安来市議会 > 2023-03-01 >
03月01日-01号

  • "岡本早智雄"(/)
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  1. 安来市議会 2023-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 安来市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    第102回定例会(令和5年・令和6年)3月定例会議         第102回安来市議会定例会(令和5年・令和6年)               3 月 定 例 会 議令和6年3月1日(金曜日)            出 席 議 員 ( 1 8 名 ) 1番 内田 卓実君      2番 湯浅 正志君      3番 三原 哲郎君 4番 清水 保生君      5番 福井加代子君      6番 岡本早智雄君 7番 原瀬 清正君      8番 飯橋 由久君      9番 岩崎  勉君 10番 三島 静夫君      11番 向田  聡君      12番 澤田 秀夫君 13番 佐々木厚子君      14番 作野 幸憲君      15番 石倉 刻夷君 16番 足立 喜信君      17番 葉田 茂美君      18番 永田 巳好君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            遅参、早退等議員( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 植田真矢樹君   次長   堀江 雄二君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      田 中  武 夫君      副市長     大久佐  明 夫君 教育長     秦    誠 司君      市立病院事業管理者                                山 崎  泉 美君 総務部長    二 岡  敦 彦君      政策推進部長  宇 山  富 之君 市民生活部長  遠 藤  浩 人君      健康福祉部長  吉 野  文 康君 建設部長    広 江  正 人君      農林水産部長  細 田  孝 吉君 教育部長    原    みゆき君      消防長     青 戸  博 司君 市立病院事務部長田 中  将 志君      政策推進部次長 池 上  孝 順君 水道管理課長  石 井  美佐子君      下水道課長   石 倉    保君 総務課長    神 庭    弥君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第1号)                        令和6年3月1日(金)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 3月定例会議の期間の決定第3 市長施政方針第4 陳情第1号 陳情書 特別交付税を活用した補助金に関する陳情                              以上、文教福祉委員長報告第5 議第34号 安来市広域生活バス運行事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第6 議第35号 安来市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例制定について第7 議第36号 安来市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について第8 議第37号 安来市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定について第9 議第38号 安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について第10 議第39号 安来市避難行動要支援者名簿に関する条例制定について第11 議第40号 安来市地域支え合い活動の推進に関する条例及び安来市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例制定について第12 議第41号 安来市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第13 議第42号 安来市介護保険条例の一部を改正する条例制定について第14 議第43号 安来市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定について第15 議第44号 安来市診療所条例の一部を改正する条例制定について第16 議第45号 安来市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について第17 議第46号 安来市学習訓練センター条例の一部を改正する条例制定について第18 議第47号 安来市上の台緑の村条例を廃止する条例制定について第19 議第48号 安来市駐車場条例の一部を改正する条例制定について第20 議第49号 安来市風致地区条例の一部を改正する条例制定について第21 議第50号 安来市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第22 議第51号 安来市水道事業給水条例及び安来市水道法施行条例の一部を改正する条例制定について第23 議第52号 安来市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について第24 議第53号 安来市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について第25 議第54号 市道路線の認定について第26 議第55号 市道路線の変更について第27 議第56号 区域外における公の施設の設置に関する協議について第28 議第57号 区域外における公の施設の廃止に関する協議について第29 議第58号 令和5年度安来市一般会計補正予算(第11号)第30 議第59号 令和5年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)第31 議第60号 令和5年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)第32 議第61号 令和5年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)第33 議第62号 令和5年度安来市電気事業特別会計補正予算(第4号)第34 議第63号 令和5年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号)第35 議第64号 令和5年度安来市水道事業会計補正予算(第4号)第36 議第65号 令和5年度安来市下水道事業会計補正予算(第3号)第37 議第66号 令和5年度安来市病院事業会計補正予算(第2号)第38 議第67号 令和6年度安来市一般会計予算第39 議第68号 令和6年度安来市国民健康保険事業特別会計予算第40 議第69号 令和6年度安来市後期高齢者医療事業特別会計予算第41 議第70号 令和6年度安来市介護保険事業特別会計予算第42 議第71号 令和6年度安来市電気事業特別会計予算第43 議第72号 令和6年度母里財産区特別会計予算第44 議第73号 令和6年度井尻財産区特別会計予算第45 議第74号 令和6年度赤屋財産区特別会計予算第46 議第75号 令和6年度安来市水道事業会計予算第47 議第76号 令和6年度安来市下水道事業会計予算第48 議第77号 令和6年度安来市病院事業会計予算            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第48まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長(永田巳好君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより第102回安来市議会定例会3月定例会議を再開いたします。 直ちに本日の会議を開催します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(永田巳好君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、16番足立喜信議員、17番葉田茂美議員を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(永田巳好君) 日程第2、3月定例会議の期間の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 3月定例会議の期間は、本日3月1日から3月22日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、3月定例会議の期間は本日3月1日から3月22日までの22日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 ○議長(永田巳好君) 日程第3、市長施政方針を議題といたします。 田中市長。            〔市長 田中武夫君 登壇〕 ◎市長(田中武夫君) おはようございます。 第102回の安来市議会定例会3月定例会議の開議に当たりまして、令和6年度の市政運営に対する基本的な考え方と主要施策について申し上げます。 初めに、市政運営の考え方であります。 早いもので、市長就任から4年目を迎えました。これまでの3年間、過去に学び、現状を捉え、未来につなげるという市政運営を掲げ、市民の皆様や職員との意見交換、民間事業者との連携を大切にしながら、財政の健全化を進めるとともに、長らく停滞をしておりました公共施設マネジメント、スマートインターチェンジ、空き家対策、小・中学校適正配置など多くの課題に取り組み、着実に前に進めてきたところであります。令和6年度は、私の任期最後の年となります。将来を見据え、これまで3年間進めてきた改革を止めることなく進めてまいります。 引き続き、議員をはじめとする市民の皆様、民間企業や学校などの各種団体との協働で取り組み、オールやすぎによる安心・安全で夢の持てる市政を推進し、次の世代につなげるまちづくりを目指してまいります。安来市が抱える課題に取り組み、市政の発展と市民福祉の向上をさらに推し進めるため、行政のトップとしてスピード感を持って決断、実行し、全身全霊で市政運営に取り組んでまいります。 直面する課題への対応であります。 まず、人口対策につきましては、この3月に、安来市の人口戦略であります第2期安来市まち・ひと・しごと創生総合戦略を国のデジタル田園都市国家構想総合戦略を踏まえたものに改定いたします。令和6年度からは人口の自然増、社会増を図る取組を強化するとともに、住民の皆様が安心して便利で豊かな暮らしが営めるようデジタルの力を活用した新たな事業も展開しながら、人口減少対策に取り組んでまいりたいと考えております。 続いて、人口の自然増を図る取組についてであります。 子ども医療費の助成につきましては、少子化対策や子育て世代の負担軽減を図るため、医療費の無償対象となる年齢の上限を、令和7年度から、現在の中学3年生を高校3年生に引き上げることとし、令和6年度は、医師会等の関係機関との調整やシステム改修等の準備を行います。 令和5年10月から開始しております地元産の金芽米を妊婦に出産するまで無償提供しておりますマタニティ応援プロジェクトにつきましては、令和6年度は対象を拡大し、出産した子供が1歳になるまで提供することで、産婦と乳児の健康の保持及び増進を図ってまいります。 また、令和6年度から、市内の保育施設で提供する給食の米につきましても地元産の金芽米に切り替え、無償で御飯を提供し、子供の健やかな成長を支援するとともに保護者負担の軽減を図ってまいります。この取組によりまして、妊娠、出産期から幼児期、小学校、中学校3年生まで全ての子供たちに地元産の金芽米を提供することになり、これは全国初の試みとなります。 令和5年度に導入した母子手帳アプリにつきましては、成長記録の家族間共有や予防接種のスケジュール管理、市の子育てイベント情報の受信、オンライン予約のほか、マタニティ応援プロジェクトへの申込みなどが行えるものとなっており、引き続きより多くの方々にご利用いただけるよう取り組んでまいります。 続いて、人口の社会増を図る取組についてであります。 特定地域づくり事業の推進につきましては、令和6年度は安来市特定地域づくり事業協同組合が雇用します職員を1名増員するとともに、職員の受入先となります事業者の拡大にも力を入れながら、企業や地域の担い手確保と移住者数の増加を目指してまいります。 地域おこし協力隊につきましては、令和6年度も新たな協力隊員の受入れに向けた取組を進め、引き続き様々な地域課題の解決と若者の移住・定住を通じた人材確保に積極的に取り組んでまいります。 ソフト産業誘致の推進につきましては、すぐに働ける環境が整ったサテライトオフィスの整備が不可欠であることから、補助制度により、空き物件などを活用した民間によるサテライトオフィス整備と企業誘致の取組を一体的に進めてまいります。あわせて、安来市学習訓練センターの一部を企業に貸し事務所として提供し、施設の有効活用と企業誘致の促進を進め、雇用の創出と産業の振興を図ってまいります。 高校魅力化事業につきましては、令和6年度も引き続き高校魅力化推進員2名を配置し、高校生と地域の協働活動をサポートしてまいります。また、島根県立大学と連携しながら、高校生向けキャリア講座の開催や本市の地域課題解決に取り組むプロジェクトをはじめ、地元企業を知るための企業見学バスツアーの開催など様々な事業を展開してまいります。 介護事業支援につきましては、市内の介護事業者が安定的に介護保険サービスを提供するためには、介護人材の確保が非常に重要となっております。介護サービス事業所等の人材確保支援や市内への定住促進を目指し、事業所運営法人に対して、住宅手当や社宅借り上げ費用の一部を支援してまいります。 続いて、デジタルを活用した住民の利便性向上を図る取組についてであります。 令和6年1月から、市民生活部の主要窓口に窓口受付支援システムとキオスク端末を導入し、書かない化、ワンストップ化を進めることによって、市民の皆様の負担軽減と窓口の混雑緩和に取り組んでまいりました。この3月からは戸籍の広域交付が、4月からは相続登記の義務化が始まり、窓口ではより一層のきめ細やかな対応と迅速な対応が求められます。導入したシステム等を活用しながら、引き続き誰一人取り残さない窓口の充実に努めてまいります。 