北栄町議会 2020-05-08
令和 2年 5月第3回臨時会 (第 1日 5月 8日)
令和 2年 5月第3回臨時会 (第 1日 5月 8日) 北栄町告示第46号
令和2年第3回
北栄町議会臨時会を次のとおり招集する。
令和2年5月1日
北栄町長 松 本 昭 夫
1 期 日 令和2年5月8日(金曜日)
2 場 所 北栄町役場議会議場
3 付議事件
報告第4号 専決処分の報告について(損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決
定)
議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(北栄町税条例等の一部を改正
する条例)
議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(北栄町
国民健康保険税条例の
一部を改正する条例)
議案第33号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度北栄町一般会計補
正予算(第10号))
議案第34号 北栄町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第35号 北栄町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定につ
いて
議案第36号 令和2年度北栄町
一般会計補正予算(第1号)
議案第37号 令和2年度北栄町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
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〇開会日に応招した議員
長谷川 昭 二 宮 本 幸 美 飯 田 正 征
秋 山 修 町 田 貴 子 油 本 朋 也
斉 尾 智 弘 井 上 信一郎 藤 田 和 徳
田 中 精 一 森 本 真理子 津 川 俊 仁
阪 本 和 俊 野 田 秀 樹 前 田 栄 治
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〇応招しなかった議員
な し
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第3回 北 栄 町 議 会 臨 時 会 会 議 録(第1日)
令和2年5月8日(金曜日)
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議事日程
令和2年5月8日 午前9時開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 報告第4号 専決処分の報告について(損害賠償に係る和解及び損害賠償の
額の決定)
日程第5 議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(北栄町税条例等の一部
を改正する条例)
日程第6 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(北栄町
国民健康保険税
条例の一部を改正する条例)
日程第7 議案第33号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度北栄町一般
会計補正予算(第10号))
日程第8 議案第34号 北栄町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
日程第9 議案第35号 北栄町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制
定について
日程第10 議案第36号 令和2年度北栄町
一般会計補正予算(第1号)
日程第11 議案第37号 令和2年度北栄町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号
)
───────────────────────────────
本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 報告第4号 専決処分の報告について(損害賠償に係る和解及び損害賠償の
額の決定)
日程第5 議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(北栄町税条例等の一部
を改正する条例)
日程第6 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(北栄町
国民健康保険税
条例の一部を改正する条例)
日程第7 議案第33号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度北栄町一般
会計補正予算(第10号))
日程第8 議案第34号 北栄町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
日程第9 議案第35号 北栄町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制
定について
日程第10 議案第36号 令和2年度北栄町
一般会計補正予算(第1号)
日程第11 議案第37号 令和2年度北栄町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号
)
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出席議員(15名)
1番 長谷川 昭 二君 2番 宮 本 幸 美君 3番 飯 田 正 征君
4番 秋 山 修君 5番 町 田 貴 子君 6番 油 本 朋 也君
7番 斉 尾 智 弘君 8番 井 上 信一郎君 9番 藤 田 和 徳君
10番 田 中 精 一君 11番 森 本 真理子君 12番 津 川 俊 仁君
13番 阪 本 和 俊君 14番 野 田 秀 樹君 15番 前 田 栄 治君
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ─────── 大 庭 由美子君 主幹 ───────── 福 田 香 織君
事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ───────── 松 本 昭 夫君 副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君
教育長 ──────── 別 本 勝 美君 総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君
企画財政課長 ───── 小 澤 靖君 町民課長 ─────── 齋 尾 博 樹君
福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君
健康推進課長 ───── 吉 岡 正 雄君
産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君
教育総務課長 ───── 中 原 浩 二君
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午前9時00分開会
○議長(前田 栄治君) おはようございます。
ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより令和2年第3回
北栄町議会臨時会を開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(前田 栄治君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、2番、
宮本幸美議員、3番、飯田正征議員を指名します。
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◎日程第2 会期の決定
○議長(前田 栄治君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日1日と決定しました。
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◎日程第3 諸般の報告
○議長(前田 栄治君) 日程第3、諸般の報告をします。
地方自治法第121条第1項の規定により、本日の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。以上で諸般の報告を終わります。
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◎日程第4 報告第4号
○議長(前田 栄治君) 日程第4、報告第4号、専決処分の報告について(損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定)を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 提案理由を申し上げます。
初めに、議会の委任による専決処分をいたしましたので、議会に報告するものでございます。
報告第4号、専決処分の報告について(損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定)でございます。
これは令和2年3月19日に
北条小学校敷地内で発生しました事故について、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定でございます。法律上、町の義務に属します相手方への損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法の規定に基づき専決処分を行いましたので、このたび議会へ報告するものでございます。
詳細につきましては、担当課長に説明させます。
○議長(前田 栄治君)
中原教育総務課長。
○
教育総務課長(中原 浩二君) 議案書第1ページ目を御覧ください。報告第4号、専決処分の報告についてでございます。
損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
続いて、2ページ目を御覧ください。専決処分書でございます。専決処分は、令和2年4月10日付で行っております。1番の和解の相手方でございますけれども、住所、氏名、記載のとおりの方でございます。2番、和解の要旨でございますが、損害額30万6,000円のうち和解の相手方への損害賠償の額を30万6,000円、町の過失割合としましては10割とするものでございます。3番、事件の概要でございますが、令和2年3月19日、
北条小学校卒業式におきまして出席されておられました和解の相手方が、学校の敷地内を自家用車で通行しておられましたところ、学校敷地内に埋め込まれておりました縁石を踏み上げ、その相手方の車両を損傷させてしまったものでございます。和解の相手方とは専決処分日同日に示談を行っております。また、学校施設内の施設管理が十分にできていなかったことが原因でございましたので、同校の敷地内を点検いたしましたところ同じような箇所がございましたので、
アスファルトで埋め戻すなどの対策を取ったところでございます。
報告は以上でございます。
○議長(前田 栄治君) 説明が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。
7番、
斉尾智弘議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) ちょっと確認ですけども、先ほど説明の中で、和解の相手方ということで記載のとおりという説明がございました。それで議事録の関係上この部分は割愛しても差し支えないものかどうか、それについてお尋ねします。
○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午前9時05分休憩)
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○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前9時06分再開)
中原課長。
○
教育総務課長(中原 浩二君) 問題はございません。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 先ほどの説明で、北条小学校についてこの事故の後詳しく調べたらほかにもあったので対処したということなんですけども、要はそれ以外の、といいますのがこれまでも町道の側溝にかかっているグレーチングが跳ね上がったりとかということで、担当課長のほうから基本的には全部調査をして、不具合なところは改修なりをしてきたという説明だったと思うんですよ。ただ町道とかは延長距離がかなりありますから、どうしても100%完全にチェックは難しいかと思うんですけども、まず特に公共施設、特に教育関連、その北条小学校だけではなくって大栄小学校、さらに両中学校とこども園なんかもやはり保護者の方がよく公開参観とか
いろいろ出入りもされますから、特に改めて重点的にきちんと再調査をされるというふうなお考えはないでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) こうやってグレーチングが跳ねたりですとかいろんな形で車の損傷事故が起きとるわけでありますので、道路につきましては現在調査をしておりまして、これから改修にかかっていくということにしておりますし、町管理の施設におきましても今は調査したということでございますがまだしてないところもあるかと思いますので、調査をしてそういう事故が起こらないようにしてまいりたいと思っております。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
14番、
野田秀樹議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) 確認ですけども、今の件で縁石が跳ね上がったということですけども、本来縁石は車が通るところじゃないわけですけども、これは学校の施設内の車乗り入れ用の低い縁石のことなんでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 中原課長。
○
教育総務課長(中原 浩二君) 若干ちょっと推測の部分が入るかと思いますけれども、
アスファルトの縁のところに縁石が施してありました。恐らく以前はその
アスファルト、舗装されてない部分については未舗装、土が露出していたような状況だったかと思います。その後に未舗装の部分についても舗装がされていて、
アスファルトで舗装されている箇所の中に縁石の部分があったような状態でありました。それが動いてしまってということで、事故が発生したものと考えております。
