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  1. 愛知県議会 2022-12-01
    令和4年12月定例会(第1号) 本文


    取得元: 愛知県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    愛知県議会 会議録の閲覧と検索 検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和4年12月定例会(第1号) 本文 2022-12-01 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 18 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯事務局長纐纈知行君) 選択 2 :  ◯議長須崎かん君) 選択 3 :  ◯知事大村秀章君) 選択 4 :  ◯事務局長纐纈知行君) 選択 5 :  ◯議長須崎かん君) 選択 6 :  ◯議長須崎かん君) 選択 7 :  ◯議長須崎かん君) 選択 8 :  ◯議長須崎かん君) 選択 9 :  ◯議長須崎かん君) 選択 10 :  ◯議長須崎かん君) 選択 11 :  ◯教育委員野杁晃充君) 選択 12 :  ◯議長須崎かん君) 選択 13 :  ◯知事大村秀章君) 選択 14 :  ◯議長須崎かん君) 選択 15 :  ◯議長須崎かん君) 選択 16 :  ◯四十一番(山田たかお君) 選択 17 :  ◯議長須崎かん君) 選択 18 :  ◯議長須崎かん君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:     開  会  式     午前十時十九分開式 ◯事務局長纐纈知行君) ただいまから十二月定例議会開会式を行います。御起立願います。     〔全員起立〕     〔議長須崎かん登壇〕 2: ◯議長須崎かん君) 皆さん、おはようございます。  開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  本日、議員皆様には御参集いただき、ここに十二月定例愛知県議会開会できますことは、誠に御同慶に堪えないところであります。  この議会には、令和四年度一般会計補正予算をはじめとする諸議案が提出されております。これらは、新型コロナウイルス感染症対策に係る医療提供体制の確保など、県政推進上、重要な案件であります。  議員皆様には、当面する県政の諸問題を含め、十分に御審議をいただきますよう希望するものであります。  寒さ厳しくなる折、皆様方には健康にくれぐれも御留意いただき、議会運営に格別の御協力を賜りますようお願い申し上げ、開会挨拶といたします。(拍手)     〔知事大村秀章登壇〕 3: ◯知事大村秀章君) 皆さん、おはようございます。  開会に当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。  本日ここに定例県議会を招集いたしましたところ、議員皆様方にはこうして御参集をいただきまして、誠にありがとうございます。  このたびの定例県議会におきまして御審議をいただきます案件は、令和四年度一般会計、特別会計及び企業会計補正予算案並びに条例の制定などであります。  十分に御審議をいただき、適切なる御議決をいただきますようにお願い申し上げ、開会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 4: ◯事務局長纐纈知行君) これをもちまして開会式を終わります。御着席ください。     午前十時二十一分閉式      ━━━━━━━━━━━━━━━━━
        午前十時二十二分開会・開議 5: ◯議長須崎かん君) ただいまから令和四年十二月定例愛知県議会開会いたします。  直ちに議事日程に従い会議を進めます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第一 会議録署名者の指名 6: ◯議長須崎かん君) 会議録署名者には、おおたけりえ議員、園山康男議員、久保田浩文議員を指名いたします。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第二 諸般の報告 7: ◯議長須崎かん君) この際、諸般の報告をいたします。  犬山市選出原よしのぶ議員は、去る十一月二十七日に執行されました犬山市長選挙に、十一月二十日、立候補の届出をされましたので、公職選挙法第九十条の規定により、その届出の日に県議会議員を退職されました。  なお、この旨を公職選挙法第百十一条第一項の規定により、十一月二十一日に県選挙管理委員会に通知いたしました。  次に、監査委員から監査結果の報告がありましたので、これを各位のお手元に送付いたしました。  次に、監査委員から地方自治法第二百四十二条第三項の規定により、住民監査請求の要旨の通知がありましたので、これを各位のお手元に送付いたしました。  次に、知事から地方自治法第百八十条に基づいて専決処分した旨の報告がありましたので、これを各位のお手元に送付いたしました。  次に、議案は各位のお手元に送付いたしました。  以上、御報告いたします。