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平成25年第 4回定例会−12月19日-06号

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  1. 宝塚市議会 2013-12-19
    平成25年第 4回定例会−12月19日-06号


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    平成25年第 4回定例会−12月19日-06号平成25年第 4回定例会         平成25年第4回宝塚市議会定例会会議録(第6日) 1.開  議  平成25年12月19日(木)  午前 9時30分   閉  会      同  日        午前10時14分 2.出席議員(26名)        1番 井 上 きよし            14番 中 野   正        2番 伊 福 義 治            15番 山 本 敬 子        3番 藤 本   誠            16番 坂 下 賢 治        4番 北 山 照 昭            17番 田 中 こ う        5番 冨 川 晃太郎            18番 となき 正 勝        6番 浜 崎 史 孝            19番 大 島 淡紅子        7番 佐 藤 基 裕            20番 浅 谷 亜 紀        8番 大 川 裕 之            21番 江 原 和 明        9番 大河内 茂 太            22番 藤 岡 和 枝       10番 伊 藤 順 一            23番 石 倉 加代子       11番 北 野 聡 子            24番 村 上 正 明       12番 寺 本 早 苗            25番 たぶち 静 子
          13番 三 宅 浩 二            26番 草 野 義 雄 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員職氏名   事務局長      岸 本 和 夫       議事調査課     辰 巳 満寿美   次長        村 上 真 二       議事調査課     城 根 直 美   議事調査課長    川 辻 優 美       議事調査課     春 名 裕 治   議事調査課係長   麻 尾 篤 宏       議事調査課     酒 井 正 幸   議事調査課係長   松 下 美 紀 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │中 川 智 子│会計管理者     │西 本   宏│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │山 下   稔│消防長       │石 橋   豊│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │理事        │上江洲   均│代表監査委員    │徳 田 逸 男│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │技監危機管理監  │秋 山   守│監査委員公平委員会│村 上 淳 一│   │          │       │事務局長      │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │企画経営部長    │福 永 孝 雄│教育委員会委員   │川 名 紀 美│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市民交流部長    │森 本 操 子│教育長       │井 上 輝 俊│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │総務部長      │中 西 清 純│管理部長      │和 田 和 久│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行政管理室長    │立 花   誠│学校教育部長    │安 井 優 顕│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市安全部長    │坂 井 貞 之│社会教育部長    │井ノ上   彰│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市整備部長    │大 西   章│上下水道事業管理者 │南     隆│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │健康福祉部長    │川 窪 潤 二│上下水道局長    │岩 城 博 昭│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │子ども未来部長   │小 坂 悦 朗│病院事業管理者   │妙 中 信 之│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │環境部長      │森   増 夫│病院事業管理者  │谷 本 政 博│   ├──────────┼───────┼──────────┴───────┘   │産業文化部長    │山 本   寛│   └──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件   ・議事日程分 8.