また、1か月に読んだ冊数などについても調査の方法を検討し、多くの指標による
活動状況の把握に努め、本
事業による成果を検証してまいりたいと
考えております。
○(
蔵立委員) 今の
お話の中で、いろいろ検証するということで、
読書の
習慣の
確立が目的であると
お答えをいただきました。
もちろん、この
事業においてはそうなんですが、やっぱり本質というのは、
市長がおっしゃる豊かな心を育てるということだと思うんです。
読書はあくまで
ツールにすぎない。でも、それは最大の
ツールじゃないかなという
部分だと思うんです。
あるいは
文科省なんか、例えば、
学校の
教育の中で
IT教育と言わず、
ICT教育、
コミュニケーションも含んで、ITを含めながら実践していこうと。あるいは、
図書館なんかでもユビキタスとかいろいろ、
総務省におけるU−
Japan政策みたいなところで、つまるところ、
お子さんたちが、本を読みなさい、片やパソコンやそういった
デジタル部分もおいおいやっていきなさいみたいな形で、時間がない中で、なかなかどこまでできるのかなという印象があるんですが、ぜひともやっぱり
読書というのは大切な
部分であるんで、決してハードだけでなく、検証することによって結果を出していただいて、
市長がおっしゃる豊かな心という
部分を、
高槻のブランドであるという
部分をぜひとも強調していただけたら。
この
取り組み、一つの
社会教育部の部署だけでなくて、
ブックスタート、いろいろなつながりがあるんで、全庁舎的に何とか
読書の
まち高槻というものをアピールできるような形で頑張っていただきたいという要望をさせていただいて、
質問を終わります。
以上です。
○(
橋本委員) おはようございます。
まず、
質問に入る前に、即決で可決されましたけれども、
学校給食のスチームコンベクションを導入していただいたことに、心からお礼を申し上げたいというふうに思います。食育の
まち高槻ということで、一歩前進をさせていただいたということ、お礼を申し上げます。
私もこれしかありませんので、お聞かせをいただきたいと思いますが。
今回の
事業ですけれども、
文科省が2年間の
予算をつけていただいたということですが、
読書にかかわってずっとこの間の経過を見てみますと、今
お話がありましたように、
情報化社会だからこそ、健全な
民主主義の発達には、文字や文化がいかに大切かということが今言われているわけで、
子どもたちが
コミュニケーション能力がないために、すぐに切れてしまう、頭が真っ白になってしまうということから、しっかりと
コミュニケーション能力をつけるために、
考える力をつけていかなければならないということが大きな一つの目標であろうというふうに思っています。
そういう意味で、まず、2000年に
子ども読書年というのができまして、
子ども読書の日が4月23日に設定されています。
それから、翌年2001年には、
子どもの
読書に関する法律というのができまして、そこでさまざまなことを言われていますけれども、大きくは
子どもの
読書環境の
整備を行っていこうということが、改めて大きな政策になったわけです。
その翌年にそれを受けて、国の方は
子どもの
読書推進基本計画をお
つくりになりました。これを受けて大阪府は、
子ども読書ルネッサンスということで、2003年に一定の計画をお
つくりになり、さらにそれを受けて、各市町村でも
推進計画をしなさいということで、私
たちも
議論に幾分参加させていただきながら、
高槻市の
子ども読書活動推進計画というのをつくってきた経過がございます。
そういう中で、
学校を中心に、あるいは
保育所、
幼稚園も含めてですけれども、さまざまな
取り組みがされてきまして、本
会議でもいろんな
議論がなされてきましたけれども、今回の
事業に書かれております朝の
読書でありますとか、
フェスタでありますとか。
フェスタの場合は、
子ども読書フェスタではなくて、
図書館フェスティバルですかね、そういったものがずっと続けられていましたけれども、財政的な問題でそれも昨年、中止になっています。
読書感想文コンクールなども、三島においても、
高槻は非常に優秀な成績を上位で占めていまして、ある方は、そういう
コンクールで上位を占めるからということで
読書をするのではないということもおっしゃっておられますけれども、スポーツで
得意分野があれば、
読書で
得意分野があって、英語で
得意分野があるというのもいいのではないかと私も思いながら、エールを送ってきたところです。
しかし、こういったことをずっとそれぞれ実際にはやっておりますし、それから、
学校2
学期制が始まって、
