ツイート シェア
  1. 岐阜市議会 1991-06-21
    平成3年第3回定例会(第5日目) 本文 開催日:1991-06-21


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成3年第3回定例会(第5日目) 本文 1991-06-21 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 76 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長大野栄吉君) 1085頁 選択 2 : ◯議長大野栄吉君) 1086頁 選択 3 : ◯議長大野栄吉君) 1086頁 選択 4 : ◯議長大野栄吉君) 1086頁 選択 5 : ◯二十四番(堀田信夫君) 1086頁 選択 6 : ◯議長大野栄吉君) 1093頁 選択 7 : ◯市長蒔田 浩君) 1093頁 選択 8 : ◯議長大野栄吉君) 1096頁 選択 9 : ◯都市計画部長宮崎一郎君) 1096頁 選択 10 : ◯議長大野栄吉君) 1096頁 選択 11 : ◯生活環境部長玉井康弌君) 1097頁 選択 12 : ◯議長大野栄吉君) 1098頁 選択 13 : ◯福祉部長岡田信夫君) 1098頁 選択 14 : ◯議長大野栄吉君) 1098頁 選択 15 : ◯二十四番(堀田信夫君) 1098頁 選択 16 : ◯議長大野栄吉君) 1101頁 選択 17 : ◯市長蒔田 浩君) 1101頁 選択 18 : ◯議長大野栄吉君) 1102頁 選択 19 : ◯生活環境部長玉井康弌君) 1102頁 選択 20 : ◯議長大野栄吉君) 1103頁 選択 21 : ◯福祉部長岡田信夫君) 1103頁 選択 22 : ◯議長大野栄吉君) 1103頁 選択 23 : ◯二十四番(堀田信夫君) 1103頁 選択 24 : ◯議長大野栄吉君) 1104頁 選択 25 : ◯市長蒔田 浩君) 1104頁 選択 26 : ◯議長大野栄吉君) 1104頁 選択 27 : ◯三十七番(船戸 清君) 1105頁 選択 28 : ◯議長大野栄吉君) 1114頁 選択 29 : ◯市長蒔田 浩君) 1114頁 選択 30 : ◯議長大野栄吉君) 1116頁 選択 31 : ◯新都市開発推進部長(細川宗雄君) 1116頁 選択 32 : ◯議長大野栄吉君) 1118頁 選択 33 : ◯消防長(星野繁男君) 1118頁 選択 34 : ◯議長大野栄吉君) 1118頁 選択 35 : ◯生活環境部長玉井康弌君) 1118頁 選択 36 : ◯議長大野栄吉君) 1119頁 選択 37 : ◯建築部長(松倉有宏君) 1119頁 選択 38 : ◯議長大野栄吉君) 1120頁 選択 39 : ◯市民部長(足立信雄君) 1120頁 選択 40 : ◯議長大野栄吉君) 1121頁 選択 41 : ◯三十七番(船戸 清君) 1121頁 選択 42 : ◯議長大野栄吉君) 1125頁 選択 43 : ◯建築部長(松倉有宏君) 1125頁 選択 44 : ◯議長大野栄吉君) 1125頁 選択 45 : ◯議長大野栄吉君) 1125頁 選択 46 : ◯十二番(宇野静子君) 1125頁 選択 47 : ◯議長大野栄吉君) 1133頁 選択 48 : ◯市長蒔田 浩君) 1134頁 選択 49 : ◯議長大野栄吉君) 1137頁 選択 50 : ◯生活環境部長玉井康弌君) 1137頁 選択 51 : ◯議長大野栄吉君) 1138頁 選択 52 : ◯教育長(浅野 勇君) 1138頁 選択 53 : ◯議長大野栄吉君) 1139頁 選択 54 : ◯経済部長(久松 賢君) 1139頁 選択 55 : ◯議長大野栄吉君) 1140頁 選択 56 : ◯土木部長(大橋通三君) 1140頁 選択 57 : ◯議長大野栄吉君) 1141頁 選択 58 : ◯十二番(宇野静子君) 1141頁 選択 59 : ◯議長大野栄吉君) 1143頁 選択 60 : ◯市長蒔田 浩君) 1143頁 選択 61 : ◯議長大野栄吉君) 1143頁 選択 62 : ◯生活環境部長玉井康弌君) 1144頁 選択 63 : ◯議長大野栄吉君) 1144頁 選択 64 : ◯教育長(浅野 勇君) 1144頁 選択 65 : ◯議長大野栄吉君) 1145頁 選択 66 : ◯経済部長(久松 賢君) 1145頁 選択 67 : ◯議長大野栄吉君) 