松江市議会 > 2017-12-19 >
12月19日-05号

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  1. 松江市議会 2017-12-19
    12月19日-05号


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    平成29年第5回11月定例会    平成29年第5回松江市議会定例会議 事 日 程(第5号) 平成29年12月19日(火曜日)午前10時開議 第1 議第178号議案の訂正について 第2 議第180号議案の訂正について 第3 議第181号議案の訂正について 第4 議第148号議案~議第208号議案    (委員長報告・質疑、討論、採決) 第5 議第209号議案~議第252号議案    (委員長報告・質疑、討論、採決) 第6 議第253号議案~議第265号議案    (委員長報告・質疑、討論、採決) 第7 議員提出議案第9号 小中学校におけるプログラミング教育への支援を求める意見書について    (提案説明、質疑、討論、採決) 第8 議員提出議案第10号 小中学校へのエアコン設置に係る補助の予算を拡充することを求める意見書について    (提案説明、質疑、討論、採決) 第9 委員会提出議案第7号 松江市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について    (提案説明、質疑、討論、採決) 第10 委員会提出議案第8号 松江市議会政務活動費の交付に関する規則の一部改正について    (提案説明、質疑、討論、採決) 第11 陳情第9号    (常任委員会付託) 第12 陳情第9号の閉会中の継続審査について 第13 閉会中の継続調査について 第14 議員派遣について────────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 議第178号議案の訂正について 議第180号議案の訂正について 議第181号議案の訂正について 議第148号議案~議第208号議案 (委員長報告・質疑、討論、採決) 議第209号議案~議第252号議案 (委員長報告・質疑、討論、採決) 議第253号議案~議第265号議案 (委員長報告・質疑、討論、採決) 議員提出議案第9号 小中学校におけるプログラミング教育への支援を求める意見書について (提案説明、質疑、討論、採決) 議員提出議案第10号 小中学校へのエアコン設置に係る補助の予算を拡充することを求める意見書について (提案説明、質疑、討論、採決) 委員会提出議案第7号 松江市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について (提案説明、質疑、討論、採決) 委員会提出議案第8号 松江市議会政務活動費の交付に関する規則の一部改正について (提案説明、質疑、討論、採決) 陳情第9号 (常任委員会付託) 陳情第9号の閉会中の継続審査について 閉会中の継続調査について 議員派遣について────────────────────────────────────────出 席 議 員(34名)    1 番   河  内  大  輔    2 番   出  川  桃  子    3 番   細  木  明  美    4 番   太  田     哲    5 番   田  中     肇    6 番   米  田  と き こ    7 番   三  島  伸  夫    8 番   岩  本  雅  之    9 番   新  井  昌  禎    10 番   吉  金     隆    11 番   長 谷 川  修  二    12 番   柳  原     治    13 番   吉  儀  敬  子    14 番   橘     祥  朗    15 番   野  津  直  嗣    16 番   野 々 内     誠    17 番   森  本  秀  歳    18 番   貴  谷  麻  以    19 番   野  津  照  雄    20 番   川  島  光  雅    21 番   石  倉  徳  章    22 番   田  中  明  子    23 番   畑  尾  幸  生    24 番   森  脇  幸  好    25 番   南  波     巖    26 番   津  森  良  治    27 番   宅  野  賢  治    28 番   川  井  弘  光    29 番   篠  原     栄    30 番   三  島  良  信    31 番   三  島     進    32 番   立  脇  通  也    33 番   比  良  幸  男    34 番   森  脇  勇  人───────────────────────欠 席 議 員(なし)───────────────────────欠     員(なし)───────────────────────事務局職員出席者  事務局長    樋  原  哲  也  次長      二  村     眞  議事調査課長  福  島  恵 美 子  書記      田  中  孝  一  書記      尾  添  和  人  書記      門  脇     保  書記      福  間  紀  好  書記      岡  田  美  穂───────────────────────説明のため出席した者  市長      松  浦  正  敬  副市長     能  海  広  明  副市長     星  野  芳  伸  政策部長    井  田  克  己  大橋川治水事業推進部長          古  藤  俊  光  総務部長    広  江  み づ ほ  総務課長    島  根  史  明  防災安全部長  多 久 和  正  司  財政部長    講  武  直  樹  産業経済部長  矢  野  正  紀  観光振興部長  錦  織  裕  司  市民部長    早  弓  康  雄  福祉部長    西  村  昌  志  健康子育て部長 小  塚     豊  子育て事業部長 舩  木     忠  環境保全部長  山  内  政  司  歴史まちづくり部長          藤  原  亮  彦  都市整備部長  安  達  良  三  消防長     菅  井  公  治  教育長     清  水  伸  夫  副教育長    高  橋  良  次  副教育長    古  藤  浩  夫  上下水道局長  川  原  良  一  ガス局長    渡  部  厚  志  交通局長    三  島  康  夫  市立病院院長  紀  川  純  三  市立病院事務局長安  部  裕  史─────────────────────── 〔午前10時13分開議〕 ○議長(森脇勇人) おはようございます。これより本日の会議を開きます。─────────────────────── △日程第1 議第178号議案の訂正について △日程第2 議第180号議案の訂正について △日程第3 議第181号議案の訂正について ○議長(森脇勇人) 日程第1「議第178号議案の訂正について」及び日程第2「議第180号議案の訂正について」並びに日程第3「議第181号議案の訂正について」を一括して議題といたします。 訂正理由の説明を求めます。 松浦市長。 〔松浦正敬市長登壇〕 ◎市長(松浦正敬) 平成29年第5回市議会定例会に提出をいたしております議案の訂正につきまして、御説明を申し上げます。 訂正をお願いいたします議案は、議第178号「松江市多目的運動広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第180号「松江市農村改善センター設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第181号「松江市八雲山村広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、以上3議案でございます。 これらの議案の内容の一部につきまして、お手元にございます資料のとおり、減額の対象を身体障がい者だけではなく、身体障がい者以外も含めた障がい者とすべきものでございました。おわびを申し上げますとともに、当初提案した内容を訂正させていただきたく、松江市議会会議規則第18条第1項の規定により、議案の訂正について承認を求めるものでございます。 今後、議案につきましては、一層精査の上、提案をいたす所存でございます。 何とぞよろしく御審議の上、御承認をいただきますようにお願いを申し上げます。 ○議長(森脇勇人) お諮りします。 議第178号議案及び議第180号議案並びに議第181号議案の訂正については、それぞれ承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 御異議なしと認めます。 よって議第178号議案及び議第180号議案並びに議第181号議案の訂正については、それぞれ承認することに決しました。 この際、しばらく休憩いたします。 〔午前10時16分休憩〕 ────────── 〔午前10時55分再開〕 ○議長(森脇勇人) 休憩前に引き続き会議を開きます。─────────────────────── △日程第4 議第148号議案~議第208号議案      (委員長報告・質疑、討論、採決) △日程第5 議第209号議案~議第252号議案      (委員長報告・質疑、討論、採決) △日程第6 議第253号議案~議第265号議案      (委員長報告・質疑、討論、採決) ○議長(森脇勇人) 日程第4、議第148号「松江市一般職の任期付職員の採用等に関する条例等の一部改正について」から議第208号「平成29年度松江市病院事業会計補正予算(第1号)」まで議案61件及び日程第5、議第209号「松江市・島根県共同設置松江保健所の職員の給与の取扱いに関する条例の制定について」から議第252号「保健所の共同設置について」まで議案44件並びに日程第6、議第253号「松江市職員の給与に関する条例及び松江市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」から議第265号「平成29年度松江市病院事業会計補正予算(第2号) 」まで議案13件を一括して議題といたします。 各委員会における審査について、それぞれ委員長の報告を求めます。 柳原治総務委員長。 〔12番柳原治議員登壇〕 ◆12番(柳原治) 今期定例会において総務委員会に付託になりました議案11件につきまして、12月7日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第149号「松江市企業立地等を重点的に促進すべき区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について」は、地域経済牽引事業に該当する企業についての質疑に対し、執行部より、島根県と市町村が共同で策定した基本計画の中で対象事業を示しており、従来の製造業等に加え、ヘルスケア事業や観光事業などを対象としている。松江市においては、ヘルスケア事業への取り組みなどの相談を受けているなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、国のさまざまな法律、枠組みが変わり、今回大きく広がったという点では、多少変わったことが出てくるのではないかと思っているが、実際には、支援の対象となるのが、ごく一部の力のある企業という形になって、圧倒的多数の地域中小企業や小規模企業というのは対象になっていないという現状がずっと続いていると思って見ている。一部の企業のみに税で優遇するという点では、民主的な今の社会の税の原則には反しているということで、反対。 一委員より、法律の改正に伴うものであり、また松江市の経済の発展につながるものであるので、賛成などの意見があり、採決の結果、議第149号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 次に、議第150号「松江市市民活動センター設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、質疑はなく、討論では、一委員より、今回さまざまな施設の利用料が再検討され、引き上げばかりではない部分もあり、いろいろと工夫や努力をされたと思っている。ただ、今回あらゆる部分で引き上げになったという点で、少し異論を持っている。応分な負担ということで、受益者負担という形で、運営費に対する割合が設定されているが、その設定も妥当なものなのかということや、近隣自治体の同等の施設の使用料を見るということがあると思うが、基本的には料金はできるだけ市民に使いやすい、できるだけ安くするということが必要であると思うし、そのことによって利用者をふやしていくということが必要だと思う。