桑名市議会 2021-12-01
令和3年第4回定例会(第1号) 本文 開催日:2021-12-01
5:
議長(
南澤幸美)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、仮屋武人議員及び松田正美議員を指名いたします。
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○会期の決定
6:
議長(
南澤幸美)
次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期
定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、今期
定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間と決しました。
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○議案第106号
7:
議長(
南澤幸美)
次に、日程第3、議案第106号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
8: 市長(
伊藤徳宇)(登壇)
おはようございます。
本日は、第4回市議会
定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かと御多用の中、御参集いただきまして誠にありがとうございます。
定例会の開会に当たり、提出いたしました諸案件の説明に先立ちまして、現在の市の情勢等について申し述べたいと存じます。
まず初めに、新型コロナウイルス感染症対策における本市の状況であります。
感染力の強いデルタ株により、過去最大の感染者数を記録することとなった新型コロナウイルス感染症第5波の脅威は、全国に拡大し、三重県を含む全ての地域において緊急事態宣言が発令される事態となりました。
本市におきましては、危機的な状況となった8月、緊急事態宣言の発令に先駆け、いち早く市独自の感染拡大防止緊急措置を発令し、感染拡大防止対策を講じてきたところでございます。この大きな感染拡大の波も、9月中旬頃から徐々に落ち着きを見せ始め、全国に発出されていた緊急事態宣言が9月末をもって解除されました。その後も感染は収束へと向かい、現在は、1日当たりの感染者数も全国で100人前後に収まっております。
桑名市におきましては、10月18日から1か月以上、感染者が一人も発生しておりませんでしたが、先月末に感染者が1名発表されておりますものの、現在のところ、そこを起点とした新たな発生はしていない状況でございます。
これはひとえに、日々、医療現場の最前線において献身的に職務に取り組んでいただいております医療従事者の皆様をはじめ、私たちの暮らしを支えていただいておりますエッセンシャルワーカーの皆様、そして、長期間にわたり感染予防、感染拡大防止に御理解と御協力をいただいた市民の皆様、事業者の皆様のたゆまぬ努力があったからこそであります。皆様には、改めまして心から厚く御礼を申し上げますとともに、引き続き、感染症対策に御尽力賜りますようお願い申し上げます。
新型コロナウイルスの感染者数減少に効果があったとされるコロナワクチンの本市における接種状況につきましては、本日現在、2回目の接種を完了した方は10万8,487人となり、ワクチン接種対象者のうち約84.4%の方が接種を終えた状況でございます。
これまで、ワクチン接種につきましては、希望する方が接種できるよう、医師会など関係機関の皆様と一丸となって取組を進めてまいりました。
現在、3回目の接種に向けた準備に取りかかっているところでございますが、そうした中、新型コロナウイルスの新変異株が南アフリカ共和国などで確認され、世界保健機関(WHO)はオミクロン株と命名し、注意を呼びかけております。国立感染症研究所は、オミクロン株を懸念すべき変異株に指定し、警戒度を最も高いレベルに引き上げており、昨日には、このオミクロン株の感染者が国内で初めて確認されたとの発表もございました。
オミクロン株には、免疫を回避させ、ワクチン効果を低下させるとの懸念もあることから、今後も、国から発出される情報や動向を注視するとともに、県や関係機関ともしっかり連携を図りながら、接種体制の整備を進め、第6波の襲来に備えてまいります。
そして、感染拡大防止対策を緩めることなく、引き続き実施していくとともに、並行して、市内の経済対策についてもしっかりと進めていく必要があります。
国内経済の動向につきましては、内閣府が先月15日に発表した、2021年7月から9月期の国内総生産(GDP)の速報値によりますと、実質GDPの成長率は、前期比0.8%減、この成長が1年続いた場合の年率換算で3.0%の減となり、新型コロナウイルス感染症対策である緊急事態宣言が9月末まで続き、個人消費が低迷したことが影響し、2四半期ぶりのマイナス成長となりました。
本市におきましては、市内の消費喚起につなげるべく、緊急事態宣言が解除された10月から、PayPay(ペイペイ)を活用したキャッシュレス決済によるポイント還元事業を実施し、多くの市民の皆様に御利用いただいたところでございます。
また、11月に発足した第2次岸田内閣においては、新型コロナウイルス感染拡大防止や観光奨励施策などを含む新たな経済対策等が既に閣議決定されており、年内の補正予算成立に向けて準備が進められております。
さらに、自治体向けの地方創生臨時交付金も6兆円程度増額する方向で検討しているとされており、本市におきましては、あらゆる政策にスピード感をもって対応できるよう、国の動向をしっかりと注視してまいります。
さて、早いもので12月に入り、本年も残すところあと僅かとなりました。振り返りますと、コロナ禍にあって社会の仕組みや人々の行動様式が大きく変化してしまった、まさに激変の1年であったと感じているところでございます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の発生という未曽有の状況下において、見えない敵にどう立ち向かうべきか、粉骨砕身、でき得る限りの対策を迅速に講じてまいりました。
