により、順次議事を進めたいと思います。 日程第1 議案第56号 (仮称)府中市立統合小中学校新築工事請負契約の締結につ             いて 日程第2 議案第57号 府中市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につい             て 日程第3 議案第58号 府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す             る条例の一部改正について 日程第4 議案第59号 府中市乳幼児医療費支給条例の一部改正について 日程第5 議案第60号 府中市ひとり親家庭等医療費支給条例の一部改正について 日程第6 議案第61号 府中市老人医療費助成条例の一部改正について 日程第7 議案第62号 府中市重度心身障害者医療費支給条例の一部改正について 日程第8 議案第63号 府中市病院事業の設置及び管理等に関する条例の一部改正につ             いて 日程第9 議案第64号 府中市国民健康保険条例の一部改正について 日程第10 議案第65号 府中市立学校設置条例等の一部改正について 日程第11 議案第66号 平成17年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議案第67号 平成17年度府中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に             ついて 日程第13 議案第68号 平成17年度府中市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につい             て 日程第14 議案第69号 平成17年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定             について 日程第15 議案第70号 平成17年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい             て 日程第16 議案第71号 平成17年度府中市水道事業会計決算認定について 日程第17 議案第72号 平成17年度府中市病院事業会計決算認定について 日程第18 議案第73号 平成18年度府中市一般会計補正予算(第1号)について 日程第19 議案第74号 平成18年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)             について 日程第20 議案第75号 平成18年度府中市介護保険特別会計補正予算(第1号)につ             いて 日程第21 議案第76号 平成18年度府中市病院事業会計補正予算(第1号)について 日程第22 意見書案第 6号 乳幼児医療費助成制度の創設等を求める意見書の提出につ               いて 日程第23 意見書案第 7号 多重債務を未然に防止し消費者保護を図るための意見書の               提出について           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 説明員の出席を求めます。  市 長             伊藤吉和君   助 役         石岡勝朗君  助 役             小原紘一郎君  教育長         目﨑仁志君  総務部長            佐々木清人君  市民生活部長      樫木弘起君  建設部長            藤本知之君   上下支所長       有永幸則君  教育部長            坂本紀之君   人事秘書課長      門田 隆君  総務課長兼選管事務局長     柿原延孝君   企画財政課長      寺岡泰弘君  税務課長            内海正訓君   商工観光課長      藤岡敏秋君  市民課長            平田美知子君  医療国保課長      高尾茂樹君  児童課長            佐藤眞二君   保健課長        掛江敏雄君  府中北市民病院事務長      前原裕吉君   湯が丘病院事務長    滝口道博君  環境整備課長          落合成彦君   福祉事務所長      本多 進君  監理課長            桐島一義君   用地課長        中田正則君  土木管財課長          三島輝雄君   まちづくり課長     田原春二君  下水道課長           近藤徳雄君   農林課長兼農委事務局長 西本修二君  監査事務局長          宮原靖惠君   会計課長        真田和美君  水道課長            桒田立男君   教委総務課長      山崎卓男君  学校教育課長          宇根眞砂子君  教育推進課長      池田哲哉君  生涯学習課長          清水容知君   給食課長        加藤憲造君  図書館長            谷本哲之助君           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 日程第1、議案第56号から日程第21、議案第76号までを一括議題といたします。  所管常任委員会に付託されました議案第57号、58号については、総務常任委員長の報告を求めます。  桑田由治君。
    総務常任委員長 桑田由治君 登壇) ○総務常任委員長(桑田由治君) 議長の御指名をいただきましたので、総務委員会に付託を受けました議案第57号、府中市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について及び議案第58号、府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての2議案の審査の概要と結果について御報告申し上げます。  この2議案については、提案者からの補足説明、質疑及び討論のいずれもなく、採決の結果、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しておりますので御報告いたします。  以上、まことに簡略ではありますが、総務委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。  以上です。 (総務常任委員長 桑田由治君 降壇) ○議長(戸成義則君) 続いて、議案第56号、65号、各号について、文教常任委員長の報告を求めます。  小野申人君。 (文教常任委員長 小野申人君 登壇) ○文教常任委員長(小野申人君) 議長の御指名をいただきましたので、文教委員会に付託を受けました議案2件の審査の概要と結果について御報告申し上げます。  まず、議案第56号、(仮称)府中市立統合小中学校新築工事請負契約の締結についてですが、提案者からの補足説明なく、質疑に入り、委員から、「本議案の契約予定業者への防衛施設庁及び新潟県の談合問題に対する府中市における指名停止期間はそれぞれいつからいつまでか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「防衛施設庁関係で指名除外措置を行ったのは3月27日から5月26日までの2カ月間であるが、新潟県発注の談合関係による指名停止措置は、一定の総体的な結論が出た段階で行うこととしているので、現段階ではどの業者に対しても行っていない」という趣旨の答弁がありました。  続いて、委員から、「それでは、その2カ月間という根拠は何か」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「指名除外措置要綱では2カ月から12カ月以内としているが、従来から基準の最低ラインで措置を行っており、これまでどおりの措置を行ったというものである。ただし、その指名除外期間中に新たな問題が発生した場合は基準が少し上がることとなる」という趣旨の答弁がありました。  続いて、委員から、「この件の建築確認申請を行ったのがいつで、許可がおりたのはいつか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「建築確認申請は4月20日付けで行っているが、許可については、現在県と調整を行っているところである。公共施設の場合は一般的にこういうやり方を行っており、御理解をいただきたい。また、着工は10月からを予定しているが、まず校庭整備、建物を建てるための敷地の整備に着手し、これに一定の期間を要すると考えられるので、建物に実際に着手するまでに建築確認許可をいただけるものと考えている」という趣旨の答弁がありました。  また、委員から、「工期や施工管理をきちんと行い、市と業者が連携を密にしてすばらしい施設となるよう取り組んでいただきたい」という趣旨の要望がありましたので、あわせて御報告させていただきます。  他にも若干質疑がありましたが、質疑を終決し、討論に入りましたところ、委員から、「指名停止を受けていた業者が入札直前にその措置を解除されるなど、入札に関する透明性や合理性、あるいは整合性といったものに不可解なものが感じられ、これまでの議論においてその部分が払拭できないまま契約締結に同意することはできない。また、小学校の統廃合が一方的な形で進められてきたという思いから、本案に反対する」という趣旨の討論、「本件については、4年有余の歳月をかけ、議会にもさまざまな提案と説明が行われ、今日を迎えている。すばらしい校舎で学ぶ子供たちが府中市を担っていく施設の建設であるので、本議案に賛成する」という趣旨の討論及び「他の小・中学校の施設の格差解消も目指し、府中市内全体のレベルが上がるよう進めていただくことをつけ加えて賛成する」という趣旨の討論がありました。  他に討論はなく、採決の結果、本案は、起立多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第65号、府中市立学校設置条例等の一部改正についてですが、提案者からの補足説明及び質疑のいずれもなく、討論に入り、委員から、「小中一貫教育を行っていくコンセプトに沿った校名の変更だという説明があったが、第二中学校のままではそれができないのかという疑問があり、また、府中学園という名称にすることによって、ここを特別な位置付けを持った学校にしようとしているというふうに考えられ、それによって学校間の格差はさらに拡大し、社会意識に大きな悪影響を与えるのではないかという思いを強くする。