また、料金の改定というのは、低所得者の皆さんにも同じような負担がかかってくるという問題もある。合併時には、できるだけ負担は低いところに合わせたいということであったが、今回はそれぞれの町村で加味されていた減免措置もなくなるというような、かなり急激な変化というものも見られるし、今回の一律的に全体を通して料金が引き上げになるということについては、市民生活の面から見て反対せざるを得ない。 一委員より、市内の全施設の使用料金の見直しを図る中で、使用者側からいえば、安いにこしたことはないが、その施設に係る経費等については、使用される方に適正かつ応分な負担をいただくということが原則だろうと思っており、賛成などの意見があり、採決の結果、議第150号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 次に、議第188号「財産の無償譲渡について」は、入江地区集会所を入江区に無償譲渡するもので、八束町全体における集会所等の状況についての質疑に対し、執行部より、八束町には集会所などに利用している施設として、集会所、介護予防拠点施設学習等供用施設の3つの施設がある。平成27年度以降、地元と協議を行い、無償譲渡することになったものと、無償貸し付けすることになったものがあるが、集会所については、全て無償で譲渡することになった。町内の7カ所の集会所のうち、5カ所は既に譲渡しており、このたび2カ所を譲渡すれば、集会所は全て譲渡することになるなどの答弁があり、討論で意見はなく、採決の結果、議第188号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第209号「松江市・島根県共同設置松江保健所の職員の給与の取扱いに関する条例の制定について」は、質疑はなく、討論では、一委員より、これまで自治体の大合併を進めてきて、身近な自治を壊してきた、そういう政府の政策のもとで、定住自立圏構想と相まって、道州制へつながる性格を持たざるを得ないということを指摘して、中核市移行に反対をしてきた。中核市になればこれまでの事務に加え、保健所の設置など市の役割は大幅に拡大する。しかし、住民にとって大きなメリットがもたらされるものになるのかどうか、また職員の業務も膨大になっていくのではないかと思っている。また、将来、人口が減少に向かった場合に、過大な負担になっていくという可能性も否定できない。県でできることは県でやっていただき、松江市としては、もっと住民に身近な施策でしっかり努力をしていく必要があると思い、中核市になることについては反対してきたので、今回上程されているさまざまな条例改正、中身について云々言うことはないが、反対せざるを得ないと思っている。 一委員より、中核市移行に伴い、保健所は松江市と島根県が共同で設置するということになり、その保健所の代表団体が松江市であるので、この条例の制定は当然やらなければならないものであり、賛成などの意見があり、採決の結果、議第209号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 次に、議第210号「松江市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」は、質疑はなく、討論では、一委員より、道州制に導くものである。また、実際に住民にとってメリットになるかという問題、それから将来的には人口減少に向かうという中で過大な負担になるというおそれがある。そういう見解から中核市移行に反対という態度をとっており、反対。 一委員より、環境衛生検査業務に従事した職員の皆さんには、職務上、この特殊勤務手当の支給は必要なものであると思っている。このたびの中核市移行に伴い、松江保健所で実施していた業務を松江市環境センターで実施するということになったため、当然の改正であり、賛成などの意見があり、採決の結果、議第210号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 次に、議第211号「松江市外部監査契約に基づく監査に関する条例の制定について」は、質疑はなく、討論では、一委員より、中核市移行そのものが、将来的に道州制につながるものであること、また多大な業務が松江市に入ってくるという点で、市民にとって大きなメリットがもたらされるということにはならないであろうという点、また人口減少に向かった場合の過大な負担等が危惧されるところであり、中核市移行に反対しており、反対。 一委員より、中核市移行に当たり、地方自治法により義務づけられたものであり、賛成などの意見があり、採決の結果、議第211号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 次に、議第148号「松江市一般職の任期付職員の採用等に関する条例等の一部改正について」、議第187号「財産の無償譲渡について」、議第200号「平成29年度松江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、議第201号「平成29年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計補正予算(第1号)」、議第202号「平成29年度松江市後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)」、以上の議案5件については、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(森脇勇人) これより総務委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 質疑なしと認めます。 これをもって総務委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 野津直嗣教育民生委員長。 〔15番野津直嗣議員登壇〕 ◆15番(野津直嗣) 今期定例会において教育民生委員会に付託となりました議案56件につきまして、12月8日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 初めに、議第151号「松江市立病院人材育成基金条例の制定について」は、質疑の後、討論で意見はなく、採決の結果、全会一致で、原案可決すべきものと決しました。 次に、議第152号「学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は、質疑で主なものは、八束学園の義務教育学校移行についての質疑に対し、執行部より、八束学園が義務教育学校へ移行するに当たり、さまざまな要件が整った上で開校するため、決して準備不足とは考えていない。 義務教育学校については、教育委員会の分析の中では、メリットはいろいろあるが、デメリットについては特に上げていない。 しかし、教師の指導力の向上、子どもたちの学力向上については直接的なデータ、成果が得られていないということもあり課題として上げている。 また、移行に当たっては、学校規模なども十分加味しながら行うことで、課題をより減らし、メリットのほうを色濃く出せるものだと考えている。 次に、義務教育学校八束学園校歌についての質疑に対し、執行部より、八束中学校の校歌を採用するかどうかについては、12月11日の段階で義務教育学校移行準備委員会において決めていただくこととなっている。 また、中学校の校歌を小学校1年生が理解して親近感が湧くのかということについては、例えば小学校の校歌で6年生まで使う校歌であっても、子どもが理解することは難しいと考えているが、儀式があるたびに校歌を聞き、その言葉の意味がわからなくても、中学年、高学年になるにつれてわかって、これが自分たちの校歌だと思うことで親近感が湧いてくるのではないかと考えている。 次に、名称が松江市立義務教育学校八束学園となっているが、親しみやすさ、地域の方からすれば、八束学園でいいと思うが、この名称にしなければいけないのか。また、今後の義務教育学校の開校予定についてはどうかとの質疑に対し、執行部より、松江市立義務教育学校八束学園を皆さんが八束学園と短く呼ばれることは何ら問題がないものと考えている。 今後の開校予定については、玉湯新設小学校義務教育学校に向けて準備をしていくことを、地元にも御説明しているところであるなどの答弁がありました。 討論では、反対する意見として、一委員より、八束小学校と八束中学校を廃止し、松江市立義務教育学校八束学園を設置するということがまず決定をされて、その後に関係条例が整理される。これは重大な変更だと考えている。1つの議案で済ませてしまうということは、丁寧さが不足している。 教育というのは時間がかかる取り組みであり、せめて校歌ができるまで待つくらいのゆとりがあってもいいのではないか。義務教育学校という制度そのものが悪いということではなく、小中一貫教育の検証も行われていない中で、さらにもう一歩踏み出すのは性急過ぎるのではないか。 1990年当時に一度、小中一貫教育の流れがあった。それが2010年ごろから復活したのは、いわゆる教職員削減を今度は狙っていると考えており、反対である。 一方、賛成する意見として、一委員より、中1ギャップの解消とか、小中一貫教育が評価されているという認識を持っているので、課題はあると思うが賛成。 また、一委員より、いろいろと指摘があり心配する部分もあるが、こういう新しい学校が制度としてできた。そして、松江市もこれを採用し、今後きめの細かい検証を重ねて義務教育学校を推進していくということであれば賛成である。 また、一委員より、この八束学園はそれなりの年数、実績を重ねてこられて、問題もないということで進められていて、今回名称が変わるということであるが、あえてこれに反対する理由は見つからないと考えている。 執行部においては、義務教育学校への移行に向けての課題を認識されており、これからも検証を重ねられて、名実ともに小中一貫教育の一つのいい例として運営されれば、非常に喜ばしいことであると考えているので、この条例には賛成などの意見があり、採決の結果、議第152号は賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第153号「松江市学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について」から議第158号「松江市人と情報・文化の交流館設置及び管理に関する条例の一部改正について」まで、以上議案6件についての質疑では、議第153号「松江市学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、無償譲渡と無償貸し付けの根拠についての質疑に対し、執行部より、基本的に譲渡ということで地元と協議をしている。地元の意向として、譲渡を選ばれるか、貸与を選ばれるかについては、地元の判断ということになっている。 次に、無償貸し付けの期限についての質疑に対し、執行部より、無償貸し付けの場合は、基本的には3年の契約更新と考えている。市としては、最終的に譲渡という思いはあるが、譲渡を判断されなかった地区においては、将来にわたっても難しいと考えているとの答弁がありました。 なお、議第153号を除く議案5件については、質疑はありませんでした。 次に、討論では、議第154号「松江市鹿島文化ホールの設置及び管理に関する条例の一部改正について」に反対する意見として、一委員より、今議会には、公共施設料金改定に係る条例改正の議案が29件上程され、そのうち本委員会には、議第154号も含め10件が付託されている。それぞれの議案を個別に見ればさまざまな改定であるが、大枠として今後市民負担がふえていくことになる。 しかし、第1に、受益者負担の根拠として運営維持費の5割を根拠とする必然性はなく、今後の厳しい財政運営に向けて税収増を図る際に、公共料金の値上げによるものではなく、地域経済が潤う中で税収がふえる道を検討すべきである。 第2に、旧市町村独自基準の公共施設料金を一律化し、値上げになるところと値下げになるところが出ているが、合併時のスローガンである「サービスは高いほうに、負担は低いほうに」に反することから、本委員会に付託されている10件の公共施設料金改定に係る議案全てに反対である。 よって本議案には反対であるとの意見がありました。 一方、賛成する意見として、一委員より、合併13年目になり、少し遅きに失したという感じがしている。そして、どの金額が応分かということは難しいところではあるが、本来この金額にしたいというところでも激変緩和措置という手法も取り入れられており、賛成であるとの意見がありました。 なお、議第154号を除く議案5件につきましては、討論において意見はありませんでした。 