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第三 会期の決定 8: ◯議長須崎かん君) 次に、会期は本日から十二月二十日までの二十日間と決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9: ◯議長須崎かん君) 御異議なしと認めます。よって、会期は二十日間と決定いたしました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   教育委員就任挨拶 10: ◯議長須崎かん君) 次に、さきに教育委員に就任されました野杁晃充教育委員から挨拶があります。  野杁晃充教育委員。     〔教育委員野杁晃充登壇〕 11: ◯教育委員野杁晃充君) 一言御挨拶申し上げます。  九月の県議会におきまして、新たに教育委員に御指名をいただきました野杁晃充と申します。  教育は国の礎と言われます。子供たち、保護者、先生方、そして地域の皆様にとってよりよい教育環境を整えられるように、微力ではございますが、誠心誠意職務を全うさせていただきます。  どうか皆様方の御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第四 第百六十号議案令和四年度愛知県一般会計補       正予算から第百九十八号議案令和四年度愛知       県一般会計補正予算まで(提案理由の説明) 12: ◯議長須崎かん君) 次に、第百六十号議案令和四年度愛知県一般会計補正予算から第百九十八号議案令和四年度愛知県一般会計補正予算までを一括議題といたします。  直ちに知事の提案理由の説明を求めます。  大村知事。     〔知事大村秀章登壇〕 13: ◯知事大村秀章君) このたびの定例県議会に提案をいたしました諸議案の御説明に先立ち、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。  本県では、十月一日から厳重警戒での基本的な感染防止対策に取り組んでおりますが、十一月一日以降、新規陽性者数が大幅に増加に転じ、第八波に入り、現在、新規陽性者数、病床使用率ともに増加傾向にあります。また、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行も懸念されます。  このため、県民、事業者の皆様には、引き続き、第八波の感染拡大の抑制に向けて、厳重警戒での基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。  医療提供体制については、十一月二十一日から、病床フェーズを一から二に引き上げ、現在の病床数は千六百九十床、うち重症病床百四十八床です。  また、感染に不安を感じる無症状の方がPCR等検査を無料で受けられるPCR等検査無料化事業は、実施期間を来年一月十日まで延長し、約六百か所で実施をしております。  感染症蔓延防止の切り札である新型コロナワクチン接種については、オミクロン株対応ワクチンの接種間隔が十月二十一日から三か月に短縮され、接種時期の前倒しにより、年末に向けて接種対象者が大幅に増えてまいります。  このため、県が開設する五か所の大規模集団接種会場では、十一月十日から開設時間を延長するなど接種規模を拡大し、接種の加速を図っております。  また、九月六日からは小児への三回目接種、十月二十四日からは乳幼児への接種が始まっております。  なお、私自身も、十一月十四日にインフルエンザ、十九日の土曜日に新型コロナワクチンの五回目接種を受けました。  感染拡大の抑制に向けて、一人でも多くの県民の皆様に、一日でも早くワクチン接種を受けていただきますようにお願いいたします。  なお、先月、愛西市が開設する集団接種会場で、ワクチン接種後に亡くなられる痛ましい事案が発生しました。亡くなられた方の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。  本県では、十一月十日付で、各市町村に対し、接種会場における接種体制や応急治療体制、緊急時の搬送先医療機関との連携体制などについて、再度の点検、確認するよう通知を発出しました。  また、県の大規模集団接種会場における緊急時の応急体制を改めて確認するため、本日、十二月一日に、名古屋空港ターミナルビル会場において、最重症型のアナフィラキシーの発生を想定した模擬訓練を実施します。  さらに、厚生労働省の審議会において、本事案について、ワクチンとの因果関係を中心に評価、検証が進められております。  県としては、愛西市や医療機関への聞き取りや接種会場への現地調査等により事実関係の把握を行い、厚生労働省や東海北陸厚生局に逐一情報提供しております。引き続き、情報収集、情報共有を行い、国の評価、検証に対して最大限に協力してまいります。  加えて、愛西市では、近く、医療法に定められた医療事故調査制度に基づく事故調査委員会を立ち上げる予定です。県としても、外部の専門家の紹介など、調査の組立てをはじめ、愛西市の調査をしっかりと全面的にサポートしてまいります。  接種を受けられる皆様が安全・安心にワクチン接種を受けられるよう、市町村、医療機関、医師会等関係団体と緊密に連携を図りながら、しっかりと取り組んでまいります。  