宝塚市議会 2012-06-27
平成24年第 2回定例会−06月27日-06号
平成24年第 2回定例会−06月27日-06号平成24年第 2回定例会
平成24年第2回宝塚市議会(定例会)会議録(第6日)
1.開 議 平成24年6月27日(水) 午前 9時30分
閉 会 同 日 午前11時07分
2.出席議員(26名)
1番 井 上 きよし 14番 中 野 正
2番 伊 福 義 治 15番 坂 下 賢 治
3番 大河内 茂 太 16番 石 倉 加代子
4番 伊 藤 順 一 17番 田 中 こ う
5番 冨 川 晃太郎 18番 となき 正 勝
6番 山 本 敬 子 19番 藤 本 誠
7番 浅 谷 亜 紀 20番 多 田 浩一郎
8番 大 島 淡紅子 21番 江 原 和 明
9番 サトウ 基 裕 22番 藤 岡 和 枝
10番 大 川 裕 之 23番 村 上 正 明
11番 北 野 聡 子 24番 北 山 照 昭
12番 寺 本 早 苗 25番 たぶち 静 子
13番 三 宅 浩 二 26番 草 野 義 雄
3.欠席議員(なし)
4.職務のため出席した事務局職員の職氏名
事務局長 大 前 仁 司
議事調査課係長 麻 尾 篤 宏
次長 村 上 真 二 議事調査課 辰 巳 満寿美
議事調査課長 福 井 康 広 議事調査課 松 下 美 紀
議事調査課係長 益 田 裕 文 議事調査課 春 名 裕 治
5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐
│ 役 職 │ 氏 名 │ 役 職 │ 氏 名 │
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│市長 │中 川 智 子
│行政管理室長 │立 花 誠│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│副市長 │山 下 稔│病院事業管理者 │妙 中 信 之│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│理事・病院副
事業管理│谷 本 政
博│経営統括部長 │山 脇 修│
│者
│ │ │ │
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│技監・
危機管理監 │秋 山
守│教育委員会委員 │脇 舛 訣 子│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│企画経営部長 │上江洲 均│教育長 │井 上 輝 俊│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│市民交流部長 │森 本 操 子
│選挙管理委員会委員長│米 谷 宗 久│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│総務部長 │中 西 清 純
│代表監査委員 │徳 田 逸 男│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│環境部長 │森 増
夫│農業委員会会長 │古 家 光│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│健康福祉部長 │木 本 丈
志│上下水道事業管理者 │南 隆│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│子ども未来部長 │小 坂 悦
朗│管理部長 │北 芝 芳 己│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│産業文化部長 │山 本
寛│学校教育部長 │高 野 進│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│都市整備部長 │土 取 忠 雄
│社会教育部長 │齊 所 澄 雄│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│都市安全部長 │土 橋 壽 雄
│選挙管理委員会 │住 吉 実│
│ │ │事務局長 │ │
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│消防長 │山 田 茂
樹│監査委員・
公平委員会│山 本 幸 男│
│ │ │事務局長 │ │
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│会計管理者 │西 本
宏│農業委員会事務局参事│村 上 淳 一│
└──────────┴───────┴──────────┴───────┘
6.議事日程 次ページに記載
7.本日の会議に付議した事件
・議事日程分
8.会議のてんまつ
── 開 議 午前9時30分 ──
───── 開 議 ─────
○江原和明 議長 おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
日程第1、報告第2号から報告第5号まで、議案第23号、議案第80号、議案第83号、議案第93号、議案第94号、
議員提出議案第8号から同10号各及び請願第14号の以上13件を一括して議題とします。
△───── 日程第1 ─────
……………………………………………
報告第2号 専決処分した事件の承認を求めることについて(宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第3号 専決処分した事件の承認を求めることについて(宝塚市
都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第4号 専決処分した事件の承認を求めることについて(平成23年度宝塚市
一般会計補正予算(第7号))
報告第5号 専決処分した事件の承認を求めることについて(平成23年度宝塚市
特別会計介護保険事業費補正予算(第5号))
議案第23号 宝塚市副
市長定数条例の一部を改正する条例の制定について
議案第80号 平成24年度宝塚市
一般会計補正予算(第1号)
議案第83号 宝塚市公正な職務執行の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第93号 宝塚市
特別会計条例の一部を改正する条例の制定について
議案第94号 平成24年度宝塚市
特別会計宝塚すみれ墓苑事業費予算
議員提出議案第8号
宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議員提出議案第9号
宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議員提出議案第10号
宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
請願第14号 デフレ対策を求める意見書提出についての請願
(
総務常任委員会付託)
……………………………………………
○江原和明 議長 本件については、さきに
総務常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。
24番
北山総務常任委員会委員長。
◎24番(
北山照昭議員) 5月29日、6月5日、6月8日、6月25日に開催いたしました
総務常任委員会の審査報告を行います。
この間、
総務常任委員会では、報告4件、議案5件、
議員提出議案3件、請願1件の計13件の議案について審査を行いました。審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の
委員会報告書に記載のとおりです。その主な内容を御報告いたします。
まず、報告第2号専決処分した事件の承認を求めることについて(宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定について)及び報告第3号専決処分した事件の承認を求めることについて(宝塚市
都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)の2件です。この2件については、市当局からの説明を受けた後、一括審査の結果全員一致で承認しました。
次に、報告第4号専決処分した事件の承認を求めることについて(平成23年度宝塚市
一般会計補正予算(第7号))及び報告第5号専決処分した事件の承認を求めることについて(平成23年度宝塚市
特別会計介護保険事業費補正予算(第5号))の2件です。この2件については、市当局からの説明を受けた後、一括審査の結果全員一致で承認しました。
次に、議案第23号宝塚市副
市長定数条例の一部を改正する条例の制定についてです。本件につきましては、3月定例会で
総務常任委員会に付託されて継続審査となっていたものです。本件の原案では、条例の施行日が平成24年4月1日からとなっており、現時点で審査するには矛盾を生じるため、施行日を公布日からに修正する修正案が提出され、あわせて審査をした結果、修正案及び修正した部分を除く原案について、いずれも全員一致で可決しました。
次に、議案第80号平成24年度宝塚市
一般会計補正予算(第1号)です。本件については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果全員一致で可決しました。
次に、議案第83号宝塚市公正な職務執行の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。本件については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果、全員一致で可決しました。
次に、議案第93号宝塚市
特別会計条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第94号平成24年度宝塚市
特別会計宝塚すみれ墓苑事業費予算です。この2件については、
宝塚すみれ墓苑の経営主体を宝塚市
都市整備公社から宝塚市に移すために必要となる予算の整備を行うためのものです。本件については、6月5日に
宝塚すみれ墓苑及び
市営長尾山霊園の現地視察を行った上、市当局からの説明を受け、さらに市当局から資料23件の提出を求め、6月5日と6月8日の2日間、審査を行った結果、2件について全員一致で可決しました。
