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  1. 岐阜市議会 1993-06-29
    平成5年第3回定例会(第7日目) 本文 開催日:1993-06-29


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成5年第3回定例会(第7日目) 本文 1993-06-29 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 70 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長近藤武男君) 1137頁 選択 2 : ◯議長近藤武男君) 1138頁 選択 3 : ◯議長近藤武男君) 1138頁 選択 4 : ◯議長近藤武男君) 1144頁 選択 5 : ◯三十八番(中村好一君) 1144頁 選択 6 : ◯議長近藤武男君) 1146頁 選択 7 : ◯七番(松井逸朗君) 1146頁 選択 8 : ◯議長近藤武男君) 1148頁 選択 9 : ◯十番(村山まさ子君) 1148頁 選択 10 : ◯議長近藤武男君) 1151頁 選択 11 : ◯八番(小林 洋君) 1151頁 選択 12 : ◯議長近藤武男君) 1151頁 選択 13 : ◯十九番(田中信生君) 1151頁 選択 14 : ◯議長近藤武男君) 1154頁 選択 15 : ◯二十番(早田 純君) 1154頁 選択 16 : ◯議長近藤武男君) 1158頁 選択 17 : ◯議長近藤武男君) 1158頁 選択 18 : ◯十二番(宇野静子君) 1158頁 選択 19 : ◯議長近藤武男君) 1161頁 選択 20 : ◯議長近藤武男君) 1161頁 選択 21 : ◯議長近藤武男君) 1161頁 選択 22 : ◯議長近藤武男君) 1161頁 選択 23 : ◯議長近藤武男君) 1162頁 選択 24 : ◯議長近藤武男君) 1162頁 選択 25 : ◯議長近藤武男君) 1163頁 選択 26 : ◯七番(松井逸朗君) 1163頁 選択 27 : ◯議長近藤武男君) 1164頁 選択 28 : ◯議長近藤武男君) 1164頁 選択 29 : ◯三十六番(大西啓勝君) 1164頁 選択 30 : ◯議長近藤武男君) 1166頁 選択 31 : ◯議長近藤武男君) 1166頁 選択 32 : ◯議長近藤武男君) 1166頁 選択 33 : ◯議長近藤武男君) 1166頁 選択 34 : ◯市長(浅野 勇君) 1166頁 選択 35 : ◯議長近藤武男君) 1167頁 選択 36 : ◯議長近藤武男君) 1167頁 選択 37 : ◯二十四番(堀田信夫君) 1168頁 選択 38 : ◯議長近藤武男君) 1169頁 選択 39 : ◯議長近藤武男君) 1169頁 選択 40 : ◯議長近藤武男君) 1169頁 選択 41 : ◯議長近藤武男君) 1170頁 選択 42 : ◯市長(浅野 勇君) 1170頁 選択 43 : ◯議長近藤武男君) 1170頁 選択 44 : ◯議長近藤武男君) 1170頁 選択 45 : ◯議長近藤武男君) 1171頁 選択 46 : ◯議長近藤武男君) 1171頁 選択 47 : ◯議長近藤武男君) 1171頁 選択 48 : ◯議長近藤武男君) 1171頁 選択 49 : ◯議長近藤武男君) 1172頁 選択 50 : ◯議長近藤武男君) 1172頁 選択 51 : ◯議長近藤武男君) 1172頁 選択 52 : ◯議長近藤武男君) 1172頁 選択 53 : ◯議長近藤武男君) 1174頁 選択 54 : ◯議長近藤武男君) 1174頁 選択 55 : ◯議長近藤武男君) 1174頁 選択 56 : ◯議長近藤武男君) 1174頁 選択 57 : ◯議長近藤武男君) 1175頁 選択 58 : ◯議長近藤武男君) 1175頁 選択 59 : ◯議長近藤武男君) 1175頁 選択 60 : ◯議長近藤武男君) 1178頁 選択 61 : ◯議長近藤武男君) 1178頁 選択 62 : ◯議長近藤武男君) 1179頁 選択 63 : ◯議長近藤武男君) 1179頁 選択 64 : ◯議長近藤武男君) 1179頁 選択 65 : ◯議長近藤武男君) 1179頁 選択 66 : ◯議長近藤武男君) 1180頁 選択 67 : ◯議長近藤武男君) 1180頁 選択 68 : ◯市長(浅野 勇君) 1180頁 選択 69 : ◯(原田邦彦君) 1181頁 選択 70 : ◯議長近藤武男君) 1181頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 開  議  午前十時三分 開  議 ◯議長近藤武男君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第一 会議録署名議員の指名 2: ◯議長近藤武男君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において三十八番中村好一君、三十九番松尾孝和君の両君を指名いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二 第四十七号議案から二十三 請願第四号まで 3: ◯議長近藤武男君) 日程第二、第四十七号議案から日程第二十三、請願第四号まで、以上二十二件を一括して議題といたします。            ────────────────            〔議 案 等 掲 載 省 略〕            ────────────────         総務委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定にり報告します。            ──────────────────────────         総務委員会請願審査報告書  本委員会に付託の請願は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百三十五条第一項の規定により報告します。            ──────────────────────────
            産業委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。            ──────────────────────────         厚生委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。            ──────────────────────────         建設委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。            ──────────────────────────         企業委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。            ──────────────────────────         文教委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。            ────────────────────────── 4: ◯議長近藤武男君) これら二十二件の各常任委員会における審査結果の報告を求めます。産業委員長、三十八番、中村好一君。    〔中村好一君登壇〕 5: ◯三十八番(中村好一君) ただいまから平成五年第三回定例会における産業委員長報告を行います。  本委員会は、付託案件審査のため去る六月二十三日、二十四日、二十五日の都合三日間にわたり必要箇所の現場視察も実施するなど慎重に委員会審査を行ったところでありまして、以下その経過及び結果について御報告申し上げます。  付託された案件は、第四十七号議案平成五年度岐阜市一般会計補正予算第一号、第一条歳入歳出予算の補正、歳出中、第六款農林水産業費、第七款商工費についてであります。  まず、農林水産業費の審査にありましては、農協中心に各種の事業が最近行われているが、果たして農民のためのものなのか、あるいは河口ぜきを積極推進するなど、農協としての活動に疑問を持つとの意見、さらには農協のとる流通優先のあり方は農民の活性化意欲の低下を招きかねないとして、その弾力的な運営または自由市場などで消費者ともじかに交流することを求める意見も出されたところであります。その他では、構造改善センター、物産館及び地域農業総合管理施設の総合的、有機的な活用を図るべく、朝市やイベントの積極開催にも期待が寄せられたのであります。この後、農業構造改善事業が集中実施され当該方県地区における環境面での問題に係る質疑が各委員より行われたのであります。その中では山を削ったり、埋め立てるなど、従前に比べセンター周辺に生じた保水能力及び遊水地の減少にどう対処するかが問われたところ、当局はこれをカバーする貯水能力を持つ貯留池を設けた旨、答えられました。また、構造改善事業における施設のメーンは何であるかの質問に対し、改善センターを初め観光農園、市民農園等で構成され、なおさらに別途設けられる地域農業総合管理施設は市全体の農業研修、営農相談に応ずる一方、この地区に在する施設群の中核をなすものであると回答されたのであります。  