桑名市議会 2020-09-14
令和2年決算特別委員会総務安全分科会 本文 開催日:2020-09-14
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決算特別委員会総務安全分科会 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 分科会長(倉田明子) 選択 2 : 分科会長(倉田明子) 選択 3 : 分科会長(倉田明子) 選択 4 : 分科会長(倉田明子) 選択 5 :
市民環境部地域コミュニティ局長(堀田嘉一) 選択 6 :
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 7 : 分科会長(倉田明子) 選択 8 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 9 :
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 10 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 11 :
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 12 :
分科会委員(渡辺仁美) 選択 13 : 生涯学習・
スポーツ課スポーツ振興・
国体推進室長(稲葉智法) 選択 14 :
分科会委員(渡辺仁美) 選択 15 : 生涯学習・
スポーツ課スポーツ振興・
国体推進室長(稲葉智法) 選択 16 :
分科会委員(渡辺仁美) 選択 17 : 分科会長(倉田明子) 選択 18 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 19 : 分科会長(倉田明子) 選択 20 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 21 :
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 22 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 23 :
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 24 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 25 : 分科会長(倉田明子) 選択 26 :
分科会委員(畑 紀子) 選択 27 :
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 28 : 分科会長(倉田明子) 選択 29 : 分科会長(倉田明子) 選択 30 : 市民環境部長(後藤政志) 選択 31 : 戸籍・住民登録課長(大原満千子) 選択 32 : 分科会長(倉田明子) 選択 33 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 34 : 分科会長(倉田明子) 選択 35 : 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光) 選択 36 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 37 : 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光) 選択 38 : 廃棄物対策課長(近藤 巌) 選択 39 : 分科会長(倉田明子) 選択 40 : 分科会委員(満仲正次) 選択 41 : 分科会長(倉田明子) 選択 42 : 廃棄物対策課長(近藤 巌) 選択 43 : 分科会委員(満仲正次) 選択 44 : 廃棄物対策課長(近藤 巌) 選択 45 : 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光) 選択 46 : 分科会長(倉田明子) 選択 47 : 分科会委員(冨田 薫) 選択 48 : 環境安全課生活安全対策室長(梶家泰文) 選択 49 : 分科会委員(冨田 薫) 選択 50 : 環境安全課生活安全対策室長(梶家泰文) 選択 51 : 分科会委員(冨田 薫) 選択 52 : 戸籍・住民登録課長(大原満千子) 選択 53 : 分科会委員(冨田 薫) 選択 54 : 戸籍・住民登録課長(大原満千子) 選択 55 : 分科会委員(冨田 薫) 選択 56 : 戸籍・住民登録課長(大原満千子) 選択 57 : 市民環境部長(後藤政志) 選択 58 : 分科会委員(冨田 薫) 選択 59 : 分科会長(倉田明子) 選択 60 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 61 : 人権政策課長(近藤裕司) 選択 62 : 分科会長(倉田明子) 選択 63 : 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光) 選択 64 : 分科会長(倉田明子) 選択 65 : 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光) 選択 66 : 分科会長(倉田明子) 選択 67 : 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光) 選択 68 : 分科会長(倉田明子) 選択 69 : 人権政策課長(近藤裕司) 選択 70 : 分科会長(倉田明子) 選択 71 : 副分科会長(諏訪輝富) 選択 72 : 分科会長(倉田明子) 選択 73 : 人権政策課長(近藤裕司) 選択 74 : 分科会長(倉田明子) 選択 75 : 分科会長(倉田明子) 選択 76 : 総務部長(松岡孝幸) 選択 77 : 財政課長(栗田義久) 選択 78 : 会計管理者兼会計管理室長(早川晴美) 選択 79 : 分科会長(倉田明子) 選択 80 : 分科会委員(仮屋武人) 選択 81 : 財政課長(栗田義久) 選択 82 : 分科会委員(仮屋武人) 選択 83 : 総務部長(松岡孝幸) 選択 84 : 分科会長(倉田明子) 選択 85 : 分科会委員(仮屋武人) 選択 86 : 分科会長(倉田明子) 選択 87 : 分科会委員(仮屋武人) 選択 88 : 分科会長(倉田明子) 選択 89 : 分科会委員(仮屋武人) 選択 90 : 税務課長(宇佐美亮次) 選択 91 : 分科会委員(仮屋武人) 選択 92 : 分科会長(倉田明子) 選択 93 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 94 : 総務部理事(法務担当)兼総務課長(金子洋三) 選択 95 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 96 : 総務部理事(法務担当)兼総務課長(金子洋三) 選択 97 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 98 : 総務部長(松岡孝幸) 選択 99 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 100 : 総務部長(松岡孝幸) 選択 101 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 102 : 分科会長(倉田明子) 選択 103 : 分科会長(倉田明子) 選択 104 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 105 : 分科会長(倉田明子) 選択 106 : 統括監兼市長公室長(加藤眞毅) 選択 107 : 理事(防災・危機管理担当)(久保康司) 選択 108 : 市長公室次長兼政策創造課長(西田喜久) 選択 109 : 分科会長(倉田明子) 選択 110 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 111 : 分科会長(倉田明子) 選択 112 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 113 : 分科会長(倉田明子) 選択 114 : 人事課長(位田壮平) 選択 115 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 116 : 人事課長(位田壮平) 選択 117 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 118 : 防災・危機管理課長(若林直樹) 選択 119 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 120 : 分科会長(倉田明子) 選択 121 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 122 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 123 : 分科会委員(伊藤研司) 選択 124 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 125 : 分科会長(倉田明子) 選択 126 : 分科会委員(冨田 薫) 選択 127 : 分科会長(倉田明子) 選択 128 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 129 : 分科会委員(冨田 薫) 選択 130 : 分科会委員(渡辺仁美) 選択 131 : 政策創造課情報政策室長(林 直晋) 選択 132 : 分科会委員(渡辺仁美) 選択 133 : 政策創造課情報政策室長(林 直晋) 選択 134 : 分科会委員(渡辺仁美) 選択 135 : 政策創造課情報政策室長(林 直晋) 選択 136 : 分科会長(倉田明子) 選択 137 : 副分科会長(諏訪輝富) 選択 138 : 人事課長(位田壮平) 選択 139 : 副分科会長(諏訪輝富) 選択 140 : 分科会長(倉田明子) 選択 141 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 142 : 副分科会長(諏訪輝富) 選択 143 :
分科会委員(仮屋武人) 選択 144 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 145 : 分科会長(倉田明子) 選択 146 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 147 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 148 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 149 : 分科会長(倉田明子) 選択 150 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 151 : 人事課長(位田壮平) 選択 152 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 153 : 人事課長(位田壮平) 選択 154 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 155 : 分科会長(倉田明子) 選択 156 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 157 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 158 : 分科会長(倉田明子) 選択 159 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 160 : 分科会長(倉田明子) 選択 161 :
分科会委員(渡辺仁美) 選択 162 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 163 :
分科会委員(渡辺仁美) 選択 164 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 165 : 分科会長(倉田明子) 選択 166 :
分科会委員(渡辺仁美) 選択 167 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 168 : 分科会長(倉田明子) 選択 169 : 副分科会長(諏訪輝富) 選択 170 : 分科会長(倉田明子) 選択 171 : 副分科会長(諏訪輝富) 選択 172 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 173 : 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋) 選択 174 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 175 : 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋) 選択 176 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 177 : 分科会長(倉田明子) 選択 178 : 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋) 選択 179 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 180 : 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋) 選択 181 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 182 : 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋) 選択 183 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 184 : 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋) 選択 185 : 分科会長(倉田明子) 選択 186 : 副分科会長(諏訪輝富) 選択 187 : 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋) 選択 188 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 189 : 統括監兼市長公室長(加藤眞毅) 選択 190 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 191 : 分科会長(倉田明子) 選択 192 : 分科会長(倉田明子) 選択 193 : 消防長(杉山伸司) 選択 194 : 消防本部消防次長兼総務課長(伊藤 豊) 選択 195 : 分科会長(倉田明子) 選択 196 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 197 : 分科会長(倉田明子) 選択 198 : 消防長(杉山伸司) 選択 199 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 200 : 消防本部総務課長(高台移転・消防団担当)(井上智博) 選択 201 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 202 : 分科会長(倉田明子) 選択 203 : 統括監兼市長公室長(加藤眞毅) 選択 204 : 分科会長(倉田明子) 選択 205 :
分科会委員(渡辺仁美) 選択 206 : 分科会長(倉田明子) 選択 207 :
分科会委員(仮屋武人) 選択 208 : 分科会長(倉田明子) 選択 209 :
分科会委員(冨田 薫) 選択 210 : 分科会長(倉田明子) 選択 211 :
分科会委員(満仲正次) 選択 212 : 分科会長(倉田明子) 選択 213 :
分科会委員(畑 紀子) 選択 214 : 分科会長(倉田明子) 選択 215 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 216 : 分科会長(倉田明子) 選択 217 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 218 : 分科会長(倉田明子) 選択 219 : 副分科会長(諏訪輝富) 選択 220 : 分科会長(倉田明子) 選択 221 : 分科会長(倉田明子) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午前10時01分 開会
○開会宣言
分科会長(倉田明子)
ただいまから決算特別委員会・総務安全分科会を開会いたします。
私が本分科会の会長を務めることになりましたので、よろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○分科会記録の署名
分科会委員
2: 分科会長(倉田明子)
本分科会記録の署名は正・副分科会長が行いますので、御了承願います。
───────────────────────────────────────
○審査案件の宣言及び審査順序
3: 分科会長(倉田明子)
本分科会の審査案件は、議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、一般会計決算所管部門及び住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算です。
審査順序については、地域コミュニティ局、市民環境部、総務部、市長公室等、最後に消防本部の順で進めてまいります。
各所管部門については、決算成果報告書の主な事業及び一般会計、特別会計決算について説明していただき、質疑を行います。全ての所管部門について質疑が終わりましたら、議案第88号についてそれぞれの所管部門を含めて各委員より賛成、反対の意見表明を行っていただき、意見集約をいたします。ただし、集約が難しい場合は、挙手により賛否を確認させていただきますので、あらかじめ御了承願います。
それでは、お手元に配付の日程案のとおり進めたいと思います。
各委員並びに理事者の皆さんにお願いいたします。発言の際は必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の氏名、当局においては職名を告げて発言してください。
審査に入る前に1点御報告させていただきます。本来は議事説明員としてながしま遊館事務局の棚田館長に出席していただきますが、本日は都合により欠席とのことですので、あらかじめ御了承願います。
───────────────────────────────────────
○議案第88号
4: 分科会長(倉田明子)
これより地域コミュニティ局所管部門の審査を行います。
それでは、議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
議案第88号のうち、一般会計決算の地域コミュニティ局所管部門について、当局より説明を求めます。
5:
市民環境部地域コミュニティ局長(堀田嘉一)
おはようございます。地域コミュニティ局長の堀田でございます。
議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、地域コミュニティ局所管の部門につきまして御説明を申し上げます。着座にて失礼いたします。
初めに、私から、令和元年度決算成果報告書の主な事業といたしまして、24ページの地域コミュニティ推進事業費と104ページの国民体育大会開催準備経費について御説明をさせていただきます。
それでは、まず、決算成果報告書の24ページ、地域コミュニティ推進事業費をお願いいたします。
地域コミュニティ推進事業費は、総合計画に掲げます「中央集権型から全員参加型の市政に」、また、10年後の目指す姿「市民の個性が活かせる地域コミュニティ」を実現するため、市民の皆様とともに進める基本戦略として策定されました地域創造プロジェクト(案)を推進するための事業費であります。
令和元年度の事業内容といたしましては、講演会や研修会を開催し、地域住民及び職員の意識醸成を図りました。また、まちづくり協議会設立調査準備補助金を交付し、地域運営組織の立ち上げに向け財政支援も行いました。
事業成果としましては、まちづくり協議会設立調査準備補助金を14地区に交付し、先進地視察や会議の開催等を実施していただくことで、意識の醸成及び(仮称)まちづくり協議会形成の機運を高めることにつなげていただきました。また、市民向けには、地域が描くまちづくりセミナー2020を、職員向けには地域コミュニティ研修を開催することができ、今後の地域コミュニティーの在り方に対するさらなる意識の醸成を図ることができたと思っております。
今後も、引き続き地域運営組織の形成に向け地域へのさらなる情報発信に努めるとともに、地域のまちづくりの側面的な支援を行ってまいりたいと考えております。
次に、少しめくっていただきまして、決算成果報告書の104ページ、国民体育大会開催準備経費をお願いいたします。
国民体育大会開催準備経費につきましては、来年度、三重県で第76回国民体育大会、三重とこわか国体が開催されるに当たり、本市で開催されます女子ゴルフと武術太極拳競技を円滑に行うために要する準備経費となっております。
事業内容といたしましては、国体を推進する桑名市実行委員会を設立するための三重とこわか国体桑名市実行委員会設立発起人会を開催するとともに、茨城国体への視察と広報啓発物品の作成を行いました。
次に、事業成果でございますが、茨城国体への視察では、本市と同じゴルフ競技と武術太極拳を実施しました茨城県笠間市と取手市を視察し、さらに具体的な運営内容について確認をさせていただき、今後につなげていきたいと考えております。
広報啓発物品の作成につきましては、啓発物品を活用し、本市の開催を周知させていただいているところでありますが、引き続きPRに努めていきたいと考えております。
また、本年1月に開催しました設立発起人会では、本年4月に設立した桑名市実行委員会の準備を進めることができ、いよいよ本格的に始動し始めたと感じているところでございます。同事業に伴う決算額につきましては、総事業費77万3,000円で、財源といたしましてはふるさと応援基金となっております。
引き続き、来年開催予定の三重とこわか国体に向けしっかりと準備を進めてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様の御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
それでは、この後、主管課長から、このほかの一般会計の決算について御説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
6:
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)
地域コミュニティ課の位田でございます。
それでは、議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、地域コミュニティ局所管の歳出の主なものを私から一括して御説明申し上げます。
それではお手持ちの令和元年度桑名市一般会計歳入歳出決算書の120ページ、121ページをお願いいたします。
款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、備考欄、真ん中より少し下にございます市民相談室運営費212万2,189円につきましては、現在の会計年度任用職員である臨時的任用職員の賃金及び弁護士、司法書士、交通事故相談員の報償金、また、行政相談員の年会費などでございます。
一つ飛びまして、PFI事業費、図書館等複合公共施設(地域コミュニティ局等)5,943万4,034円につきましては、地域コミュニティ局等の債務負担行為決定済みの維持管理費等に係るPFI事業経費でございます。
次の施設管理運営費129万8,747円につきましては、くわなメディアライヴでの光熱水費や電話代などの施設管理費でございます。
126ページ、127ページをお願いします。
目6.財産管理費、基金積立金、上から5段目の公共施設整備基金1億852万4,172円のうち所管部門につきましては、NTN総合運動公園とヤマモリ体育館のネーミングライツ料の積立てやまちづくり拠点施設等の使用料改定増収分、また、新電力効果見合い分などを積み立てております。
四つ下のまちづくり応援基金5,006万4,189円につきましては、地域のまちづくり活動の財源を中長期的に確保することを目的としたもので、平成29年度から同額の5,000万円と利息分を積み立てたものでございます。
次に、目7.企画費、中段辺りの地域コミュニティ推進事業費940万2,455円につきましては、まちづくり協議会の形成を目指し、意識の醸成を図るための講演会等事業費に要した経費や社会福祉協議会の生活支援コーディネーターに対しコミュニティーワーカーとして組織形成に向けた支援業務委託、また、準備組織への財政的支援としてまちづくり協議会設立調査準備補助などでございます。
128ページ、129ページをお願いします。
目10.地区市民センター費、多度地区市民センター費、施設管理費2,096万9,420円につきましては、多度地区市民センターに係る光熱水費、清掃業務や庁舎管理業務委託料、機器のリース料などが主なものでございます。
次の施設維持補修費103万1,174円につきましては、庁舎照明設備修繕、トイレや窓などの修繕が主なものでございます。
次の車両管理費58万3,701円につきましては、公用車の維持管理費でございます。
次に、長島地区市民センター費、施設管理費1,758万4,352円につきましては、長島地区市民センターに係る光熱水費、清掃業務や庁舎管理業務委託料、機器のリース料などが主なものでございます。
次の施設維持補修費148万7,640円につきましては、空調機やトイレ、消防設備修繕が主なものでございます。
次の車両管理費61万9,217円につきましては、公用車の維持管理費でございます。
次に、大山田地区市民センター費、施設管理費428万2,487円につきましては、大山田地区市民センターに係る光熱水費、庁舎管理業務委託料、庁舎施設維持補修費や公用車の維持管理費でございます。
130ページ、131ページをお願いします。
目11.まちづくり拠点施設費、施設管理費7,842万7,742円につきましては、城東を除きますまちづくり拠点施設の施設管理や維持、施設維持補修費などに要した経費でございます。
次の城東まちづくり拠点施設管理運営代行費832万9,864円につきましては、複合施設はまぐりプラザの城東まちづくり拠点施設部分の指定管理運営代行料でございます。
次に、施設維持補修費115万8,300円につきましては、まちづくり拠点施設の施設維持ですが、主なものとしましては、立教まちづくり拠点施設の空調機修繕や多度まちづくり拠点施設の雨漏り修繕、久米まちづくり拠点施設の屋外引込み盤取替え工事でございます。
次に、施設整備費、安全対策施設整備事業費171万6,000円につきましては、七和まちづくり拠点施設の窓ガラス飛散防止フィルム施工工事費でございます。
次に、市民満足度向上事業費、施設管理費9万9,000円につきましては、市長現地視察により地域での聴き取り調査の結果に基づきまして、大和まちづくり拠点施設のフェンスの一部を撤去し、臨時の駐車場として利用できるようにした経費でございます。
132ページ、133ページをお願いします。
目16.多目的ホール費、施設管理費547万9,725円につきましては、くわなメディアライヴ内にある多目的ホールの管理運営経費で、光熱水費、受付業務の委託料などの諸経費でございます。
次に、PFI事業費、図書館等複合公共施設(多目的ホール)2,295万2,504円につきましては、くわなメディアライヴ内にある多目的ホールの維持管理等に係るPFI事業経費でございます。