次に、表決では、議第153号「松江市学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、採決の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第154号「松江市鹿島文化ホールの設置及び管理に関する条例の一部改正について」から議第158号「松江市人と情報・文化の交流館設置及び管理に関する条例の一部改正について」までの議案5件については、採決の結果、それぞれ賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 議第159号「松江市運動施設設置及び管理に関する条例の一部改正について」及び議第160号「松江市指定管理者の管理する運動施設設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、質疑では、議第159号「松江市運動施設設置及び管理に関する条例の一部改正について」では、公共料金利用料の基本方針では1.3倍を一つの歯どめとしているが、夜間料金については5割増しとなっており、激変緩和措置をしなかった理由についてはどうかとの質疑に対し、執行部より、夜間の使用料については、今までもほとんどの施設が1.5倍としており、夜間の場合は電気代、人件費等もかかるということから、今回、運動施設全ての使用料を統一させていただいているとの答弁がありました。 なお、議第160号議案については質疑はありませんでした。 次に、討論では、議第159号及び議第160号ともに意見はなく、採決の結果、それぞれ賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第161号「松江市総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第162号「松江市鹿島福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 議第163号「松江市八束介護予防拠点施設の設置及び管理に関する条例の廃止について」では、無償貸し付けの期限についての質疑があり、討論では意見はなく、採決の結果、全会一致で、原案可決すべきものと決しました。 次に、議第164号「松江市東出雲おちらと村の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 議第189号「財産の無償譲渡について」から議第193号「財産の無償譲渡について」まで、以上議案5件につきましては、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第203号「平成29年度松江市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」及び議第208号「平成29年度松江市病院事業会計補正予算(第1号)」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第213号「松江市社会福祉審議会条例の制定について」及び議第214号「松江市民生委員定数条例の制定について」は、質疑はなく、討論では、議第213号「松江市社会福祉審議会条例の制定について」に反対する意見として、一委員より、今回の議会には中核市移行に係る議案が44件上程され、そのうち、本委員会には本議案を含め35件が付託されている。今回提案されている中核市関連議案は、松江市が来年4月に中核市となることに伴う条例の制定、改正などをするものである。中核市移行に関し、自治体の大合併を進め、身近な自治を壊してきた政府の政策のもと、中核市移行が定住自立圏構想と相まって、道州制へと連なる性格を持たざるを得ないことを指摘して反対してきた。 中核市になれば、これまでの事務に加えて保健所設置など、市の役割は大幅に拡大する。しかし、住民にとって大きなメリットがもたらされるものではなく、職員の業務は膨大なものとなる。将来人口減少に向かった場合、過大な負担となる可能性も否定できない。あえて中核市を選択するより、県に任せるべき業務は任せ、市は住民に身近な業務にこそ力を注ぐべきである。 以上のことから、本委員会に付託されている35件の中核市移行に係る議案全てについて反対である。 よって本議案については反対であるとの意見がありました。 一方、賛成する意見として、一委員より、中核市移行については、既に閣議決定もされている。これにより市は身近な行政サービスのほとんどを担うことになる。中核市に係る議案はすべからく賛成すべきものであると考える。 また、一委員より、中核市移行により地域の実情に合った施策展開ができたり、行政サービスの効率化と市民サービスが迅速にできるということもある。 持続可能な松江市をつくっていくには、やはり中核市移行へ踏み込んでもいいという判断をしているので賛成である。 また、一委員より、もともといわゆる国、県、市町村の役割分担を明確にして、補完性の原理に基づいた地方分権というものを進め、権限、財源の移譲を進めるべきだという立場であったので、基本的にいろいろな権限が移譲されるということには賛成をしてきた。ただ、今回のこの中核市の問題については、県や市町村の人口規模を無視して、一律に保健所の設置を義務づけている点では、正直言って異論もある。しかしながら、制度として決まった以上、また目の前に中核市への移行が決定している段階で、この条例制定はやはり粛々と進めていただいて、あとはしっかりと準備をして、住民サービスに遺漏がないように体制を整えて頑張っていただきたいと考えており賛成。 また、一委員より、明年4月1日から中核市に移行するということがもう決定しているこの段階で、やはり条例の制定は早くすべきだと思う。 そして、中核市になるということで、今まで県が持っていたさまざまな権限を市が持つということは、それだけ市民への身近な行政サービスがスピーディーになるということで、メリットのほうが大きいと思っており、賛成するなどの意見がありました。 なお、議第214号「松江市民生委員定数条例の制定について」は、意見はありませんでした。 採決の結果、議第213号及び議第214号は、それぞれ賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 議第215号「松江市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」から議第246号「松江市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」及び議第252号「保健所の共同設置について」、以上議案33件については、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 以上で教育民生委員会の報告を終わります。 ○議長(森脇勇人) これより教育民生委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 質疑なしと認めます。 これをもって教育民生委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 石倉徳章経済委員長。 〔21番石倉徳章議員登壇〕
    ◆21番(石倉徳章) 今期定例会において経済委員会へ付託になりました議案21件につきまして、12月11日、19日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第165号「松江市国際交流会館設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、使用者の年齢構成、使用料収入の現状についての質疑に対し、統計はとっていないが、年齢層は若干高いと思っている。平成28年度の年間使用者数は5,432人、使用料収入は平成27年度決算で33万7,200円である。留学生の主催で使われる事業については、在住外国人支援の一環として減免をしているなどの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第165号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第166号「鹿島・島根栽培漁業振興センター施設管理運営基金条例の制定について」は、既存の基金条例を廃止し、新しく基金条例をつくる理由は何かとの質疑に対し、廃止する鹿島・島根栽培漁業振興センター維持運営基金は、電源立地地域対策交付金を活用して造成したものである。この基金へ新たに積み立てる場合は、引き続き国の交付金の縛りを受けていくことになるため、市独自の基金を新たに造成したいと考えているなどの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第166号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第167号「八束港湾等施設整備基金条例の廃止について」は、平成21年度に基金残高が0円になってから随分時間がたっているが、廃止のタイミングが今となったのはなぜかとの質疑に対し、本年8月に会計検査院からの依頼で特別調書を作成した際に事案が判明したため、このタイミングとなった。 県管理港湾、境港管理組合が所管する港湾があるが、今後の維持管理、修繕は市で単独でするのかとの質疑に対し、この基金を活用して整備した船だまり施設は市の所管であり、維持修繕は市で実施する。本年11月に実施した舗装工事についても市の単独で行っているとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第167号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第168号「松江市八雲林間劇場設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、利用実績、収入の状況についての質疑に対し、年間6,300人前後で各月満遍なく利用がある。使用料は年間37万円弱である。 指定管理者であるあしぶえの活動に何か影響があるか。あしぶえ以外ではどのような利用があるのかとの質疑に対し、貸し館業務で影響があると思われるが、指定管理者の利用には直接の影響はない。あしぶえの定期公演のほか演劇のワークショップ等の自主事業を開催されている。それ以外では、高校の演劇部の稽古や発表などで活用されている。 施設をつくった当初の目的、想いについての質疑に対し、演劇によるまちづくり、国際交流を通しての地域振興という想いでつくられたものである。その想いは合併後も一つの柱の事業として受け継いでいるとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第168号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第169号「松江市玉造温泉ゆ~ゆの設置及び管理に関する条例の一部改正について」から議第175号「松江市宍道ふるさと森林公園条例の一部改正について」まで、以上議案7件は関連がありますので、一括議題としました。 議題とした議案7件に関連する質疑として、市民料金をなくし統一料金にした理由は何かとの質疑に対し、市外の利用者も多数来られる中で、市民が安いことへの批判もあり、基本的に観光施設については市民料金をなくしていく方向でこれまでも取り組んできているなどの答弁がありました。 議第169号「松江市玉造温泉ゆ~ゆの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、他の施設よりもゆ~ゆの料金が高い主な原因は何かとの質疑に対し、他の施設と比較して規模が大きく、維持管理経費がかかることが原価計算に影響している。これまで市内温浴施設は統一料金としていたが、ゆ~ゆは市外利用者が多く、ブランド力も高いということから、今回ゆ~ゆのみを改定することにした。 施設は浴場だけではないが、入湯者だけ負担増となることについてどう考えているのかとの質疑に対し、多目的ホールなどの貸し館があるが、ほとんど利用がなく、浴場利用料で成り立っている部分もあることから、浴場利用料の増額としている。浴場以外の利用促進も図っていきたい。 利用者が減る可能性をどう見込んでいるのかとの質疑に対し、利用料金については激変緩和措置で1.3倍までとしている。指定管理者による利用促進に努め、利用者数が減少しないように努めていきたいなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、賛成はするが、一律に改正をすることには問題があると思っている。市長部局の中でよく検討し財政部との調整をしていただきたいとの発言があり、また一委員より、賛成をするが、民間では値上げをするときには納得できる中身を用意した上でお客さんに納得してもらうというのが基本的な考え方である。