1146頁 選択 68 : ◯土木部長(大橋通三君) 1146頁 選択 69 : ◯議長大野栄吉君) 1146頁 選択 70 : ◯十二番(宇野静子君) 1146頁 選択 71 : ◯議長大野栄吉君) 1148頁 選択 72 : ◯経済部長(久松 賢君) 1148頁 選択 73 : ◯議長大野栄吉君) 1149頁 選択 74 : ◯議長大野栄吉君) 1149頁 選択 75 : ◯議長大野栄吉君) 1149頁 選択 76 : ◯議長大野栄吉君) 1152頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 開  議  午前九時三十七分 開  議 ◯議長大野栄吉君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第一 会議録署名議員の指名 2: ◯議長大野栄吉君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において十一番中尾年春君、十二番宇野静子君の両君を指名いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二 第六十二号議案から第二十六 第八十六号議案まで及び第二十七 一般質問 3: ◯議長大野栄吉君) 日程第二、第六十二号議案から日程第二十六、第八十六号議案まで、以上二十五件を一括して議題といたします。            ────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ──────────────── 4: ◯議長大野栄吉君) 昨日に引き続き、質疑とあわせて日程第二十七、一般質問を行います。順次発言を許します。二十四番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕(拍手) 5: ◯二十四番(堀田信夫君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  それでは順次お尋ねいたします。  まず、海外の旅費についてであります。
     海外旅費に関して、今回新たに計上されている事柄についてでありますが、一般管理費における海外旅費、ここでは市職員の海外旅費が計上されております。この海外旅費の中には、岐阜フィレンツェ文化フェアの打ち合わせ、あるいはそれでシンシナティへ出張する者や、中国・杭州市への技術者の派遣などがあります。さらに、文化会館費では、センターの管理費として、杭州市における文化センターの開館式典への参加費が計上されています。また、企画費においては、コンベンション都市の推進で施設の調査費として、海外の旅費が計上されています。これらのうちでも出張する相手国から要請に基づくものもあるわけであります。中国・杭州市への技術職員、これは都市建設にかかわって、ごみ、し尿、水道、下水など、係長クラスの職員を中国の要請に基づいて七名派遣しようというものであります。あるいはまた、文化センターの開館式典も杭州市からの招待により式典に出席しようというもので、いずれも滞在費用は相手国が負担をするというものであります。こうした性格の海外旅費についてでありますが、この先来てくれと言われれば、こういった種類のものについてすべて受けとめていくということになるのか。市としては本来の使命もあるわけで、一定の判断基準を持って臨んでいく必要があるのではないか。友好都市もこのほかにも数多くあるわけで、おのずと海外旅費といっても限度があると考えるものでありますが、いかがでしょうか。  さらに、技術者の派遣という場合に、国際関係におけるルール、内政の不干渉、主権の尊重などが侵されてはならないことは言うまでもありませんが、その点での国際的な認識をどのように受けとめておられるのか、この際伺っておきたいと思います。  中国との関係においては、二年前の天安門における血の弾圧事件を忘れることができません。天安門の事件は、学生、市民の平和的なデモに対して、装甲車、戦車が広場に突入し、無差別発砲で学生、市民がばたばたと倒され、その中には老人、子供まで含まれておりましたが、犠牲者は二千人以上と言われております。人権、人命の無視、現代史の汚点、許しがたい蛮行として、非難、糾弾の声が国際的に沸き起こったわけであります。人権については国境がないとして、国際的世論となったことは御承知のとおりであります。