会議のてんまつ  ── 開 議 午前9時30分 ──  ───── 開   議 ───── ○北山照昭 議長  おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  日程に入る前に、伊福議員から発言の申し出がありますので、これを許可します。  2番伊福議員。 ◆2番(伊福義治議員) さきの私の一般質問において、通告外の発言がありましたので、記録からの削除をお願いいたします。  関係各位におかれましては、余計なお時間をとらせまして、おわび申し上げます。 ○北山照昭 議長  お諮りいたします。  ただいまの発言のとおり、伊福議員一般質問の一部を会議規則第64条の規定により取り消すことに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は許可することに決定しました。  ただいまから日程に入ります。  日程第1、議案第144号から議案第160号まで、議案第162号及び議案第172号の以上19件を一括して議題といたします。 △───── 日程第1 ─────     …………………………………………… 議案第144号 平成25年度宝塚一般会計補正予算(第5号) 議案第145号 平成25年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号) 議案第146号 平成25年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第1号) 議案第147号 平成25年度宝塚特別会計農業共済事業費補正予算(第1号) 議案第148号 平成25年度宝塚特別会計介護保険事業費補正予算(第2号) 議案第149号 平成25年度宝塚特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第1号) 議案第150号 平成25年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第1号) 議案第151号 平成25年度宝塚特別会計平井財産補正予算(第1号) 議案第152号 平成25年度宝塚特別会計山本財産補正予算(第1号) 議案第153号 平成25年度宝塚特別会計中筋財産補正予算(第1号) 議案第154号 平成25年度宝塚特別会計中山寺財産補正予算(第1号) 議案第155号 平成25年度宝塚特別会計米谷財産補正予算(第1号) 議案第156号 平成25年度宝塚特別会計川面財産補正予算(第1号) 議案第157号 平成25年度宝塚特別会計小浜財産補正予算(第1号) 議案第158号 平成25年度宝塚特別会計鹿塩財産補正予算(第1号) 議案第159号 平成25年度宝塚特別会計鹿塩東蔵人財産補正予算(第1号) 議案第160号 平成25年度宝塚特別会計宝塚すみれ墓苑事業費補正予算(第1号) 議案第162号 宝塚債権管理条例の制定について 議案第172号 宝塚一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について           (総務常任委員会付託)     …………………………………………… ○北山照昭 議長  本件については、さきの総務常任委員会に付託して審査が終わっておりますので、委員長報告を求めます。  18番となき総務常任委員会委員長。 ◎18番(となき正勝議員) ただいまより、総務常任委員会審査報告を行います。  本委員会は、11月21日、11月27日、12月16日に委員会を開会し、議案19件について審査を行いました。  審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。  その主な内容を報告いたします。  まず、議案第144号平成25年度宝塚一般会計補正予算(第5号)についてです。  平成25年度宝塚一般会計歳入歳出の総額に、それぞれ17億6千万円を追加し、補正後の総額をそれぞれ737億8,334万3千円とするものです。  また、繰越明許費債務負担行為及び地方債補正をそれぞれ計上するものです。