サービスの向上にしっかりと重点を置いて納得していただくことも必要である。壊れているところはなるべく早く直すというような基本的な考え方で向上をしていただきたいとの発言があり、採決の結果、議第169号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第170号「松江市豪農屋敷設置及び管理に関する条例の一部改正について」及び議第171号「松江市島根水産観光センター設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、質疑の後、討論で意見はなく、採決の結果、それぞれ全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第172号「松江市多古鼻公園施設設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、利用人数についての質疑に対し、年間1万人弱くらいであるが、近年、少し低下傾向にある。季節料金も取り入れながら利用促進に努めていくということで指定管理者と話をしている。条例により指定管理者が市長と協議をして0.8から1.2倍の範囲内で料金を決められることになっているなどの答弁がありました。 委員外議員から発言の申し出があり、現行の利用料金基準額は書いてあるが、実際の料金は幾らかとの質疑に対し、現在実際の料金は1.2倍の範囲内で、基準額よりも高い金額になっている。 実際の料金は既に1.2倍とされているが、改正後もまた1.2倍する予定なのかとの質疑に対し、条例改正後の料金については、指定管理者で現在検討中であり、市と協議して決定していくことになるなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、基準額は1.3倍の引き上げとなっている。賛成はするが、この決め方については課題があると考える。また、指定管理者の自助努力で収益を上げても最終的には指定管理料の増減で整理をされる。指定管理者の中で一定金額をプールして、直ちに修繕に当たるなど、指定管理を受ける側にも意欲的に物を進めることができるよう、またその施設についても良好な条件で貸し出しができるようにしていただくようお願いしたいとの発言があり、また一委員より、賛成はする。観光施設であるので、修繕費用について考えていただきたい。また、指定管理者のモチベーションを下げないような管理運営方法にしていただきたいとの発言があり、採決の結果、議第172号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第173号「松江市都市公園条例の一部改正について」は、松江城天守登閣料を増額するもので、料金を引き上げて14億円の積立財源にするということであるが、設定の根拠はとの質疑に対し、30年後の天守の大改修の試算を40億円としており、そのうち国、県の補助金を除いて、市の負担として想定されるのが14億円である。値上げ分で14億円を積み立てていくと考えているなどの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第173号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第174号「来待ストーンの管理に関する条例の一部改正について」は、展示室の入場者数について、また今後の展開の可能性をいかに考えるのかとの質疑に対し、平成28年度は全体で2万6,000人、ミュージアムは約2万人である。魅力アップについて、市と指定管理者で協議していくこととしているなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、賛成する。とてもいい施設であるので、努力をしていただき施設を有効に活用してもらいたいとの発言があり、採決の結果、議第174号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第175号「松江市宍道ふるさと森林公園条例の一部改正について」は、市内、市外の料金を統一することなど料金設定についての質疑に対し、ふるさと森林公園は、使用料設定の基本方針に基づいた改定ではない。基本的に負担の平等性を図るため市民料金はなくしていく方向性の中、一部残っていたため統一料金としたなどの答弁がありました。 委員外議員から発言の申し出があり、料金が改正されているにもかかわらず、そのことが書かれてない。市民の利用区分だけが統一されたとしか書いていないのは不親切ではないかとの質疑に対し、説明が十分でない部分については、今後そういった面にも配慮していきたい。 故障しても対応が遅いことがある。十分に連携をとり、財政的な措置ができないかとの質疑に対し、予算がなく修繕が遅くなることもあるが、財政部とも十分協議して対応していきたいと考えている。 料金の下限が0.7倍のところと0.8倍のところがあり、統一していくべきではないかとの質疑に対し、下限の差については今後検討させていただきたいなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、賛成するが、一律に改正することについては課題があると思っている。次回の改正時には、このことを踏まえて、しっかりと積み上げをしていただきたい。基準額が施設により異なっており、適切に根拠を持って考えてもらいたい。また、収益について一定金額をプールできるなど、指定管理者の裁量ができるよう検討していただきたいとの発言があり、また一委員より、賛成する。修繕に関しては早期に対処できるようにお願いするとの発言があり、採決の結果、議第175号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第176号「松江市やくもアグリパークの設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、激変緩和措置としているが、今後はどう考えているのかとの質疑に対し、今回は1.3倍とするが、次回の改正の際は、そのときの使用料と維持管理費を勘案して見直しを検討することになると思っている。 改正により、原価に対し受益者負担が50%となるのかとの質疑に対し、原価515万円に対し、利用料収入は現在が約180万円、改定後の見込みは約220万円であるなどの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第176号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第177号「松江市東出雲ふれあい農園の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、使用料は松江市の他施設と同等かとの質疑に対し、この施設は市の土地であるため、他の施設に比べて安価な設定になっている。 利用状況についての質疑に対し、全198区画のうち、平成28年度は168区画が埋まっているなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、賛成するが、市民農園は高齢者の利用が多く、積極的に使っていただくことが、最終的には介護予防、介護保険費用の軽減にもつながるので、一律1.3倍というのはなじまないと思う。そのような考え方で考慮されるべきと思うので、検討してもらいたいとの発言があり、採決の結果、議第177号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第179号「松江市鹿島農業支援施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、1団体がここを拠点にして活動しており、直接的にそこの経営に影響すると思うが、どう考えるかとの質疑に対し、事前に該当する農業法人の方には話をしている。もともとの価格が安価だということで、経営に及ぼす影響は少ないと聞いている。 極めて細かく分けてあるが、一括することは考えなかったのかとの質疑に対し、実態として今は1つの団体が使用しているが、他の団体が使用することも考えられるため、このような設定にしているなどの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第179号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第178号「松江市多目的運動広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について」及び議第180号「松江市農村改善センター設置及び管理に関する条例の一部改正について」並びに議第181号「松江市八雲山村広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、本日、議案の訂正があり、再度審査を行いました。 議第178号「松江市多目的運動広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第180号「松江市農村改善センター設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、質疑の後、討論で意見はなく、採決の結果、全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第181号「松江市八雲山村広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、営利目的の利用料金を改正で下げた理由と営利目的での利用実績についての質疑に対し、営利目的の利用料金を非営利での額の3倍に下げることについては、スポーツ課所管の施設に合わせたものである。実際に営利で利用するという実績はないなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、賛成するが、今後、議案の訂正というようなことのないように、そして障がい者に関する市職員の研修会を開くことを提案するなどの発言があり、採決の結果、議第181号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第194号「財産の無償譲渡について」は、美保関町千酌にある共同処理加工施設を地元自治会へ譲渡するもので、質疑、意見ともになく、採決の結果、全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第197号「指定管理者の指定について」は、城山公園、小泉八雲記念館、興雲閣及び武家屋敷の指定管理者を指定するもので、国宝を指定管理している例は全国でほかにあるのか、指定管理で問題はないかとの質疑に対し、ほかの国宝天守、4城についてはいずれも直営であるが、重要文化財天守、7城のうち松山城など4城が指定管理者制度を導入している。文化庁も文化財の保存と活用を言っており、松山城などはそのようなところにも重点を置いて指定管理者制度を導入し、松江市もそのようにしてきた。平成18年度からの導入後、毎年の評価でも適切に管理されているかということに一番重点を置いて見ている。文化財の保存、適切な保全については、歴史まちづくり部と一体となり、市で責任を持ってやっていく。あわせて、日ごろから指定管理者と連携をとってやっていく考えである。 修繕、補修の限度は、ほかの指定管理施設と同じかとの質疑に対し、20万円を超える修繕は市で行うことになっており、指定管理者が行う20万円以内の修繕は、事務所など文化財ではない部分である。文化財部分は額の多寡を問わず連絡をもらい、文化財所管課と観光施設課が確認する体制になっている。 報奨金制度の仕組みについての質疑に対し、松江城は使用料金制をとっており、基本的には市の収入になる。指定管理者へのインセンティブとして、報奨金制度を設けている。5年間の使用料の平均額を基準として、当該年度の使用料との差額の10分の1を報奨金として支払い、逆に下回れば、その分だけ返してもらうというものであるなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、基本的に指定管理での城の管理には反対であるが、今後もしっかりと指導をしていただくことと、少し再度検討していただくということをお願いして賛成をしたいとの発言があり、また一委員より、この施設そのものが国宝になったばかりであり、松江市にとっては重要な場所である。武家屋敷もあり、スムーズな引き継ぎを市を挙げて応援していただきたいという思いを伝えておいて賛成するとの発言があり、採決の結果、議第197号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第206号「平成29年度松江市ガス事業会計補正予算(第1号)」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、全会一致により原案可決すべきものと決しました。 