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平成14年第27回臨時会(第1号 8月 9日)
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  1. 篠山市議会 2002-08-09
    平成14年第27回臨時会(第1号 8月 9日)


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    平成14年第27回臨時会(第1号 8月 9日)            第27回篠山市議会臨時会会議録(1)              平成14年8月9日(金曜日)               午前 9時30分 開会   〇出席議員(23名)      1番  松 本   孜         2番  植 野 良 治      3番  山 本 博 一         4番  小 林 正 典      5番  澤   光 吉         6番  藤 本 忠 男      7番  田 中 孝 治         8番  酒 井 朝 洋      9番  市 野 忠 志        10番  田 中 悦 造     11番  清 水   哲        12番  上 月 格 男     13番  谷   貴美子        15番  森 口 昌 英     16番  畑   俊 三        17番  森 本 長 寿     18番  河 南 克 典        20番  波多野 元 治     22番  九 鬼 正 和        23番  足 立 義 則     24番  降 矢 太刀雄        25番  赤 松 賢 宥     26番  畑   雄 司
    〇欠席議員(2名)     14番  渡 辺 省 悟        21番  加久田   保 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        瀬 戸 亀 男    助役        大 上 恭 平  収入役       河 南 隆 一    企業管理者     高 見 三 郎  教育長       谷 口   哲    代表監査委員    村 山 克 己  理事        島 谷 俊 明    総務部長      稲 川 敏 之  政策部長      中 西   肇    行政監理部長    永 井 孝 喜  生活部長      西 村   尚    保健福祉部長    平 野 芳 行  産業経済部長    畑 中 源 文    建設部長      大 西 正 之  企業部長      上 田 多紀夫    消防長       古 谷   肇  教育部長      吉 田 浩 明    城東支所長     谷 郷   繁  多紀支所長     中 野 正 治    西紀支所長     福 西 保 昭  丹南支所長     酒 井 裕 廸    今田支所長     森 田   馨 〇議会事務局職員出席  局長        飯 田 冨美夫    参事        穴 瀬 雅 彰  課長補佐兼議事係長 酒 井 英 光 〇議事日程 第1号 平成14年8月9日(金曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  会期の決定   第 3  諸般の報告        ・例月出納検査報告   第 4  行政報告   第 5  承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて          専決第6号 篠山市税条例の一部を改正する条例制定について   第 6  議案第79号 西紀運動公園(仮称)建設工事請負契約について   第 7  議案第80号 特定環境保全公共下水道事業西部処理管路築造工事請負契               約について               午前 9時30分  開会 ○議長(畑 雄司君)  皆さんおはようございます。  開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます  連日厳しい暑さが続いておりますが、議員の皆様には極めてご健勝にてご参集を賜り、本日ここに第27回篠山市議会臨時会が開会できますことは市政のため、まことにご同慶にたえません。6月定例会後、市政発展のためにそれぞれの分野でご精励をいただいていることに、心から感謝を申し上げます。  さて、本臨時会に上程されます案件は、ご案内のとおり、条例改正及び工事請負契約の3件でございます。  議員の皆様におかれましては、何とぞご精励を賜りまして、慎重にご審議のうえ、適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げまして、まことに簡単粗辞でございますが、開会のごあいさつに致します。  ただいまから、第27回篠山市議会臨時会を開会します。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(畑 雄司君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、13番、谷貴美子君、15番、森口昌英君、16番、畑俊三君を指名します。 ◎日程第2  会期の決定 ○議長(畑 雄司君)  日程第2.会期の決定の件を議題にします。  お諮りします。  本臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑 雄司君)  ご異議なしと認めます。  したがって、会期は、本日1日間と決定しました。 ◎日程第3  諸般の報告 ○議長(畑 雄司君)  日程第3.諸般の報告を行います。  まず本日、市長から提出されます案件はお手元に配付いたしておきましたから、ご了承願います。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき、議案説明のため、市長、代表監査委員教育委員長及びその委任を受けた者の出席を求めておきましたのでご了承願います。  次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成14年5月分の例月出納検査報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  なお、関係諸表は、議会事務局に備えておりますので、ご了承願います。  最後に、去る7月12日神戸市において、阪神市議会議長会定例会が、昨日8日には伊丹市において兵庫県市会議長会総会が開催され、副議長とともに出席をいたしました。兵庫県市議会議長会総会においては、「市街化調整区域における土地の規制緩和について」ほか1件を採択し、県当局に要望しました。また、阪神市議会議長会並びに兵庫県市議会議長会から、田中孝治前議長、降矢太刀雄前副議長にそれぞれ感謝状が贈られましたのでご報告申し上げます。  前正副議長様には、本市議会と本市の発展のために、格別のご精励をいただきましたことに改めて感謝を申し上げお礼を申し上げたいと存じます。  会議の資料等は、事務局に備えておりますので、お目とおしいただきたいと思います。  これで、諸般の報告を終わります。 ◎日程第4 行政報告 ○議長(畑 雄司君)  日程第4.行政報告を行います。  市長から報告がごさいます。  瀬戸市長。 ○市長(瀬戸亀男君)(登壇)  議員の皆さんおはようございます。  本日ここに第27回市議会臨時会が開催されるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  連日、厳しい暑さが続いておりますが、議員各位におかれましては、極めてご壮健にて議員活動にご精励をいただいておりますことに心から敬意と感謝と申し上げる次第であります。さて本臨時会にご提案をし、ご審議を賜ります議案は、税条例の一部改正と、西紀運動公園並び特定環境保全公共下水道工事請負契約でございます。どうか慎重なるご審議をいただきまして、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。  さて、報告の第1点目は、6月に発生をいたしました水道水異臭災害突発的事故による危機管理体制のあり方について、多くの課題を残しました。篠山市といたしましても、今回の災害を教訓にして、早急に防災計画を見直すことが急務であるとし、去る7月の22日プロジェクトチームを発足をいたしました。水道水異臭災害におきましては、多くの市民皆様方から寄せられたご意見、また職員の調査結果をもとに広報体制や、危機管理など、防災計画全体を見直し、災害時におけるマニュアルを作成してまいることといたしております。  なお、プロジェクトチームは、6名による職員で構成し、9月末には作業を終える予定で、現在、精力的にマニュアルの作成に取り組んでいるところでございます。  第2の報告は、住民基本台帳ネットワークシステムについてでありますが、去る8月8日から運用が始まりました。篠山市といたしましても、住民基本台帳ネットワークシステムにかかるデータ保護及び運用管理に関する規定を設け、個人情報の保護に万全の体制で取り組んでまいる所存でございます。なお、11桁の住民用コードにつきましては、本日、世帯主宛に発送する予定でございます。  報告の第3点目は、川原の八幡谷ダム周辺で兵庫県によって進められていました自然活用型野外CSR事業、篠山の森公園が7月21日開園をいたしました。この施設は、人と自然が共生する森づくり目指すもので、255ヘクタールに及ぶ園内には、水辺の自然や、森の息吹を体感できる散策道が整備されているほか、里山を体験、学習する参加プログラムも年間50回計画されております。河合雅雄先生を会長とした、篠山の森公園運動協議会を中心に、公募で集まった多くのボランティアや地元の皆さんの参画のもと、魅力ある施設運営がなされ、21世紀の森づくりのモデルとなりますよう大きな期待を寄せるものであります。  報告の第4点目は、篠山城堀の浄化事業についてであります。平成7年から兵庫県が事業主体として篠山市と連携をしながら取り組んでまいりました篠山城堀浄化事業が完成し、7月30日から通水が始まりました。この事業は近年、生活排水の流入と、水量そのものが減少し、水質が悪化していることから、堀の水質改善のために取り組んできたもので、藤岡川の大津遺跡から、農業用水を引く既設の排水路に増水路約1㎞を新設し、北掘と西掘へ流すものでございます。ご承知のとおり、篠山城遺跡周辺の景観は、市民はもとより、観光客に潤いと安らぎを与え、とりわけ満々とたたえた堀の水辺空間は、篠山城のシンボル的存在であり、今回の事業の完成によって、美しい水辺空間が創出されるものと期待を寄せております。  また、今回の事業に合わせまして、たんば田園交響ホール庭園せせらぎ水路を設け、市民の憩いの場としての整備をはかったところでございます。  報告の第5点目は、8月15、16日に開催予定の第50回デカンショ祭でございます。昭和28年第1回が開催されて以来、先人の郷土を愛する熱い思いと、多くの皆様方に支えられ、今年でちょうど記念すべき第50回を迎えることとなりました。今や兵庫県下最大の民謡の祭典に成長し、篠山市の文化振興と町の活性化に大きく貢献するまでに至っております。この節目の年にあたり、8日には丹波焼のデカンショモニュメントが完成、また前夜祭となる14日には野間地内の篠山川弁天橋において花火大会を開催するとともに、15日には記念式典を開催をいたします。