初めに、決算特別委員会の報告を求めます。
決算特別委員長
山田喜弘君。
6:
◯決算特別委員長(
山田喜弘君) 決算特別委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において、当委員会に審査を付託された案件、平成21年度決算認定18件について、5回の委員会を開催し、審査を行いました。
去る9月8日、執行部から決算概要説明を受け、委員の共通認識を深めました。続いて9月17、21、22日、それぞれ常任委員会所管ごとの事項について種々の質疑を行いました。そして、9月29日に討論と採決を行いました。
初めに、認定第1号 平成21年度可児市一般会計歳入歳出決算認定について、討論に付したところ、可児市定員適正化計画では、平成21年度515人に対し503人と大きく下回っている。それに反して、臨時職員は459名と正職員に近い人数である。正職員の人数をふやし、県からの権限移譲に対応していくべきであると考える。緊急経済対策のために、市は新しく緊急雇用促進奨励金制度を実施したが、具体的には見るべき成果に至っていない。地球温暖化対策事業に関して、前年度からの繰り越しと合わせて合計6,500万円を平成21年度に支出をしたが、予算が先にありきの事業であり、きめ細かな配慮を欠いた内容であったと言わざるを得ない。給食費の滞納問題では、市単独補助を継続していれば値上げ幅を縮めることができたわけであり、滞納人数、滞納額ともに今年度大きく増加した要因であると考える。市立保育園民営化、瀬田幼稚園の廃園を結論とする幼児教育検討委員会の報告が出されたが、市民の反対をよそに、平成21年度末にそのことをしみ込ませた教育基本計画構想をまとめたことについては甚だ残念なことである等々の諸点から反対との意見。経常収支比率は平成20年度と同等ということ、定員管理の問題に関しても、第四次行政改革大綱にのっとった定員以内を維持し、健全財政を維持しているので賛成との意見がありました。
採決の結果、適正な執行と認め、賛成多数で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第2号 平成21年度可児市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論に付したところ、平成21年度の国民健康保険税の滞納者数は前年度と比べて増加の一途をたどっており、国民健康保険世帯の困窮が広がっていること、所得の少ない世帯ほど負担が重くなる構造にあること等をとらえ、抜本的な国民健康保険の財政改革、国の事業に対する支援を求める立場から反対との意見がありました。
採決の結果、適正な執行と認め、賛成多数で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第3号 平成21年度可児市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、討論に付したところ、制度の精算過程に入っているが、この制度自体は、基本的には差別医療としての問題を含んだままであると考えるので反対との意見。老人保健制度が後期高齢者医療制度、国への制度移行によって生じた平成22年度までの精算期間として執行しているもので、何ら市にとってそごがある部分ではないので賛成との意見がありました。
採決の結果、適正な執行と認め、賛成多数で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第4号 平成21年度可児市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、討論に付したところ、後期高齢者医療制度については、政府はこれまでも、噴き出す矛盾と国民的な批判に制度の手直し、あるいは負担問題の緩和措置などを乱発してきたが、差別的な医療制度であるその本質は何ら変わるところがない。例として、現役所得者並みの高齢者世帯で全員が窓口3割負担となることは、大きな負担を強いる過酷な仕組みであると考える。また可児市は、平成21年度、約6億7,748万円を岐阜県広域連合に負担したが、市民の重過ぎる負担をそのままにし、80億円を超える多大な内部留保金を保持していることについては到底容認され得ないので反対との意見がありました。
採決の結果、適正な執行と認め、賛成多数で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第5号 平成21年度可児市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論に付したところ、介護保険は発足から10年目を経た今日、可児市ではおくれながらも施設拡充にも努め、介護保険計画の実現に市は貢献をしてきたが、今後も適正な介護保険の運営を図るに当たり、高齢者の増加と貧困が広がる中、介護保険の利用料負担が、今日、介護を受ける上では大きな障害となってきている。介護利用料の減額免除や1割負担、それ自身の見直しなどを求めたいと考えるので反対との意見がありました。
採決の結果、適正な執行と認め、賛成多数で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第6号 平成21年度可児市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決の結果、適正な執行と認め、全会一致で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第7号 平成21年度可児市飲料水供給事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決の結果、適正な執行と認め、全会一致で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第8号 平成21年度可児市自家用工業用水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決の結果、適正な執行と認め、全会一致で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第9号 平成21年度可児市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論に付したところ、借換債について説明責任が尽くされていないので反対との意見がありました。