議第207号「平成29年度松江市交通事業会計補正予算(第1号)」は、資本的収入において、中型バスの車両確定によりマイナスとなっていることの詳細についての質疑に対し、乗り合いバスは4両を同時に購入し、当初1台当たり約2,500万円と見込んでいたが、入札の結果、1台当たり約2,000万円となり、1台約500万円の減額になった。これにより補助金額を確定したものである。 資本的支出での消火薬剤交換の支出はどのような理由かとの質疑に対し、当初、設計段階では白潟駐車場の消火薬剤及び消火機器をかえる予定で資本的収支である4条で計上していたが、精査をした結果、消火薬剤だけの交換で事足りるということになり、収益的収支である3条会計に振りかえ、補正するものであるとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第207号は全会一致により原案可決すべきものと決しました。 以上で経済委員会の報告を終わります。 ○議長(森脇勇人) これより経済委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 質疑なしと認めます。 これをもって経済委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 畑尾幸生建設環境委員長。 〔23番畑尾幸生議員登壇〕 ◆23番(畑尾幸生) 今期定例会において、建設環境委員会に付託となりました議案15件につきまして、12月11日に現地視察、12日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告いたします。 議第182号「松江市立歴史民俗資料館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第183号「松江市八雲郷土文化保存伝習施設設置及び管理に関する条例の一部改正について」及び議第184号「松江市立出雲玉作資料館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、関連がありますので、一括議題といたしました。 質疑に対し、執行部より、3施設の入館者数は、平成28年度で鹿島歴史民俗資料館が約2,500人、八雲郷土文化保存伝習施設が集会室も併設されており全体で約5,000人、資料館としては約1,000人、出雲玉作資料館が約5,800人、島根歴史民俗資料館は利用者がないという状況になっている。 島根歴史民俗資料館は近年利用者がないことから、今回条例を廃止するが、建物については文化財資料の保管施設として活用する。また、保管する資料をどのように適切に保存できるか、資料の公開方法についても考えていきたい。 これらの施設は、社会教育施設であり、管理運営費を入館料で賄うことを想定した施設ではなく、より多くの方々に地域の歴史、文化を知っていただくことを目的とした施設であるため、近隣の同様の施設と料金を合わせているなどの答弁がありました。 議第182号の討論では、一委員より、歴史民俗資料館は地域に住む人たちが自分たちがここに住んでいることについての資料を集めたという大事な施設であり、誇りである。こうした島根歴史民俗資料館を廃止するものであり、反対するとの意見。 また、一委員より、資料等を長く保存し、歴史教育に資するような形で活用されると思うので、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第182号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第183号の討論では、一委員より、市町村合併時からばらばらであった料金を統一し値上げをするということであるが、合併のときにはサービスは高く、負担は低くというスローガンであったと思う。こうした点はしっかりと引き継いでいただきたいと思うので、反対するとの意見。 また、一委員より、しっかりとした資料保管、また地域ふるさと教育等に関してもしっかりと行うことが可能となるということから、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第183号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第184号の討論では、一委員より、地域の方々が無料で、たくさんの方に資料館に来ていただいていたと思うが、無料ではなくなるということであり、反対するとの意見。 また、一委員より、観光客等へ誘客の取り組みや地元でのふるさと教育などの取り組みをしっかりとしていただくことをお願いし、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第184号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第185号「松江市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」は、建築物の高さが10メートル以下となっているが、10メートルぎりぎりの建物が建つような計画はあるのかという質疑に対し執行部より、これから申請されるので、想定することは難しいが、一般的にこうした団地では木造住宅の2階建て程度のものが最近の事例では多い状況であり、高さは7メートルから8メートル程度であるなどの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第185号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第198号「指定管理者の指定について」は、松江市鹿島マリーナの指定管理者を指定するものであり、質疑に対し執行部より、緊急時の訓練などは、海上保安庁等を招き行っているところであるが、机上訓練や緊急連絡の訓練など小さな規模で、できることがあれば行っていきたいと考えているなどの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第198号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第247号「松江市温泉法施行条例の制定について」は、質疑の後、討論では、一委員より、中核市への移行が本当に住民のサービス、身近なサービスにプラスになるかどうかという点で疑問を持っており、反対するとの意見。 また、一委員より、中核市への移行が決定している中で、島根県と同等な形での制定であり問題がないと考えているので、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第247号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第248号「松江市公害防止条例の制定について」は、質疑に対し執行部より、市内でこの条例に該当する事業所は、水質の汚濁に関する規制で6事業所あるが、このほかに該当はないという状況であるなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、本来、島根県がやっているものを松江市が独自にお金をかけていろいろなことをやらなければならず、人も投入しなければならないので、反対するとの意見。 また、一委員より、中核市への移行が決まっており、市民のためにも、早々に条例を制定し、滞りのない形で4月からスタートしなければならないと考えるので、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第248号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第249号「松江市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の制定について」は、質疑に対し執行部より、この条例に基づく登録の更新については、3年ごとの手続が必要となるなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、中核市関連ということで、新たに松江市が大変な仕事を請け負わなければならないということから、反対するとの意見。 また、一委員より、中核市への移行が決まっており、早々にこうした条例を制定しなければならないと考えるので、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第249号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第250号「松江市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について」は、質疑に対し執行部より、中核市への移行に向けて県の担当課とも連携し、いろいろな準備を進めているところである。設置の許可だけでなく取り消しといった処分についての事例などさまざまな事案についても、事務協議など幾度となく実施し、県からも聞いているところである。中核市移行において許可権限を松江市内において持つものであり、当然事案が生じた場合は、法に基づいて許可の取り消しも含め県が行っているような処分もあろうかと思っているなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、中核市の関連で産廃に関する手続についても松江市が引き受けるということは大変なことであるということから、反対するとの意見。 また、一委員より、中核市への移行が決まっている中でこうした業務がなくなるということはなく、島根県と同じ形で松江市が実施するということであるので、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第250号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第251号「松江市屋外広告物条例の一部改正について」は、質疑に対し執行部より、松江市内で広告物を取り扱う業者は、市への登録となることから、指導などの強化が図れるものと考えている。これにより、適切な広告物の掲示など景観も含めてまちづくりに生かしていきたいと考えているなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、中核市に移行することによって、新たな広告物業務を取り扱わなければならなくなり大変な仕事の量になるので、反対するとの意見。 また、一委員より、中核市への移行に伴う条例であり早々に改定しなければならないと考えている。また、まちづくりに関しても、活用が期待できるということであるので、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第251号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第186号「松江市普通公園条例の一部改正について」、議第195号「市道路線の廃止について」、議第196号「市道路線の認定について」、議第204号「平成29年度松江市水道事業会計補正予算(第2号)」及び議第205号「平成29年度松江市下水道事業会計補正予算(第2号)」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 以上で建設環境委員会の報告を終わります。 ○議長(森脇勇人) これより建設環境委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 質疑なしと認めます。 これをもって建設環境委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 比良幸男予算委員長。 〔33番比良幸男議員登壇〕 ◆33番(比良幸男) 今期定例会において予算委員会に付託になりました議案15件につきまして、12月6日、15日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第199号「平成29年度松江市一般会計補正予算(第4号)」は、討論では、一委員より、公立保育園のパート職員の賃金増、私立保育所の処遇改善、障がい児の放課後デイサービス事業の増額、契約栽培農家をふやし納入量がふえたことで補助金の増額となることは評価する。しかし、八束小学校と八束中学校を廃止して、義務教育学校とする予算が計上されている。小中一貫教育の十分な検証もなく、一方的な導入ということは禍根を残す。