式典では、デカンショ祭の足跡をたどりながら、今後のさらなる発展を誓い合うとともに、長年にわたりデカンショ節デカンショ踊りの保存と、デカンショ祭の発展に多大の貢献をいただいた4名の方々、そして2団体に対し感謝状の贈呈を行ってまいりたいと考えています。  また、競演会、夜の総踊りにつきましても、自治会や各種団体、民間企業等の多くの皆様方のご協力を得て盛大に開催すべく、準備を進めているところでございます。議員各位におかれましても、わが郷土が誇る真夏の祭典、デカンショ祭の成功に向け、格段のお力添えを賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たりましての市長報告とさせていただきます。  一部、おつなぎをいたしましたところで、ネットワークシステムについてでありますけれども、8月5日でありますが、8日と言うたようでございます。5日に訂正をしたいと存じます。なお、先ほど議長さんの方から報告がありました、前田中議長さん、降矢前副議長さんに本当に長い間御苦労さんでございました。感謝状をお受けになりましたこと心からお喜びと敬意を表したいと存じます。 ○議長(畑 雄司君)  これで行政報告が終わりました。 ◎日程第5  承認第4号 専決処分の承認を求めることについて ○議長(畑 雄司君)  日程第5.承認第4号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  稲川総務部長。 ○総務部長(稲川敏之君)(登壇)  ただいまご上程を賜りました専決第6号、篠山市税条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の篠山市税条例の一部改正は、地方税法等の一部を改正する法律、平成14年7月3日、法律第80号が制定公布され、平成14年8月1日から既に施行されていることに伴いまして、市税条例の一部改正につきまして、専決処分をお願いするものでございます。  そこで、地方税法等の改正に先立ちまして成立をいたしました法人税法の改正につきまして、若干ふれておきたいと存じますが、その概要は、今回、法人税における連結納税制度、親会社が100%出資している子会社と連結して納税義務を負う、こういった内容でございますが、そうしたものが創設されたことに伴いまして、連結納税の承認を受けた法人に対する法人事業税及び法人住民税につきまして、従来どおり単体法人を納税単位とするための規定の整備が行われたものでありますが、市税条例につきましては、法人市民税について引用条文の繰り下げ等と整備を行うものでございます。  なお、今回、法人税法等が改正されました背景につきましては、まず第1点目に、企業組織の再編及び経営実態に適用した課税を行うこと。つまり、近年の社会経済の変化や、企業活動の国際化の進展等を踏まえ、国内企業の組織再編に対応するとともに、企業経営の実態に即した適正な課税を行い、国の経済構造改革に資することとしたこと。  第2点目は、法人所得課税の実効税率を主要4カ国アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスと国際比較した結果に基づくものでもあるようでございます。また、連結納税制度の導入によりまして、税収減となることから、2年間の時限措置として現行の法人税率、普通法人で30%に2%上乗せすることも措置されているところでございます。しかし、ちなみに篠山市におきましては、連結納税の可能性がありますのは、今考えられますのは西紀ゴルフ場と、広尾ゴルフ場あたりかなというふうに考えております。  それでは、条例改正の主な内容につきまして、新旧対照表もご参照いただきながら、逐条ご説明申し上げたいと存じます。  まず、条例第19条第1項並びに2号及び第3号につきましては、納期限後に納付し、または納入する税金、または納入金に係る延滞金について規定をしておりますが、これは地方税法で規定します法人等の市町村民税申告納付の一部改正に伴い引用条項の改正を行っております。  次に、条例第31条第2項につきましては、均等割の税率について定めたものでありますが、表内に新旧対照表等もありますが、表内に引用の法人税法の規定が改正されたことに伴い、引用条文の改正と規定文言、凍結、連結個別資本積立金額の挿入を行ったものでございます。
     次に、条例31条第3項につきましても、同じく均等割りの税率を定めたものでございますが、これにつきましても法人税法の改正に伴いまして、引用条文の改正と規定文言、連結事業の開始機関の算定機関の挿入を行ったものでございます。  次に、条例第48条第1項から第48条第5項につきましては、法人等の市民税の申告納付を規定したものでございますが、その内容はいずれも地方税法で規定をいたします法人等の市町村民税申告納付の一部改正に伴います引用条項の改正と文言の追加を行ったものでございます。  次に、条例第48条第6項につきましては、同じく法人等の市民税の申告納付について定めたものでありますが、引用します法人税法の改正によりまして新たに第6項の1項を追加したものでございます。  次に、条例第50条第2項につきましては、法人等の市民税に係ります不足税額の納付の手続きについて定めたものでございますが、その内容は、地方税法の改正に伴います引用条項の改正を規定したものでございます。  次に、50条第3項につきましても、同じく市民税に係ります不足税額の納付の手続きでございますが、引用条項の改正と文言の追加及び法人税法等で規定します引用条項の追加を行っております。  次に、第52条第2項につきましては、法人の市民税に係ります納期限の延長の場合の延滞金を規定したものでございますが、これまた地方税法の改正に伴いまして、引用します法人税法の改正規定を1項追加規定いたしております。  次に、附則第4条第1項は、納期限の延長に係ります延滞金の特例でございますが、これまた地方税法等の改正に伴いまして引用する法人税法の改正条項を追加規定したものでございます。  最後に、附則第4条第2項は、同じく納期限の延長に係ります延滞金の特例でございますが、地方税法の改正に伴いまして、引用する地方税法の条項を追加規定したものでございます。  ちなみに、本条例につきましては、8月1日を専決日として処分をお願いを申し上げるものでございます。  以上、まことに雑駁な内容で申しわけございませんが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議をいただきまして、ご承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(畑 雄司君)  提出者の説明がおわりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  17番、森本長寿君。 ○17番(森本長寿君)  17番、森本でございます。  ただいま説明がありましたように、説明の内容については理解できましたんですが、実際この条例改正によりましてですね、本市における市民法人税というのがどう額的に変わってくるのかというようなところがわかっている範囲でご指示いただきたいと思います。 ○議長(畑 雄司君)  稲川総務部長。 ○総務部長(稲川敏之君)  ご質問、ご指摘の件でございますが、先ほども申し上げましたように、考えられる企業が1企業程度かというふうに判断をいたしております。この連結納税制度と申しますのは、法人事業税で先ほど申し上げましたように、親会社が100%出資した子会社と連結納税ができると、こういうふうな制度が創設されたものでございまして、親会社が儲かっておるけども、子会社が損失を出しておるというふうな場合、企業グループ全体としては減税になるわけでして、非常に有利、従って組織の再編というふうなことを誘導すると、こういうふうなものでございますが、法人市民税につきましては、ご案内のとおり、それぞれの所管します市に申告をするわけでございますから、親会社が神戸にあって子会社が篠山にある、それが今言いますように100%出資の場合、それぞれの単体企業につきましては、それぞれの所属します市の方に申告をするわけでございますので、今言いましたように、篠山市の場合は、関係する企業がほとんど見当たらない関係で、恐らく減収も増収もなかろうというふうに判断をいたしております。 ○議長(畑 雄司君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑 雄司君)  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑 雄司君)  討論なしと認めます。  これから、承認第4号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。  本件は承認することに賛成の方は起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(畑 雄司君)  起立全員です。  したがって、承認第4号、専決処分の承認を求めることについては、承認することに決定しました。 ◎日程第6  議案第79号 西紀運動公園(仮称)建設工事請負契約について ○議長(畑 雄司君)  日程第6.議案第79号、西紀運動公園(仮称)建設工事請負契約についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)(登壇)  ただいまご上程を賜りました議案第79号、西紀運動公園(仮称)建設工事請負契約について、提案理由のご説明を申し上げます。  (仮称)西紀運動公園につきましては、旧町の懸案事業として、篠山市西谷及び宮田地区に約4万2,900㎡の用地を取得し、公園整備計画をたてました。県立自然公園の関係で、今回約59.1%にあたります2万5,331㎡をスポーツを通じて市民の健康づくりと交流、憩いの場として、多目的グラウンド9,180㎡、環境に配慮いたしました地熱利用温水プール25m8コースを建設しようとするものでございます。特に多目的グラウンドにつきましては、ご案内のとおり2006年に開催が予定をされております。のじぎく兵庫国体、少年、青年の部のホッケー会場として利用されることとなっております。開催期間は約、今までの例から申しますと、1週間程度というふうなことをお聞きしています。この運動公園建設計画にあたりましては、市民の代表による西紀運動公園建設運営検討委員会を設置し、幅広い見地から基本的な内容についてご協議をいただき、実施に向けて方向性を示唆いただきますとともに、利用者の立場からも、ワークショップを開催させていただきまして、ご意見をいただいてきたところでございます。こうした施設規模、経緯、経過等につきましては、議会の皆様にもおつなぎをさせていただいたところでございます。  なお、申し遅れましたが、今回の運動公園建設工事には、温水プールに利用いたします地熱利用ボーリング掘削井戸地熱交換用ヒートポンプチラ方式等地熱利用のための工事一式は別発注とさせていただくことを申し添えさせていただきます。  それでは、お手元の資料によりまして、施設内容等、また入札結果等について、概略を説明をさせていただきます。  資料の1でございますが、事業名は先ほどから申し上げてます(仮称)西紀運動公園建設工事でございます。工事場所につきましては、篠山市西谷方地内でございます。  事業内容でございますが、西紀運動公園(仮称)建設工事、敷地は4万2,842.46㎡。多目的グラウンドとして芝生グラウンド9,180㎡、駐車場1,500㎡他でございます。