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  1. 岐阜市議会 1995-03-17
    平成7年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日:1995-03-17


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成7年第1回定例会(第5日目) 本文 1995-03-17 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 71 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長中村武彦君) 272頁 選択 2 : ◯議長中村武彦君) 272頁 選択 3 : ◯議長中村武彦君) 272頁 選択 4 : ◯議長中村武彦君) 272頁 選択 5 : ◯12番(宇野静子君) 272頁 選択 6 : ◯議長中村武彦君) 277頁 選択 7 : ◯市長浅野 勇君) 277頁 選択 8 : ◯議長中村武彦君) 278頁 選択 9 : ◯市民部長渡辺浩造君) 278頁 選択 10 : ◯議長中村武彦君) 279頁 選択 11 : ◯福祉部長浅野 寿君) 279頁 選択 12 : ◯議長中村武彦君) 280頁 選択 13 : ◯衛生部長岡本祥成君) 280頁 選択 14 : ◯議長中村武彦君) 280頁 選択 15 : ◯都市計画部長(林 正美君) 280頁 選択 16 : ◯議長中村武彦君) 280頁 選択 17 : ◯新都市開発推進部長山田多聞君) 280頁 選択 18 : ◯議長中村武彦君) 281頁 選択 19 : ◯12番(宇野静子君) 281頁 選択 20 : ◯議長中村武彦君) 285頁 選択 21 : ◯市長浅野 勇君) 285頁 選択 22 : ◯議長中村武彦君) 286頁 選択 23 : ◯市民部長渡辺浩造君) 286頁 選択 24 : ◯議長中村武彦君) 286頁 選択 25 : ◯12番(宇野静子君) 286頁 選択 26 : ◯議長中村武彦君) 287頁 選択 27 : ◯市長浅野 勇君) 287頁 選択 28 : ◯議長中村武彦君) 287頁 選択 29 : ◯市民部長渡辺浩造君) 287頁 選択 30 : ◯議長中村武彦君) 288頁 選択 31 : ◯27番(服部勝弘君) 288頁 選択 32 : ◯議長中村武彦君) 294頁 選択 33 : ◯市長浅野 勇君) 294頁 選択 34 : ◯議長中村武彦君) 296頁 選択 35 : ◯経済部長(新井一弘君) 296頁 選択 36 : ◯議長中村武彦君) 297頁 選択 37 : ◯教育長(後藤左右吉君) 297頁 選択 38 : ◯議長中村武彦君) 298頁 選択 39 : ◯企画部長(玉井康弌君) 298頁 選択 40 : ◯議長中村武彦君) 298頁 選択 41 : ◯衛生部長岡本祥成君) 298頁 選択 42 : ◯議長中村武彦君) 298頁 選択 43 : ◯福祉部長浅野 寿君) 298頁 選択 44 : ◯議長中村武彦君) 299頁 選択 45 : ◯市民部長渡辺浩造君) 299頁 選択 46 : ◯議長中村武彦君) 299頁 選択 47 : ◯都市計画部長(林 正美君) 299頁 選択 48 : ◯議長中村武彦君) 300頁 選択 49 : ◯27番(服部勝弘君) 300頁 選択 50 : ◯議長中村武彦君) 301頁 選択 51 : ◯市長浅野 勇君) 301頁 選択 52 : ◯議長中村武彦君) 302頁 選択 53 : ◯議長中村武彦君) 302頁 選択 54 : ◯議長中村武彦君) 307頁 選択 55 : ◯議長中村武彦君) 307頁 選択 56 : ◯市長浅野 勇君) 307頁 選択 57 : ◯議長中村武彦君) 307頁 選択 58 : ◯議長中村武彦君) 307頁 選択 59 : ◯議長中村武彦君) 307頁 選択 60 : ◯議長中村武彦君) 308頁 選択 61 : ◯議長中村武彦君) 308頁 選択 62 : ◯市長浅野 勇君) 308頁 選択 63 : ◯議長中村武彦君) 308頁 選択 64 : ◯議長中村武彦君) 308頁 選択 65 : ◯議長中村武彦君) 308頁 選択 66 : ◯議長中村武彦君) 308頁 選択 67 : ◯議長中村武彦君) 308頁 選択 68 : ◯議長中村武彦君) 309頁 選択 69 : ◯議長中村武彦君) 309頁 選択 70 : ◯議長中村武彦君) 309頁 選択 71 : ◯議長中村武彦君) 309頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 開  議  午前9時40分 開  議 ◯議長中村武彦君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付申し上げたとおりであります。               ━━━━━━━━━━━━━ 第1 会議録署名議員の指名 2: ◯議長中村武彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において1番森 由春君、2番西川 弘君の両君を指名いたします。               ━━━━━━━━━━━━━ 第2 第1号議案から第56 第55号議案まで 3: ◯議長中村武彦君) 日程第2、第1号議案から日程第56、第55号議案まで、以上55件を一括して議題といたします。             ──────────────────               〔議 案 掲 載 省 略〕             ────────────────── 4: ◯議長中村武彦君) 昨日に引き続き質疑を行います。12番、宇野静子君。    〔宇野静子君登壇〕(拍手) 5: ◯12番(宇野静子君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  発言通告に基づきまして質問をさせていただきます。  まず最初に、国民健康保険について4点にわたって質問いたします。
       〔私語する者あり〕  最初に、保険料の引き下げについてであります。  来年度も引き上げ案が出されており、我が党大西議員が代表質問で引き下げを求めたところであります。支払いの限界を超えている保険料の引き下げをという請願が昨年11月定例会に出され、また、今議会にも17団体・5,250名の署名を添えて出されております。1世帯当たりの保険料は5年連続の引き上げが行われ、18万1,649円にもなっております。国庫補助率が下げられた1984年に比べて1.6倍、1人当たり平均では2倍という異常な高さであります。長引く不況と海外進出、逆輸入で、アパレル縫製加工業者を初め、中小企業の実態は深刻であり、自営業者の圧倒的多数が国保加入者であります。ところが、市民税減税が行われてもその分所得割が高くなるばかりで減税分も保険料には全く反映されておりません。また、他の保険に比べ給付でも本人でさえ3割負担、保険料は約2倍と、すべての面で最悪なのが国保であります。あらゆる手だてをとって安心して払える保険料に戻していくことを求めます。そのために何よりも国の負担率をもとに戻すこと。同時に、県に対しては支出金の増額を求めていただきたいと思います。  そして、当面一般会計からの繰入金を増額して引き下げを行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  また、この不況下、今回の引き上げによる市民への負担増をどのように考えておられるのか。  以上、市長にお尋ねいたします。  次に、申請減免制度について市民部長にお尋ねいたします。  不況による収入減などの理由で、申請が昨年に比べふえております。けれど、まだまだ内容について知らない人が多くおられます。こんな場合には減免ができますと、できるだけ詳しくお知らせすることが必要ではないでしょうか。営業不振や失業によってやむなく滞納になっていくという事態が起こらないためにも、具体的な広報をぜひ行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  3点目に、資格証明書について市長にお尋ねいたします。  岐阜市は1987年、資格証明書交付要綱をつくり、それ以来年間6カ月以上滞納をした市民に対して、この要綱に基づき命の保障でもある保険証を取り上げてきました。そのかわりとして発行される資格証明書は、国保加入者であるという証明だけで、医療費は病院の窓口で全額支払わなければなりません。    〔私語する者あり〕 お金がなければ結局医者にもかかれないという大変ひどい仕打ちで、命、健康にかかわるだけに憲法第25条から見ましても許されることではありません。ぜひこの要綱の見直しを浅野市政が行い、市民に対して心のこもった温かい施策を行っていただくことを強く求めるものであります。その立場からお尋ねいたします。  毎年4月、約2,400世帯、4,000人を超える人たちに保険証が渡されておりませんが、その中には乳幼児医療や母子家庭、障害者など、福祉医療受給者で医療費が本来無料の人も含まれています。保険証がなければ無料になりません。この人たちには無条件に発行すべきでありますが、いかがでしょうか。  次に、子供についてであります。  保険証取り上げの中には、乳幼児を初め、子供も含まれています。昨年批准されました子どもの権利条約第24条では、健康、医療への権利として、「締約国は、到達可能な最高水準の健康を享受すること並びに病気の治療及び健康の回復のための便宜を与えられることについての児童の権利を認める。締約国は、いかなる児童もこのような保健サービスを利用する権利が奪われないことを確保するために努力する。」また、「基礎的な保健の発展に重点を置いて必要な医療及び保健をすべての児童に提供することを確保すること。」このようにあります。また、児童憲章におきましても「すべての児童は、心身共に健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。」また、「すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。」このようにうたわれております。それなのに岐阜市では子供からも保険証を取り上げ、心身ともに健やかに育てられ、疾病から守られるべきところを否定されているのであります。岐阜市の将来を担っていく子供にこんな冷たい仕打ち、差別をしてもよいのでしょうか。前教育長でもある市長はこのような実態を放置しておかれるのか、お答えください。  また、子どもの権利条約、児童憲章に照らして問題ではないと考えておられるのでしょうか。すべての子供に即刻保険証を発行すべきと思いますが、3点について的確にお答えください。  また、このような事態を生み出している資格証明書発行要綱は見直すべきと思いますが、あわせてお答えください。  最後に、現在開会中の第132国会に提出されています国民健康保険法の改正案についてであります。  その内容は、第1に、平準化の推進であります。軽減制度を応益割合によって差をつけることにより、推進させようとしております。これは低所得者にますます負担をかけるものになります。  2点目に、保険基盤安定制度の暫定措置を2年延長するものです。これによって95年度負担は国は170億円の定額、一方、都道府県は312億5,000万円、市町村は767億5,000万円となり、地方自治体に多額な負担を押しつけるものであります。本来は国が2分の1負担をしてきたものであります。  3点目は、国保安定化事業の医療給付費基準額を超えるペナルティーを1.2倍から1.17倍に下げることにより、医療費引き下げを図るものであります。この事業自体アリ地獄的な制度と批判されてきました。医療費引き下げの競争を全国的に一層拡大するものであります。  以上の点から見ましても、この改正案は国本来の責任を国民と地方自治体に転嫁するものであります。国に対して反対表明をしていただきたいと思いますが、市長いかがでしょうか、お尋ねいたします。  次に、老人保健福祉計画と高齢者、障害者の災害対策についてお尋ねいたします。  老人保健福祉計画が策定され、来年度は計画実施2年目に当たります。住みなれた町や村でいつまでも住み続けたい、安心できる老後をということは、市民の基本的な切実な願いであります。高齢者にとってその思いはなおさらであり、この願いにこたえていくのは国、自治体の義務であります。  そこで、まず最初に、財源についてお尋ねいたします。  福祉サービスではその財源を国が2分の1、県、市が4分の1ずつ負担をすることになっております。ところが、実際にはホームヘルパーやショートステイ、デイサービスなどの運営費を見てみますと、合計23億3,961万1,000円に対して、国の負担は42.5%、岐阜県の負担は12.2%、岐阜市は45.3%と市の負担が非常に高くなっております。保健サービスにおいても同じであります。国、県、市それぞれ3分の1負担となっていながら、予算額2億6,757万1,000円に対して、国は26.8%、岐阜県26.8%、岐阜市44%であります。これは国の補助単価が低いため、市町村に大きなしわ寄せとなっているものです。補助単価を上げ、配分どおりの補助が来れば、福祉サービス運営費と保健サービスだけでも3億5,000万円市の負担が軽減され、市民のニーズにこたえ、もっと充実させていくことができます。高齢化社会のためといって国民の強い反対にもかかわらず、国は消費税を導入いたしました。実施されて6年、国には22兆3,716億円が入りながら、ゴールドプラン関連事業費にはわずか9,700億円、4.3%しか使われておりません。国に対して補助基準単価の引き上げと事業にかかわるすべての予算に対して国と県が補助することを強く働きかけていただくことを市長に求めます。お答えください。  2点目としまして、ホームヘルプサービスについてであります。  厚生省は95年度から24時間ホームヘルプサービス制度を始めるということであり、岐阜市では昨年利用者に対するアンケートを実施されました。アンケート結果からも、派遣時間帯では早朝7時、お昼の12時、夕方5時、夜9時の要望、派遣曜日では土曜、日曜、祭日、年末年始の要望が多数出ております。早期に利用者の要望にこたえていくための体制はどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。  また、ヘルパーさんの身分についてはぜひ正職員にという要望が従来よりヘルパーさんから強く出されております。現状は1年契約の嘱託職員であるため、何年働いても給料は同じであります。多様なニーズに対応するにも正職員としての身分保障が必要だと思いますが、どのように考えておられるのか。以上、福祉部長にお尋ねいたします。  3点目は、すこやか健康診査についてであります。  来年度対象者が従来の70歳から69歳以上に拡大されました。それによって3,693人が1年早く受診でき、自分の健康がチェックできることになります。この通知は老人クラブを通してされているために、老人クラブ未加入者には届かないこともあり、知らなかったという人もおられます。節目健診は個人に通知されています。ぜひすこやか健診対象者にも個人通知を行うこと。特に69歳への個人通知をしていただきたいと思いますが、衛生部長にお尋ねいたします。  最後に、高齢者、障害者に対する震災対策についてであります。  この地震によって犠牲になられた方は圧倒的に高齢者が多く、また、過酷な避難所生活はとりわけ高齢者、弱者には大変なことであります。再びこのような被害を出さないためにも岐阜市においても特に高齢者、障害者に対する救済・救援体制が求められるところであります。そのためには高齢世帯、障害者世帯の実態の把握と緊急通報システムの徹底などで、地域におけるネットワークづくり、また、老人施設、障害者施設の総点検及び避難所の確保、目、耳、会話に障害を持つ人へのボランティアの配置など、きめ細かな対策が必要であります。その点についてはどのように考えておられるのか、福祉部長にお尋ねいたします。  次に、JR南口駐輪場及び周辺整備事業についてお尋ねいたします。  JR高架事業が来年度には完成し、東海道上下線、高山線の高架が完了するということであります。