松江市議会 > 2008-03-26 >
03月26日-05号

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  1. 松江市議会 2008-03-26
    03月26日-05号


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    平成20年第1回 3月定例会    平成20年第1回松江市議会定例会議 事 日 程(第5号) 平成20年3月26日(水曜日)午前10時開議 第1 委員長報告(議第1号議案~議第102号議案、承認第1号・承認第2号、請願第11号、陳情第37号外陳情10件) 第2 表   決 第3 委員会提出議案第1号 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の改正を求める意見書について 第4 同意第4号 松江市副市長の選任について 第5 陳情第48号・陳情第49号 第6 閉   会────────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 委員長報告(議第1号議案~議第102号議案、承認第1号・承認第2号、請願第11号、陳情第37号外陳情10件) 表   決 委員会提出議案第1号 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の改正を求める意見書について 同意第4号 松江市副市長の選任について 陳情第48号・陳情第49号 閉   会────────────────────────────────────────出 席 議 員(45名)    1 番   田  中  明  子  君    2 番   畑  尾  幸  生  君    3 番   吉  金     隆  君    4 番   森  脇  幸  好  君    5 番   松  蔭  嘉  夫  君    6 番   渡  部  美 津 子  君    8 番   南  波     巖  君    9 番   葉  山  泰  子  君    10 番   朝  倉  弘 太 郎  君    11 番   津  森  良  治  君    12 番   森  脇  勇  人  君    13 番   宅  野  賢  治  君    14 番   川  井  弘  光  君    15 番   福  間  俊  夫  君    16 番   桂     善  夫  君    17 番   斎  藤  菊  市  君    18 番   加  藤  富  章  君    20 番   田  中  豊  昭  君    21 番   板  垣     亨  君    22 番   勝  部  加  代  君    23 番   福  田  安  信  君    24 番   太  田     薫  君    25 番   田  村  昌  平  君    26 番   篠  原     栄  君    27 番   角  田  正  紀  君    28 番   安  部  吉  輝  君    29 番   加  本  市  郎  君    30 番   林     干  城  君    31 番   片  寄  直  行  君    32 番   藤  田  彰  裕  君    33 番   足  立  利  人  君    34 番   森  脇  敏  信  君    35 番   三  島  良  信  君    36 番   石  倉  茂  美  君    37 番   山  本  勝 太 郎  君    38 番   三  島     進  君    39 番   飯  塚  悌  子  君    41 番   立  脇  通  也  君    42 番   石  倉     幹  君    43 番   後  藤  睆  一  君    44 番   比  良  幸  男  君    45 番   出  川  修  治  君    46 番   中  村  晴  洋  君    47 番   加  藤  滋  夫  君    48 番   田  中  弘  光  君───────────────────────欠 席 議 員(1名)    19 番   小  笹  義  治  君───────────────────────欠     員(2名)───────────────────────事務局職員出席者  事務局長    野  津  精  一  君  参事      富  田  豪  二  君  議事調査課長  桔  梗  和  夫  君  書記      高  橋  浩  三  君  書記      門  脇     保  君  書記      川  谷  浩  伸  君  書記      古  川     進  君  書記      杉  原  加  奈  君───────────────────────説明のため出席した者  市長      松  浦  正  敬  君  副市長     伊  藤  忠  志  君  副市長     片  山  重  政  君  収入役     山  本  弘  正  君  市長室長    清  水  伸  夫  君  総務部長    川  原  良  一  君  総務部次長   吉  岡  誠  一  君  財政部長    原        厚  君  産業経済部長  能  海  広  明  君  観光振興部長  森     秀  雄  君  市民部長    田  中  寛  美  君  健康福祉部長  松  本  修  司  君  環境保全部長  宅  和  勝  美  君  都市計画部長  安  井  春  海  君  建設部長    原     憲  二  君  消防長     柳  原  知  朗  君  教育委員会委員長久 保 田  康  毅  君  教育長     福  島  律  子  君  理事      友  森     勉  君  副教育長    杉  谷  充  久  君  水道局長    小  川  正  幸  君  水道局業務部長 松  浦  俊  彦  君  水道局工務部長 吉  岡  敏  則  君  ガス局長    谷     正  次  君  交通局長    渡  部  一  雄  君  市立病院院長  錦  織     優  君  市立病院事務局長油  谷  健  一  君─────────────────────── 〔午前10時00分開議〕 ○議長(田中弘光君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。─────────────────────── △日程第1 委員長報告 ○議長(田中弘光君) 日程第1は「委員長報告」であります。 今期定例会において各常任委員会及び予算特別委員会並びに宍道湖・中海問題等対策特別委員会の審査に付した議第1号「松江市ふるさとづくり寄附条例の制定について」から議第102号「松江市乳幼児等医療費助成条例の一部改正について」まで議案102件及び承認第1号「専決処分の報告について」、承認第2号「専決処分の報告について」並びに請願1件、陳情11件を議題とし、所管委員会における審査の経過並びにその結果について、それぞれ委員長の報告を求めます。 総務委員長朝倉弘太郎君。 〔10番朝倉弘太郎君登壇〕 ◆10番(朝倉弘太郎君) おはようございます。 今期定例会において総務委員会に付託になりました議案15件、承認1件、請願1件について、3月7日、10日に委員会を開催し審査を行いましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 初めに、議第1号「松江市ふるさとづくり寄附条例の制定について」は、質疑に対し、執行部より、寄附金を財源として行う事業は、観光や産業振興が対象となるため開府400年祭も含まれる。人材育成や教育関係に対する寄附は、今回の寄附条例には該当しないが、一般の寄附採納で受け入れられることとなる。PR方法については、ホームページへの掲載や東京、大阪、広島のそれぞれの松江会にお願いするなど、今後情報発信の方法について研究するなどとの答弁があり、意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第3号「松江市鹿島ケーブルビジョン施設の設置及び管理に関する条例の全部改正について」は、質疑に対し、執行部より、鹿島ケーブルビジョンで制作した番組を全市に放送することは、技術的な問題を含めクリアしなければならない課題があり、直ちにできる状況でない。放送番組審議会の所掌事務は、自主放送番組の編成、基準策定などを審議し、委員は10名以内、任期は2年である。使用料については、将来的に全市統一的な対応を検討する必要があるなどの答弁の後、意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第4号「松江市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」、議第7号「松江市特別会計条例の一部改正について」及び議第34号「訴えの提起について」は、採決の結果、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第5号「松江市事務分掌条例の一部改正について」は、質疑に対して、執行部より、今まで以上に地域住民との連携をより一層強化していくために、地域協議会の運営、地域振興を所掌している市長室への支所に関することを移管するなどの答弁の後、意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第6号「島根有線放送電話事業基金条例の廃止について」は、質疑の後、意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第36号「松江市才・軽尾辺地総合整備計画について」は、質疑に対して、執行部より、市道の改良事業が完成したときの辺地度点数は、学校、医療機関、郵便局など公共施設までの距離により算出する数値であるため点数は変わらない。松江市内に辺地地域が美保関町、島根町、八雲町、玉湯町、宍道町のそれぞれの地域内に合計16カ所あるなどの答弁の後、意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第41号「指定管理者の指定について」は、質疑の後、意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第42号「指定管理者の指定について」は、宍道町オフトーク通信施設指定管理者を指定するものであり、質疑に対し、執行部より、オフトーク通信システムケーブルテレビの通信回線を利用した新たな住民告知システムに切りかえることが技術的に可能であるとの答弁の後、意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第43号「指定管理者の指定について」は、八束町地域情報通信施設指定管理者を指定するものであり、質疑に対し、執行部より、災害時の緊急情報などが市から一元的に告知できるシステムを具体的に検討するとの答弁の後、意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第59号「平成19年度松江市一般会計補正予算(第8号)」中については、質疑に対し、執行部より、地理情報システム事業は平成19年度に旧町村分の航空写真の撮影を行い、賦課データの導入を順次図っている。