なお、本件を可決した後、議案第94号に対して、委員会として附帯意見をつけることを全員一致で可決しました。ここに読み上げます。
議案第94号平成24年度宝塚市
特別会計宝塚すみれ墓苑事業費予算に対する附帯意見。
宝塚市
都市整備公社の資金繰り悪化に伴う、市直営の経営主体の変更の必要性・妥当性については理解した上で、今後の
貸し出し予測及び資金計画を適正に遂行させるために、緑豊かな明るい公園墓地に向けた敷地内整備、より積極的な広報活動に取り組み、
貸し出し促進を図るとともに、課題のあるアクセス(利便性)向上、民間ノウハウの導入も含めた対応を検討されるよう、意見を付します。
次に、
議員提出議案第8号、第9号、第10
号宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。本件は、
宝塚市議会議員の議員報酬の額を自主カットして当面の間、引き下げるためのものです。3件を一括審査した後、
議員提出議案第8号及び第9号は賛成少数で否決、
議員提出議案第10号を賛成多数で可決しました。
次に、請願第14
号デフレ対策を求める意見書提出についての請願です。本件については、請願者の口頭陳述を受けた後、審査の結果賛成少数で不採択となりました。
以上で、
総務常任委員会の審査報告を終わります。
○江原和明 議長 委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
では、議長から指名します。12番寺本議員。
◆12番(
寺本早苗議員)
ユニットF宝塚を代表して、
議員提出議案第8号、同9号、同10
号宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対し反対討論を行います。
まず、3議案は、平成24年1月10日に行われた宝塚市
特別職報酬等審議会の答申との関係で議員報酬の自主カットを行うものですが、この答申についての我が会派の考え方を述べておきたいと思います。
今回の答申は、直近の平成20年10月15日の答申の考え方を基本的に踏襲し、その上でこの間に生じた
社会経済情勢の大きな変化や、それが市の財政に及ぼす影響を考慮されたものであることが記されています。また、客観的にだれでも合意し得る一般理論は存在しないとして、本市と似通った自治体を何らかの指標を用いて抽出し、それらの自治体における経験値を比較参照しながら、本市の適正額を決定する方法がとられ、具体的に6つの観点から議論が重ねられました。
私
たち議会議員の報酬についても、
民間給与水準や
議会活動状況、近隣の自治体の状況、議員の報酬月額は部長に適用される等級の号給のうち、その中間程度を基準とする国基準などを比較考慮しながら決められたものです。さらに、比較の対象とされた自治体は、
実質公債費比率と将来負担比率の2指標に基づき、財政状況の似通った自治体が抽出されていること、議員報酬について生活給的な側面があるとし、地域特性を反映させるため
全国物価地域差指数により補正が加えられています。
そこで第8号について、答申を尊重していると言いながら、自主カットの名目でもともと提案者が主張されているとおり、特例市で人口規模のみ類似した自治体議会の平均報酬額に近づけようとするもの、つまり、地域特性や議員活動のあり方による差違は無視し、結果的に報酬審議会が宝塚市の議員報酬として適正と判断した額とはかけ離れたものになります。
都市部における市議会議員の活動実態、求められる議会機能の実現を目指せば、今後は議員の専門化・専業化が今以上に進むことが予想されますが、これでは家庭内に別に生計者のいる人か資産家や兼業で別収入のある人しか議員になれないことになります。このことは、決して現職議員の利益を論じているのではなく、これからどんな人でも議員に立てられるという民主主義を守る立場からも避けなければならず、到底納得できるものではありません。
第9号についても、同様の理由で2桁以上の自主カットはあり得ないと考えます。
そもそも私どもは、この報酬審の答申を尊重する立場で報酬額の見直しを提案した会派でありますが、1点のみ
市議会議員報酬も同じ審議会の審議の対象であることをもって、市長、副市長、特別職と自主カットの取り扱いに差があることを奇異に感じると論じられたことについては、大変な違和感を持っております。市長・副市長と私
たち市議会議員とでは、職責や権限、身分や待遇等、大きな差があるもので、これを踏まえて、私たちはみずから自主カットを定めるものと考えており、
自主カット率について、自主カットを行うことについて報酬審のほうから促されたことについては、非常に遺憾に考えております。
それでもなお、私どもは、自主カットは議員みずから議会の意志として全会一致で行うものと考えており、前回は、この市の最大のピンチであった阪神・淡路大震災後に、全会一致で自主カットをこの1点のみ決められたことを重く受けとめ、同じような状態で自主カットをするならばと歩み寄る提案もいたしました。一定の率で提案もさせていただきましたが、結果的に自主カットについての
考え方そのものに大きな差があり、そもそもそれぞれが公約された数字や率をもって、結果として報酬額を引き下げる、削減ありきの
自主カット率を提案されたことなどから、これでは提示された3つの数字の中からどれかを選べというふうな形になること、これについては到底納得できるものではありません。
そのような状況から、今回については、全体の
自主カット率についての理解もまちまち、その中で一定の選択をすることは望ましくないと考え、3つの議案に対し反対させていただきます。
○江原和明 議長 ほかに討論はありませんか。
4番伊藤議員。
◆4番(
伊藤順一議員)
議員提出議案第8号に賛成、第9号、第10号に反対の立場で討論をさせていただきます。
本年1月10日に提出された宝塚市
特別職報酬等審議会の答申で、月額1万7千円減の59万3千円にすること、そして、さらに速やかな自主カットを求めました。そして、本年3月議会において、この自主カットの額を幾らにするのか、かなりの時間を費やして議論がなされた結果、自主カットの額は3月議会閉会後会派間で合意形成を図るということで先送りされました。その後、3月議会で議案を提出した5つの会派で協議が行われましたが、自主カットに対する合意には至りませんでした。議会として統一した見解を提出することは重要であるとし、
会派代表者会において無会派議員など出席者の拡大を含めた協議の継続を求める提案があったものの出席議員の同意を得ることはできず、協議が完全に終結し合意に至らなかったため、今回議案として提出をさせていただいた次第でございます。
議員報酬に関しては、議員みずからが自分たちの働きぶりを査定するのは困難という意見もあり、また
報酬等審議会の答申も客観的にだれでも合意し得る一般理論は存在しないとしておりますが、この答申には行財政改革の取り組みとして自主カットをとありますように、行革の視点での自主カットの検討が求められております。また、当市の財政は厳しく、市税収入が平成21年度で前年比7億円減、22年度で8億円の減、ここ2年で15億円減少し、今年度から国保税の引き上げに加えて水道料金の見直しなど住民負担が増す中、市民の皆様に御理解いただくためには、まずは議会が相当額の報酬削減で身を切る姿勢を示していかなければならないと考えます。
そこで、この答申においても、本市と似通った他の自治体を何らかの物差しとして抽出しそれらを参考にするという考え方を提示していますように、宝塚市は人口約22万5千人の特例市ですが、特例市の中でもさらに類似した人口25万人以下の特例市20市の
平均月額報酬が、3月までの報酬の2割削減した額と近似していることとともに、当市の置かれている厳しい財政状況を直視するならば、議会として行財政改革に取り組む積極的な姿勢を示す必要があると考え、月額48万8千円にするのが妥当と考えます。
したがって、自主カットの金額は、4月以降、月額10万5千円とする本案に賛成し、第9号第10号には反対をいたします。
○江原和明 議長 ほかに討論はありませんか。
26番草野議員。
◆26番(
草野義雄議員)
日本共産党市会議員団を代表いたしまして、なおかつ提出議案の提出者を代表いたしまして、
議員提出議案第8号、第9号には反対、
議員提出議案第10号には賛成の討論を行います。
いずれも議員報酬をめぐる議案でございますけれども、委員会質疑を通じて明らかになりましたことは、いずれの議案を提案された議員、議案提案者からも、2012年1月10日に出されました宝塚市
特別職報酬等審議会の答申は尊重するという立場が表明をされました。この審議会の答申の主なポイントは、2010年10月に出されました
特別職報酬等審議会答申、これはあらゆる角度から検討されて初めて減額という答申を出したものでございますが、この上に立って論点が整理をされ結論として議長が71万9千円、副議長が64万6千円、議員59万3千円という答申が行われて、3月議会でこの
審議会答申どおり議決をされたところであります。
もう1点は、議員という職責につきましては、非常勤の専門職であり、議員報酬が議員という専門職の生活給であるという点も、質疑を通じて明らかにされ一致をしたところでございます。
したがいまして、審議会答申で残された課題は、市長、副市長、その他特別職の自主カットの問題を議会としてどうとらえるかという課題が残ったわけであります。
市長は現在10%の自主カット、副市長が7%、その他特別職が5%というカットを
自主カット率として採用いたしております。そして、審議会答申の中でも明らかになりましたように、国の基準におきまして、議員の報酬月額は部長に適用される等級の号給のうち、その中間程度を基準とするという基準にかんがみまして、現時点におきましては、その他特別職の5%の
自主カット率が議員として採用できる
自主カット率として最大であり、現時点での最適の率と考えるものでございます。
したがいまして、
議会基本条例にもうたわれております議員の報酬については、市民の意見を参照していくという趣旨に照らしまして、私どもは宝塚市
特別職報酬等審議会の答申を最大限尊重するという立場に立って、
議員提出議案第10号、5%のカットが最大・最適と考えるものとして賛成討論を行うものでございます。
以上です。
○江原和明 議長 ほかに討論はありませんか。
20番多田議員。