それに伴ってJR岐阜駅南口広場及び周辺道路整備が進められていくわけですが、その対応についてお尋ねいたします。  1点目は、駐輪場についてであります。  現在、JR駅南口には3カ所の屋根つきの駐輪場がございます。収容台数は324台でありますが、この数では慢性的に不足をしておりまして、実際には約1,000台の自転車が置かれているため、通路へのはみ出し、駐輪場に入れると出せなくなるといった状態がずっと続いてきました。私は何とか駐輪場の拡張ができないものかと対策を求めてきましたが、一向に改善されずに、市民の皆さんにはこれまで大変不便な思いがされております。来年度には駅周辺道路整備事業として、栄町-西ノ荘線の整備に伴って駐輪場を暫定的に移動させるということであります。駐輪場については東側の買収用地約1,000平米に仮設駐輪場として約1,000台収容するということですが、どのような日程で進められるのか。  また、現在の駐輪場には屋根があります。仮設とはいえ、この間利用者にとっては毎日の通勤・通学に使うものであります。特に南口にはバス路線もなく、雨の日でも自転車利用者が多くおられます。屋根はぜひ必要です。どのように考えておられるのか、お答えください。  また、この移動につきましては、その後の計画も含めて事前に利用者に知らせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。あわせてお答えください。  次に、栄町-西ノ荘線及び駅前広場の整備事業についてでありますが、来年度施工部分は車も人も自転車も多く通行し、また、駅前広場整備においては乗降客への影響も大きいと思われます。歩行者、自転車の安全と利便性に十分な配慮が必要です。そしてその計画については市民に広報していただきたいと思いますが、どのように対応されるのか、お伺いいたします。  最後に、JR高架下における駐輪場計画についてお尋ねいたします。  97年度には高架下の駐輪場が完成するということであります。法律によりましても鉄道事業者は自転車等の設置に積極的に協力しなければならないとあります。高架下の利用者は大部分がJRの乗客であります。公共部分でなく、ぜひJRの責任で利用者の利便を考えた場所に設置をしていくべきだと主張もしてまいりました。その後鉄道側との話し合いでどのように進展しているのか、お聞かせください。  以上、都市計画部長及び新都市開発推進部長にお伺いいたします。  次に、骨粗鬆症健診について市長にお尋ねいたします。  骨粗鬆症健診の実施につきましては、私ども日本共産党が一貫して主張をしてきたところでありますし、昨年の11月定例会に市民から出されました請願は、全会一致で採択されたものであります。ところが、来年度予算では骨粗鬆症健診にかかわる予算は何ら計上されておりません。これは市民の願いと同時に、今後高齢化社会が進む中、一人一人が寝たきりにならずに、いかに健康な生活を送っていくかが重大な課題であり、骨密度をはかり、自分の骨の状態を知り対応していくことは、寝たきりになる原因の骨折を予防する有効な手段であります。岐阜県におきましては来年度婦人の健康づくり推進事業費補助金として、市町村が行う骨粗鬆症健診に3分の1を、国も3分の1の補助をいたします。来年度実施をするのは31の市町村でありますけれども、この中には岐阜市は含まれておりません。国や県においても市町村が実施するに当たっては補助をして積極的に進めようとしているのであります。また、市民の中でとりわけ女性の皆さんの強い要望が出されているものであります。岐阜市でも1日も早い実施が求められるところであります。いつから実施をするのか、市長の決意をお聞かせいただきたいと思います。    〔私語する者あり〕  最後に、入院給食費減額認定証についてお尋ねいたします。  減額制度の徹底について市民部長にお尋ねをいたします。  昨年10月1日から入院した際の病院給食費が有料化され、1日600円が新たに患者負担となりました。このうち非課税世帯では1日450円に、入院日数が90日を超える場合には1日300円、非課税世帯で老齢福祉年金受給者は1日200円に軽減されますが、そのためにはまず市役所に申請をして減額認定証の発行を受け、医療機関に提出しなければなりません。ところが、制度そのものがまだまだ周知されていないため、特に高齢者のひとり暮らしや2人世帯、障害者の方で申請していない人が何人もいると医療機関のケースワーカーから報告がありました。70歳以上の人では1日700円の入院費がかかり、その上600円の給食費負担で1カ月3万9,000円の負担となりました。減額されたとしましても3万3,500円で非課税世帯にとっては大変なことでありますが、せめて減額されることによって負担を軽くできるようすべての該当者にきちんと知らせていくことが必要であります。岐阜市がつくられましたこのようなチラシがございますけれども、このチラシも高齢者にはわかりにくいものであります。読みやすく理解しやすい文章で、該当者に通知をしていただきたいと思います。また、入院の際には病院の窓口にチラシと申請書を置いて、患者さん、あるいは家族に渡していただき、該当者全員に減額認定証が渡るようぜひ行っていただきたいと思いますが、市民部長いかがでしょうか、お尋ねいたします。  以上で第1回目の質問を終わります。(拍手) 6: ◯議長中村武彦君) 市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 7: ◯市長浅野 勇君) 国民健康保険事業の財源に係る国からの財政調整交付金、県補助金等の増額にあらゆる機会をとらえ、陳情、要望を行うとともに、これら財源の確保には最大限の努力をいたしておるところでございます。さきの代表質問の際に答弁いたしましたが、市の繰出金の増額につきましては、この厳しい財政状況の中、一般会計から保険料引き上げ抑制特別措置分として、前年度を2億円上回る9億5,000万円を繰り出すよう措置しました。国民健康保険料は決して安いものとは考えておりませんが、保険料の引き上げ幅を最小限にとどめた予算案であり、保険料を引き下げることは困難でございます。  次に、資格証明書交付につきましてですが、国保事業を安定的に運営するに当たっては、保険料の確保と国保財源の健全性の維持と加入者間の保険料負担の公平を図る上からもやむを得ない措置であると考えております。    〔私語する者あり〕 法令の定めにより義務を履行されない世帯に対し、一定要件に該当する世帯全員に資格証明書を交付することとされているものであり、世帯主以外の被扶養者や子供に保険証を交付することはできないものでございます。しかし、どうしても保険料を納めることができないなど、特別な事情がその世帯にあればよくその内容をお聞きし、治療等に専念できるよう配慮し、保険証をお渡ししているところでございます。  福祉医療費助成適用者につきましては、資格証明書の交付対象から申請により解除し、保険証を交付しておるところでございますが、被保険者証を申請により交付する旨の文書を送付するとともに、広報ぎふに掲載し、来庁されるよう御案内し、あわせて保険料の納付相談をしておるところであります。いずれにいたしましても、被保険者皆さんの御理解と御協力を得て保険料を支払っていただかなければ国保事業の運営が成り立たないために、やむを得ず資格証明書を交付しておるところでございます。  次に、国保制度の改正についてでございますが、国民健康保険制度の今回の改正につきましては、現在国におきまして慎重に審議がなされております。改正点として、保険基盤安定制度にかわる国庫負担を定額負担方式に、また、保険者間に著しい格差がある保険料の平準化等が審議されておるところでございますが、いずれにいたしましても、国の方向を見きわめ、国、県、市が応分の役割を果たし、医療の適正化等を図るよう努めてまいりたいと思います。  次に、老人保健福祉計画の実現に関する御質問でございます。  現在、市では老人保健福祉計画を鋭意進めておるところでございますが、この計画を達成させるためには、議員御指摘のように、多大な市費負担を伴い、市の厳しい財政状況の中でその財源確保が大きな課題となっております。このため国の補助制度について、改善及び充実を全国市長会及び地元選出の国会議員を通じて要望しておりますが、一部改善がなされたとはいえ、まだ十分ではございません。さらに、市長会を通じ国に向け補助制度の改善について働きかけてまいりたいと思っております。  次に、骨粗鬆症健診についてでございますが、さきの議会で骨粗鬆症予防のために健康診断の充実を求める請願が採択されたところであり、事業の重要性につきましては認識しておるところでございます。また、実施に向け関係部局に前向きに検討させておるところでございます。現在は健康相談は行っておるところでございますが、健診につきましてはできるだけ早い機会、少なくとも平成8年度からは実施したいと思っております。  以上でございます。    〔私語する者あり〕 8: ◯議長中村武彦君) 市民部長、渡辺浩造君。    〔渡辺浩造君登壇〕 9: ◯市民部長渡辺浩造君) お答えいたします。  国民健康保険料の減免制度のPRでございますが、機会あるごとに広報ぎふに掲載しておりますし、また各家庭にお送りしております国民健康保険だより特集号にも記載し、制度についての知識及び理解を深め、周知を図っているところでございます。また、この減免制度の運用に当たりましては、その方の納付が困難な状況等、十分お聞きし、対応しているところでございます。  次に、入院給食費に係る減額認定証の交付についてでございますが、この入院時食事療養費制度は、昨年10月1日に改正された国民健康保険法の施行によって新しく導入されたものであります。この制度の発足に当たり、広報ぎふへの掲載、また、保険料後期分納入通知書の送付に際して、文書を同封いたしました。また、昨年10月に開催された消費者フェアに参画した健康チェック会場でのパンフレットの配布、ポスターの掲示などにより、制度の概要や認定申請手続等の周知を図ってまいりましたが、新年度におきましては、より理解しやすいパンフレットを作成し、減額認定申請書とともに市内の入院できる病院等に配布し、入院患者の方に渡していただき、この制度の周知を図ってまいる所存でございます。 10: ◯議長中村武彦君) 福祉部長、浅野 寿君。    〔浅野 寿君登壇〕 11: ◯福祉部長浅野 寿君) 初めに、老人保健福祉計画に関する御質問にお答えします。  現在、老人保健福祉計画に沿って在宅サービスや施設サービスの提供体制について整備を進めております。特にホームヘルプサービスの提供体制につきましては、窓口の一本化、24時間体制拠点配置等々、今後のホームヘルプサービスのあり方そのものについて、福祉部内に設けました岐阜市ホームヘルプサービス事業検討部会で、ヘルパーさんも加わっていただきまして、研究に入っております。したがいまして、この検討部会の中で御質問の市のヘルパーの処遇についてもあわせて検討してまいりたいと存じます。  次に、高齢者、障害者等の災害弱者の防災体制づくりについてでございますが、災害弱者の方々がいざというときどのように対応すればよいか、日ごろから防災知識の啓発、普及を図り、地震などの災害が起こったときに備え、情報の収集伝達や非難誘導等の体制をあらかじめ整備していく必要があります。これら災害弱者の救出・救護に当たっては、地域の災害危険箇所や避難場所、非難経路の確認、非難誘導方法の徹底を図り、民生委員の協力を得るなどし、災害弱者の実態を把握し、プライバシーに配慮する中で地域の自主防災隊や住民に災害弱者に関する情報を知らせるなど、地域の自主防災隊を初め、民生委員、消防団、近隣協力者あるいはボランティアなどと連携を密にし、救出・救護に当たるネットワークづくりが緊要と考えております。また、災害情報の収集、伝達に当たっては、ひとり暮らしの在宅の老人、重度心身障害者などの方々が安心して生活できるよう、緊急通報装置の充実、聴覚障害者の方についてはフリーダイヤルを活用して防災情報の提供を行う必要があります。  次に、視覚・聴覚障害者等の支援につきましては、寝たきり老人等に対しては応急的な医療が、また、介護・看護等についてはホームヘルパーを派遣する等の対応も必要になってくることも考えられます。視覚障害者であればガイドヘルパーの派遣、聴覚障害者であれば手話通訳の派遣その他、災害ボランティアの活用のほか、これらの弱者の方々を保護する施設面での対応を含めたきめ細かい支援体制の整備を図っていくことが必要と考えております。  次に、社会福祉施設の防災上の点検でございますが、施設の設備、備品等の落下、転倒防止装置、消防用施設の作動の確認、火器使用の設備、危険物の安全点検などのほか、建物の耐震性の調査については、建築部と協議する中、必要な措置等を構じ、安全の確保を図りたいと考えております。  以上であります。 12: ◯議長中村武彦君) 衛生部長、岡本祥成君。    〔岡本祥成君登壇〕 13: ◯衛生部長岡本祥成君) お答えします。  老人保健福祉計画の達成に向けては努力しているところであります。特に7年度にはすこやか健診の対象者の拡大を図ったわけですが、新しく対象となられる方々にはその趣旨が十分伝わるよう、広報、周知に努めてまいります。 14: ◯議長中村武彦君) 都市計画部長、林 正美君。    〔林 正美君登壇〕 15: ◯都市計画部長(林 正美君) 岐阜駅南口広場に関連いたしまして、都市計画道路栄町-西ノ荘線についてお答えをいたします。  都市計画道路栄町-西ノ荘線は、岐阜駅南地区の駅への主要なアクセス道路の1つでございまして、通学・通勤時における道路を利用する自転車、歩行者はかなりの数があると認識をいたしております。都市計画道路につきましては、第1工区、第2工区として進めてまいりまして、南口広場整備及び平成8年度に予定されております西陸橋の落橋工事時の南北交通対策の一環といたしまして、平成6年度から工事着手したものでございます。平成6年度には道路整備といたしまして、北側の歩道と車道整備をいたしております。平成7年度に予定しております南側歩車道整備時には、御指摘がございましたように、交通弱者を含めた交通安全対策が重要であり、このため事前に地域の住民の方々に十分に御説明を申し上げながら、事業周知を図るとともに北側の概成いたしております歩車道並びに仮設歩道でもって安全確保に留意しつつ、工事進捗を図ってまいりたいと考えております。また、完成時には、南北両側に歩道は自転車歩行者道並びに来るべき高齢化社会に対応できるよう、車いすも通行可能な4.5メートルの幅員とし、駅南口広場の一画を形成する施設としてふさわしい整備をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 16: ◯議長中村武彦君) 新都市開発推進部長山田多聞君。    〔山田多聞君登壇〕 17: ◯新都市開発推進部長山田多聞君) 御質問は3点であったかと存じます。  まず、岐阜駅南口周辺整備につきましては、鉄道高架事業との整合を図りまして、来年度から暫定整備に着手いたしまして、平成9年度までにはぜひとも施設整備を終える計画で整備を予定いたしているところでございます。来年度の南口駅前広場の暫定整備及び周辺道路の整備につきましては、年度当初に工事概要等、周辺自治会にお願いをいたしまして、周知を図っていく予定でございます。また、広場整備などに伴う自転車駐輪場の仮設の場所や時期等につきましても、これも4月、5月、6月ごろ、来年当初でございますけれど、順次、東側道路買収予定地に仮置き場として暫定的に整備をしていく予定でございます。この際、当然のことではございますが、案内板等、一定の周知期間を設け、徹底を図ってまいりたいと思っております。また、仮設駐輪場の屋根つきに関しましては、機能回復の面から、現在、南口にございます屋根を有効活用することが必要かと考えているところでございます。  次に、工事中の安全確保についてでございますけれども、これも当然のことながら工事中における交通弱者等、安全確保につきましては、工事案内板はもとよりでございますが、誘導員等を配置しまして万全を期してまいりたいと思っております。  そして、最後の3点目でございますけれども、高架下駐輪場の整備計画につきましては、かねてより県、市、JRにより高架下利用協議の中で打ち合わせをしているところでございます。