次に、目17.多目的集会所費、施設管理費241万4,218円につきましては、多度東部多目的集会所と多度北部コミュニティセンター及び新西方コミュニティセンターに係る施設管理費でございます。主に電気、水道、電話代及び施設管理と警備委託費でございます。
次の防災コミュニティセンター管理運営費409万829円につきましては、長島防災コミュニティセンターの施設管理に係る経費でございます。
134ページ、135ページをお願いします。
目18.諸費、自治会経費、自治会活動推進事業費6,232万1,404円につきましては、単位自治会活動運営交付金や小学校区ごとの地区自治会連合会運営交付金、また、地域コミュニティーの活性化を目的に各地区の自治会連合会で行われておりますふれあいまちづくり推進事業に対する補助金、そして、桑名市自治会連合会の運営に要する経費等でございます。
次のコミュニティ支援事業助成金470万円につきましては、宝くじ社会貢献広報事業であるコミュニティ支援事業助成金でございます。
次に、市民活動推進事業費345万558円につきましては、市民活動団体のまちづくり活動事業への補助やセンター運営に係る臨時的任用職員の賃金、事務機器借上料、また、センター運営支援業務に要する経費でございます。
次に、施設管理運営費、水郷テラス管理運営費174万1,128円につきましては、水郷テラス管理運営経費で、臨時的任用職員の賃金、施設修繕費等でございます。
次に目19.パブリックセンター費、施設管理運営費の一般管理運営費604万6,393円につきましては、臨時的任用職員の賃金やシルバー人材センター委託料などでございます。
次の施設管理費610万8,440円につきましては、パブリックセンターの光熱水費等管理運営に要した経費でございます。
次に、施設維持補修費151万8,090円の主なものにつきましては、雨漏り修繕、非常用照明器具修繕に要した費用でございます。
ページが飛びまして、202ページ、203ページをお願いします。
款10.教育費、項1.教育総務費、目2.事務局費、財産管理費280万117円のうち192万2,283円につきましては、旧大和幼稚園及び旧多度西小学校の施設管理費でございます。
206ページ、207ページをお願いします。
目5.PFI施設管理費の施設管理運営費703万4,061円につきましては、くわなメディアライヴの託児施設、プレイルームの運営費等でございます。
210ページ、211ページをお願いいたします。
下段の部分、項5.社会教育費、目1.社会教育総務費、社会教育委員会運営費21万8,208円につきましては、社会教育委員の会議等に要した経費でございます。
次に、次ページにまたぎますが、成人式行事開催経費94万4,534円は、本年1月12日、NTNシティホールで行いました成人式に要した経費でございます。
次に、生涯学習振興事業費、生涯学習推進事業費660万9,597円は、臨時的任用職員の賃金のほか、くわなメディアライヴ2階事務所の光熱水費、一般事務経費、桑栄メイト分室に係るビルの共益費等でございます。
次に、7行下のブランド推進事業費、講座開設経費760万1,997円につきましては、パブリックセンター及び各まちづくり拠点施設で実施いたしました講座、学級等の93講座に要した経費でございます。
目2.図書館費、図書館協議会経費23万6,820円につきましては、図書館協議会、図書選定委員会、子ども読書活動推進協議会に要した経費でございます。
次に、施設管理運営費、一般管理運営費3,608万8,716円につきましては、中央図書館、ふるさと多度文学館、長島輪中図書館3館の臨時的任用職員の賃金、図書購入等でございます。
次の施設管理費3,249万5,646円は、市内3図書館の光熱水費等施設維持管理に要した経費でございます。
次に、PFI事業費、図書館等複合公共施設(図書館)3億3,971万1,378円は、くわなメディアライヴ内にある中央図書館の管理運営等に係るPFI事業経費でございます。
214ページ、215ページをお願いします。
目4.青少年育成費、青少年健全育成事業費、青少年育成研修費18万7,961円につきましては、あいさつ運動や啓発などの青少年育成活動に係る費用でございます。
次の青少年団体等補助金129万2,000円につきましては、和く輪くウィークエンド運営補助金でございます。
次に、青少年補導関係事業費99万7,654円につきましては、街頭補導に係る経費でございます。
次に、放課後子ども総合プラン事業費、放課後子供教室開設費75万9,061円につきましては、小学校2校で実施した放課後子供教室の開設経費でございます。
216ページ、217ページをお願いします。
目7.社会教育施設費、施設管理運営費の1段飛ばしまして、スター21施設管理運営費4,195万870円につきましては、施設の管理運営委託費でございます。
次のながしま遊館施設管理運営費287万3,334円につきましては、施設の土地借地料等でございます。
次の長島ふれあい学習館施設管理運営費1,570万3,201円につきましては、臨時的任用職員の賃金、光熱水費、設備管理委託料等でございます。
次の陽だまりの丘生涯学習施設管理運営費2,670万5,000円、その次のコミュニティプラザ施設管理運営費4,895万3,111円につきましては、施設の管理運営委託費でございます。
少し飛ばしまして、生涯学習振興事業費、長島ふれあい学習館教室開設費56万2,841円につきましては、長島ふれあい学習館の各種教室開設に要した経費でございます。
次に、施設管理システム事業費522万2,924円につきましては、文化やスポーツ施設等の公共施設予約システムの運用サポートに要する経費でございます。
次に、220ページ、221ページをお願いします。
目4.社会体育振興費、スポーツ推進委員活動費269万5,392円につきましては、スポーツ推進員報償費及びニュースポーツの教室、大会に関する経費等でございます。
次に、スポーツ大会等運営事業費326万4,063円につきましては、市民体育大会や駅伝大会の開催経費等でございます。
次に、美し国三重市町対抗駅伝大会費99万2,069円につきましては、2月に開催されました美し国三重市町対抗駅伝大会に関する選手のユニホーム費用、委託料等でございます。
次に、体育協会運営費810万8,634円につきましては、市民スポーツの普及のため、体育協会が実施する事業に対する運営補助金でございます。
次に、スポーツ少年団育成事業費562万5,000円につきましては、スポーツ少年団に対する運営補助金でございます。
次に、スポーツイベント関係経費、東京五輪事前キャンプ誘致関係経費50万円につきましては、東京オリンピック・パラリンピックに向け、長良川国際レガッタコースにボート競技などの事前キャンプの誘致を海津市、愛西市などとともに誘致委員会を設けて取り組んでおり、この誘致委員会の負担金でございます。
次に、国民体育大会開催準備経費77万2,660円につきましては、令和3年開催予定の三重とこわか国体の桑名市開催競技を行うための準備に関する経費でございます。
次に、一般事務費235万3,473円につきましては、社会体育振興全般に関する事務費及び全国大会等に出場する選手への激励金でございます。
なお、予備費充用額120万円につきましては、津田学園高等学校野球部が夏の甲子園出場をされたことに伴う激励金等について、予備費で対応させていただいたものでございます。
次に、目5.社会体育施設費の施設管理運営費、長島運動公園施設管理運営費419万52円につきましては、長島運動公園の管理運営費でございます。
次に、海洋センター施設管理運営費465万4,432円につきましては、長島B&G海洋センター体育館の管理運営費でございます。
次に、社会体育施設管理運営費218万4,673円につきましては、社会体育施設の管理運営費でございます。
次に、桑名市体育館施設管理運営費6,811万9,954円につきましては、ヤマモリ体育館の管理運営費でございます。
次に、桑名市民プール施設管理運営費2,773万2,426円につきましては、桑名市民プールの管理運営費でございます。
次に、桑名市総合運動公園施設管理運営費6,837万6,306円につきましては、NTN総合運動公園の管理運営費でございます。
次に、屋外スポーツ施設管理運営費2,107万1,314円につきましては、野球場やテニスコートなどの屋外スポーツ施設の管理運営費でございます。
次に、多度スポーツ施設管理運営費2,809万3,660円につきましては、多度体育センター等の管理運営費でございます。
以上、地域コミュニティ局が所管いたします令和元年度一般会計決算につきまして、その概要を申し上げました。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
7: 分科会長(倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
8:
分科会委員(冨田 薫)
冨田でございます。
決算成果報告書の24ページ、地域コミュニティ推進事業費なんですが、市民向けのセミナー、これは私もちょっと参加させていただいて、よく腑に落ちるような内容でちょっと話を聞かせていただいて、ああいったことは、もっともっとほかの方にも聞いていただきたいなという内容で、よかったかなというふうに思うんですけれども、職員向けのほうの地域コミュニティ研修、これはどういった内容で、誰に向けてどういう目的でやっておるのか、そこら辺、ちょっと教えていただきたいなと思います。
9:
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)
地域コミュニティ課、位田です。
職員向けの研修については、高崎経済大学の櫻井教授という方に御講師を務めていただいて、本当は全職員対象にするのがよかったんですけれども、先生の御意向とか会場とか、いろいろと協議した結果、5階の中会議室というところで約70名、80名程度を対象に、各部局から選んでいただいてやっていただいて、合計たしか80名ほどの職員が研修に参加したところでございます。
内容につきましては、これまでも課題でありました、参加型といいますか、ということで、今回は、市民との協働についてをテーマに、行政の役割というものを自分の職務に振り返って考えさせるようなもので、それを付箋に書いて、自分の課題などを見返したり、今後どうするかいいかということを考えさせるような研修内容でございました。
10:
分科会委員(冨田 薫)
ありがとうございます。ということは、現状の職員としてどう関わっていくかというような内容であって、個人的に思うのは、やはり職員さんが、例えば定年退職した後に戻っていっていただいたりとか、ふだんの生活の中でも、なかなかやっぱりリーダーというのが、地域で引っ張っていってくれる人がおらんものですから、そういったところの課題解決の一つとして、やはり職員の方にも率先して地域のほうに帰っていただいて引っ張っていただけるような、そういった思考回路とかいったところをどうやって職員の方に伝えていくか。やっぱりそういったところもやっていっていただきたいなというふうには思うんですが、その辺の考えは。
11:
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)
そういった御意見も踏まえまして、やっぱりその辺は課題だと思いますので、今後の研修の方法、開催については検討してまいりたいと思います。
12:
分科会委員(渡辺仁美)
渡辺です。
決算成果報告書の中の国民体育大会開催準備経費ということで、104ページで御説明いただいた内容なんですが、啓発物品等を作成していただいたということなんですが、こちらのほうはどこのあたりに啓発を行ってやっていただいているんでしょうか。
13: 生涯学習・
スポーツ課スポーツ振興・
国体推進室長(稲葉智法)
スポーツ振興・国体推進室、稲葉でございます。
啓発物品につきましては、フリクションボールペンを500本と手提げ袋500袋を作らさせていただきました。今、作成をした後、本来ですといろんな会議等で配付をして啓発を行おうと思っていたんですが、新型コロナの影響でなかなか開催等ができない状況ではございまして、今後、会議等がありましたら、そういったフリクションボールペンの配付であったりとか、あと、今後、記念ゴルフ大会等を予定しておりまして、そういったところで手提げ袋などを参加される皆様に配付させていただいたり、そういったことを通じて啓発をしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
14:
分科会委員(渡辺仁美)
ありがとうございます。会議等ということは、この発起人会であったりだとか、その関係のメンバーの方にお渡しをするという御予定ということですか。
15: 生涯学習・
スポーツ課スポーツ振興・
国体推進室長(稲葉智法)
スポーツ振興・国体推進室、稲葉でございます。
基本的にはおっしゃるとおりでございまして、今、実行委員会を立ち上げまして、常任委員会であったりとか各種専門委員会等をもう設立はしたんですが、今後、今、なかなか開催が実際にできていない部分があるんですが、きちっと開催をした際にお配りさせていただこうと思っています。
また、500本ございますので、当然、その皆様だけでは配り切れないところもございますので、配らせていただく場所についてはまた検討させていただきたいと思っております。以上でございます。
16:
分科会委員(渡辺仁美)
ありがとうございます。そうですね。せっかく盛り上げていただくための物品だと思いますので、有効に使っていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
17: 分科会長(倉田明子)
ほかに質問はありませんか。
18:
分科会委員(南澤幸美)
南澤です。
決算報告書の中で、予算としては1,400万円ちょっと取ってあるのやけど……。
19: 分科会長(倉田明子)
24ページ。
20:
分科会委員(南澤幸美)
ああ、24ページのね。決算額が、一般でこれ、五百何万円ぐらい使っていないんやけど、これは何か、繰越しも書いてありますけれども、これ、予定しておって出さなんだことがあったのか、そこのところをちょっとお聞きします。
21:
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)
執行残として予定していたものを使わなかった理由について、一つは、まず、財政的支援のまちづくり協議会設立調査準備補助金について、当初上げて、補正では落としているものの、やっぱりコロナ禍の影響で、各地区、実施を予定した事業ができずに補助金返還ということになった地区がございます。そのほか、修繕等についてある程度見込んではいたんですが、思ったよりも修繕費が安価にできて、そういったもので執行残が生まれたものでございます。以上です。
22:
分科会委員(伊藤研司)
まちづくり拠点施設に絡んでの話なんですが、よく何か言うと、すぐに大学の先生を呼んできて、講習会をやったからとか言われるんですが、実は、じゃ、経済学者の方が会社経営ができるかというと、できないんですね。経済学者の人で会社経営をして、それで大きな会社がもうかったという人は、ほとんど私、知らないですよ。
ということで、私自身が考える現実のまちづくり拠点施設の運営というのは、ある意味、私は市民運動的じゃないかなと思っているんですね。だからがゆえに、例えば、今、藤が丘で伐採をやっています。伐採というか木の剪定ですね。あの大東さんという方も、結局、市民運動をやってきた方だと思っています。ちょっとのお付き合いがあるんですが。お付き合いというか、ちょっといろいろあったんですが。だから、こういう施設で住民の人が100%賛成なんていうのはあり得ないんですね。私も、学生運動をやったり、長良川河口堰の反対運動をやったりして市民運動をやってきたんですが、学者の先生に聞いたことはないんです、市民運動のやり方とか。
桑名市で言えば、多度山のいわゆる再生事業をやるために間伐をやっていました。そのときに、私が本議会で言って、それやったら、もうこれ、民間人になられたもんで名前をちょっと言うんですが、水野さんという方がみえましたね。あの方がリーダーでやってきたんですね。そこへボランティアの方々が二十数名、月に1回ずつ、二十数名から30名近く集まって3年近くやっていました。これは、水野さんが、多分好きだからボランティアも集まってきたんですね。もちろん、ボランティアといっても無報酬です。好きでやっていたんですね。私も関わらさせていただいていましたが、例えば、私は、まちづくり拠点施設というのは、今後、多分、そういうやり方でないと、それは行政の人も私は側面的にはいいと思うんですが、なかなかそういう活動をされたことがない人が、じゃ、リーダーで、役所職員というのは100%皆さんに公平にということなんですね。しかし、市民運動というのは、実際は違うんですね。
今、藤が丘でやってみえる人でも、全ての住民の人に納得していただいているかというと違って、いろいろな意見がある中でそれをやっているわけですね。ですから、私は、やっぱりこういう事業というのは、何を言いたいかというと、全て一緒には絶対できないということと、それと、大学の先生を呼んできてまちづくりというと、よく大学の先生の名前が出てくるんですよね。実際、現場に入ったら、その人はできないですよ、私の知っている限り。成功した例はないですよ。実際にやるのは地域の住民の人であり、いろんな人がやっていくのであって、そういうことを私は考えていただきたいなと思ってあえて発言いたしました。やっぱりやるのは地域の方々で、そういうやりたいという思いのある人なんですね。そういう人をいかにつくるかということで、私はいると思うんですが、なかなか目に見えてきていないだけでと思っています。
ちょっと話がずれていくようですが、お金の問題じゃなくて、まちづくり拠点施設の在り方というのは、やっぱり、私は、話を聞くのなら、実際にやった人から聞いてほしいなと思っています。そういうことについて、お金の使い方、どう思いますかね。私は、大学の先生じゃなくて、実際にやっている方から直接聞くのがいいんじゃないかなと思っています。そういうお金の使い方をしていただきたいですね。地域でやっていたら、変な言い方をすると、交通費程度でできるわけですから、安くしていい話ができるから、私は地域の人にやっていただきたいなと思うんですが。
23:
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)
地域コミュニティ課、位田です。
そうですね。伊藤委員がおっしゃられるように、地域の方でやっていただける方があればぜひともお願いしたいところです。ただ、言われるように、令和元年度に限って言いますと、まず市民向けにされた御講師の方は、全国のそういった協議会へ入って、各地区でコーディネートされている方ですし、もう1人の職員向けにされた櫻井先生というのは、東日本大震災のところで大分現場に入って住民と一緒にやられているというところにも引かれまして、課内で検討して先生方々にお願いしたということですので。
そういった遠い方も、やっぱり意識醸成にはすごく効果的かとは思うんですけれども、おっしゃられるように、地域で活躍している、それこそ活動の在り方とかワークショップの在り方とか、地域でノウハウを持ってみえる方がいると思いますので、そういった方にやっていただけるように今後は検討してまいりたいと思います。
24:
分科会委員(伊藤研司)
具体的に言うならば、例えば、城南の所長ですね。それとか、さっき言った藤が丘の連合自治会長とか、益世でいえば、今社協でやってみえる方とか、そういう人たちが引っ張っているわけです、実際はやってみえるんですよね。だから、私は、そういう方々の意見をやっぱり聞いたほうが、そうずれがないんじゃないかなと私は思っていますので。別に答弁は要りませんが、そう思っていますので。
25: 分科会長(倉田明子)
ほかにはよろしいですか。
26:
分科会委員(畑 紀子)
畑です。おはようございます。
24ページの事業内容で、生活支援コーディネーターに対しネットワークを持つ地域担当のコミュニティーワーカーとして総括的に地域支援事業も委託するって、これ、委託されてどのように変わったのかということが知りたいのと、あと、予算に対し……。あっ、これはもう聞かれたので大丈夫です。
27:
地域コミュニティ課長兼
市民活動センター所長兼
長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)
地域コミュニティ課、位田です。
どのように変わったというのが、目で見てはっきりと分かるようなものはないんですけれども、継続して社会福祉協議会の職員が、昼間とか夜とか土日とかも、時間を惜しんでそういった各地区へ入って協議をしていただいていますので、そういった中で、コミュニティーワーカーとして御意見を発したり、あと、具体的には、例えばアンケート調査をするというときには、そのノウハウを持ってみえますし、横の連携もありますので、そういったところでお役立ちしていただいているような状況ですので、そういうのが効果かなと思っています。
28: 分科会長(倉田明子)
ほか、よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
以上で、議案第88号のうち地域コミュニティ局所管部門についての質疑は終了しました。
本議案につきましては、初めに御案内したとおり、最後の消防本部所管部門の質疑終了後に意見表明及び意見集約を行いますので、よろしくお願いいたします。
ここで当局の入替えのため、暫時休憩いたします。
午前10時47分 休憩
午前10時49分 再開
29: 分科会長(倉田明子)
それでは、休憩前に引き続き、決算特別委員会・総務安全分科会を再開いたします。
各各委員並びに理事者の皆さんにお願いいたします。発言の際は、必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の氏名、当局においては職名を告げて発言してください。
これより市民環境部所管部門の審査を行います。
初めに、議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
議案第88号のうち一般会計決算の市民環境部所管部門について、当局より説明を求めます。
30: 市民環境部長(後藤政志)
おはようございます。市民環境部長の後藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。座って失礼をいたします。
それでは、議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、市民環境部の所管部門につきまして御報告をさせていただきます。
初めに、令和元年度決算成果報告書を御用意ください。決算成果報告書のうち、私からは、人権施策基本方針・基本計画策定事業費と路上喫煙対策事業費の2事業について御説明をさせていただきます。
34ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。
人権施策基本方針・基本計画策定事業費でございます。決算額は210万1,000円でございます。
まず、事業目的でございますが、平成26年度に策定をいたしました桑名市人権施策基本計画が令和元年度で5年を経過し、この間、差別解消に関する新たな法律が施行されたことや、いじめや虐待、多様なハラスメントなど社会的な課題にも変化が生じてまいりました。そのため、事業内容にございますとおり、平成30年度に実施をいたしました人権問題に関する意識調査から見られる課題や新たな社会的な課題などを踏まえて、市長の諮問機関である差別撤廃審議会等において協議を重ねながら、令和2年3月、中間期改定を行ったところでございます。
主な改正点でございますが、平成28年度に施行された部落差別解消推進法、障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法の三つの差別解消に関する法律を踏まえて関連施策の充実等について盛り込んだことや、今日の社会的な課題として、いじめ、虐待、災害時の被災者、多様なハラスメント、性的マイノリティーなどについて、事業施策に記載をいたしました手続を経て、それぞれの関連施策に追記をしたところでございます。
今後の方向性でありますが、一人一人の人権が尊重され、差別や偏見のない明るいまち桑名の実現に向けて課題の解決に取り組んでまいります。
次に、路上喫煙対策事業費でございます。
少しページを進めていただきまして、48ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。
当該事業は、路上喫煙禁止区域に指定をしております桑名駅周辺に指導員を配置し、違反者の監視や指導、啓発を行うとともに、路上に捨てられた吸い殻などの清掃を行うための事業でございます。決算額は41万4,000円でございます。
そこで、事業目的は、路上喫煙及び吸い殻のポイ捨てを防止することにより、駅周辺の環境美化の促進を図ることでございます。
事業内容といたしましては、路上喫煙禁止区域内に週2日間、午前・午後、各1時間30分、指導員2名を配置し、区域内のパトロール及び清掃活動を実施いたしております。
事業成果でございますが、年間の指導件数は62件となっており、事業を始めた年度当初は月10件程度であったものが、年度末には月に2、3件程度と日を追うごとに指導件数は減っており、確実に成果が上がっているものと考えております。
最後に、今後の方向性でございますが、先ほども申し上げましたように、地道な活動の積み重ねが成果につながっておりますことから、今後も引き続き区域内のパトロールに努めてまいります。
また、先日、桑名駅自由通路の供用が開始されましたが、禁止区域につきましても、駅周辺の整備状況等を考慮し、随時見直しを行ってまいりたいと考えております。
以上、決算成果報告書の主な事業について御説明を申し上げました。御理解賜りますようお願いを申し上げます。
引き続き、歳入歳出決算につきましては、戸籍・住民登録課長より一括して御説明を申し上げます。
なお、御質問につきましては、各所管から御答弁を申し上げますので、よろしくお願いをいたします。
31: 戸籍・住民登録課長(大原満千子)
戸籍・住民登録課長、大原でございます。よろしくお願いいたします。座って説明させていただきます。
それでは、議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、市民環境部所管の歳出の主なものを私から一括して御説明申し上げます。
それでは、お手持ちの令和元年度桑名市一般会計歳入歳出決算書の120ページ、121ページをお願いいたします。
款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、備考欄中ほどでございますが、総務事務費204万2,232円のうち35万758円につきましては、犯罪被害者の支援活動を推進しております公益社団法人みえ犯罪被害者総合支援センターへの負担金でございます。
一つ飛ばしまして、地域生活安全対策助成金、桑名地域生活安全協会助成金403万6,500円につきましては、犯罪や事故などを未然に防止するため、各種団体と連携を図り地域安全活動を推進しております桑名地域生活安全協会への補助金でございます。
次に、防犯灯設置補助金494万6,575円につきましては、防犯灯を設置する自治会への補助金でございます。
次に、126ページ、127ページをお願いいたします。
目6.財産管理費、基金積立金の公共施設整備基金1億852万4,171円のうち1,118万6,000円につきましては、桑名市斎場おりづるの森の将来的な修繕費用として、斎場使用料の一部や残骨灰収入等を本基金へ積み立てたものでございます。
次に、132ページ、133ページをお願いします。
目15.人権政策費、人権政策推進費345万9,282円につきましては、一般事務費として人権政策課業務に必要な事務的経費や人権施策基本方針・基本計画策定事業費として、人権施策基本計画の中間期改定に要した費用が主なものでございます。
次に、人権センター費の施設管理運営費370万2,621円は、人権センターの施設維持管理に要する経費でございます。
次に、啓発事業費349万3,297円は、各種人権講演会、学習会、人権週間に行う人権フェスタの開催、啓発チラシの作成などの啓発事業に要した経費でございます。
次に、人権相談事業費24万1,200円は、人権相談に要した経費でございます。
次に、各種団体補助金252万4,000円は、行政と地域が一体となり、差別のない明るいまち桑名の実現を目指して人権啓発を推進する組織として各地区に設立されております地区人権啓発推進会への活動補助金などでございます。
