令和 6年 3月 定例会 会議に付された件名 1 会期決定について 2 令和6年度市政運営について 3 議案第1号 令和6年度愛知県一宮市一般会計予算 4 議案第2号 令和6年度愛知県一宮市
国民健康保険事業特別会計予算 5 議案第3号 令和6年度愛知県一宮市
後期高齢者医療事業特別会計予算 6 議案第4号 令和6年度愛知県一宮市
介護保険事業特別会計予算 7 議案第5号 令和6年度愛知県一宮市
公共駐車場事業特別会計予算 8 議案第6号 令和6年度愛知県一宮市
外崎土地区画整理事業特別会計予算 9 議案第7号 令和6年度愛知県一宮市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算10 議案第8号 令和6年度愛知県一宮市
病院事業会計予算11 議案第9号 令和6年度愛知県一宮市
水道事業会計予算12 議案第10号 令和6年度愛知県一宮市
下水道事業会計予算13 議案第11号 令和5年度愛知県一宮市
一般会計補正予算14 議案第12号 令和5年度愛知県一宮市
国民健康保険事業特別会計補正予算15 議案第13号 令和5年度愛知県一宮市
介護保険事業特別会計補正予算16 議案第14号 令和5年度愛知県一宮市
病院事業会計補正予算17 議案第15号 令和5年度愛知県一宮市
水道事業会計補正予算18 議案第16号 令和5年度愛知県一宮市
下水道事業会計補正予算19 議案第17号 一宮市部等の設置に関する条例の一部改正について20 議案第18号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について21 議案第19号 一宮市職員定数条例の一部改正について22 議案第20号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について23 議案第21号
一宮市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について24 議案第22号 一宮市報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について25 議案第23号 特別職員の給与に関する条例の一部改正について26 議案第24号 一宮市
パートタイム会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例及び一宮市
フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正について27 議案第25号 一宮市職員の給与に関する条例の一部改正について28 議案第26号 一宮市手数料条例の一部改正について29 議案第27号 一宮市指定通所支援の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について30 議案第28号 一宮市保育所条例の一部改正について31 議案第29号 一宮市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について32 議案第30号 一宮市児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について33 議案第31号 一宮市
国民健康保険税条例の一部改正について34 議案第32号 一宮市介護保険条例の一部改正について35 議案第33号 一宮市
指定居宅サービスの事業等の人員、設備、運営等に関する基準等を定める条例の一部改正について36 議案第34号 一宮市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の一部改正について37 議案第35号 展望塔の管理及び運営に関する条例の一部改正について38 議案第36号 一宮市
水道事業給水条例の一部改正について39 議案第37号 新
保健所建設工事(週休2日)の請負契約の締結について40 議案第38号 新
保健所建設電気設備工事(週休2日)の請負契約の締結について41 議案第39号 新
保健所建設空調設備工事(週休2日)の請負契約の締結について42 議案第40号 新
保健所建設衛生設備工事(週休2日)の請負契約の締結について43 議案第41号 和解及び損害賠償の額の決定について44 議案第42号
包括外部監査契約の締結について45 議案第43号 市道路線の認定について46 議案第44号 損害賠償の額の決定について47 承認第1号 専決処分の承認について48 報告第1号 専決処分の報告について49 報告第2号
一般財団法人一宮市学校給食会の経営状況の報告について50 報告第3号 一宮市土地開発公社の経営状況の報告について51 報告第4号
一宮地方総合卸売市場株式会社の経営状況の報告について52 会派代表質問について53 一般質問について54 請願書第3号 小中学校給食費の補助を求める件55 委員会提出議案第1号 市長の専決処分事項の指定についての一部改正について56 委員会提出議案第2号 医療用医薬品の安定供給の実現を求める意見書57 同意第1号 教育委員会委員の任命について58 同意第2号
固定資産評価審査委員会委員の選任について59 一宮市選挙管理委員及び同補充員の選挙について 議事日程(第1号) 2月27日(火曜日)午前9時30分 開議 1 会期決定について 2 令和6年度市政運営について 3 議案第1号 令和6年度愛知県一宮市一般会計予算 4 議案第2号 令和6年度愛知県一宮市
国民健康保険事業特別会計予算 5 議案第3号 令和6年度愛知県一宮市
後期高齢者医療事業特別会計予算 6 議案第4号 令和6年度愛知県一宮市
介護保険事業特別会計予算 7 議案第5号 令和6年度愛知県一宮市
公共駐車場事業特別会計予算 8 議案第6号 令和6年度愛知県一宮市
外崎土地区画整理事業特別会計予算 9 議案第7号 令和6年度愛知県一宮市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算10 議案第8号 令和6年度愛知県一宮市
病院事業会計予算11 議案第9号 令和6年度愛知県一宮市
水道事業会計予算12 議案第10号 令和6年度愛知県一宮市
下水道事業会計予算12 議案第11号 令和5年度愛知県一宮市
一般会計補正予算13 議案第12号 令和5年度愛知県一宮市
国民健康保険事業特別会計補正予算14 議案第13号 令和5年度愛知県一宮市
介護保険事業特別会計補正予算15 議案第14号 令和5年度愛知県一宮市
病院事業会計補正予算16 議案第15号 令和5年度愛知県一宮市
水道事業会計補正予算17 議案第16号 令和5年度愛知県一宮市
下水道事業会計補正予算18 議案第17号 一宮市部等の設置に関する条例の一部改正について19 議案第18号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について20 議案第19号 一宮市職員定数条例の一部改正について21 議案第20号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について22 議案第21号
一宮市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について23 議案第22号 一宮市報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について24 議案第23号 特別職員の給与に関する条例の一部改正について25 議案第24号 一宮市
パートタイム会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例及び一宮市
フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正について26 議案第25号 一宮市職員の給与に関する条例の一部改正について27 議案第26号 一宮市手数料条例の一部改正について28 議案第27号 一宮市指定通所支援の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について29 議案第28号 一宮市保育所条例の一部改正について30 議案第29号 一宮市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について31 議案第30号 一宮市児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について32 議案第31号 一宮市
国民健康保険税条例の一部改正について33 議案第32号 一宮市介護保険条例の一部改正について34 議案第33号 一宮市
指定居宅サービスの事業等の人員、設備、運営等に関する基準等を定める条例の一部改正について35 議案第34号 一宮市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の一部改正について36 議案第35号 展望塔の管理及び運営に関する条例の一部改正について37 議案第36号 一宮市
水道事業給水条例の一部改正について38 議案第37号 新
保健所建設工事(週休2日)の請負契約の締結について39 議案第38号 新
保健所建設電気設備工事(週休2日)の請負契約の締結について40 議案第39号 新
保健所建設空調設備工事(週休2日)の請負契約の締結について41 議案第40号 新
保健所建設衛生設備工事(週休2日)の請負契約の締結について42 議案第41号 和解及び損害賠償の額の決定について43 議案第42号
包括外部監査契約の締結について44 議案第43号 市道路線の認定について45 議案第44号 損害賠償の額の決定について46 承認第1号 専決処分の承認について47 報告第1号 専決処分の報告について48 報告第2号
一般財団法人一宮市学校給食会の経営状況の報告について49 報告第3号 一宮市土地開発公社の経営状況の報告について50 報告第4号
一宮地方総合卸売市場株式会社の経営状況の報告について出席議員(37名) 1番 野村悠介 2番 木村健太 3番 大津乃里予 4番 尾関さとる 5番 佐々のりな 6番 京極ふみか 7番 市川智明 8番 臼井弓賀 9番 渡辺さとし 10番 宇山祥子 11番 本山廣次 12番 東渕正人 13番 井田吉彦 14番 中村かずひと 15番 渡部晃久 16番 鵜飼和司 17番 森 ひとみ 18番 河村弘保 19番 後藤みゆき 20番 高橋 一 21番 島津秀典 22番 井上文男 23番 竹山 聡 24番 岡本将嗣 25番 則竹安郎 26番 高木宏昌 27番 水谷千恵子 28番 柴田雄二 29番 平松邦江 30番 彦坂和子 31番 八木丈之 32番 花谷昌章 33番 横井忠史 34番 渡辺之良 36番 松井哲朗 37番 服部修寛 38番