○議長(前田 栄治君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) 大体分かりました。本来ならその縁石、要は車道側、あるいは駐車場側とそうじゃない場所との要は境界のための
境界ブロックなもんでね、それが本来舗装がしてないところも舗装して駐車場を広げたような格好でないかと今ちょっとイメージしたんですけども、本来ならそういう場所というものはそんなにあるわけじゃないと思うんです。だからその舗装を増やすということだったら縁石を除去してからその舗装を増やされれば問題ないと思いますけども、そういったイメージでよろしいんですか。
○議長(前田 栄治君) 別本教育長。
○教育長(別本 勝美君) 縁石という表現をしていますけれども、専門的なあれを聞くと
地先境界ブロックですので、もともとが地面に埋まっとるブロックです。舗装とそうでないところを仕切っておるやつですので本来ですと全然問題ないところなんですけども、それが経年でその地中部分に空洞ができていたんだろうというふうに思います。それが通ることによってぼんと跳ねたということだと思いますので、そういう危険な箇所については点検をして撤去して
アスファルトで埋め戻したという状況でございます。そういう状況でございます。
○議長(前田 栄治君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) 今、中原課長は要は今まで土のとこを舗装したというような説明だったですけども、そうじゃなしに土の場所は土の場所で、ただ単に
地先境界ブロックで要は土の見えているところと舗装側との境界で埋設してあった
地先境界ブロックの上に車が乗ったわけですわね、今の教育長の説明ですと。
○議長(前田 栄治君) 別本教育長。
○教育長(別本 勝美君) 建設当時は舗装の部分と土の部分とを区別するという部分で
地先境界ブロックが並べてあったと思うんですけども、その後いつの時点か分かりませんけども土の部分についても駐車場としてというか車が通れるように
アスファルトで舗装されとったということで、
地先境界ブロックの両側が舗装されとった現在は状況であります。その間にあった
地先境界ブロックがぼんと跳ね上がったということです。
○議長(前田 栄治君) 14番、野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) 分かりました。ならやはりさっき私が言ったように、舗装を新設するときに
境界ブロックを撤去してから舗装を続けたほうがよかったということですわね。そんな場所は、そんなにならあるわけでないですよね。先ほど同僚議員が言われたように町道なんかのことを言われたですけど、町道なんかの
境界ブロック本来車が乗るべきじゃないもんでね、そこまでは問題ないと思うんです。分かりました、大体。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(前田 栄治君) ないようですので、質疑を終わります。
以上をもって報告第4号を終わります。
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◎日程第5 議案第31号 及び 日程第6 議案第32号
○議長(前田 栄治君) 日程第5、議案第31号、専決処分の承認を求めることについて(北栄町税条例等の一部を改正する条例)及び日程第6、議案第32号、専決処分の承認を求めることについて(北栄町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の以上2議案を一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 議案第31号、第32号につきましては、地方自治法の規定に基づき専決処分をいたしましたので、議会の承認をお願いするものでございます。
議案第31号、専決処分の承認を求めることについて(北栄町税条例等の一部を改正する条例)でございます。
これは地方自治法の改正に伴い税条例の改正が必要になったものでございますが、法律の改正が3月31日公布、4月1日施行でございましたので、北栄町税条例等の一部を改正する条例を3月31日に専決処分したものでございます。
住民税の寡婦控除制度の見直し、固定資産税の
所有者不明土地に係る対応などが主な改正の内容でございます。
次に、議案第32号、専決処分の承認を求めることについて(北栄町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)でございます。
地方税法施行令の改正に伴い、税条例の改正と同様、北栄町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を3月31日専決処分したものでございます。
主な改正の内容は、
基礎課税額限度額の引上げ、
軽減判定所得の算定額の見直しでございます。
以上2議案、詳細につきましては担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(前田 栄治君)
齋尾町民課長。
○町民課長(齋尾 博樹君) 議案第31号について説明いたします。
議案書3ページをお開き願います。議案第31号、専決処分の承認を求めることについて(北栄町税条例等の一部を改正する条例)でございます。
4ページに専決処分書をつけておりますので、御覧いただきたいと思います。3月31日の専決処分でございます。
議案書5ページから45ページまでのちょっと長い新旧対照表でございまして、要約いたしまして別添の説明資料のほうで御説明を申し上げたいと思います。令和2年5月8日、
議会説明資料としているものでございます。
それでは、改正要旨を説明申し上げます。最初の二重丸、住民税関係です。
1つ目の丸、未婚の独り親への寡婦(夫)控除の適用・非課税措置の見直しでございます。全ての独り親家庭の子どもに対して公平な税制を実現する観点から、「婚姻歴の有無による不公平」と「男性の独り親と女性の独り親の間の不公平」を解消するということで、具体的には次の改正を行います。
@未婚の独り親についても寡婦(夫)控除を適用するとしたものです。これはいわゆる
シングルマザー、シングルファーザーでも経済的に苦しいのは同様でありますので、同じ控除を適用するというものでございます。
Aは寡婦、これは婦人の「婦」でございますが、寡夫、夫の「夫」でございます。と同じ所得制限を設定するものでして、女性と男性の区分なく合計所得金額500万円以下を控除の要件とするものでございます。
B非課税の対象を
児童扶養手当受給者に限定しないで、独り親という要件のみで非課税の対象とすることとしたものでございます。
次に、2つ目の丸でございます。課税の特例で適用期限の延長を行うものでございます。
最初のドットは、肉用牛の売却による事業所得の特例を令和3年度までから令和6年度までと3年間延長するというものでございます。この特例は、国産牛肉を安定供給する目的から肉用牛の売却所得を住民税の課税所得とみなさないで、つまり免税するということなんですが、というものでして、昭和年代に創設されて以来3年から5年の間で延長をずっとされてきたものでございまして、これもその一環でございます。
次のドットでございます。優良住宅等の造成等のために土地を譲渡した場合の
長期譲渡所得を令和2年度までから令和5年度まで3年間延長するというものでございます。これは住宅政策として、通常の税率よりも低い税率での課税とするという特例措置の期間の延長でございます。内容的には変わっておりません。
2つ目の二重丸、
固定資産税関係です。
最初の丸は、
所有者不明土地等に係る固定資産税の課題への対応ということでして、所有者情報の円滑な把握や課税の公平性の観点から、登記簿上の所有者が死亡し、相続登記がされるまでの間において、現に所有している者(相続人等)に対して必要な事項を申告させることを制度化するというものでございます。これは登記手続で時間がかかって、その間の課税の引継ぎが停滞するということを防ぐため、これを意図したものでございます。
2つ目の丸でございます。
浸水被害軽減地区の指定を受けた土地に係る課税標準の特例措置の創設でございます。これは水防法の規定により、
浸水被害軽減地区に指定された土地の課税標準につき最初の3年度分、価格の3分の2とするものでございます。近年の自然災害の頻発化、激甚化に備え、浸水被害を抑制する効果がある盛土構造に対する特例措置でございます。
2ページ目に移らせていただきます。二重丸、
町たばこ税関係でございます。軽量な葉巻たばこの課税方式の見直しでございます。軽量な葉巻たばこの課税標準について、葉巻たばこ1本を
紙巻きたばこ1本に換算する方法とするというものでございます。これは改正は令和2年10月1日からでございますが、激変緩和の観点から令和3年9月30日までは対象となる葉巻たばこは1本当たり0.7グラム未満のものとし、それ以降は1.0グラム未満のもの、つまり全てを対象とする2段階での実施ということになります。
次の二重丸、その他として延滞金等の割合の見直しがございます。納税猶予等の適用を受ける場合の延滞金の割合を、市中金利の実勢を踏まえて見直しを行うものでございます。これは基になる
租税特別措置法の延滞金等の特例規定が改正されたことにより改正するものでございます。
以上が要約した改正内容でございます。このほかに参考とする法律の条文や項のずれ、文字の変更などがございますので、その辺りは内容の変更まではございませんので、説明については省略をさせていただきたいと思います。
また、説明資料の3ページ以降でございますが、一覧を載せております。これは改正条文を順番にしましてその理由を掲載させていただきましたので、これについても御覧いただきたいと思います。
それで最後に議案書のほうなんですが、議案書の43ページ、下の部分でございます。附則でございます。施行期日、この条例は令和2年4月1日から施行いたします。以降は説明を省略いたします。税条例に関しては以上でございます。
それでは、引き続きまして議案書46ページでございます。議案第32号、専決処分の承認を求めることについて(北栄町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)について、地方自治法の規定により議会承認を求めるものでございます。
47ページに専決処分書をつけております。議案書48ページから50ページが新旧対照表でございます。こちらも同じく説明資料のほうで説明させていただきたいと思います。説明資料の最終ページでございます。8ページを御覧いただきたいと思います。
改正要旨です。地方自治法施行令の改正によるものでして、被保険者間の保険税負担の公平性の確保及び中低所得者層の保険税負担の軽減を図ることを目的としておりまして、最初の丸です。課税限度額は基礎賦課額を従来の61万円から63万円に引上げ、介護納付金賦課額は16万円を17万円に引き上げるというものでございます。
次の丸です。軽減の判定を行う所得算定額を5割軽減では28万円を5,000円引き上げて28万5,000円、2割軽減では51万円を1万円引き上げて52万円とするものでございます。軽減される所得額が広がる方向での改正ということになります。
施行日は令和2年4月1日でございます。以上で説明を終わります。
○議長(前田 栄治君) 説明が終わりましたので、これより議案第31号に対する質疑を許します。
9番、藤田和徳議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) 1つだけお聞きしたいと思います。議案書の9ページ、改正後の5番、一番下のところです。法第343条第5項に規定する探索、いわゆる不明者ですね。不明者には、その使用がある場合はその使用者を登録してもらって課税するという内容なんですけど、この探索についてちょっと1つだけお聞きしたいと思います。
この探索というのが非常に悩ましい問題で、どこまで追って探索するのかというのが問題なんですけど、どこまでその掘り下げてというのか追及していくのか、またはできるのかというのがこの第343条第5項というのにこれは規定してあるんですか。
○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。
○町民課長(齋尾 博樹君) まさに規定はここに書いてあるとおりでございますが、現実的な捜索といいますか探索の方法というのは、亡くなられた方があった場合には戸籍を調べていきます。ずっと遡っていって、その該当者について全て通知を出してどうなんでしょうということを調査を行っていきます。その調査を行った結果、相続人の皆さん全て相続放棄されているというようなケースもございますので、そうなってきた場合にはもう最終的に誰も課税する相手方がいないというような状況も生まれてくるわけでございまして、そのような場合に所有者じゃなくても使われている方がもしそこの家にいらっしゃった場合、その方に課税するという方法を取るということでございます。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(前田 栄治君) 質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり承認することに決定しました。
これより議案第32号に対する質疑を許します。
1番、長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 今回の改定によります影響についてお聞きをいたします。
一つは、今回の引上げによって負担増となる世帯数、それと影響額はどのようになるのかという点をまずお聞きしたいと思います。
○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。
○町民課長(齋尾 博樹君) 影響のある世帯の数でございますが、まずは医療分ということでこちらのほうは77世帯が影響がございます。それから介護納付金の部分につきましては、世帯数でいったら21世帯に影響があるというふうに考えております。
それと所得関係でございますが、一般的に4人世帯を例にして算定したところでございますと、医療分では706万1,905円以上の方が該当になろうかと思いますし、介護納付分につきましては同じく4人世帯で859万5,588円以上の方ということになろうと考えております。以上です。
○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 影響額については。
○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。