バス運行事業の減額については、全市で運行しているコミュニティーバスの業者の選定を入札で行い、競争原理が働き減額するなどの答弁の後、意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第64号「平成19年度松江市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第4号)」、議第69号「平成19年度松江市鹿島町恵曇・講武・御津・佐太財産区特別会計補正予算(第2号)」及び議第70号「平成19年度松江市鹿島有線テレビジョン放送事業特別会計補正予算(第5号)」については、採決の結果、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 承認第1号「専決処分の報告について(平成19年度松江市一般会計補正予算(第6号))」中については、採決の結果、全員異議なく承認すべきものと決しました。 請願第11号「消費税の税制に関することについて」は、執行部にも同様の請願が提出されており、地方として社会保障など将来への負担増に対し、安定的な財源が確保できるよう、国の動向を注視していくとの説明がありました。 質疑はなく、意見では、一委員から、世代間の負担の公平、年金財源を含む社会保障のあり方など、ある程度の負担とある程度の福祉は国民的合意だと思う。消費税については、これから総合的な税制改正の中で慎重に議論されるべきであることから請願は不採択。一委員からも、国会で与野党問わず総合的な税制改革をどうすべきかを議論されていることから、現段階では時期尚早であり不採択。また、一委員からは、消費税を上げることは国民生活の破壊につながり、新聞報道によると約7割の方が引き上げに反対である。消費税が導入され約190兆円の税収があったが、ほぼそれに匹敵する法人税が減税されており、財界が引き上げを求めるのはここに動機がある。財源は、法人税を引き上げ、むだな軍事費を削減し生み出すべきであり採択との意見がありました。採決の結果、請願第11号は挙手少数により不採択すべきものと決しました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(田中弘光君) これより総務委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって総務委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 教育民生委員長葉山泰子君。 〔9番葉山泰子君登壇〕 ◆9番(葉山泰子君) おはようございます。 委員長報告を申し上げます。 教育民生委員会に付託されました議案31件、承認1件、陳情6件について、3月11日及び12日委員会を開き審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 議第2号「公共施設の市外料金撤廃に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」中、議第8号「松江市国民健康保険条例の一部改正について」、議第9号「松江市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について」、議第10号「松江市総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の制定について」、議第11号「松江市福祉医療費助成条例の一部改正について」、議第12号「松江市地域活動支援センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第13号「松江市高齢者在宅福祉サービス手数料の徴収に関する条例の一部改正について」、議第14号「松江市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について」、議第15号「松江市公衆浴場整備資金貸付基金条例の廃止について」、議第16号「学校教育法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」、議第17号「松江市児童クラブ条例の一部改正について」、議第18号「松江市青少年相談室設置条例の制定について」、議第19号「松江市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第20号「松江市指定管理者の管理する公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、議第21号「松江市立図書館の設置及び管理に関する条例の制定について」、議第28号「財産の無償譲渡について」、議第29号「財産の無償譲渡について」、議第30号「財産の無償譲渡について」、議第31号「財産の無償譲渡について」、議第39号「雲南市・飯南町事務組合と松江市との火葬場に関する事務の事務委託に関する規約の一部変更について」、議第40号「松江市と東出雲町との間の学齢児童及び学齢生徒の教育事務の委託に関する規約の一部変更について」、議第44号「指定管理者の指定について」、議第45号「指定管理者の指定について」、議第46号「指定管理者の指定について」、議第47号「指定管理者の指定について」の議案25件は、いずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第59号「平成19年度松江市一般会計補正予算(第8号)」中は、児童虐待予防対策事業の人員については、現在正規職員3人で対応しているが、嘱託職員の専門職1名をカウンセラーとして、臨床心理士または保健師ということで要求していた。最終的には見つからず、新年度も引き続き予算要求し、探していく。 また、田和山遺跡の駐車場計画については、遺跡のすそ野部分につくる計画で公安当局といろいろ調整してきたが、年度内にその詰めができなかったので新年度で考えたい。 また、AEDの配置については、購入からリースに切りかえ、市内の全中学校15校に配置した。小学校にも数年間をかけ配置するよう予算要望していきたい。 菅田菴の整備事業費については、今のところは現場を見ながら雨の漏らないような保護策をとっている。本格的な修理について、国庫補助事業を受けて所有者とも相談しながら着手する。かなりの額であり、年次的な計画も必要である。 また、小中学校の耐震診断については、20年度で中学校が2校、小学校が3校行い、それで全体が完了する予定である等の答弁があり、議第59号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第60号「平成19年度松江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)」、議第61号「平成19年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計補正予算(第3号)」、議第62号「平成19年度松江市老人保健医療事業特別会計補正予算(第4号)」、議第63号「平成19年度松江市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」、議第102号「松江市乳幼児等医療費助成条例の一部改正について」の議案5件は、いずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 承認第1号「専決処分の報告について(平成19年度松江市一般会計補正予算(第6号))」中は、全員異議なく承認すべきものと決しました。 陳情第37号「自主共済制度を保険業法の適用から除外するよう求める意見書採択について」は、執行部より、主として共済という名前を利用して不特定多数の消費者から金をだまし取るオレンジ共済組合事件に代表される、いわゆるニセ共済を規制することにあるが、自主共済のように特定の者を相手方とする場合においても、一定の健全性や財務基準を満たすことによって、消費者トラブルの未然防止及び保険契約者等の保護を図る必要があることにより、専門的立場から検討された結果、平成18年4月1日に改正施行されたものと認識している。その移行のための経過措置として、平成20年3月までの2年間が移行期間として定められ、順調に移行が行われていると考えているとの見解がありました。 意見では、一委員より、若干調査すべき事項があり継続審査としたいとの意見があり、採決の結果、全員異議なく閉会中の継続審査とすべきものと決しました。 陳情第38号「「平成20年4月実施の後期高齢者医療制度中止・撤回を求める意見書」提出について」は、執行部より、後期高齢者医療制度については、超高齢社会を展望した医療制度体制を維持するため創設されたもので、4月実施に向け市民に周知し、この制度が円滑に進むように考えているとの見解を受けました。 意見では、一委員より、この制度について市民から非常に疑問と不安の声がある。中止、撤回を求めることは当然で、ぜひ採択すべきである。また、一委員より、随分前から制度についていろいろ説明を受け勉強した。全会一致で新年度予算も認めており不採択。また、一委員より、新しい制度であり、いろいろ不安はあると思うが、世界でも有数な国民皆保険という制度を将来にわたって維持するためにはやむを得ない制度であり不採択との意見が出て、採決の結果、挙手少数により不採択とすべきものと決しました。 陳情第43号「保育料の休園扱い判定基準の変更について」は、陳情提出者から陳情の取り下げ願の提出があり、審査の結果、全員異議なく取り下げを了承することに決しました。 陳情第44号「後期高齢者医療制度抜本的見直しに関することについて」は、意見では、一委員より、この制度は国民皆保険制度を空洞化させる中身で、よりよい改善を求めることは当然であり採択。また、一委員より、賛同できる部分も全然ないわけではないが、抜本的に見直す意見を採択してくださいとなっており不採択との意見が出て、採決の結果、挙手少数により不採択とすべきものと決しました。 陳情第45号「若年層に対する自立支援・生活支援を求めることについて」は、執行部より、陳情書については市の機構の4から5課くらいが横断的に取り組まなければならない内容である。県においては全庁的な研究組織を立ち上げている状況であるとの見解がありました。 意見では、一委員より、もう少し内容について研究したいので、閉会中の継続審査との意見が出て、採決の結果、全員異議なく閉会中の継続審査とすべきものと決しました。 