また、この一体校の建設が市民の合意が得られずに進められた結果としての校名変更であるので、本議案に反対する」という趣旨の討論、「府中市における学校の地域格差をなくしていくという旨の議会答弁もいただいたし、全国に先立つ小中一貫校のモデル校を標榜し、新しく出発しようということで府中学園、府中中学校、府中小学校という新しい名称とすることには賛成するものである」という趣旨の討論及び「住所変更については、校舎が移転するのでやむを得ないと考えるし、二中の校名変更については、まだ今後いろいろ考えていく余地があるのではないかと考える。また、施行期日にあるように、当面はまだ仮称という名称のままでいくということであるので、賛成する。府中学園といった愛称というのは、本来は、公募でなく新しくできた学校の関係者で新たに決めていただくのが妥当であると考える」という趣旨の討論がありました。  他に討論はなく、採決の結果、本案は、起立多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、文教委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。 (文教常任委員長 小野申人君 降壇) ○議長(戸成義則君) 続いて、議案第59号、60、61、62、63、64、67、68、70、72、74、75、76各号について、厚生常任委員長の報告を求めます。  能島和男君。 (厚生常任委員長 能島和男君 登壇) ○厚生常任委員長(能島和男君) 議長の御指名をいただきましたので、厚生委員会に付託を受けました議案13件の審査の概要と結果について御報告申し上げます。  最初にお断りを申し上げますが、本委員会に付託を受けました議案数が多くありましたので、若干はしょった報告になるかとは思いますが、御了承をいただきたいと思います。  まず最初に、議案に対する提案者からの補足説明、質疑・討論いずれも行われてない3件について審査結果のみを御報告させていただきます。  議案第63号、府中市病院事業の設置及び管理等に関する条例の一部改正について、議案第74号、平成18年度府中市国民健康保健特別会計補正予算(第1号)について及び議案第76号、平成18年度府中市病院事業会計補正予算(第1号)についての3議案については、採決の結果、全会一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは、次に、議案第59号、府中市乳幼児医療費支給条例の一部改正についてですが、提案者からの補足説明なく質疑に入り、委員から、「国の健康保険法の改正による市条例の改正と思うが、その内容について説明してほしい」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「入院時の食費、療養費が入院時食費、療養費及び入院時生活療養費に改正、入院されている70歳以上の高齢者の方については、介護保険との均衡を図るため、食費及び居住費の負担の見直しがされるというものである。具体的には、食費2万4,000円の負担が、4万2,000円に、また、新たに居住費として光熱費相当1万円が加わり、5万2,000円の負担となるものである。なお、所得に応じ、食費及び居住費の負担が異なり、低所得者に対しては、負担の軽減を図る措置となっている」という趣旨の答弁がありました。  他に若干質疑がありましたが、質疑を終結し、討論に入り、委員から、「健康保険法の改正による字句の整理については理解するが、改正の内容が高齢者の負担を強いるものであるということ、府中市としての独自の軽減策を考えてないという二点をもって、反対をする」という討論がありました。  他に討論なく、討論を終結し、採決の結果、起立多数をもって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案60号、府中市ひとり親家庭等医療費支給の一部改正について及び議案第61号、府中市老人医療費助成条例の一部改正についてですが、いずれも提案者からの補足説明、質疑なく、討論に入り、委員から、議案第59号と同じ内容の反対討論がありました。  他に討論なく、討論を終結し、採決の結果、第60号及び第61号議案については、いずれも起立多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第62号、府中市重度心身障害者医療費支給条例の一部改正についてですが、提案者からの補足説明、質疑なく、議案第59号と同じ内容の反対討論があった後に、委員から、「医療費がふえ続ける中では、破綻を防ぐためにはやむを得ない改正だと思うので、賛成する」という趣旨の討論がありました。  なお、国の健康保険法改正による、今回の一連の市条例の改正については、同様の考えである旨、つけ加えられました。  他に討論なく、討論を終結し、採決の結果、起立多数をもって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第64号、府中市国民健康保険条例の一部改正についてですが、提案者からの補足説明なく、質疑に入り、委員から、「法律では一定以上の所得を有する70歳以上の者について負担金を3割にするということだが、一定の所得とはどのくらいか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「現役並み所得を有するということで、課税所得が145万円以上のことである」という趣旨の答弁がありました。  質疑を終結し、討論に入り、委員から、「府中市の独自の軽減策がないまま、一部負担金が2割から3割になることについては、高齢者に対する負担増になるので反対する」という趣旨の討論がありました。  続いて、別の委員から、「今まで70歳以上の方は、所得の有無にかかわらず負担し、不公平感があった。今回の改正は、その是正策ということと受けとめるので、賛成する」という趣旨の討論がありました。  他に討論なく、討論を終結し、採決の結果、起立多数をもって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第75号、平成18年度府中市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてですが、提案者からの補足説明なく、質疑に入り、委員から、「ケアプランを立てる際、お金になる(介護度の高い)人のプランを立てたがる業者が全国的にはいるということを聞くが、府中市はどうなっているか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「今のところ、居宅支援事業所の強い協力があり、そういう心配はない」という趣旨の答弁がありました。  他にも若干の質疑がありましたが、質疑を終結し、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、本案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、厚生委員会に付託を受けました決算議案第67号、68号、70号及び72号、4件の審査の概要と結果について御報告申し上げます。  この4件は、決算特別委員会厚生分科会における一般会計の決算審査と並行し、9月15日と19日の2日間にわたって関係書類を中心に、慎重に審査を行ってまいりました。  まず、審査に先立ち、助役及び監査委員からのあいさつを受けるとともに、昨年度の指摘・要望事項について、担当部長から当該事項の対応や経緯などについての説明を受けました。  その後、証拠書類を中心に審査を行い、簡易な事項については、その都度担当部課長に注意を促し、また必要に応じて説明を求めたところであります。  2日目に質疑をした後、審査の取りまとめを行い、理事者に対して、次のとおり指摘・要望いたしましたので、その内容について御報告申し上げます。  まず、議案第67号、平成17年度府中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてですが、  1 医療国保課、税務課が連携を密にし、資格証明書及び短期保険証の発行を少なくするよう、引き続き収納率の向上に努められたい。  2 健康づくり事業や予防的な保健事業などを充実され、一層の効果を上げられるよう努められたい。また、高齢者を初めとする被保険者の健康づくりに対する意識が高まるよう、諸施策の推進に努められたい。 という趣旨の指摘・要望がありました。  引き続き討論に入りましたが、討論なく、採決の結果、本案は、全会一致をもって、認定すべきものと決しました。  次に、議案第68号、平成17年度府中市老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてですが、  1 予防的な保健事業などを通して、医療費の適正化を図られたい。また、国に対し、後期高齢者の医療費の軽減について働きかけられたい。 という趣旨の指摘・要望がありました。  引き続き討論に入りましたが、討論なく、採決の結果、本案は、全会一致をもって、認定すべきものと決しました。  次に、議案第70号、平成17年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてですが、  1 介護予防の徹底に努められたい。  2 介護保険制度の見直しにより、ホテルコストがかかるが、それにより高負担・サービス縮小を行うのでなく、保険料の軽減に努め、低所得の方がサービスを安心して受けられるよう、利用料の軽減にも努められたい。 という趣旨の指摘・要望がありました。  引き続き討論に入りましたが、討論なく、採決の結果、本案は、全会一致をもって、認定すべきものと決しました。  次に、議案第72号、平成17年度府中市病院事業会計決算認定についてですが、  1 昨年度に続く特別損失の計上について、一定の解明ができたが、今後このような事態が発生しないような対策を講じられ、理事者、職員が一体となり、経営努力、サービスの向上を図るとともに、市内部の組織体制の充実強化を図られたい。  2 地方公営企業法にのっとり、企業会計と一般会計の負担区分の中で独立採算について考え、財務規定にのっとった経営に努められたい。  3 病院の経営に当たっては、国庫補助金、病院事業債等の活用を図り、効率的経営に努められたい。また、病院事業会計のチェック体制を強化されたい。  4 留保資金管理を適正に行うよう努められたい。 