今は、新型コロナウイルス感染症の感染を防止しながら、いかにして、これまでの暮らしや経済活動を取り戻すのか、さらには、ポストコロナを見据え、どのようなまちづくりをしていくのかなど、熟慮を重ねる1年でありました。
そのような中で、私たちの生活にデジタルが急速に浸透してまいりました。離れていても顔が見え、つながることが当たり前となる一方、現実に人と接触する機会は減り、我々の時間の使い方や考え方は変化しました。スマートフォンやネットワークの環境さえあれば、暮らしの様々なサービスを利用することができ、働くことさえもできてしまう、そんな社会に変貌を遂げようとしております。
5月にはデジタル改革関連法案が可決され、改革の司令塔となるデジタル庁が9月に創設されました。コロナ禍において、行政のデジタル化の遅れが露呈し、その対応が喫緊の課題となる中、行政のみならず、官民のデジタル化を推進することで国民や民間企業の利便性を向上させるDX(デジタルトランスフォーメーション)を日本全体で進めていく方針が打ち出されております。
本市におきましては、国の動きに先駆け、本年1月にはデジタル推進課を立ち上げ、2月に桑名市デジタルファースト宣言を行い、行政手続における電子申請やデジタル人材の育成、また、高齢者向けのスマホ教室の開催など、デジタル化の取組を進めてきたところでございます。
引き続き、デジタルトランスフォーメーションの推進により、人口減少、少子高齢化をはじめとする社会課題の解決や社会の変革に対応し、市民の皆様が将来にわたり快適で豊かな生活を送ることができる、誰一人取り残さない持続可能なまちづくりを進めてまいります。
また、コロナ禍で1年の延期を経て開催されました東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、日本選手団の目覚ましい活躍により、勇気や感動をもらいました。新競技のスケートボードでは、若きアスリートがメダリストになるなど、将来を担う世代の新しいエネルギーが感じられ、とても頼もしく思われたのではないでしょうか。
また、その一方で、競技会場や選手村でかいま見たドローンによるショーや自動走行バスなどの新たな技術の活用についても強く印象に残りました。
このような可能性に満ちた若い世代のエネルギーと、今までになかった新しいアイデアや新しい技術を融合させることで、次の世代へと続く、豊かで魅力に満ちあふれたまちづくりを目指してまいりたいと感じたところであります。
また、7月には、静岡県熱海市伊豆山地区において土石流が発生いたしました。大量の土砂が建物をなぎ倒し、車両を飲み込む映像を目の当たりにし、改めて自然災害の脅威に身が引き締まる思いであり、いつどこで発生してもおかしくない大規模な自然災害にしっかりと備えていかなければならないと感じたところでございます。
防災力の強化につきましては、まちづくりを進める上での最重要課題と位置づけており、市民の皆様の命を守るため、様々な避難対策を講じますとともに、防災情報伝達機能の強化を進めているところでございます。
あわせまして、昨年度に整備いたしました桑名市防災拠点施設のソフト面からの機能強化に引き続き取り組むなど、今後も市の災害対応力の向上を図ってまいります。
また、こうした災害対策を広く啓発することも大切と考えており、今月5日には、県や三重大学が主催し、本市が共催する「みえ地震・津波対策の日シンポジウム」をNTNシティホールで開催いたします。引き続き、国や県、関係機関との連携を密にし、災害対策を進めてまいります。
そのことと同時に、気象災害発生のリスクを高める要因の一つであるCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスの排出量削減など、環境へ配慮した取組につきましても、早急に対応していく必要があります。
10月末から11月にかけては、国連の気候変動枠組条約締結国会議、いわゆるCOP26が、イギリス・グラスゴーにおいて開催され、国際的にも議論が交わされたところでございます。
本市といたしましては、このような世界的な流れや国の動きなども注視しながら、ゼロカーボンシティの実現に向け、産官学金の連携により立ち上げたグリーンIoTラボ・桑名を生かして、地域の特性に応じた形で環境と経済の好循環を創出する取組を、できることから着実に進めてまいります。
また、9月には、前鈴木英敬知事の辞職に伴う三重県知事選挙が行われ、新たに一見勝之知事が県政を担われることとなりました。来年には、10年先を見据えた長期計画、強靱な美し国ビジョンみえ(仮称)を策定することが明らかにされており、本市といたしましても、北勢エリアが持つ特性や可能性を十分に生かした内容となるよう、しっかりと連携を図ってまいりたいと考えております。
1年を締めくくるに当たり、改めまして、本市を持続可能なまちとして発展させていくためには、総合計画を着実に推進していくことが何よりも重要であります。その支えとなるべく位置づけた、防災力の強化、スマート自治体への転換、確固たる財政基盤の確立の3本の施策の柱と、現在進めている幾つもの重点プロジェクトを、誰一人取り残さないデジタルファーストの視点と、循環型社会の実現に不可欠なカーボンニュートラルの視点を持ちながら、私が強いリーダーシップを発揮して進めてまいります。
そして、刻々と変化する社会環境や市民生活において、多様に変化する市民ニーズにつきましても的確に状況を把握し、今目の前にある課題にも必要な対応を講じてまいります。
特に、千葉県八街市において痛ましい交通事故が発生いたしましたが、道路交通の安全対策や市民の皆様の命、生活を支える対応につきましては、早急に必要な手だてを講じてまいります。
また、新型コロナウイルス感染症につきましても、第6波とも言われる次なる感染拡大への備えに万全を期してまいります。