○町民課長(齋尾 博樹君) 影響額につきましては、医療分については77世帯と申し上げましたので増額部分が2万円ということになりますから154万円ということになりますし、介護納付分につきましては21世帯ですので、増額が1万円ですので21万円ということになります。
○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 先ほどの4人世帯のモデルケースということなんだと思いますけれども、このモデルケースから資産割あるいは均等割が増えればこの所得が先ほど言われた706万円以上とか860万円以上というのは下がってくるという、こういう認識で間違いないでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。
○町民課長(齋尾 博樹君) 仰せのとおりでございます。
○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 本町の給与水準からいえば非常に、給与というか所得水準からいえば高い方ということになると思いますが、世帯数がたくさんあるとか、あるいは収入はそんなに多くないんだけれども固定資産がたくさんある。例えば農業者などで倉庫とか農業機械、そういうものがたくさんあるという場合には所得も必ずしも高額所得者と言えない部分もあるんではないかというふうに感じるんですけれども、これまで厚労省が出している資料を見ますと、平成5年でこのときは介護とか後期高齢というのはありませんけれども、その負担の上限というのは50万円ということで、それが現在では後期高齢や介護も含めて国保税というのは本町の場合だと97万円、96万円ですか。ということで、今度3万円上がって99万円ということになるわけです。倍増しているわけですよね。これ非常に確かに高額所得者ではありますけれども、これでこの国保の問題が解決するというふうに思いませんし、累進課税で高額所得者の負担を増やして低所得の方の負担を大きくしないというそういうことでやられると思うんですけれども、実際に低所得者の方もかなりの国保税の場合にとっては均等割だとかそういうものがあって大変な部分があるということなんですけれども、これこの限度額の引上げというのは必ずしもこのずっと続けていっていいものかどうかって、その点の認識だけちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。
○町民課長(齋尾 博樹君) 限度額の引上げをこれ以上ずっと続けていっていいものかということであれば、確かにその高い所得の方にとっても当然ながら負担するに当たって負担感というのはすごくあると思います。同じように医療サービスを受けながらも、所得が高いためにそれだけ高額支払わなければいけないということもありますんで、その辺りの公平性も含めて上げ幅を抑えていくようなことは過去もあったと思います。ずっとこの医療分、介護分、後期分というのを合わせて年度間での上がり幅というのは最大でも4万円程度で抑えられてきた経緯があると思いますんで、まさにその辺りも考慮してのことだったんじゃないかなというふうには想像しております。
○議員(1番 長谷川昭二君) 以上です。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり承認することに決定しました。
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◎日程第7 議案第33号
○議長(前田 栄治君) 日程第7、議案第33号、専決処分の承認を求めることについて(令和元年度北栄町
一般会計補正予算(第10号))を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 議案第33号、専決処分の承認を求めることについて(令和元年度北栄町
一般会計補正予算(第10号))でございます。
これは3月定例会におきまして一般会計の補正予算を提案いたしましたが、その後に特別交付税と地方特例交付金の増額がありましたので、補正予算を3月31日に専決処分したものでございます。
歳入歳出予算に7,931万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を95億6,209万7,000円としたものでございます。
詳細につきましては担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(前田 栄治君) 小澤
企画財政課長。
○
企画財政課長(小澤 靖君) 議案書の52ページをお願いします。議案第33号、専決処分の承認を求めることについてでございます。次の53ページの専決処分のとおり、令和元年度北栄町
一般会計補正予算(第10号)を専決処分いたしましたので、議会に報告し承認をお願いするものでございます。
令和元年度
一般会計補正予算書(第10号)をお願いします。はぐっていただきまして、歳入歳出それぞれ7,931万2,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ95億6,209万7,000円と定めるものでございます。
1ページの説明は省略させていただきます。
2ページをお願いします。2、歳入でございます。
8款2項1目子ども・子育て支援臨時交付金でございますが、2,591万円の増額でございます。これは令和元年10月1日に開始した幼児教育・保育の無償に係る地方負担相当額を国が交付するもので、3月に交付金の額が確定したことによる増額でございます。
次に、9款1項1目地方交付税でございますが、5,520万1,000円の増額でございます。これは特別交付税で、3月に額が確定したことによる増額でございます。
次に、17款1項5目の財政調整基金でございますが、予算の調製で令和元年度に財政調整基金から繰入金として計上しておりました179万9,000円を全額減額するものでございます。
次に、3、歳出でございます。
2款1項4目財産管理費でございますが、7,931万2,000円の増額でございます。予算の調製で、財政調整基金に積み立てるものでございます。この補正後の基金の残高は、16億3,366万円となります。以上で説明を終わります。
○議長(前田 栄治君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり承認することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第8 議案第34号 及び 日程第9 議案第35号
○議長(前田 栄治君) 日程第8、議案第34号、北栄町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第9、議案第35号、北栄町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についての以上2議案を一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 議案第34号、北栄町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
新型コロナウイルス感染症に感染した被用者に対し傷病手当金の支給を行うため、必要な条例改正を行うものでございます。
次に、議案第35号、北栄町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
国民健康保険条例と同様、新型コロナウイルス感染症に感染した被用者に対し傷病手当金の支給を行うため、必要な条例改正を行うものでございます。
以上2議案、詳細につきましては担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(前田 栄治君) 詳細説明を求めます。
吉岡
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) 議案書の54ページをお願いいたします。議案第34号、北栄町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、地方自治法の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
55ページを御覧ください。北栄町
国民健康保険条例の一部を改正する条例でございます。今回の条例改正では、附則において新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金を定めたものでございます。既に被用者への傷病手当金を支給対象としている健康保険制度と平仄を合わせるための改正でございます。
附則第5号で55ページ中段でございます。感染により労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務を服することができない期間と定め、第2号で直近の継続した三月の給与収入を日割りにして3分の2に相当する金額としておるものでございます。
期間に対しては56ページでございます。第3号により、健康保険と同様に最長1年6か月と定めております。
第6項につきましては、傷病手当金と給与等の調整について定めたものでございます。
57ページ、附則でございます。この条例は公布の日から施行し、令和2年1月1日より適用するものとしております。これは健康保険の適用と合わせるものでございます。
続きまして、58ページでございます。議案第35号、北栄町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。地方自治法の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
59ページをお願いいたします。北栄町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例でございます。
第2条、町において行う事務に第8号の規定、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当の事務を加えるものでございます。
附則で、この条例は公布の日から施行します。
なお、事務は行いますが支払いにつきましては広域連合が行いますので、条例改正に伴う補正予算はございません。以上でございます。
○議長(前田 栄治君) 説明が終わりましたので、これより議案第34号に対する質疑を許します。
9番、藤田和徳議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) 議案書55ページ、先ほど課長が説明されました。労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日からってあります。これ何で3日待たなきゃならないんでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) これは健康保険の傷病手当金の制度を準用するものでございまして、健康保険の傷病手当の制度も例えば傷病手当に関することで連続して10日休んだ場合でも最初の3日間は傷病手当の対象とならないという制度になっておりますので、同様に定めたものでございます。
○議長(前田 栄治君) 藤田議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) もう一つ。では、その下の労務に就くことを予定していた日についてって書いてあります。この労務、仕事に完治して復帰される。これを予定した日っていう書き方をしてある。これ支給は復帰された後ですか前ですか。
○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) 申請のタイミングによると思います。例えば長期間にわたる場合は中途、その傷病の労務ができない日の途中で申請がされれば傷病手当の支給があるというふうには考えますし、通常であれば復帰されてから処理、病院の証明だとか、それから勤務先の証明だとかが必要になりますので、そういった書類をそろえて申請するという手はずになると思いますので、2通り考えられると思います。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
1番、長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 国保条例の一部改正についてなんですけども、附則の5のところで給与の支払いを受けている被保険者が療養のため労務に服することができないときということがあるんですけれども、これを見るといわゆる個人事業者の方、一人でやっておられる方で被保険者の方、あるいは1人とか2人とか雇って全員が国保だという場合についてはどうなるんでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) あくまで健康保険に関する傷病手当金の支払いにつきましても被用者、経営者でなくて被用される方を対象としておりますので対象にならないということになります。
○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) そういうことですと、個人の事業者さんというのはこの傷病手当の件については保障を受けられないということなんで、これはぜひとも改善をしていくように国、県等にも働きかけていただきたいというふうに思うんですが、その点いかがでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) 国及び県のほうからの通知だとかでは、あくまで健康保険制度との横並びといいますか平仄を合わせたものだということで、国保制度にはこの傷病手当金というのは制度としてはない。傷病手当を支払うためには、その都度条例で定めなければいけないということがありますので、今回の条例改正をお願いしとるものでございます。ですので、制度を改正するということの意味合いから言いますと国、県に要望するというようなことではないとは思いますが、同様の質疑等はしております。国、県のほうに事業者の方は対象にならないんですかということを言っておりますけども、国、県のほうでは自営業者などにはまた別の支援体制を国、県のほうで行うということになっておるということが一応回答として来ておるところでございます。
○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 本県の場合は感染者数が非常に少ないということでそれを維持しているわけですけれども、これはどうなるか分からないところだと思います。二次的な爆発感染も起きるという国もあるようですので、ぜひこういう感染をされた方で国保の加入者であればやはり同じような保障を受けられるように、私が国、県って申し上げたのは財政的な措置も含めてということでありますけれども、そういうふうになるようにぜひ御検討をお願いしたいというふうに申し上げたいと思います。
