令和 2年 3月 定例会(第1回) 令和2年第1回
津市議会定例会会議録(第6号) 令和2年3月23日(月曜日)午前10時開議
-------------------------------- 議事日程第6号第1 承認第1号から第3号まで及び議案第1号から第38号まで-各
常任委員長の報告、質疑、討論、表決第2
市長提出議案の
上程-提案説明、質疑、
委員会付託、討論、表決 議案第40号 令和元年度津市
一般会計補正予算(第11号)第3
市長提出議案の
上程-提案説明、質疑、
委員会付託、討論、表決 議案第41号 津市副市長の選任につき同意を得るについて 議案第42号 津市副市長の選任につき同意を得るについて 議案第43号 津市
教育委員会教育長の選任につき同意を得るについて 諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦について第4 閉会中の継続調査の件 --------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程第6号のとおり
-------------------------------- 会議に出欠席の
議員氏名出席議員(34人) 1番 滝 勝弘君 2番
竹下幸智子君 3番 渡辺晃一君 4番 岡村 武君 5番
安積むつみ君 6番
堀口順也君 7番
藤本ともこ君 8番
長谷川幸子君 9番
小野欽市君 10番 八太正年君 11番 桂 三発君 12番 岩脇圭一君 13番 佐藤有毅君 14番 青山昇武君 15番
加藤美江子君 16番 西山みえ君 17番 吉田博康君 18番 伊藤康雄君 19番 杉谷育生君 20番 大野 寛君 21番 坂井田 茂君 22番 田中勝博君 23番 村主英明君 24番 龍神啓介君 25番 田矢修介君 26番 田中千福君 27番 岡 幸男君 28番 田村宗博君 29番 川口和雄君 30番 村田彰久君 31番
山路小百合君 32番 辻 美津子君 33番 福田慶一君 34番 倉田寛次君欠席議員(0人) 会議に出席した説明員の職氏名 市長 前葉泰幸君 副市長 青木 泰君 副市長 盆野明弘君
政策財務部 政策財務部長 山下佳寿君 税務・
財産管理担当理事 嶌田光伸君
政策財務部次長 野田浩司君 総務部 総務部長 荒木忠徳君
総務部次長 奥田寛次君 市民部 市民部長 武川明広君
人権担当理事 橋本英樹君
スポーツ文化振興部 文化振興担当理事 南 勇二君
健康福祉部 健康福祉部長 國分靖久君
こども政策担当理事 福森 稔君
健康医療担当理事 松岡浩二君
商工観光部 商工観光部長 松田千秋君
農林水産部 農林水産部長 小畑種稔君
都市計画部 都市計画部長 蓑田博之君 建設部 建設部長 磯部典生君
ボートレース事業部 ボートレース事業部長 内田博久君
安濃総合支所 安濃総合支所長 小柴勝司君
上下水道事業管理者 上下水道事業管理者 田村 学君 水道局 水道局長 松下浩己君 下水道局
下水道局長 藤牧和弘君 消防本部 消防長 小津直久君
三重短期大学 三重短期大学学長 村井美代子君
教育委員会 教育長 倉田幸則君
教育委員会事務局 教育次長 宮田雅司君 学校教育・
人権教育担当理事 田中 寛君
監査委員 監査委員 大西直彦君 職務のため会議に出席した
議会事務局職員の職氏名
議会事務局 議会事務局長 浅井英幸君
議会事務局次長 上野毛戸いずみ君
議事担当参事(兼)議事課長 藤田定彦君
議事課調整・
議事調査担当主幹 鎌田康志君
議事課議事法務担当主幹 江角 武君
議事課議事調査担当副主幹 渥美 博君
議事課主査 麻生香緒里君
議事課書記 小谷章剛君 -------------------------------- 午前10時00分開議
○議長(岡幸男君) おはようございます。 ただいまの
議員出席数は33人であります。議員定数の半数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 日程第1、承認第1号から第3号まで及び議案第1号から第38号までを一括議題といたします。 議題に関し、各
常任委員長の報告を求めます。 初めに、
建設水道委員長、
西山みえ議員。 〔16番 西山 みえ君 登壇〕
◆
建設水道委員長(西山みえ君) おはようございます。 去る3月9日、
建設水道委員会を開会し、当委員会に付託されました議案23件について、
執行部出席のもと、さらに説明を受け審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。 承認第2号控訴の提起にかかわる専決処分の承認についてでは、委員から、控訴の理由として、原告は職員から「適切な
安全対策をするように指示」を受けていながら、原告は「石積擁壁が崩壊して作業員の安全が脅かされる具体的な危険性があるにもかかわらず、何ら
安全対策を取ることなく」と記載されているが、そこが争点だと思うが、いかがかとの質疑があり、執行部から、職員は適切な指示をしたにもかかわらず、原告は何らかの
安全対策を取らなかったため発生した事故であると考えているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、原告は職員に対して擁壁の崩壊・崩落の危険性があるが大丈夫なのかと確認したが、職員から大丈夫であるとの返答が合ったため、原告は何ら
安全対策を取らずに、このような事故が発生したと伝え聞いている。このようなことから今回の判決になったのではないかとの質疑があり、執行部から、工事着工前の
現場引継ぎや平成24年1月に職員と受注者でそのようなやり取りがあったことは確認しているが、工事着工後、職員が現場を確認し、掘削開始時に適切な
安全対策をするように指示しているにもかかわらず、その後に事故が起こったことから、受注者が
安全対策を取るのが本来の施工のやり方であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、裁判でその証明はできているのかとの質疑があり、執行部から、津市
工事請負契約約款によって規律されるべきであり、受注者において自主施工し、受注者がその責任において
安全対策をすることなどが定められており、それに基づいて施工されていれば、今回の事故は起こらなかったとの答弁がありました。 また、別の委員から、津市
工事請負契約約款が優先されるべきところ、民法の
共同不法行為が適用された判決となっているが、判決上の理由づけを理解して控訴しているかとの質疑があり、執行部から、当然契約行為が優先され、当該事件についても約款第27条において、工事の施工に関して生じた損害については受注者がその費用を負担すると規定していることに従ったものである。今回、職員は適切な
安全対策をするように指示をしており、現場の内容も受注者に伝えていることから、発注者の責任に帰すべき事由に該当しないため控訴するものであるとの答弁がありました。 議案第1号津市
上下水道事業経営審議会条例の制定についてでは、委員から、この
審議会委員はいつ選考するのか、また、委員の内訳はとの質疑があり、執行部から、令和2年4月にまず公募による市民の募集を行い、同年6月をめどに審議会を組織していきたい。また、内訳は識見を有する者5名程度、
上下水道事業等の受益者3名から5名、公募による市民2名程度、その他市長が必要と認める者は未定であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、公募による市民も
上下水道事業等の受益者であり、よく似た内容であると思うが、いかがかとの質疑があり、執行部から、
上下水道事業等の受益者は市内に本支店を有する企業等も想定しているため、市民以外の参加が見込め、公募による市民と区別しているとの答弁がありました。 また、別の委員から、審議会の調査審議する事項に「
上下水道事業等に係る料金及び使用料に関すること」とあるが、料金及び使用料を改定する際、この審議会の意見は反映されるのかとの質疑があり、執行部から、適正な料金及び使用料を検討していただき、また、それに対して意見をいただくとの答弁がありました。 議案第4号津市
手数料徴収条例の一部の改正についてでは、委員から、建築物の
エネルギー消費性能の向上に関する法律の改正に伴う条例改正であるが、これに該当する
共同住宅等はあるのかとの質疑があり、執行部から、該当する
共同住宅等はあるが、過去3年間の申請はゼロ件であるとの答弁がありました。 議案第11
号市道路線の認定についてでは、同委員から、辰新田6号線はどのような工事が行われるのかとの質疑があり、執行部から、
国土交通省三重河川国道事務所が堤防の築堤工事を予定しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、完成後は
国土交通省から払い下げてもらうのか、また市道認定後は自由に通行できるのかとの質疑があり、執行部から、払い下げはせず、
兼用工作物という形で維持管理を津市が行う。また、道路の維持管理は津市が引き続きやっていくために、市道認定を行い自由に通行できるようにしていくとの答弁がありました。 議案第12号令和元年度津市
一般会計補正予算(第10号)のうち、当
委員会付託分では、歳出の土木費について、委員から、
地籍調査事業の委託料がかなり減額されているが、その理由は何かとの質疑があり、執行部から、主に、国・県の内示に伴う
地籍調査事業費負担金の減額と、
補助対象外である公図の訂正等がなかったための減額であるとの答弁がありました。 また、同委員から、
重点整備区域に
御殿場地区が入っていないのはなぜかとの質疑があり、執行部から、平成27年度に
重点整備区域の中で、どのような順番で進めていくのか津市
地籍調査事業計画を策定し、それに基づいて実施しているが、
御殿場地区については、法務局で実施される
登記所備付地図作成事業を要望しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、
御殿場地区の現地調査は令和3年ごろになるのかとの質疑があり、執行部から、できる限り早い着手を常に要望しているが、法務局の事業となるので確約はできないとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、
御殿場地区は合併前に旧津市が津市
御殿場観光レクリエーション整備計画を策定したが、なかなか進まないのは地籍調査がうまくできていないからである。同地区は津市を代表する海水浴場があるので、早急に地籍調査をしていただくよう法務局に要望してほしいとの発言がありました。 議案第16号令和元
年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)では、委員から、
市営浄化槽事業費が大幅に減額されているが、申請件数が減少したのはなぜかとの質疑があり、執行部から、個々の原因までは調査できていないが、広報津や、津市ホームページでPRしており、本年度は個人管理の浄化槽等を対象とし、ビラの各戸配布などをしてPR活動を強化しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、特に高齢者になると
合併浄化槽の設置に伴う多額の改装費は負担であり、それが主な原因なのではないか、その辺りも見越して目標設定してほしいとの発言がありました。 議案第18号令和元年度津市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)では、委員から、津駅前
北部土地区画整理事業の完成時期と進捗率はとの質疑があり、執行部から、令和3年度完成を目途に進めており、移転、道路築造及び公園整備などを含め、約98%の進捗率となっているとの答弁がありました。 また、同委員から、
大谷踏切拡幅に関わる事業も残っているのかとの質疑があり、執行部から、踏切付近の
移転交渉等はまだ残っているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、令和6年度開通予定の
大谷踏切拡幅事業は、津駅前北部の住民は特に待ち望んでいるので、拡幅事業がスムーズに進行できるよう、残っている約2%の
早期事業完了をお願いするとの発言がありました。 議案第19号令和元年度津市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)では、委員から、
貸付事業運営費の
増額補正額約2,100万円の内容はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、
一般会計への繰出金であるとの答弁がありました。 また、別の委員から、未回収の残金は幾らあるのか、また、滞納整理は順調に進んでいるのかとの質疑があり、執行部から、未回収の残金は令和2年1月末現在で約5億5,000万円ある。また、ここ数年は滞納分を約5,000万円から6,000万円ずつ収納できているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、
一般会計への繰り出しの状況はどうかとの質疑があり、執行部から、貸付けのピーク時は、滞納があるとその分市債を償還できないこともあり、
一般会計から補填してもらいながら償還していた。現在は計画的に返済が進み市債が減少してきており、滞納分を回収し、余剰金が出てくると
一般会計へ繰り出しているとの答弁がありました。 議案第22号令和元年度津市
下水道事業会計補正予算(第4号)では、委員から、業務活動による
キャッシュフローで未収金が多く計上されているが、なぜかとの質疑があり、執行部から、消費税の還付が翌年度になることから、それに係る計上が主であり、そのほか
下水道使用料、
受益者負担金及び分担金等であるとの答弁がありました。 また、同委員から、
