5: ●
原山大
亮委員長 日程第2、議第76号、訴え提起前の和解について(市営住宅家賃支払請求に係る和解)を議題といたします。
提案理由の説明は、既に本会議で終わっておりますので直ちに質疑に入りますが、個人情報保護の観点にご配慮の上、質疑等をお願いいたします。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
6: ●
原山大
亮委員長 これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
7: ●
原山大
亮委員長 これをもって討論を終わります。
これより、本件について採決いたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
8: ●
原山大
亮委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決すべきであると決定されました。
日程第3 議第80号 市道路線の認定及び変更について
9: ●
原山大
亮委員長 日程第3、議第80号、市道路線の認定及び変更についてを議題といたします。
提案理由の説明は、既に本会議で終わっておりますので 直ちに質疑に入ります。質疑ありませんか。
杉井委員。
10: ●
杉井康夫委員 毎回こうやって市道認定をさせていただいていますけど、最近住宅開発が随分進んでまいりまして、至るところで分譲住宅等できていますが、それを全部市道認定していったら……。大体、修理なんて1年以内に言ってきたり……全然言ってきませんか。やっぱり工事はしっかりしているんですか。その辺の状況だけ聞かせていただきたいなと思いまして。
たくさんできたら、やっぱり修理等たくさんかかってくると思うんですけど、そんな状態ではないということでよろしいでしょうか。お聞きします。
11: ●
原山大
亮委員長 建設管理課長。
12: ●
建設管理課長 委員お述べのように2、3年で修理が必要となるような物件はございません。当然、引き継ぐ前に市のほうで現地を確認させていただきまして、補修の必要のある箇所につきましては、引き継ぐ前に補修をしていただいているというような状況でございます。
13: ●
原山大
亮委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
14: ●
原山大
亮委員長 これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
15: ●
原山大
亮委員長 これをもって討論を終わります。
これより、本件について採決いたします。
本件は原案どおり可決すべきであると決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
16: ●
原山大
亮委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり可決すべきであると決定されました。
以上で本委員会に付託されておりました議案の審査は終了いたしました。
日程第4 所管事務調査 橿原市・大和高田市上下水道営業包括業務委託共同発注について
17: ●
原山大
亮委員長 次に日程第4、所管事務調査、橿原市・大和高田市上下水道営業包括業務委託共同発注についてを議題といたします。
担当理事者より説明を求めます。
経営総務課長。
18: ●
経営総務課長 平成31年9月30日をもって現在の上下水道営業包括業務委託の契約の期間が満了を迎えます。当業務を10月1日から大和高田市と共同で発注する運びとなりましたのでご説明させていただきます。
資料の1ページをご覧ください。業務委託共同化の必要性を書かせていただいております。内部環境としては、さらなるコストの適正化や市民サービスの維持・向上。外部環境としては、奈良県が現在進めている県域水道一体化や他府県で進む広域化の取り組みがあげられています。
これらを踏まえまして業務委託共同化の必要性として品質の観点からは、コストの低減を図りながら市民サービスの維持・向上を図ります。また、コストの観点からは、後ほど説明させていただきますが、本市単体では限界にきているコスト削減を共同化することによりスケールメリットが図れます。スケジュールの観点からは、冒頭で説明をさせていただいた通り平成31年10月から開始することができ、今回が絶好の機会となります。
共同で発注する業務内容ですが、次のページをお願いいたします。
共同発注する項目としましては、水道メーター検針及び点検業務、上下水道使用開始・使用中止受付及び電話対応業務、開閉栓業務、水道料金及び下水道使用料調定業務、水道料金等収納及び給水停止を含む滞納整理業務、水道メーター等取替及び維持管理業務の合計6項目の営業関係業務を共同で発注いたします。
スケールメリットについてご説明いたします。次のページをご覧ください。
橿原市単体で発注する場合の費用については、1番左の赤色の棒グラフになり、8,166万6,000円。大和高田市単体で発注する場合の費用は、右側の青色棒グラフです。5,381万8,000円。両市で単独発注すると、その横の緑色のグラフで1億3,548万4,000円のところ共同化により、その右側の黄色のグラフで1億1,485万8,000円となります。この差額部分がスケールメリットとなります。次に共同発注部分を経費按分しますと、橿原市部分がピンク色のグラフで7,465万7,700円となり、単独での発注に比べて700万8,300円の削減となります。ちなみに大和高田市では、1,361万7,700円の費用削減となります。