私たちの想像を超えて、速く、そして、激しく変化していく社会の中で、新型コロナウイルス感染症をはじめとする様々な要因によって、先を見通すことが困難で、時には答えのない課題にも立ち向かわなければなりません。そのような課題に対応していくためには、一極集中的な手法や考え方のみに頼るのではなく、ありとあらゆることに柔軟に、かつ迅速に対応できるよう、多角的な視点を持ち、戦略的に対応していくことが求められております。既成概念にとらわれることなく、時代の流れを読み、変化に的確に対応していくことができるよう進化を続けながら、持続可能な未来に向けて市政運営を進めてまいります。引き続き、議員各位におかれましても、より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
それでは、今
定例会に提案いたしました諸案件のうち、初めに、議案第106号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第10号)、子育て世帯への臨時特別給付金に係る補正予算の議案につきまして御説明申し上げます。
今回の一般会計補正予算(第10号)は、11月19日の閣議決定を受け、子育て世帯への給付金について、その内容が国から示されてまいりましたので、速やかにこれに対応すべく、民生費の増額をお願いするものでございます。
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、子育て世帯を支援するため、子育て世帯への臨時特別給付金と、それに係る事務費等を計上いたしました。今回の給付金は、所得制限を設けた上で、高校生相当までの子供がいる世帯に対し、子供1人につき5万円の現金を支給させていただくものでございます。
また、支給時期につきましては、早急に予算措置を講じ、支給に向けての準備を進め、できるだけ多くの子育て世帯に対し、年内に支給ができるよう努めてまいる所存でございます。
なお、歳入につきましては、国庫支出金で、子育て世帯への臨時特別給付金に要する費用は国が全額を負担いたします。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
9:
議長(
南澤幸美)
以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。
これより上程議案に対する議案質疑に入るのでありますが、
発言を許可する前に、
議長として一言申し上げます。
本会議での議案質疑に当たっては、自己の意見を述べることなく、特に議案審査に直接関係ない
発言は厳に慎むとともに、一問一答方式で質問される議員の方は、質問の初めにその旨を告げていただきますようお願いいたします。
また、従来からお願いをしていることではありますが、質問者におかれましては、議題及び通告書に沿った
発言を、再質問に当たっては、答弁内容に沿った
発言をしていただくようお願い申し上げますとともに、理事者におかれましては、的確、簡明な答弁に努められるようお願い申し上げます。
なお、理事者の方は、再質問等に対する答弁を自席において行っていただきます。自席における答弁につきましては、
議長の許可を得た上で、その場で起立の上、行われるようお願い申し上げます。
また、反問を行う場合は、意思表示を明確にし、
議長の許可を得た上で行われるようお願い申し上げます。
それでは、通告がありますので、
発言を許します。
6番
多屋真美議員。
10: 6番(
多屋真美)(登壇)
おはようございます。日本共産党、
多屋真美です。通告に従いまして、併用にて質問をさせていただきます。
大項目1番、議案第106号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第10号)についてです。
中項目(1)、(款)3民生費(項)2児童福祉費(目)1児童福祉総務費について、1)支給の事務体制についてです。
今回、112万2,000円の時間外手当の増額は、何名の職員の方、計何時間の残業を見込んでの金額でしょうか。
中項目2番、(款)3民生費(項)2児童福祉費(目)2児童措置費についてです。1)給付対象者(年収制限・対象者の年齢)及び対象者数についてです。
子育て世帯への臨時特別給付金の年収制限として、国は960万円を制限としていますが、市も同じでしょうか。
また、市長の提案説明で、高校生相当までの子供がいる世帯と説明いただきましたが、2003年4月2日生まれ以降という確定した日付はあるのでしょうか。高校に通う年齢で高校に在学していない子も対象という意味でしょうか。
また、19歳以上の子であっても高校に在学している子は対象になりますでしょうか。その上で、対象者数は何人と計上していますか。
2)番、対象者への周知についてです。
対象者に対し、どのような方法で周知がされますか。
以上の質問について、御答弁よろしくお願いいたします。
11:
議長(
南澤幸美)
当局の答弁を求めます。
子ども未来局長。
12:
保健福祉部子ども未来局長(
畑中伸也)(登壇)
おはようございます。
所管いたします事項、大項目1、議案第106号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第10号)について、中項目で2点御質問いただいておりますので、順次御答弁申し上げます。
初めに、11月19日に、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策において、新型コロナウイルス感染症が長期化し、その影響が様々な人々に及ぶ中、子育て世帯においては、ゼロ歳から高校生相当の子供たちに1人当たり5万円の現金を給付することが閣議決定されたことを受けまして、今回、第10号補正予算といたしまして、必要となる経費を計上させていただきました。