伊藤裕通欠席議員(1名) 35番
浅井俊彦地方自治法第121条の規定により出席した者 市長 中野正康 副市長 福井 斉 副市長 山田芳久 総合政策部長 長谷川賢治 総合政策部参事(危機管理監) 総務部長 滝野弘巳 堀 尚志 財務部長 善治正直 市民健康部長 田中朋一 保健所長 子安春樹 福祉部長 坂野貴子 子ども家庭部長 松岡健二 環境部長 岸 哲宜 活力創造部長 岡本哲也 まちづくり部長 中川哲也
まちづくり部参事 谷 聖 建築部長 勝野直樹 建設部長 田中雅光 教育長 高橋信哉 教育部長 森 敬一
水道事業等管理者 小塚重男 上下水道部長 多和田雅也
病院事業管理者 松浦昭雄 病院事業部長 平松幹啓 消防長
帖佐義文事務局職員出席者 議会事務局長 神谷真吾 議会事務局次長(兼庶務課長) 中村高規 議事調査課長 白木伸幸
議事調査課専任課長 加藤正樹
議事調査課課長補佐 中野栄治
議事調査課主査 奥田訓代
議事調査課主査 鈴木章平 議事調査課主事
伊藤吉則--------------------------------------- 午前9時28分 開会
○議長(岡本将嗣) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまより、令和6年一宮市議会3月定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第101条の規定により、9番、渡辺さとし議員、10番、宇山祥子議員を指名します。 この際、御報告を申し上げます。 まず、地方自治法第121条の規定により、市長以下関係職員に対し出席を求めましたので御報告します。 次に、地方自治法第100条第13項及び会議規則第102条の規定により、閉会中、議長において決定した議員派遣については、お手元に配付したとおりでありますので、これをもって御報告に代えます。 次に、本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって御報告に代えます。 これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題とします。 お諮りします。 今期定例市議会の会期は、本日から3月21日までの24日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 日程第2、令和6年度市政運営を行います。 中野正康市長。 (市長 中野正康 登壇)
◎市長(中野正康) 令和6年度市政運営方針。 1、基本姿勢。 令和5年は、依然としてウクライナ情勢や円安によるエネルギー・食料品価格の高騰が生活に大きな影響を及ぼす年であったものの、コロナ禍から大きく回復が進んだ1年となりました。様々なイベントを大きな制約を設けることなく開催する契機ともなり、第68回おりもの感謝祭一宮七夕まつりや秋の尾州フェスも盛大に行うことができました。令和6年度は、コロナ禍を乗り越えて、さらに明るい未来を描ける年になるよう、市議会議員の皆様、そして市民の皆様の御理解と御協力をいただきながら、積極的な取組を進めてまいります。 特に、社会生活におけるデジタル化はコロナ禍を経て大きく進展してまいりました。国は
デジタル田園都市国家構想を掲げ、全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会の実現を目指しています。市としましても、デジタルも活用することで、市民の皆様がより便利で、より豊かさを実感できる施策を推進してまいります。 また、市立小・中学校では、築60年以上の古い校舎を多数保有しております。少子化により児童・生徒が減少する状況において、今後の校舎の更新に当たっては、単に建て替えを進めるのではなく、新しい時代にふさわしい学校施設の在り方を考える必要があります。未来を担う子供たちの学びの環境、それに加えて、福祉や健康なども視野に入れた
地域コミュニティーの核となる小・中学校の在り方を
シン学校プロジェクトの中で市民の皆様と共に幅広く検討してまいります。 本年1月1日に発生した能登半島地震は、広範囲に多大な被害をもたらしました。一宮市からも職員の派遣をはじめ、様々な支援を行っております。引き続き、被災地と被災した方々に対し支援を行うとともに、市民の皆様に安心して生活していただけるよう、防災及び健康や福祉に関する取組を、より一層進めてまいります。 2、予算規模。 令和6年度の一般会計の予算規模は、当初の予算額としては過去最大の1,355億4,000万円となり、前年度に比べ97億3,000万円、率にして7.7%の増となりました。 一般会計と特別会計・企業会計を合わせた全会計では2,691億5,000万円余となり、前年度に比べ149億4,000万円余、率で5.9%の増額となりました。これについても、過去最大の予算規模となっております。 まず、一般会計につきまして、歳出が大きく増えた費目は、社会保障費の増額などにより民生費で43億6,000万円余の増額、定額減税を補足する給付金などにより総務費で34億4,000万円余の増額、
東浅井給食センター建設費用などにより教育費で29億2,000万円余の増額となっております。 それらの財源となる歳入のうち主なものとして、市税は前年度と比較し5億5,000万円、1.1%の減額となっておりますが、これは、国の経済対策として実施する定額減税の影響によるものです。定額減税による市税の減収見込みは17億円と見込んでおり、その全額が国から地方特例交付金にて補填されます。国の定額減税がなければ、市税の実質は11億5,000万円の増と、過去最高額を更新する見込みとなっております。 また、国が示す地方財政計画により、普通交付税は12億円の増額とする一方、臨時財政対策債は11億円の減額となりました。 そのほか、国庫支出金で31億8,000万円余の増額ですが、低所得者への支援や定額減税を補足する給付などに対応する交付金の増などによるものであります。県支出金は5億4,000万円余の減額で、
新型コロナ関連経費などに対する補助金等が減ることになりました。 なお、繰入金については、財政調整基金から40億円を、
公共施設整備等基金からは10億円の繰入れを計上しております。 続きまして、特別会計・企業会計の主なものとして、介護保険事業においては、
介護サービス給付費の伸びなどにより18億5,000万円余の増額、病院事業会計においては、人件費の増などにより8億3,000万円余の増額、水道事業会計においては、木曽川配水場の改良工事などにより9億7,000万円余の増額となりました。 以上、令和6年度予算の規模について説明を申し上げましたが、続いて、主な施策の概要について、御紹介させていただきます。 3、事業方針。 令和6年度は第7次一宮市総合計画における後期基本計画に沿って各事業を展開してまいりますので、以下、この構成に基づいて、説明を行います。 (1)健やかにいきる。 ①健康寿命の長いまちづくりに取り組みます。 市民の健康や衛生を支え、健康危機管理の
専門的技術的拠点となる新たな保健所については、令和6年度から工事着工し、令和7年末までに開所できるよう引き続き整備を進めてまいります。 高齢者がより長く、住み慣れた地域で自立した生活を送ることができるよう、医療等のデータを活用して健康課題に取り組む高齢者の保健事業と介護予防等の一体的実施事業を実施します。 帯状疱疹の発症率は50歳以上で高くなる傾向にあるため、50歳以上の方を対象に
帯状疱疹ワクチンの接種費用を助成します。
健康支援アプリを導入することで、市民が自身の健康状態を簡単に把握でき、生活習慣の改善に意欲的に取り組めるようにします。この
健康支援アプリでは、一生涯を通じて健診結果など自身の健康データを保存、管理できるようにします。さらに、大学などの学術機関とも連携して、生涯の健康データを利活用し、疾病予防に向けた取組も検討してまいります。 ②安心して子育てができる環境をつくります。 双子など多胎児を出産した家庭を支援するため、産後ヘルプ事業の利用料を補助します。
放課後子ども教室事業については、全小学校42校で実施し、定員の増加を図るため、1校で教室の複数化を行い放課後の子供の居場所づくりと子育て環境の充実に取り組みます。 老朽化した外割田保育園を建て替えるための実施設計をします。児童館については、富士・朝日東・黒田南の3か所で大規模改修工事を進めます。 ③高齢者が安心していきいきと暮らせるよう支援します。 地域共生社会の実現に向け、全ての人が、住み慣れた地域でその人らしい尊厳のある生活が継続できるよう支援するため、
成年後見センターを開設します。 身体障害者手帳の交付対象とならない難聴高齢者の生活を支援し、フレイル予防を図るため、補聴器購入費の助成をします。 令和6年度から実施する第9期一宮市
高齢者福祉計画に基づき、地域共生社会の実現に向けて介護予防や認知症施策等の充実に取り組みます。 3年ごとに見直す介護保険料は介護報酬の引上げなどにより給付費の増大が見込まれる中、所得に応じた負担となる仕組みを強化します。 ④障害者福祉の充実を図ります。 人工内耳について、
音声信号処理装置の購入費用の一部を新たに給付します。 地域共生社会の実現に向け、関係機関や地域が一体となって、介護・障害・生活困窮など属性を問わない包括的な相談支援体制を強化します。 地域に
医療的ケア児コーディネーターを配置し、医療的なケアが必要な児童及びその家族が、成長段階に応じたきめ細やかな支援を切れ目なく受けられる体制を整備します。 (2)快適にくらす。 ①ごみを適正に処理し資源のリサイクルを推進します。 食品ロス削減のため事業者と消費者をつなぐ
マッチングサービスを開始するとともに、使わなくなった子供服のリユースを促す事業を開始し、ごみ減量に努めます。 下水道事業では、
東部浄化センターから発生する下水汚泥を肥料として有効利用し、脱炭素化・循環型社会に取り組むとともに、
西部浄化センターの
エネルギー消費抑制を目指し、同センターの焼却設備を運用停止していきます。 新たな
ごみ焼却施設整備を引き続き稲沢市と共同で進め、令和16年度の供用開始を目指します。
②地球温暖化防止に取り組みます。 2050年
温室効果ガス排出量実質ゼロにするまちゼロカーボンシティの実現に向け、市民・事業者・行政が協働し一体となった取組を推進します。 地域新電力会社と連携し、
二酸化炭素排出量の削減や
再生可能エネルギーの地産地消を進めます。令和6年度は同社の
エネルギー供給先に、この市役所本庁舎も加わりますが、引き続き対象拡大を進めていきます。 エアコンなどの省エネ家電製品への買換えに加え、新たにLED照明器具への買換えに対する補助を実施し、家庭における