陳情第46号「児童福祉施設の新設及び増設に関する認可条件について」は、執行部より、保育所設置認可基準については、県の方で児童福祉法施行細則を設けている。保育所の設置認可等に関する国の通知と、これまで県がやってきたことも含めて、新たにさらに厳しいことをつけ加えるべきかどうか、なかなか厳しい判断である。現状ではそういうものは一切ないとの見解がありました。 意見では、一委員より、地域住民が迷惑をこうむってもよいとは思っていないが、同意書を義務づけることは疑問があり不採択との意見が出て、採決の結果、全員不採択とすべきものと決しました。 以上で教育民生委員会の報告を終わります。 ○議長(田中弘光君) これより教育民生委員長の報告に対する質疑に入りますが、議第44号議案、議第45号議案、議第47号議案、以上議案3件は、一件ごとにそれぞれ委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 初めに、議第44号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 9番葉山泰子君を除斥いたします。 〔9番葉山泰子君除斥〕 ○議長(田中弘光君) これより議第44号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第44号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第44号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手全員であります。 よって議第44号議案は原案のとおり可決されました。 葉山泰子君の除斥を解除いたします。 〔9番葉山泰子君除斥解除〕 ○議長(田中弘光君) 次に、議第45号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 18番加藤富章君、32番藤田彰裕君、36番石倉茂美君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君を除斥いたします。 〔18番加藤富章君、32番藤田彰裕君、36番石倉茂美君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君除斥〕 ○議長(田中弘光君) これより議第45号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第45号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第45号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手全員であります。 よって議第45号議案は原案のとおり可決されました。 次に、議第47号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 これより議第47号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第47号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第47号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手全員であります。 よって議第47号議案は原案のとおり可決されました。 加藤富章君、藤田彰裕君、石倉茂美君、飯塚悌子君、石倉幹君の除斥を解除いたします。 〔18番加藤富章君、32番藤田彰裕君、36番石倉茂美君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君除斥解除〕 ○議長(田中弘光君) 次に、議第44号議案、議第45号議案、議第47号議案、以上議案3件を除き、教育民生委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって教育民生委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 経済委員長安部吉輝君。 〔28番安部吉輝君登壇〕
    ◆28番(安部吉輝君) 経済委員会の委員長報告をいたします。 今期定例会において経済委員会に付託になりました議案23件、承認2件、陳情1件につきまして、去る3月13日、14日委員会を開催し審査を行いましたので、その経過と結果について御報告いたします。 議第2号「公共施設の市外料金撤廃に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」中は、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第22号「松江市工場設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第23号「八雲特定農山村地域活性化基金条例の廃止について」は、事業の効果についての質疑があり、執行部より、事業は八雲町のやくもアグリパークを拠点として、高収益、高付加価値型農業の事業展開をしながら、ブルーベリーの植栽の普及と加工、山椒みその商品化、アスパラガスの栽培の普及にも取り組んでいる。また、地域間交流の取り組みとして、やくもアグリパークを会場とした講習会並びに農業体験実習を開催しているとの答弁があり、議第23号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第24号「松江市農林漁業施設事業等分担金徴収条例の一部改正について」、議第32号「松江市若い農業者等就農促進対策事業の新規就農者経営安定資金貸付金の免除について」、議第35号「土地改良事業の施行の変更について」及び議第100号「松江市指定管理者の管理する農村改善センター設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 次に、議第48号から議第58号及び議第101号の議案12件は、指定管理者の指定をするものであり、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第59号「平成19年度松江市一般会計補正予算(第8号)」中では、開府400年祭の寄附について、債務負担行為補正における鉄工団地の処分計画の進捗状況についてなどの質疑があり、執行部より、開府400年祭の寄附については募金会が立ち上がっており、商工会議所を中心に今後集められる予定であり、若干おくれているが、鋭意進めている。鉄工団地の処分計画の進捗状況については、土壌調査等昨年完了し、再測量による境界確定も今年度には完了する見込みである。分譲については新年度から可能となるとの答弁がありました。 意見では、人件費の考え方について異論があるので反対との意見があり、採決の結果、議第59号中は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第72号「平成19年度松江市ガス事業会計補正予算(第3号)」は、諸経費削減についての具体的な取り組みについての質疑があり、委託単価の見直し、不要不急の消耗品の購入などを削減している。また、原油高等による影響による簡易ガスの値上げについては、経済産業局と協議し値上げの認可がとれたので、4月から値上げの予定をしている。一般のLPガス料金についても5月から値上げをお願いしたい。そして、LPガス料金の民間との比較については、ガス局の調査では民間の平均より少し安い料金になっているとの答弁がありました。 意見に入り、一委員より、経営改善のおくれを指摘し、この議案に反対、また一委員より、執行部より今後経営改善に向け努力していきたいということであり賛成との意見に分かれましたので、採決の結果、議第72号は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第73号「平成19年度松江市自動車運送事業会計補正予算(第4号)」は、貸し切り旅客運送収益の減少理由についての質疑があり、執行部より、エージェントの受注増加、自主ツアーの催行率も上がっているが、団体ツアーの落ち込みが予想以上に大きく、結果として見込みよりも減収となったとの答弁がありました。 意見に入り、一委員より、人件費の見直しのおくれを指摘をし反対、また、一委員より、経営改善に向け努力されており賛成との意見に分かれましたので、採決の結果、議第73号は挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 議第74号「平成19年度松江市駐車場事業会計補正予算(第2号)」は、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 承認第1号「専決処分の報告について(平成19年度松江市一般会計補正予算(第6号))」中及び承認第2号「専決処分の報告について(平成19年度松江市一般会計補正予算(第7号))」は、いずれも全員異議なく承認すべきものと決しました。 陳情第39号「「鳥獣被害防止特措法」関連予算を、鳥獣捕殺ではなく自然林復元と被害防除に使うこと等を求める意見書提出について」は、意見で、一委員より、この陳情は野生鳥獣捕殺優先ではなく、鳥獣が帰れるような場所に帰せということだが、現実にそのような場所はなく、私の住んでいる地域においても非常にイノシシの被害に苦労しており、猟友会ではイノシシの頭数そのものを把握し捕獲の許可を得ており、鳥獣被害防止特措法ができた経緯もあり、この陳情に賛同しかねるので不採択との意見があり、採決の結果、陳情第39号は全員不採択とすべきものと決しました。 以上で経済委員会の報告を終わります。 ○議長(田中弘光君) これより経済委員長の報告に対する質疑に入りますが、議第48号議案、議第56号議案、議第57号議案、以上議案3件は、一件ごとにそれぞれ委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 初めに、議第48号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 10番朝倉弘太郎君、36番石倉茂美君を除斥いたします。 〔10番朝倉弘太郎君、36番石倉茂美君除斥〕 ○議長(田中弘光君) これより議第48号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第48号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第48号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手全員であります。 よって議第48号議案は原案のとおり可決されました。 朝倉弘太郎君、石倉茂美君の除斥を解除いたします。 