資金期末残高が少ないように思うが、今後どのように経営していくのかとの質疑があり、執行部から、企業会計であるため、経営努力しながら収益を上げるのが本来ではあるが、現在は
一般会計からの繰入れを受けながらの経営となっている。そのため、今後
一般会計からの繰入れなく経営できるようになれば増加していくが、しばらくは困難であると経営分析しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、令和元年10月に使用料等の改定を実施したので、資金残高が増加すればよいが、基準外繰入れが長く続かないよう経営努力をお願いするとの発言がありました。 議案第29号令和2年度津市
共同汚水処理施設事業特別会計予算では、委員から、団地造成に伴い今後も
共同汚水処理施設は増加していくのかとの質疑があり、執行部から、現在、計画中及び協議中の団地があり、津市に帰属いただく施設は増加していく見込みであるとの答弁がありました。 議案第30号令和2年度津市
農業集落排水事業特別会計予算では、委員から、
一般会計から多額の繰入金があるが、将来の見通しはいかがかとの質疑があり、執行部から、
農業集落排水施設の老朽化が進んでおり、維持管理に多額の費用がかかっている。今後は
下水道基本計画に基づき機能強化を行い、
老朽化施設の改修・更新を実施し、健全な経営を行っていくとの答弁がありました。 議案第32号令和2年度津市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算では、委員から、滞納者への対応はどのようにしているのかとの質疑があり、執行部から、分納中の者、借受人、相続人及び保証人に対して督促状を送付するなどの対応をしている。また、
滞納者死亡については、相続人を調査し、催告状を送付し対応しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、この事業に係る該当者は高齢化してきており、死亡している場合もあると思うが、市民課等との連携は取れているのかとの質疑があり、執行部から、死亡が判明した場合は速やかに市民課や他市町村に照会をかけ、相続人に督促状等を送付しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、市民税課にも
支払い能力の有無の照会をかけるなど、庁内一体となり取り組むべきであると思うが、いかがかとの質疑があり、執行部から、滞納や延滞については税法上の守秘義務も遵守しながら、適切に取り組んでいくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、不公平をなくし、不納欠損などはせず、公平になるよう取り組んでほしいとの発言がありました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、当委員会に付託されました議案23件全て、全会一致をもって承認、または可決と決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(岡幸男君) 以上で
建設水道委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対し、質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、
建設水道委員長に対する質疑を終了いたします。
西山委員長は自席へお願いいたします。 次に、
教育厚生委員長、
辻美津子議員。 〔32番 辻 美津子君 登壇〕
◆
教育厚生委員長(辻美津子君) おはようございます。 去る3月10日、
教育厚生委員会を開会し、当委員会に付託されました議案10件について、
執行部出席のもと、さらに説明を受け審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告を申し上げます。 初めに、議案第8号津市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部の改正についてでは、委員から、県が実施する支援員が修了しなければならない
認定資格研修は、1人当たり年1回しか受講できないのか。また、その実施時期と研修内容はどのようなものかとの質疑があり、執行部から、例年9月から12月までの間で4日間の日程で開催され、四日市、津、松阪の3会場で実施されているが、1人が受講できる機会は年1回となっている。また、研修内容は、
子どもたちの保育・安全に関わる内容など、支援員が基本的に知っておくべき内容となっているとの答弁がありました。 また、同委員から、
支援員不足の大きな要因は、責任の大きさの割に給料が安いなど、支援員の処遇にあると考えるが、どうかとの質疑があり、執行部から、支援員の処遇改善は大切であると認識している。処遇に関係する補助金を各クラブで活用していただくなど、安定的に雇用が続く環境を作っていけるよう運営者にお願いしていくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、支援員の人材確保が大変な中、研修の基準が緩和され、質の低下が危惧される。研修回数の増加を県へ強く要望していただき、処遇改善を目指して、各クラブに指導、援助をお願いしたいとの発言がありました。 また、別の委員から、みなし規定となったことにより、支援員の増加は図れたとしても、個々のクラブが持つ課題への対応はどのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、各クラブの支援員、運営する保護者と懇談を重ねながら、チームとしてクラブの運営をうまくやっていくように働きかけているが、今後も市としてできる支援を行っていきながら、安定的な運営が図れるよう、一層努力していくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、課題を持っているクラブと個々にきちんと指導できるような体制を考え、
教育委員会だけでなく、各担当部局を超えて、柔軟に対処してほしいとの発言がありました。 次に、議案第9号津市
国民健康保険条例の一部の改正についてでは、委員から、毎年
基礎賦課限度額の改定が行われるが、金額を緩やかに引き上げるような改定はできないのかとの質疑があり、執行部から、国の基準に合わせた形で改定しているため、市独自で設定することは難しいとの答弁がありました。 討論として、委員から、
基礎賦課限度額の引き上げではあるが、負担増につながることから、この議案には反対するとの態度表明がありました。 次に、議案第15号令和元年度津市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)では、委員から、
後期高齢者医療広域連合納付金の増額補正について質疑があり、執行部から、
後期高齢者の医療費が上がっていること及び
後期高齢者の被保険者数の増加等に伴う増額であり、津市だけでなく、県内全域の市町で増加の傾向にあるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、今後高齢化率は上がり、納付金も増加すると考えられるが、県内の市町全体での負担とはいえ、2025年問題、2040年問題を踏まえ、先を見た上で広域連合の体制について議論はされているのかとの質疑があり、執行部から、2025年問題を含めて
後期高齢者が増加していき、相当量の
医療的ケアも必要になってくることから、納付金も増加していく。地道な努力ではあるが、医療費を抑制するために適正な受診や
ジェネリック医薬品の
使用促進等を行っていかなければならない。
広域連合長である津市長にも報告をして、広域連合としてのまとまりの中で、財政規模の小さいところを救いながら、財政規模の大きいところが適正な負担となるようにしていきたいとの答弁がありました。 次に、議案第24号令和2年度津市
一般会計予算のうち、当
委員会付託分では、歳出、第3款民生費について、委員から、病児・病後
児保育事業の実施状況について質疑があり、執行部から、保護者が仕事、疾病、出産、冠婚葬祭、家族の介護などの事情により、病気中や
病気回復期の子どもの保育が家庭で困難な場合に利用できる事業であり、現在、
熱田小児科クリニックに併設されているひまわりが定員6名で、久居地域の
どんど子保育園に併設されているHUG(ハグ)が定員3名で行っているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、預けられる子どもの定数がわずか9名であり、また10年前に問題が起きたときと手続の方法が変わっておらず、
民間医療施設に過度な補助をしているようなやり方は、税金の使い方を間違えている。市民の税金を使って施策をしていく立場として、事業を拡充するなど、施設の増設や目標は持って動いているのかとの質疑があり、執行部から、津市子ども・
子育て支援事業計画の中で3カ所を目指して進めており、現在、北部地域に新たに1カ所、整備に向けた手続を進めている。また、保護者のニーズを把握し、状況を見ながら随時計画の見直しをし、増やしていくことを検討していくと答弁がありました。 これを受けて、同委員から、定員を増やすというよりは、拠点をある程度設けて医療機関の協力が求められるような活用などを考えてほしい。また病院に預けてまで働かないといけない環境や子育ての親の考え方などを踏まえ、温かさのある施策につなげてほしいとの発言がありました。 また、別の委員から、生活保護の受給者数、1人のケースワーカーが担当している件数及び女性のケースワーカーの人数について質疑があり、執行部から、現在生活保護の受給世帯は2,300世帯あり、現業員数は29人であるため、1人のケースワーカーが担当している件数は約80世帯であり、国の標準数を満たしている。また、女性のケースワーカーは2名であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、女性の生活保護受給者から女性のケースワーカーでないと話しづらいなどの声があるので、女性のケースワーカーを増やすように心がけてほしいとの発言がありました。 また、歳出、第4款衛生費について、委員から、津市救急・健康相談ダイヤル24の評価について、相談ダイヤルがあって助かったという声もあれば、大変な状況でかけたのに不愉快な思いをし、相談しなければよかったという声も聞くが、津市としての評価はとの質疑があり、執行部から、津市救急・健康相談ダイヤル24は、小さな悩みから、けがの応急処置をどうしたらよいかなどひろく相談できる窓口である。電話したけれども、役に立たなかったという声もいただいているが、医師や看護師が相談に応じて丁寧な対応もしていただいていると聞いている。安易な救急車の要請の抑制にもつながるため、しっかりと事業を行っていくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、かつての委託料の金額を考えたら非常に下がってきており、その努力は評価するが、せっかく相談したが、しなければよかったという不満の声を真剣に受けとめていただきたいとの発言がありました。 また、歳出、第10款教育費について、委員から、津図書館の利用者からの声で、コンセントの使用ができる席の設置についての要望は把握しているかとの質疑があり、執行部から、利用者の声は把握しているが、コンセントの使用となると電気代が津リージョンプラザの施設の支出となるため、独断では決められないとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、部局をまたぐことは承知の上であるが、この時代、コンセントの使用が可能な図書館はたくさんあるため、利用者目線で考えていただきたいとの発言がありました。 また、別の委員から、初期日本語教室きずな、移動きずなの日本語指導ボランティアの報償金は1日当たり1,000円であるが、指導時間や開設している学校間の移動にかかるガソリン代等を考慮すると赤字である。ボランティアの在り方など、処遇を検討すべきだと考えるがどうかとの質疑があり、執行部から、現在移動きずなを開設している学校の地域とボランティアの方の居住地域が重なっているため、地域性を考慮しながら派遣することが可能になっているが、今後、外国につながる子どもが増加することが予想されるため、より多くのボランティアに参加、継続していただける形を検討していくとの答弁がありました。 また、別の委員から、旧修成幼稚園舎の橋南公民館への改修工事について、公民館とすることで年間どのぐらいの利用者を見込んでいるのかとの質疑があり、執行部から、現在の橋南公民館の利用者は年間9,269人であるが、旧修成幼稚園舎改修後の公民館は非常に敷地が広く、駐車場も増えるため、他の地域に負けないような公民館活動につなげていけると考えているとの答弁がありました。 また、同委員から、橋南地区に公民館と市民センターと2つの施設ができることになるが、2つの施設の使い分けをどのように明確化していくのかとの質疑があり、執行部から、新しくできる橋南公民館については、社会教育の場であるため、公民館講座など社会教育に重点を置いた施設として活用していくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、2つの施設を同じ公民館としての使用では意味がない。何のためにあるのか、すばらしい公民館活動ができるようにしてほしいとの発言がありました。 また、別の委員から、学校給食事業の予算額が令和元年度と比較して、小学校費は約2割減、中学校費は約1割増となっているが、その要因は何かとの質疑があり、執行部から、令和元年度の予算に給食共同化に係る備品や車両等の必要経費を計上しており、既に購入済みのため、その分の減である。