令和 元年第3回 9月
定例会 令和元年第3回
松江市議会定例会議 事 日 程(第5号)
令和元年9月30日(月曜日)午前10時開議 第1 議第35
号議案~議第54
号議案 (
委員長報告・質疑、討論、採決) 第2 決算第1
号~決算第14号 (
委員長報告・質疑、討論、採決) 第3 陳情第28号 (
委員長報告・質疑、討論、採決) 第4 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の通知について (採決) 第5
議員提出議案第5号
地方財政の充実・強化を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決) 第6
議員提出議案第6号
主要農作物種子法に代わる島根県独自の
条例制定を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決) 第7
議員提出議案第7号
高齢者の
安全運転支援と
移動手段の確保を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決) 第8
議員提出議案第8号 過去最低となった
食料自給率を引き上げる施策を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決) 第9
議員派遣について────────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 議第35
号議案~議第54
号議案 (
委員長報告・質疑、討論、採決) 決算第1
号~決算第14号 (
委員長報告・質疑、討論、採決) 陳情第28号 (
委員長報告・質疑、討論、採決) 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の通知について (採決)
議員提出議案第5号
地方財政の充実・強化を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決)
議員提出議案第6号
主要農作物種子法に代わる島根県独自の
条例制定を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決)
議員提出議案第7号
高齢者の
安全運転支援と
移動手段の確保を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決)
議員提出議案第8号 過去最低となった
食料自給率を引き上げる施策を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決)
議員派遣について────────────────────────────────────────出 席 議 員(34名) 1 番 河 内 大 輔 2 番 出 川 桃 子 3 番 細 木 明 美 4 番 太 田 哲 5 番 田 中 肇 6 番 米 田 と き こ 7 番 三 島 伸 夫 8 番 岩 本 雅 之 9 番 新 井 昌 禎 10 番 野 津 照 雄 11 番 長 谷 川 修 二 12 番 柳 原 治 13 番 吉 儀 敬 子 14 番 橘 祥 朗 15 番 野 津 直 嗣 16 番 野 々 内 誠 17 番 森 本 秀 歳 18 番 貴 谷 麻 以 19 番 川 島 光 雅 20 番 石 倉 徳 章 21 番 田 中 明 子 22 番 畑 尾 幸 生 23 番 吉 金 隆 24 番 南 波 巖 25 番 津 森 良 治 26 番 森 脇 勇 人 27 番 宅 野 賢 治 28 番 川 井 弘 光 29 番 篠 原 栄 30 番 三 島 良 信 31 番 三 島 進 32 番 立 脇 通 也 33 番 比 良 幸 男 34 番 森 脇 幸 好───────────────────────欠 席 議 員(なし)───────────────────────欠 員(なし)───────────────────────
事務局職員出席者 事務局長 角 清 司 次長 福 島 恵 美 子
議事調査課長 錦 織 靖 浩 書記 仲 田 雅 彦 書記 尾 添 和 人 書記 門 脇 保 書記 月 森 致 子 書記 矢 田 英 之───────────────────────説明のため出席した者 市長 松 浦 正 敬 副市長 能 海 広 明 副市長 星 野 芳 伸
政策部長 藤 原 亮 彦
地域振興事業推進部長 足 立 保
総務部長 講 武 直 樹
総務部次長 島 根 史 明
防災安全部長 永 田 明 夫
財政部長 山 内 政 司
産業経済部長 山 根 幸 二
観光振興部長 錦 織 裕 司
市民部長 松 延 由 子
福祉部長 湯 町 信 夫
健康部長 小 塚 豊
子育て部長 舩 木 忠
環境保全部長 高 橋 良 次
歴史まちづくり部長 須 山 敏 之
大橋川治水事業推進部長 永 島 真 吾
都市整備部長 安 達 良 三 消防長 金 村 保 正
教育長 清 水 伸 夫 副
教育長 早 弓 康 雄 副
教育長 大 谷 淳 司
上下水道局長 川 原 良 一
ガス局長 渡 部 厚 志
交通局長 三 島 康 夫
市立病院院長 紀 川 純 三
市立病院事務局長吉 川 浩 二─────────────────────── 〔午前10時04分開議〕
○議長(
森脇幸好) これより本日の会議を開きます。───────────────────────
△日程第1 議第35
号議案~議第54
号議案 (
委員長報告・質疑、討論、採決)
△日程第2 決算第1
号~決算第14号 (
委員長報告・質疑、討論、採決)
△日程第3 陳情第28号 (
委員長報告・質疑、討論、採決)
○議長(
森脇幸好) 日程第1、議第35号「成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について」から議第54号「松江市
乗合旅客自動車運送条例の一部改正について」まで議案20件及び日程第2、決算第1号「平成30
年度松江市
一般会計歳入歳出決算」から決算第14号「平成30
年度松江市
病院事業会計決算」まで決算14件並びに日程第3、陳情第28号「島根原子力発電所の再稼働及び新設によってリスクを負う市民として、そのメリットや必要性について様々な角度から十分な議論を
松江市議会にて行い、その
議論内容を公開する事(住民の知る権利) を求めることについて」を一括して議題といたします。 各
委員会における審査について、それぞれ
委員長の報告を求めます。
出川桃子総務委員長。 〔2番
出川桃子議員登壇〕
◆2番(
出川桃子) おはようございます。
今期定例会において
総務委員会に付託になりました議案5件につきまして、9月13日に
委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第35号「成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について」は、質疑において主なものとして、これまで
欠格条項に当てはまるケースがあったか、また職務に必要な能力の有無を判断する
個別審査規定を国に合わせて整備する必要があるのではないかとの質疑に対し、
執行部より、職員についてこれまで
欠格条項に該当する事例はない。今回、
欠格条項から成年被後見人または被保佐人を一律に排除する規定を除いたもので、ほかの
欠格条項については、個別の条例に基づき判断することになる。手続については、国の取り扱いも参考にしながら制度を検討していかなければいけないと考えているなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、賛成であるが、個々の手続については精査していただきたいとの意見があり、採決の結果、議第35号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第37号「松江市
印鑑条例の一部改正について」は、質疑、
意見ともになく、採決の結果、議第37号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第45号「財産の取得について」は、老朽化した