◆20番(
多田浩一郎議員)
議員提出議案第9
号宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について賛成する討論を行います。以下賛成理由を申し上げます。
去る平成24年1月10日に出された宝塚市
特別職報酬等審議会の答申の中で、今後それぞれの職において行財政改革の取り組みとして自主カットは同様に検討されることが望まれるとあることから、自主カットをしないという選択肢はあり得ません。つまり、カット率の数値が今期定例会における主要な争点であると我々は認識しました。
我々の目標は、
議員報酬月額の3割削減ですが、今期定例会では、このうちまずは議員と同じく、公選職である市長が月額給与1割カットを行っておることから、議員も同じく1割カットをまず目指そうとの趣旨で議案を提出しました。
先ほどの委員長報告のとおり、本議案は
総務常任委員会の採決では賛成少数で否決されましたが、
総務常任委員会所属でない議員の皆様には、
最終最後熟慮の上、賛成していただきますようお願い申し上げまして賛成討論といたします。
○江原和明 議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから、報告第2号から報告第5号までの以上4件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は承認することが適当とするものです。
本件は承認することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は承認することに決定しました。
次に、議案第23号宝塚市副
市長定数条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本件に対する委員長の報告は、お手元に配付の
総務常任委員会修正案のとおり、条例施行日の整合性を図り、修正部分を除くその他の部分を原案どおり可決することが適当とするものです。
まず、委員会の修正案を採決します。
委員会の修正案について、可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、修正案は可決することに決定しました。
次に、ただいま可決しました修正部分を除く原案について採決します。
修正部分を除くその他の部分について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、修正部分を除くその他の部分について、原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第80号、議案第83号、議案第93号及び議案第94号の以上4件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
次に、
議員提出議案第8
号宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
現在の出席議員は25名です。
本件に対する委員長の報告は、否決することが適当とするものですが、可決することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○江原和明 議長 起立している議員の議席番号を点呼します。
3番、4番、7番。
起立少数です。したがって、本件は否決することに決定しました。
次に、
議員提出議案第9
号宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
現在の出席議員は25名です。
本件に対する委員長の報告は、否決することが適当とするものですが、可決することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○江原和明 議長 起立している議員の議席番号を点呼します。
3番、9番、10番、19番、20番。
起立少数です。したがって、本件は否決することに決定しました。
次に、
議員提出議案第10
号宝塚市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
現在の出席議員は25名です。
本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は可決することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○江原和明 議長 起立している議員の議席番号を点呼します。
3番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、15番、16番、17番、18番、19番、20番、23番、24番、25番、26番です。
起立多数です。したがって、本件は可決することに決定しました。
次に、請願第14
号デフレ対策を求める意見書提出についての請願を採決します。
現在の出席議員は25名です。
本件に対する委員長の報告は、不採択とすることが適当とするものですが、採択についてお諮りします。
本件は採択することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○江原和明 議長 起立している議員の議席番号を点呼します。
19番。
起立少数です。したがって、本件は不採択とすることに決定しました。
日程第2、報告第1号、報告第6号、議案第82号、議案第84号から議案第87号、議案第90号から議案第92号まで及び請願第11号から請願第13号までの以上13件を一括して議題とします。
△───── 日程第2 ─────
……………………………………………
報告第1号 専決処分した事件の承認を求めることについて(宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第6号 専決処分した事件の承認を求めることについて(損害賠償の額の決定について)
議案第82号 平成24年度宝塚市病院事業会計補正予算(第1号)
議案第84号 宝塚市立養護老人ホーム福寿荘条例の全部を改正する条例の制定について
議案第85号 宝塚市廃棄物の適正処理、減量及び再利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第86号 宝塚市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第87号 宝塚市立病院条例の一部を改正する条例の制定について
議案第90号 工事請負契約(市立山手台小学校校舎増築(建築)工事)の締結について
議案第91号 損害賠償の額の決定について
議案第92号 損害賠償の額の決定について
請願第11号 災害廃棄物処理についての請願
請願第12号 豊かな教育を実現するための義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願
請願第13号 県立こども病院のポートアイランドへの移転計画の中止を求める意見書提出についての請願
(文教生活常任委員会付託)
……………………………………………
○江原和明 議長 本件については、さきに文教生活常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。
13番三宅文教生活常任委員会委員長。
◎13番(三宅浩二議員) それでは、6月6日及び6月25日に開催いたしました文教生活常任委員会報告を行います。報告書は21ページからになります。
まず、報告第1号専決処分した事件の承認を求めることについて(宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)です。
報告の概要は、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い、条例の一部を改正するため、平成24年3月30日に専決処分したもの。条例改正の内容は、東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期間の延長の特例を追加するものです。本件については、説明により内容を理解し、全員一致で承認いたしました。
次に、報告第6号専決処分した事件の承認を求めることについて(損害賠償の額の決定について)、議案第82号平成24年度宝塚市病院事業会計補正予算(第1号)、議案第91号損害賠償の額の決定について、議案第92号損害賠償の額の決定についての4件を一括して審査いたしました。
議案の概要は、報告第6号、市立病院における医療事故について市職員の過失による損害賠償の額を200万円と決定し、平成24年4月2日に専決処分したもの。
議案第82号、平成24年度宝塚市病院事業会計予算の収益的収入及び支出のうち、病院事業収益の予定額109億249万3千円を649万7千円増額し109億899万円に、病院事業費用の予定額110億8,512万1千円を649万7千円増額し110億9,161万8千円にしようとするもの。これらは、本定例市議会に提案している市立病院における医療事故の損害賠償金に充てる費用と保険会社から補てんされる同額の収益を計上するため補正するもの。
議案第91号、市立病院における医療事故について、市職員の過失による損害賠償の額を239万2,675円と決定しようとするもの。
議案第92号、市立病院における医療事故について、市職員の過失による損害賠償の額を410万4,051円と決定しようとするものです。
論点は3点です。
主な質疑は、論点1、損害賠償額について。損害賠償額を決めるに当たっての留意事項や考え方はとの問いに対して、医療事故における損害賠償額の明確な算定基準がなく、交通事故における自動車損害賠償責任保険や任意保険の算定基準や全国自治体病院協議会に加入する保険会社の認定医師の傷害等級の判断等を参考に算定しているとのことでした。
次に、議案第91号と議案第92号の入通院慰謝料の額は入通院期間等の違いにより異なるものかとの問いに対して、入通院慰謝料の意味合いは入院通院期間を基準に算出されるが、治療期間に違いがあるため金額にも差が生じているとのことでした。
次に、報告第6号も同等と考えてよいかとの問いに対して、報告第6号の賠償金額については後遺障害認定に該当しないほど回復されたため入通院慰謝料など個別の内訳による算定となっていない、示談交渉の結果総合的な慰謝料としての金額となっているとのことでした。