     歳出予算の主なものは、市制60周年記念式典等事業地域生活支援事業乳幼児等医療費助成事業私立保育所保育実施事業、新ごみ処理施設建設基金積立金、歌劇100年シティプロモーション事業、(仮称)中筋2丁目公園整備事業、消防車両整備事業特別会計公共用地先行取得事業費繰出金等をそれぞれ増額する一方、職員給与費などの人件費市債償還金利子執行額の確定などに伴う執行残などを減額しようとするものです。  主な質疑として、シティプロモーション事業については、観光集客戦略に基づいて総合的に進めるべきである。その際には、観光集客戦略研究会からの提言をもとに、今までかかわってきた関係者とともに行わなければならない。今回のような一過性事業の積み重ねだけではうまくいかないと思うが、どう考えるかという質疑に対し、観光集客戦略研究会からいただいた提案については、現在観光分野を含めた産業全体の活性化を目指して設置している産業活力創造会議において、基本的な戦略を策定していく中で尊重していきたいと考えている。関係者にも参加していただきながら、産業活力創造会議でしっかりとした計画や具体的な施策を立てて実行していきたい。  また、同時進行で来年の歌劇100年を、本市の魅力をアピールする大きなチャンスとして捉え、歌劇100年シティプロモーション事業を実施したいとの答弁がありました。  そのほか各款ごとに質疑を行い、審査した結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第145号平成25年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号)、議案第146号平成25年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第1号)、議案第150号平成25年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第1号)についてです。  審査の概要についてはお手元の報告書をごらんください。  本議案3件は、審査の結果、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第147号平成25年度宝塚特別会計農業共済事業費補正予算(第1号)についてです。  歳入歳出予算の総額に、それぞれ63万2千円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,563万2千円とするものです。歳出予算では人件費を増額し、歳入予算一般会計からの繰入金を増額しようとするものです。  審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第148号平成25年度宝塚特別会計介護保険事業費補正予算(第2号)についてです。  歳入歳出予算の総額に、それぞれ3,903万7千円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ152億6,648万7千円とするものです。また、債務負担行為を計上するものです。  歳出予算の主なものは、人件費高額介護サービス等給付事業をそれぞれ増額する一方、二次予防事業対象者把握事業を減額しようとするものです。  主な質疑として、最近では民間でも配食サービスに参入してきているが、この事業公共事業として行っていく必要はあるのかという質問に対し、本市の行っている配食サービスは、食器に保温機能を持たせていることや、見守りサービスによる安否確認も行っており、民間にないサービスを行っているとの答弁がありました。  そのほか、介護保険事業の現状と今後についての論点に基づき質疑を行い、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第149号平成25年度宝塚特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第1号)についてです。  歳入歳出の予算の総額に増減はなく、款項の区分を補正するものです。  歳入予算は、一般会計からの繰入金を増額する一方、公共用地先行取得事業債の借りかえを減額しようとするものです。  審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第151号から議案第159号までの各財産区特別会計補正予算9件についてですが、一括して審査し、採決の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第160号平成25年度宝塚特別会計宝塚すみれ墓苑事業費補正予算(第1号)についてです。  歳入歳出予算の総額から、それぞれ46万6千円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億6,098万6千円とするものです。  貸し出し、返還の現状と今後についての質疑があり、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第162号宝塚債権管理条例の制定についてです。  市の債権の管理についてさらなる適正化を図るため、法令等で定めのない手続きについて市として取り組むべきことを明確にし、市の債権全般について台帳の整備、徴収計画を定めることや、時効の援用を要しないものを除く市の債権のうち、実質的に徴収が困難な一定のものについては、国の債権管理事務取扱規則に準じて、債権の放棄を行うことができることを定めた債権管理条例を制定しようとするものです。  論点1、条例の適正な管理について、論点2、条例の背景と目的について、論点3、債権の放棄について、それぞれの論点について質疑があり、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第172号宝塚一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。  