採決の結果、適正な執行と認め、賛成多数で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第10号 平成21年度可児市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論に付したところ、同じく借換債について説明責任が尽くされていないので反対との意見がありました。
採決の結果、適正な執行と認め、賛成多数で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第11号 平成21年度可児市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論に付したところ、同じく借換債について説明責任が尽くされていないので反対との意見。借換債については、高金利のものについてはできるだけ早く返し、低金利のものがあれば借りかえて、金利負担をできるだけ減少していくものであるので賛成との意見がありました。
採決の結果、適正な執行と認め、賛成多数で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第12号 平成21年度可児市可児駅東土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決の結果、適正な執行と認め、全会一致で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第13号から認定第17号までの平成21年度可児市土田、北姫、平牧、二野、大森の各財産区特別会計歳入歳出決算認定についての5議案について、採決の結果、適正な執行と認め、全会一致で原案を認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第18号 平成21年度可児市水道事業会計決算認定について、採決の結果、適正な執行と認め、全会一致で原案を認定すべきものと決定いたしました。
なお、決算特別委員会として、次の6項目について意見集約しましたので申し添えます。
1.災害対策経費の充実について。
7・15豪雨災害を教訓に市地域防災計画の検証を行うこと。特に、災害時緊急メールなどを活用した市民への情報提供の充実、職員の防災体制の見直しなどを進め、さまざまな災害に即応できるよう、職員、消防団、自主防災組織、自治会など各種組織を網羅した実践的な防災体制を構築すること。また、今後の災害を予防する観点で事業の見直しを図り、適正な予算配分を行うこと。
2.市税・国民健康保険税・保育料などの収納率の向上について。
長引く景気低迷による企業の減収減益や雇用情勢の悪化などにより、市税、国民健康保険税、保育料などの徴収環境は今後も困難な状況が続くことが予想されるが、市政運営における貴重な財源確保と負担の公平性の観点から、滞納についてはより積極的かつ徹底した徴収業務を進め、不納欠損額の減少、収納率の向上に努めること。
3.可児市水道ビジョンの推進について。
次世代への水道料金の負担増を回避するためにも、可児市水道ビジョンに基づき、計画的な施設整備と水道事業経営の健全維持に努めること。また、岐阜県営水道に対しても、現在の供給単価を減額するよう強く働きかけること。
4.地球温暖化対策実行計画の推進について。
地球温暖化の影響により発生したと考えられるゲリラ豪雨が当市に甚大な被害を与えた事態を深く受けとめ、地球温暖化対策実行計画を強く推進し、2050年目標の温室効果ガス排出量の半減を実現するため、重要施策に見合う予算配分を行うこと。
5.地域医療を確立する政策立案について。
病院勤務医が不足し、医師偏在化が深刻化している現状を踏まえ、限りある医療を有効に活用し、市民が恒久的に医療サービスを受けられる安心感を得られるよう、病院と診療所の役割や機能分担を明確にし、連携強化を図るなど、市が地域医療を確立するための政策立案を行うこと。
6.教育環境の充実について。
次世代を担う子供が安心して学校生活を送ることができるよう、小・中学校の備品などの総点検を行い、猛暑などに見られる最近の地球環境の変化もかんがみ、学校教育環境の充実を図ること。
以上、6点の意見を申し上げましたが、今後の行政運営に十分反映をしていただくようお願いを申し上げます。
以上で決算特別委員会の審査結果報告を終わります。
7:
◯議長(
可児慶志君) 以上で、決算特別委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果に対する質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
8:
◯議長(
可児慶志君) 質疑もないようですので、これにて決算特別委員会の審査結果に対する質疑を終結いたします。委員長は自席にお戻りください。
次に、総務企画委員会の報告を求めます。
総務企画委員長
渡辺重造君。
9:
◯総務企画委員長(
渡辺重造君) 総務企画委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において当委員会に審査を付託された案件は、平成22年度の予算の補正が1件、条例の一部改正が2件の計3件でした。
去る9月24日に委員会を開催し、審査を行いました。
その結果、議案第46号 平成22年度可児市一般会計補正予算(第3号)の所管部分について、説明の後、質疑に付したところ、コミュニティ助成事業補助金360万円の内訳はとの質疑に対して、この補助金は、財団法人自治総合センターが宝くじの普及事業の収入を財源として行うもので、一般コミュニティ助成事業として行われ、助成事業に対して応募された団体に対して補助金が出るというもので、内訳としては可児志野太鼓に250万円、長坂自治会に110万円、それぞれ太鼓の購入費であるとの答弁。
電算システム更新委託料の中身はとの質疑に対して、全職員が使っている各自のパソコンに