次に、商工費の審査にありましては、まずアクアリウム整備に関しては、現場の状況を確認した上で、地下道の規模または幅員の拡大を初め、水槽も含めた構造的な見直しにまで及ぶ多様な意見が各委員から述べられたものの、当局は、これらの指摘については費用等から困難性もあると回答され、管理に当たる商店街の方々に対する支援に努めると結ばれたのであります。  次に、アーケード等整備に係る個々の負担額あるいは軒が高くなることにも触れられ、地元の意向をしんしゃくした十分な対応方を要望された次第であります。  最後に、融資対策における保証料補てんについて、他の自治体をも参考に、さらなる制度の充実方を要請されたところであります。  かような質疑応答の後、討論に移行したところ、いずれも本案賛成の立場から、過渡期の日本農業では、近代化、省力化、大規模化が急務であり、積極的に構造改善事業に取り組むこと、さらに、農地の大規模な施設化を図ろうとする開発に際しては、法的な整備を念頭に置いて近代化を促進すべきとの意見、さらには別の観点から、国・県・市などの補助を受ける農協として、政治的な活動は理解しがたいこと、専ら農業者の生活並びに農業振興に努め、日本の農地を守ることを基本姿勢とすべきとの要望が、それぞれ述べられましたものの、採決した結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、産業委員長報告といたします。 6: ◯議長近藤武男君) 厚生委員長、七番、松井逸朗君。    〔松井逸朗君登壇〕 7: ◯七番(松井逸朗君) 厚生委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、付託されました議案八件につきまして、去る六月二十三日から二十五日までの三日間にわたり委員会を開会し、現場視察も踏まえ慎重に審査いたしましたので、以下、その大要を御報告申し上げます。  まず初めに、第四十七号議案平成五年度岐阜市一般会計補正予算第一号のうち、第一条歳入歳出予算の補正、歳出中、第三款民生費、第四款衛生費、第二条債務負担為の補正についてであります。  本件審査におきましては、民生費の子育て環境づくり推進事業について、国の助成が単年度で打ち切られる可能性があることから、次年度以降の市単独による事業継続の意向が問われ、さらに、子育て支援を積極的に推進すべきとの観点から、公立保育所を核とした育児相談事業の実施について要望がなされたところであります。  また、衛生費に関しては、高齢化社会に向け介護体制の充実を図るために設置される老人訪問看護ステーションについて、その運営方法、補助金の内訳、あるいは県内各自治体での実施状況がただされたほか、仮称北野阿原一般廃棄物最終処分場建設について、近年最終処分場の確保が非常に困難であることから、むしろ焼却灰の溶融固化、あるいはプラスチック類等の減容化に意を注ぎ、施設の延命化を図ることが得策であるとの意見が述べられ、より一層積極的な研究、検討が強く求められたところであります。  また、あわせて本委員会といたしましても、今や大きな社会問題となっているごみ問題を今年度の重要な課題として位置づけ、行政と一体となって精力的に取り組んでいくことを確認いたしたところであります。  大略、以上のような論議を踏まえ、本件を採決に付しましたところ、議案そのものには何ら議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第四十八号議案平成五年度岐阜市老人保健医療給付事業特別会計補正予算第一号、第四十九号議案平成五年度岐阜市住宅建築資金貸付事業特別会計補正予算第一号、第五十四号議案岐阜市住宅建築資金貸付条例の一部を改正する条例制定について及び第五十五号議案岐阜市休日急病診療所条例の一部を改正する条例制定について、以上四件につきましては、いずれも何ら異議のないところであり、採決に付したところ、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しした。  続いて、第五十七号議案、仮称サンフレンドうずら・児童センター及び障害者センター建築主体工事に係る工事請負契約の締結につきましては、今後の障害者センター建設の年次計画等について問われた後、特に障害者の入浴サービスの実施について老人デイサービスセンター内の入浴施設の活用も含め、早急に検討されたいと述べられたところであります。  その後、本件を採決に付したところ、議案そのものには何ら異議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、第六十二号議案、仮称北野阿原一般廃棄物最終処分場用地に係る財産の取得について及び第六十三号議案、仮称東部クリーンセンター進入道路用地に係る財産の取得の変更について、の以上二件につきましては、何ら異議のないところであり、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が本委員会に付託されました議案に対す審査の概要でありますが、委員各位の要望によりまして、以下の点についてもあわせて御報告申し上げます。  まず、その一点目として、本会議においても取り上げられました国民年金法の国籍条項撤廃の際、救済措置がとられなかった在日韓国人・朝鮮人高齢者及び障害者に対し、市独自で福祉手当を支給する意思について、再度ただされ、そのほか、保育行政に関しては、国が児童保護措置費負担金を全額地方負担とする方針であることから、国の負担の堅持並びに保育制度の維持について強く働きかけるべく、別途、意見書発議の手続をとりましたことを申し添える次第であります。  以上、厚生委員長報告といたします。 8: ◯議長近藤武男君) 建設委員長、十番、村山まさ子君。    〔村山まさ子君登壇〕 9: ◯十番(村山まさ子君) 建設委員長報告を行います。  本委員会は、今期定例会において付託されました議案四件につきまして、去る六月二十三日から二十五日までの三日間にわたり委員会を開会し、現場視察も踏まえつつ、慎重に審査いたしましたので、以下その大要を御報告いたします。  最初に、第四十七号議案平成五年度岐阜市一般会計補正予算第一号、第一条歳入歳出予算の補正、歳出中、第八款土木費についてであります。  本件質疑においては、まず、市内各所の公園整備事業がおのおのただされたところであります。  まず、桜木町公園整備及び美江寺公園再整備の基本方針がただされる中、桜木町公園については、整備に必要な建物移転の進捗状況及び今後の展望が問われたのであります。また、岐阜ファミリーパークこどもゾーンについては、各種遊具の安全対策が詳細にただされたほか、降雨及び夏場の日差し対策についても問われたところであり、また長良公園については、管理棟建設の意義等が問われ、既存の樹木を生かした緑豊かな公園を望むとの要望もなされたのであります。さらに、野一色公園整備に対し、これまでの整備状況を一定評価しつつも、公園計画区域内の民有地及び市営住宅の存在に言及しつつ、当地域の文教地区としての性格を踏まえ、抜本的・全体的整備の必要性が述べられたところであります。また、青柳公園におけるトイレ設置に関連し、市内の公園全体に対する市民かのトイレ設置の要望及びその設置基準がただされ、あわせて、河川水路費における長良川せせらぎ広場に関し、ゲートボール場設置に伴うトイレ施設の必要性が指摘されたところであります。これに対し、理事者からは、河川敷地内でのトイレ施設建設は困難であり、長良川せせらぎ広場については、整備後の利用状況及び市民要望に応じて、管理者となる建設省と、仮設トイレの設置等について協議したい旨述べられたのであります。  これら公園整備に関連する質疑のほか、道路橋梁費においては、街路灯設置管理について、街路灯の修理にあわせた清掃の必要性及び市民からの連絡に対する事務所等での対応のあり方がただされ、また、側溝改良に関し、市民からの修理・改善要望に対する迅速な対応が要望されるとともに、側溝覆蓋上を車両が通行する際の騒音問題が取り上げられたところであります。また、加納上本町通り修景事業に対して、他の事例にも言及しつつ、落ちついた色彩、デザインの必要性と、地元要望も尊重しつつ、車いすや高齢者など弱者に優しい歩道整備の要望がなされたところであります。  次に、河川水路費においては、新荒田川の具体的な整備内容が問われたところであります。  また、都市計画総務費においては、駐車場案内システムについて、情報の収集管理の方式及び中心市街地における駐車場需要全体の充足に対する当システムの位置づけ、さらにシステムに参加する民間駐車場に対する費用負担のあり方が問われ、多くの民間駐車場の参加により成立するシステムであることを踏まえ、費用負担の慎重な決定が望まれたところでもあります。  また、住宅費における建築確認支システムについて、申請者の利便性の観点から、申請フロッピー作成機器の多様性の確保及び従来の申請方法との併用についての質疑がなされ、また職員の労働条件確保の観点から、システム導入時の人員体制について、改めて担当部局としての見解が求められたのであります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、本件を採決に付したところ、何ら異議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第五十号議案平成五年度岐阜市土地区画整理事業特別会計補正予算第一号についてであります。  