職員給与の削減を前提として減額された地方交付税約3億1,700万円の財源確保策として、役職に応じて職員の給与を減額するため、条例の一部を改正しようとするものです。また、臨時的任用職員等宿日直手当及び通勤手当を改正しようとするものです。  減額割合の根拠について、影響する対象者数と金額について、地方交付税の減額に対する市長の見解についてなどの質疑があり、審査の結果、全員一致で可決しました。  以上、総務常任委員会委員長報告を終わります。 ○北山照昭 議長  委員長報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから議案第144号から議案第160号、議案第162号及び議案第172号の以上19件を一括して採決します。  本件に対する委員長報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長報告のとおり可決することに決定しました。  日程第2、議案第161号、議案第163号、議案第164号、議案第166号から議案第169号まで、議案第171号及び請願第30号から請願第32号の以上11件を一括して議題とします。 △───── 日程第2 ─────     …………………………………………… 議案第161号 平成25年度宝塚病院事業会計補正予算(第1号) 議案第163号 宝塚市立養護老人ホーム福寿荘特別扶助基金条例の一部を改正する条例の制定について 議案第164号 宝塚奨学基金条例の一部を改正する条例の制定について 議案第166号 公の施設宝塚市立地域利用施設御殿山会館)の指定管理者指定について 議案第167号 公の施設宝塚市立スポーツセンター及び宝塚市立末広体育館)の指定管理者指定について 議案第168号 公の施設宝塚市立高司グラウンド)の指定管理者指定について 議案第169号 公の施設宝塚市立売布北グラウンド)の指定管理者指定について 議案第171号 社会福祉法人に関する事務の委託の廃止に関する協議について 請願第30号 子ども子育て支援新制度(新制度)に関する請願 請願第31号 中央公民館の存続と地下移転計画見直しを求める請願 請願第32号 宝塚市立中央公民館の存続と半地下地下移転見直しを求める請願         (文教生活常任委員会付託)     …………………………………………… ○北山照昭 議長  本件については、さきの文教生活常任委員会に付託して審査が終わっておりますので、委員長報告を求めます。  22番藤岡文教生活常任委員会委員長。 ◎22番(藤岡和枝議員) 文教生活常任委員会報告をいたします。  本委員会は、11月20日、26日、12月17日に委員会を開会し、付託を受けた議案8件と請願3件、計11件の案件を審査しました。  審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。その主な内容を報告いたします。  まず、議案第161号平成25年度宝塚病院事業会計補正予算(第1号)についてです。  議案の概要は、平成25年度宝塚病院事業会計予算のうち、主に前年度末の棚卸金額の確定による特別利益の増額並びに医師及び看護師等人件費の増額などにより補正をするものです。  本議案の論点は、医師、看護師医療技術職事務職員数についてと資産管理についての2つです。  職員数妥当性給与費増額補正の要因、また工事費増額計画性棚卸資産管理取組状況などについての質疑があり、本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第163号宝塚市立養護老人ホーム福寿荘特別扶助基金条例の一部を改正する条例の制定についてです。  本議案は、基金の処分に関する規定を新たに追加して、入所者特別扶助費に充てるために当該基金を処分できることとし、当該基金有効活用を図るため、条例の一部を改正するものです。  基金を処分していくことによる今後の基金運用あり方目的別の寄附についての情報提供あり方などについての質疑がありました。  自由討議では、基金の処分だけでなく、積立規定の追加が必要ではないか、また基金があるから特別扶助費というお小遣いが支給されているといった認識になるのはどうなのかなどの意見が出されました。  本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  なお、本議案について同基金への積み立てに関する規定の追加の検討を求める趣旨の附帯決議案が提出され、採決の結果、全員一致で可決し、本議案附帯決議を付すことに決定しました。  次に、議案第164号宝塚奨学基金条例の一部を改正する条例の制定についてです。  本議案は、基金の処分に関する規定を新たに追加して、修学資金に要する資金に充てるために当該基金を処分することができることとし、当該基金有効活用を図るため、条例の一部を改正するものです。  奨学基金条例を来年3月に廃止するという説明があったが、そのことによる影響、今後の基金制度あり方などについての質疑があり、本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  なお、本議案について同基金への積み立てに関する規定の追加の検討を求める趣旨の附帯決議案が提出され、採決の結果、全員一致で可決し、同附帯決議を付すことに決定しました。  