市役所に出向くことが困難な市民の皆様の利便性を向上させるため、令和6年1月からマルチタスク車両ぐるっとYasugi号を交流センターや自治会集会所等に派遣し、各種行政サービスの提供をしているところであります。令和6年度は、隔週で証明書発行等の巡回サービスに加えまして、高齢者施設、福祉施設等への出張マイナンバー交付申請などの新たなサービスを行うとともに、期日前投票での活用も検討してまいりたいと考えております。 市のホームページ等に導入しましたAIチャットボットにつきましては、毎月約1,000件の利用があり、特にごみの分別やイエローバスに関する問合せが多く寄せられている状況であります。今後も随時FAQ、対応できる質問でございますが、これを追加し、更新し、利用者の満足率の向上を図ってまいります。 近年のデジタル技術の進歩により、行政手続においてもインターネットを活用した申請が必要とされているところです。引き続き、ぴったりサービスとしまね電子申請サービスの2つのサービス媒体を利用し、市民、事業者の皆様が自宅や会社などから場所や時間帯を気にすることなくインターネットを利用した申請が可能となるようオンライン手続の拡大を進め、利便性向上と市役所業務の効率化に取り組んでまいります。 安来市立病院では、感染症対策の一環として、令和5年度から小児科においてオンライン診療を開始しております。令和6年度からは在宅医療にも拡充し、患者様の利便性の向上や僻地などにおきます地域差の是正など地域医療の充実を図り、市民の皆様が地域で安心して生活が続けられるようサポート体制を強化してまいります。 次に、切川バイパスの周辺開発についてであります。 仮称ではありますが、安来スマートインターチェンジにつきましては、周辺のまちづくりによる相乗効果など具体的な必要性を国に提示することにより、その必要性が認められ、昨年9月に国による準備段階調査箇所へ選定をされました。現在、関係機関と協力しながら概略設計などの検討を進めているところであります。今後、早期に地区協議会が開催され具体的な検討ができるよう、関係機関や市内組織と検討を進めてまいります。 また、株式会社出雲村田製作所の安来市内への工場立地計画が明らかになり、島根県と共に立地実現に向けて協議を進めております。この計画が実現すれば、本市だけではなく島根県また中海圏域におきましても雇用の創出、定住の促進、地域活性化に大きく寄与するものであると考えております。同社から工場立地を早期に実現することを求められていることから、島根県においてあらかじめ売却先を決定した上で県が用地造成を行うオーダーメイドの用地造成事業の実施を検討していただいているところであります。引き続き島根県と連携し、工場立地の実現に向けて取り組んでまいります。 次に、公共施設マネジメントの推進についてであります。 広瀬複合施設につきましては、住民活動の拠点となる広瀬交流センターと図書室を備えた新たな施設として整備を進めてまいります。令和6年度は、令和5年度に策定しました広瀬複合施設整備基本計画に基づき、広瀬庁舎敷地を建設地として位置づけ、敷地の測量調査と埋蔵文化財の試掘調査を行ってまいります。 また、広瀬地域全体の行政機能を担います広瀬地域センターは、行政機関が集約するエリアへ配置することといたしました。利便性や費用などを考慮して移転先とスケジュールを検討していく考えであります。 伯太体育館につきましては、令和5年度と令和6年度の2年間で、耐震基準を満たすように改修工事を行っているところであります。外壁や柱の補強などの耐震改修に加えて、照明器具のLED化、そして床改修、変電設備などの改修を実施し、より安全かつ快適な施設としてご利用いただけるよう整備を進めてまいります。 これまで安来市が直営で行っていました東小路駐車場の運営につきましては、令和6年度から、公募型プロポーザル方式により選定しました民間事業者が行うこととなります。これにより民間事業者の創意工夫が発揮され、駐車場利用者に低廉かつ良好なサービスが提供されることを期待するとともに、公的負担の削減を図ることとしております。 独松山霊苑の改修につきましては、令和6年度は炉の更新を含む改修工事実施設計を行うとともに、土砂災害特別警戒区域、いわゆるレッドゾーン対策として周辺部の測量設計も併せて行い、災害時でも安心して利用できる施設を目指してまいります。 養護老人ホーム鴨来荘につきましては、特別養護老人ホームしらさぎ苑の駐車場跡地に移転整備を進めているところであります。令和5年度に基本設計、実施設計業務が完了し、令和6年度には各種申請手続と工事着手の予定であります。工事期間は2か年度にわたり、令和7年度末まで行う予定であり、令和8年度中の施設運営開始を目指してまいります。 比田防災拠点施設整備事業につきましては、令和5年度に建築と造成の設計を行っておりまして、令和6年度は消防本部比田分駐所、消防団広瀬方面隊比田分団拠点施設の新築工事とヘリポート部分を含めた造成工事、比田小学校のスクールバスの車庫建築工事を行ってまいります。あわせて、令和7年度に現在の比田分駐所を解体するため、解体設計を行ってまいります。 それでは、令和6年度当初予算案の概要を申し上げます。 歳入のうち、市税は、新型コロナウイルス感染症の影響から市内経済の回復が遅れていることや国の経済対策であります定額減税の影響などにより、全体では対前年度4.7%減の48億1,000万円余を見込みました。一般財源の総額につきましては、普通交付税の増などにより、対前年度2.4%増の168億2,000万円余を見込んでおります。臨時財政対策債を除いた市債は、対前年度9.2%増の24億9,000万円余となりました。 歳出は、物件費において、令和6年度はシステム標準化への対応、燃料費等物価高騰などによりまして、対前年度8.6%増の48億2,000万円余、補助費等は、観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業や生活排水処理事業の公営企業会計の適用などにより、対前年度15.9%増の35億円余り、普通建設事業費は、比田防災拠点施設整備事業などの増により、対前年度5.0%増の33億4,000万円余、また公債費は、対前年度0.9%減の37億2,000万円余となりました。 その結果、一般会計の当初予算総額は、対前年度9億2,000万円増の270億7,000万円となりました。令和6年度末の市債残高は270億円余り、基金残高は40億円余を見込んでいるところであります。 続いて、総合計画に掲げております7つの分野に沿いまして、令和6年度の主要施策の概要を申し上げます。 初めに、保健・医療・福祉分野についてであります。 医師、看護師等の確保対策につきましては、令和6年度も引き続き、市内の小・中学校で地域医療に係る教育支援、医学生等への奨学金貸与を実施するほか、中高校生に向けて地域医療を担う人材を育成するための啓発活動を行い、将来を見据えた医師等の人材確保につなげてまいりたいと考えております。 訪問診療・訪問看護支援につきましては、市民の皆様が安心して住み慣れた地域で生活することができるように医療体制の整備と充実を進めているところです。令和6年度も引き続き、条件不利地域における訪問診療や訪問看護を行う事業所を支援し、在宅での療養生活の継続と生活の質の向上につなげてまいりたいと考えております。 フレイル予防につきましては、令和5年度に事業評価、分析を行い新規事業について検討した結果を踏まえ、令和6年度にICTや民間サービス等を活用した持続可能なフレイル予防事業を実施することとしております。 安来市立病院の経営強化につきましては、令和5年度に策定します安来市立病院経営強化プランに沿った取組を進め、引き続き経営基盤の強化に努めてまいります。 また、本市における持続可能な医療提供体制の確保については、人口減少、少子・高齢化などが進む中、安来市の医療機能の最適化による効率的な医療提供体制の構築を目指し市内医療機関との協議を進めていく必要があると考えておりまして、その上で検討委員会を設置し、外部有識者等のご意見を伺いながら、市全体の医療政策の基本となります安来市地域医療構想としてまとめることとしております。 第3期安来市地域福祉計画が令和6年度で計画期間の終期を迎えることから、これまでの取組を評価、検証し、計画の基本理念として掲げます人と地域で支え、助け合う、共生社会のまちづくりの実現に向けて、令和7年度以降の次期計画の策定に取り組んでまいります。 対象者の属性を問わない相談支援、多様な参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に実施する重層的支援体制整備事業につきましては、地域住民の複雑化、複合化した支援ニーズに対応する包括的な支援体制を構築するため、令和6年度と令和7年度で準備を進めることとしております。 安来市南部の中山間地域におきます訪問介護サービスにつきましては、市街地からのサービス提供には距離的な問題などによるかかり増し経費や移動によります介護従事者の負担が大きいことから、中山間地域の訪問介護事業所の開設や経営安定までの初期費用を支援し、在宅介護サービスの提供体制の強化を図ってまいります。 高齢者支援につきましては、認知症患者やそのご家族を含む地域づくりを引き続き行うとともに、認知症予防施策の一つとして、令和6年度から補聴器を購入する際の費用の一部を助成する事業を実施いたします。加齢性の難聴による高齢者の閉じこもりを改善し、地域間交流の活性化と認知症発症予防につなげてまいりたいと考えております。 障がい者福祉の充実につきましては、社会のオンライン化、多様な働き方が進展し、在宅ワークのような障がい特性に対応した就労形態など就労選択の幅が広がる中、障がいのある方お一人お一人が能力や適性に応じた多様な就労ができるよう、雇用施策、福祉施策の垣根を越えました柔軟な支援の提供に取り組んでまいります。 子どもの居場所づくりにつきましては、子ども食堂の開設など地域コミュニティーの創出に取り組む団体などに対しまして開設に係る対象経費を支援し、地域社会の発展と子供たちの健やかな成長を図ってまいります。 次に、子育て、教育、文化分野についてであります。 子ども・子育て支援の推進につきましては、令和7年度からの5か年間を計画期間とします第3期安来市子ども・子育て支援事業計画を、国が定めたこども大綱を踏まえた子ども計画と一体的に策定し、子どもや子育て世帯への支援を推進してまいります。 また、こども家庭センターを設置し、児童福祉機能と母子保健機能の連携強化を進め、全ての妊産婦、子ども、保護者を対象に、妊娠期から子育て期まで切れ目のない包括的な支援を提供してまいります。 保育士不足の解消につきましては、私立保育施設の保育士確保や雇用に係る支援を新たに実施し、質の高い安定した保育環境の提供につなげてまいりたいと考えております。 病児等の保育支援につきましては、子どもの罹患等により集団保育が困難な期間乳幼児を家庭で保育するのが困難な場合に、病院や保育施設にて一時的に保育し、子育て世帯の負担軽減を図ってまいります。また、日常生活を送る上で医療的なケアを必要とする乳幼児、いわゆる医療的ケア児を保育施設で受け入れてまいります。医療的ケア児の健やかな成長を図るとともにその家族の離職を防止し、誰もが安心して子供を生み育てることができるように支援してまいります。 出産・子育て支援につきましては、全ての妊婦、子育て家庭が安心して出産、子育てができるよう、出産・子育て応援給付金の支給による経済的支援を行うとともに、妊娠期から出産・子育て期まで一貫して相談に応じる伴走型の相談支援を行ってまいります。 また、原油、物価高騰により影響を受けている子育て世帯の家計負担を軽減するため、市内の登録事業者で利用できる商品券を、子育て世帯を対象に配布し、子育て世帯の生活支援と市内経済の活性化を図ってまいります。 小・中学校適正配置の検討につきましては、令和5年度に策定しました安来市立小中学校適正配置基本計画において、再編の対象となる学校を選定し、施設整備の考え方や再編に向けた大まかなスケジュールなどを示したところであります。今後は、再編校の場所や再編時期などを決定していくために必要な調査検討を実施するとともに、新しい校区全体として再編についての合意形成が図られるよう協議を進めてまいります。 学校給食につきましては、栄養豊富な金芽米を給食に提供することにより子供たちの健やかな成長の一端を担ってまいりたいと考えております。また、昨今の原油価格高騰や物価上昇が続いており、学校給食の食材調達についても大きな影響を受けているところであります。学校給食につきましては、物価高騰により影響を受けている保護者の経済的負担の増加も考慮しまして、暫定的な処置ではありますが、令和6年度の食材費の高騰分は全額公費で負担することとしております。 ふるさと教育につきましては、児童・生徒の地域に対する愛着、誇りや貢献意欲の醸成のみならず、学習意欲の向上や各教科等の目標達成のために重要な教育活動として、確かな学力の育成に有効に機能していると考えており、これからも地域の協力を得ながら取組を進めてまいります。また、令和7年度に向けて社会科副読本を改訂する予定であり、学習を通じ、次の世代を担う子供たちが安来市の持つ地域資源やその可能性を認識し、新たな視点から地域の魅力を発見してくれることを期待をしております。 学校運営協議会につきましては、令和5年度に広瀬小学校、広瀬中学校の2校においてモデル校として進めてきた取組を市全体に展開し、学校と地域が相互に理解を深め教育活動を充実させることを目指し、市内全ての小・中学校に設置してまいります。 小・中学校の学力向上の取組につきましては、県の学力育成向上プロジェクトに加えまして、安来市独自で学力向上に向けた研究等を行い、家庭学習習慣の定着や学力向上を図ってまいります。また、協働的な学びや個別最適化された学びの実現に向けて、学習面でのICT機器の活用も着実に進めてまいります。市内の小・中学校と情報科学高校との連携も行いながら、子供たちがプログラミングなどの専門知識に触れられる環境を整えてまいります。 中学校の部活動支援につきましては、専門的な指導者がいない中学校において実技指導力を備えた地域の社会人指導者の活用を支援することにより、部活動の活性化を図ってまいりたいと考えております。 また、部活動の地域移行につきましては、地域全体で安来市の子供たちの豊かなスポーツ、文化芸術活動の機会を創っていけるよう検討を進めてまいります。 青少年の健全育成につきましては、子ども・若者総合相談窓口に相談支援員を配置し、困難な課題や生きづらさを抱える子供、若者とその家族からの相談に応じるとともに、就労支援や学習支援を実施し、社会参加や社会的自立を支援してまいります。 全国高等学校総合体育大会につきましては、令和7年度に中国ブロックで開催が予定されております。安来市はフェンシング競技の会場になることから、大会開催に向けて実行委員会を立ち上げ、準備を進めてまいります。 