〔10番朝倉弘太郎君、36番石倉茂美君除斥解除〕 ○議長(田中弘光君) 次に、議第56号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 15番福間俊夫君を除斥いたします。 〔15番福間俊夫君除斥〕 ○議長(田中弘光君) これより議第56号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第56号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第56号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手全員であります。 よって議第56号議案は原案のとおり可決されました。 福間俊夫君の除斥を解除いたします。 〔15番福間俊夫君除斥解除〕 ○議長(田中弘光君) 次に、議第57号「指定管理者の指定について」委員長報告に対する質疑、討論、表決を行います。 18番加藤富章君、32番藤田彰裕君、36番石倉茂美君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君を除斥いたします。 〔18番加藤富章君、32番藤田彰裕君、36番石倉茂美君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君除斥〕 ○議長(田中弘光君) これより議第57号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第57号議案の委員長報告に対する質疑を終結いたします。 討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより表決に入ります。 議第57号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手全員であります。 よって議第57号議案は原案のとおり可決されました。 加藤富章君、藤田彰裕君、石倉茂美君、飯塚悌子君、石倉幹君の除斥を解除いたします。 〔18番加藤富章君、32番藤田彰裕君、36番石倉茂美君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君除斥解除〕 ○議長(田中弘光君) 次に、議第48号議案、議第56号議案、議第57号議案、以上議案3件を除き、経済委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 片寄直行君。 ◆31番(片寄直行君) 本日の委員長報告は大変簡単でありまして、結果はわかったんですが、経過が少しわかりにくい部分がありまして、1つだけ伺いますが、議第24号「松江市農林漁業施設事業等分担金徴収条例の一部改正について」、これ質疑があったかと思うんですが、少しどのような質疑があったかを御紹介いただけますでしょうか。 ○議長(田中弘光君) 安部委員長。 ◆28番(安部吉輝君) 片寄議員の方も今の傍聴されてたと思いますけども。 ◆31番(片寄直行君) そのときにはいなかったんですよ。 ◆28番(安部吉輝君) そうですか、わかりました。 質疑の方としては、今回の条例改正で、林地崩壊対策事業も含めてということとなると、かなり対象が広がるというふうに理解しているが、影響はどれくらいであるかということでございました、質疑の方は。 ◆31番(片寄直行君) 答弁は。 ◆28番(安部吉輝君) 答弁としましては、対象が広がるというか、これは今までとは変わらないと考えているという答弁でございました。 ○議長(田中弘光君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) ほかにないようでありますので、これをもって経済委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 建設環境委員長南波巖君。 ◆8番(南波巖君) 今期定例会において建設環境委員会に付託となりました議案12件について、去る3月14日に現地視察、17日及び18日に委員会を開催し審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 議第25号「松江市営住宅条例及び松江市特定公共賃貸住宅条例の一部改正について」は、質疑では、主なものとして、暴力団員という規定や判断はだれがどのように行うかなどがあり、執行部より、暴力団員による不当な行為等の防止に関する法律の規定に照らし、警察で判断してもらうことになるなどとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第26号「市道片句深田線トンネル建設工事の請負変更契約締結について」は、一委員より、このトンネル工事は非常に安い価格で落札されたことから、こんなに安い金額でできるのか、後で補正されるようなことはないかという議論が以前の委員会でもなされた経緯がある。それが、今回補正で増額となったことで非常に疑問を感じているが、見解を問うとの質疑があり、執行部より、今回の変更は予期せぬ軟弱地盤があらわれたため、やむを得ず行うものであるとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第27号「財産の取得について」は、新ごみ処理施設用地売買契約を松江市土地開発公社との間で締結するものであります。採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第33号「権利の放棄について」は、株式会社松尾鉄工造船所が株式会社山陰合同銀行より受けた融資に関し、松江市が同行と締結した債権譲渡契約に係る債権について、その請求権を放棄するものであります。採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第37号「市道路線の廃止について」及び議第38号「市道路線の認定について」は、いずれも関連がありますので、一括審査といたしました。採決の結果、それぞれ全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第59号「平成19年度松江市一般会計補正予算(第8号)」中については、質疑では、一委員より、先般、市職員が電柱に張られたヤミ金融等のチラシをはがしたとの報道があったが、どれくらいの量だったのかがあり、執行部より、張り紙の状況については、ことしは現在までに500を超える張り紙がなされている。特に、2月中旬から市内の主要道路の交差点周辺に300枚近く張られ、先日それをはがしたところであるとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第65号「平成19年度松江市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)」については、一委員より、歳入について、島根簡易水道事業に関する国庫補助金が約半分になっているが、その理由は何かとの質疑があり、執行部より、19年度に予定していた工事を1年早め、18年度に繰り上げて実施したことにより減額になったものであるとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第66号「平成19年度松江市公設浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)」については、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第67号「平成19年度松江市集落排水事業特別会計補正予算(第5号)」については、一委員より、起債の借りかえについて予定どおり進まなかった計算になるが、その要因は何かとの質疑があり、執行部より、高金利対策借換債の借りかえ対象利率が当初見込みよりも厳しくなったためであるとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第68号「平成19年度松江市下水道事業特別会計補正予算(第5号)」については、一委員より、今後の下水道料金改定との関係で、累積赤字額の動向についてはどのように考えておられるのかと質疑があり、執行部より、使用料改定が予定どおり進めば累積赤字の額を圧縮できるものと予想しているが、経済の状況によっては経費が大きく変動する可能性もあるため、正確な予測は難しいとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 議第71号「平成19年度松江市水道事業会計補正予算(第3号)」については、一委員より、柿原池の事業進捗状況はどうなっているのかとの質疑があり、執行部より、19年度工事については緊急放水路施設等を施工しているが、全体としてはほぼ順調に進んでいるとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 以上で建設環境委員会の報告を終わります。 ○議長(田中弘光君) これより建設環境委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって建設環境委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 予算特別委員長林干城君。 〔30番林干城君登壇〕 ◆30番(林干城君) 今定例会において、議第75号「平成20年度松江市一般会計予算」から議第99号「平成20年度松江市病院事業会計予算」まで議案25件についてを審査するため設置された予算特別委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。 去る3月6日に委員会を開催し正副委員長を互選し、3月8日の委員会では付託された議案に対する質疑を行いました。本委員会は、議長を除く議員全員で構成する委員会でありますので、詳細な報告につきましては割愛をさせていただきます。 総括質疑の主なものは、地方分権の考え方が国の施策に明確に位置づけられていない状況にあるとのことについての見解。 地方法人二税を一たん国のものとし地方へ配分するやり方は、地方分権推進に逆行するものと思われるが、これについての考え方及び市長会等での議論について。 予算編成に当たり将来負担の軽減と財政健全化に取り組まれ、プライマリーバランスの黒字予算の実現については評価するけれども、内部管理経費の縮減という方法はいつまで続くのか。 また、地方の元気再生事業の市の取り組み状況について。 平成20年度予算の中で市の融合一体化を推進するための重点的な施策は何か。 公会計改革における4表の情報開示とその取り組みについて。 維持補修費の増額と衛生費及び農林水産業費の減額の主な要因について。 また、電源立地地域対策交付金のうち、周辺地域交付金は旧町村ごとに枠が決められ、電気料金が還元されているが、これは一定の期間を設けて将来統一することが望ましいのではないか。 また、ラムサール条約に登録された中海、宍道湖のワイズユースについて総合的、基本的方向が見えてこない。