今後も、感染状況に応じ、必要な対策を速やかに講じてまいりますので、安心な日常生活と活力ある社会経済活動を取り戻していくことができるよう、御理解と御協力をお願いいたします。  それでは、県政を取り巻く最近の状況について申し述べ、議員皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。  まず、国政の状況についてです。  国においては、十月二十八日に、物価高騰・賃上げへの取組、円安を活かした地域の「稼ぐ力」の回復・強化、「新しい資本主義」の加速、国民の安全・安心の確保を四本柱とする新たな総合経済対策が策定されました。また、十一月二十一日には、その内容を盛り込んだ令和四年度第二次補正予算案が国会に提出され、審議されております。  本県としても、国の補正予算に呼応し、特に早期に対応する必要があるものについては、本議会中に補正予算案を追加提出するなど、しっかりと対応してまいります。  次に、最近の経済情勢と財政運営についてです。  我が国の景気は、企業収益の一部に弱さが見られるものの、総じて見れば改善しているなど、緩やかに持ち直しております。  先行きについては、ウイズコロナの下で景気が持ち直していくことが期待されますが、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。  こうした中、本年度の県税収入につきましては、主要税目であります法人二税につきまして、三月期決算法人の本年三月期の業績が堅調であったことから、当初の見込みを上回る水準で推移しております。  一方、来年度の県税収入につきましては、法人二税収入に影響を及ぼす上場企業の来年三月期の業績予想が、原材料価格の上昇や供給面での制約、世界経済の減速懸念を警戒して慎重な見通しを立てている企業が多くなっております。また、新型コロナウイルス感染症の感染状況、原油価格・物価高騰の動向によっては、地方消費税など消費関連税目への影響が懸念されることから、今後の経済情勢等を注視し、税収を慎重に見極める必要があります。  他方、歳出面では、新型コロナウイルス感染症への対応に加え、団塊の世代が七十五歳以上に入り始めており、扶助費が確実に増加するほか、社会情勢の変化や多様化する行政ニーズに的確に対応していく必要があります。  こうしたことから、本年度当初予算で多額の取崩しを計上した基金残高の回復を図る必要があり、年度内のさらなる財源確保に取り組むとともに、引き続き、後半期に向けた見直しを進めているあいち行革プラン二〇二〇に基づく行財政改革の取組を着実に進めてまいります。  次に、ジブリパークについてです。  二〇一七年五月に、スタジオジブリの鈴木プロデューサーと、愛・地球博記念公園にジブリパークを整備することで合意してから約五年五か月の歳月を経て、十一月一日、ついにジブリパークが開園いたしました。  開園日前日の十月三十一日には、ジブリの大倉庫において開園記念式典を開催し、スタジオジブリの鈴木プロデューサー、株式会社ジブリパークの大島代表取締役社長、県議会議員、地元選出国会議員、関係市町、経済団体の皆様等の御出席の下、これまでの経緯を振り返るとともに、地元長久手市の小学生からの花束贈呈などでジブリパーク開園を和やかにお祝いしました。  十一月一日の開園日には、ジブリパークの制作指揮を務める宮崎吾朗監督と共に、私もジブリの大倉庫の入り口前に立ち、開園時間の午前十時から来園者の皆様を一人一人お迎えしました。  また、愛・地球博記念公園の北口広場では、ジブリパークの開園と合わせ新たに整備したカフェテリア・売店併設施設、ロタンダ風ヶ丘とコンビニエンスストアの営業も始まり、雨の降る平日にもかかわらず、多くの来園者でにぎわいました。  ジブリパークの開園を心待ちにしていただいた皆様の表情は皆笑顔で、愛・地球博記念公園全体が喜びに満ちあふれているようでありました。  管理運営は株式会社ジブリパークが行っておりますが、大きな問題もなく、順調な滑り出しを見せております。  開園前に心配の声もあった周辺道路の渋滞も、開園に向けて取り組んできた駐車場整備、交差点改良の効果や、リニモと愛知環状鉄道において十月十五日からスタートした、ジブリパークをイメージしたラッピング車両の運行など、各種の公共交通機関利用促進策が功を奏し、これまでのところ落ち着いた状態を保っております。  ジブリパークに対しては、全国、そして海外からも大きな反響が寄せられており、そうした皆様の御期待に応えられるよう、今後とも、愛知県、株式会社スタジオジブリ、株式会社ジブリパークの三者がしっかりとタッグを組み、効果的、効率的な管理運営を行ってまいります。  また、十月二十九日から愛知県美術館で開催しているジブリパークとジブリ展も好評を博しており、ジブリパークとともに、多くの皆様に足を運んでいただき、大いに楽しんでいただきたいと考えております。  さらに、ジブリパーク開園後の愛・地球博記念公園において、十一月十一日から六週末連続で、県内市町村と連携し、地域ごとに観光や飲食物、特産品など、来園者に愛知の魅力を発信する、あいち市町村フェアを開催しております。  私も毎週会場を訪れていますが、特産品を販売するブースや御当地グルメのキッチンカー、伝統芸能などのステージイベント、マーチングバンドによる園内のパレードなど、子供から大人まで楽しめる内容となっており、多くの方に御来場いただき、大変にぎわいのあるイベントとなっております。  