という趣旨の指摘・要望がありました。  引き続き討論に入りましたが、討論なく、採決の結果、本案は、全会一致をもって、認定すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、厚生委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきますが、先ほど申し上げました指摘・要望事項が委員から出されておりますので、理事者におかれましては、これらの指摘・要望事項に十分留意し、今後の予算編成並びにその執行に当たられるよう申し添えまして、厚生委員会における審査の概要と結果の報告とさせていただきます。 (厚生常任委員長 能島和男君 降壇) ○議長(戸成義則君) 続いて、議案第69号、71号、各号について、建設常任委員長の報告を求めます。  丸山茂美君。 (建設常任委員長 丸山茂美君 登壇) ○建設常任委員長(丸山茂美君) 議長の御指名をいただきましたので、建設委員会に付託を受けました議案第69号、平成17年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第71号、平成17年度府中市水道事業会計決算認定についての建設委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。  この2件の議案は、9月19日及び20日を審査日と定め、決算特別委員会建設分科会における一般会計の決算審査と並行して審査を行い、関係書類を中心に、2日間にわたって慎重に審査を行ってまいりました。  まず、審査に先立ち、昨年度の指摘・要望事項について、担当課長から、当該事項の対応や経緯について説明を受けました。その後、助役及び監査委員からのあいさつを受けるとともに、証拠書類を中心に審査を行い、簡易な事項については、その都度担当部課長に注意を促し、また必要に応じて説明を求めたところであります。  最終的な取りまとめにつきましては2日目の午後に行い、理事者に対して、次のとおり指摘・要望をいたしましたので、その内容について御報告申し上げます。  まず、議案第69号、平成17年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、  1 公共下水道事業特別会計は、平準化債で起債の償還を行っているが、この会計の健全化に向け、国・県に対し、財源を確保するよう働きかけられたい。  2 普及促進に向けて、広報などを通じて、水洗化の向上に努めるとともに、下水道負担金及び使用料の滞納整理に鋭意努力されたい。  3 公共下水道への切りかえについては、まず、公共施設から実施されるよう働きかけられたい。  4 面整備については、公共下水道布設希望者が多い地域を重点的・計画的に推進されたい。 という趣旨の指摘・要望がありました。  引き続き討論に入りましたが、討論なく、採決の結果、本案は、全会一致をもって、認定すべきものと決しました。  続いて、議案第71号、平成17年度府中市水道事業会計決算認定についてでありますが、  1 水道事業会計の資本的収支の効率的な運用を図り、給水原価と供給単価の格差是正と、より一層の普及率向上に努められたい。  2 水道料金の滞納整理は、ある程度改善の跡が見受けられるが、公平の原則の観点から、引き続き徴収に努められたい。  3 元浄水場府中配水池や借地料が高額な用地の整理方を、早急に検討されたい。  4 第7期拡張事業を計画どおり推進するために、方向性を明確にされたい。 という趣旨の指摘・要望がありました。  引き続き討論に入りましたが、討論なく、採決の結果、本案は、全会一致をもって、認定すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、建設委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきますが、先ほど申し上げました指摘・要望事項が委員から出されておりますので、理事者におかれましては、これらの指摘・要望事項に十分留意し、予算編成並びにその執行に当たられるよう申し添えまして、建設委員会における審査の概要と結果の報告とさせていただきます。 (建設常任委員長 丸山茂美君 降壇) ○議長(戸成義則君) 続いて、議案第66号について、決算特別委員長の報告を求めます。  桑田由治君。 (決算特別委員長 桑田由治君 登壇) ○決算特別委員長(桑田由治君) 議長の御指名をいただきましたので、決算特別委員会へ付託を受けておりました議案第66号、平成17年度府中市一般会計歳入歳出決算認定についての審査の概要と結果について御報告申し上げます。  議案第66号については、今期定例会初日に提案説明を受け、12日の本会議において質疑がなされた後、同日設置された本特別委員会へ付託を受けました。  本委員会では、所掌の分科会に分割付託し、厚生及び建設常任委員会における他の特別会計決算議案と並行して審査を行いましたが、その内容につきましては、午前中に行われました本特別委員会において、各分科会長から指摘・要望事項を中心に報告を受けたところであります。  本案に対する各分科会長報告に対する質疑はなく、討論については、2名の委員から反対討論、1名の委員から賛成討論が行われておりますが、その討論の内容につきましても、先ほど行われました委員会において、皆様お聞きのとおりであります。  最後に、採決の結果でございますが、本案については、起立多数により、認定すべきものと決しておりますので御報告申し上げます。
     以上、まことに簡略ではありますが、決算特別委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。 (決算特別委員長 桑田由治君 降壇) ○議長(戸成義則君) 続いて、議案第73号について、予算特別委員長の報告を求めます。  棗田澄子君。 (予算特別委員長 棗田澄子君 登壇) ○予算特別委員長(棗田澄子君) 議長の御指名をいただきましたので、予算特別委員会へ付託を受けております議案第73号、平成18年度府中市一般会計補正予算(第1号)について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  議案第73号については、今期定例会初日に提案説明を受け、11日の本会議において質疑がなされた後、本委員会に付託されました。  本委員会では、本議案について所掌の分科会に付託して審査を行いましたが、その概要については、午前中に本議場で行われた委員会において、各分科会長の報告を受けたところでございます。  この各分科会長報告に対する質疑及び討論のいずれもなく、採決の結果、本案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しておりますので御報告申し上げます。  以上、まことに簡略ではありますが、予算特別委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。 (予算特別委員長 棗田澄子君 降壇) ○議長(戸成義則君) 各委員長の報告が終了しましたので、ここで暫時休憩いたしますから、各委員長報告に対する質疑及び各議案に対する討論のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) それでは、暫時休憩します。 午後 1時34分 ○議長(戸成義則君) 再開いたします。 午後 2時30分           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより総務委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 続いて、文教委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって文教委員長報告に対する質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 続いて、厚生委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって厚生委員長報告に対する質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 続いて、建設委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 続いて、決算特別委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって決算特別委員長報告に対する質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 続いて、予算特別委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって予算特別委員長報告に対する質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第56号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  小森龍太郎君、反対者。 (18番議員 小森龍太郎君 登壇) ○18番議員(小森龍太郎君) 議案第56号に反対の立場から討論を行いたいと思います。  本議案は、小中一体校の建設工事にかかわりまして、どういった業者さんと契約をするかということでの議案であります。今回挙がっておりますこの企業でございますが、防衛施設庁の問題で指名除外ということになっておったところであります。県におきましても、近隣の自治体におきましても、長期にわたって指名除外というペナルティーをかけていたところでありますが、府中市の場合は3月27日から5月26日までの2カ月のみということでありました。  この間、この指名除外の期間中に、新潟での新たな談合問題が発生をいたしまして、県あるいは近隣の自治体におきましては、さらにこの指名除外の期間を延ばしたのであります。しかし、府中市におきましては、この新潟での談合の問題にかかわりましては、この企業に対する責任というものを不問とし、6月1日の入札工事に間に合わせるかのような措置をとったのであります。5月26日に指名除外の期間が切れ、それ以前の、たしか5月22日であったと思いますが、この新潟の問題が発生したにもかかわらず、この新潟の問題では、他の自治体あるいは県といったところが指名除外の期間を延ばしていったのに、府中市においては、これを不問とし、6月1日の今回の入札の公示に間に合わせるといったような形になっていったものであります。  