会議の中で機会あるごとに鉄道事業者には駐輪場の設置への協力を私どもとして強く要望をいたしております。今後も駅周辺整備との整合を図りながら、鉄道事業者に対しましても駅利用者の利便性を考えまして、設置方を強く要望してまいる予定でございます。  以上でございます。    〔「議長、12番」と呼ぶ者あり〕 18: ◯議長中村武彦君) 12番、宇野静子君。    〔宇野静子君登壇〕 19: ◯12番(宇野静子君) それぞれお答えいただきましたので、再質問及び要望を申し上げたいと思います。  まず最初に、国民健康保険についてでございます。  この国民健康保険料がいかに高いかということでありますけれども、私ども日本共産党もこのほど市民の皆様にアンケートをさせていただきました。その中でも、回答していただいた方の82%が、高い、このように回答されておられます。そして、その中には、この程度なら仕方がないというレベルの額ではない、生活を圧迫する、このように書いておられる方もおられますけれども、本当に市民の人、この国保の加入者にとっては大変な負担になっております。    〔私語する者あり〕 来年度の──失礼しました。そのどんだけ高いかということですけれども、例えば、生活保護世帯を想定しまして保険料を算定をしていただきましたのがございますけれども、4人家族の生活保護世帯を想定してみますと、保険料は年額12万3,180円、月額にしますと1万265円です。この同じ額でですね、生活保護世帯でしたら医療費は無料になっておりますし、こういう点から見ても非常に高いということが言えると思いますし、今回、最高限度額が48万円から50万円に引き上げられます。この場合、50万円になるところは、標準世帯3人のところで見ますと、収入が530万……538万円になりますと、もう既に50万円になってしまうんですね。これは国保課からいただいた資料でございますけれども、これがあの健康保険の場合でしたら18万円前後ではないかと思うんです。ですから、この2つを見てみましても、国民健康保険料がいかに高いかということは実感として感じるところであります。今回、この財政事情が困難な中での2億円、一般会計からの繰り入れをふやしたと市長が先ほど言われました。この2億円の増額というのは、1世帯当たりにしますと3,062円、1人当たりですと1,414円なんですね。で、この引き上げた額、1人当たりでは1,639円です。これ、毎年上げてきましたから、加入者にとっては毎年毎年の引き上げなんですけれども、昨年は繰入額は増額はされておりません。ですから、こういう点からいっても私は市民の皆さんの今大変な暮らしの中で、ぜひとも一般会計からの繰り入れ、当面、もっと増額をして引き下げを求めるものであります。また、今回、退職金条例の改定がなされておりまして、これは大西市会議員が代表質問でも取り上げましたけれども、この改定によってですね、この改定によってですね、前市長の場合で計算してみますと、4期務められましたけれども、この改定によりますと、一気に1億2,000万円の退職金なんですね。それが、4,583万円、この財政難の中で今後退職される方についてはこのように温かい施策をとっておられるんですね。で、その一方では、1人当たりにすれば1,414円しか、市民の3分の1以上の人が加入している保険料には入れていない。これって、ほんとに不公平ではないかなっていうふうに思いますけれども、このことについて市長は市民にどのように説明をされるのでしょうか。もう一度、その点についてお答えいただきたいと思います。
       〔私語する者あり〕 引き下げ──まず、値上げをしないためには6,000万円あればできるんですね。ですから、私は、そういう点においては温かい施策をということであれば、ぜひとも繰入額をふやして、そして、引き下げしてほしい。    〔私語する者あり〕 もう一度、お答えを願いたいと思います。  それと同時に……    〔私語する者多し〕 それから、今回、部の方では、市民部の方でもできるだけ市民に負担をかけないようにということで、一般会計からの繰り入れ、ほんとに頑張っていただいたとは思うんです。ところが、このもっとふやそうとしたら、県がですね、交付金を減らすというふうにおどしをかけたという、言い方は悪いかもしれませんけれども、そういうふうに言ってくるということもお聞きしましたけれども、市が市民のためを思って、一般会計からもっと入れようとしたら、県から圧力がかかるというのは事実なのかどうか。この2点について、引き下げについては市長、もう一度御答弁をください。  また、2番目の減額について、これは今までも広報とかいろいろな形で知らせてきたと言っておられますが、でも、実際には私たちが困った人に、こういうのがありますよと言った場合に、自分が該当するかどうか、知られない方が多いんでね。ですから、こういう場合、例えば450万円以下で収入が3割とか4割、5割と減った場合には、事情によっては下げることができるという、こういう内容にも踏み込んでぜひとも今後広報していただきたい、それはお願いをしておきます。  次に、資格証明書についてであります。  申請によって解除、福祉医療の受給者についてはしているといわれましたけれども、その中にどういう人が含まれているかといいますと、そういうふうに申請して解除された中には、平成6年4月から現在までということですけれども、69歳老人2人、乳幼児が10人、母子家庭146人、そして、重度障害の人27名、合計185名が申請をして解除をされておられます。ところで、その4月現在ですね、福祉医療の受給者への発行数は何名であったのか、これは市民部長にお尋ねいたします。  それから、このような実態、こういう人たちが保険証渡されていないと、4月現在ではですね、実態を市長は知っておられるのでしょうか。もう一度、お答えをください。  それから、次に、子供についてであります。私は、3点にわたって市長に、的確にお答えをくださいと言いましたけれども、なぜかその3番目についてですね、お答えをいただいておりません。これはぜひお答えください。抜けております。    〔私語する者あり〕 もう一度的確にこたえてください。  それとですね、世帯から全部取るのはその法で決められてというふうなことを言われましたけれども、厚生省も保険証取り上げ、資格証明書発行するに当たっては、払えるのに払わない、そういう悪質な滞納者に対して保険証の取り上げを行ってもいいよ、資格証明書の発行してもいいというふうにいってて、しなさいとはいってないんですね。それにしても、払えるのに払わない、いえば悪質な滞納者に対してというふうにいっておりますけれども、    〔私語する者多し〕 子供は悪質なんでしょうか、その点についても市長、先ほどの質問とあわせて答えてください。    〔私語する者あり〕  それとですね、この際、言っておきますけれどねえ、子供からどれだけ取り上げているかという数であります。これはことしの2月1日現在では1,523人の人から保険証取り上げを行ってますけれども、この中には7歳未満の子供が38人、7歳から12歳、いわゆる小学生44人、中学生32人、高校生44人、合わせて158人の子供にまだ保険証が渡ってないんです。これは、総数の10.4%、1割強が子供です。    〔私語する者あり〕 市長、親のいろいろな事情によって、このように子供が、岐阜市の子供が差別されていいのでしょうか。    〔私語する者あり〕 資格証の取り上げを行っているのは全国画一ではありません。    〔私語する者あり〕 やっていない所が多いですのに、なぜ、このように岐阜市では子供の医療権まで奪っているのか、お答えをください。    〔私語する者多し〕  資格証明書、そして、滞納の問題についてでありますけれども、1つ御紹介いたしますと、大分市におきましては、今まで資格証明書発行していたんですけれども、それを昨年やめました。そして、すべての人に保険証をまず渡す、そして、滞納の人のとこへは出かけていって、そして、納付相談をして、何でその払えないのかということも聞きながらやっていくと、こういうやり方に変えたと言っておられるんですね。で、未納世帯について、まず受け取ってもらった上で、減免措置とか含め相談していくということですが、国民健康保険法の精神からすれば、これは当然のことであります。また、これは大阪の摂津市ですけれども、    〔私語する者あり〕 ここでは、市長が、保険料を滞納したからといって保険証を渡さないということは、一切しない。独身者で連絡がつかない人たち以外は全部渡している。資格証明書の発行は絶対に考えていないと、こういうふうにされてる所もあるんです。    〔私語する者あり〕 これらの市の、これこそ私は社会保障制度として私どもも保険料を払わなくっていいなんていうことは、1つも言っとりません。けれども、その引きかえとしてですね、命の保証でもある保険証をまず取り上げて、そして、その上でなんていうのは許されることではありません。市長、こういう市もございますけれども、どのように思われますか、それについてもお答えをいただきたいと思います。    〔私語する者あり〕  それから、国保法の改正についてでありますけれども、これはやはり国のいき方を見てるだけではですね、結局、法律が改正されると、どこに負担がかかるかといえば、やっぱり市町村とか国民に大きな負担がかけられて、そして、それぞれが適切なということでいえば国の負担だけがへらされていく、これが今までの推移でもありますし、今後もそういう方向が出されてくると思いますから、ぜひともその点については、こういうことをやってもらっては困ると、国に強く言っていただきたい、そのことを申し上げておきます。  次に、2番目のゴールドプランにかかわること、そして、高齢者、障害者の震災対策であります。国に対して従来も財源の問題では働きかけていると、    〔私語する者多し〕 今後も働きかけていきたいということでありますので、ぜひ強く引き続き行っていただいて、見るべき改善をしていただきたい、そのようにお願いをしておきます。  また、2番目のホームヘルプサービスであります。検討部会で検討していると、処遇についても検討していくということであります。これは、ホームヘルパーさんの人たちも、今後自分たちの身分がどのようになっていくのか、大変心配で、そのことについては早く決めてほしいというような要望もございますから、ぜひその立場で検討していただきますようにお願いをしておきます。  また、すこやか健診についてでありますけれども、これも69歳の人には広報、周知するということですから、個人への通知を含めてぜひとも全員の皆さんが、必要な人が受けられるようにしていただくように、これも要望しておきます。  次に、震災対策でありますけれども、本当に災害に対してきめ細かな体制をとっていくということは、高齢者にとっても、また、障害者にとっても日常生活が本当に安心して暮らせるという体制でもありますので、ぜひともその辺も十分な体制をとっていただきますように、これも強く要望をいたしておきます。    〔私語する者あり〕  次に、JR南口の駐車場、駐輪場と駅周辺の整備事業でございます。今までいろんな工事が行われますけれども、市民の方がほんとに工事が始まるまでわからない。そして、今後どのような日程で行われるのかわからないと言われる方も多うございますので、ぜひともその駐輪場の移転、そして、道路の整備の状況についても、前もって市民の方に知らせていただくということでありますが、そのような方向でお願いします。  それから、南口の駐輪場の屋根でありますけれども、有効活用を考えていただいているということですから、雨の日、本当に屋根があるために助かっていると言われる方、多いですから、実現させていただきますようにお願いいたします。  そして、JRの高架下の駐輪場でありますけれども、これもやはりJRに負担をしていただくように、設置していただくように、引き続いて頑張って交渉してくださいますように、続いて要望をしておきます。  骨粗鬆症健診については、了解をいたしました。できるだけ早い時期に実施をお願いします。    〔私語する者あり〕  入院給食費についても、該当者に病院の窓口を通してなどやっていただくということですから、ぜひ周知徹底していただきますように、よろしくお願いいたします。  以上、質問と要望、2回目を終わります。 20: ◯議長中村武彦君) 市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 21: ◯市長浅野 勇君) 国民健康保険事業について、もっと一般会計から繰り入れよという話でございます。また、繰り入れとこのたびの退職金条例との比較でございますが、これは比較することができないことでございますので、コメントはできません。  それから、一般会計からの繰り入れについて県の圧力がかかっているんではないかということでございますが、こういったもんではございません。  また、国からの財政調整交付金につきましても、岐阜市が豊かであれば市でやれということで、特別の交付金でございます。    〔私語する者あり〕 今後一層、少しでも高くもらえるよう頑張ってまいりたいというところでございます。  それから、資格証明の実態を調査しておるかということでございますが、十分理解しております。保険料がなかなか払ってもらえないという、このことにつきましても職員が大変苦しんでおることも、よく十分承知しておるところでございます。  それから、子供は悪質かというようなことまで出ましたが、先ほども申しましたように、この法令の定めるところによって、義務を履行されない世帯に対しまして、一定要件に該当する世帯全員にこの資格証明を交付することとされておるものでございます。したがいまして、子供を扶養者として保険証を交付することはできないということでございます。子供のこの権利を奪うというようなことではなく、子供の養育の義務は、やはりこの行政もございますが、親にもあるということでございます。世帯主の皆さん方が納めていただくものを納めていただかなければ、やはり子供にまで迷惑がかかるということでございます。どうしても保険料を納めることができないということの特別な事情があった場合には、その世帯によくその内容をお聞きしておるところでございます。十分お聞きした上で治療等に専念できるように配慮して、保険証もお渡ししておるということでございます。  以上でございます。    〔私語する者多し〕 22: ◯議長中村武彦君) 市民部長、渡辺浩造君。    〔私語する者多し〕(笑声)    〔渡辺浩造君登壇〕 23: ◯市民部長渡辺浩造君) お答えいたします。  平成6年4月現在の福祉医療で資格証を解除するについては、69歳以上がゼロ、乳幼児が4、母子家庭が36、重度障害が12の52世帯、101人でございます。  そして、先ほどの県が圧力をかけたというような話でございますが、これはそういう意味じゃなくて、事務レベルの話し合いの中で、国から4億9,500万の調整基金来ますが、もし、そのままでだったら、市が財政豊かであれば、そういう金はやっぱり苦しい市町村へ行く可能性はあるよという話でありますので、その不穏当な圧力をかけたというような言葉ではございませんので、よろしくお願いいたします。    〔私語する者多し〕    〔「議長、12番」と呼ぶ者あり〕 24: ◯議長中村武彦君) 12番、宇野静子君。    〔私語する者多し〕(笑声)    〔宇野静子君登壇〕 25: ◯12番(宇野静子君) それぞれお答えをいただきましたが、もう一度質問をさせていただきます。  値下げについて、引き下げについてでありますけれども、特別職の退職金とは比較にならないと、そのように言われましたけれども、これ全部市民の税金とかいろいろでやっていることのトータル的なもんでいえば、1人に対してこのような多額な退職金を出すようなことをやりながら、多くの人が加入している保険料については本当に毎年毎年引き上げをする、こういうことは許されませんし、また、今回コンベンションの周辺事業費の中でも街路灯1基300万円、25基、使えるものがあるのにもかかわらず、7,500万円計上されております。    〔私語する者あり〕 こういう点について私は予算そのものを見直しをして、ぜひとも引き下げをしていただきたい。もう一度お答えをください。その気になればできると思います。  それから、    〔私語する者あり〕 資格証明書の問題でありますけれども、102世帯、4月現在、これは解除した数ですか、保険証を、私は資格証明書を発行した数を聞いておりますのでね、それもう一度、どんだけあるのか答えていただきたいし、もし、わかっていなければ、わからないままに本当に相談にも乗らず、心配もせずにだれかれなく出しているということ、こういうことは許されません。  市長ですけれども、子供の医療権を取り上げてるんです。就学援助を受けている子供さん、これは4月の健診で治療が必要とされたら医療券が出されます。けれども、保険証がないためにですねえ、この医療が受けれない子供もいるんです。これだけではありません。ほんとに多くの子供たちにこんなことをしてもいいのかどうか、市長もう一度答えてください。教育長でもあったと思うんですね。で、もし、ほんとに子供に対しても親の責任だけを言って、そうならば市がせめて子供たちに対して温かい施策をやって、ほして、親が大変であるということは子供の生活にとっても非常に大変なんです。悪質で払ってない人というのはほんとに私はわずかではないかなと思いますので、    〔私語する者あり〕 もし、それに答えていただけないんであれば、岐阜市は……    〔私語する者あり〕 子供も悪質だと言っていると言ってもいいんですね、最後にそのことをお聞きします。    〔私語する者あり〕(笑声) 26: ◯議長中村武彦君) 市長、浅野 勇君。    〔私語する者多し〕    〔浅野 勇君登壇〕 27: ◯市長浅野 勇君) 予算の中身が違うということなんです。だから、比較にならないということを申し上げたわけでございます。    〔私語する者多し〕  それから、子供の問題ですが、何遍も言いますように、特別な事情がその世帯にあれば、よくその内容をお聞きしまして、治療に専念できるように配慮して保険証をお渡ししておると、全然お渡ししてないということではございません。お渡ししておるというところでございます。  以上でございます。    〔私語する者多し〕 28: ◯議長中村武彦君) 市民部長、渡辺浩造君。    〔私語する者多し〕(笑声)    〔渡辺浩造君登壇〕 29: ◯市民部長渡辺浩造君) お答えいたします。  平成6年4月、交付数は2,431世帯です。  以上です。    〔「福祉医療」と呼ぶ者、その他私語する者多し〕 30: ◯議長中村武彦君) 27番、服部弘勝君──勝弘君。(笑声)    〔私語する者多し〕    〔服部勝弘君登壇〕(拍手)