ぜひ、多くの県民の皆様に愛・地球博記念公園に足を運んでいただき、お楽しみいただければと思います。  次に、スマートシティの推進についてです。  県内市町村のスマートシティの取組を促進するため、ICT等の先進技術を実用化、事業化できる民間事業者等と連携したスマートシティの取組のモデルとなる事業を公募し、六月に岡崎市、半田市、刈谷市の三市を選定しました。  また、九月には、取組をさらに加速するため追加公募を行い、十月十七日に豊橋市、春日井市、大府市の三市を選定しました。  先行した三市では、それぞれスマートシティの実証実験が進められており、岡崎市では十一月二十三日にキックオフセレモニーが開催され、私も出席しました。  岡崎市の取組は、来年一月にオープン予定のどうする家康大河ドラマ館へのアクセスの利便性を向上し、懸念される中心市街地の渋滞を緩和するため、次世代パーソナルモビリティーを活用するものであり、セレモニーでは私も試乗してまいりました。  こうしたモデル事業を通じて成功事例を創出し、横展開を図りながら、スマートシティの取組を県内全域で進めてまいります。  次に、知の拠点あいち重点研究プロジェクトについてです。  本県では、二〇一一年から、大学等の研究シーズを活用し、産学行政が連携して新技術の開発、実用化や新たなサービスの提供などを目指す知の拠点あいち重点研究プロジェクトを推進しております。  十月十八日、今年八月から開始したIV期目のプロジェクトを広く県民の皆様や産業界の方々に紹介するため、キックオフセミナーを開催しました。  IV期では、十五大学、七研究開発機関等、十八社のスタートアップを含む八十三社が参画をし、二〇二四年度までの三年間で、コアインダストリー、DX、SDGsの三つのプロジェクトで二十七の研究テーマに取り組みます。  本プロジェクトの実施により、革新的なイノベーションの創出に向けて、全力で取り組んでまいります。  次に、中部圏知事会議についてです。  十月二十一日に福井県で開催された第百十七回中部圏知事会議に出席し、次なる成長の機会を生み出す人への投資をテーマに議論を交わしました。  私からは、成長段階に応じたイノベーション人材の育成プログラムや、技能五輪やアビリンピックに係る取組など、本県の取組を紹介しました。中部圏は、製造業をはじめ、観光業、農林水産業など多彩な産業が展開されており、多様な人が活躍できる環境にあります。各県市の議論を踏まえ、新たなチャレンジを後押しする環境整備や成長分野で活躍する人づくり等について、九県一市が一層連携し推進することを宣言として採択しました。  また、国への提言の協議では、新型コロナウイルス感染症対策などに加え、本県からは明治用水頭首工で発生した大規模漏水事故を踏まえた社会インフラの老朽化対策についての緊急提言について提案し、採択されました。この緊急提言については、十一月八日に、中部圏知事会の構成県市と共に岸田内閣総理大臣へ要請を行いました。  今後とも、中部圏知事会の会長として、各県の知事や市長と力を合わせて、中部圏のさらなる飛躍に向けて全力を尽くしてまいります。  次に、重症心身障害児者入所施設の整備についてです。  本日、十二月一日、東海市内において、重症心身障害児者施設、重心施設にじいろのいえの運営が開始されました。十月二十二日の開所式典には私も出席し、祝辞を述べ、テープカットを行いました。  知多半島では初めての重症心身障害児者のための施設であり、入所だけでなく、在宅で生活されている方々の外来診療や短期入所などの支援も実施していただくということで、地元の方々の大きな期待が寄せられております。  二〇一四年に障害者福祉減税基金を設置して以来、本年までの八年間に基金を活用し、一宮市に一宮医療療育センター、豊川市に信愛医療療育センター、そして、本日開所しました重心施設にじいろのいえの三施設二百四十八床の増設を進めてまいりました。基金以外にも、県立施設として整備した三河青い鳥医療療育センターなども含めますと、合計九施設七百五十八床となりまして、基金を設置した二〇一四年の四施設三百九十床の約二倍の病床数となります。
     また、この重心施設にじいろのいえ内に本県として七番目となる医療的ケア児支援センターを設置し、本日から医療的ケア児及びその御家族からの相談業務も開始しております。  今後も、障害のある方や医療的ケアが必要な方が安心して地域で生活いただける環境整備に取り組んでまいります。  次に、自動運転社会実装の推進についてです。  本県では、全国に先駆けて二〇一六年度から自動運転の実証実験を積み重ね、自動運転によるビジネスモデルの構築を進めております。  本年度は、社会実装に向けた取組をさらに深化させ、交通事業者等が実運行で再現可能なビジネスモデルの構築を目指し、名古屋市、常滑市、長久手市の三地域で実証実験を行っております。  九月に実施した名古屋市内の名駅南から栄南での実証実験を皮切りに、十月二十八日には、中部国際空港島及びその周辺地域において、中部国際空港連絡道路を含むルートで磁気マーカシステムやビッグデータを活用した自動運転の実証実験を行い、私も運行車両に試乗してまいりました。  一般の自動車専用道路で磁気マーカシステムを活用した自動運転は全国初の取組となります。