また、中学校費については、みさとの丘学園の真空冷却機の備品購入費の増であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、給食の共同化による配送の人員や車両などの課題に向けて、しっかりと取り組んでほしいとの発言がありました。 討論として、委員から、施政方針には「市民の笑顔があふれ幸せに暮らせる県都津市の創造に向けて、大きな一歩を踏み出します」と述べられているが、市民の命と生活を守るという立場から見ると、予算に占める暮らし、福祉、教育、子育て支援に関わる割合が低く抑えられており、安心・安全のための通学路の整備、障がい者への生活支援、健康診断の受診のさらなる向上など、命に関わる予算はもっと増やすべきとの理由から、この議案には反対するとの態度表明がありました。 次に、議案第25号令和2年度津市国民健康保険事業特別会計予算では、委員から、特定健康診査の委託料は、受診率をどのぐらいに想定して計上しているのかとの質疑があり、執行部から、43.5%で設定し予算計上している。国では50%の目標値が設定されており、その数字に向けて取り組んでいきたいと考えているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、目標値が50%であるのに、その予算措置がされていない。当初予算で50%を計上し、何としてもこの数字に自分たちは向かっていくんだという気概が欲しかったがどうかとの質疑があり、執行部から、国が設定している目標値を何としても実現できるように取り組んでいくのが自分たちの使命である。50%の予算計上をしなかったことは大変申し訳なかったが、できる限り50%に近づけるよう、職員ともども頑張っていくとの答弁がありました。 また、別の委員から、出産育児諸費について、施政方針の方向性として、子ども・子育てに重点を置くのであれば、人口減少化社会においても津市は頑張るんだという、出産育児諸費の支出を増やしていくような施策は考えているのかとの質疑があり、執行部から、出会いから出産、育児までつないでいくきめ細かい保健福祉行政が必要であり、現場の声に耳を傾けながら、福祉部局だけでなく一丁目一番地を子どもの施策と掲げている以上、全てのセクションが有機的に連携しながら、自分たちの持ち場を広げて、各部局が一丸となって連携をしていくことが必要であり、新たな領域が必要な場合は果敢にチャレンジをしていく気構えが必要だと考えているとの答弁がありました。 また、別の委員から、
基礎賦課限度額が上がることにより歳入はどのぐらいの増額を見込んでいるのかとの質疑があり、執行部から、基礎賦課額において約970万円、保険料収入が増えると見込んでいるとの答弁がありました。 討論として、委員から、全国知事会や市長会から国に対して、公費1兆円を投入して保険料の引下げを求めており、子どもの均等割は即刻なくし、高過ぎる保険料は引き下げるべきとの立場から、この議案には反対するとの態度表明がありました。 また、別の委員から、保険料の滞納繰越分及び現年度分の徴収努力をしっかり行っていただきたいことから、この議案には賛成するとの態度表明がありました。 次に、議案第26号令和2年度津市介護保険事業特別会計予算では、討論として、委員から、介護保険料が高いこと、安心・安全で行き届いた介護を目指すべきという考えから、この議案には反対するとの態度表明がありました。 最後に、議案第27号令和2年度津市
後期高齢者医療事業特別会計予算では、討論として、委員から、
後期高齢者医療制度は75歳という年齢で全ての医療保険制度から排除し、差別する制度であり、廃止すべきであるとの立場から、この議案には反対するとの態度表明がありました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、当委員会に付託になりました議案10件のうち、議案第9号、第24号、第25号、第26号及び第27号は、賛成委員多数をもって可決、他の各議案は全会一致をもって可決と決した次第であります。以上で報告を終わらせていただきます。
○議長(岡幸男君) 以上で
教育厚生委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対し、質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、
教育厚生委員長に対する質疑を終了いたします。辻委員長は自席へお願いいたします。 次に、経済環境委員長、渡辺晃一議員。 〔3番 渡辺 晃一君 登壇〕
◆経済環境委員長(渡辺晃一君) 改めまして、皆さん、おはようございます。 去る3月11日、経済環境委員会を開会し、当委員会に付託されました議案5件について、
執行部出席のもと、さらに説明を受け、審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告させていただきます。 最初に、議案第12号令和元年度津市
一般会計補正予算(第10号)では、歳入について、委員から、プレミアム付商品券事務費補助金及び事業費補助金が大きく減となっているが、その理由はとの質疑があり、執行部から、プレミアム付商品券の販売が4割弱程度にとどまったことによる実績差額による減であるとの答弁がありました。 また、別の委員から、農村地域防災減災事業費補助金に関連して、農業用ため池の耐震性調査の現状について質疑があり、執行部から、市内に394カ所ある農業用ため池の中で、防災重点ため池に指定されている241カ所のうち、平成26年度から令和元年度までに58カ所の耐震性調査を実施している。また、耐震性調査については、平成25年度に実施した農業用ため池の一斉点検と機能診断調査の結果を点数化して、優先順位等を決めて耐震性調査を行っており、必要に応じ順次改修しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、しっかりと調査や緊急時の対応を行い、市民の安心・安全に努めてもらいたいとの発言がありました。 また、別の委員から西部クリーンセンター使用料が約3,000万円の減となっている理由はとの質疑があり、執行部から、業者や個人による一般持込みごみの搬入量が徐々に減ってきていたが、平成30年に大型ショッピングセンターが開業し、ごみの搬入量が増加すると見込んでいた。しかし、消費税増税や企業のリサイクル意識の向上などにより、見込みよりもごみの搬入量が減少したことによる減であるとの答弁がありました。 また、同委員から、リサイクル資源売払収入及び破砕金属等売払収入が減となっている理由はとの質疑があり、執行部から、リサイクル資源の買取り単価の低下が主な原因であるとの答弁がありました。 これを受けて、別の委員から、古紙の売上げ収入の減について、買取り単価が低下したこと以外の原因は把握しているかとの質疑があり、執行部から、新聞や雑誌等の発行部数の減少により、古紙が減少してきていることが原因であると分析しているとの答弁がありました。 次に、議案第23号令和元年度津市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)では、委員から、収入増、支出減となった主な理由はとの質疑があり、執行部から、収入については職員の人員構成が当初予算の見込みよりも若くなり、退職給付引当金が減となったため、歳入で繰り戻したことによる増である。また、歳出については入札差金等による減であるとの答弁がありました。 次に、議案第24号令和2年度津市
一般会計予算中、当
委員会付託分では、歳入について、委員から、移住支援事業補助金の内容について質疑があり、執行部から、東京圏から地方への移住の推進を図るため、地方の企業や事務所に就職した者に対して助成金を出すもので、新たに始まった国が進める事業である。一定期間東京圏で定住し、勤めていた者が津市内の企業に就職し、移住する場合に、支給要件を満たせば個人の場合は60万円、2人以上の世帯の場合は100万円の助成金が支給され、その内訳は国が50%、県と市で25%ずつ負担するものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、新規事業なので制度の周知に努めてもらいたいとの発言がありました。 また、第5款労働費について、委員から、勤労青少年対策事業の報償金の内訳はとの質疑があり、執行部から、勤労青少年講座の長期講座として5講座を各20回、半期講座として6講座を各10回、延べ160回分の講師謝金等であるとの答弁がありました。 また、第6款農林水産業費中、当
委員会付託分について、委員から、獣害対策事業について、前年度に比べて減となった理由はとの質疑があり、執行部から、過去2年間の実績に基づく減であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、地域の声を聞いて獣害対策の強化に努めてもらいたいとの発言がありました。 また、これに関連して、別の委員から、獣害対策は需要が多い中で実績額が伸ばせていない。もっと実績が伸びるよう工夫してもらいたいとの発言がありました。 また、同委員から、農業振興一般事務事業について、年々予算が減ってきている主な理由はとの質疑があり、執行部から、平成30年度から2年をかけて行っていた一志農村環境改善センターの空調設備の改修が完了したことによる減であるとの答弁がありました。 また、同委員から、農業振興支援事業が大幅に増となっている主な理由はとの質疑があり、執行部から、国による強い農業づくり交付金事業を活用し、麦の大型共同利用施設を改修するための補助金の増であるとの答弁がありました。 また、別の委員から、多面的機能支払交付金事業に参加している団体数はとの質疑があり、執行部から、平成26年度は79団体、平成27年度は94団体、平成28年度は100団体、平成29年度は105団体、平成30年度は113団体、そして令和元年度は現在115団体と、参加団体数は着実に伸びてきているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、地元の声を聞いてよりよい事業となるよう努めてもらいたいとの発言がありました。 また、第7款商工費について、委員から、空き店舗補助金に関し見直しがなされたが、その方向性はとの質疑があり、執行部から、補助金の対象者を広げ、多くの方に広く行き渡るように制度全体を見直したとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、補助金を配るだけでなく、ビジネスサポートセンターと連携して、伴走型の支援に努めてもらいたいと考えるがどうかとの質疑があり、執行部から、大門等で創業したいという相談があれば、
商工観光部とビジネスサポートセンターで連携していきたいとの答弁がありました。 また、別の委員から、企業立地奨励金事業について効果を定量的に把握しているのかとの質疑があり、執行部から、立地に係る申請段階での設備投資予定額及び従業員の採用予定人数によると、平成29年度は10社で66億円の設備投資と約350人の採用、平成30年度は7社で279億円の設備投資と約430人の採用、令和元年度は3社で23億円の設備投資と50人の採用となっているとの答弁がありました。 次に、議案第37号令和2年度津市駐車場事業会計予算では、委員から、雑収入について、ポルタひさい駐車場の通行料の内容はとの質疑があり、執行部から、ポルタひさいは構造的に市営駐車場の上にマンションが建っており、マンション住民の駐車場は市営駐車場よりも上層階にある。そのため、マンション住民は車の出入庫の際には市営駐車場を通過することになるため、マンション側との協定で通行料という形で維持管理料を負担していただいているとの答弁がありました。 最後に、議案第38号令和2年度津市モーターボート競走事業会計予算では、委員から、令和2年度は大きなレースがあるが、さらなる売上げの向上を図るための取組はとの質疑があり、執行部から、全国の競走場、場外発売場が連携して売上げ向上のための諸施策を進めている。現在主流になっている電話投票、インターネット投票を活用しているお客様をしっかりと取り込んでいけるよう努力していくとの答弁がありました。 また、討論として、競艇の本質はギャンブルであるため、行政が運営すべきではないとの観点から反対するとの態度表明がありました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、当委員会に付託されました議案5件のうち、議案第38号は賛成委員多数をもって可決、他の各議案は全会一致をもって可決と決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(岡幸男君) 以上で経済環境委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対し、質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、経済環境委員長に対する質疑を終了いたします。渡辺委員長は自席へお願いいたします。 最後に、総務財政委員長、村田彰久議員。 〔30番 村田 彰久君 登壇〕
◆総務財政委員長(村田彰久君) 皆様、おはようございます。 去る3月12日、総務財政委員会を開会し、当委員会に付託されました議案11件について、
執行部出席のもと、さらに説明を受け、審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第2号津市職員定数条例の一部の改正についてでは、委員から、芸濃こども園の設置等に伴い、