また、令和12年度には第84回国民スポーツ大会、第29回全国障害者スポーツ大会が島根県で開催される予定であり、安来市は国民スポーツ大会のテニス、バレーボール、フェンシング競技の会場となることが決まっております。 eスポーツにつきましては、令和6年度も普及啓発事業を進める中で、eスポーツを交流や連携ツールの一つとして位置づけ、友好交流都市の台湾新北市新店区との国際交流や様々な分野での活用方法を検討してまいります。 和鋼博物館につきましては、展示改修と施設の長寿命化を進めることとしており、令和5年度に策定する基本構想、基本計画において、たたらの総合博物館、人材育成の拠点、日本遺産のゲートウェイという新たな3つの役割などを設定したところであります。令和6年度には基本設計を行い、展示物の配置、必要な設備などについて検討を進めるとともに、緊急度が高い展示室の空調設備の改修工事とエントランスホールの照明改修工事を行うこととしております。 次に、防災、防犯分野についてであります。 防災対策の推進につきましては、令和6年能登半島地震のような大規模災害が発生した際に速やかに災害応急活動を実施し、そして被災された方々の生活環境を確保するためには、日頃からの訓練が大変重要であります。今後も自衛隊や警察、消防などをはじめとする様々な関係機関と連携して、実践的な防災訓練を実施してまいります。また、災害時において第三者の支援を受けなければ避難行動を取ることが難しい方々がスムーズに避難し、支援を受けられるよう、個別避難計画の作成に継続して取り組んでまいります。 伯太防災行政無線設備につきましては、令和3年5月の無線局廃止に伴い設備の撤去を順次進めており、令和7年度には全ての撤去を完了する予定としております。住民に対する緊急的な防災情報の伝達は、引き続き行政告知放送やヤフー防災速報アプリ、SNSなど様々な手段を用いて行ってまいります。 消防車両の更新につきましては、経過年数と走行距離により老朽化が進み災害対応への影響が心配される車両を優先的に更新しており、令和6年度は、令和5年度から整備を行っております救助工作車、平成15年に伯太分署へ配備した消防ポンプ自動車等計4台の更新を進めてまいります。また、消防団の車両についても、広瀬方面隊比田分団と山佐分団の車両を軽積載車に更新することとしております。 消費者行政の推進につきましては、自ら考え行動する自立した消費者を育成するために令和元年度に策定しました安来市消費者教育推進計画を更新し、学校や地域、事業所等の関係機関と連携し、消費者教育の推進に取り組んでまいります。 次に、産業、観光、雇用分野についてであります。 農業の担い手支援につきましては、新たな担い手の確保と中核的な担い手を育成していくため、新規就農者、認定農業者、農業経営体等が必要な施設、機械等を整備、取得する際の支援を行うほか、経営発展に必要なハウス等の園芸資財の整備支援などを行ってまいります。また、新規就農者を育成するため、安来市新規就農研修制度において、研修期間中の傷害保険の契約、滞在施設の貸与などの支援を実施するほか、農業人材の呼び込みと定着を図るため、就農準備と経営開始に必要となる資金を給付してまいります。 有害鳥獣対策につきましては、引き続き安来市鳥獣被害防止対策協議会の取組の支援や安来市猟友会への捕獲業務の委託を行うとともに、被害防止対策としての防護柵や爆音機等の購入への補助を行い、防護と捕獲の両軸での対策をより一層推進してまいります。 林業振興につきましては、森林の多面的機能の発揮と持続可能な林業経営の確立の両立に向け、長期的な森林整備の方向性と森林、林業、木材産業の望ましい将来を明らかにすることを目的として、森林ビジョンの策定を進めてまいります。また、林業事業体によります高性能な林業機械や路網の整備、人材育成などを幅広く支援するとともに、市産木材の利用促進を図るため、市産木材を使用した住宅を新築や増改築などを行う施主に対して支援してまいります。 林業DXの推進につきましては、森林航空レーザ計測、解析による成果データを活用し、林政業務や公有林管理に役立つシステムを導入し、森林施業に係る計画策定、認定業務の効率化を進め、J-クレジット制度の活用も含めた取組を進めてまいります。また、伯太町地内の山林において、林業人材育成拠点の整備に向け、基本計画に基づく道路改良及び整地の詳細設計、用地取得を行ってまいります。 県営事業による圃場整備につきましては、引き続き吉田地区、宇賀荘第三地区、下山佐地区、飯梨地区の農地の大区画化、そして排水対策、水管理の省力化のための整備や、中山間地域における農地、農業用施設の整備を継続してまいります。また、農道整備につきましては、大郷地区の農道改良の推進により流通基盤の整備を図ってまいります。 つながりの創出によります市内就職促進事業につきましては、令和5年度に引き続き、市内出身の学生に対するSNSによる情報発信を行うとともに、市独自の就活イベント、やすぎ就活スタートガイダンスを行うなど、市内就職者の増加につなげてまいりたいと考えております。 また、令和5年度に開催されました安来こども議会において高校生から提案のありました勉強のできる施設の設置について、従来からやすぎ懐古館一風亭を試験前の一定期間、勉強をする場所として常時開放しておりますが、これに加えて、その他の公共施設等においても勉強のできる場所として開放していく考えであります。生徒達の学習環境を整え、しっかりと生徒達を応援してまいりたいと考えております。 企業立地雇用促進奨励金事業につきましては、賃借料の助成期間の延長、雇用促進奨励金を増額するとともに、限度額についても現在の1,500万円から5,000万円に増額するなど拡充を図ってまいります。また、新たに用地造成費助成金を新設し、土地の取得に要する経費、造成工事費等に係る費用の助成を行ってまいります。立地企業のランニングコストに対する長期的な支援と民間による用地造成を促し、企業立地を推進してまいりたいと考えております。 観光振興事業の推進に当たっては、観光事業者との連携強化や観光地域づくり等を促進し、持続可能な観光誘客の推進を図る必要があり、その中心的な役割を安来市観光協会に担っていただいているところであります。現在、安来市観光協会では、職員体制の拡充や組織の法人化といった課題解決に向けた検討を進めておられることから、安来市としても組織強化に必要な諸事項への対応、支援を行ってまいりたいと考えております。 観光分野における地域、産業の稼ぐ力の回復、強化を図ることを目的として、高付加価値化に資する宿泊施設や観光施設の改修等の事業に対し、観光庁が補助事業を行っております。令和5年度の3次募集において令和5年度と令和6年度に実施する事業が採択されたことから、安来市と島根県も補助を行い、宿泊施設、観光施設を地域一体となって改修することで、観光入り込み客、滞在時間、観光消費額を増加させ、地域活性化を図ってまいります。 安来節演芸館につきましては、新しい指定管理者を迎え、民謡安来節の振興と魅力あふれる観光地づくりを目指すとともに、市民の皆様にも愛され、親しまれる施設として運営し、誘客と市民の利用促進を図ってまいります。指定管理の期間は、令和6年度から令和8年度までの3か年間とし、令和6年4月28日から5月6日にプレオープン、5月26日にはグランドオープンを予定しております。また、レストラン棟につきましては、市内飲食店に出店していただくことが決まりました。今後は、演芸館の活気づくりや観光客などの食事ニーズに応え、さぎの湯温泉観光エリアの満足度向上を期待しているところであります。 湯田山荘につきましては、冬期一時居住施設として兼用するための改修工事などを行い、令和6年1月28日にリニューアルオープンをいたしました。新しい指定管理者の管理運営の下、これまでに増して、地域の観光振興の拠点として、また地域運営の仕組みづくりの拠点としての役割を担うものと期待しているところであります。 また、上の台緑の村は、民間事業者へ随意契約による建物の譲渡を可能とするためのトライアル事業として、このたび東京都に本社を置く企業に活用していただくこととなりました。今後は、柔軟かつ多様な利活用の試行を目的に、当該施設に係る条例等は廃止し、定期的なモニタリングを行いながら、トライアル事業の期間終了後には伯太地域での新たな事業展開を期待しているところであります。 次に、都市基盤、生活分野についてであります。 公共交通の充実につきましては、新たに安来市公共交通利便性増進計画を策定し、バス路線の見直しや、デマンドタクシーなどの地域に合わせた公共交通サービスなど具体的な公共交通の形を示してまいります。また、令和5年度に運行開始しました宇賀荘あいのりタクシーは、利便性の向上によりまして多くの利用があったことから、当面運行を継続いたします。 令和5年2月に松江市が発表されました線引き制度廃止の意向表明を受け、松江圏域に含まれます安来市としても、令和5年度から線引き制度の在り方について調査検討を開始いたしました。令和6年度は、線引き制度を廃止した場合の影響や代替制度の導入などを検討し、今後の安来市の発展的なまちづくりにとってどのような土地利用制度が好ましいのかを具体的に検討してまいります。 市道安来港飯島線につきましては、安来市内を東西に結ぶ補助幹線道路であります。令和6年度は、主に吉田橋橋梁上部工、道路改良工事及び電柱、水道の物件移転補償を行ってまいります。 黒井田町にあります市道高留鼻線の道路改良につきましては、現在本路線の隣接地において民間企業による土地利用計画の取組が進められているところですが、現道幅員が狭い上に開発地と工業団地が市河川をまたいだ状況にあることから、現道拡幅、橋梁架設の道路整備を行うため、令和6年度に地質調査を実施してまいります。あわせて、隣接地で計画されております工場用地造成に伴い、必要に応じた発掘調査を行ってまいります。 市道杉谷線につきましては、国道432号線と主要地方道安来木次線を結ぶ一級道路であり、主要幹線道路に通じる唯一の生活道路であります。これまで4期にわたり3.5キロを改良してまいりましたが、残る奥田原地区までの2.6キロの未改良区間のうち880メートルの区間について、平成28年度から5期区間として改良工事を進めているところであり、令和6年度は、仮設防護柵を設置して切土部への吹きつけ枠工、排水構造物工を施工し、事業を進めてまいります。 市道原代宮内線につきましては、伯太町安田中地区と東母里地区を結ぶ重要な路線であり、現在歩道整備を進めております。令和6年度は、軟弱地盤箇所に補強材を敷設して盛土、車道及び歩道部の舗装を行う予定であり、歩行者の安全性の確保に努めてまいりたいと考えております。 橋梁点検につきましては、令和6年度は230か所の橋を対象として点検を行う予定であります。新たに点検支援ツールとモバイル端末を導入し、職員による直営点検の効率化を図ってまいります。 空き家対策につきましては、令和5年度に空き家対策係を建築住宅課内に設置し、取組を強化しているところです。令和6年度は住まいの終活ノートを作成、配布し、空き家の利活用や適正管理につながるように啓発を行い、対策の推進を図ってまいります。また、管理不全空き家等に対して適正管理を促すための助言や指導を行い、解体を支援する老朽危険建築物除却の補助制度を引き続き実施し、空き家の除却を促してまいります。 安来市の公営住宅であります市営長谷津団地につきましては、全ての入居者が退去されたため、令和5年度末をもって市営住宅としての用途を廃止することにしました。令和5年度から一部区画を建物解体条件付譲渡入札により民間事業者へ譲渡し、宅地分譲を進めており、令和6年度においても、引き続き譲渡入札に向けて準備を進めてまいります。 大塚町にあります市営末広団地、大栄団地につきましては、新たに市営大塚団地として建て替えするため、現在設計を進めております。令和6年度から令和7年度にかけ、1期工事として6戸の建設を行う予定としております。 平成22年度に整備した行政告知放送用の機器につきましては、導入後13年が経過しており、行政情報の提供と災害時等の緊急情報発信のため、放送機器の更新を行います。 次に、自然、環境保全分野についてであります。 安来市の良好な景観の保全や形成を図るために、景観法に定めます景観行政団体への移行について島根県と協議を進めてまいります。景観行政団体になることにより、将来的には景観計画や景観条例を定めることが可能となり、都市計画や観光、定住などの施策と連携した景観行政を推進することで、安来市のイメージアップや交流人口の増加につなげてまいります。 次に、民間事業者が安来市と雲南市で計画しております風力発電事業につきましては、昨年7月に市長意見として反対し、事業の中止を求めていたところであります。現在は準備書の作成に向け調査が行われている段階でありましたが、2月28日に民間事業者から計画を断念したとの連絡がありました。現地調査の結果を踏まえ、事業性や環境影響の観点から総合的に判断したとのことでありますので、市といたしましてはその判断を尊重したいと考えております。 再生可能エネルギーの利用促進につきましては、太陽光発電設備、太陽熱利用設備の設置補助事業に新たに木質バイオマス熱利用設備を追加し、再生可能エネルギーの普及促進を図るとともに2050ゼロカーボンシティの実現を目指してまいります。 現在のごみ分別の手引は作成から4年が経過しており、令和6年度に内容を更新してリニューアルする予定としております。更新に当たっては、安来市の公式LINEごみの分別ガイド等にあります紹介や問合せが多い事項等を掲載し、市民に分かりやすい手引を作成してまいりたいと考えております。 次に、参画、協働、行財政分野についてであります。 令和7年度に第2次安来市総合計画と第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略が計画期間の終期を迎えるため、令和8年度以降の安来市の新たな指針となる次期計画の策定に向け、令和6年度と令和7年度の2か年度で取組を進めてまいります。あわせまして、安来市人口ビジョンについても、策定から8年が経過し、ビジョンで示す人口推計と現状との乘離が進んでることから見直しを行ってまいります。 令和6年10月で合併から20年を迎えるため、令和6年9月15日に安来市総合文化ホールアルテピアで記念式典及び記念事業を開催いたします。新安来市のこれまでの歩みを再確認するとともに、新たなる飛躍と住民が協働する住みやすい活力あるまちづくりを目指してまいります。 地域づくりの推進につきましては、地域に地域づくりに関する専門家を派遣し各地域の現状を把握するとともに、地域課題の解決に向けた相談業務や学習会等の開催など、地域の現状に応じた支援を行ってまいります。また、交流センターや地域住民が協働で実施する地域課題の解決や地域の活性化などに向けた取組に対し、財政的な支援も行ってまいります。 性別にとらわれることなく個性と能力が発揮できる社会を実現するために策定をいたしました第4次安来市男女共同参画計画が令和6年度で終期を迎えます。