うわさのたぐいというものを持ち出すのは本意ではございませんが、市内にはさまざまな話がとりざたされておったところであります。もう既にこの会社に決まっているのではないか、最初から出来レースではないのか、こういった話がちょこちょこ聞かれたところであります。もしそれが事実ではない、そういったことは最初から決まっていたわけでもないし、出来レースでもないということをきちっと行政の方がそのように認識をしておられるのであるならば、それを払拭するだけの根拠をしっかり提示をしていただきたかったのであります。  先般の議案質疑におきまして、私もこのことを問いただしました。しかし、執行部の方からは、このことを払拭するだけの根拠を持った答弁が、何らなされなかったのであります。指名除外の期間というものは、自治体の判断で行うものだというような答弁もこの間あったところであります。それでは、市長の恣意が介在する可能性というものが出てくるということを私は大変危惧するものであります。今回の状況は、まさにそれに当てはまる状況であったと言われても仕方がない、そういった状況ではなかったでしょうか。  また、一体校の建設、4小学校の統廃合というこの問題につきましては、地元を初め市民の合意というものは全く得られていないというのが実情であります。市長は、市民の代表である議員が議会で決めたことだというふうに常々言っておられました。市長にとっては、何もかも賛成をしてくれる与党が多数を占める。いわば特殊な事情の中で民意が反映されているとは言いがたいのが今日の議会の状況であります。  現に一体校の建設やあるいは4小学校の統廃合には反対の声が多い当該地域から選出されている与党議員は、賛成をするという状況がこれを如実に物語っているのではないでしょうか。  入札に当たりまして、グレーな部分が解消されていない状況、反対する市民が多い中で、議会の多数派を占める与党に寄りかかって、民意が反映されにくい状況の中で、議会が決めたとして、市民の声を無視して、統廃合、一体校建設に進むということは断じて許されるものではありません。  また、財政にも多大な影響を与え、学校間格差は拡大をするばかりであります。憲法に保障された子供たちの公平に教育を受ける権利というものが、ここにおいても侵害をされる、こういった状況になるところであります。  以上のような点から、私はこの契約の議案に反対をするものであります。 (18番議員 小森龍太郎君 降壇) ○議長(戸成義則君) 平田八九郎君、賛成者。 (24番議員 平田八九郎君 登壇) ○24番議員(平田八九郎君) 議案第56号、(仮称)府中市立統合小中学校新築工事請負契約の締結について、賛成の立場で討論を行います。  さきの文教委員会におきましても、議論、白熱して熱心に討議を重ねたところでありますし、その委員会におきましても、私はこの問題は4年猶予にわたって取り組んできた案件であり、本議案は請負契約の締結という案件でございまして、反対者の言によれば、ちまたでは出来レースではないかというようなうわさまであるというようなことが、当該委員会におきましてもございましたけれども、私は、いやしくも委員会であり、そして本議場であります。発言をする以上、確固たる根拠、そして証拠を示して出来レースというような言葉、この言葉が何を意味するものか、私はよくわかりませんけれども、この本会議場で再三、出来レースというお言葉をお使いになっていらっしゃいますけれども、私は問題があるのではないかというように思っております。  さて、指名停止、大手ゼネコン、私は、今、新聞紙上でも建設大手企業、そんなに何百社もあるわけではありませんし、それぞれの自治体が、それぞれの判断で指名停止期間を設定をし、事業を遂行しておるわけでありますから、我が府中市にあっては、我が府中市の方針に従って指名除外をやって解除になったということであって、反対者が言われるように、何も直前になって指名停止期間を解除して、出来レースがごとき発言は、私は受け入れがたいのであります。  先ほども言いましたように、私は、この統合小・中学校建設は、平成14年、新しい府中の当たり前の教育を掲げた伊藤市長の誕生によって、15年から具体的に取り組みが始まりました。平成17年1月には、(仮称)府中統合小学校建設に伴う冊子も各議員に配付をしていただいておりますし、その中に市民アンケートもたくさん収録をされてございます。そういった中で、設計から、そして今日までようやく請負契約に至ったのかな。私は感無量のものがございます。  今、周辺整備もかなり進んでおりますし、早く来年の9月、中学校がオープンし、20年度には統合小学校がオープンすることを夢見ております。そういった観点から、これから先、事故のないように、すばらしい建設ができることを期待をし、賛成討論とするものであります。 (24番議員 平田八九郎君 降壇) ○議長(戸成義則君) 湯藤弘美君、賛成者。 (12番議員 湯藤弘美君 登壇) ○12番議員(湯藤弘美君) 議案第56号、(仮称)府中市立統合小中学校新築工事請負契約の締結について、賛成の立場で討論いたします。  入札に当たっての業者は、談合など、黒だ、グレーだと今まで出ておりましたが、そういった表現のない清潔な会社であってほしいと願うのは当然でございます。その点では非常に残念だと私も思います。  しかし、平成20年度開設予定の今、一番求められるのは、安全で子供たちに喜ばれるきちんとした工事をしてもらうことではないでしょうか。今までウッドアリーナの屋根、RDF施設の基礎工事のトラブル、生涯学習センターの設計変更など、工事に入ってから、またはでき上がってから、使ってから、そういったことでのトラブルがございました。今回は日本設計が責任を持ち、最後まできちんと監督をして、すばらしい学校をつくるということを先般の文教委員会でも確認いたしました。市内の学校は老朽化が進んでおり、壁の落下など、危険でとても安心して学習できる環境とは言えません。とりわけ西小学校、東小学校、広谷小学校、壁の落下を初め老朽実態からも一刻も早く安全な校舎を願うものでございます。  私は、小中一貫校に賛成するものではありません。しかし、一中の大規模改造で、きれいになったと喜ぶ子供たちを見るにつけ、子供たちに学びやすい安全できれいな教育環境建設という点で賛成いたします。  あわせて、市内の子供たちに教育環境格差を、そういった気持ちを与えないよう、中でも三中、国府小学校、今まで挙がっておりましたけども、それらの学校の改築など、早期の取り組みを要望して、賛成討論といたします。 (12番議員 湯藤弘美君 降壇) ○議長(戸成義則君) これにて討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第56号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第57号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第57号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。
              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第58号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第58号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第59号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  水田 豊君、反対者。 (2番議員 水田 豊君 登壇) ○2番議員(水田 豊君) 社会クラブの水田です。  第59号、府中市乳幼児医療費支給条例の一部改正についてに対する反対討論を行います。  なお、59号から64号までは健康保険法の改正による府中市条例の改正というものであります。第60号、61号、62号、64号においても同じ趣旨で反対をいたしますので、議長のお取り計らいをよろしくお願いいたします。  さて、この議案は健康保険法という法律の改正による字句の修正という面があるのは理解できます。法律は既に成立をしており、反対しても仕方がないという意見もあるのは承知をしております。しかしながら、この法律改正は高齢者の負担を強いるものであること、例えば病院に入院しているお年寄り、1カ月の負担額が現在の2万4,000円から5万2,000円に、一挙に3万円近くも上がるなど、その負担増の程度が非常に高いことがあります。また、既に国の方策によりまして、老年者控除の廃止、公的年金の特別控除の縮小などにより、負担増となっている高齢者に対して一層の負担、追い打ちをかけるものとなっているものであること、これが反対の第1の理由でございます。  第2の理由は、こうした負担増の国の施策に対しまして、身近な地方自治体として、最後のよりどころとなるべきこの府中市において、こうした負担増に対しまして、何らかの負担軽減措置をとるべきだと思っておりますが、これまでの議論から、こうした負担軽減策に対しては、伊藤市長は否定的であられます。このような高齢者に冷たい伊藤市長の府中市政の運営に対し、異議を申し立てるという意味で、反対をいたします。  以上、二つの理由によって反対をするものであります。 (2番議員 水田 豊君 降壇) ○議長(戸成義則君) 瀬川恭志君、賛成者。 (21番議員 瀬川恭志君 登壇) ○21番議員(瀬川恭志君) 議案第59号、60号、61号、62号、64号、以上五つの議案に対して、一括して賛成の討論を行います。  まず、この議案については、先ほど反対を述べられました議員もおっしゃられておりましたように、国の法改正に基づいて、府中市におけるそれぞれの条例の一部改正について提案がなされたものであります。その中で、さきの反対者は、府中市の単独施策について、それがないというふうなことも含め、市長の施策という面で反対する。これは国の施策と、これから府中市が考えていく施策というのは別の問題であり、今後の市の課題であろうというふうに考えます。この議案については、条例の改正であり、それぞれ個別の問題を一つのものとして議論するのは非常におかしいというふうに考えます。もって、この五つの議案に対しては賛成をするものであります。 (21番議員 瀬川恭志君 降壇) ○議長(戸成義則君) 湯藤弘美君、反対者。 (12番議員 湯藤弘美君 登壇) ○12番議員(湯藤弘美君) それでは、私は、59号、60号、61号、62号、この四つについてまとめて反対討論を行います。  