まず、(1)(款)3民生費(項)2児童福祉費(目)1児童福祉総務費について、1)支給の事務体制についてでございますが、給付金事務は、自宅療養等支援プロジェクト担当と子ども未来課が連携して対象者を抽出し、
文書の発送や申請の受付、給付金の振込みを速やかに行えるよう準備を進めているところでございます。
議員お尋ねの給付金事務に要する時間外につきましては、年内から随時給付作業を始め、4名の職員で、年度内において延べ360時間の時間外が発生すると見込み、時間外勤務手当を計上いたしております。
次に、(2)(款)3民生費(項)2児童福祉費(目)2児童措置費について、1)給付対象者(年収制限・対象者の年齢)及び対象者数についてでございますが、今回の給付金においては、児童手当と同様の、扶養人数に応じて所得制限が定められております。
また、対象者の年齢につきましては、平成15年4月2日から令和4年3月31日までに生まれた児童で、原則、学生を問わず対象となるところでございます。
また、全体の対象者数は2万3,300人を見込んでおります。
次に、2)対象者への周知についてでございますが、子育て世帯への臨時特別給付金の給付についての個別通知を、申請の有無等もございますので、段階的に年内に送付させていただくとともに、ホームページなどを通しても周知を図ってまいりたいと考えております。
給付につきましては、実際に児童手当を受給されている方は口座情報が登録されておりますので、そのデータを活用し、年内の給付に努めてまいりたいと考えております。
また、15歳以下の兄弟がいない平成15年4月2日から平成18年4月1日の間に生まれたお子さんにつきましては、口座情報がなく、新たに申請が必要となりますので、その旨も案内させていただく予定でございます。
今回の臨時特別給付金は、子育て世帯の支援を目的としておりますので、迅速かつ正確に給付が行えるよう取り組んでまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
(6番議員挙手)
13:
議長(
南澤幸美)
多屋議員。
14: 6番(
多屋真美)
ありがとうございます。
再質問をさせていただきます。
今御答弁いただきました支給の対象年齢について、平成15年4月2日から令和4年の3月31日までとのことですが、学年の区切りとしては、令和4年4月1日までが前日の3月31日生まれの子と同学年となります。子育て支援の対象としては、ちょっと疑問を感じますが、なぜ3月31日が区切りなんでしょうか。
今お話を伺いまして、今回の支給に関してかなりの時間外労働が必要であり、中学生以下と高校生での事務処理の違いもあり、処理に時間がかかることが分かりました。今後、クーポン券の支給の予定も考えると、さらに処理の時間も手間も必要です。
国でも、今回5万円の現金支給、その後、5万円のクーポン支給にすることで事務費が膨大になるということが指摘されています。高校生まで10万円現金一括支給であれば、事務費は300億円、クーポン券との2段階での支給により事務費は900億円と言われています。国は、現金10万円一括支給することを、自治体の判断で行うことを認めています。子育て世帯にとって出費が多い年末、3月の年度末までに、桑名市として現金10万円、一括支給のお考えはいかがでしょうか。
15:
議長(
南澤幸美)
当局の答弁を求めます。
子ども未来局長。
16:
保健福祉部子ども未来局長(
畑中伸也)
多屋議員の再質問にお答えいたします。
まず、1点目の支給対象児童ですけれども、さきに御答弁申し上げましたとおり、令和4年3月31日までに生まれた児童となっておるところでございます。
また、クーポンの支給につきましては、その概要がまだ明確に示されていないところもございますので、今回の補正予算につきましては、まずは年内5万円の現金支給のために必要となる経費を計上しておりますので、10万円の現金一括での支給は、現在は考えておりません。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
(6番議員挙手)
17:
議長(
南澤幸美)
多屋議員。
18: 6番(
多屋真美)
ありがとうございました。
桑名市として、現金一括支給というのはお考えいただけないということでしたけれども、そしてまた、数点の疑問や、さらに拡充してほしいという思いはありますけれども、今回の子供1人当たりに現金5万円の支給、職員の方も大変な業務であるということも理解しましたので、迅速に支給が行われることをお願いしまして、私からの質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
19:
議長(
南澤幸美)
これをもって、議案質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第106号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第106号は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論は賛成、または反対の立場を明確に表明していただくよう、特にお願いします。
討論はありませんか。
6番
多屋真美議員。
20: 6番(
多屋真美)(登壇)
日本共産党、
多屋真美です。会派を代表しまして、議案第106号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第10号)につきまして、今回、国のコロナ対策として、子育て世帯への臨時特別給付金5万円が支給されることについて、賛成の立場で討論いたします。
昨年の国民1人当たり10万円給付に続き、18歳までのお子さんに5万円給付、今後さらに5万円相当の給付となったことは大いに評価すべきことと考えます。
しかし、その上で、国民への給付金は、当初、非正規、女性、子育て世代、学生をはじめコロナでお困りの皆様へ支給するという岸田首相の選挙公約でしたが、今回、大学生や年収101万円以上の一人暮らしの方、子供のいない家庭は給付の対象になっていません。コロナ対策としての支援であれば、学費がかかる大学生や、コロナにより不安定な労働となっている非正規労働者など、より対象を広げるべきです。