自動車産業の一大集積地である愛知が、引き続き日本、そして世界をリードする存在であり続けるために、自動運転のさらなる高度化や社会実装を推進してまいります。  次に、県産農林水産物の需要拡大についてです。  県民の皆様に向けて、SDGsに貢献する地産地消のより一層の浸透を図るため、本年度から地産地消あいちSDGs推進キャンペーンを展開いたしております。  十月二十九日には、豊田スタジアムでPRのためのキックオフイベントを開催し、キャンペーンのアンバサダーであるモリゾー、キッコロと共にキックオフ宣言を行い、多くの方々に地産地消の実践を呼びかけました。キャンペーンでは、来年一月までいいともあいち推進店となっている百五十六店舗の飲食店を巡るいいともあいち地産地消デジタルスタンプラリーを実施するほか、民間企業等とも連携した取組を展開しております。  また、キャンペーンの一環として、イオンリテール株式会社東海カンパニーでは、十月二十八日から三十日までの三日間、イオンモールナゴヤドーム前店でいいともあいちフェアを開催し、約五百五十品目の県産農林水産物や加工食品を販売するなど、消費拡大に取り組んでいただきました。  さらに、十一月十七日から二十日までの四日間、名古屋市栄エリア一帯で、愛知の花の消費拡大を図るため、あいち花マルシェ二〇二二を開催しました。花のディスプレイや品評会、フラワーアレンジメント教室などを開催し、御来場いただいた多くの方に愛知の花の魅力を存分に感じていただきました。  今後も、県産農林水産物の魅力発信に積極的に取り組み、需要拡大を進めてまいります。  次に、技能五輪全国大会・全国アビリンピックについてです。  十一月四日から七日にかけて、技能五輪全国大会・全国アビリンピックが千葉県の幕張メッセをメイン会場に開催されました。  本県からは、技能五輪に三十一職種百七十五名、アビリンピックに十八種目二十一名と、それぞれ全国最多の選手が出場し、技能五輪では十八年連続最優秀技能選手団賞獲得、アビリンピックではメダル獲得数一位というすばらしい結果となりました。このような輝かしい成績を収められ、技能王国愛知の力を示していただいたことを大変喜ばしく、誇らしく思っております。  また、来年度の大会は、アイチ・スカイ・エキスポをメイン会場に開催されることとなっております。この大会をPRするため、先月二十六日には、イオンモール東浦店において開催一年前イベントを開催し、多くの方に御参加いただきました。今年度の大会に出場した選手にも御出演いただき、競技に関する技能体験やモノづくり体験を通じ、楽しみながら大会や技能への興味関心を深めていただきました。  来年度の大会は実にこの十年で四回目の大会ということになります。二〇一四、一九、二〇、二三と、こういうことでございまして、地元として盛り上げを図るとともに、引き続き次代のモノづくりを担う人材育成にしっかりと取り組んでまいります。  次に、地震・防災対策についてです。  十一月六日、本県では五年ぶりとなる、内閣府と地元自治体との共催による地震・津波防災訓練を常滑市で実施しました。  南海トラフ地震及び大津波を想定した津波避難訓練をはじめ、避難所開設訓練、防災関係機関による救出救助訓練や防災啓発展示など、実践的な訓練を実施し、私も住民の皆様と共に避難訓練に参加しました。  また、十一月十三日には、大府市にあるあいち健康の森公園において、あいち防災フェスタを開催し、防災知識の普及、県民意識の高揚、家庭における対策の推進及び防災ボランティア活動への理解を促進するため、広く啓発を行いました。  今後も、県民の皆様の防災意識を高める取組を進めるとともに、国、関係自治体、防災関係機関等と連携を図り、防災対策に万全を期してまいります。  次に、全国知事会議についてです。  十一月七日に開催された全国知事会議にオンラインで出席し、私からは、まず地方税財政について、地方一般財源総額の確実な充実や臨時財政対策債の一層の縮減、抑制に努めることを提案しました。  また、自動車関係諸税の見直しについて、今こそ、産業・雇用政策、エネルギー、カーボンニュートラルの政策も含めて、腰を据えて議論していくべきではないかと問題提起しました。  さらに、盛土規制法が施行されることに関し、都道府県等が行う基礎調査に係る財政的支援が国から示されているものの補助率が三分の一と低いことを指摘し、全国知事会でも問題意識を共有して、国へ補助率の見直しを提言していただきたいと申し上げました。  次に、日本国民の休暇取得に関して、我が国には祝休日が多くあるものの、そこに観光需要が集中し、観光地の混雑などにより質の高い休暇を楽しむことができないことや、我が国の産業、特にサービス産業では繁忙期と閑散期の差が大きく、人員等の最適化が図りにくいことから労働生産性が低いなどの課題があります。  このため、国民全体のワーク・ライフ・バランス充実と生産性向上による日本経済の活性化の実現を目指し、全国知事会に休み方改革プロジェクトチームを設置することを提案し、了承されるとともに、私がリーダーに指名されました。  このプロジェクトチームでは、祝日などの特定の日に国民が一斉に休むのではなく、休日設定を柔軟化していくことや、有給休暇の取得促進、子供が家族と休める仕組みづくりなどについて検討してまいります。このプロジェクトチームの活動を通じ、経済界、労働界、教育界とも連携しながら、国民運動として国民の休み方改革を進めてまいります。  