これまでの内容や取組の進捗状況を検証、分析した上で令和7年度からの次期計画を策定し、男女共同参画に対する社会的な動向等を加味するとともに、より発展させ実効性を伴う内容にしていきたいと考えております。 行政経営サービスの向上に向けた取組といたしまして、ペーパーレスによる意思決定の迅速化、職員の事務負担の軽減、テレワークの推進等を図るため、令和6年度に行政文書の収受、起案、決裁、保管、廃棄などの一連のライフサイクルを一元管理するシステムを導入し、令和7年度から運用開始してまいります。また、業務の効率化とデータの重複整備是正のため、各種の地理情報を統合したGISシステムを全職員が利用できるよう構築を行い、あわせて市が管理します地理情報を可能な限り市民の皆様にも公開できるよう検討を進めてまいります。 今回提案いたします案件は、議決案件44件、同意案件1件、諮問案件1件であります。諸議案の詳細につきましては、副市長以下担当職員が説明することとしています。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 ○議長(永田巳好君) 日程第4、陳情第1号「陳情書 特別交付税を活用した補助金に関する陳情」を議題として、文教福祉委員長の報告を求めます。 葉田茂美文教福祉委員長。            〔文教福祉委員長 葉田茂美君 登壇〕 ◆文教福祉委員長(葉田茂美君) 文教福祉委員長報告を行います。 去る2月7日に開議された本会議において、本委員会に付託された陳情第1号陳情書 特別交付税を活用した補助金に関する陳情について2月22日に審査を行いましたので、その結果と経過について報告いたします。 まず、審査の結果については、全会一致で採択すべきものと決しました。 続いて、審査の経過について主なものを申し上げます。 審査に先立ち、執行部から提出された資料、緊急出動件数、救急搬送人員、安来市立病院と安来第一病院との搬送人員・応需率、救急搬送困難事案件数一覧表、救急搬送困難事案の状況、公的病院等への助成に対する地方財政措置の概要について説明を受けました。 委員からは、令和5年8月以降、安来市立病院の救急車受入要請の応需率が安来第一病院の応需率を逆転しているのはなぜかとの質問に対し、執行部からは、安来第一病院は9月末から派遣医を拡充されているが、応需率が下がっており、その原因は分からないと答弁がありました。 さらに、委員からは、医療機関同士の応需率は令和6年度以降も現状のような見込みかとの質問に対し、今後については医師の働き方改革等の影響もあるので、市全体として見通すことができないと答弁がありました。 また、委員からの、平成21年度から地方財政措置の対象病院となっているようだが、救急告示病院であれば実情も実績も出てくる。過去に検討されたのかとの質問に対し、平成21年度時点では公立病院のない自治体において対象であったが、平成23年度から公立病院のある自治体においても対象となった。市としては、社会医療法人の自主判断にて救急医療を開始されたと認識していた。しかしながら、救急搬送の状況が令和2年度に始められた時と現在で大きく変わっているとの答弁がありました。 執行部への質疑の後、委員より意見聴取並びに採決を行いました。 委員からは、安来の医療を担ってもらっており、大事な病院であるという思いもある。特別交付税措置があるのであれば採択と考えるという意見や、支援をするとすれば経営状況等の報告を求めていかなければならないと思うという意見がありました。 以上、文教福祉委員長の報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 文教福祉委員長の報告は終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより討論及び採決を行います。 陳情第1号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件は委員長の報告のとおり決することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第1号は採択と決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 ○議長(永田巳好君) 日程第5、議第34号「安来市広域生活バス運行事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 池上政策推進部次長。            〔政策推進部次長 池上孝順君 登壇〕
    ◎政策推進部次長(池上孝順君) それでは、議案つづりの1ページ、併せまして条例関係等説明資料の1ページをお願いします。 議第34号安来市広域生活バス運行事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定するものでございます。 このたびの条例改正は、路線名、観光ループバス1路線を廃止するものであります。 観光ループバスは、宇賀荘地区のデマンドタクシーの運行エリアと重複するため現在運休しておりますが、デマンドタクシー事業の継続実施に伴い路線を廃止するものでございます。 以上、ご説明とさせていただきます。 ○議長(永田巳好君) 説明は終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6から日程第8まで ○議長(永田巳好君) 日程第6、議第35号「安来市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例制定について」、日程第7、議第36号「安来市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について」並びに日程第8、議第37号「安来市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定について」の3件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 二岡総務部長。            〔総務部長 二岡敦彦君 登壇〕 ◎総務部長(二岡敦彦君) それでは、議案の3ページをお願いいたします。 議第35号安来市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 この改正は、地方自治法の一部を改正する条例(令和5年19号)を受けて、会計年度任用職員への勤勉手当の支給を可能とするものでございます。 議案4ページ、併せて条例関係説明資料の2ページから3ページをお願いいたします。 第1条は、支給できる手当として勤勉手当を追加し、支給の基準等について定めるものでございます。 議案4ページから5ページ、併せて条例関係説明資料の3ページから4ページをお願いいたします。 第2条は、会計年度任用職員の期末手当の支給基準を常勤職員に準じるように定めるものでございます。 第3条は、育児休業中の会計年度任用職員に対する期末勤勉手当の支給基準を常勤職員と同様にするものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するものといたします。ただし、第2条の規定は公布の日から施行するものといたします。 以上、議第35号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案の6ページをお願いいたします。 議第36号安来市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 議案7ページ、併せて条例関係説明資料の5ページをお願いいたします。 この改正は、現在定額となっております非常勤職員の報酬額を勤務形態に合った報酬額とすること、併せて投票管理者または投票立会人の交代制を採用する場合に選任する時間に応じた報酬が支給できるように、関係する条例の一部を改正するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するものといたします。 以上、議第36号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案の8ページをお願いいたします。 議第37号安来市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 この改正は、地方自治法第238条の4第7項の規定による許可を受けて使用される行政財産の使用料につきまして、年または月を期間として定めていたものを日でも定めることができるように条例の一部を改正するものでございます。 議案9ページ、併せて条例関係説明資料の6ページをお願いいたします。 安来市行政財産使用料条例第3条第2項に、使用許可の期間を月で定める場合における使用料の額に加え、日で定める場合における使用料の額を新たに追加するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1から施行するものといたします。 以上、議第37号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 議第35号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第36号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第37号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第35号から議第37号の3件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 ○議長(永田巳好君) 日程第9、議第38号「安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 広江建設部長。            〔建設部長 広江正人君 登壇〕 ◎建設部長(広江正人君) 議第38号安来市手数料条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 議案つづりの10ページをお願いします。 安来市手数料条例の一部を改正する条例を制定するものです。 議案つづり11ページと議案説明資料7ページから10ページを併せてお願いします。 このたびの条例改正につきましては、安来市手数料条例に引用しております建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の名称が建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律に改正されたため、条例の所要箇所の改正を行うものです。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行いたします。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10から日程第15まで ○議長(永田巳好君) 日程第10、議第39号「安来市避難行動要支援者名簿に関する条例制定について」、日程第11、議第40号「安来市地域支え合い活動の推進に関する条例及び安来市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例制定について」、日程第12、議第41号「安来市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」、日程第13、議第42号「安来市介護保険条例の一部を改正する条例制定について」、日程第14、議第43号「安来市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定について」並びに日程第15、議第44号「安来市診療所条例の一部を改正する条例制定について」の6件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 吉野健康福祉部長。            〔健康福祉部長 吉野文康君 登壇〕 ◎健康福祉部長(吉野文康君) 議第39号から議第44号の6議案について一括してご説明いたします。 それでは、議案つづりの12ページをお願いいたします。 議第39号安来市避難行動要支援者名簿に関する条例制定についてご説明いたします。 議案つづりの13ページから15ページをご参照ください。 この条例は、既存の要援護者台帳について、基となる条例がなく、要援護者台帳の名称を災害対策基本法で規定されている避難行動要支援者名簿に変更することに伴い、新たに条例を制定し、必要な事項を定めるものでございます。 条例の第1条は目的を、第2条は定義を、第3条から第5条では避難行動要支援者名簿に関する事項を、第6条は守秘義務を、第7条からは利用及び提供の制限、名簿情報の漏えいの防止のための措置等、委任についてそれぞれ規定しております。 附則といたしまして、この条例は令和6年6月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案つづりの16ページをお願いいたします。 議第40号安来市地域支え合い活動の推進に関する条例及び安来市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 議案つづりの17ページ、18ページをご参照ください。あわせて、説明資料の11ページから14ページをお願いいたします。 第1条は、安来市地域支え合い活動の推進に関する条例の一部改正として、先ほど説明いたしました議第39号安来市避難行動要支援者名簿に関する条例の制定に当たり、この条例と重複している対象者を整理し、名称に高齢者を加え、安来市高齢者地域支え合い活動の推進に関する条例に名称を改めるものでございます。 第2条は、安来市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正として、別表第1及び別表第2に「避難行動要支援者名簿に関する条例」を追加し、個人番号の利用ができるようにするものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和6年6月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案つづりの19ページをお願いいたします。 議第41号安来市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 議案つづりの20ページをご参照ください。あわせて、説明資料の15ページから17ページをお願いいたします。 