プール施設といたしましては、鉄筋コンクリートづくりの地下1階地上2階、プール部上部は吹き抜けというふうになっております。  建築面積につきましては、2,013.496㎡、延べ床面積につきましては3,163.552㎡でございます。  施設の概要でございますが、地下に駐車場、機械室、倉庫、1階には25m8コースのプールと、低学年幼児用プール、それから、歩行プールリラックスプール、プールの更衣室、シャワーブース、トイレ、監視室、グラウンド更衣室、金庫、倉庫等でございます。2階につきましては、多目的会議室、観覧席ほかでございます。そのほかにはエレベータ11人乗りのエレベータを設置する予定をしております。  工事の内訳でございますが、基盤整備工事プール躯体工事電気機械設備屋外整備工事、それぞれ各一式でございます。  施工期間は本日議決を得た翌日から16年の3月25日を予定いたしております。  入札につきましては、お手元の右側の資料、開札結果表でございますが、この入札につきましては、制限付一般競争入札で、6月24日に公告をいたしまして、7月26日に入札を執行をさせていただきました。入札参加業者及び開札結果につきましては、右側の結果表というふうになっております。その結果、落札業者は東海・中兵庫特別共同企業体構成員代表者は篠山市野々垣6番1号の東海工業株式会社篠山営業所、また構成員につきましては、篠山市八上内甲407-1中兵庫建設株式会社。予定価格は9億円、落札価格は8億7,500万円、いずれも税抜きでございます。契約予定金額は消費税を含めまして9億1,875万円でございます。  修正をお願いいたします。⑤の落札率というふうに記入をしておりますが、請負率というふうに修正をお願いいたします。請負率につきましては、95.5%ということでございます。  それでは、続きまして、2枚目に施設の配置図、また平面図等をつけさせていただいておりますが、説明をさせていただきます。2枚目の部分につきましては、西紀運動公園の開発いたします配置図でございます。多目的グラウンドプール施設、それと駐車場を予定しております。2枚目につきましては、プールの1階の平面図でございますが、左上につきましては、男女の更衣室、また事務室、監視室、下の〇でちょっと記入しておりますが、右下の方が歩行用プール、右上が幼児用また低学年用プールということでございます。それから、右上の方では、公園用倉庫が右上の端にございます。それとプールが先ほどから申し上げておりますように、25mの8コース、それと玄関でございますが、一番上の真ん中に〇がございますが、これは西側になります。西側の方から入るというふうなことにしております。  続きまして、次のページの2階部分でございますが、2階部分につきましては、左上の方は多目的室、それから、右側はミーティング室、ほかに観覧席を設けております。先ほど申し上げましたように、下の分につきましては、1階からの吹き抜けの部分でございます。  次のページでございますが、これはプール施設の地下の平面図でございまして、左上上部は駐車場、右側につきましては、空調機器、また電気関係の部屋でございます。左下につきましては、ろ過器等々の熱利用のポンプ等の機械室でございます。一番左下につきましては、倉庫というふうなことで設けております。  次のページ、6枚目7枚目につきましては、それぞれ東西南北の立面図をつけさせていただいておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、議案書に戻っていただきたいと思います。  先ほど申し上げました内容によりまして、西紀運動公園(仮称)建設工事について、下記のとおり請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会で決議すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  契約の目的につきましては、西紀運動公園(仮称)建設工事、契約方法でございますが、制限付一般競争入札。  契約金額につきましては、9億1,875万円でございます。契約の相手方につきましては、東海中兵庫特別共同企業体構成員(代表者)篠山市市野々6番1号東海工業株式会社篠山営業所所長上田敏夫、構成員篠山市八上内甲407番地1、中兵庫建設株式会社代表取締役宮城隆一郎でございます。  以上、まことに雑駁な説明でございましたが、(仮称)西紀運動公園建設工事請負契約についての説明をさせていただきました。よろしくご審議いただきまして、ご決定を賜りますようお願いを申し上げます。  まことに申しわけございません。契約の相手方の中で、構成員の代表者の中で、篠山市市野々と申し上げたようでございますが、野々垣でございますので、修正をさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(畑 雄司君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  17番、森本長寿君。 ○17番(森本長寿君)  17番、森本であります。  今の説明の中でですね、今までからよく私指摘させていただいておりますけれども、落札率の問題ですが、ここでは請負率という形で訂正をされました。ところがですね、この書類の中に、設計金額って出てないんですね、全然。出ているのは、予定価格が税抜きのものと消費税入ったもの、あるいは調査基準価格がそういう2つの数字がわざわざきちっと明示されておる。しかし、設計金額が幾らであるかということはないんですけども、請負率として95.5%、逆算をすれば出てくるということですね。しかし、これは率ですから、正確な数字は出てきません設計金額としては、ここに書かれているように。なぜわざわざね、そういったここに表面に出てこない数字を使って、そういう請負率というふうな表現をせないかんのか、これは端的にここに書かれているように、落札率という格好でですね、そのまま落札の税抜きのものであれば落札金額の税抜きのものを入れて何%で落札しましたよといえばそんですむわけでしょ。わざわざ請負率という格好で出されて、何かそこら辺に意図があるのかというそういう勘繰りができるんですね。それはなぜかと言いますとね、ここで落札率ということにすればですね、その率はもっと上がるわけです。ちなみに計算してみたら、97.2%なるわけね、落札率。請負率という格好でですね、全然見えてこない設計金額の数字を使って、その請負金額で出していけばですね、これはもう設計金額から足切りをなんぼかしているだろうと思いますから、予定価格というのは。それだけ上がりますから率としては低く出てくるとね、ここにあるように今5%になるんでしょう、逆算していけば幾らになるかと。したがって、そういう見えてない数字を使って、そういうふうな一方で表示をするという、何か知らんけれども、そこら辺に少しでも落札の方は、こういった入札をしたためにですね、有利になっておるような方向に見せようといったそういう意図があるんではないかという感じがしますんでですね、非常にうがった見方になるかも知れませんけれども、なぜそういうここの表現になるのかということについて、ご回答をいただきたい。私は落札率というのが正しいここの表としての表示の仕方であろうというふうに思いますんでお尋ねをしたいと思います。 ○議長(畑 雄司君)  島谷理事。 ○理事(島谷俊明君)  森本議員のご質問にお答えいたします。  確かに、実施設計額というのは、これはどこともというんですか、大部分の自治体についても公表はしておりません。予定価格、これにつきましては、大多数のところが公表しております。ただ、国なんかの方針では、実施設計については、後々の工事の予定価格が推測できるんで、それは公表しないというような格好をしているようでございます。  今回この請負率と落札率の話ですけれども、落札率につきましては、今までも何度も議論してきておりますように、これは予定価格に対する実際の入札価格ですけれども、それが総率ですけれども、それについては予定価格どおり落した場合100%、落札率が100%になってくるわけです。ただその予定価格が、先ほども森本議員からもあったように、実施設計からなんぼか下がっている場合がございますので、その予定価格が100%が、例えばの話、予定価格が実施設計額より10%切ったものに対して落札率100%に対し、予定価格が実施設計額から5%切った95%に対して、同じく実施落札率95いう場合、どちらが実際に低いかというような議論になった場合、単に落札率だけの議論をされますと、どちらが高いかわからないという面もございますので、今までは実施設計額に対しての率まで、当篠山市では表示してきております。ところが、このつい先日の産業建設常任委員会でその議論も出まして、今後、そういうここに対する表示としましては、実施設計額に対して実際なんぼで落したんかという率につきましては、もう請負率という表現で統一しようということにしておりますので、今回そういう請負率ということにしております。  以上です。 ○議長(畑 雄司君)  17番、森本長寿君。 ○17番(森本長寿君)  それはですね、私は結果的には落札率にせよ、請負率にせよ、きちっと出ればそれでいいわけでありますけれどもですね、本来、最近のいろんな行政の動きとしてですね、だれが見てもはっきりわかるように、そういう説明がぐたぐたした説明をしなくても、見たらぱっとわかるようにしようというそういう行政の動き方でしょ、それとは逆行しているんです。わからん数字を使っているわけですから。というのは、ここに設計金額はこれだけでしたよということをやっぱり明示すべきではないかというふうに思うんですけどどうですか。 ○議長(畑 雄司君)  島谷理事。 ○理事(島谷俊明君)  先ほども説明しましたように、実施設計額自体の公表いうのはしておりませんので、一応こういう格好にならざるを得ないと思っております。 ○議長(畑 雄司君)  17番、森本長寿君。 ○17番(森本長寿君)  前段で言ってます、そういう行政の中身を住民に見やすくするという、そういう考え方からしての、今回のそういう方向に転換されたとするなら、そのことはどういうふうに評価されているかということをもう一度答弁いただきたい。 ○議長(畑 雄司君)  永井行政監理部長。 ○行政監理部長(永井孝喜君)  ただいまも理事からも説明を申し上げましたように、国におきましても、まだ予定価格自体も公表してないところもございますが、ただこの流れとして、市町村では予定価格も公表しつつあるという傾向にございます。そんな中から、従来までの落札率なり、請負率につきましては、ペーパーでもって公表はしておりません。ただ、議会の議決をいただく際に、ちなみに落札率が幾らでございましたというふうな御存じいただいておりますが、そういう報告でさせていただいておりました。ただ、今、理事申し上げましたように、この設計額に対しまして、設計額はあくまでも公表いたしておりませんので、それに対しましての率といいますか、請負率が幾らであるか、実際の工事の請負率が幾らであるかということの方がですね、わかってもらいやすいのではないかと、金額がそこで計算してもらえることもできるんではないかと、それ以上のことは、こちらの方からも事務的に公表することはできませんので、精一杯の配慮をさせていただいたということでひとつご理解をいただきたいと思います。 ○議長(畑 雄司君)  ほかにございませんか。  22番、九鬼正和君。 ○22番(九鬼正和君)  22番、九鬼正和です。  今、提案説明の中で、別発注の分がございましたね。この辺は作業手順はどうなります。