○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) 制度についてはいろいろあろうかと思いますけども、住民の方が困難な状況になるということになればそれを手助けをするというのは当然町の使命でございますので、ケース・バイ・ケースといいますか、その都度より早く対応してまいりたいというふうに思います。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
12番、津川俊仁議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 1点だけ確認させてください。これは新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者に限るのでしょうか。というのは、いわゆる濃厚接触者の場合も自宅待機を要請されるわけで、その際もいわゆる労務に服することができないというふうにカウントされるべきであると思うんで、この文章を読む限りは感染した被保険者のみというふうにしか読めないんですが、そこのところはどうなんでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) 傷病手当金は療養のために労務に服することができないときというような定めがございまして、議員仰せのとおり感染の疑いがないものの事業主からの指示で労務に服さなかった場合は対象とならないということになっております。そういうことでございます。
○議長(前田 栄治君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) まずそういう意味であれば、このたびの新型コロナウイルスに対する対応についてはもう少し条件を変えるなり自宅待機、家族間での感染が広がったりというふうなことがありますんで、ぜひともそこのところも対象に広げていくようなことも併せてしていただきたいと思いますし、これは国民健康保険ということでございますんで、町独自でできるんであればそのような対応も検討いただけたらと思うんですが、できないんであれば国への要望という形でしていただきたいと思うんですがいかがでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) 傷病手当金の適用については、国のほうにその新型コロナウイルス感染拡大を防止するという観点から、様々な要望を上げていくということは必要であろうかというふうに思います。ただ、傷病手当金につきましては医師の証明だとか事業主の証明が必要でございまして、この感染の疑いがあるかないかというところについてはなかなかその医師の証明というものが取れないということがあろうかと思いますので、こういう制度になっとるというふうには思っております。前段申し上げましたとおり、感染拡大防止についての制度についての検討については引き続き国、県のほうには要望してまいりたいと思います。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(前田 栄治君) ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
これより議案第35号に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、これより討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第10 議案第36号 及び 日程第11 議案第37号
○議長(前田 栄治君) 日程第10、議案第36号、令和2年度北栄町
一般会計補正予算(第1号)及び日程第11、議案第37号、令和2年度北栄町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の以上2議案を一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 議案第36号、令和2年度北栄町
一般会計補正予算(第1号)についてでございます。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15億6,485万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ105億2,063万円とするものでございます。
今回の補正は、主に新型コロナウイルス感染症対策に要する費用について所要の額を計上するものでございます。
2款総務費でございます。飲食・宿泊・観光特別持続化給付金事業に1,000万円を計上いたしました。緊急事態宣言が全国に拡大されたことに伴い、特に深刻な影響を受けている飲食業、宿泊業、旅客運送業について町独自で持続化給付金を支給するものでございます。
次に、特別定額給付金事業に14億9,588万9,000円を計上いたしました。新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、給付対象者1人につき10万円を助成する費用を計上するものでございます。
3款民生費でございます。子育て世帯臨時特別給付金事業に2,124万円を計上いたしました。新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、給付対象者1人につき1万円を助成する費用を計上するものでございます。
5款農林水産業費でございます。松くい虫防除事業に1,332万2,000円を追加いたしました。松くい虫の防除として実施する特別伐倒駆除と、空中散布及び地上散布に必要な費用を計上するものでございます。
次に、議案第37号、令和2年度北栄町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ84万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億361万9,000円とするものでございます。
今回の補正は、新型コロナウイルス感染症に感染された被保険者のうち、被用者に対する傷病手当金でございます。財源といたしましては、保険給付費等交付金を充当するものでございます。
以上2議案、詳細につきましては各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(前田 栄治君) 小澤
企画財政課長。
○
企画財政課長(小澤 靖君) 令和2年度
一般会計補正予算書(第1号)をお願いします。はぐっていただきまして、議案第36号、令和2年度北栄町
一般会計補正予算(第1号)でございます。
歳入歳出それぞれ15億6,485万1,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ105億2,063万円とするものでございます。
1ページと2ページの説明は省略させていただきます。
3ページをお願いします。2、歳入でございます。歳出に計上しております各事業に伴う特定財源につきましては、各担当課長より歳出に併せ説明いたします。
私のほうからは、3ページの一番下になりますが18款1項5目財政調整基金繰入金は予算の調製として2,912万5,000円を財政調整基金から繰入れするものでございます。なお、この補正後の基金の残高は13億3,823万2,000円となります。
次に、5ページをお願いします。3、歳出でございます。
2款1項9目企画費の18節負担金、補助及び交付金に190万円を計上しました。まず一般コミュニティ助成事業交付金ですが、これは宝くじの財源を元に自治会の備品などを整備する事業で、当初予算では3自治会分の事業費を計上しておりましたが、本年度の採択が2自治会であったため300万円を減額するものでございます。次のコミュニティセンター助成事業交付金はこれも宝くじの財源を元に自治会のコミュニティーセンターを整備する事業で、大島自治会が採択となりましたので490万円増額するものでございます。なお、財源は全額一般財団法人自治総合センターの交付金が交付されることから、歳入の諸収入についても190万円増額しております。
最後に、8ページ、9ページの給与費明細書は説明を省略させていただきます。以上で説明を終わります。
○議長(前田 栄治君) 磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 総務課関係の説明をいたします。
5ページの2款1項10目自治会活動促進費です。こちら先ほど
企画財政課長のほうからコミュニティーセンターの大島の採択という報告がありましたが、それについて大島のほうが不足財源部分について借入れをされます。借入れをされた場合に、5%町が補助をするという要綱、制度を設けておりまして、その分20万円の計上でございます。
続いて、41目新型コロナウイルス感染症対策費です。総務課関係分ですが、まず10節の需用費です。消耗品です。こちらはマスクの備蓄と消毒液の備蓄のものがかなり減ってきておりますので、マスクについては1万2,000枚、消毒につきましては単価にもよりますけど50リットルということで購入を考えております。続いて、17節の備品購入費です。ウイルス分解装置、除菌装置の購入ということで、以前の補正予算でこども園に空気清浄機をという予算があったと思いますが、こちらについては放課後児童クラブであったりふるさと館であったり図書館であったり、そういうところにウイルス除去装置を10台購入するということの予定をしております。
続いて、目を1つ飛びまして42目です。特別定額給付金事業費です。もう報道等で御承知のことだと思います。1人当たり10万円を給付する事務でございます。3節の職員手当と時間外勤務手当でございます。10節の需用費につきましては、送付用の封筒であったりファイルであったりそういう消耗品や印刷費の計上をしております。11節役務費です。通信運搬費については郵送料でございます。手数料につきましては、口座振込の手数料でございます。12節委託料です。電算処理委託料につきましては情報センターへの電算処理の委託でございますし、事務機器の保守につきましては印刷機、プリンター等の保守の経費でございます。はぐっていただいて6ページ、使用料及び賃借料につきまして事務機器リース料ということで、コピー機であったりOCR、紙で出されてきたものを読み取るOCRという機器のリース料を計上しておりますし、17節備品購入費につきましてはスキャナーを1台購入するという予算を計上しております。最後に、18節負担金、補助及び交付金です。人口1万4,884人というその予算編成の時点での人数に10万円を掛けるということで、14億8,840万円という大きな額の計上をしております。全額国庫補助ということで計上しておりましたが、その後、備品購入費については事務費の対象にならないということが分かりましたので、備品購入費につきましてはリース対応をしようかなということで考えております。あと、時間外勤務手当は今回は対象になる。一般的には補助事業では人件費は対象にならないわけですけど、今回は対象にしていただけるということで御報告を受けております。
これを議決をいただいてない段階で、もう既に昨日申請書を送付をしたりですとか事務処理をほとんどやっております。議決をいただけないままやっているということについては、御了解いただきたいと思います。
参考までにですけど、電子申請のほうを5月1日から本町受け付けております。連休明けまでに47件、1,510万円の方から申請を受けているということです。今回御議決をいただきましたら、直ちに伝票を作成して火曜日から支払いができればということで考えております。以上です。
○議長(前田 栄治君) 手嶋
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) そういたしますと、予算書を5ページのほうにちょっと一度お戻りいただきたいと存じます。
2款1項41目でございます。18節の説明欄のほうを御覧いただきたいと存じます。産業振興課関係の事業を組ませていただいてございますけれども、まず最初に北栄町農産物ブランド推進活動支援事業といたしまして200万円を計上させていただいております。これは6月14日、日曜日の開催予定でありましたすいか・ながいも健康マラソンが中止となったことによりまして、国内外からのランナーやお客様への絶好のPR機会が損なわれることとなりました。そこで、お申込みをされました約2,800人のランナーの皆様に向けてスイカ、ナガイモをダイレクトメールすることにより直接売り込みを行って、少しでもお得に購入いただくために注文者1人当たり1,000円の割引を行うようにしたところでございます。この取組を行う大栄西瓜協議会とナガイモ生産部を支援して、北栄町のブランド野菜のファンとしてつなぎ留め、加えてランナーの皆様が来年も元気でお越しいただけるようおもてなしにつなげようというものでございます。
次でございますけれども、今回の議会に対しまして資料を用意しておりますので、こちらのほうも御覧になりながら説明をお聞きいただければと存じます。次に、テイクアウト・デリバリー等応援事業補助金といたしまして158万円を計上したところでございます。これは町内飲食店やカフェが実施するテークアウト、デリバリーに対する商工会の行うキャンペーンに係る商品価格の一部、クーポン割引部分と新聞折り込み、チラシなど印刷費に対しまして助成をするものでございます。
次に、飲食・宿泊・観光特別持続化給付金といたしまして1,000万円を計上させていただいております。新型コロナウイルスの終息後に展開されます「GoTo食のみやこ鳥取キャンペーン」にしっかりと乗っていただきまして、V字回復に向けて事業を維持、継続していただくためインバウンド需要の減少や外出自粛などの影響が生じている飲食業、宿泊業、観光業と食のみやこ推進事業に乗りにくい観光バスですとかレンタカーの方などの旅客運送業の方について、給付金を支給するものでございます。この図のほうを見ていただきますと、まず一番下の左端のものがいわゆるこのテイクアウト・デリバリー事業と飲食、宿泊、観光等の特別持続化給付金でございます。中身等については開いていただきました2ページ、3ページ以降に記載をさせていただいておりますけれども、まずはこのものを今回の5月補正でお願いをいたしまして、今後継続それからV字回復に向けた国が示しますフェーズに沿って、こうした飲食業の方や停滞していらっしゃる事業についてしっかりと応援していく仕組みを今後6月補正やそれ以降の補正等もお願いしながら、しっかりと応援していく仕組みということで考えさせていただいているところでございます。