学校も今その検証を含めて忙しい時期ですから、改めて付加する形のものではなく、通常やっておられることをもう一遍きっちりと整理をして、そして、それぞれ
子ども読書の
まち推進委員会というのを設置されるわけですから、
学校、
公立図書館、
民間団体、
教育委員会、
市長部局、
地域の
団体等が一体となって、もう一回、
高槻を
読書の
まちとして機運を高めていこう、こういうことだろうというふうに思います。
その
事業に対して、ちょうど
文科省の方がこのような
研究実践の
予算をつけていただいたというふうに解釈をしています。
その中で、特に、文字・
活字文化振興法というのが2005年にできたわけですけれども、その
振興法が言っているのは、
言語力という言葉をここで言っているんですが、その
言語力というのは、読み書きにとどまらずに、調べる力、伝える力を含む幅広い能力をあらわす言葉ということで、この法律で位置づけられてきました。まさに、調べる力、伝える力、読む、書くという問題をもう一回しっかりと今の
子どもに定着をさせていくということで、その文字・
活字文化振興法の
具現化というふうに、私も一方ではとらえています。
そこで、今後進められていくこれらの
取り組みについて、一定の課題といいますか、私なりに視点を持っておりますので、そのことをぜひどこかで反映させていただきたいなというふうに思います。
1つは、百選というのがあって、選んだ100の本ですけど、それがすべての
学校に100ずつ置くのか置かないのか、これは具体的な
議論がされていくと思いますけれど、そういったことを一つ
考えても、2年間の限定された
予算の中で、本ばっかり買ってはいけないということもありますが、
学校や
公立図書館にある
社会資源、
社会ストックをどう共有化していくかということを
考えていかないと、なかなか
図書標準が上がっていかない
状況の中で、同じ本を全部の
学校に置かなければならないかどうかという
議論も、当然出てくるだろうというふうに思います。
また一方、
学校教育では、カリキュラムが同じ時期に進むから、これは資料となったり教材となったり、
調べ学習をする本はやっぱり一定の時期集中するので置かなければならない。細かい話ですけど、そういった
議論も喚起しながら、要は、
社会ストックとしての
高槻市の本をどういうふうに共有化していくかという
議論もこれから必要ですし、そういうことを
考えますと、この
事業を契機に、
学校間の
情報ネットワーク、これは
中央図書館と連絡をとり合う
情報化というふうになっていますけども、
学校間の
情報ネットワークと、実際に物が動くわけですから、そういったものをどうするのかという、そういう
学校間の
学校図書館の
支援センターみたいな、そういう機能みたいなものもどこかで整理をしていただいた方がいいのではないか、この機に整理していただきたいと思っております。
それから、本
会議での
質疑でありました
マンパワーですけれども、
高槻市の
学校図書館推進計画の中で、大きく3つのことが進んできました。
学校図書館ボランティアということで、
協働事業、
活性化事業で、
学校図書館ボランティアを養成されております。この方々も、従来、既存の
ボランティアもありますが、あえて市のそういう
事業の中で育成された
ボランティアの
皆さんの活躍の場というのも、またここで生かされていかないといけないと思います。その
学校ボランティアと
ブックスタートと
学校図書館連絡運行事業という、この3つが大きく今進行しているところですけれども、
マンパワーというところでいえば、その方。
そして、実際には、今、
学校にはかつて
司書がおられましたけど、3か年
事業で終了して、
若年特職の方が5校ですね、主として1日あいているのが26校、主として業務に携わっておられるのが19人ですね。
やっぱり、この
事業も含めて、日常の
図書館が知識の宝庫となっていくためには、人が絶対に必要なわけです。これは、中教審でも言っていますし、それから、
推進計画の中でも
附帯決議として、
衆参両方の方から、やっぱり
学校の人材が要ると。一つには、
学校司書教諭の
専任化、または時間数の軽減なども提言されていますけれど、なかなか進んでいっていません。
ですから、
学校図書館にかかわる
地域ボランティア、そして今、
図書館で養成された
学校図書館ボランティア、そして
若年特職、
学校司書教諭、それから大綱で示されました
平成20年から全校に配置されている
学校司書、こういった方々の整理をされて、この図の中でどういった役割を果たしていただけるかという、きちっと布陣をしいていただいて、整理をしていただくことも、喫緊の課題ではないかなというふうに思っています。