また、今回の子育て世帯への給付についても、なぜ現金給付5万円と、来年春のクーポン支給の2段階にするのかという点は、支給する行政側の手間と費用の点でも、また、支給される側から考えても非常に多くの矛盾があります。
子育て世帯にとって出費が多い3月の年度末までに、いち早く給付金が届くように、残りの5万円の支給についても現金支給とすることを市の判断でしていただきたいということを要望しまして、注文の多い賛成討論となりましたが、今回の子育て世帯への5万円給付について賛成討論とさせていただきます。以上です。ありがとうございます。
21:
議長(
南澤幸美)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
これをもって、討論を終結いたします。
これより、議案第106号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。
お諮りいたします。議案第106号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第106号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議案第85号ないし議案第105号、報告第29号ないし報告第32号
22:
議長(
南澤幸美)
次に、日程第4、議案第85号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第9号)ないし議案第105号 市道の設定についての21議案及び日程第5、報告第29号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償額の決定)ないし報告第32号 議決事件に該当しない契約について(西部水源地浄水池更新工事)の報告4件を一括議題といたします。
市長より、提案理由の説明及び報告を求めます。
市長。
23: 市長(
伊藤徳宇)(登壇)
それでは、子育て世帯への臨時特別給付金に係る補正予算以外の今
定例会に提案いたしました諸議案21件及び報告4件につきまして、その概要を順次御説明いたします。
まず、議案第85号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第9号)につきましては、人事異動に伴う人件費の整理や退職手当のほか、新型コロナウイルスのワクチン接種や学童保育所の移設などについて、所要の補正を行うものでございます。
それでは、歳出から主なものを御説明申し上げます。
総務費では、電気、水道などの市役所が支払う公共料金について、口座振替にするためのシステムを来年6月から新たに導入いたしますことから、これに向けた事前のデータ登録など、必要となる準備費用を計上いたしました。
現在、公共料金の支払いにつきましては、各部署において、事業者から送付される請求書や納付書を基に、それぞれが支払手続を行っておりますが、このシステムの導入によりまして各部署での支払手続が不要となりますことから、職員の負担軽減につながるものでございます。
このほか、前年度の補助事業等の精査による国県支出金等返還金を計上いたしました。
民生費では、障がい者の地域移行や自立生活に向けたグループホームの利用と、就労訓練を行う就労継続支援などの利用が増加していることから、それぞれ必要となる給付費用を増額いたしました。
このほか、在良学童保育所を在良小学校の教室内に移転するための費用を計上いたしましたほか、登園管理、保育日誌、資料作成などの保育士の業務負担の軽減を図るべく、業務のICT化に取り組む私立保育園を支援するため、このためのシステム導入に対する補助金を計上いたしました。
また、不妊治療費に対する助成基準が緩和されたことに伴い、申請件数が増加していることから、助成費用を増額いたしましたほか、障がい児発達支援サービスについて利用が増加していることから、これに伴う給付費用の増額見込み分を計上いたしました。
衛生費では、新型コロナウイルスワクチンについて、3回目の接種を実施するための費用を計上いたしましたほか、時間外、休日のワクチン接種会場への医師、看護師などの派遣について、派遣元の医療機関に対して財政支援を実施するための費用を計上いたしました。
農林水産業費では、県営事業として、排水機場の遊水池に堆積した土砂を排土するための事業を実施するため、これに係る市負担金を計上いたしました。
土木費では、千葉県八街市内で発生いたしました通学路での死亡事故を受け、さきの9月
定例会にて交通安全施設を設置するための予算を計上し、お認めいただいたところでございますが、今回、さらに必要な交通安全施設を追加で設置いたしますことから、これに係る費用を増額いたしましたほか、桑部播磨線においては、事業主体である県が、事業進捗のため社会資本整備総合交付金を県事業間で再配分を行い、当該事業費を増額いたしますことから、これに合わせて市負担金を増額いたしました。
消防費では、FM放送網を用いた戸別受信機の整備を検討する中、民間事業者より、中継局整備などを事業者負担で実施するという新たな事業提案を受けました。この事業提案によりまして、当該年度予算を見直すとともに、新たに戸別受信機整備のための債務負担行為の設定を行い、令和4年度に戸別受信機を配布するための予算として整理をいたしたものでございます。
教育費では、特別支援が必要な児童・生徒に対する手すりなどの設備設置費用を計上いたしましたほか、千葉県八街市内で発生いたしました通学路での死亡事故を受け、安全対策のため、通学路上に路面標示等を施工するための費用を計上いたしました。
公債費では、地方財政法第7条に基づき、令和2年度決算剰余金の財源を活用し、過去に借り入れた地方債のうち、現在の利率と比べて利率が高く、補償金負担のない地方債について繰上償還を行うものでございます。