文書データを保存せず、全庁的に各課ごとの領域に分けたデータを共有サーバー内に保存するというシステムで、セキュリティー上、非常に大切なシステムである。平成18年度に機器を導入し、5年ごとの更新という計画だったが、今年度に入り、5月から7月にトラブルが4件発生した。非常に大切な内部情報の共有システムであり、半日でもこのシステムが停止すると職員の事務が滞ってしまい、大変なことであり、来年度の更新計画を前倒し更新するものであるとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、適正な補正予算と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第49号 可児市基金条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第52号 可児市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、何ら異議なく、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
その他、7・15災害を受け、可児市地域防災計画の総務企画所管部分の見直しをすべき箇所の提言を行いました。
以上で、総務企画委員会の審査結果報告を終わります。
10:
◯議長(
可児慶志君) 以上で、総務企画委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
11:
◯議長(
可児慶志君) 質疑もないようですので、これにて総務企画委員会の審査結果報告に対する質疑を終結いたします。委員長は自席にお戻り願います。
次に、建設経済委員会の報告を求めます。
建設経済委員長
酒井正司君。
12:
◯建設経済委員長(
酒井正司君) 建設経済委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において当委員会に審査を付託された案件は、平成22年度予算の補正が2件、条例の一部改正が1件、その他が1件の計4件でした。
去る9月27日に委員会を開催し、審査を行いました。
その結果、議案第46号 平成22年度可児市一般会計補正予算(第3号)の所管部分について、説明の後、質疑に付したところ、道路新設改良費の828万円の土地購入はどこかとの質疑に対して、場所は今渡であるが、県道用地の代替地が農地であったため、市が一たん購入し、農地転用した上で売却する方法をとったとの答弁。
今回の7・15災害で内水と認識された場所とその数はとの質疑に対して、代表的なところは蛍橋の手前側のところ、ヨシヅヤの周辺、消防署の東側の3カ所で、場所の数は今後の調査により変わってくるとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、採決の結果、適正な補正予算と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第48号 平成22年度可児市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、説明の後、質疑に付したところ、以前から布設がえは行わない趣旨の
発言をされてきたが今回なぜ行うのかとの質疑に対して、河川改修工事の支障のためであり、老朽化によるものではないとの答弁。
その他質疑がありましたが、採決の結果、適正な補正予算と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第51号 可児市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、説明の後、質疑に付したところ、今までの条例で不都合な点、すなわち改正理由はとの質疑に対して、今回の桜ケ丘ハイツのような大型団地の場合、多数の市民の方に事務処理が発生するので、その手続が必要ないようにするのが目的であるとの答弁。
使用開始届は条例があっても必要ないとしたのはなぜかとの質疑に対して、個人の方は条例に基づいたが、大型団地は覚書を交わしてそれにかえたとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、討論に付したところ、条例がありながら適用せずに来た事実があるので反対との意見。説明は納得できる、条例に違反してはいないと思うので賛成との意見がありました。
採決の結果、適正と認め、賛成多数で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第55号 市道路線の廃止については、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で、建設経済委員会の審査結果報告を終わります。
13:
◯議長(
可児慶志君) 以上で、建設経済委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
14:
◯議長(
可児慶志君) 質疑もないようですので、これにて建設経済委員会の審査結果報告に対する質疑を終結いたします。委員長は自席にお戻りください。
次に、文教福祉委員会の報告を求めます。
文教福祉委員長
川上文浩君。
15:
◯文教福祉委員長(
川上文浩君) 文教福祉委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において当委員会に審査を付託された案件は、平成22年度予算の補正が2件、条例の一部改正が1件、計3件でした。
去る9月28日に委員会を開催し、審査を行いました。
その結果、議案第46号 平成22年度可児市一般会計補正予算(第3号)の所管部分について、説明の後、質疑に付したところ、生活保護扶助事業に関し大幅増だが、具体的な状況と数字はとの質疑に対して、当初予定よりも外国人世帯を中心に急増しており、平成21年度末と比較すると今年度末で世帯で2.95倍、人員で3.3倍を予想している。4月以降は、新規生活保護者の七、八割が外国人世帯であり、20代、30代、40代が非常に多いとの答弁。