それからもう1つは、ここの中に国の
取り組みというのがあって、調査研究
会議というのがありますが、ここは
学校図書館を初め、
子どもの
読書活動に理解、支援を得るための冊子等の作成、配布、このようなことをされていくというふうに書いていますけれど、これも大事ですが、むしろ国の
取り組みとしては、今言った人材の問題を早く決着をつけていただいて、それは中教審も1点先ほど言いました、さまざまなところで答申をされているわけですから、積極的にやっていただきたいなということを、これは、府や国に対して、市の方からぜひ働きかけをしていただきたいというお願いをしたいと思います。
それから、全庁的な
取り組みということでは、今、食育の
取り組みも
ブックスタートも
中央図書館だけではなくて、福祉、健康というところで連携をしたんですけれども、そういったこともここではやっていただきたいと思います。
それで、次にですけれども、もう1つは障害者、外国人のことをきっちりとこの中にも位置づけていただきたい。これは、
高槻市の
子ども読書推進計画の中にも書かれています。
それと、もう1つお願いしたいのは、
市長の方針にあります
子ども図書館です。
子ども図書館の構想が、今、
図書館協議会で
中央図書館館長が諮問をされています。
図書館の10館構想がありますが、今の新しい枠組みの中で7館構想にするかというような
議論を進められている最中です。そういったところで、ぜひ、
子ども図書館の位置づけを、先ほど言いました
学校図書館支援センターのような形にするのか、
子ども図書館にするのか、あるいはそういったものをそれぞれつくる場合の連携をどうするのかということも、協議会の中の視野に入れていただかないと、これだけが取り残されていくのではないかなというふうに思いますので、お願いしたいということを思います。
これ、一つずつ、なぜ
質問にしていないかというと、これからこの
事業を立ち上げて、
子ども読書の
まち推進委員会が設置されたところで、いろいろご
議論があって、答えが見えてくると思いますから、その
推進委員会を進めるに当たって、私が申し上げたことの幾つかでも視野に入れていただきたいということで申し上げました。
これについて、トータルとしてどうお
考えかということを、
学校教育部長にお聞きしたいと思います。
○(北口
学校教育部長) 非常に多岐にわたる視点からのご指摘、あるいは要望ということでお伺いしたいと思います。
私、実は本
会議の方でも同じように
お答えしたと思うんですが、これは他部局とも、とりわけ
社会教育部とも非常に関連のある中身でございます。そういう意味では、今回の
事業そのものが、今ご指摘のあったようなさまざまな課題とか問題を集約的に解決していく、そういう
事業にもなるんかと思います。そういう意味で、今後とも、
学校教育部だけで答えるわけではなくて、実質的にも
議論を重ねながら進めてまいりたいと思いますので、ひとつよろしくお願いします。
○(藤田委員) 何点かお聞きいたしたいと思います。
まず、今回の
予算はそんなにようけはないんですけれども、
公共建築物の
定期点検事業というのが、それぞれの所管含めて部に張りついておるわけでありますけども、この
定期点検の概要という
部分の国における
部分を含めて、先日も資料をいただいた中であるわけでありますけれども、特殊建築物、劇場、病院、共同住宅、
学校、体育館、こういった
部分を含めて、そういう用途に供する
部分の床面積が100平米を超える物については、
定期点検しなさいよと。
それから、5階以上の、要するに階段を含めてある
部分についても、1,000平米を超える物についてもしなさいよと。あと、建築設備であるとか、今問題の昇降機であるとか、こういった分がずっと入っておるんですけども、実際は3年ごとにと、こう言われておるんですけども、こういう
部分を受けて、今回、それぞれの部署の
部分に
予算を張りつけていただいているわけでありますけども、現実の
部分で
学校の
教育関係をお聞きしたいんですけども、月例点検、年次点検、こういったものを含めてされているのかと。
それから、これは公共物ということで、建築物ということでございますけれども、当然、
学校を含めていろんな公共
施設は、敷地があるわけです。要するに敷地にエリア面積分があるわけです。境界
部分があるわけですけども、境界
部分のところにブロック塀であったり、コンクリート塀であったり、もしくは植栽を植えた塀であったり、いろいろな
部分があろうかと思うんですけども、そういった
部分を含めて、そういう先ほどの月例点検、年次点検、安全点検、今特に言われている