そういたしますと、次に資料のほうは4ページのほうになります。新型コロナウイルス対策利子補助金といたしまして371万1,000円を計上したところでございます。これは2月14日から6月30日までの間に鳥取県地域経済変動対策資金のうち、新型コロナウイルス対策融資を受けた事業者の利子0.7%部分を3年間にわたり県2分の1、町2分の1で負担し、実質無利子とするものでございます。なお、2月14日から3月31日までに事業者が金融機関に支払った利子につきましては事業者に対して補助を行い、4月1日以降に本来であれば事業者が支払う予定であった利子について無利子融資を行った金融機関に対して補助をし、実質無利子とするものでございます。ただし、5月1日以降に実行された融資のうちセーフティネット保証4号、5号、危機関連保証の認定を受けた事業者で融資額が────万円以内のもので、かつ中部地震に係る融資の借入れを含まないものにつきましては、地方創生臨時交付金を財源といたしまして県が全額利子負担を行います。
次に、緊急雇用対策農林水産ささえあい事業補助金といたしまして150万円を計上させていただいております。新型コロナウイルスの感染に関わる影響を受けた農林水産業の営農等を支援するため、営農等ボランティアをした方に対しての報酬や謝礼、交通費、衛生用具費等について県2分の1、町4分の1で支援をするものであります。
次に、補正予算書の7ページのほうを御覧いただきたいと存じます。5款2項2目松くい虫防除費の関係でございます。12節の説明欄のほうを御覧いただきたいと存じます。まず、松くい虫防除特別伐倒駆除委託料に1,182万5,000円を計上させていただいております。枯れた松から羽化したマツノマダラカミキリムシを宿主にした松くい虫がカミキリムシを介しまして次の松の内部へ侵入するため、毎年11月から3月にかけて、松くい虫によって被害を受けた松を伐倒して破砕処理まで行っております。今年の暖冬の影響によりまして例年より松くい虫の被害が非常に多く、そのためカミキリムシの活動が活発化する前のこの5月までに被害木の伐倒駆除を延長することにいたしました。しかし令和元年度の予算内では事業完了することが見込めないため、令和2年度予算を執行いたしまして対応を図っているところでございます。これにより不足いたしました本来令和2年度の秋冬に執行する予定でありました予算を組戻しするためのものでございます。なお、令和2年度につきましても想定より松くい虫の被害が拡大した場合につきましては、改めて議会の御議決を求めて補正による対応を図ってまいりたいと考えているところでございます。
次に、松くい虫防除薬剤空中散布委託料に94万6,000円と、さらにその下の松くい虫防除薬剤地上散布委託料に50万9,000円を計上させていただいております。これは県の積算基準の見直しにより単価が上がったことに伴う補正でございます。次に、21節の欄のほうを見ていただきたいと存じます。松くい虫防除薬剤空中散布・移転補償費といたしまして3,000円を計上いたしております。これは松くい虫の空中散布エリアから2キロ内の養蜂家の移転に係る補償費で、これも県の積算基準の見直しに伴うものでございます。
そういたしますと、次に6款1項1目商工振興費の関係でございます。18節の説明欄を御覧ください。起業者支援補助金といたしまして130万円を計上させていただいております。現在、1件分の創業支援、新たな創業される方の相談を受けております。この方につきましては8月に由良宿で焼き肉店を開業する予定でございまして、開業に向けて逆算しますと工事着手は遅くともこの5月下旬でなければなりませんので、交付決定までに予算を確保する必要があることから当初予算との比較で不足する額を補正でお願いするものでございます。以上で説明を終わります。
○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午前10時12分休憩)
───────────────────────────────
○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時25分再開)
手嶋
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 大変申し訳ございません。私の説明にちょっと間違いがございましたので、訂正させていただきたいと思います。
産業振興課のほうで御用意させていただきましたこの資料の4ページの中どころでございます。私、先ほどの説明でこの中どころのところでセーフティネット保証4号、5号、危機関連保証の認定を受けた事業者で融資額が本来3,000万円が正しいんですが、────万円と申し上げたようでございまして、大変申し訳ございませんでした。3,000万円以内のものについては県が全額負担をするという内容のものでございます。私のほうの勘違いでございまして申し訳ございませんでした。失礼いたしました。
○議長(前田 栄治君) 吉岡
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) 健康推進課関係を説明いたします。6ページをお願いいたします。
3款1項2目特別医療費等助成事業費を877万4,000円追加し、1億1,265万9,000円といたします。これは19節の扶助費の養育医療助成費が増額となる見込みであるためでございます。未熟児出生に係る入院医療費の個人負担分に対する費用負担を助成するものでございますが、当初は1名分を見込んでおりましたが、2月出生の未熟児があり、また生活保護受給者であったため通常3割の自己負担の助成というものが全額助成ということになっておるため、金額が大きくなっております。治療期間は5月末までを見込んでおります。以上でございます。
○議長(前田 栄治君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 福祉課関係の説明をさせていただきます。引き続き6ページ下段を御覧ください。
3款2項6目児童手当費、12節の委託料に電算処理等委託料38万8,000円を計上しております。これは国の児童手当に係るマイナンバー情報連携体制整備事業による児童手当のシステム改修を行うものでございます。こちらは国より3分の2の補助がございます。
次に、9目子育て世帯臨時特別給付金事業費に2,124万円を計上しております。これは新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世帯を支援するため、児童手当を受給している世帯に対し対象児童1人につき1万円を支給するものでございます。定額給付金事業と同様に事業実施に必要な通信運搬費や電算処理委託料のほか、対象児童1,980人分の給付金1,980万円を計上いたしております。こちらも全額国費でございます。この事業の概略を別紙資料、「子育て世帯の生活を支援するために一時金を支給します!」という資料で説明させていただきますので、こちらの資料を御覧ください。
資料の表を御覧ください。このチラシは、国から送られてきた原本に自治体名などを入力して作成したものです。この令和2年度子育て世帯への臨時特別給付金は令和2年4月分の児童手当の受給者に支給するもので、対象児童1人につき1万円でございます。原則申請は不要ですが、希望しない場合は申出書を提出してもらうということの必要があります。なお、この国からの通知モデルにおいては、希望しない場合等の申請書を送付という形で下の流れが記載してありますが、その後、希望しない場合等の申出書については、ホームページ上でダウンロードができるようにするなどの配慮をすれば必ずしも同封しなくてもよいとの見解が示されましたので、同封しますとこの申請書と勘違いされて誤って送付されるという危険も想定されますので、同封については見送ることも検討しておるところでございます。
なお、支給については6月中の予定としておりますが、児童手当の支給日が6月15日ですので、それに併せて支給できるようにしたいと考えておるところでございます。
裏面のQ&Aの説明については省略いたしますので、御覧いただければと思います。福祉課は以上でございます。
○議長(前田 栄治君) 吉岡
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉岡 正雄君) 国保会計の補正予算書をお願いいたします。議案第37号、令和2年度北栄町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。
歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ84万3,000円を追加し、歳入歳出の予算の総額を20億361万9,000円とするものでございます。
1ページの説明は省略させていただきます。
2ページをお願いいたします。まず上の段、2、歳入でございます。4款1項3目の保険給付費等交付金を84万3,000円追加し、14億3,205万5,000円といたします。
3、歳出です。2款6項1目傷病手当金を84万3,000円追加いたします。これは新型コロナウイルス感染拡大に伴う国民健康保険被保険者の被用者に対する傷病手当金でございます。発病により20日間勤務できないと仮定し、10人分の保険者の費用を見込んでおるものでございます。以上でございます。
○議長(前田 栄治君) 説明が終わりましたので、これより議案第36号に対する質疑を許します。
9番、藤田和徳議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) テークアウト、デリバリーのこの別紙の参考資料、これ1つだけお伺いしたいのは、その考え方をお伺いしたい。これ新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛で飲食店の客数が減少。困っているのは飲食店。クーポン券をつけて来てもらうという形。得するのはいわゆるお客さん。これで第一弾、30万円、それから45万円、60万円と打たれると思うんですけど、これで計算ができるんですかね。計算というか、どういう臆測を持っておられるのか。目測というか。そのクーポンにされた理由とその狙いというのを。
○議長(前田 栄治君) 手嶋
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。現在この町内飲食店の方はなかなか店舗を開いてイートイン、いわゆる中に呼び込んで御飯を食べるとかということがなかなか非常に難しくなってたりお客さんがおられません。まずは呼び込みとして定価で物を販売していくというのもやり方としてはありなんですけれども、やっぱり幾らか割引をしてお客さんにお得になってファンになっていただいて、そこのお店の味を理解していただいて、今後もそういうお客さんをちゃんとキャッチしていこうという取組にしていって、いわゆるクーポン券部分を町のほうがある程度補助してあげることによって、飲食店にとってみれば本来例えば500円のものが100円引きですから400円のお金は入ってきます。クーポン券でさらに100円分を町のほうから入ってくるということで本来のお金で物を売りながら、なおかつお客さんを獲得していくということにつながる、誘客につながるということがございますので、そうした効果を狙ってやっていこうとするものでございます。
また、今現在、緊急事態宣言の後、いわゆる新たな感染者が確認されていない地域ということで、鳥取県においては鳥取型の新しい生活様式で、例えばおしゃべりはしないで食事に集中とか、それから大皿を避けたり、それから対面は避けてといったようなことがしっかり取れてくれば、最終的にはそういうテークアウトからお店のほうにも入ってきていただけるようになってくると思うんですが、なかなかまだそこがしっかりとできてない中で、テークアウトをされるお客さんもおられますし、それから自粛でなかなかいつも家庭料理がやれればいいんですけども、家族の方の負担があってたまには外食したいねという人たちがテークアウトを希望されるというときに、こうしたお得なものがあれば、地元の近くの店を再認識して来ていただけるという効果が見込めるということで、この取組を推奨させていただきたいなということで事業として組ませていただいたところでございます。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
6番、油本朋也議員。
○議員(6番 油本 朋也君) すみません、今の2ページのデリバリー等のこれは補助金のことで質問させてください。
まず、これ順番なんですけども、クーポン券のチラシを新聞折り込みによって全戸配布とあります。例えば、すみませんが、これは新聞は何新聞とかそういう、例えば日本海新聞だけとかそういう限定はあるんでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えします。大変申し訳ございません、その新聞が何新聞なのかということまではちょっと確認しておりませんので至急確認をさせていただきたいと思いますが、極力町内の方に行き渡るようにと考えておりますので、部数が多いもの。また、極力どの折り込みチラシの中にも入れて北栄町地域エリアをカバーできるようにしていただけるようにということで、商工会さんのほうにはお願いしたいと考えております。
○議長(前田 栄治君) 油本議員。
○議員(6番 油本 朋也君) 私の知っている家でも、新聞を購読されていない家があるんですよ。まだ考えていらっしゃらないかもしれませんけども、そういうことの対策も一つ対策必要かと思いますがいかがでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 今後そうした第二弾、第三弾を打っていくところではそうした新聞折り込みだけでは皆さんが本当にお得に利用できるとか、皆さんに本当にこの地域のお店を知っていただくという取組にならないと思いますから、機会を捉えて町報やいろんな媒体を活用いたしましてこうした取組を北栄町としても応援してますよといったことをしながら、またそうしたチラシやクーポン券もいろんなところに置かせていただけるようなことも踏まえて考えてまいりたいと思います。
○議長(前田 栄治君) 油本議員。
○議員(6番 油本 朋也君) 続いてすみません、次3ページお願いしたいと思います。この1,000万円の予算されておりますけども、昨日もちょっと何軒かのお店の方としゃべってたんですが、町内には例えば自分はそうじゃなくても経営がちょっと苦しくなってるよということをおっしゃってる業者が出始めているというふうにおっしゃっておられました。とにかく早く給付があるんだったら頂戴したいという声があるんですが、例えば早くていつぐらいからその給付が始まると思っていいんでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) この申請につきましては、本議会が終われば例えば極端な話を言いますと今日の午後からでも、特に旅客運送業の方についてはもう本当に切迫しておりますので、今日2名体制でこの4社に早速うちの職員が行くようにもう既に準備始めております。申請書はもう本当にごく簡単な申請書になっておりまして、本当に判ことそれを頂ければもうあとはうちの支払い期日をしっかりと財務システムで決裁を行って、少なくとも早ければですけども今日例えば申請をいただいて、予算獲得してますから来週の頭には何とかもうすぐにでも払えるような、そういう方には振込先も聞いて振り込めるように、もうとにかく急いで取り組んでいきたいと考えております。