続きまして、歳入の主なものについて申し上げます。
分担金及び負担金、使用料及び手数料、国庫支出金、県支出金、諸収入及び市債につきましては、歳出事業に応じて所要の額を計上いたしました。
寄附金につきましては、新型コロナウイルス感染症対策のために御寄附を頂きましたことから、これを計上いたしました。
繰入金につきましては、この補正予算の収支の均衡を図るため、財政調整基金からの繰入額を増額いたしましたほか、ふるさと応援基金及び公共施設整備基金からの繰入額については、歳出事業に応じて所要の整理をいたしました。
繰越金につきましては、令和2年度決算を踏まえ、所要の額を計上いたしました。
次に、議案第86号 令和3年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、人事異動に伴う人件費の整理や県支出金の返還費用を計上いたしましたほか、今後不足が見込まれる療養給付費及び高額療養費について増額見込み分を計上いたしました。
次に、議案第87号 令和3年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、人事異動に伴う人件費の整理を行うほか、国県支出金の返還費用を計上いたしました。
次に、議案第88号 令和3年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、人事異動に伴う人件費について所要の整理を行いました。
次に、議案第89号 令和3年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、退職給付費や人事異動に伴う人件費について所要の整理を行いました。
次に、議案第90号 令和3年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、退職給付費や人事異動に伴う人件費について所要の整理を行いました。
次に、議案第91号 桑名市職員退職手当支給条例の一部改正につきましては、退職手当の算定の基礎となる勤続期間の通算の要件の見直しに伴い、所要の改正を行うものです。
次に、議案第92号 桑名市国民健康保険条例の一部改正につきましては、出産一時金の支給額について、健康保険法施行令の一部改正により、所要の改正を行うものです。
次に、議案第93号 桑名市ヴィレッジセンター条例の制定につきましては、多世代共生型施設((仮称)福祉ヴィレッジ)整備事業として一体的に整備を進めている公園のうち、市民の交流や地域づくりを促進する施設として計画している(仮称)地域交流スペースについて、名称や利用時間などを定める条例を制定するものです。
次に、議案第94号 桑名市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部改正につきましては、桑名市3Rの推進に関する条例の制定に伴い、所要の改正を行うものです。
次に、議案第95号 桑名市3Rの推進に関する条例の制定につきましては、廃棄される資源のリデュース、リユース及びリサイクルに関し、市及び事業者の責務を明らかにするとともに、SDGsの達成に向けた地域循環共生圏の形成を促進し、もって持続可能な地域経済の発展に資することを目的とした条例を制定するものです。
次に、議案第96号 桑名市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うものです。
次に、議案第97号 桑名市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うものです。
次に、議案第98号 桑名市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正につきましては、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うものです。
次に、議案第99号 桑名市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部改正につきましては、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。
次に、議案第100号 桑名市建築開発関係手数料条例の一部改正につきましては、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い、長期優良住宅建築等計画の認定申請手数料等について所要の改正を行うものです。
次に、議案第101号 桑名市営住宅管理条例の一部改正につきましては、市営住宅の連帯保証人に係る規定の見直しにより、所要の改正を行うものです。
次に、議案第102号 桑名市都市公園条例の一部改正につきましては、公募等により公園施設に自動販売機を設置する場合の使用料を規定するほか、使用料の改定等に伴い、所要の改正を行うものです。
次に、議案第103号 財産の取得(独立電源装置で稼働する循環式トイレを備えたコンテナ)につきましては、多度山における登山環境を整備すべく、多度山上公園に自然エネルギーを活用した独立電源装置で稼働する循環式トイレを設置するため、桑名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものです。
次に、議案第104号 桑名市指定金融機関の指定につきましては、令和4年6月1日から2年間、桑名三重信用金庫を指定金融機関に指定するに当たり、地方自治法第235条第2項及び同法施行令第168条第2項の規定により、議会の議決を求めるものです。
次に、議案第105号 市道の認定につきましては、開発行為に伴い、1路線を新規に認定するため、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものです。