部分、防犯に対する安全点検、こういったことも含めて、今回は、3年ごとを含めての中で6年以内にということで、今回は取り組む方向でありますけれども、現実にそういったことがされているかどうかということをまずお聞きしたい。
○(高橋学務課主幹) 点検を現在実施しているのか、月例なり年間なりということなんでございますけども、
学校施設につきましては、定期的に点検というのは、今の時点では実施はしておりません。
ただ、大規模な防水工事をやるときとか、外壁工事をやるとか、内部工事をやるとか、この時点では、その
学校について調査をやることはやっておりますけども、大規模的な点検というのは実施はしておりません。
それと、敷地内のブロック塀とかフェンス、これは、今回の点検の対象になっているのかどうかということなんですけども、今回の点検の内容につきましては、敷地及び建物全体についての損傷とか腐食、いわゆる劣化
状況について点検をすることということになっておりまして、お尋ねのブロック塀とかコンクリート塀、フェンス、これも同様に点検の対象になっておりますので、今回、劣化
状況について点検をするということになっておりますので、よろしくお願いいたします。
○(藤田委員) 今お聞きしまして、月例点検、日時点検まではいかなくても、年次点検ぐらいはするべきであろう。これは、今回、こういう国を含めて点検をしなさいということで、3年以内にこういう
予算をとって、まずは目視と、それから、打診と。また、それからいろんな簡易的な機械を使っての検査と、こういった分を含めてしていくわけでありますけれども、まず、目視的な
部分で年次点検をしていない。ましてや、小学生、中学生、そして
幼稚園を含めて、そういった、どちらかというと自分の背の、要するに小さい子なんていうのは1メートル、私も1メートル55しかありませんけども、1メートルになるかならんかの小さい子が、いっぱい
学校関係の
施設にはおられるわけですよね。
そういうことで、年次点検もしていないというのは、まず問題だと思います。ましてや今、防犯の関係でガードマンの
皆さんの
予算をつけていただいて、張りつけていただいておりますけれども、これは表の
部分でありまして、
学校の敷地、要するに1,000平米以上あるようなところの裏の方から西の方、東の方、こういう見えない角の
部分を含めて、山手の
部分にかかっている敷地の校舎もあります。それから、裏はもう完全に幹線と接触しているようなところもあります。そういったところを、点検を年間において一つも点検していないということ自体は、私は、これは表だけ見て、玄関口だけ見て、裏の
部分がはっきり防犯を含めて安全対策がとれていないということ。まず、防犯の
部分でとれていない。これは問題ですよ。
それからもう1つは、建物の、要するに地震とかこういう
部分に対して、災害に対しての安全対策ということで、これもせないかんわけですけども、そういった両面の観点から、年次点検ができていないということ、これはだめだと思うんですけど、もう一回、この点についてお聞きしたいと思います、1点ね。
それからもう1点、今、敷地の周りですので、例えばブロック塀、それからコンクリート塀、そういったものを含めて、これは要するに敷地のエリア内ですので入っておりますということで、これはわかりました。
次に、年次点検の
部分を、答弁を聞いてからお聞きしたいと思います。
○(塚崎
管理部参事) 今ちょっと、先ほど主幹の方からご
説明申し上げましたが、委員の
質問の方で、いわゆる体系的に点検をしているかという形で
お答えさせていただいたわけです。その体系的にはしていないということでございまして、ただ、ご承知のとおり、我々職員、いろいろ
学校からの要望も出てまいります。それと、先ほど言いました、大規模とかいろんな営繕工事をするに当たりまして、技術職員が参ります。
そういうとき、また、我々技術職員だけでなくして、学務課職員、それから
教育委員会の職員が行きましたときに、あらゆる
学校の敷地内という分につきましては、日常的に検査といいますか、そういう目を配るという形での努力はいたしております。日常的にそういうふうな安全につきましては、できるだけの注意を払っておりますので、よろしくお願いいたします。
○(
福井委員長) 学務課長、今の配慮しているとか、目を配っているとか、それはきちんとできるかどうか、その辺を答えておいてよ。でないと、次に
質問できないから。たまたま行ったからやったのか、それともそういうことで行っているのか、その辺が大事やからね、今は。
○(塚崎
管理部参事) 行くごとに、そういういわゆるフェンスの破れでありますとか、ブロックその他、建物のたてつけでありますとか、そういう
