袋井市議会 2022-12-05
令和4年建設経済委員会 本文 開催日:2022-12-05
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建設経済委員会 本文 2022-12-05 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯近藤委員長 選択 2 :
◯本多環境水道部長 選択 3 :
◯近藤委員長 選択 4 :
◯近藤委員長 選択 5 :
◯鈴木企画政策課長 選択 6 :
◯近藤委員長 選択 7 : ◯大庭委員 選択 8 :
◯近藤委員長 選択 9 :
◯鈴木企画政策課長 選択 10 :
◯近藤委員長 選択 11 : ◯太田委員 選択 12 :
◯近藤委員長 選択 13 :
◯鈴木企画政策課長 選択 14 :
◯近藤委員長 選択 15 : ◯山田委員 選択 16 :
◯近藤委員長 選択 17 :
◯鈴木企画政策課長 選択 18 :
◯近藤委員長 選択 19 : ◯村松委員 選択 20 :
◯近藤委員長 選択 21 :
◯鈴木企画政策課長 選択 22 : ◯近藤委員長 選択 23 : ◯寺田委員 選択 24 : ◯近藤委員長 選択 25 : ◯佐藤技監 選択 26 : ◯近藤委員長 選択 27 : ◯寺田委員 選択 28 : ◯近藤委員長 選択 29 : ◯佐藤技監 選択 30 : ◯近藤委員長 選択 31 : ◯近藤委員長 選択 32 : ◯大庭委員 選択 33 : ◯近藤委員長 選択 34 : ◯石田都市建設部長 選択 35 : ◯近藤委員長 選択 36 : ◯近藤委員長 選択 37 : ◯近藤委員長 選択 38 : ◯近藤委員長 選択 39 : ◯杉山上下水道課長 選択 40 : ◯近藤委員長 選択 41 : ◯寺田委員 選択 42 : ◯近藤委員長 選択 43 : ◯杉山上下水道課長 選択 44 : ◯近藤委員長 選択 45 : ◯寺田委員 選択 46 : ◯近藤委員長 選択 47 : ◯杉山上下水道課長 選択 48 : ◯近藤委員長 選択 49 :
◯近藤委員長 選択 50 : ◯小久江環境政策課長 選択 51 :
◯近藤委員長 選択 52 : ◯寺田委員 選択 53 :
◯近藤委員長 選択 54 : ◯小久江環境政策課長 選択 55 :
◯近藤委員長 選択 56 : ◯寺田委員 選択 57 :
◯近藤委員長 選択 58 : ◯小久江環境政策課長 選択 59 :
◯近藤委員長 選択 60 : ◯寺田委員 選択 61 :
◯近藤委員長 選択 62 : ◯小久江環境政策課長 選択 63 :
◯近藤委員長 選択 64 : ◯山田委員 選択 65 :
◯近藤委員長 選択 66 : ◯小久江環境政策課長 選択 67 : ◯小久江環境政策課長 選択 68 :
◯近藤委員長 選択 69 : ◯山田委員 選択 70 :
◯近藤委員長 選択 71 : ◯小久江環境政策課長 選択 72 :
◯近藤委員長 選択 73 : ◯村松委員 選択 74 :
◯近藤委員長 選択 75 : ◯小久江環境政策課長 選択 76 :
◯近藤委員長 選択 77 : ◯村松委員 選択 78 :
◯近藤委員長 選択 79 : ◯小久江環境政策課長 選択 80 :
◯近藤委員長 選択 81 : ◯村松委員 選択 82 :
◯近藤委員長 選択 83 :
◯本多環境水道部長 選択 84 : ◯近藤委員長 選択 85 : ◯山田委員 選択 86 : ◯近藤委員長 選択 87 : ◯小久江環境政策課長 選択 88 : ◯小久江環境政策課長 選択 89 : ◯近藤委員長 選択 90 : ◯近藤委員長 選択 91 : ◯近藤委員長 選択 92 : ◯木根農政課長 選択 93 : ◯近藤委員長 選択 94 : ◯寺田委員 選択 95 : ◯近藤委員長 選択 96 : ◯木根農政課長 選択 97 : ◯近藤委員長 選択 98 : ◯寺田委員 選択 99 : ◯近藤委員長 選択 100 : ◯木根農政課長 選択 101 : ◯近藤委員長 選択 102 : ◯近藤委員長 選択 103 : ◯渥美道路河川課長 選択 104 : ◯近藤委員長 選択 105 : ◯近藤委員長 選択 106 : ◯和井内維持管理課長 選択 107 : ◯近藤委員長 選択 108 : ◯山田委員 選択 109 : ◯近藤委員長 選択 110 : ◯和井内維持管理課長 選択 111 : ◯近藤委員長 選択 112 : ◯山田委員 選択 113 : ◯近藤委員長 選択 114 : ◯寺田委員 選択 115 : ◯近藤委員長 選択 116 : ◯和井内維持管理課長 選択 117 : ◯近藤委員長 選択 118 : ◯近藤委員長 選択 119 : ◯近藤委員長 選択 120 : ◯杉山上下水道課長 選択 121 : ◯近藤委員長 選択 122 : ◯近藤委員長 選択 123 : ◯近藤委員長 選択 124 : ◯杉山上下水道課長 選択 125 : ◯近藤委員長 選択 126 : ◯寺田委員 選択 127 : ◯近藤委員長 選択 128 : ◯杉山上下水道課長 選択 129 : ◯近藤委員長 選択 130 : ◯近藤委員長 選択 131 : ◯近藤委員長 選択 132 : ◯和井内維持管理課長 選択 133 : ◯近藤委員長 選択 134 : ◯山田委員 選択 135 : ◯近藤委員長 選択 136 : ◯和井内維持管理課長 選択 137 : ◯近藤委員長 選択 138 : ◯山田委員 選択 139 : ◯近藤委員長 選択 140 : ◯和井内維持管理課長 選択 141 : ◯近藤委員長 選択 142 : ◯大庭委員 選択 143 : ◯近藤委員長 選択 144 : ◯和井内維持管理課長 選択 145 : ◯近藤委員長 選択 146 : ◯大庭委員 選択 147 : ◯近藤委員長 選択 148 : ◯小澤産業政策課長 選択 149 : ◯近藤委員長 選択 150 : ◯大庭委員 選択 151 : ◯近藤委員長 選択 152 : ◯石田都市建設部長 選択 153 : ◯近藤委員長 選択 154 : ◯佐藤技監 選択 155 : ◯近藤委員長 選択 156 : ◯大庭委員 選択 157 : ◯近藤委員長 選択 158 : ◯石田都市建設部長 選択 159 : ◯大庭委員 選択 160 : ◯近藤委員長 選択 161 : ◯近藤委員長 選択 162 : ◯木根農政課長 選択 163 : ◯近藤委員長 選択 164 : ◯近藤委員長 選択 165 : ◯近藤委員長 選択 166 : ◯近藤委員長 選択 167 : ◯近藤委員長 選択 168 : ◯近藤委員長 選択 169 : ◯近藤委員長 選択 170 : ◯近藤委員長 選択 171 : ◯木根農政課長 選択 172 : ◯近藤委員長 選択 173 : ◯大庭委員 選択 174 : ◯近藤委員長 選択 175 : ◯木根農政課長 選択 176 : ◯近藤委員長 選択 177 : ◯近藤委員長 選択 178 : ◯近藤委員長 選択 179 : ◯近藤委員長 選択 180 : ◯近藤委員長 選択 181 : ◯近藤委員長 選択 182 : ◯近藤委員長 選択 183 : ◯近藤委員長 選択 184 : ◯近藤委員長 選択 185 : ◯近藤委員長 選択 186 : ◯近藤委員長 選択 187 : ◯近藤委員長 選択 188 : ◯近藤委員長 選択 189 : ◯近藤委員長 選択 190 : ◯近藤委員長 選択 191 : ◯木根農政課長 選択 192 : ◯近藤委員長 選択 193 : ◯村田産業部長 選択 194 : ◯近藤委員長 選択 195 : ◯村田産業部長 選択 196 : ◯近藤委員長 選択 197 : ◯大庭委員 選択 198 : ◯近藤委員長 選択 199 : ◯大庭委員 選択 200 : ◯近藤委員長 選択 201 : ◯村田産業部長 選択 202 : ◯近藤委員長 選択 203 : ◯山田委員 選択 204 : ◯近藤委員長 選択 205 : ◯山田委員 選択 206 : ◯近藤委員長 選択 207 : ◯山田委員 選択 208 : ◯近藤委員長 選択 209 : ◯大庭委員 選択 210 : ◯近藤委員長 選択 211 : ◯大庭委員 選択 212 : ◯近藤委員長 選択 213 : ◯村田産業部長 選択 214 :
◯近藤委員長 選択 215 : ◯大庭委員 選択 216 :
◯近藤委員長 選択 217 : ◯村田産業部長 選択 218 :
◯近藤委員長 選択 219 : ◯寺田委員 選択 220 :
◯近藤委員長 選択 221 : ◯寺田委員 選択 222 :
◯近藤委員長 選択 223 : ◯大庭委員 選択 224 :
◯近藤委員長 選択 225 : ◯太田委員 選択 226 :
◯近藤委員長 選択 227 :
◯近藤委員長 選択 228 :
◯近藤委員長 選択 229 : ◯村松委員 選択 230 :
◯近藤委員長 選択 231 : ◯大庭委員 選択 232 :
◯近藤委員長 選択 233 :
◯近藤委員長 選択 234 :
◯近藤委員長 選択 235 : ◯大庭委員 選択 236 :
◯近藤委員長 選択 237 : ◯荒浪農政課参事兼農地利用係統括係長 選択 238 :
◯近藤委員長 選択 239 :
◯近藤委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: (午前8時56分 開会)
開 会
◯近藤委員長 皆さん、おはようございます。定刻よりも少し早いようですけれども、関係する皆さんお集まりのようですので、始めさせていただきたいと思います。
本日は、会期中の中、大変お忙しい中をお集まりいただきまして、また、新型コロナウイルス感染症拡大の懸念がされる中、当局の皆様方には少し密の中でありますけれども、どうかよろしくお願いいたします。
それでは、着座にて進めさせていただきます。
会議に先立ちまして、お知らせをいたします。
本定例会の
建設経済委員会の進行につきましては、初めに、協議事項のア、袋井市海のにぎわい創出ビジョン(案)と今後の進め方についてを行った後、付託議案を審査し、その他(資料提供)、所管事務調査の順で進めてまいります。また、協議事項の案につきましては、大河原理事兼企画部長と鈴木企画政策課長に説明員として出席をしていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、本日は傍聴者として、企画政策課の清水主任がお見えになっておりますので、こちらのほうも併せてお知らせをいたします。よろしくお願いいたします。
それでは、早速、ただいまから令和4年11月市議会定例会の
建設経済委員会を開会いたします。
案件につきましては、お手元のとおり、付託議案の審査が4件、協議事項が1件、資料提供が1件、所管事務調査が1件ありますので、よろしくお願いいたします。
初めに、当局を代表しまして、本多環境水道部長から御挨拶をお願いいたします。
本多環境水道部長。
2:
◯本多環境水道部長 皆様、改めましておはようございます。それでは、当局を代表いたしまして、御挨拶をさせていただきたいと思います。
昨日は、地域防災訓練が市内全域で行われました。議員の皆様にもそれぞれのお立場で御参加をいただきまして、誠にありがとうございます。
今年の訓練の特徴は、9月の台風15号の被害を受けまして、本部では反省と課題を基に対応策の再検討を行いました。また、各それぞれ支部で水害への知識と備えへの啓発も、それぞれの手法で行っていただきました。今後も引き続き、南海トラフの巨大地震や台風、また、線状降水帯による水害に立ち向かうためさらなる行政、それから地域の防災力の向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。
それでは、少し各部からの近況につきまして御報告をさせていただきたいと思います。
最初に、産業部でございますが、産業政策課では、この時期の風物詩となりつつあります袋井夜のにぎわい創出事業が11月19日から始まっております。今年は「和」をテーマに、袋井駅北口の浴衣反物を使ったライトアップをはじめ、人とお店に光を当てることを目的に、飲食店との協賛によるお店の名前が入った路地行灯や、市内祭典各車の弓張提灯など、駅周辺のライトアップを1月末まで実施しておりますので、ぜひお出かけいただきたいと存じます。
農政課ですが、実りの秋を迎え、この時期、作物の品評会等が開催されております。お米につきましては、10月に、全国のお米が競い合う県外のコンテストに、袋井ブランド米のふくほまれの生産者3名が出品し、技術の研さんに努めております。
クラウンメロンは先月18日、秋作の品評会が開催されまして、事業関係者や販売店の方を審査員にお招きし、予選を通過した生産者40名により出品されたメロンを審査するとともに、生産現場を直接見ていただくなど、市場との信頼関係に努めております。
お茶につきましては29日、東海道どまん中袋井茶大賞の審査会が開催され、1次審査を通過した市内10のお茶工場から出品されたお茶を企業の方などが審査に参加し、消費者目線での審査を行われました。
このように、官民一体となって、各種農産物の品質の向上に努めているところでございます。
次に、都市建設部ですが、都市計画課では、袋井駅南地区で生まれた新たなにぎわいを袋井駅周辺地区の全体につなげ、都市拠点にふさわしいにぎわいと活気、回遊性の高いウオーカブル都市の実現を目指して、今年度第2回目となるフクロイエキマチフェスタを11月20日に開催いたしました。
今回は、市内外の約100団体の方々がイベントやキッチンカーの出店などにより参加していただくほか、袋井商工会議所や青年会議所など、関係機関と連携を図りながら盛大に開催されました。事業を通じて、公共空間の効果的な活用策に向けての検討を進め、民主導の取組につなげていくため、関係機関、関係団体との意見を重ねてまいります。
また、都市計画道路森町袋井インター通り線についてでございますが、期成同盟会における要望活動や勉強会を通じまして、整備促進に向けた活動を進めてまいりました。その結果、静岡県、袋井市、森町の役割分担を明確にした中で、整備促進に向けて取り組んでいくことの整備方針が共有化され、11月14日には、整備方針の覚書を3者で締結いたしました。これにより、これまで以上に3者での連携を強化し、整備促進に向けて積極的に取り組んでまいります。
最後に、環境水道部ですが、環境政策課のゼロカーボンシティへの取組についてでありますが、議員の皆様にもお知らせいたしましたとおり、このほど2050ゼロカーボンシティふくろいのロゴマークを決定いたしました。
このロゴマークにつきましては、去る11月17日の市長定例記者会見で公表、11月26日のエコパスタジアムで開催された静岡ブルーレヴズのプレシーズンマッチの試合前の時間をお借りしまして、5,400人の観客を前にお披露目をさせていただいたところでございます。今後、このロゴマークを旗印に、ゼロカーボンシティの実現に向け、様々な取組を展開してまいりたいと思いますので、御理解と御協力をお願いしたいと思います。
最後に、上下水道課ですが、去る11月13日、ふれあい夢市場の会場にて参加者に応急給水の体験を実施していただきました。給水車から自ら給水栓を操作し給水袋に、約150人の方に非常時の給水方法を体験していただきました。体験者や見学者からは、9月の台風15号による静岡市清水区の水道水の断水を自分に置き換えた様子で、よい体験ができたと好評をいただきました。
以上、各課の近況につきまして、御報告をさせていただきました。
本日は、委員長からもお話がございましたとおり、付託議案の審査4件と協議事項1件、資料提供1件、所管事務調査となっております。どうぞよろしくお願いいたします。
3:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
それでは、早速、(2)協議事項、アに入ります。
当局並びに委員の皆様にお願いをいたします。効率的な議事進行のため、簡明な説明及び質疑応答をお願いいたします。なお、説明や質疑におきましては、ファイルを移動する場合、どこのフォルダーに入っているか、また、その後、ファイルの整理番号をお伝えいただきますようお願いをいたします。
────────────────────────────────────────
協議事項
ア 袋井市海のにぎわい創出ビジョン(案)と今後の進め方について
4:
◯近藤委員長 それでは、議題(2)協議事項、ア、袋井市海のにぎわい創出ビジョン(案)と今後の進め方についてを議題といたします。
委員の皆様にあらかじめお伝えをいたします。本件につきましては、本日、