エネルギー消費量のさらなる削減を進めます。 ③環境教育を推進します。 環境問題に対する興味・関心を高め、環境保全活動に貢献する人材を育成するため、地域新電力会社をはじめとする事業者と連携し、環境に関する情報や学習機会を提供します。 ④水と緑を活かしたまちをつくります。 官民連携による冨田山公園の再整備の検討を進めるとともに、奥村井筋や青木川など既存ストックを活用した遊歩道の整備を進め、新たなにぎわいを創出し、魅力あふれるまちづくりを進めます。 水辺に関心・興味を持つ市民や企業と行政が三位一体となり、木曽川の水辺空間を活用した美しい景観と新たなにぎわいを創出し、観光施設としての魅力の向上や地域の活性化を推進します。 一宮市
公園施設長寿命化計画に基づき、老朽化した遊具などの公園施設の計画的な維持管理・更新を行い、安全性の確保及び
ライフサイクルコスト縮減の取組を推進します。 民有地の緑化の啓発及び良好な自然環境を保全するための支援を行い、健康で文化的な都市生活の確保を図ります。 ⑤良好な生活環境を確保します。 コンパクトなまちづくり及び公共交通、徒歩、自転車を重視した交通体系への転換を図るため一宮市総合交通戦略を策定し、交通事業とまちづくりが連携した総合的かつ戦略的な交通施策を推進します。 生活排水による河川などの水質汚濁を防止するため、
合併処理浄化槽設置の補助制度を拡充し、宅内配管工事費への補助を追加します。 大気汚染、水質汚濁などに関する規制及び監視を行うことにより、公害対策に取り組みます。 衛生処理場の施設延命化のため、
長寿命化総合計画を策定するとともに
生活環境影響調査を実施し、令和10年度末の工事完成を目指します。 健全な水環境を確保するため、下水道計画区域で未普及地区に公共下水道を整備するとともに、令和8年度をめどに
市単独公共下水道の西部処理区(合流式)を愛知県が管理する日光川上流流域下水道へ統合するため、接続管の整備を進めます。 ⑥総合的な住宅対策に取り組みます。 人口減少、少子高齢化の進行を見据えた誰もが住みよいまちづくりを進めるため、都市機能を地域の拠点に集積し、公共交通と連携したコンパクトな都市構造の実現を目指します。また、災害リスクの分析、計画的な防災、減災に向けた取組を検討するなど立地適正化計画に防災指針を追加し、持続可能な都市経営を進めます。
外崎土地区画整理事業については、計画的かつ面的に道路や公園などの公共施設整備を進め、良好な居住環境を創出します。 ⑦公共交通網の整備を進めます。 情報技術を活用して、デジタルチケットの販売やデジタルスタンプラリーを付加し、利便性の向上やおでかけの楽しみを創出します。また、運転免許証を所有しない未成年や高齢者を対象に、デジタル版おでかけバス手形購入費の一部及び市内施設の入館料の割引分を負担し、公共交通の利用を促進します。 ⑧歩行者や自転車が安全に通行できる交通環境を整備します。 自転車に優しいルートを確保するため、一宮市自転車活用推進計画に基づき、自転車専用通行帯やピクトグラム等路面標示を設置し、安全・安心な交通環境の整備を進めます。 また、低速度規制されたゾーン30において実効性を高めるため、自動車の走行スピードを低下させる構造物としてのハンプの設置などの対策を行うゾーン30プラスに取り組み、生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備をさらに推進します。 (3)安全・安心を高める。 ①災害に強い社会基盤整備を進めます。 大規模地震発生に備え、緊急輸送道路沿道に建つ耐震性に問題のある建築物の所有者に対し、耐震改修等の費用を一部補助することで、避難・救助をはじめ、物資供給等の応急活動のための緊急車両の通行を確保し、災害に強い住環境の向上を推進します。 市役所と市民病院を結ぶ市道0138号線(第3次緊急輸送道路)で無電柱化を進めます。 都市計画道路起明地線と新一宮尾西線の交差点において、信号に依存しないことから災害にも強いラウンドアバウトの整備を進めます。 高度成長期に築造された橋は今後老朽化が急速に進むことから、一宮市橋梁保全計画に基づき、効率的かつ計画的な保全及び耐震化を行います。 頻発する豪雨による浸水被害に備え、河川への雨水の流出を抑えるため、新川流域における公園のグラウンドを利用した流域貯留施設の整備を継続して実施します。 また、浸水被害を軽減する施設である雨水ポンプ場の持続的な機能を維持するため、老朽化した施設の修繕・改築を進めるとともに、耐震化を進めます。河川氾濫による汚水ポンプ場の浸水対策を行います。 強風などによる屋根被害を軽減するため、既存建築物の瓦屋根の安全性を確認する診断や耐風性能を有する屋根にふき替える改修に対して補助をすることで、二次災害の防止や災害に強いまちづくりを促進します。 水道事業では、引き続き基幹管路の耐震化を計画的に進めます。木曽川配水場の設備老朽化と配水エリアの変更に伴い、機械設備及びそれに対応する電気設備の更新を行います。 指定避難場所である大和中学校に応急給水栓を設置します。 下水道事業では、第1排水区及び南部排水区の浸水被害軽減対策のため雨水管を整備し、令和8年度末の完成を目指します。 合流式下水道区域に布設されている重要な幹線等の管路の耐震化を行います。また、持続的な下水道機能の維持とライフサイクルコストの低減を図るため、下水道ストックマネジメント計画に基づき、老朽化した下水道管の改築を行います。 車椅子使用の身体障害者の方々が災害時にも安心して利用でき、普通自動車免許があれば誰でも牽引して移動させることができる移動型バリアフリートイレを導入します。また、中核市災害相互応援協定などに基づき、このトイレを被災地に派遣することも想定しています。 ②火災や救急に対する体制の強化を進めます。 災害時の活動拠点である消防本部庁舎の長寿命化のため、受変電設備及び非常用発電設備の改修工事を行います。 ③防犯対策を進めます。 安全で安心なまちづくりを推進するため、町内会等が維持管理する防犯カメラに対する補助について、故障による修繕も対象に加え制度を充実させます。 (4)活力を生みだす。 ①既存産業や次世代産業の育成を支援します。 三ツ井・重吉地区において、土地区画整理事業による新たな産業拠点の形成を進めるため、地権者の理解を深め、事業化の促進を図ります。 ②魅力があり持続的発展性のある農業を支援します。 農業の担い手や後継者育成のため、国の各種補助制度の活用や市独自の支援事業を進めるとともに、地域の農業者や関係機関等と連携し、将来の地域農業のあり方を示す地域計画を策定します。 一宮(138)の野菜(831)プロジェクトである138マルシェをはじめとした各種催しなどを支援することにより、一宮市の魅力的な農産物をPRしていきます。 ③幹線道路の整備を進めます。 道路利用者の利便性や地域住民の生活利便性を確保し、地域活性化の拠点となる地域振興施設(道の駅など)の立地について、その実現可能性の検討を行います。 名岐道路の整備については、国・県・市が連携しながら都市計画や環境影響評価などの手続を着実に進めます。あわせて、岐阜市など近隣市町や経済界と連携協力し、国や県に対して早期事業化を働きかけます。 名神高速道路へのアクセス向上や一宮インターチェンジ付近の渋滞緩和及び一宮インターチェンジ東周辺地区の整備促進のため、尾張一宮パーキングエリアをスマートインターチェンジの優先検討箇所と位置づけ、早期に国の採択を得るため、引き続き、岩倉市と設置に向けた検討を行います。 仮称新濃尾大橋、北尾張中央道、名古屋江南線及び萩原多気線の早期完成に向け、事業主体である県と連携協力し、道路ネットワークの整備を進め、都市交通の利便性の向上に努めます。また、名鉄苅安賀駅付近の鉄道高架事業の早期完成に向け、事業主体である県と連携協力し、道路ネットワークの整備を進め、都市交通の利便性の向上に努めます。 木曽川古知野線は、国道22号を横断し、瀬部地内を経て江南市へ至る尾張の東西軸を構成する幹線道路として、整備を進めます。 (5)未来の人財を育てる。 ①学校教育施設を整備します。 老朽化した校舎の建て替えをはじめとする新たな学校施設の在り方を検討するため、
シン学校プロジェクトを進めます。また、屋内運動場・武道場のトイレ改修を行い、洋式化率の向上に努めます。 令和6年9月から東浅井給食センターにおいて給食の提供を始めます。また、2つ目の新たな学校給食共同調理場の用地を取得する準備を進めます。 ②特色ある教育活動を実施します。 魅力あふれる学校づくり交付金を引き続き交付し、各学校が主体的に、独自性を生かす特色ある学校づくりを推進します。不登校の生徒及び不登校傾向の生徒や、何らかの問題を抱えていて通常の学級に入れない状態にある生徒の居場所づくりと、社会的な自立に向けた支援を目的としたサポートルームの設置中学校を、5校から7校へ拡大します。 休日部活動の地域移行に向けたモデル事業を実施する団体へ補助金を交付し、前年度の5団体から今年度は15団体を目標に、休日部活動の受入先の拡充を図ります。また、部活動顧問を技術面でサポートする部活動外部指導員を増員するとともに、顧問と同等の活動ができる部活動指導員を新たに配置し、休日部活動の地域移行と教員の負担軽減につながる取組を進めます。 ③する・みる・ささえるスポーツ活動を支援します。 2026年のアジア・アジアパラ競技大会の開催に向け、バドミントン競技会場となる総合体育館を、開催基準を満たすよう、いちい信金アリーナの照明と館内トイレを改修します。アジアを代表するアスリートに最高のパフォーマンスの場を提供するとともに、一流アスリートに触れる貴重な体験の機会を市民に提供できるよう快適で安心・安全な観戦環境を整備します。 ④歴史・文化に親しめる環境を整えます。 博物館では、市内の国・県・市指定文化財や、国登録文化財を紹介する展覧会「いちのみやの文化財」を開催します。 美術館では、今に続く児童文化の礎を築いた芸術家・武井武雄の刊本作品を中心に紹介する、特別展「生誕130年 武井武雄展~幻想の世界へようこそ~」を開催します。 資料館では、かつて市内で栄えたシルクの生産に関わる産業や技術を紹介する展覧会「尾州の養蚕と製糸」を開催します。 (6)人を呼び込む~シティプロモーション~。 ①子育て世代に選ばれるまちをつくります。 物価高騰の影響が長期化する中、保育園や小・中学校の給食費を一部補助することで、保護者の経済的負担を軽減します。 ②訪れてみたいまち、交流が盛んなまちをつくります。 昨年に続き、一宮市及び尾州産地を全国にPRするファッションイベントに加え、芸術や食をテーマとした総合イベント尾州フェスを開催します。民と官の連携で、より地域に根差した魅力が発信されるイベント開催を目指します。 ウォーカブル推進都市として、中心市街地である一宮駅周辺において、居心地がよく歩きたくなる空間づくりを通じ、民と官の多様な連携・共鳴による可能性豊かなまちづくりを目指し、公共空間を再編するためのデザイン計画の策定に向けた検討を進めます。 (7)持続可能で未来につなげる。 ①公共施設の適切な維持管理に努めます。 