災害対応特殊救急自動車を更新するものであります。 また、議第46号「財産の取得について」は、
災害対応特殊救急自動車の更新に伴い、
高度救命処置用資機材を更新するものであります。 議第45号「財産の取得について」及び議第46号「財産の取得について」の議案2件については、
一括議題といたしました。 質疑において主なものとして、
希望型指名競争入札の定義や
参加状況及び入札が1社になった理由についての質疑に対し、
執行部より、
希望型指名競争入札については、
一般競争入札と同様、公募をして
受注意欲のある業者が入札に参加する方法であるが、途中で
資格審査を行い、
参加資格を満たす業者だけに指名をして、確実に入札を実施する方法として採用している。
入札参加業者については、
災害対応特殊救急自動車の
登録業者が32社あり、
高度救命処置用資機材に係る
登録業者が94社ある。ホームページで案件公開した結果、受注を希望した
事業者は各1社であった。 仕様や
参加資格の幅を広げていけば、
参加業者がふえるのではないかとの質疑に対し、
執行部より、仕様については
救急業務実施基準に基づき決定をしている。今回の仕様では、医療品、
医薬機器の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づき、3事業の許可証を有していることが条件となっており、許可証を保有している業者は3社であったと確認している。 限られた予算の中で、適正に安価な購入がなされるよう、改めて検証していきたい。 一般的に
希望型指名競争入札は、多くの
参加業者が見込まれる際に採用される方法で、
一般競争入札が適当ではないかとの質疑に対し、
執行部より、今回のような特殊な車両の入札の場合、入札にふなれな業者の
参加資格を確認することを目的として希望型としているが、趣旨としては
一般競争入札と同じである。今後は、
一般競争入札も検討してまいりたいなどの答弁がありました。 議第45号及び議第46号は、討論で意見はなく、採決の結果、それぞれ
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第50号「令和元
年度松江市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、質疑において主なものとして、
人間ドック助成事業の目的や
人間ドックの
所得区分別の受診率についての質疑に対し、
執行部より、
健康づくりを通じて
医療費が抑制されることを主な目的としている。また
医療費の抑制により、将来的に保険料も下げていきたいと考えている。
人間ドック応募状況は、平成30年度実績で2,320人の枠に対し0.97倍の申し込みがあり、所得別に見た応募者の割合は、総所得600万円を超える世帯で21%、600万円以下の
課税世帯で14%、
非課税世帯で6%となっている。 討論では、一委員より、賛成であるが、
ドック受診後に安心して病院を受診できる施策が整うことで
医療費の抑制にもつながっていくと考えるので検討いただきたいとの意見があり、採決の結果、議第50号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 以上で
総務委員会の報告を終わります。
○議長(
森脇幸好) これより
総務委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これをもって
総務委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
米田ときこ教育民生委員長。 〔6番
米田ときこ議員登壇〕
◆6番(
米田ときこ) おはようございます。
今期定例会において
教育民生委員会に付託になりました議案6件につきまして、9月13日に
委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第40号「松江市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、質疑では、保育料の無償化に伴い、
実費負担として残る副食費の免除される
対象者数と免除が受けられない者の人数及び市の負担額についての質疑に対し、
執行部より、副食費が免除される対象者については、平成31年3月の時点で1,600人程度、免除が受けられない者については、2,500名程度である。また、市の持ち出しとなる負担額については、半年で約1,000万円となる。 次に、副食費の単価及び
アレルギーの児童の副食費についての質疑に対し、
執行部より、副食費については、各施設で副食の食材の提供に係る経費をそれぞれ実費徴収するもので、その単価は
施設ごとに決定されるものと考えているが、国が副食費の単価の基準を4,500円と示しており、市ではこれを目安として決定するようお願いしている。
アレルギー食についても、国から副食費の
基準単価に含むことを示しており、市としてもこの中で各施設に
アレルギー食への対応もお願いしているなどの質疑に対する答弁がありました。 討論では意見がなく、採決の結果、議第40号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第38号「松江市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」、議第39号「松江市
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例及び松江市
幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、議第41号「松江市
保育料条例等の一部を改正する条例の一部改正について」及び議第51号「令和元
年度松江市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、質疑、
意見ともになく、採決の結果、それぞれ
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第52号「令和元
年度松江市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」は、質疑の後、討論で意見はなく、採決の結果、
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 以上で
教育民生委員会の報告を終わります。
○議長(
森脇幸好) これより
教育民生委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これをもって
教育民生委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
長谷川修二経済委員長。 〔11番
長谷川修二議員登壇〕
◆11番(
長谷川修二) おはようございます。
今期定例会において
経済委員会へ付託になりました議案3件につきまして、9月19日に
委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第42号「
松江市営駐車場条例の一部改正について」は、質疑の後、討論では、一委員より、
市営駐車場の
定期駐車使用料を
消費税引き上げのために値上げをするということで反対するとの意見があり、また一委員より、
消費税増税に伴うもので当然であり、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第42号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第54号「松江市
乗合旅客自動車運送条例の一部改正について」は、質疑において主なものとして、レイクラインの1日乗車券、現行500円が520円となる
計算根拠についての質疑に対し、過去に
消費税率が改正された際に料金を据え置いており、特例として5%まで割り戻して計算しているためであるとの答弁があり、まただんだんパス及び