教育委員会事務部局等の職員数を12人減らし、市長部局の職員数を12人増やすとのことであるが、幼稚園の職員数が減少しこども園の職員数が増加することで、保育所の職員数が不足し園児の受入れができず、待機児童が発生するようなことはないかとの質疑があり、執行部から、芸濃こども園の開園に当たり、
健康福祉部や
教育委員会事務局と、必要な職員数について十分協議をした上で職員定数の改正を行うものである。また、育児休業中の職員については育休代替の任期つき職員等を充てるなど、体制は整っているとの答弁がありました。 次に、議案第5号津リージョンプラザの設置及び管理に関する条例の一部の改正についてでは、委員から、新たに設置する第7会議室の使用料は、面積が同程度の第1会議室の使用料と同額とのことであるが、会議室の定員はどうなっているかとの質疑があり、執行部から、第1会議室が24名、第7会議室が60名であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、面積が同程度にも関わらず定員がこれほど異なるのはなぜかとの質疑があり、執行部から、第1会議室については机が馬蹄形、馬のひづめのような形となっているが、第7会議室については比較的利用率が高い第2会議室と同様に教室形式を採用していることから、定員に違いがあるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、今後も利用者のニーズに合わせて整備を進めてもらいたいとの発言がありました。 次に、議案第7号津市サンヒルズ安濃の設置及び管理に関する条例の一部の改正についてでは、委員から、議案の参考資料に改正理由として、使用者の利便性の向上を図ることを目的にとあるが、具体的にはどのように利便性の向上を図るのかとの質疑があり、執行部から、これまで施設全体のうち、保健センターの所管として使用者の範囲が限られていた部分を、サンヒルズ安濃の所管に変更し、制限をなくすなど、施設全体の統一感がなかった点について改善を行うものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、改正により使用料はどうなるのかとの質疑があり、執行部から、基本的には現行の使用料を引き継ぐことで利用対象者を拡大し、利便性や利用率の向上に努める考えであるとの答弁がありました。 次に、議案第12号令和元年度津市
一般会計補正予算(第10号)のうち、当
委員会付託分では、歳入について、委員から、国有提供施設等所在市町村助成交付金の交付額の推移はどのようになっているかとの質疑があり、執行部から、当該交付金は市内の自衛隊関係の施設に関するものであり、建物の老朽化等により年々資産価格が総体的に下落する中で、交付金額は今後も減少していくと見込んでいるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、施設の資産価格の精査は行っているのかとの質疑があり、執行部から、国に対し施設の資産価格を示す明確な資料の提供を、当該交付金を受けている全国の市町村から要望しているが、届いておらず、予算計上に当たっては資産価格の下落率で交付金額を推測しているのが実情であるとの答弁がありました。 次に、議案第24号令和2年度津市
一般会計予算のうち当
委員会付託分では、歳入について、委員から、特別交付税は普通交付税の算定では捕捉されない特別な財政需要、あるいは普通交付税の算定後に生じた災害等の特別な財政需要があったときに算定されるはずであるが、当初予算の時点で特別交付税を15億円計上した特別な財政需要は何か。またその算定根拠について質疑があり、執行部から、特別交付税には普通交付税では算定されない災害などの特別な財政需要により算定されるもののほか、いわゆるルール分というものがあり、例えば、コミュニティバスの運行経費に係るものなどが含まれている。例年、決算ベースで見ると大きな増減もなく交付されており、また、災害がいつ発生するかは予測できないことから、前年度と同額計上としたものであるとの答弁がありました。 また、同委員から、財政調整基金繰入金が前年度と比較して半減している要因は何かとの質疑があり、執行部から、予算総額が減少していることもあるが、大きな要因としてはモーターボート競走事業会計からの20億円の繰入金によるものであるとの答弁がありました。 また、別の委員から、市税について、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、どのような影響が及ぶと推測しているかとの質疑があり、執行部から、倒産や失業による納付率の低下や直近の事業年度1年分の所得に応じた税額を納める法人市民税に影響が出てくることが考えられるとの答弁がありました。 また、別の委員から、ゴルフ場利用税交付金について、前年度の補正予算においては1,500万円を増額補正していたが、当初予算では前年度と比較して減額するのはゴルフ場や利用者の減少によるものかとの質疑があり、執行部から、非課税対象である高齢の利用者は増加しているものの、利用者全体では年々減少している。また、前年度の増額補正については、新名神高速道路の開通によるものではないかと見込まれ、令和2年度については、利用者は落ち着き、減少していくと考えているとの答弁がありました。 また、歳出、第2款総務費について、委員から、地域インフラ維持・補修事業について、前年度と同額の予算計上となっているが、この予算で地域からの要望に応えることができるのかとの質疑があり、執行部から、地域からの要望の対応状況については、直近の平成30年度の実績では、地域からの3,410件の要望に対し、約82%に当たる2,794件を総合支所で対応しており、現行の予算措置の中で十分に対応できていると考えているとの答弁がありました。 また、歳出、第9款消防費について、委員から、高規格救急自動車を2台更新するとのことだが、既存の車両と入れ替える際に、搭載されている資機材は転用できないのかとの質疑があり、執行部から、一部の資機材については災害時の予備資機材として倉庫に備蓄するなどしているとの答弁がありました。 また、第4表地方債について、委員から、利率が前年度は年2.5%以内であったものが、年1.5%以内と見直されてはいるものの、まだ高過ぎると考えるが、実際の借入利率はどれぐらいなのかとの質疑があり、執行部から、平成31年3月時点で借入期間が40年の場合で年0.6%、20年の場合で年0.5%、10年の場合で年0.2%といった状況であるが、仮に予算の繰越しを行うと、2年後の借入れとなる中で、長期プライムレートが過去に1.0%上昇したこともあることから、安全率も加味した上で、年1.5%以内と設定したものであるとの答弁がありました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、当委員会に付託されました議案11件については、全て全会一致をもって承認、または可決と決した次第であります。以上で報告を終わります。
○議長(岡幸男君) 以上で総務財政委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対し、質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、総務財政委員長に対する質疑を終了いたします。村田委員長は自席へお願いします。 これより討論に入ります。 初めに、討論の発言通告がございますので、発言を許可いたします。
長谷川幸子議員。 〔8番 長谷川 幸子君 登壇〕
◆8番(
長谷川幸子君) 日本共産党津市議団の
長谷川幸子です。議員団を代表して、提案されています議案の中で、7件に対し反対の立場から意見を申し上げます。 議案第9号津市
国民健康保険条例の一部の改正について。 公的医療保険制度の財源は公費、保険料、自己負担で賄われています。毎年確実にアップする賦課限度額。ベースとなる考え方は経済的な負担能力に応じた負担というものです。つまり、より所得の高い人がより多くの保険料を負担するというものです。しかし、青天井に負担が高くなれば、保険料を納めることに不満を持つ高所得者も出てくる。そこで保険料負担に上限が設けられたとしておりますが、そこのところの見直しも必要かと考えます。しかし、今、そもそも国保料が高過ぎるというのが多くの市民の声です。この改定はこれらの声に応える根本的な改善につながるとは思えません。また、一部とはいえ負担増につながることから、議案第9号に反対します。 議案第24号令和2年度津市
一般会計予算について。 新年度の
一般会計当初予算は1,096億6,137万円となっております。10の市町村合併から15年目を迎える2020年度、合併時に掲げた約束の大型事業は完了し、市民の安心・安全、新たな活力創出予算とのことです。市民の笑顔があふれ、幸せに暮らせる県都津市の創造に向けて、大きな一歩を踏み出すと述べられていますが、市民の命と生活を守るという立場から見て、津市の予算に占める暮らし、福祉、教育、子育て支援に関わる予算の割合が低く抑えられているかと思います。私たちは昨年8団体の方と懇談をし、2020年度予算要望書を市長に提出しました。これは大企業や富裕層優先、消費税増税の安倍政権に対して、地域住民の命と暮らしを守る思いを19項目に込めて提出いたしました。 例えば、子ども医療費の窓口無料は中学校卒業までとし、所得制限をなくし、全ての子どもに適用すること。憲法26条により義務教育は無償とするとしています。津市独自の制度として学校給食費や教材費などの無償化を求めるなど、多くの要望が反映される予算となっておりません。また、会計年度任用職員制度については、労働時間を短縮するケースが増え、正規職員の負担増や住民サービスの低下が危惧されます。安心・安全のための通学路の整備、障がい者の医療費窓口無料の実現、また、健康診断の受診率のさらなる向上など、命に関わる予算はもっと増やすべきと考えます。保育所の待機児童の解消、保育士の処遇改善、放課後児童クラブの改築、増築の計画はありますが、必要な施設数にほど遠い実態です。学校施設長寿命化改修事業が予算化されておりますが、3校のみで予算が少な過ぎることなど、これらの施策にももっと予算をつけるべきです。 高齢者の外出支援策シルバーエミカについては、マイナンバーカード取得者に限られるなど、行政としての公平性に欠ける施策は問題です。また、マイナンバーカードを使ったコンビニでの証明書の交付、県内初の図書の貸出しなど、情報漏えいが危惧されるマイナンバーカードを使用する施策の拡大には疑問を感じます。 今、新型コロナウイルス感染症が全世界に広がり、人の命はもとより、全世界的な経済危機を生んでいます。消費税増税と相まって、零細・中小業者は営業が脅かされ、倒産の危機も言われています。また、これによって住民の暮らしを直撃する事態も進んでいます。こういうときこそ地方自治体が求められるのは地域と住民の暮らしを守ることだと考えます。 以上、市民の要望に応えるものとなっていないとの理由で、議案第24号に反対します。 議案第25号令和2年度津市国民健康保険事業特別会計予算について。 高額で負担の大きい国民健康保険料は、全国各地で高くて払えないと悲鳴が上がっています。国の責任の後退と加入者の貧困化、高齢化、病気の重症化が進み、国保料の高騰が止まらなくなっているのが実態です。津市の国保の加入世帯は令和元年4月現在で3万6,237世帯、そのうち滞納世帯は6,702世帯、18%となっておりますが、現在、滞納相談員は1名のみです。滞納相談員を増やし、分納相談や分納計画を立てるなど、丁寧な対応が必要と考えます。また、国保料が著しく高くなる要因の一つに、家族が増えるたびに負担が増える均等割があります。生まれたばかりの赤ちゃんにまでかかる均等割。これは子育て支援に逆行するものです。他市では均等割を独自、市単で減免しているところが出ています。津市でもできないことはありません。負担能力を超える保険料を払い切れず、保険証を取り上げられ、病院にかかりにくくなっている現状もまだまだございます。 今回、コロナ対策においても国から短期証の発行をとの指示がありましたが、何よりも命を最優先するため、今後の保険証の取り上げはやめるべきと考えます。子どもの均等割は即刻なくし、高過ぎる保険料は引き下げるべきとの立場から、議案第25号に反対します。 議案第26号令和2年度津市介護保険事業特別会計予算について。 安倍政権が掲げる全世代型社会保障改革は、社会保障のあらゆる分野における給付減と負担増を全世代に向けて打ち出すものとなっています。医療、介護の分野はその中でも最大の標的となっています。介護の分野でも財務相の諮問機関である財政制度等審議会は、本人負担を原則1割から原則2割への引き上げを念頭にした段階的な負担増。そして、ケアプランの有料化のほか、要支援1、2に続き、要介護1、2の生活援助を保険給付から外し、地域支援事業へ移行させることも求めています。 津市で介護認定を受けてみえる方は65歳以上の人口8万903人中、認定者は1万7,350人と21.4%です。介護保険は将来に備えるという意味がありますが、介護のお世話にならず生涯を終えられる方も見えます。保険料の財源をどう図っていくかを考えるのも課題かと考えます。介護保険料が高いこと、低所得者の負担軽減を図るべきとの立場から、議案第26号に反対します。 議案第27号令和2年度津市
後期高齢者医療事業特別会計予算について。 広域連合によると、令和2年度は保険料が上がると聞いています。
後期高齢者医療制度は75歳という年齢で全ての医療保険制度から排除し、差別する制度です。よって、この制度は廃止すべきとの立場から、議案第27号に反対します。 議案第34号令和2年度津市水道事業会計予算について。 昨年秋の県営水道の料金改定では、基本料金を20円引き下げることとなりました。今回料金が引き下げられたことは、私たちが値下げを求めてきた成果だと思っています。しかし、津市の水道料金の引下げにはつながっていません。県企業庁の経営状態は良好です。責任水量制によって高い長良川からの県水を必要以上に買う契約になっています。責任水量制の見直しを図り、市民負担を軽くすることを求め、議案第34号に反対します。 議案第38号令和2年度津市モーターボート競走事業会計予算について。