次に、議案第166号公の施設宝塚市立地域利用施設御殿山会館)の指定管理者指定についてです。  本議案は、宝塚市立地域利用施設御殿山会館管理する指定管理者を、平成26年4月1日から平成28年3月31日までの間、御殿山会館管理運営委員会指定しようとするものです。  選定についてと運営についての2つの論点での質疑があり、本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第167号公の施設宝塚市立スポーツセンター及び宝塚市立末広体育館)の指定管理者指定について、議案第168号公の施設宝塚市立高司グラウンド)の指定管理者指定について、議案第169号公の施設宝塚市立売布北グラウンド)の指定管理者指定についての3つの議案についてです。  本議案は、宝塚市立スポーツセンター及び宝塚市立末広体育館宝塚市立高司グラウンド、そして宝塚市立売布北グラウンド、以上3施設管理する指定管理者平成26年4月1日から平成31年3月31日までの間、公益財団法人宝塚スポーツ振興公社指定しようとするものです。  当該3議案については、選定についてと運営についての2つの論点に基づき、一括して審査しました。  宝塚市立スポーツセンター及び宝塚市立末広体育館のみを非公募とした理由、スポーツ指導員人材育成の考え方、地域スポーツ団体との連携などについての質疑があり、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第171号社会福祉法人に関する事務の委託の廃止に関する協議についてです。  本議案は、平成25年4月1日から県に委託している社会福祉法人に関する事務について、平成26年4月1日から市で当該事務を行うこととし、県と当該事務の委託の廃止に関する協議を行うため、議会の議決を求めるものです。  本議案の論点は、事務委託廃止後の体制についてです。  市で事務を行う上での人材育成の課題、事務移譲に係る財源の内容、課内での指導監査の体制についての質疑があり、本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、請願第30号子ども子育て支援新制度(新制度)に関する請願についてです。  新制度のメリット・デメリット、保育の格差の捉え方、保育の質の確保を確認する質疑などが行われました。  市に対して、保育の質を後退させない旨を要望する賛成討論、保育の格差を解消するための多様性が重要であるとする反対討論を経た上で、採決の結果、賛成少数で不採択となりました。  次に、請願第31号中央公民館の存続と地下移転計画見直しを求める請願及び請願第32号宝塚市立中央公民館の存続と半地下地下移転見直しを求める請願に関してです。  両請願の趣旨は、中央公民館耐震化対策として、市がカルチェヌーボ宝塚逆瀬川地下部分に移転する案を公表したことについて、中央公民館の存続を求めるとともに、地下・半地下部分への移転の見直しを求めるものであり、一括して審査しました。  利用者団体への影響、中央公民館安全性地元自治会利用団体への説明状況公民館審議会社会教育委員会での議論の状況、移転先カルチェヌーボ宝塚逆瀬川バリアフリー面耐震性などの施設安全対策などについての質疑がありました。  自由討議では、地域住民利用団体への説明が不十分、当初の説明では、公民館を廃止して公民館的な機能を持った別の公共施設カルチェヌーボ宝塚逆瀬川地下1階に入るという案だったが、短期間で、中央公民館カルチェヌーボ宝塚逆瀬川地下1階に移転するという案に市の方針や説明内容が180度変わった。障がい者用の駐車スペースが1台しか確保できないのは問題だ。また、中央公民館について、Is値が基準値以下の危険な施設を使い続けることのほうが心配。利用団体の活動の場を確保して、本格的な移転先を検討すべきなどの意見が出されました。  また、討論では、住民の声をしっかり受けとめることが重要。住民の教養の向上、健康増進、社会福祉の増進に寄与するなどという公民館の設置目的から考えても、カルチェヌーボ宝塚逆瀬川地下1階は移転先としてふさわしくないと考える。施設の維持経費も長期的に検討すると決して安いものではない。先のことを考え、よりよい施設となるよう検討すべきという両請願に賛成の討論と、中央公民館としては、請願者の主張にあるようなマイナスの要素が考えられるので、それを改善するよう当局には十分な注意をしてもらいたいが、一方、将来にわたるコストの軽減やまちの活性化を考えると、決して間違った移転案とは思わないという両請願に反対の討論がありました。  両請願に関しては、審査の結果、2件とも賛成多数で採択となりました。  以上で文教生活常任委員会報告を終わります。