臨時雇用に関して、図書館の事務対応など実際にはどういうことかとの質疑に対して、図書館桜ケ丘分館において休日等は対応していなかった部分について開館するため増員したとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、採決の結果、適正な補正予算と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第47号 平成22年度可児市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、採決の結果、適正な補正予算と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第50号 可児市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の制定について、説明の後、質疑に付したところ、老人福祉センター3館について指定管理に移すというのは経費を減らすことが一番の目的かとの質疑に対して、経費の節減も一つの理由であるが、いろいろな諸課題を抱えており、指定管理がそれを解決する方法であるとの答弁。
民間が運営することになるが、利用者の意見や参加者のニーズをどうするのかとの質疑に対して、定期的なモニタリングを行い、そういった意見を指定管理者の方へ伝えて行きたいとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で、文教福祉委員会の審査結果報告を終わります。
16:
◯議長(
可児慶志君) 以上で、文教福祉委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔「なし」の声あり〕
17:
◯議長(
可児慶志君) 質疑もないようですので、これにて文教福祉委員会の審査結果報告に対する質疑を終結いたします。委員長は自席にお戻り願います。
以上で、決算特別委員会及び各常任委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより討論を行います。
〔
発言する者なし〕
18:
◯議長(
可児慶志君) 通告がありませんでしたので、これにて討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
初めに、ただいま議題となっております26議案のうち、認定第1号から認定第5号、認定第9号から認定第11号及び議案第51号を除く17議案を一括採決いたします。
お諮りいたします。本17議案に対する決算特別委員長及び各常任委員長の報告は、原案を可とするものであります。よって、本17議案は決算特別委員長及び各常任委員長の報告のとおり、それぞれ原案を可とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
19:
◯議長(
可児慶志君) 御異議がないものと認めます。よって、本17議案はそれぞれ原案のとおり決定いたしました。
次に、認定第1号 平成21年度可児市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する決算特別委員長の報告は認定であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
20:
◯議長(
可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
次に、認定第2号 平成21年度可児市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する決算特別委員長の報告は認定であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
21:
◯議長(
可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
次に、認定第3号 平成21年度可児市老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する決算特別委員長の報告は認定であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
22:
◯議長(
可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
次に、認定第4号 平成21年度可児市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する決算特別委員長の報告は認定であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
23:
◯議長(
可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
次に、認定第5号 平成21年度可児市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する決算特別委員長の報告は認定であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
24:
◯議長(
可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
次に、認定第9号 平成21年度可児市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する決算特別委員長の報告は認定であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
25:
◯議長(
可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
次に、認定第10号 平成21年度可児市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定を採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する決算特別委員長の報告は認定であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
26:
◯議長(
可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
次に、認定第11号 平成21年度可児市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する決算特別委員長の報告は認定であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
27:
◯議長(