さきの方々も言われましたけれども、これらは、いずれも国会で6月に成立された医療制度改革によるものでございます。59号は乳幼児、60号はひとり親家庭、61号、老人、62号、重度心身障害者、いずれも社会生活の中で大変弱い立場にある人々です。社会的弱者を守るのが政治ではないでしょうか。国の法によって、府中市の条例を一部改正する議案ですけれども、国がやるから仕方がないではなくて、やはり地方自治を守る私たちとしては考えなければいけないと思います。これは患者の負担増だけではなく、その家族みんなにつながっていく、国民へのさらなる痛みを押しつける医療改悪でございます。  今後、軒並みに予定されている入院患者の追い出しにつながる療養病床の削減、高齢者への差別医療の危険性を持つ75歳以上の後期高齢者医療制度の創設や保険がきく診療と、保険がきかない診療を組み合わせる混合診療の拡大など、国民を苦しめる医療改悪が目白押しに計画されております。こんなときだからこそ、府中市は独自の支援策も講じるべきではないでしょうか。弱い立場の人々の医療で、さらなる痛みを強いることになる本議案には、こういった思いで反対いたします。 (12番議員 湯藤弘美君 降壇) ○議長(戸成義則君) これにて討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第59号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第60号の討論に入ります。  討論の通告者の水田 豊君、瀬川恭志君及び湯藤弘美君は、さきの第59号議案においてまとめて討論されましたので、これをもって討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第60号の採決をいたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第61号の討論に入ります。  討論の通告者の水田 豊君、瀬川恭志君及び湯藤弘美君は、さきの第59号議案においてまとめて討論されましたので、これをもって討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第61号の採決をいたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第62号の討論に入ります。  討論通告者の水田 豊君、瀬川恭志君及び湯藤弘美君は、さきの第59号議案においてまとめて討論されましたので、これをもって討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第62号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第63号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第63号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(戸成義則君) これより議案第64号の討論に入ります。  討論の通告者の水田 豊君、瀬川恭志君は、さきの第59号議案においてまとめて討論されましたので、続いて、湯藤弘美君、反対者。 (12番議員 湯藤弘美君 登壇) ○12番議員(湯藤弘美君) 議案第64号について、反対の討論をいたします。  この二つ挙がっております2番目の出産育児一時金、これは30万円から35万円になったわけで、子育て支援の立場からは評価いたしますけれども、あわせて70歳以上の療養の給付にかかわる一部負担金の割合、これを3割にすると。これが出ております。ですから、1について反対ですから、やむを得ずこの条例改正案、反対いたします。  一定の所得ある70歳以上の方に、という答弁もあったわけですけども、課税145万円以上の高齢者、この方はとても高額所得とは言えません。70歳以上の方は、今まで社会にも貢献してこられ、肉体的にもいろいろなトラブルが起ってくる。医療費が当然ふえてくる年代でございます。核家族中心の現在、ひとり暮らし、または高齢者のみの家庭がふえている。老老介護が当たり前の世の中になってきております。70歳以上の方々へは療養費負担を重くするのではなく、十分な予防医療を考えるべきではないでしょうか。この負担割合3割にする、これがあるために私はこの条例議案に反対いたします。 (12番議員 湯藤弘美君 降壇) ○議長(戸成義則君) これにて討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第64号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第65号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  小森龍太郎君、反対者。 (18番議員 小森龍太郎君 登壇) ○18番議員(小森龍太郎君) 議案第65号に反対の立場から討論をいたします。  この議案は、第二中学校の名称が府中中学になるというものであります。あわせて4小学校を統廃合したことによってできることになるのかどうか、できそうな、よくわかりませんが、その小学校の名前も府中小学校にするというようなこと、あとは住所を変更するということでございますが、第二中学校が府中中学になるという点について、まず申し上げておきたいと思います。  府中市には、上下中学校も含めまして中学校がございますが、旧市内におきましては、一中、二中、三中、四中という形で中学校の名称がついております。第二中学校が府中中学になるということになれば、一があって、二がなくて、三があって、四がある。こういう何か不自然な形になってしまうというふうに思うのであります。  そして、二中という名称がなくなるという点についても、私は大変つらい、寂しい思いをする一人でもあります。私自身は第一中学校の卒業生でございますが、これを自分の立場に置きかえてみたときに、やはりそういった思いを持つから、たとえそれが二中のことであるからいいわというようなことではなくて、やはり同じ思いで二中という名前を残すべきではないのか、このように思うのであります。第二中学校のみならずでありますけれども、その中学校、小学校にはそれぞれ歴史というものがございます。そして、その歴史というものは、卒業生、在校生も含めて、それらの一人一人の方々に一つ一つの歴史があるわけであります。そういったことを考えてみたときに、いとも簡単に第二中学校という名称を消してしまうということはいかがなものであろうか、このように思うのであります。  もし、仮に府中市に愛着というものがあれば、私はこういったことを安易に行うことはできないのではないかというふうに思います。しかし、それがいとも簡単に、第二中学校という名前をなくしてしまうということができるのは、やはりその府中市に対する愛着の部分も大きく加味されるのではないか、左右されるのではないか、このように思うのであります。御承知のように、伊藤市長は千葉県の方からおいでになられた人でありますから、府中市に対する愛着というものがどの程度のものなのか、私はこの議案を見て、はかり知ることができると思うのであります。  さらには、これは議案と直接関係ないとはいうものの、既に新聞等々で報道されております。この一体校にニックネームというものがつくそうであります。府中学園という名称がニックネームとしてつけられる。これは市内の中に、このような事例というものは今日ありません。そこに一体校を建設されたことによって、その学校を府中学園という名称、ニックネームをつけるということは、何やらこの一体校のみ特別扱いをしているのではないかということを思うのであります。  そうでなくても、他の小・中学校においては老朽化した施設が目立つ中で、一極集中のように、一つの小・中学校だけを、まさに日本一の学校をつくるというスローガンのもとに突き進められていっております。他との格差というものがどんどんどんどん生じてくることを私は心配をするのであります。このように一つの学校だけを特別扱いするかのように、ニックネームを府中学園とつけること、そしてそのことによって、その特別扱いというものがさらにエリートというものを養成していく学校のように位置づけられていけば、一貫教育の中身というものは、既に私どもずっと指摘してきた中で、そのことも追及をいたしておりますけれども、そういうった形で物事が進んでいけば、さらに社会意識といったところに大きな影響を与える。子供たちの教育を考えていくときに、このような状況が生まれてきて本当によいことになるのかどうなのかということも真剣に考えていかなくてはならないというふうに思うのであります。教育というもの、やはり教育委員会におかれても、また市長におかれても、そういった格差、社会意識、こういったことも真剣に考えていただきたいというふうに思うのであります。  以上のようなことがありますから、私はこの議案、第二中学校の名称が消えるということ、そして、府中学園などというようなニックネームがつくこと、そのことによって特別扱いがされ、社会意識をあおってしまうことになること、このようなことを大変危惧いたします。  以上のような観点で、この議案に反対をいたします。 (18番議員 小森龍太郎君 降壇) ○議長(戸成義則君) 加藤吉秀君、賛成者。 (6番議員 加藤吉秀君 登壇) ○6番議員(加藤吉秀君) 私は、議案第65号、府中市立学校設置条例等の一部改正について、賛成する立場で討論をさせていただきます。  まず、私は愛着のある第二中学校の卒業生でありますが、それに愛着のある卒業生でもあります。そういう立場でも討論をさせていただきたいと思います。  府中市は、全国に先駆けて小中一貫校を設置するに当たり、府中学園、これはニックネームといいますか、愛称だそうですが、府中中学校、府中小学校の校名に賛成するものであります。以前は、広島県も全国的に有数な教育圏でありました。我が府中市も同様であります。府中という校名を冠につけるということは、教育のまち府中を広く全国に発信する意味においても、シンボル的で的を得た校名だと思います。また、400件近い応募の中から選ばれた校名だとも聞いております。  また将来、何十年後かに、今いろいろ論議されておりますが、道州制とか、いろんな広域合併など、府中市がひょっとして上下等に同じようなことで吸収合併されるやもしれません。