自然保護団体や研究者等の声を聞く検討委員会を立ち上げてはどうか。 あるいは、予算編成過程における情報公開の現状について。 今後の入札制度改革に対する考え方について。 財産台帳の整備の具体的な作業と進捗状況について。 平成19年度の情報公開件数について。 そして、ガス局と交通局の経営健全化を進めなければならないが、市民に負担をかけないことを前提に、今後どのような改善策を検討されているか。 企業団地で未処分の団地が多数残っているが、この処分の考えについてなどの質疑があり、各款にわたる質疑では、海の学苑ふるさと創生館管理運営の今後の見通しについて、美保関町つるべ湾の定住団地建設について、それから歴史資料館運営の今後の具体的な見通しについて、市長・市議選挙費についての公費助成の改善の見通しについて、美保関温泉施設管理運営費の内容について等の質疑があり、市長等からそれぞれ答弁がありました。 この後、議第75号「平成20年度松江市一般会計予算」から議第99号「平成20年度松江市病院事業会計予算」まで議案25件についての詳細審査は、各常任委員会を4つの分科会とし、ここに委託することといたしました。 そして、一昨日3月24日の委員会では、各分科会における審査の経過と結果について報告を求め、各分科会長より、それぞれの所管事項について審査内容の報告を受けたところであります。 御承知のことの繰り返しになりますが、採決の結果を申し上げます。 議第75号「平成20年度松江市一般会計予算」、議第76号「平成20年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」、議第77号「平成20年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計予算」、議第82号「平成20年度松江市簡易水道事業特別会計予算」、議第84号「平成20年度松江市集落排水事業特別会計予算」、議第86号「平成20年度松江市第二内陸工場団地建設事業特別会計予算」、議第89号「平成20年度松江市駐車場事業特別会計予算」、議第90号「平成20年度松江市下水道事業特別会計予算」、議第92号「平成20年度松江市鹿島町恵曇・講武・御津・佐太財産区特別会計予算」、議第95号「平成20年度松江市水道事業会計予算」、議第96号「平成20年度松江市ガス事業会計予算」、議第97号「平成20年度松江市自動車運送事業会計予算」、以上の12件については、いずれも挙手多数により原案可決すべきものと決しました。 次に、議第78号「平成20年度松江市老人保健医療事業特別会計予算」、議第79号「平成20年度松江市後期高齢者医療保険事業特別会計予算」、議第80号「平成20年度松江市介護保険事業特別会計予算」、議第81号「平成20年度松江市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」、議第83号「平成20年度松江市公設浄化槽事業特別会計予算」、議第85号「平成20年度松江市湖南誘致企業団地建設事業特別会計予算」、議第87号「平成20年度松江市第二卸商業団地建設事業特別会計予算」、議第88号「平成20年度松江市八雲地域開発事業特別会計予算」、議第91号「平成20年度松江市公園墓地事業特別会計予算」、議第93号「平成20年度松江市鹿島有線テレビジョン放送事業特別会計予算」、議第94号「平成20年度松江市鹿島電気通信事業特別会計予算」、議第98号「平成20年度松江市駐車場事業会計予算」、そして議第99号「平成20年度松江市病院事業会計予算」、以上13件は、いずれも全員異議なく原案可決すべきものと決しました。 以上でありますが、予算審査に当たりまして委員並びに執行部の皆様方の御協力を賜りましたことに厚く御礼を申し上げ、予算特別委員会の報告を終わります。 ○議長(田中弘光君) これより予算特別委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって予算特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 宍道湖・中海問題等対策特別委員長三島良信君。 〔35番三島良信君登壇〕 ◆35番(三島良信君) 今期定例会において宍道湖・中海問題等対策特別委員会に付託になりました陳情4件について、3月21日に委員会を開き審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、それぞれの陳情に対し質疑を行いました。 陳情第40号「大橋川改修事業について」では、執行部より、大橋川改修に関連する地域について、地元では治水対策協議会という組織が立ち上げられている。行政としても、治水対策協議会等と連携をとりながら、話し合いをしているとの答弁がありました。 陳情第41号「大橋川改修事業について」では、営業補償をすることになれば、国、県、市のどこがするのかについて、執行部より、まだ決まっていないとの答弁がありました。 陳情第42号「大橋川改修事業について」では、松江大橋を文化遺産に指定することを、かって検討されたことがあるかどうかについて、執行部より、今まではないとの答弁がありました。 陳情第47号「大橋川改修事業について」では、橋梁、道路は老朽化すると補修が避けられないが、補修もあえてやめてほしいと受けとめたのかについて、執行部より、基本的にはつくられたものは永久的ではなく、仮に残す場合はどこかの時点で補修が必要である。橋梁は県が管理しており、どれくらい耐久性があるか調査されると聞いているとの答弁がありました。 意見に入り、一委員より、4件の陳情はそれぞれ内容が異なる部分があり、専門の先生を呼んで勉強していきたいので閉会中の継続審査、また、一委員より、この問題は大きな問題で、環境、まちづくり、治水など、いろいろなことも含めて検討しなければならないことがたくさんあり閉会中の継続審査としたい等の意見があり、採決の結果、陳情第40号、陳情第41号、陳情第42号及び陳情第47号は、いずれも全員異議なく閉会中の継続審査とすべきものと決しました。 閉会中の継続審査となりました陳情4件につきましては、議長においてよろしくお取り計らいいただきますようお願いをいたしまして、宍道湖・中海問題等対策特別委員会の報告を終わります。 ○議長(田中弘光君) これより宍道湖・中海問題等対策特別委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって宍道湖・中海問題等対策特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより、議第44号議案、議第45号議案、議第47号議案、議第48号議案、議第56号議案、議第57号議案を除く議案96件及び承認2件並びに請願1件、陳情11件に対する討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 31番片寄直行君。 〔31番片寄直行君登壇〕 ◆31番(片寄直行君) 日本共産党議員団の片寄直行でございます。私は、議案5件、請願1件、陳情2件について委員長報告に反対の討論を行います。 初めに、議第75号「平成20年度松江市一般会計予算」についてです。 今年度施策の重要課題に定住促進を位置づけています。昨年の予算案に対する我が党の討論では、定住促進のためには子育て支援、行き届いた教育、雇用の場の確保の重要性を強調し、とりわけ小学校卒業まで子供の医療費の完全無料化を指摘させていただいたところ、この意見を参酌されたかどうかわかりませんが、平成20年度予算には3歳児未満の医療費無料化などの施策を打ち出されたことは評価するものです。 しかし、平成20年度一般会計予算は、次の理由により反対します。 反対理由の第1は、電源立地地域対策交付金、いわゆる原発交付金の使途の問題です。 合併後のスローガンとして、新市の融合一体化を標榜し、行政サービスも公平、統一の方向に向かっているというのに、一部の地域だけは特別に市民に電気料金の還元が直接払いされています。合併協定でうたわれているものの、恒久的に実施する施策ではありません。一定の期限を設けて統一すべきです。 また、ハード事業及びソフト事業の合計で67億円余の交付金が充てられていますが、ソフト事業38億円余の65%、実に25億円余が職員人件費に充てられています。義務的経費である人件費までも原発交付金で賄うようになると、交付金が縮小、廃止されたときには極端な財政悪化となります。原発交付金依存体質からの脱却を目指し、防災対策にこそ重点的に充てるべきです。 第2は、財政効率だけを主眼とした学校給食の民間委託推進の問題です。 学校給食は教育の一環であり、安全性とともに食糧生産、配分、消費について正しい理解をすることにあります。民間委託した現場では、年度途中で従業員が退職したりして労働力の確保が難しかったりして、ひいては安全性の問題にも及ぶ危険性があります。北学校給食センターと島根学校給食センターの給食調理業務を民間委託する計画は撤回し、地産地消、食育教育のさらなる推進を図るべきです。 第3は、子育て施策の格差の問題です。 松江市の乳幼児保育を担っている私立保育所は、長年据え置かれている国の低い保育単価のもとで、保育職員の低賃金により支えられ、不安定雇用の状態に置かれています。3人目の子供の保育料無料化など積極策の一方、私立保育所関係者からの強い要望である公私間格差の是正については見るべき前進がありません。若者の雇用の確保という視点からも施策の改善が求められます。 第4は、同和対策を別格扱いし、教育分野でも依然として同和教育を推進している問題です。 同和対策に関する国の法律は2001年度で終了いたしました。部落差別が基本的に解消されたからこそ法律が終結されているのに、松江市は5年間施策を延長し、2007年度からは大幅に施策を解消してきています。同和問題は重大な人権問題ではありますが、格差が解消された段階でも殊さら特別扱い、別格扱いにすることは逆差別を生み出します。法的根拠を失った今、同和行政、同和教育は終結すべきです。 最後に、予算特別委員長の報告について、関連意見を申し上げます。 委員長は、議長を除く全議員が予算特別委員であるので、詳細報告は省略された感があります。しかし、ここでの報告は議事録に掲載され、市民の供覧に付されるものです。先ほどの委員長の報告では、質疑に対してどのような執行部の見解かということがわかりません。今後このような視点を含んで報告をされるよう要望しておきたいと思います。 次に、議第76号「平成20年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」についてです。 国民健康保険会計は、平成19年度末の基金積立額が11億6,000万円の見込みです。一方、資格証明書発行件数は約900件に及んでいます。基金を活用して高い保険料を引き下げてほしいという市民の願いにこたえるべきです。 議第82号「平成20年度松江市簡易水道事業特別会計予算」並びに議第95号「平成20年度松江市水道事業会計予算」は、尾原ダム受水の関連があり、一括で討論します。 