部分について、意識して検査いたしております。
○(藤田委員) 今、意識をして見ておりますと、こういうことですけども、何かあったときには、それが問われるわけでありますので、ただ単に見て回ってしているというだけじゃなくて、
学校には校務員さんがおられますし、そういう
部分でチェック体制はできるわけでありますので、日常点検をするなり、何か異常があれば記録をしておくと、こういうことをされているのかどうか。今言うた
部分では、何かされていないような感じがあります。この点はまた会ったときに聞きたいと思いますけども。
実は、今回、この
学校関係をずっとされるわけでありますけれども、今、日常的にはしていると、こういう
お話がありましたけれども。これは一例でありますけれども、すべてを見たわけじゃないんですけれども、芥川
小学校の府道沿いの北側の塀、コンクリート塀を含め、鉄板で閉めて、要するに、非常時の場合はかぎをあけると思いますけども、閉めているところがございますけれども、私も今、携帯のカメラに撮っていますけども、鉄板の
部分は腐食をして、そして膨れている。そして、鉄板のすそ野の方も腐食してぼろぼろになっていると。コンクリート塀は、もうできてから何十年になるのかわかりませんけども、そういうコンクリートの横板の
部分を含めて、もう完全に腐食というか、コンクリートの腐食じゃなくて、中に鉄筋が入っていますけども、要するに劣化をして、もうひびが雲状に入っておる。
そういうところは、特に裏の方は見えないわけでありますけども、防犯上も含めて、あそこの陸橋もありますけども、
平成16年に
学校を含めて、
地域の
皆さんから
お話を聞いて、陸橋も防犯上、安全対策を含めて塗装を塗り、
学校スクール
事業で早急にやっていただきましたけども、ああいうところが、表はちゃんと守衛さん含めて、ガードマンの
皆さんは見張っております。また、表の
部分については新しい誘導路というのをつくっていただきましたけども、裏手の方はそういうふうになっている。
先日、私も会派の
部分で平塚市へ行ってまいりましたけれども、平塚市では、ブロック塀を含めて、防災補助交付金
事業というのをやっております。特に、震災等のときには、50センチ以上のブロック塀を含めて、そういう公共
施設も含めてですけども、そういうところは壊れる。壊れたら、そこのそばに幹線なり道路があれば、そこに倒れたら、その道路が通れなくなる。支障を来してくる。少しでも早く車等が動かなあかんときに、障害になるということで、こういう
部分に補助金をつけて対応をしているようになっております。ましてや、塀の
部分が例えばガラス張りであるとか、そういう場になったら大変なことになりますけれども、ブロック塀もそうです、コンクリート塀もそうです。
ですから、こういうのを含めて、平塚市ではもう何年か前から、この3年間でも26か所ぐらいずっと直しているところですけども、申請を受けてやっているそうですけども、こういう対応をしております。
ですから、どっちかというと、私
たちは建物の中心部に目をやりますけども、建物の敷地の周りの外壁を含めて、そういう対応ですね、こういう
部分の安全対策ということは、しっかりとこれはやらなければ、ほかに影響を与えていくということでありますので、こういうことも含めて、これは今後の
部分でよく
考えていただきたいと思いますし、検討していただきたいんですけども。先ほど私が言いました、今、1か所言いましたけど、芥川のそういう
部分は、私はどう見ても日常的に、今、課長が言われたように点検、年次点検等、意識的に形はやっているということでありますけども、それはできているように思いませんけど、もう一回答弁をお願いします。
○(高橋学務課主幹) 先ほど言われております、コンクリート塀、いわゆる万年塀と言っておりますけども、これにつきましては、他の
学校につきましても、いろいろと昔、万年塀が結構ありましたけども、順次改修をしてきております。
まだ、芥川
小学校については、改修には至っておりませんけども、地震時等におきましては、ブロック塀とか万年塀、これは承知しておりますので、早い時期に対処していくということを、検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○(藤田委員) やっていくと、こういうことでございますので、早急に。特に、建物だけではなくて、建物の周りの外壁、ブロック塀、コンクリート塀、こういうものをきちっと、年次点検含めて、この
委員会が終わった後早急に、
学校関係は点検をしてほしいと、目視点検ですね、お願いをしたいと思います。
それから、
学校の図書を含めて、今回、
子ども読書の