いわゆるこの請負等、あとで発注した工事との基準の中で、うまくいかないようなことはないですか。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  お答えをさせていただきます。  この工事と先ほど申しました地中熱利用の工事の別発注というふうなことかと思いますけれども、運動公園の建設で、造成をしたところの一部、地中熱のボーリング掘削をする位置がございます。その約40本うつ予定をしておりますが、そのほかにつきましては、この工区外のところにボーリング掘削をする。ただ、公有地につきましては、多少、混乱を起こすというようなことがあろうかと思いますけれども、その辺は十分調整を図って実施をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(畑 雄司君)  22番、九鬼正和君。 ○22番(九鬼正和君)  その地中熱の部分を別発注したその理由は何ですか。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  地中熱の工事につきましては、新エネルギー産業技術総合開発機構という、いわゆるネドという機構がございますが、そこの補助金を今回出ることとなっております。そうした中におきまして、事業概要の進め方の中でございますが、補助対象外の工事が発生する場合は、補助対象分と分離発注が原則であるという規定が一つございます。それと、このネドに補助金をいただきますにつきましては、篠山市は初めてでございます。そうした応募要領、新規応募要領の中で、新規応募の場合は、交付決定があった後に工事発注、契約をしなさいというこれも規定がございまして、ちなみにこの交付決定につきましては、4月12日付で4月29日に説明会がございまして、そのときに交付決定通知をいただいたということでございますので、この運動公園との発注とやや日数がずれたということ、また先ほど申し上げました前提の中で、別発注をさせていただいたということでございますんで、ご理解をお願いいたします。 ○議長(畑 雄司君)  ほかに。  1番、松本 孜君。 ○1番(松本 孜君)  地中熱の関連で若干のお尋ねしたいんですが。この地熱を利用するとした根拠はかなりいろいろ検討されたことと思うんですが、いろんな今、エネルギーの代替エネルギー、あるいはクリーンエネルギーというようなことが言われておる中で、特にこの地熱を採用して補助対象になるものをつくってきたということで分離発注したということの説明なんですが、これは温水プールをつくる為に代替エネルギーとして最もふさわしい採用だったと思うんですが、なぜそういうふうになったのか説明いただけますか。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  お答えをさせていただきます。  地熱利用をなぜしたかということでございますが、まず一つは、環境に配慮した点がございます。それと、先ほどありましたように、財源の上で、補助施策で有利だったということ。  それから、今後の維持管理の問題ですが、工事費は重油のボイラー等々より高くつきますが、今後のそうした運営費につきまして、長い目で見た場合、拡大するやろうというふうなことで、地熱利用を採用させて、とりあえずこの面につきましては、最近のことですんで、いろんな自然のエネルギーを利用する工夫はございますが、その中で地熱利用を採用したと。地熱につきましては、約100mボーリングをいたしますが、地熱の平均温度が大体15度から6度、夏冬を問わずそうした熱を持っておると、安定した熱を持っておるというところで、そうしたことも含めまして、地熱の採用をしたということでございます。ご理解をお願いいたします。 ○議長(畑 雄司君)  1番、松本孜君。 ○1番(松本 孜君)  地熱利用15度から16度いうのは、大体我々の感覚でも、少し深く掘ればこの程度出てくるだろうと理解します。しかし、こういったいわば365日年間使う温水プールのエネルギーとして使っていく場合、補助金を使うためにこういうものをしていくということも当然考えられると思いますが、やはりこれからの維持管理、あるいは運営等について、最も安いコストで運営できるようなシステムということを考えなきゃならんと思いますが、ちなみにこの地熱に関連する分離発注の費用をどれぐらいみておられますか。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  地熱の分離発注いたします工事ということでございますが、先ほど申し上げましたように、決定通知をいただきました中で、正式には具体的な積算を現在いたしておりますが、金額として1億6,000万前後というふうに考えております。 ○議長(畑 雄司君)  1番、松本孜君。
    ○1番(松本 孜君)  補助率はどれぐらいになりますか。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  補助率でございますが、2分の1でございます。 ○議長(畑 雄司君)  ほかにございませんか。  10番、田中悦造君。 ○10番(田中悦造君)  田中悦造です。  何点か質問したいと思いますが、まず第1点、今回のこの入札については、制限付の一般競争入札ということで執行されたんですが、その制限の内容ですね、どういう制限の内容がつけられたのか、その条件を教えていただきたいということがまず第1点。  それから、いわゆるこれ多目的のグラウンドと、それから温水プールとが一括の発注という形になっておるんですが、一体この設計金額の中に占める芝生グラウンドや、プールがどのぐらいの割合になるんかなということがちょっと気になるんですが、このいただいた資料の中の中段に書いてある基盤工事とか、プール工事、電気設備屋外整備とかいうことで比率が書いてあって、これ全部足したら100%になるわけですわね。ということは私の勘違いだったら指摘してもらいたいんですが、プールはわかるけど、例えば芝生グラウンドというのは、これはこの中に基盤整備でもない、基盤整備というのはプールの基盤整備のことかな。ちょっとそこら非常に素人としてわかりにくいんで、要するに私の言いたいことは、プール関係の工事と、それから芝生グラウンドの工事とはどのぐらいの比率になるんかということが聞きたいんです。  それから、3点目は、今何人かの議員から質問あった地熱利用の件ですが、大体わかったんですが、別発注にするということですが、その別発注のいわゆる方法ですね、どういう方法でこれ発注されようとしているのかということが聞きたいのが3点目。  それから、4点目、これは特別JVですね、この東海工業と中兵庫建設の出資割合、これがなんぼかということ。  それから、確かこれはここの温水プール芝生グラウンドは設計業者はあれオオバ設計でしたかな、確か。直接これには関係ないけど、オオバ設計に払った設計費用いうのざっと、これ確か基本設計、実施設計、双方オオバ設計がやったと思うんですが、これは相当だろう、オオバ設計に払った設計費用というのはなんぼになるか。とりあえずそれだけ知らせてほしいです。 ○議長(畑 雄司君)  島谷理事。 ○理事(島谷俊明君)  田中議員の一番目の質問を私の方からお答えいたします。  まず、制限の内容ですけれども、一般的な応募資格としまして、まず篠山市に入札参加資格の登録をしていることというのがございます。それから、2点目としまして、建築執行時に係る特定建設業の許可を持っているこというのがございます。それから、3点目としまして、監理技術者証の交付を受けた監理技術者を本工事で専任で配置できること。それから、4点目としまして、会社更正法に基づく更正手続きの申立とか、和議とか、そういうのは申請していないこということです。それから、建設業法に規定しております経営事項審査結果有効期限というのがございますけれども、それが入札参加申込み期限までに確認できることというのがございます。それが一般的な資格でございまして、あと地方自治法に基づく資格としましては、先ほども言いました建築一式工事の登録があること。それから、県内に本店、支店、営業所等を有しているもので、契約締結の代理人を置いていること。  それから、次は業者のランクとしましては、経営事項審査結果の総合評点が1,200点以上のものが経営審評点が730点以上の市内業者と特別共同体を結成すれば応募することができます。または、経営審の評点が1,000点以上、1,200点未満の業者は、同じランクの業者と特別共同体を結成すれば応募することができるようにしております。先ほど言いました経営審点数で規定に満たないものにつきましては、身体障害者の雇用義務を達成した旨の報告をしたものにあっては、経営審評点に8点を加算した点数を評点とみなすようにしております。  それから、工事実績ですけれども、建物延べ床面積3,000㎡以上の鉄筋コンクリートつくり、または鉄骨づくりの建築物をつくった実績があるものということです。  なお、今回は特別共同企業体ですので、特別共同企業体については、緩和資格をしております。その例としましては、例えば施工実績につきましては、特別共同体のうちどちらか1社あればよいというふうにしております。それから、市内業者につきましては、特定建設業の許可につきまして不問としております。  主な条件としましては以上のとおりでございます。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  あとの分についてお答えをさせていただきます。  芝生グラウンドのことでございますが、先ほどご説明を申し上げましたそれぞれの工事を一式工事を率を挙げてございますが、芝生グラウンドにつきましては、ちょっと表現があれやったというふうに思いますが、基盤整備工事の中に含んでおります。あと屋外整備工事につきましては、プール、建物等を含みます屋外の整備というふうなことでございますので、先ほどありました芝生グラウンドにつきましては、基盤整備工事の方で含まれているということでご理解をお願いします。  それと、地熱利用を別発注するということで、入札の方法につきましては、指名競争入札で予定をさせていただいております。  それから、今回、特別JVということで公募いたしましたが、落札いたしました東海中兵庫特別共同企業体につきましては、東海工業さんが70%、中兵庫建設さんが30%の出資でございます。  それとオオバの方で設計をいただいておりますが、設計料につきましては、1億51万6,000円となってございます。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(畑 雄司君)  10番、田中悦造君。 ○10番(田中悦造君)  第1点目の件について、理事ちょっと確認するんですが、いわゆる経審の点数のことですけどね、いわゆる市外業者については1,200点以上、それと市内業者は730点以上でJVを決めなさい。ここずっと応札というか、入札に参加した市内業者を見ると、かなりの業者が参加しとるわけやから、730点以上の市内業者ができるだけ入札参加機会を与えようというご配慮はこの中に伺えるわけですね。それはそれとして、それならばなぜこれ1,000点から1,200点という別枠というか、これは別に市外業者やなかっても参加できるわけですよね。市外業者が非常に少ないと予定されるという場合だったら、そういう方法もある程度理解できるんですが、かなりの数の市内業者が730点以上でおるにも関わらず、なおかつこれ1,000点から1,200点のいわゆる市外業者を参加してもいいですよという形をしたという、そこらの判断ですね、どういうような判断でされたのか、ちょっと参考までにまず1点聞かせてもらいたいと思うのと。  