大和高田市との費用按分率についてご説明いたします。次のページをお願いいたします。
調定件数、給水戸数、有収水量、人口において比較しています。当市と大和高田市との業務規模の割合が各項目での平均値がおおむね65パーセント対35パーセントという実績ですので、この率で共同化合計額を按分しております。また、お客様センターの業務場所につきましては、現在業務を行っていますクリーンセンターにある橿原市のお客様センター事務所に大和高田市部分が入ることになりますので、橿原市の体制はまったくかわりなく、現状と同様のサービスを行います。
今後のスケジュールですが、平成31年4月に共同発注に関する協定書にて必要な基本事項に関して協定を締結し、公募型プロポーザル方式で業者選定を行い、10月1日から橿原市と大和高田市においてお客様センター業務を行ってまいりたいと考えています。
19: ●
原山大
亮委員長 ただいまの説明に対して質疑等ありませんか。
森下委員。
20: ●
森下みや子委員 ちょっとわかりませんので、確認させていただきたいんですけれども。大和高田市と協定を結ぶということなんですけれど、近隣であるということで多分されるのかなというふうに思っているんですけれどね。あと、ほかの近隣もあると思うんですけれども、どうして大和高田市を選定されたのかなというところ、ちょっと私わかりませんので教えていただけますか。
21: ●
原山大
亮委員長 経営総務課長。
22: ●
経営総務課長 大和高田市のほうから、この業務について共同で発注できないかという打診を受けました。近隣の市町村もということもあったんですけども、まずは2市でできるところからやっていこうというところで、大和高田市と検討させていただいて、今回共同で発注する運びとなりました。
23: ●
森下みや子委員 あとスケジュール的に県一本化というふうな方向性もあると思うんですけれども、段階的に平成31年度からは大和高田市から協定されますが、その後、平成32年はどことか、そういうふうなかたちで計画もされているんでしょうか。今後の展望。
24: ●
経営総務課長 大和高田市との共同化に向けての勉強会では、近隣の事業体も参加していただいています。ただ、34年10月が一応この期間の契約満了となりますので、そのときになればそれらの事業体も含めての共同化になる可能性はあります。
25: ●
原山大
亮委員長 とりあえずやってみてっていう感じでしょうね。大和高田市はね。
ほかに質疑ございませんか。
樫本副委員長。
26: ● 樫本利明副委員長 2ページの水道料金及び下水道使用料調定業務。これって当然、橿原市と大和高田市と料金設定が違う。それを将来的にあわせていこうという、そういう理解でいいのかな。
27: ●
原山大
亮委員長 経営総務課長。
28: ●
経営総務課長 料金の統一ということはまったく考えておりません。現状の橿原市、大和高田市それぞれの料金体制でやってまいります。
29: ● 樫本利明副委員長 ということは、この水道料金及び下水道使用料調定業務というのは、どういう業務になりますか。
30: ●
経営総務課長 当然、水道を使用された料金に対して調定するということになりますので、それぞれ使用された水量及び下水道の使用料に対しての調定業務となります。
31: ●
原山大
亮委員長 ほかにございませんか。
森下委員。
32: ●
森下みや子委員 奈良県下でこういったかたちで協定を結ばれているような地域もあるんでしょうか。本市以外に。
33: ●
原山大
亮委員長 経営総務課長。
34: ●
経営総務課長 奈良県内ではございません。今回初めてでございます。
35: ●
原山大
亮委員長 ほかに例のないことで試験的にやってみて……(「何事か呼ぶ者あり」)
そうです。それがいいようだったらっていうような。
ほかに質疑ございませんか。
槇尾委員。
36: ● 槇尾幸雄委員 大和高田市と橿原市と見て、橿原市が人口12万2千か。その割合で大和高田市が相当値段が下がるということで。私自身非常にこれは大事なことやなと。それで奈良県で初めての取り組みと今聞きましたが、橿原市の横に桜井市もあるし、田原本町もあるし、大和高田市と橿原市が協定を結んで、今後、桜井市とか田原本町とか、もしこういうところへ入れてくださいと言ってきたら橿原市は懐広いから、どうぞどうぞという予定はありますか。
37: ●
原山大
亮委員長 上下水道部長。
38: ● 上下水道部長 どこの市も人口の減少ということでしんどくなってきております。その中でお互い助け合いながらやっていきましょうということで、まずは大和高田市からというときに田原本町、御所市、近隣すべての市町村がどういうかたちになるのかということで勉強会に参加してもらっております。まずは橿原市が一番大きいということで、料金的にはよそよりも下がりにくいですが、助け合いの中ですべてにおいてこのような話がでてきたらやっていきたいと前向きに検討しております。平成38年に統合ということで目標を掲げておりますが、そのあとも料金に対しては各団体が独立採算で動いていきますので、まずは経費削減のためには個別であろうと統合、包括していくのがベストだと考えております。今後とも前向きに検討したいと思っております。よろしくお願いします。
39: ●
原山大
亮委員長 ほかにございませんか。
樫本副委員長。