一般会計に20億円繰り入れていますが、そもそもモーターボート競走の本質はギャンブルです。行政がギャンブルを運営することは問題だと考えます。また、収益を上げようとすればするほどギャンブル依存症の方を生み出すことにもつながります。さらには膨大なお金が日本財団に流れていることから、議案第38号に反対いたします。以上、反対討論といたします。
○議長(岡幸男君) 以上で発言通告による討論は終わりました。 次に、通告外の反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 次に、通告外の賛成討論の発言を許可いたします。 賛成討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより承認第1号から第3号まで及び議案第1号から第38号までを1議案ずつ分けて採決いたします。 初めに、令和元年度津市
一般会計補正予算(第8号)にかかわる承認第1号専決処分の承認についてを採決いたします。 承認第1号に対する付託常任委員会の審査結果は承認であります。承認第1号は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、承認第1号は原案のとおり承認されました。 次に、控訴の提起にかかわる承認第2号専決処分の承認についてを採決いたします。 承認第2号に対する付託常任委員会の審査結果は承認であります。承認第2号は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、承認第2号は原案のとおり承認されました。 次に、令和元年度津市
一般会計補正予算(第9号)にかかわる承認第3号専決処分の承認についてを採決いたします。 承認第3号に対する付託常任委員会の審査結果は承認であります。承認第3号は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、承認第3号は原案のとおり承認されました。 次に、議案第1号津市
上下水道事業経営審議会条例の制定についてを採決いたします。 議案第1号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第1号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号津市職員定数条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第2号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第2号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号津市議会の議員その他非常勤職員の公務災害補償等に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第3号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第3号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号津市
手数料徴収条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第4号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第4号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号津リージョンプラザの設置及び管理に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第5号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第5号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号津市会館の設置及び管理に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第6号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第6号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号津市サンヒルズ安濃の設置及び管理に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第7号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第7号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号津市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第8号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第8号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号津市
国民健康保険条例の一部の改正についてを電子表決システムにより採決いたします。 議案第9号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第9号は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。 〔賛成者 ボタンにより表決〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成議員多数であります。 よって、議案第9号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第10
号市道路線の廃止についてを採決いたします。 議案第10号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第10号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11
号市道路線の認定についてを採決いたします。 議案第11号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第11号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号令和元年度津市
一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。 議案第12号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第12号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号令和元年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 議案第13号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第13号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号令和元年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。 議案第14号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第14号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号令和元年度津市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第15号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第15号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号令和元
年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 議案第16号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第16号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号令和元年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 議案第17号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第17号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号令和元年度津市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第18号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第18号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号令和元年度津市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第19号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第19号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号令和元年度津市椋本財産区特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 議案第20号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第20号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号令和元年度津市水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第21号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第21号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号令和元年度津市
下水道事業会計補正予算(第4号)を採決いたします。 議案第22号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第22号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号令和元年度津市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第23号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第23号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号令和2年度津市
一般会計予算を電子表決システムにより採決いたします。 議案第24号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第24号は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。 〔賛成者 ボタンにより表決〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成議員多数であります。 よって、議案第24号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第25号令和2年度津市国民健康保険事業特別会計予算を電子表決システムにより採決いたします。 議案第25号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第25号は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。 〔賛成者 ボタンにより表決〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成議員多数であります。 よって、議案第25号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第26号令和2年度津市介護保険事業特別会計予算を電子表決システムにより採決いたします。 議案第26号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第26号は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。 〔賛成者 ボタンにより表決〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成議員多数であります。 よって、議案第26号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第27号令和2年度津市