それから、オオバ設計の1億51万いうの高いですね。僕ら素人が高い、安いというようなことを言うたいかんと思うんやけども、一般常識で考えて、大体これいわゆる設計金額の5%前後とか4%とかいうようなこと僕ら素人なりに聞くわけやけども、それから考えたらえらい高い設計金額になっとるなと思うんですけども、これはどういうような理由が特にあったのかということをお聞きしたいと思います。  以上です。 ○議長(畑 雄司君)  島谷理事。 ○理事(島谷俊明君)  田中議員の質問にお答えします。  まず、市内業者730点以上の業者ですけれども、市内では17社ございます。その中で見ておりますと、かなり技術的にしっかりしたような業者もあれば、ちょっとどうかなというような業者もございます。そういう面で、果たして大手がそういう市内業者と組んでくれるのかなというような懸念もごさいまして、極端な場合、市内業者730点以上で特定建設業を持っておるのが6社しかございません。あとの11社は一般建設業の許可しかございませんので、下手すると6社いう場合もございましたので、それではちょっと一般競争入札といえども、数が少ないということで、今回、そういう市内業者、全部結果的には参加してくれたわけですけども、そういう数が少なくなるという懸念もございましたので、市外業者1,000点から1,200点のものについても一応参加を認めるようなことにしたわけです。結果としまして、指名停止中の1社を除きまして全社市内業者全部参加していただきましたので、今後この結果をもとに、今後の点数につきまして、いろいろ検討していきたいなと思っております。  以上です。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  設計委託料の件でございますが、ご案内のとおり、プロポーダル方式をとりまして、基本計画から基本設計、そして実施設計、そして今回発注いたします中で、工事の管理委託等が含んで、先ほど申し上げました金額となってございます。よろしくご理解をお願いいたします。 ○議長(畑 雄司君)  10番、田中悦造君。 ○10番(田中悦造君)  ちょっと僕、理事の考え方と違うとこあるんやけど、先ほどおっしゃったように、市内業者については今回の場合は、いわゆる特定建設業の許可を特定建設業者だという条件はつけてないわけですね。一般建設業でええということで、特定はつけてない、だから別にそんだけの特定建設業に匹敵する技術はなかっても別にいいんじゃないですか。そしてまして経審で730点以上という一つのいわゆる客観的な評価をその企業はもらっとるわけやから、おたくがいやこれはちょっと技術的に心配なとこあるというのは、ちょっとそれ言い過ぎじゃないですかね。だから、今後いろんな意味で配慮するとおっしゃったけど、やはり経審の730点ということになれば、これはもう第三者的に730点以上の評価を経営については得とるわけやから、それについていや技術が心配だから、経営がどうだからということは、僕はちょっと行政としては、中へ立入過ぎとるんではないか。ですから、今おっしゃったようにもう17社もあるんだったら、できればこれ地元業者を配慮するという点から考えるんだったら、1,000点、1,200点という特別の枠はなかってもええんではなかったかなと僕はこう思うんで、これは考え方の違いだと思いますけど、ちょっとこのあたりの特定建設業のいわゆる条件を付してないにも関わらず、技術的に心配だという考え方は、ちょっとおかしいんではないかというふうに思いますんで、もし特別に何かご意見あったら聞かせてもらいたい。  それと、福西支所長、僕が聞いとるのは、何でこない高いんですかと、特別の理由があったんですかと言うとるわけで、プロポーダルやから高かったんですか。そうやないでしょ。僕が高い言うとるのは、間違いやったら間違いやと言うてもうたらええわけですね。9億の設計に対して1億から設計料金を払っとるわけやから、設計費用をね。常識で考えてえらい高い設計費用ではないかということで聞いてとるわけで、いやそれはあんたの考え方間違っとるというんやったらそれはそれでええわけやけど、しかし、確かに高いなというなら、何でこんな高くついたんですか、何か特別な理由があったんですかということを今聞いとるやから、それをきっちり答えてもらわんといかんと思いますよ。 ○議長(畑 雄司君)  島谷理事。 ○理事(島谷俊明君)  市内業者の730点の業者のランクと言いますと、県の工事でいえば地元特例これを使いますと、4億5,000万までの工事ができるようになっております。大体その程度の工事ができる業者が730点以上の業者となっております。技術的には、問題ないと思っておりますが、ただ、例えばの話、相手が大林、鹿島、これはスーパーゼネコンですけれども、そういうところが片方730点とはいえ、あと社長と技術者2~3人というところも結構ございますけれども、そういうところと果たして組んでくれるんかなと、今度は大手側から見た懸念ですけれども、そういう面もございましたので、ちょっとそういう懸念もございましたので、その1,000点から1,200点の業者、それをいうたわけです。先ほども言いましたように、730点以上の業者、すべて大手と組んでおりますので、その辺の心配というのは今後しなくていいんかなという気はしております。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  先ほど申し上げましたように、プロポーダルで基本構想から実施設計まで一括の契約をいたしております。そうした意味におきまして、当初、事業費が大きな、ご案内のとおり、事業費が先ほど申し上げました事業費より大きい計画をしておりました。その中で、何回かの予算補正、事業補正等をいたしまして、現在の額になったわけでございます。その間の変更設計、見直しいろいろ含めまして、こうした形になっておるということでございますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(畑 雄司君)  18番、河南克典君。 ○18番(河南克典君)  18番、河南です。  1点だけちょっとお伺いしたいんですけども。芝生グラウンドについてですけれども、これ天然芝というふうに聞いているんですが、今ご承知のようにワールドカップの後なんかで、サッカーグラウンドに使ったあと、非常に後の維持管理が高くつくんで、それの処分にあっちこっちで困っているというふうなことを聞くわけですけども、その中で、あるとこで聞きましたんですけども、天然芝が現在リースであると。今も聞きましたが開期1週間程度だと、天然芝のリースは何か最近流行しとって、そうしたイベントにかなり使われていると。そしてイベントが終われば巻いて持って帰ったらそれで終わりやと。私、先般、出雲ドームの方のとこへちょっと視察へ行かせてもうたんですけども、その中で、横に多目的グラウンドがありまして、これの維持管理にほとんど3名から、ちょうどそのときに芝の手入れをされとったんで話聞いたんですけども、使える状態に保とうと思えば3人から4人が毎日かかっとらなあかんというようなことを聞いたんです。だから、その辺のとこリース等の検討は視野に入れてされたんかどうか、その辺だけ1点お伺いします。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  お答えをさせていただきます。  芝生グラウンドの維持管理にほかのところで大変苦慮しておるということでございます。先ほど、ご指摘がございましたように、天然芝のリースというふうなことも考えさせていただきました。この芝生グラウンドにつきましては、大会期間だけでなしに、市民の今後の健康、また市内、県あたりのホッケー、サッカー等々も考慮に入れて、年間普通ですと芝の管理上60日ぐらいが、芝の管理上理想であるというふうに聞いておりますが、できるだけ多くのそうした利用をさせていただくということを含めまして、リースではなしにこうした形にさせていただいたということでご理解をお願いいたします。 ○議長(畑 雄司君)  18番、河南克典君。 ○18番(河南克典君)  河南です。  重ねてお伺いするんですけど、今、年間60日と言われると聞いたんですけど、6月から聞きますと9月ごろまでの間は、1日に大体芝というのは3ミリから4ミリ伸びると。今言われたようにサッカー等で使おうと思えば、バウンド係数がなんぼ、2mのとこから落してボールがなんぼ跳ね返らないかんと、こういう状態に保っておかなグラウンドとして使えへんわけですね。だから、それをその状態に保とうとしたら、芝生生やしっぱなしでは目的が達成できないわけですよね。だからその辺の管理が、本当に60日で管理できるのかどうか、出雲のように、毎日3人、4人がかかっているというふうな状況、あまりにも日数的に違うんで、その辺の見方が、本当にそれでいいのかどうか、正解かどうかいうとこをちょっと詰めてお伺いしたいと思うんです。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  お答えをさせていただきます。  せっかくこうした芝グラウンドができるということで、先ほど申し上げましたように、できるだけ多くの利用をいただくのがこうした目的でございます。そうした意味におきまして、管理は当然、平常の管理が大事でございますし大変でございますけども、そうしたことを含めまして、今後の維持管理については、十分、検討、精査を図っていきたいというふうに思いますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(畑 雄司君)  22番、九鬼正和君。 ○22番(九鬼正和君)  22番です。  今の設計費の問題ね、これは前々からも指摘を計画が上がってくる中で指摘をしてきた問題ですよね、委員会でも。ですから、今1億という問題が高いのではないかという質問があったら、もう少していねいにやね、いわゆる基本構想はこれで、見直しにこういうこんだけの金額がかかったんやというような説明をしてもらわなんだらやね、我々理解ができへんのです。これは前々から設計費用、多額にならんようにきちっとやってくれということは言うてきとることですから、その辺、もう少し詳しく説明してください。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  お答えをさせていただきます。  先ほど申し上げましたように、基本構想から実施設計、また管理委託というふうになっている中で、1億余りの委託料をお支払いしています。11年度におきましては、基本構想で290万円余り、12年度の基本設計では3,450万円前後でございます。それと13年度、本年実施設計になりますが、公園建築設計合わせまして2,400万円余りでございます。あと14年度につきましては、工事の監理委託費がございます。  以上でございます。 ○議長(畑 雄司君)  4番、小林正典君。 ○4番(小林正典君)  4番、小林です。  2、3ちょっと聞きたいんですけども、このプールの熱源は地熱利用して、事業費1億6,000万近いと言われておりますけども、ちなみにこの冷凍機の冷凍トンは幾らほどするんですか。冷凍機の能力なんですけども、冷凍トンとはいかほどなんですか。  それと、この地熱利用の事業費の中に冷凍機が現在含まれているのか、それとも今回の9億の中の需用費の中に含まれているのか、その辺のちょっと確認をしたいということと。  