人口減少時代と市民の節水意識の高揚によって、バブル期のような右肩上がりの水需要予測がまかり通らないことは明白です。飯梨川水系の水はトン当たり40円、忌部水系で80円ですが、それに比べ尾原ダム水系からの受水は、トン当たり136円にも見積もられる高料金です。今こそ勇気を持って尾原ダム受水を中止すべきです。さらに、簡易水道は今後上水との統合が検討されています。その課題は高料金対策であり、借金に対する補助をこれまでどおり継続させることです。このまま統合すると重大な問題となります。 議第90号「平成20年度松江市下水道事業特別会計予算」は、ことし4月から平均8.66%の下水道料金の値上げをするものです。高い水道料金の上に下水道を値上げした場合、上水、下水合わせた料金は、全国の県庁所在都市で7番目に高いことになります。可決に反対します。 請願第11号「消費税の税制に関することについて」、委員長報告は不採択です。この請願は、消費税の税率引き上げ反対や、引き下げられた課税業者の免税点をもとに戻すことなどを求めるものです。どの世論調査でも、消費税引き上げ反対の世論は7割以上であり、民の声にこたえる政治こそ進めるべきです。消費税導入以来の税収は、大企業向けの法人三税の税収にほぼ匹敵します。営業利益が2兆円を超えたトヨタ自動車は、1社で年間2,869億円もの消費税の還付金を受けています。実にひどい話です。この請願は採択すべきです。 陳情第38号「「平成20年4月実施の後期高齢者医療制度中止・撤回を求める意見書」提出について」、委員長報告は不採択です。日本全国で怒りが沸き起こっている後期高齢者医療制度は、社会のために貢献してきたお年寄りの長寿を祝うどころか肩身の狭い思いをさせ、病院にかかりにくくする制度です。 まず第1に、75歳以上のお年寄りは、これまでの保険から全員脱退させられ、強制的に新しい保険に加入させられます。第2に、高い保険料は一人一人にのしかかり、原則年金から天引き、2年ごとの保険料の引き上げ、高齢者が保険料を払えない場合は、世帯主に法的支払い責任を負わせられます。第3に、滞納者には資格証明書の発行など、国民皆保険制度を崩すものです。第4に、75歳以上は治療が長引き、複数の病気にかかっている、認知症が多い、いずれ死を迎えるという定義のもとに、診療報酬を別建ての体系に設定しました。 制度導入のねらいは、高齢者にかかる医療費を削減すること、介護保険に転嫁することにあります。この制度に移行する被用者保険の被扶養者の人数は、4月からスタートするというのにまだ把握できないという事態であり、制度の周知もおくれており、制度の中身に意見の違いはあっても、4月実施は余りにも拙速ではないでしょうか。こうした中で、政府に対し、4月実施の中止、撤回を求める署名は500万、意見書を上げた地方議会は530議会に達しています。陳情第38号は採択すべきです。 陳情第44号「後期高齢者医療制度抜本的見直しに関することについて」、委員長報告は不採択です。陳情第38号でも述べたとおり、高齢者が安心して必要な医療を受けられ、健やかに老後を過ごすことができるように、後期高齢者医療制度を抜本的に見直すために意見書採択を求める陳情は採択すべきであり、委員長報告に反対します。以上で討論を終わります。(拍手) ○議長(田中弘光君) 21番板垣亨君。 〔21番板垣亨君登壇〕 ◆21番(板垣亨君) 松政クラブの板垣亨でございます。 議第75号「平成20年度松江市一般会計予算」、議第82号「平成20年度松江市簡易水道事業特別会計予算」、議第84号「平成20年度松江市集落排水事業特別会計予算」、議第90号「平成20年度松江市下水道事業特別会計予算」、議第96号「平成20年度松江市ガス事業会計予算」、議第97号「平成20年度松江市自動車運送事業会計予算」、議案6件について、予算特別委員長の報告は原案可決であります。松政クラブを代表し、委員長報告に賛成の討論を行います。 まず、議第75号について、本市は新市になっての3年間、融合一体化に向け、新市まちづくり計画に定める12のプロジェクトを重点的に取り組まれ、着々と成果を上げてこられました。その中にあって、松政クラブは、総務、教育民生、経済、建設環境の4部門ごとに融合一体化を図るため、旧8市町村の市民、団体の方の意見、要望を聞き、それらをもとに松浦市長に対して予算要望書を提出し、最大限その実現に努力を願ったところであります。 平成20年度予算は、「水と緑、歴史と教育を大切にし伸びゆく国際文化観光都市・松江」を将来の都市像に描き、7つの重要施策を中心に、また平成20年度から施行される財政健全化法に対応するため、一般会計だけでなく特別会計、企業会計の各事業の財政健全化にも配慮され、新市になって初めて財政調整基金の取り崩しを行わない基礎的財政収支──プライマリーバランスの黒字化を目指した予算編成となっております。 さて、平成20年度、本市の一般会計予算は、予算規模で918億3,700万円で、新ごみ処理施設の本体工事が本格化のため、対前年度比2%の増となっていますが、これを除きますとマイナス3.2%で3年連続して減少しておりますが、住民のサービスを停滞させるのでなく、新規事業は前年度より8件多く70事業あり、行財政改革を推進しながら、中期財政見通しに沿った運営がなされ、前年度と比較して、1つ、人件費はマイナス4.7%、2つ、物件費などの消費的経費はマイナス5.4%、3点目に、繰り上げ償還を平成19年度に引き続き8億円が計上され、公債費はマイナス5.2%になるなど、実質公債費比率は平成18年度23.7%から平成20年度は22.2%に改善の見込みであります。 以上のことなどにより、市債残高も平成18年度決算と比較すると63億8,300万円減少の見込みであり、評価するところであります。 このような中で、歳入歳出について幾つかのことに触れたいと思いますが、まず歳入について、市税では、長引く景気の低迷により法人市民税は減収のものの、個人市民税は税源移譲の平年度化により増収、固定資産税ではマンションなどの家屋が増により増収を見込むなどで、前年度比1.5%増の265億7,830万2,000円、約4億円の増収を見込むものの、近年滞納の収納強化に努力をされてはいますが、滞納繰越金が2億7,000万円弱あり、さらなる収納率の向上対策を図られることを望むところであります。 地方交付税では、地方と都市の共生の考え方のもと、地方が自主的、主体的に行う活性化施策に必要な経費を算定、地方税の偏在是正効果を活用した地方再生対策費4,000億円程度が創出されたことに伴う増収を見込み、0.6%増の205億2,687万4,000円が計上されております。 また、市債について、地方財源不足に係る臨時財政対策債は19億940万円で、前年度比6.1%減であるものの、新ごみ処理施設建設事業が本格化することに伴い、19.7%増の総額100億7,365万円計上となっております。 歳出について主なものは、総務費で、新規事業として財政部長より予算説明がありましたほかに、ドメスティック・バイオレンス防止及び被害者自立支援実施計画策定事業費などを計上。 民生費では、高齢者支援や保育所、幼稚園の第3子保育料の無料化などの新規事業を含む子供支援事業等の推進により、前年度比0.8%増の216億7,000万円強を計上。 衛生費では、引き続き、リサイクル都市日本一を目指しての経費や新ごみ処理施設工事費を計上。 農林水産業費には、イノシシ資源化施設整備事業を初め7つの新規事業や、農林漁業の振興にかかわる販路の拡大や整備及び助成などの経費を計上。 商工費については、松江開府400年祭2年目の事業の経費や、Rubyを核としたIT産業の振興を図り、企業誘致など促進するための経費が計上。 土木費では、費目の構成比率は13.4%で総額122億7,802万円で前年度比2.1%の増であります中、道路整備事業は、新規8路線、改良15路線で16億3,100万円が、また木造住宅耐震改修事業費補助金や、まちなか居住促進事業などの新規事業費が計上されております。 消防費は、(仮称)湖南出張所を市立病院隣接地に建設する事業費や、消防力の強化充実を図るための消火栓や防火水槽を年次的に設置するなどの経費が計上されております。 教育費について、小中学校や給食センター等の学校環境整備を新規5校、継続9校の建設事業、鹿島町旧学校給食センターの解体撤去の事業経費を初め、幼・小・中・高の学校費及び社会教育費など99億381万8,000円が計上されております。 以上、松江市総合計画の根幹をなす定住施策の推進と産業の振興、日本一住みやすいまちづくりの推進、安心・安全なまちづくりの推進などの施策を、厳しい財政状況の中、それぞれの費目で、さまざまな面で多くの工夫や努力がうかがえる予算であると判断し、本予算に賛成するものであります。 次に、特別会計ですが、議第82号「平成20年度松江市簡易水道事業特別会計予算」について申し上げます。 これは、議第95号の水道事業会計予算との関係がありますが、私どもは、長年要望しておりました未給水地域の解消を年次ごとに進捗され、平成20年度事業でほぼ解消される見通しとなったことは御同慶の至りであり、賛意を表するものであります。今後残された大きな課題である簡易水道と上水道の統合や経営の安定化に、さらに精力的に取り組んでいただきたいと要望するものであります。 次に、議第84号「集落排水事業特別会計予算」と、議第90号「下水道事業特別会計予算」は、関連しておりますので、一括して賛成討論を行います。 合併時の合意事項である新たな使用料の第一歩が平成20年度から適用され、また旧市、旧町村で計画的に工事が予定されていますことは、新市の基盤整備の充実、及び市民の文化的生活の向上につながるもので賛成であります。一方、両事業ともに、今後厳しい財政運営が予想されますので、経費節減等に努められ、健全運営を目指されることを要望いたします。 議第96号「平成20年度松江市ガス事業会計予算」については、事業収益に対して事業費用が多い赤字予算が本年度も立てられております。都市ガス部門において営業収益は上げているものの、費用において営業外費用、特に熱量変更事業の開発費が繰り延べ勘定償却に上げられるためであり、当分は仕方がないと思われます。しかしながら、燃料費の高騰により、特にLPガス部門については、売れば売るほど赤字になる形になっている状況であり、料金の改定が急がれます。 平成20年度は、1戸当たりのガス消費量増、電化機器からガス機器への取りかえ、新規需要化の獲得など営業活動の強化に心がけ、経費削減、跡地の処理、売却など、民営化についての検討を視野に入れて努力されることを要望して賛成をいたします。 次に、議第97号「平成20年度松江市自動車運送事業会計予算」については、昨年実施された民間事業者との重複路線の解消、等間隔運行などにより、効率的な運行を実施して一定の効果があらわれているものの、平成20年度の単年度収支で9,400万円余の赤字予算が組まれています。組織体制の見直しや収益増加対策について積極的に事業化の計画を立てられており、財務会計システムの活用により、今後事務の整理、合理化が期待される内容であります。 