通学フリー定期券が据え置きとなっている理由についての質疑に対し、これらの定期券は
基準賃率に基づいて計算したものではない。
消費税に関連するものを除き、平成8年以降、
運賃改定を行っておらず、今後改定を検討することから、今回は据え置いたものであるなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、
バス料金に
消費税値上げを上乗せするということで反対するとの意見があり、また一委員より、
消費税率が変わるもので、当然であることから賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第54号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第53号「令和元
年度松江市
交通事業会計補正予算(第1号)」は、質疑はなく、討論では、一委員より、
消費税引き上げのため、
バス運賃及び
定期駐車料金の値上げを含む予算となっており、反対するとの意見があり、また一委員より、
消費税に関連するものであるので賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第53号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 以上で
経済委員会の報告を終わります。
○議長(
森脇幸好) これより
経済委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これをもって
経済委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
細木明美建設環境委員長。 〔3番
細木明美議員登壇〕
◆3番(
細木明美) おはようございます。
今期定例会において
建設環境委員会に付託となりました議案5件につきまして、9月17日に
現地視察、18日に
委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告いたします。 議第36号「松江市
手数料徴収条例の一部改正について」は、質疑の後、討論で意見はなく、採決の結果、議第36号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第43号「八束
交通対策基金条例の廃止について」は、八束
コミュニティバスの運行に係る経費に対して、従来
当該基金をどの程度充当していたかという質疑に対し、
執行部より、基本的には八束
コミュニティバスの運行に要する経費から
運行収入を差し引いた額の全額に対して基金を充当してきたとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第43号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第44号「松江市
普通公園条例の一部改正について」は、公園を管理する団体の
高齢化対策についての質疑に対し、
執行部より、
公園愛護団体等で高齢化が進んでいる状況であり、若者の加入を呼び込むようなイベントを通じての
仕組みづくりや広報など対策を考えていきたいとの答弁がありました。 八束千本桜緑地において
公園敷地が点在し、周囲の土地や道路の利用に支障がないかとの質疑に対し、
執行部より、土地の利用については、本公園は
普通公園であり、
都市公園のような制約は生じないため、部分的な転売等の要望があれば、
都度対応を検討するとの答弁がありました。 また、道路の使用については、桜が点在する現在の
植栽状況では支障はないと考えているが、今後桜の成長ぐあいについても注意して監視し、周囲の土地や道路との関係で支障があるとの相談等があれば対応していきたいとの答弁がありました。 そのほか、八束千本桜緑地を管理する団体の
人員体制、
管理委託費についての質疑の後、討論で意見はなく、採決の結果、議第44号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第47号「
市道路線の廃止について」及び議第48号「
市道路線の認定について」は、
一括議題といたしました。 私道の
市道編入についての質疑に対し、
執行部より、私道を市道に編入する要望は年に数件あり、要綱に基づいて認定を行っている。要綱上、基本的に幅員が4メートル以上あるか、必要な
道路構造があるか、
排水施設があるかといった項目から判断し、可能な限り市道に編入するよう心がけているとの答弁がありました。 討論でそれぞれ意見はなく、採決の結果、それぞれ
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 以上で
建設環境委員会の報告を終わります。
○議長(
森脇幸好) これより
建設環境委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これをもって
建設環境委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
比良幸男予算委員長。 〔33番
比良幸男議員登壇〕
◆33番(
比良幸男) おはようございます。
今期定例会において
予算委員会に付託になりました議案1件につきまして、9月25日に
委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第49号「令和元
年度松江市
一般会計補正予算(第1号)」は、討論では、一委員より、
文化行政や図書館のあり方、
観光推進体制の検討、公園の遊具等の改修費などが盛り込まれ、今後の松江市を形成する大切な予算が計上されている。しっかりと検討、議論されること、また
市民サービスに直結するものについては迅速に
事業実施に取り組まれることを望み、賛成したいとの意見があり、採決の結果、議第49号は
全会一致により原案可決すべきものと決しました。 なお、各分科会での審査の内容については、お手元にお配りしております
分科会長報告のとおりであります。 以上で
予算委員会の報告を終わります。
○議長(
森脇幸好) これより
予算委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これをもって
予算委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
立脇通也決算特別委員長。 〔32番
立脇通也議員登壇〕
◆32番(
立脇通也)
今期定例会において
決算特別委員会に付託になりました決算第1号「平成30
年度松江市
一般会計歳入歳出決算」外決算13件につきまして、9月12日及び9月25日に
委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 初めに、
総括質疑及び
監査委員への質疑に対する答弁の主なものを御報告いたします。
総括質疑では、中核市に移行して初めての決算となるが、
市民生活や市政にどのような効果が生まれ、決算にどのような影響があったか、また
中核市業務に必要な専門性を有する
人材確保の状況についての質疑に対し答弁は、中核市移行の効果について、
市民サービス向上の面では
手続期間が短縮された事例や他の施策と総合的な支援ができるように体制が充実した事例、また申請時の住民票などの
添付書類が省略でき、手続が簡素化された事例など、松江市中核市
移行基本計画に記載したとおりの成果が出ている。さらに、他の中核市の職員との
意見交換や交流の機会がふえたことにより、参考になる情報を得られるとともに、職員の
意識向上にもつながっている。 決算への影響については、当初の
計画どおり、財源を持ち出すことなく執行することができた。 専門職や資格職の確保については、移行前の平成28年度から
採用試験を実施し、今までに7名を採用している。保健所などの安定的な運営のため、引き続き
人材確保に努めたいと考えている。
国民健康保険が都道府県化され初の決算となるが、どのように捉えているかとの質疑に対し答弁は、島根県の