もう一つ、今も設計費の問題で1億ほどの設計費を使われておるということですけれども、冷凍機の比較検討の中で、私も全協で1回見せていただきましたけども、空冷式チラでやる方法と、この地熱方式でやる方法と、事由だけを比較検討されておりましたけども、冷凍機の一番、私が地熱以外では、一番能力的、運営管理費が一番安い、吸収式チラというものについての検討はどのように検討されたのか、その辺について聞きたいと思います。 ○議長(畑 雄司君)  ここで暫時休憩をいたします。  再開は11時10分といたします。               午前10時52分  休憩               午前11時10分  再開 ○議長(畑 雄司君)  休憩前に戻しまして会議を開きます。  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  お答えをさせていただきます。  地熱利用のヒートポンプの能力ということでございましたが、ヒートポンプにつきましては、3台を据える予定しております。能力につきましては、240キロ、160キロ、80キロワット数程度のものを予定させていただいております。  金額につきましては、約4,100万前後、一般的な金額でございますが4,100万前後というふうに予定をさせていただきました。  それから、地熱利用のいわゆる空冷、水冷というふうなお話でございましたが、先ほどからありますように、この地熱利用等につきましては、いろんな方式が、地熱利用、また自然エネルギーの利用等につきましてはいろんな方式がございますが、今回は地熱利用水冷ヒートポンプチラ方式というのを利用することとなっております。先ほど申しましたように、この分につきましては、補助金等の対象であるというふうなこと、電力の契約電力が大きいわけですけども、あとの維持管理等については安易につくということでございます。  それから、この地熱利用の設計費が現在の大方の設計に含んでおるとかいうふうなご質問だというふうに思いますが、設計費は含んでおります。  以上、簡単ですけども、答弁とさせていただきます。 ○議長(畑 雄司君)  4番、小林正典君。 ○4番(小林正典君)  設計費云々の問題を言うたんではなくて、この本体の8億7,500万で受けられた仕事の中に冷凍機が入っているのか、それとももしくは今回の地熱利用の事業の中に冷凍機が入っているのかという質問をしたんでありまして、一応冷凍機のことにつきましては、今お話聞いた中でわかりましたけども、私の質問は、吸収式冷凍機を比較検討されましたかという質問をしたんで、この地熱水冷方式、ヒートポンプチラということについては、前回の全協の中にもきちっと書いてありました。当時からは重油だけでいくという話がありましたけども、一番最初の本当に1年前には、重油式より空冷式の方がいいんじゃないですかという質問をした。そのときに、今回は地熱利用方式に考えましたということで、3つの代案を重油式と空冷式と地熱方式を比較検討された資料を出されたことについては、私も知っておりますけども、吸収式冷凍機についての検討はされてましたかということについて質問をしているんでございます。その辺についてもう一度、明確に回答いただきたいと思います。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  収集式につきましては、先ほど申し上げましたように、重油または空冷、地熱利用3点と、太陽熱利用等も含めまして検討させていただきましたが、先ほどご質問がありましたものについては比較検討はいたしておりません。 ○議長(畑 雄司君)  4番、小林正典君。 ○4番(小林正典君)  私は冷凍機の中に、地熱水冷方式という方法は私は今回が初めて、冷凍機を使う、今まで扱っていた人間としては初めて聞きましたけども、吸収式冷凍機は今篠山市も使っております。これは、田園ホールも使っておりますし、そういう空冷方式とか、水冷方式を使うよりも、吸収冷凍機の方が、運営管理費が安く、運転管理費が安いということで使っております。今回も吸収冷凍機の方がベターじゃないかと、やっぱりそのぐらいのことが十分に設計段階で、こういう資料が提案されて、出して勉強さして、比較検討していただくようなことを考えていただきたいと思っておりました。しかし、こんなに1億が高いか安いかという話がありますけども、これだけの費用をとられとるのに、その辺が十分精査されてないというとこに僕は問題があると、この辺についてはどう考えられますか。一言だけご意見を聞かせてください。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  お答えさせていただきます。  そうした方式というのもございますが、この運動公園の予算につきましては、非常に当初から言いますと、厳しい予算の中で、予算言いますか、事業執行をやるという中で、この重油方式から地熱利用というふうな方式を変えました。こうしたことにつきまして、先ほどもご指摘がございましたが、地熱利用、水冷方式につきましては、いわゆるネドの補助金等で、いわゆる財源的な含みもございまして、こうした方式を採用させていただいたということでご理解をお願いいたします。 ○議長(畑 雄司君)  ほかにございませんか。  2番、植野良治君。 ○2番(植野良治君)  2番、植野です。  いよいよいろいろ話題になりました温水プールの工事発注という段階になっておるんですが、今まで議会の中でも、この議論のあったんは、これに限らず、あとの運営管理の経費がどのようにできるだけコストを抑えて運営していくかと、将来に備えて、ここらがこれからのいろんな事業に取り組む中での大きなポイントになってこようかと思います。しかしながら、あまり節約するあまりに、肝心の市民の利用がしにくいとか、サービスが低下するとかいうようなことになっては、せっかくの施設が市民にとってはプラスにならないということにもなるし、そこらのバランスをどうとっていくかということになろうかと思うんですが。そこでお尋ねしたいと思うんですが、今までいろいろ検討されて、最終的に工事発注の絵がかけたと、この予定では、平成16年の春にはオープンして使えるということになってくるわけですが、具体的にこの施設に対して、どの程度の人員が、いわゆる人がいるんか、何人ほどでもりしていこうと、あるいはサービスを提供していこうというような、こういうお考え、現時点ではあるんか。と同時に、将来においては、当然今までから話題に上がっているように、市が直接運営するんでなしに、民間に委託していくというこういうことも想定されておるんではないかと思うんですが、そこらの点についての考え方、現時点での考え方はどうなっておるんか、この2点お尋ねしたいと思うんです。 ○議長(畑 雄司君)  福西西紀支所長。 ○西紀支所長(福西保昭君)  お答えをさせていただきます。  今後の運営管理につきまして、今までからもご指摘をいただいております。今現在のところ、維持運営の人数につきましては、いずれも嘱託、また臨時職員というようなことで計画いたしておりますが、事務職2人、臨時職3人、これは監視を含めます。そして、インストラクター、いわゆる指導員でございますが、常勤2名、非常勤4名、計9名ということを予定しております。ただ、この施設を預かる施設管理者というところにつきましては、今後、検討を加えていかなければならないと、いわゆる公金を扱うというふうなことになりますので、一応今のところ嘱託職員というふうなことを考えておりました。ただ、経費等の問題で、出たのは今申し上げましたところで検討いたしております。  また、建設運営委員会を設けておりますので、そうした中におきましても、現在こうしたことを含めまして、検討いただいております。  それから、開業いたしますと、基本的には市で維持管理をしていくという前提をもっておりますが、ご指摘いただいておりますようなことも含めまして、今後、考慮しなければならないかというふうに考えております。とりあえずは市直営で出発をしていきたいという基本的な現在の考えを持っております。  以上でございます。 ○議長(畑 雄司君)  以上で質疑を終わりたいと思いますが、よろしいございますか。  24番、降矢太刀雄君。 ○24番(降矢太刀雄君)  本来、入札関係の臨時会、スムーズにいくべきはずであります。プロの皆さんが入札行為を行われまして、我々素人集団でありますから、きっちりとした説明を受けて、そして承認していくと、議決していくと、こういうスタイルが臨時議会なんですよ。ところが、あまりにも答弁のお粗末さで、提案のお粗末さで、いらんことがどんどん、いらんこと言うたら怒られますけど、時間かかってしまう。極めて情けない議会になる、我々の責任でもありますが、反省せななりません。そこで、時間がかかりついででありますが、この際、お聞きしたいことがございます。というのは、島谷理事おいでになってから、篠山市の合併特例債を含んだ事業を含めて、かなり精力的に入札の問題を手がけていただいて、本来、もう少し入札などでスムーズに承認するということになりたいなというのが議会の議員の本音でありますが、議題、議題によってはかなりの議論を呼ぶと。そして理事の答弁を受けると、釈然としないまま承認してしまう、こういうケースが多少多かったと思います。今回もですね、ある業者の人と話しておったら、西紀運動公園、町のOBの方の段取りで、しゃんしゃんしゃんといきましたわと、こういうことを言うから、何のことを言うんだなと思っておりましたが、よく考えるとこれは言い過ぎやないかというて私は立腹したわけでありますが、よく考えると、そのケース、ケースでかなり議論を呼ぶ内容のある業者が落札しとるということもまた事実であります。そして、その事実を理由を承ってさもありえんなということでありますが、今回もどうしても本会議で聞いておきたいことがございます。というのは、今回、東海工業、中兵庫特別企業体、東海工業のこれ先に書いてあるやんから、そして企業、企業を見ますと、主になった落札者やと思いますが、この所長は、構成員代表者、野々垣の6番1号、上田敏夫氏、これ自宅ですね。そして彼は、篠山町の建設課長でした、現役時代。そしてやめてすぐに県の土木の嘱託職員になって、そして1年か2年前に東海工業の所長になられた。これは勝手であります。しかしながら、この彼が所長で代表者で、請負契約者でもある人物になって、日置の管理処理場、そして今度の西紀運動公園、矢継ぎ早に落札されるわけです。これは業者の話でありましょうから、それはそれでいいんですけども、その今日の説明で、私抜けてましたから今聞くんですけど、こういうことがもしなければ、違う代表者であれば、この私の質問はないわけです。ということはできるだけ入札の責任者としては、問題なり、議論なり、論議を呼ぶような事業所、会社はないようにしていこうという感覚も一面持っていただいておったら、もっとスムーズな入札報告が受けて承認できるなと。いらんことまで言わんならんなと、ここなんですよ、問題は私は。私はこの今回のことを質問しとるんじゃないんです。ずうっと一連の篠山市の入札行為にあたって、やはりあとでは入札停止のどうやこうや、何やかんや、こんなことは鎌の柄の持っておる入札の責任者が全部やろうと思えば阻止できる事故やと、私は解釈しております。今もって、いやいやそんなことはおよびもつかんところだと、公明正大にやった結果だとおっしゃるのか、多少そういうことは感じとったけど、仕方がなかったんだとおっしゃるんか、いやいやもうそれは全く知らなんだとおっしゃるのか、その辺、お答えねがいたいと思います。 ○議長(畑 雄司君)  島谷理事。