建設経済委員会、民生文教委員会において協議され、それぞれの委員会で出されました主な意見について取りまとめ、明日朝8時半に各正副委員長から総務委員会へ提出いたしますので御承知おきをいただきたいと思います。
それでは、当局から説明を求めます。
鈴木企画政策課長。
5:
◯鈴木企画政策課長 (省略)
6:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたら委員の皆様からお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
大庭委員。
7: ◯大庭委員 さきの海プロフェスタに参加させていただきまして、先ほどの課長の説明の中で、展望施設、総括として、展望があってよかったということと、駐車場が狭かったという、私、全く同感であります。それで、海プロフェスタの実証実験で確かな手応えがあったということで、課長の言葉を借りればそれをしっかり反映していきたいということでした。
幾つかキーワードがあるんですが、私、ずっと和井内維持管理課長にもずっと言ってきたんですが、展望施設、何か高さ制限があるということで難しいという話を聞いているんですが、やはりあそこの施設で売りは何かというと、海、眺望、そして夕日、これが全体的に見える環境をつくるには、それほど10メートルや20メートルの高さの展望施設を造れとは言わないですが、少なくともそこに立つことによって防潮堤全体が鳥瞰できる、俯瞰できる、それをやはりもう一度、法的な裏づけも取って検討してほしいというのが一つ。
それから、あのようなイベントというのは今は少し無理かもしれませんけれども、春、夏、秋、何回でもやれる可能性がある、そういう中で、駐車場は空きスペースがたくさんある中で、もっと用意するべきだと私は思います。あの日も、駐車場がなくて帰ったというような声を聞きました。せっかくイベントをするのに人が入れない環境というのは、あれほど広い海でですね。施設は造ったけどもみんな2キロメートルも3キロメートルも歩かにゃいかんような環境というのは絶対やめてほしいので。
課長の言葉をいただく中で、展望の件、駐車場の件、考え方がありましたら、お答えをいただきたいと思います。
8:
◯近藤委員長 鈴木企画政策課長。
9:
◯鈴木企画政策課長 大庭通嘉委員の御質問にお答え申し上げます。
先日は、イベントへの御参加をいただきましてありがとうございました。委員から御質問並びに御意見をいただきましたとおり、今回のイベントで、改めて海に訪れていただいた方々が、まずイの一番におっしゃったことは、海を見た眺望でございます。鳥瞰できる場の設置については御評価をいただいているものということは、基本的な認識としては同様でございます。
他方、これまで、国、県との協議も進めてまいりましたけれども、設置に当たっては様々な制約があるということも現状認識しておりますので、市民の皆様がここに来てわくわくするということが、このプロジェクトの最大のミッションでございますので、これが現実的にどのように達成できるかと、これについては引き続き県との協議も含めて、実現に向けて努力してまいりたいと考えてございます。
なお、駐車場スペースにつきましては御指摘のとおりでございます。現状の利用に加えて、新たな利活用になっていこうという取組でございますので、新たな需要をきちんと受け止めていけるよう、駐車場整備を含めた環境というものは整えていく必要があると考えてございます。
〔「期待しています」と呼ぶ者あり〕
10:
◯近藤委員長 展望スペースの件、駐車場の件、よろしくお願いいたします。
ほかにいかがでしょうか。
太田委員。
11: ◯太田委員 1点、伺わせていただきます。
創出ビジョン(案)の9ページの同笠エリアの整備方針3のところでも述べていただいた部分ではあるんですけれども、あと、まだ大庭委員からも、今回のイベントに関して、春、夏、秋という言葉もあったと思うんですけれども、今回の海プロフェスタ、かなり好評だったといろいろ声を伺っております。
そういった中で、これ、今年1年の1回で終わらせるのももったいないと思いますので、引き続きやっていっていただきたいと思いますし、最初は実証実験だったかと思うんですけれども、これから先、5年先10年先を見据えたフライトに向けた助走のイベントになってくるかと思います。また、東日本大震災以降、海岸へ行くのは怖いよというような声も聞いておりますけれども、そういった恐怖心というか、そういったものを取り払っていただいて海に親しみを持っていただく土台づくりみたいなものが、これからのイベントに求められるものだと思うんですけれども、これから先、どれぐらいのペースでああいったイベントを行っていくのかということをまず教えていただきたいと思います。
12:
◯近藤委員長 鈴木企画政策課長。
13:
◯鈴木企画政策課長 太田委員の御質問にお答え申し上げます。
海の利活用につきましては、これまで市長の御答弁でも申し上げましたように、行政のみならず、利用しようとする皆様と共につくっていく場の空間であったり、もしくはイベントの盛り上げであるというものが基本の認識でございます。その点におきましては、今回の海プロフェスタを経て、これは実装できそうだなという、民間の事業者も含めた団体の皆様の取組については積極的にその活動ができるよう支援してまいりたいと考えてございますし、一方、行政は、利活用の幅をさらに広げていくことができないかという可能性について、さらなる実証的なイベントをしながら、こういう使い方もできるんだみたいなことについての提案を申し上げていけるようなイベントを、企画政策課としては打っていきたいと考えております。
14:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
15: ◯山田委員 11月3日に盛大にイベントが行われましたけれども、その際のごみの処理で、やはりごみはあったと思うんですけれども、今後、イベントがありましたら、遠州の花火のように、翌日にボランティアを募集して海岸をきれいにするとか、そういうような予定も取っていただけたらいいと、それは一番、やはりごみは持ち帰るということもくれぐれも広報に入れておいてほしいと思います。
それから、市内よりも市外の方も、サーフィンをやられる方が多いと思うんですけれども、その方が来ても分かりやすい会場、先ほども何か、よく通路というのが分からないということでしたので、それをはっきり分かるようにしていただきたいと思います。
それから、今は、写真を見ていますと、木陰がないものですから、もし夏とかにやる場合、そういう設備もしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。それについてお願いします。
16:
◯近藤委員長 鈴木企画政策課長。
17:
◯鈴木企画政策課長 山田委員の御質問にお答え申し上げます。
3点ほどあったかと思いますけれども、まずは、ごみの問題を含めて、にぎわいをつくっていく反面、やはり活動しますと、そこでは様々なごみが発生してまいります。地域の方々も、にぎわいをつくることそのものは反対しないんだけれども、そういったごみの問題については御懸念されていると考えております。
我々も、本日の資料でいきますと、9ページの下段に、新たなつながりに向けてということで、イベントを通じて、これまで関わりのなかった分野の人たちと出会いとかつながり、これをつくっていく。これは、単に楽しいことをするだけではなくて、グリーンウェーブであったり、ごみの問題であったり、今後整備していくトイレの管理も含めてですけれども、みんなでこの場所をよりよい状態にしていくにはどうやって仲間として協力し合えるのか、ここを詰めていくことが、ハード事業とは別に必要な取組だというような認識でございます。
二つ目でございます。新しく初めて訪れた方々にとってみれば、不慣れな土地ということになり、海も大変広いものですから、駐車場の御案内も含めて、なかなか今の現状では十分に行き届いていないという認識でございます。先ほどビジョンの中でも御説明申し上げましたが、一体的な利用が促進されるようなサイン、看板を含めてですけれども、そういったことについては意を配してまいりたいと思います。
最後に、木陰の問題でございます。こちらのイベントを通じたり、もしくはそこで居心地のいい空間をつくっていくということは、にぎわいの創出にとって重要な視点だと考えてございますので、こちらについても、基本計画の中で具体的な検討を進めてまいりたいと思います。
18:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
村松委員。
19: ◯村松委員 イベントを通じて、様々なつながりが生まれたということでお聞きしましたが、イベントの中で例えばサイクリストであったりサーファーであったり、あるいは企業だったりという中で簡単にいかないところはあるとは思うんですが、そちらの方たちと一緒に集めてどういったことを進めていこうかという会合を開くようなこともできると思うんですよね。そういうことは計画はされているんでしょうか。
20:
◯近藤委員長 鈴木企画政策課長。
21:
◯鈴木企画政策課長 村松委員の御質問にお答え申し上げます。
今回開催いたしました海プロフェスタは、我々がつなぎ役となって、それぞれの団体の思いがこの日の当日、少しでもかなうことができないかという調整をさせていただきました。今後我々がそういったプラットフォームとしてベースを整えて皆さんと集う場がよろしいのか、もしくは取組を主体的にやりたい人たちにとって御案内をしていけるような間接的な御支援がよろしいのか、こちらについては各種団体の皆様とも御相談しながら、どのような形でも関わりを持つことで、みんながうまくお話が整っていくかについては、引き続き皆さんと対応しながら決めてまいりたいと考えております。
22: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
寺田委員。
23: ◯寺田委員 この間の海プロフェスタについては、新しい海岸の活用の仕方といいますか、将来的な在り方というのも少し垣間見えたといいますか、非常にいい企画になったかなと思います。
そういう中で、1点、私が気になったのは、流木の処理ですよね。これが、今回はあまりひどくはなかったと思うですけれども、台風なんかが来た後ですね、あっちのほうに流木がかなり押し寄せてくる。あの処理がどこまでやったらいいのかというのか、私も分かりませんけれども、少なくとも、景観をあまりにも損ねるような状態というのは、やはりどこかで手を入れていかなくちゃいかんなという感じもしました。かなりお金もかかることになるかと思うので、少しその辺を、やったら切りがないといいますか、非常にお金がかかるんじゃないかと思いますので、その辺を、基準のようなものを少しつくったらどうかなというのは思いました。
それともう一つ、海岸浸食ですよね。今回、そんなにひどくはなかったですけれども、台風の後はそれこそかなり欠けるような状態に海岸線がえぐれてきています。ですので、そういったときに、ある程度人工的な手入れができるといった、そういったものも必要になるのかどうか、その辺のところを少し考えていただいているのかどか、その辺のところを少しお聞きしたいと思います。
24: ◯近藤委員長 佐藤技監。
25: ◯佐藤技監 寺田委員の御質問にお答えいたします。
まず一つ、流木の問題なんですけど、今回、流木、台風15号で、非常に多くの流木が、浅羽だけではなくて、県内各地に流木被害がありました。これについては、かなり大量の流木があるものですから、海岸管理者である県のほうが、流木の災害ということで、流木撤去の災害事業として採択してということで聞いております。もう既に動き始めていて、流木の業者のほうには特命で頼んで、これから流木の量の計測と、あと撤去のほうも、国にお金をもらってやっていくということです。
流木については、ある程度一定量があれば海岸災として採択されるものですから、それについては全県で、県のほうで行われるというようなことで、今回のような台風についてはもう間違いなく、ただ、すみません、業者のほうがなかなか今、ほかの災害復旧が、やはりどうしてもそちらのほうに手が行っちゃっているものですから、今回の海プロフェスタのときには少し撤去が間に合わないと。非常に砂地のところに現場もあるものですから、砂地を走れる重機等が確保されないとということがあって、こちらのほうからも、フェスタの会場のところだけでも何とか整備できないかというのはお願いをしたんですが、間に合わないということで、今回のような状態になっております。今後、これから順次撤去をやっていくと聞いておりますので、また情報等についても御提供させていただきたいと思います。
2点目の海岸浸食なんですけど、当然、今までも皆さんにお話ししているとおり、サンドバイパスの機能不全になっていて、それが今、昨年度と今年度で直しているということも聞いております。浜欠け的なものが発生しているものについては、いろいろな要因があって、その一つとして、上の堤防のほうから流れてくる水の処理、あと、当然ながら海岸への波浪等の影響によるもの、2種類あります。堤防からの水については、県のほうでも、自転車道がすぐ横を通っているものですから、その保全というのも含めて、これから調査、設計をして対応していくと聞いております。
また、海岸自体の崩れについては、この前、海プロフェスタでも少し、静岡理工科大学がブースを出されていたんですけど、今、そういう新しい工法等の研究もされていると聞いていますので、我々のほうも、県のほうに静岡理工科大学の話をつないだりして対応できるような働きかけを今後もしていきたいと考えております。
26: ◯近藤委員長 寺田委員。
27: ◯寺田委員 流木の処理については、よく分かりました。今回の状況はやはり台風15号の影響ということで、少し平常ではないといいますか、突発的な要因だということで認識いたしました。
今、少しいみじくも、浜欠けという言葉を初めて聞いたんですけれども、かなりのところを直していくというやはり長期的な事業といいますか、すぐには直らないだろうということだろうと思います。サンドバイパスも今後順調に動いていけば、いろいろな意味で養浜事業が進んでいくとは思いますけれども、少し緊急的な事態というのを想定した場合は、少し海岸線の安全性が損なわれると、これは自転車道の破損ということもあるかと思うんですけれども、そこに来られた方が危険じゃないかという状態になった場合は、それなりの緊急対応というのをされていくのか、その辺少しお聞きしたいと思います。
28: ◯近藤委員長 佐藤技監。
29: ◯佐藤技監 寺田委員の御質問にお答えします。
浜欠け対応なんですけれども、昨年もやっているんですけど、今、国のほうが天竜川で掘削、緊急的に腹づけ的に養浜をするというようなものをやっておりまして、今年度も県のほうがその事業に対して、工事のほうを発注、契約をいたしました。
これからどうするかというと、天竜川の掘削ができないと土を持ってこれないものですから、やっと天竜川のほうもこれから掘削も行って、持ってきてくれるということなものですから、それについて、順次、昨年もやっているんですけど、引き続き広い部分について、上手のほうから養浜をしていくと聞いておりますので、全部一遍にというわけにはいかないですけど、かなりひどいところについてはそのようにして、緊急的な養浜をやっていくということで事業のほうを行うと聞いています。
30: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
31: ◯近藤委員長 それでは、以上で、本件の質疑につきましては終了といたします。
本日の質疑の中で出されました主な意見につきましては、先ほど申し上げましたとおり、正副委員長で取りまとめ、明日8時30分に総務委員会へ書面にて提出をさせていただきますが、今回出されました意見の中で、この内容だけは欠かせないというものがありましたら御発言をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
大庭委員。
32: ◯大庭委員 この件だけは外せないのは眺望の件です。大体何メートルぐらいの高さの展望にするのかということを、もし分かったらお願いします。佐藤技監もいるもんですから。法的な規制で駄目だったと聞いているんですね。先般も、仮設の眺望展望台を造った。あれでは、あまりにも低いものですから、今イメージしている高さというのはどれぐらいかということについて、少し私こだわりがあるもんでお願いしたい。一番わくわくするのは、あまり金をかけなくって、そういうことが一番だと思うんです。よろしくお願いします。