本件は香蘭土地区画整理事業における物件補償費の補正でありますが、質疑において、不況下における香蘭地区開発計画自体の今後の展望を憂慮され、そのための基盤整備たる本事業に投下する市費総額について問われたものの、議案そのものには異議はなく、採決においては、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第五十八号議案、東祈年橋架設工事に係る工事請負契約の締結についてでありますが、本件審査においては、一体の工事を二つに分割発注する根拠及び工事方法についての質疑がなされたものの、議案そのものには何ら異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、第六十五号議案市道路線の認定、廃止及び変更についてでありますが、変更路線の周辺道路の現況等がただされたものの、議案そのものには何ら異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、建設委員長報告といたします。 10: ◯議長近藤武男君) 企業委員長、八番、小林 洋君。    〔小林 洋君登壇〕 11: ◯八番(小林 洋君) 企業委員長報告を行います。  今期定例会において、企業委員会は、去る六月二十三日から二十五日までの三日間にわたり委員会を開会し、現場視察も踏まえつつ、付託されました第六十六号議案平成五年度岐阜市下水道事業会計補正予算第一号を慎重に審査いたしましたので、以下、その大要を御報告申し上げます。  本件は、国庫補助金の増額に伴い、芥見幹線の管渠布設を実施しようとするものであります。  質疑においては、補正予算の内訳、財源、工法を初め、環境と収益の両面を勘案し、同幹線と大洞地区との早期接続を望む立場から、団地内管網の面的整備に関する調査等、今後の整備計画についてもただされました。  かかる後、討論へ移行したところ、複数の委員から、当地区に(仮称)東部クリーンセンターの建設が予定されることにかんがみ、地元住民が望む公共下水道の整備を早め、水質び環境の保全を図ること。また、その財源確保のため、国等に対し補助金の増額と起債償還年限の延長を働きかけること。さらに事業実施においては、事故のないよう十分配慮しつつ、下水道の普及拡大のため鋭意努力されることをそれぞれ要望され、賛意を表明されたのであります。  かくして、本議案を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 12: ◯議長近藤武男君) 文教委員長、十九番、田中信生君。    〔田中生君登壇〕 13: ◯十九番(田中信生君) 文教委員長報告を行います。  今期定例会において、文教委員会は、去る六月二十三日から二十五日までの三日間にわたり委員会を開会し、現場視察も踏まえつつ、付託議案四件を慎重に審査いたしましたので、以下、その大要を御報告申し上げます。  まず最初に、第四十七号議案平成五年度岐阜市一般会計補正予算第一号のうち、第一条歳入歳出予算の補正、歳出中、第十款教育費についてであります。  質疑においては、まず、私立幼稚園運営費補助金について問われ、幼稚園経営が厳しいとの現状認識に立ち、各私立幼稚園の経営実態、園数及び園児数の推移についてただされたのであります。これに対し当局からは、私立幼稚園の園児数の減少傾向及び休・廃園の状況を説明され、本年度から公立幼稚園全園で実施している三歳児保育の私立幼稚園に及ぼす影響等も考慮し、当補助金の増額をする旨説明されたのであります。  続いて、薬科大学駐車場拡張用地の借り上げについて、その必要性をただされたのであります。これに対して、現在、自動車通学を制限するなどして対処しているものの、バスの便及び深夜に及ぶ学生の研究実態等考慮し、今回の措置を講じるとともに、あわせて大学設置基準に対する不足面積への対応という側面もある旨述べられたのであります。  次に、長良川国際ジャズフェスティバル開催補助金についてただされ、他の開催地の例も示されながら、長期的視点に立ち、本市のPR効果の観点からも一過性のものに終わらせず、継続的にやっていくことの重要性を述べられ、それに対する当局の見解を求められたのであります。それに対し、財政上の問題もあり、市単独での開催は困難であり、実行委員会という形態で行われているが、本市としても継的開催の実現を目指し要望していきたいとの考えを述べられたのであります。  次に、青少年育成費の少年少女合唱団ウィーン派遣費補助金についてただされ、これと、スポーツ団体派遣の補助基準との相違について指摘されたのであります。さらに別の委員からも、国際交流に資する活動に積極的に補助されたいとの考えが表明されたのであります。  続いて、戦災資料収集の方法について問われたのに対し、当局からは、市民を含む委員会を組織し、そこで、収集する物及びその方法等について協議していただき、その集まりぐあいなども勘案しながら、陳列のあり方等についても検討していきたいと述べられたのであります。  最後に、機構改革に伴う社会教育総務費から企画費への一般職給三人分の組み替え補正に関連し、その内容をただされると同時に、新たに設置される、文化懇談会等の委員の選出方法にも言及されながら、横断的新組織ある総合行政推進本部への期待を表明され、さらに、真の文化行政、生涯学習の実現を達成すべく、これと十分な連携を保ちながら、教育行政を推進していく必要性を強調されたのであります。  その他、自治公民館修理費補助についても問われ、その迅速な対応をも求められたのであります。  大略以上のような質疑を経て、討論へ移ったのでありますが、質疑の中でも触れられたように、現下の私立幼稚園経営の厳しい現状にかんがみ、格段の配慮を要望されたものの、議案そのものには異議なく、全会一致をもって原案のとり可決すべきものと決しました。  続いて、第五十九号議案・長良中学校柔剣道場建築主体工事、第六十号議案・厚見中学校柔剣道場建築主体工事の、以上二件に係る工事請負契約の締結についてであります。  当委員会は、最近完成を見た東長良中学校の柔剣道場を視察し、その建物の概要把握に努めたところでありますが、質疑において、施設建設そのものについては評価する一方で、その指導体制が問われたのであります。すなわち、技術の向上及びそれに伴う部活における大会の成績等は、むしろ指導者の資質、力量に左右れることが大であり、その人的配置についてただされたのであります。それに対し、中学校においては、原則教科担任制であり、必ずしも有段者が体育の授業において教えるものでないこと。また、教師の有段者数にも限りがあり、すべての学校に配置することは困難であることから、段を有する社会人の方に部活動など、教科外の指導に当たっていただく方法を講じ、また、県教育委員会にも柔剣道のできる教師を多く採用するよう要望するなど、指導体制の充実に努力している旨述べられたのであります。  この後、採決に付したところ、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、第六十四号議案・薬科大学教育研究備品に係る財産の取得についてでありますが、格別質疑もなく、採決に付したところ、これまた全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 14: ◯議長近藤武男君) 総務委員長、二十番、早田 純君。    〔早田 純君登壇〕 15: ◯二十番(早田 純君) 総務委員長報告を行います。  今期定例会において、総務委員会に付託されました議案六件及び請願二件につきまして、去る六月二十三日から二十五日の都合三日間にわたり委員会を開会し、現場視察も踏まえ、慎重に審査いたしましたので、以下、その経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず初めに、第四十七号議案平成五年度岐阜市一般会計補正予算第一号、第一条歳入歳予算の補正のうち、歳入全款及び歳出中、第二款総務費、第九款消防費、第十二款諸支出金並びに第三条地方債の補正についてであります。  本件質疑においては、長期低迷する不況期にあって、国においては前年度税収の決算割れが伝えられるように、本市においても大幅な財源不足が見込まれることから、その主たる要因である税収減の実態と今後の財政運営についてただされたところ、土地譲渡所得の大幅な落ち込みを初め、個人、法人所得の伸び悩みにより、税収増は期待できず、加えて今回の取り崩しにより財政調整基金残も限界に近づく厳しい財政環境下にあって、当面繰越金や、地方交付税を中心に減債基金等各種積立金を活用し、財政危機に対処するとの方針が示されたのであります。  また、各種基金の預託に当たっては、預金金利全面自由化の背景の中で、地元金融機関への一定の配慮はともかく、厳正かつ的確な金利選好に基づく効率的な資金運用を求められたところであります。  さらに、今議会に関連議案として上程されている、総合行政推進本部の設置にかかわって、同本部の所管予定の各種委員会等について、その役割、構成並びに予算計上費目の妥当性について問われたほか、今後本市生涯学習施策の一翼を担うと目される学校の余裕教室利用の検討に当たっては種々質疑なされ、あわせて、直接、施設を所轄する教育委員会との整合性についてもただされたところであります。  