一宮市公共施設等総合管理計画の進捗を管理し、各部各課で管理する施設や財産について、適切に利用されているか使用状況の把握に努め、組織全体での有効活用につなげるとともに、使用する計画がない市有財産の積極的な売却にも、引き続き取り組みます。 ②情報通信技術(ICT)を積極的に利活用します。 地域社会におけるデジタル化推進の礎となるデータ連携プラットフォームを構築し、そのサービスの第一歩として、市民の健康増進を支援するアプリなどを導入するとともに、産学官で構成されるコンソーシアムを設立し、デジタルの利便性を感じられる都市を目指した継続的なサービス展開を図ります。 例えば、市民が利用する公共施設の鍵をスマートロックと言われる電子鍵へ更新して、利用許可を受けた市民の携帯電話に暗証番号を送信することで物理的な鍵の受渡しを不要にするなど、デジタルの手軽さや便利さを実感していただけるサービスを導入していきます。 住民記録システムなど、市民サービスの基幹となるシステムは、令和6年度から国の仕様書に準拠した標準システムへの移行を進め、行政運営の効率化を目指します。ChatGPTをはじめとする生成AIを業務の効率化、行政のイノベーション創出のために活用します。納税者の利便性向上のため、オンラインで24時間、ペーパーレス・印鑑レスで口座振替が登録できるサービスを導入します。 ③市民との協働を進めます。 アダプトプログラムなど、ボランティアによる美化及び清掃を通じ、居住環境及び都市環境に対する市民意識の高揚を図り、市民との協働によるまちづくりを推進します。 4、結び。 本年のスタート、元日に能登半島地震という激甚災害が発生しました。一宮市からは、その日の夜に、消防職員が愛知県の緊急援助隊に加わり、石川県へ向かいました。翌日からは、上下水道部の職員が給水車とともに、市民病院の医療職が災害派遣医療チームDMATとして、さらには壊れた建築物の危険度を判定する職員など、一宮市から幅広く多くの支援を被災地に送り込んできました。被災地で活動した職員たちは、多くの学びや気づきを得て、戻ってきています。職員たちの貴重な知見や経験を生かしながら、これからも地域の防災力を向上させていきたいと考えております。 被災地での支援活動で大きな問題となっていることが、交通ネットワーク、とりわけ支援に必要な人員や物資の輸送に欠かせない道路ネットワークの確保です。幸いなことに一宮市内では、名岐道路の高速化プロジェクト、名神高速道路の尾張一宮パーキングエリアを優先検討箇所としたスマートインターチェンジ構想、木曽川で令和7年度の完成を目標に建設が進められている仮称新濃尾大橋などの大きなプロジェクトが着実に進んでおります。これらのインフラ整備によるストック効果を最大限に発揮させるために、まず何よりも災害に対して強靱な、しなやかな地域づくりを心がけることで、新たな雇用の創出、地域経済の発展につなげていきます。こうした取組は一宮市の価値を高め、ひいては市民の皆様の生活の向上につながっていくものと確信しております。 誰もが健やかで心豊かに、安全・安心に暮らしていけるまちづくりに、これからも全力で取り組んでまいりますので、市議会議員並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願いいたしまして、令和6年度の市政運営方針の結びといたします。ありがとうございました。
○議長(岡本将嗣) 以上をもちまして、令和6年度市政運営を終わります。 暫時、休憩いたします。 午前10時2分 休憩 午前10時10分 再開
○議長(岡本将嗣) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第3から日程第50まで、すなわち議案第1号から議案第44号まで及び承認第1号並びに報告第1号から報告第4号までを一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。
◎市長(中野正康) ただいま御上程いただきました令和6年度予算案はじめ各議案の概要につきまして、まず、私から御説明申し上げます。 令和6年度予算につきましては、先ほど市政運営方針の中で御紹介申し上げましたので、予算規模のみ触れることといたします。 一般会計1,355億4,000万円となり、対前年度比で97億3,000万円、率にして7.7%の増加で、過去最大となっております。また、特別会計・企業会計合わせた全会計の予算額は2,691億5,000万円余で、こちらも過去最大でございます。 次に、令和5年度3月補正予算案について御説明いたします。 元日に発生した能登半島地震の被災地域への職員派遣に係る費用のほか、国の補正予算に伴う事業費の増加、新型コロナワクチン接種による健康被害に対する給付費、強盗事件がありました木曽川地区に防犯カメラを設置する費用、こういったものを計上してございます。また、財政調整基金に4億円、
公共施設整備等基金に2億円の積立てを計上しております。 それらの結果、補正予算の規模は一般会計で22億円余の増額、特別会計で2億3,000万円余の減額、企業会計で6億3,000万円余の増額となっております。 続いて、単行議案について御説明いたします。 条例の一部改正案件ですが、市の組織に関するものとして、一宮市部等の設置に関する条例を改正し、総合政策部に地域DX戦略室を設置します。また、一宮市職員定数条例を改正し、市民病院の職員定数を増員し、診療体制を充実いたします。 報酬の改正についてですが、一宮市特別職報酬等審議会がございました。答申に基づいて、市議会議員の報酬及び特別職員の給料月額を引き上げる条例改正案がございます。 次に、市民の皆様の生活や暮らしに関するものですが、手数料条例の改正案です。コンビニ端末を使ってマイナンバーカードによる住民票の写し等の交付手数料、こちらを100円に減額する措置を1年間延長する手数料条例の改正案がございます。 一宮市保育所条例の改正では、入所児童数や入所希望児童数の地域的な変動に合わせて保育所の定員を変更します。 また、一宮市
国民健康保険税条例の改正は国民健康保険の課税額を引き上げようとするもの、一宮市介護保険条例の改正は介護保険料率の引上げとともに、低所得者の保険料率を軽減するため、所得段階の変更などを行うものでございます。 また、一宮市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例を改正して、市街化調整区域における既存集落内のコミュニティーの維持を図るもの、こういったものがございます。 そのほか単行議案として、新しく建設する一宮市保健所に係る各種工事の請負契約の締結などがございます。 さらに、今会期中に追加提案を予定しているものとして、任期満了に伴う教育委員会委員及び
固定資産評価審査委員会委員の人事同意案件がありますので、あらかじめお含みおきくださいますようお願い申し上げます。 これから、各議案の詳細につきまして、予算案は財務部長、単行議案は総務部長からそれぞれ御説明いたします。よろしくお願いいたします。
◎財務部長(善治正直) それでは、私から各予算案につきまして説明を申し上げます。 右上に冊子1と表記があります令和6年度愛知県一宮市一般会計予算書(案)及び予算説明書をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。 このページは、各会計の歳入
歳出予算総括表になっております。本年度、令和6年度の一般・特別・企業会計の予算総額は本年度予算額最下段のとおり2,691億5,753万5,000円で、前年度に比べ149億4,385万1,000円の増額となっております。 19ページ、議案第1号、一般会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ1,355億4,000万円とするものでございます。 25ページ、第2表、継続費につきましては、ツインアーチ138エレベーター改修事業以下3件の事項につきまして、表のとおり総額、年度及び年割額を定めるものでございます。その中で、令和6年度の事業費はございませんが、2つ目の段の10款教育費、1項教育総務費の1つ目の段、一宮市民会館特定天井等改修事業につきましては、開館から49年が経過し老朽化が著しい一宮市民会館の改修工事を実施するものでございます。災害時に危険度の高い特定天井に該当するホールのつり天井をはじめとして、座席や外壁、受変電設備など令和7年4月から施設を休館して実施するものでございます。 26ページ、第3表、債務負担行為につきましては、市県民税賦課業務委託料以下10件の事項につきまして、表のとおり期間及び限度額を定めるものでございます。 続きまして、27ページ、第4表、地方債につきましては、令和6年度に借入れを予定しております市債の一覧でございます。起債の目的は木曽川庁舎改修事業以下18件の事業で、限度額の合計は、ここには記載はございませんが、62億8,420万円となるものでございます。 29ページ、一般会計の歳入歳出予算事項別明細書の1、総括のうち歳入について、前年度予算と比較しながら説明申し上げます。 1款市税につきましては、市税全体では5億5,000万円の減額の508億5,000万円を見込んでおります。現年課税分におきまして、国の経済対策として実施する定額減税の影響による減収を17億円と見込んでおり、その分を差引きしたため、個人市民税が15億3,000万円の減額、また、固定資産税は大型物流倉庫等の建設増などにより4億7,000万円の増額となっております。 7款地方消費税交付金につきましては、4億円減の86億円を見込んでおります。 10款地方特例交付金につきましては、定額減税による個人市民税の減収補填分を17億円と見込むなど、17億3,000万円増の21億3,000万円余を見込んでおります。 11款地方交付税につきましては、12億円増の154億6,000万円を見込んでおります。国の地方財政計画による普通交付税の増額が要因でございます。 15款国庫支出金につきましては、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金や各種扶助費に係る負担金などの増により31億8,000万円余の増額となっております。 16款県支出金につきましては、新型コロナウイルス関連補助金の減などにより5億4,000万円余の減額となっております。 19款繰入金につきましては、財政調整基金繰入金、