決算状況は約2億円の剰余金が発生しており、大きな混乱もなく適正であったと聞いている。本市においても、県への
事業費納付金を51億7,000万円納付したが、
実質収支約1億9,000万円の
黒字決算となり、適正な運営であったと考えている。しかしながら、2年目となる
令和元年度の納付金は1億9,000万円の増となっており、今後の
医療費の推移や
診療報酬改定など国の動向も注視しながら安定した
会計運営に努めたいと考えている。
実質公債費比率や将来
負担比率など
財政健全化指標に対する見解と今後の見通しについての質疑に対し、
実質公債費比率及び将来
負担比率について、平成25年度から平成30年度までの5年間の決算において、それぞれ3.7ポイント及び63.8ポイント数値が改善しており、健全化が進んでいる現状である。これは一貫して市債の
発行抑制と積極的な繰り上げ償還に取り組んだ結果であると考えている。今後も両指標とも改善に向かうと推計しているが、引き続き財政指標の目標値を定め、数値の改善に取り組んでまいりたい。 歳出に占める義務的経費が増加する一方、投資的経費が減少ぎみであるが、どのように考えているかとの質疑に対し、平成25年度から平成27年度までの投資的経費は、新体育館整備に伴い、3カ年平均額は114億8,000万円であったが、平成28年度から平成30年度までの平均額は85億9,000万円となっている。投資的事業は市民の安心・安全を守るためにも必要であると考えており、毎年策定する中期財政見通しでも一定規模の普通建設事業費の確保を目標に掲げているところである。今後、新庁舎建設など投資的経費は拡大傾向にあると考えており、投資の事業規模と後年度負担のバランスを調整しながら必要な事業を組み込んでまいりたいと考えている。 市の発注による地元への還元についての質疑に対し、公共事業については建設工事関係でほぼ100%を市内業者に発注し、日常品を含む物品についても90%以上を市内に本社、支店、営業所を置く企業に発注している。市内企業を経由して発注することで地元企業の雇用確保など地域経済の活性化に寄与しており、地元への還元はされていると考えるなどの答弁がありました。
監査委員への質疑に対する答弁では、平成29年、地方自治法の一部を改正する法律が成立し、都道府県及び政令市以外の首長については内部統制の整備、運用が努力義務とされ、来年4月の施行に当たり、
監査委員において改正法律に基づく趣旨、手続の制定について、どのような観点から臨まれるかとの質疑に対し、本市において導入された場合、監査対象のリスクの内容及び程度が示されることから、監査等の重点化、質の強化、実効性確保が促進されるものと考えている。 次に、指定管理者における備品修繕の責任範囲について、
監査委員としてどう考えるかとの質疑に対し、指定管理者が行う業務については、その設置管理条例において、また管理業務の詳細は松江市、指定管理者双方で締結する管理協定において定められており、
監査委員は備品修理の役割分担について、協定に沿った適切な事務が行われているかを監査しているなどの答弁がありました。 9月25日の
委員会では、各分科会長から審査内容に関する報告を受けた後、討論、採決を行いました。 なお、各
分科会長報告につきましては、お手元に配付いたしておりますとおりであります。 決算第1号「平成30
年度松江市
一般会計歳入歳出決算」は、討論で、一委員より、認定に反対する意見、一委員より、認定に賛成する意見があり、採決の結果、決算第1号は賛成多数で認定すべきものと決しました。 決算第2号「平成30
年度松江市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」は、討論で、一委員より、認定に反対するとの意見があり、採決の結果、決算第2号は賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、決算第4号「平成30
年度松江市後期
高齢者医療保険事業特別会計歳入歳出決算」は、討論で、一委員より、認定に反対するとの意見があり、採決の結果、決算第4号は賛成多数で認定すべきものと決しました。 決算第5号「平成30
年度松江市介護保険事業特別会計歳入歳出決算」は、討論で、一委員より、認定に反対する意見があり、採決の結果、決算第5号は賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、決算第10号「平成30
年度松江市水道事業会計決算」は、討論で、一委員より、認定に反対するとの意見があり、採決の結果、決算第10号は賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、決算第14号「平成30
年度松江市
病院事業会計決算」は、討論で、一委員より、認定に反対するとの意見があり、採決の結果、決算第14号は賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、決算第3号「平成30
年度松江市宍道
国民健康保険診療施設事業特別会計歳入歳出決算」、決算第6号「平成30
年度松江市企業団地事業特別会計歳入歳出決算」、決算第7号「平成30
年度松江市公園墓地事業特別会計歳入歳出決算」、決算第8号「平成30
年度松江市鹿島町恵曇・講武・御津・佐太財産区特別会計歳入歳出決算」、決算第9号「平成30
年度松江市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」、決算第11号「平成30
年度松江市下水道事業会計決算」、決算第12号「平成30
年度松江市ガス事業会計決算」、決算第13号「平成30
年度松江市交通事業会計決算」、以上8件については意見はなく、採決の結果、それぞれ
全会一致で認定すべきものと決しました。 なお、決算第1号、決算第2号、決算第6号、決算第8号、決算第13号及び決算第14号に対する
決算特別委員会の意見は、お手元にお配りしております
決算特別委員会意見一覧表のとおりであります。 また、各分科会における審査の内容については、
分科会長報告のとおりであります。 以上、本
委員会に付託されました決算14件の審査を議長及び議会選出の
監査委員を除く全議員で行いましたが、
執行部におかれましては、本
委員会の設置の趣旨を踏まえて、お配りいたしております一覧表に記載の
委員会意見を令和2年度予算に反映されるよう要望いたしまして、特別
委員会の報告を終わります。ありがとうございました。
○議長(
森脇幸好) これより決算特別
委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これをもって決算特別
委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 森脇勇人議会運営
委員長。 〔26番森脇勇人議員登壇〕
◆26番(森脇勇人)
今期定例会において議会運営
委員会に付託となりました陳情1件につきまして、9月20日に
委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 陳情第28号「島根原子力発電所の再稼働及び新設によってリスクを負う市民として、そのメリットや必要性について様々な角度から十分な議論を
松江市議会にて行い、その
議論内容を公開する事(住民の知る権利)を求めることについて」は、陳情者から事前に趣旨説明の申し出があり、
委員会に出席される予定でありましたが、陳情者の都合により、審査の当日は出席されない中で審査を行いました。 審査においては、2人の委員より、継続審査並びに陳情者の出席を求める申し出がありましたが、それぞれ採決の結果、陳情者の出席は求めず、当日中に結論を出すことに決しました。 討論では、一委員より、
議論内容を公開することを求めていることについては、議論は公開すべきで、一般質問や原子力発電対策特別