しかる後、討論に移行したところ、賛意を表する中で余裕教室の利用検討における質疑を踏まえ、児童生徒の立場を優先しつつ、生涯学習の場としての活用も含めて、教育委員会との連携を深められたいとの要望が、また、施設管理や利用形態の観点から要望がそれぞれ各委員より述べられたのであります。  その後、採決に付したところ、議案そのものには何ら異議なく全会一致をもって可決すべきものと決しました。  次に、第五十一号議案岐阜市事務分掌条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、総合行政推進本部のあり方について論議を重ねられる中で、今後の都市間競争を見据えた行政機構の整備を求められたほか、庁内労働密度の平準化と事務効率向上の観点から、職員配置の適正化についても議論が及んだところであります。  すなわち、行政サービスを堅持し、さらなる充実を図る上からも、市民ニーズの的確な把握に基づく柔軟な職員配置体制を敷くべきであり、また本市の職員定数の特性にかんがみ、いやしくも人件費の増高よる財政硬直化を招き、ひいては市民福祉の低下につながるものであってはならず、都市経営の視点に立ち体質強化にも努められたいとの指摘がなされたところでもあります。  その後、討論においては、賛意を表する委員から本市の縦割り行政を例示しつつ、全庁的政策課題に対する横断的機能を発揮するものとして、総合行政推進本部の今後の役割に大いに期待するとの意見が述べられ、採決に付したところ、何ら異議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第五十二号議案岐阜市吏員退職金条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、何ら異議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、第五十三号議案岐阜市税条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、本件質疑においては、地価公示価格の七割に固定資産の評価を設定するという国の姿勢は、市民に多大の税負担を強いると同時に、地方税制の主性を脅かすものであるとの指摘がなされ、今回の評価替えに対する当局の見解を問われたところであります。  また、昨今の地価の鎮静化により、土地の実勢価格が公示価格を割り込む事態が生じており、現下の地価の状況にそぐわない改正との指摘に加え、課税ミスの解消についてもその徹底を図るべきとの指摘もなされたところであります。  他方、地価動向に見合った段階的改正が望ましいとの意見も述べられたのであります。  かくして、討論に移行したところ、反対の立場から、一委員より、今回の評価替えは一時的軽減措置がとられているものの、基本的には大増税に変わりなく、ましてや収益を生み出し得ない小規模個人住宅への適用は容認できないものであり、翻って、大手企業に対する固定資産税等の現況をかんがみるとき、長年にわたる軽減措置制度は税負担の不公平さを如実にあらわしたものと思料され、加えて、都市計画税についても早期に見直すべきである、との意見が披瀝されたのであります。  その後、本件を採択に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。    〔「採決やぞ」と呼ぶ者あり〕  次に、第五十六号議案岐阜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、何ら異議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第六十一号議案・競輪場正面スタンド外構及び附帯工事に係る工事請負契約の締結についてでありますが、工事発注においては、極力分離分割発注に意を用いられたいとの要望がなされたものの、議案そのものには何ら異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第三号PKO派遣要員の安全確保に関する請願についてでありますが、まず本会議でも議論がなされた市民の請願権の保障の問題について、改めて当局の見解をただされたのであります。  その後、討論へと移行し、即時採択を求める委員から、停戦合意の前提や有事の即時撤退についての政府の言明は、カンボジアの現状に照らしても詭弁と言わざるを得ず、現地における人身をとした痛苦な経験を踏まえ、PKO法については白紙に戻して再考すべき時期であるとの意見が述べられたところであります。  一方、本請願を否とする立場の複数の委員からは、我が国の置かれた立場から国際貢献は必要なものであり、本請願には賛成できないとの意見が述べられたのであります。  しかる後、本請願を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  最後に、請願第四号消費税の廃止を求める請願についてであります。  本請願審査においては、消費税導入以来今日まで大幅な物価上昇となっているとの観点から、これまでの物価上昇率の推移等をただされ、また、消費税の公共料金上乗せについて全国の動向を問われたところであります。  その後討論においては、本請願を是とする委員からは、不況が長期化している今日においてこそ、消費税は廃止すべきであり、本請願は願意妥当で採択すべきとの意見、あるいは消費税は反対であるとの意見がそれぞれ述べられたのであります。  一方、本請願を否とする立場の委員からは、不況時の折、税に係る直間比率の見直しを含めた財政健全化を図るため、消費税はやむを得ないとの意見、さらには、消費税は国民の間に定着しつつあり、かつ、租税制度改善の全体的方向性の視点を欠く本請願には反対であるとの意見が述べられたところであります。  かくして本請願を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  以上、総務委員長報告といたします。 16: ◯議長近藤武男君) この際、暫時休憩いたします。  午前十時四十八分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━  午前十一時四分  開  議 17: ◯議長近藤武男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  常任委員長報告に対する質疑の通告はありません。  これより討論を行います。討論の通告がありますので、これを許します。十二番、宇野静子君。    〔宇野静子君登壇〕 (拍手) 18: ◯十二番(宇野静子君) 私は日本共産党市会議員団を代表いたしまして、反対討論を行います。  まず、第五十三号議案岐阜市税条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  これは平成六年度の固定資産税の評価替えにおける土地の評価の適正化などに伴う固定資産税及び都市計画税の負担についての調整措置についても改正だということでございますが、内容は地価の均衡・適正化ということで、これまで地価の平均約三割だった評価額を七割に引き上げる、そして余りにも負担が大き過ぎるので特例措置を設けるというものであります。けれども、生業の土地保有を前提とする固定資産税は、売却を前提の地価公示評価額とは目的も性格も違い低く抑えられて当然なことは、これまで自治省が適正な価格と繰り返し確認してきたことであります。その点から見ましも高い公示価格に固定資産評価額を近づける評価替えは容認することはできません。このような評価替えは固定資産税、都市計画税の増額のみならず、公共住宅、公団などの家賃算定の基準になるものであり、また家賃や地代にも国民健康保険料にもはね返り、市民の生活に大きな影響を及ぼすものであります。そのために住宅用地においては特例措置と、それに加えて平成六年から八年までの暫定特例措置もとられておりますが、それに基づいての市当局の試算によりましても三・七%の増税になり、公示地価にスライドする評価替えの固定化は将来の大増税につながるものです。長引く不況の中で中小零細業者や住民の負担を軽減する措置こそが今緊急に求められております。我が党の考えでは、そのためにはまず固定資産税の現行評価を引き下げること、それと同時に、中小企業や一般商店は、銀行やオフィスビルよりも低く、また、庶民の住宅はさらに低く評価、課税する収益還元方式への転換が必要です。同時に、二百平方メートル以下の宅地非課税も目指すべきであります。その立場から見て、大増税につながる評価額の水準の大幅引き上げを認めるわけにはまいりません。評価替えは中止をすべきであります。よって、第五十三号議案に反対いたします。  次に、請願第三号PKO派遣要員の安全確保に関する請願については、委員長報告は不採択でありますが、採択を主張し、委員長報告に反対いたします。  PKOは停戦の成立、当時国の受け入れ同意、中立性を原則としております。それにもかかわらず、カンボジアへの自衛隊派遣に当たっては、ポル・ポト派の武装解除拒否が明白であったにもかかわらず、派遣を強行いたしました。その結果、文民警察官が犠牲になり、平和な活動と安全神話を振りまいたのは、法案を通すための方便であったことも明らかになっております。また、安全でなくなれば、日本独自の判断で撤収するというのが国会や国民への説明でありました、犠牲者が出て、日本政府は文民警察官の配置がえや別の場所への移動をUNTACに求めましたが、それさえ許されないのが国連事務総長の指図だったのであります。