後期高齢者医療事業特別会計予算を電子表決システムにより採決いたします。 議案第27号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第27号は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。 〔賛成者 ボタンにより表決〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成議員多数であります。 よって、議案第27号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第28号令和2年度津市営浄化槽事業特別会計予算を採決いたします。 議案第28号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第28号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号令和2年度津市
共同汚水処理施設事業特別会計予算を採決いたします。 議案第29号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第29号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号令和2年度津市
農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 議案第30号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第30号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号令和2年度津市土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 議案第31号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第31号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号令和2年度津市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を採決いたします。 議案第32号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第32号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号令和2年度津市椋本財産区特別会計予算を採決いたします。 議案第33号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第33号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号令和2年度津市水道事業会計予算を電子表決システムにより採決いたします。 議案第34号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第34号は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。 〔賛成者 ボタンにより表決〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成議員多数であります。 よって、議案第34号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第35号令和2年度津市工業用水道事業会計予算を採決いたします。 議案第35号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第35号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号令和2年度津市下水道事業会計予算を採決いたします。 議案第36号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第36号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号令和2年度津市駐車場事業会計予算を採決いたします。 議案第37号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第37号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 最後に、議案第38号令和2年度津市モーターボート競走事業会計予算を電子表決システムにより採決いたします。 議案第38号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第38号は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。 〔賛成者 ボタンにより表決〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 押し忘れはなしと認め、これをもって採決を確定いたします。 賛成議員多数であります。 よって、議案第38号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 議事整理のため、暫時休憩いたします。 午前11時44分休憩 午前11時58分開議
○議長(岡幸男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第2、市長から提出の議案第40号令和元年度津市
一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 〔市長 前葉 泰幸君 登壇〕
◎市長(前葉泰幸君) ただいま追加上程されました議案第40号を御説明申し上げます。 議案第40号令和元年度津市
一般会計補正予算(第11号)は、国が予備費を活用して行う新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策として、午前中から放課後児童クラブを開所する場合等の追加経費や民間保育所、民間認定こども園等への子ども用マスク、消毒液等の購入に対する補助に係る経費を計上するとともに、国の令和元年度補正予算(第1号)により新たに補助内示を受けた児童・生徒1人1台端末の環境の実現に向けた校内通信ネットワークの整備及び地籍調査に係る経費を追加計上するもので、合わせて6億7,885万5,000円の増額補正であります。 歳出については、民生費は新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策としての民間保育所等への子ども用マスク、消毒液等の購入に対する補助金などの計上、土木費は測量設計業務委託料の増、教育費はネットワーク整備業務委託料等の計上、国が予備費を活用して行う新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策として、午前中から放課後児童クラブを開所する場合等の追加経費の増であります。 歳入については、国庫支出金は、子ども・子育て支援交付金及び保育対策総合支援事業補助金の増、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の計上、県支出金は
地籍調査事業費負担金の増、繰入金は財政調整基金繰入金の増、市債は学校教育施設整備事業債の増であります。 また、これら歳入歳出予算の補正のほか、繰越明許費の追加及び変更、並びに地方債の変更を行おうとするものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(岡幸男君) 以上で説明は終わりました。 議案精読のため、暫時休憩いたします。 午後0時02分休憩 午後2時40分開議
○議長(岡幸男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより午前中の本会議において上程いたしました議案第40号に対する議案質疑を行います。 発言通告がございますので、順次発言を許可いたします。 小野議員は一問一答方式を選択されておりますので、執行部は1回目から自席での答弁を許可いたします。 小野欽市議員。 〔9番 小野 欽市君 登壇〕
◆9番(
小野欽市君) それでは、時間が限られておりますので、早速質疑に入らせていただきますが、今回の議案第40号津市
一般会計補正予算(第11号)につきましては、先程の説明にもありますように、国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策の一環として、それぞれいただいた予算も含まれておりますが、特に私は新型コロナウイルス対策について、市の関連を伺いたいと思いますが、学童保育関連予算では、朝から学童保育を開けていただいて、
子どもたちを預かっていただいたところには、国のほうが、あれ途中からでしたか、1人3万円ぐらいでしたか、つけてきていただいた予算がありますが、それを乗せていただいておりますが、片や学校は例の臨時一斉休業で、
子どもたちたちほとんど学校におりませんので、そこのところ、この約20日間、学校の授業ができない中で、本来は教育の現場で教育の基本をしっかりとしていただくべきものができていないところを、児童・生徒の学力の保障という観点から、今後どんなふうにやっていくのか、その点についてお伺いをしたいと思います。
○議長(岡幸男君) ただいまの小野議員の質疑に対する答弁を求めます。
◎教育長(倉田幸則君) 休業を受けての学力保障という御質問でございましたですけれども、まず休業に入る前に、学校から
子どもたちに対しては、家庭で学習をできるプリント等を配布して、それを自習するようにと。今日から津市におきましては、半日日課ですけれども、25日から学校登校日ということでやりますので、そこで家庭学習でやってきたプリントの確認をする。また、4月のときには恐らく、まだ決まりではありませんが、学校が再開したとしますと、そこでまた、確認のテストをするとか、そういうことをしてまいります。さらに、やはり失われた授業時間、3月の特にできなかった授業がありますので、これは各学校で調査をしまして、やはりどれぐらい
子どもたちのために、学力保障という観点から必要だったのかということで調査をしておりますので、その失われた時間につきましては、4月の当初に補充の授業というのを全ての学校においてきちっとやっていくということでございます。 また、そのことで時間が足らなくなった分については、例えば土曜日の授業、あるいは夏休みの何日かを、例えば登校日というふうな形で授業確保ということで、夏季休業中というふうなことは視野に入れながら、各学校の実情に応じて今後対応していくということで、しっかりと
子どもたちの学力保障、このことで学力が定着しないとか、その心配がないようにしっかりと今後取り組んでまいりたいと考えております。
◆9番(
小野欽市君) 今、御答弁いただきましたけれども、この20日間の間で終業式、あるいは卒業式の問題も一部のPTAの皆さんが署名を集めたり、教育の現場や
教育委員会の考え方とは別に、保護者の側から非常に大きなアクションがあったと思います。今回、非常災害と同じような、このコロナの時期ですから、そこら辺、お互いに理解のしあいが違うかもしれませんけれども、特に子どもの学力の保障、一番保護者にとっての心配なところだと思いますから、これから校長会等も十分活用していただいて、そこら辺、担保できるように、ぜひお願いをしたいと思いますし、それから言うと市長、小中学校にエアコンが全部配備をされた。幸いにしてというか、今、教育長言われたような夏季休業中も授業の担保ができるというのは非常にありがたいことだと思いますが、ただ一点、現場によっては教室の温度を設定28度にするのか、実温度を28度にするのか、そこら辺で取扱いが全く違うところもありますから、これは市長部局からも、やはり子どもの健康を守るという意味でも指示をしっかり出しておいていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。 続いて、次のコロナ対策で今日の予算を拝見しますと、本当に今、市民が情報が欲しいと言っているのは、特に個人、あるいは小規模事業者に対する支援。国からはいろいろなメニューが出ているとは思いますが、今、行政からそれぞれにアプローチがされているのか。特に、観光、飲食業、それから小規模の運輸等々、そういう団体に対して、では行政からどんなアナウンスがあるんですか。非常に困惑して問合せがございますが、そういう窓口、それから今後どうするかについてお伺いをしたいと思います。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎
商工観光部長(松田千秋君) 今回、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響によりまして、市内の各事業所におきましても、直接、間接問わず事業の停滞や売上げ等の減少、大きな影響が出ております。先程ございましたように、国・県初めとする支援策が出されまして、関係機関においてさまざまな対策が出ているところでございます。本市といたしましては、これらの経済対策に関する情報について迅速に把握するため、関係機関との情報共有を進めつつ、これらの情報を事業者の皆様に周知すべく、ホームページにまず登載をし更新を行っております。また、中小企業信用保険法に係る認定申請、いわゆるセーフティーネットの認定でございますけれども、これは市が直接窓口となりますことから、認定に係る申請、相談に当たりましては丁寧な対応に努めますとともに、関連する制度に関する相談がございますときは、これらの制度の窓口をご案内をするなどの対応を行っております。 今後、地域経済に対する影響の長期化を想定せざるを得ない状況も踏まえまして、市全体として対応するため、ビジネスサポートセンターや各総合支所等におきまして、相談に対応できるような体制を作りまして、また、市内の各経済関連団体に対し説明会を開催するなど、国や県、商工関係団体等との連携のもと、市内事業者への経営安定の解消に向け取組を進めてまいります。
◆9番(
小野欽市君) 国が第2弾の緊急対策を出したのが3月10日の夕方なんです。11日には私、
商工観光部の次長にそのペーパーを渡しました。中身はかなりボリュームがありますから、なかなか各方面に仕分けをするのは時間がかかるかも分かりませんが、例えば、このコロナの中ですが、津リージョンプラザで、あそこは600人ぐらい入るわけですから、200人ぐらいに限定をしながら各方面、団体に説明会を開催するなり、何か窓口はここですよ、あるいは行政はこうやってやっていますよと、これ市長、やはりテレビの画面を使ってでも、緊急対策ですから、やはり呼びかけをする。丁寧な説明をする。そういう対処が必要だと思います。これから、何か聞くところによると、各団体とお会いになるような予定があるやにも聞いていますが、団体に会って実情を聞くだけでは解決にはならない。やはり具体論をそこで示して説明ができるようにしていただくというのが必要だと思いますが、いかがですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎市長(前葉泰幸君) ありがとうございます。 私もそういう問題意識を持ちながら、先週の庁内の対策会議ではしっかり
商工観光部を中心に、国・県のさまざまな施策もしっかり自分たちで理解をして、そしてワンストップで説明できるようにという指示を出したところでございます。その上で、おっしゃるように全体としての説明をどういうふうにしていくのかということについてはいろいろな方法があると思いますので、今おっしゃったようなテレビなんかも含めて、積極的に取り組んでいきたいというふうに思っています。 それから、団体からいろいろなお話を聞かせていただくというのも、市長にも話しておきたいと、もちろんそれぞれ動いてみえるわけですけれども、市長にも話しておきたいというお話をいただくところがございますので、それは私も可能な限りお会いしますが、その上で、本当は今、中身が大事で、中身をきちんと御説明をさせていただくことが必要だというふうに思いましたので、ちょっと異例ではありますが、いろいろなそういう関係の業界の団体とお会いした後、私が市長室でお会いした後、別室に移っていただいて、そこで担当部長が、今私たちが持っている情報をきちっと全部お知らせをしながら、お困りのことを逆に何らかの形でコミュニケーションを取らせていただけないのかという、ある意味二段構えのミーティングを今回は考えておりまして、そんなような形でできる限り我々が持っている情報と、それからお困りの皆さんが得たい情報とをマッチングできるように努力してまいります。
◆9番(
小野欽市君) 今の市長の答弁から言うと、市長に面談ができなかったら分からないのかというような誤解を受けるといけませんから。例えば庁舎の1階のロビーに机を3つくらい並べて相談窓口を作るなり、ワンストップと言われるならそういうふうな取組が見えるような、市民に対する安心感を与えるというのは、やはりもう少し職員が一歩前へ出て、それを共有ができるような体制が必要かなというふうにも思いますので、ぜひそこはお考えをいただきたいと思いますし、国のほうでは矢継ぎ早にどんどん3日に1回ぐらい更新がされていますが、どれがどれか分からなくなるということもありますので、特に市に特定をして、経費や何かの絡みもありますが、市に特定をした的確な情報を流すという作業を、ちょっと庁舎の中でも各部局がありますけれども、この新型コロナウイルスに関しては特命みたいなものを作っていただくなりして、これ、先行き終わりが見えないわけですから、しばらくの間はそういう特命でやっていただけるような流れを組織としても考えていただければなというふうにも思っていますので、今後、補正予算どんどん出てこようと思いますから、ぜひ、御検討いただきたいと思いますし、各総合支所、これも大事なので、窓口、しっかりと分かるように指示をしておいていただければというふうに思います。 それと、もう時間もわずかですので最後ですが、実は今言っています
子どもたちのことも含めてですが、
子どもたちが動けない。動けないと親も動けない。だから、この三連休は伊勢志摩にどっと人が押し寄せて、それも県外ナンバーの車ばかり。一部観光業はこの三連休であちらのほうはちょっと息を吹き返した。でも津は、実は贄崎の船、津エアポートラインですね。減便をしました。約半分ぐらいなのかな。その半分でも利用客はいませんというふうなことですが、津にとってもやはり観光客の落とされるお金、収入というのもばかにならないことでもありますし、それに関連する小規模のお菓子だとかいろいろなものの売上げも大切なものですが、特に市民の足の確保、外出支援に関連した公共交通機関の取組、それと先程申し上げたが、津エアポートラインのその減便。これ、今減便ですが、これからどうするのか。そこら辺のところも、これ行政としては十分に視野に入れてやっていかなければいけないと思いますが、どうも津エアポートラインについては後ろ向きになってきているのではないのかなというふうな話もありますが、この点、行政がお考えになっている点、お伺いしたいと思います。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎
都市計画部長(蓑田博之君) 高速船運航事業者の津エアポートラインでございます。議員の御発言にもございましたように、現在、3月14日から、この3月31日までの予定で、1日8往復、16便という臨時ダイヤで運航をしておるところでございます。運航事業者の津エアポートラインにおかれましては、この間船内の消毒、換気等のウイルス対策というふうなことを行ってもらっておりまして、今後につきましても状況の判断によって、この臨時ダイヤというのは検討していくというふうに伺っておるところでございます。
◆9番(
小野欽市君) 公共交通機関って、私言ってる。三重交通だとかそういうバス事業、特に周辺の市民の皆さんの足の確保に関連した公共交通機関を利用するときの注意点等、どんなふうに啓発、それから呼びかけされているのかなと思いますが、その点についていかがですか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎
都市計画部長(蓑田博之君) 公共交通機関、市のほうで直接運行しておる公共交通機関といたしましては、まずコミュニティバスがございます。コミュニティバスにおきましては、車内におきましてこのウイルスの注意喚起の張り紙をしております。これと運転手におきましてはマスクの着用、それから車内の換気というふうな対策を行っておるところでございます。三重交通の路線バスにおきましても、このコミュニティバスと同じように車内には注意喚起の張り紙、それから運転手のマスク着用、それから車内の換気、同じような取組を行っておるところでございます。
◆9番(
小野欽市君) 今、
子どもたちにとってはマスク、それから手指消毒をかなり強力に呼びかけて、手指消毒のためのアルコールがないとか、ボトルがないとかいろいろな話が出てきていますが、今伺ったように公共交通機関については注意喚起で止まる。マスクはこの津市のバスについては用意をして見えるんですかね。三重交通についてはそういう用意はない。これは民間自動車会社ということだから。呼びかけもしませんか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎
都市計画部長(蓑田博之君) これにつきましては、
国土交通省のほうからも運行事業者のほうに、このウイルス関係でそういう注意喚起というか、そういうふうなお知らせがございますので、それに基づいて私どもの運行しておるコミュニティバス、それから民間の三重交通のバスについても、そういった情報に基づいて対策を行っておるところでございます。
◆9番(
小野欽市君) 数が大変な数が必要になるかも分かりませんが、少なくともコミュニティバスの乗客については手指消毒ができるような何かを考えるとか、何かそういうふうな、これは別に行政から国に要請すれば金は出てくると思うんです。物はどうか分かりません。そういうふうな、ちょっと津市独特でも構いませんので、対応策をお考えいただかないと、少しの安心も得られないというふうに思いますが、いかがなんでしょうね。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎
都市計画部長(蓑田博之君) 私どもの、今は、先程もお答えいたしましたように
国土交通省のほうからの、いわゆる文書によりまして、それに基づいて対策を行っておるところでございますけれども、今、議員御提言もございましたので、その御提言は御提言として受けとめさせていただきたいというふうに思います。
◆9番(
小野欽市君) 受けとめてもらっても安全策は変わらないと思いますが、やはり何か行動しないと、市長、一歩でもやはり市民の安全のために考えて動いていますというのが見えないと、安心感の醸成って難しいと思いますので、その点、しつこいようですが、ぜひお願いをしたいと思いますが、あの手指消毒のボトルは中国産だそうで、向こうが動かない限り入ってこないというような話もありますので、そこら辺適宜見ていただいて、先程の民間保育所の補助金も、どうも伺うと1月16日以降に民間が購入したものに対する補助だということですから、これから先長くなった場合、行政で取りまとめて一括購入を図るとか、時期を見ながらですが、打つ手は変わってこようと思います。短期、中期、そこら辺もよく御覧いただいて、先程申し上げたような組織としての一貫性を出した上で、市民に見える形でぜひ対応していただきたいと思います。これはぜひ要望をして質疑を終わらせていただきます。ありがとうございます。
○議長(岡幸男君) 以上で小野議員の質疑は終了いたしました。 議案質疑を続行いたします。 田矢議員は一問一答方式を選択されておりますので、執行部は1回目から自席での答弁を許可いたします。 田矢修介議員。 〔25番 田矢 修介君 登壇〕
◆25番(田矢修介君) それでは、私からも議案質疑をさせていただきたいと思います。 まず1点目、議案第40号の補正予算から新型コロナウイルスの感染症対策の中で、まず民生費の民間保育所等への子ども用マスク、あるいは先程小野議員からもお言葉がございました消毒液等について、まず現状を御報告いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(岡幸男君) ただいまの田矢議員の質疑に対する答弁を求めます。
◎
こども政策担当理事(福森稔君) 今回の国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策第2弾といたしまして、保育所等が令和2年1月16日以降に発注したものが補助対象となるということになっております。対象となる物品は新型コロナウイルス感染症に対応して購入したもの、するものが対象となります。これは子ども用マスクとか、消毒液のほか、体温計、空気清浄機、消毒用の手袋、それと防護服等も対象となるということでお聞きしております。なお、今回の予算についてはこの令和2年3月31日までに納品、支払いができるものという形になっております。
◆25番(田矢修介君) ありがとうございます。 先程、小野議員も御発言をされたところなんですけれども、せっかくこの対象となる予算を取っていただいた。これは非常に心強いことだと思いますし、皆さん、ありがたいことだという認識は変わらないところではあると思うんですが、ただ、せっかく補助をつけてもらって、お金をつけてもらったとしても、対象となるものが手に入らなければ、このお金を結局生かしていくことができないのではないかということが、皆さんの不安の中に非常に大きくあると思うんですが、そのことについての認識はいかがでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎
こども政策担当理事(福森稔君) 今回、民間の保育所、認定こども園と地域型保育事業所と認可外保育施設、これらのほうの実施者に対しまして、これ緊急でしたんですが、3月11日に県のほうから通知がございまして、3月13日までに取りまとめを行えということでございました。その中で、先程申し上げました1月16日以降でもう購入できたものはデータとしていただきまして、今後31日までに発注を予定するもので3月31日までに納品がされるものも予定した金額を、今回この予算の中に入れさせていただいております。議員おっしゃられますように購入が難しいものもあるとは思うんですが、今回の予算に関しては現実購入したものに対して補助金を10分の10、国の補助を出すという形になっておりますので、こういう形で今回は対応させていただきたいと思っております。