委員会、全員協議会で議論されている。 原子力発電所の再稼働や新設の必要性については、基本的に原子力を含むエネルギー政策は国策であり、その中で専門的かつ高度な知見をもって検証されるべきである。 立地自治体の松江市としては、国において検証、検討されたエネルギー政策や原発の必要性について説明を聞き、判断する立場であり、市議会が独自で専門家や利害関係者を集めて検証を行うことについては、どこまで知見や専門性を持ってやれるのか、また市議会として行う必要性があるのか不明である。 今までも
松江市議会としては、本会議、原子力発電対策特別
委員会などで議論がされており、また市民が直接話を聞き、発言する機会としては、市民説明会や安対協があるので、伝えたいことはわかるが、趣旨採択のない
松江市議会においては不採択。 一委員より、安対協などの組織の中で、各種団体の委員、地域の代表、公募委員、そして議員も含めて議論を公開で行っているので、不採択。 一委員より、これまで、さまざまな形で市民の皆さんにわかるようにしてきており、おおむね要望されたことについてはできているということで、不採択との意見があり、採決の結果、陳情第28号は賛成なしにより不採択とすべきものと決しました。 以上で議会運営
委員会の報告を終わります。
○議長(
森脇幸好) これより議会運営
委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これをもって議会運営
委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 13番吉儀敬子議員。 〔13番吉儀敬子議員登壇〕
◆13番(吉儀敬子) 共産党市議団の吉儀敬子でございます。 共産党市議団は、議案についての可否の基準は、第1に、憲法が定める生存権や財産権、幸福追求権など基本的人権を市政が保障しているか、第2に、地方自治法が規定する住民の福祉の増進という自治体の役割を市政が果たしているか、ここに物差しを置くべきと考えます。この立場から条例案件3件、補正予算1件、決算案件6件について
委員長報告に対する反対討論を行います。 まず、議第40号「松江市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」です。 1点目の副食費免除については、本来保育と給食は一体のものであり、国は保育料無償化に含めるべきですが、国が副食費を除外したために新たな負担となる対象者に市が手当てをするものであり、当然の措置と考えます。 2点目の
特定地域型保育事業者に対する要件緩和は、待機児童解消を理由に規制を緩和して民間
事業者を参入しやすくするためであり、子どもの就学前までの一貫した保育に責任を負わないことになり、反対をいたします。 議第42号「
松江市営駐車場条例の一部改正について」は、
市営駐車場の
定期駐車使用料に
消費税増税分を上乗せする内容であり、反対です。 議第54号「松江市
乗合旅客自動車運送条例の一部改正について」は、バス代に
消費税増税を上乗せする内容であり、反対です。 議第53号 令和元
年度松江市
交通事業会計補正予算は、
消費税引き上げのため、バス代と
市営駐車場の
定期駐車使用料に
消費税を転嫁した内容を含む補正予算であり、反対をいたします。 決算第1号「平成30
年度松江市
一般会計歳入歳出決算」は、農業関係で、学校給食の地元産食材が全品目26.9%から35%に伸び、学校以外にホテル2カ所、市立病院の食材も地元産が使われるようになったとのことで、関係者の皆さんの努力に敬意を表するものです。また、小中学校のエアコン設置の具体的準備を進められたことも評価をいたします。 しかしながら、1点目に、中核市に移行すると同時に、児童クラブの利用料を初め、公共施設の使用料の値上げが実施され、10月からは燃やせるごみ袋の値上げと市民に負担増がのしかかりました。ごみ袋に関しての混乱は、市民の市当局に対する信頼を大きく損なう結果となりました。 2点目は、生活保護費がさらに引き下げとなり、健康で文化的な生活とはほど遠い状況となっています。 3点目は、市職員の退職手当の引き下げがなされ、中核市で職員の新たな業務がふえる中での引き下げは認められません。 4点目は、保育所、児童クラブの待機児問題の解消は、努力をされてはおりますけれども不十分であり、保育士の処遇改善も不十分で、保育現場では保育士確保に苦労しています。 5点目は、教育問題です。 小中学校の子どもたちを競争に駆り立てる学力テストは、子どもにとっても教師にとっても不幸です。自分の頭で考える子どもを育てるため、学校図書館を利用した教師と司書の取り組みのさらなる質を高めるためには、せめて司書の全員嘱託化が必要です。 また、中学生のキャリア教育の候補に自衛隊を含めることは、戦争法が4年前に強行成立した後、自衛隊の性格が集団的自衛権行使容認の立場に変わったのですから、キャリア教育の候補からは外すべきです。 6点目は、電源立地交付金の使途の問題です。約23億4,600万円交付されましたが、小中学校の管理運営費や学校給食センター管理運営費などソフト事業に使うことは、原発に依存する体制を温存することであり、追いつかない急傾斜地対策や危険ため池の改修、体育館へのエアコン設置など防災面にこそ使うべきです。 7点目は、同和対策特別措置法が終結したにもかかわらず、同和団体の不公正な補助金支出はやめるべきです。 8点目は、特別職の給与引き上げと議員の期末手当の引き上げは、市民感情から受け入れられないものです。 以上、8項目の理由で平成30年度
一般会計歳入歳出決算に反対をいたします。 続いて、決算第2号 平成30
年度松江市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算は、国保の都道府県化になった年でした。この年は、保険料が引き下げられたことは評価いたしますが、保険料が払えず、資格証、短期保険証の発行でまともに医療にかかれない滞納者は、約2,700世帯と加入者の1割にも及びます。このような実態を生み出しながら、平成30年度には約8億9,000万円も基金に積み立て、年度末の基金が18億円にも膨れ上がっている異常な決算です。世帯の人数がふえるほど均等割が課せられ、国保料が上がる状況を解消するために、せめて子どもに係る均等割を廃止するために基金を取り崩すなどの施策を行うべきであり、決算に反対をいたします。 決算第4号「平成30
年度松江市後期
高齢者医療保険事業特別会計歳入歳出決算」は、保険料の引き下げは評価しますが、それでも保険料が払えず短期証の発行が102件あり、まともな医療が受けられないという状況を生み出しており、反対です。 決算第5号 平成30
年度松江市介護保険特別会計歳入歳出決算は、平成30年度を初年度とする第7期介護保険の保険料は、第6期保険料に比べ月額8.5%増の平均6,343円に値上げされました。介護保険が始まった19年前の保険料は月額3,140円であり、保険料は倍以上になっており、反対をいたします。 決算第10号「平成30
年度松江市水道事業会計決算」は、平成30年1月から簡易水道統合による水道料金の引き上げが始まり、平成30年度も引き上げられました。平成30年度決算では、地下水利用者の水道への誘導は思うように進んでいないことも判明いたしました。高い水道料のため、一時的ではあっても、水道給水停止が延べ1,000世帯にも及んでいる状況です。高い水道料金を引き下げる努力を求め、決算に反対いたします。 決算第14号「平成30
年度松江市
病院事業会計決算」は、時間外選定療養費と初診時選定療養費の徴収は公立病院として保険証1枚で安心してかかれる病院とは相反する対応であり、反対をいたします。 以上で反対討論を終わります。(拍手)
○議長(
森脇幸好) 15番野津直嗣議員。 〔15番野津直嗣議員登壇〕
◆15番(野津直嗣) おはようございます。松政クラブの野津直嗣です。会派を代表して討論を行います。 決算第1号「平成30
年度松江市
一般会計歳入歳出決算」並びに決算第2号「平成30
年度松江市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」から決算第9号「平成30
年度松江市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」まで8つの特別会計と決算第10号「平成30