また、先ほどは旅客業者に限りましたけども、それ以外の事業所につきましてももうこの予算獲得前ではございますけれども既に商工会とは打合せをさせていただきましてスムーズに、またこれから休みに入るわけですけども、休み中も窓口をしっかりと開きながら相談を受けて申請も受けられる体制を取って、事業者さんに少なくとも早くお金が行き渡るような仕組みというのも考えながらやっているところでございます。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
4番、秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 5ページ、特別定額給付金事業のことでちょっと幾つか聞かせてください。
オンライン申請をされるときにはマイナンバーカードが発行されてることが条件なんですけども、それは世帯の全員に発行されてないと世帯分は受け取れないということですか。
○議長(前田 栄治君) 磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 世帯主だけが申請をできるということですので、世帯主が持っていなければならない。ほかの家族の方はなくてもいいということです。
○議長(前田 栄治君) 4番、秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) すみません、そしたら世帯主がマイナンバーカードの発行を受けていて、それ以外の者は発行を受けてなくてもオンライン申請はできるということですか。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) そのとおりでございます。
○議長(前田 栄治君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) それから、次にこの特別定額給付金を何らかの理由で私は受け取らないよ、受け取りたくないよとか、そういうことの対応はできるんでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 申請書の中に名前があって、その右隣に受け取らない方はバツをしてくださいというようなことが書いてあります。受け取らない、家族の中で1人だけは受け取らない場合では、その隣にバツをして返送してもらう、申請をしてもらう。そういう形でできます。
○議長(前田 栄治君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 今日の新聞に1ページの分で出てましたけども、あの欄の右側のところに全員でも世帯1人でもチェックマークというかバツを入れとけば、その分だけは受け取らないことができるということでいいですか。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) そのとおりです。
○議長(前田 栄治君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) この特別定額給付金は受け取らなかった分のお金はどういうふうになるわけですか。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 町が支払った分だけ国から頂くというようなことになりますので、国からのその補助金は頂かないということになります。
○議長(前田 栄治君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) それからもう一つ、受け取った後に寄附をしたい。10万円でも5万円でもいいんですけども、それを受け入れる体制だとか手続というのは北栄町の場合はどのようになっていますか。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) ふるさと納税という活用の方法もありますし、一般的な寄附というのも受け付けはしております。
○総務課長(磯江 昭徳君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) なら特別このための寄附のあれを設けるんではなくて、一般的な寄附の形で受け付けているというような。例えば寄附をするほうの人間が、この10万円についてはこういう人に使ってくれという意図があって寄附された場合はそういう意思も生かされるんでしょうか。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 一般的にふるさと納税については教育に使いますとかまちづくりに使いますとかというそういう使途がありますので、できればそちらを活用していただきたいなと思いますし、町としては一般的な寄附としては条件付寄附であったり負担つきの寄附、その寄附によって新たに負担が生じるような寄附については受け取らないであるとか、そういう条件があるものについては受け取らないこともできますので、ちょっと内容にもよりますけど、ちょっと考え方が必要だということです。新たに制度を設けるということは……。以上にします。
○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) これまでも例えば寄附とかというのにありましては、例えばこれを寄附するので便所を洋式便所にしてもらったりとか、そういうのは随時は受け付けてませんけど、そういう相談があればそこで対応させていただいておりますので、特段これに関して設けるということは考えてございません。
○議長(前田 栄治君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) じゃこの件は終わって、もう一つだけ。6ページのところなんですけれども、リース料じゃなくて備品購入のほうだったと思うんですけど、スキャナーの購入というのがあったんですけども、あの仕様というかどういう用途に使われるのか。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) すみませんでした。紙で配った申請書を受け付けます。そこの中に口座番号が書いてあったりするのをスキャナーで読み取る、そういうものに活用を考えております。
○議長(前田 栄治君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) ちょっともう一つ返るんですけども、その申請のときに金融機関の口座番号を書くというか入れるというかされるんですけども、その下のほうに今まで債権届をしとって私のいろんな報酬だとかなんとかをここに入れてくださいよとか、それから自動引き落としをしとって、引き落とし口座をここにしてくださいよという欄もあるわけですけども、そういうことをマイナンバーカード自体に入れるだとか、こういう国だとか県だとか北栄町からそういう振込だとかの支給なんかのことに関してのことをマイナンバーカードで活用していくというようなことは考えられないんでしょうかね。そういうことは考えておられませんか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) 今、議員言われたようなことは最終的には多分できると思います。ただ、今この時点で北栄町でよう対応してませんけど、多分そのマイナンバーカードの特性といいますか、そういうことも多分できると思いますので、ただ今言いましたけど、今回は対応はようしておりません。
○議長(前田 栄治君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) もう一つだけ。今、マイナンバーカードを作成してもらうというか発行してもらうのをやってるわけなんですけども、それと結びつけるだとか、それを発行枚数を増やすための策というのと何か結びつけるのがいいのかどうか分かりませんけども、そういうことに関しては何か考えておられませんか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) タイミングが今というより確かにおっしゃられるとおりでして、ただすぐぽんぽんとできればいいんですけど、例えば時間が結構私も経験がありますけどかかりますので、なかなかタイミングがうまくいかないのですぐ支給するということはできませんので、今回はちょっと難しいかなとは思っております。
○議長(前田 栄治君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) ぜひこういう利便性というのかね、こういうことにも使えるというのを知ってもらうチャンスの一つかもしれないので、私の場合は私ごとであれですけども発行を受けてますけども、いいチャンスだからこれで申請をして6月末までだから1か月間ぐらいあれば発行してもらえてちょっと試してみようかというような気が受けてなかったらするんですけども、できるだけ早くもらいたいという人もあるかもしれないけども、余裕というか少しずれてもいいよという人にはこういうマイナンバーカードを広める、使ってもらえるチャンスの一つじゃないかなと思ってるんですけども、その辺について。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 確かに有効な手段だと思います。ちょっと申し訳ないのが、マイナンバーカードの作成については総務課というのと窓口がちょっと違いますので、その辺についてちょっとお答えしにくいんですが、今後どんどん活用できるようにしていければと思います。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) テークアウト、デリバリーの件について。この事業名がテイクアウト・デリバリー等ということになっているんですけども、要は持ち帰るお弁当として買う。店内で飲食する部分は除外ですよという理解でいいんでしょうか。「等」がついてるので、その辺りのチェック。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) イートイン、いわゆる店内でお食事をされる場合もあろうかと思っております。ただ、そこにはやはり三密を避けていただいたりとか、それから衛生面、いわゆる手洗いができたりとか、それから今新しい様式が国からも示されておりますけれども、先ほどのちょっと繰り返しになりますが、おしゃべりは少なく食事に集中してできる環境でとか、それから大皿料理を出さないとか、そうしたことが店内でできてしっかりと感染症対策ができたりということであればイートインもしっかり対象にはしていくべきだろうと思っておりますし、実際にそうやってテークアウトやデリバリーだけが対応できないところもございますので、そうしたところもしっかりと御相談を受けながら対応できるようにしてはしていきたいと思いますが、今回第一弾を打つところはなかなか今実を言うと飲食店さんのほうも不特定ないろんなお客さんがばっと来られるのは非常に心配されてることもございまして、今回の店舗の中には基本的にはほとんどデリバリーであったりとかテークアウトが多いんですけれども、今後はそうしたイートインもこうした感染症の拡大状況などにも併せてその新しい生活様式が皆さん身についてくれば、しっかりと対応して誘客につなげていく事業としていきたいというふうに考えて「等」というふうな形でこの事業名をさせていただいておるところでございます。
○議長(前田 栄治君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 一応事業費として158万円あるわけで、今の説明でいくと取りあえず第一弾をやって、それでいろいろ不都合があれば第二弾、第三弾で内容を変更していくことも考えられるような説明でしたけど、私はそれではおかしいと思いますよ。やはりもうデリバリー、テークアウトに限定をするとか、もう最初からイートインも可能ですよとはっきりとしておかれたほうが、要は後出しでそれだったらうちもぜひこの事業に乗っかろうって思ったときにはもう第三弾、最後しかないみたいなことになりかねませんよ。そういう懸念があると思うんですけど、どうでしょう。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 私の説明も大変悪くて申し訳ございませんでした。ちょっと歯切れの悪い答弁になりましたけれども、井上議員がおっしゃることはもっともだと思っております。イートインについては、今回の第一弾からも既にイートインで取り組まれる事業者さんも入っております、既に。この議会が通れば、先ほど言った新聞折り込み等でクーポン券の入ったいわゆるチラシを配布するようになっておりますけども、取り組みされますこの最初の10店舗と書いておりますが15店舗は、もう既に飲食店も3店舗おられますので、イートインの方も実はありまして、そうした方ももう取り組めるようにはなっております。ただ今後、今二の足を踏んでいらっしゃる事業者さんもおられるんです。おっしゃられたように、いろいろ町内の25店舗の飲食店を聞いて回っております、商工会さんを通じて。先ほど言ったような、やっぱりお客さんが多数一遍に来られると、うちのところの感染症対策がちょっと間に合いませんよということがあったり、それから自分のところのしっかりとした感染症対策ができてからしっかりとして、安心してお客さんに来てほしいというお店もあったりしてタイミングがやっぱりずれてくるもんですから、その辺でまず第一弾としてはそうした考えの下で進めさせていただいておりますけれども、第一弾目からもしっかりとそのイートインについても先ほど言った感染症対策等がしっかりとできてという環境の中でお越しいただけるというふうに考えておりますので、取組には入れていただけるようにはしていこうというふうに考えております。
○議長(前田 栄治君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) その対策を徹底していただいてというのは理解はできますけども、町内の飲食店さんでもうとにかく家族経営で、中にはもうオーナー一人で全部やっておられてとってもそんな対策なんかもうしとれんわみたいなところも、要は飲食店さん全てが用意ドンで一律にできないからそういう予防策、対応がきちんと取れて参加を希望されるところからというのが、行政側としては取りあえずそういう困っておられる方を早急に支援していこうという気持ちは分かりますけども、どうかなと思いますね。