33: ◯近藤委員長 御答弁できるところがありましたら、お願いしたいと思いますが。
石田都市建設部長。
34: ◯石田都市建設部長 大庭委員からお話があった展望台については、何メートルという数字は少し覚えていないんですが、企画政策課長のほうからも答弁があったように、県のほうと協議を進めて検討したいと思います。よろしくお願いいたします。
35: ◯近藤委員長 じゃ、我々正副でまとめるときに、しっかりとその辺のところは書きたいと思いますのでよろしくお願いします。
それでは、正副委員長で取りまとめるということでお願いをいたします。内容につきましては御一任いただきたいと思いますが、これについて御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
36: ◯近藤委員長 御異議なしと認めます。以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
会議の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。当局の座席の入替えがありますので、しばらくお待ちください。
(午前9時34分 休憩)
(午前9時36分 再開)
37: ◯近藤委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、議題(1)令和4年11月市議会定例会付託議案の審査に入ります。
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令和4年11月市議会定例会付託議案の審査
ア 議第66号 令和4年度袋井市一般会計補正予算(第7号)について─所
管部門─
38: ◯近藤委員長 それでは、ア、議第66号 令和4年度袋井市一般会計補正予算(第7号)についてのうち、所管部門を議題といたします。
補正予算書における歳出の款項目の順に従い、所管部門の説明をお願いいたします。
初めに、上下水道課所管につきまして、当局から説明を求めます。
杉山上下水道課長。
39: ◯杉山上下水道課長 (省略)
40: ◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
寺田委員。
41: ◯寺田委員 今度、合併処理浄化槽の追加の補正があったということでございます。この要因について、少し分かっている範囲でお聞きしたいです。それと、実際、何人槽が何件ぐらいこれ、必要になるのか、もう少し具体的に分かればお聞きしたいと思います。
42: ◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
43: ◯杉山上下水道課長 寺田委員から、合併処理浄化槽の維持管理費補助金、こちらの補助の変動についての原因を御質問いただきました。
これにつきましては、やはり下水道の使用料、これと合併処理浄化槽の維持管理の費用に差があるという状況になっておりまして、この部分を市民の方が負担することが非常に大きな部分になっております。この部分を、市民の皆様もなるべく補助を受けるによって維持管理費を軽減したいという気持ちがあるという状況の中において、維持管理費補助金の申請が増えてきたという状況がございます。実際、こちらのほうを実施していただくにつきましては、国の法定検査、あと維持管理の清掃等の時間、こういったものが非常にかかるという状況がございますので、こういったものをなるべく縮小したい、軽減したいというのが、意識の中にあるのかなという状況でございます。
あと、合併処理浄化槽の補助についての人槽別の件数等について御説明をいたします。今回の申請関係でいきますと、10人槽以下が合併処理浄化槽の維持管理の補助の対象ということになっております。主な件数でいきますと、やはり5人槽、7人槽、10人槽というものが主な人槽の枠になっておりますけれども、参考で申し上げますけれども、5人槽については1,760件ぐらい、7人槽につきましては1,360件。10人槽につきましては250件ということで、それ以外のばらつきの少ない浄化槽におきましては、残りの部分に含まれているという状況でございます。
44: ◯近藤委員長 寺田委員。
45: ◯寺田委員 今の合併処理浄化槽の、事業費が上がっているということでございます。もし私、認識不足で申し訳ないですけれども、公共下水道の影響というのは特に、今の現象を見て、何か関係することというのはあるんでしょうか。少しその辺のところをお伺いしたいと思います。
46: ◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
47: ◯杉山上下水道課長 合併処理浄化槽と下水との影響関係について御質問をいただきました。
やはり水をきれいにするという状況でいきますと、合併処理浄化槽と先ほど申しました公共下水道、これが公共用水路の水質保全、やらなければいけない水の浄化の対応ということで考えております。このことについて、直接的に下水道と合併処理浄化槽に関係があるわけではないんですけれども、一番関係があるのは、やはり単独浄化槽と合併浄化槽の関係が非常に関係があるのかなと考えております。
やはり単独浄化槽でいきますと、水質が合併浄化槽よりも非常によろしくないという状況の中、生活の中においても、トイレの水はきれいになりますけれども生活排水の浄化ができないという状況になりますので、これを合併浄化槽に替えることによって水質がきれいになっていく。それで、合併浄化槽と公共下水道が双方でもって率をどんどん上げることによって、公共水域の水質保全が保たれるという状況になっておりますので、その両方を私ども推進する形で目指していきたいなと考えております。
48: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
49:
◯近藤委員長 ほかにないようですので、それでは、以上で、上下水道課所管につきましては終了といたします。
次に、環境政策課所管について、当局からの説明を求めます。
小久江環境政策課長。
50: ◯小久江環境政策課長 (省略)
51:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などをお願いいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。
寺田委員。
52: ◯寺田委員 今回、行政組合負担金、これが上がったということでございます。もう少し具体的に、燃料費がこうだとか、それに関するいわゆる、いろいろな運営の費用が上がったとか、そういうところというのは、市のほうには示されてきているのかどうか、お聞きしたいと思います。
53:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
54: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
中遠クリーンセンターの関係でございますけれども、今御案内のとおり、中遠クリーンセンターは長期包括委託ということで、委託料でございますけれども、固定費とそれから変動費、この2段構えという形になっておりまして、主に変動費の関係、これが、燃料費とかあるいは電気消費ということで、ごみの処理量に応じて変わってくる経費ということでございます。今回、御案内のように、いろいろなもの、物価高、円安の関係で燃料費、コークスですとかA重油等が高騰している。あるいは電気使用料も伸びているということで、そういったことで変動費の部分が大きく値上がりしているところでございます。
今年度、上半期の変動費が、ごみ1トン当たり8,600円余、大体約8,600円だったものが、委託契約に基づいて物価の変動を変動費に加味いたしますと、下半期の燃料費がトン当たり1万4,600円で、上半期が8,300円余、下半期が1万4,600円ということで、この辺り、実に6,200円の変動費が値上がりしているといったことで、今回、増額予算に至ったということでございます。
55:
◯近藤委員長 寺田委員。
56: ◯寺田委員 焼却の費用が上がっているということでございます。今後、私ども当初あのとき、持込みの、一般搬入について値上げをしたという経緯がございました。そのときは、基礎になるところが、大体1トン当たり2万円の焼却費用がかかるね。ということの中で、75%ぐらいは使用者負担にすると、25%くらいはいわゆる行政負担といいますか、そういったような割合をたしか算出していたように記憶しているんですけど、そういったところで、どういうように変動するのかなというのは少し疑問なんですけれども、もしお聞きできるところがあったら教えていただきたいなと思います。
57:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
58: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
手数料につきましては、これは広域行政組合が決定するということでございますので、私ども、そんな細かなお答えはできませんけれども、一般論ということでいきますと、いわゆる使用料、手数料ということにつきましては、いわゆる受益者負担が原則ということでもって、市の一般会計につきましても、3年に1度の定期見直しを行っていると。その際には、事務の処理に係るいわゆる人工のコストとか、何か施設を使用するといえばランニングコスト等を基本に、使用料あるいは手数料を決定していくということでございますので、今回、同じ考え方からすれば、中遠クリーンセンターの搬入手数料についても何年か、何年に1回見直されるかは承知してございませんけれども、そうした見直しに合わせては、こうしたコストの部分についても反映されるべきものではないかなと考えております。
59:
◯近藤委員長 寺田委員。
60: ◯寺田委員 そうなりますと、一応、受益者負担が約75%ぐらいということをたしかそのときは、だったのではないかという記憶があるんですけど、今回、そうなりますと、全体の経費が膨らむので、それに対して、処理手数料については足りない、もちろんこちらで決めることではありませんので行政組合になるんですけれども、一般論として、かなり総体的な意味で受益者負担のほうが下がってくるといいますか、持込手数料は変えないわけですので、それに対して処理原価のほうは上がってくるという形になりますよね。
そうなると、受益者負担はやはりその分だけ減っていると。その分だけ行政負担が増えるというようなことですので市民の負担、持込み者の負担は減るというようなことになるんじゃないかと思うんですよね。そういうような認識でいいのか、少しその辺、お聞きしたいと思います。
61:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
62: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
今の手数料は、そのときのコストにいわゆる受益者負担を掛けてということですので、コストが増えれば、その分総体的に受益者負担が減ると、恐らくそれは望ましくない状況が生まれてくるということが言えようかと思います。
63:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
64: ◯山田委員 塵芥処理費なんですけれども、食品ロスの調査の仕方をもう一度教えてほしいんですけれども、ちなみに、これは個人の家庭が中心なのか、それとも企業というのか、コンビニとか、食品をやっている食堂系なのか、もう一度教えてください。
65:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
66: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
食品ロスの実態調査の関係ということでございますけれども、先ほど少し説明のほうをはしょらせていただきました。申し訳ございません。
食品ロスの実態調査でありますけれども、環境省の調査手順書という、いわゆるマニュアルがあって、これに沿った形でやらせていただくものでございまして、具体的にどのような方法でやるかということになりますと、これ、家庭ごみ、家庭から排出されるごみを対象にということで、大体1回の食品ロス実態調査のために、生ごみを100キロから150キロ集めて、それを広げて、内容について3種類に分別するとします。一つは、料理をしたときの調理くず。それから、二つ目が直接廃棄ということで、いわゆる手つかず廃棄というもので、賞味期限切れ、消費期限切れになってそのまま廃棄されたもの、これが二つ目。三つ目が食べ残しということで、家庭から出たごみ、生ごみ100キロから150キログラムぐらいのものを今言った3種に分けて、分別して量を測定すると、そういった形を取るということでございます。
場所は、中遠クリーンセンターのごみのピット前に広げさせていただくという想定をしておりまして、そうすると、調査できるときが土曜日の午後、中遠クリーンセンターが閉まる土曜日の午後に、あそこをお借りしてということで、生ごみが100キロから150キロということは、いわゆる緑色の袋でいくと400キロ分ぐらい、まずサンプルを抽出する。生ごみは、ごみの中にはいろいろ紙ごみとかほかのごみも入っていますので、生ごみ100キロから150キロを取るとなると、緑色の袋で400キロぐらいということは、袋に入っているごみ400キログラム。袋の数でいくと……。
〔「全体で集めているから」と呼ぶ者あり〕
67: ◯小久江環境政策課長 はい。生ごみに食品ロスが含まれるので、生ごみを100キロから150キロ集める必要がある。そうすると、緑色の袋の中に入っているごみでいくと400キロぐらい。いろいろなごみが入っていますから。それを袋の数にすると130袋分ですね、袋の数。大体1袋3キロですので。130袋ぐらいのサンプルを抽出して、ごみの集積所から我々が引き抜かせてもらうということを想定しております。
それで、今回の経費100万円ですけれども、それを2回分、今言った緑色のごみ130袋1セットにすると、今回、100万円で2セット分ということで、市街地と郊外地のその2エリアでやらせていただきたいと考えております。
68:
◯近藤委員長 山田委員。
69: ◯山田委員 100万円かけて調査しても、それは食品ロスがどのぐらいということであって、食品ロスを減らすためのものではないですよね。ですから、この結果をどのように生かすかのほうが大事になると思うんですけれども、実際に賞味期限が切れたもの、ごみにするしかないじゃないというような思いと、何か食品ロスってあまり急激に減るということは考えられないんですけれども、そのために100万円も使うのかなと。金額がどうのこうの、金額はそんなに出ないんですけれども、最終的には食品ロスを減らすためにそれをやると思うんですけれども、これから先、どのように目指す、PRするのかというほうが大事だと思うんですけど、その結果も考えていますか。
70:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
71: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
御指摘のとおりでございます。食品ロスの実態調査はあくまでも現状だと思っております。ということを整理するための具体的なものでございまして、当然に、その結果を踏まえて、じゃ、どのように食品ロスを減らしていくかということを、来年度、一般廃棄物処理基本計画の見直しと併せて、食品ロス削減計画、そういったものをつくってまいります。
それで、今回、この調査をやることによって、先ほど申し上げた食品ロスの分類が出るわけです。そうすると、どこをどういうようにたたいていくのがやはり効果的かとかというものが見えてくるということで、御指摘の消費期限切れ、あるいは賞味期限切れのものが多いということであれば、当然、適量を買う、無駄な買物をしないとか、あるいはフードドライブ、ありますよね。消費期限切れが近くなった、ほかの人に使ってもらうようにしましょうとか、そういった様々な手だてが考えられるということもございますので、まずは実態を明らかにした上で、しっかりと対策を来年度の計画の中に位置づけてまいりたいと考えております。
72:
◯近藤委員長 村松委員。
73: ◯村松委員 4款1項7目環境衛生費の中ですけど、原油価格・物価高騰総合緊急対策費、2億円を用意したとさっき、その差額ということをお聞きしましたが、4分の1しか使われなかった原因とか理由なんかというのは調査をしてあるんでしょうか。
74:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
75: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
省エネ設備の補助金ということでございまして、今回、申請額が伸びなかったということで、その理由ということでございますけれども、6月の補正でこの事業を計上させていただきましたけれども、事業者が困っている、物価高に悩まされているということで、それを何とかしようということで、急ごしらえではありましたけれども、このような制度をつくらせていただきました。
予算額の算出の根拠でございますけれども、当時、市内の商工団体に加入する事業者の394者に、そのときはLED導入に関する緊急アンケート、こうしたものを実施していただいた結果があったものですから、394者にアンケートをかけて、返ってきたのが162者。そのうち69者、回答した事業者の約4割が、補助金ができればLEDを導入したいということで回答をいただいたものですから、これを捉えまして、大体市内の事業者、3,400者ぐらいの中小企業者、4割ぐらいが回答した。個人事業主も含めて大体市内で4,000事業者がいらっしゃるということでありまして、その4割ということで1,600者、そのうち大体、歩留まりも考慮して1,000者ということで、小さなアンケートの結果を少し大きく置き換えたところで、そもそもの母数が少なかったということで、統計的な精度を欠いていたのかなというのは正直なところでございます。
ほかに考えられる理由ということで三つ、理由を考えたときに、まず一つは、我々の周知が行き届いていなかったんじゃないかというところでいきますと、先ほど説明の中でも申し上げましたが、新聞広告、あるいは記者会見、ダイレクトメールといったところで販売店へのPR等々をしてきた中で、申込みをいただいた事業者、中小企業者から学校法人、社会福祉法人、いろいろと幅広く申請をいただいているものですから、基本的に周知は行き届いていたんじゃないかなと思っています。
それから、二つ目として考えられる理由は、企業の投資力が低い。そもそも経営が苦しくて、そういった細かな投資をするのがなかなか難しいといったことも考えられるわけですけれども、これについては、実は先ほどの補足資料のところで申し上げました、県が9月補正で新たに創設をした中小企業者等物価高騰緊急対策事業費補助金、これはいろいろな企業のコスト削減に関する取組に対して、3分の2以内、50万円上限の補助金を出すと、これ、県が創設したわけですけれども、これ、県が8億円予算を取って、1日で申込みの金額に達してしまったということを考えると、投資力がないということも言えないんじゃないかなということでいきますと、やはり三つ目の理由として、企業の省エネが行き届いている、あるいは省エネに対するニーズが低いということで、省エネよりも先にやることがあるといったところが考えられまして、私どもの最初の見込みが少し不十分であったのかなというところで、数の、件数の見込みが少し不十分、実態と合っていなかったのかなということで考えてございます。
76:
◯近藤委員長 村松委員。
77: ◯村松委員 先ほど見込みで1,000者ということで、使ったのは153。少な過ぎますよね。とはいえ、周知の仕方であったりというのは、不十分だったとは思うんですが。1件20万円が上限ということで、今、県で50万円、市でも50万円のものがあるんですが。金額を、金額設定だったりというのも、いろいろ甘く考えていたところがあるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
78:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
79: ◯小久江環境政策課長 金額設定の関係でございますけれども、私どもの制度は、補助率2分の1以内で上限20万円ということでございましたけれども、この根拠でありますけれども、県が用意した省エネ補助、省エネ設備に対する補助というものが、これも県の当初予算があって、さらに6月補正でそれを増額して、県のほうは総額6億円の補助金事業をした。この条件が、補助率3分の1以内で上限200万円、下限が20万円ということでありましたので、我々は県の省エネ補助の制度の下の部分、県が20万円を面倒を見るからということで、我々は、じゃ、そこに拾われない、少し細かいところをしっかり拾っていっていきましょうということで、上限20万円、補助率2分の1ということで設定をいたしたものでございますので、これは私としては適正であると考えております。
80:
◯近藤委員長 村松委員。
81: ◯村松委員 先ほど、一番最初にも言いましたけれども、2億円に対して4分の1しか使われていない、少し設定だったり考えが甘いじゃないかというようにも思いますので、もう少し使えるというか、市民がしっかり補助を受けられるようなものを考えていただけるようによろしくお願いいたします。
82:
◯近藤委員長 本多環境水道部長。
83:
◯本多環境水道部長 村松委員から、このたびの補助金に対します残額の補正につきまして御指摘いただきました。ありがとうございます。
当初の見込みが、先ほど環境政策課長からお話しさせていただいたとおりで積算をしました中、このような執行状況となったわけでございます。今回、補正をさせていただきますが、今後につきまして、このような補助金のニーズを調査しながら積算していく場合には、このような形の補正が起きないようにしっかりとまた積算について取り組んでいきたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
84: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
85: ◯山田委員 今の件なんですけど、先ほど差額は他の対策に回すと、御説明を伺ったんですけれども、今、どのような対策に回す予定ですか。
86: ◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
87: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
財源の関係についてでございますけれども、これは、資料066-01の資料、議第66号の補足資料の1)のところの11ページの中ほどが、御指摘の4款1項7目の、ただいま申し上げました補助金の減額の関係ということでございまして、11ページの事項別明細書の左側の4款1項7目の財源内訳のところを見ていただきますと、国庫支出金がマイナスの1億90万円、「△100,900千円」ということで出ていると思いますが、これが今回、私どもの省エネ補助金に充てていた部分の地方創生臨時交付金の減額分。もともと私どもの補助金に充てていただいていた地方創生臨時交付金をまず、ここで1億900万円減額させていただいたということで、これを今回の補正でそのほかの事業に振り直し、財源の付け替えを行っております。
内訳を申し上げますと、6款1項3目農政課所管の農業施設環境対策代替エネルギー導入事業費補助事業に360万円、それから同じく6款1項3目農政課の施肥の適正化に向けた土壌診断事業に220万円……。
〔発言する者あり〕
88: ◯小久江環境政策課長 6月補正で計上した事業のほうの財源として振り替えております。
それから、7款1項1目産業政策課所管のふくろい応援商品券発行事業(第3弾)、これも6月補正で計上したものに5,400万円、それから10款7項1目おいしい給食課の給食使用・野菜等高騰対策事業、こちらに1,009万5,000円ということで、それぞれ振替を行っております。さらに、余った分3,100万5,000円については、今回、歳入の減額をさせていただいているということでございまして、この3,100万5,000円、歳入のマイナスとさせていただいた部分につきましても、また今後、ほかの事業への活用を検討し、2月の補正で整理ができればということで、企画政策課と財政課と現在、調整中ということでございます。
89: ◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
90: ◯近藤委員長 それでは、以上で、環境政策課所管につきましては終了といたします。
なお、会議の途中でありますが、ここで休憩とし、この時計で10時30分から会議を再開いたします。
(午前10時20分 休憩)
(午前10時30分 再開)
91: ◯近藤委員長 では、定刻前ですけれども、皆さんおそろいですので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
それでは、次に、農政課所管につきまして、当局から説明を求めます。
木根農政課長。
92: ◯木根農政課長 (省略)
93: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたら委員の皆様からお受けをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
寺田委員。
94: ◯寺田委員 新型コロナウイルス感染症対策費のところで、今回対象になるのは、茶工場、ハウスとか等々を含めましても8軒の農家が対象だという御説明がありましたけれども、今回、いろいろなところでかなり被害が出ているということは、いろいろなところで調査があると思うんですけれども、ここの対象となった農家というのは、全体の中の、とてもこれだけの規模の被害ではなかったと思うんですけれども、対象になったところ、ならなかったところ、その辺の全体の予算づけみたいなものがどのようになっているのかなというのは、分かる範囲で結構ですので教えていただきたいと思います。細かい数字は要りませんので。
95: ◯近藤委員長 木根農政課長。
96: ◯木根農政課長 ただいまの寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
今回、災害につきましては、大きく二つに分かれております。一つは、農道等土砂の流出に伴う公共施設の災害。こちらのほうの災害ともう一つは、今回の補正に上げております農業者への災害、直接の、先ほど申しました茶畑でありましたり、茶工場でありましたり、メロンの温室の浸水というように、大きくは二つに分かれているものでございます。さきの6号補正では、先ほど前段で申しました公共施設、特に農道等への支援の補正、また、茶畑の大規模な崩落、樹園地の崩落とか、こういったものに対しての対応を前段の6号補正で対応させていただいたところであります。
今回の、私が今説明いたしました7号補正につきましては、個々の農家の施設の災害の復旧に向けての補正ということで、全8軒のほうを説明させていただいております。全体では寺田委員がおっしゃったように、40軒近く申出があったり、細かな申出がたくさんありましたけれども、それぞれ申出があったんですけれども、個々の農家がそれぞれ自前ですぐに取りかかって既に住んでいたりとか、どちらかというと小さい修繕のほうは個々の農家で対応しているというのは承知しております。しかしながら、今回の8軒につきましては、市のほうの支援も入れて、災害の規模も若干大きめの災害ということで、今回のパッケージということで、支援のほうをさせていただいているところでございます。
97: ◯近藤委員長 寺田委員。
98: ◯寺田委員 分かりました。
一応確認でございますけれども、今後、また農業者、被害に対する救済措置といいますか、支援というのは、今後も発生してくる可能性もあるという理解でよろしいでしょうか。
99: ◯近藤委員長 木根農政課長。
100: ◯木根農政課長 さきの台風15号の発生の翌日から、私ども職員はもちろんですけれども、例えば三川支部の職員でありましたり、また、各地域の農業委員がくまなく調査をして、主な件数等、それぞれこちらのほうにも寄せていただいたり、また、中遠農林事務所から寄せられた件数を取りまとめたところの件数ということで承知しておりますが、今現在の状況の対応ということで、8軒ということで承知はしています。
今後につきまして、もしも申請が出てこれば、それは対応しなければいけないことでございますが、今現在市のほうもしくは農協との災害に向けての打合せ、月に2回ほどやっておりますけれども、現在の中ではこの数字ということで把握しているところでございます。
101: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
102: ◯近藤委員長 じゃ、ほかにございませんので、それでは、以上で、農政課所管につきましては終了といたします。
次に、道路河川課所管につきまして、当局から説明を求めます。
渥美道路河川課長。
103: ◯渥美道路河川課長 (省略)
104: ◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆様、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
105: ◯近藤委員長 それでは、特に質疑もございませんので、以上で、道路河川課所管につきましては終了といたします。
次に、維持管理課所管につきまして、当局から説明を求めます。
和井内維持管理課長。
106: ◯和井内維持管理課長 (省略)
107: ◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
山田委員。
108: ◯山田委員 事前に確認をしていなくて申し訳ないんですけれども、公園等に関する光熱費に関して、全てLEDで賄っているのかどうかお伺いいたします。
109: ◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
110: ◯和井内維持管理課長 山田委員の御質問にお答えいたします。
公園の照明灯につきましては現在、LEDに移行している途中でございます。安定器を変えることで電球だけ替えればいい場合もございますので、そういった場合には、切れたときには、次に安定器も変えながら、LEDに替えている状況でございます。また、新しく更新するようなものにつきましては、LEDを用いているところでございます。
111: ◯近藤委員長 山田委員。
112: ◯山田委員 速やかにLEDになるように、よろしくお願いしたいと思います。
113: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
寺田委員。
114: ◯寺田委員 電気料の高騰という中でいろいろ照明設備であるとかいうのが、施設の電気料が上がっていると、それは推測するところなんですけれども、大体何%ぐらい市のほうで上がったとか、そういう数字ってあるんでしょうか。
115: ◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
116: ◯和井内維持管理課長 寺田委員の御質問にお答えいたします。
おおよそですけれども20%から30%、昨年度に比べて上がっている状況でございます。
117: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
118: ◯近藤委員長 それでは、以上で、維持管理課所管につきましては終了といたします。
これをもちまして、議第66号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
イ 議第68号 令和4年度袋井市水道事業会計補正予算(第1号)について
119: ◯近藤委員長 次に、イ、議第68号 令和4年度袋井市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
杉山上下水道課長。
120: ◯杉山上下水道課長 (省略)
121: ◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
122: ◯近藤委員長 それでは、特に質疑もございませんので、以上で、議第68号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
ウ 議第69号 令和4年度袋井市下水道事業会計補正予算(第1号)につい
て
123: ◯近藤委員長 次に、ウ、議第69号 令和4年度袋井市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
杉山上下水道課長。
124: ◯杉山上下水道課長 (省略)