次に、各種団体負担金75万500円は、人権擁護委員協議会などへの負担金でございます。
次に、一般事務費33万5,259円は、公用車借上料とガソリン代などでございます。
次に、PFI事業費1,391万4,783円につきましては、くわなメディアライヴ内にある人権センターの維持管理等に係るPFI事業経費でございます。
次に、136ページ、37ページをお願いします。
項3.戸籍住民基本台帳費、目1.戸籍住民基本台帳費、戸籍住民基本台帳事務費2,121万7,612円につきましては、戸籍、住民基本台帳、印鑑登録などの入力業務委託や臨時的任用職員の賃金、諸用紙の印刷製本費などでございます。
次に、印鑑登録事務費21万5,622円につきましては、くわな市民カードの購入経費などでございます。
次に、行政情報化事業費の住民情報システム事業費2,461万2,615円につきましては、戸籍・住民登録課、大山田・多度・長島の各地区市民センター、また、サテライトオフィスで行う戸籍、住民基本台帳などの届出や証明書の発行業務に係る電算システムなどの経費でございます。
次に、証明書コンビニ交付サービス事業費956万7,374円につきましては、コンビニ交付サービスに係るシステム関連委託料、負担金などでございます。
次に、個人番号カード交付事業費2,305万320円につきましては、個人番号カードの交付に要する臨時的任用職員の賃金や関連事務負担金などの経費でございます。
次に、138ページ、139ページをお願いします。
一般事務費851万4,824円につきましては、戸籍・住民登録課の一般事務用消耗品費や、本庁と郵便局、各地区市民センターなどを結ぶファクシミリに要した経費などでございます。
次に、少し飛びまして、162ページ、163ページをお願いいたします。
款3.民生費、項4.環境保全対策費、目1.環境保全対策総務費、環境審議会運営費4万4,140円につきましては、桑名市環境基本条例の規定に基づき設置しております桑名市環境審議会の運営経費で、主に委員への報酬、旅費でございます。
次に、広域環境基本計画事業費の環境実践行動計画推進事業費41万5,488円につきましては、アダプトプログラム事業に係ります消耗品や花苗の購入、また、職員のエネルギー管理研修に要した経費でございます。
次に、路上喫煙対策事業費41万4,186円につきましては、先ほど部長からの決算成果報告にありましたように、路上喫煙禁止区域内での路上喫煙や吸い殻のポイ捨ての監視、指導及び清掃業務に要した経費でございます。
次に、桑名・員弁広域連合負担金43万4,993円につきましては、本市、いなべ市、東員町及び木曽岬町の2市2町で取り組んでおります広域環境基本計画を推進するための経費として、桑名・員弁広域連合への負担金でございます。
次に、目2.災害対策費、公害対策経費393万4,281円につきましては、道路の振動・騒音調査、河川・工場排水の水質検査及び大気測定などの公害対策事業に要した経費でございます。
次に、目3.安全対策費、交通安全啓発費175万3,375円につきましては、交通事故の防止に向け、市民の交通安全を図るための交通安全教室や交通安全に資する啓発活動等に要した経費でございます。
次に、駐輪場管理費の施設管理費166万7,993円につきましては、桑名駅西、益生駅、多度駅及び長島駅など駐輪場施設の維持管理に要した経費でございます。
次に、放置自転車等対策事業費392万509円につきましては、安全な通行の確保及び良好な都市環境の形成を図るため、放置自転車等の撤去、管理業務などに要した経費でございます。
1枚めくっていただき、164ページ、165ページをお願いいたします。
交通遺児助成費21万円につきましては、交通事故を起因として両親または父親、母親のいずれかを失い遺児となった児童・生徒を激励するとともに、健全な育成を図るため助成金などを支給したものでございます。
次に、地域安全活動推進費72万6,051円のうち62万7,589円につきましては、安全・安心な地域社会の実現に向け、生活安全指導員2名が市内全域で行いました防犯パトロール等に要した経費でございます。
次に、地域安全対策費の特殊詐欺根絶関係啓発費34万4,311円につきましては、近年多発しております特殊詐欺被害を防止するため、懸垂幕やのぼり旗の購入、チラシ、ポスターの印刷など啓発活動に要した経費でございます。
1枚めくっていただき、166ページ、167ページをお願いいたします。
款4.衛生費、項1.保健衛生費、目2.予防費、動物愛護及び狂犬病予防対策費213万2,171円につきましては、犬猫の不妊・去勢手術に対する補助金、犬の登録、集合注射などに要した経費でございます。
次に、行政情報化事業費、畜犬登録システム事業費35万539円につきましては、畜犬登録システムの保守管理業務委託料及び機器借上料でございます。
次に、目3.環境衛生費、環境消毒・害虫駆除事業費91万3,419円につきましては、環境衛生の保全を図るため、蚊、ユスリカ、ハエなどの害虫駆除に必要な薬剤の購入、噴霧器の修理などに要した経費でございます。
二つ飛ばしまして、公衆浴場助成金28万9,825円につきましては、公衆衛生の向上及び増進を図るため、公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律等に基づき、公衆浴場事業者七里のわたしゆに対し年間水道料金の半額を補助したものでございます。
次に、目4.火葬場管理費、施設管理運営費8,082万7,955円につきましては、桑名市斎場おりづるの森の施設管理運営業務、各種設備の保守管理業務、電気、ガスなどの光熱水費及び小破修繕などに要した経費でございます。
次に、施設維持補修費650万1,000円につきましては、毎年、桑名市斎場おりづるの森で計画的に実施しております施設の維持補修に要する費用で、令和元年度は人体炉2基などの補修に要した経費でございます。
次に、168ページ、169ページをお願いいたします。
項2.清掃費、目1.清掃総務費、桑名広域清掃事業組合負担金16億7,256万1,000円につきましては、同組合への負担金でございます。
次に、170ページ、171ページをお願いいたします。
桑名・員弁広域連合負担金2億8,765万3,465円につきましては、桑名・員弁広域連合への負担金のうち、し尿処理費分の負担金でございます。
次に、ごみ減量・再資源化事業費のごみ減量・再資源化支援事業費30万4,900円につきましては、生ごみ処理機等の購入費補助金でございます。
資源物回収事業費1億5,770万9,391円につきましては、資源物回収業務委託料と資源物回収自治会報償金及び協力金でございます。
次に、リサイクル推進施設のリサイクル推進施設管理運営費1,209万2,666円につきましては、リサイクル推進施設クルクル工房の管理運営に要した経費でございます。
次に、不法投棄対策事業費80万7,088円につきましては、不法投棄対策等に要した経費でございます。
次に、一般事務費261万6,489円につきましては、臨時的任用職員2人分の賃金及び社会保険料のほか、一般事務処理等に要した経費でございます。
次に、目2.塵芥処理費、塵芥収集処理事業費の車両整備費79万8,819円につきましては、市が所有する収集車両等の定期整備や修繕等に係る経費でございます。車両運行費131万6,883円につきましては、市が所有する収集車両等の運行に係る燃料費等の経費でございます。不燃ごみ収集費2,118万7,200円、粗大ごみ収集費3,954万2,965円、有害ごみ収集費710万2,717円につきましては、それぞれ不燃ごみ、粗大ごみ、有害ごみの収集運搬に係る業務委託料等でございます。
一般管理費3億6,883万5,755円につきましては、主に可燃・プラごみの収集運搬に係る業務委託料、指定ごみ袋の作成費用等でございます。
次に、埋立最終処分等事業費の施設管理運営費2,622万1,391円につきましては、埋立最終処分場の維持管理等に要した経費でございます。
次に、塵芥収集処理施設管理費の施設管理費486万6,086円につきましては、清掃センターの施設管理等に要した経費でございます。
以上、市民環境部が所管いたします令和元年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
なお、御質問に対する答弁につきましては、各担当課長から申し上げますので、よろしくお願いいたします。
32: 分科会長(倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
33:
分科会委員(伊藤研司)
まず、3点あるんですけど、そのうちの1点がちょっと確認なんですが、167ページの火葬場管理費、施設管理運営費のところで、これは修繕だけのことのような説明をされたんですが、これは委託費のことじゃないかなと思っています。
それと、163ページで公害対策費なんですが、以前というか、現在でも、ごみ工場のほうからの、例えば、いわゆる粉じんとかいろんなものは今でも公開されているんですが、私が以前、十何年前に調べたところでは、アレルギー体質なんかを含むいわゆるベンゼンとかそういうものが、実は名四国道のほうからのほうが来ているということが私は非常に分かったんですが、そういうのの調査というのはこの中に含まれているのかどうか。というと、大変これ、ぜんそくの方が今非常に多くてちょっと心配しているんですが、ベンゼンとか粉じんとかそういうのが含まれているかどうか。いわゆる名四からのですね。
それと、三つ目には、171ページのリサイクル推進施設費ですね。クルクル工房の運営費と言われたんですが、これ、新聞に大きく出ていましたね。ちょっとそこでお聞きしたいんですが、これはこの中の多くの金額というのが、いわゆる地主への土地代なのかということ、お借りしていた土地代なのかということと、それと、あそこで今度された、行政から引き継がれてやられたNPOが赤字と言われているんです。大変だと言われているんですが、そこまでやっぱり経営が悪化しているのかどうかということを。それだけお聞きしたいんです。
これとはちょっと別なんですが、まず、じゃ、この中でクルクル工房のお金、1億1,200万円のうち、これが土地代なのか、ほかの運営費との割合の金額をお教え願いたいんですが。それだけです。お願いします。
34: 分科会長(倉田明子)
では、順次。
35: 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光)
環境安全課の伊藤です。よろしくお願いします。
御質問をいただきました3点のうち、1番目と2番目なんですけれども、私のほうから回答させていただきます。
まず1点目でございますけれども、おりづるの森について、施設管理運営費の中で修繕費のほうの説明がほとんどであったが内容はどうかということなんですが、中事業名、施設管理運営費のほうにつきましては、8,000万円のうちの業務委託、今、イージスにやっていただいている業務委託費というのが4,500万円、あと、施設の補修、管理業務委託等を含めまして、8,000万円のうち5,200万円程度が委託業務というふうになっております。こちらのほうの事業費につきましては、小破修繕が入っておるということでございます。
中事業名、施設維持補修費、そちらの650万円につきましては、先ほど説明させていただきましたように、人体炉等の保守に係る費用ということで、修繕のみの費用というふうになっております。
それと、2点目でございますけれども、名四沿いの環境調査をやっているのかという質問でございますけれども、名四沿いにつきましては、やはり道路ということもありますので、メインで行っておりますのが騒音・振動調査、こちらのほうは毎年やっております。毎年場所を変えながら調査をやっておるんですけれども、昨年度につきましてもやっていますし、今年度もまたやっていると。それは騒音と振動と、道路ですのでそういう形で調査をやっております。
先ほど委員からおっしゃられました大気の測定ということになってこようかと思うんですけれども、大気の測定につきましては、市役所の屋上にもあるんですけれども、一応道路の上というのは設置場所がないですので基本やっていなくて、市役所の屋上ですとか桑名警察署の屋上、あと、小学校の屋上というところでの測定というふうになっております。以上です。
36:
分科会委員(伊藤研司)
公表についてはどうか。見たことないもんで。されているのか、されていないのか。
37: 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光)
環境安全課の伊藤です。
公表につきましては、これ全て県のほうに報告をしますので、三重県のほうでホームページ等に公開しているというふうに考えておりますので。市のほうでは上げていないと思うんですけれども、県に報告して、県のほうからということで。以上です。
38: 廃棄物対策課長(近藤 巌)
廃棄物対策課長の近藤です。
3点目に御質問をいただきましたクルクル工房の関係なんですけれども、リサイクル推進施設管理運営費のうち、1,200万円余のうち、土地の借用に関わる費用についてですけれども、主な支出内訳を申しますと、施設用地借地料につきましては506万円、資源物回収業務委託料、こちらはシルバー人材センターのほうにお願いしておるんですけれども、564万903円となっております。
二つ目の4月からのNPOの運営は赤字なのかという御質問ですけれども、今年5月の連休明けに一度市役所のほうにいらっしゃいまして、経営が苦しいということで一部の品目を減らすということで御意見をいただいております。なぜ減らすかと申しますと、品目が多ければ多いほど現場で人を充てなければならないということで、人件費を減らすために品目を減らすということを伺っております。それから、7月中旬頃に、品目のうち瓶の回収を、これをやめておったんですけれども、こちらのほうを戻すということをお聞きしました。
ですので、いろいろ試行錯誤されておるということが感じられるところでございますが、どれぐらい赤字なのかというところは具体的には伺ってはおりません。以上です。
39: 分科会長(倉田明子)
ほかに質問はありませんか。
40:
分科会委員(満仲正次)
満仲です。
1点、款4.衛生費、項2.清掃費、目1.清掃総務費、広域清掃の件ですけど、広域清掃の負担金16億8,830万1,836円について。広域清掃のこの負担金ですけれども、去年12月に一応新しい焼却施設が完成して、今年1月から稼働しておると思うんですけど、この16億円の中身ですけど、ごみの処理費に対する負担金と今回の焼却施設の施設工事費、それとは中がどういうふうになっておるか、その明細を教えてもらえますか。
41: 分科会長(倉田明子)
答弁を求めます。
42: 廃棄物対策課長(近藤 巌)
廃棄物対策課長の近藤です。
桑名広域清掃事業組合負担金の内訳のことについてお聞きかと思います。ごみの処理に係る費用につきましては、管理費分担金として9億1,576万3,000円、新しい施設に関しては、建設費分担金として817万9,000円を見込んでおります。以上です。
(「全然合わへん」と呼ぶ者あり)
それに加えて、新施設建設分担金、こちらにおいて7億4,861万9,000円を計上しております。
43:
分科会委員(満仲正次)
今おっしゃった金額を足すと、この16億8,830万円になるわけですね。
44: 廃棄物対策課長(近藤 巌)
この3点、合計しますと16億7,000万円余になります。
45: 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光)
環境安全課の伊藤です。
すみません、ちょっと1点だけ訂正させていただきたいんですが、先ほどの伊藤委員の質問の中で、環境調査結果、ホームページ等で掲載していないのかという話があったと思うんですけれども、私どもがちょっと間違っていまして、ごめんなさい。「桑名市の環境」ということで、こういった何十ページかの冊子物になるんですけれども、冊子物の形で桑名市のホームページの公害のところに1年間の測定結果ですとかを全てそこに掲示していますので。以上、訂正させていただきます。
46: 分科会長(倉田明子)
ほかに。
47:
分科会委員(冨田 薫)
冨田です。
121ページの防犯灯設置補助金494万6,575円なんですけど、これはたしか予算が700万円ぐらいで、この494万6,000円ということになっておると思うんですけれども、去年の決算のときにもちょっとお話ししたと思うんですが、蛍光灯が今後作られなくなるということで、ほぼLED化に移行していかなあかんという中で、いまだに蛍光灯のままの自治会があるということで、前にお尋ねしたところ、予算のときだったかな、アンケートを取るということで聞いたんですが、そのアンケート結果というのはもう出ているんですか。
48: 環境安全課生活安全対策室長(梶家泰文)
生活安全対策室の梶家です。
委員御指摘の防犯灯の設置に関するアンケートなんですが、現在集計中でございまして、本年、154件の自治会にアンケートをお願いして、現在、約半分の77件の回答を途中経過ということで把握をしております。それによると、大体77件の回答結果、2,000の防犯灯を管理しているうちの約587灯がまだ交換が必要というふうな状況でございます。
蛍光灯については、今すぐに使えなくなるというわけではないですので、その状況を見ながらまた補助金等を勘案していきたいなというふうに思っております。
昨年度につきましては、850万円の予算で156自治会、403灯の申請があったんですけど、本年度については154自治会から399灯の申請があって、そのうち蛍光灯からLEDへの交換は81%の325灯がその交換で、新規設置が74灯と今現在のところなっておる状況でございます。
御理解賜りますようよろしくお願いいたします。以上です。
49:
分科会委員(冨田 薫)
決算から予算につなげるという意味でちょっと発言させてもらいますけど、やはり今後、新たな枠を取るか、防犯灯のやつを二つに分けるとか、LEDの新規設置なのか交換なのかというところで、そういったところも考えていったほうがいいのかなとはちょっと思っていますが、そこら辺をどう思われますか。
50: 環境安全課生活安全対策室長(梶家泰文)
生活安全対策室の梶家です。
現在のところも、新規設置の割合が約2割で、あと、交換が約8割。ほとんどの自治会の方が交換を優先しつつ新規設置を検討していただいておる状況ですが、申請時等で蛍光灯が使えないということをしっかり周知しながら補助金申請のほうを進めていきたいと考えております。以上です。
51:
分科会委員(冨田 薫)
質問を変えます。137ページの先ほど御説明いただきました戸籍住民基本台帳費の中の戸籍住民基本台帳事業費2,121万7,612円、これは委託料という御説明だったんですけれども、戸籍なんかの、ちょっと今、窓口を見ていますと、非常に混乱しておるかなと思うんですが、これ、委託の業務自体は、窓口の後ろのほうでやってみえるんでしょうか。仕組みがよく分からないのと、ちょっと窓口が混乱しておるものですから、一度そこら辺の仕組みを教えていただきたいなと思いまして、お願いいたします。
52: 戸籍・住民登録課長(大原満千子)
戸籍・住民登録課長の大原でございます。
戸籍住民基本台帳事務費の委託料の御質問ということですが、この決算額のほとんどが戸籍、住民基本台帳、印鑑等の入力業務委託ということでして、受付の、委員が言われますように、前ではなく、後ろの入力業務ということで、フロントのカウンターのところの受付というのは、主に会計年度任用職員等で対応しているということで、この入力業務、その受付で各種届出とか証明書の申請等、その電算入力をして処理をするというものは業務委託にしているということでございます。
53:
分科会委員(冨田 薫)
ありがとうございます。なかなか奥のほうは我々は入れんものですからよく分からないんですけれども、窓口を見る限り、やっぱりコロナ、2月以降ぐらいからですか、マイナンバーの件もありますし、ちょっとごたついておるかなというのがありまして、やはり仕組みも考えていかなあかんのかなというのと、それから、結構窓口の皆さんは一生懸命やってみえるんですが、その後ろを見ると、ちょっと余裕がある方もみえるような感じなので、そこら辺、やっぱりもうちょっとしっかり見てあげないといけないんじゃないかなと思います。案内される方も非常に一生懸命やってみえるし、結構前のほうにみえる任用職員の方は一生懸命やってみえるのに、後ろのほうを見るとちょっと余力があるんじゃないかなというような、遠巻きに見るとそうやって見えてしまうので、その仕組みをしっかり見てあげないと、結局、それは最終的に市民の方が困ってくるんじゃないかなと思うので、そこら辺、どのように考えてみえるか。
54: 戸籍・住民登録課長(大原満千子)
御指摘のとおり、窓口のほうは大変混雑をして、お待たせする場面というのもあるような状況です。ただ、受付のカウンターの後ろの職員なんですけれども、各種確認をしている、机上で、座って、受付の対応の一部になるんですけれども、やはりダブルチェックというか、確実な確認ですね、正確性が求められますので、例えば相続なんか、生まれてから亡くなるまでというような複雑な戸籍を読み取ったりとかというのを、作業としては受付で来庁者の方をお待たせしないように努力をしながら、机上で確認作業をしたりとか、あと、後ろのほうですと郵便の申請の対応ですね、各種申請書、証明発行等の依頼が届きますので、机上で何らかの処理をしているというような状況ではありますので、そこのところを御理解いただけるようにお願い申し上げます。以上です。
55:
分科会委員(冨田 薫)
ありがとうございます。大体仕組みとしては分かりましたけれども、今窓口の業務量が増えておるというところで考えると、やっぱり人員配置を見直すとか、一時的に増員するとか、そういう対応も必要なのかなとは思いますので、一度そこら辺を検討していただきたいと思うんだけど、人員の増に関して、そこら辺、どのように考えてみえるか。
56: 戸籍・住民登録課長(大原満千子)
戸籍・住民登録課長、大原でございます。
当課の人員に関しまして、今年度から始まった事業等もあります。それも併せまして、かなりの増員をかけているような状況です。10日1日にも新たに2名増員しますし、今年度、マイナンバーに関しましては6名ほど増員しているというような状況でございますし、あと、おくやみコーナー等をプラス2名とかというようなことで、かなり、特にマイナンバーの申請受付等が増大しているということから、それにできる限り対応するような状況で、人員配置、また、機器の増設も併せて行っていること、また、受付の場所も、事務所窓側なんですけど、事務所の場所というのをちょっと削りまして、受付対応できるローカウンターのデスクというのを追加しているというような状況で、できる限りの体制で、特に10月1日からも増員しますので、お待たせしないような状況を。
あと、特にマイナンバーに関しましては、また、日曜日の窓口、月1日やっているんですけれども、それも来月以降増やしていったりとか、あと、ある程度外へ出て受付をするような機会というのもどんどん増やしていきたいなと。今年度、特に、御承知のように、マイナポイントの関係で増えているということもありますので、十分その辺、最大限の、できる限りの人員配置等、平日の業務に支障がないようにするべく、日曜とかの窓口、外へ出ていくのも含めて、その機会というのを増やしていくというような対応も考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
57: 市民環境部長(後藤政志)
受付業務につきましては1階がメインになりますけれども、戸籍だけの問題ではなしに、福祉であるとかいったところの受付の関係については、全体をどう捉えるかということで、庁舎が出来上がってから、そのスペースの割り振りというのは基本的に同じような状況ですので、見直しを大規模にやっぱりやる必要があるのかなというふうに思っております。今後、人員の配置も含めてそういったことにも取り組んでいこうというふうなことを考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
58:
分科会委員(冨田 薫)
ぜひ大規模な見直しをしてもらって、しっかり改革をして市民の方に不便を感じさせないようなすばらしい窓口を部長のお力でおつくりいただきますようよろしくお願いいたします。
59: 分科会長(倉田明子)
ほかに質問は。
60:
分科会委員(伊藤研司)
伊藤研司です。
人権全般なんですが、実はこのコロナ災いの中で本当に感じたんですが、昔、人権というと、部落問題から始まって障害者問題、それから、いわゆる女性問題、最近からではいわゆるヘイトスピーチ、それから、人種問題とかが来たわけですね。そういう流れの中にあって、私、今回のコロナ禍の中で本当に感じたのが、これは報道でもされているんですが、よその市町村では、本議会でもまた言ったんですが、例えば、コロナが人口の割に発生している地域に家族が行ったりすると、帰ってきたら、その子がコロナ君と呼ばれたり、それとか、本当に桑名の近くの自治体でも、コロナが発生した家庭が、その市町におれなくなった。引っ越しせざるを得なくなったという話も伝わってきています。
そういう流れの中で、桑名市でもコロナにかかった人がいるんですが、学生もいるんですが、生徒もいるんですが、結局、そういう話は桑名の中では、教育委員会にも問合せがなかったし、私が近所を回っていても、一切問合せの話は聞いたことがないんですね。それはやっぱり桑名市のいわゆる人権施策がずっと順調に来たというか、順調に来たっておかしな言い方なんですが、人権政策というのは、見えないソフトな面ですからなかなか数字に表しにくいんですよね。でも、こういうことになってくると、やっぱりそれがなかった。本当にそれは、率直な言い方をすると、すばらしいんじゃないかなと思っています。
そういう施策について、人権施策について、やっぱりきちんと今後ともぜひ推進していっていただきたいと思うんですが、これはやっぱりもちろん行政だけでもできないし、学校とも連携だし、いわゆる市民の方とも連携なんですが、地域とも連携なんです。私の知っている自治会なんかでは、自治会としていわゆる少年鑑別所みたいなところへ行って直接に話を聞いたりとか、そういうこともされている自治会もあります。ですから、私は、人権施策として今後とももっともっと推進していただきたいなと思うんですが、これ、できたら当局の考えだけちょっとお聞かせいただきたいなと思います。
61: 人権政策課長(近藤裕司)
人権政策課の近藤です。
委員がおっしゃられましたように、桑名市では、全国的に誹謗中傷等コロナの関係であったということでございますけれども、これまで、いろいろ人権全般に関して施策を推進してまいりましたが、今後も啓発について、市民への啓発、職員は当然でございますけれども、推進していくべきだと考えております。以上でございます。
62: 分科会長(倉田明子)
ほかに質問はないですか。
1点だけ質問させてください。167ページの動物愛護及び狂犬病予防対策費の内訳を教えていただけますか。
63: 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光)
環境安全課の伊藤です。
動物愛護及び狂犬病予防対策費、決算額210万円の内訳というお話で。
64: 分科会長(倉田明子)
そうですね。狂犬病とか、あと、避妊、去勢なんかの実績といいますか。
65: 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光)
金額でなくて、その件数的な内訳。
66: 分科会長(倉田明子)
そうですね。はい。
67: 環境安全課長兼斎場長(伊藤隆光)
令和元年度の避妊・去勢手術のほうですけれども、こちらにつきましては、犬が256頭、猫が465頭、合計721頭ということで、金額的には約150万円というふうになっております。
それと、狂犬病の注射のほうですけれども、狂犬病の注射につきましては、令和元年度、登録をいただいている犬が約1万頭おるんですけれども、そのうちの約7,000頭ということになっております。よかったでしょうか。
68: 分科会長(倉田明子)
結構です。ありがとうございました。
ほかに質問はよろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ほかに質問がないようですから、以上で質疑を終結します。
続いて、住宅新築資金等貸付事業特別会計決算について、当局より説明を受けます。
69: 人権政策課長(近藤裕司)
人権政策課の近藤でございます。
それでは、250ページ、251ページを御覧ください。
令和元年度、住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算のうち、歳入から御説明申し上げます。