公共施設整備等基金繰入金の増などによりまして26億3,000万円余の増額となっております。 21款諸収入につきましては、地方公共団体情報システム機構補助金の増などにより5億2,000万円余の増額となっております。 22款市債につきましては、27ページの第4表、地方債のところでも触れましたが、東浅井給食センター整備事業などにより16億5,000万円余の増額となっております。 以上で歳入の説明を終わりまして、歳出について説明申し上げます。 104、105ページ、1款議会費、1項議会費、1目議会費、107ページ、下から3段目、13節使用料及び賃借料の3つ目、ソフトウエア使用料の一部及び1つ下の段の17節備品購入費の1つ目、庁用備品購入費につきましては、聴覚に障害のある傍聴者の方や会話の聞きづらさを感じる方へ、音声をリアルタイムで認識しモニターに表示できるシステムを議場と委員会室に導入するものでございます。 114、115ページ、2款総務費、1項総務管理費の2つ目の段、3目人事管理費、119ページ、2つ目の段、12節委託料、一番下、職員採用専用ウェブサイト構築等業務委託料及びその下の段、13節使用料及び賃借料、下から2つ目、職員採用管理システム利用料につきましては、未来の一宮市を担う人材の確保に向けて、新たな採用専用ウェブサイトを開設し、応募者による申込みや試験経過の把握などを円滑に行える環境を整えるものでございます。 130、131ページ、2つ目の段、8目企画費、133ページ、5つ目の段、12節委託料の地域DX導入業務委託料につきましては、
デジタル田園都市国家構想交付金と市勢振興基金を活用し、地域DXの推進を図るために個々の行政サービスが持つ様々なデータを収集し、連携させることを目的として都市OSを整備し、
健康支援アプリの導入、子育て支援アプリの更新、また、スポーツ施設利用のスマート化を行います。複数のサービスを一体的に利用できるようにすることで、市民生活の質の向上を図ります。 150、151ページ、2つ目の段、16目災害対策費、155ページ、3つ目の段、12節委託料の下から2つ目、バリアフリートイレトレーラー保守委託料及び2つ下の段、17節備品購入費の2つ目、自動車購入費などにつきましては、全国各地で甚大な被害をもたらす災害が発生しており、この地域も南海トラフ巨大地震の発生が危惧されております。発災後の避難者の負担を軽減するため、障害者の方や高齢者の方などの要配慮者が安心して使用することができる移動型バリアフリートイレを導入いたします。また、停電時でも使用できるようにプラグインハイブリッド自動車を牽引車として併せて導入するものでございます。 158、159ページ、上段の表、18目定額減税調整給付金支給事業費につきましては、物価高騰がもたらす市民の負担増を軽減するため、所得税と個人住民税を対象に定額減税が実施されるところでございますが、その恩恵を十分に受けられない所得水準の方を対象に、定額減税を補足するための給付金を支給するものでございます。こちらは事業費全額に対し物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して行うものでございます。 166、167ページ、2つ目の段、4目徴収費、右側下から2つ目の段、11節役務費の2つ目、手数料の一部につきましては、市税等の口座振替に当たりまして、申込みから金融機関の承認までの一連の手続を24時間ウェブ上で行えるサービスを導入するものでございます。 168、169ページ、下段の表、3項戸籍住民登録費、1目戸籍住民登録費、171ページ、一番下の段、12節委託料の2つ目、一般旅券発給業務委託料などにつきましては、現在本庁舎1階の市民課内に設置しているパスポート窓口を、より利便性の高いi-ビルに移転するものでございます。あわせて、新たに日曜日に交付も開始して市民サービスの向上を図ります。また、パスポート窓口を開設しない土曜、祝休日にはマイナンバーカード業務を行うマイナンバー窓口を開設し、さらなる利便性の向上を図るものでございます。 198、199ページ、3款民生費、1項社会福祉費、2つ目の段、2目障害者援護費、201ページ、下から2つ目の段、17節備品購入費の1つ目、庁用備品購入費などにつきましては、いちのみや応援基金を活用しまして、聴覚に障害のある方や高齢の方など会話の聞きづらさを感じる方でも、窓口で円滑なコミュニケーションや正確な情報伝達が行える環境を整備するため、音声をリアルタイムで認識し、対面パネルに文字表示するシステムを本庁舎2階窓口に導入をいたします。 202、203ページ、右側2つ目の段、19節扶助費、205ページ、7つ目、日常生活用具給付費の一部につきましては、対象品目に人工内耳の体外装置の買換えを追加するものでございます。 210、211ページ、上段の表、6目臨時特別給付金支給事業費につきましては、国の新たな経済に向けた給付金定額減税一体措置により令和6年度に新たに住民税均等割非課税者のみで構成されることとなった世帯などを対象に1世帯当たり10万円、さらに、18歳以下の子供1人当たり5万円を加算して支給するものでございます。こちらは事業費全額に対し、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して行うものでございます。 下段の表、2項老人福祉費、1目在宅老人援護事業費、213ページ、下から2つ目の段、18節負担金、補助及び交付金の一番下、高齢者補聴器購入費助成金などにつきましては、高齢者の方が日常生活に支障を来さないように聴力機能の低下が見られる高齢者の方に対しまして、補聴器の購入費用の2分の1を助成するもので、上限は3万円でございます。 220、221ページ、下段の表、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費、227ページ、2つ目の段、19節扶助費の1つ目、児童手当費につきましては、令和6年10月から対象を高校生までに拡充し、所得制限の撤廃、第3子以降につきましても増額するとともに、支給回数を年3回から年6回とするものでございます。 228、229ページ、3つ目の段、4目乳幼児期教育保育費、233ページ、一番下の段、12節委託料、235ページ一番下、設計委託料などにつきましては、外割田保育園の建設工事に先立ち、実施設計と仮園庭の土地を賃借し整備するものでございます。 236、237ページ、2つ目の段、18節負担金、補助及び交付金の1つ目、ふたご産後ヘルプ利用費補助金につきましては、産後ヘルプ事業の利用者のうち、多胎児を出産した家庭に対しまして、その援助を拡充するもので、利用期間を拡大し、また、補助制度を新設するなど多胎児家庭の負担軽減を図ります。 続きまして、その7つ下、私立保育園運営補助金などにつきましては、物価高騰により給食食材費も高騰しているため、公立保育園で令和6年4月から実施する給食費料金改定によるその増額分につきまして、4月から9月分までの半年間補助をいたします。また、私立保育園等にも給食費を値上げしなかった場合には同様の補助を行うものです。こちらは事業費全額に対し物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して行うものです。 続きまして、下から2つ目、保育体制強化事業費補助金などにつきましては、私立保育園などにおける保育士の負担を軽減するために雇用する支援員の人件費に対し補助するものでございます。 266、267ページ、こちらは4款衛生費、1項保健衛生費、2つ目の段、4目保健予防費、273ページの5つ目の段、19節扶助費の3つ目、帯状疱疹予防接種給付費につきましては、帯状疱疹のワクチン接種により帯状疱疹の発生率の低減と重症化の予防を図るため、接種費用の助成を行うものでございます。対象は接種日時点で50歳以上の方、助成額は上限5,000円でございます。 280、281ページ、2項環境費、1目環境総務費、283ページ、6つ目の段、18節負担金、補助及び交付金の2つ目、省エネ家電製品買替促進補助金などにつきましては、エネルギー消費性能の優れた家電製品への買換えを促進するため、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、一定の条件の省エネ家電への買換えに対して補助金を交付するものでございます。対象品目はエアコン、冷蔵庫、冷凍庫に加えまして、新たにLED照明器具も対象といたします。 320、321ページ、7款商工費、1項商工費、一番下の段、4目観光費、323ページ、3つ目の段、18節負担金、補助及び交付金の一番下、尾州フェスティバル開催事業負担金につきましては、令和5年度に続きまして、
デジタル田園都市国家構想交付金を活用し、地域の魅力を発信するため、ファッションイベントをはじめ、芸術や食をテーマとした総合イベントを開催するものでございます。 352、353ページ、8款土木費、4項都市計画費の2つ目の段、2目街路事業費、355ページ、4つ目の段、12節委託料の2つ目、測量・設計業務委託料につきましては、近年重症事故が発生している西五城地内の交差点に交通の円滑化と都市環境に配慮した環状交差点、いわゆるラウンドアバウトを導入するため、測量・設計を実施するものでございます。 356、357ページ、3目公園維持費、一番下の段、14節工事請負費のツインアーチ138エレベーター改修工事請負費(継続費分)につきましては、30年近くが経過し、損耗や経年劣化などが著しいため、令和6年度から7年度にかけて継続費を設定して改修工事を行うものでございます。 364、365ページ、3つ目の段、8目交通事業推進費、369ページ、2つ目の段、12節委託料の2つ目、交通サービスシステム整備委託料及び一番下の段の18節負担金、補助及び交付金の下から2つ目、公共交通利用促進負担金などにつきましては、i-バス1日乗車券やおでかけバス手形などをデジタルチケットで販売するものです。また、65歳以上の高齢者と運転免許証を所有しない18歳未満の方を対象に、デジタル版おでかけバス手形の購入費や施設利用料の一部を負担し、公共交通の利用促進を図るものでございます。 372、373ページ、5項都市開発費、2つ目の段、2目再開発費、右側下から2つ目の段、12節委託料の一番下、地域振興施設立地検討調査業務委託料につきましては、名岐道路や仮称新濃尾大橋、スマートインターチェンジなどの道路ネットワークの強化や高速道路の利便性の向上に資するプロジェクトに併せまして、地域住民の生活利便性の確保や地域活性化の拠点となる道の駅などの地域振興施設の立地につきまして、まちづくり方針や社会情勢を踏まえた多角的な観点から調査、検討を行うものでございます。 384、385ページ、下段の表、9款消防費、1項消防費、1目常備消防費、389ページ、3つ目の段、12節委託料の下から4つ目、災害時ドローン委託料につきましては、市内で発生した火災や水難事故に対しまして、ドローンを活用することで俯瞰的視点から情報を収集し、消防活動の迅速化、被害の軽減を図るものでございます。また、映像データを事後の資料としても活用いたします。 400、401ページ、10款教育費、1項教育総務費、3目学校給食調理場費、403ページ、一番下の段、12節委託料、405ページ、2つ目、東浅井給食センター管理運営委託料及び4つ下の段、16節公有財産購入費の東浅井給食センター施設購入費につきましては、市内2か所にある共同調理場を更新するため、令和6年9月の供用開始に向けて東浅井給食センターを新規に整備するものでございます。これによりまして、給食センターが2場から3場に増設され、東浅井給食センターでは小学校11校分、中学校6校分の給食、1日8,500食を提供いたします。また、食物アレルギー対応食専用調理室が設置され、アレルギー対応食が提供できるものとなります。 続きまして、その2つ下の段、18節負担金、補助及び交付金の一番下、学校給食費保護者負担軽減補助金につきましては、物価高騰などの影響を受けている子育て世帯の方を支援するため、学校給食会に対する補助を通じて、令和6年度の1学期の間、小・中学校の給食費の保護者負担の軽減を継続して行うものでございます。こちらは事業費全額に対し物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して行うものでございます。 408、409ページ、下段の表、2項小学校費、1目学校管理費、右側一番下の段、12節委託料、411ページ、下から4つ目、水泳授業委託料につきましては、学校プールの老朽化対策、教員の働き方改革として民間スポーツクラブの活用を検討するもので、まずは、令和6年度は開明小学校で試行的に実施をいたします。 416、417ページ、2つ目の段、3目学校建設費、右側一番下の段、12節委託料の