125: ◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
寺田委員。
126: ◯寺田委員 今回の補正の主な原因というのは、一つはやはり、電気料金の高騰等というような御説明でございましたけれども、これについては、かなり恒久的にといいますか、いろいろ、すぐに改善されないような状態になるのではないかと思うんですけれども、そういったことについてどのような御見解をお持ちかということを少し、この場ではふさわしくないかもしれませんが、もしお答えできる範囲があれば、お答えいただければありがたいなと思います。
127: ◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
128: ◯杉山上下水道課長 寺田委員から、電気料金の高騰についての今後の検討について御質問いいただきました。
電気料の高騰については、皆さん御承知のとおり、非常に電気料が上がっているという状況でございます。私どもも、いろいろな機器を運転することについては非常に大きなウエートを占めているということで危惧するところでございます。
これにつきまして、今までも若干検討させていただきましたが、電力会社の変更によって、なるべく電気料を下げることができないかということを少し検討してきた経緯がございます。実際、今回は下水道ですけれども、水道の事業につきましては、高圧電力を比較した結果、中部電力よりも関西電力のほうが電気料が安くなるということで、現在高圧電力については関西電力から受電をしている状況でございます。ただ、それ以外の低圧電力や電灯の電力については、やはり最寄りの中部電力によって電気を受電しているほうが有利な状況が比較として表れているという状況がございます。
こういった形で、電力会社を検討するということを一つ進めてまいりましたが、12月3日の中日新聞のほうに記載がございましたけれども、電気の自由化についての最近の状況ということで記事が載っておりました。これによりますと、一頃自由化によって大手電力会社よりも、小さな電力会社がコストを下げて電気のサービスを行ったというような、非常にはやったという状況がございますけれども、ここにきて、そういった新電力会社が事業撤退をしてきた状況がございます。これについては、先ほども申しました電気料の高騰によりまして、なかなか経営がおぼつかないということが実際問題としてうかがえる状況でございます。
結果として、今、電力については、大手電力会社のほうにまた戻りつつあるということで、そのことで、以前の状態に戻ってきたという状況がございますので、今後については、大手電力会社とどのような形でもって電力を安価に入手できるかということを検討しなければいけないのかなということで検討したいと考えております。一つの方法としては、長期的な契約を結ぶことによって単価を落としたりとか、あと、もう一つの部分は、できるかどうか検討しなければいけないんですけれども、ピークカットをするような形で単価を落とすとかということもこれから検討していきたいと考えておりますので、一応そのような形で御理解いただければと思います。
129: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
130: ◯近藤委員長 では、ほかにございませんので、それでは、以上で、議第69号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
エ 議第84号 工事請負契約の締結について
131: ◯近藤委員長 次に、エ、議第84号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
和井内維持管理課長。
132: ◯和井内維持管理課長 (省略)
133:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
山田委員。
134: ◯山田委員 この件で入札をされた事業者は何者あって、丸明建設に決定した理由を教えてください。
135:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
136: ◯和井内維持管理課長 山田委員の御質問にお答えいたします。
今回の入札につきましては、10者から参加の申出がございました。そのうち1者は辞退しております。今回の入札方式につきましては、議案質疑でもございましたが、総合評価方式というような、単価だけではなく、いろいろな施工状況や、そういった過去の実績等も勘案した中での総合評価方式を取っております。そういった中で、金額及び実績等を点数化いたしまして、その中で丸明建設が落札されたものでございます。
137:
◯近藤委員長 山田委員。
138: ◯山田委員 その場合、いろいろよく入札のとき、点数とかを決めますよね。どのような方向でやって決めたのか。それで、1者と2者目の差額はどのぐらいでしょう。分かる範囲で結構なんですけれども、お願いします。
139:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
140: ◯和井内維持管理課長 総合評価方式につきまして少し御説明いたしますと、まず施工金額でございます。また、過去の工事成績、そして優良工事の表彰、またICT活用の工事があったか、そういった約20項目ほどの項目に対して点数をつけまして、金額等も含めまして点数化した中で争いました。
また、金額だけ申しますと、次の会社自体が最低基準を下回っておりましたので、調査基準価格というものを引き上げておりますので単純に金額の差というものは出ておりません。
141:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
大庭委員。
142: ◯大庭委員 今回、土量80万立方メートルのうちの9万2,000をということで、小笠山の開発は、ここの9万2,000を搬出して、あと残量がどれぐらいあるかというのを確認したいのが1点。
それから、袋井が、令和3年度の進捗率が市施工分で80%、今年度末で93%、令和5年で100%になるということでありますが、私の承知している範囲では、磐田市が令和2年度で27.7%、恐らく令和4年度でも三、四十%いけるかどうか分からない状況じゃないかなと思いますし、掛川が同じように50%から60%の間ではないかなという感じがします。防潮堤は袋井だけが完成する、これも極めて大事なんですが、隣接の状況も、特に太田川、弁財天等を抱えているといわゆる津波の回り込みが心配されるものですから、進捗が、掛川市と磐田市がどうなっているかお伺いしたいと思います。
あわせて、県が、令和7年に終了だということでありますが、最終12メートルの静岡モデルの防潮堤の完成が、袋井は令和7年度、磐田、掛川は最終的には何年になるのか。できたらこれを現時点で分かる、今手元にあればお答えいただきたいですが、なかったら資料等を一度頂きたいと思います。分かる範囲で御答弁いただきたい。
143:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
144: ◯和井内維持管理課長 大庭委員の御質問にお答えいたします。
最初の御質問ですけれども、あと小笠山の残りということですけれども、聞くところによりますと、約30万立方メートルはあるということでございます。
あと、両隣の市の状況でございますが、今、手持ちがございませんので、後ほどお伝えしたいと思います。
145:
◯近藤委員長 大庭委員。
146: ◯大庭委員 小笠山の30万立方メートルについては大体見通しが立っているのか、行き先は御答弁いただかなくていいですが、見通しは立っているかどうかお伺いいたします。
147:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
148: ◯小澤産業政策課長 ただいまの大庭委員の御質問にお答えをさせていただきます。
今行っている小笠山の北側区域ですけれども、第1期工事ということで今、工事のほうをさせていただいている、塚本建設が行っているということで、その土を今、防潮堤のほうへ持っていっているところでございます。残りのD区画ということで、まだ大きな土地が残っていまして、これについては、今、開発が、隣地開発、こうしたものの変更を今、変更を計画しているという状況でございますので、具体的にその盤をいろいろ想定して造っていくわけで、今、先ほど和井内課長が申し上げたとおり、最初の大きな想定内では、単年度で約30万立方メートルぐらい残っているだろうという推測が今、立っております。
その土の行き先につきましては、開発と併せながら、企業のほうで塚本建設のほうで考えていくということで、現時点でどこに持っていくということが確定しているということについては、まだうちとして把握しているものではございませんが、開発を進めるに当たって、土を搬出していかないと開発できないということも事実でございますので、そちらについて、またいろいろな公共事業等との関係もあろうかと思いますけれども、そうした事業の情報収集をしながら塚本建設の事業の側面的な支援、こうしたものをしていければと思っています。
149:
◯近藤委員長 大庭委員。
150: ◯大庭委員 佐藤技監もいらっしゃるものですから、令和7年の袋井の終了に合わせて、磐田、掛川がどの程度になるかの見通し、先ほど和井内課長が現時点の進捗は把握されていないということなので分からないかもしれないですが、2011年の震災を受けて以来、きらりんタワー、それから袋井市でも、平成の命山の築造、そして防潮堤ということで、トータルで、防潮堤が二十数億円ですか、それから命山が十数億円ということで、40億円弱の投資をしてまいりました。
そのことも含めて、どの時点をもっていわゆる安全宣言をするかということを、やはり一つのくくりでやられる時期かなと思うんですが、これは私どもの代表質問の中で、そこら辺は質問しようという話をした内容なんですが、安全宣言という一つのくくり、袋井と県を合わせたこの地域、中遠地域の津波に対する一つの事業の事務総括というか整理をするべきだと思うんですが、それに対しての見解を、せっかく最後の事業になるものですからお伺いしておきたいと思います。
151:
◯近藤委員長 石田都市建設部長。
152: ◯石田都市建設部長 大庭委員から、防潮堤完成の際の安全宣言についての御質問でございますが、なかなか襲ってくる災害の規模というのもどのくらいかというのは見通しが立っていないという現状があるということが1点、それからあともう一点は、非常に堤防、堤が持っている強さと押し寄せてくる津波の力、そこの検証がなかなか難しいというのがありますので、非常に根拠というか、難しいなというのが個人的な感想です。
しかしながら、委員から、そのようなことの必要性、今お話がありましたので、そちらについてはまた危機管理部のほうとよく話をした中で、技術的な検証も含めて、今後の対応については検討したいと考えておりますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。
153:
◯近藤委員長 佐藤技監。
県との関わりの中ではいかがでしょうか。
154: ◯佐藤技監 先ほど部長のほうからもお話しされたように、高さ的にはまず一つあるのが、市の事業が終われば、県の農林事務所の植林を待たずしても、高さだけでいけばレベル2対応はできるというように言われています。その次になると、今、部長が答弁したとおり、堤防自体が土を盛っているだけ、今、土を盛っただけの堤防なので、既存の堤防に盛っているものですから、堤防自体の強度がしっかり津波に耐えられるのか、正直、あるかどうかというような検証がやはり必要になってくる。
県内各地で静岡モデルをやっているんですが、それについての検証等をこれからしていくという話も聞いておりますので、ここの海岸も同じように多分、今後していくことになるとは思いますので、そういうことをした上できちんと評価というのをしていかないと、高さだけ足りてそれで津波は安全ですよというところまでなかなか言えないところなんですが、感じております。
155:
◯近藤委員長 大庭委員。
156: ◯大庭委員 まず一つ、整理、確認しておきたいのは、袋井は令和7年度に、県が終了するということをここで説明されているものですから、それが確かですねということの確認をもちろんしたいですね。それと併せて、袋井だけではいけないので、磐田と掛川が県の最終年度が何年と見通しているかということは、現時点では分からないとしても、また整理して調べておいていただきたい。
もう一点は、今まで御案内のように、2012年の12月にきらりんタワー、あれ、1億1,500万円でできました。2013年12月に湊命山が2億6,300万円でできました。2016年3月にきぼうの丘が3億1,700万円でできました。2017年2月に3億7,600万円で江川の丘ができまして、最後の寄木の丘が3億7,700万円でできました。大体、都合15億円弱です。
あと、防潮堤が最終的にどれだけの費用がかかったかということを、またかかるのか、かからないのかということは、これ、重要なことだものですから整理をしておいていただきたいと思いますし、後段、今回丸明建設が受けて3億円余の予算の採決をするわけでありますけれども、補正をするわけですが、結局、最終的にどれぐらいかかるという、いわゆるトータルの総括、津波対策、それをまた分かるようにしておいていただきたいと思います。
見解がありましたら御答弁を、どなたでも結構ですからお願いしたいと思います。
157:
◯近藤委員長 石田都市建設部長。
158: ◯石田都市建設部長 いずれにしても、津波対策ということで、たくさんのお金を投入させていただいております。そういったものが、全体を総括するようなものでまとめていきたいと考えております。近隣市町の状況、それから県の状況につきましては、また改めて資料提供させていただきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。
159: ◯大庭委員 どこかでまた資料提供をよろしくお願いします。
160:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
161:
◯近藤委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、議第84号につきましては終了といたします。
これをもちまして、付託議案に対する説明及び質疑等を終了いたします。
木根農政課長。
162: ◯木根農政課長 すみません。先ほどの議第66号の農政課所管分の説明で、寺田副委員長から、農業関係の災害の全体数についての御質問がありました際、私からは、茶工場やハウス、農地の浸水被害箇所がおおむね40件とお答えさせていただきましたが、申し訳ありません。訂正させていただきます。
40件のほうにつきましては、大きく二つに分かれると説明させていただきましたが、農道や農地の土砂災害の箇所のほうが41件でございまして、浸水被害の箇所のほうは25件でございましたので、訂正させていただきます。土砂災害が41件、浸水被害が25件でございます。申し訳ございません。訂正させていただきます。お願いします。
163:
◯近藤委員長 これから討論、採決に入りますけれども、今のように回答保留箇所がありましたが、あるいは答弁済みでない箇所がありましたらお願いしたいと思いますが、この点はいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
164:
◯近藤委員長 それでは、続きまして、
建設経済委員会に付託されました議案について討論を行います。
討論ございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
165:
◯近藤委員長 討論なしと認めます。それでは、以上で、討論を終了いたします。
それでは、ただいまから採決を行います。
初めに、ア、議第66号 令和4年度袋井市一般会計補正予算(第7号)についてのうち、所管部門を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
166:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
次に、イ、議第68号 令和4年度袋井市水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
167:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