年度松江市水道事業会計決算」から決算第14号「平成30
年度松江市
病院事業会計決算」まで5つの企業会計まで、
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告に対し、賛成の立場で討論を行います。 決算第1号「平成30
年度松江市
一般会計歳入歳出決算」では、決算特別
委員長の報告にあるとおり、平成30年度事業の決算は中核市になり初めての決算でした。新たに保健所機能を抱えた松江市として、データに裏打ちされた健康施策や包括的な
市民サービスの向上などに取り組み、中核市になってよかったと市民が実感できるよう、精いっぱい取り組んでいただきたいと思います。 決算第2号「平成30
年度松江市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」では、将来動向を見据えた基金運用を行い、安定的な国保事業に努める必要があります。 決算第4号 松江市後期
高齢者医療保険事業特別会計歳入歳出決算については、広域連合での運営の中で、市においては収納を含め、安定的に後期
高齢者医療保険の運用に努める必要があります。 決算第5号「平成30
年度松江市介護保険事業特別会計歳入歳出決算」については、給付抑制につながる介護予防施策の推進や、安定的な介護保険制度の運用に努める必要があります。 決算第10号「平成30
年度松江市水道事業会計決算」については、管路などの改良工事の実施、また簡易水道においては、国に対する支援措置なども含めてしっかりと対応し、安心・安全な水道事業の運営に努める必要があります。 決算第14号「平成30
年度松江市
病院事業会計決算」については、市民の健康や安心・安全の暮らしのために鋭意努力され、がんセンターを初めとした最新治療や緩和ケアなどの市民ニーズに対応できる包括的な病院運営に努める必要があります。 以上、先ほど述べた決算第10号及び決算第14号外3つの企業会計についても、持続可能かつ安定的に市民にとって必要なサービスを行う大切な会計であります。 よって
委員長の報告のとおり、松政クラブとして賛成するものであります。議員諸氏の賛同を賜りますようお願いを申し上げます。以上です。(拍手)
○議長(
森脇幸好) 29番篠原栄議員。 〔29番篠原栄議員登壇〕
◆29番(篠原栄) 公明クラブの篠原でございます。会派を代表し、決算第1号「平成30
年度松江市
一般会計歳入歳出決算」について、決算特別
委員長の報告に対し、賛成の立場で討論をいたします。 平成30年度は中核市となった初年度であり、中核市関連事業費は決算額11億8,000万円、移行に伴う決算規模拡大で歳入が990億9,800万円、そして歳出が976億1,200万円、
実質収支が13億3,000万円の黒字となっています。また、実質単年度収支では14億4,000万円の黒字となっています。財政基盤の強さを示す財政力指数は0.001ポイント上昇し0.579、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は90.2%と0.2ポイント改善をしております。このことは、財政連営に努力されたことを示しています。市債残高も減少はしていますが、しかし厳しい状況には変わりなく、引き続き財政健全化策に努めていただきたいと思います。 歳出では、待機児童解消や児童クラブ整備などの保育環境の整備、また今年5月開催のホーランエンヤや不昧公200年祭などの観光客入り込み対策なども積極的に取り組まれました。一方、扶助費の増大や今後新たな建設投資も予定されております。地方交付税の増額も期待できないこともあり、今後も厳しい財政運営は続くものと予想されます。有利な各種補助金や交付金を探し出し、最少の経費で最大の効果を示せるよう、努めていただきたいと思います。 来年度予算編成に当たっては、
決算特別委員会での議論を反映し、各会派意見を十二分に取り入れ、中核市となったことを市民が肌で感じられるよう、サービスの向上と職員のモチベーションアップ、そして市民に寄り添った行政の実現に向け、市長を中心に取り組んでいただきたいことをお願いいたしまして、賛成討論といたします。以上です。(拍手)
○議長(
森脇幸好) これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 初めに、議第35
号議案外議案19件の表決を行います。 議第40号「松江市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は原案可決であります。 本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって議第40
号議案は
委員長の報告のとおり決しました。 議第42号「
松江市営駐車場条例の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は原案可決であります。 本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって議第42
号議案は
委員長の報告のとおり決しました。 議第53号「令和元
年度松江市
交通事業会計補正予算(第1号)」を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は原案可決であります。 本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって議第53
号議案は
委員長の報告のとおり決しました。 議第54号「松江市
乗合旅客自動車運送条例の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は原案可決であります。 本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって議第54
号議案は
委員長の報告のとおり決しました。 次に、ただいま議決した議第40
号議案外議案3件を除き、議第35号「成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について」外議案15件を一括して採決いたします。 以上の案件に対する
委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手全員であります。 よって議第35
号議案外議案15件は
委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。 次に、決算第1号外決算13件の表決を行います。 決算第1号「平成30
年度松江市
一般会計歳入歳出決算」を採決いたします。 本決算に対する
委員長の報告は認定であります。 本決算は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって決算第1号は
委員長の報告のとおり決しました。 決算第2号「平成30
年度松江市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」を採決いたします。 本決算に対する
委員長の報告は認定であります。 本決算は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって決算第2号は
委員長の報告のとおり決しました。 決算第4号「平成30
年度松江市後期
高齢者医療保険事業特別会計歳入歳出決算」を採決いたします。 本決算に対する
委員長の報告は認定であります。 本決算は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって決算第4号は
委員長の報告のとおり決しました。 決算第5号「平成30
年度松江市介護保険事業特別会計歳入歳出決算」を採決いたします。 本決算に対する
委員長の報告は認定であります。 本決算は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって決算第5号は
委員長の報告のとおり決しました。 決算第10号「平成30