以上、上程の各議案につきまして、大要を御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、報告4件につきまして、御説明申し上げます。
まず、報告第29号ないし第31号までの専決処分の報告につきましては、市長が専決処分することができる事項として指定されている損害賠償について、いずれも相手方と和解が成立いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により、報告するものでございます。
次に、報告第32号の議決事件に該当しない契約につきましては、上下水道部が10月11日に契約を締結いたしました西部水源地浄水池更新工事につきまして、議決事件に該当しない契約についての報告に関する条例第2条第1項の規定により、御報告申し上げるものです。
よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。
24:
議長(
南澤幸美)
以上をもって、提案理由の説明及び報告は終了いたしました。
ただいま議題となっております各議案につきましては、本日は提案理由の説明にとどめることといたします。
───────────────────────────────────────
○
議長の辞職について
25:
議長(
南澤幸美)
次に、日程第6、
議長の辞職についてを議題といたします。
本件は私の一身上に関する案件でありますので、地方自治法第117条の規定により、退席いたします。
副
議長、よろしくお願いします。
(
議長退場)
(副
議長着席)
26: 副
議長(愛敬重之)
議長 南澤幸美議員から
議長の辞職願が提出されております。
書記をして朗読いたさせます。
27: 議会事務局次長(近藤光彦)
辞職願
このたび一身上の都合により、桑名市議会
議長を辞職いたしたくお願いいたします。
令和3年12月1日
桑名市議会副
議長 愛敬重之様
桑名市議会
議長 南澤幸美
28: 副
議長(愛敬重之)
お諮りいたします。
南澤幸美議員の
議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、
南澤幸美議員の
議長の辞職を許可することに決しました。
(
南澤幸美議員入場)
南澤幸美議員、この際御挨拶があれば伺います。
29: 24番(
南澤幸美)(登壇)
議長退任に当たり、一言御挨拶申し上げます。
昨年の12月の
定例会におきまして、皆さんの御推挙により
議長に就任させていただき、微力ではありましたが、誠心誠意務めさせていただきました。
この1年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中で、多くの行事、会議、要望活動等が中止を余儀なくされましたが、10月に入り、落ち着きを見せ始め、ようやく
議長としての活動等を行うことができるようになりました。
このような非常事態の中、議会においては、委員会の在り方を工夫する等、議員各位の御理解を得て、感染対策を行いながら議会運営に努めてまいりました。
また、
議長立候補に当たり、所信表明において、お約束をいたしました議会の情報化につきましても、この後、タブレット端末をようやくお配りするめどが立ち、議会改革推進特別委員会の御議論を基に進められていくものと期待しております。
今後は、
議長としての貴重な経験を生かし、一議員として、これからも皆さんと共に、桑名市の発展に、微力ではございますが、努力をいたしてまいります。
終わりに、今日まで私を支えてくださいました事務局の皆さんをはじめ、議員各位、市当局の御指導、御鞭撻に心より感謝を申し上げ、
議長退任の挨拶とさせていただきます。本日は、ありがとうございました。(拍手)
30: 副
議長(愛敬重之)
次に、日程第7、選挙第3号
議長の選挙についてに入るのでありますが、ただいまから各派代表者会議を開催いたしますので、代表者及び関係議員は
議長応接室へ御参集願います。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時58分 休憩
午後1時40分 再開
31: 副
議長(愛敬重之)
休憩前に引き続き会議を開きます。
───────────────────────────────────────
○選挙第3号
32: 副
議長(愛敬重之)
これより、日程第7、選挙第3号
議長の選挙についてを行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員数は26人であります。
投票用紙を配付いたさせます。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名をフルネームで1名記載の上、1番議員から順次投票を願います。
(各議員投票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に満仲正次議員及び水谷憲治議員を指名いたします。
それでは、両議員の立会いをお願いいたします。
(開票)
選挙の結果を事務局長より報告いたさせます。
33: 議会事務局長(南川恒司)
ただいま行われました
議長選挙の開票の結果を御報告申し上げます。
投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち、有効投票23票、無効投票3票。敬称を省略させていただきます。有効投票中、辻内裕也22票、石田正子1票。
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票でございます。
以上でございます。
34: 副
議長(愛敬重之)
ただいまの報告のとおり、桑名市議会
議長には、辻内裕也議員が当選されました。
議長に当選されました辻内裕也議員は議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
この際、御挨拶があればお伺いします。
35:
議長(辻内裕也)(登壇)