そんなとき、30年後、40年後、今、この備後国府のまち府中という名が残るとすれば、これもまた、30年後、40年後の市民にとっては、府中という名が残っている府中学園、府中中学校、府中小学校という名前で残れば、府中という名が当分残るわけです。そういう意味においても、大変いい校名だというふうに思います。そういう観点から、賛成という立場で討論いたします。  以上です。 (6番議員 加藤吉秀君 降壇) ○議長(戸成義則君) これにて討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第65号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第66号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  小川敏男君、反対者。 (10番議員 小川敏男君 登壇) ○10番議員(小川敏男君) 議案第66号、平成17年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について、反対討論を行います。  さて、改革なくして成長なしといった小泉構造改革は、村上ファンドの、「もうけて何が悪い」に象徴されるように、自社の株価を上げて売り抜ける。短期間で高利回りを求める投機に走り、そしてホリエモンの言った「金で買えないものはない」という社会に変えています。株式の利益を前面に出し、自分の利益だけを優先する考え方です。この結果、一握りの富裕層だけがますます金持ちになり、中間層が貧しくなっていく格差社会をつくり上げ、年間3万人以上の自殺が8年連続しており、貯金のない世帯が25%、全世帯の4分の1に増大しています。  また、地方自治体には地方分権改革と財政債権を口実に、地方への財政支出を大幅に削減し、地域間格差の拡大を放置してきました。それが補助金の削減と税源移譲と地方交付税削減の三位一体改革です。  このため府中市では、3年間で3億9,170万円の税源移譲がありましたが、国庫補助負担金が3億3,910万円の削減、この差が約5,000万円、さらに地方交付税が10億9,348万円も削減され、三位一体改革の影響額は、合わせて約11億5,000万円の削減となっています。まさしく小泉構造改革は、地方自治体の持続可能性を脅かしたと言えます。  こうした中、8月8日の朝日新聞で、地方交付税の削減について、県内各市の財政担当者の意見が出ています。府中市は、国の財政難をこのような形で地方に押しつけるべきじゃないと言われています。全くそのとおりです。そうした三位一体改革の中で苦労されている職員の皆さんの努力には頭が下がることを前提に、反対の理由を述べます。  反対の理由の一つは、府中市は持続可能なのかということです。実質公債費比率が18%を超え、20%になんなんとしていることです。これについて、市長は県と協議、指導を受けての建設計画であること。県にも責任があり、県が態度を変えることはないと答えられました。そして、今後10年の財政運営は前半は積極、後半は涵養と言われた。つまり後半は何もできないと言われているに等しいことであります。これでは持続可能な府中市になるのか心配であります。  さらに、財政調整基金は財政推計では、平成21年度には3億円にまでに下がっていく状況です。また、公債費は連結で391億円となっており、総合決算規模の376億円よりも多くなっています。さらに桜が丘団地を含めた開発公社の借金は55億円となっており、391億円と合わせると447億円となっています。特に桜が丘団地の販売については5年で完売すれば2億円の利益、10年で完売すれば収支とんとんと言われてきました。5年の販売結果は16%の59区画、残りは298区画です。今後の販売目標を質問すると、1年で10区画と答えている状況であります。これについても、10年を過ぎて借りかえても1億5,000万円程度と言われ、9月議会ではこれが実損と言われました。よくも言えたものだと思います。10年目以降の借りかえの利息が実損だと言われるのなら、10年で完売して、収支とんとんの約束を守ってもらいたいものであります。  さらに、日本経済は、富士山の頂上は雲の上に顔を出して日は照っているが、雲の下はどしゃ降りの状況、一般国民の負担だけをいたずらに引き上げる改革はやめなければいけないと言われているときに、国に命じられるままに行政改革である集中改革プランを行うことは行政の責任放棄であり、財政危機を市民に転嫁するものであります。現在の府中市は、県内の各市がほぼ9年前に戻っているのに対し、製造品出荷額も、人口も、農家戸数も、商工業の事業所数も、製造業従事者数も、商店数も、年間商品販売額も、卸売・小売従業者数もすべて減少しているところであります。こういうときだからこそ、府中市経済の立て直しや雇用に府中市の財政をきちんと投資することが大切だというふうに思います。こうしたことに財政投資が不十分なことが反対の理由の一つであります。  続いて、保育所再編であります。府中市の保育はお母さんの就労を保障するということに重点が置かれ、3歳以上児全員を保育所に受け入れ、就学前教育を保障してきました。3歳以上全員入所は全国でもすぐれた保育と言われています。今回の保育所再編は、自己責任、自助努力が前面に出て、保育に欠ける子供たちのみを公立保育で行う姿勢に変わっています。こうした大きな変化を保護者に事前に説明し、了解を得ないやり方は保護者を無視するとも等しいことでございます。  ことし5月に出された横浜判決は、保育環境に大きな変化がある場合は、事前に保護者に対して十分な説明をし、保護者の納得を得て行うべきとする判決を出しています。事前に保護者に対して十分な説明をし、保護者の納得を得て行わない保育所再編が反対の2番目の理由であります。  続いて、小中一貫教育、統合小・中学校であります。今議会でこの統合小・中学校建設後の学校建設や大規模改修は白紙という答弁がありました。地元からの要望も多い国府小学校や第三中学校の建設計画がないことが明らかになりました。この統合小・中学校建設は、まさしく一極集中です。ほかの学校はどうなってもいい考え方で、府中市内の学校間に格差を持ち込むものであります。学校選択制を前提にして、受験のための学校づくりは当たり前の教育とは言えないというふうに思います。公立学校で教育予算に差をつけることは憲法違反であり、義務教育は教育の機会均等を保障するものです。こうした国の教育改革に沿った府中市の小中一貫教育に反対するということが3番目の反対の理由であります。  鳥取県の片山善博知事は、自治体改革の要諦は、みずからの質を高めることに尽きる。望んでいないものを高コストでつくり、そのために借金をしていたのが今までの実態、これからは低コストで良質なサービスを提供することだ。頭を切りかえるべきだ。そのためのチェック機関が議会だと言われています。私は、府中市の財政運営が市の命運をかける南北道建設を含め、府中市経済の立ち直しに不十分なこと、また保育所再編が説明責任や市民の理解を得ずに強引に進められていること、統合小・中学校建設が学校間に格差を持ち込み、教育の機会均等を保障しない方向であることから、この議案第66号、平成17年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について、反対いたします。 (10番議員 小川敏男君 降壇) ○議長(戸成義則君) 瀬川恭志君、賛成者。 (21番議員 瀬川恭志君 登壇) ○21番議員(瀬川恭志君) 平成17年度一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論を行います。  市長は、17年度予算作成に当たり、合併建設計画から移行する新長期総合計画に掲げられている府中市への将来像である「やるで府中は!技と力のげんき都市」の実現を目指して、着実な実施と各種施策進行管理に向けて全力を傾注、特に次代を担う子供たちへの施策、都市基盤の整備の推進に重点を置き、市民との協働という視点で事業展開を行うとの考えで事業実施がなされてきました。その成果は皆さんのお手元に配付をしております主要な施策の成果に関する説明書で明らかであります。特に合併建設計画、新長期総合計画に基づいて執行された統合小・中学校用地取得、学校給食センター建設、上下中学校体育館の建設等、建設計画の着実な実施が行われております。  先ほど、反対者は、持続可能な府中市なのかどうかというふうな形で反対をされた中で、特に行財政改革大綱がつくられ、集中改革プランに基づく具体的な改革の努力をする中で、持続可能な府中市をつくっていくんだ。あるいは財政調整基金が底をつくではないか。これは事業実施の中で建設計画に盛り込まれた数字の中で推移をするものであります。  また、財政の投資の方法について触れられておりますが、現在、おくれているまちづくり、それを今やらなくてはいつやるのでしょうか。それらのことをやってきました。また、保育所の再編、これは保育所ニーズに基づいて再編を実施し、それぞれにこたえていく、そういう立場の中からやっておるものであります。教育改革についても、しかりであります。それらの事業を着実に実施してきたのが、平成17年度一般会計であると考えます。そういう意味で、この決算認定に賛成をするものであります。 (21番議員 瀬川恭志君 降壇) ○議長(戸成義則君) 能島和男君、反対者。 (20番議員 能島和男君 登壇) ○20番議員(能島和男君) それでは、17年度一般会計決算認定に反対の立場で討論を行います。  小泉政府の構造改革路線によって、庶民への大増税と年金、医療、介護、その他福祉が大きく後退させられています。同時に三位一体改革の名で地方自治と地方財政が圧迫され、暮らし、福祉が抑えられている今日であります。府中市の17年度決算の主な指標を見ますと、先ほどもありましたが、財政力指数0.536、経常収支比率99.8、公債費比率15.1で、だんだん硬直化現象、昨年に比べれば、若干緩和の減少が見られますが、硬直化した状況であります。  このように要因は、16年度決算でも申し上げましたが、三位一体改革による国庫支出金、地方交付税の削減、合併によるしわ寄せ、歴代市政の住民要望に反した施策等によるものと考えるものであります。特に国の三位一体改革による歳入減のトータルは11億円を超えておりまして、市財政を大きく圧迫しており、国の地方対策、これを改められるべきであると考えます。  施策の面では、学校関係の改築等一定の前進面はありますけれども、1月の行政改革、3月の集中改革プランに見られるように、国の地方財政圧迫の裏打ちとして、住民への負担増の押しつけ、各団体組織への補助金の見直し、福祉削りがだんだんと進められようといたしております。  