今後も、全国の知事と連携しながら、的確な政策を実現できるよう、しっかりと取り組んでまいります。  次に、国の施策、取組に対する要請についてです。  十一月八日、九日に、二〇二三年度の政府予算案編成に向けて、関係大臣に対し要請活動を実施しました。  野村農林水産大臣には、明治用水頭首工で発生した漏水事故に関する本復旧対策完了までの間の農業・工業・水道用水の確実な取水や原因の徹底究明と再発防止、特定家畜伝染病対策や配合飼料、肥料の価格高騰に対する支援などについて要請しました。  また、河野デジタル大臣にはアナログ規制の見直しにおける地方自治体への積極的な支援などDXの推進について、後藤経済財政政策担当大臣にはスタートアップへの投資の促進支援について、斉藤国土交通大臣には広域道路ネットワークなどインフラの整備推進について、それぞれ要請しました。  さらに、厚生労働省にはBA・4─5対応型ワクチンの十分な供給やスケジュールの早期提示など新型コロナウイルスの感染症対策を、経済産業省には自動車産業、航空機産業の振興、文部科学省には学校教育の充実やアジア競技大会、アジアパラ競技大会の開催に対する支援を、総務省には地方一般財源総額の確実な充実を、それぞれ要請しました。  このほか、九県知事、二政令市長の連名で、自動車諸税におけるユーザー負担の一段の軽減と簡素化などの抜本的な見直しを行うことを求めた緊急声明を取りまとめ、後藤経済財政政策担当大臣、自由民主党宮沢税制調査会長及び額賀顧問をはじめとした政府・与党に対し、日本自動車工業会、日本自動車連盟及び連名の自治体と共に要請しました。  引き続き、国に対して必要な支援や協力をしっかりと働きかけてまいります。  次に、FIA世界ラリー選手権、ラリージャパンについてです。  十一月十日から十三日までの四日間、ラリーの最高峰に位置し、五十年の歴史と伝統を誇るFIA世界ラリー選手権(WRC)ラリージャパン二〇二二が、日本では十二年ぶりに、ここ愛知、岐阜で開催されました。  WRCに参戦する地元のトヨタ・ガズー・レーシングがラリージャパンの開催を前にチーム年間チャンピオンを獲得したのに加え、ドライバー部門、コ・ドライバー部門でもチャンピオンを獲得しており、二年連続で三冠を達成しての凱旋レースとして、開催前から大いに盛り上がりを見せておりました。私もセレモニアルスタートに出席して開催を祝福するとともに、岡崎市乙川河川敷のスペシャルステージを観戦するなど、ラリーカーの迫力と観戦客の盛り上がりを間近に体感してまいりました。  大会最終日には、本県出身でトヨタ・ガズー・レーシング所属の勝田貴元選手が見事な走りを見せ、三位で表彰台に上がりました。私から知事賞と愛知の花束を贈呈するなど、セレモニアルフィニッシュも大いに盛り上がり、日本の多くの自動車関係者やモータースポーツファンの期待に応えるすばらしい大会となりました。  また来年も、ここ愛知、岐阜で開催されます。今後も、この地域が日本を代表するモータースポーツの中心地、さらには聖地となっていけるよう、引き続き取り組んでまいります。  次に、女性の活躍促進についてです。  十一月十一日に、あいち女性の活躍促進サミット二〇二二を開催し、女性の採用や管理職登用の拡大、働きやすい職場環境づくりなど、女性の活躍促進に積極的に取り組んでいるあいち女性輝きカンパニーの中から他の模範となる優良企業六社を表彰しました。また、あいち女性の活躍プロモーションリーダーとして、本県の女性活躍促進に係る取組に貢献をいただいた企業へ感謝状を贈呈しました。  さらに、基調講演や表彰企業による事例発表なども行い、企業経営者をはじめとする多くの方々に女性の活躍に対する理解を深めていただきました。  今後も、全ての女性が輝く愛知の実現に向けて、しっかりと取り組んでまいります。  次に、県政百五十周年記念の取組についてです。  一八七二年十一月二十七日に、名古屋県から改称した当時の愛知県と額田県が合併し、現在の愛知県が誕生してから、二〇二二年十一月二十七日に百五十周年を迎えました。  県政百五十周年は、これまでの愛知の歩みを振り返り、県民の皆様に郷土への愛着や誇りを改めてお持ちいただき、将来も愛知に住み続けたいと思っていただく貴重な機会となります。このため、県では、県政百五十周年を祝い、盛り上げていくため、様々な事業を展開してまいりました。  こうした中、十一月十二日には、愛・地球博記念公園において、県内花火事業者の支援を兼ねた県政百五十周年を祝う花火イベントを開催しました。イベントでは、匠の技と心意気が表現された花火が次々と打ち上げられ、煙火製造業事業所数全国一を誇る愛知の花火の伝統の技が、文字どおり光り輝く、すばらしいイベントとなりました。  私も現地で観覧させていただきましたが、ジブリパーク開園から間もなく、また、あいち市町村フェアが開催期間中と、大いににぎわった昼間の余韻が残る愛・地球博記念公園の各所でたくさんの歓声が上がっておりました。  また、十一月二十六日には、航空自衛隊のブルーインパルスによる県政百五十周年を記念した展示飛行が行われました。展示飛行当日には、豊山町にあるあいち航空ミュージアムにおいて、出発するブルーインパルスの隊員の皆様をお見送りしました。  