論点2、インシデント・医療事故報告制度について。
安全対策室の体制、人数はとの問いに対して、平成24年3月までは診療部の中にあったものを独立させ、病院長直下組織となった。室長に麻酔科医1名、看護師長1名、係長1名、事務1名の5名体制であるとのことでした。
次に、医療事故、インシデントの報告はどのように出されているのか。患者側からか医療従事者側からかとの問いに対して、インシデントレポートシステムについては院内で生じた事例を全職員が報告、安全対策室で毎週集計している。事例が発生した場合は、担当医師が患者に説明しており、今回の議案についてはすべてさきにインシデントレポートとして院内で検討し、患者側に説明を行っているとのことでした。
次に、インシデントレポートの報告件数が19年度に多く、その後減少しているが、23年度にまた増加している。経営改善に取り組まれているが、それにより個人のやることが増え件数もふえているのではないか。事故の起こる背景には個人で改善できない部分もあり、体制的な部分の改善はどのように考えているのかとの問いに対して、件数の増加については、むしろ報告しやすい体制が整い、透明性が上がっているものと考えている。ミスの発生率の背景については、医療安全検討委員会を月1回、リスクマネジメント委員会を週1回開催し検討している。人員についても、医師、看護師ともに人的確保はできていると考えている。全体的に分析し、インシデント、医療事故を起こさないように検討したいとのことでした。
論点3、専決処分したことについて。
議案第91号と第92号と報告第6号は、3件とも損害賠償の決定であるが、専決と議案となった違いは何かとの問いに対して、3件とも代理人である弁護士が交渉を行っており、報告第6号については平成24年3月定例会の後交渉が成立し、成立の条件として1カ月以内の支払いを望むという条件があったため専決処分とした。原則、病院では議決を要件に交渉しており、他の2件は議決後の示談成立について相手方の了承が得られたので、議案として提案しているとのことでした。
この4件については、論点ごとの質疑でそれぞれの議案の内容について理解をし、報告第6号については全員一致で承認、議案第82号、議案第91号、議案第92号については、それぞれ全員一致で可決いたしました。
次に、議案第84号宝塚市立養護老人ホーム福寿荘条例の全部を改正する条例の制定について。
議案の概要は、養護老人ホーム福寿荘について平成25年4月1日から指定管理者制度を導入すること、また、その指定の手続、業務の範囲、その他必要な事項を定めるため、条例の全部を改正しようとするものです。
論点は3点です。
主な質疑は、論点1、指定管理者制度導入の経緯・効果・課題について。
以前、議会から指定管理者にしてはとの意見があったのでは。なぜ今になって指定管理者制度を導入するのかとの問いに対して、平成17年ごろに福寿荘への指定管理者制度の導入を検討したが、措置費収入だけで養護老人ホームを運営することは難しく、指定管理者を募集しても応募法人がないと考えていた。その後、全国的な要介護状態の入所者の増加のため、法改正により外部サービス利用型特定施設制度が創設され、福寿荘も平成18年11月に外部サービス利用型特定施設となった。そのため、介護保険サービスを提供し、措置費と介護報酬との両方の収入により安定した施設運営が可能と考え、今回、指定管理者制度を導入することとしたとの答弁がありました。
次に、市直営ではサービスの向上は不可能なのかとの問いに対して、福寿荘の職員は入所者に喜んでいただけるよう工夫しながら日々努力してきたが、さらなるサービスの向上や入所者の多様なニーズに対応するため、社会福祉法人が特別養護老人ホーム等の運営により培ったサービス提供のノウハウや施設運営手段の導入、多彩な人材や器材等の活用により施設での生活が変化に富み季節感を楽しめるようにしたいとの答弁がありました。
論点2、建物の改善について。
福寿荘は施設が老朽化しており個室ではないためプライバシー上問題があるのではないかとの問いに対して、定員50人の福寿荘は居室が2人部屋であり、入居者のプライバシーの点では不十分であるが、ショートステイも含め常時30から40名の入所者があるため居室を個室化することによる施設定員の減は避けるべきと考えているとの答弁がありました。
論点3、監査等運営状況の確認について。
指定管理者制度導入後の監査等運営状況の確認はとの問いに対して、指定管理者から提出される事業報告書に基づき適正な管理状況を確認するとともに、市のモニタリングマニュアルに基づき指定管理者にモニタリングを実施させサービスの維持向上を図る。また、第三者による監査については社会福祉法第70条で県の調査を受けることになり、阪神北県民局の指導監査を受けることになる。市としても介護相談員派遣事業を福寿荘にも適用するなど、管理監督責任を果たすとの答弁がありました。
自由討議では7月に公募が迫っていて、この6月定例会で決定しないと進まないような日程で、事前の説明もなく、いきなりの議案提出で決定しなければならないというのはどうなのか。十分な審議をするには時間不足である。また、市の職員の努力で改善できたはずとの意見がありました。
討論では、賛成討論として、これだけの時間をかけて議論したことは踏まえておいていただきたい。措置施設である養護老人ホームの入所者が今後も安心して暮らしていけることが市の責務。現在の3者が混在したサービスの提供がよいのかどうか、もっと入所者に寄り添ったサービス提供が必要。その点も指定管理者提案の理由の一つ。また、経費削減については行政運営の上でも必要なことである。さらに、措置を受けている方は身寄りもなく経済的にも苦しい。そのような市民の最後のセーフティネットはこの福寿荘。市の職員は設置者として責任を果たす上でモニタリングや介護相談事業等でその実態を知り、市の施策に生かしていかなければならないとの討論がありました。
また、反対討論として、指定管理者でのメリットは市直営でもできること。努力しないで指定管理者制度を導入することは責任放棄である。労働者の労働条件や利用者のサービスについても、直接的に市が職員として実施することが求められていると思う。経費節減についても、労働者の処遇改善を考えず安ければいいということはするべきではない。また、利用者にも説明せず、議会にも急に提案してくるようなやり方には問題があるとの討論がありました。
採決の結果、本議案は賛成多数で可決となりました。
議案第85号宝塚市廃棄物の適正処理、減量及び再利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について。
議案の概要は市内のごみステーションで発生している資源ごみの持ち去り行為を禁止するため、条例の一部を改正しようとするものです。
論点は3点です。
主な質疑は、論点1、運用面の課題について。
実際の対応は住民になると思うが、見つけた場合はどのような対応をすればよいのかとの問いに対して、日時・場所・車両ナンバー・ごみの種類を通報してもらい、市が対応することになる。朝7時45分以降であれば対応可能との答弁がありました。また、業者に徹底する方法はとの問いに対して、10月1日の施行までに業者には担当職員が直接チラシを手渡し、禁止となることを徹底したいとの答弁がありました。業者ではなく個人で回収している方の場合の対応はとの問いに対して、自転車等で空き缶回収をしている方もあるがいつどこで何を回収しているかを通報いただければ、次の収集日に現場確認に行くとの答弁がありました。また、ごみステーションに禁止であることを表示できないかとの問いに対して、看板等の設置も提案されており自治会の希望により73枚の看板を貸与している。資源ごみの日に看板を立て意思表示をしていただくとの答弁がありました。
論点2、廃棄物減量等審議会の答申に対する市の見解について。
廃棄物減量等審議会の答申で付言されている、伊丹方式と言われる回収業者の組合が資源ごみの収集をすることで回収業者間の相互牽制を図るような方式についての考えはとの問いに対して、本市では、従来からすべてのごみ種を同一業者に委託しているため、特定のごみ種のみを別委託にするのは効率的ではなく、現状では導入は困難であるが、平成25年からの委託で一部試行したいと考えているとの答弁がありました。
論点3、妥当性・実行性について。
規制条例であるが罰則がないことの妥当性はとの問いに対して、規制型ではなく抑止型と考えており、取り締まりを目的とするものではない。罰則をつけ取り締まるためには、しっかりとしたパトロールとその費用が必要となるが、審議会においてもそこまでは必要ないとのことで、氏名等の公表のみとしたとの答弁がありました。
本議案については、論点ごとの質疑で議案の内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。
議案第86号宝塚市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。
議案の概要は、平日の救急体制の現状に即して市立病院の診療科目に新たに救急科を追加するとともに、診療科目の記載順序を整理するため、条例の一部を改正しようとするものです。
論点は2点です。
主な質疑は、論点1、設置の理由・効果・課題について。
救急科を設置する際の病院側の思いと医師の体制はとの問いに対して、従来、集中治療室の中で救急室を立ち上げ、急患に対して集中治療を行っていた。その後、救急医療に対し熱意のある医師があらわれ、積極的に救急患者を受け入れるようになり、彼が当直の折は救急搬送の患者が多くなった。しばらくすると、もう1人救急医療に対し熱意のある医師があらわれ、多くの救急患者を受け入れる実態ができた。そのことから集中治療室長より、彼らの業務実態に合った体制を整えてほしいとの要望もあり、臨床医のモチベーションと実態に合った働きやすさ、また教育的な面と将来のことを見据えて救急科を設置することとしたとの答弁がありました。
論点2、救急科設置による今後の方向性について。
専用病棟を設けて他の診療科につなぐ体制が必要ではとの問いに対して、6階西病棟に病床を設けており、早ければ搬送翌日には他科へ移送している。超急性期を過ぎても診療科が決まるまでの後方病床も10床確保しているとの答弁がありました。次に、救急科に力を入れることが改革プランの実現に結びつくのかとの問いに対して、救急患者の受け入れにより、新規患者がふえることで診療報酬単価も上がり収益が増加、経営の効率化につながる。また、救急科設置により、平日の日中の救急患者の受け入れについて他の医師の負担軽減につながると考えているとの答弁がありました。