    ○理事(島谷俊明君)  降矢議員のご質問にお答えいたします。  ただいま降矢議員、こういう東海工業がとったことについて談合があったんではないかというような、談合につきましては訂正させていただきます。某所長の職員OBというのが仕切ったとか、そういうような質問でございましたけれども、私どもはそういう噂とか、そういう話は一切聞いておりません。そういうことで我々はこれにつきましては、制限付一般競争入札でやっておりますので、参加したい者すべて参加できるというような条件でやっておりますので、そういうことはなかったものと思っております。 ○議長(畑 雄司君)  24番、降矢太刀雄君。 ○24番(降矢太刀雄君)  まず島谷理事の答弁、談合という言葉を言われるということがね、非常におかしい。ということは私はそういうことを言うてないのに、そしてそんなことは一切聞いてないと言いながら、自ら談合という言葉を使われて答弁されると、これは人間大体頭に意識があるから出てくるわけでありまして、なかなか微妙な答弁でありました。しかしこれはおいておきまして、島谷理事そう答弁されると思ってました。私が言いたいのは、上田敏夫氏が篠山町の建設課長を辞めて、県の土木の嘱託に行かれて、最近所長になられたということを全く知らんで、入札、そのときにその噂は全くなしで、出てきた書類だけで日置等、今回オッケーされたんですか、そこを聞きたいんです。噂は聞いてないのはようわかります。そんなこと聞いとるんじゃないんです。 ○議長(畑 雄司君)  島谷理事。 ○理事(島谷俊明君)  降矢議員のご質問にお答えいたします。  東海工業は確かに日置の処理場の工事だったと思いますけれども、現在工事中でございます。今回またとっているんじゃないかというようなことだと思いますけれども、これにつきましては、先ほど言いましたように、制限付一般競争入札ということで参加したい者はすべて参加してくださいいう中でやっております。その中で一番よく熱心というか、一番低い金額それだけ頑張ったものだと思っておりますので、これについては特に結果的にたくさんとっているかもわかませんけれども、機会は均等、入札への参加の機会、それは均等にやっておりますので、何ら問題ないものと思っております。 ○議長(畑 雄司君)  24番、降矢太刀雄君。 ○24番(降矢太刀雄君)  質問者にとりましては、島谷理事の答弁は非常に楽であります。私は、東海工業が日置をとって、また西紀をとっているから、非常に仕事の取り分が多いやないかとこう質問したとおっしゃるんです。私はそんなこと言うてないんです。日置のときも、今度のときも、所長の経歴その他を十分お知り、ご検討されたんですかとこう言うたら、そんなことは一切答弁なしに、再度申し上げます。日置を受け、工事中でありながら西紀を受け、これみな島谷さんが言われたんですよ。私言うてませんよ。見てもうたらええですけど。べらべら、べらべらみなしゃべらはりました。そんな意識をもっておられるわけです。世間はそんなこと言うてませんわ。しかし私が聞きたいのは、答弁をいただいてない。所長の再度申します、篠山町の建設課長、そして県の土木の嘱託であったと、そして数年前から所長になられた、こういう経歴の方が、東海工業の所長であると、その東海工業は、出先は彼の自宅であると。だから、その事実は全く知らなんだんか、知っておられなかったんか、知っておられたかと。3回目ですから、そない聞けば、答弁で私はおたくのことはわかるわけです。的確に答弁してください。 ○議長(畑 雄司君)  島谷理事。 ○理事(島谷俊明君)  降矢議員のご質問にお答えいたします。  上田敏夫氏、これにつきましては、旧町の職員であって、その後県の嘱託になったというのは聞いております。また、この東海工業の篠山営業所いうのが、上田敏夫さんの自宅であるというのは聞いております。  以上です。 ○議長(畑 雄司君)  24番、降矢太刀雄君。 ○24番(降矢太刀雄君)  私が言いたかったのは、入札を執行する前に、業者を選定する前に、あらゆることで問題やないかということを加味しながら、スムーズな事業執行ができる、予算執行できるということに配慮されて、その成果を議会に出してもらったら、もっとスムーズな承認議会になるということだけは確かやと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(畑 雄司君)  ほかに。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑 雄司君)  これで質疑を終結したいと思います。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑 雄司君)  討論なしと認めます。  これから、議案第79号、西紀運動公園(仮称)建設工事請負契約についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(畑 雄司君)  起立多数であります。  したがって、議案第79号、西紀運動公園(仮称)建設工事請負契約については、原案のとおり可決されました。 ◎日程第7  議案第80号 特定環境保全公共下水道事業西部処理区管路築造工事請負               契約について ○議長(畑 雄司君)  日程第7.議案第80号、特定環境保全公共下水道事業西部処理区管路築造工事請負契約についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  大西建設部長。 ○建設部長(大西正之君)(登壇)  ただいま上程いただきました議案第80号、特定環境保全公共下水道事業西部処理管路築造工事請負契約について、提案理由の説明を申し上げます。  まず、最初に、この西部処理区につきましては、今田工区内全5処理区の中で、計画面積が83ヘクタールと最も広く、計画処理人口は2,000人となっており、全5処理区の最終事業区域でございます。平成10年度に処理場用地を確保し以来、平成14年度末完了に向け、事業を推進しているところであります。このたび入札工事を執行し、契約をしようといたします第19工区につきましては、管路築造工事の最終工区でもあります。これと並行いたしまして、現在施工中の管路築造工事のほか、西部浄化センターの機械、電気設備工事や場内整備工事につきましても、順次完了させ、来春4月全面供用開始をする予定であります。  それでは、工事の概要につきまして、お手元にお配りいたしております資料により説明申し上げます。  まず、本事業の予算につきましては、平成13年度からの繰越分で対応するもので、工事の場所は今田町本荘地内であります。事業内容といたしまして、汚水管布設口は管経150ミリから75ミリの総延長では5,582.4mであります。なお、管経75ミリにつきましては、集落内に東条川をはじめ3つの河川があり、それぞれ横断部分にかかりますポンプ圧層部分の管路布設でございます。また、マンホール設置溝は179カ所、各家庭の公共枡取りつけ管設置溝は53カ所、さらに本舗装復旧工といたしまして、国道372号や、県道黒石三田線で7,500mを予定しております。  施工期間といたしましては、8月10日より平成15年1月31日まで174日間を予定いたしております。入札方法につきましては、指名入札とし、去る7月29日、13社で入札執行いたしました結果、今田町本荘地内に兵庫営業所をおく岸本建設株式会社が2億4,000万円で落札いたしました。このため、当社と工事請負契約を締結しようとするものでございます。  なお、資料といたしまして、入札予定価格につきましては、2億4,180万円、契約予定金額は消費税1,200万円を加え2億5,200万円で、請負率につきましては94.3%となっております。  以上、簡単な説明ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議をいただき、ご決定賜りますようお願いいたします。 ○議長(畑 雄司君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  15番、森口昌英君。 ○15番(森口昌英君)  15番、森口でございます。  ただいま特定環境保全公共下水道事業の西部処理区の説明をいただいたんですけども、別にどうということはないんですが、まず指名の方法についてちょっと2点ほどお尋ねをさせていただきたいと思うんです。  まず、いろいろと業者名が出ておりますんで、業者名を言うと非常にこういろんな感情があったらいけませんので、この入札状況の番号で言わせていただきますと、7番の業者はわざわざ指名をしていただいたというようなこうした状況の中で、非常にそれぞれの業者の皆さん方は、このごろ仕事云々の話で、非常に指名をしていただくということを、やっぱり自分とこがしてほしいなという気持ちがいっぱいであろうと思いますのに、わざわざこうして指名をされたのに辞退をされておるということについては、どんな理由で辞退をされたんか。あるいはまた、こうした指名したのに辞退をしてくるという業者に対しては、今後どのような考え方をもっておられるのか、まず1点お尋ねをさせていただくのと。  それから、2つ目は、これ今も話がありました西紀の運動公園でございますけど、これは制限付一般競争入札でされたということで、たまたまこの№8については、地元業者として同じ業者が入札されております。その14日後に再度ここに指名業者として入札の名を連ねておられたということは、今も話がありましたけども、それぞれの従業員確保と、それから現在の仕事の保有量等を踏まえる中で、事業執行に対するそれぞれの資格を持った責任者がおる場合は別にそれは問題ないんだというようなことで、こうした取り計らいがされたと思うんですけども、やはり市内の業者の皆さん方は、できるだけ地元企業の育成というようなこうした時代を踏まえて、私とこへ何とか指名してもうてその権利を与えてもらえんかなというのが、私はそれぞれの事業者の気持ちであろうと思うんですけども、そうしたときに、14日、半月足らずの間にこういうようなことができたということの指名をされたという理由、この2点をまずお尋ねをさせていただきたいと思います。 ○議長(畑 雄司君)  永井行政監理部長。 ○行政監理部長(永井孝喜君)  ただいまのご質問に対しまして、お答えをいたします。  まず、番号7番目のJV企業体でございますが、この企業体につきましては、入札前に指名をいたしておりましたが、何らかの理由でJV企業体を辞退、将来的に解散をしたいと、近いうちに解散をしたというふうな理由でもってですね、入札の指名はいただいておりますが、ひとつ辞退をさせてもらいますという辞退届けが出てまいりました。したがいまして、指名をいたしましても辞退することは、これは法的何ら問題はございませんので、それを受付をして、入札に参加をされないとこういうことでございました。  それから、本件の入札に関する業者の全体的な指名の問題でございますが、金額的にもランクからいきますと、特A級のランクでございます。したがいまして、市内のすべての特A級の業者を企業を指名をしてですね、あとあくまでも競争入札、指名でありましても競争入札でございますんで、競争を図る意味から近隣の県内の営業所、支店を持つ業者を含めて、一応、当初は14社指名させていただいたということでございます。 ○議長(畑 雄司君)  15番、森口昌英君。 ○15番(森口昌英君)  説明でわかったわけでごさいますけども、これ7番については、近々解散をしたいというような申し出があるということですけど、これ今も競争という原理を働かすために行ったということですけど、これ辞退をされたということは、入札参加をされておらないということで、これ14社でというとですけども、そうなると13になってくると、もう1社最初から予定で14社を指名業者として指名して競争さすのなら、これがわかった時点でもう1社なぜ14社になるような業者選定が指名ができなかったんか、その辺のとこ合わせてもうちょっと説明をお願いします。 ○議長(畑 雄司君)  永井行政監理部長。 ○行政監理部長(永井孝喜君)  お答えをさせていただきます。  この予定金額に関しましての業者指名の数でございますが、10社以上ということになってございますんで、10社を切った場合につきましては、補充して指名させていただくわけでございますが、10社以上ございますんで、それで執行させていただいたということでございます。 ○議長(畑 雄司君)  12番、上月格男君。 ○12番(上月格男君)  12番、上月です。  1点お尋ねをいたしたいと思うんですが、ただいま提案理由の中で、部長から縷々説明ございました。要は旧今田町のときに、今田町内で5カ所の処理施設を設けて4カ所が既にオープンをいたしておりました。この今残っておる西部地区は、いわゆる学校、支所等の公共施設を含めて2,000人のいわゆる一番今田で大きい事業でございますし、住民の方々も早期のオープンを期待しておりますし、執行部自身もその意を十分に解して積極的に事業展開していただいておることは敬意を表するわけでございます。ただ、今期、提案の19工区でございますが、私の記憶では今日までの処理場施設を除いて18工区の中では、議会の契約期日にかかったというようなことがなかったように記憶をいたしております。つまり、工事を細かく刻んで発注をされてきた経過があると思うんです。これはやはり地元業者育成というふうなことがあったというふうに思いますし、いわゆるシビアな時間のかかる工事でございますので、その辺の配慮があったんかというふうに思うわけですが、今期この19工区を一括していわば議会の契約議決にかかる1億5,000万以上の仕事で一括して発注されたと。今までの経過といささか経過が違うと思うんですが、なぜ一括して入札されたのか、その辺のことをお聞きをいたしたいと思います。 ○議長(畑 雄司君)  大西建設部長。 ○建設部長(大西正之君)  ただいまのご質問にお答えいたします。  本荘の地区というのは、非常に西部の中でも広い自治範囲を要しておりまして、お手元の資料の図面の方にもちょっとわかりにくいかと思いますが、国道372号が東西に、それから、そこをクロスしまして県道黒石三田線が南北に走っておる要衝の場所でありますが、ここにさらに県道黒石三田線に並行いたしまして、東条川という川が走っております。先ほどございましたように、ご指摘のように、西部の処理区18工区の部分については、一部舗装というような工区もございましたんで、すべてが管路ではございませんが、進めてきた部分についてはご指摘のとおりでございます。今回、19工区といたしまして、東条川のいわゆる西側社より側の全体部分について、一括発注をするという事情でございますが、ご案内のように県営の当地はほ場整備がこれまた市内で最も最終ではないかと、大規模な面積にしましては最終ではないかと思うんですが、メイン工事を終わるという段階にまいっております。これまでに工区分けをして管路できる部分から発注しておりましたが、それが最終の段階までできる段階に至りますまで、なかなか工区割の発注調整が難しいというようなこともございました。特に農道に管路を布設するというふうな部分もありまして、そういうことを熟慮検討いたしておりますうち、段々工期の方も竣工いわゆる供用開始という時期も迫ってまいりました。そういう関係もございまして、今回、残ります工事量につきまして、幸い、今、建設事業の経常企業体というふうな事業構成もあることを考慮いたしまして、かなり工期としてはどうしましても15年春に工事を終えたいというようなこと、また一括発注します場合、経費的な節減が図れるというふうなこと、それから、特に工事の工区間調整も非常に効率よくできるという事務管理サイドのことも総合的に考慮いたしまして、ご質問のありましたように残る管路築造工事一括を発注した次第でございます。 ○議長(畑 雄司君)  12番、上月格男君。 ○12番(上月格男君)  15年のオープンに向けて、期間も迫っとるし、経費的の観点からも一括発注をしたというふうなお話でございますが、正直申しまして、この5,500mの工事区間を一人の業者が6カ月足らずで工事を終えるということこれは到底考えられないことでございます。当然のことながら、分割されるんじゃないかというふうに想定するわけですが、今日までですね、それは県営ほ場整備事業もありましたし、県道の改修等も、国道の改修等もございましたが、今日まで18区画の中で、いわゆるそういうまとめての発注はなかったわけですね。今日現在、本荘地内に入っておる業者が、昨日も本荘を通りましたが、4社ほど入っております。いわゆる7,000万前後の工事区間で4社が入り乱れて工事をしております。100mごとに違う業者が入って、しかもガードマンが張りついて、通り抜けなんか大変なことなんですが、そういう過去の経過を勘案しよったら、今回も一括発注をされても結果的には多くの業者が入られると思うんですが、なおもうひとつ一括に発注された理由が定かじゃないんですが。今、もちろん縷々説明があったわけですが、農道に布設とかいうような話もございましたが、農道には早くからどこの工区もふせておるわけでございまして、もうひとつ一括発注したという理由が理解ができがたい。もう1回答弁をいただけたら嬉しいと思います。 ○議長(畑 雄司君)  大西建設部長。 ○建設部長(大西正之君)  先ほどもご説明いたしましたが、特にこの工区につきましては、一括で発注しても実質的には工期を見た場合、いろんな業者の手によって効率よくされる、そうすると非常に通行にも支障があるというようなことも懸念されるというようなご質問も含んでおったかと思いますが。特に中継ポンプの関係は、この東条川、色塗りをしております管路の汚水管の集積を最も図面でいきますと、一番右の国道より南側に自然硫化で集めまして、河川を越えてポンプを圧層して、上流の方で県道、東条川を越して県道に流すというふうな、そういう工事の中身におきましても、非常に連携をとらなければならないというふうな部分、それから、前段申しましたように、できる限り、効率的なルート布設の関係、通行止めの関係、また大きい意味では、先ほどありましたように、4工区にわたって工事をご指摘のように施工中であります。そういう経過の中から、少しでも一貫した効率のよい管路の布設工事というような、地元要請も若干考慮に入れまして、今回一括でした次第でございます。 ○議長(畑 雄司君)  12番、上月格男君。 ○12番(上月格男君)  12番です。  これはもう議論しとったら果てしないさかいに、これ以上は質問を控えますが、効率的に工事を進めるために一括発注したという答弁ですが、それやったら何で今まで18工区やってなかったんやという話もしたいわけですが、何やもうひとつすかっとした答弁がいただけへんので、非常に残念に思いますけど、これ以上は質問は控えます。 ○議長(畑 雄司君)  ほかに。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑 雄司君)  ないようですから、質疑を終結いたします。  これから討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(畑 雄司君)  討論なしと認めます。  これから、議案第80号、特定環境保全公共下水道事業西部処理区管路築造工事請負契約についてを採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(畑 雄司君)  起立全員です。  したがって、議案第80号、特定環境保全公共下水道事業西部処理区管路築造工事請負契約については、原案のとおり可決されました。  これで本日の日程は、全部終了しました。  会議を閉じます。  第27回篠山市議会臨時会を閉会します。  閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様におかれまして、終始、格別のご精励を賜り、滞りなく議了し、無事閉会の運びとなりましたことは、市政のため、まことにご同慶にたえません。ここに謹んで慎重なるご審議とご協力に対しまして衷心より敬意と感謝を申し上げます。  また、市当局におかれましては、審議の過程において、議員の皆様から述べられました意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう強く望むものであります。  残暑なお厳しいおり、皆様におかれましては、何とぞご自愛のうえ、市政発展のため、一層のご活躍を賜りますようお願いを申し上げまして、まことに簡単粗辞ではございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。  市長よりごあいさつがございます。 ○市長(瀬戸亀男君)(登壇)  第27回の市議会臨時会閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。今日、お諮りをいたしましたのは、専決1件、そして契約工事2件でありましたけれども、それぞれ真摯なご意見をちょうだいをいたしました。特に西紀の運動公園等につきましては、再三にわたって全協あるいは委員会そして予算審査等においてご意見をいただきながらの取り組みでございました。  また、それぞれ関係者より答弁をいたしましたけれども、今回の入札等につきましては、初めてJVをこういう形で組んで入札をしたのは、これまでにない入札の方法ではなかったか。JVを組んでおりましたけれども、こういう形態すべてとおしていったのは初めてであって、ある意味では、地元業者の育成にもつながっていくんじゃないかという期待をいたしているところであります。しかしながら、答弁の中において、十分なる説明ができんがために、長時間にわたりましたことをお詫びを申し上げ、今後、適切なる答弁をしながら、スムースな形での契約行為の議決をできるように努力をさせていただきたいと思うところであります。  先日は立秋であります。幾らか風も吹きまして涼しさを感じておりますけども、今年の猛暑は特別でございます。先日もある新聞で、1週間の気温の平均というのは、日本は全国で35度以上が非常に多いわけでございまして、世界でもカイロに継ぐ2番目である、こういった報道もなされておりますだけに、議員の皆様におかれましては、健康に留意をいただきまして、議員活動にご精励をいただくことに大きな期待をするところであります。  なお、15、16日の50回のデカンショ祭には、開会のごあつさつでも申し上げましたけども、議員の皆さんの参加をいただきながら、記念すべき大会になるようよろしくお願いを申し上げまして、一言のごあいさつにかえる次第であります。  ありがとうございました。               午後12時00分  閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
                          平成14年 8月 9日                       篠山市議会議長  畑   雄 司                       篠山市議会議員  谷   貴美子                       篠山市議会議員  森 口 昌 英                       篠山市議会議員  畑   俊 三...