    北山照昭 議長  委員長報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  13番三宅議員。 ◆13番(三宅浩二議員) 公明党議員団を代表して、請願第30号子ども子育て支援新制度(新制度)に関する請願について、反対の立場で討論いたします。  本請願は、2015年4月より本格施行される子ども子育て支援新制度について、保育に多様な施設事業類型を導入することで格差が生じる。また、学童保育においても多様な民間事業者の参入が予想され、財政的にも問題があると指摘しております。  審査において、具体的な格差とは何かを重ねて質問いたしましたが、明確な回答はいただけませんでした。  保育、また学童保育において、安全、安心は最も優先されるべきものであり、請願者の子どもを思う強い思いは十分に理解しました。しかし、現在宝塚市を初め、多くの自治体が待機児童問題を抱えております。待機児童解消は喫緊の課題であり、その解決にはあらゆる方策を制限すべきではないと考えます。  よって、多様な施設事業類型の導入や多様な民間事業者の参入を否定的に捉える本請願には反対といたします。 ○北山照昭 議長  ほかに討論はありませんか。  12番寺本議員。 ◆12番(寺本早苗議員) ユニットF宝塚の寺本早苗です。請願第30号子ども子育て支援新制度(新制度)に関する請願について、賛成の立場で討論を行います。  子ども子育て支援新制度は、平成24年8月に民主、自民、公明の3党合意により成立した子ども・子育て関連3法に基づいて、子育てに関する幼児期の学校教育や保育、地域の子ども子育て支援を総合的に推進しようと国が進めている取り組みです。  大きな目標である全ての子ども・子育て家庭を対象に、幼児教育、保育、地域の子ども子育て支援の質と量の拡大を図ることについては期待し、消費税増税分の一部を引き当て、追加の恒久財源を確保することなど、国がようやく少子化対策に重い腰を上げたことには評価もしております。  一方で、関連3法のうちの改正児童福祉法第24条1項、市町村の保育の実施義務規定が一旦削除された後、保育関係者の広範な反対と運動を受けて、3党修正により再び挿入されるなど、何度か改変が行われた結果、1項の市町村の保育実施義務と2項の直接契約方式など、整合性が取れず、相互に矛盾した規定が見られるなど、もともと難解であった当初案が修正が加えられて成立後、さらに複雑な内容となり、幾つもの課題を残したまま実施されることになっています。  3法成立から1年がたってもその問題点はもちろん、内容すら保護者を初め、保育関係者に十分に周知されていないこと、また多様な保育形態が導入されることにより、子どもの保育環境や保護者負担に格差が生じるのではないかという不安など、当事者たちに大きな不安を与えているのが現状で、7月から発足した我が市の法に基づく合議機関である子ども審議会の議論の中でも、幾たびとなく疑問や質疑が呈されております。  このような背景のもとで提出された本請願は、本市に子ども・子育て会議の適正なあり方を望み、保育実施責任を踏まえた調査や認可保育所の整備計画、現行保育制度の水準維持などを求める内容です。  本市においては、これまでも保育の質の維持向上に向けて努力をしてこられました。今回の新制度に向けての会議においても、適正な環境を整えておられることも評価をしております。  しかしながら、県に対して学童保育事業の設置運営基準を策定することなど、いまだ県が策定しないガイドラインについての策定を求めることや、また国に対して、幼い子どもや児童の発達と生命にかかわる新制度がおざなりなものにならないよう慎重な対応を求めることなど、決して新制度を否定する内容ではなく、より慎重な審議と十分な説明責任を求める内容となっていますことから、本請願に対しては、賛成の立場をとらせていただきたい。  皆さんにおかれましても、十分に当事者の思いをお酌み取り、採択していただけるようにお願いしたいと思います。 ○北山照昭 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、請願第30号子ども子育て支援新制度(新制度)に関する請願を採決します。  現在の出席議員は25名です。  本件に対する委員長報告は不採択とすることが適当とするものですが、採択についてお諮りいたします。  本件は採択することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○北山照昭 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、11番、12番、17番、18番、19番、20番、25番、26番。  起立少数です。したがって、本件は不採択とすることに決定しました。  請願第31号中央公民館の存続と地下移転計画見直しを求める請願を採決します。  現在の出席議員は25名です。  本件に対する委員長報告は採択することが適当とするものです。  本件は採択することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○北山照昭 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、5番、6番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、16番、17番、18番、19番、20番、21番、22番、23番、24番、25番、26番。  起立多数です。したがって、本件は採択することに決定しました。  次に、請願第32号宝塚市立中央公民館の存続と半地下地下移転見直しを求める請願を採決します。  