このたびの条例改正は、内閣府令の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の中のアナログ規制の見直しに係る改正が行われたことにより、特定教育・保育施設等で、書面掲示に加え電気通信回線、インターネットを利用した公衆への閲覧や媒体の種類を示さない形の電磁的記録媒体に改め、文言の適正化を図り、所要の改正を行うものでございます。 1点目といたしまして、第23条に書面の掲示に加えインターネットを利用して公衆の閲覧に供する事項を新たに規定するものでございます。 2点目といたしまして、第35条、第36条は国の基準が改正されたことにより改めるものでございます。 3点目といたしまして、第53条第2項第2号中の「磁気ディスク、シー・ディー・ロムその他これらに準ずる方法により一定の事項を確実に記録しておくことができる物」を「電磁的記録媒体(電磁的記録に係る記録媒体をいう。)」に改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案つづりの21ページをお願いいたします。 議第42号安来市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 議案つづりの22ページから24ページをご参照ください。 このたびの条例改正は、第9期介護保険事業計画の策定に伴い、令和6年度から令和8年度の3年間の第1号被保険者の介護保険料を改正するほか、所要の改正を行うものでございます。 説明資料19ページから23ページをお願いいたします。 それでは、新旧対照表により説明をさせていただきます。 19ページの第3条の保険料率でございますが、適用期間を第9期介護保険事業計画に合わせ、令和6年度から令和8年度に改めるものでございます。 保険料の所得段階は、国の基準変更に伴い、現在の11段階から15段階に改め、各段階に応じて定められた保険料額に改めるものでございます。 説明資料の22ページ中ほどの第3条第2項から4項につきましては、1段階から3段階に該当する方に対する保険料軽減についてお示ししております。 説明資料18ページには介護保険料が一覧になりました介護保険料段階表の推移を掲載しておりますので、ご確認ください。 議案つづりの24ページをお願いいたします。 附則第1項といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 また、附則第2項といたしまして、条例第3条の規定は令和6年度分の保険料から適用し、令和5年度以前の年度分保険料については、なお従前の例とするものでございます。 続きまして、議案つづりの25ページをお願いいたします。 議第43号安来市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 議第43号につきましては、議案つづりの25ページから47ページの4つの条例の改正について一括してご説明いたします。 説明資料は24ページから82ページをご参照ください。 このたびの改正は、国が定める関係省令について所要の改正が行われたため、準拠している本条例の一部を改正するものでございます。全サービスに共通する主な改正については、管理者の兼務範囲を明確化するとともに、身体的拘束等の適正化のための措置を講ずることを義務づけるものでございます。このことにより、所要の措置を新たに定めるよう運営基準等の改正を行うものでございます。 議案つづりの26ページをお願いいたします。 第1条は、安来市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正するものでございます。 地域密着型サービスとは、介護を必要とする状況になっても、地域で生活が継続できるよう提供するサービスのことでございます。 議案つづりの36ページをお願いいたします。 第2条は、安来市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正するものでございます。 地域密着型介護予防サービスとは、要支援の方が受けられるサービスであり、地域の特性に応じた柔軟な体制で提供されるサービスのことでございます。 議案つづりの40ページをお願いいたします。 第3条は、安来市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正するものでございます。 指定介護予防支援事業とは、要支援者に対して生活の継続を実現するために、介護予防サービスの提供ができるよう支援するものでございます。 議案つづりの43ページをお願いいたします。 第4条は、安来市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正するものでございます。 指定居宅介護支援事業とは、介護の必要な方やご家族のご要望を尊重し、適切なサービスが利用できるように支援するものでございます。 議案つづりの46ページをお願いいたします。 附則第1項としまして、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 附則第2項といたしまして、重要事項の掲示は、令和7年3月31日までは経過措置とするものでございます。 議案つづりの47ページをお願いいたします。 附則第3項といたしまして、身体拘束等の適正化については、令和7年3月31日までは努力義務とするものでございます。 附則第4項としまして、介護サービスの質の確保等については、令和9年3月31日までは努力義務とするものでございます。 附則第5項としまして、協力医療機関との連携については、令和9年3月31日までは努力義務とするものでございます。 続きまして、議案つづりの48ページをお願いいたします。 議第44号安来市診療所条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 議案つづりの49ページをご参照ください。あわせて、説明資料の83ページをお願いいたします。 このたびの条例改正は、伯太町安田にありました安田診療所が令和5年9月末をもって閉院となったため、第2条の表の安田診療所の項を削るものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 以上、議第39号から議第44号までの説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 議第39号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第40号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第41号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第42号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第43号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第44号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第39号から議第44号までの6件については文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第16から日程第18まで ○議長(永田巳好君) 日程第16、議第45号「安来市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について」、日程第17、議第46号「安来市学習訓練センター条例の一部を改正する条例制定について」並びに日程第18、議第47号「安来市上の台緑の村条例を廃止する条例制定について」の3件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 宇山政策推進部長。            〔政策推進部長 宇山富之君 登壇〕 ◎政策推進部長(宇山富之君) それでは、議第45号から議第47号までの3議案につきまして一括してご説明いたします。 議案つづりの50ページをお願いいたします。 議第45号安来市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 安来市企業立地促進条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 この制度は、市内に施設の新設等を行う企業に対しまして奨励金を交付するものですが、より企業立地の後押しとなるよう新たな雇用の創出や家賃に対する助成内容を拡充する改正を行うものでございます。また、民間事業者が行う開発を促すため、大規模な土地の取得費、造成工事費などに対する助成を新設し、産業の振興と雇用の促進を図るものでございます。 51ページをお願いいたします。あわせまして、説明資料の88ページからの別表をご覧いただきたいと思います。 家賃助成金の交付対象期間につきまして、改正前は60月、5年以内であったものを96月、8年以内に延長するもの、また説明資料89ページにあります雇用促進奨励金につきまして、改正前は新規雇用従業員数に3年間、単年度当たり10万円を乗じた額であったものを50万円を交付するものとし、限度額を1,500万円から5,000万円に拡充するものです。 新たに制度化いたします用地造成費助成金につきましては、立地に伴う投下固定資本総額のうち、土地の取得に要する経費及び当該土地の造成工事費の20%に相当する額を2億円を限度に交付するものです。 また、今回の改正に合わせて文言整理等を行うものでございます。 説明資料の84ページには県内8市と島根県の助成制度の比較を掲載しておりますので、ご覧いただきますようにお願いいたします。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 議案つづりの53ページをお願いいたします。 議第46号安来市学習訓練センター条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 安来市学習訓練センター条例の一部を改正する条例を別紙のとおり改定するものでございます。 54ページをお願いいたします。あわせまして、説明資料の90ページをお願いします。 このたびの条例改正でございますが、安来市学習訓練センターを有効に活用し、企業誘致の促進を図るために、施設の一部を貸し事務所として活用できるようにするものでございます。 現在の第3教室を事務室として月単位で利用できるものとし、その利用料金を月10万円とするものです。また、利用期間は3年以内とし、特に必要と認める場合は1年を超えない範囲で期間を延長することができるものといたします。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案つづりの56ページをお願いいたします。 議第47号安来市上の台緑の村条例を廃止する条例制定についてご説明いたします。 57ページをお願いいたします。 安来市上の台緑の村条例を廃止するものでございます。 安来市上の台緑の村は、山村振興と地域の持つ特性を総合的に利用して、地域の活性化と就業の場の拡大に寄与してまいりました。民間への譲渡を含めました利活用を検討しております当該施設につきまして、利活用案、利活用策の提案がありました民間事業者に開業から2年間のトライアル期間を設けて使っていただき、提案された事業が市民ニーズに適合し、持続可能であれば、その事業者と随意契約で建物譲渡を行う考えでございます。提案事業者が施設を借り受けて柔軟かつ多様な利活用の試行を行うトライアル事業を可能とするため、行政財産の用途廃止を行い、普通財産として位置づけるものでございます。 附則として、この条例は令和6年4月1から施行するものでございます。 以上、議第45号から議第47号までの説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 議第45号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第46号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第47号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第45号から議第47号までの3件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第19 ○議長(永田巳好君) 日程第19、議第48号「安来市駐車場条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 二岡総務部長。            〔総務部長 二岡敦彦君 登壇〕 ◎総務部長(二岡敦彦君) それでは、議案の58ページをお願いいたします。 議第48号安来市駐車場条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 この改正は、現在有料の時間貸し駐車場として市が運営を行っております東小路駐車場を民間事業者が土地を借り受けてより効率的に駐車場の運営を可能とするために、安来市駐車場条例の一部を改正するものでございます。 議案59ページ、併せて条例関係説明資料の93、94ページをお願いいたします。 安来市駐車場条例第2条の表から東小路駐車場を削除し、併せて第9条第3項及び別表9条関係中の東小路駐車場に関連する条文の削除及び改正を行うものでございます。 なお、附則として、この条例は公布の日から施行するものといたします。 以上、議第48号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第20 ○議長(永田巳好君) 日程第20、議第49号「安来市風致地区条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 広江建設部長。            〔建設部長 広江正人君 登壇〕 ◎建設部長(広江正人君) それでは、議案つづりの60ページをお願いします。 議第49号安来市風致地区条例の一部を改正する条例制定について説明させていただきます。 議案つづりの61ページ並びに説明資料95ページをお願いします。 このたびの条例改正につきましては、安来市風致地区条例第3条第22号において引用しております漁港漁場整備法の一部の改正があり、これに併せて法の名称が漁港及び漁場の整備等に関する法律に改正されたため、条例中の法令名を改めるものであります。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行いたします。 