40: ● 樫本利明副委員長 課長、さっき僕が聞いたのはね。要は橿原市の水道料金と大和高田市の水道料金と違うと思うねん。今ね。これを例えば奈良県消防みたいに一体化にしたら、どこかの基準をつくって、それに引き上げるとか引き下げしてあわせていくとしたらね。橿原市より、もし大和高田市の料金が低かったら大和高田市の料金上げるのと違うかな。あるいは、橿原市の料金を下げるのと違うかな。そういう調定かなと思っとってん。なんでかと言うたらね、徴収業務を一つにしようということは例えばコンピューターが一元化するんやろ。そうしたら、大和高田市も橿原市も一緒にしたら料金設定を一緒にせんと向こうは向こう、こっちはこっちやったら何も徴収業務を一つにせんでもええのと違うかなと、こう思ったから聞いてんけどね。なんか課長の答弁聞いておったら、もう一つわからへんからもう一度聞きなおしてんけど、それはどう。料金はかわらないんですか。それをすることによって今後、橿原市の料金が上がりますと、そういうことはないんかな。
41: ●
原山大
亮委員長 経営総務課長。
42: ●
経営総務課長 共同化することによって橿原市の水道料金が上がることはございません。
43: ●
原山大
亮委員長 槇尾委員。
44: ● 槇尾幸雄委員 今、上下水道部長から話を聞いて、この表を見たらね、相当なコストが下がってますね。今、いろいろなところと話をして、今回は大和高田市と橿原市ということになりましたがね。料金が下がる、コストダウンにつながるということで、ほかの市がたぶんこれからもここへ入ってくると思うので、橿原市としては大和高田市だけじゃなしに入ってくるところは、できるだけ受け入れていただきたいと思っております。その辺も部長よろしくお願いします。
45: ●
原山大
亮委員長 この按分の表もちゃんと付けてくれているけどね、現状からどういうふうに大和高田市と橿原市の水道の運営がかわるっていうところをもうちょっと具体的に説明してもらうことってできませんか。要は、金額だって同じになるわけではないですよね。基本的に料金の設定は変わらんと、とりあえず包括してコストを抑えていこうという中で、コストが抑えられていって財源が生み出されたら将来的に上がるどころか下がることもあるっていうような話ですよね。だけど、やってみないとわからんという話で。現状のかかっているコストをお互いの市が抑えるためにやっていく包括協定でしょう。だから、そこらのことをもうちょっとわかりやすく説明をしてもらったほうがいいのかなと思います。僕ほとんど説明しましたけど。お願いできますか。
経営総務課長。
46: ●
経営総務課長 スケールメリットについてご説明させていただいたらよろしいですか。
47: ●
原山大
亮委員長 はい。
48: ●
経営総務課長 調定件数で見れば、一件あたり橿原市が229円。当初見積もりで言いますと橿原市が一件あたり229円、大和高田市が一件あたり299円のところ、共同化により一件214円となり橿原市分は15円の削減、大和高田市は85円の削減額となります。
49: ●
原山大
亮委員長 それで、その包括することによって橿原市と大和高田市の水道料金が一定になるんじゃないでしょう。現状のまま、さらにコストを抑えられるんやったら抑えていこうよと。なおかつ、その先で料金が下げられるようなことがあったらいいことですよみたいな話ですよね。だから、大和高田市と共同化して、大和高田市が橿原市の水道料金になったり、橿原市が大和高田市の水道料金になったりするわけじゃないでしょう。そこらの部分がたぶんわかりにくいっていうことなんです。共同化する部分としない部分の説明をもうちょっとしてもらえたらわかりやすいかなと思うんですけれども。
上下水道部長。
50: ● 上下水道部長 委員長おっしゃるようにちょっとわかりにくいかなということで。今、橿原市と大和高田市に事務所がありますということで、個別で動いています。それが1社ですね、別の会社が1社で受けることによって人員の配置をかえられますよと。大和高田市と橿原市の行政界付近も橿原市のほうも回れるし。そんなかたちで一つにすることによって人員を減らせると。その中で、かなりのコストダウンが期待できるということが、まず一点。
それと、システムがみんなバラバラになっているんですけど、そのシステムも一本化できるし、その保守点検費用とかも下がってくるということで、経費的にはかなり下がりますよということが、今のスケールメリットになっております。
51: ●
原山大
亮委員長 ほかにございませんか。
森下委員。
52: ●
森下みや子委員 ということは、先ほど事務局がクリーンセンターに一本化されるということをお聞きしたんですけれども、だから大和高田市の分が橿原市に入るということになるんですけども、その辺の向こうからの。広域化はすごく賛成させてもらっているんですけれどもね。大和高田市から橿原市に入るということは大和高田市のほうからいくらか、市のほうに入る分があるんですか。事務が一本になるということに対して。
53: ●
原山大
亮委員長 経営総務課長。
54: ●
経営総務課長 大和高田市が施設利用することによって負担するものということでお答えをさせていただいたらよろしいですかね。
施設利用料、賃料ですね。これを一応、大和高田市からいただくことになります。
55: ●
原山大
亮委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
56: ●
原山大
亮委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。