次に、ウ、議第69号 令和4年度袋井市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
168:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
次に、エ、議第84号 工事請負契約の締結についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
169:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
これをもちまして、議題(1)令和4年11月市議会定例会付託議案の審査につきましては終了といたします。
次に、議題(3)報告事項ですが、今回は案件がございません。
その他(資料提供)に入ります。
────────────────────────────────────────
その他(資料提供)
ア 農業委員、農地利用最適化推進委員の改選について
170:
◯近藤委員長 次に、議題(4)のその他(資料提供)ですが、今回は、ア、農業委員、農地利用最適化推進委員の改選について意見が提出されておりますが、当局からの補足説明はございますでしょうか。
木根農政課長。
171: ◯木根農政課長 (省略)
172:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの補足説明が終わりました。
資料提供でございますので、以上としたいと思いますがよろしいでしょうか。もし委員の皆様から質疑等ありましたらお受けをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
大庭委員。
173: ◯大庭委員 選出要件が4分の1認定農業者であることということで、今までの半分、8人が4人になってしまう。そうすると、その4人というのは、利害関係を有しないということだものですから、あまり、委員のうち利害関係を有しない中立な立場の委員が含まれることということで、1人でも含まれていればいいということなんだけどね。
要するに、言葉を選ばず言うと、認定農業者は少し御遠慮していただきたいという趣旨のような感じで、いわゆるできれば利害関係を有しない人がそういうところに入ってくるということを示唆しているとも取れるような今度の改正になっていくわけですが、ここら辺についての委員の選任ということについて、原課としてこれをどのように考えて扱っていくのか、方向性についてお伺いしておきたいと思います。
174:
◯近藤委員長 木根農政課長。
175: ◯木根農政課長 ただいまの大庭委員の認定農業者について説明させていただきます。
県のほうからも少し説明が、今回の改選についてございました。認定農業者数が、これまでは2分の1ということで、現在の農業委員は16名おりますけれども、現在は10名の方が認定農業者でございます。これがじゃ、緩和されて減らすということでございます。
これはなぜかといいますと、これは県からの説明ですけれども、要は認定農業者の現役ばりばりの方といいますか、認定農業者が農作業をやりながら農業委員になるということで、なかなか負担が多いよという意見が全国から寄せられたということを聞いております。そうしたことから、認定農業者が農業委員会に出るというのは少し負担があったのではないかということで、4分の1に改正されたのではないかということで、県のほうからそのようなことで説明を受けています。
中立の方がということでございますが、これは、具体的には中立の方だということですので、農業者でない方を1名は入れてくださいということが定められておりまして、こうした方が、大庭委員がおっしゃったように、1名いれば大丈夫だよということで、そのとおりでございます。引き続きそこの要件は変わっておりませんので、農業者でない方を1名選出すると、そんなことで考えておりますけれども、認定農業者の扱いについては少し、どちらかというと、緩和された要件のように事務局のほうでは考えているところでございます。
176:
◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。
これをもちまして、(4)その他(資料提供)につきましては終了といたします。ありがとうございました。
会議の途中ですが、ここで少し休憩といたします。この後、所管事務調査が残っておりますが、午前の中でするのがよろしいでしょうか、それとも午後がよろしいでしょうか。
〔発言する者あり〕
177:
◯近藤委員長 それでは、以上で、議案につきましては終了いたしますが、産業部長、産業政策課長、それから農政課長の部課長につきましては、ここで……。
〔発言する者あり〕
178:
◯近藤委員長 産業部長、農政課長以外の部課長には、ここで御退席をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。お疲れさまでした。
この後、(5)の所管事務調査に入りますが、当局の座席の入替えということで、農政課参事、それから課長補佐、主幹の出席がありますのでよろしくお願いいたします。
〔発言する者あり〕
179:
◯近藤委員長 申し訳ありません、少し御着席いただいて。
すみません、時間的なところが少し流動的なところがありますので、会議の途中でありますけれども、ここで休憩に入りたいと思います。午後1時15分から所管事務調査に行きたいと思いますので、そうすれば例の3人も出席できると思いますので、そのような流れでよろしくお願いいたします。
では、休憩に入りますのでよろしくお願いいたします。
(午前11時39分 休憩)
(午後1時11分 再開)
180:
◯近藤委員長 定刻前ですけれども、関係する皆さんお集まりですので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
────────────────────────────────────────
所管事務調査
ア 持続可能な農業の在り方について
181:
◯近藤委員長 次に、議題(5)所管事務調査に入ります。
ア、持続可能な農業の在り方についてを議題といたします。
お手元に資料を配付させていただきました。政策提言書ということで、持続可能な農業の在り方について(案)というものをまとめさせていただきました。この間、当局の皆さん、それから大高主幹、そしてまた正副委員長で、このような形のものをまとめましたのでお示しをすると同時に、今日は一応最後になりますので、皆さんから再度、文言の訂正、あるいは表現の訂正等々ありましたらお願いをしたいと思います。
これ、振り返ってみますと、これまで、6月にスタートいたしまして、6回の委員会を設けました。その間に、県内外を含めて2回の視察、さらには若手農業者との意見交換会、そしてまた、委員間討議を各1回開きまして、おおむね予定に沿った形の会議が開け、そしてまた、それなりの成果がつかめたのではないかなと思っております。
今日は、持続可能な農業の在り方(案)について、中を御覧いただいて、そしてまた御意見をいただき、差し込むようにして、最終的には12月8日になりますが、議長へ提出することになりますのでお願いをいたします。
それでは、お手元に資料がございますでしょうか。御覧をいただきたいと思います。
表につきましては、3常任委員会、それぞれこのような形のものになりますので、令和4年12月袋井市議会
建設経済委員会という形になると思いますが、このような形で、常任委員会とも同じような内容で出させていただきます。
1枚めくっていただきまして、目次になりますが、全7ページにわたります。「はじめに」、それから現状分析と課題、そして調査研究の方法、そして政策提言、これは2ページから6ページになります。最後、まとめということで「おわりに」で、これが7ページ目になります。
ページ数では1ページになりますが、御覧をいただきたいと思います。
「はじめに」というところ、このような形にまとめさせていただきました。また、これ、少し今、お読みいただいて、何か少しここがどうだというところがありましたら御指摘いただきたいと思いますが、早速行きたいと思います。
「はじめに」をまずお読みください。
お読みいただけたかと思いますが、いかがでしょうか。何か御指摘いただくところがありますでしょうか。国の動向、少し世界的な動きも加味して、そして本市にきて、さらにその中から農業の在り方、それから農業の方向性、そんなところをしっかり押さえていきましょうという内容になっております。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
182:
◯近藤委員長 それでは、その下の現状分析と課題、ここを少しお読みください。
いかがでしょうか。ここでは、評価が低かった点のところに注目をしまして、数字的なものを少し入れて、そして、その背景について、そしてまた、そこから見えるところの内容というで、農業者との意見交換会等からの提言があったとまとめてあります。それに基づいて、今回、所管事務調査を組んだということになろうかと思いますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
183:
◯近藤委員長 それでは、ページをめくっていただきまして、2ページ目になりますが、3番になります。調査研究の方法ということで、今回、研究を行うに当たってこのようなことをという手法のことが書かれていますので、これをまた御覧ください。
よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
184:
◯近藤委員長 では、次に、4番のほうへ行きたいと思います。
建設経済委員会からの政策提言ということで、前回と同じようなまとめ方をしております。ただ、(1)ア、(ア)、(イ)、(ウ)というように、文章作成上の留意点に注意をいたしまして統一をしてあります。
1点目は、本市の持続可能な農業に求められる施策ということで、ア、イ、ウの3点にまとめました。その後、作物別に求められる施策ということで、メロン、そしてお茶、お米、それから野菜となっていますが、まずは、2ページ、3ページの(1)までを御覧いただいて、御指摘をいただきたいと思います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
185:
◯近藤委員長 もしよろしければ、3ページのほうへ入っていただきまして、(2)の作物別に求められる施策のところに入っていただきたいと思います。
前回は「作物別」で終えていたんですが、今回ここに「に求められる施策」という、より具体性がある言葉にしました。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
186:
◯近藤委員長 3ページがもしよろしければ、4ページのほうへ行っていただきたいと思います。
4ページには、メロンに続いて、お茶が出てきます。適当にといいますか適宜、先般、委員間討議、それから5回の打合せのときに話が出ました、御指摘いただいた文言については、この中に入れてありますので御覧いただきたいと思います。例えばお茶のところですと、お茶の(ア)の2行目のところ、aのところ、「ドリンクメーカーとの連携」、ここ、前は「輸出に向けて」となっていたのですが、これ、「海外」を付け加えたりとか、このように指摘いただいたところは直してあります。
すみません、前に戻って申し訳ありません。2ページ、3ページを見ていただきますと、特に2ページのほう、
建設経済委員会からの政策提言ということで、前回はアとして「担い手支援・スマート農業」となっていたんですが、今回は誰のためのこういう施策なのかということで、具体的に形容する言葉、「経営力強化のための」という言葉を付け足しました。
それから、イにつきましても、「販路拡大・ブランド化」と前回はなっていましたが、ここのところも、「稼ぐ農業のための」という言葉を付けました。
同じように、3ページの一番上のウですが、前回は「農業基盤整備」だけだったんですが、今回といいますか、最終的には「効率的かつ安定的な農業生産のための」という表現を付け加えましたので、前後しますけれども補足をいたします。
4ページのほうに戻ります。
これは、四つの、4大作物に共通することですが、短期、それから中長期とそれぞれ分けてありますので、短・中長というのはこれでいいのかどうか、前回、この形でお認めをいただきましたが、もしまた御指摘等ありましたら言っていただければと思いますが、よろしくお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
187:
◯近藤委員長 4ページが終わりましたら、5ページのお米のほうへ入っていただきたいと思います。
5ページの米のところでは、イのところ、「水田フル活用」で前回は終わっていたかと思いますが、これを「及び持続可能な生産」と付け加えました。それは、後のところに出てきますが、例えば(ウ)の「基盤整備」、ここのところに「【中長期】」の「中」を入れましたが、連続して表現していく中で整合性の取れるように、表現を変えるといいますか、皆さんから御指摘いただいたところの文言に変えてあります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
188:
◯近藤委員長 もしよければ、6ページのほうへ行っていただきまして、施設野菜等のほうへお願いしたいと思います。
ここのところでは、アの効率的な生産のところ、「先進技術」、これを具体的に括弧づけで「(スマート農業)」と入れさせていただきました。それから、同じ(ア)のaの2行目のところ、「エネルギー技術の普及を推進」、その後「農家との連携」になっていましたが、ここ「先進的な」という言葉を付け足してあります。それから、同じページの一番下のところに、最下段ですが、エの(ア)の一番下の行、「施設野菜等の研究」、この後「開発への支援」ということで、「開発」をつけてあります。この辺のところが、指摘いただいたことの文言を入れたという場所になります。
それから、同じく6ページの一番上の行もそうでしたね。施設野菜のその上のところ、「高収益作物の研究」、「研究」を付け足してあります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
189:
◯近藤委員長 最後、7ページになりますが、これが「おわりに」ということで、
建設経済委員会所管事務調査での当局への提案という形で文章化したものです。少し私のほうで読ませていただきますので、それで確認をお願いいたしたいと思います。
4、「おわりに」。
昨年10月に策定した「袋井市農業振興ビジョン」において、基本理念である“健全な食料と豊かな生活環境を創るふくろい農業”の実現に向けて、三つの基本目標【農業】生産性が高く活力あふれる農業の推進、2点目が【食料】消費者に選ばれ、市民の健康に資する豊かな食料産地づくり、3点目が【農村】健全で魅力あふれる農村地域環境の形成が掲げられている。さらには六つの基本方針、17の基本施策に体系的に整理されているところである。
それらを踏まえ、本年度、
建設経済委員会では、実質5カ月と短期間の中、「持続可能な農業の在り方について」をテーマに調査研究を行い、取りまとめた結果が本政策提言書である。「袋井市農業振興ビジョン」に基づく様々な取組に本政策提言書の内容を加えることで、“健全な食料と豊かな生活環境を創るふくろい農業”の実現が一層加速、推進されることを期待したい。
また、本市農業が将来にわたって持続可能であり続けるためには、実態を踏まえて、量的な現状を維持し、質的な高みを目指しつつ、市と市議会が両輪となって議論を尽くし、時代とともに様相を変える農業を取り巻く環境とそこに生じる課題に向き合い続ける必要がある。そのことが、第2次袋井市総合計画で掲げる本市のまちの将来像「活力と創造で 未来を先取る 日本一健康文化都市」の実現に必ずや寄与するものと考える。
詳細につきましては別冊ということで、これまで私たちがやってきたものをまとめた提言書、これが全部で30ページにわたると思いますが、これを添付して提言書と一緒に提出すると、このようなことを考えておりますので、この辺のことにつきましても御指摘をいただければありがたいなと思いますが、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
190:
◯近藤委員長 全体を通して、流れの中から。