年度松江市水道事業会計決算」を採決いたします。 本決算に対する
委員長の報告は認定であります。 本決算は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって決算第10号は
委員長の報告のとおり決しました。 決算第14号「平成30
年度松江市
病院事業会計決算」を採決いたします。 本決算に対する
委員長の報告は認定であります。 本決算は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手多数であります。 よって決算第14号は
委員長の報告のとおり決しました。 次に、ただいま議決した決算第1号外決算5件を除き、決算第3号「平成30
年度松江市宍道
国民健康保険診療施設事業特別会計歳入歳出決算」外決算7件を一括して採決いたします。 以上の決算に対する
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手全員であります。 よって決算第3号外決算7件は
委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。 次に、陳情第28号の表決を行います。 陳情第28号「島根原子力発電所の再稼働及び新設によってリスクを負う市民として、そのメリットや必要性について様々な角度から十分な議論を
松江市議会にて行い、その
議論内容を公開する事(住民の知る権利)を求めることについて」を採決いたします。 本件に対する
委員長の報告は不採択であります。 本件は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手全員であります。 よって陳情第28号は
委員長の報告のとおり決しました。───────────────────────
△日程第4 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の通知について (採決)
○議長(
森脇幸好) 日程第4、諮問第1号「
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の通知について」を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。 〔職員朗読〕 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の通知について
令和元年9月13日付人第303号で松江市長から諮問された下記の者を
人権擁護委員候補者として推薦することの可否について、別紙のとおり通知します。
令和元年9月30日 提出
松江市議会議長 森 脇 幸 好 記 松江市比津が丘一丁目11番2号 横 山 康 二 松江市美保関町千酌1125番地4 松 本 美保子 松江市八束町入江338番地 吉 岡 敏 弘 松江市八雲町東岩坂500番地49 柳 浦 徹 松江市八雲町日吉137番地30 森 山 信 雄 松江市玉湯町布志名770番地11 足 立 裕 松江市宍道町伊志見201番地 持 田 朝 光 松江市東出雲町揖屋795番地11 田 村 唯 男 (別紙)
令和元年9月30日 松江市長 松 浦 正 敬 様
松江市議会議長 森 脇 幸 好
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の通知について
令和元年9月13日付人第303号で諮問された表題のことについて異議はありません。 上記のとおり通知します。
○議長(
森脇幸好) これより表決に入ります。 諮問第1号「
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の通知について」は原案のとおり推薦することに異議のない旨市長に通知することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手全員であります。 よって諮問第1号は原案のとおり推薦することに異議のない旨市長に通知することに決しました。───────────────────────
△日程第5
議員提出議案第5号
地方財政の充実・強化を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決)
△日程第6
議員提出議案第6号
主要農作物種子法に代わる島根県独自の
条例制定を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決)
○議長(
森脇幸好) 日程第5、
議員提出議案第5号「
地方財政の充実・強化を求める
意見書について」及び日程第6、
議員提出議案第6号「
主要農作物種子法に代わる島根県独自の
条例制定を求める
意見書について」を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 26番森脇勇人議員。 〔26番森脇勇人議員登壇〕
◆26番(森脇勇人)
議員提出議案第5号「
地方財政の充実・強化を求める
意見書について」、提案理由の説明をいたします。 松江市を初め、各地方自治体は人口減少に歯どめをかけ、将来にわたり住みよい活力ある地域社会を維持していくために、地方創生に加え、福祉、医療サービスの充実や地域の防災・減災対策を初め、複雑多様化する行政課題への対応に迫られております。 そのため、財政需要は増加の一途にあり、今後も地域の実情に応じた行政サービスを安定的に提供するためには、適切な
人材確保、地方分権改革のさらなる推進とあわせて、地方税、地方交付税等の一般財源総額の確保が不可欠であります。 したがって、令和2年度の政府予算と
地方財政を検討されるに当たり、本案に記載しております4つの事項につきましても実現されますよう、国に対し強く要望するものであります。 次に、
議員提出議案第6号「
主要農作物種子法に代わる島根県独自の
条例制定を求める
意見書について」、提案理由の説明をいたします。 昭和27年に制定された
主要農作物種子法のもとで、稲、麦、大豆の品種開発と安定供給のために国や都道府県の公的役割が明確にされ、主要農作物の種子の生産、普及のための施策が実施されることで生産者へ優良で安価な種子が供給され、農作物の安全性と流通の確保につながっておりました。 しかし、種子法は、平成30年4月1日をもって廃止され、これにより、都道府県が行ってきた種子の改良や安定供給の取り組みに法的な裏づけがなくなりました。 島根県においては、要綱を定め、優良な種子の生産及び普及を促進し、主要農作物の生産性向上、品質改善を図ることになっておりますが、種子の安定供給や品質確保の取り組みに向け、関連施設の整備などとともに、農業者や消費者の不安を払拭するため、種子法にかわる独自の条例を制定されるよう、島根県に対し強く要望するものであります。 以上、議員諸氏の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
森脇幸好) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第5号及び
議員提出議案第6号については、会議規則の規定によりそれぞれ
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。
議員提出議案第5号「
地方財政の充実・強化を求める
意見書について」及び
議員提出議案第6号「
主要農作物種子法に代わる島根県独自の
条例制定を求める
意見書について」を一括して採決いたします。
議員提出議案第5号及び
議員提出議案第6号はそれぞれ原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手全員であります。 よって
議員提出議案第5号及び
議員提出議案第6号はそれぞれ原案のとおり可決されました。───────────────────────
△日程第7
議員提出議案第7号
高齢者の
安全運転支援と
移動手段の確保を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決)