    31: ◯27番(服部勝弘君) 本議会のラストバッターになりましたが、5項目につきまして順を追って御質問をいたしたいと思います。  まず、第1には、今日の岐阜市の最重要課題でありますし、また、一番深刻な問題の1つであります繊維産業の不況対策について、市長と経済部長にお尋ねをいたしておきます。  30カ月にわたる平成不況は依然として出口が見えない長いトンネルの中にあります。こうした中にあり、岐阜市の基幹産業であるアパレル産業も構造的な不況にあえいでおられ、多くの企業が倒産や廃業といった厳しい状況にあるのも御承知のとおりであります。商品が売れないとか、仕事がない、あるいは仕事があっても工賃が安いのでやっていけない等々の先行きの不安は募るばかりであります。このままでは岐阜市の経済は地盤沈下し、市民生活に多大な影響を受けることは避けられません。この際、行政としましても、この問題については冒頭申し上げましたように、最重要課題として真剣に取り組む必要があろうかと思います。  そこで、行政当局はどのような考えであられるか、市長と経済部長にお尋ねをいたしたいと思います。  まず、市長にでありますが、今日のこの岐阜市のアパレル産業の不況と現状についてどのような認識を持っておられるか、現状報告と認識について行政の長としてのお考えをお尋ねをいたします。  次に、経済部長にお尋ねをいたします。  1つは、行政として今日までいろいろと対応策を考えてこられたところでありますが、今後行政としてアパレル業界に対し具体的にどのような支援策を考えておられるか。さらに、繊維産業に携わっておられる関係者はその将来について多くの人たちが不安を持っておられます。果たして自分たちの仕事に将来展望はあるだろうかといった不安と疑問であります。  そこで、これら産業の将来展望をどのように考えておられるか、お尋ねをいたしたいと思います。  さらに次に、こうした衣服製造業者にはいろいろな問題点があることも御案内のとおりでありますが、どのような問題点と、また、それに対する処方せんがあるか、行政の立場から見た忌憚のない御意見もお尋ねをいたしたいと思います。  さらに、こうした今日の業界の不況については、一方において業界自身の姿勢についても問題があろうかと思います。当然こうした厳しい状況を乗り越えるために、業者の皆さんはみずからが厳しい企業努力をしておられることでありますし、今後ともそういった努力を続けていかれると思いますが、業者としてさらにどのような努力をすべきであるかということを、行政の立場から見られた所見をお尋ねをいたしたいと思います。  次に、教育行政につきまして教育長にお尋ねをいたします。  この問題については、私、昨年12月議会でお尋ねするところでありましたが、時間の都合によりまして持ち越した問題であります。若干の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  その第1点は、文化財の保護、保存という問題でございます。  御承知のように、岐阜市には多くの文化財、また、歴史的な貴重な遺産等があります。こういったかけがえのない文化遺産を私どもは後世に残す責任があることは言うまでもありません。しかし、現状は民間任せでこういった所有者にその負担と責任がかかるような形で皆さん方が懸命な努力をされて保存をしておられるのが実態ではないかと思います。せっかく貴重な遺産でありますので、どうかひとつ後世のために残すために行政としてもいろいろの努力をしていただきたいということを思うわけであります。  例えば、いろいろな文化遺産があるわけでありますが、岐阜市の三輪に真長寺というようなお寺があります。ここにもいろいろな歴史的な由緒ある遺産があるということで、ここの住職さん初め、関係者の努力によりまして、御承知のように、昨年保存会が官民一体というような形で設立されましたし、いろいろそのほかの文化財についても関係者が努力をされて、保存のために骨折っておられるわけでありますが、何といたしましても、こういった貴重な文化財を保護、保存するにおいては、莫大な費用が実際かかるわけでありますねえ。したがいまして、なかなか保存すること自体が難しいというのが実態であります。そういうことにかんがみまして、多くの貴重な文化財の保護、保存のために格段の御努力を賜りたいということを申し上げまして、文化財の保護、保存対策について、まず1点、お尋ねをいたします。  次に、地方語、方言、いうなれば岐阜弁とでも申しましょうか、こういった継承の問題についてでございます。  失われていくふるさとの言葉、地方語を後世に残すこともこれまた私どもに課せられた重要な問題ではないかと思います。今、私は岐阜市民の1人として日ごろよくなるべく岐阜弁を使うように努めているところでありますが、最近の傾向を見てみますと、何ですか、この、我々の貴重なこの岐阜弁もですねえ、いろいろの考え方の違いか、若い人にしてみるとなかなか、そういう言葉は汚い、ださいというようなことを言われるんですが、私は岐阜市民の1人として、自分の育ったこの岐阜市をこよなく愛すると同時に、毎日使っておるこの言葉を非常にまあ誇りに思っております。個人的な意見ではありますが、いわゆる標準用とかいろいろ言われておりますが、岐阜弁を全国の標準語にしたらどうかと、そんなような信念でおる1人であります。    〔私語する者あり〕  最近よく役所の文書でも言われておるわけでございますが、横文字が多なったと言われてますねえ、横文字が。確かにいろいろな文章見ると、もう英語といいますか、横文字、片仮名文字が使われておりまして、なかなか私どものあれでは意味のわからない文章も使われておるわけでありますが、それもひとつの時代の流れでございましょうが、せっかく貴重な私どもの誇る岐阜弁もあるわけでありますので、どうかひとつこういう地方語の継承にも意を注いでいただきたいということを思うわけであります。  ちなみに岐阜市の岩田に丹羽武男さんという方がいらっしゃいます。この方は、教育長出身の市長もよく御存じの方だと思います。関市立の安桜小学校や旭ケ丘中学校の校長さんもやられたりして、現在岐阜市の小・中学校長会の副会長ですか、地元の芥見・岩公民館の館長さんもやっておられるんですが、そういうことに非常に関心のあられる方で、この丹羽先生にはですねえ、90歳を、たしか90歳を超えられたお母さん、母親がおられるわけです。それで、ずうっとお母さんと生活される中においてですね、非常に自分の母親がいわゆるいろいろな岐阜弁を使っておられるということですねえ。そこで、この先生のいわゆる「岩(岐阜市)の方言──ほろびゆく故郷の言葉をもとめて──」という、これ自費で出された本の前書きに書いてあるんですが、「岐阜は日本の中央に位置しすべて東西文化の接点なので」云々ということで、多くの言葉がいろいろあるわけでありますが、昔からのそういった言葉が失われつつあるので非常にさみしいと、そういうことで『そういう意味から、私──はこれはまあ書かれたときが89歳で、今ですと90歳以上の方ですが、──89歳になる年老いた母親のことばに注目し、──ですね、──それを機会あるたびに記録して来た。もうこれではじめてから8年──8年を経過した。この中には、本人の訛りもあれば、中には本人の創作語もあるかもしれない。母のことばの中に方言が出てくると「ほれ、書かないかん」と家族の者が私に促す。私が何時も側においてあるメモ帳に記録すると、「又、悪口を書いた」といって母は機嫌をそこねた。しかし最近では、「方言は悪い言葉ではない」と皆が言うので、ようやくわかって来たようで前のように嫌な顔をしなくなった。はじめてから8年になるが、今尚、今までにない言葉が口からとび出しおどろくことがある。何時までたっても尽きることがないので、このあたりで一応のまとめをしたいと思ったのがこの小冊子である。』というようなことで、まあこういう貴重な本を自費で出されまして、私ずうっと読みましたら、まあなるほど日ごろ使っておる言葉がいろいろうまいことこの50音別に集約したるなあと思っておるわけですが、約1,000語ぐらいの単語が集約してあります。時間の都合で細かくは説明しませんが、こういうようなことでですねえ、やはり失われいくふるさとの貴重な言葉、岐阜弁、岐阜言葉を後世に残すのも私どもに課せられた重要な課題ではないかと思いつつ、残していただくよう、さらに、広めていただくよう、願わくば、我が岐阜弁を全国の標準語にというようなことで広めていただくようなことも含めまして、我が願いもあるわけでありますが、教育長に地方語の継承についてお尋ねをいたします。  さらに、3点目でありますが、芸術・文化の振興という点であります。  本予算においても、新年度予算においても岐阜市のいろいろ芸術的な文化面での予算も織り込まれているところでありますが、全体から見れば、まだまだ十分とは言えません。さらに、予算面での増額と文化・芸術振興のための質的な向上、拡大を願うわけであります。こういう観点からひとつ芸術・文化の振興面における教育長の所見も求めていきたいと思います。  それから、教育行政の4番目でありますが、自然保護という観点からお尋ねをいたします。  失われいく自然を守るために、記録に残す、こういうことも貴重なことであることは言うまでもありません。いろいろな開発に伴い失われる自然もあるわけでありますが、行政としてももっと敏感に反応し、迅速に対応をするべきだと思います。言うまでもありません、一度失われた自然はもとに戻すことが非常に困難であります。そういう観点から岐阜市に残された多くの自然環境、自然を保護し、育成し、残すために努力をしていただきたいということを思うわけであります。  1つの参考でありますが、お隣の関市ですね、関市の教育委員会がこういうような冊子を出しておられます。これは我々の岐阜市にも流れておりますが、長良川という清流が流れております。関にももちろん、この長良川接しておるんですが、この長良川にいろいろな動物、植物があると。そこで、関としては、この我がふるさとを流れる長良川、あるいはそれに付随したいろいろな川とか自然を残したいという願いから、美しいふるさとをいつまでも、こういうような形で、こういう立派な本を出されております。やはりこういったいろいろな失われつつある自然を後世に残すためにはいろいろ関係者や興味のある方が努力しておられますし、行政においても非常に意を注いでおられますが、我が岐阜市においても、さらにさらにこういった失われいく自然を守るために、記録を残したり、貴重な自然を守るために行政努力をいたしていただきたいということを思いつつ、自然保護、保護の育成ということについての教育長のお考えをお尋ねをいたしておきます。  次は、事業計画の立案についてというタイトルで企画部長にお伺いをいたします。  岐阜市においては多くの事業を計画し、実施されているところでございます。ところで、最近、非常に気になることが若干あるわけでありますが、こういった市が立案された事業計画がもろもろの事情、状況の変化等はあるといたしましても、そういったことにより当初立てられました計画が中断したり、棚上げしたりというような形で、これら立案計画に要した多額の経費が結果的にはむだ遣いであったという、そういうような事例がよく見受けられるところであります。細かい例を挙げたら切りがありませんが、最近、気がついた大きなものを若干拾ってみますと、まず1つは、皆さんも御承知のように、御承知の問題でありますが、金町地下駐車場建設計画というのがございます。これは昭和62、3年から計画されまして、計画によりますと、未来博覧会の前に完成しておるわけでありますが、いろいろな事情がありまして、今日まで実現を見ておりません。この事業計画を振り返ってみますと、例えば、経費面で見ますと、駐車場整備基本計画に策定調査委託料として460万円ほど使われましたし、その後駐車場を建設するということから、駐車場建設実施計画委託料に4,397万、合わせまして4,857万、約5,000万ほどの費用を使われたことは御案内のとおりであります。しかし、結果的には計画以来10年近くなるわけでありますが、実現を見てない。いわばこうした使われた費用が生かされていないという状況にあります。さらに、短期大学の移転改築事業、これも本議場において議論されたところでありますので、皆さん御承知のとおりかと思います。当初計画された土地、まあいろんな調査の結果、だめだったということで、また、別の地へ計画が移動したわけでありますが、最初計画された段階においては、地質調査、基本計画等の地質調査、これらに5,700万円が使用されたことは御承知のとおりであります。こういった貴重な調査費用も結果的には生かされずに済んだということでありますし、これは次に申し上げますのは、まだ計画中でございますが、一般的な事例からいいますと、いろいろな問題があるということを指摘したいと思います。  長良川ホテルの西隣に買収したこの土地であります。これは昭和55年ですか、1,310.48坪、坪数でいいますと、こういう坪数、いろいろな経費を含めまして12億4,530万6,000円ほどで購入されたわけであります。これら支払利息は御承知のように、3億8,300余万円となっております。用地取得以来もう十数年になるわけでありますが、まだ当初の目的である事業計画はなされておりません。たまたま今年度平成7年度の予算では、鵜飼広場整備費ということで、さらに、ここを整備して事業をやるというようなことで2,200万円が計上されているところでありますが、この土地買われたときのいわゆる単価を単純に計算いたしますと、坪単価でわかりやすくいうなれば、約95万267円でありますねえ。95万円ほどの坪単価でありますが、御承知のように、ここ二、三年バブルがはじけまして、岐阜市内の至るところの土地も数年前より下がっておるわけであります。所によってはまあ半分値ぐらいになっておるような所でありますが、恐らくこの土地もですね、いろいろの私二、三話聞きましたら、どのぐらいするやなと聞きましたところ、まあさっき言いました95万より少なくとも安い評価であるようであります。