款1.事業収入、項1.事業収入、目1.貸付事業収入のうち、節1.貸付金償還金は、調定額6億8,532万6,952円に対しまして、収入済額1,339万3,513円で、収入未済額は6億7,193万3,439円でございます。
節2の貸付金利子につきましては、調定額1億5,673万9,444円に対しまして、収入済額209万3,305円。収入未済額は1億5,464万6,139円でございます。
次に、款2.繰入金、項1.繰入金、目1.一般会計繰入金、節1.一般会計繰入金につきましては、先ほど申し上げた貸付事業収入が、予算現額に対しましてより多くの収入済額となりましたことから、一般会計からの繰入れなしとなったところでございます。
次に、款3.諸収入、項1.雑入、目1.雑入のうち、節1.預金利子としまして、収入済額203円。節2.雑入としまして1万4,588円でございます。
以上、歳入合計の調定額8億4,208万1,187円に対しまして、収入済額1,550万1,609円、収入未済額8億2,657万9,578円でございます。
続きまして、次のページ、252ページ、253ページの歳出について主なものを申し上げます。
款1.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、一般管理事務費の支出済額146万9,970円につきましては、住宅新築資金等の貸付金の回収に係る役務費、郵便料、償還システムの保守管理委託料及び借上料などの事務的経費に要したものでございます。
次に、款2.公債費、項1.公債費、目1.元金、地方債元金償還金900万7,760円は、株式会社かんぽ生命保険などへの起債の借入金で、年2回、元金の償還に要したものでございます。
次に、目2.利子、地方債利子44万7,528円につきましては、先ほどの借入元金に対する利子の償還でございます。
以上、歳出合計、予算現額1,133万9,000円に対しまして、支出済額1,092万5,258円、不用額41万3,742円となったところでございます。
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出の決算につきましては、以上でございます。
70: 分科会長(倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
71: 副分科会長(諏訪輝富)
諏訪でございます。
1件お伺いいたします。貸付事業収入が増えたことで一般会計からの繰入金がなしという形で御説明していただいておりました。貸付事業収入が増えた要因、もし差し支えなければお教えいただけますか。
それと、回収に努めていただいた戸別訪問の回数だとか未納通知を発送した件数など、もし分かればお教えいただきたいんですが。お願いいたします。
72: 分科会長(倉田明子)
答弁を求めます。
73: 人権政策課長(近藤裕司)
昨年度は、戸別訪問や納付相談などを行いましたところ、滞納や分納をしている方から一括でまとめて償還されたケースというのが4件ございまして、金額で680万円ほどございました。その分が大きな増となりまして、一般会計からの繰入金がなしとなったというのが大きな要因であると考えております。
それと、回収のほうでございますが、こちらは担当者があらかじめ日程を決めて訪問しておりまして、1か月で大体5日から6日程度、貸付金の回収や、また、納付相談などを行っております。
そして、昨年度は、特別徴収の期間として12月に設けまして、課員全員で分担しまして、日頃不在の方などを訪問しております。
また、未納通知のほうでございますが、こちらは、分納していっていただいている方とか、また、生活保護を受けてみえる方など、いろいろ事情のある方もございますので、その方は除いて、昨年度、年1回、12件通知を発送いたしております。以上でございます。
74: 分科会長(倉田明子)
ほかに質問はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ほかに質疑がないようですので、以上で質疑を終結します。
以上で、議案第88号のうち市民環境部所管部門についての質疑は終了しました。
本議案につきましては、初めに御案内したとおり、最後の消防本部所管部門の質疑終了後に意見表明及び意見集約を行いますのでよろしくお願いいたします。
ここで暫時休憩いたします。
午前11時54分 休憩
午後1時00分 再開
75: 分科会長(倉田明子)
それでは、休憩前に引き続き、決算特別委員会・総務安全分科会を再開いたします。
傍聴希望の申出がありますので、これを許可いたします。
(傍聴者入室)
各理事者の皆さんにお願いいたします。発言する際は必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の職名、氏名を告げ、発言してください。
これより、総務部等の所管部門の審査を行います。
それでは、議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
議案第88号のうち一般会計決算の総務部等所管部門について当局より説明を求めます。
76: 総務部長(松岡孝幸)
どうも皆さん、こんにちは。総務部長、松岡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいま議題となりました議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち総務部の所管部門につきまして、お手元の決算成果報告書、歳入歳出決算書から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。座って失礼いたします。
説明ですが、項目が多くの課にまたがっておりますので、説明に要します時間を1時間程度ちょっといただきますので、長くなりますが、よろしくお願いいたします。
まず、令和元年度決算成果報告書、こちらを用いまして一般会計を中心に令和元年度の決算概要及び財政健全化法に基づく令和元年度の健全化判断比率などにつきまして御説明を申し上げます。
初めに、令和元年度の予算の執行に当たりましては、予算の編成方針に基づき、重点政策として位置づけております11の重点プロジェクトの実現と併せまして、行財政改革や公共施設マネジメントなどを軸とした財政健全化に取り組むなど、適正な執行に努めたところでございます。
それでは、令和元年度の歳入歳出予算執行の実績の概要につきまして、決算成果報告書の1ページを御覧いただきたいと思います。
表題の1、一般会計のページから順次御説明を申し上げます。
(1)の決算規模と実質収支の状況を御覧いただきたいと思います。表です。
令和元年度の一般会計の決算は、表の一番上、歳入総額が536億4,738万8,000円、歳出総額が514億1,858万4,000円となり、前年度に比べ、表の下の増減率でございますが、歳入で3.4%、歳出では2.7%増加をしております。
また、表を順に右側を見ていただきますと、歳入歳出差引額、いわゆる形式収支ですが、22億2,880万4,000円で、前年度より4億2,294万6,000円増加しております。
その右隣の翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた右端の実質収支額は17億5,128万2,000円で、前年度より3億3,733万8,000円の増となりました。
なお、令和元年度決算全般の主な特徴といたしましては、表の下、(2)決算概要として記載をいたしております。
大きな特徴といたしましては、歳入では、個人市民税等による市税の増加のほか、幼保無償化やブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金による国庫支出金の増加、また、歳出では小学校や幼稚園におきます空調設備整備事業費の増加などにより、歳入歳出ともに増加となっております。
また、基金についてでございますが、令和元年度末現在高は財政調整基金の増加などにより前年度末よりも増加となっております。
そこで、令和元年度決算でございますが、行財政改革の取組とまちづくりを一体のものとし、選択と集中による投資を継続してきた結果、主な財政指標では改善傾向が続いており、財政状況に明るい兆しが見えてきたと思っております。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、本市の財政は税収の減少等によるこれまでにない厳しさになることが見込まれます。そのためにもSDGsの理念を取り入れ、令和2年度からスタートいたしました桑名市総合計画後期基本計画の下、これまでの財政健全化の取組に加え、企業誘致をはじめとした地域経済の活性化を図る稼ぐ力を備えた財政構造への転換を図りながら、持続可能な行政運営を推進するとともに、必要とされています政策や事業を進めていく必要があると考えております。
次の(3)、歳入歳出の主な増減でございます。
歳入の主な増では、学校教育施設等整備事業債が前年度比8億5,080万円、地域振興基金繰入金が3億323万2,000円、所得割(個人)が2億6,337万9,000円のそれぞれ増でございます。一方で主な減としましては、臨時財政対策債が前年度比3億1,000万円の減、建物売払収入が3億2,400万円の皆減、また、合併特例事業債が6億610万円の減でございます。
次に、歳出では、空調設備整備事業費が10億7,818万円の増の一方で、病院整備費が3億3,620万円の減、財政調整基金積立金が4億4,552万4,000円の減となったところでございます。
これらのより詳細な分析につきましては、次のページになります。2ページ、3ページをお開きいただきたいと思います。
まず、2ページ、(4)歳入の款別一覧を御覧いただきたいと思います。
令和元年度決算におきます歳入のうち、自主財源の計は291億3,842万7,000円、また、依存財源の計は245億896万1,000円でございます。前年度と比べますと、一番右端の増減率の欄を御覧いただきたいと思いますが、自主財源は率としては0.0%、1,091万4,000円の増、依存財源は7.7%の増となっており、トータルでは3.4%の増となったところでございます。
増減の主なものを申し上げますと、自主財源では、1番の市税は、法人市民税が減の一方で、個人市民税や固定資産税の増により1.3%、2億9,025万9,000円の増となりました。17番の財産収入は、建物及び土地売払収入の減により75.1%、5億2,820万4,000円の減となりました。また、19番の繰入金は地域振興基金繰入金が3億323万円余の増となったことなどにより30.8%、3億368万7,000円の増となっております。
なお、市税等の一般財源の歳入状況につきましては、後ほど決算書のほうで改めて御説明を申し上げます。
次に、依存財源では、子ども・子育て支援臨時交付金が令和元年度のみ交付され、10番の地方特例交付金が206.7%、2億4,922万7,000円の増となっております。また、22番の市債は、学校教育施設等整備事業債の借入れの増等により10.4%、4億9,930万円の増となっております。
次に、右の3ページです。(5)歳出の款別一覧を御覧ください。
歳出の款別一覧のうち、前年度に比べ増加した主なものを申し上げますと、まず、10番の教育費では、空調設備整備事業費が増加したことなどにより25.7%、10億7,699万円の増となりました。
一方で、減少したものにつきましては、2番の総務費では、財政調整基金の積立金が減少したことなどにより10.9%、7億1,527万7,000円の減、4番の衛生費では、病院整備費の皆減などにより9.3%、4億8,138万5,000円の減となりました。
次に、ページをめくっていただいて、4ページへ参ります。
4ページは(6)歳出の性質別分類を御覧ください。
歳出の性質別分類の特徴点につきましては款別と重複するものもございますが、前年度に比べましての増加分から先に申し上げます。
まず、6番の投資的経費では、空調設備整備事業費の増に伴い、29.0%、14億5,383万5,000円の増となっております。
一方、減としましては、8番の積立金では、財政調整基金積立金の減などにより30.9%、6億7,210万6,000円の減、9番の投資及び出資金では、病院整備費の皆減により3億3,620万円の減となっております。
以上が令和元年度一般会計の決算の概要について申し上げました。
続きまして、主要な財政指標等の推移について御説明をいたします。
ちょっと飛びますが、9ページを御覧いただきたいと思います。
項目9番です。四角の9番、主要な財政指標等の推移ということでございます。記載をいたしました主要な財政指標といたしましては、まず(1)経常収支比率でございます。
経常収支比率につきましては、令和元年度経常収支比率は93.0%で、前年度比2.5ポイントの改善となっています。表は経常収支比率の経年の資料となっております。各費用は経常収支比率の計算式の分子でもあります経常経費充当一般財源の費目で、表はその割合を示しております。
令和元年度は、扶助費、公債費、繰出金の割合が前年度と比べて増となっております。一方で、人件費、物件費、補助費等が減でございます。また、経年推移としましては、公債費の割合が高くなっている傾向となっています。
経常収支比率の減少した要因といたしましては、主に人件費、補助費等の減少があり、経常的な一般財源等を充当した歳出額を抑えることができたことに加え、景気の動向等により市税などの経常的な一般財源等の歳入額が増加したことによるものでございます。
次に、ページをめくっていただきまして、10ページをお願いいたします。
2番目です。(2)健全化判断比率・資金不足比率でございます。
平成20年4月から地方公共団体の財政の健全化に関する法律が施行されております。本市におけるそれぞれの比率の対象となる会計はこの図のとおりでございますが、これは地方公共団体の財政状況を一部事務組合などまでに広げて把握し、財政の健全化を図ろうとするものでございます。平成19年度の決算時点からその取組が始まり、四つの健全化判断比率と地方公営企業における資金不足比率を算定し、公表しているところであり、各指標のいずれかが基準値を超えた場合は財政健全化等に向けた厳しい改善の取組が求められてまいります。
続いて、11ページを御覧いただきたいと思います。
健全化判断比率、資金不足比率、それぞれの推移を表とグラフでお示しをさせていただいております。
まず、本市における健全化判断比率につきましては、表の一番上が1)実質赤字比率、2番目が2)の連結実質赤字比率で、いずれも令和元年度はこれまで同様、値がマイナスとなります。赤字が生じていないということでございます。つまり算定されていないということでありますので、公表時はハイフンとして表示されることになります。
次に、3番目の表、健全化判断比率としての3)実質公債費比率では、令和元年度は8.8%で、前年度比0.8ポイントの改善となりました。なお、実質公債費比率は3か年平均で出すこととなっており、単年度では令和元年度は7.8%で、平成30年度の8.9%から1.1ポイントの改善となっております。
上から4番目の4)将来負担比率では、令和元年度は64.7%で、前年度の数字であります56.9%から7.8ポイント増加をいたしました。一部事務組合の地方債残高及び桑名市総合医療センターの繰越欠損額の増加が要因となっているところでございます。
次に、一番下の表、5)資金不足比率につきましては、令和元年度はこれまで同様、いずれの事業会計におきましても資金の不足額が生じておらず、算定をされておりません。
健全化判断比率につきましては、財政状況を反映するその他の指標の動向に十分留意するとともに、本年度の決算の成果や反省点を次年度の予算編成に生かし、安定的な財政運営に努めてまいりたいと考えております。
次に、ページをおめくりいただきます。12ページでございます。
(3)地方交付税と財政力指数、(4)基金の年度末現在高、そして、次の13ページには(5)市税収入、さらに次のページになります14ページでは(6)地方債について、それぞれの推移を表とグラフでお示しをさせていただいております。
次に、15ページは項目10番としまして、14ページでお示しをしました普通会計の地方債残高に加えまして、公営企業会計などの地方債残高や各会計の翌年度以降支出予定債務負担なども含めまして、市の債務残高をお示しいたしました。
次のページになります。16ページは11番といたしまして、平成26年4月1日より消費税率が5%から8%へ引き上げられたことに伴い、地方消費税交付金の増収分については社会保障施策に要する経費に充てることとされておりまして、その使途について明確化し、公表することとなっておりますことから、市ホームページにおいては制度導入当初から公表させていただいております。今回、改めて本市においても掲載、公表をさせていただきました。
決算成果報告書につきましては、今後も一層分かりやすい資料となるよう内容の充実に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、17ページ、項目12番となります。決算成果報告書でございます。
この目次の中から令和元年度の総務部所管の主要事業の概要を御説明申し上げます。
なお、決算成果報告事業につきましては、当初予算参考資料に掲載をした事業を基本とし、各補正予算で新規に計上した主要な事業があれば、追加で掲載することとしております。また、当初予算参考資料と比較がしやすいように、事業の進捗のほか、その事業が目指す効果についても掲載し、今後の方向性の欄を設け、決算成果を踏まえた事業評価の取組を行っておりますので、よろしくお願いいたします。
総務部からは、PCB廃棄物処理事業費と固定資産税評価替事務費の2事業について御説明を申し上げます。
20ページをまず御覧いただきたいと思います。
まず、事業名称、PCB廃棄物処理事業費について御説明をさせていただきます。
事業目的につきましては、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法に基づき、各公共施設に保管してございますPCB廃棄物を適正に処理を行うことを目的としております。
事業内容につきましては、各公共施設所管課及び処理工場と調整を行い、処理及び収集運搬業務をそれぞれ一括で発注、委託を行ったものであります。
事業成果でございますが、6施設、約400キログラムの高濃度PCB廃棄物を収集運搬し、処理工場にて適正に処理を行いました。
今後の方向性といたしましては、残りのPCB廃棄物につきましても、適正に収集運搬処理を行っていく予定としております。
続きまして、36ページをお願いいたします。
事業名称は固定資産税評価替事務費でございます。
事業の目的でございますが、この事業は令和3年度に行われます固定資産評価替えに向けまして、その基準となる標準宅地の適正な時価を算出するため、不動産鑑定士による鑑定評価を求めるものでございます。
事業内容につきましては、評価替えの前年の1月1日、つまり、令和2年1月1日時点の地価公示価格及び不動産鑑定士による鑑定評価を活用し、市内572か所の標準宅地を選定し、その鑑定評価額を求めております。
事業成果でございますが、選定精査により1か所を追加した市内573か所につきまして鑑定評価を行い、令和3年度固定資産税評価替えに向け、基準となる標準宅地の適正な時価の算出が完了しております。
決算成果報告書に基づきます報告は以上になります。
続きまして、一般会計の決算につきまして御説明を申し上げます。歳入歳出決算書のほうを御覧いただきたいと思います。
それでは、58ページ、59ページをお願いいたします。決算書の58ページ、59ページをお願いいたします。
私からは、歳入のうち、一般財源について御説明を申し上げます。
まず、款1.市税についてでございます。
令和元年度の市税の収入済額は、右側、59ページの真ん中にあります収入済額の一番上の行にあります223億4,087万2,614円で、一般会計の総収入額に占める割合は41.6%でございます。なお、市税の収入済額につきましては、前年度から2億9,025万円余、率にしまして1.3%増となったところでございます。
また、市税の調定額は、収入済額のすぐ左となりますが、令和元年度の232億2,924万5,407円、これは前年度の調定額と比べまして2億2,130万円余の増でございます。なお、ここには記載がございませんが、収入済額の調定額に対する収納率につきましては、現年課税分が98.9%、滞納繰越分は28.5%で、全体では96.2%と、前年度と比べまして0.4ポイント増加をしております。
次に、市税の不納欠損額は、同じく59ページ、収入済額のすぐ右隣になりますが、5,560万9,559円で、件数は延べ1,255件となります。この件数の主な内訳を申しますと、差押えなどの滞納処分をすることができる財産がない方が879件、差押え等をすることによってその生活を著しく窮迫させるおそれがある方が77件、所在や財産が不明な方が93件となっております。
次に、そのすぐ右隣の収入未済額は8億3,276万3,234円であり、未納件数は1万6,057件でございます。
次、めくっていただきまして、60ページ、61ページをお願いいたします。
中ほどの款2.地方譲与税ですが、右の61ページの真ん中の収入済額でございます。収入済額は4億1,163万5,041円で、前年度と比較をしまして352万円余、率にして0.9%の増となっております。これは、地方揮発油譲与税は減少いたしましたものの、自動車重量譲与税の増及び新たに設けられました森林環境譲与税が皆増となったこと等によるものでございます。
次に、款3.利子割交付金の収入済額は2,424万2,000円で、前年度と比較をしまして2,907万円余、率にして54.5%の減となっております。
次に、62ページ、63ページをお願いいたします。
款4.配当割交付金の収入済額は1億2,411万9,000円で、前年度と比較をして1,665万円余、率にして15.5%の増となっております。
次に、款5.株式等譲渡所得割交付金の収入済額は6,806万5,000円で、前年度と比較して1,852万円余、率にして21.4%の減となっております。
次に、款6.地方消費税交付金の収入済額は24億9,957万9,000円で、前年度と比較して6,638万円余、率にして2.6%の減となっております。
次に、款7.ゴルフ場利用税交付金の収入済額は4,445万2,450円で、前年度と比較して54万円余、率にして1.2%の減となっております。
次に、款8.自動車取得税交付金の収入済額は8,733万9,767円で、自動車取得税が年度途中から環境性能割に移行しておりますことから、前年度と比較をしまして6,857万円余、率にして44%の減となっております。
次のページ、めくりまして、64ページ、65ページをお願いいたします。
款9.環境性能割交付金の収入済額は2,177万3,000円で、令和元年度から始まりました交付金でありますことから、皆増となっております。
次に、款10.地方特例交付金の収入済額は3億6,980万3,000円で、子ども・子育て支援臨時交付金が令和元年度のみの交付により、前年度と比較をしまして2億4,922万円余、率にしまして206.7%の増となっております。
次に、款11.地方交付税の収入済額は49億4,075万円で、前年度と比較をしまして2億2,913万円余、率にして4.9%の増となっております。この内訳は、右端の備考欄でございますが、普通交付税が40億2,158万8,000円で、前年度と比較をしまして2億676万円、率にしまして5.4%の増であり、その下の特別交付税が9億1,916万2,000円で、前年度と比較をしまして2,237万円余、率にして2.5%の増でございます。
款12.交通安全対策特別交付金の収入済額は1,514万1,000円で、前年度と比較しまして35万円余、率にして2.3%の減となっております。
以上、款別の一般財源について御説明をさせていただきました。款2.の地方譲与税から款12.の交通安全対策特別交付金まで、いずれも調定額どおりの収入をいたしております。
この後、特定財源が続きますので、少しページを進めていただきます。90ページ、91ページをお願いいたします。
款17です。財産収入、項1.財産運用収入のうち目1.財産貸付収入の収入済額7,862万2,960円は、市が持っております土地、建物を貸し付けた収入でございます。
次に、めくっていただきまして、94ページ、95ページをお願いいたします。
項2.財産売払収入のうち目1.不動産売払収入4,065万643円は、合計24件の土地、建物を売り払ったものでございます。
次に参りまして、96ページ、97ページをお願いいたします。
款19.繰入金、項1.基金繰入金、目1.財政調整基金繰入金でございますが、繰入額は3億6,368万9,000円で、前年度と比較をしまして4,516万円余、率にして11.0%の減となったところでございます。
次に、100ページ、101ページをお願いいたします。少し飛びます。
款20番、繰越金でございます。平成30年度からの繰越金でございまして、収入済額のとおり、18億585万8,732円でございます。
次の款21.諸収入ですが、項1.延滞金、加算金及び過料、目1.延滞金5,569万8,507円は、市税の滞納分に係るものでございます。
次の項2.市預金利子の収入済額27万8,935円は、歳計現金に係る受取利息でございます。
次に、少し飛びますが、114ページ、115ページをお願いいたします。
款22番、市債になります。項1.市債の続きにございますが、目5.臨時財政対策債17億4,500万円が一般財源でありまして、普通交付税の振替分としまして起債が認められたものでございます。
以上、一般会計の歳入のうち一般財源の主なものについての説明とさせていただきます。
歳出につきましては、引き続き、所管する事項につきまして財政課長からの説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
77: 財政課長(栗田義久)
財政課、栗田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、118ページ、119ページをお願いいたします。
説明は、決算書の右側のページの備考欄に沿って主な内容を御説明させていただきます。
それでは、まず、款1.議会費、項1.議会費、目1.議会費から、右側のページ、備考欄を御覧ください。議員報酬等と一般職給につきましては、議員報酬と事務局職員10人分の人件費でございます。
次の本会議・委員会運営費で、一つ目の本会議・委員会運営費は、議員の行政視察に対する費用弁償及び本会議、委員会などの筆耕翻訳料などでございます。
次の議会広報活動費は、市民の皆様に議会情報を提供するため、市議会インターネット放映委託料と議会だよりの印刷製本費などでございます。
次の議長活動費は、議長が市議会の代表として会議やイベントへの参加、活動を円滑に行うための経費でございます。
次の議員活動費の主なものといたしましては、政務活動費でございます。
次の議会図書室運営費は、法令追録費などでございます。
次の一般事務費につきましては、臨時的任用職員1人分の賃金及び消耗品などの経費でございます。
次に、その下に参りまして、款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、ページを1枚めくっていただきまして、120ページ、121ページをお願いいたします。
備考欄の上から三つ目の大項目となります行政情報化事業費のうち、財務会計システム事業費につきましては、財務会計システムに要した経費でございます。
その下二つを飛ばしまして、電子入札システム事業費につきましては、電子入札システムに要した経費でございます。
次の弁護士法務支援事業費は、弁護士への法律相談などに要した経費でございます。
次の総務事務費につきましては、議案の作成や参考図書の購入など、総務事務に要した経費でございます。
次の契約事務費につきましては、入札監視委員の報酬や入札参加資格共同受付、審査に係る費用、臨時的任用職員の賃金など、入札契約事務に要した経費でございます。
契約事務費から三つの大項目を飛ばしまして、検査事務費につきましては、工事完成実地検査の委託料など、工事検査事務に要した経費でございます。
次に、122ページ、123ページをお願いいたします。
中段の目3.文書広報費、備考欄、文書費につきましては、郵便料や地区市民センターなどへの連絡業務委託経費、情報公開個人情報保護審査会に要する経費などでございます。
次の行政情報化事業費のうち例規検索システム事業費につきましては、市例規類集のシステムに要した経費でございます。
その下の統合文書管理システム事業費につきましては、文書管理システムに要した経費でございます。