本社機能移転・拡充促進補助金は、ほかにも一企業に対し、用地取得費、設備投資、雇用奨励助成などさまざまな優遇措置があり、到底市民の理解は得られない。以上の理由で反対するとの意見があり、また一委員より、行財政改革推進の一環として繰り上げ償還を行い、行財政基盤の整備を実施している。雇用の場の創出や定住につなげるため、松江市への本社機能の移転、拡充を促進する地域経済の活力のための支援を行っている。島根半島、宍道湖及び中海周辺地域の広域連携のため、ジオパーク活動のさらなる推進に向けた拠点整備を行い、地方創生の基盤を構築しているなどの事業の予算であり、賛成するとの意見がありました。また、一委員より、人づくりや地域経済を支えるなどのために必要な補正予算であり、賛成するとの意見があり、採決の結果、議第199号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 なお、各分科会に分担した審査の内容については、お手元にお配りしております分科会長報告のとおりであります。 議第212号「松江市手数料徴収条例の一部改正について」は、質疑では、食鳥検査とはどんな検査をするのかとの質疑に対し、食鳥処理場において鶏を処理する際に一羽一羽、目視と手でさわって検査をするものである。市内で登録がある1件は、小規模事業者であり、特例で行政の検査員が検査する必要がないため、該当はない。 更新、新規登録の手続の窓口がどこかなどの徹底はどうするのかとの質疑に対し、今後は市報松江への掲載、関係事業者へのダイレクトメールなどにより周知していきたいなどの答弁がありました。 討論では、一委員より、道州制につながる中核市移行に伴うものであり、市民サービスにはつながらないということで反対するとの意見があり、また一委員より、中核市移行に伴い、これまで以上に地域の特性や課題に応じた柔軟できめ細かな施策を実施できるようになり、さらなる住みやすさの向上のための取り組みを進めることができる。日本海側の拠点として将来にわたり発展を続けていく上で、中核市への移行は大変重要で喜ばしいことである。そういう中での条例の改正であるので賛成するとの意見があり、また一委員より、中核市移行に伴い、島根県から移譲される事務の手数料を定めるものであり、当然改正しなければならないものであるため、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第212号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第254号「松江市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、特別職について国の特別職の職員の給与に関する法律の改正に準じて改定するとしていることについて説明願いたいとの質疑に対し、特別職の手当の改定については、一般職の給与と同様に、国家公務員に準拠するということにしている。特別職の国家公務員の給与については、人事院勧告どおりに改定を行うとの趣旨に沿って取り扱いをするということが、閣議決定されており、本市においても同様の取り扱いとするものであるとの答弁がありました。 討論では、一委員より、市長は議案を提案する立場である。今、市民の暮らしが傷んでいる中、松江市の財政が厳しいということを一番よく知っている立場がみずから報酬、期末手当を引き上げるという議案であるので反対するとの意見があり、また一委員より、これまでも国の特別職の職員の給与に関する法律の改正に準じて改正を行っており、賛成するとの意見があり、採決の結果、議第254号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第255号「松江市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、質疑はなく、討論では、一委員より、議員は市長の提案を審議するという立場である。市民の暮らしが傷んでいる状況で、到底理解が得られないということで反対するとの意見があり、また一委員より、特別職の改正と同様に、国の特別職の職員に関する法律の改正に準じて改正を行っており、賛成するとの意見があり、採決の結果、議第255号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第256号「平成29年度松江市一般会計補正予算(第5号)」は、質疑はなく、討論では、一委員より、市長と議員の報酬、期末手当が含まれており、反対するとの意見があり、また一委員より、必要な補正であり賛成するとの意見があり、採決の結果、議第256号は賛成多数により原案可決すべきものと決しました。 議第253号「松江市職員の給与に関する条例及び松江市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」、議第257号「平成29年度松江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、議第258号「平成29年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計補正予算(第2号)」、議第259号「平成29年度松江市後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)」、議第260号「平成29年度松江市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」、議第261号「平成29年度松江市水道事業会計補正予算(第3号)」、議第262号「平成29年度松江市下水道事業会計補正予算(第3号)」、議第263号「平成29年度松江市ガス事業会計補正予算(第2号)」、議第264号「平成29年度松江市交通事業会計補正予算(第2号)」、議第265号「平成29年度松江市病院事業会計補正予算(第2号)」、以上議案10件については、意見はなく、採決の結果、それぞれ全会一致により原案可決すべきものと決しました。 以上で予算委員会の報告を終わります。 ○議長(森脇勇人) これより予算委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 質疑なしと認めます。 これをもって予算委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 この際、しばらく休憩いたします。 〔午後0時10分休憩〕 ────────── 〔午後1時10分再開〕 ○議長(森脇勇人) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 14番橘祥朗議員。 〔14番橘祥朗議員登壇〕 ◆14番(橘祥朗) 共産党市議団の橘祥朗でございます。 議第149号初め手数料にかかわる問題、また中核市にかかわる問題、予算等々、合わせて79件について、委員長報告は可決でありましたが、反対の立場から討論をさせていただきます。 初めに、議第149号「松江市企業立地等を重点的に促進すべき区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について」です。 この条例は、地域経済牽引事業として対象事業を広げて固定資産税を減免するものです。対象が広がったとはいえ、依然中小企業・小規模業者、また地元の中小・小規模業者に利用が広がるものではなく、多くの中小業者にこそ幅広く利用できることこそ求められており、反対をいたします。 続いて、議第152号「学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」、いわゆる義務教育学校についてです。 本議案は、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例に義務教育学校を加える所要の改正を行う条例を制定することを趣旨とされています。しかし、まず第1点は、根本的な問題として、小中一貫校の実態について、国として調査したものがほとんどなく、教育的効果や問題点が検証されたとは言えません。また義務教育学校創設は、小学校段階から複数の教育課程が設けられ、教育の機会均等を崩すおそれがあります。そして、義務教育学校創設は学校統廃合をさらに加速させかねません。 第2点は、八束学園を義務教育学校にすることが余りに急ぎ過ぎるのではないかということです。 本会議での質問と答弁で、地元への説明がことしの8月に初めて行われたことが明らかになりました。しかも11月に各家庭には、たった一枚のお知らせが配布されたのみです。学校そのものが変わる大きな変化が8月に初めて説明をされ、翌年4月には実行されるのは余りにも急ではありませんか。 児童生徒の皆さん、父母、教職員の皆さんには御不安はないでしょうか。学校が変わる式、移行式で歌う校歌が、中学校の校歌を小学校1年生が理解し、愛着が持てるのでしょうか。校歌もまだ決まっていない状態でいいのでしょうか。 このような状態で八束学園を義務教育学校とすることは性急に過ぎると考えます。 3点は、この性急さの問題が提案されている議第152号自体にあらわれていることです。関係条例に義務教育学校を加えることを制定趣旨とされていますが、これだけ見れば関係条例に今までなかった義務教育学校というカテゴリーを加える変更を行うためのもののように受け取れます。 しかし、実際には八束小学校及び八束中学校の廃止及び松江市立義務教育学校八束学園を設置するという重大な変更を行う議案です。 本来、この廃止と設置を行う議案が決定され、その後に条文の語句整理を行うべき重大な変更ではないでしょうか。 同じ議会の同じ議案で済ませてしまうことは、丁寧さが不足しているのではないかと考えます。それが地元八束学園の現状にあらわれていると考えます。 以上の理由で本議案に反対をさせていただきます。 さて、この問題を一般質問で取り上げて12日が経過をいたしました。幾つかの声が寄せられております。1つだけ紹介をしておきます。 私の質問に対する教育委員会の答弁で、校舎一体型で小中一貫だからこそ、そのよさと強調されたのは、相手を思いやる心、上級生への憧れを抱くことになる。一緒に活動した後、子どもが満足感からふだんより落ちついて授業を受ける傾向にあるなどでした。もちろんよい関係をつくっていくことは大変大事なことですし、そのために努力されていることはよく承知をしております。しかし、八束町はもともと地域も狭く、小さな町です。8集落しかなく、数分で隣の集落とも行き来ができる。そして、全町を通して親戚関係も強いつながりがある中で、10クラス程度の小規模の学園です。また、8集落のそれぞれで小学生などの正月や夏の行事、集落の催しの参加もあります。もともと隣近所の子どもの触れ合いもあり、親戚の子ども同士の長いつき合いもあります。こうした下地を全く無視して、何もかも小中一貫だから、一体校舎だからとメリットを強調されることには違和感が感じられるという声が寄せられております。こういったことも考慮しながら、今後の義務教育学校制度、導入されることになろうかと思いますけれども、よくこういった点も考えていただきたいと思っているところです。 続いて、議第150号「松江市市民活動センター設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第154号から議第162号、議第164号、議第165号、議第168号から議第184号「松江市立出雲玉作資料館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」まで計29件の公共施設料金改定に係る条例改正の議案が上程をされています。それぞれの議案を個別に見れば、さまざまな改定ですが、大枠として今後市民負担がふえていくことになります。しかし、第1に、受益者負担の根拠として運営維持費の5割を根拠とする必然性はありません。 社会教育施設においては使用料の収入は維持管理の費用としてはごく一部にすぎず、受益者負担と相入れないもので、ここにも今回の料金改定の根拠はないと言わなければなりません。今後の厳しい財政運営に向けて税収増を図る際に、公共料金の値上げによるのではなく、地域経済が潤う中で税収がふえる道を検討すべきです。 第2に、旧市町村独自基準の公共施設料金を一律化し、値上げになるところと値下げになるところが出ていますが、合併時のスローガン、「サービスは高いほうに、負担は低いほうに」というこのスローガンに反するのではないでしょうか。また、地域の実情に応じての減免制度が廃止されること、これは旧町村の住民にとっては負担増にしかなりません。 以上の理由で、さきに述べました29の公共施設の料金にかかわる議案については、全て反対をいたします。 続いて、議第199号「平成29年度松江市一般会計補正予算(第4号)」についてです。 