シン学校プロジェクト支援業務委託料及びその下の耐力度調査委託料につきましては、新たな時代にふさわしい学校づくりを検討するために、令和5年度に
シン学校プロジェクトを立ち上げましたが、令和6年度は対象校を決定いたします。その後に、対象校の校舎の耐力度調査を実施し、よりよい整備基本計画を策定するものでございます。 420、421ページ、3項中学校費の2つ目の段、2目教育振興費、425ページ、4つ目の段、18節負担金、補助及び交付金の下から2つ目、地域クラブ活動実証事業補助金につきましては、中学校の休日部活動の地域移行を目指し、受皿となる団体の拡充及び保護者負担の軽減を図るため、団体に対する補助を行うものでございます。 460、461ページ、下段の表、5項保健体育費、1目保健体育振興費、465ページ、3つ目の段、14節工事請負費の総合体育館アジア競技大会対応改修工事請負費につきましては、2026年に愛知、名古屋で開催される第20回アジア競技大会のバドミントン競技会場となる総合体育館を開催にふさわしい会場とするため、試合会場となるいちい信金アリーナの照明をLED化するとともに、全てのトイレを洋式へと改修するものでございます。 以上で一般会計の説明を終了させていただきまして、次に、別紙の冊子2、愛知県一宮市特別会計・企業会計予算書(案)及び予算説明書をお願いいたします。 冊子2の1ページ、議案第2号、令和6年度愛知県一宮市
国民健康保険事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出をそれぞれ351億2,961万7,000円とするものでございます。記載はございませんが、被保険者数を推定6万3,939人とし、前年度と比較して3,094人の減少を見込んでおります。 4ページ、第2表、債務負担行為につきましては、国民健康保険税賦課関係帳票打出業務委託料以下5つの事項につきまして、表のとおり期間及び限度額を定めるものでございます。 5ページ、歳入の1款国民健康保険税でございます。 令和6年4月1日から国民健康保険税に係る基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額を引き上げる条例改正案を本議会に提案させていただいております。 49ページ、議案第3号、令和6年度愛知県一宮市
後期高齢者医療事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出をそれぞれ67億8,025万6,000円とするものでございます。記載はございませんが、被保険者数を6万2,100人とし、前年度と比較して1,900人の増加を見込んでおります。 73ページ、議案第4号、令和6年度愛知県一宮市
介護保険事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ343億9,807万3,000円とするものでございます。こちらも記載はございませんが、第1号被保険者数を10万3,481人とし、前年度と比較して55人の減少を見込んでおります。 76ページ、第2表、債務負担行為でございますが、介護保険関連通知書等作成業務委託料につきましては、表のとおり期間及び限度額を定めるものでございます。 77ページ、歳入の1款保険料でございます。令和6年4月1日からの第1号被保険者の基準所得金額等の変更、また、介護保険事業計画の見直しに伴います保険料率の引上げ、所得段階の14段階から17段階への変更などの条例改正案を本議会に提案させていただいております。 133ページ、議案第5号、令和6年度愛知県一宮市
公共駐車場事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出をそれぞれ1億1,011万5,000円とするものでございます。 135ページ、歳出の1款公共駐車場費では、老朽化した銀座通公共駐車場におきまして、耐震防水工事や機械設備等の修繕、また、更新に向けた地下駐車場基本計画作成業務委託料などを計上しております。 145ページ、議案第6号、令和6年度愛知県一宮市
外崎土地区画整理事業特別会計予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ1億8,417万6,000円とするものでございます。 148ページ、第2表、債務負担行為でございますが、ガス管布設工事負担金につきまして、表のとおり期間及び限度額を定めるものでございます。 150ページ、歳出の1款土地区画整理事業費では、土地区画整理審議会委員の選挙の執行経費や道路整備の工事請負費などを計上しております。 167ページ、議案第7号、令和6年度愛知県一宮市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算につきましては、こちらも第1条のとおり、歳入歳出それぞれ1,175万9,000円とするものでございます。 183ページ、議案第8号、令和6年度愛知県一宮市病院事業会計につきましては、予算額といたしまして、こちらは冊子1の1ページの総括表に記載してありますが、295億2,438万7,000円となるものでございます。病院事業における予定損益は、市民病院につきましては8億5,000万円余の赤字、木曽川市民病院につきましても2億4,000万円余の赤字で、合わせますと11億円余の赤字となっております。 主な事業費としましては、モバイル診察券アプリを活用した受診支援サービスの導入や中央監視装置の更新に係る工事などの経費を計上しております。 市民病院では、患者の方の利便性を高めるため、モバイル診察券アプリを通じまして、本人、家族の診察券の管理、診察予約状況や医療費支払い状況の確認、また、会計待ちがなくなりますオンライン決済などの機能を利用できるよう整備するものでございます。 255ページ、議案第9号、令和6年度愛知県一宮市
水道事業会計予算につきましては、予算額といたしまして、これも冊子1の1ページのとおり108億1,616万1,000円となるものでございます。予定損益につきましては7,000万円余の赤字となっております。収入では、令和6年10月に施行される水道料金の改定分を計上しております。 主な事業費としましては、基幹管路の耐震化や老朽配水管の布設替えなどを行う経費や木曽川配水場の改良事業に係る経費などを計上しております。 299ページ、議案第10号、令和6年度愛知県一宮市
下水道事業会計予算につきましては、予算額といたしまして、これも冊子1の1ページのとおり166億6,299万1,000円となるものでございます。予定損益につきましては、一般区域では1億3,000万円余の黒字、特定区域では8,000万円余の赤字で、合わせますと5,000万円余の黒字となっております。収入では、令和6年10月に施行される下水道使用料の改定分を計上しております。 主な事業費としましては、一般区域で令和6年度までの継続事業として行う本町通8丁目地内ほかの雨水管布設工事や、令和7年度までの継続事業として行います本町4丁目地内ほかの雨水管布設工事、柳戸ポンプ場沈砂池設備更新工事費などを計上しております。 以上で令和6年度予算の説明を終わりまして、続きまして、別冊の冊子3、令和5年度愛知県一宮市各会計補正予算書(案)及び補正予算説明書をお願いいたします。 1ページ、議案第11号、令和5年度愛知県一宮市
一般会計補正予算につきましては、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ22億6,507万7,000円を増額いたしまして、補正後は1,382億6,736万1,000円となるものでございます。 5ページ、第2表、継続費補正をお願いいたします。 上段の表、当年度分追加となっておりますが、8款土木費、3項水路費の流域貯留施設築造事業(三ツ井公園)につきましては、令和5年度から8年度までの4か年の継続費を設定するものでございます。 下段の表、過年度分変更となっておりますが、8款土木費、3項水路費の流域貯留施設築造事業(大平島公園・多加木公園)につきましては、国の補正予算を活用して実施するため、継続費の年割額を変更するものでございます。 6、7ページの第3表、繰越明許費補正をお願いいたします。 追加で17件の事業を掲げておりますが、国の補正予算に伴うもののほか、納期の遅れなどやむを得ない事情により、年度内の業務完了が見込めないものなどにつきまして、繰越明許費の設定をするものでございます。 8ページの第4表、債務負担行為補正をお願いいたします。 当年度分追加となっておりますが、土地開発公社が先行取得した都市計画道路木曽川古知野線の道路用地の買戻しに係る債務負担行為について期間及び限度額を設定するものでございます。 9ページの第5表、地方債補正でございます。 上段の表、追加となっておりますが、中学校屋内運動場等トイレ改修事業につきましては、国の補正予算に伴う事業費の追加によるものでございます。 下段の表、変更で13件の事業を掲げておりますが、国の補正予算に伴う事業費の追加、事業費等の確定のほか、最下段の臨時財政対策につきましては、国の税収増などによる普通交付税の再算定によりまして増額となりました臨時財政対策債償還基金費に相当する額を借りないということにするものでございます。 14、15ページ、こちら歳入の主な内訳について説明を申し上げます。 最上段の表、11款地方交付税につきましては、先ほど第5表、地方債補正の臨時財政対策でも少し触れさせていただきましたが、国の税収増などによる普通交付税の再算定により、臨時経済対策費や臨時財政対策債償還基金費が追加されたものでございます。 