次に、目4.財政管理費の備考欄、財政管理事務費につきましては、予算書及び予算参考資料の作成、公会計財務4表の作成、統一的な基準による財務書類作成支援業務委託のほか、行政改革推進事務に要した経費でございます。
次の行政情報化事業費につきましては、起債管理のためのシステムに要した経費でございます。
次に、124ページ、125ページをお願いいたします。
目5.会計管理費の備考欄、会計管理事務費につきましては、公金収納システムに係る経費など、会計管理事務に要した経費でございます。
次の目6.財産管理費の備考欄、庁舎管理費の施設管理費と次の施設維持補修費につきましては、市役所本庁舎及び設備の維持管理、修繕に要した経費でございます。
次の車両管理費につきましては、中型バスの運行業務委託、本庁共用車の燃料費や修繕費などの維持管理に要した経費でございます。
次の公有財産管理費につきましては、土地の鑑定料、市有地の草刈りなど、普通財産の管理に要した経費、公共施設マネジメントに要した経費や公有財産台帳システムの保守等業務委託料などでございます。
次の市有建物損害共済等保険料につきましては、市有物件の被害や市民の事故等に備えて、全国市有物件災害共済会及び全国市長会市民総合賠償補償保険料などに要した経費でございます。
次のPCB廃棄物処理事業費につきましては、決算成果報告書のところでも御説明をさせていただきましたとおり、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法に基づき、各施設に保管しているPCB廃棄物を適正に処理を行うため、収集、運搬、処理などに要した費用でございます。
次の路上喫煙対策事業費につきましては、平成31年4月から桑名市路上喫煙の防止に関する条例が施行されたことに伴い、市有地内に喫煙スペースを設置した費用及び維持管理に要した費用でございます。
次の基金積立金でございますが、上から順に、まず1番目の財政調整基金につきましては、地方財政法の規定に基づく平成30年度剰余金などについて積立てをいたしました。2番目の減債基金につきましては、将来の起債の償還のための財源として積立てをいたしました。3番目の地域振興基金につきましては、預金利子を財源として積立てをいたしました。4番目のふるさと応援基金につきましては、令和元年度のふるさと納税による寄附金について積立てをいたしました。次の二つを飛ばしまして、7番目の地域福祉基金につきましては、今後の地域福祉の財源として積立てをいたしました。
次に、126ページ、127ページをお願いいたします。
続いて、備考欄の上から4番目でございます。公共施設整備基金につきましては、今後の公共施設の整備などに要する経費の財源として積立てをいたしました。次の二つを飛ばしまして、情報システム整備基金につきましては、システム機器の更新に備えるため積立てをいたしております。そのほか、各基金の利子収入などを積み立てております。
次に、130ページ、131ページをお願いいたします。
中段の目12.公平委員会費、備考欄、公平委員会運営費につきましては、委員3人の報酬、研修会参加負担金など、委員会運営に係る経費でございます。
次に、134ページ、135ページをお願いいたします。
上段の目18.諸費、備考欄、自衛官募集事務費につきましては、自衛官募集事務に係る経費でございます。
次の市税過誤納還付金につきましては、市内事業所からの償却資産修正申告に伴う還付金や法人市民税における予定納税を行った法人に係る還付金が主なものでございます。
次の大項目を三つ飛ばしまして、国県支出金等返還金につきましては、国・県の負担金及び補助金の返還金であります。
次に、項2.徴税費、目1.税務総務費につきましては税務関係の業務推進に要した経費で、備考欄、一般職給は税務課職員36人分の人件費でございます。
次の固定資産評価審査委員会等運営費につきましては、審査委員会委員の報酬などでございます。
次の各種団体等負担金は、三重県軽自動車税等事務共同処理協議会及び桑員税務推進協議会などの負担金でございます。
136ページ、137ページをお願いいたします。
次の三重地方税管理回収機構負担金につきましては、市税の滞納回収に係る機構への分担金でございます。
次の一般事務費につきましては、臨時的任用職員の賃金のほか、税務業務全般に必要な一般事務に要した経費でございます。
次に、目2.賦課徴収費の備考欄、徴収嘱託員報酬は嘱託員1人の報酬でございます。
次の賦課事務費のうち固定資産税事務費は、家屋評価システムなどの機器保守管理委託及び土地評価業務や地番図の加除修正委託などに要した経費でございます。
続いて、住民税事務費は、申告の受付事務、給与支払い報告書の整理、確定申告書の整理などに要した経費でございます。
続いて、諸税事務費は、証明事務及び軽自動車税賦課事務に要した諸経費でございます。
続いて、電算経費は、税務事務を支援するシステムに要した委託料、賃借料でございます。
続いて、各種団体負担金は、資産評価システム研究センターへの負担金でございます。
続いて、申告支援システム事業費は、確定申告受付や課税データ入力事務などを効率的に行うシステムに要した経費でございます。
続いて、固定資産税評価替事務費は、決算成果報告書のところでも説明をさせていただきましたとおり、令和3年度の評価替えに向けて、土地の課税基礎となる評価額を決定するため行った鑑定評価に要した委託料でございます。
次の徴収事務費のうち市税収納取扱費は、口座振替及びコンビニ収納手数料などでございます。
続いて、市税納税奨励費は、納税の確保及び納税意識の啓発を目的とした桑名青色申告会への補助金でございます。
続いて、市税徴収事務費は、徴収に伴う事務的経費でございます。
続いて、電算経費は、軽自動車税の課税事務、各税の収納事務及びシステムに要した委託料、賃借料でございます。
次の行政情報化事業費の住民情報システム事業費は、税業務に係る総合住民情報システムの保守管理委託料でございます。
続いて、地方税ポータルシステム事業費は、電子申告や国税との連携のための電算経費でございます。
続いて、証明書コンビニ交付サービス事業費は、所得証明書などのコンビニ交付を戸籍・住民登録課とともに行うための経費で、システム委託料、地方公共団体情報システム機構の分担金でございます。
次の項3.戸籍住民基本台帳費は飛ばしまして、次に、138ページ、139ページをお願いいたします。
項4.選挙費、目1.選挙管理委員会費、備考欄、一般職給につきましては、職員4人分の人件費でございます。
次の選挙管理委員会運営費及び一般事務費は、選挙管理委員4人の報酬、委員会運営に要した経費でございます。
次に、目2.知事・県議会議員選挙費は、昨年4月に執行した知事、県議会議員選挙の執行管理に要した経費のうち令和元年度中に支出した経費でございます。
次に、140ページ、141ページをお願いいたします。
目3.参議院議員選挙費は、昨年7月に執行した参議院議員選挙の執行管理に要した経費でございます。
次に、項5.統計調査費、目1.統計調査総務費の備考欄、一般職給につきましては、職員3人分の人件費でございます。
次の統計事務費につきましては、臨時的任用職員1人分の賃金や統計事務に係る経費、また、桑名市統計協会への補助金でございます。
次に、目2.諸統計費の備考欄、全国消費実態調査費につきましては全国家計構造調査、次の経済センサス費につきましては経済センサス基礎調査に要した経費でございます。
次に、142ページ、143ページをお願いいたします。
目3.商工統計費の備考欄、工業統計等調査費につきましては、工業統計調査に要した経費でございます。
次に、目4.農林水産統計費の備考欄、農林業センサス費につきましては、農林業センサスに要した経費でございます。
次に、目5.人口統計費の備考欄、国勢調査費につきましては、国勢調査の調査区設定に要した経費でございます。
次に、項6.監査委員費、目1.監査委員費の備考欄、特別職給と一般職給につきましては、常勤監査委員1人と事務局職員4人の人件費でございます。
次に、監査委員活動費と次の145ページにあります一般事務費につきましては、監査委員2人の報酬と監査事務に要した経費でございます。昨年度の監査業務といたしましては、定期監査、例月現金出納検査、決算審査、財政援助団体などの監査を実施いたしました。
次に、ページを進めていただきまして、220ページ、221ページをお願いいたします。220ページ、221ページをお願いいたします。
一番下のところでございますが、款11.公債費、項1.公債費、申し訳ありませんが、ページを1枚めくっていただきまして、222ページ、223ページをお願いいたします。
目1.元金の備考欄、地方債元金償還金につきましては、令和元年度の定期償還分でございます。
次に、目2.利子の備考欄、地方債利子につきましても、令和元年度の定期償還分でございます。
次の一時借入金利子につきましては、一時借入金が発生いたしましたので、その利子を支払ったものでございます。
次に、款12.諸支出金でございます。項1.公営企業会計繰出金、目1.公営企業会計繰出金の備考欄、水道事業会計繰出金につきましては、繰り出し基準に基づく水道事業会計職員の児童手当に係る一般会計負担分でございます。
次の下水道事業会計繰出金につきましては、地方公営企業の繰り出し基準に基づき、下水道事業の経営安定化のために繰り出しをいたしました。
次に、款13.予備費、項1.予備費、目1.予備費につきましては、多度町小山土地区画整理事業区域内の保留地についての和解あっせんなどに要する費用として、総務費、総務管理費、企画費へ充用をいたしました。また、昨年7月、津田学園高等学校の甲子園出場に当たり、激励金や応援広告掲載のための費用として、教育費、保健体育費、社会体育振興費へ充用をいたしました。
以上、令和元年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明いたしました。
なお、引き続き、財産につきまして会計管理者から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
78: 会計管理者兼会計管理室長(早川晴美)
会計管理者の早川でございます。
私からは、314ページからの財産に関する調書について御説明いたします。
財産に関する調書では、314ページの公有財産と後ろのページの物品、債権、基金の4項目について、決算年度中の増減高と決算年度末現在高を明らかにしております。それぞれ決算年度中に増減のあったものについて、その主なものを御説明いたします。
初めに、1、公有財政、(1)土地及び建物でございます。
上の総括の表は、その下の1)行政財産と2)普通財産の計が記載されておりますので、1)と2)の表で御説明いたします。
それでは、土地の決算年度中の増減から御説明いたします。
1)行政財産の表の土地の欄を御覧ください。
区分、公共用財産の公園の決算年度中増高187.00平方メートルは、都市計画法第40条第2項の規定により、公共の用に供する土地の帰属に伴い、公園等の供用が開始されたものでございます。
次に、公共用財産のその他の施設の増56.30平方メートルは、県が購入した水路管理用地が市の帰属になったものと、開発に伴い、都市計画法第40条第2項の規定により帰属を受けたごみ集積所の土地でございます。
同じく、公共用財産のその他の施設の減1,813.69平方メートルの主なものは、市営末広駐車場の土地と同和対策事業残地を公共用の用途廃止により普通財産宅地へ変更したものでございます。
次に、普通財産の表の土地の欄を御覧ください。
区分、宅地の増1,813.69平方メートルは、先ほど御説明いたしました市営末広駐車場の土地と同和対策事業残地の用途廃止による増でございます。
同じく、宅地の減2,347.20平方メートルは、先ほどの市営末広駐車場の土地と同和対策事業残地、このほかに旧伊賀町診療所の土地、赤須賀地内の市有地の売却による減でございます。
次に、区分、その他の土地の増41.85平方メートルは大福地内と城南萱町地内の土地で、井溝として、漢字では井戸の「井」に「溝」と書きますが、井溝として機能していないため、公共用の用途廃止による増と市有地の地積更正による増でございます。
同じく、その他の土地の減2,009.85平方メートルは、先ほどの用途廃止した大福地内と城南萱町地内の市有地のほか、多度町御衣野地内の市有地、長島町押付地内の市有地、長島町西外面の市有地等の売却による減と市有地の地積更正による減でございます。
続いて、建物の決算年度中増減について御説明いたします。
1)の行政財産の表の建物の欄を御覧ください。
区分、公共用財産の学校、木造の減33.00平方メートルは、旧益世幼稚園を宅老所として利用するための所管替えに伴う物置とトイレの部分を同じ公共用財産のその他の施設へ変更したものでございます。
同じく、公共用財産の学校の非木造の減869.00平方メートルは、先ほど御説明した旧益世幼稚園の所管替えに伴う保育支援室の部分を同じ公共用財産のその他の施設へ変更したものと明正中学校の屋内プールの上屋解体による減でございます。
次に、区分、公共用財産の公営住宅の非木造の減427.59平方メートルは、市営羽田町住宅第2住宅の解体によるものと市営深谷住宅3号の解体による減でございます。
次に、区分、公共用財産のその他の施設の木造の増33.00平方メートルは、さきに御説明いたしました所管替えに伴う旧益世幼稚園の物置、トイレの部分の変更でございます。
同じく、公共用財産のその他の施設の木造の減123.14平方メートルは、厚生館別館保育所の居宅の部分の解体によるものでございます。
次に、区分、公共用財産のその他の施設の非木造の増69.00平方メートルは、さきに御説明いたしました所管替えに伴う旧益世幼稚園の保育支援室の部分の変更でございます。
同じく、公共用財産のその他の施設の非木造の減4,435.86平方メートルは、市営末広駐車場の用途廃止により、普通財産その他の建物へ変更したものと旧大型共同作業場の作業所と自転車置場の部分の解体による減でございます。
次に、2)普通財産の表の建物の欄を御覧ください。
区分、その他の建物の木造の減133.25平方メートルは、旧伊賀町診療所の倉庫部分の売却による減でございます。
次に、区分、その他の建物の非木造の増3,849.00平方メートルは、さきに御説明いたしました市営末広駐車場の用途廃止による変更でございます。
同じく、その他の建物、非木造の減1万7,893.32平方メートルは、サンファーレ北館、旧伊賀町応急排水ポンプ倉庫、市営末広駐車場の売却による減と南医療センターの建物解体による減でございます。
1、公有財産、(1)土地及び建物の増減の御説明は以上でございます。
続きまして、316ページをお願いします。
(2)山林でございますが、面積及び立木の推定蓄積量に増減はございません。
次に、(3)の物件、温泉権1件は多度地内に現在建設中の健康増進施設「神馬の湯」における温泉源を利用する権利で、増減はございません。
次に、(4)の無体財産権の商標権1件はサンファーレの名称ロゴに係るもので、増減はございません。
次に、(5)の有価証券の株券500万円は旧長島町で取得の長島観光開発株式会社の株券で、増減はございません。
次に、(6)の出資による権利のうち、出資金の決算年度中減高の2,500万円は、まちづくり桑名の解散、清算に伴う減でございます。
また、出捐金の決算年度中減高3,270万5,000円のうち3,257万4,000円は、桑名市文化・スポーツ振興公社の解散、精算に伴う減と、13万1,000円は三重県緑化推進協会出捐金で、協会の総会議決により基金の取崩しが行われたことで桑名市分の出捐残高も減少したことによるものでございます。
続きまして、320ページからの2、物品を御覧ください。
2の物品につきましては、取得価格、または評価価格が1件100万円以上の備品を記載しております。決算年度中の増高は11品目で25件増えております。また、減高は9品目で10件減っております。全物品の決算年度末現在高は、前年度末の579件から15件増えまして594件でございます。
続きまして、326ページと327ページの3、債権を御覧ください。
ここでは貸付金及び預託金を掲載しております。
まず、住宅新築資金等貸付金の決算年度中減額1,339万4,000円及び福祉資金貸付金の決算年度中現額56万1,000円は、それぞれ貸付金の償還額でございます。
次の地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付金の決算年度中増額3億5,110万円は、貸付額でございます。
決算年度中減額4億6,016万1,000円は償還額でございます。
その下の欄、建設協力預託金は、平成24年4月の地方独立行政法人桑名市民病院と医療法人山本総合病院との統合に伴い、山本総合病院が契約しておりました職員用立体駐車場賃貸借契約に基づく建設協力預託金として1億円を市が引き継いだもので、決算年度中減額の750万円は返還額でございます。
続きまして、330ページからの4、基金を御覧ください。
まず、令和元年度中の基金条例の議決により新設しました基金がありますので御説明いたします。
基金の一番最後のページ、336ページと337ページを御覧ください。
一番最後に新たに農林水産課を所管とする桑名市森林環境譲与税基金が新設され、現在高684万3,000円を保有いたしております。令和元年度末の基金の総数は29基金となっております。
それでは、令和元年度中に積立て及び取崩しがありました主な基金につきまして御説明いたします。
恐れ入りますが、基金の最初のページ、330ページと331ページをお願いします。
まず、一番上の財政調整基金は7億3,739万6,000円を積み立て、3億6,368万9,000円を取り崩しております。
次に、二つ飛んで、職員退職手当基金には5,009万円を積み立てております。
一つ飛びまして、公共施設整備基金は1億852万4,000円を積み立て、2,012万9,000円取り崩しました。
一つ下の減債基金は4,282万7,000円を積み立て、1億7,000万円を取り崩しました。
一つ飛びまして、国民健康保険給付費支払準備基金は56万円を積み立て、3億8,000万円を取り崩しました。
次のページ、上から5番目の介護給付費準備基金は4,562万6,000円を積み立て、1億3,000万円を取り崩しました。
ページの一番下のふるさと応援基金は4億2,620万1,000円を積み立て、2億3,542万1,000円を取り崩しました。
次のページ、上から2番目、地域振興基金は108万8,000円を積み立て、4億1,717万2,000円を取り崩しました。
最後に、全ての基金の総額は、前年度末現在高122億3,773万5,000円から2億3,933万8,000円減少し、令和元年度末現在高は119億9,839万7,000円となったところでございます。
私からの財産に関する調書の説明は以上でございます。
以上、令和元年度一般会計歳入歳出決算について概要を御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
なお、御質問に対する答弁につきましては各担当課長から申し上げますので、よろしくお願いいたします。
79: 分科会長(倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
80:
分科会委員(仮屋武人)
仮屋です。
2点お伺いしたいので、まず1点ずつ聞きます。
退職金が割とようけ今年は減っているんですが、この退職金の減り方は俗に言う団塊の世代が退職していってしまって、だんだんこれから減っていくというイメージなのか、それとも、たまたま今回だけ少なかったのか、そこら辺、ちょっと教えてください。
81: 財政課長(栗田義久)
財政課、栗田でございます。
定年退職者数が減っておるというふうに聞いております。
82:
分科会委員(仮屋武人)
すみません、ページも言わんとしゃべっちゃいました。決算成果報告書の4ページの左側にあるところなんですけど、これは毎年これからずっと減っていくというイメージでいいんですかね。たまたま今回少ないだけか、ここをお願いします。
83: 総務部長(松岡孝幸)
総務部、松岡でございます。
一つの団塊の世代の退職の波を大きく乗り越えまして、退職者数は前年度より減少傾向であるということでございます。ここからは以前のような退職手当の大幅な金額といいますか、そういうところからはちょっと一息つきまして、徐々に減っていくというよりは、その年の退職者の状況によって推移をしていくということになると思いますので、よろしくお願いいたします。
また、詳しくは市長公室のところで聞いていただけると詳しいところも聞いていただけるかと思いますので、よろしくお願いします。
84: 分科会長(倉田明子)
これ以上の詳細は市長公室のほうで質問していただけば。
85:
分科会委員(仮屋武人)
すみません。市民税はええのかな。
86: 分科会長(倉田明子)
オーケーです。
87:
分科会委員(仮屋武人)
もう一個。仮屋です。
法人税が去年より……。
88: 分科会長(倉田明子)
何ページか……。
89:
分科会委員(仮屋武人)
ごめんなさい。決算成果報告書の13ページ、右上です。
法人税が去年より減って、気になるところなんですけど、平成29年度を見ると一緒ぐらいな推移で行っているんですけど、これは法人の数が減ってきているとか、法人の利益が減ってきているとか、そういうところの分析で見るとどういう分析になっていくのかな。ちょっと減っていっておるで気になるところなんですけど、それと重ねてもう一個教えていただければ、平成27年度だけ突出して多い年が1回だけあるんですけど、原因が分かれば教えてください。
90: 税務課長(宇佐美亮次)
税務課、宇佐美でございます。
まず、平成30年度から令和元年度に向けての減でございますが、特段把握はしてございません。特段の理由があったというところではないんですけれども、見ていただくと年度によって上がったり下がったりというところがございますので、通常のぶれの範囲内かなというふうには考えております。
それから、平成27年度の高かった経緯でございますが、すみません、こちらのほうは一旦調べさせていただきますので、こちらでは御容赦いただきたいと思います。
91:
分科会委員(仮屋武人)
分かりました。
92: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
93:
分科会委員(伊藤研司)
135ページです。自衛官募集事務費なんですが、私自身は専守防衛主義者なんですが、自衛官募集事務費で2万9,000円、これは何をしているんですか。
94: 総務部理事(法務担当)兼総務課長(金子洋三)
自衛官募集の説明会とかの会場を借りたりとか、激励会というか、そういった会を催しておりますので、そういったところでございます。
95:
分科会委員(伊藤研司)
先ほども言いましたが、私は専守防衛主義者なんですが、こんなことを言うとちょっとおかしいか分かりませんが、自衛官というのは憲法にきちんと明示されているわけなんですよね。それで、3万円で一体何を、先ほど聞いてポスターとかなんか、激励会とか、何かちょっと子供だましというか、自衛官の人数って減っているんですよ、すごく。だから、そういう流れの中で、実際、先ほども言いましたが、何度も言いますが、私は専守防衛主義者なんですが、憲法の中で明示されている自衛官というのは……。
(「されておらん。自衛隊は」と呼ぶ者あり)
明示されていないの、これ、自衛隊は。失礼しました。
専守防衛主義者なんですが、何度も言いますが。それで、何か3万円って、3万円にも行っておらん、2万9,000円でええのかなとちょっと気になって、逆に気になって聞いたんですが、そんなところですか。
96: 総務部理事(法務担当)兼総務課長(金子洋三)
総務課、金子です。
自衛官の募集については自治体でもやっておりますけれども、国のほうでもやっておりますので、国のほうで大きく予算を取っているところだと思います。以上です。
97:
分科会委員(伊藤研司)
それと、332ページ、長島町土地改良施設の整備及びと、これは合併からずっと出ているんですが、これというのは一体、長島町って何か土地の改良施設ということに限定しているあれなんですか。ずっとこれは出ているから、どういうあれなんですか。私、初めて聞くんですけど、合併して以来。
98: 総務部長(松岡孝幸)
総務部長、松岡でございます。
委員から御指摘もいただきましたとおり、合併当時にもともと長島町で持っておりました土地改良施設の整備に係る基金をそのまま桑名市に持ってきていただいて、条件といいますか、そのときのあれとしまして旧長島町の土地改良に係る一連の整備や維持管理に係るものについてのみ充当できるということになっておりますので、それに該当しない部分については基金を充てないということになっていますので、このような推移となっております。以上です。
99:
分科会委員(伊藤研司)
これは合併時の約束でそういうふうになっておる。だから……。
(「向こうから持ってきたんやに」と呼ぶ者あり)
多度町からはないんですか、こういうのは。
100: 総務部長(松岡孝幸)
多度町からはこのような同様な土地改良の関係でありますとか、目的に従って基金を積んだものをそのまま移管したというものについてはないと把握しております。以上です。
101:
分科会委員(伊藤研司)
分かりました。
102: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、ほかに質疑はないようですから、以上で質疑を終結します。
以上で議案第88号のうち総務部等所管部門についての質疑は終了しました。
本議案につきましては、初めに御案内したとおり、最後の消防本部所管部門の質疑終了後に意見表明及び意見集約を行いますので、よろしくお願いいたします。
ここで当局の入替えのため、暫時休憩いたします。
午後2時17分 休憩
午後2時26分 再開
103: 分科会長(倉田明子)
それでは、休憩前に引き続き、決算特別委員会・総務安全分科会を再開いたします。
104:
分科会委員(伊藤研司)
すみません、先ほどの総務部の件で、私、専守防衛で、それから、自衛隊が憲法に明記されているような発言をしたんですが、憲法に明記されていないということで、発言をちょっと訂正させていただきます。以上です。
105: 分科会長(倉田明子)
了解いたしました。
それでは、各理事者の皆さんにお願いいたします。発言する際は必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の職名、氏名を告げ、発言してください。
これより市長公室及び防災・危機管理課所管部門の審査を行います。
それでは、議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
議案第88号のうち一般会計決算の市長公室及び防災・危機管理課所管部門について、当局より説明を求めます。
106: 統括監兼市長公室長(加藤眞毅)
統括監兼市長公室長の加藤でございます。どうかよろしくお願いいたします。
ただいま議題となりました議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、防災・危機管理課、市長公室の所管部門について、お手元の決算成果報告書、歳入歳出決算書から御説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。着座にて失礼いたします。
説明には項目が多くの課にまたがっておりますので、説明に要する時間はおおよそ30分から1時間程度になろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。
まず、令和元年度決算成果報告書、こちらを用いまして御説明を申し上げます。
それでは、令和元年度決算成果報告書の17ページ、項目12の決算成果報告書、主な決算成果報告書、事業目次のほうを御覧ください。
この目次の中から令和元年度の防災・危機管理課及び市長公室所管部門の主要事業の概要を御説明申し上げます。
なお、決算成果報告書につきましては、当初予算参考資料に掲載した事業を基本といたしまして、各補正予算で新規に計上した主な事業があれば追加で掲載することとしております。
また、当初予算参考資料と比較しやすいように、事業の進捗のほか、その事業が目指す効果についても掲載し、今後の方向性の欄を設け、決算成果を踏まえた事業評価の取組を行っておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、まず、市長公室から、総合計画策定事業費、次世代モビリティ推進事業費の2事業について御説明を申し上げます。
まずは決算成果報告書の25ページを御覧ください。
まず、事業名称、総合計画策定事業費について御説明をいたします。