このたびの一般会計補正予算には、公立保育所パート職員の賃金増と私立保育所職員の処遇改善、障がい児の放課後デイサービス事業費の増額、学校給食や旅館に納入する野菜の契約栽培農家をふやし納入量をふやされたことによる補助金の増額などが盛り込まれたことは評価をしたいと思います。しかし、八束小学校と八束中学校を廃止して義務教育学校とする予算が計上されています。義務教育学校とするために小中一貫の十分な検証もなく、一方的な導入は禍根を残します。 また、本社機能移転・拡充促進補助金として追加予算が計上されています。この補助金以外にも用地取得費の助成、設備投資の助成、雇用奨励助成とさまざまな優遇措置があり、到底市民の理解は得られません。 よって議第199号「平成29年度松江市一般会計補正予算(第4号)」には反対をいたします。 また、今議会には議第209号「松江市・島根県共同設置松江保健所の職員の給与の取扱いに関する条例の制定」についてから議第252号「保健所の共同設置について」まで中核市移行に係る議案が44件上程されています。 今回提案されている中核市関連議案は、松江市が来年4月に中核市となるに伴う条例を制定・改正するものなどです。内容については、県からの権限移譲に伴い松江市として制定・改正すべき条例などであることは理解をしています。 しかし、中核市移行に関し、我が党は自治体の大合併を進め、身近な自治を壊してきた政府の政策のもと、中核市移行が定住自立圏構想と相まって道州制へ連なる性格を持たざるを得ないことを指摘して反対してきました。 中核市になれば、これまでの事務に加えて、保健所の設置など、市の役割は大幅に拡大します。しかし、住民にとって大きなメリットがもたらされるものではなく、職員の業務は膨大なものになります。 将来、望ましくはありませんが、人口が減少に向かった場合、過大な負担となる可能性も否定できません。将来の財政負担を懸念する声も報道されており、中核市を選択しない自治体もあります。あえて中核市を選択するより、県に任せるべき業務は任せ、市は住民に身近な業務にこそ力を注ぐべきです。このことを訴えて反対をいたします。 特別職並びに議会議員の期末手当にかかわる問題です。 議第254号「松江市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」並びに議第255号「松江市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」並びに議第256号補正予算については関連があるので、一括の討論といたします。 今、市民の暮らしが大変なとき、山陰地方には決して景気がよいなどとの意見は多くはありません。消費税増税に社会保障制度の後退、実質賃金の減少、年金の実質的な減額、この間の公共料金の負担増に加え、今議会では市民に適切な負担を求めるとして公共施設の使用料の引き上げもありました。来年度からの増税や生活保護の減額も報道されているところです。 そのような中で、今後市財政がもっと厳しくなることを一番よく知り得る立場の市長や議員の期末手当を上げることには、決して市民の理解は得られるものではないことを申し上げて、反対をいたします。 あわせて、2議案が予算措置される議第256号「平成29年度松江市一般会計補正予算(第5号)」についても同様に反対をします。 なお、条例改正と今回の補正予算によって、一般職員の給与の引き上げが実施されますが、私たちは賛成の立場です。このことが臨時職員、嘱託職員、臨時的任用教職員、市と関係する社協や公民館職員、公の施設の管理運営を委ねている指定管理者のもとで働く労働者、そして公共性の高い医療・福祉の職場で働く労働者の処遇改善につながり、賃金が引き上げられるよう市としての積極的な対応を求めたいと思います。 以上で討論を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(森脇勇人) 25番南波巖議員。 〔25番南波巖議員登壇〕 ◆25番(南波巖) 真政クラブの南波巖でございます。議第209号から議第252号までの中核市関係44件につきまして、一括して真政クラブを代表いたしまして委員長の報告に対し賛成の討論を行います。 中核市移行については、本年2月定例会において、中核市の指定の申し出を松江市議会としても議決をしており、国においても閣議決定の後、さきの11月27日に政令が公布されたところであります。 中核市とは、地方分権を進めるための都市制度の一つです。地方自治の制度では、住民に身近な行政は、できるだけ住民に身近な市町村が行うほうがよいと考えられております。 しかし、住民に身近なサービスであっても、一定の行政能力がなければ担うことができません。 一定の人口規模や行政能力があると認められる市を、中核市として指定し、一定の権限をまとめて移譲する制度です。松江市も能力があると認められ、中核市に移行することは、地方分権が進み、住民に身近な行政サービスは住民に身近な市が担うという地方自治の考え方に近づいていくということになります。 目指す松江市の姿としては、1つ、地域の課題に応じた柔軟で迅速な行政サービスを提供し、より一層の住みやすさの向上を図る。2つ目、保健所を設置することにより、保健衛生、健康づくり事業に一体的に取り組み、また医療・介護とも連携し、市民の健康寿命日本一に向けた取り組みを強化する。3つ目、地方拠点となる中海・宍道湖・大山圏域は、人口65万人で、日本海側の主要都市圏では第3位の規模にあります。産業や都市機能の集積、魅力的な観光地、国内外につながる空港、港、高速道路など高い潜在能力、可能性を有しております。この圏域の先頭に立ち、活力の維持発展に貢献することを掲げ、松江市の発展の方向性をしっかりと見定めております。 また、中核市移行に伴う財政への影響については、これまでに中核市に移行した他市の財政推計等を調査した限りでは、移行による歳出の増加額は、歳入の普通交付税の増額の範囲内におさまっております。松江市の財政の影響を試算した結果は、歳入歳出とも11億円余りであります。財政的にもしっかりと検証を行っております。 松江市が中核市に移行し、住みやすさの向上と行政機能のレベルアップを図り、さらなる権限移譲や財源の受け皿としての役割を果たしていくことは、日本海側の拠点としてこの圏域が将来にわたり発展を続けていく上で大変重要なことであると考えます。 今回提案された中核市関連の条例案は、島根県や他の中核市などの状況を研究された上での提案であり、中核市に移行し、権限を実行していくために必要なものであります。したがいまして、委員長報告に賛成といたします。以上で終わります。(拍手) ○議長(森脇勇人) 11番長谷川修二議員。 〔11番長谷川修二議員登壇〕 ◆11番(長谷川修二) 公明クラブの長谷川修二でございます。会派を代表いたしまして議第209号「松江市・島根県共同設置松江保健所の職員の給与の取扱いに関する条例の制定について」から議第252号「保健所の共同設置について」までの中核市移行関係議案44件について、賛成の立場から一括して討論を行います。 このほど政府において、松江市が平成30年4月1日をもって中核市へ移行される旨の閣議決定がなされました。中核市に移行することによって、これまで県が担ってきた事務権限や窓口サービスなどが松江市に移管され、市民の皆さんにとって行政サービスをより身近に、より便利に受けていただくこととなります。 中核市移行後の財政問題は、基準財政需要額に基づく交付税や中核市移行に伴う事務移管によって手当てされる特別交付税など、政府によってこれまで同様の支援があることは明確であります。 松江市においては、これまで以上に市民の皆さんにとってよりよい身近なサービスが実施されることやまちづくりがなされることを期待しております。 以上のことから、提案されている条例案は、山陰をリードする中核市として出発するための条例案であり、中核市移行関係議案44件については、速やかに可決されるべきものであるとして、委員長報告に賛成いたします。 以上で賛成討論を終わります。(拍手) ○議長(森脇勇人) これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議第148号「松江市一般職の任期付職員の採用等に関する条例等の一部改正について」から議第208号「平成29年度松江市病院事業会計補正予算(第1号)」まで議案61件の採決を行います。 初めに、議第149号「松江市企業立地等を重点的に促進すべき区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について」、議第150号「松江市市民活動センター設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第152号「学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」、議第154号「松江市鹿島文化ホールの設置及び管理に関する条例の一部改正について」から議第162号「松江市鹿島福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第164号「松江市東出雲おちらと村の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第165号「松江市国際交流会館設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第168号「松江市八雲林間劇場設置及び管理に関する条例の一部改正について」から議第184号「松江市立出雲玉作資料館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第199号「平成29年度松江市一般会計補正予算(第4号)」、以上議案32件を一括して採決いたします。 以上の案件に対する委員長の報告は原案可決であります。 委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇勇人) 挙手多数であります。 よって議第149号議案外議案31件は委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。 次に、ただいま議決した議案32件を除き議第148号「松江市一般職の任期付職員の採用等に関する条例等の一部改正について」外議案28件を一括して採決いたします。 以上の案件に対する委員長の報告は原案可決であります。 委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇勇人) 挙手全員であります。 よって議第148号議案外議案28件は委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。 続いて、議第209号「松江市・島根県共同設置松江保健所の職員の給与の取扱いに関する条例の制定について」から議第252号「保健所の共同設置について」まで議案44件を一括して採決いたします。 以上の案件に対する委員長の報告は原案可決であります。 委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇勇人) 挙手多数であります。 よって議第209号議案外議案43件は委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。 議第253号「松江市職員の給与に関する条例及び松江市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」から議第265号「平成29年度松江市病院事業会計補正予算(第2号)」まで議案13件の採決を行います。 初めに、議第254号「松江市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」から議第256号「平成29年度松江市一般会計補正予算(第5号)」まで議案3件を一括して採決いたします。 以上の案件に対する委員長の報告は原案可決であります。 委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇勇人) 挙手多数であります。 よって議第254号議案外議案2件は委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。 次に、ただいま議決した議案3件を除き、議第253号「松江市職員の給与に関する条例及び松江市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」外議案9件を一括して採決いたします。 以上の案件に対する委員長の報告は原案可決であります。 委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇勇人) 挙手全員であります。 よって議第253号議案外議案9件は委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。