今から約11年前になりますけれども、初めてこの議場に入って、今、水谷真幸議員が座っている席から
議長席を見たときに、ゆめゆめ自分がこういう立場になるなんていうことは想像だにしなかったわけでありますけれども、今私がこの場に立っているのは、これまで御支援をいただいた多くの市民の皆さんと、御支援をいただいた先輩議員と会派の仲間たちの支えがあって、今私がこういう立場になれたというふうに思っています。
立候補者が1人でもあったにもかかわらず、無効票が一定数あったことは、これは私、重く受け止めなくてはならないと思っています。立候補の決意表明の中でも申し上げましたが、今回、大きな会派から2人続けて
議長が出るということについて、様々な御意見があるということは十分に承知はしておりますので、少数会派を含めて、多くの議員の皆様からの一つ一つの声に丁寧に応えながら、この1年間、議事運営をしっかりとやってまいりたい、このように考えております。
1年間お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
36: 副
議長(愛敬重之)
以上をもちまして私の職務は終わりましたので、
議長と交代いたします。皆様方の御協力どうもありがとうございました。
議長、
議長席にお着き願います。
(副
議長退席)
(
議長着席)
───────────────────────────────────────
○副
議長の辞職について
37:
議長(辻内裕也)
次に、日程第8、副
議長の辞職についてを議題といたします。
(副
議長退場)
副
議長 愛敬重之議員から副
議長の辞職願が提出されております。
書記をして朗読していただきます。
38: 議会事務局次長(近藤光彦)
辞職願
このたび一身上の都合により、桑名市議会副
議長を辞職いたしたくお願いいたします。
令和3年12月1日
桑名市議会
議長 辻内裕也様
桑名市議会副
議長 愛敬重之
39:
議長(辻内裕也)
お諮りいたします。愛敬重之議員の副
議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。よって、愛敬重之議員の副
議長の辞職を許可することに決しました。
(愛敬重之議員入場)
愛敬重之議員、この際、御挨拶があれば伺います。
愛敬重之議員。
40: 16番(愛敬重之)(登壇)
皆さん、こんにちは。
この1年、コロナ禍の中、皆様には本当にお世話になりました。副
議長の職務を遂行できたなというふうに思っております。本当に皆さん、ありがとうございました。どうもありがとうございました。(拍手)
41:
議長(辻内裕也)
次に、日程第9、選挙第4号 副
議長の選挙についてに入るのでありますが、ただいまから各派代表者会議を開催いたしますので、代表者及び関係議員は
議長応接室に御参集願います。
ここで暫時休憩いたします。
午後1時58分 休憩
午後3時01分 再開
42:
議長(辻内裕也)
休憩前に引き続き会議を開きます。
───────────────────────────────────────
○選挙第4号
43:
議長(辻内裕也)
これより日程第9、選挙第4号 副
議長の選挙についてを行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員は26人であります。
投票用紙を配付していただきます。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名をフルネームで1名記載の上、1番議員から順次投票願います。
(各議員投票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に
多屋真美議員及び冨田 薫議員を指名いたします。
それでは、両議員の立会いをお願いいたします。
(開票)
それでは、選挙の結果を事務局長より報告いたさせます。
44: 議会事務局長(南川恒司)
ただいま行われました副
議長選挙の開票の結果を御報告申し上げます。
投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち、有効投票24票、無効投票2票。敬称を省略させていただきます。有効投票中、畑 紀子23票、
多屋真美1票。
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票でございます。
以上でございます。
45:
議長(辻内裕也)
ただいまの報告のとおり、桑名市議会副
議長には、畑 紀子議員が当選されました。
副
議長に当選されました畑 紀子議員は議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、告知をいたします。
この際、御挨拶があれば伺います。
畑 紀子議員。
46: 副
議長(畑 紀子)(登壇)
公明党の畑 紀子でございます。このたびは、皆様の御推挙により、副
議長の大任を拝しました。
議長を支え、しっかりと円滑な議会運営ができるよう、力いっぱい頑張ってまいりますので、どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。(拍手)
───────────────────────────────────────
○散会の宣告
47:
議長(辻内裕也)
これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
次回は、明2日午前10時に会議を開きます。
本日は、これをもって散会いたします。
午後3時16分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 辻 内 裕 也
前 議 長 南 澤 幸 美
前 副 議 長 愛 敬 重 之
署 名 議 員 仮 屋 武 人
署 名 議 員 松 田 正 美
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