可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
次に、議案第51号 可児市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本議案に対する建設経済委員長の報告は原案を可とするものであります。よって、本議案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
28:
◯議長(
可児慶志君) 起立多数と認めます。よって、本議案は原案のとおり決定いたしました。
──────────────────────────────────────
閉会の宣告
29:
◯議長(
可児慶志君) 以上をもちまして、今期
定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。
ここで、市長から
発言を求められておりますので、これを許します。
市長 山田豊君。
30: ◯市長(山田 豊君) 平成22年第5回可児市議会
定例会の閉会に際しまして、一言ごあいさつ申し上げます。
去る9月7日から本日まで、本会議並びに各委員会を通じまして、長期間にわたり慎重な御審議を賜り、議員各位の御労苦に心より感謝の意を表するとともに、各会計決算認定を初め、各種の重要案件を原案どおり御議決賜り、厚く御礼を申し上げます。賜りました御意見や御提案につきましては、十分に尊重してまいる所存でございます。
さて、この議場に立つのも最後となり、私の任期もあと残り1カ月余りとなりました。昭和26年に今渡町役場に奉職以来、約60年にわたり心身をささげ、何とかここまでたどり着けたというのが実感であります。この場をおかりして一言皆様に御礼を申し上げたいと存じます。
皆様からの御支援をいただき、平成6年、市長に就任して以来、私は誠実と信頼をモットーに、人に優しく本当に住みよいまちの実現を目指し、16年間、全身全霊をかけて市政運営に取り組んでまいりました。
顧みますと、花フェスタ95が平成7年に開催され、来場者数延べ220万人を超えるなど大成功をおさめました。平成11年、地元の方々の御理解と御協力のもと、ささゆりクリーンパークを稼働することができました。市制施行20周年を迎えた平成14年には、念願の文化創造センターが開館いたしました。平成17年には、兼山町との合併が実現し、新たなスタートを切りました。また、任期中を通じまして、下水道及び生活道路・幹線道路の整備など都市基盤整備を積極的に進めるとともに、こども医療費の拡充や介護支援事業の充実など、福祉行政にも意欲的に取り組んでまいりました。一方で、増加する外国人市民とともに安心して暮らせる地域社会の創造のため、あらゆる施策を展開してまいりました。しかしながら、平成15年に電子投票により実施した市議会議員選挙が無効となり、市議会議員の皆様を初め、市民皆様に多大な御迷惑をおかけすることとなりました。そして、本年7月15日に襲った豪雨災害により、とうとい人命を初めとする甚大な被害が発生したことは痛恨のきわみであり、改めて亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災されました方々にお見舞いを申し上げます。
これまでの16年間、順風満帆の可児市政であったとは言えず、山もあり、谷もあり、私の力不足により皆様方の御期待に十分に沿えなかったことはまことに申しわけなく存じております。ただ、華々しさはなくとも堅実で背丈に合った市政運営に努め、私なりに職責が果たせたものと思っております。これもひとえに議員各位を初め、市民皆様の深い御理解と力強い御協力のたまものであると心から厚くお礼を申し上げます。
市政を取り巻く環境は厳しさが増してまいります。今まで以上に大胆さの中にも繊細でスピード感のある市政運営が求められてまいります。議員皆様方には一層のお力添えをいただき、市政発展のため御活躍いただくとともに、ますますの御健勝をお祈り申し上げ、意を尽くすことはできませんが、以上をもちまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。長年にわたりありがとうございました。
31:
◯議長(
可児慶志君) 大変高壇からではございますが、ここで議会を代表いたしまして、私、議長から一言、市長に対するお礼の言葉を述べさせていただきます。
山田市長におかれましては、平成6年11月に市長御就任以来、4期16年の長きにわたりまして、可児市発展のために堅実なる行政手腕を発揮されましたことに対しまして高く評価するとともに、これひとえに、その清潔にして誠実なるお人柄によるものと心から敬意を表するものであります。
お話がありましたように、花フェスタ95ぎふの開催、ささゆりクリーンパークの創業開始、文化創造センターalaの開館、市民参画と協働のまちづくり条例の制定、兼山町との合併、多文化共生施設の推進等々、可児市が成熟した市となるための数々の基礎づくりをされたことなど、その責任ある行動と指導力に対しまして深い感謝と敬意を表するものであります。
今期限りで御勇退されますが、惜別の念に耐えません。私ども議会といたしましても、山田市長の残されました足跡を指針とし、市政のさらなる発展と市民福祉の向上に精励努力いたしてまいる覚悟であります。
最後になりましたが、御退任後は、今日まで陰で支えてこられました奥様や御家族の方々とともに心身のお疲れをいやされ、御健康には十分御留意をいただき、これからも市政に御指導、御助言を賜り、ますます御活躍されることを心からお祈りをいたしまして議会を代表してのお礼の言葉といたします。本当に長い間、御苦労さまでございました。ありがとうございました。
これをもちまして、平成22年第5回可児市議会
定例会を閉会いたします。
長期間にわたりまして、まことに御苦労さまでございました。
閉会 午前9時41分
前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
平成22年10月4日
可児市議会議長 可 児 慶 志
署 名 議 員 橋 本 敏 春
署 名 議 員 亀 谷 光
発言が指定されていません。 Copyright (c) KANI CITY PLENARY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...