─────────────────────── △日程第7 議員提出議案第9号 小中学校におけるプログラミング教育への支援を求める意見書について      (提案説明、質疑、討論、採決) ○議長(森脇勇人) 日程第7、議員提出議案第9号「小中学校におけるプログラミング教育への支援を求める意見書について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 19番野津照雄議員。 〔19番野津照雄議員登壇〕 ◆19番(野津照雄) 議員提出議案第9号 小中学校におけるプログラミング教育への支援を求める意見書につきまして、提案理由の説明をいたします。 近年、インターネットやAIを初めとするIT技術の発展は目覚ましいものがあります。 それに伴い、IT関係の人材不足が進んでおり、2030年には国内で約79万人が不足すると試算されております。 これを受けて、2020年に小学校でのプログラミング教育が必修化されますが、限られた授業時間の中でどのように指導すべきかが課題であり、地域間の教育格差を是正するためにも、中核となる指導内容については全国共通のものとすることが求められます。 松江市においては、Rubyを用いた授業を全市立中学校で実施しておりますが、教員の技能格差をなくし一律な授業ができるようにすることが課題となっており、また近年特に顕著となっている教員の負担増に拍車をかけることも懸念されます。 よって本案に記載しております事項について実現されるよう、国に対し強く要望するものであります。 以上、議員諸氏の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(森脇勇人) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております議員提出議案第9号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議員提出議案第9号「小中学校におけるプログラミング教育への支援を求める意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇勇人) 挙手全員であります。 よって議員提出議案第9号は原案のとおり可決されました。─────────────────────── △日程第8 議員提出議案第10号 小中学校へのエアコン設置に係る補助の予算を拡充することを求める意見書について      (提案説明、質疑、討論、採決) ○議長(森脇勇人) 日程第8、議員提出議案第10号「小中学校へのエアコン設置に係る補助の予算を拡充することを求める意見書について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 14番橘祥朗議員。 〔14番橘祥朗議員登壇〕 ◆14番(橘祥朗) 議員提出議案第10号「小中学校へのエアコン設置に係る補助の予算を拡充することを求める意見書について」、提案理由の説明を行います。 当市において、小中学校のエアコン設置は、特別教室を優先して進めてきており、普通教室への設置は厳しい財政状況の中で今後の早急な対策が必要となっております。近年の夏は、教室の気温が30度を超える日は珍しくなく、殊に気温35度を超える猛暑日の教室の気温はさらに高いと考えられます。このような状況で子どもたちは流れる汗をふきながら授業に取り組んでいます。普通教室へのエアコン設置が焦眉の課題であることは、市当局、市議会、市民の一致した思いであると考えます。 そこで、国において学校施設へのエアコン設置に係る補助の予算の確保、増額と要件等の拡充を図ることと、学校施設へのエアコン設置をリースで対応した場合にも、国庫補助の対象とすることを国に求めるものです。 議員諸氏の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(森脇勇人) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております議員提出議案第10号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議員提出議案第10号「小中学校へのエアコン設置に係る補助の予算を拡充することを求める意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇勇人) 挙手全員であります。 よって議員提出議案第10号は原案のとおり可決されました。─────────────────────── △日程第9 委員会提出議案第7号 松江市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について      (提案説明、質疑、討論、採決) △日程第10 委員会提出議案第8号 松江市議会政務活動費の交付に関する規則の一部改正について      (提案説明、質疑、討論、採決) ○議長(森脇勇人) 日程第9、委員会提出議案第7号「松江市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について」及び日程第10、委員会提出議案第8号「松江市議会政務活動費の交付に関する規則の一部改正について」を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 三島良信議会運営委員長。 〔30番三島良信議員登壇〕 ◆30番(三島良信) 委員会提出議案第7号「松江市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について」及び委員会提出議案第8号「松江市議会政務活動費の交付に関する規則の一部改正について」の議案2件につきまして、一括して提案理由の説明を行います。 委員会提出議案第7号 松江市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正につきましては、政務活動費支出のさらなる透明性の向上のため、領収書等の証拠書類を閲覧の対象に加えるため所要の改正を行うものであります。 次に、委員会提出議案第8号 松江市議会政務活動費の交付に関する規則の一部改正につきましては、先ほど説明いたしました松江市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正に伴い所要の改正を行うものであります。 以上、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。以上です。 ○議長(森脇勇人) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 吉儀議員。 ◆13番(吉儀敬子) 私は賛成の立場で討論いたします。 共産党市議団としては、今までに議会運営委員会でもこの政務活動費全面公開は一貫して主張しておりました。近年、議会の不祥事がいろいろと取り沙汰されまして、やはり市民は議会に対して厳しい目を向けております。このたび開かれた議会とするために、このように全面的に公開をされるということで賛成をいたします。 ○議長(森脇勇人) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) ほかにないようですので、これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 委員会提出議案第7号「松江市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について」及び委員会提出議案第8号「松江市議会政務活動費の交付に関する規則の一部改正について」を一括して採決いたします。 委員会提出議案第7号及び委員会提出議案第8号はそれぞれ原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇勇人) 挙手全員であります。 よって委員会提出議案第7号及び委員会提出議案第8号はそれぞれ原案のとおり可決されました。─────────────────────── △日程第11 陳情第9号      (常任委員会付託) ○議長(森脇勇人) 日程第11、陳情第9号「大海崎堤防の除草の要望書(国有地及び島根県占用地) 提出を求めることについて」を議題といたします。 今期定例会開会後、本日までに受理いたしました陳情第9号については、お手元にお配りしております請願文書表のとおり、建設環境委員会に付託します。─────────────────────── △日程第12 陳情第9号の閉会中の継続審査について ○議長(森脇勇人) 日程第12「陳情第9号の閉会中の継続審査について」を議題といたします。 お諮りします。 先ほど建設環境委員会に付託しました陳情第9号については、閉会中の継続審査とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。─────────────────────── △日程第13 閉会中の継続調査について ○議長(森脇勇人) 日程第13「閉会中の継続調査について」を議題といたします。 お手元にお配りしております閉会中の継続調査申出書のとおり、新庁舎建設特別委員会の委員長から委員会が調査を終了するまで閉会中も継続して調査を行いたいとの申し出がありました。 お諮りします。 新庁舎建設特別委員長からの申し出のとおり、委員会が調査を終了するまで閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。─────────────────────── △日程第14 議員派遣について ○議長(森脇勇人) 日程第14「議員派遣について」を議題といたします。 お諮りします。 地方自治法及び会議規則の規定により、お手元にお配りしておりますとおり、議員を派遣することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 この際、お諮りします。 ただいま議決した事項について、諸般の事情により派遣期間等を変更する場合、議長に一任をお願いしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇勇人) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これにて今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。 この際、松浦市長より発言の申し出がありますので、これを許します。 松浦市長。 〔松浦正敬市長登壇〕 ◎市長(松浦正敬) 閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 今議会に提案をいたしておりました全ての議案につきまして、原案どおり議決をいただきましたことに対しまして、まずもって御礼を申し上げる次第でございます。 さて、本議会におきましては、介護保険事業計画の見直しについての御質問を多くいただいたところでございます。来年度は介護事業者の厳しい経営状況を考慮して、国においては介護報酬の改定なども予定をされているところでございます。超高齢社会の中で、介護人材を確保し持続的な制度を構築することは松江市にとりましても喫緊の課題でございます。次期介護保険事業計画を通じて、市民の皆様が安心して年を重ね、地域で暮らすことができるように鋭意取り組んでまいります。 一方では、待機児童の解消を初めとする子育て支援策につきましても、人づくりの柱として継続的に取り組むことが欠かせません。子育て環境に大きな影響を与える育児休業の取得率向上につきましても、ワーク・ライフ・バランスの推進を初めとする取り組みの価値観を企業の皆様と共有できる場を設け、あらゆる角度から少子化対策の手だてを講じてまいりたいと思っております。 さて、先月末には国から政令が公布をされまして、本市の中核市移行が正式に決定をいたしました。来年4月からはこの松江市は全国から一層注目される存在になるわけでありますが、そのことはすなわち松江市の総合力が全国から試されているということにほかなりません。市民に最も身近なサービスを担う基礎自治体として、また中海・宍道湖・大山圏域における唯一の中核市としても、これまで以上にこの松江市がリーダーシップを発揮することが重要であります。私自身もいま一度心を引き締め、市民の皆様の先頭に立って地方創生を進めてまいりたいと思っております。 最後になりますが、議会の皆様におかれましては、引き続き御理解、御支援を賜りますようにお願いを申し上げまして、11月議会閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(森脇勇人) これにて平成29年第5回松江市議会定例会を閉会いたします。 〔午後1時50分閉会〕...