本議案については、論点ごとの質疑で議案の内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。
次に、議案第87号宝塚市立病院条例の一部を改正する条例の制定について。
議案の概要は、厚生労働省告示である診療報酬の算定方法が平成20年に全部改正されたことに伴う所要の整備が遺漏していたので、当該告示を引用している条例の規定を整備するため条例の一部を改正しようとするものです。
本件については、説明により内容を理解し、全員一致で可決いたしました。
議案第90号工事請負契約(市立山手台小学校校舎増築(建築)工事)の締結について。
議案の概要は、市立山手台小学校の校舎棟を増築するため、神戸市中央区脇浜町2丁目8番20号神鋼不動産ウエストビル3階、神鋼興産建設株式会社を請負業者として請負金額1億5,855万円で工事請負契約を締結しようとするもの。
論点は4点です。
主な質疑は、論点1、契約について。
市内業者育成の観点から指名競争入札にできなかったのかとの問いに対して、今回の工事については6千万円を越える工事であるため、特定建設業の許可のある業者が対象となる。市内業者では6者しか該当がなく、電子入札では5者となる。規定では12者必要なため、今回、市外業者も含めて一般競争入札としたとの答弁がありました。また、分割発注により市内業者への発注ができなかったのかとの問いに対して、分割発注できるものはできるだけ分割発注し、市内業者育成に努めているが、建築工事については、責任の所在等もあり分割していないとの答弁がありました。
論点2、今後の方向性と市の考え方について。
校区のあり方を考える中で、山手台小学校を増築しないことにはできなかったのかとの問いに対して、教育環境のあり方協議会の報告においても、支障の生じているものは早急に改善するとされており、教室数が不足するため増築することとしたとの答弁がありました。
論点3、増築内容の妥当性について。
現在、普通教室だけでは足りず、多目的教室も使っているのではないかとの問いに対して、多目的教室を普通教室と入れかえて使用しているものもあるが、今後増築に当たり、必要な部屋を設置し、多目的教室としての活用に戻すとの答弁がありました。また、増築後29学級となった場合は育成会室はどうするのかとの問いに対して、多目的教室の活用も含め、2教室80名定員で対応したいとの答弁がありました。
論点4、問題点の解決と今後の課題について。
開校時のコンセプトもあるが、状況は大きく変わっている、現在の課題はとの問いに対して、当初オープンスクールとして多目的教室などを設置、教室に壁のないオープンスペースで建築している。現在、音が漏れるため集中できない等の問題については、要望により、可動式パーティションを貸し出している。カーペットの汚れについては、一度にすべての張りかえはできないが、毎年、2教室の張りかえを実施している。かぎのかからないコンピューター室については、増築部分で対応するとの答弁がありました。
本議案については、論点ごとの質疑で議案の内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。
次に、請願第11号災害廃棄物処理についての請願。
本件は、東日本大震災のすべての災害廃棄物は地元で分割処理をし、地元の雇用確保として復興に役立てる。今回発生した放射性廃棄物は、東京電力原子力発電所の敷地内等で東京電力と国が責任を持って集中的かつ長期間安全に管理する、同時に労働者の安全衛生に万全の配慮をするよう国への意見書提出を求めるものです。
論点は1つ。
主な質疑は、既に災害廃棄物の受け入れを開始している都市や受け入れを表明している都市があることについてどう考えているのかとの問いに対して、人としてお互いに助け合うという気持ちからそういう意見が出ているものだと思っているとのことでした。地元雇用は、国の対策費が出ている間だけの一時的なものなのではないかとの問いに対して、たとえ3年であっても他地域に雇用がふえるより、地元で仮設焼却炉をつくってでもという動きもあるとのことでした。次に、すべての災害廃棄物の地元処理は雇用確保のためだけかとの問いに対して、一番は雇用の確保とのことでした。第一に優先されるのは早く片づけることではないかとの問いに対して、前向きに動くには労働が必要だと考えるとのことでした。
討論では、賛成討論として、意見書作成の段階でも内容の調整はできる、採択すべきとの賛成討論と、反対討論として、国としては広域処理の方向であるが、本市は現在受け入れられない。地元で処理するには、仮設焼却施設の整備も含め時間がかかる、本市の表明を全国にということには賛同できない。また、意見書にも妥当性はなく反対との反対討論がありました。
採決の結果、本請願は賛成少数で不採択となりました。
請願第12号豊かな教育を実現するための義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願。
本件は、豊かな教育を実現するため、国への意見書提出を求めるものです。
論点は1つ。妥当性について。
主な質疑は、少人数学級の成果を確認したところ、個々の学習状況が把握しやすくなり指導しやすくなる。学習の中で多く経験ができる機会がある。一人一人に目が届き配慮ができるなど、多くの効果が報告されている。また、基礎学力の向上に効果があるとの報告があるとのことでした。次に、国庫負担制度の堅持ということであるが、国庫負担が削減される動きがあるのかとの問いに対して、既に三位一体の改革で国庫負担率は2分の1から3分の1に減額されており、それまでと同水準の教育内容を確保するためには、保護者や学校現場の負担となっている。これからも教育費が抑えられることがないよう請願を提出しているとのことでした。また、法律上この国庫負担金はどのような費用を指すのかと確認したところ、主に教職員の人件費とのことでした。
採決の結果、本請願は全員一致で採択されました。
請願第13号県立こども病院のポートアイランドへの移転計画の中止を求める意見書提出についての請願。
本件は、県立こども病院のポートアイランドへの移転計画の中止を求める意見書の県への提出を求めるものです。
論点は1つ。意見書提出の妥当性・必要性についてです。
主な質疑は、県内唯一の子ども病院として防災上の問題が気になるところだが、津波について県からの説明はとの問いに対して、そのあたりがあいまいなので関係者等が不安を感じ、請願や意見書が出ているが、県がきちんと対応していれば問題はなかったとのことでした。また、周産期医療の患者にとっては、高度専門病院が近隣にあると安心だし、神戸市で配布されたハザードマップではポートアイランド、六甲アイランドは危険区域になっていなかった。県のスケジュールはどうなっているのかとの問いに対して、国からの補助金の内示は出ている、情報や議論が不足している中で実務が進んでおりそこにギャップがある。既成事実だけが進んでいることに不信感がある。原点に戻って考えたほうがよいとのことでした。次に、既存施設がある中で、そこが危険だとはなかなか言えない。小さい子の病院であり、ファミリーハウス等の施設の充実が図れないから現地は難しいと聞いている。現地建てかえを望んでいるのかとの問いに対し、可能だと思っている。リスク分散の観点からもそれが望ましいとのことでした。
自由討議では、現地での建てかえも費用がかかるため、もう一度立ちどまって考えたほうがよいのではないか、また提出された資料の信憑性に疑問も残り評価しにくい、医師会などはポートアイランドについては承認しかねている、また資料は県の建替整備基本計画から出ている、医師会などからも移転反対の要望書が出ており市議会として判断が難しいとの意見がありました。
本請願については、全員一致で趣旨採択となりました。
以上で、文教生活常任委員会報告を終わります。
○江原和明 議長 委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
18番となき議員。
◆18番(となき正勝議員) 議案第84号宝塚市立養護老人ホーム福寿荘条例の全部を改正する条例の制定について、
日本共産党市会議員団を代表して反対討論を行います。
市立養護老人ホーム福寿荘の運営について指定管理者制度を導入するというものですが、市の説明によると、メリットとして挙げられているのは、入所者へのサービス向上や効率的な運営ができるというもので、8千万円の経費節減効果があるとのことでした。
まず、市の言うメリットは直営でもできることについて述べたいと思います。入所者へのサービス向上については、質疑の中で、入所者の食事時間が適切な時間にできること、送迎の自動車の利用で外出などができるようになることなどが出されました。しかし、こういった入所者へのサービス向上については、市の直営であっても不可能ではないということが質疑でも明らかになりました。
次に、介護労働者の処遇改善に逆行するものであることについて述べます。経費節減については、直営の場合と民間法人が運営する場合の8千万円の差は、大部分が人件費の差です。そこで、この人件費8千万円が安くなるということがどういうことなのかを考えることが必要です。
今、介護労働者の処遇改善については、介護保険の制度からしても大きな課題となっています。このため、当初、国の一般財源の投入によって処遇改善交付金がつくられ、第5期の制度改定では、介護報酬に組み込まれることとなりました。このため、介護報酬全体では1.2%のアップとされていますが、処遇改善分が含まれているので実質は0.8%のマイナス改定となっています。先日、私の一般質問でも、訪問介護の問題を取り上げましたが、利用者や事業所においては厳しい状況になっており、単純には介護労働者の賃金に反映されないようになっています。本来であれば、市は保険者としてこういった問題を改善していくことが必要です。本件では、まさに介護労働者の低賃金を肯定し、安ければよいという考えを広げるものにほかなりません。
次に、住民本位の行政を進めるという地方自治体の役割を放棄するものであるということについて述べます。最初に民間法人が運営することのメリットは直営でもできることを明らかにしましたが、この点について、当初開かれた6日の委員会では、市ではできない、能力がないといった責任放棄ととれる答弁があり、結果として、継続審査とすることが決まりました。