説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第21 ○議長(永田巳好君) 日程第21、議第50号「安来市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 石倉下水道課長。            〔下水道課長 石倉 保君 登壇〕 ◎下水道課長(石倉保君) 失礼いたします。議案つづり62ページをご覧ください。 議第50号安来市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。 本改正は、国の要請により令和6年4月から生活排水処理事業特別会計を下水道事業会計に統合し、公営企業会計を適用することに伴い、安来市下水道事業の設置等に関する条例中、下水道事業の経営規模を規定する条文を改正するものです。 詳細につきましては、63ページと併せて説明資料96ページをご覧ください。 下水道事業の経営規模を示す処理区域及び処理施設に集落排水処理事業及び個別排水処理事業の処理区域及び処理施設を加えます。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行いたします。 議第50号の説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第22 ○議長(永田巳好君) 日程第22、議第51号「安来市水道事業給水条例及び安来市水道法施行条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 石井水道管理課長。            〔水道管理課長 石井美佐子君 登壇〕 ◎水道管理課長(石井美佐子君) 議案つづりの64ページをご覧ください。 議第51号安来市水道事業給水条例及び安来市水道法施行条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。 本改正は、従来厚生労働省が所管してきた水道行政が令和6年4月1日から水質または衛生に関する事務は環境省へ、そのほかの事務は国土交通省へ移管されることに伴う文言整理を行うものです。 詳細は、65ページと併せて説明資料の97ページをご覧ください。 第1条、安来市水道事業給水条例の各所に引用している厚生労働省令を国土交通省令に改めます。 説明資料は98ページをご覧ください。 第2条、安来市水道法施行条例の第4条において引用している厚生労働大臣を国土交通大臣及び環境大臣に改めます。 また、法令表記のルールでは1項のみで構成する条文の場合は項番を表記しないことから、これに即していない箇所の表記を改めます。 附則として、この条例は令和6年4月1日から施行するものといたします。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第23及び日程第24 ○議長(永田巳好君) 日程第23、議第52号「安来市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について」及び日程第24、議第53号「安来市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 青戸消防長。            〔消防長 青戸博司君 登壇〕 ◎消防長(青戸博司君) それでは、議第52号、議第53号の2つの議案を一括してご説明させていただきます。 議案つづりの66ページをお願いいたします。 議第52号安来市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について説明させていただきます。 67ページ、併せまして説明資料の99ページから103ページをお願いいたします。 このたび地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正が行われ、消防法に基づく浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所及び浮き蓋付特定屋外タンク貯蔵所の設置の許可の申請に係る審査の手数料並びに高圧ガス保安法に基づく高圧ガスの製造の許可の申請に対する審査の手数料の改正が行われました。これに伴い、安来市消防手数料条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容でございますが、浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所及び浮き蓋付特定屋外タンク貯蔵所を設置する場合の審査に係る手数料について、危険物の貯蔵最大数量が1,000キロリットル以上5,000キロリットル未満のものについては118万円から145万円へ、5,000キロリットル以上1万キロリットル未満のものについては141万円から172万円へ、1万キロリットル以上5万キロリットル未満のものについては159万円から192万円へ、5万キロリットル以上10万キロリットル未満のものについては195万円から236万円へ、10万キロリットル以上20万キロリットル未満のものについては227万円から274万円へ、20万キロリットル以上30万キロリットル未満のものについては455万円から564万円へ、30万キロリットル以上40万キロリットル未満のものについては582万円から724万円へ、40万キロリットル以上のものについては707万円から879万円へ改めるものでございます。 また、高圧ガス保安法に基づく移動式製造設備について、現行条例では製造設備を設置する場合の審査に係る手数料を1日に処理することができるガスの容積に応じ規定しているところ、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の許可を受けている場合にあっては、高圧ガス保安法に基づく移動式製造設備の許可の手数料を一律6,000円とするものでございます。 附則としまして、この条例の施行期日は令和6年4月1日としております。これは、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の施行日に合わせたものでございます。 議第52号の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 続きまして、議案つづりの68ページをお願いいたします。 議第53号安来市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 議案つづりの69ページ、併せまして説明資料の104、105ページをお願いいたします。 このたびの改正は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が改正されたことにより、安来市消防団員等公務災害補償条例の改正が必要となったものでございます。 このたびの改正の概要でございますが、近年における社会経済情勢に鑑み、補償基礎額の引上げを行うべく、消防作業従事者等の補償基礎額の最低額を8,900円から9,100円に改め、消防団員の補償基礎額を階級と勤務年数に応じて1万2,440円を1万2,500円に、1万3,320円を1万3,350円に、1万670円を1万800円に、1万1,550円を1万1,650円に、8,900円を9,100円に、9,790円を9,950円に改めるものです。また、字句の修正を行うものです。 経過措置としまして、この条例の施行の日以後に支給すべき損害補償並びに同日前に支給すべき事由の生じた同日以後の期間に係る傷病補償年金等について適用し、同日前に支給すべき事由の生じた同日前の期間に関わる傷病補償年金等については、従前の補償基礎額を用いるものです。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 議第52号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第53号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第52号及び議第53号の2件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第25及び日程第26 ○議長(永田巳好君) 日程第25、議第54号「市道路線の認定について」及び日程第26、議第55号「市道路線の変更について」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 広江建設部長。            〔建設部長 広江正人君 登壇〕 ◎建設部長(広江正人君) 議第54号並びに議第55号についてご説明いたします。 議案つづり70ページをお願いします。 議第54号市道路線の認定についてを説明いたします。 次の路線を市道として認定したいので、道路法第8条第2項の規定に基づき議会の議決を求めるものです。 議案つづり71ページをお願いします。あわせて、説明資料の106ページに位置図を、107ページに詳細図を載せておりますので、併せてご覧いただきたいと思います。 認定路線は高留鼻1号線で、これは安来鉄工センター隣接地の活用に伴う橋梁整備計画に合わせて既存の市道を再編し、新たに認定するものです。 続いて、議案つづり72ページをお願いします。 議第55号市道路線の変更についてを説明いたします。 次の市道路線を変更したいので、道路法第10条第3項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 議案つづりの73並びに74、併せて説明資料の106ページと108ページから112ページまでをご覧ください。 変更する市道路線は5路線です。 東中津15号線は、市道台帳の再編により終点の位置を変更するものです。 前飯島13号線は、民間開発に伴い終点の位置を変更するものです。 高留鼻線は、先ほど説明しました安来鉄工センター隣接地の活用に伴う橋梁整備計画に合わせて終点の位置を変更するものです。 能義2号線は、東中津15号線の変更に合わせて終点の位置を変更するものです。 小田線は、民間開発に伴い終点の位置を変更するものです。 以上、議第54号並びに議第55号の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 議第54号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第55号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第54号及び議第55号の2件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第27及び日程第28 ○議長(永田巳好君) 日程第27、議第56号「区域外における公の施設の設置に関する協議について」及び日程第28、議第57号「区域外における公の施設の廃止に関する協議について」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 池上政策推進部次長。            〔政策推進部次長 池上孝順君 登壇〕 ◎政策推進部次長(池上孝順君) それでは、議第56号並びに議第57号の2件につきまして一括して説明いたします。 議案つづりの75ページをお願いいたします。 議第56号区域外における公の施設の設置に関する協議についてご説明いたします。 76ページをお願いします。 地方自治法の規定により、鳥取県米子市との協議書について議会の議決を求めるものでございます。 内容は、安来市広域生活バス、米子市内の路線の変更についてであります。 このたび、広瀬米子線と伯太米子線のうちそれぞれ1日1便ずつ鳥取大学医学部附属病院地内に乗り入れをするものです。対象区域は、76ページの2の図面の左上の赤い新規路線でお示ししております米子商工会議所付近の交差点から鳥取大学医学部附属病院地内の区間であります。 なお、議決をいただいた期日をもって回答したいと考えております。 続きまして、議案つづり77ページをお願いします。 議第57号区域外における公の施設の廃止に関する協議についてご説明いたします。 地方自治法の規定により、鳥取県南部町との協議書について議会の議決を求めるものでございます。 廃止する公の施設は、南部町営バス伐株線のうち安来市伯太町須山停留所。廃止する日、令和6年3月31日。内容については、南部町の運行形態の見直しによる運行範囲の縮減と当該地域の利用者が少ないことによるものでございます。 以上、議第56号、議第57号の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 議第56号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第57号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第56号及び議第57号の2件は総務企画委員会に付託いたします。 この際、しばらく休憩いたします。再開は午後1時30分といたします。            午前11時59分 休憩            午後1時30分 再開 ○議長(永田巳好君) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第29 ○議長(永田巳好君) 午前中に引き続き、日程第29、議第58号「令和5年度安来市一般会計補正予算(第11号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 二岡総務部長。            〔総務部長 二岡敦彦君 登壇〕 ◎総務部長(二岡敦彦君) それでは、予算関係つづり令和5年度補正予算の1ページをお願いいたします。 議第58号令和5年度安来市一般会計補正予算(第11号)についてご説明いたします。 このたびの補正は、障がい者総合支援事業、県営農業農村整備事業負担金、病院事業会計負担金、財政調整基金積立金、その他事業費の確定及び確定見込みによる精算と繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正を計上したものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算からそれぞれ2億6,000万円を減額し、予算の総額を276億3,569万7,000円とするものでございます。 第2条、繰越明許費の追加は、第2表繰越明許費補正によるものでございます。 第3条、債務負担行為の追加は、第3表債務負担行為補正によるものでございます。 第4条、地方債の変更は、第4表地方債補正によるものでございます。 2ページから5ページは、第1表の歳入歳出でございます。 6ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費補正でございます。