さらに、当の国連安保理事会では、当事国の同意がなくても行え、武力行使の権限を与える方向へ大きく踏み出そうとしており、PKOはさらに危険なものに変貌しつつあります。  以上の点から見ましても、政府において、正確な現状認識のもとに対応を抜本的に再検討をし、自衛隊の撤退を含むあらゆる措置を講じる判断を下し、派遣要員の安全確保に万全を期さたいとするこの請願は、ぜひ採択されることを主張し、委員長報告に反対いたします。  最後に、請願第四号消費税の廃止を求める請願について、委員長報告は不採択でありますが、採択を主張し、委員長報告に反対いたします。  政府・自民党は、消費税の導入時に高齢化社会のためと盛んに宣伝しました。しかし、実態は、この間、国際貢献税として消費税の税率をアップせよとか、税収不足を補うため消費税アップなどの主張がされ、自民党の税制調査会会長は、消費税率を行く行く一〇%にと言っておりますし、新生党の代表幹事沢一郎氏は「日本改造計画」という著書で、消費税を三%から一〇%にということも言っております。高齢化社会のためというのは、口実でしかないことはますます明らかになっております。また、生活必需品を初め、あらゆるものに税金をかける大型間接税は、年金生活者や低所得層など、弱い立場の人ほど、所得の低い人ほど負担が重くなることは、当初から指摘されてきたところであります。一世帯当たりの九〇年度の消費税負担額は十万六千円となり、前年度より二千円も増加し、実収入に対する負担割合は一・七%です。費税実施後四年間で一世帯当たり四十万円以上の大増税を押しつけたことになります。また、物価上昇についても、一度だけで一・二%程度と政府が約束したにもかかわらず、導入以来九・三%も上がり、国民生活への打撃をさらに大きくしております。そのため、消費税をなくす全国の会の運動の中で、会員もふえ続け、現在三十万人近い人たちが加入しておられます。会が行っている「消費税なくせ 告発ファックス」には、「私の場合、消費税より多く──失礼しました、所得税より多く払っている消費税、とうのは、母子家庭でなおかつ年寄りを抱えているせいで所得税が払える給料をもらっていないということです。弱者いじめの消費税は絶対反対。」という声が寄せられています。個人消費が落ち込み、不況が深刻化する中で、消費税の廃止、当面、少なくとも食料品を含む生活関連必需品非課税化は、市民の切実なる願いです。市民の暮らしを守る上からも採択を主張し、委員長報告に反対をいたします。  以上、反対討論を終わります。(拍手) 19: ◯議長近藤武男君) 以上をもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、第五十三号議案を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 20: ◯議長近藤武男君) 起立多数であります。よって、第五十三号議案にいては常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第四十七号議案から第四十二号議案まで……    〔「第五十二号議案」と呼ぶ者あり〕 第五十二号議案まで及び第五十四号議案から第六十六号議案まで、以上十九件を一括して採決いたします。これら十九件に関する常任委員長報告は、いずれも原案のとおり可決であります。  お諮りいたします。これら十九件についてはいずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、これら十九件についてはいずれも常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第三号を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、不採択であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 22: ◯議長近藤武男君) 起立多数であります。よって、請願第三号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第四号を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、不採択であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 23: ◯議長近藤武男君) 起立多数であります。よって、請願第四号については、常任委員長報告のとおり決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━  第二十四 平成五年請願第一号 24: ◯議長近藤武男君) 日程第二十四、平成五年請願第一号を議題といたします。            ────────────────            〔請 願 書 掲 載 省 略〕            ────────────────        閉会中継続審査申出書(厚生委員会)  本委員会は審査中の事件について、左記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第百三条の規定により申し出ます。            ────────────────────────── 25: ◯議長近藤武男君) 本件の厚生委員会における審査結果の報告を求めます。厚生委員長、七番、松井逸朗君。    〔松井逸朗君登壇〕 26: ◯七番(松井逸朗君) 厚生委員会において閉会中の継続審査となっております、平成五年請願第一号高齢化社会における看護・介護分野での「家政婦」及び「看護婦・家政婦紹介所」の積極的活用に関する請願につきまして、その審査の大要を御報告申し上げます。  本請願の審査におきましては、国の老人保健福祉十カ年戦略に定められたホームヘルパーの目標量を達成するためにも、これら経験豊かな家政婦の活用を図る必要があるとの立場から種々質疑がなされ、その後、討論におきましては、本請願を即時採択すべきとの立場から、老人保健福祉計画を推進する上で、看護・介護をうマンパワーの確保が自治体にとって切実な問題であることから、家政婦紹介所を現状のまま活用することには検討の余地があるものの、願意妥当であるとの意見が述べられたところであります。  他方、複数の委員からは、この問題が基準看護病院化により看護レベルの向上を図ろうとする国の方針と、家政婦利用に対する潜在的な多くの需要があるという現実との矛盾の中から発生する、いわば時代の過渡期的な問題であり、国の制度との整合性を図るためにもさらに継続して審査すべきであるとの意見がそれぞれ述べられたところであります。  したがいまして、まず、本請願の継続審査について諮りましたところ、賛成者多数をもって引き続き継続審査すべきものと決した次第であります。  以上、厚生委員長報告といたします。 27: ◯議長近藤武男君) この際、暫時休憩いたします。  午前十一時十八分  休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━  午前十一時二十五分 開  議 28: ◯議長近藤武男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  厚生委員長報告にする質疑の通告はありません。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許します。三十六番、大西啓勝君。    〔大西啓勝君登壇〕(拍手) 29: ◯三十六番(大西啓勝君) ただいま厚生委員長の方から、請願第一号高齢化社会における看護・介護分野での「家政婦」及び「看護婦・家政婦紹介所」の積極的活用に関する請願、これが社団法人・日本臨床看護家政協会岐阜県本部支部長の杉山 晄さん外七件、六千二百三十四人から出されておる請願が継続になったという報告がありました。私ども日本共産党は、そうでなしに直ちに採択をしてもらいたい、こういう点で反対討論を行うわけであります。  この請願の中でおっしゃっておられますが、国のゴールドプランに続き、区市町村で「老人保健福祉計画」が策定されることになっている。中でもホームヘルプ事業は、最も期待されている事業であり、その人材確保のためにはこれまでに十分経験のある「家政婦」を活用すべきであり、そのために区市町村は看護婦・家政婦紹介所との連携をとり、健康で安全な老後を生きたいという国民の要望にたえるべきである、といっておられます。この国のゴールドプランを受けて、岐阜市でもただいま計画が策定中であります。その中でホームヘルプ事業一つを見ますと、国の目標はホームヘルパーを十万人としておりますけれども、岐阜市はそれを人口概算いたしますと、三百十八人必要ということになるわけであります。その国の基準がいいのかどうかということはさておきましても、大変多くの人数を必要としております。それに対して、現状は岐阜市三十八人のホームヘルパーであります。また、社会福祉協議会登録のヘルパーのうち、実働数は三十八人、シルバー人材センター登録ヘルパーのうち、実働数は四十三人という報告があります。デイサービスセンターのゴールドプラン計画も、国は一万カ所、岐阜市では三十二カ所必要だとしておりますし、ショートステイは五百床、岐阜市では百五十九床が必要だとしております。