当局の皆さん、どうでしょうか。何か補完、私から申し上げたところ、皆さんに確認していただいたところで、補足とか、あるいはそのものを修正とか、もしありましたら、先にお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。
木根農政課長。
191: ◯木根農政課長 先日も正副委員長と個々の訂正等させていただいた中で、1点だけ、すみません、細かなことで、5ページ目になりますけれども、お米のアのaで「国の経営所得安定対策による小麦など戦略作物の計画的な生産と検討」、次が「農家経営の安定化」というところの「農家経営」という文言でございますが、ここから5行下に「農業経営における」となっておりますので、ほかの箇所もそうなんですけど、「農業経営」という言葉に統一するような感じのほうがいいのかなと、「農家経営」を「農業経営」に。すいません、細かなことで。
192:
◯近藤委員長 ありがとうございました。「農業経営の安定化」と修正をお願いいたします。
ほか、当局の皆さん、何か御指摘がありますか。
村田産業部長。
193: ◯村田産業部長 2ページ、上から3行目ですけど、「本委員会内の課題認識の共有化を図った。」とありますけれども、これは再確認したところで、「本委員会において」とか、いいんじゃないかな。
194:
◯近藤委員長 「本委員会において」……。
195: ◯村田産業部長 「課題認識の共有化を図った。」。
それが一つと、そのページの4の(1)です。最後の文末ですけど、「対応を求めるものである。」というのが、議会のほうから市に対しての提言なので対応を求めるという言葉で間違いないとは思いますけれども、「対応」という言葉が何か、「政策」とか、言葉が何かほかにあればなと少し思ったんです。すぐにいい言葉が浮かばないものですから、すみません。
196:
◯近藤委員長 ありがとうございます。
まず最初のほうは、同じページの上から3行目、「意見を再確認し、本委員会において課題認識の共有化を図った。」という訂正をお願いします。
それからもう一点の御指摘ですけれども、4に入りまして(1)3行目、最後のところです。「3点が重要と結論づけ、それぞれ対応を求めるものである。」、ここのところの「対応を求めるものである。」という表現、もう少し、委員会から行政に提案をするということで、違った表現が可能ならばいかがかということですが、どうでしょうか。
197: ◯大庭委員 要は「政策提言をする」……。
198:
◯近藤委員長 「それぞれ政策提言をする。」、「大きくは次の3点が重要と結論づけ、」……。
199: ◯大庭委員 「以下、それぞれ政策提言をする。」。
200:
◯近藤委員長 「以下、それぞれ政策提言をする。」、いかがでしょうか。そのような表現でよろしいでしょうか。
もう一度繰り返します。(1)の部分です。途中からになります。「本市の持続可能な農業に求められる施策として、大きくは次の3点が重要と結論づけ、以下、それぞれ政策提言をする。」、これでよろしいでしょうか。
201: ◯村田産業部長 「政策」という言葉が入るといいかなと。ありがとうございます。
202:
◯近藤委員長 そんな形でよろしくお願いいたします。
大高主幹、よろしいでしょうか。
じゃ、当局のほうはこれでいいですか、ほかには。また途中で気づいたら言ってください。
じゃ、山田委員、お願いします。
山田委員。
203: ◯山田委員 7ページなんですけれども、ニュアンスの感じで、最初、袋井市農業振興ビジョンなんですけれども、その下のところが“生活環境を創るふくろい農業”になっているんですけれども、「袋井市農業」のほうが、強く訴えられるんじゃないかなと思うんですけれども、「市」を入れるかどうか、少し協議してほしい。真ん中のところにまた出てくるんですけれどもね。“健全な食料と豊かな生活環境を創るふくろい農業”、「袋井市農業」のほうが何か。
204:
◯近藤委員長 これ、かぎ括弧になっています「農業振興ビジョン」からの引用ですので、この表現でいいと……。
205: ◯山田委員 “ふくろい農業”でいいということですね。分かりました。
206:
◯近藤委員長 今のところの確認、よろしいでしょうか。
引用符になっておりますが、これ、袋井市農業振興ビジョンからの引用ということで、そこでの表現が“生活環境を創るふくろい農業”になっていますので、第1パラグラフと第2パラグラフ、それぞれ同じ表現が出てきますが、“ふくろい農業”ということでいきたいと思います。よろしくお願いします。
山田委員、よろしいでしょうか。
207: ◯山田委員 了解しました。
208:
◯近藤委員長 ありがとうございます。
ほかにいかがでしょうか。
大庭委員。
209: ◯大庭委員 正副委員長、事務局、そして当局との打合せの中でおまとめになったということでお礼を申し上げたいと思います。
「※詳細は『別冊』のとおり」ということですが、7ページに、令和4年度市議会
建設経済委員会所管事務調査、持続可能な農業の在り方についてということで、議会で話し合って、市当局にお渡しする範囲だったら、これで満点じゃないかなという気がするんです。
ただ、これ、市民のところに説明するときに、焦点の何かぼやけるんじゃないかなという気がするのは、持続可能な農業の在り方というのが、袋井は、今のままの農業が続けていければいいのか、それとももっと高みを目指したいのか、要するに、目標が文章の中に入っていないというのが少し引っかかってね。
少し皆さん、別冊の所管事務調査のほうの2ページ、30分の1を少し御覧いただきたいと思います。ここで、なぜ所管事務調査をしたかというと、テーマ選定の理由として、第2次袋井市総合計画の中で、主要農産物産出額が未達成だったというところで出ているんですね。これ、現状66億円のやつが、目標が75億3,000万円、これが66億円だからと言っているんですよね。
例えば市民に説明するときに、前回も私、申し上げたんですが、一番インパクトがあるのは、どこへ関わってくるというと、30分の4ページの、右側、このグラフを見てもらうと分かるように、ここにこういう書き方をしているんです。平成17年度に118億9,000万円あったものが、15年間で52.9億円(44.5%)落ち込んでいるってなっているんですね。
これは、私、一番これでいいのかという、例えば市民にもしプレゼン資料をつくって、パワーポイントか何かでやるときに、訴えていかなならんのはここかなと。ここに県の数字が入っているんですよ。令和2年と元年の違いはあるんですが、県は平成17年、2,516億円だったものが537億円、これは令和元年ですよね、21%。袋井は、県の平均の21%、これ、令和元年と令和2年で多少タイムラグはありますが、県が2割ぐらい減少しているのに、袋井は半分近く減少しちゃったと。
これを、次のページを見てください。30分の5。ここには、総農家戸数だとか従事者だとか、農地面積だとか販売計略だとか、こういう書き方がされているんですが、これと同じように、これはビジョンでつくっちゃったものであれなんですが、何か、5ページと同じような形で数値化したものをきっちり残したような形で、市民説明を加えたほうがいいのではないか。
それともう一つは、さっきも申し上げたように、県が2割減少している。これは全体のトレンドかもしれないですが、袋井が44.5%も減ってしまったということに対する危機感からということからすると、さっき言った30分の1ページ、着目してやっているのは、農業ビジョンができた平成26年を基準値としたところから下がっているんですが、平成17年から見たりすると、下がり具合はすごいですよね。もし市民に説明するときは、そういうくだりを加えないといかんのじゃないかな。
それから、農業振興ビジョンをつくったのが、昨年。だけれども、その基準のものが、平成26年度だけど、実際は平成17年のときから比べると物すごい落ちた。これに対する原因分析としていくと、今後、持続可能なのは、今の66億円でいいのか、もう少し伸ばしたいのかというそこが見えないと、市民には何か、これ以下にならない農業のためには、もっと向上させるにはということがないと、議会で提言しているのが、要するに目標がないまま、箇条書きで提言を羅列しているような感じがして、本当はどうしたいんだよ、どうするとどうなるのかということが、どうもインパクトがないなという心配をしています。
ついては、提言書の1ページ、44.5%減っている理由として、農業人口の減少、これは理由がありますよね、低価格化。低価格化というのは、恐らく60億円余あったメロンが20億円台になってしまって、40億円ぐらい下がっているんですよね。ここで見ると、平成17年、38億円が20億円になっているぐらいで、もっとあったような気がするけど、いずれにしても、平成17年前は物すごい多かったんですよね。これ、ぐんと下がっている。
そうすると、農業人口が減少した、メロンが例えば半分近くになっている、茶葉が下がっているものだから、お茶が30億円あったのが、15億円ぐらいで半分になっている。これ、価格の低迷だと思うんですよね、答えは。それと、米は、二十三、四億円なのが、やはり14億円ぐらい。
そうすると、これに対する対応というと、メロンも期待できないですよね、ずばり。お茶も期待できないですよね。そうすると、持続可能といって議会で言っているのは、現状維持を最低限してほしいという意見書なのか、もっと伸ばそうと言っているのか、そこら辺を市民にどう伝わるのかなと思いながら、私は見ていました。
それで、箇条書きで書いてあるところのいいところというのは、奥行きがあるものだから、例えばメロンといったら販売、販路拡大、海外マーケットの開拓、観光との連携、短期で、アメリカや、要するに外国に行って売りましょうという、こういうことなので何となく分かるんですが、そもそも論、担い手育成というので、新規農業者等への支援、本当に何円ぐらい増やしたらいいのかという裏づけというのは取れているんだろうかというと、そういう議論というのは多分、したことがないような気がするんだよね。そうすると、本当にここで言っている意見書で、提言書で66億円程度の目標が75億円としているけれども、これよりアップすることが提言したからできるだろうかという気がするんですよ。
市民に、もし正副委員長が議会報告か何かでこれを、提言を発表したときに、じゃ、袋井市の議会は市に対して、今の66億円の実力を何億円くらい伸ばそうとしているんだという質問を受けたときに、いや、そこまでの議論をしなかったって答弁するのか。何となく方向性だけ、方向感だけを言っている感じがするので、ある程度、それについては、文章は文章でこれでいいと思うんですね、出すのは。そこら辺は話をしておいたほうがいいんじゃないかなと思っています。行間を埋めるというか、提言書の補強を何らかの形でする意味でね。
何か、お題目をいっぱい並べたよと、本当にこれで持続可能というと、今までのじり貧で下がっていく、シュリンプしていく、縮小していく農業生産額をそのまま是認するような提言なのか、それとも、農業ビジョンでも言っているように75.3億円をイメージしているとするんだったら、それを、これによってどれぐらいアップするのか、そこの、1行でも2行でもくだりが欲しいんじゃないかなと思うんです。
これ、正副委員長に答えを求めるべきなのか、当局が今どう考えているのかでするのか、少しそこだけ、議会報告会をイメージして御答弁願いたい。
210:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
我々3者で話合いをした中で、やはりそこのところはポイントになりました。7ページの最後のパラグラフ、段落のところの「また、」のところから、「本市農業が将来に渡って持続可能であり続けるためには、実態を踏まえて、量的な現状を維持し、質的な高みを目指しつつ、」と言葉で逃げたんです、正直に言いまして。
非常に難しいところで、御指摘のとおり、118億円あったものが66億円まで減っちゃったと、これは一体どうする、V字回復は難しいまでも75億円という目標に持っていくにはどうしたらいいかとなると、今の世界的な情勢だとか、国の農業が置かれている状況だとかで考えたときに、起死回生の手は打てないと、そうやって考えたときには、少なくとも量的には現状維持、つまり75億円前後の形のところをまずは目指すしかないんじゃないか。それを農業ビジョンで言っている、最終的ではないですが、中途段階での目標にならざるを得ないんじゃないかということと、それからもう一つは、「質的な高み」というところは、農業者委員会、若手の農業者との話の中では、支援を含めて、ICTだとか、あるいは稼ぐ農業だとか先行投資だとか、そういうような言葉が出てきたことを考えますと、トマトにしてもイチゴにしても、何か従来の4大作物とは違った方向性を持つ、質的なもので何か活路を見出す農業の在り方の模索をする必要があるのではないか。
そういう意味で、4大作物を中心に、今後、新たに新規農業者が新たな取組をするであろう、あるいは現在しているトマトやイチゴ等とそちらの方向へも目を向けつつという、逃げた言葉になりますけれども、表現せざるを得ないのかなというところが3者協議の中で向かった方向性ということで、本来ならば、大庭委員御指摘のとおり、もう少しそこに踏み込んで、ずばっというような、本来ならそれが提言の趣旨でしょうけれども、なかなか厳しい状況の中で判断をしたという、苦しい胸の内を少し御理解いただければありがたいなと思います。
大庭委員。
211: ◯大庭委員 今の委員長のお話を聞いて分かりました。
何をしたいんだというのが、残念ながら提言書に見えない。もちろん短期・長期で、例えば燃料費等の高騰に対応する対策を打ちなさいと言っているものだったら、それは視野に入れたことだと思うんですが、1ページを御覧いただきたいんですね。
ここで、「はじめに」の中では、「農業政策を振り返り各種事業を評価する」という、ここの評価が、提言書の中に評価として出ていないという感じがするんですね。この評価に対応するものが、1ページの現状分析と課題の中に、結局、農業者人口の減少、低価格化の進行が評価した結果ということにつながる言葉だと思うんです。
嗜好品も多様化しているし、輸入農産物の増加……。少し待ってよ、輸入農産物は、米とメロンとお茶が、輸入したことによって本当に下がったかなというと、それは少し違うんじゃないかという感じがするんですよね。しかも今、ウクライナの戦争等があったりして自給率を上げにゃいかんというような課題の中で、よそが入っていて減っている。これは、小麦やパンが増えたりしたことによって、米の需要が減っているということをきっと言っているのかなと、この文章からは読めるんですよね。
いずれにしても、評価が少し、こんなもので袋井が下がっちゃったんだよという、ちょっとした明確なところが、この文書にせよ、例えば補完の別冊にせよ、明確になるともう少しぐっとくるかなという感じは、私、あくまでもこれは感想ですからね。もうこれでいいということを前提で申し上げています。今から手をつけるとあれですから。正副委員長の仕事を増やしますから。これでいいとしますが、そこら辺は少し物足りないんじゃないかなという気がしています。
それから、最終ページの三つの基本目標、これ、1、2、3、番号を振ってもいいんじゃないかなという気がするんです。少しぼけて分からなくなっちゃうもんで、1、何々、2、何々、3何々と入れたほうがいい。
それから、最後、「現状を維持し、質的な高み」という委員長の補足の説明に全てが万感の思いがこもっているんですが、3大作物、施設野菜等のさらに可能性を掲げていくというような、少し何かインパクトのある施策が、最後に正副委員長にお願いして、私は意見を。私がつくると、きっともっと個性の強いやつになるので、感想だけ言わせてもらいました。
212:
◯近藤委員長 ありがとうございました。私も、座ったままの発言で申し訳なかったです。すみませんでした。
村田産業部長。
213: ◯村田産業部長 いろいろ意見をいただきまして、ありがとうございます。
所管事務調査スタートしたときに、大庭委員から、目的をやはり共有化してという話があったので、このペーパーをつくりながら、皆さん共有化できるようにということで、発端はやはり総合計画の目標値なので、これがやはり未達成というのはまずいということで、ここを確認して、これを上げるということでスタートしましょうということだったと思います。
もしですよ、所管事務調査が農業以外の分野だったら、私たちは農業振興ビジョンで今まで、それまでも政策を進めているんですよね。所管事務調査でやっていただいた意義というのが、私は個人的には、その中からも抽出してもらったかなと思います。例えば2ページの政策提言に三つほど重要と言っていますよね。先ほど委員長からあったように、経営力強化のための担い手支援・スマート農業、販路拡大・ブランド化、それから農業基盤整備、これが委員会としては事業と結論づけたということで受け止めているので、農業振興ビジョンってやはり、どんな分野でも対応できるようにつくってあります。