新たに11事業を追加し、限度額の合計は1億9,436万5,000円でございます。 7ページは、第3表債務負担行為補正でございます。切川地区工業用地造成調査事業によるもので、期間及び限度額は記載のとおりでございます。 8ページをお願いいたします。 第4表地方債補正でございます。それぞれの事業の進捗に合わせ、17事業の変更を行うもので、全体では2,490万円の増、補正後の市債額は21億560万円でございます。 9ページからは、歳入歳出補正予算事項別明細でございます。 以上、議第58号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第30及び日程第31 ○議長(永田巳好君) 日程第30、議第59号「令和5年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」及び日程第31、議第60号「令和5年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 遠藤市民生活部長。            〔市民生活部長 遠藤浩人君 登壇〕 ◎市民生活部長(遠藤浩人君) 予算関係つづりの51ページをお願いいたします。 議第59号令和5年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,821万8,000円を追加し、予算の総額を41億1,026万7,000円とするものでございます。 52ページ、53ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正につきましては、記載のとおりでございます。詳細につきましては、別途説明させていただきます。 以上、議第59号の説明といたします。 続きまして、予算関係つづりの63ページをお願いいたします。 議第60号令和5年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ150万円を減額し、予算の総額を12億4,842万3,000円とするものでございます。 64ページ、65ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正につきましては、記載のとおりでございます。詳細につきましては、別途ご説明させていただきます。 以上、議第60号の説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 議第59号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第60号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第59号及び議第60号の2件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第32 ○議長(永田巳好君) 日程第32、議第61号「令和5年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 吉野健康福祉部長。            〔健康福祉部長 吉野文康君 登壇〕 ◎健康福祉部長(吉野文康君) 予算関係つづり75ページをお願いいたします。 議第61号令和5年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)につきましてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,862万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を55億4,800万円とするものでございます。 このたびの補正は決算見込みに基づくものであり、歳入歳出予算補正額については76ページ、77ページの第1表によるものでございます。詳細については、別途説明をさせていただきます。 以上、議第61号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第33 ○議長(永田巳好君) 日程第33、議第62号「令和5年度安来市電気事業特別会計補正予算(第4号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 遠藤市民生活部長。            〔市民生活部長 遠藤浩人君 登壇〕 ◎市民生活部長(遠藤浩人君) 予算関係つづりの87ページをお願いいたします。 議第62号令和5年度安来市電気事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億1,840万円を減額し、予算の総額を2億5,230万9,000円とするものでございます。 第1表歳入歳出予算補正につきましては、88ページ、89ページに記載のとおりです。 第2条、地方債の変更は、90ページの第2表地方債補正のとおりでございます。詳細につきましては、別途ご説明させていただきます。 以上、議第62号の説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第34 ○議長(永田巳好君) 日程第34、議第63号「令和5年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 石倉下水道課長。            〔下水道課長 石倉 保君 登壇〕 ◎下水道課長(石倉保君) それでは、予算関係つづり99ページをご覧ください。 議第63号令和5年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号)について説明いたします。 第1条、歳入歳出予算から5,481万4,000円を減額し、総額を8億6,036万7,000円とします。 100ページ及び101ページをご覧ください。 第1表歳入歳出予算補正です。この補正は、事業の実績見込みに合わせ、歳入歳出の各種経費を調整するものです。 99ページと併せて102ページをご覧ください。 第2条、地方債につき借入額の確定に伴い、第2表地方債補正のとおり限度額を減額します。詳細は別途説明します。 議第63号の説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第35 ○議長(永田巳好君) 日程第35、議第64号「令和5年度安来市水道事業会計補正予算(第4号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 石井水道管理課長。            〔水道管理課長 石井美佐子君 登壇〕 ◎水道管理課長(石井美佐子君) 111ページをご覧ください。 議第64号令和5年度安来市水道事業会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 この補正は、事業の実績見込みに合わせ、収入、支出の各種経費を調整するものです。 本ページと併せて113ページの実施計画をご覧ください。 第2条、収益的収入及び支出の予定額につき、収入、第1款水道事業収益を既決予定額から398万3,000円減額して10億6,235万9,000円とし、支出、第1款水道事業費用を既決予定額から795万4,000円減額して10億8,704万7,000円とします。 111ページ下段から112ページと併せて113ページの実施計画をご覧ください。 第3条、資本的収入及び支出の予定額につき、収入、第1款資本的収入を既決予定額に1,261万5,000円増額して4億7,459万8,000円とし、支出、第1款資本的支出を既決予定額から2,000万円減額して8億5,834万9,000円とします。 第4条は、人件費の額確定に伴い、職員給与費を55万円増額します。詳細は別途説明いたします。 議第64号の説明は以上です。
    ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第36 ○議長(永田巳好君) 日程第36、議第65号「令和5年度安来市下水道事業会計補正予算(第3号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 石倉下水道課長。            〔下水道課長 石倉 保君 登壇〕 ◎下水道課長(石倉保君) それでは、119ページをご覧ください。 議第65号令和5年度安来市下水道事業会計補正予算(第3号)について説明いたします。 この補正は、事業の実績見込みに合わせ、収入、支出の各種経費を調整するものです。 第2条、業務の予定量を記載のとおり補正します。 本ページと併せ122ページの実施計画をご覧ください。 第3条、収益的収支収入及び支出の予定額につき、収入、第1款下水道事業収益を既決予定額から409万3,000円減額して10億6,878万円とし、支出、第1款下水道事業費用を既決予定額から133万7,000円減額して10億1,813万1,000円とします。 120ページと併せて122ページの実施計画をご覧ください。 第4条、資本的収入及び支出の予定額につき、収入、第1款資本的収入を既決予定額から9,234万5,000円減額して13億2,927万5,000円とし、支出、第1款資本的支出を既決予定額から9,009万7,000円減額して17億6,846万2,000円とします。 120ページ下段から121ページをご覧ください。 第5条、企業債は、事業費の減額に伴い、各事業の限度額を記載のとおり減額いたします。 第6条は、人件費の額確定に伴い、職員給与費を28万3,000円増額します。詳細は別途説明いたします。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第37 ○議長(永田巳好君) 日程第37、議第66号「令和5年度安来市病院事業会計補正予算(第2号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 田中市立病院事務部長。            〔市立病院事務部長 田中将志君 登壇〕 ◎市立病院事務部長(田中将志君) それでは、133ページをお願いいたします。 議第66号令和5年度安来市病院事業会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 このたびの補正は、実績及び決算の見込みにより補正するものでございます。 第2条、予算第2条で定めた業務の予定量については、入院患者取扱量の年間延べを3万6,651人、1日平均を100.1人、外来患者取扱量の年間延べを4万9,890人、1日平均を205.3人と見込んでいるものでございます。入院用ベッドのベッド数につきましては、一般病床を76床から78床に改めるものでございます。 第3条、予算第3条で定めた収益的収入及び支出の予定額については、収入の第1款病院事業収益を既決予定額から671万9,000円減額し26億5,051万8,000円とし、支出の第1款病院事業費用を既決予定額から7,781万円減額し26億1,856万8,000円とするものでございます。 134ページをお願いいたします。 第4条、予算第4条で定めた資本的収入及び支出の予定額については、収入の第1款資本的収入を既決予定額に363万円を増額し2億9,485万9,000円とし、支出の第1款資本的支出を既決予定額に363万円を増額し4億3,614万8,000円とするものでございます。 第5条、予算第8条で定めた経費につきましては、決算見込みにより給与費、交際費をそれぞれ減額するものでございます。 第6条は、予算第9条で定めた一般会計からの補助金について増額するものでございます。 135ページからは、関連資料を掲載しております。詳細は別途説明をさせていただきます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第38 ○議長(永田巳好君) 日程第38、議第67号「令和6年度安来市一般会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 二岡総務部長。            〔総務部長 二岡敦彦君 登壇〕 ◎総務部長(二岡敦彦君) それでは、予算関係つづり令和6年度当初予算、令和6年度一般会計・特別会計予算書の1ページをお願いいたします。 議第67号令和6年度安来市一般会計予算についてご説明いたします。 まず、予算編成につきましては、物価、原油価格高騰の影響がある中、次の世代につなげる安来市を目指し、第2次安来市総合計画の将来像、人が集い未来を拓くものづくりと文化のまちの実現に向けた施策、併せて安来市まち・ひと・しごと創生総合戦略による人口対策と安来市の創生を目的とした施策を重点的かつ着実に推進することとし、令和6年度の国の予算編成の動向、地方財政対策、地方債計画並びに県の予算編成動向、市の中期財政計画を踏まえ、編成作業を行いました。厳しい財政状況の中でも、行政改革や内部経費の見直しなど、財政運営のさらなる健全化を図りながら、将来のまちづくりへの取組を着実に推進していくことといたしました。 第1条、歳入歳出予算につきましては、総額を歳入歳出それぞれ270億7,000万円と定めるものでございます。対前年度9億2,000万円の増、増減率につきましては3.5%の増でございます。 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるものでございます。 第2条、債務負担行為でございます。 地方自治法の規定により、債務を負担する行為をできる事項、期間及び限度額を定めたもので、内容は第2表債務負担行為によるものでございます。 第3条、地方債でございます。 地方自治法の規定により、起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めたもので、内容は第3表地方債によるものでございます。 第4条、一時借入金でございます。 地方自治法の規定による一時借入金の借入れの最高額を、令和5年度と同様38億円と定めるものでございます。 第5条、歳出予算の流用でありますが、地方自治法の規定により、同一款内での人件費の流用を例外的に認めるものでございます。 2ページ、3ページは、第1表の歳入でございます。 4ページ、5ページは、歳出でございます。 6ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為でございます。 養護老人ホーム鴨来荘移転整備事業ほか5件につきまして、それぞれ期間と限度額を設定しております。このうち、安来港飯島線道路改良事業吉田橋(橋梁上部工)につきましては、令和5年度一般会計当初予算において期間と限度額を設定し、一般会計補正予算(第7号)においてその期間の変更を行っておりますが、工事請負契約の締結見込みが令和6年4月となったため、改めて期間と限度額を設定するものでございます。 