今回の議案の提出や説明のあり方についても、利用者また議会を軽視しているものと思われる取り扱いが行われたことも厳しく批判されるべきものです。一方、25日に再度開かれた委員会においては、その答弁について謝罪し、改める発言が行われました。しかし、8千万円の人件費の差について、それは介護という高齢者の生き方や尊厳にかかわる重要な労働に対する正当な報酬であると言えませんでした。また、市直営であることによって、民間ではできない役割を市行政や市職員が今後も果たしていくということも言えませんでした。
当局のこのような姿勢は、本質的には共通の問題があると考えます。市行政や市職員が果たすべき役割、価値も自覚せず、しかも、それをみずから否定していることにも気づかないという非常に重大で深刻な問題があると考えます。市の姿勢として絶対に許されるものではないということを厳しく言っておきたいと思います。
地方自治体のあり方、そこで働く労働者のあり方を考えてみると、2つの観点があると思います。第1に、労働者である以上基本的な権利が保障されるのは当然であり、それは住民奉仕という職務を果たすにふさわしい条件として保障されるべきです。第2に、自治体労働者には住民本位の行政を積極的に進めるという使命があります。この2つを統一的に進めることが重要です。
質疑では、職員のモチベーションという話もありましたが、市行政、市職員が全体の奉仕者として果たしている役割、果たすべき役割を認識し、そういう職務を全うするという使命感を持つことは、やりがいや意欲にもつながっていくものです。本来の地方自治体がどういう役割を果たすべきなのか、そこで働く労働者はどうあるべきなのか、いま一度考えることが必要です。市民が本当に信頼できる住民本位の宝塚市となるよう、強く求めて討論といたします。
○江原和明 議長 ほかに討論はありませんか。
22番藤岡議員。
◆22番(藤岡和枝議員) 議案第84号宝塚市立養護老人ホーム福寿荘条例の全部を改正する条例の制定については賛成、請願第11号災害廃棄物処理についての請願には反対の立場で、公明党議員団を代表して討論を行います。このたびの文教生活常任委員会での質疑を通して、以下その理由を申し述べます。
まず、議案第84号について賛成する理由であります。その理由の1つが、指定管理者制度を導入することにより同一の社会福祉法人による一体的なサービスを提供できることであります。
そもそも措置施設である養護老人ホーム福寿荘の入所者が今後も安心して暮らしていけるようなサービス、また、支援を提供することは、設置者である市の使命であり責務であります。ところが、入所者の状況を確認したところ、高齢化に伴い要介護状態の入所者が年々増加するとともに重度化していくことによって、現在33名の入所者のうち、要支援4名と要介護14名と、合わせて18名という半数以上は何らかの介護の支援を受けておられるということがわかりました。
そのような状況にかんがみ、現在のサービス業務運営状況の説明を求めたところ、現在は市職員に加え、平成18年の介護保険法の改正において福寿荘が外部サービス利用型特定施設となったことで、介護報酬をもとにデイサービスやホームヘルプサービスの介護保険サービス業務を市内の社会福祉法人に、そして平成21年12月からは別の市内の社会福祉法人に、夜間業務と調理業務を委託しているのが実態である。つまり、この3社が混在したサービスを提供しているということが明らかになりました。朝と昼間、そして夜間と、サービスを提供する主体の顔がころころ変わる、そういうサービス提供のあり方が本当に入所者にとって安心した暮らしを続けていくに当たってよいことなのか、もっと入所者に寄り添ったサービスの提供が大切ではないかと思いますと、利用者に喜んでいただけるサービスのノウハウや多彩な人材や多種多様な器材等を持ちあわせた同一の社会福祉法人による一体的なサービスの提供が必要であると考えます。
もう一つの理由は、運営経費の縮減であります。市当局からの説明によりますと、平成23年度の市立養護老人ホーム福寿荘の運営経費は約1億6,800万円ですが、社会福祉法人による指定管理者制度を導入し、措置費や介護報酬を主たる収入として施設を運営していただくことにより、市直営で本市がこれまで負担していた運営経費と比べ、約8千万円の市負担の縮減が図れるというものです。
平成17年に議会から指定管理者制度の導入を提案した折には、指定管理者が措置費だけで養護老人ホームを運営することが収支面で難しく、指定管理者を募集しても対応できる社会福祉法人がないのではないかという答弁が当時市当局からありましたが、その翌年の平成18年の介護保険法改正により外部サービス利用型特定施設となり、介護保険サービスを指定管理者である社会福祉法人がみずから提供することにより、措置費とともに介護報酬を主たる財源とすることで施設運営が検討できるとの考えに至ったという説明は、一定理解できるものであります。これは、行政運営を担う立場から重視すべき点であると考えます。
主に以上の2点の理由をもちまして、議案第84号に賛成するものであります。
次に、請願第11号に反対する理由を申し述べます。
請願の項目の1に、すべての災害廃棄物は地元で分別処理をしとありますが、国は、全国の自治体に広域処理の受け入れを要請しています。それを受けて、兵庫県が属する関西広域連合も関係市町村の協力が得られるよう要請をしている状況の中、本市は、ごみ焼却施設の期間的設備改良工事中は処理能力に余裕がなく災害廃棄物の受け入れは困難だという理由で、現時点での受け入れを行うことができないという判断をしております。しかしながら、受け入れを既に行っている自治体、受け入れを表明している自治体、また受け入れを検討している自治体もあるわけで、そのような状況において、すべての災害廃棄物を被災地の地元で分別処理を求めることは現実的ではありません。
また続いて、地元で分別処理をすることで地元の雇用を確保して復興に役立てるように求めていますが、災害廃棄物処理のための地元雇用というのは、国の対策費が出ている間だけの一時的なもので、必要がなくなれば施設は閉鎖され、従業員は解雇されるだけで、長期的・継続的な雇用を生み出していくことが必要だと、被災地の多くの首長の皆さんがあらゆる場で訴えられているのです。
甚大な被害を受けられた岩手県陸前高田市の戸羽太市長はこのように述べておられます。「引き受けてくれるところがあるならお願いしたいし、そうでなければ前に進まない。反対のために反対をされている方がいるのも事実で、これは大きな問題だと思う。また、地元で雇用が生まれるから広域処理は必要ないなどと言われるが、実際は一時的な雇用にしかならず、安定的な雇用を求める現地からすると検討違いの話で、非常に腹立たしい。被災地の復興は何より世界が見ている。これだけ短時間で復興をなし遂げたということを見せないといけない。そういう意味でも広域処理は欠かせない」。
また、岩手大学の梶原昌吾準教授は、「あなたの地域での処理に反対するのなら、私たちの地域での処理にも反対してください。なぜなら私たちも同じ人間だからです。また、処理場をつくるには時間がかかる上、継続的な雇用につながらないからです。そして、被災地を見に来てください。同じ経験はできなくとも何か人として感じてほしいのです。その上で、自分で語ってください。それができないのであれば本気で反対しているとは思えません」と述べられています。
一方、岩手大学農学部の颯田尚哉教授は、「国民の間には原発事故の被害を過小評価する発表を続けた政府への不信感が根強くある。このことが、国の安全基準をそのまま信用していいのかという不信と疑いを招いている」と述べています。
また、国と関西広域連合では、災害廃棄物の受け入れ基準値の数値に差があり、また、その処理手法にも違いがあるという状況であり、関西広域連合での結論もはっきりしていない時点で、受け入れる、受け入れないという態度を市議会で表明することは妥当ではないと考えます。したがって、地元で処理をするようにと本市が意見書を提出することに妥当性はなく、また必要性はないと考え、この請願には反対いたします。
以上をもちまして、議案第84号には賛成、請願第11号には反対の立場での討論といたします。
○江原和明 議長 ほかに討論はありませんか。
8番大島議員。
◆8番(大島淡紅子議員) 請願第11号災害廃棄物処理についての請願について、ともに生きる市民の会を代表して賛成の討論を行います。
まず、1項目めについてです。
阪神・淡路大震災で発生した災害廃棄物は約1,450万トンで処理に約3年を要しました。うち99.6%を兵庫県が処理し、他府県にお願いしたのはわずか0.4%でした。
今回の災害廃棄物はというと、5月21日、環境庁が推計量の見直しを行い、岩手県525万トン、宮城県1,154万トンの計1,679万トンとなり、阪神の116%となっています。宮城県を見てみます。石巻市・東松島市・女川町の災害廃棄物を、県が県内処理の入札で鹿島JVに685.4万トン、1,923億6千万円で落札。処理も始まっています。しかし、実際の3市町の総量は574万トンで111.4万トンも不足する。しかも、北九州市が広域処理を予定している総量は73万トン。合わせても予定の94%にしかなりません。
ここで、過去の震災の廃棄物処理の単価を比較してみます。1トン当たり、阪神・淡路大震災では2万2千円。中越地震3万3千円。岩手・宮城内陸地震1万5千円だったものが、今回は津波の被害が大きいとはいえ、東京都では6万8千円、静岡県島田市10万円とけた外れに大きく、しかも島田市長は産廃会社の元取締役。東京都は手数料1億円強を受け取っており、おまけに処理を受注したのは東京電力の子会社です。すなわち、きずなで広域処理を引き受ける陰には利権が見え隠れしていると言わざるを得ません。
被災地では、岩泉町長や南相馬市長らが、地元に任せてほしいと地元処理を訴えています。また、コンクリートブロックを利用した自然林の防波堤など、新たな廃棄物の利用法も研究されています。
2項目めは、放射能の汚染拡大を防ぐことの必要性についてです。