また、17年度、8,000万円の特損を出し、合わせて5億2,000万円の赤字が北市民病院で出ておりますが、これらをどうするかが今日大きく問われております。17年度一般会計からの繰り出し、基準内、市単独費でありますが、これが1億1,300万円、これから健全化期間と言われる5年間に毎年繰り出す基準をこれからつくるということでありますが、もし上限を設定するとすれば、それだけ赤字がかさむだけではないでしょうか。起債の償還、そして修繕費などの運営費、それから退職金、これを三つの基準、そして上限を決めるというふうなことを言われておりますが、1億円を割るということは想定できません。総務部長と財政課長が、昨年、山陽新聞で一般会計からの繰り出しは、これから先、極力抑えるとコメントを発表されましたが、その方向性に逆行して、これから先どのくらい病院会計へ繰り出すのか、もちろん地域の医療を守らなければなりませんけれども、確かな見通しは全く見受けられないのが残念でございます。  また、今回の一般質問の議論でも若干触れましたが、環境整備、わけても家庭ごみの処理であります。RDF方式を導入して5年間になりますけれども、今までずっと9,000万円から1億円の処理費が、5年間たった今日、5億6,000万円へはね上がっておる。これは一つの行政ミスだと私は思います。  また、教育問題について言えば、いろんな角度から議論がありましたが、学校の施設条件整備は結構でございます。しかし、教育内容についての文科省の管理統制型がそれによって強まる中、府中市もそれによって教育が変えられようとしておる。こういう点については、いささか危惧をするものであります。  以上、17年度一般会計の決算認定に反対の討論といたします。 (20番議員 能島和男君 降壇) ○議長(戸成義則君) これにて討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第66号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(戸成義則君) これより議案第67号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第67号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第68号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第68号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第69号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第69号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第70号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  湯藤弘美君、反対者。 (12番議員 湯藤弘美君 登壇) ○12番議員(湯藤弘美君) 議案第70号、平成17年度府中市介護保険特別会計の決算に反対いたします。  今年度から介護保険利用料が値上げされました。介護保険料が高い最大の理由は、介護保険導入時に、公的介護の費用に占める国庫負担の割合を50%から25%に縮小したことにあります。これを計画的に戻すことが必要だと思いますけれども、介護保険料の値上げを抑える、そして食いとめるために、府中市で独自にできることの一つに、保険料の段階を細分化して、所得の多い人により多くの負担を求めること、このことは私もこの場から何度も提案させていただいてまいりましたけれども、所得の少ない人の細分化しかされませんでした。平成17年度は10月から、施設等の居住費、食費が自己負担となり、介護を受ける方々の不安、ますます募っております。このたびの決算では、不納欠損131万5,100円、収入未済額は622万7,800円となっております。これは介護保険料や利用料の負担の重みのあらわれではないでしょうか。今、この利用料を見て利用を控える人も私の近くにも出ております。平成18年度からは負担増となった保険料、利用料、これ値上げされました。平成17年度の決算は、今後の負担増と介護切り捨てに連動するものとして反対いたします。 (12番議員 湯藤弘美君 降壇) ○議長(戸成義則君) 平田八九郎君、賛成者。 (24番議員 平田八九郎君 登壇) ○24番議員(平田八九郎君) 議案第70号、平成17年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論を行います。  さきの議案質疑でも議論をさせていただきましたけれども、この介護保険制度は発足をして6年目に入ろうかというように思っております。発足当時から言えば、かなり高齢者もふえてき、そして利用者もふえたきたわけでありますけれども、保健、医療、福祉、21世紀の主要な課題であるというように言われておりますし、当府中市においても例外ではございません。そういった取り組みをやってきております。  ちなみに12年度から17年度、6年間で保険給付費は17億6,000万円から、17年度、34億2,000万円、実に2倍という数字を示しておりますし、片や利用者の数字を見ましても、比例して、私は利用者の数がふえておるようには思っておりません。というのは、やはりすばらしい施設ができ、すばらしい医療ができるようになってきた。そういった面からも、この総枠というものは右肩上がりで上がってきておるように思っております。  したがって、予防医学の面からもして、今、府中市が取り組んできております地域健康づくり審議会、この方でも鋭意努力をなされているようでありますし、担当課におかれましては、そういった意味において、17年度決算の主要数字を見ましても努力があらわれているというように感じております。したがって、今後一層、利用者、そして高齢者がふえていき、介護保険のありようについても議論をしていかなければいけないというようなことになっていくんではなかろうかとは思いますけれども、本17年度決算については、私は賛成の立場で討論とさせていただきます。 (24番議員 平田八九郎君 降壇) ○議長(戸成義則君) これにて討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第70号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第71号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第71号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第72号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  湯藤弘美君、反対者。 (12番議員 湯藤弘美君 登壇) ○12番議員(湯藤弘美君) それでは、議案第72号、平成17年度府中市病院事業会計決算に反対の討論をいたします。  病院会計の中でも、この府中市立北市民病院の会計について、合併後、大きな赤字が監査で明らかにされ、ずさんな会計処理と、その責任について、私たち日本共産党は決算認定にも反対してまいりました。地域医療を守るとりでとして、市当局はこの病院の立て直しの努力を続けておられますけれども、17年度で新たに特別損失を出し、一般財源からの繰り出しも相当額に上っております。今後のきちっとした見通し、立っているとは言えません。このまま認定するわけにはいきませんので、反対いたします。 (12番議員 湯藤弘美君 降壇) ○議長(戸成義則君) 小野申人君、賛成者。 (13番議員 小野申人君 登壇) ○13番議員(小野申人君) 議案第72号、平成17年度府中市病院事業会計決算認定につきまして、賛成の立場から討論させていただきます。  御承知のとおり、府中北市民病院、湯が丘病院は、地域包括医療と地域包括ケアの実践、あるいは疾病の予防、地域住民の心の健康を守る病院として、また地域における医療、保健、福祉の拠点施設として、それぞれの使命と役割を担ってきております。これはさきの反対者も言われたとおりでありますし、そういった中で医療をめぐる状況は、近年より厳しくなっておるわけでありますが、こういった状況の中でも医療環境の整備、あるいは診療の質の確保及び接遇、患者サービス向上、推進等に引き続き取り組んでおられるわけであります。  そうした中にあり、昨年度に引き続き府中北市民病院においては、過去の経理状況を精査したことにより、固定資産の取得額や自己資本金の違算等を過年度損益修正損として計上されたところであります。まさに、人間で言えば、昨年、ことしと悪いうみを出し切り、これから健康回復に向けて手だてが打たれるところであります。11月には経営健全化計画も出され、さきの議案質疑の答弁でありましたように、病院においては、委員長、事務長はもとより、職員も一丸となって、信頼回復に向けて取り組んでおられるようであり、期待感を込めて、賛成とさせていただきます。 (13番議員 小野申人君 降壇) ○議長(戸成義則君) これにて討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第72号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(戸成義則君) 起立多数であります。
     よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第73号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第73号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第74号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第74号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第75号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第75号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第76号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより議案第76号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 日程第22、意見書案第6号、乳幼児医療費助成制度の創設等を求める意見書の提出についてを議題といたします。  能島和男君から提案理由の説明を求めます。 (20番議員 能島和男君 登壇) ○20番議員(能島和男君) それでは、意見書案第6号について提案をいたします。                            意見書案第6号 乳幼児医療費助成制度の創設等を求める意見書の提出について  地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、総務大臣、衆議院議長及び参議院議長に対し、「乳幼児医療費助成制度の創設等を求める意見書」を、別紙のとおり提出する。                           平成18年9月25日  府中市議会議長    戸 成 義 則 様                    提  出  者                      府中市議会議員                            平  田  八九郎                            小  森  龍太郎                            能  島  和 男                            松  坂  万三郎                            橘  髙  政 信                            末  宗  龍 司  全文読んで提案にかえますが、 乳幼児医療費助成制度の創設等を求める意見書(案)  厚生労働省の最近の発表によれば、合計特殊出生率は人口維持に必要な2.07人を大きく割って1.25人であることが示されました。少子化傾向に歯止めがかからず、子育て層が安心して子どもを産み育てられる施策の充実が現在ほど求められている時はありません。  こうした中、乳幼児医療費助成制度は、公的医療保険制度を補完する制度として全国の多くの市町村で実施され、乳幼児の健全な育成と児童福祉の向上に大きな役割を果たしてきたところでありますが、市町村間で制度が異なっているため、住む地域によってサービス内容に格差が生じています。乳幼児医療費助成制度は、子育て支援策として、全国的に統一した基準で、医療を必要とする乳幼児に適切な医療が提供される制度を確立することが必要であります。  よって国におかれましては、真に医療を必要とする乳幼児が安心して医療を受けられるよう、国の制度として乳幼児医療費助成制度を創設するよう強く要望します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成18年9月25日                              広島県府中市議会  以上であります。どうかよろしくお願いいたします。 (20番議員 能島和男君 降壇) ○議長(戸成義則君) これにて提案理由の説明を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 休憩します。 午後 3時43分 ○議長(戸成義則君) 再開いたします。 午後 3時43分           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより意見書案第6号の質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって質疑を終結いたします。
              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第6号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより意見書案第6号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより意見書案第6号の採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 日程第23、意見書案第7号、多重債務を未然に防止し消費者保護を図るための意見書の提出についてを議題といたします。  平田八九郎君から提案理由の説明を求めます。  平田八九郎君。 (24番議員 平田八九郎君 登壇) ○24番議員(平田八九郎君) それでは、意見書案第7号、朗読をもって提案にかえさせていただきます。                            意見書案第7号 多重債務を未然に防止し消費者保護を図るための意見書       の提出について  地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、金融・経済財政政策担当大臣、総務大臣、法務大臣、衆議院議長及び参議院議長に対し、「多重債務を未然に防止し消費者保護を図るための意見書」を、別紙のとおり提出する。                           平成18年9月25日  府中市議会議長    戸 成 義 則 様                    提  出  者                      府中市議会議員                            平  田  八九郎                            小  森  龍太郎                            能  島  和 男                            松  坂  万三郎                            橘  髙  政 信                            末  宗  龍 司 多重債務を未然に防止し消費者保護を図るための意見書(案)  昨年の自己破産件数は18万件を超え、経済的理由による自殺者も8千人と自殺者全体の4分の1を占めている。その多くが、借金の返済のために借り入れを重ねることから発生する、いわゆる多重債務問題を抱えた人たちであり、深刻な状況が続いている。多重債務問題は、クレジット・サラ金、商工ローン業者などの高金利を背景とした過剰融資により借り入れを重ね債務が増加することと、これに対する過酷な取立てに原因があると考えられる。  本来、貸付金利は「利息制限法」によって上限20%に規制されており、同法によって高金利は抑制され、弱者である借り手は保護されている。ところが、現在、貸金業者の多くは「出資法」の上限金利である年29.2%に近い高金利で貸し付けを行っており、この高金利が利用者に耐え難い負担を課し、返済のための借金を繰り返す自転車操業となって、多くの多重債務者を生み出している。  最高裁判所は、貸金業者が出資法の上限金利で貸し付ける法的根拠としてきた貸金業規制法第43条(みなし弁済規定)を厳格に解釈し、利息制限法が原則であるとの明確な判断を示し、被害者救済の道を開いた。また、金融庁も来年1月の出資法の上限金利の見直し時期に向け、「グレーゾーン金利」を廃止し、出資法の上限金利を利息制限法の金利水準まで引き下げる方向を打ち出した。  ところが、金融庁が明らかにした貸金業規制法などの改正案によると、脱法行為の温床となり高金利を温存させかねない特例金利(少額・短期の貸し付けや事業者資金)の導入が計画されている。また、金利引き下げは関連法の施行(施行期間1年)から3年後に実施し、そこからさらに5年間は特例金利を認めるとしている。これからも最長9年間にわたり高金利が継続されることになる。しかし、クレジット・サラ金利用者は2千万人、返済にあえいでいる多重債務者は2百万人にも及ぶといわれており、高金利の引き下げは待ったなしの緊急の課題である。  また、出資法の特例規定により、年54.75%という超高金利を適用することが許されている日賦貸金業者による被害も全国的に多発しており、また、電話加入権も実質的な財産的価値を失っており、電話担保金融の特例を認める必要性もなくなっている。  よって、国におかれては、国民生活における不安を解消し、その安定を図るため、次の事項について早急に実施されるよう強く要望する。 1 出資法の上限金利を、少額・短期の特例金利などの例外を設けず、速やかに利息制限法所定の金利に引き下げること。 2 貸金業規制等に関する法律第43条のみなし弁済規定を廃止すること。 3 出資法に定める日賦貸金業者及び電話担保金融に対する特例金利を廃止すること。 以上、地方自治法第99条の規定による意見書を提出する。  平成18年9月25日                              広島県府中市議会  よろしくお願いします。 (24番議員 平田八九郎君 降壇) ○議長(戸成義則君) これにて提案理由の説明を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 休憩します。 午後 3時50分 ○議長(戸成義則君) 再開いたします。 午後 3時50分           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより意見書案第7号の質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第7号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより意見書案第7号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) これより意見書案第7号の採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(戸成義則君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 休憩します。 午後 3時52分 ○議長(戸成義則君) 再開いたします。 午後 3時54分
              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(戸成義則君) 以上で今期定例会の会議に付議されました事件はすべて議了いたしました。  これにて平成18年第4回府中市議会定例会を閉会いたします。 午後 3時54分   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    平成  年  月  日       府中市議会 議  長       府中市議会 議  員       府中市議会 議  員...