○議長(
森脇幸好) 日程第7、
議員提出議案第7号「
高齢者の
安全運転支援と
移動手段の確保を求める
意見書について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 29番篠原栄議員。 〔29番篠原栄議員登壇〕
◆29番(篠原栄)
議員提出議案第7号
高齢者の
安全運転支援と
移動手段の確保を求める
意見書につきまして、提案理由の説明をいたします。 近年、交通事故の発生件数は減少傾向にあるが、75歳以上の高齢運転者の死亡事故の割合は高まっており、単純ミスによる事故も目立っています。 国は、2017年施行の改正道路交通法で、75歳以上の免許保持者は違反時や免許更新時に認知機能検査を受けることを義務づけいたしましたが、今や高齢運転者の
安全運転支援の取り組みは待ったなしの課題であります。また、過疎地域を中心に、地域における
移動手段の確保も重要な取り組みです。 よって政府におかれては、地方自治体や民間
事業者とも連携しながら、高齢運転者の
安全運転支援と地域における
移動手段の確保を進めるため、1つ、
安全運転支援装置を搭載した安全運転サポート車やペダル踏み間違い時加速抑制装置の普及や購入支援策の実施、2つ、
コミュニティバスなどの地域公共交通ネットワークのさらなる充実とタクシーを含む公共交通機関の維持存続に向けて取り組む地方自治体へ財政支援をするなど、国に強く要望するものであります。 以上、議員諸氏の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
森脇幸好) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第7号については、会議規則の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。
議員提出議案第7号「
高齢者の
安全運転支援と
移動手段の確保を求める
意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手全員であります。 よって
議員提出議案第7号は原案のとおり可決されました。───────────────────────
△日程第8
議員提出議案第8号 過去最低となった
食料自給率を引き上げる施策を求める
意見書について (
提案説明、質疑、討論、採決)
○議長(
森脇幸好) 日程第8、
議員提出議案第8号「過去最低となった
食料自給率を引き上げる施策を求める
意見書について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 5番田中肇議員。 〔5番田中肇議員登壇〕
◆5番(田中肇)
議員提出議案第8号 過去最低となった
食料自給率を引き上げる施策を求める
意見書案につきまして、提案理由の説明をいたします。 日本の2018年度カロリーベースの
食料自給率は過去最低の37%となりました。 政府は、2010年の食料・農業・農村基本計画では自給率日標を2020年度までに50%としていましたが、2015年度改定の同計画では実現可能性を考慮して2025年度までに45%に引き下げました。 そこで、本
意見書案は、
食料自給率の回復を国づくりの中心に位置づけ、食料生産の担い手が安心して再生産できる農産物の価格保証、所得補償を抜本的に強化することにより、目標を達成されるよう内閣に求めるものであります。 議員の皆様の御賛同をいただきますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。ありがとうございました。
○議長(
森脇幸好) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第8号については、会議規則の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。
議員提出議案第8号「過去最低となった
食料自給率を引き上げる施策を求める
意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
森脇幸好) 挙手少数であります。 よって
議員提出議案第8号は否決されました。───────────────────────
△日程第9
議員派遣について
○議長(
森脇幸好) 日程第9「
議員派遣について」を議題といたします。 お諮りします。 地方自治法及び会議規則の規定により、お手元にお配りしておりますとおり、議員を派遣することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 この際、お諮りいたします。 ただいま議決した事項について、諸般の事情により派遣期間等を変更する場合、議長に一任をお願いしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇幸好) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これにて
今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。 この際、松浦市長より発言の申し出がありますので、これを許します。 松浦市長。 〔松浦正敬市長登壇〕
◎市長(松浦正敬) 閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 今議会に提案をいたしておりました全ての議案、そして平成30年度の決算につきまして、原案どおり議決、認定をいただきましたことに対しまして、まずもって厚く御礼を申し上げます。 初めに、本議会の間に発生をいたしました台風15号、17号によって被害を受けられ、御苦労をされております関東、九州を初めとした被災者の皆様、関係者の皆様にお見舞いを申し上げます。 特に、今回の台風では暴風による被害により大規模停電が発生をし、生活や経済に多大な影響があり、改めて暴風の怖さを再認識いたしたところであります。 今後、このようなリスクに備え、災害対応について再確認を行い、現在策定しております国土強靱化地域計画にこのような状況も想定し、計画に反映してまいりたいと思います。 さて、本議会では現在策定をいたしております第2次総合戦略や若者、女性の活躍について多くの御質問をいただいたところであります。 補正予算において、地域の産業構造や域内調達の分析に係る予算を盛り込んだところでございますけれども、地域経済の現状を分析し、把握をすることで、地域経済循環の観点から、データに基づいた効率的、効果的な移住・定住、産業振興などの施策につなげてまいりたいと思っております。 また、歴史や伝統文化を深掘りし、施策に反映していくために、
文化行政のあり方検討に係る予算を盛り込み、こうした分析や検討内容を現在策定しております第2次総合戦略へ反映してまいりたいと思っております。 あわせて、若者、女性の活躍につきましては、人口動態を詳細に分析し、20代の市外への転出の要因や30代を初めとした転入の要因などを把握し、第2次戦略の基本的な考え方の2つの重点視点、1つ、若者の人口流出を食いとめる取り組み、2つ、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる取り組みについて、さまざまな意見を反映し、施策につなげてまいりたいと考えております。 最後になりますが、今申し上げました市民の皆様の意見とともに、データ分析を施策に生かし、魅力ある産業、雇用、地域、生活環境の創出を図り、「選ばれるまち 松江」として、夢と希望を抱いていただけるような将来の松江に向けて、人口減少対策を初めとした諸施策を着実に実行してまいります。 議会の皆様方には、引き続きの御理解、御支援を賜りますようお願いを申し上げ、9月議会閉会の御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
○議長(
森脇幸好) これにて
令和元年第3回
松江市議会定例会を閉会いたします。 〔午前11時23分閉会〕...