事業目的につきましては、平成27年度に策定いたしました総合計画が5年の折り返しを迎えることから、計画の適正な進行管理と柔軟な施策展開を図るため、前期5年の基本計画の見直しを行い、後期5年の基本計画を策定するためのものでございます。
事業内容につきましては、前期基本計画の進捗状況を評価、分析し、今後の施策展開を踏まえ、基本事業等の見直しを行っております。計画の策定に当たりましては、庁内組織である総合計画策定本部と外部有識者による総合計画審議会を開催し、内容の検討を行っているほか、市民フォーラムとパブリックコメントを実施いたしております。なお、市民フォーラムは市長と市内高校生による意見交換会として平成31年1月に実施をしております。さらに、議会からは総合計画後期基本計画検討協議会において御意見を頂戴いたしております。
また、計画策定業務委託料につきましては、平成30年度から令和元年度までの債務負担行為を設定しており、限度額は528万2,000円となっております。
事業成果につきましては、重点施策として11の重点プロジェクト及び平成30年度に実施いたしました市民満足度調査の結果を反映し、三つのミッションを新たに基本計画の中に位置づけたこと、また、社会情勢の変化を踏まえ、情報技術の進歩やSDGsの理念を計画の基本的な観点として取り入れることで、今回策定いたしました後期基本計画は時代に即した内容となっております。
決算額につきましては、事業費総額は474万8,000円を支出し、その財源といたしましては地域振興基金繰入金を全額充当しております。
今後の方向性につきましては、後期基本計画に基づく実施計画を作成し、基本計画に掲げた施策の推進を図ってまいります。
次に、決算成果報告書、26ページを御覧ください。
事業名称、次世代モビリティ推進事業について御説明をいたします。
事業目的といたしましては、今後、少子高齢化が進展することに伴い、起こり得る公共交通に関する社会情勢の変化に対応するため、従来の交通システムに代わる新たな交通ネットワークの検討及び自動走行の実現可能性の研究を行い、持続可能な公共交通システムの構築を目指そうとするものです。
事業内容につきましては、有識者の方、地域住民、民間バス事業者などをメンバーとする研究会を設立し、自動走行の実現可能性の策定を進めました。
事業成果といたしましては、令和元年6月に三重県では初めてとなります自動運転バスの実証実験を行い、合計で288名の方に桑名市役所から桑名駅を通り桑名市役所に戻るというルート約2キロの区間で体験乗車をしていただきました。その後、11月に桑名市次世代モビリティ社会実装研究会を設立いたしております。
決算額といたしましては、事業費総額は473万2,000円を支出し、財源につきましては全てその他財源として、ふるさと応援基金繰入金473万2,000円を充当しております。
今後の方向性につきましては、特に維持確保が必要な既存バス路線の一部を自動運転バスの実証実験の走行ルートとし、将来的な代替手段としての自動運転バスの導入の可能性に当たっての課題について検証を行ってまいります。また、導入を検討していく可能性の高い地域における自動運転バスの重要性やそのニーズの把握を行ってまいります。
続きまして、防災・危機管理課の事業について、久保理事のほうから御説明を申し上げますのでよろしくお願いいたします。
107: 理事(防災・危機管理担当)(久保康司)
理事の久保でございます。よろしくお願いいたします。
私からは、令和元年度決算成果報告書のうち、防災行政無線整備費と防災拠点施設整備事業費の2事業について御説明申し上げます。
お手元の決算成果報告書の88ページを御覧ください。88ページになります。
事業名称、防災行政無線整備費について御説明いたします。
事業目的につきましては、洪水などの災害から市民の大切な生命や財産を守るため、情報伝達手段として効果的なデジタル同報系防災行政無線を整備するものです。
事業内容といたしましては、津波、洪水等による浸水が想定される海抜ゼロメートル地帯及び員弁川沿岸地域を中心にデジタル同報系防災行政無線の整備を行うもので、令和元年度は屋外拡声子局設備を多度地区に13か所、長島地区に1か所、計14か所を整備し、サブシステム、複数のメディアと連携させる装置ですが、このサブシステムの親局を桑名市役所に整備するものです。
なお、本事業は平成28年度から令和元年度までの4年間の継続費を総事業費として5億7,105万円を設定しております。
事業成果といたしましては、繰越ししておりました屋外拡声子局14基の整備と整備計画に沿ってサブシステムを整備し、工事監理業務を実施いたしました。
決算額といたしましては、事業費合計は5,447万円で、財源につきましては国庫支出金として都市防災総合推進事業(防災・安全交付金)が2,657万2,000円、地方債として合併特例事業債が2,640万円、一般財源が149万8,000円となっております。
今後の方向性につきましては、令和元年度で全ての工事が完了しましたので、引き続き保守点検により適切に維持管理を行ってまいります。また、防災行政無線による情報がより確実に住民等の皆様に伝わりますよう、例えば今年度、新たに電話による放送内容の確認機能を付加したように、これからも機能の強化、充実を図ってまいります。
続きまして、決算成果報告書の89ページを御覧ください。
事業名称、防災拠点施設整備事業費について御説明いたします。
事業目的につきましては、災害発生時における災害応急対策の円滑化を図るため、また、平常時において市民の防災に関する知識の普及及び防災意識の高揚を図るため、防災活動拠点を整備するものです。
なお、本事業は平成27年度に地質調査及び設計業務、用地買戻し、平成28年度に既設市道拡幅工事、平成29年度から造成工事を実施し、令和元年度から建築工事を実施しております。
事業内容及び事業成果につきましては、用地造成工事、地質調査、建築設計変更業務及び建築工事を実施いたしました。
決算額といたしましては、事業費合計は2億654万3,000円で、財源につきましては地方債として緊急防災・減災事業債が2億260万円、一般財源が394万3,000円となっております。
今後の方向性につきましては、11月1日に竣工式を実施することとしておりますので、その後の速やかな稼働を目指し、備品、什器の購入などの事業を推進してまいりますとともに、受援訓練を実施するなどして着実に有事の体制を整えてまいりたいと考えております。
決算成果報告書に基づく報告は以上となります。
続きまして、一般会計決算につきましては、政策創造課、西田次長から説明を申し上げます。
108: 市長公室次長兼政策創造課長(西田喜久)
政策創造課、西田でございます。よろしくお願いをいたします。
それでは、歳入歳出決算書の118ページ、119ページをお願いいたします。歳入歳出決算書でございます。
説明につきましては、決算書の右側のページの備考欄に沿って所管部門の主な内容を御説明させていただきます。
まず、118ページ、119ページの中段のところ、款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、備考欄の非常勤職員報酬等につきましては、非常勤嘱託職員4人分の報酬でございます。
次の特別職給及び一般職給につきましては、市長、副市長及び一般職員173人分の給料、職員手当、共済費でございます。
次の功労者等表彰経費につきましては、消防団員等表彰規程などに基づく表彰経費でございます。
次の交際費につきましては、慶弔対応や会費等の経費でございます。
次の市長会等負担金につきましては、全国、東海及び県の市長会等の負担金でございます。
次の友好都市推進事業費につきましては、3市友好都市スポーツ交流事業の補助金でございます。
続きまして、120、121ページをお願いいたします。
備考欄、一番上の秘書事務費につきましては、自動車の借り上げや事務用消耗品、秘書事務等に係る経費でございます。
次の、男女共同参画推進費のうち男女共同参画推進事業費につきましては、男女共同参画審議会の開催経費及び三重県内男女共同参画連携映画祭や各種研修、講座等の開催経費及び事務費等でございます。
次の行政情報化事業費の各システム事業費につきましては、各システムの保守管理と機器の賃貸借料及び地方公共団体情報システム機構への中間サーバープラットフォーム運用経費負担金等でございます。
次の情報系端末導入事業費は、職員用端末更新に伴う賃貸借料でございます。
続いて、備考欄の一番下、同款・同項・市民会館費へにつきましては、年度途中での扶養手当及び共済費の増額に対応するため、また、同款・統計調査費・統計調査総務費へにつきましては、人事異動に伴う通勤手当の変動に対応するため、それぞれ流用を行ったものでございます。
次に、目2.人事管理費、備考欄、退職手当につきましては、職員18人分の退職手当金でございます。内訳といたしましては、定年退職者が7人、普通退職者等が11人でございます。
次の職員倫理審査会運営費につきましては、外部委員の報酬と会議録の筆耕翻訳料でございます。
次の公務災害補償費につきましては、地方公務員災害補償基金への負担金でございます。
次の職員研修費につきましては、職員研修に要した経費でございます。
次の人事管理経費につきましては、職員の人事管理等に要した経費でございます。
続きまして、1枚ページをおめくりいただき、122、123ページをお願いいたします。
備考欄の一番上のスマート自治体推進事業費につきましては、働き方改革サポート事業委託経費や、併せて導入いたしました会計年度任用職員に係るシステム導入経費などでございます。
一番下、同款・同項・交通対策費へにつきましては、コミュニティバスの路線見直しに伴う、バス停や音声案内等の施設更新費用などを流用したものでございます。
次の目3.文書広報費の備考欄、三つ目の広報費の広報活動費につきましては、広報くわな発行に係る経費などでございます。
次に、またページを1ページおめくりいただきまして、124、125ページをお願いいたします。124ページ、125ページでございます。
中段の目6.財産管理費、備考欄、基金積立金の5番目の職員退職手当基金につきましては、今後の職員退職手当の財源として積立てをいたしました。
次に、126、127ページをお願いいたします。
備考欄の一番上になります。文化振興基金につきましては、今後の文化振興事業の財源として積立てをいたしました。
その下、二つ飛ばしまして、公共施設整備基金1億852万4,171円のうち、市民会館のネーミングライツ広告料の2分の1の25万円を今後の維持補修の財源として基金に積立てをしております。
その下、一つ飛ばした国際化推進基金につきましては、今後の国際化推進に資する事業の財源として積立てをいたしております。
そのほか、各基金の利子収入等を積み立てております。
次に、目7.企画費、備考欄、ブランド推進事業費のうちブランド推進事業費につきましては、桑名ほんぱくの運営支援業務、住吉地区及び七里の渡周辺まちづくり推進事業の経費などでございます。
次のブランド推進委員会運営事業費はブランド推進委員会の会議開催経費でございます。
次のパブリックリレーション事業費は、首都圏におけるPR事業や大河ドラマ関連イベント、また、桑名フィルムコミッション事業の経費などでございます。
次のふるさと応援寄附推進事業費は、ふるさと納税に係るお礼の品のための報償費のほか、専用サイトの利用料などでございます。
次の一般事務費は、ブランド推進事業の旅費や事務用消耗品などに係る経費でございます。
次の国際化推進事業費のうち国際交流事業費につきましては、国際化推進検討委員会の会議開催経費でございます。
その下のポストジュニアサミット推進事業費は、主に教育旅行受入れに係る経費などでございます。
次の桑名・員弁広域連合負担金は構成市町に対する負担金で、総務費分として人件費の負担が主なものでございます。
その下、一つ飛ばして、総合計画策定事業費は、さきに御説明いたしましたとおり、総合計画後期基本計画を策定するための業務委託料及び総合計画審議会の開催経費等でございます。
次のまちづくり企画費の一般事務費につきましては、令和元年度のまちづくり推進課のまちづくり推進に係る旅費等の事務経費でございます。
その下、一つ飛ばして、一般事務費につきましては、令和元年度のまちづくり推進課の旅費、消耗品等の事務経費及び多度町小山土地区画整理事業区域内の保留地についての和解あっせん等に要する経費でございます。
次に、目8.情報推進費の行政情報化事業費のうち情報システム管理費につきましては、庁内システムの安定化等のため、アウトソーシングに要した経費でございます。
次のネットワークシステム管理費につきましては、庁内ネットワークに係る回線使用料や機器の保守及び賃貸借料に要した経費、また、セキュリティークラウド利用に係る三重県への負担金等でございます。
次に、128、129ページをお願いいたします。
備考欄、一番上の情報政策事業費につきましては、オープンデータポータルサイトの保守及びオープンガバメント推進協議会の負担金でございます。
次の住民情報システム更新事業費につきましては、来年1月稼働予定の新住民情報システムの構築やデータ移行に係る経費でございます。
次のスマート自治体推進事業費のAI等活用推進事業費につきましては、RPAやAI-OCRのライセンス費用やRPAの研修等に要した経費でございます。
次の一般事務につきましては、地方公共団体情報システム機構への加入団体負担金や消耗品等の経費でございます。
次に、目9.交通対策費のブランド推進事業費、北勢線運営支援事業費は、市町負担割合に基づく北勢線運営支援補助金、北勢線事業運営協議会負担金及び駅舎、駐車場の維持管理費などでございます。
次の公共交通対策費のうちコミュニティバス運行事業費は、市内8ルートのコミュニティバス運行業務委託料及び日の出橋方面への生活路線バス運行業務委託料などでございます。
次の養老線運営支援事業費は、市町負担割合に基づく養老線運営支援補助金及び一般社団法人養老線管理機構への負担金などでございます。
次の一般事務費は、地域公共交通会議の開催経費や交通関係の各種期成同盟会負担金などでございます。
次の同款・同項・人事管理費からにつきましては、122、123ページでも御説明いたしましたが、コミュニティバスのルート見直しに伴うバス停や音声案内等の施設更新費用として流用を行ったものでございます。
続いて、130ページ、131ページをお願いいたします。
中段の目13.恩給及び退職年金費につきましては、現在の共済制度に移る前に退職をされた方やその遺族の方に年金給付を行うもので、備考欄の旧恩給組合条例給付費負担金は、旧多度町、旧長島町の職員だった方に係る三重県市町村職員共済組合への負担金でございます。
次に、目14.市民会館費、備考欄、施設管理運営費につきましては、会館及び立体駐車場の維持管理に要した経費でございます。主なものは、会館の受付事務に係る臨時的任用職員の賃金、光熱水費、舞台運営業務、清掃業務等の委託料でございます。財源の主なものは、市民会館使用料、施設占用料、使用光熱水費などを充当しております。
次に、ページを進めていただきまして、200ページ、201ページをお願いいたします。200ページ、201ページでございます。
款9.消防費、項1.消防費、目8.災害対策費の備考欄、一つ目の防災会議経費につきましては、防災会議の開催に要した経費でございます。
次の緊急情報伝達事業費につきましては、全国瞬時警報システム、いわゆるJ-ALERTに係る保守点検に要した経費でございます。
次の防災意識啓発事業費につきましては、自主防災訓練、普通救命講習及び防火防災訓練、災害補償等共済制度加入に要した経費でございます。
次の備蓄用物資購入費につきましては、指定避難所に一定量の非常食を備蓄するとともに、救護所となる各中学校に応急手当用の医療用資機材などを配備するために要した経費でございます。
次の防災行政無線運営経費につきましては、防災行政無線の電気料金、保守点検などの運用に要した経費でございます。
次の防災施設管理費につきましては、城南河川防災センターの光熱水費や警備委託などに要した経費でございます。
次の防災設備維持補修費につきましては、発電機をはじめとする資機材の保守、点検などの維持管理に要した経費でございます。
次の防災施設整備費のうち防災行政無線整備につきましては、平成28年度から進めております防災行政無線整備工事と同工事の管理業務に要した経費でございます。
次の防災拠点施設整備事業費につきましては、星見ヶ丘地内に整備しております桑名市防災拠点施設の実施設計、地質調査、建築工事などに要した経費でございます。
次の備蓄資機材整備費につきましては、避難所の毛布や乳幼児用おむつを整備したり、浸水想定区域内の避難所にゴムボートやライフジャケットなどを整備したりするために要した経費でございます。
次の自主防災組織育成事業費につきましては、自主防災組織の防災活動に必要な資機材等の購入助成に要した経費で、51件の助成を行いました。
次の行政情報化事業費の要援護者台帳システム事業費につきましては、要援護者台帳システム保守に要した経費でございます。
次の災害時受援計画等策定事業費につきましては、災害時受援計画及び災害時対応マニュアルの作成に要した経費でございます。
次の津波予測・伝達システム事業費につきましては、DONET(地震・津波観測監視システム)、こちらを活用した津波予測・伝達システムを構築し、県及び関係市町と共同で運用するために要した経費でございます。
次の津波避難対策事業費の命山整備事業費につきましては、津波避難誘導デッキの整備に当たり測量業務に要した経費でございます。
次の伊勢湾台風60周年事業費につきましては、令和元年が伊勢湾台風60周年に当たることから実施しました防災啓発、実動訓練等に要した経費でございます。
次の一般事務費は、旅費や消耗品のほか、気象情報などの情報提供を受けるために要した経費でございます。
次の広域避難計画策定事業費につきましては、市内の津波浸水想定区域内の世帯を対象に実施しました避難行動に関するアンケート調査に要した経費でございます。
次の防災施設整備費(継続費逓次繰越分)の防災行政無線整備費につきましては、防災行政無線整備工事に要した経費でございます。
次に、ページを1枚進めていただきまして、202、203ページをお願いいたします。
防災施設整備費(明許繰越分)につきましては、星見ヶ丘地内に整備をしております桑名市防災拠点施設の造成工事等に要した経費でございます。
大変申し訳ございませんが、もう一度ページを戻っていただきまして、200ページ、201ページをお願いいたします。
目8.災害対策費の表中、翌年度繰越額の欄の繰越明許費1億6,446万3,005円につきましては、主に防災拠点施設整備事業費でございます。
申し訳ございません、またページを少し飛ばしていただきまして、212、213ページをお願いいたします。212、213ページでございます。
ページの下段ですが、款10.教育費、項5.社会教育費、目3.博物館費、備考欄のブランド推進事業費、特別展示費は、三重県出身で京都画壇を代表する女性画家、伊藤小坡の特別企画展開催に要した経費でございます。財源につきましては、文化事業助成金などを充当しております。
次に、資料保存事業費は、歴史専門家に対する報酬と掛け軸6件の博物館資料の修繕に要した経費でございます。財源には刊行物等の販売収入を充当しております。
次に、施設管理運営費の一般管理運営費は、主に博物館収蔵品データ管理システム借り上げ等の事務経費でございます。
次のページ、上段でございますが、214、215ページでございます。
施設管理費は清掃や警備委託等の維持管理に要した経費でございます。
次に、展示費、常設展示費につきましては、改元を記念して、「元号と宸筆」の企画展や清水公照の没後20周年を記念した「清水公照展」などの企画展、常設展示の開催経費でございます。
また1枚ページをめくっていただきまして、216、217ページをお願いいたします。
上段になりますが、目6.文化振興費、備考欄、ブランド推進事業費のうち文化財保護普及費は、イヌナシ自生地保護活動に係る経費、文化財の調査、保存や歴史教室等の文化財を活用した事業等に要した経費でございます。財源は文化振興基金繰入金などでございます。
次の文化財保存事業補助金は、国指定重要文化財、諸戸家住宅、諸戸氏庭園の大規模改修等に要する補助費等でございます。
次に、文化財保護事業費のうち文化財保護審議会運営費は、審議会運営に要した経費でございます。
次の埋蔵文化財発掘調査費は、95件の発掘調査等を行い、これに要した臨時的任用職員の賃金、測量等の経費でございます。
次の埋蔵文化財整理所管理運営費は、整理所の管理運営に要した経費でございます。
次の郷土館管理費は、郷土館の管理運営に要した経費でございます。
続きまして、文化事業開催費は、市民展開催に係る桑名市文化協会への委託料が主な経費でございます。財源には、文化事業助成金などを充当しております。
次に、文化財総合データ管理システム事業費は、文化財情報を一元的に管理し、公開するための経費でございます。
次に、文化団体育成事業費は、桑名市文化協会に加入する団体の育成や発表の場である市民芸術文化祭開催に要した経費でございます。
次に、みえ県展移動展開催事業費は、第70回みえ県展桑名移動展開催のための会場設営、市民会館借上料等に要した経費でございます。財源は、ふるさと応援基金繰入金などでございます。
次に、一般事務費につきましては、文化振興に係る事務に要した経費でございます。
次に、同款・同項・社会教育施設費からにつきましては、発掘調査件数増加による重機借り上げの日数が増えたことに伴い、埋蔵文化財発掘調査費への流用、また、文書引渡請求事件(石取裁判)の弁護士報酬及び交通費など、実費の支払いに伴う流用でございます。
続きまして、目7.社会教育施設費、備考欄、施設管理運営費のうち石取会館施設管理運営費は、市直営の石取会館の管理運営に要した経費でございます。
少し下に飛びまして、六華苑施設管理運営費は、直営による運営を行いました六華苑の運営委託費でございます。財源には、六華苑使用料などを充当しております。
次に、施設維持補修費の六華苑施設維持補修費は、令和元年10月17日の台風19号による和館の土壁の修理に伴う費用でございます。
少し下に飛びまして、六華苑施設維持補修費、明許繰越分でございますが、平成30年7月29日の台風12号により破損いたしました二番蔵のしっくい壁の修理に伴う費用でございます。財源には、全国市有物件災害共済保険金などを充当しております。
次に、六華苑等公民連携導入調査事業費は、平成30年度より明許繰越しを行いました事業で、六華苑等公民連携導入調査の業務委託費でございます。財源には、民間資金等活用事業調査費補助金を充当しております。
次のページ、218ページ、219ページの上段をお願いいたします。
不用額の繰越明許分は、入札差金でございます。
次に、同款・同項・文化振興費へにつきましては、前項で説明をいたしました流用でございます。
以上、令和元年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明させていただきました。
なお、御質問に対する答弁につきましては、各担当課長から申し上げさせていただきます。
御審議賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
109: 分科会長(倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
110: 分科会委員(伊藤研司)
伊藤研司です。
数件ありますから、まとめてか、1回ずつか、どちらで。
111: 分科会長(倉田明子)
一つずつお願いします。
112: 分科会委員(伊藤研司)
まず、121ページ、退職手当、普通退職が11人と定年退職が7人ということなんですが、普通退職というと定年退職とは違うのかなと思って、また、主な理由で、普通退職というのは向こうから、職員の人から退職したいと言ってきたということなの。あなたたちが退職しろと言ったんじゃなくて。普通なら公務員って大体定年退職すると思うんだけど、何でかな。簡単な理由で、言えるだけでいいので。
113: 分科会長(倉田明子)
答弁を求めます。
114: 人事課長(位田壮平)
人事課、位田でございます。お願いいたします。
定年退職、普通退職の違いということで、定年退職はもちろん60歳で退職される方になるんですけれども、普通退職ですと御自身の都合で定年前に退職される方がほとんどなんですけれども、あと、早期退職ということで募集させていただいて手を挙げた方で早期退職される方もありますし、おうちの事情で退職ということで定年を待たずして退職される方もございますので、その方が11名いらっしゃったということでございます。
115: 分科会委員(伊藤研司)
結構数が多いもんでちょっとびっくりしたんですが、それと、125ページの職員退職手当基金5,000万円で、これはあなたたちが退職するときに足りるんですか。現物支給やといううわさになっているんですが。
116: 人事課長(位田壮平)
人事課、位田でございます。
基金につきましては、今後、10年先ぐらいにたくさん退職される方も予定されておりますので、そういうものへの備えということで前もって積立てをするものでございますので、よろしくお願いいたします。
117: 分科会委員(伊藤研司)
何度もすみません。分かりました。
203ページの旧星見ヶ丘中学校用地って防災拠点になったところなんですが、これは防災ヘリの発着はできるかできないかだけ、お聞きします。
118: 防災・危機管理課長(若林直樹)
防災・危機管理課、若林です。
防災ヘリの場合中型になりますのでぎりぎり、ドクターヘリは大丈夫だと思うんですけれども、一応防災ヘリは中型ヘリになりますので、現地を見てもらっているところなんですけれども、まだ判断しかねるところです。
119: 分科会委員(伊藤研司)
それと、217、私、前からちょっと言っているんですが、播磨にある埋蔵文化財整理所ですね。本来ならば埋蔵文化財というのは市民の人に見てもらって初めて埋蔵文化財になってくると思うんですが、例えば高塚山古墳から出た埴輪なんかも全然市民の人が見られないわけですよ。そういう展示というのは、一応、本会議でも言ったんだけれども、全然されていないんだけど、これは予算的なものなんですかね。こんな言い方は悪いけど、高塚山古墳というのは北勢地方で最大の前方後円墳ですよね。そこから出た埴輪なんていうのはある意味大変なものだと思うんですが、それすら市民の人になかなか見てもらえない。この前発掘した伝馬町のあれ、あそこもすごく大きなお寺があったということだけでそのままになっちゃっている。これはもったいないと思うんですよね、これから桑名を日本に知っていただくということに関しては。だから、額田廃寺みたいにならないようにしてほしいんですが、その件についてお聞きします。
120: 分科会長(倉田明子)
運営費の中に展示の分は入っているかというような、決算としてこの金額の中に入っているかなという質問でよろしいですか。
121: 分科会委員(伊藤研司)
そうです。そうです。全然何もされていないから。
122: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課長の水谷です。
埋蔵文化財整理所の管理運営費の中には展示費は含まれていません。現状を見ていただきますと収納で精いっぱいという状態でもあるとは思うんですが、先日、高塚町の自治会長たちが高塚山の埴輪を見たいということで、申請書を出していただきますとその都度お見せしておるという状態で、申請があれば必ずそれにお応えするような形で、高塚山の埴輪とか、そういった発掘した、整理の済んだものについてはお見せするようにいたしております。特別に場所を取ってなかなか展示できない状態が続いておるところは大変申し訳ないんですが、今後、夏休みの展示とか、博物館と共同してそういった展示ができればというふうにも事務サイドとしては考えておりますので、またよろしくお願いいたします。
123: 分科会委員(伊藤研司)
同じく217ページの石取会館運営費なんですけど、石取会館というと、僕が東京の人に、大学時代の友達に来てもらったときに、高山の山車があるじゃないですか、高山のね。あれみたいなことを思って来てびっくりした人間がいるんですが、たたくこともできないですよ、これ。太鼓をたたくことも鐘をすることもできないですよね。これは何でずっと毎年運営費で300万円もなっているんですが、これは何なんですか。人件費だけですか。
124: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課の水谷です。