いろいろな目的を持って買われたわけでありますが、結果的にはこれで当時投資された金額もかなり安くなっておりまして、民間の企業が何かの目的で買ったならば、当然バブルがはじけて大変なことになるわけでありますが、まあ一般会計1,300億ぐらいの岐阜市の財政からは響かないとは思いますが、しかし、いろいろな角度から見るとこれも非常に疑問が残るわけであります。このほか、岐阜駅西地区の問題とか、いろいろありますが、香蘭地区の問題もありますが、いずれにいたしましても、事業土地の問題もありますけど、やっぱりしっかりした計画を立てて事業を進まないと、その間に費やした経費が結果的にむだ遣いになるという事例が多くあるということであります。このことが非常に私ども議員の1人として、そういう予算をチェックし、監視する立場から気になる問題であるわけであります。そこでですね。今後、現在計画されておられる事業もありますし、さらに今後計画される事業もメジロ押しでございますが、どうかひとつ計画立案の段階においてむだのないように、ひとつ取り組んでいただきたい。最近、ほかの事業を見ましても、よくコンサルタントに依頼して調査をする、莫大な費用をかけてやられるわけですね。そら、ある意味では参考になる場合もあり得るわけでございますが、必ずしもそれが有効に利用されていない部分もあります。いろんな事例もありますが、時間の都合で申し上げませんけど、まあ、岐阜市には5,000人近い有能な人材も見えるわけでありますので、簡単に予算組んで外部に委託するというようなことばっかでなしに、やはり優秀な頭脳をですね、使っていただいて、みずからの調査をする、そういう努力も必要ではないかということも申し上げたいと思います。  いろいろありますが、そういうことを前置きといたしまして、ぜひひとつむだのない事業計画の立案ということを申し上げて、今後の取り組みについて企画部長にその方針をお尋ねをいたします。  次に、難病団体に対する助成につきまして、衛生部長と福祉部長にお尋ねします。  医学の進歩した現代においても、いまだ原因不明の病気や治療方法すら見当たらない難病が多くございます。こうした難病患者さんは肉体的にも精神的にも経済的にも社会的にも多くの労苦と闘いながら、強くたくましく生きておられます。本人はもとより家族、親族、関係者の御努力に衷心より敬意を表する次第でありますが、ところで、こうした難病に苦しんでおられる患者さんや関係団体、関係する団体等に対し、行政として果たして十分な対応がなされているだろうかという疑問を持つわけでございます。そこで、要望も含めまして、若干のお尋ねをいたします。  まず第1点は、施設面での問題点であります。  この問題は、当然難病患者に限らず、身障者、老人、弱者に共通する問題でありますが、そこでこういった関係者がいろいろ公共施設等使う段階において、使いたい施設もですね、スロープがなかったり、あるいは交通の便が悪い等で、なかなか自由に使えない。中には使用料金が高い、使用料金が高い、あるいは用途が異なるというようなことで貸してもらえない等々でなかなか集会等やられる場合、自由に使えないということで悩んでおられる実情もあるわけであります。こうした観点から、ぜひひとつこういった弱者に優しい、常日ごろ市長が言っておられる弱者に優しい市政を実現するためにおいても、施設の改善と関係者の施設利用については使用料を減免する等の、特段の措置を考えてはどうかということを思うわけであります。  よって、公共施設の利用についてどのような対応を考えておられるか、お尋ねをいたします。  次には、これら社会的弱者に対する、いわゆる社会的な認識に対する啓蒙という問題であります。  例えば、このこういった病気に対してですね、一般市民が病気が伝染するのではないかとか、いろいろな形で誤った認識や偏見によって関係者が差別を受けられる事例がよくあるわけであります。このことによって、さらに精神的な苦痛を売れられる場合も往々にしてあるわけであります。1つの例を申し上げますと、先日も実際あった話でありますが、岐阜市の経営されます神仏温泉に、こういった難病のあるお年寄りの方がふろが好きだということで利用してみえて、それが外見見ると、その決してうつるわけやないんですけど、その病気がうつるんだというようなことで、嫌みを言われたり、差別を受けたような形でその神仏温泉へ行けなくなったということで、非常に悩んでおられた例を私の方へ聞いておりますわけでありますが、いずれにいたしましてもですね、よく差別問題、同和問題等が、この議場でも議論されているところでありますが、やはりこういった社会的弱者に対しては、私ども市民も含めまして、行政側ももうちょっと認識を持ち、温かい心で接する、そういうことが必要ではないかと思います。したがいましてですね、誤った認識や誤解によって差別のないように、そういった啓蒙活動をさらに進める必要があろうかと思いますので、この点についてのお考えをお尋ねします。  さらに、こういった関係者に対する財政的な支援ということであります。  身体障害者とか老人などに対する施策については、比較的行き届いている面もありますが、難病等の関係者に対してはまだまだ不十分な面もあります。こういった難病団体からも行政に対して毎年要望がなされていることも、皆さん御承知のとおりかと思いますが、さらにいろいろな施策、財政援助ができるようなことを検討していただき、皆さん方の経済的な負担も軽減できるように、ひとつ施策を考えていただく、取り組んでいただくよう要望し、その面での取り組みについてもお尋ねをいたします。  さらに、こうした難病、病気に対する行政指導という観点であります。保健所において若干の指導をされておられますが、乳幼児や老人、身障者などに対する指導に比べましてもまだまだ不十分かと思います。今後難病に対する健康指導や在宅の訪問指導など、一層の行政指導により難病に苦しんでおられる人々の精神的ケアに心を向けていただきたいということを思いつつ、それぞれの問題について衛生部長と福祉部長にお尋ねをいたしておきたいと思います。  最後に、都市美化についてであります。  ちょっと時間が少ないもんで十分質問できませんが、岐阜市は今いろいろな形で花づくり等で都市美化に努められておるわけでありますが、私どもの足元を振り返ってみますと、非常に足元が汚いという問題があります。例えば、空き缶・空き瓶の投げ捨て、たばこの投げ捨て、非常に多いわけであります。先日も岐阜市の公衆トイレでございますが、これ何ぞやなと言って、見ていただいた人がびっくりされたんですけど、公衆トイレの便所にこういういたずら書きもよく見受けられます。岐阜市は、国際コンベンションということで、ことし秋、また立派な施設も完成しまして、いろいろ外国からあるいは他県からも人が訪れるわけでありますが、アフターコンベンションで、仮にですね、金華山や岐阜城へ行かれて、岐阜城へ行かれて、用足しで岐阜の公衆便所へ入られた結果は、便所が汚れていたり、便所に落書きがしてあったとするならば、やはりその印象は決していいものではありません。こういった問題はモラルの問題でありますが、いずれにいたしましても、なかなか町がきれいにならないということを考えますと、行政としても一定の指導が必要かと思いますので、格段の御指導を賜りますようお願い申し上げまして、質問といたします。(拍手) 32: ◯議長中村武彦君) 市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 33: ◯市長浅野 勇君) 先般も繊維関係の皆さんとの会合の席で、私、あいさつさしていただいたわけでございますけれども、東京、大阪に次ぐ3大産地だと標榜しておると、また我々もそれを誇りに思っておると。岐阜の特産としてアパレルで岐阜を売ってるということは、この自慢だということを言ったわけでございますが、同時に、けども、現状、果たして3大産地だろうかと、現在では神戸とかあるいは岡山とか、いろんなこの産地が岐阜と、岐阜以上に発展しているんじゃないだろうかと。特に岐阜がアパレルの産地だと言いながら、鵜飼にこの来た人たちが、帰りにブラウスの1枚も、スカートの1枚も買えずに何がこのアパレルの町だと。こういうものが売れて、初めてこの産地、アパレルの町ということができるだろうと。この、ぜひひとつ考えてほしいというようなことを言ったわけでございますが、そうしたら、隣におった社長が、市長さん、心配しんさるなと、こないだもこの婦人、子供服、何千着とこのトラックに積んで神戸の方へ持ってったと、そういう企業もあるでなもと言わしたわけでございますけれども、よっぽど嫌みの1つも言おうかと思ったけども、「ありがとうございました」と。そういう時期だったもんですから、「大変それは奇特なことをしてもらって、ありがとうございました」と言って、お礼を言ったわけでございますけれども、いわゆるこの繊維の、そういう大手といいますが、そういう人たちの感覚としては、自分たちの店ははやってるから、岐阜はファッションは健在だという感じがあるわけでございます。考えてみると、かつて岐阜市がアパレルの盛んなころというのは、売る人だけやない、そこでつくる縫製工場もたくさんございました。また、その縫製工場の下請、家内工業、こういう大勢の人がファッション、アパレルに関係しておったわけです。それが岐阜市のアパレルだろうということを思うわけでございます。それが今、そういう人たちが工賃がどうのとかいうようなことで、中国あるいは東南アジアの方へ持っていっておられる。そこに、今まで家内工業としてやっておられた人たちが仕事がないわけでございます。そういうことというのは、多くの企業の人は考えていない面があるんじゃないだろうか。いわゆる岐阜のアパレルは問屋町の人んたのためのアパレルであって、岐阜市のアパレルではないということを思うわけでございます。今それを、この海外で仕事をするなと、やらせるなと、岐阜でやらせよと、それは無理だろうと思います。やはり企業にとってみれば、金ももうけなけりゃいけないわけでございます。安い工賃で高く売れるような状態が一番経営としては大事なことだろうということでございます。だからといって、ほら、仕方がないといって、考えあぐんどるのが今の岐阜市の状態ではなかろうかということを思うわけでございます。そこで、この知事さんの「世界のファッション工房GIFU」とかいうようなことで、後継者の養成とか、先日もアパレルの理事長足立さんが、ファッション工科大学構想というものを実現しなあかんというようなことも言っておられたわけでございますが、私は、知事さんや足立さんに、今おまはんた、そんなこと言いんさったって、そこでできた品物あるいはそこで養成された人たちはみんな東京へとられてまうんなと。この岐阜のブランドでなしに東京のブランド、東京の人になってしましますよと。だから、そのためには岐阜のブランドを確立しなあかん、これは岐阜でできたもんやと、世間の人に知ってもらわないかんということから始まるんやないかなということを申し上げておるところでございます。先般も大分の方へ関係の皆さん方と一緒に、岐阜製品の紹介あるいはPRに行ったわけでございますが、岐阜は、一業界のこの宣伝に市長までついてくるのかなと言わっせるもんやで、今これは岐阜市にとっては危機を迎えておるんやと。だから、これは岐阜市の活性化のために市長はやらんならぬのやと、繊維とかなんとかいう問題やないということでお話し申し上げたわけでございますけれども、そこでもやはりおっしゃるのは、岐阜の感覚は古い。もっと新しいこの物をつくってこなかんということ。そして、やはり岐阜駅おりたときの感じで岐阜のファッションも見ておられると。岐阜駅周辺の整備は大事やということも、またつくづく痛感したところでございますけれども、いずれにしましても、そういった業者の皆さん方は、岐阜でこの……前売りと言わしたかな、素人買いです、卸やない人の買う、そういう前売りしてもらったら困ると言われるわけです。そういう企業の人たちは、そういうお客さんがそういう要望を出されるから岐阜で小売はできないということをおっしゃっておられるわけでございますが、その辺にこの岐阜で一般の人が岐阜の製品を求められるような方法というものを関係者との間で十分これから話し合いながらそれを打開していかなきゃいけないだろうと。アパレル、繊維関係の役員の皆さん方は企業の社長が大体役員になっておられる。だから、今まで、ほん、岐阜でふんなもん、前売りはできぬとおっしゃるわけでございますが、しかし、それをやらなかったら、これからの岐阜のアパレルは立ち行かぬだろうということを思っておるところでございます。そういった面でことしは何らかのこの解決の道を見出しながら、岐阜のアパレルが本当に岐阜市全体のアパレルになるような、このものにしていきたいと思うわけでございます。この高い技術力を生かした高付加価値商品をつくっていくとか、個性的な岐阜ブランドを確立していくということを、もちろんこの企業の研究もありますけれども、やはりそこにこれからの岐阜の繊維産業の打開の道があるんではないかということを思っておるところでございます。いろいろまた議員の皆さん方にもいろんな面での御支援、御指導賜りたいと思うわけでございます。  以上でございます。 34: ◯議長中村武彦君) 経済部長、新井一弘君。    〔新井一弘君登壇〕 35: ◯経済部長(新井一弘君) 繊維産業に関連いたしまして、初めに業界に対する支援策でありますが、融資制度といたしましては、緊急特別融資の制度の延長を初めといたしまして、一層の充実を図ってまいりたいと思います。この金利につきましても、この特別融資の3%を初め、他の県、市と比較いたしましても低い金利を設定しているものでございます。  次に、岐阜アパレルのPRと販促活動でございますが、業界が行いますファッションショーや各種販促のイベントに対する助成、これも引き続いて続けてまいりたいと思います。後継者の指導あるいは育成につきましても、現在、各種人材育成事業を行っておりますけれども、今後各機関と連携、検討を重ねる中でさらに充実をさせていきたいと思っております。  次に、業界の将来展望であります。申し上げるまでもございませんが、戦後一貫して発展してまいりました岐阜アパレル産業及び縫製産業には、いわゆるハルピン街からスタートいたしました50年にわたる長い蓄積、そして、ノーハウ、技術、そして、根性もあると思っております。今は厳しい状況にございますけれども、過去幾たびかの試練にも打ちかってまいってきた実績もございます。したがいまして、将来的にも本市産業の主翼を担う必要不可欠な産業であると当然に考えているわけであります。これからも岐阜ブランドの確立を目指しまして、岐阜アパレルのさらなる発展を願っておるものでございます。  次に、いわゆる縫製企業、繊維産業全体でありますが、問題点でございます。いろいろ要因はあると思いますけれども、国内での人手確保が困難であるとか、あるいは国内に比べて安い人権費等求めての海外進出、あるいは長引く構造不況によります仕事量の減少、あるいは加工賃の低下というようなことが大きな問題になっておりまして、廃業ですとか後継者の不足という問題も起きてるわけであります。新しい年度、これらを踏まえまして、地場産業の環境変動の調査等も行いまして、また、それらの結果も踏まえまして、新たな対応も考えたいと思うわけであります。  次に、業界といいますが、業者自身の努力すべき点、努力の姿勢でありますけれども、海外ではできない多品種少ロット生産に対応できるような組織づくりですとか、あるいは技術水準の高い個性的な高付加価値商品づくり、あるいは受け身的な産業から提案型産業への変革を図っていくということも必要であると思います。業界みずからの企業体質改善のための努力、業界組織が一丸となっての協調と共生も当然必要でございます。いずれにしましても、ただいま市長が申し上げましたように、市長みずからが岐阜アパレルのトップセールスマンとして全国PRをしておるわけであります。そのことに象徴されますように、アパレル産業と縫製産業は車の両輪でございます。繊維産業は本市の基幹産業として今後とも業界の発展に努力を続けてまいりたいと思います。 36: ◯議長中村武彦君) 教育長、後藤左右吉君。    〔後藤左右吉君登壇〕 37: ◯教育長(後藤左右吉君) 教育行政に関しまして、4点についてお答えを申し上げます。  第1点目、文化財の保存についてでございます。  文化財の保存、保護につきましては、官民一体となって努力しているところでございます。