16、17ページ、上段の表、15款国庫支出金、2項国庫補助金、2つ目の段、4目土木費国庫補助金及びその下の段、6目教育費国庫補助金、18ページ、上段の表、16款県支出金の2項県補助金、2つ目の段の7目土木費県補助金、これらにつきましては、後ほど歳出で説明いたしますが、国の補正予算を活用して実施する道路、橋梁、水路などの整備や改良工事及び中学校のトイレの洋式化工事の財源となるものでございます。 その下の表、18款寄附金、1項寄附金、2つ目の段、4目総務費寄附金の企業版ふるさと納税寄附金につきましては、第一生命保険株式会社から、市へ派遣中の社員2名の方の人件費分を寄附いただいたものでございます。 20、21ページ、下段の表、22款市債につきましては、先ほど9ページの第5表、地方債補正で説明のとおりでございます。 歳入につきましては以上でございます。 次に、歳出の説明を申し上げます。 24、25ページ、上段の表、2款総務費、1項総務管理費、2つ目の段、3目人事管理費、3節職員手当等の退職手当につきましては、退職者の増によるものでございます。 左側その下の段、16目災害対策費、1つ目の段、3節職員手当等の1つ目、時間外勤務手当から、2つ下の段、8節旅費の普通旅費までにつきましては、今年1月1日に発生した能登半島地震の被災地域への職員派遣に係る旅費などでございます。こちらは事業費の一部に国の負担金が充てられております。 2段目の表、3項戸籍住民登録費、1目戸籍住民登録費、12節委託料の総合行政システム(基盤住基系)住民記録システム改修委託料につきましては、住基法改正に伴う改修で、戸籍システムとの連携が補助対象に追加されたことに伴う増額でございます。こちらは費用の全額を国の補助により実施するものでございます。 最下段の表、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の21節補償、補填及び賠償金の1つ目、障害者相談支援事業補償金から、27ページ、上段の表、児童発達支援センター機能強化事業補償金までにつきましては、各事業の委託費について国から課税対象であることが示されたため、過年度分の事業委託費の消費税相当額を支払うものでございます。 2段目の表、2項老人福祉費、4目高齢者の生きがいと健康づくり推進事業費、18節負担金、補助及び交付金の介護施設等防災対策事業補助金につきましては、認知症高齢者グループホームなどにおける防災のための大規模改修、大規模修繕に対しまして補助するもので、国の補正予算に伴い、国10分の10の補助金を活用して増額するものでございます。 最下段の表、3項児童福祉費、2つ目の段、4目乳幼児期教育保育費、17節備品購入費の事業用備品購入費につきましては、株式会社カワモト企画室からの寄附金を活用して、保育園3園に園庭遊具を、また、株式会社アライバル及び園原桂様からの寄附金を活用して、子育て支援センターにワイヤレスアンプ一式をそれぞれ購入するものでございます。 その下の段、19節扶助費の1つ目、地域型保育給付費及びその下、施設型給付費につきましては、国が示した基準単価の引上げに伴う増額で、国2分の1、県4分の1の補助により実施するものでございます。 28、29ページ、2段目の表、4款衛生費、1項保健衛生費、8目新型コロナウイルスワクチン住民接種費、1節報酬の会計年度任用職員報酬から、3つ下の段、12節委託料の一番下、新型コロナワクチン接種予診票電子化業務委託料までにつきましては、新型コロナウイルスワクチンの特例接種が令和6年3月31日をもって終了し、その後は任意接種へと移行することから、その残務整理分の経費、また予診票の電子化を行う経費などでございます。なお、これらにつきましては、一部を除きまして国の負担により実施するものでございます。 続きまして、その下の段、19節扶助費の新型コロナウイルス予防接種健康被害給付費につきましては、国におきまして3件の健康被害が認定されたことにより、医療費などを給付するもので、こちらにつきましては全額国が負担するものでございます。 最下段の表、2項環境費、1目環境総務費、24節積立金の環境保全基金積立金につきましては、株式会社ヤマナカとあいおいニッセイ同和損害保険株式会社から頂きました寄附金を環境保全基金に積み立てるものでございます。 30、31ページ、2段目の表、8款土木費、2項道路橋梁費、1つ目の段、2目道路橋梁維持費、21節補償、補填及び賠償金の道路事故賠償金につきましては、令和5年5月に発生しましたバイクの転倒事故により、賠償金を増額するものでございます。全額道路賠償責任保険収入で補填されます。 その下の段、4目道路舗装費、14節工事請負費の幹線舗装改良工事請負費につきましては、国の防災安全交付金を活用して、今回計上する予算を令和6年度に繰り越して幹線道路の整備を行うものでございます。 左側その下の段、5目橋梁新設改良費、12節委託料の1つ目、橋梁設計委託料からその下の段、14節工事請負費の橋梁保全工事請負費までにつきましても、国の補助金を活用して老朽化が進む橋梁の長寿命化を図るため、点検や改修を実施するものでございます。 最下段の表、3項水路費、2目水路新設改良費、14節工事請負費の2つの流域貯留施設築造工事請負費(継続分)につきましては、5ページの第2表、継続費補正のところでも触れましたが、国の補正予算に伴いまして、三ツ井、大平島、多加木の3か所の公園の地下にそれぞれ雨水貯留槽を整備するものでございます。 32、33ページ、2段目の表、4項都市計画費、1つ目の段、2目街路事業費、14節工事請負費の公共街路整備工事請負費及びその下の段、18節負担金、補助及び交付金の電線共同溝整備工事負担金につきましては、国の補助金を活用して、道路の無電柱化を進めるものでございます。 左側2つ下の段、8目交通事業推進費、1つ目の段、10節需用費の施設修繕料につきましては、1月21日に強盗事件が発生しました木曽川地区内の駅駐輪場に防犯カメラを設置するものでございます。 その下の段、12節委託料の弁護委託料につきましては、令和2年に提起された一宮駅駐輪場における損害賠償請求事件におきまして、第一審で原告の請求が棄却されましたが、その後控訴が提起されたことに伴います第一審の訴訟費用及び控訴審の着手金でございます。 その下の段、14節工事請負費の交通安全対策工事請負費につきましては、国の防災・安全交付金を活用して、自転車通行レーンの整備を進めるものでございます。 最下段の表、6項建築管理費、2つ目の段、2目建築指導費、12節委託料の弁護委託料につきましては、千秋町浅野羽根における開発行為許可処分取消請求事件に係る着手金でございます。 34、35ページ、3段目の表、9款消防費、1項消防費、1つ目の段、1目常備消防費、8節旅費の普通旅費につきましては、能登半島地震の被災地域へ派遣いたしました消防職員分の旅費でございます。 左側その下の段、2目非常備消防費、7節報償費の報償金につきましては、消防団退職者の退職報償金を増額するものでございます。全額、消防団員等公務災害補償等共済基金交付金で補填されます。 36、37ページ、2段目の表、10款教育費、3項中学校費、1目学校管理費、14節工事請負費の校舎等大規模改造工事請負費につきましては、国の補正予算に伴い、今回予算計上し、令和6年度へ繰り越して実施するものですが、この経費につきましては、令和6年度当初予算の案でも重複計上していることから、令和6年度予算につきましては、内示の状況を見てから6月定例会で減額補正をすることとしております。 38、39ページ、上段の表、12款諸支出金、2項繰出金、1目特別会計繰出金につきましては、各会計の決算見込みなどの補正に対応するものでございます。 下段の表、4項基金費、1つ目の段、2目森林環境譲与税基金費、24節積立金の森林環境譲与税基金積立金につきましては、充当事業で生じました不用額相当額を基金積立金に組み替えるものでございます。 左側その下の段、3目財政調整基金費、24節積立金の財政調整基金積立金につきましては、次年度以降の財政需要に備え4億円を積み立てるもので、これにより令和5年度末の残高見込みは74億7,000万円余となるものでございます。 左側その下の段、4目
公共施設整備等基金費、24節積立金の
公共施設整備等基金積立金につきましては、老朽化が進む公共施設等の整備、また、適切な維持管理に備えて2億円を積み立てるもので、これにより令和5年度末の基金の残高見込みは91億8,000万円余となるものでございます。 一般会計は以上でございます。 次に特別会計、企業会計につきまして説明を申し上げます。 51ページ、議案第12号、令和5年度愛知県一宮市
国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ2億3,780万円を減額いたしまして、補正後の予算額は351億2,813万5,000円となるものでございます。 歳出におきまして、一般被保険者療養給付費など、医療給付費の決算見込みによる増減が主な補正となっております。 69ページ、議案第13号、令和5年度愛知県一宮市
介護保険事業特別会計補正予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ725万3,000円を増額いたしまして、補正後の予算額は332億1,515万8,000円となるものでございます。 歳入におきましては、国の調整交付金の増額に伴う介護給付費準備基金繰入金の減額、また、歳出におきましては、一般会計繰入金により実施する独自減免廃止に向けたシステム改修業務委託料の増額などでございます。 87ページ、議案第14号、令和5年度愛知県一宮市
病院事業会計補正予算につきましては、第2条、収益的支出におきまして450万円を増額し、ここには数字は出てまいりませんが、補正後の額は289億5,366万1,000円となるものでございます。 収益的支出、第1款市民病院事業費用、第2項医業外費用につきましては、雑損失におきまして、後ほど単行議案でも説明いたします医療事故賠償金を計上しております。 103ページ、議案第15号、令和5年度愛知県一宮市
水道事業会計補正予算につきましては、ここには数字は出てまいりませんが、1億64万9,000円を増額し、補正後の予算額は97億3,272万1,000円となるものでございます。 第3条、収益的支出におきまして、能登半島地震の被災地域で応急給水業務に対応する職員派遣分の人件費及び旅費などを増額しております。 第4条、資本的収入及び支出におきましては、国の補正予算に伴う生活基盤施設耐震化等交付金を活用する事業として配水管改良工事費を増額計上し、あわせて、1枚おめくりいただきました第5条のとおり、継続費の設定及び変更をさせていただいております。 125ページ、議案第16号、令和5年度愛知県一宮市