◆25番(田矢修介君) あくまでも緊急的な対応ですので、この時間軸の中で手配できるもの、購入できるものについて補助をしていく、あるいは遡って補助をしていくということの意味というか、それは分かるんですけれども、ただ、3月31日までというと、もうかなり時間が限られていますし、これだけ日本の国中で物品がないという中で、果たしてそれが対応し切れるのかどうかということを、皆さん一律に不安に思っておられることだと思います。先程小野議員もおっしゃったんですが、やはり行政として公的な立場で、例えばもう一歩踏み込んで確保か何かということが、例えば国・県とかに対して要請ができないのかという点についてはいかがでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎
こども政策担当理事(福森稔君) 議員おっしゃられます一括して配布という形も考えられるとは思うんですが、これに関しては、現在備蓄してあった3月9日には保育所、私立の保育所、こども園、幼稚園等には配らせていただいておるんですけれども、今後につきましては国の新型コロナウイルス感染の拡大防止策を、これは注視していく必要があると思いますし、国においてもこの次の年度においても、今、厚生労働省が調整を図っておるという情報もいただいておりますので、そこら辺をしっかり注視しまして、公立、民間問わず市内の保育施設等の状況を的確に把握しながら、適切な対応は取り組んでいきたいとは思っております。
◆25番(田矢修介君) 大変難しい注文というか、話であるということはよく私も承知の上の発言ではあるんですが、今、担当理事おっしゃっていただいたことをしっかりと、これからも情報収集も含めて向き合っていただけたらということをお願いをしておきたいと思います。 そして、もう一つ皆さんが心配をされておられることとして、これはあくまで予防対策ということで予算を立てていただいているんですけれども、予防してもこの感染が疑われるケースとか、あるいは心配されるケースということが場面、場面で生じてくるだろうということを想定されるんですが、今後特にPCR検査、この検査を受けられるのか受けられないのか。あるいは、今センターの御案内とかということは心がけていただいているとは思うんですけれども、この検査体制を津市としてどう認識しておられるのかということは、保護者の方とか、あるいは園の運営の方々とか、いろいろな方々が御心配になっておられるところだと思うんですが、この点については、現状いかがでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎
健康医療担当理事(松岡浩二君) PCR検査の体制ということでの御質問でございますけれども、具体的にはこの検査は県が主導で行っていただいております。それで、検査の流れとか対象者というのは、これまでとはあまり大きく変わりなく、現在でも37.5度以上の熱が4日以上、それから呼吸器症状、それから全身の倦怠感がある方、また、基礎疾患がある方や妊婦の場合は、こういった症状が2日程度あれば、まず帰国者・接触者相談センターに御相談いただくことになります。そこで帰国者・接触者外来の病院を紹介されます。この外来で診察を行って、必要であれば検体を採取して、保健所経由で三重県保健環境研究所にPCR検査を依頼するという流れになります。 3月6日からは医療機関での検査が可能となりまして、保険適用されることになったんですけれども、この検査はどこの医療機関でも可能ではなくて、まずは帰国者・接触者外来を併設している医療機関に三重県から登録の依頼を行っておりまして、次いで同じような規模というか、程度の医療機関に対して県が同じような契約を進めているところでございます。この検査が保険適用となりましたことから、例えば3割自己負担の方がおられるということであれば、残りの費用、この3割を無料とするために契約によりその3割を三重県が支払うことになったことによるものでございますけれども、しかしながら、心配だから検査をしてほしいという人がたくさん医療機関を訪れた場合、医療機関のパニックというか、崩壊を起こすことも心配されまして、本当に必要な医療を必要な人に提供できなくなることにつながりまして、これを回避することを行うために、検査可能になった医療機関があったとしても、これは公表しないことになっているということを聞き及んでおります。
◆25番(田矢修介君) 検査に至る流れとか今の状況というのは、今の担当理事の御説明の中でしっかり理解をさせていただきたいと思うんですが、ただ、市民目線とか保護者目線で考えた場合に、今国のほうは検査体制をしっかり拡充をして、例えば民間の医療機関も含めて充実をしていくんだということをおっしゃっていただいているがために、では、津市とか三重県の中でどこの医療機関で確実にその検査を受けられるのかということが、非常に皆さん関心のあるところだと思います。ただ、決してそうではないということを、これからもきっと津市の保健のほうにも、あるいは福祉のほうにもお問い合わせというのがたくさん出てくると思いますので、今、
健康医療担当理事がおっしゃっていただいたことをできるだけ丁寧に説明責任をしっかりと果たしていただくということも津市のあるべき姿ではないかということを思いますので、この辺のことは県ともしっかり心を合わせていただいて、情報収集含めて市民の方に適切な情報をお返ししていただけるような努力を求めておきたいと思います。 続いて、放課後児童クラブの支援についてということで、何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず1点目なんですが、少し細かい話になろうかと思うんですが、今回の補助というのが午前中から運営する場合が対象になるということで聞き及んでいるんですが、いわゆる時間の下限というのがあるのかないのか、まずそこから確認をさせていただきたいと思います。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎教育次長(宮田雅司君) 今おっしゃっていただきました議員御所見のとおり、今回のものにつきましては午前中から運営する場合の補助ということでございまして、時間の下限というのはないということでございます。例えば、今回の放課後児童クラブの開設状況を見させていただきますと、午前中で最も遅い開所時間のところは11時から開所というところもございましたけれども、こういった11時からの開所の場合でもこの補助金の対象になるということで確認しております。
◆25番(田矢修介君) ありがとうございます。弾力的にそこは見ていただけるということで、安心をさせていただきたいと思います。 2点目に、先程の話の延長になるんですが、午前中の開所に対して1園に1日当たり3万200円の補助となるということで、このことについて支援員、あるいは補助員の方々の時間額、これはクラブによって異なってくると考えられるというところで、例えば8時半から正午まで開所に当たっていただいて、この3万200円という額が何人分の人件費に充当するのかということを、まず確認をさせていただきたいと思います。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎教育次長(宮田雅司君) この3万200円でございますけれども、例えば放課後児童クラブのパートでお勤めいただいている方、こちらは、時給も各クラブまちまちではございますけれども、大体平均を900円から1,000円ということで950円ぐらいとした場合を考えますと、この3万200円をまるまる人件費というふうに考えますと、おおむね9人分に当たるのかなというふうに考えます。また、もともとお勤めの支援員の方ですとか補助員の方が、もう朝からいわゆる時間外勤務のような形になろうかと思いますけれども、そういう形でもし御勤務いただいたとして、時間外勤務手当をお支払いするとなりますと、それでも5人分のものがあると思いますので、この3万200円まるまる人件費に充当できる場合は、多くの方の人件費に充てられるというふうに考えております。
◆25番(田矢修介君) しっかりと、かつ十分な手当をしていただいているという認識でいいということですね。 それから続いて、先程民生費のところでお聞きしたことと同じ趣旨になろうかと思うんですが、この一律10万円の充当ということで、先程申し上げたマスクですとか、あるいは消毒液なんかの、非常に品薄になっているという中で、この辺について対応はどうかということをまずお聞きをしたいと思います。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎教育次長(宮田雅司君) 物品のほうでございますけれども、今回のことに関しまして各クラブのほうから聞かせていただいた中では、クラブのほうでもそれぞれ御努力いただきまして、手指消毒液でありますとかマスク、あるいはアルコール入りの消毒液、そういったものも購入されて、それを大切に使っていただいているのと、加えて、今回3月4日と5日、2日間にわたりましたですけれども、市の備蓄品の中からマスクとか手指消毒液を緊急支援パッケージということで作っていただきまして、それを各クラブにまいていただきましたので、クラブのほうとしても、今大切に使っていただいて、今、あるもので一生懸命運営していただいているというふうな状況でございます。
◆25番(田矢修介君) 今、教育次長がお答えいただいたところであれば、現時点ではないとかということは想定しにくいということであろうかと思いますけれども、ここから先、これだけ品薄になっているという中で、各現場におられる方々も、この先がしっかり担保ができるのかどうかというところは非常に心配されておられると思いますので、同じ発言になりますけれども、できる限りのこと、情報収集も含めて、
教育委員会としても同様のことを、対応を心がけていただきたいということを申し上げておきたいと思います。 それからもう一点、今現在、学童を御利用になっていただいている子どもさんの中で、約6割の方が今、学童を利用されているということを認識させていただいているんですけれども、6割だったとしても、やはりウイルスの対策で密度をできるだけ下げるというか、濃くしないような取組がという中で、学校の御理解もあって、学校開放されて、教室等でもということが今取組として行っていただいているんですが、それがために指導員が非常に手分けをしないといけないというか、場所が分散されるということはリスクの軽減につながるということで、非常に有効なスタンスではあると思うんですが、その分手が大変というか、その辺りは今大丈夫なんでしょうか。
○議長(岡幸男君) 答弁を求めます。
◎教育次長(宮田雅司君) 今回、当初につきましてはなかなか人が確保できないということで、指導員の方、補助員の方、大変御苦労されたということは聞いております。その中で、今回学校給食調理員のほうが応援に、業務に行けるというふうな通知をさせていただきまして、各クラブその活用もしていただいているところでございます。また、今おっしゃっていただいたような、そのクラブのお部屋が狭いということで、学校の施設も活用しながらというところですけれども、聞かせていただくところでは、各クラブの指導員、補助員、あるいはパートの方が手分けをして、もう学校で預かっていただく場合にもきちんと見ているというふうに聞いておりますので、そこは御安心いただければというふうに思います。
◆25番(田矢修介君) ありがとうございます。しっかりそこも
教育委員会としては状況を見て、安心いただけるような対策を取っていただいているという理解で、この場では私も認識をさせていただきたいと思います。この状況ということは、今まで私たちがかつて想定し得なかった、非常に緊急事態ということになっておろうかと思います。私もいろいろな方々からいろいろお声を聞かせていただきます。本来、学童に通っておみえになるけれども、この時期だからあえて自宅に見える方とか、あるいは図書館にお見えになる方とか、あるいは家にばかりいるわけにいかないのでということで、校庭に出てというところ。ただ、少し前の状況だと思うんですが、校庭で遊んでいいよということと、そうでないという、何かそんなちぐはぐな面があったりとか、いろいろ課題が日々の、日常の中で出てきているということをいろいろと聞かせていただきました。 この先も、これがもちろん早く終息をして、児童・生徒が通常モードで学校に戻っていただくということが大きな前提としてあるんですが、ただ、ここから先がまだどうなっていくか分からないという状況の中で、学童を利用される方、あるいはそうでない方、いろいろな形態があろうかと思うんですが、
教育委員会としてはできるだけアンテナを高くして、あるいは視野を広くしていろいろな状況を、その時々の状況をしっかりと目を見て向き合っていただいて、何が適切な対応なのかということを、それは手探りだと思いますし、そのときはなかなか正解ということが得られにくいかも分かりませんけれども、日々の業務の中でできるだけ適切、かつ寄り添った対応をしていただきたいと思いますし、また、あってはならないことではあるんですけれども、危機管理というか、リスク対応というか、今回のこのことも、今後のリスク管理とか危機対応にもしっかりと反映というか、生かせるようなストックもしておいていただきたいということを最後に申し上げて、私の発言を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○議長(岡幸男君) 以上で田矢議員の質疑は終了いたしました。 以上で発言通告による議案質疑は終わりました。 これをもちまして議案質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第40号は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第40号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 初めに、反対討論の発言を許可いたします。 反対討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