ですが、所管事務調査によって特に重要だと言ってくれている、そこが一つと、あと、作物別の、農業振興ビジョンでいろいろなものをつけてあるんですけど、やはりポイントは短期でとか中長期、ここが入ったことは私たちの中では大きいと思っています。短期なのでもうすぐやれということなんですよね。だから、予算も使った分きちんと私たちも計上してすぐに取りかかる。それをビジョンがうたっていないことなので、そこを私たち、受けたという立場であるとするならば、そこが違うし、今回、短期間でありましたけれども、議論いただいて、そこに濃淡をつけていただいたということが、私たち行政にとっては大変心強く思ったところがあるので、いろいろ意見あると思いますけど、私は所管事務調査をやっていただいて、また来年度、いろいろなところに気をつけていかなきゃいけないなというところをまた確認したというところがありますので、すみません、これは私の感想でありますけど非常にありがたかったかなと思います。
214:
◯近藤委員長 大庭委員。
215: ◯大庭委員 ありがとうございます。
もしそうならば、例えば「おわりに」のところに、以上をまとめさせていただいたけれども、特に短期については、早急に事業化、予算化を図られたいという趣旨の文言を入れたらいいかなと思って、そのことによって、明確化すると思うんですよね。急いでやらなければならないもの、また、それでこの12月、今日を最後にして終わったとすると、来年の予算に、所管事務調査でいろいろ議論したけれども、短期のことについて予算づけしてほしいということで、委員会の意思が当局に伝わるということになりますので、まさに「おわりに」のところはそのように、今までの経過を整理した形で入れたらどうかなと思います。
216:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
全くそのとおりですね。これ、インパクトを強くするには、確かに短期という言葉を使って、ここはぜひ早急にお願いしたいというか。
217: ◯村田産業部長 ごめんなさい、座って。
そのつもりで今、予算を要求しているので。
218:
◯近藤委員長 ありがとうございます。
ほかに皆さん、いかがでしょうか。
寺田委員。
219: ◯寺田委員 今終わりのところで、委員長にも説明していただきましたけれども、量と質というところ、「質的な高みを目指しつつ、」というところ、これはやはり議論になったところだったんですよね。ただ、これ以上量的なものが減っていくと、ブランド化というか、ブランドとしてのイメージを維持できなくなっちゃう、ですので、最低限量的な確保だけはしておくよというところが、ここに実は込められていると思いますので、また前後するようなら申し訳なかったですけれども、そういった意味で議論をまとめたような記憶があると思いますので、大庭委員にそこのところ、かなり量的なものを確保するには最低限必要だよというようなところを込めたという意味かを確認させてもらったと思います。
それで、委員長、これ、4ページのところで、戻って申し訳ないですけれども、アのaのところで、「茶商」と書いてあります。「茶商の求める高付加価値かつ良質な茶」というところ、そこを、今、袋井の茶商があまりいないということも言われているんですね。そういった中で、この「茶商」という言葉がいいのかどうか、もし御意見を持っている方があれば、少しそこのところを言っていただいたらどうかなと。
私も、正副委員長及び当局の皆さんと話をしたときに、少し疑問を出しましたけれども、私自身もそれ以上の確固たるものがなかったものですからそのようにさせてもらいましたけれども、いかがでしょうか。私は、ここのところは、「茶商」ではなくて「市場の求める」という形にしたほうがいいのかなというような、少し個人的にはそのようにも思っているところなんですけど、委員の皆さんで御意見があればお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いします。
220:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
4ページのお茶のところですが、アの(ア)高品質茶・ドリンク原料と書いてありますが、ここのaのところに、「茶商の求める」という「茶商」という言葉、いかがかということですが、この辺の言葉はたしか、太田委員、何か茶商の話をされましたよね。ここのところのもし御意見があるようでしたら少しお願いしたいんですが。今、寺田委員は……。
221: ◯寺田委員 「市場」とかもう少し、狭めるわけではないんですが、もっと広くしちゃうような形になりますけれども、何か袋井に「茶商」というのが、具体的にイメージできるものがあまりありません。1者しかないと言われてますので。何かすぱっと当てはまるイメージがないんですよね、「茶商」って。
222:
◯近藤委員長 大庭委員。
223: ◯大庭委員 太田委員もお話ししていたんですが、袋井の茶業が頭打ちになっている要素、要因の中に茶商がない。ということは事実だと思います。それは以前、袋井のお茶の特別委員会の中でも、本市の茶商が掛川だとか他市に比べて著しく少ない、そのことによって袋井ブランドのお茶としての取引が非常に弱くなっているということを確認されています。
副委員長が言ったように、茶商をもっと袋井市が増やせばいいというのもあると思うんですが、それは現実無理だとすると、市場に対するという、それを強めるというんですか、市場からの要求に応えられる強い袋井ブランドのお茶としての販売ができる環境というのも重要ではないかと思うんですが。
昨日、上川陽子元大臣、彼女が言っていましたけれども、いわゆる今のコロナ禍になって、ドリンクが若い人たちにかなり受け入れられるようになったと、3割ぐらいですか、なったと言っていました。最初は、ドリンク関係というのはどちらかというと、リーフからドリンクに変わることに対して危惧したり、弱みの部分だったんですが、場合によってはドリンク茶でも、袋井市の販売の数が大きく変わるというか、ドリンクメーカーでたたかれちゃうものだから、これはこれでまた問題もあるかもしれませんが。
いずれにしても、それも市場という、副委員長の話では受入れでくくればいいかな。ただ、茶商が少ないので袋井市がこれまで低迷していたという、これは事実総括しにゃいけない内容とは私も思っています。だから、あえて茶商といって出てきたのをそういうことで入れているんだろうなと私は思ったんですが、大きくくくれば市場、それに打ち勝てる、やはり袋井ブランド茶としての売りがないと駄目だなと、どちらかでそこら辺は、言葉を決めていただければいいです。
224:
◯近藤委員長 分かりました。ありがとうございます。
太田委員。
225: ◯太田委員 すみません、私もここは、最初から随分言わせていただいた部分なので、感想ではないですが、一言言わせていただきたいと思います。
ここは、茶商の求めるものにするのか、市場の求めるものにするのかという言葉ですけれども、今大庭委員もおっしゃっていたように、茶商が強くなればブランド力が強くなるのは確かですし、菊川茶がいろいろ漫画家とかを使ってブランド力を高めてきたことも事実です。しかし、やはりそうすると、茶商が強くなり過ぎて、生産者に負担がかかると。なので、袋井市としては茶商を育てていくのならそれでブランド力も多分上がっていくとは思うんですけれども、茶商に強くなってもらいたいのか、生産者の方々に自力をつけていただきたいのかという、どちらを目指すのかということになってくるものだとは思います。
私、個人的な意見としては、茶商の方々というよりも、生産者の方々に自力をつけていただくというのが、持続可能性という意味では強くなっていくと思いますので、副委員長がおっしゃったように、市場の求めるというか、そこが一番大きな項目ではマーケットと書いていますので、マーケットでもいいのかなとは思います。
226:
◯近藤委員長 今の件はよろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
227:
◯近藤委員長 ほかにどうでしょうか。
今の件につきましては、「茶商」という言葉から「市場」という言葉を使う形で、「市場の求める」、もしくは「市場に対して」というような感覚の表現に変えるということでいきたいと思いますが、当局、こんなところでよろしいでしょうかね。文言調整を後でさせていただきたいと思います。「市場」という言葉を何らかの形で入れていくという形でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
228:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか、全体を通して。
武田課長補佐、それから足立主幹もそれぞれ、今の御発言の中でお感じのところが何かありましたら言っていただければ。自分はこう思うというのがありましたら。よろしいですか。
当局の皆さん、どうでしょうか。ほかに何か。
それでは、今出されましたことを少し再確認させていただきたいと思います。繰り返しになって恐縮ですけれども、少し再確認をさせていただきたいと思います。
2ページ目の調査研究の方法の3行目において、「再確認し、本委員会において課題認識の共有化を図った。」と文言訂正をいたします。
それから、同じく2ページ目の4番、
建設経済委員会からの政策提言の(1)2行目から3行目、「大きくは次の3点が重要と結論づけ、以下、それぞれ政策提言をする。」、このようにしたいと思います。
それから、続いて、4ページに行きますが、4ページの茶のところですが、アの(ア)のところのaですが、「茶商の求める高付加価値かつ良質な茶」、ここのところを、「市場の求める高付加価値」あたりのところがいかがか、あるいは「市場に対して」といいますか、そういうところは少し含む形での表現になりますけれども、御承知おきいただきたいと思います。
それから、5ページに行きまして、5ページの米のところですが、アの(ア)2行目、「農家経営」の「家」を「農業経営」に変更するということ。
それから、7ページに行きますと、「おわりに」のところですが、2行目、「3つの基本目標【農業】」とありますが、ここのところ、その後に「【食料】」、「【農村】」と出てきますので、はっきり言うと、1、2、3という形で数字を入れて表現をするという形が1点。
それからもう一つ、大事なところですけれども、大庭委員から御指摘がありましたところ、せっかく短期・中長期というような表現をしましたので、よりインパクトの強い形で当局にお願いをする、提言をするという意味で、何らかの形でどこかに入れるということで、特に短期については早急に取組をお願いしたいと、このような内容の文言を入れていくという形にしたいと思います。
以上、何点か、あるいはひょっとしたらもう一度最後見直しする中で、字句に訂正があろうかと思いますけれども、今のところの表現としてはこんなことを考えておりますが、漏れがありますでしょうか。あるいは追加等ありますでしょうか。最終的なチェックをお願いします。
村松委員、よろしいでしょうか。
229: ◯村松委員 はい。
230:
◯近藤委員長 大庭委員、いかがでしょうか。
231: ◯大庭委員 「それらを踏まえ、」のところで、実質5カ月と短期間の中、持続可能な農業の在り方についてをテーマに調査研究を行い、取りまとめた結果が本政策提言書である、ここのくだり、僕、やはり、
建設経済委員会からの政策提言ア、イ、ウの頭出しと、作物別に求められる施策について提言をした、とりわけその中において、短期についてはしっかりやってほしいという、ここで「『袋井市農業振興ビジョン』に基づく様々な取組に本政策提言書の内容を加えることで、」って、少しぼけちゃうと思うんですね。我々が提言した内容というのは、3本の提言と、あと作物別のやつなので、そこでもう一回言ってもいいんじゃないかと思うんですが、正副委員長で、あえて「内容を加えることで、」と言っているぐらいだから、加える内容こそが提言の内容だと思うんです。そのうちの短期、その中で取りまとめた短期については急ぎやっていただきたいというような文章にしたほうが、ここの「袋井市農業振興ビジョン」から「期待したい。」というところが余計ぼけさせちゃっているような気がするんですが、そこをまた正副委員長にお任せしますので。色がつくと思うんです、そうすると提言書に。それから明確化するような気がするので、少し検討してみてください。
232:
◯近藤委員長 ありがとうございます。
今、大庭委員の提案ですけれども、最後の7ページの4の第2パラグラフになりますけれども、そこのところに、2ページにあります
建設経済委員会からの政策提言ア、イ、ウをそれぞれ頭出しして、再度入れる。それから、作物別の施策のところにも入れるという形で、そして、最終的には、特に短期については早急にお願いをしたいということも、この第2パラグラフの中に取り入れていくという形で文言を考えたいと思います。それでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
233:
◯近藤委員長 ほかに何か御指摘がありますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
234:
◯近藤委員長 それでは、今、御指摘いただいたようなことを再度つくりまして、8日に提出ですので、早急にこちらのほうでまた文言を訂正したものをアップさせていただいて、最終確認をしていただければと思います。ありがとうございました。
235: ◯大庭委員 新聞屋がネタがないみたいなことを言っていたで、しっかり正副委員長と当局の幹部の皆さんがこのようにしているやつを大々的に打ち出して。
236:
◯近藤委員長 ほかに、当局から、何かこの件に関して。
荒浪参事、いかがでしょうか。まだ一言も今日は発言されていないので。
荒浪農政課参事兼農地利用係統括係長。
237: ◯荒浪農政課参事兼農地利用係統括係長 大変勉強になりました。
本当に、前回も申し上げましたけれども、半年間お時間をいただいて、本当に自分たちのやっていること、政策を非常に振り返るとともに、これから、いわゆる人・農地ということで、担い手とか、あと農地の基盤というものとか、あとは3大作物のメロン、お茶、お米ということで、施設野菜ということで、どのように支援の方向を行っていっていいのかということも深く考える時間をいただいたものですから、本当に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
238:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
それでは、この後、委員会を終了しましたら最終調整を私どもでさせていただきます。そして、文言等につきましては、正副委員長に御一任という形でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
239:
◯近藤委員長 ありがとうございます。
では、これをもちまして、議題(5)所管事務調査を終了といたします。
振り返ってみますと、繰り返しになりますけれども、7月以降、所管事務調査を進めるに当たりまして、産業部、農政課の皆様方には、本当に多大なる御協力をいただきました。誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。あわせて、委員の皆様におかれましても、通常の委員会活動に加えて御協力をいただき、このような運びになりましたことを心から感謝を申し上げます。委員長として、心から本当に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
何度も申し上げておりますが、政策提言書、12月8日に議長へ提出をし、議長は12月12日の月曜日に市長へ提出する運びとなっておりますので御承知おきをいただきたいと思います。
それでは、以上で、今回の
建設経済委員会における案件は全て終了いたしました。本当に長い間といいますか、誠実で、しかも丁寧で活発な御意見をいただきましてありがとうございました。
これをもちまして、令和4年11月市議会定例会の
建設経済委員会を閉会といたします。
(午後2時22分 閉会)
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