下水道事業会計補正予算につきましては、ここには記載はございませんが、5億2,498万4,000円を増額し、補正後の額は160億8,166万8,000円となるものでございます。 下水道事業の一般区域公共下水道につきましては、第3条、収益的支出におきまして、先ほどと同様に能登半島地震の被災地域での、こちらは下水道管路の被害調査業務に対応する職員派遣分の人件費及び旅費などを増額、決算見込みにより流域下水道の維持管理費などの負担金を減額しております。 126ページ、第4条、資本的収入及び支出におきましては、国の補正予算に伴います社会資本整備総合交付金を活用する事業として、下水道管改良工事費、雨水管布設工事費を増額計上し、雨水管布設工事費につきましては、あわせて、第5条のとおり継続費の変更をさせていただいております。 特定区域公共下水道におきましても、第4条、資本的収入及び支出では、国の補正予算に伴う社会資本整備総合交付金を活用する事業として、下水道管改良工事費を増額計上しております。 令和5年度3月補正予算案概要の説明は以上でございます。 続いて、総務部長から単行議案の説明をさせていただきます。
◎総務部長(滝野弘巳) 次に、単行議案について御説明申し上げますので、右上に冊子4と書かれました、一宮市議会定例会議案単行をお願いいたします。 1ページ、議案第17号、一宮市部等の設置に関する条例の一部改正については、総合政策部に地域DX戦略室を設置し、あわせて、事務分掌を変更するものでございます。 3ページ、議案第18号、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正についてでございます。これはいわゆるマイナンバー法の一部改正に伴い、条文を整理するものでございます。 5ページ、議案第19号、一宮市職員定数条例の一部改正については、病院事業部職員の定数を増員するものでございます。 7ページ、議案第20号、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理については、地方自治法の一部改正に伴い、条文を整理するものでございます。 10ページ、議案第21号、
一宮市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、続いて、12ページの議案第22号、一宮市報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、加えて、18ページ、議案第23号、特別職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。一宮市特別職報酬等審議会の答申に基づき、市議会議員の報酬及び特別職員の給料月額を引き上げ、あわせて、非常勤特別職に係る報酬の額を引き上げるものでございます。 20ページ、議案第24号、一宮市
パートタイム会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例及び一宮市
フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正については、地方自治法の一部改正に伴い、会計年度任用職員に勤勉手当を支給できるようにするものでございます。 24ページ、議案第25号、一宮市職員の給与に関する条例の一部改正については、国家公務員の取扱いに準じ、住居等で勤務することを命ぜられた職員に対し、在宅勤務等手当を支給できるようにし、及び補職名のうち主監を廃止するものでございます。 28ページ、議案第26号、一宮市手数料条例の一部改正については、改正する項目が5つございます。1つ目は、コンビニ端末を利用した証明書等の自動交付サービスの手数料ついて、さらに100円減額する特例期間を1年延長するものでございます。2つ目に、既存の建築物を省エネ対応のために大規模改修する場合に、建築基準の適用を除外するための認定申請手数料を新設するものでございます。3つ目に、地下街に関する規定の緩和のため、認定申請手数料などを廃止、新設するものでございます。4つ目は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の名称変更により条文整理をするものでございます。5つ目は、政令の一部改正により危険物などを貯蔵する特定屋外タンクに係る設置の許可申請手数料の一部の額を引き上げるものでございます。 36ページ、議案第27号、一宮市指定通所支援の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正については、厚生労働省令の一部改正により、移動型児童発達支援を廃止し、児童発達支援を一元化するための条文の整理でございます。 39ページ、議案第28号、一宮市保育所条例の一部改正については、入所児童数の地域的な変動に合わせて、保育所4か所の定員を増員し、10か所の定員を減員するものでございます。 42ページ、議案第29号、一宮市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、内閣府令の一部改正による国の基準の変更に準じ、行政手続のオンライン化の支障となる磁気ディスク等で提出を求める規定などを変更するものでございます。 45ページ、議案第30号、一宮市児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正については、厚生省令の一部改正に伴い、自立支援計画策定のために、母子生活支援施設に入所する母子への意見聴取などを義務づけるものでございます。 47ページ、議案第31号、一宮市
国民健康保険税条例の一部改正についてでございます。適正な賦課により健全な国民健康保険事業の運営を図るため、国民健康保険税を引き上げるものでございます。 59ページ、議案第32号、一宮市介護保険条例の一部改正については、政令の一部改正に伴い、保険料算定のための所得指標の見直し、また、介護保険事業計画の見直しに伴い保険料率を引き上げるとともに、所得段階数などの変更を行うことにより、所得が低い方の保険料率について軽減強化をするものでございます。 67ページ、議案第33号、一宮市
指定居宅サービスの事業等の人員、設備、運営等に関する基準等を定める条例の一部改正についてでございます。厚生省令の一部改正に伴い、
指定居宅サービス事業者等について、虐待防止等のための措置を新たに義務づけるものなどでございます。 72ページ、議案第34号、一宮市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の一部改正については、市街化調整区域における既存集落内のコミュニティーの維持を図るため、市街化調整区域の指定日以降に長期に居住する者が、新たに住宅の建築が可能な許可基準を設けるものでございます。 77ページ、議案第35号、展望塔の管理及び運営に関する条例の一部改正については、国営木曽三川公園138タワーパークの休園日の変更に伴い、ツインアーチ138の休館日を変更するものでございます。 79ページ、議案第36号、一宮市
水道事業給水条例の一部改正については、水道法の一部改正により、一部の事務が厚生労働大臣から国土交通大臣に移管されることに伴い、条文を整理するものでございます。 81ページから84ページまでにつきましては、新保健所の建設に伴う各種工事の請負契約の締結についてでございます。 81ページ、議案第37号、新
保健所建設工事(週休2日)の請負契約の締結については、契約方法、一般競争入札、契約金額は17億3,580万円、契約の相手方は中村・榊原・日愛特定建設工事共同企業体でございます。 82ページ、議案第38号、新
保健所建設電気設備工事(週休2日)の請負契約の締結については、契約方法、一般競争入札、契約金額は4億6,602万3,800円、相手方は大橋・村橋特定建設工事共同企業体でございます。 83ページ、議案第39号、新
保健所建設空調設備工事(週休2日)の請負契約の締結についてでございます。契約方法、一般競争入札、契約金額は3億6,300万円、相手方は大興・ハヤカワ特定建設工事共同企業体でございます。 84ページ、議案第40号、新
保健所建設衛生設備工事(週休2日)の請負契約の締結については、契約方法、一般競争入札、契約金額は1億8,279万8,000円、相手方は村川設備工業株式会社でございます。 続きまして、85ページ、議案第41号、和解及び損害賠償の額の決定については、市が賠償責任を負う車両損傷等の事故に関する和解及び損害賠償の額の決定でございます。 86ページ、議案第42号、
包括外部監査契約の締結についてでございます。令和6年度の包括外部監査を受けるため、監査人と必要な契約をするものでございます。 87ページ、議案第43号、市道路線の認定については、新たに2路線を市道に認定するものでございます。 94ページ、議案第44号、損害賠償の額の決定については、市民病院における医療過誤に係る和解に伴うものでございます。 95ページにつきましては、承認第1号でございます。物価高騰重点支援給付金支給事業の予算措置について、1月25日に専決処分させていただきましたので、御承認をお願いするものでございます。 112ページ、報告第1号でございます。報告第1号は、市が賠償責任を負わない交通事故1件に関する和解契約の締結、市が賠償責任を負う車両損傷事故等2件に関する和解及び損害賠償の額の決定について専決処分をさせていただきましたので、御報告するものでございます。 114ページの報告第2号から130ページの報告第4号までは、
一般財団法人一宮市学校給食会、一宮市土地開発公社、
一宮地方総合卸売市場株式会社のそれぞれ令和6年度事業計画及び事業会計予算の状況を報告するものでございます。 以上をもちまして、全ての議案の提案理由説明を終了させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(岡本将嗣) ただいま議題となっております各議案につきましては、本日は提案理由の説明にとどめることといたします。 お諮りいたします。 議事の都合により本日はこの程度にとどめ、明日から3月3日までは休会とし、4日午前9時30分から会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日はこれをもって散会いたします。 午前11時28分 散会--------------------------------------- 令和6年2月27日 議員派遣について 地方自治法第100条第13項及び会議規則第102条の規定により下記のとおり議員を派遣した。 記 1 議会運営委員会行政調査 (1) 派遣目的 議会改革についての調査 (2) 派遣場所 岡山県倉敷市、兵庫県明石市 (3) 派遣期間 令和6年1月30日から1月31日まで(2日間) (4) 派遣議員 岡本将嗣議員(議長)、井上文男議員(副議長)...