放射能が健康に及ぼす影響にしきい値はありません。低線量でも継続的に、外部、特に内部被曝すれば健康被害をこうむることが実証されています。今、あらゆる困難を排して、東日本から近畿以西に移住されている多くの方がいます。そのほとんどは、放射能の影響でダメージを受けやすい成長期の子どものためです。彼らにとって安住の地が日本国内になくなってしまう。ですから、今回発生した放射性廃棄物は、東京電力原子力発電所の敷地内などにとどめ、排出事業者が処理保管するのは当然の義務であります。
3項目めについて。
先日ポルトガル語講師の方が、朝日新聞に投稿されていました。ネットのブラジル人向け求人誌に、ポルトガル語で福島の瓦れき処理の人材募集が掲載されていた。発電所から20キロ圏内、1日2時間3万円。安全な地域は1日1万円から1万2千円。医療保障の記載はない。言葉の壁が就職を阻み、アルバイトや派遣労働で食いつなぐ人も多い。そこにつけ込むような広告にぞっとしたとありました。
以前から指摘されていましたが、法定限度以上の放射能を被曝する危険な労働を、電力会社が名もない労働者から金の力で購入し、放射能被曝の事実をやみに葬る行動が繰り返されてきました。声を上げにくい人の犠牲の上に存在する社会はおかしいし、持続可能ではありません。より多くの方がこの誤った仕組みに気づき行動していただくことを願い、賛成の討論といたします。
○江原和明 議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから、報告第1号及び報告第6号の以上2件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は承認することが適当とするものです。
本件は承認することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は承認することに決定しました。
次に、議案第84号宝塚市立養護老人ホーム福寿荘条例の全部を改正する条例の制定についてを採決します。
現在の出席議員は25名です。
本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は可決することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○江原和明 議長 起立している議員の議席番号を点呼します。
1番、2番、3番、4番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、11番、13番、14番、15番、16番、20番、22番、23番、24番です。
起立多数です。したがって、本件は可決することに決定しました。
次に、議案第82号、議案第85号から議案第87号まで、議案第90号から議案第92号までの以上7件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
次に、請願第11号災害廃棄物処理についての請願を採決します。
現在の出席議員は25名です。
本件に対する委員長の報告は、不採択とすることが適当とするものですが、採択についてお諮りします。
本件は採択することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○江原和明 議長 起立している議員の議席番号を点呼します。
7番、8番、17番、18番、25番、26番。
起立少数です。したがって、本件は不採択とすることに決定しました。
次に、請願第12号豊かな教育を実現するための義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願を採決します。
本件に対する委員長の報告は採択とすることが適当とするものです。
本件は採択することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は採択することに決定しました。
次に、請願第13号県立こども病院のポートアイランドへの移転計画の中止を求める意見書提出についての請願を採決します。
本件に対する委員長の報告は趣旨採択とすることが適当とするものです。
本件は趣旨採択することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は趣旨採択することに決定しました。
日程第3、議案第88号、議案第89号及び議案第95号の以上3件を一括して議題とします。
△───── 日程第3 ─────
……………………………………………
議案第88号 宝塚市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第89号 宝塚市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
議案第95号 財産(消防救急デジタル無線機器一式)の取得について
(産業建設常任委員会付託)
……………………………………………
○江原和明 議長 本件については、さきに産業建設常任委員会に付託をして審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。
8番大島産業建設常任委員会委員長。
◎8番(大島淡紅子議員) それでは、産業建設常任委員会の報告を行います。
まず、議案第88号宝塚市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを報告します。
この議案は、御殿山2丁目地区、清荒神駅南地区及び北売布ガ丘地区における地区計画の都市計画決定にあわせて、地区整備計画で定められたもののうち、特に重要な建築物の敷地または用途に対する事項等の制限を当該地区計画区域内における建築物の制限として追加するため、条例の一部を改正しようとするものです。
この議案に対する論点は2つありました。
1点目は、妥当性についてです。
この論点についての主な質疑は、御殿山2丁目地区及び清荒神駅南地区について、なぜ用途地域の見直しを行ったのか、また、従来は違法状態だったのかとただしたところ、2地区とも違法ではなく、御殿山2丁目地区については私有地だが、従来から県事務所が設置されていたこと、今後は空地部分に公共公益用途での利用を促進、誘導するために見直しを行った。また、清荒神駅南地区については、ベガ・ホールの活用を主眼としたもので、平成18年度に市直営から指定管理者による運営が導入された。有料での催しが増加してきた現状に加え、今後の企画・運営の自由度を拡大するために見直しを行ったとのことです。また、北売布ガ丘地区を市街化区域に編入し地区計画を定めた目的はとただしたところ、良好な都市環境を確保し、市が掲げる土地利用を損なわないこと、資財置き場等の利用を防ぐこと、市域全体でスポーツグラウンドが不足していたこと、地域7自治会からの土地利用に対する要望等を総合的に判断し、用途地域を見直すこととしたとのことでした。さらに、地区計画で規制できないのかとただしたところ、地区計画では指導・助言・勧告にとどまるが、本条例を定めることで建築確認の対象事項となり、建築許可はおりないとのことです。また、条例改正の前提となる地区計画は地域住民の意思によるものかとただしたところ、地区計画は特定の地区に上乗せして一定の制限をかけるもので、地域の状況にあわせ地域住民の発意・創意を十分確認して行政が手続を進め、都市計画審議会を経て計画を決定するもので、地域住民の意思によるものと言えるとのことでした。
論点の2点目は影響についてです。
北売布ガ丘地区のグラウンド予定地までのアクセス道路は急勾配で道幅が狭いのではとただしたところ、中国縦貫道路付近の狭隘部分は、既存の公共用地の活用やNEXCO所有の土地を取得して整備する等、道幅を確保し対応していきたいとの答弁がありました。
この議案について自由討議、討論はありません。
採決の結果、全員一致で可決されました。
続いて、議案第89号宝塚市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを報告します。
この議案は、危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令の施行により、政令で定める危険物に炭酸ナトリウム過酸化水素付加物が新たに追加され、当該物質が条例による規制の対象になることに伴い、条例の一部を改正しようとするものです。
この議案に対する論点は2つありました。
1点目は、改正の妥当性についてです。
この論点についての主な質疑は、一般家庭で使用する漂白剤に含まれる炭酸ナトリウム過酸化水素付加物は問題ないのかとただしたところ、非危険物であり全く問題ない、クリーニング店で使用する業務用の漂白剤も事前調査したが、非危険物であり危険性はないとのことです。
論点の2点目は、改正に伴う影響についてです。
主な質疑は、市民への周知方法は、危険性について混乱が生じないよう適切な広報が必要ではないかとただしたところ、消防のホームページ上で予備的なお知らせをしている、条例施行時には誤解が生じないよう対応する、広報誌での広報も検討するとのことです。
この議案について自由討議、討論はありません。
採決の結果、全員一致で可決されました。
次に、議案第95号財産(消防救急デジタル無線機器一式)の取得についてを報告します。
この議案は、火災や救助事案が同時に多発する大規模災害発生時にも通信手段を確保し、十分な連絡体制及び指揮命令体制を確立するため、新たに国庫補助事業として消防救急デジタル無線を整備し、消防通信網の強化充実を図るものです。また、その取得金額は3億9,795万円で、日本電気株式会社神戸支社から取得しようとするものです。
この議案に対する論点は2つありました。
1点目は、財産取得の妥当性についてです。
この論点についての主な質疑は、無線をデジタル化することでどこが効率化するのかとただしたところ、音声が明瞭となること、傍受が不可能となり個人情報が保護できること、相手方を指定して通信できるなどの長所があるとのことです。また、通信指令室は2市1町で運用しているが、今回、個々の市町で整備することとなった理由はとただしたところ、事前の電波伝播調査で2市1町共同整備による基地局削減効果は認められなかった、国の補助金の取り扱い上も個別の整備が有利となったとのことです。さらに、平成27年整備の予定が平成25年に早まった理由をただしたところ、平成28年5月でアナログ機器は使用できなくなるため、当初は平成27年整備の予定としていたが、国で防災対策を強化するため、平成23年度限りの優遇措置として補助率3分の1、残り3分の2起債対象となり、その8割が交付税対象となる対応が講じられたため、予算の繰り越し措置をとり整備時期を早めた。仕様の中でアナログ機器にも対応することとしており、アナログ機器を備えた他市の消防車両との連携も可能となっているとの説明がありました。