まち推進事業というのが出ておりますけれども、この6月議会にも、私は発言をさせていただきましたけれども、この
子ども読書の
まち推進事業で推薦100冊を出して検討していくんだということで、これは大変大事なことでございますし、それから、そういう百選の中に選ばれた中で、ないようなタイトルの本であれば、また購入も含めて、新5か年計画の分も国の方も含めてできておりますけども、そういう
部分を含めて対応していかなきゃいけないと思いますけども。先ほどサポート
事業と、こういうことがございましたけど、この6月にも言いましたけれども、
中央図書館の館長さんから答弁をいただきましたけれども、10万冊に及ぶ、書庫の中で眠っている本があると。この
部分をいかに
学校の生徒を含めて、日の目を見て、読んで回転するということが大事なんですね、ことしの春にも言いましたけども。蔵書数は当然大事ですけども、いかに回転をするかということが大事なんです。ほこりをかぶったまま、1年、2年、3年、4年と眠っておる本もあろうかと思いますけれども、その本をいかに回転さすかということで、
子ども図書館という別枠の
図書館と、単品の
図書館ではなくて。これは複合
図書館で結構なんですけども、そういうものをどういうふうにつくっていくんか、使っていくんかということを、
中央図書館長、ことしの6月にも言いましたけども、今回の
事業を含めて、その後どういった
考え方を今お持ちしているのか、お聞きしたいと思います。
○(松政
社会教育部参事) 本市の
図書館では、約35万冊の
児童書を所蔵しております。そのうちの約半数が、ご指摘のように書庫本という形になっております。
ただ、私
たちも書庫に入れるに当たっては、いろいろ検討をしておりまして、少なくともワンタイトルのものについては、基本的に開架するようにはしております。複数本あるものについて、書庫に入れていく。あるいは、利用度が非常に少なくなった古い本というんですか、そういった本を書庫に収納するという形にしてはおります。
ただ、書庫におきましても、インターネットやあるいはオーパックのコンピューター検索の中では、いつでも内容がわかるようになっておりますので、それについては予約もしていただき、また、いつでも提供できるようなシステムにはしております。
以上です。
○(藤田委員) 今、
図書館長、インターネットなりオーパックですか、そういう
部分では見えるようになっていると言いましたけども、百聞は一見にしかずでありまして、なかなか見たい物を、タイトルの文言を打ち込んで検索するということもありますけれども、目で見れる、もしくは一覧表で見れる、こういう
部分が手に取って読みたいなと、こういう動機をわかすわけでありまして、コンピューター関係のそういう
部分におきましたら、やっぱりデジタルデバイドといいますか、そういった分もあるわけですから、やっぱりしっかりとそういう表面的に見えるような形でもう一つ工夫していただいて、
学校の生徒さんに多く読んでいただいて、特に青年期に読んだ本というのは、人生において大きく影響もありますし、大きく開けていくわけであります。そういう
部分では、大変大事な本でありますので、ひとつさらに新しい本ばっかり買うのは大事ですけども、そればっかりに目を向けるんではなくて、いい意味で、ある本を大いに活用して回転をさせる。このことをしっかりとやっていただきたいということを、この
事業の中に入れて、要するに
学校関係と
図書館と、特に密接な連携をとるよう、要望しておきます。
以上です。
○(
福井委員長)
質疑は尽きたようです。
以上で
質疑を終結します。
ただいまから採決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
福井委員長) 異議なしと認めます。
ただいまから採決します。
議案第73号
平成19年度
高槻市
一般会計補正予算(第2号)
所管分については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○(
福井委員長) 全員賛成と認めます。
したがって、議案第73号
所管分は、原案のとおり可決されました。
以上で本
委員会に付託されました事件の審査は終了しました。
お諮りします。
審査の終結を見た事件については、次回の本
会議で委員長報告をすることになります。この委員長報告書の作成については、委員長に一任願いたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
福井委員長) 異議なしと認めます。
したがって、委員長報告書は委員長が作成します。
以上で本
委員会を散会します。
〔午前10時47分 散会〕
委 員 長...