岐阜市内には法や条例によりまして指定されております文化財が227件ございます。これらは所有者や管理者におきまして保存のための日常的な管理が行われておりますけれども、修理や環境整備などの経費を要する場合にはそれぞれの指定区分によりまして補助金を交付しておるところでございます。指定までに至っていない歴史的な文化財につきましても、できるだけ調査、記録をしてまいりたいと考えております。  第2点目の、方言の継承についてでございます。  言葉は文化です。地方の文化が重視されております。したがって、方言もその文化の1つとして非常に大事にしていきたいものだと思っております。方言の持つ温かさは、捨てがたい魅力です。地域連帯感を生む原動力にもなっております。幸い岐阜の方言につきましては、研究者の著作もかなりありますので、その記録保存が進められてもおりますので、こうしたものに期待しているところであります。公教育の中におきまして、方言をどうしていくかという問題は大変難しい問題でございまして、例えば共通語と言われているのも、考えてみれば、東京下町の方言でございますので、私どもの岐阜の地方における岐阜の方言を誇りにするということは、とりもなおさず岐阜の地域に誇りを持つことがイコール方言を誇りに持つことだと考えております。  第3点目の、芸術文化の振興でございます。  この振興につきましては、市民が主体となって市民パワーによってすすめられることが大切であると考えております。が、教育委員会としましても、こうした市民の芸術文化活動が質的にも量的にもより活発に、より豊かになるように支援を続けているところであります。芸術文化を育てることは、施設や予算といったもののほかに、人材の育成や民間の協力といったものが重要と考えております。したがって、教育文化振興事業団を中心としまして、一層の文化振興に努力をしてまいりたいと考えております。  第4点目の、自然保護のことでございます。  特に貴重なものにつきましては、市の天然記念物に指定し、その保存を図っているところであります。なお、教育関係では、教育委員会、それから少年自然の家などが発行しました自然保護の関係の書物もございます。自然環境の破壊が進んでおります。貴重な動植物が少なくなっていく状況でありますので、県の出しております地域環境保全指針、こんなものを尊重しながら、今後とも市民の皆様の御理解を得ながら、文化財審議会にお諮りする等、関係部局と協議の上、指定などの有効な保存・保護施策を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 38: ◯議長中村武彦君) 企画部長、玉井康弌君。    〔玉井康弌君登壇〕 39: ◯企画部長(玉井康弌君) 事業計画の立案について、お答え申し上げます。  さまざまな事業あるいはプロジェクトに関する調査につきましては、調査結果をすぐ生かすことのできるものと、物理的要因、法律的要因、経済的要因、また社会情勢の変化などにより留保しなければならないもの、また断念せざるを得ないものがございます。調査につきましては、専門的な知識、技能を要する特殊な作業等についてのみ民間の調査機関に委託をするようにし、できる限り職員がワーキンググループ等で作業をするように努めております。また、最小の経費で最大の効果を上げるよう、これからの自治体経営におきましては、民間の持つ経営感覚を取り入れることが必要であると存じております。  御指摘のありました事業計画立案につきましては、今まで以上に事前に十分精査をし、計画意図を明確にして全庁的な連携の中で取り組んでいかなければならないと考えております。また、今まで調査しております中で、調査結果がむだに終わらせることなく、これらの調査につきましても今後生かせるものは生かして使っていきたいと考えております。  以上でございます。 40: ◯議長中村武彦君) 衛生部長、岡本祥成君。    〔岡本祥成君登壇〕 41: ◯衛生部長岡本祥成君) 難病には種々の疾病がありますが、国、県におきまして特定疾患治療研究費あるいは小児慢性特定疾患治療研究費、更生医療等々のシステムにより医療費の公費負担が行われているところであります。保健所では、これらの相談に応じ、申請を取り扱っており、また保健所において低肺機能者呼吸器教室、原爆被爆者健康診査を実施するほか、腎臓病患者連絡協議会との献腎・献眼街頭キャンペーンの共催、参加等通じまして、患者さん、家族の皆さんあるいは団体の皆さんとかかわりを持っているわけでございます。一方でその患者さんのケアには高い専門性が求められますので、保健婦を関係研修会に参加させるなど、その質の向上に努めているところであります。患者、家族の皆さんの中には、病気に関する知識や治療方法、家庭での介護方法、経済的な問題など、不安を抱いていらっしゃる人が多く、個々のケースの相談や訪問を行い、今後とも心の支えになりますよう努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 42: ◯議長中村武彦君) 福祉部長、浅野 寿君。    〔浅野 寿君登壇〕 43: ◯福祉部長浅野 寿君) 難病患者の方々に対する問題についてでありますが、原因が不明であって治療法が確立していない、いわゆる難病について、特定疾患治療研究事業等により、医療費の負担軽減が図られているところではございますが、また、疾病により身体上の障害があれば、身体障害者として認定を受け、各種の福祉施策を利用することができるものでありますが、御指摘のように、各種の疾病により困難な状態にあっても、障害者としての認定を受けられなければ、福祉施策を利用することができないという実情もあります。こうした難病患者の方々の問題については、市といたしましてもどのような対応ができるのか、他都市の状況等も調査しながら研究してみたいと思います。  次に、岐阜県難病団体連絡協議会の方々が集会等を開催する場合に会場の使用等について、減免の措置をということでございます。福祉部が管轄する福祉健康センターや高齢者福祉会館を御使用いただく際は、使用料は無料としております。当該団体の要望を受けまして、福祉健康センターの会場を一部改良の措置も図ってまいりました。その他の公共施設についても、減免措置が図られるよう関係部局に働きかけてみたいと存じます。 44: ◯議長中村武彦君) 市民部長、渡辺浩造君。    〔渡辺浩造君登壇〕 45: ◯市民部長渡辺浩造君) 都市美化についてお答えいたします。  美しい町をつくるには、やはりそこに住む人が自分たちの町は自分たちで美しくするという意識を持ってもらうことが何より重要やと考えております。本市では現在いろいろな都市美化実践活動を各地において展開しております。また、新年度におきましては長年にわたり町の美化に率先、献身的な奉仕活動を続けていただいた方々に対し、感謝状を贈呈する事業も予定いたしております。都市美化を推進していく方法は、「捨てない・捨てさせない」ことと、「ごみを拾う」ことに尽きると思われますが、やはり「捨てない・捨てさせない」ことがこれからの先の施策として重要であろうかと思います。まあ捨てるのが恥ずかしくなるような環境づくりを行っていく必要もまた重要かと思います。そして、岐阜の町を訪れる人はもとより、そこに住む人にとっても快適な環境となることを願っております。今後におきましてもより効果的な方法を模索する中で、議員御指摘のとおり、さらに、地についた、足元を見詰めた美化に市民全員が心がけるよう、地域、家庭へ向けてのよりきめ細かい啓発が必要であると考え、それを進めてまいる所存であります。  以上でございます。 46: ◯議長中村武彦君) 都市計画部長、林 正美君。    〔林 正美君登壇〕 47: ◯都市計画部長(林 正美君) お答えをいたします。  公園施設等への落書きというようなことがございますが、公園内における施設の落書きは、まことに残念な行為であり、公園パトロールや市民からの情報等によりその都度職員で補修を行っておりますが、落書き、いたずら等が多く、その対応に大変苦慮しているところでございます。また、悪質ないたずらに対しましては警察に協力を要請するとともに、公園管理団体等を通じ注意をしていただくようお願いをいたしておりますが、今後一層パトロールを強化し、公園管理人や市民の方々と一体となって管理をしてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、公園管理者として今後とも公園が常に清潔で美しい憩いの場となるよう努力するとともに、市民の財産であるという市民意識の向上も肝要であります。いろいろな機会をとらえお願いをしてまいりたいと考えております。  以上でございます。    〔「議長、27番」と呼ぶ者あり〕 48: ◯議長中村武彦君) 27番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕 49: ◯27番(服部勝弘君) それぞれ御答弁をいただきまして、若干の要望を含めた再質問を行いたいと思います。  まず、繊維産業の不況ということであります。  まあこらほんとに私どもいろいろ回っている中で、もちろん、岐阜は繊維の主体都市でありますので、内職あるいは本職としていろいろ繊維に携わっておられる方が多いわけでありますが、ほんと想像以上に深刻なわけでありますねえ。毎日お会いする人に深刻な状態をいやというほど聞かされるわけですが、非常にそういう話を聞くと気が重くなるわけであります。特に長年その仕事に携わっておられる方というのはやはり途中で転職することも難しい、こういう状況でありますので難しいということで、やはり不況であるとないとにかかわらず、その仕事しかないと、命をかけてやっておられる人が仕事がなくなったり、工賃が安いということで非常に苦しんでおられるわけでありますが、どうかひとつそういう点を踏まえて、ぜひ行政としましても、岐阜市のこのアパレル産業振興のために一層に頑張っていただきたい。先ほど市長は岐阜弁を交えまして、(笑声)力強い考えを申されたわけでありますが、どうかひとつ今後とも全国に向けて岐阜のアパレルを頼むんな、頼むなというような形であらゆる機会にPRをしていただきたいということを思います。  そのほか経済部サイドにおいてもですねえ、まあ融資制度、確かに3%の特別融資も設けておられるわけでありますが、さらにですね、まあ無利子で貸せれるくらいの、ひとつ貸していただけるような、そのくらいの対応も考えていただいてですねえ、この難局をぜひ乗り切っていただくようなあらゆる知恵と努力をしていただきたい、そのことを強く要望いたしておきたいと思います。  それから、教育行政であります。  今回の教育行政についての質問は、私は文化的な分から特に取り上げたわけでありますが、よく一般的には岐阜県とか岐阜市の文化というのは比較的レベルが低いということが指摘されておる向きもあるわけでありますが、先ほど質問で申し上げました、いろいろの項目についてもいろいろさらにですねえ、予算面、また、PR面重ねていただいてですねえ、ぜひとも岐阜市の貴重な文化を守り、育て、また、文化を向上させるために行政としても御努力をしていただきたい。特に文化財については現在227件が指定されておるわけでありますが、もう指定されていない文化財においても非常に貴重なものが見受けられます。そういう点もひとつ発掘していただいてですね、所有者の財政的な負担が少しでも軽減されるような形で御努力をしていただきたいということを思うわけであります。  自然保護についても一層の御努力を重ねてお願いします。  それから、事業計画の立案ということでありますね、確かに所定の目的を持って調査したり、計画を立てられる、これはまあ当然なことでありますし、また、部長答弁がありましたように、状況が変わって断念せざるを得ない、そういう経過もあることも御承知はしておるわけでありますが、先ほどちょっと触れました、例えばですね、岐阜市の通学区の再編成に対する調査ということで、これは業務委託で民間に約800万ほどかけて調査を依頼されておるわけでありますが、なかなかそら難しい高度な資料を見ますと、分析された部分もあるんですが、実際これがねえ、果たしてふんな岐阜市の小中学校の再編に役立つような書類かとなると僕はこれは疑問なんですね、資料としてはいいかもわからぬけど。その結果、どうですか、これ私もその1委員になっておるんですが、通学区域審議会というのがありまして、ことし1年結局は1回も開かれてない。先送り、棚上げというような状況になっておるんですねえ。恐らくそういうものの資料にするためにこういう調査を依頼されたわけでありますが、結果的にこういうのも現実においては利用されてない、あんまり現実とかけ離れておるもんでその参考にもならない部分もあると思いますねえ。そういう点でひとつ安易に調査を依頼するんでなしに、調査を依頼するにも金がかかる、元手がかかるということを原価意識を持っていただいてですねえ、やっぱりせっかく調査するならそれが生かされるようにやっていただきたい。と同時にですね、生かしていただきたい。できれば優秀な頭脳の持ち主の方が見えるので、内部でもできるように努力していただきたい、これは要望しておきます。  そして、難病団体に対する助成であります。  これはほかの福祉団体に比べますと、特に難病の皆さんというのは二重三重の苦、さらには合併症というようなこともありまして、非常にまあ社会的には弱い立場にあられますし、外へ出てくるにも大変だ。組織化も余りされてない。いろいろなそういう事情がありますので、それだけに、それゆえにですね、余計意を用いてひとつ心を配っていただきたい。市長のおっしゃるような弱者に優しい行政の手ほどきを切にお願いを申し上げておきます。
     最後に、都市美化についてであります。  これはほんとに我々一人一人のモラルの問題でありますが、実際なかなか空き缶・空き瓶の投げ捨て、たばこの吸い殻の投げ捨て、落書き等、現実に直ってないわけであります。一人一人のモラルが大事でありますが、一方において行政のやっぱりそういうことに対する啓蒙、監視、そういうことも必要であります。できればですねえ、空き缶・空き瓶の投げ捨て、落書き等を防止できるような都市美化のためのひとつ条例を制定していただくように、されたらどうかと思うわけであります。本来そういうことで取り締まったりやることは余り好ましいことではないわけですが、やっぱりどうしても守られなければ、守る方法の1つとして、そういう選択も必要ではないかと思います。そういうことを考えますので、最後に、再質問として都市美化のための条例制定の意向はないかどうか、これはひとつ行政の長であられます市長にお尋ねをいたしまして、時間が来ましたので、質問を終わらしていただきます。 50: ◯議長中村武彦君) 市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 51: ◯市長浅野 勇君) 今、議員が最後の方で言われました、規制をするということばかりではいけないがというようなこともおっしゃったわけでございますが、私どももごみの有料化につきましても、この有料化するその前にやらなんことがあるだろうということ、それから、景観条例も今度新しく考えておるわけでございますけれども、これなんかにつきましても、ただ一方的な規制をするというための景観条例ではないものを、市民の皆さん方の意見を聞いてつくろうということを言ってるわけでございますが、今のこのことにつきましても、ただ、ああやったあかん、こうやったらあかんといえば直るというものではございませんだけに、この慎重にやらなけりゃいけないだろうと、あるいはその前にやらなんことがあるだろうと、そういうものを考えながらこのやっていきたいと、十分検討さしていただきたいと思います。 52: ◯議長中村武彦君) 以上をもって質疑を終結いたします。               ━━━━━━━━━━━━━                〔付 託 表 配 付〕 一 常任委員会並びに議会運営委員会付託 53: ◯議長中村武彦君) ただいま議題となっております第1号議案から第55号議案まで及び日程第57、請願第1号から日程第60、請願第4号まで、以上、59件については、お手元に配付いたしました表のとおり、常任委員会並びに議会運営委員会に付託いたします。        ─────────────────────────           委 員 会 審 査 事 件 付 託 表                           平成7年第1回岐阜市議会定例会 ○総務委員会(第1委員会室) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃第1号議案 │平成7年度岐阜市一般会計予算                  ┃ ┃      │ 第1条 歳入歳出予算                     ┃ ┃      │  歳入                            ┃ ┃      │  歳出中                           ┃ ┃      │   第1款 議会費                      ┃ ┃      │   第2款 総務費                      ┃ ┃      │        ただし、第1項 総務管理費については所管分   ┃ ┃      │            第4項 統計調査費については所管分   ┃ ┃      │            第7項 総合行政推進費については所管分 ┃ ┃      │   第7款 商工費中                     ┃ ┃      │     第1項 商工費中所管分                ┃ ┃      │   第8款 土木費中                     ┃ ┃      │    第4項 都市計画費中所管分               ┃ ┃      │   第9款 消防費                      ┃ ┃      │   第11款 公債費                     ┃ ┃      │   第12款 諸支出金                    ┃ ┃      │   第13款 予備費                     ┃ ┃      │ 第3条 地方債                        ┃ ┃      │ 第4条 一時借入金                      ┃ ┃      │ 第5条 歳出予算の流用                    ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第2号議案 │平成7年度岐阜市競輪事業特別会計予算              ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第12号議案│岐阜市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について       ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第13号議案│岐阜市職員定数条例の一部を改正する条例制定について       ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第14号議案│非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する┃ ┃      │条例制定について                        ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第15号議案│岐阜市税条例の一部を改正する条例制定について          ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第18号議案│岐阜市文化会館条例の一部を改正する条例制定について       ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第26号議案│岐阜市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正┃ ┃      │する条例制定について                      ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第29号議案│岐阜市土地開発公社設立の主旨及び定款を定めることについて    ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第30号議案│平成7年度岐阜市民病院事業会計予算               ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第36号議案│岐阜市第四次総合計画の基本構想策定について           ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第37号議案│平成6年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)           ┃ ┃      │ 第1条 歳入歳出予算の補正                  ┃ ┃      │  歳入                            ┃ ┃      │  歳出中                           ┃ ┃      │   第2款 総務費                      ┃ ┃      │   第13款 諸支出金                    ┃ ┃      │ 第4条 地方債の補正                     ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第40号議案│岐阜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例制定について      ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第41号議案│岐阜市職員の給与に関する条例制定について            ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第42号議案│特別職の職員等の退職手当に関する条例制定について        ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第45号議案│岐阜市火災予防条例の一部を改正する条例制定について       ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第46号議案│岐阜市消防団員等公務災害補償条例制定について          ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第52号議案│平成6年度岐阜市民病院事業会計補正予算(第1号)        ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃請願第4号 │消費税増税の中止と消費税の廃止を要求する請願          ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○産業委員会(第3委員会室) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃第1号議案 │平成7年度岐阜市一般会計予算                  ┃ ┃      │ 第1条 歳入歳出予算                     ┃ ┃      │  歳出中                           ┃ ┃      │   第2款 総務費中                     ┃ ┃      │    第4項 統計調査費中所管分               ┃ ┃      │   第5款 労働費                      ┃ ┃      │   第6款 農林水産業費                   ┃ ┃      │   第7款 商工費                      ┃ ┃      │        ただし、第1項 商工費については所管分     ┃ ┃      │ 第2条 債務負担行為                     ┃ ┃      │  農業企業化資金利子補給                   ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第8号議案 │平成7年度岐阜市食肉地方卸売市場事業特別会計予算        ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第9号議案 │平成7年度岐阜市観光事業特別会計予算              ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第23号議案│岐阜産業会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定に┃ ┃      │ついて                             ┃
    ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第24号議案│岐阜市長良川国際会議場条例制定について             ┃ ┃──────┼────────────────────────────────┨ ┃第31号議案│平成7年度岐阜市中央卸売市場事業会計予算            ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第37号議案│平成6年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)           ┃ ┃      │ 第1条 歳入歳出予算の補正                  ┃ ┃      │  歳出中                           ┃ ┃      │   第6款 農林水産業費                   ┃ ┃      │   第7款 商工費                      ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第44号議案│岐阜市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区の設置等に関する┃ ┃      │条例の一部を改正する条例制定について              ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第54号議案│岐阜市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定について   ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○厚生委員会(第2委員会室) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃第1号議案 │平成7年度岐阜市一般会計予算                  ┃ ┃      │ 第1条 歳入歳出予算                     ┃ ┃      │  歳出中                           ┃ ┃      │   第2款 総務費中                     ┃ ┃      │    第1項 総務管理費中所管分               ┃ ┃      │    第4項 統計調査費中所管分               ┃ ┃      │    第7項 総合行政推進費中所管分             ┃ ┃      │   第3款 民生費                      ┃ ┃      │        ただし、第4項 市民生活費については所管分   ┃ ┃      │   第4款 衛生費                      ┃ ┃      │   第7款 商工費中                     ┃ ┃      │    第1項 商工費中所管分                 ┃ ┃      │   第8款 土木費中                     ┃ ┃      │    第2項 道路橋梁費中所管分               ┃ ┃      │ 第2条 債務負担行為                     ┃ ┃      │  民間社会福祉施設建設費助成                 ┃ ┃      │  コミュニティセンター・デイサービスセンター・ことばの教室建設┃ ┃      │  工事費                           ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第3号議案 │平成7年度岐阜市国民健康保険事業特別会計予算          ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第4号議案 │平成7年度岐阜市老人保健医療給付事業特別会計予算        ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第5号議案 │平成7年度岐阜市育英資金貸付事業特別会計予算          ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第6号議案 │平成7年度岐阜市住宅建築資金貸付事業特別会計予算        ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第7号議案 │平成7年度岐阜市廃棄物発電事業特別会計予算           ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第16号議案│岐阜市手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について      ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第17号議案│岐阜市印鑑条例の一部を改正する条例制定について         ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第19号議案│岐阜市育英資金貸付に関する条例の一部を改正する条例制定について ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第20号議案│岐阜市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について     ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃      │    理容                          ┃ ┃第21号議案│岐阜市立  専門学校条例の一部を改正する条例制定について    ┃ ┃      │    美容                          ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第22号議案│岐阜市余熱利用施設条例制定について               ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃      │岐阜市                             ┃ ┃第28号議案│   衛生施設組合規約の変更に関する協議について        ┃ ┃      │羽島郡                             ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第38号議案│平成6年度岐阜市老人保健医療給付事業特別会計補正予算(第3号) ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第43号議案│岐阜市心身障害者小規模授産所条例等の一部を改正する条例制定につい┃ ┃      │て                               ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃請願第3号 │国民健康保険料の値下げを求める請願               ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○建設委員会(第4委員会室) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃第1号議案 │平成7年度岐阜市一般会計予算                  ┃ ┃      │ 第1条 歳入歳出予算                     ┃ ┃      │  歳出中                           ┃ ┃      │   第3款 民生費中                     ┃ ┃      │        第4項 市民生活費中所管分           ┃ ┃      │   第8款 土木費                      ┃ ┃      │        ただし、第2項 道路橋梁費については所管分   ┃ ┃      │            第4項 都市計画費については所管分   ┃ ┃      │ 第2条 債務負担行為                     ┃ ┃      │  特定優良賃貸住宅利子補給                  ┃ ┃      │  市営住宅改善工事費                     ┃ ┃      │  市営住宅建設工事費                     ┃ ┃      │  公共用地等の取得費                     ┃ ┃      │  金融機関の岐阜市土地開発公社に対する貸付金の損失補償    ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第10号議案│平成7年度岐阜市土地区画整理事業特別会計予算          ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第11号議案│平成7年度岐阜市公共用地取得事業特別会計予算          ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第25号議案│岐阜市都市公園条例の一部を改正する条例制定について       ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第27号議案│岐阜市水防団設置条例の一部を改正する条例制定について      ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第37号議案│平成6年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)           ┃ ┃      │ 第1条 歳入歳出予算の補正                  ┃ ┃      │  歳出中                           ┃
    ┃      │   第8款 土木費                      ┃ ┃      │ 第2条 繰越明許費                      ┃ ┃      │ 第3条 債務負担行為の補正                  ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第39号議案│平成6年度岐阜市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)   ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第50号議案│和解及び損害賠償の額を定めることについて(忠節用水の溢水に係る事┃ ┃      │故)                              ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第51号議案│市道路線の認定について                     ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃請願第1号 │東海環状自動車道についての請願                 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○企業委員会(第5委員会室) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃第32号議案│平成7年度岐阜市水道事業会計予算                ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第33号議案│平成7年度岐阜市下水道事業会計予算               ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第34号議案│平成7年度岐阜市交通事業会計予算                ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第35号議案│岐阜市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定につい┃ ┃      │て                               ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第53号議案│平成6年度岐阜市交通事業会計補正予算(第1号)         ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第55号議案│企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定┃ ┃      │について                            ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○文教委員会(第6委員会室) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃第1号議案 │平成7年度岐阜市一般会計予算                  ┃ ┃      │ 第1条 歳入歳出予算                     ┃ ┃      │  歳出中                           ┃ ┃      │   第2款 総務費中                     ┃ ┃      │    第4項 統計調査費中所管分               ┃ ┃      │   第10款 教育費                     ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第37号議案│平成6年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)           ┃ ┃      │ 第1条 歳入歳出予算の補正                  ┃ ┃      │  歳出中                           ┃ ┃      │   第10款 教育費                     ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第47号議案│岐阜市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例制定について  ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第48号議案│財産の取得について(長良中学校校舎)              ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃第49号議案│財産の取得について(岐阜養護学校屋内運動場)          ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 継続審査中の事件 ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃平成6年  │                                ┃ ┃      │「サッカーくじ」に反対する請願                 ┃ ┃請願第3号 │                                ┃ ┠──────┼────────────────────────────────┨ ┃平成6年  │「スポーツ振興くじ」(サッカーくじ)法案の廃案とスポーツ予算の増┃ ┃請願第4号 │額で、健全で民主的なスポーツ政策の拡充を求める請願       ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○議会運営委員会(第2委員会室) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃請願第2号 │議会報発行に関する請願                     ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第61 第56号議案 54: ◯議長中村武彦君) 日程第61、第56号議案を議題といたします。            ──────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ────────────────── 55: ◯議長中村武彦君) 提出者の説明を求めます。市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 56: ◯市長浅野 勇君) ただいま上程されました第56号議案につきまして御説明申し上げます。  本議案は、一般会計の補正予算でありまして、中心商業地の景観形成と活性化を図るため、劇場通り南商店街のアーケード及びカラー舗装の商店街共同施設建設費に対し助成いたすことにしておりますが、本年1月に発生した兵庫県南部地震の影響によりまして、建設資材の納入がおくれ、事業が年度内に完成しない見込みのため、建設補助金の一部を繰り越そうとするものであります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。  以上でございます。 57: ◯議長中村武彦君) この際、暫時休憩いたします。   午前11時58分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後 0時13分 開  議 58: ◯議長中村武彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  第56号議案に対する質疑の通告はありません。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 一 産業委員会付託 59: ◯議長中村武彦君) ただいま議題となっております第56号議案については、これを産業委員会に付託いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第62 第57号議案 60: ◯議長中村武彦君) 日程第62、第57号議案を議題といたします。            ─────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ───────────────── 61: ◯議長中村武彦君) 提出者の説明を求めます。市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 62: ◯市長浅野 勇君) ただいま上程されました第57号議案につきまして御説明申し上げます。  本議案は、公平委員会委員の選任同意でありまして、その任に御努力願っております辻  正さんの任期が満了いたしますので、引き続き辻  正さんを公平委員会委員に選任いたしたいと存じます。よろしく御同意のほどお願いいたします。  以上でございます。 63: ◯議長中村武彦君) これより質疑を行います。  本件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 64: ◯議長中村武彦君) 質疑はなしと認めます。  お諮りいたします。本件については、常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    65: ◯議長中村武彦君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  本件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66: ◯議長中村武彦君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  第57号議案を採決いたします。  辻  正君を公平委員会委員に選任するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 67: ◯議長中村武彦君) 御異議なしと認めます。よって、辻  正君を公平委員会委員に選任するについては、同意と決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━     岐阜市 第63       中学校組合議会議員の選挙     羽島郡柳津町 68: ◯議長中村武彦君) 日程第63、岐阜市・羽島郡柳津町中学校組合議会議員の選挙を行います。  本件は、来る3月22日、任期満了となる旧鶉村の区域選出議員5人の後任の選挙を求められたものであります。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることとし、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 69: ◯議長中村武彦君) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名いたします。  岐阜市・羽島郡柳津町中学校組合議会議員には、岐阜市北鶉2丁目58番地 淺井昭三郎君、岐阜市南鶉1丁目14番地 赤堀圭治君、岐阜市西鶉4丁目228番地 堀江一美君、岐阜市東鶉7丁目36番地 本田輝明君及び岐阜市中鶉6丁目54番地 大平邦二君、以上の5人を指名いたします。  ただいまの指名に御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 70: ◯議長中村武彦君) 御異議なしと認めます。よって、岐阜市・羽島郡柳津町中学校組合議会議員には、以上の5人が当選いたしました。  この当選告知は追って文書をもって行います。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 散  会 71: ◯議長中村武彦君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。  午後0時18分 散  会 岐阜市議会議長       中 村 武 彦 岐阜市議会議員       森   由 春 岐阜市議会議員       西 川   弘 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...