あと、先ほどの油本議員の質問でありましたけども、この説明資料で新聞折り込みで全戸配布となってますけど、要は全戸配布できないともうはっきり分かっているわけですよね。そしたら、どうやって全戸配布きちんとするのかという具体的なその説明をしていただけますか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) このたびはちょっと新聞折り込みを一番早くできる方法だと考えたものですから、新聞折り込みにて何とか北栄町内エリアをカバーできればということで全戸配布というようなことを書いておるわけですけれども、今後第二弾、第三弾でしっかりと時期を合わせられれば、いわゆる町報の中に一緒にチラシとして入れさせていただくなどの方法で全戸配布はできるものというふうに考えております。
○議長(前田 栄治君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) その1枚100円分のクーポン券があれば少しでも家計の一助になって助かったのに、うちは新聞を取ってなかったから頂けなかったという。それじゃ私、だから第一弾は取りあえずやらせてくださいでは私は駄目だと思いますよ。やっぱりこの商工会のほうできちんとどういう方法で全戸配布をされるのか。例えば逆に希望者にどういうやり方なのか、希望者に商工会が窓口になってそういうクーポン券を受け取りに来ていただくのか。ちょっと今具体的なこういうふうなやり方というのを私からも提案はできませんけども、このまんまでスタートして、25店舗取りあえず計画されてるそうですけども、その最初の10店舗以外の人が第二弾でさらに5店舗増えてということで、この二弾、三弾で一応計画では5店舗ずつぐらい増えていくだろうということですけども、やられるんだったらこの25店舗を用意ドンでできるようなぐらいにきちっと詰めてから事業としてやられたらどうなんでしょうかね。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。この第一弾、第二弾等で打っていくその参加店舗については、これは商工会さんと打合せをさせていただき、なおかつ商工会さんの聞き取り、それから店舗にお伺いしてこういう形でめどが立ちそうだということで店舗数として上げさせていただいているところでございます。もちろん20店舗が25店舗までありますから25店舗まで伸ばしていただくことも踏まえて、必要となればまた予算をお願いすることにはなろうかと思いますけれども、させていただきたいと思っております。
それから、全店舗が参加すること、またそれにはちょっと時間がかかるということは先ほど来から申し上げておりますけれども、それにも増して全戸配布、このいわゆるクーポン券をしっかりと町民さんに行き届いていただくというための方法としては、可能な限り全戸に渡るように我々としても方策は考えていきたいと思います。例えば町の窓口等にこのチラシとクーポン券を置いておいて、御入り用な方であったり町内に来られた方が取っていただくというようなことでも方法はあろうかと思いますし、またそのほかにも何らかの方法を考えてお配りする方法もあろうかと思いますので、それは少しお時間はいただきながら考えさせていただけたらというふうには思います。
○議長(前田 栄治君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) その全戸配布の方法についてちょっと思い浮かんだのが、町の集中発送で自治会に入っておられる方が大部分ですからほとんど配布ができると思うんですね。集中発送に入れ込めば。ただ、アパートとかで入っておられない方の中には町の文書を個別にでも欲しいということで取っておられる方もありますし、その辺集中発送されてない世帯は行政のほうでも把握をしておられると思うんで、そういう方については個別にそういうクーポン券もありますよというふうなお知らせを入れるとかしてという方法はどうかなと今思ったんですけど、どうでしょうか。
○議員(8番 井上信一郎君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) なるべく均等にということは当然分かりますので、以前北条ふるさとまつりでしたかね、あれもたしかシルバーか何かを活用させていただいて全戸配布をさせていただいたこともあります。ちょっとどういう方法がいいのか分かりませんけど、対応できるようにさせていただきたいと思います。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
7番、
斉尾智弘議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) 新型コロナウイルス関連の応援事業、補助事業かなり考えておられますが、これに対して不安なのは手続が難しいではないかとか、そういう声が以前ございました。なるべく簡素化して、先ほど課長は一つの例で判こと申請書だけでというようなお話もございましたので、結構考えておられるなというようなことは拝察できるわけですけども、その手続関係で簡素化するような考え方、これについての考え方はどのように思っておられるかちょっとお尋ねしたいと思います。
○議長(前田 栄治君) 暫時休憩します。(午前11時01分休憩)
───────────────────────────────
○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時02分再開)
7番、斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) 6ページのところで、一番上の18節のところで特別定額給付金電子申請ということで説明がございました。その中で郵送の部分と電子申請をされるということがございましたけど、この電子申請という部分についてはどういうふうな形になるのか。ネット関係で申請していくんだろうということは想像できるわけですけど、具体的にどういうやり方なのかもし御存じであれば教えていただきたい。
○議長(前田 栄治君) 磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) マイナンバーカードをお持ちの方が国のホームページに行って、北栄町を探して、そこに必要事項を書き込んで送信をするということです。そうすると町のほうでもそのデータが見れて、こういう方が申請されているというのが分かるという、簡単に言うとそうでございます。
○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) そうすると、先ほど同僚議員が質問しておりましたけど、世帯主の方が申請すれば家族全員の方の申請ができるということになるわけですね。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) そのとおりです。
○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) そういうことであれば、マイナンバーカードを持っておられる方は早く申請できるということになるのかなというふうに思います。
それは別の話ですけど、件数が少ないがゆえに、何か先ほどは47件だったというような話でしたけど、非常に残念だなというふうに思います。
○議長(前田 栄治君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 電子申請してもらってマイナンバーカードを作ってもらって、それがそのまま使えるということではないんでして、このリーダーというもんが要りまして、それを購入してそれで使っていくということにならないけませんので、私もマイナンバーカード持ってますけどもリーダー持ってませんのでなかなか活用してないというのが実態でございまして、やっぱりすぐすぐできるということじゃなくて、リーダーというものが必要だということであります。なかなか電子申請で難しいということであれば、ぜひこの書類のほうでしていただくということをお願いできればとこう思っておりますので、よろしくお願いします。
それから、先ほど来よりテークアウト、デリバリーの件がございましたが、これは全戸配布というのはまず新聞では無理だと、こう思っております。購入しておられない方もありますし、そういう一番多く取っておられる新聞以外のものを取っておられる方もありますので、これはなかなか難しいだろうということで、これは商工会のほうもそれは思っておりまして、もしそういう方でできないものについてはネットでお知らせしたりあるいは放送でお知らせしたりしながら、用紙を用意しとるので取りに来ていただくというようなことを考えておるというようなことであります。
それから、何で10店舗だということがあるわけでありますが、まず最初はテークアウトができて、そしてイートインで食事ができる、要するにある程度距離を保ちながらできるところをまずやっていこうということでしとるところでありまして、そういうところができれば徐々にイートインも増やしていくということで、第二弾、第三弾を考えておられるということでございますので、ぜひ御理解をいただければと、こう思っておるところであります。
○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) マイナンバーを持っててもできないということであれば、書類で申請するしかないのかなというふうに思います。重複しますけど、できるように。これはいいです。
それで次の質問で、7ページのこれはコロナとは違いますけども松くい虫防除費の関係で、伐倒駆除費と空中薬剤散布の費用、委託料とかが提案されておりますけども、カミキリムシって言われましたかね。なかなか松くい虫が少なくならないということなんだと思います。それで薬剤について効いていないのかなという気がするんですね。いつまでたってもこういう薬剤散布をしっかりと一生懸命やられて、毎年のように提案されておりますけども、この辺についての薬剤についての例えば耐抗性とかこういうことについての考え方というのは念頭に入れておられますか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。まず、空中散布でございますけれども、これは殺虫剤ではなくて消毒薬です。ですからいわゆるカミキリムシのおなかの中にいるマツノザイセンチュウといういわゆる松くい虫の大本になる寄生虫がいるわけですけども、これがカミキリムシが松にかみついたことによっていわゆる唾液なりそのカミキリムシのいわゆる口から感染して、だんだんとその松の中でマツノザイセンチュウが増えて枯らしていくということに仕組みとしてはなっております。その松をいわゆる消毒薬をまくことによってかみついてもいわゆる感染しにくくしているという状態ですから、だからいわゆるどちらかというとその虫に対する耐抗性ではなくて、いわゆる感染するリスクをどれだけ低くするかということでございます。ですので、一定程度はやっぱりどうしても殺してるわけではない、殺す薬剤ではないです。そうしたものをまけば当然環境に対する影響もでしょうし、人に対する影響もそうでしょうし農産物に対する影響も出ますから、いわゆる消毒薬なんです。なので、殺すための耐抗性という考え方はなくって、どちらかというとその感染を次の松に行かないためのものをどう抑制するかという考え方に立っておるものですから、どちらかというとその感染率がどれだけ下げれるのかということだと思っています。
効いてないんじゃないかというようなこともございますけれども、もちろん何度も何度も松くい虫をすればいいというわけではないと思っています。ですがこうした暖冬傾向になってきたりとかすると寄生虫の動きや先ほども言いましたカミキリムシの活動も活発化しやすいですから、どうしても大体カミキリムシが行動範囲としては2キロ圏内に大体飛び散るということでございますから、そうしたところを中心に枯れた松については切ってしまう。もう飛び立たないようにさせてしまう。枯れる前の元気な松については感染をさせにくい状態にしていくというようなことがこの一環の取組でございますので、そうしながら少なくともこれをやってるから我々は松がまだ守れてるほうだと思っています。むしろやらなかったらどういうことになるのか。現在、倉吉市ですとか、それから湯梨浜町では回数を減らしたりとかして、やっぱり見受けられるのは松くい虫が大量発生して大変なことになってございます。本町でも由良川から西に向けては以前は松林が十分あったにもかかわらず、この松くい虫をきちっとした対応をしてきたりしながらもやっぱりこうなってきた経過がございますから、やっぱり手は抜けれない事業だというふうに思いますので、効果云々以前に必ずやっておくことが必要だというふうに我々は考えておるところでございます。
○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) 私もやっていくのは必要だろうと思っております。ただ、その効果がなかなか出ないというような認識でお伺いしたのでこういう質問をしたわけですけど、要は殺すではなくって予防的な防除的なところの薬剤だなというようなお話を聞いておって感じます。そうしますと、いろんな剤を予防的でなかったら同じものを毎回使ってるかどうか分かりませんけど、周期的に替えていくぐらいのことをやっていかないとやっぱりそれも効かなくなってきますのでね、この辺も考えるべきだろうと思いますが、これについてはいかがですか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。これらの薬剤、どのような薬剤をしていくのかというのは県の事業でやらせていただいとるもんですから、県とそうした薬剤のいわゆる防除の効果だとか持続性だとか、それからいわゆる先ほど言った防除の効き目といったものであるとかいうものも含めて県と連携しながら研究は進めてまいりたいと思いますし、またさらに有効な、なおかつ環境やいろんなものにも影響が少ないというようなものが出てくれば、またそうしたものの採用についても県と連携しながら考えてまいりたいというふうに思います。
○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) よろしくお願いしたいなと思いますけども、5ページお願いいたしたいと思います。41目の10節消耗品のところで、93万5,000円ということでマスクを購入されるということでございます。枚数を何枚というふうに言われたか、もう一度お願いします。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 60円のマスクを1万2,000枚ということで予算計上しております。1万2,000枚というのは、コロナウイルスが発生する、蔓延するまでに備蓄として持っていた数、およそそれぐらいだということで、その分を買おうということでございます。