企業局である以上、収益の追求をしなくてはならないが、市民の足としての公益性について強く求めるものであります。今後とも一層の経営改善に心がけていただき、市民の利便性の向上に努められたいことを要望して賛成をいたします。 最後に、予算執行に当たっては、財政健全化法に示された実質赤字比率を初めとする4つの判断指標に速やかに対応し、行財政改革の推進と地域の活性化に取り組み、一日も早い財政健全化を目指すべく職員の意識改革を進める一方で、行財政運営に対する理解を図られ、各種の財政指標を改善されることを強く要望して賛成の討論を終わります。(拍手) ○議長(田中弘光君) 6番渡部美津子君。 〔6番渡部美津子君登壇〕 ◆6番(渡部美津子君) 市民ネットワーク渡部美津子です。 私は、今回は12件の予算関係の議案に対し、委員長報告に対し反対の立場からの討論を通告しております。関連があるので、全12件一括して討論を行います。 私は、3月24日財政課から一般会計の1,120事業、全事業の予算要求状況及び査定結果である予算額が判明する資料を提出していただき、全会計を通じて持続可能性及び他会計との連動性、そして部局間の連携状況に重点を置いて予算の評価を行いました。 以前より申し上げておりますとおり、構造改革路線、これは大いに評価したいと思います。しかし、公債費の繰り上げ償還は進んでおりますが、まだ負担は大きく、そして外郭団体の経営改善のおくれ、すなわち施設関係の維持管理費の高どまり、そして高年齢層の職員を中心にした人件費の高どまり、これが我が市の財政運営にとって大きな不安要素であると思います。 全体を通じての意識の向上というのは、平均点は向上しましたが、部局ごとにばらつきがあるように見受けられます。中でも1等賞を差し上げたいのが交通局の経営改革状況で、最下位と評価したいのがガス局の親方日の丸状況でございました。 まず、議第59号「平成19年度松江市一般会計補正予算(第8号)」については、退職金の高さについて、勧奨退職2,700万円、一般の定年退職2,500万円という市民常識からかけ離れた退職金の支給割合についておかしいと思っております。 議第72号「平成19年度松江市ガス事業会計補正予算(第3号)」については、先ほど申し上げました意識改革、全体の行革のおくれでございます。 議第73号「平成19年度松江市自動車運送事業会計補正予算(第4号)」については、人員体制の見直しが完了するまで、私は、反対の立場からの意見を発信し続けようと思います。 続いて、来年度予算関係でございますが、議第75号「平成20年度松江市一般会計予算」については、先ほど申し上げた不安要素があり、まだ合格の点数が差し上げられません。 議第77号「平成20年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計予算」については、全体の公平性の観点から、ほかの診療施設等の一体化を図られ見直してほしいと思っております。 議第84号「平成20年度松江市集落排水事業特別会計予算」及び議第90号「平成20年度松江市下水道事業特別会計予算」は、下水道事業に関する予算でございますが、やはり事業エリアも含め全体を見直していく必要があると思っております。 議第86号「平成20年度松江市第二内陸工場団地建設事業特別会計予算」については、現在一般会計からの貸付金によって赤字が出ないということになっておりますが、本当に売れるかどうかの見込みがあやふやで、時期を区切って今後の展開について検討していただきたいものと思います。 議第89号「平成20年度松江市駐車場事業特別会計予算」については、赤字がどんどん重なる一方で、施設の老朽化が進んでおります。思い切った見直しが必要であることを申し上げておきます。 議第92号「平成20年度松江市鹿島町恵曇・講武・御津・佐太財産区特別会計予算」については、行政が関与する必要性が薄いと思います。地元に移管されるべく見直しを要求したいと思います。 議第96号「平成20年度松江市ガス事業会計予算」については、先ほど指摘しました補正予算と同様の理由で私は反対でございます。 議第97号「平成20年度松江市自動車運送事業会計予算」についても、来年度から賛成討論に転じられることを願っております。 全体を通じて、構造改革路線というのが、いろいろな不安定要素の上に成り立つもろい路線であり、私は、今回をひっくるめて瀬戸際予算であるというふうに評価をしています。これが一層堅実なものとなるよう願いまして、私の反対討論を終えたいと思います。 ○議長(田中弘光君) 16番桂善夫君。 〔16番桂善夫君登壇〕 ◆16番(桂善夫君) 公明クラブの桂善夫でございます。議第75号「平成20年度松江市一般会計予算」について、予算特別委員長の報告は原案可決でありました。私は、公明クラブを代表して委員長報告に賛成する討論を行います。 最近において政府は、景気が回復傾向にあると発表しておりますが、我々地方においては、いまだ景気が回復しつつあるとは感じられないのが実感でございます。 このような中で、本市の平成20年度一般会計予算額は918億3,700万円で、前年度比2%増となっております。これは、昨年度に続き2年連続して予算総額が増加をしておりますが、増加要因は新ごみ施設の建設事業であり、この事業を除きますと3年連続して緊縮予算となっております。 また、松浦市長を初め執行部の皆さんが、行財政改革に沿って内部管理経費の縮減などを中心に歳出抑制に取り組まれた結果、新市になって初めて財政調整基金の取り崩しを行わない予算編成となったことは高く評価するところであります。 さて、主な歳出面から考察いたしますと、総務費では、新規事業として、災害時に自力で避難行動が困難な災害時要援護者について、それぞれの状況に応じた支援計画で地域と協働して支援に当たるために、災害時要援護者支援事業に取り組むことについて期待を寄せるものであります。 教育費につきましては、読書が子供たちの生きる力や豊かな心を育てる上で重要な役割を果たしているとの認識のもと、学校司書の配置の拡充や移動図書館ブックモービルの配備、運営に期待をしております。また、限られた予算の中で耐震補強を初め学校施設の整備など、教育環境の充実に配慮されていると思います。 民生費では、我々公明クラブが松浦市長に予算要望をしておりました子育て世代の負担軽減の施策として、小学校6年生以下の児童が3人以上の家庭について、第3子以降の保育所、幼稚園の保育料の無料化事業、また認可外保育所についても補助を行う認可外保育所施設保育料軽減事業、さらに衛生費では、安心して子供を産み育てることができるよう、昨年無料妊婦健診を2回から7回に拡充され、さらに新年度からは子宮がんの検診を加えること、また新生児の家庭を全戸訪問して育児相談の充実を図ることや、ゼロ歳から3歳児未満の医療費を無料化するなど充実した子育て支援策であり、高く評価するところであります。 次に、労働費では、就業支援スタッフを配置し、引き続き定住対策、地元雇用促進に取り組む計画であり、人材を地方に残すことは極めて重要なことであります。執行段階でさらに成果が上がるよう取り組んでいただきたい。 商工費については、松江開府400年祭事業の2年目であり、観光客増やそのためのPR予算が適切に組まれていると判断をいたします。その経過に期待するものであります。 農林水産業費では、地産地消の取り組み、新たな特産物の創出並びにブランド化を予算計上してあり、執行段階で確実な果実を得られるよう取り組んでもらえるものと考えます。 土木費では、まちなか居住促進のために、まちづくりプロデューサーを配置し、まちづくりの会社に対する支援を行うとともに、高齢化率の高くなっている町中への若年人口の増加及び市外への流出を防ぎ、定住人口の増加を図るために、若年世帯の居住費に係る経済的負担を軽減するもので、定住化促進の起爆剤となるよう期待するものであります。 主な新規事業及び拡充事業を挙げましたが、平成20年度松江市一般会計予算は、各事業において多くのアイデアと創意工夫、努力の跡がうかがえるものと高く評価し、委員長報告に対する賛成の討論を終わります。(拍手) ○議長(田中弘光君) これにて討論を終結いたします。 これより議第44号議案、議第45号議案、議第47号議案、議第48号議案、議第56号議案、議第57号議案を除く議案96件及び承認2件並びに請願1件、陳情11件に対する表決に入ります。 議第46号「指定管理者の指定について」表決を行います。 9番葉山泰子君、35番三島良信君を除斥いたします。 〔9番葉山泰子君、35番三島良信君除斥〕 ○議長(田中弘光君) 議第46号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手全員であります。 よって議第46号議案は原案のとおり可決されました。 葉山泰子君、三島良信君の除斥を解除いたします。 〔9番葉山泰子君、35番三島良信君除斥解除〕 ○議長(田中弘光君) 次に、議第59号「平成19年度松江市一般会計補正予算(第8号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第59号議案は原案のとおり可決されました。 議第72号「平成19年度松江市ガス事業会計補正予算(第3号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第72号議案は原案のとおり可決されました。 議第73号「平成19年度松江市自動車運送事業会計補正予算(第4号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第73号議案は原案のとおり可決されました。 議第75号「平成20年度松江市一般会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第75号議案は原案のとおり可決されました。 議第76号「平成20年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第76号議案は原案のとおり可決されました。 議第77号「平成20年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第77号議案は原案のとおり可決されました。 議第82号「平成20年度松江市簡易水道事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第82号議案は原案のとおり可決されました。 議第84号「平成20年度松江市集落排水事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第84号議案は原案のとおり可決されました。 議第86号「平成20年度松江市第二内陸工場団地建設事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第86号議案は原案のとおり可決されました。 議第89号「平成20年度松江市駐車場事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第89号議案は原案のとおり可決されました。 