7ページは、第3表地方債でございます。 各種ハード事業やソフト事業、24事業及び臨時財政対策債につきまして、起債の発行限度額等の設定を行うものでございます。 歳入歳出予算事項別明細につきましては、別冊予算に関する説明書でご確認ください。 以上、議第67号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第39及び日程第40 ○議長(永田巳好君) 日程第39、議第68号「令和6年度安来市国民健康保険事業特別会計予算」及び日程第40、議第69号「令和6年度安来市後期高齢者医療事業特別会計予算」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 遠藤市民生活部長。            〔市民生活部長 遠藤浩人君 登壇〕 ◎市民生活部長(遠藤浩人君) 令和6年度一般会計・特別会計予算書の9ページをお願いいたします。 議第68号令和6年度安来市国民健康保険事業特別会計予算についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ36億500万円と定めるものです。 第2条、一時借入金については、借入れの最高額を4億円とするものです。 第3条につきましては、歳出予算の流用について定めております。 10ページ、11ページの第1表歳入歳出予算につきましては、記載のとおりでございます。詳細につきましては、別途説明させていただきます。 以上、議第68号の説明といたします。 続きまして、予算書13ページをお願いいたします。 議第69号令和6年度安来市後期高齢者医療事業特別会計予算についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ13億2,500万円と定めるものです。 第2条、一時借入金については、借入れの最高額を1億円とするものです。 14ページ、15ページの第1表歳入歳出予算につきましては、記載のとおりでございます。詳細につきましては、別途説明させていただきます。 以上、議第69号の説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 議第68号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第69号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第68号及び議第69号の2件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第41 ○議長(永田巳好君) 日程第41、議第70号「令和6年度安来市介護保険事業特別会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 吉野文健康福祉部長。            〔健康福祉部長 吉野文康君 登壇〕 ◎健康福祉部長(吉野文康君) 令和6年度一般会計・特別会計予算書の17ページをお願いいたします。 議第70号令和6年度安来市介護保険事業特別会計予算についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ52億5,400万円と定めるものでございます。 第2条は、一時借入金の借入れの最高額を3億円とするものでございます。 第3条につきましては、歳出予算の流用について定めるものでございます。 予算の編成においては、第9期介護保険事業計画に基づくものでございます。 予算額については、予算関係つづりの18ページ、19ページの第1表によるものでございます。詳細については、別途説明をさせていただきます。 以上、議第70号の説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第42 ○議長(永田巳好君) 日程第42、議第71号「令和6年度安来市電気事業特別会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 遠藤市民生活部長。            〔市民生活部長 遠藤浩人君 登壇〕 ◎市民生活部長(遠藤浩人君) 令和6年度一般会計・特別会計予算書の21ページをお願いいたします。 議第71号令和6年度安来市電気事業特別会計予算についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億8,260万円と定めるものです。 第2条、債務負担行為は24ページの第2表、第3条、地方債は25ページの第3表のとおりでございます。 第4条、一時借入金につきましては、借入れの最高額を1億円とするものです。 22ページ、23ページの第1表歳入歳出予算につきましては、記載のとおりでございます。詳細につきましては、別途説明させていただきます。 以上、議第71号の説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第43から日程第45まで ○議長(永田巳好君) 日程第43、議第72号「令和6年度母里財産区特別会計予算」、日程第44、議第73号「令和6年度井尻財産区特別会計予算」並びに日程第45、議第74号「令和6年度赤屋財産区特別会計予算」の3件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 池上政策推進部次長。            〔政策推進部次長 池上孝順君 登壇〕 ◎政策推進部次長(池上孝順君) 議第72号から議第74号までの3件につきまして一括して説明をさせていただきます。 令和6年度一般会計・特別会計予算書の27ページをお願いいたします。 議第72号令和6年度母里財産区特別会計予算でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ87万円と定めるものでございます。 歳入歳出予算の款項の区分及び区分ごとの金額については、28ページ、29ページの第1表歳入歳出予算によるものでございます。 次に、31ページをお願いします。 議第73号令和6年度井尻財産区特別会計予算でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ17万円と定めるものでございます。 歳入歳出予算の款項の区分及び区分ごとの金額は、32、33ページの第1表歳入歳出予算によるものでございます。 続きまして、35ページをお願いします。 議第74号令和6年度赤屋財産区特別会計予算でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ14万円と定めるものでございます。 歳入歳出予算の款項の区分及び区分ごとの金額は、36ページ、37ページの第1表歳入歳出予算によるものでございます。 以上、議第72号から議第74号の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 議第72号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第73号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 議第74号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第72号から議第74号までの3件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第46 ○議長(永田巳好君) 日程第46、議第75号「令和6年度安来市水道事業会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 石井水道管理課長。            〔水道管理課長 石井美佐子君 登壇〕 ◎水道管理課長(石井美佐子君) 予算関係つづりの水色の仕切り紙が閉じてあります令和6年度安来市水道事業会計予算書の1ページをご覧ください。 議第75号令和6年度安来市水道事業会計予算について説明いたします。 第2条、業務の予定量を記載のとおりとします。 第3条、収益的収入及び支出の予定額につき、収入、第1款水道事業収益を10億7,448万5,000円、支出、第1款水道事業費用を11億1,681万1,000円とします。 2ページをご覧ください。 第4条、資本的収入及び支出の予定額につき、収入、第1款資本的収入を5億4,909万4,000円、支出、第1款資本的支出を9億7,169万3,000円とします。 第5条、企業債につき、建設改良事業の限度額を2億530万円とします。 3ページをご覧ください。 第6条、一時借入金の限度額を5,000万円とします。 第7条及び第8条は、予算の流用に関する事項を定めております。 第9条、一般会計からの補助金は1億8,237万3,000円です。 第10条、棚卸資産の購入限度額は704万7,000円とします。 4ページ以降は、関係資料を記載をしております。 議第75号の説明は以上です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第47 ○議長(永田巳好君) 日程第47、議第76号「令和6年度安来市下水道事業会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 石倉下水道課長。            〔下水道課長 石倉 保君 登壇〕 ◎下水道課長(石倉保君) それでは、ピンク色の仕切り紙が閉じてあります令和6年度安来市下水道事業会計予算書の1ページをご覧ください。 議第76号令和6年度安来市下水道事業会計予算について説明いたします。 このたびの予算から、従来の安来市生活排水処理事業特別会計を本会計に統合し、一本化いたします。 第2条、業務の予定量を記載のとおりといたします。 第3条、収益的収入及び支出の予定額につき、収入、第1款下水道事業収益を18億239万6,000円、支出、第1款下水道事業費用を17億7,164万5,000円とします。 2ページをご覧ください。 第4条、資本的収入及び支出の予定額につき、収入、第1款資本的収入を17億875万2,000円、支出、第1款資本的支出を22億9,208万8,000円とします。 第4条の2、特例的収入及び支出は、このたび統合する生活排水処理事業特別会計に属していた事業につき、地方公営企業法の財務規定を適用する前に発生した債権、債務に関わる未収金3,926万1,000円及び未払金4,723万4,000円を統合後の令和6年度下水道事業会計に属する債権、債務として整理するものです。 ページは3ページにまたがります。 第5条、債務負担行為は、水洗便所改造資金融資あっせんに関する事項を定めています。 第6条、企業債は、各事業の限度額を記載のとおりとします。 第7条、一時借入金の限度額を12億円とします。 4ページをご覧ください。 第8条及び第9条は、予算の流用に関する事項を定めています。 第10条は、一般会計からの補助金は12億3,207万1,000円です。 5ページ以降は、関係資料を掲載しております。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第48 ○議長(永田巳好君) 日程第48、議第77号「令和6年度安来市病院事業会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 田中市立病院事務部長。            〔市立病院事務部長 田中将志君 登壇〕 ◎市立病院事務部長(田中将志君) 黄色の仕切り紙の後ろに予算書がございますので、ご覧ください。 議第77号令和6年度安来市病院事業会計予算につきましてご説明いたします。 最初に、20ページをお願いいたします。 予算編成に当たりまして、基本的な考え方についてご説明いたします。 令和5年度は、安来市立病院改革プラン(令和4年版)に沿って取組を進め、確実に成果を積み上げながら、特に在宅復帰への支援強化を図ってまいりました。また、感染対策や人員不足の対応としてオンライン診療や発熱外来のネット予約システムなどの導入を進め、医療の安全性の確保と利便性の向上に取り組んでまいりました。 令和6年度は、医師の働き方改革がスタートし、医療、介護報酬の同時改定があります。また、新型コロナウイルス感染症の対応も続くものと予測され、こうした状況を踏まえながら、市立病院に求められる医療機能の変化への対応、他医療機関との連携強化により、効率的な病院経営に取り組みながら、地域医療を支える病院としてその役割を果たしてまいります。 予算の編成に当たりまして、安来市立病院経営強化プランに基づき、取組の3本柱を軸に実現性と持続性のある経営を行っていくことを念頭に積算いたしました。 予算書の1ページをお願いいたします。 第1条、令和6年度安来市病院事業会計の予算は、次に定めるところによるものでございます。 第2条、業務の予定量については、入院用ベッド数を一般病床78床、療養病床33床、合計111床とするものでございます。診療科目は、記載の14科としております。 第3条、収益的収入及び支出の予定額については、病院事業収益26億2,010万2,000円、病院事業費用26億3,510万8,000円とし、それぞれ前年度より減とするものでございます。 なお、一般会計からの繰入金は、6億5,000万円をお願いするものでございます。 次に、2ページをお願いいたします。 第4条、資本的収入及び支出の予定額については、資本的収入3億1,310万円、資本的支出5億398万2,000円とし、それぞれ前年度より増とするものでございます。 第5条、企業債は、先ほどの財源として借り入れる起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還方法を定めるものでございます。 次に、3ページをお願いいたします。 第6条は、一時借入金の限度額を定めるものでございます。 第7条、第8条は、それぞれ会計規程に基づき、予算の流用について定めるものでございます。 第9条は一般会計から補助を受ける金額を、第10条は棚卸資産の購入限度額を定めるものでございます。 第11条は、重要な資産の取得として、磁気共鳴画像診断装置(MRI)のほか、医療機器の取得を予定するものです。 4ページからは、関連資料を掲載しています。詳細は別途説明をさせていただきます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は終了いたしました。 次回本会議は3月5日午前10時から代表質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。            午後2時18分 散会...