まず、石取会館の施設管理運営費の中には、あそこに勤めていただいておる臨時任用職員の賃金が含まれています。あと、会館のプロジェクターで投影する映像展示であるとか、あと、パネルとか、そういったものの費用も含まれています。あと、一番奥に体験コーナーというのがございまして、そちらで太鼓と鐘をたたいていただけるような状態になっておるんですが、今現在はコロナウイルスの関係で休止という形になっております。以上です。
125: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑は。
126: 分科会委員(冨田 薫)
冨田です。
伊藤研司委員と似たような、郷土館のほうもよかったかな、こちらで。郷土館のほうも19万3,006円を1年間で拠出されておるわけなんですけれども、この郷土館も多分戸さえ開いていないというか、全く使われていない。どういう方向性で今後持っていくかということも考えていかないと、毎年19万3,000円、安いのか高いのかよく分かりませんけれども、もったいないなと思うんだけど、そこら辺、どのように考えてみえるのか。
127: 分科会長(倉田明子)
ブランド推進課長、まず用途、19万円の用途でお願いします。
128: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課長、水谷です。
まず、郷土館の管理運営費ですが、基本的には消防の点検、あと、電気代、光熱水費ですね。あと、小破修繕のための費用を計上しております。現在、郷土館は耐震診断をした結果、耐震補強が必要という形になっておりまして、不特定多数の方に入っていただくことができない状態になっております。ただし、職員がつきまして、社会見学とか、そういったところの申請がありましたら見ていただくような形、あと、一般の方でも事前に申請をいただきましたら、職員がついて安全対策を取りながら、あそこに納められている民具とかの説明をしているという状態であります。以上です。
129: 分科会委員(冨田 薫)
郷土館のほう、前、会派で実は視察に行こうと思ったら、鍵が開かなくて入れなかったと、そういったこともございましたので、これも方向性を早く定めて何とかしていかないと毎年お金が無駄に流れていっちゃうというのがありますので、方向性だけ決めていただいたほうがいいんじゃないかなと思います。以上です。
130: 分科会委員(渡辺仁美)
決算成果報告書、一般会計の中の住民情報システム更新事業費、28ページと併せて29ページのAI等活用推進事業費についてお伺いします。
どちらも決算額のほうが予算と決算のほう、Gパートナーのほうですね。住民情報システムのほうは750万円少なく決算いただいているのと、あと、RPAのほうのAI等活用推進事業費のほうは235万円ほど少なく成果として出していただいているんですが、こちらのほうはシステム等の変更とかではなく、予定ほど必要なかったというふうに理解してよろしいでしょうか。
131: 政策創造課情報政策室長(林 直晋)
情報政策室の林です。よろしくお願いいたします。
不用額について御質問いただいておりますけど、まず、住民情報システム更新事業費の決算額のほうが低くなっておりますけれども、これが昨年4月、5月頃よりプロポーザルを行いまして事業者を選定させていただきまして、実際に契約させていただきましたのが金額等の交渉をずっとしておりまして年明けの3月までちょっと延びておりましたので、その点で本来減額すべきところでありましたけれども、ちょっと間に合わないというところがありまして、このような差額が出ておる状況でございます。
次に、AI等活用推進事業費につきましてですけれども、これにつきましてもAI-OCR、それから、RPAに関する予算でございますけれども、まず、AI-OCRにつきまして、これにつきまして大体120万円ほど不用額を出しておるんですけれども、これにつきましても昨年の1月頃契約をした状況でありますけれども、ちょっと利用状況が見込めなかったということで不用額を出してしまったのと、RPAのものにつきましても120万円ほど不用額を出しておるんですけれども、これにつきましても、研修、それから、RPAのライセンス購入につきまして一部1月にやっておったというところがありまして、これにつきましても最終補正に間に合わなかったというところで以上の不用額を出したところでございます。以上でございます。
132: 分科会委員(渡辺仁美)
ありがとうございます。
それでは、それぞれについてお伺いしたいんですけれども、住民情報システムのほうも少し延びているということと、あと、コロナの影響等で、一応、令和3年1月システム稼働ということにはなっていますが、この予算で稼働のほうには間に合うような御予定でしょうか。
133: 政策創造課情報政策室長(林 直晋)
情報政策室の林です。
今委員から言われましたように、来年の1月4日稼働ということで延長をさせていただいたところでございますけれども、予算的には特に現状の予算で対応させていただくことができますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
134:
分科会委員(渡辺仁美)
ありがとうございます。
AI等活用のほうですけれども、こちらはRPAで効果を約300時間、67%削減であったりだとか、効果が見込まれているので順次拡大というふうに今後の方向性のほうをいただいているんですけれども、実際、時間が削減できたりだとか、効果が上がったことによって職員の新たな動きがこれによって効果が現れてくると思うんですが、そのような拡大の今後の御予定だとか、職員の働き方の変化というのはこの中でどのように見込まれたでしょうか。
135: 政策創造課情報政策室長(林 直晋)
ここに決算成果報告書ということで令和元年度の状況を記入させていただいておりますけど、今年度、さらに最後にAI-OCRとの組合せというような記入もさせていただいておるんですけれども、今年度になりましてからAI-OCRとRPAの組合せということでやっておりまして、具体的には保健医療課がやっておるんですけれども、検診業務というのを毎年2月頃、広報にはがきを差し込みさせていただきまして、それを実際に郵送いただきまして、今までは職員がエクセルに手入力した上でまたシステムへ入力というような作業を行っていたわけですけれども、今回からAI-OCRでまずは読み込んで、それをRPAでシステムへ入力するというような組合せというのを行っております。また、ほかにもいろいろできないかというところで今検討をしておるところでございます。以上でございます。
136: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
137: 副分科会長(諏訪輝富)
諏訪でございます。
決算成果報告書の19ページになりますが、働き方改革サポート事業の中で職員配置について固定的から流動的に移行されたということで、こちらのほうの具体的な成果、それから、問題点等あればお伺いしたいと思います。
138: 人事課長(位田壮平)
人事課の位田でございます。
働き方改革サポート事業につきましては今年度まだ派遣をしていただいている状況で、委託に向けてのマニュアル等の準備にかかっております。来年度以降、委託に向けて準備をしているところでございますので、委託になれば多少なりとの対応もできるかなと思っております。人員の増加につきましては、派遣の状況で通常の業務のときは5名程度させていただいて、繁忙期につきましてはプラスアルファ、最高9名まで増やしていただく中で対応いただくように進めております。
課題といたしましては、業務内容につきまして、委託にそぐわない部分等を、現在マニュアルをつくる中で精査しているところでございますので、よろしくお願いいたします。
139: 副分科会長(諏訪輝富)
ありがとうございます。
引き続き決算成果報告書22ページになりますけれども、パブリックリレーション事業で平成30年度から3年間の債務負担行為で本年度終了するわけですけれども、それ相応の成果はあったんだと思うんですが、令和3年度以降の事業についての検討というか、そういうものはされているんでしょうか。
140: 分科会長(倉田明子)
この決算を踏まえてということで。
141: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課、水谷です。
3年間やってまいりまして、今年はコロナウイルスの影響でかなり苦戦はしておるんですが、今後もまたこういったことが続いていくだろうということで、今までの発信の仕方ではなく、今まで発信してきた桑名市、桑名のブランドというものを広めてきたつもりでおります。その桑名を忘れさせないような戦略が組めればというふうに考えております。以上です。
142: 副分科会長(諏訪輝富)
ありがとうございます。
143:
分科会委員(仮屋武人)
仮屋です。
先ほどの諏訪委員のやつに付随してですので、決算報告22ページのパブリックリレーションズの中の、この人、「マミーディーさん」と読むんでしたっけ、ラッパーの。この人の「くわなにさくはな」という歌かな、SNSでちらっとだけ僕も見たことがあるんですけど、ほかで全く見たこともないんですけど、ほかで何か活用されておることがあったら教えてください。
144: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課、水谷です。
まず、Mummy-Dさんによる、先ほどお話しいただきました「くわなにさくはな」というのがSNSで発信されています。あと、基本的に中心はSNSという形になるんですが、15万回以上、再生件数があります。まずまずの成果を得ているというふうに考えております。ほかでは三重テレビのちょっと番組は忘れてしまったんですが、そこで流していただいたりとか、機会があればリンクを貼っていただいて見ていただく機会をつくっている状態にあります。以上です。
145: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。
146:
分科会委員(冨田 薫)
冨田でございます。
先ほどのパブリックリレーション事業、これの中にも大きな3本ぐらいの事業があるわけですけれども、やはり気になっておるのが首都圏パブリックリレーションズ業務、これってすごい全国的に調べても効果が非常に分かりづらいということなんですけれども、どこの市町も同じような悩みを抱えておるみたいなんですけど、桑名市としてどのように効果があったかという評価をしておるのか、この事業をやって。これ、2年間やってきておると思うんですけれども、ここまでの決算までの中身をどのように評価しておるかというのをお答えいただきたい。
147: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課、水谷です。
まず、令和元年にどういう発信をしてきたかだけ少しお話をさせていただきますと、まずリリースが13本させていただいております。そのリリース13本に対して555の媒体に掲載されました。あと、雑誌とかウェブメディア、動画サイトに11媒体の掲載が確認されております。イベントとしては東京を中心としました、首都圏を中心としましたイベントで3回という形になりまして、映像コンテンツを作ったりとか、そういったことで発信しております。
成果というとなかなかはっきり見えないというふうによく言われるんですが、基本的に以前のパブリックリレーションというのは面的にやっておったのが今回この3年間で点を線にするという形に方針を変えまして、コアな、いわゆる40代から50代、60代ぐらいまでのところをターゲットとしてやっているという形です。その影響も若干あるのかなと思っているのがふるさと納税の部分で桑名の産品を選んでいただくという形の寄附が増えているとか、そういったところで見れるのかなと。あと、新聞での掲載とか、いろいろメディアに取り上げていただくところが増えたかなというふうに、そういったことで成果として考えているところでございます。以上です。
148:
分科会委員(冨田 薫)
ありがとうございます。
確かにふるさと納税、もしかしたらつながっておるのかもしれんし、つながっていないのかもしれんし、なかなかこの辺の検証が非常に難しいということで、これは全国的な課題になっておるみたいなんですけれども、その件は置いておいて、次に行ってよろしいですか。
149: 分科会長(倉田明子)
はい、どうぞ。
150:
分科会委員(冨田 薫)
121ページ、決算書のほうの121ページ、下から7段目ぐらい、職員研修費986万7,771円なんですけど、どのような研修をされて、どのような効果があったのか、その辺の詳細を教えていただきたいなと。というのも、ある職員の方から研修がマンネリ化しておるなみたいな声を聞いたことがあるので、やはり惰性でやるような研修じゃなくて、中身があって実りのあるものにどうせお金を使うならなったほうがいいかなと思うので、そういった観点も踏まえてお答えいただきたい。
151: 人事課長(位田壮平)
人事課、位田でございます。
研修といいますと、基本的には基本研修ということで、階層別、新採職員から管理職等に合わせた研修ですとか、あと、特別研修ということで題名によって法政執務であったりとか、プレゼンテーション研修であったりとか、公務員倫理の研修等もそういった特別研修に当たります。あと、派遣研修ということで自治大学校であったりですとか、アカデミーとか、そういったところへ専門的に派遣させていただく研修ということで分かれておりまして、あと、自主研修ということで昨年度から自己啓発で自分の意欲ある研修にやりたいものに手を挙げていただきまして補助制度をさせていただいております。研修としてもいろいろあるんですけれども、マンネリ化ということで御意見をいただいておるところなんですが、研修によって皆さんから実施報告を出していただきまして、その中での問題点、課題点等も上げていただいておりますので、そこである程度改善等を進めながら、よりよい研修にできるようには見直しを行っているところでございますので、お願いいたします。
152:
分科会委員(冨田 薫)
ありがとうございます。
先ほど、自分から手を挙げて、手挙げ方式で研修へ行くようなという話もあったんだけど、そんなやる気のある職員の方というのは何人ぐらいみえて、どれぐらいの予算が配分されておるのか、そこら辺を教えてください。
153: 人事課長(位田壮平)
手を挙げていただいているのは自己啓発サポート事業といいまして、自分の業務的なもので資格を取ったりですとか、そういったものを自分で勉強したいというものになるんですけれども、昨年度が11名、昨年度は20万円の予算でしたので11名ということで、今年度から50万円と額を上げさせていただいて、たくさんの応募をいただいて、昨年度は抽せんになりましたので、今年度は多めということで50万円を要求させていただいているところでございます。よろしくお願いいたします。
154:
分科会委員(冨田 薫)
冨田です。
非常に光が見えるような話でうれしいです。もっともっと使ってもらって、どんどん自己啓発をしていただけたらなというふうに思います。
続けて、ごめんなさい、会派のほうからもちょっと聞いてくれということで言われておりますので、今度は決算報告書のほうの21ページ、ブランド推進事業費の中の報告書の中の下から2行目に社会実験によって住吉地区及び七里の渡周辺の有効性が実証できたというふうに書いてありますけれども、社会実験の内容と有効性というふうに見ているところ、どういった部分を有効性があると見てこう書かれておるのかというのをお答えいただきたい。
155: 分科会長(倉田明子)
当局の答弁を求めます。
156: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課、水谷です。
社会実験の有効性なんですが、まずはまちづくりを行う協議会が設立されました。これによって住吉地区をいわゆる整備していくまとめ役ができたというふうに考えています。そういった団体ができたことがまず一つ実証ができたのかなというふうに考えております。あと、それに伴って、その協議会、ブランド協議会というんですけれど、その協議会で住吉地区をどのようにしていったらいいかなと、いわゆる桑名ブランドマスタープランというものの策定をしていただいて、ある程度こういったまちになっていけばいいなという感覚ができたという形で実証ができたのかなというふうに考えております。以上です。
157:
分科会委員(冨田 薫)
まだほかにもありますので、よろしいですか、私ばかりこんな占領しちゃって。
158: 分科会長(倉田明子)
じゃ、一回ほかに。ありますか。ちょっとここなのでほんぱくのことを聞いていいですか。ここの項目はもう終わりました。
すみません、倉田です。
同じく、ブランド推進事業のところなんですけれども、ほんぱくをいずれか自立的、自主的に運営していただくように向かうということで記載されているんですけれども、昨年度やってみて、いろいろ募集をかけるときにちゃんとその旨もきちっと説明していただいていて名のりを上げていただいているのかどうかをお聞きしたいんですけれども、音楽療法のときも民間に戻す戻すと言いながら育てることをしていなかったんですけれども、昨年度中そういう取組もしていただいているのかどうかをお聞きしたいと思います。
159: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
昨年度につきましては、御存じのように、53団体の初回が14団体という形でのパートナー、いろんな団体とか企業が参加していただいたと。その中でほんぱく事業についてはだんだん民間へ移行していきますという形でお話もさせていただいていると思っています。ただ、どこが受皿かというと、ブランド協議会とお話をしていまして、そちらに受皿となっていただくような形で進めております。ですので、今まで市役所が中心になっていたことをブランド協議会が中心になってこのほんぱくを引き継いでいくという形になっていくというふうに今現在考えております。
160: 分科会長(倉田明子)
分かりました。
ほかはよろしいですか。
161:
分科会委員(渡辺仁美)
同じく先ほどのブランド推進事業費、21ページなんですけれども、中に野村証券ショーウインドウ展示業務ということで、1か月間、24万9,000円を使って展示をいただいたということなんですけれども、この「等」というの、これの効果について私は聞きたいんですが、流しているときに例えば先ほど言われたようにふるさと納税のチラシが近くにあるだとか、何か桑名のPRになるような方法というような形でアピールされていたんですかね。ショーウインドウというと何か私もイメージが湧かないので教えていただきたいんですが、その効果について教えてください。
162: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課長、水谷です。
野村證券の津支店のショーウインドウというところでパネル展示であったり、物の展示をしています。その際に、ふるさと納税に導くようなパンフレットを店頭のほうに置いていただいてお声がけいただいたりとか、あちらで講演会というのも、講座ですね、そういったものも開催したというふうに聞いています。
163:
分科会委員(渡辺仁美)
先ほどの講座というのはどのような内容の講座だったんでしょうか。
164: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課、水谷です。
詳細な内容が手元になくて、桑名市をPRするとしかメモが入っていなくて、内容がそこまで把握できていなくて申し訳ございません。
165: 分科会長(倉田明子)
また後日お願いします。
166:
分科会委員(渡辺仁美)
ありがとうございます。
また内容を教えてください。お願いいたします。
167: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
はい。
168: 分科会長(倉田明子)
ほかはよろしいですか。
169: 副分科会長(諏訪輝富)
諏訪でございます。
決算成果報告書の26ページになりますけれども、次世代モビリティ推進事業の関係で、今回、第2回目の実証実験がまた実施されるんですけれども、この実証実験をするに当たってどういうようなデータを収集されようとしているのか。そういうような……。
170: 分科会長(倉田明子)
決算なので、昨年度のことを聞いてください。
171: 副分科会長(諏訪輝富)
すみません、ちょっと今、頭の中の回路が、ごめんなさい。
172:
分科会委員(冨田 薫)
冨田です。
引き続き、会派の中での話合いの中でぜひ聞いていただきたいということで、P30、報告書のほうの30ページ、北勢線運営支援事業費、この中で支援要請額、これの負担割合というのが果たして本当に適正なのかということで、桑名市47.35%、東員町19.70%、いなべ市32.95%と中段ぐらいに書いてあるんですけれども、この負担割合が果たして適切なのかと。利用者数等もやっぱり勘案してもう一回ここを見直すべきじゃないかというような御意見がありましたので、そこら辺をどのようにこの決算の中で考えてみえるか。
173: 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋)
MaaS推進室、梅山でございます。
こちらの負担割合につきましては、今回、平成31年、令和元年から令和3年までの北勢線の市町の支援の負担額の割合となっております。中身につきましては、全負担の中の均等割を20%、人口割20%、駅舎割30%、営業距離割30%としまして、こちらの市町の負担割合を47.35%と決めております。また、この割合につきましては、令和3年で一旦暫定支援が終わりますので、また令和4年度以降支援するということであれば、再度割合等を見直してやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
174:
分科会委員(冨田 薫)
ありがとうございます。
3年ごとにこれは見直しということでよかったね。先ほどの指数というか、乗客数であるとか、そういったことも勘案して3年ごとの見直しということでよかったですか。
175: 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋)
MaaS推進室、梅山でございます。
そうですね。人口割等もございますので、3年ごとに見直しをさせていただきます。よろしくお願いいたします。
176:
分科会委員(冨田 薫)
冨田です。
引き続き交通系の話で申し訳ないです。31ページ、コミュニティバス、こちらの令和元年度のデマンドタクシー、これも含むと書いてありますけれども、そのデマンドタクシーの状況というのがどうなっておるのかという情報をまず一つ教えていただきたいのと、会派のほうからの質問では、コミュニティバスの運賃収入は委託先の事業者の収入であるのかという質問でございます。
以上2点、お願いします。
177: 分科会長(倉田明子)
答弁を求めます。
178: 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋)
MaaS推進室、梅山でございます。
まず、デマンドタクシーにつきましては、令和元年度の年間の利用者は96人になります。
もう1点御質問のありましたコミュニティバスの運賃収入なんですけれども、一旦ルートごとに委託料を決めておりまして、1日幾らとなるんですけれども、そちらのほうから運賃収入を引いた額を運行事業者のほうに支出しておりますので、最終的には事業者のほうの収入にはなるんですけれども、その分を市のほうの委託料から差し引いておるという現状でございます。よろしくお願いいたします。
179:
分科会委員(冨田 薫)
ありがとうございます。
デマンドタクシーのほうなんですが、これは年間で96人という回答だと思うんですけれども、これが令和元年度1年間やってきて多かったのか、少なかったのか、また、今後の方向性をどのように考えてみえるのか、そこら辺、簡単で結構ですので、お願いします。
180: 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋)
MaaS推進室、梅山です。
デマンドタクシーにつきましては、長島ルートの中におきまして朝7時半から朝8時半までの1時間の中での運用となっておりますので、年間を通して96人の御利用につきましては、これが多い少ないというのはなかなか分かりづらいところはありますけれども、引き続きデマンドタクシー運用については検証等をやっていきたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
181:
分科会委員(南澤幸美)
今コミュニティバスのことを聞かれたもので、最初に聞こうと思ったんですけれども、ルート変更を2月ぐらいからやったか。
182: 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋)
はい、2月からです。
183:
分科会委員(南澤幸美)
この長島と多度ルートが変わって、乗車客というか、どんな状況なの。よくなったのか、時間的な、本数も少ないと思うんやけど、今どういうふうに、2か月ぐらいのことやけど、どんなふうに考えていますか。
184: 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋)
MaaS推進室、梅山です。よろしくお願いします。
2月10日にルート改正をさせていただきまして、多度、長島から桑名市役所等への乗り入れということもさせていただいたんですが、利用していただいた方の声としましては、乗り入れができてうれしいという方もみえまして、反面、多度につきましては乗車いただいておる時間が長いというところで、両面の御意見をいただいておるところでございます。
それと、また、3月からはコロナ禍になりまして、なかなか乗車というところも少なくなっておりますので、去年等との比較であったり、利用者の声というのもなかなか拾い上げれないところでございますので、もう少しお時間をいただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
185: 分科会長(倉田明子)
ほかにはよろしいですか。
186: 副分科会長(諏訪輝富)
諏訪でございます。すみません、先ほどは失礼しました。
もうちょっと言い方を変えてお伺いしたいと思います。26ページの次世代モビリティ推進事業ですけれども、前回1回目をやったときに3日間の実証実験で470万円かかっているんですけれども、この実証実験をするに当たってどういうようなデータを取得しようとして事業をされたかというのは当然分かっていらっしゃると思うんですけれども、どういうようなデータを取得しようとして、どこまで取得できたのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。それに基づいて今回の第2回目の話が出てきたんだと思うんですけれども、第1回目のデータ収集がなぜ当初予定したところまで行けなかったのか、そういうところももし分かるのであればお聞かせいただければと思います。
187: 政策創造課MaaS推進室長(梅山靖洋)
MaaS推進室、梅山です。よろしくお願いいたします。
まず、データの収集につきましてでございますが、昨年度の実証実験につきましては、まず、市民の方に自動運転のバス等のほうがどのような、なかなか御利用していただくに当たって安心していただけるか、信頼していただけるかというところを念頭に置きまして、そのような形でさせていただいております。
その中でどのようなデータ取りかといいますと、まずは乗っていただいた方に乗る前の信頼度であったりとか安心度をお尋ねして、乗った後にも同様なアンケートをさせていただきまして、そちらのほうの上昇というのが見えてきたところでございます。
あと、それと、今現在、自動運転バスにつきまして、桑名市役所から桑名駅を回って桑名市役所まで戻ってくるルートなんですけれども、おおむね6割から9割の自動運転というところで、平均して8割以上の自動運転走行を行えたというところでの、そういったところのデータが取れたのかなと思っております。
本年度につきましては大山田地区のほうで実証実験をさせていただくんですけれども、今回、御答弁させていただきましたけれども、まず、これから将来にわたって高齢化等で免許返納等をしまして、普通の生活についての移動の確保というところの観点からも、そういったところ、実際に今バスの運転士等も高齢化しておりますので、これからの生活路線バスの維持であったりというところの観点から大山田地区でさせていただく形になります。答弁は以上です。
188:
分科会委員(伊藤研司)