この展示飛行は県全域を巡るものであり、ジブリパークのある愛・地球博記念公園をはじめ、犬山城、岡崎城やもっくる新城、豊橋の吉田城址の周辺上空を飛行し、最後の名古屋城上空では、六つの輪をつなげたさくら、二機がハートを描くビッグハート、五機の機体が扇状に広がるレベル・サンライズの三つの大迫力の演目が展開されました。  県内各地で多くの県民の皆様に愛知の秋空を舞うブルーインパルスをお楽しみいただけたものと思います。  そして、十一月二十七日は、愛知芸術文化センターで県政百五十周年記念式典を開催しました。  須崎議長をはじめ、県議会議員皆様や総務省の中川大臣政務官にも御臨席をいただき、数多くの関係者の方々にお集まりいただきました。  式典では、愛知の地域づくりに貢献された千七百四十団体の皆様に敬意を表するため、代表の方々に感謝状を贈呈しました。  また、映画監督の堤幸彦氏の監修の下で制作した県政百五十年の歩みを振り返る記念映像の上映や、経済界で活躍してこられた本県出身の丹羽宇一郎氏による講演、愛知を代表する名古屋フィルハーモニー交響楽団による演奏を行い、こうした愛知にゆかりのある方々の力をお借りして、県政百五十周年のクライマックスにふさわしい式典を開催することができました。  この百五十年、愛知が我が国屈指の産業力を備えた大都市圏として成長できたのも、先人たちのたゆまぬ努力のたまものです。そうした先人たちの英知を受け継ぎ、さらなる発展に向けて、引き続き県民の皆様と力を合わせ、将来世代へしっかりとつなげてまいります。  次に、生物多様性の保全の推進についてです。  二〇一〇年に本県で開催された生物多様性条約第十回締約国会議(COP10)における愛知目標の採択を契機に、本県は、県内九つの地域において様々な主体と連携をして生態系ネットワーク協議会を設立するなど、人と自然が共生するあいちを目指して取組を進めております。  こうした中、本年度には、産業県として企業による保全活動を一層促進するため、優れた取組を行う企業に対して県が認証するあいち生物多様性企業認証制度を創設しました。十一月十四日には認証式を開催し、植樹やビオトープ整備、希少種の保全、外来種の駆除などに取り組む四十社に認証書を授与しました。  また、本県は、生物多様性の分野で先進的な世界の広域自治体と愛知目標の達成に向けた国際先進広域自治体連合を二〇一六年に設立し、繰り返し自治体の役割の重要性を発信してきました。  十二月七日からCOP15がカナダのモントリオールで開催され、愛知目標に続く新たな世界目標が採択される見込みです。  本県としましては、これまでの活動や新たに創設した企業認証制度を生かして多様な主体と連携し、引き続き世界目標の達成に向けた生物多様性保全の取組を推進してまいります。  次に、特別支援教育の充実についてです。  十一月二十四日に、本年四月に開校した本県初となる知的障害と肢体不自由の両方の障害に対応した、にしお特別支援学校の開校記念式典を開催しました。  にしお特別支援学校には、通学区域である西尾市、碧南市、安城市の二百五十一人の児童生徒が在籍しており、この開校により、安城特別支援学校の過大化による教室不足の解消と岡崎特別支援学校への長時間通学の緩和が図られました。  「かがやく笑顔 つながる人の輪 ひろがる可能性」を校訓に、地域社会や人とのつながりを大切にしながら、児童生徒の自立と社会参加への基盤を培うとともに、児童生徒一人一人の適性に応じた教育を展開してまいります。  また、来年四月には、知多地区から聾学校への長時間通学の解消を図るため、県立東浦高校敷地内に、幼稚部及び小学部に対応した千種聾学校ひがしうら校舎を開校いたします。  さらに、岡崎特別支援学校の移転新築や、小牧特別支援学校及びいなざわ特別支援学校の校舎の増築なども進めてまいります。  引き続き、特別支援教育の充実にしっかりと取り組んでまいります。  次に、交通安全対策の推進についてです。  本県では、今年も、交通事故死者数全国ワースト一位の阻止に向けて全力で取り組んでおりますが、交通事故死者数は昨年に比べ増加傾向にありまして、大変厳しい状況となっております。昨日までに百二十四人もの方が交通事故により亡くなられ、前年同期と比べ十八人の増加となっており、大変厳しい状況であります。  このため、一年のうちで最も交通事故が多発する年末に向けて、年末の交通安全県民運動において、県警察、市町村、関係団体等の皆様と連携して、夕暮れどきと夜間の事故防止、飲酒運転等の根絶、自転車の交通ルール遵守の徹底などを重点に掲げて取り組むことといたしております。  本日朝、本庁舎正面玄関前で年末の交通安全県民運動の出発式を実施いたしました。ちょっと冷え込む中でありましたが、須崎議長にも御参加いただきました。ありがとうございます。  そして、ゲストとして、豊橋出身の俳優の松平健さんに今年度も含めて三年連続で高齢者交通安全広報大使をお願いして、広報啓発に御協力いただいております。松平さんに高齢者交通安全広報大使、ちょっとはばかりますけれどもお願いをしたところ、快く受けていただけましたのでお願いをしているところでございますが、今年もこの年末の、今日の出発式に、去年、今年と二年連続で本人に御参加をいただきました。マツケンサンバの金のはっぴもどきの交通安全はっぴで今日も啓発をいただきました。ありがとうございます。  そして、私から県民の皆様に、交通安全年末アピールを発信して、交通事故防止を呼びかけました。  