○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) マスクを備蓄していくということについては賛成でございます。それで非常にこの1万2,000枚というと町民1人当たりに換算すると全員にはなかなか当たらないのかなというふうに思いますので、これはもう少し増やす必要があるんじゃないかなというふうに思いますが、これについてはいかがですか。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 備蓄としては、これまで新型コロナウイルス対策でということで備蓄していたわけではないです。ただ、今回単価が通常10円、8円ぐらいで買えたマスクが今ここの段階で60円。若干最近では下がってきとると思いますけど、その辺単価に応じて増やせれるのではないかなと。その辺については御了承いただきたいと思います。
○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君) 今すぐに高いものを買えと言ってるわけではなくて、将来を見据えて少しずつでも増やしていくことが必要だろうというふうに思っております。その点についていかがですか。
○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 何枚あればいいのかというところもあると思いますので、いろんな計算というか考えを持ちながら枚数を増やすというか、適量持つべき枚数を備蓄していきたいと思います。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。(発言する者あり)
しばらく休憩します。(午前11時15分休憩)
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○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時18分再開)
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 先ほど電子申請のお話をさせていただきました。マイナンバーカードを作ってもカードリーダーがないとできませんよと言いましたが、スマートフォンでできるそういう機能もあるようでございますのでそちらのほうはできると思いますが、パソコン等はそういうカードリーダーが必要だということでございますので、よろしくお願いいたします。先ほどできないと言いましたが、訂正しておわびを申し上げたいと思います。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
12番、津川俊仁議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 先ほど来出ていますテイクアウト・デリバリー等の応援事業のことでお聞きします。100円のクーポン券はチラシ1枚につき100円、1枚のクーポンがつくということでいいですね。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。3枚のクーポン券がついていることになっております。
○議長(前田 栄治君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) そうすると、3枚で300円分のがついてくるということでございます。
そして第一弾、第二弾、第三弾とありますが、そのタイムスケジュールを御提示ください。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。まず第一弾は今日の議会を御承認いただければ新聞折り込みの準備をさせていただきながら進めていくわけでございますけども、期日としては7月31日まで有効なクーポン券ということになってございます。第二弾でございますけれども、この7月31日を待つことなく打つことができるんではないのかなと考えておりまして、6月の頭かもしくは中旬も行かないまでに何とかと考えております。ただ、先ほど来からございましたいわゆる全戸にどのように配るのかといった問題もございますので、期日については改めて第二弾以降については商工会、もしくは庁内の中でも協議を進めながら始めていきたいと考えております。
○議長(前田 栄治君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 第一弾についてはすぐにということでありますんで、それについては賛成ですが、第二弾、第三弾についても連続してやるのが一番大事だと思いますよ。いわゆる今食事をすること自体が非常にためらわれるんですんで、そして飲食店等については今が一番苦しいんですよ。将来の蓄えがあって余裕がある人ばっかりじゃないんで、だから第二弾、第三弾ももう日程を決めちゃってやりますよといってしちゃったほうがインパクトがあっていいと思います。御検討いただきたい。
あわせて、第一弾、第二弾、第三弾のチラシの中身ですけど、内容は一緒ですか変わるんですか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。まず第二弾、第三弾を連続的に行ってしっかりとお金が循環したりとか、それからいわゆる飲食店さんのほうにしっかりと誘客ができる体制を改めてつくるということは議員がおっしゃるとおりだと思っておりますので、しっかりとその点、漏れがないように検討しながら進めてまいりたいと考えております。
あともう一つ、チラシの内容でございますけれども、第一弾につきましては既にチラシがもうほぼできております。チラシにクーポン券が3つついとるような格好になっておって、御自分で切り離しするタイプになっておりますけれども、裏面が店舗の住所であったりとか連絡先であったりとかいうような注文が取れるような形で書いてございまして、表面のチラシにはどのようなものがあるのかというような形でメニューが見れるような形。また、その各店舗ごとがQRコードなんかをお持ちの方であればお持ち帰りができるメニューが選べるようなものも御用意させていただいておりますので、そうしたチラシを町のほうとそれから商工会さんのほうと、デザイナーとしてはうちの企画財政の方にもちょっと御協力いただいてそれなりのすばらしいチラシになってございますので、目を引く形でチラシは作れているという状況でございまして、もちろんその第二弾、第三弾になれば希望も増えていきますので、本当に目を引くような埋もれないようなチラシというのをしっかりと作れてお配りできるようにはしていきたいなと考えておるところでございます。
○議長(前田 栄治君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) そうしますと、今の説明ですと参加店も宣伝等も含めたところでチラシを作るということであれば、店舗数が増えれば二弾、三弾については内容が変わるということですね。それはそれで結構なんですが、今おっしゃるこのやり方は性善説で話をされてます。1枚のチラシが300円分クーポンがついてきて、印刷が6,000枚ですね、一回で。6,000枚掛ける300円だから一回180万円のクーポン券を配るということですよ。180万円のクーポン券を全て使われたら、180万円の手出しが町に発生するわけです。性善説で皆さんがきちんと100円券を使って店舗に渡して、店舗が商工会へ持っていって換金するということであればいいんですが、やはりチラシを切ってこの加盟店が束にして持っていく。そしたらそれでも可能なわけですよね、換金が。その辺についての対策なり対応なりというのは考えていらっしゃいますか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。おっしゃられるとおり飲食店舗のほうではそのクーポン券を自分のところに来たもの、これ当然無記名でございますから誰がどのように持ち込んだものか分からない状態ですけども割引をしたものだろうというふうに想定をしまして、キャンペーンを打ってるのは商工会さんでございますから、商工会さんのほうにお持ちになられます。その金額をうちのほうでいわゆるその枚数に合わせてクーポンを使われた割引部分を補填していくことになりますので、商工会さんに支援の事業という形で補助をする内容となってございます。そこにセキュリティー的なものや例えば印刷不可の何かできてるのかというと、ちょっとそこまでは準備はできておりません。ですがこの際にやっぱり飲食店さん、お金を含めて早くお客さんを捕まえてしっかりと対応してお金を自分のところに稼がれたいということもございますので、その点を考えますとちょっとなかなかそのセキュリティーの問題というのは一概に解決はできておりませんが、そうした飲食店さん、それから来られる町内のお客様の善意、誠意をある程度我々としても酌み取りたいなというふうに考えておるところでございます。
○議長(前田 栄治君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 180万円が3回出るというぐらいの覚悟は持って取り組んでいただきたい。
それと、加盟店舗かどうかというのはお店のほうには表示するようなのぼりだとかポスターとか、そういうものについては考えていらっしゃいますか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) ここですけれども、今回の事業の中ではちょっと検討しておりません。ただ、商工会を含めてホームページそれから町のホームページ等も含めてなり、それからフェイスブック等も活用しながらこうした取組をしていることを広くPRはしていきたいというふうに考えておりますし、TCC等も活用しながらしていきたいと思いますが、将来的にそうした自分のところの店舗のイメージアップのためにそうした商材が必要であったりとかいうことも含めまして、今後V字回復フェーズの中で中小企業のイメージアップ推進事業というものを想定しておりまして、そうした中で活用いただきながら自分の商材を準備していただくというようなことも必要だろうと考えて、今後新しい新規事業を組む予定としております。
○議長(前田 栄治君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) もう1点だけ。いわゆる飲食店がイートインができるお店が3店舗、10店舗のうちの中にあるというふうに伺いました。結局、お店を開くか開かないかは事業主の判断でできるわけですよね。それまでの説明の中に、三密を抑えることが可能だとかしゃべるのを制限するだとかというふうなことがありましたが、それはお店の判断であって、お店側としてもいわゆる自身がうつされるというリスクもあるわけで、それらとの両てんびんで開くのか開かないのかを判断されるわけですよ。少なくとも町が事業を行うに当たっては、この程度やれば一般的な基準としてはオープンされてもいいでしょうというふうなお墨つきをあげることによってお客を誘導できるというふうな感じもするんですが、そのようなことは考えていらっしゃいますか。
○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 各店舗等の衛生対策につきましては各店舗の様子がそれぞれ違いますので、それらも含めて保健所等がやっぱり対応されるべきだろうと考えております。ただ、我々としてもこうした補助をしながら自身の安全、それからお客様の安全というのは確保していただく必要性があることから、町としましても先ほど言った対策に必要な商材等がございますればそうした事業等も組んでいきたいと考えておりますし、また鳥取型のいわゆる新生活様式等が県の中で示されております。そうしたものをラミネート加工して、店舗の中に張っていただくとかというようなことも一緒に推進しながらやっていきたいというふうには考えておるところでございます。
○議長(前田 栄治君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 総論でおっしゃることはよう分かるですよ。ただ、個別具体的に店舗に出向いてこれなら、町基準としては、県の基準でもいいんですが、何とか三密になってませんよというふうな緩やかなもんでもいいです、町としてのお墨つきを出すようなことはできないでしょうかね。いわゆるお客さんも町の補助事業を使ってお店をやってるということで、安心して行けますよというふうに誘導すべきだと思うんですよ。大変ハードルは高いかもしれませんけど、同じ予算を組んでお店に来ていただくということであればそこまで介入すべきだと思うんですが、そこまでは無理でしょうか。いかがでしょう。
○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) なかなかそれは難しいかなとは思います。ただ、町のほうがそのお墨つきぽんと出すというのはそれはなかなかちょっと難しいとは思います。ただ、先ほど課長も言いましたように、いろんなことを商工会あるいは店のほうにこちらのほうからは指示等はさせていただきたいと思います。
○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(前田 栄治君) ないようですので、先ほど答弁保留の答弁をもらいます。
手嶋課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 答弁保留させていただいておりました全戸配布、いわゆる新聞はどこなのかという話ですけども、現在商工会さんが検討されていらっしゃいますのは日本海新聞社をお願いしたいということで検討しておられるようでございます。そのほかにも、もちろん日本海新聞をお取りでない方もおられるということがございまして、ホームページ上等でもそのチラシがダウンロードして取っていただけるような、印刷をしていただけるような方法、それからまた産業支援センターそれから町の商工会窓口でも取りに来ていただけるような窓口でのお渡しというようなことも準備はされているというふうにお伺いしております。
○議長(前田 栄治君) 油本議員、質疑は。
質疑がありませんので、これで質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
これより議案第37号に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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○議長(前田 栄治君) 以上をもって本臨時会に付議された案件の審議は全て終了しました。
これにて令和2年第3回
北栄町議会臨時会を閉会します。
午前11時33分閉会
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上記会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
北栄町議会議長
署 名 議 員
署 名 議 員...