ちょっと聞くんですが、前回の件、多分、諏訪委員が聞いたのはそういうことじゃないと思っているんですよ、私はね。私はですよ。どういう安全走行をしたかということも含めてだと思うんですが、市役所を出たときからすぐに追い抜き車線に入りましたよね。それから、運転士が走行車線に戻しましたよね。だから、私はそういうことを多分、諏訪委員は安全度がどうなのかということを聞いたんじゃないかなと思っているんですが、今あなたが言ったことはもう分かっておるわけですよね。高齢者が増えてなかなか運転が難しいと。だから、今、世間で、うちの奥さんも今から5年か10年ぐらい前に免許を返納したんですが、免許返納してくださいということを言っているんですよね。自治体のほうも、国のほうも、できるだけね。だから、それに代わるものとしてどうするかということを桑名市でしていると思うんですが、特に安全度ですね。安全度について私は聞かれたと思うんですけど、前回の安全度について、あなた自身はどのように思ってみえるのかなと思って。
189: 統括監兼市長公室長(加藤眞毅)
先ほどの件、私のほうからお答えさせていただきます。
技術的な側面といたしましては、研司委員が先ほど言われたように、片側2車線の道路を走るというのは全国的にも珍しいというところで、そこをスムーズにできるか。それと、昨年度は右折が多かったというところで、右折をうまく曲がれるかというところを特に中心にデータを取得しております。やはりその中で見えてきました課題というのは、右折信号であったり、社会的なインフラの部分がまだまだ実際に実走させようとすると必要だなというところは課題として一つ、昨年度の実験で浮かび上がっております。
今年度はどうなのかというところを併せて少しお答えさせていただきますと、今年度は御存じのとおり大山田ですので坂道が多いというところで、坂道走行が実際どのような形で現れるのかというのと、やはり同じく2車線道路を走りますというのと、もう一つ大きく違うのは、今回、実際のバス停へ止まるということもやりますので、その辺がどういった形で現れてくるのかというところのデータの取得も、先ほど室長のほうから申し上げたことに加えてその辺を今回中心に見ていくというようなことを考えておりますので、よろしくお願いいたします。
190:
分科会委員(伊藤研司)
私も楽しみにしていまして、行政がやる行事に今までほとんど参加したことがないんですが、今回は楽しみにしています。
191: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ほかに質疑はないようですから、以上で質疑を終結します。
以上で議案第88号のうち市長公室及び防災・危機管理課所管部門についての質疑は終了しました。
本議案につきましては、初めに御案内したとおり、次の消防本部所管部門の質疑終了後に意見表明及び意見集約を行いますので、よろしくお願いいたします。
ここで当局の入替えのため、暫時休憩いたします。
午後3時53分 休憩
午後3時56分 再開
192: 分科会長(倉田明子)
休憩前に引き続き、決算特別委員会・総務安全分科会を再開いたします。
各理事者の皆さんにお願いします。発言する際は必ずマイクボタンを押し、挙手をしてから自己の職名、氏名を告げ、発言してください。
これより消防本部の所管部門の審査を行います。
それでは、議案第88号 令和元年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
議案第88号のうち一般会計決算の消防本部所管部門について当局より説明を求めます。
193: 消防長(杉山伸司)
消防長の杉山でございます。よろしくお願いします。着座にて失礼します。
それでは、私からは、消防本部が所管いたします主な事業につきまして、令和元年度決算成果報告書に基づきまして御説明を申し上げます。
消防本部の主な事業といたしましては、報告書の84ページから87ページまでの車両購入費、消火栓整備費、消防活動用機器整備費、消防力適正配置調査事業費の4事業について成果の概要を御説明申し上げます。
報告書の84ページをお願いいたします。
1点目といたしまして、車両購入費では桑名市消防署西分署に配備しております高規格救急自動車を更新したものでございます。この車両は平成21年度登録で9年経過しましたことから、消防本部の車両整備計画に基づきまして購入させていただいたものでございます。最新の車両、積載備品を配備することで、より質の高い救急サービスを提供できることになったというふうに考えております。
続いて、85ページをお願いいたします。
次に、2点目といたしまして、消火栓整備費では桑名市内の消火栓の交換、移設を実施させていただきました。水道管布設替えに伴う移設や老朽化いたしました消火栓を適切に改修、交換することにより、災害時の消火活動に万全を期するとともに、安全・安心なまちづくりの構築につながるものと考えております。
続いて、86ページをお願いいたします。
3点目といたしまして、消防活動用機器整備費では、消防用ホース65ミリ20本、40ミリ8本、空気呼吸器用ボンベ4本、潜水対応ドライスーツ6着及び化学防護服4着を購入していただきました。老朽化いたしました資器材を更新することによりまして活動する隊員の安全管理の向上とともに、より適切な災害活動に対応できることと考えております。
続いて、87ページをお願いいたします。
最後に4点目といたしまして、消防力適正配置調査事業費では、消防本部の高台移転と大山田分署移転等について、公共施設マネジメントの観点も含めまして、現在の消防力を低下することなく最適地に移転するため、道路状況、災害発生状況等のデータを基に管内で発生する災害に最も効率的に対処できる消防力の適正な配置をシステム工学的方法を用いて分析し、消防庁舎再編を検討する上での基礎資料として活用いたしました。
以上4点につきまして、令和元年度における消防本部の主な事業成果について御説明いたしました。
その他詳細につきましては総務課長から御説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。以上です。
194: 消防本部消防次長兼総務課長(伊藤 豊)
消防本部総務課長の伊藤でございます。よろしくお願いいたします。
引き続き、私からは、令和元年度桑名市一般会計歳入歳出決算のうち消防本部の所管いたします事項について、お手持ちの決算書を基に順次御説明を申し上げます。
それでは、決算書の192ページ、193ページをお願いいたします。
款9.消防費、項1.消防費、目1.常備消防費から御説明を申し上げます。
常備消防費の令和元年度決算は、予算現額16億4,721万2,000円に対しまして支出済額は16億854万4,034円、翌年度繰越額は21万9,120円で、3,844万8,846円を不用額といたしました。前年度支出済額と比較いたしまして1,920万7,822円の減額となっております。主な減額の事由といたしましては、一般職給、車両購入費による減額でございます。また、翌年度繰越額につきましては、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う影響により年度内に納入することができなかった感染防止衣の消耗品費21万9,120円を事故繰越するものでございます。
備考欄、一般職給12億6,673万2,726円につきましては、本部職員76名、桑名市消防署36名、西分署14名、大山田分署23名、計149名分の人件費でございます。
次の退職手当1億3,152万685円につきましては、10名分の退職手当を消防本部、桑名市消防署、西分署、大山田分署の在籍月数で案分した金額でございます。
次に、消防施設管理費4,294万7,294円のうち庁舎管理費2,991万6,643円につきましては、消防本部を含めます桑名市消防署、西分署、大山田分署の光熱水費、通信費、清掃業務委託費などの管理経費でございます。
次の車両管理費1,303万651円につきましては、消防本部9台、桑名市消防署10台、西分署4台、大山田分署5台、計28台分の車両の燃料費、修繕料、車検整備費、重量税などの維持管理経費でございます。
次に、消防施設維持補修費1,045万3,119円のうち庁舎維持補修費643万3,215円につきましては、桑名市消防署訓練棟はしご交換修繕、非常放送設備の改修、消防本部2階災害対策室空調の改修のほか、消防本部、桑名市消防署、西分署、大山田分署の修繕補修費用でございます。
次の消火栓・防火水槽維持補修費331万404円につきましては、市内の消火栓及び防火水槽の補修や表示ラインの修繕等消防水利施設の維持管理経費でございます。
次の設備維持補修費70万9,500円につきましては、桑名市消防署自家給油所計量器1基の交換修繕と大山田分署仮眠室の簡易的個室化のための間仕切りカーテンの設置費用でございます。
次に、消防施設設備事業費の車両購入費2,691万604円につきましては、先ほど消防長から説明のありました西分署配備の高規格救急自動車1台の購入費でございます。なお、本事業は財源としてふるさと応援基金繰入金2,408万8,604円と石油貯蔵施設立地対策等交付金282万2,000円を充当させていただきました。
次に、一般管理費3,465万1,757円につきましては、消防本部、桑名市消防署、西分署、大山田分署職員の貸与被服費816万7,871円、次の消防関係経費584万9,346円につきましては、消防業務関係の物品購入や消防資機材の点検料等の経費、次の救助業務関係の各種経費であります救助関係経費80万5,519円、救急業務関係の医療材料をはじめとした物品購入費等の業務経費であります救急関係経費437万152円、救急救命士養成に関します実習費用や研修負担金の救急救命士関係経費577万3,571円、県消防学校、消防大学校等での職員研修に係る費用及び各種資格取得に係る費用を負担する職員研修費517万278円、健康診断、B型肝炎抗体検査、インフルエンザワクチン接種及び寝具借上料であります職員健康管理費451万5,020円でございます。
なお、職員研修費につきましては、消防大学校の総合教育幹部科へ1名入校、三重県消防学校へは初任科、救急科救急課程7名のほか9課程12名が入校、そのほか、特別聴講、はしご車などの大型自動車の運転に必要な大型免許の取得、水難救助隊に必要な潜水士免許など、資格取得に係る講習等21科目に51名が受講したものでございます。
また、職員健康管理費につきましては、延べ197名が健康診断を受診し、8名がB型肝炎抗体検査、145名がインフルエンザワクチン接種をしております。
次に、県防災航空隊派遣費474万円につきましては、県内29市町で構成される三重県防災ヘリコプター連絡協議会への負担金でございます。なお、本市消防本部からも1名派遣しており、その経費につきましては同協議会から歳入をしております。
次に、全国消防長会等関係経費76万5,810円につきましては、全国消防長会、三重県消防長会及び全国消防協会への負担金でございます。
次に、消防指令センター事業費4,269万9,984円につきましては、四日市市及び三重郡菰野町と共同運用しております消防指令センターを運営する四日市市、桑名市及び三重郡菰野町消防通信指令事務協議会への通信機器の保守点検料及び負担金でございます。
まず、消防指令センター事業費3,511万9,249円でございますが、支援情報システム消耗品として19万4,856円、支援情報システム保守点検業務委託料として119万9,000円、消防本部が所有いたします消防無線デジタル移動局保守点検委託料196万2,000円、支援情報システムパソコン、プリンターのリース料349万128円、消防通信指令事務協議会へ指令センター施設の維持管理の負担金として2,827万3,265円、次に消防指令センター関係経費758万735円でございますが、消防救急デジタル無線局及び署活系無線局再免許申請手数料138万6,000円、消防通信指令事務協議会へ指令センター機器の保守点検料として負担金619万4,735円でございます。
次に、消防救急デジタル無線整備事業費765万7,129円につきましては、圏域を1ブロックとして三重県と県内29市町が共同で整備いたしました消防救急デジタル無線共通波に係る整備負担金624万円、維持管理負担金128万7,637円を負担金として三重県市町総合事務組合へ支出したものでございます。また、単独費用として、共通波の基地局を大山田分署に整備し、非常用発電機を設置いたしておりますことから、自家用電気工作物保安管理業務委託料といたしまして12万9,492円を支出させていただきました。
次に、加入団体負担金81万8,000円でございますが、これは三重県防災行政無線運営協議会への負担金と三重県安全運転管理協議会への加入負担金及び三重県内高速道路消防連絡協議会に対します負担金でございます。
次に、消防長から2点目に説明のありました消防水利施設整備事業費2,672万4,930円につきましては、消防水利維持のため、経年劣化いたしました消火栓の取替え工事6基と水道管布設替えに伴います移設工事14基、下水道コストキャップ事業に伴います移設工事17基を行いました。なお、財源として防災対策事業債2,000万円を充当しております。
次に、消防長から3点目に説明のありました消防活動用機器整備費518万2,380円でございますが、この事業におきまして、消防用ホース、空気呼吸器用ボンベ、潜水隊が使用いたしますドライスーツ、化学防護服とその試験器等を購入させていただきました。
まず、火災、訓練等において使用いたします消防ホースの破損、摩耗等が激しいため、28本を購入させていただきました。
次に、空気呼吸器用ボンベは、火災現場等有害環境下において活動する消防隊員を守る器材であり、ボンベの耐用年数である15年を超えることから、4本購入させていただきました。
また、潜水隊員が使用いたしますドライスーツ6着が購入から8年を経過し、使用に耐えなくなりましたことから、購入させていただきました。
化学防護服につきましても、購入から10年が経過し、耐用年数を超えることから、防護服4着と試験器1台、減圧器一式を購入させていただきました。
なお、財源として、いなべ市、東員町、木曽岬町からの受託事業負担金184万4,409円を充当いたしております。
次に、消防長の4点目の説明にありました消防力適正配置調査事業費484万円でございますが、この事業におきましては、大規模地震発生時に津波浸水被害が想定されます消防本部庁舎の高台移転及び老朽化しております分署の移転につきまして、現状の消防力を含めた適正配置について総合的に検討する客観的指標とするため、調査、算定を実施いたしました。なお、財源として地域振興基金繰入金を充当させていただきました。
次のページ、194、195をお願いいたします。
次に、一般事務費189万9,616円につきましては、臨時職員1名分の賃金、消防本部、桑名市消防署、西分署、大山田分署等事務用消耗品費、複合プリンター使用料など、一般事務経費でございます。
以上が常備消防費でございます。
これより、目2.多度分署消防費から目5.いなべ消防署消防費までは先ほどの常備消防費と事務内容がほぼ同様でございますので、主な事項のみ報告させていただきます。
まず、目2.多度分署消防費でございますが、令和元年度決算は予算現額1億5,694万5,000円に対しまして支出済額1億5,419万8,623円、翌年度繰越額は2万1,912円で、272万4,465円を不用といたしました。前年度と比較して198万472円の減額となっております。
備考欄、一般職給1億1,772万3,746円につきましては、職員13名分の人件費でございます。
次の退職手当1,290万7,769円につきましては、10名分の退職手当を多度分署の在籍月数で案分した金額でございます。
次に、消防施設維持補修費の庁舎維持補修費91万8,000円につきましては、多度分署非常用発電機用バッテリーの交換修繕費用でございます。
次に、公債費1,656万7,713円につきましては、分署施設建設時に借り入れました市債の元金償還金及び実施でございます。
続きまして、目3.長島木曽岬分署消防費につきまして御説明申し上げます。
令和元年度決算は、予算現額2億1,853万9,000円に対しまして支出済額2億1,547万1,723円、翌年度繰越額は3万129円で、303万7,148円を不用といたしました。前年度と比較して286万2,096円の増額となっております。
備考欄、一般職給1億7,281万4,267円につきましては、職員20名分の人件費でございます。
次に、退職手当2,329万7,033円につきましては、10名分の退職手当を長島木曽岬分署の在籍月数で案分した金額でございます。
次に、消防施設管理費712万5,239円のうち庁舎管理費396万379円につきましては、長島木曽岬分署の光熱水費、通信費、清掃業務委託費などの管理経費のほか、備品購入費として電話機、交換機一式を更新いたしました。
次に、消防施設維持補修費の庁舎維持補修費22万円につきましては、大山田分署と同じく、長島木曽岬分署の仮眠室の簡易的個室化のための間仕切りカーテンの設置費用でございます。
次に、公債費931万9,529円につきましては、分署配備の車両購入時に借り入れました起債の元金償還金及び利子でございます。
次のページ、196、197ページをお願いします。
続きまして、目4.東員消防署消防費につきまして御説明申し上げます。
令和元年度決算は、予算現額2億5,267万3,000円に対しまして支出済額2億4,926万3,508円、翌年度繰越額は3万7,433円で、337万2,059円を不用といたしました。前年度と比較して246万3,633円の減額となっております。
備考欄、一般職給2億245万1,549円につきましては、職員23名分の人件費でございます。
次の退職手当2,168万8,178円につきましては、退職者10名のうち東員消防署に在籍していた8名分の退職手当を在籍月数で案分した金額でございます。
次に、消防施設整備事業費の車両購入費1,506万6,001円につきましては、災害対応車1台とクレーン付資機材搬送車1台の購入経費でございます。
次に、公債費116万1,130万円につきましては、東員消防署配備の車両購入時に借り入れました起債の元金償還金及び利子でございます。
続きまして、目5.いなべ消防署消防費でございますが、令和元年度決算は予算現額4億7,512万4,000円に対しまして支出済額4億6,801万407円、翌年度繰越額は5万6,606円で、705万6,987円を不用といたしました。前年度と比較して554万9,232円の減額となっております。
備考欄、一般職給4億1,013万4,519円につきましては、いなべ消防署職員23名、北分署職員23名、計46名の人件費でございます。
次に、退職手当2,629万1,766円につきましては、10名分の退職手当をいなべ消防署及び北分署の在籍月数で案分した金額でございます。
次のページ、198、199ページをお願いします。
次に、消防施設維持補修費の庁舎維持補修費185万9,000円につきましては、北分署の訓練棟はしご交換修繕費用でございます。
次に、消防施設整備事業費の車両購入費424万2,513円につきましては、北分署配備の災害対応車1台の購入経費でございます。
次に、公債費478万3,936円につきましては、いなべ消防署訓練棟建設時及びいなべ消防署配備の車両購入時に借り入れました起債の元金償還金及び利子でございます。
以上がいなべ消防署消防費でございます。
続きまして、目6.非常備消防費でございます。
令和元年度決算は予算現額1億200万9,000円に対しまして支出済額8,940万6,432円で、1,260万2,568円を不用といたしました。前年度と比較して950万8,397円の減額となっております。
備考欄、消防団活動費4,810万9,897円につきましては、消防団員報酬2,618万円及び火災、水害、あるいは訓練等出場時の費用弁償1,905万5,600円でございます。
次に、団員等公務災害補償費1万8,930円につきましては、条例に基づき、消防作業に従事した方の負傷に対し医療費を支出いたしました。
次に、団員退職報償費1,064万6,000円につきましては、条例に基づき、5年以上在籍し、退団した消防団員に退職報償金を支給いたしました。令和元年度は桑名方面団8名、多度方面団14名、長島方面団10名、女性消防団1名、合計33名に支給いたしました。
次に、分団施設管理費816万4,422円につきましては、市内に26棟ございます各分署の車庫兼詰所の管理費である車庫管理費431万2,250円と28台ございます分団の消防車両の維持管理経費である車両管理費385万2,172円でございます。
次に、一般管理費255万2,297円につきましては、消防団員の貸与被服205万2,697円、団員研修費49万9,600円でございます。
次に、出初式関係経費229万9,476円につきましては、本年1月12日、桑名市長島町西川地先でございます輪中ドームで開催いたしました消防出初め式での消防団員への出場旅費189万2,000円と会場使用料などでございます。当日は議員の皆様にもたくさん御出席いただき、誠にありがとうございました。
次に、消防施設整備費補助金14万9,750円につきましては、自治会が管理する防火水槽の修繕費用に対する補助金でございます。
次に、負担金1,746万5,660円のうち消防団員等公務災害補償等共済基金1,686万4,660円につきましては、消防団員等公務災害補償及び消防団員退職報償金に係る共済掛金を消防団員等公務災害補償等共済基金に支払ったものでございます。
次の加入団体負担金60万1,000円につきましては、三重県消防協会北勢支会への負担金でございます。
以上、消防費のうち消防本部の所管する事項につきまして御説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。
195: 分科会長(倉田明子)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
196:
分科会委員(伊藤研司)
伊藤研司です。
まず、町屋川のあれは本当に消防職員も無事でよかったですよ、本当に。一歩間違えば、テレビでも見たし、新聞でも見ましたけど、大変な事態に、一つ間違えれば大変なことになっていたと思いますから、よかったと思います。
2点だけ、193ページ、まず、消防水利、いわゆる消火栓整備費2,600万円なんですが、まず、これは何か所やって、本管のほうは全然関係ないんですか。消火栓だけ直したということなんですか。そのことだけ、まず何か所か。
197: 分科会長(倉田明子)
答弁を求めます。
198: 消防長(杉山伸司)
まず、老朽化による改修、これが6基、それから、上下水道部が行います水道管の布設替え、水道管が古いから動かすよとなったときに、当然、上に乗っておる消火栓も一緒に移設、当然、古い管ですので消火栓も基本的には古いということで、そこで交換するというのが14基、それから、上下水道部のコストキャップ事業でございますが、それに伴う移設というのが17基というようなことに内訳としてはなっております。以上です。
199:
分科会委員(伊藤研司)
分かりました。
それから、もう1点だけお願いします。消防力適正配置調査事業費で484万円上がっているんですけど、これは先ほども説明があったように大山田だと思うんですが、今の大山田分署というのはこの前の説明で見る限り、あれはなくしちゃうんですよね。今の大山田の分署というのは、あそこの場所は。そうすると、あそこはなくしちゃうということでいいんですか。分署というか、本部機能は北のほうにするわけですよね、今の市民センターのほうに。今の消防力、この事業は484万円で調査をやって、もうあそこはしないということなんですね。
200: 消防本部総務課長(高台移転・消防団担当)(井上智博)
高台移転・消防団担当の井上です。
4月20日に総務安全委員会の協議会の資料でも説明させていただきまして、結果としまして、大山田分署周辺において、消防本部の高台を含め大山田分署、署所の整備も検討するということで、大山田分署周辺で大山田分署の整備を考えております。以上です。
201:
分科会委員(伊藤研司)
そういうことですね。分かりました。
202: 分科会長(倉田明子)
ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結します。
以上で議案第88号に関する本分科会の所管部門の質疑が全て終了しました。
次に、本議案に対する賛成、または反対の意見表明及び意見集約を行いますが、ここで統括監兼市長公室長、防災・危機管理担当理事、総務部長、総務部理事、市民環境部長及び地域コミュニティ局長に入室していただきますので、しばらくお待ちください。
(理事者入室)
それでは、冒頭、統括監兼市長公室長から発言を求められておりますので、お願いいたします。
203: 統括監兼市長公室長(加藤眞毅)
すみません、先ほどの審査の中で1点ちょっとお答えできなかった部分で、野村証券の中でやりました講座の内容をということだったんですが、3件ありまして、「桑名石取祭とユネスコ無形文化遺産」というテーマでやっているのが一つと、あと、もう一つが「長島一向一揆と安濃津」というのが一つと、もう一つが「伊勢ゆかりの日本画家・伊藤小坡の描く女性像」ということで、3回にわたって講座を開催しております。それぞれ大体30名から40名ぐらいの人が参加していただいていますので、よろしくお願いします。以上です。
204: 分科会長(倉田明子)
それでは、これより地域コミュニティ局、市民環境部、総務部等、市長公室等及び消防本部の所管部門を含め、議案第88号に対して賛成、または反対の意見表明等を行っていただきます。
それでは、順次お願いいたします。
まず、渡辺委員、お願いします。
205:
分科会委員(渡辺仁美)
お伺いしたRPAの効果であったりだとか、システムの更新、特に御尽力をいただいているということで賛成いたします。
206: 分科会長(倉田明子)
では、仮屋委員、お願いします。
207:
分科会委員(仮屋武人)
賛成です。
208: 分科会長(倉田明子)
冨田委員、お願いします。
209:
分科会委員(冨田 薫)
冨田です。
財政的にも行財政改革がかなり進んで、固定的な経費削減も進んで、昨年の決算では経常収支比率が93%というところで非常に評価できる決算ではないかなというふうに思います。ただし、委員会の中で指摘しました細かい点でまだ見直し、削減等できることがあると思いますので、ぜひ次年度の予算につなげていただきたいなというふうに思いますというところで賛成です。
210: 分科会長(倉田明子)
それでは、満仲委員、お願いします。
211:
分科会委員(満仲正次)
満仲です。
特に意見ございません。賛成ということで、よろしくお願いします。
212: 分科会長(倉田明子)
それでは、畑委員、お願いします。
213:
分科会委員(畑 紀子)
賛成でお願いいたします。
214: 分科会長(倉田明子)
南澤委員、お願いいたします。
215:
分科会委員(南澤幸美)
賛成です。
216: 分科会長(倉田明子)
伊藤委員、お願いします。
217:
分科会委員(伊藤研司)
賛成です。
218: 分科会長(倉田明子)
諏訪委員、お願いいたします。
219: 副分科会長(諏訪輝富)
諏訪でございます。
先ほど冨田委員のほうからもお話がありましたけれども、経常収支比率の改善等、非常によく努力してやっていただいたと思います。ただ、不用額の金額が14億3,000万円弱、前年に比較して5億円弱増えております。この辺のところをもう少し検討する余地もあるかとは思うんですが、全体的には非常によくやっていただいていると思いますので、賛成ということでお願いいたします。
220: 分科会長(倉田明子)
ありがとうございました。
以上で全委員の意見表明が終了いたしました。
本分科会の意見集約の結果として全会一致であったことを全体会へ報告させていただきますので、御了承願います。
これで本分科会の審査案件は全て終了しました。
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○分科会審査報告書及び分科会長報告について
221: 分科会長(倉田明子)
最後に、本分科会の分科会審査報告書及び分科会長報告につきましては、いかが取り計らわせていただきましょうか。
(「正・副分科会長一任」と呼ぶ者あり)
ありがとうございます。正・副分科会長一任とのお声がありましたので、そのように決定させていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
それでは、正・副分科会長に御一任願います。
以上で決算特別委員会・総務安全分科会を閉会いたします。
午後4時36分 閉会
以上、会議の顛末を録しここに署名する。
分 科 会 長 倉 田 明 子
副分科会長 諏 訪 輝 富
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