2点目の論点は、入札の妥当性についてです。
入札参加者は3者しかなかったのかとただしたところ、今回の入札方法は制限つき一般競争入札であり、入札参加資格者71者のうち電子登録をしていた19者が対象、そのうち3者が応札したとのことでした。
この議案について自由討議、討論はありません。
採決の結果、全員一致で可決されました。
以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。
○江原和明 議長 委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから、議案第88号、議案第89号及び議案第95号の以上3件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
日程第4、議案第96号から議案第98号までの以上3件を一括して議題とします。
△───── 日程第4 ─────
……………………………………………
議案第96号 宝塚市自治功労者の認定について
議案第97号 宝塚市自治功労者の認定について
議案第98号 宝塚市自治功労者の認定について
……………………………………………
○江原和明 議長 提案理由の説明を求めます。
中川市長。
◎中川智子 市長 議案第96号から議案第98号までの以上3件の宝塚市自治功労者の認定について、一括して提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、長年にわたり本市に勤務し、本年3月末に退職いたしました前田浩氏、篠倉一良氏及び樋之内登志氏を宝塚市の自治功労者にいたしたく、宝塚市自治功労者条例第2条第3項の規定により、議会の認定を求めるものです。
何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○江原和明 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、議案第96号から議案第98号までの以上3件を一括して採決します。
本件について認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は認定することに決定しました。
日程第5、
議員提出議案第11号宝塚市議会の議決すべき事件を定める条例の制定についてを議題とします。
△───── 日程第5 ─────
……………………………………………
議員提出議案第11号 宝塚市議会の議決すべき事件を定める条例の制定について
……………………………………………
○江原和明 議長 お諮りします。
本件については、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略して直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、
議員提出議案第11号宝塚市議会の議決すべき事件を定める条例の制定についてを採決します。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
日程第6、
議員提出議案第12号特別委員会の設置についてを議題とします。
△───── 日程第6 ─────
……………………………………………
議員提出議案第12号 特別委員会の設置について
……………………………………………
○江原和明 議長 本件はお手元に配付のとおり、新たに3特別委員会を宝塚市議会委員会条例第6条第1項及び第2項の規定により設置するものです。
お諮りします。
本件については、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略して直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、
議員提出議案第12号特別委員会の設置についてを採決します。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
次に、ただいま設置されました各特別委員会の委員を宝塚市議会委員会条例第7条第1項の規定により選任したので、委員名を報告いたします。
職員に朗読させます。
◎村上真二 議会事務局次長 それでは朗読いたします。
危機管理に関する調査特別委員会、6番山本議員、8番大島議員、10番大川議員、11番北野議員、15番坂下議員、18番となき議員、21番江原議員、22番藤岡議員、25番たぶち議員、以上9名です。
次に、公共用地・公共施設等に関する調査特別委員会、2番伊福議員、3番大河内議員、5番冨川議員、12番寺本議員、14番中野議員、19番藤本議員、20番多田議員、24番北山議員、26番草野議員、以上9名です。
市立病院に関する調査特別委員会、1番井上議員、4番伊藤議員、7番浅谷議員、9番サトウ議員、13番三宅議員、16番石倉議員、17番田中議員、23番村上議員、以上8名です。
○江原和明 議長 ただいまの朗読のとおり、各特別委員会委員を選任しましたので報告をいたします。
日程第7、推薦第3号宝塚市農業委員会の委員推薦についてを議題とします。
△───── 日程第7 ─────
……………………………………………
推薦第3号 宝塚市農業委員会の委員推薦について
……………………………………………
○江原和明 議長 本件は、地方自治法第117条の規定により除籍の対象となりますので、14番中野議員の退席を求めます。
(14番中野正議員退席)
○江原和明 議長 本件は、議会推薦の農業委員に欠員が生じるので、農業委員会等に関する法律第12条第2項の規定により、新たに14番中野議員を推薦しようとするものです。
お諮りします。
本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、推薦第3号宝塚市農業委員会の委員推薦についてを採決します。
本件は原案のとおり推薦することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり推薦することに決定しました。
中野議員の入場を求めます。
(14番中野正議員入場)
○江原和明 議長 日程第8、決議案第5号を議題とします。
△───── 日程第8 ─────
……………………………………………
決議案第5号 再稼働した大飯原発3、4号機の稼働停止を求める緊急決議(案)の提出について
……………………………………………
○江原和明 議長 お諮りします。
本件については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、決議案第5号再稼働した大飯原発3、4号機の稼働停止を求める緊急決議(案)の提出についてを採決します。
現在の出席議員は25名です。
本件は可決することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○江原和明 議長 起立している議員の議席番号を点呼します。
7番、8番、17番、18番、25番、26番。
起立少数です。したがって、本件は否決することに決定しました。
日程第9、意見書案第21号から意見書案第23号までの以上3件を一括して議題とします。
△───── 日程第9 ─────
……………………………………………
意見書案第21号 基地対策予算の増額等を求める意見書(案)の提出について
意見書案第22号 再生可能エネルギーの導入促進に向けた環境整備を求める意見書(案)の提出について
意見書案第23号 豊かな教育を実現するための義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書(案)の提出について
……………………………………………
○江原和明 議長 意見書案第21号から意見書案第23号までの以上3件は、お手元に配付しているとおりであります。
お諮りします。
本件については、提案理由の説明を省略して直ちに採決を行いたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、意見書案第21号から意見書案第23号までの以上3件を一括して採決します。
お諮りします。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
───── 閉 会 ─────
○江原和明 議長 お諮りします。
今期定例会に付議された案件の審議はすべて終了しました。したがって、会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長 異議なしと認めます。したがって、今期定例会は本日で閉会することに決定しました。
なお、閉会に先立って、中川市長からあいさつしたいとの申し出がありますので、これを許可します。
─── 市長あいさつ ───
○江原和明 議長 中川市長。
◎中川智子 市長 平成24年第2回宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今回の定例市議会に提案いたしました各案件につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、御決定を賜りましてまことにありがとうございました。
委員長報告で賜りました御指摘、また本会議及び各委員会で議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、今後市政の執行に当たりまして、その運営の適正化を図ってまいりますので、なお一層の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
ありがとうございました。
○江原和明 議長 以上で平成24年第2回宝塚市議会定例会を閉会します。
── 閉 会 午前11時07分 ──
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
宝塚市議会議長 江 原 和 明
宝塚市議会副議長 北 野 聡 子
宝塚市議会議員 中 野 正
宝塚市議会議員 山 本 敬 子...