二〇二二年も残すところ一か月となりましたが、総力を挙げて交通事故防止に取り組んでまいります。  県民の皆様におかれましても、人命の尊重を最優先に、交通ルールの遵守と安全行動に心がけていただきますようお願いを申し上げます。  それでは、今回提案をいたしております補正予算案及びその他の議案につきまして、その概要を申し上げます。  まず、補正予算案についてです。  補正予算の総額は百二億二千七百六十七万余円でございまして、会計別では、一般会計で百億四千六百六十三万余円、特別会計で三千四百七十一万余円、企業会計で一億四千六百三十三万余円を増額補正するものです。  補正予算案の主な内容ですが、まず新型コロナウイルス感染症対策についてです。  新規陽性者数の急激な増加が続いた第七波の影響による自宅療養者の増加に伴い、配食サービスの実施に要する経費を増額します。  また、民間検査機関などでのPCR検査等に係る本人負担分を公費で負担するとともに、妊婦への分娩前のPCR等のウイルス検査に要する経費を引き続き支援します。  さらに、多くの医療機関が休診となる年末年始に発熱患者等が速やかに受診できるよう、臨時に診療、検査を行う医療機関及び調剤を行う薬局を支援します。  加えて、県立高等学校、県立特別支援学校における新型コロナウイルス感染症対策や学習保障に必要な取組の充実を図ります。  次に、その他の補正予算案の主な内容ですが、燃油価格高騰による影響を緩和するため、繊維事業者の燃料費を支援します。  また、人事委員会勧告を踏まえて実施する職員の給与改定等に要する経費のほか、二〇二三年四月に執行されます県議会議員一般選挙に係る選挙執行経費のうち、二〇二二年度に必要となる経費についても計上しております。  次に、補正予算案以外の議案についてです。  今回提案をいたします案件は、条例関係議案が九件、その他の議案が十九件です。  まず、あいち県民の日条例の制定については、県政百五十周年を契機に、十一月二十七日をあいち県民の日として定めるとともに、十一月二十一日から二十七日までのあいちウィークにおいて、あいち県民の日の趣旨にふさわしい事業を実施すること等を定めるものです。  また、個人情報の保護に関する法律施行条例の制定については、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、愛知県個人情報保護条例を廃止するとともに、法の施行に必要な事項を定めるものです。  次に、職員の給与に関する条例等の一部改正及び愛知県教育委員会教育長給与条例等の一部改正についてです。  十月十一日に、人事委員会から職員の給与等に関する報告及び勧告を受け、一般職員の月例給及び勤勉手当について、民間給与との較差の解消を図ることを基本として、勧告どおりの内容で引き上げます。また、特別職につきましても、国に準じて、期末手当の支給割合を引き上げます。  最後に、人事案件でございますが、収用委員会の委員の任期満了に伴いまして、その後任者を選任するものです。  以上、提案をいたしております案件の主なものにつきまして、その概要を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、議事の進行に伴いまして御説明を申し上げたいと存じます。  どうかよろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようにお願いを申し上げます。
           ─────────────     〔議案は末尾付録に掲載〕      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第五 議席の一部変更 14: ◯議長須崎かん君) 次に、議席の一部変更を議題といたします。  お諮りいたします。お手元に配付してあります議席変更一覧表のとおり議席の一部を変更することに決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15: ◯議長須崎かん君) 御異議なしと認めます。よって、議席変更一覧表のとおり議席の一部を変更することに決定いたしました。        ─────────────      ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 16: ◯四十一番(山田たかお君) 本日はこれをもって散会し、明十二月二日は議案精読のため休会とし、十二月五日午前十時より本会議を開会されたいという動議を提出いたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 17: ◯議長須崎かん君) 山田たか議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 18: ◯議長須崎かん君) 御異議なしと認めます。  明十二月二日は議案精読のため休会とし、十二月五日午前十時より本会議を開きます。  日程は文書をもって配付いたします。  本日はこれをもって散会いたします。     午前十一時四分散会 発言が指定されていません。 Copyright © Aichi Prefecture, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...