ここで、こういう計画策定に当たって多くのマンパワーを必要とすることは明らかでありまして、この計画策定を本当に実のあるものにしていくため、行政の積極的な姿勢が今問われていると思うわけであります。かつて、私も質問をしたことがございますが、国のゴールドプラン策定に当たって早くからシルバー産業の動きが徹底してまいりまして、生命保険会社など、大企業を含めシルバー産業を利益追求の場にしようとする画策も進んできたわけでありまして、また、それを国も許し、民間活力導入に道を開いてきたという実例もあるわけであります。こういうことを見るとき、市町村の場合も行政側の積極的な姿勢というものが大変必要になってくると思うわけであります。もちろん、この請願の中に、討論の中にもございましたけれども、幾つか問題点のあるのも事実であります。看護婦・家政婦紹介所は、厚生省でなしに労働省の管轄ではないか、あるいは看護婦・家政婦紹介所を現状のまま活用していくというのはどうなのか、そういう問題はあると思います。しかし、ここに登録された多くの看護婦・家政婦の方々は、長い間高齢者と苦楽をともにして経験を積み重ねてこられた大変貴重な人材であります。これからの日本の社会、岐阜市の方向を見るとき、そうした問題点を乗り越えた内容を持つ、そうしたものとしてこの請願を積極的に受け取っていくべきだと私どもは考えるわけであります。そういう点からこの委員長報告でいう継続審議に反対をし、直ちに採決をしてもらいたい、ゴールドプラン充実のためにもそうしてもらいたいということをお願いをたしまして、討論といたします。(拍手)    〔私語する者あり〕 30: ◯議長近藤武男君) 以上をもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  平成五年請願第一号を、起立によって採決いたします。  本件に関する常任委員長報告は、継続審査であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 31: ◯議長近藤武男君) 起立多数であります。よって、平成五年請願第一号については、常任委員長報告のとおり決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二十五 第六十八号議案 32: ◯議長近藤武男君) 日程第二十五、第六十八号議案を議題といたします。            ────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ──────────────── 33: ◯議長近藤武男君) 提出者の説明を求めます。市長、浅野 勇君。    〔私語する者あり〕(笑声)    〔浅野 勇君登壇〕 34: ◯市長(浅野 勇君) ただいま上程になりました議案につきまして御説明をいたします。
     まず、第六十八号議案につきましては、助役の選任同意でありまして、建設省の原田邦彦君を選任いたしたいと存じます。  同君は、東京大学工学部で土木工学を専攻し、建設省に入省され、神奈川県土木部を振り出しに、近畿地方建設局、建設省都市局、船橋市建設局、兵庫県都市住宅部などを経て、現在建設省都市局街路課街路事業調整官の要職にあり、特に都市開発行政につきましては、長年にわたり地方自治体において直接業務に携わられ、また、国の都市政策にも中心的な役割を果されるなど豊富な知識と経験を有しておられます。  本市は、活力ある都市を目指し、駅周辺再開発を初めとする都市基盤づくりに、市民・行政が一体となって積極的に推進しており、これらの大型プロジェクトに尽力されるものと期待しております。  次に、第六十九号議案につきましては、人権擁護委員候補者の…… 35: ◯議長近藤武男君) 市長、ちょっと……    〔私語する者多し〕  本件に関する質疑の通告はありません。  お諮りいたします。本件については、常任委員会付託を省略いしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許します。二十四番、堀田信夫君。    〔私語する者あり〕    〔堀田信夫君登壇〕 37: ◯二十四番(堀田信夫君) 技術助役選任の同意がただいま上程されましたが、不同意の討論をいたします。  第一に、指摘しておかなければならないことは、岐阜駅の高架事業や周辺の整備を初めとした再開発事業などの大型プロジェクトを推進していくのに中央との太いパイプが必要、あるいは技術面での豊富な経験と知識が必要と、浅野市長は蒔田前市長の人事策を踏襲しようとの考えであります。これは黙過できぬ考え方であります。例えば、高架事業一つとってみても、建運協定は時代とともに見直しも行われてきましたが、費用の負担区分、高架下の都市利用割合、あるいは駅前広場の責任面積など、鉄道者側に有利な内容が依然として貫かれており、都市側として納得のいかない内容が多々あることは御承知のとおりであります。中央との太いパイプといっても、こうした建設省や運輸省の考え方がストレートに持ち込まれてくるのでは考え物であります。JRの高架事業、これに続く名鉄の高架事業も、地方自治の破壊や財政破綻につながるようなことは許さない、都市側としてJRにも名鉄にも言うべきこときちんと発言をしていく、その強い姿勢こそが今日の岐阜市政に何よりも求められていることではないかと思います。建設省から助役を迎えるということは、こうした姿勢が失われ、とにもかくにも事業が進めさえすればいい、犠牲はいたし方ないというもので、何か岐阜市にとっての大切なものを失う気がしてならない、これが第一点であります。  第二点は、迎える方の任期の問題であります。岐阜市当局が建設省などから助役を迎えた場合に、この任期について市当局が全く思うようにならないということであります。さきの山村前役も任期を残して引き揚げとなりました。約束していた任期を全うされなかったわけであります。浅野市長も、市長に就任するや直ちに上京し、あいさつに東京まで行かれましたが、その折に山村前助役が引き揚げになるということを突然告げられて、驚き慌てたということであります。今日まで空白を余儀なくされたわけであります。市長を助け、市長の意を酌んで行政の実務面、政策面における、それこそ職員とのパイプ役が市長の人事権の及ばない存在にあるというのは、全くもって不安なことではないかと指摘せざるを得ません。今度の方も約束の任期を果たしてくれるのかどうか、果たしてくれると思うということであります。くれなきゃ困るということではありません。その点ではいつ引き揚げるのかの不安はぬぐい切れないものであります。  第三は、職員の勤労意欲であります。両助役ともに市職員から登用しないのは今回が初めてのこととなります。市長は、職員に能力がないと見ているのか、また、職員を育て、能力を引き出す、その思いがないのかとの声が聞かれます。浅野市長から、わからないことが幾つもあるし、どんどん意見を上げてほしいと言われ、やる気になったが、その浅野市長との間に県や国の人が入ってきて、市長の存在が遠くなってしまい残念だ、我々の声が市長に届くのか、市長の思いが我々に伝わるのかといった声さえ聞かれます。職員の勤労意欲への影響が一段と心配されるところであります。選任の同意を求められている原田氏に異議ありというものではありませんが、こうした人事のあり方自体が問題であるという立場から不同意を表明し、討論とします。 38: ◯議長近藤武男君) 以上をもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第六十八号議案を起立によって採決いたします。  原田邦彦君を助役に選任するについては、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 39: ◯議長近藤武男君) 起立多数であります。よって、原田邦彦君を助役に選任するについては、同意と決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二十六 第六十九号議案 40: ◯議長近藤武男君) 日程第二十六、第六十九号議案を議題といたします。            ────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ──────────────── 41: ◯議長近藤武男君) 提出者の説明を求めます。市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 42: ◯市長(浅野 勇君) 先ほどは失礼しました。    〔私語する者あり〕  ただいま上程になりました議案について御説明いたします。  第六十九号議案につきましては、人権擁護委員候補者の推薦同意についてであります。  その任に御努力願っております花井静雄さん及び林 正啓さんの任期が八月十四日に満了いたしますので、引き続き花井静雄さん及び林 正啓さんを人権擁護委員候補者に推薦いたしたいと存じます。  以上、よろしく御同意のほどをお願い申し上げます。  以上であります。 43: ◯議長近藤武男君) 本件に関する質疑の通告はありません。  お諮りいたします。本件については常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、本件については常任委員会付託を省略することに決しました。  討論の通告はありません。  これより採決を行います。  