議第90号「平成20年度松江市下水道事業特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第90号議案は原案のとおり可決されました。 議第92号「平成20年度松江市鹿島町恵曇・講武・御津・佐太財産区特別会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第92号議案は原案のとおり可決されました。 議第95号「平成20年度松江市水道事業会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第95号議案は原案のとおり可決されました。 議第96号「平成20年度松江市ガス事業会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第96号議案は原案のとおり可決されました。 議第97号「平成20年度松江市自動車運送事業会計予算」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって議第97号議案は原案のとおり可決されました。 次に、請願第11号「消費税の税制に関することについて」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって請願第11号は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。 次に、陳情第38号「「平成20年4月実施の後期高齢者医療制度中止・撤回を求める意見書」提出について」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって陳情第38号は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。 次に、陳情第44号「後期高齢者医療制度抜本的見直しに関することについて」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって陳情第44号は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。 次に、ただいま議決になりました議第46号議案外議案15件及び請願1件、陳情2件を除き、議第1号「松江市ふるさとづくり寄附条例の制定について」外議案79件及び承認第1号「専決処分の報告について」外承認1件並びに陳情9件を一括して採決いたします。 議第1号議案外議案79件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 承認第1号外承認1件に対する委員長の報告は承認であります。 陳情9件に対する委員長の報告は不採択2件、閉会中の継続審査6件、取り下げ1件であります。 以上、委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手全員であります。 よって議第1号議案外議案79件及び承認第1号外承認1件並びに陳情9件につきましては、委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。─────────────────────── △日程第3 委員会提出議案第1号 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の改正を求める意見書について ○議長(田中弘光君) 日程第3、委員会提出議案第1号「「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の改正を求める意見書について」を議題といたします。 職員をして議案を朗読いたさせます。 〔職員朗読〕 委員会提出議案第1号  「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の改正を求める意見書について 上記のことについて、別紙のとおり意見書を提出するものとする。 平成20年3月26日提出       教育民生委員長 葉 山 泰 子  「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の改正を求める意見書 平成16年7月に施行された「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」は、施行後3年を目途に見直すこととされているが、未だ見直されていない。見直しにあたっては、性同一性障害者がその希望するところにより、可能な限り普通の日常生活や社会活動ができる環境となるよう改正する必要がある。 よって、以下のことを早急に検討、実施されるよう要請する。           記1.性同一性障害の診断が確定し、手術を済ませていない当事者の性別表記の変更については、柔軟な対応を講じること。2.障害者雇用支援月間において、性同一性障害者もその範疇に加え、性同一性障害者に対する就職差別をなくし、社会参画の道を開くこと。3.性同一性障害治療の健康保険適用範囲を拡大すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成20年3月26日             松 江 市 議 会 ○議長(田中弘光君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 質疑なしと認めます。 これをもって委員会提出議案第1号に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより委員会提出議案第1号「「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の改正を求める意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手全員であります。 よって委員会提出議案第1号は原案のとおり可決されました。 この際しばらく休憩いたします。 〔午前11時58分休憩〕 ────────── 〔午後1時22分再開〕 ○議長(田中弘光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。─────────────────────── △日程第4 同意第4号 松江市副市長の選任について ○議長(田中弘光君) 日程第4、同意第4号「松江市副市長の選任について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 松浦市長。 〔市長松浦正敬君登壇〕 ◎市長(松浦正敬君) 同意第4号について御説明申し上げます。 本件につきましては、現在、副市長であります片山重政氏が、来る3月30日付をもって退任されることに伴い、その後任の副市長を選任するものであります。 後任につきましては、諸般の事情を十分に考慮いたしました結果、中村光男氏を選任することが最も適当と存じ、御同意をいただきたく提案をいたす次第であります。 ○議長(田中弘光君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第4号「松江市副市長の選任について」は、これに同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(田中弘光君) 挙手多数であります。 よって同意第4号は、これに同意することに決しました。─────────────────────── △日程第5 陳情第48号・陳情第49号 ○議長(田中弘光君) 3月26日までに陳情2件を受理いたしました。 お諮りいたします。 陳情第48号「大橋川改修事業について」は、宍道湖・中海問題等対策特別委員会に付託し、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 御異議なしと認めます。 よって陳情第48号は、宍道湖・中海問題等対策特別委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに決しました。 次に、陳情第49号「永住外国人への地方参政権付与を日本政府に求める意見書を採択しないよう求めることについて」は、総務委員会に付託し、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中弘光君) 御異議なしと認めます。 よって陳情第49号は、総務委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに決しました。 これにて今期定例会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。 この際、片山副市長より発言の申し出がありますので、これを許します。 片山副市長。 ◎副市長(片山重政君) 貴重な時間をいただきまして、まことにありがとうございます。一言退任のあいさつをさせていただきます。 私は、新松江市発足後の17年5月から在任をさせていただきました。この間、地域協議会、大橋川改修の計画づくり、新ごみ処理建設などを担当させていただきました。議会の皆様には、逐次温かい御支援と叱咤激励をいただきました。まことにありがとうございました。 着任をいたしまして感じたことでございますけれども、新松江市は県内におきましては人口の規模、産業の集積、都市機能の面で大変大きな存在感がありますし、大きなポテンシャルを有していると感じたところでございます。いつまでも県境をもとに考える時代は過ぎてはおりますけれども、県内におきましては松江市はダム効果を発揮するとともに、国内外から多くの人や物、産業を呼び込む吸引力、牽引力を発揮しなければならない重要な役割があると考えておりまして、これに向かって的確に都市力を高めることが大きな課題であると考えております。 今、400年祭の期間中でありますけれども、担当いたしました大橋川改修とその周辺のまちづくりは、この400年祭の期間中に計画から着手へと大きく進展した、まさにメモリアルプロジェクトとならなければならないものというふうに思っております。我々の世代が心血を注いで推進をし、持続的発展の礎を築いたと、次の世代に評価されるものというふうに考えております。このプロジェクトにつきまして御尽力をお願いいたしますとともに、格別の御支援と御協力をお願いを申し上げます。 なお、退任をいたしました後は、松江市民の一人として松江市の発展を願っておりますし、身近な地域活動に微力を尽くしたいというふうに思っております。 結びに、議会の皆様、そして執行部の皆様のさらなる御活躍と御健勝、御多幸をお祈り申し上げまして退任のあいさつとさせていただきます。長い間ありがとうございました。(拍手)─────────────────────── △日程第6 閉会 ○議長(田中弘光君) これにて平成20年第1回松江市議会定例会を閉会いたします。 〔午後1時28分閉会〕...