現在の出席議員は25名です。  本件に対する委員長報告は採択することが適当とするものです。  本件は採択することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○北山照昭 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、5番、6番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、16番、17番、18番、19番、20番、21番、22番、23番、24番、25番、26番。  起立多数です。したがって、本件は採択することに決定しました。  次に、議案第161号、議案第163号、議案第164号、議案第166号から議案第169号まで及び議案第171号の以上8件を一括して採決します。  本件に対する委員長報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長報告のとおり可決することに決定しました。  日程第3、議案第165号、議案第170号及び議案第173号の以上3件を一括して議題とします。 △───── 日程第3 ─────     …………………………………………… 議案第165号 宝塚市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について 議案第170号 公の施設宝塚市立文化施設ベガ・ホール及び宝塚市立文化施設ソリオホール並びに宝塚市立宝塚文化創造館(宝塚音楽学校旧校舎))の指定管理者指定について 議案第173号 公の施設宝塚市立勤労市民センター及び宝塚市立末広駐車場)の指定管理者指定について         (産業建設常任委員会付託)     …………………………………………… ○北山照昭 議長  本件については、さきの産業建設常任委員会に付託をして審査が終わっておりますので、委員長報告を求めます。  25番たぶち産業建設常任委員会委員長。 ◎25番(たぶち静子議員) 産業建設常任委員会審査報告を行います。  本委員会は、11月19日、11月25日、12月13日に委員会を開会し、付託を受けた議案3件を審査しました。  その経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書47ページ以降に記載のとおりです。  議案について、その概要を報告します。  まず、議案第165号宝塚市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定についてです。  主な質疑の内容としては、条例改正に伴う要件拡大の周知徹底はとの問いに対し、市営住宅募集の申込書を取りに来られた方に説明を求められた場合は丁重に説明していくが、DVはデリケートな問題であり、広く周知することによる影響も考えられるため、その程度にとどめることとなるとの答弁でした。  本件については、全員一致で可決いたしました。  議案第170号公の施設宝塚市立文化施設ベガ・ホール及び宝塚市立文化施設ソリオホール並びに宝塚市立宝塚文化創造館(宝塚音楽学校旧校舎))の指定管理者指定についてです。  主な質疑の内容として、見学会には6団体参加したが、実際の応募は文化財団だけである。何か明確な理由があったのかとの問いに対し、特に理由は聞いていない。推測になるが、施設規模が小さいので、企業側にうまみがなかったのではないかとの答弁でした。  また、指定管理者選定の適否の採点基準を6割以上とした根拠はとの問いに対し、選定委員会において検討した結果、これまで、ほかの指定管理者の選定基準において5割とする場合が多く見られたため、今回は応募が1者であったことから、少し基準を厳しく6割以上としたとの答弁でした。  本件については、全員一致で可決いたしました。  議案第173号公の施設宝塚市立勤労市民センター及び宝塚市立末広駐車場)の指定管理者指定についてです。  主な質疑の内容としては、応募資格の設定に不手際があったと説明されたが、昨年の市営住宅の指定管理者指定議案での件が全く反映されていない。認識が甘いのではとの問いに対し、市営住宅の指定管理者指定の際には厳しい応募条件を設定したが、結果的にはそのほうが適切だった。当初の候補者は指名停止期間は終了していたが、指名停止の原因が本業務とは関係がなく、施設利用者の評判もよいため、最終的な可否は選定委員会で決定するものと考えていた。結果的には適切な判断ではなかったと反省しており、今後はこういったことがないよう協議していくとの答弁でした。  また、今回指定期間は1年間だが、その後の勤労市民センターの方向性はとの問いに対し、勤労市民センターについては、平成26年度末で廃止し、建物は解体撤去する方針だが、この1年間をかけて関係者と協議していきたい。跡地活用についてはいろいろな意見が出ており、この1年間の中で適切な活用を考えていく。廃止時期については利用者の意見や、近隣の公共公益施設の利用状況等も考えながら、慎重かつ柔軟に対応していきたいとの答弁でした。  本件については、全員一致で可決いたしました。  以上で産業建設常任委員会報告を終わります。 ○北山照昭 議長  委員長報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第165号、議案第170号及び議案第173号の以上3件を一括して採決します。  本件に対する委員長報告は可決することが適当とするものです。  本件は委員長報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長報告のとおり可決することに決定しました。  ───── 閉   会 ───── ○北山照昭 議長  お諮りします。  今期定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。したがって、会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思いますが、これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、今期定例会は本日で閉会することに決定しました。  なお、閉会に先立って、中川市長からあいさつしたいとの申し出がありますので、これを許可します。  ───── 市長あいさつ ───── ○北山照昭 議長  中川市長。 ◎中川智子 市長  平成25年第4回宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今回の定例市議会にご提案申し上げました各案件並びに第3回定例市議会から継続審査をいただいておりました平成24年度一般会計及び各特別会計の決算認定につきましては、いずれも慎重なご審議をいただき、それぞれにご決定を賜りまして、まことにありがとうございました。  委員長報告で賜りましたご指摘、また本会議及び各委員会で議員各位から賜りましたご意見、ご要望などにつきましては、今後市政の執行に当たりまして、その運営の適正化を図ってまいりますので、なお一層の御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  さて、本年は、私が市長就任2期目の御信任をいただき、通算5年目の年となり、決意を新たに本市が夢に向かって躍動するまちとなるよう、市政運営に取り組みました。  しかし、その矢先とも言える7月12日、市役所の放火事件がありました。  市民の皆様と行政をつなぐ重要な庁舎であり、貴重な財産でもある市役所が放火されたことは、全国的にも衝撃をもたらしました。放火現場の惨状を見る限り、命にかかわる負傷者が出なかったことは奇跡的であったと思っております。全国の自治体などからお見舞いのお便りを初め、お見舞金や応援物資を多くお寄せいただきました。改めてこの事件の重大性を認識するとともに、全国の本市に対する温かいお心遣いを、心から感謝を申し上げたいと思います。  今後は、この事件を教訓に、市民の目線に立った行政運営になるよう再点検をいたし、事件から学び取ったことを発信するとともに、今後の危機管理に生かしていきたいと考えています。  大きな被害を受けた市庁舎の復旧工事は完了し、今月中には業務をもとの場所で再開する運びとなりました。放火事件当時から復旧工事の間を含め、本会議場、会議室などを行政運営の継続のためにお借りできたことなど、市議会議長を初め、市議会議員の皆様方の御支援、御協力に心から感謝を申し上げます。  市民の皆様には一部仮事務所での応対となり、御不便をおかけいたしましたこと、まことに申しわけございませんでした。心機一転、市職員一同頑張ってまいります。  一方、東日本大震災の被災地支援ですが、先日、大槌町、大船渡市、南三陸町、女川町に出向きました。現状の把握と本市からの派遣職員の激励をしてまいりました。  被災地の復興の槌音は感じましたが、これからが正念場だとの印象を受けました。今後とも、粘り強い支援を続けていく決意を固めるとともに、平時から人と人とのきずなを培っておく重要性を思いました。引き続き、命を大切にする支え合いのまちの実現に向けた取り組みを着実に進めていく決意です。  さて、来年は、宝塚歌劇100周年、市制60周年、手塚治虫記念館20周年のトリプル周年を迎えます。市民の皆様、市議会議員の皆様とともに記念すべき周年にふさわしい事業を展開してまいりたいと存じます。宝塚が新たな飛躍を遂げる年となるように、精いっぱい市政運営に取り組んでまいります。  最後になりましたが、議員各位におかれましては、本年の市政運営に多大な御尽力と御協力を賜りまして、心から感謝を申し上げます。新しい年のますますの皆様方の御発展と御多幸を祈念いたしまして、閉会のごあいさつといたします。  また、報道機関の皆様方には、この1年間格段の御協力をいただきましたことを、この場をおかりして心から厚くお礼を申し上げます。  ありがとうございました。 ○北山照昭 議長  以上で、平成25年第4回宝塚市議会定例会を閉会いたします。  ── 閉 会 午前10時14分 ──          地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               宝塚市議会議長   北 山 照 昭               宝塚市議会副議長  坂 下 賢 治               宝塚市議会議員   藤 本   誠               宝塚市議会議員   冨 川 晃太郎...