第六十九号議案を採決いたします。  まず、花井静雄君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、花井静雄君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。  次に、林 正啓君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 46: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、林 正啓君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━    〔該 当 者 退 場〕 第二十七 農業委員会委員の推薦 47: ◯議長近藤武男君) 日程第二十七、農業委員会委員の推薦を行います。  本件は、来る七月十九日、任期満了となる選任による委員五人の後任の推薦を求められたものであります。  お諮りいたします。委員は議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 48: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名いたします。  農業委員会委員には、岐阜市中西郷七丁目五〇番地 村瀬正己君、岐阜市三田洞二三四番地 林 貞夫君、岐阜市則武中二丁目二二番二号 高橋 実君、岐阜市萱場東町一丁目三七番地 矢島清久君及び岐阜市加納本石町二丁目五番地 大野栄吉君、以上の五人を指名いたします。ただいまの指名に御異ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、農業委員会委員には、ただいまの五人を推薦することに決しました。    〔該 当 者 入 場〕            ━━━━━━━━━━━━━━━━    〔議員提出議案件名一覧(日程追加分)配付〕 一 日程追加(市議第十一号議案から市議十三号議案まで) 50: ◯議長近藤武男君) 伊藤 博君から成規の手続をもって、市議第十一号議案岐阜市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について及び市議第十二号議案電気・ガスの円高差益還元を求める意見書が、また、松井逸朗君から、同じく成規の手続をもって、市議第十三号議案児童福祉法に基づいた保育制度の拡充を求める意見書が、それぞれ提出されております。  お諮りいたします。これら三件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 51: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、これら三件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。            ────────────────────────── 一 市議第十一号議案 52: ◯議長近藤武男君) まず、市議第十一号議案を議題といたします。  議案は、お手元に配付申し上げたとおりであります。            ────────────────────────── 市議第十一号議案    岐阜市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について  岐阜市議会委員会条例の一部を改正する条例を次のように制定するものとする。   平成五年六月二十九日提出                           提出者  岐阜市議会議員  伊   藤       博                           賛成者  岐阜市議会議員  森       由   春                           同    同        田   中   信   生                           同    同        堀       征   二                           同    同        大   前   恭   一                           同    同        堀   田   信   夫                           同    同        安   田   謙   三                           同    同        伊   藤   利   明            ──────────────────────────         岐阜市議会委員会条例の一部を改正する条例 岐阜市議会委員会条例(昭和四十二年岐阜市例第二十号)の一部を次のように改正する。 第二条第一号中「市長室の所管に属する事項」を「総合行政推進本部の所管に属する事項市長室の所管に属する事項」に改める。     附 則 1 この条例は、平成五年七月一日から施行する。 2 この条例の施行の際現に在任する常任委員会の委員長、副委員長及び委員(以下「常任委員等」という。)は、改正後の岐阜市議会委員会条例(以下「新条例」という。)の規定により選任されたものとみなし、その任期は、改正前の岐阜市議会委員会条例(以下「旧条例」という。)の規定に基づく常任委員等の残任期間とする。 3 この条例の施行の際現に旧条例の規定に基づく常任委員会に付託されている事件は、新条例の規定に基づく当該任委員会に付託された事件とみなす。  提 案 理 由 岐阜市事務分掌条例の改正に伴い、この条例を定めようとする。            ────────────────────────── 53: ◯議長近藤武男君) お諮りいたします。本件に関する趣旨弁明は、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、本件に関する趣旨明は、これを省略することに決しました。  これより質疑を行います。  本件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯議長近藤武男君) 質疑はなしと認めます。  お諮りいたします。本件については、常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 56: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、常任委員会付託を略することに決しました。  これより討論を行います。  本件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57: ◯議長近藤武男君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  市議第十一号議案を採決いたします。  お諮りいたします。本件については、原案のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって本件については、原案のとおり決しました。            ────────────────────────── 一 市議第十二号議案及び市議第十三号議案 59: ◯議長近藤武男君) 次に、市議第十二号議案及び市議第十三号議案、以上二件を一括して議題といたします。  職員をして議案を朗読いたさせます。    〔職   員   朗   読〕            ────────────────────────── 市議第十二号議案    電気・ガスの円高差益還元を求める意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成五年六月二十九日提出                           提出者  岐阜市議会議員  伊   藤       博                           賛成者  岐阜市議会議員  森       由   春                           同    同        田   中   信   生                           同    同        堀       征   二                           同    同        大   前   恭   一                           同    同        堀   田   信   夫                           同    同        安   田   謙   三                           同    同        伊   藤   利   明            ──────────────────────────         電気・ガスの円高差益還元を求める意見書  二月以来の円高で、国民の中には電力・ガス会社などに差益の還元を求める声が広がっている。  電力・ガス業界は、一九八九年度以降今年初めまでの円高により、各社とも順調な業績を残している。  経済企画庁の試算では、一〇%の円高で年間二兆六千四百九十九億円の節約効果が生じることを明らかにしており、円高差益の全額が各家庭や中小企業に元されれば、不況対策としての効果も大いに期待できるところである。  よって、政府におかれては、不況を積極的に打開するためにも、速やかに業界に対し、円高差益還元を実施させるよう要望する。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                         岐  阜  市  議  会  関 係 行 政 庁 宛            ────────────────────────── 市議第十三号議案    児童福祉法に基づいた保育制度の拡充を求める意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成五年六月二十九日提出                           提出者  岐阜市議会議員  松   井   逸   朗                           賛成者  岐阜市議会議員  中   尾   年   春                           同    同        所       一   好                           同    同        吉   田   好   成                           同    同        堀       征   二                           同    同        早   川   竜   雄                           同    同        大   野   栄   吉                           同    同        野   村   容   子            ──────────────────────────         児童福祉法に基づいた保育制度の拡充を求める意見書  我が国の人口の高齢、核家族化の進行とともに、市町村の社会福祉サービス提供の責務は増大している。子育ての専門施設である保育所は、働く父母はもとより、家庭で子育てをしている父母にとっても大切な施設として、その役割と拡充が期待されているところである。  しかしながら、国においては、保育所に係る児童保護措置費負担金について、国庫抑制策の一環として国庫負担金を削減し、全額地方負担金の方針をとろうとしている。  平成五年度予算編成に当たっての地方負担は、大蔵・自治両省の折衝の結果、平成六年度以降の先送りとなったが、依然見直し作業は続けられることとなっている。  国の財政の都合により、単に地方へ負担転嫁することは、市町村財政を大きく圧迫するものである。児童保護措置費負担金が、平成元年度から負担率を二分の一として恒久化された経過からも絶対に容認できないものである。  よって、政府におかれては、現行児童福祉法に基づいた児童保護措置費制度の維持及び保育制度を堅持し、充実されるよう強く要望する。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                         岐  阜  市  議  会  関 係 行 政 庁 宛            ────────────────────────── 60: ◯議長近藤武男君) お諮りいたします。これら二件に関する趣旨弁明は、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 61: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、これら二件に関する趣旨弁明は、これを省略することに決しました。  これより質疑を行います。  これら二件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62: ◯議長近藤武男君) 質疑はなしと認めます。  お諮りいたします。これら二件については、常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 63: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、これら二件については、常任委員会付託を省略することに決しした。  これより討論を行います。  これら二件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 64: ◯議長近藤武男君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  市議第十二号議案及び市議第十三号議案、以上二件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。これら二件については、原案のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 65: ◯議長近藤武男君) 御異議なし認めます。よって、これら二件については、原案のとおり決しました。  なお、可決されました意見書の取り扱いについては、これを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 66: ◯議長近藤武男君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 閉 議 閉 会 67: ◯議長近藤武男君) 以上をもって今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。よって、本日の会議はこれをもって閉じ、平成五年第三回岐阜市議会定例会を閉会いたします。  午前十一時五十二分 閉  会    〔閉会後、市長、原田邦彦君及び議長から次のようなあいさつがあった。〕 68: ◯市長(浅野 勇君) 定例会閉会に当たって一言ごあいさつ申し上げます。  今期定例会に提案いたしました諸議案につきましては、議員各位には大変御熱心に御審議をいただきまして、本日それぞれ適切な御決定をいただきましたこと、まことにありがたく厚く御礼申し上げたいと思います。
     私が掲げます市民参加の町づくりを主眼に据えた推進をするための施策を盛り込んだ大型の補正予算を初め、文化行政や生涯学習、そして女性政策を進めるための機構改革など、市民と行政が一体となった町づくりの第一歩に踏み出すことができたかと考えております。格別の御支援をお願い申し上げる次第でございます。  また、今期定例会中の六月十八日には衆議院の解散、総選挙という事態になりましたが、これに伴い県議会に転出される方もこの議場にお見えでございます。長年にわたり市政に御尽力いただきましたことに心から感謝をし上げる次第でございます。岐阜市が現在進めております大型プロジェクトはどれもが岐阜県の協力なしには完成できないものばかりでございます。どうか今まで以上に御指導、御鞭撻を賜りますとともに、一層の御活躍を御期待申し上げたいと思います。  最後に、この議会中に承りました御指摘や御提言につきましては、それぞれ十分承りながら市政を進めてまいりたいと考えております。  議員各位には夏に向かっております折から、また、盛事の季節を前にして、一層御健康に留意され御活躍されるとともに、今後とも私に対して格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げて、お礼の言葉にかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) 69: ◯(原田邦彦君) ただいま御紹介いただきました、原田邦彦でございます。このたび私の助役選任に御同意いただきまして、まことにありがとうございます。私、もとよりまだまだ微力でございますが、浅野市政の補佐役といたしまして、また、岐阜市政の発展に全力を尽くす所存でございますので、皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いいたしまして、あいさつとさしていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。(拍手) 70: ◯議長近藤武男君) この際、議長からも一言ごあいさつ申し上げます。  今期定例会は、本日をもって付議されました案件、すべて議了いたしたわけでございます。閉会に至ります間、議会運営に寄せられました各位の御協力に対しまして、心から御礼を申し上げる次第でございます。  浅野市政が目指しております市民参加、そして文化的な、また暮らしやすい町づくり、こういったことに皆さん方、熱意を持って議論をいただきまして、心から御礼を申し上げます。  また、雨季を過ぎれば真夏になって、酷暑も控えております。そういう間において、衆議院選挙、参議院選挙、県議選挙となっております。どうかひとつお体だけは分に御留意されまして、御努力をあらんことを心から念ずるわけでございます。簡単ではございまするが、閉会につきまして心から御礼を申し上げ、ごあいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) 岐阜市議会議長       近 藤 武 男 岐阜市議会議員       中 村 好 一 岐阜市議会議員       松 尾 孝 和 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...