ところが、中国の政府当局は、テレビ報道を通じて、全世界の人々が目撃していたにもかかわらず、軍隊は発砲していない、一人も殺していないと、流血の事態は存在しなかったと、動かせない事実を覆い隠す態度に終始しています。地方都市も基本的には同様の立場のようですが、こうした点をあいまいにして真の友好関係が正しく発展させられるとは思えませんが、どのような認識を持っておられるのか、伺っておきたいと思います。  コンベンション施設の調査でありますが、コンベンション都市としての要件に施設が大きなウエートを持っていることは理解しておるところであります。施設がよりよいものであるにこしたことはないと思います。同時にそれだけではないと考えるものであります。施設だけを競ってみてもとの思いが捨て切れません。岐阜市には岐阜市に合ったコンベンション都市づくりが必要であり、岐阜市全体としての都市づくりにおける一環として、コンベンション施設が調和のとれたものでなければならないと考えます。そして、何よりも生活している市民全体の生活、文化、この水準が全国や世界各国からお客を迎えるに値するほどに安定し、向上していることも大切な要素だと考えるものであります。施設だけに目を奪われてはいまいか。既にそのことのために全国の施設を巡り、調査もされてきておるわけであります。今度は世界のすぐれた物と考えられたことでしょうが、目のつけどころ、力量を発揮する点が限られた財源、限られた時間の中でよくよく吟味する必要があるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。  海外旅費に関しての最後でありますが、議員の旅費についてであります。行政全体で海外旅費がふえてきております。一定の見直しが必要ではないかと思います。毎年毎年友好姉妹都市関係だけでも随分あるわけで、この際議長会の海外視察は見送ってはどうでしょう。見送っている自治体もあるわけですが、以上の点について市長からお答えをいただきたいと思います。  次に、都市計画行政についてお尋ねいたします。先日、開催された都市計画審議会に関連して、岐阜市の都市計画における行政姿勢について伺います。  先日の都市計画審議会は、老洞焼却場建設についての計画決定が議題でありました。審議の経過にあって、審議の内容上のことはさておいて、日程上のことが議論となりました。その際に当局は、きょうじゅうに決定をしてもらいたい、あるいは二回、三回と審議会が開催されたんでは大変だとした発言が当局からあり、私は大変心外に思ったわけであります。行政機関の要請により必要な審査、審議、調査を行うのがこの審議会の職務でありますが、必要な決定が行政の一定の日程に基づいてなされるものであり、タイムリミットというものがあることもわからないわけではありません。しかし、はなっから審議を求めたその当日に、きょうじゅうでないと困るとの態度は、審議会をいかにも軽視、形式的に考えたものと言わなければなりません。そして審議会が決定すれば、市民参加のもとでこの決定がなされたと、この決定をにしきの御旗のごとく掲げて行政が進められていくわけですから、事は重大なことと思うわけであります。この指摘をどのように受けとめ、かつ、審議会に対していかなる認識を持っておられるのか、これは都市計画部長からお答えいただきたいと思います。  次に、白内障の眼内レンズ補助についてお尋ねいたします。  さきの三月の議会でもお尋ねしたわけでありますが、市長、その際よくまだのみ込めないというような印象を持ちましたので、重ねてお尋ねするわけであります。  この白内障は、目の中にある水晶体が白くあるいは茶色に濁ってくるものであります。老化現象の一種でありますが、老人性のこうした白内障のほかには糖尿病や外傷によるものもあるようでありますが、七十歳になると多かれ少なかれほとんどすべての人に発症しているそうであります。白内障になると、この濁った水晶体の影響で霧がかかったようにぼんやりと見えたり、まぶしいと感じられるそうした程度が強くなったりして、次第に次第に視力が低下していくそうであります。六十歳を過ぎて新聞やテレビが見にくくなったら、簡単に老眼のせいと決めつけないことが大切なことだと言われています。さて、この白内障の治療でありますが、老化現象であって特効薬はないと言われています。一度進行した白内障はもうもとには戻れないいうことから、進行をさせないようにブレーキかけるため、点眼剤を使用するのですが、それでも進行して見にくくなったら手術するほかないわけであります。この手術は最近は九〇%が眼内レンズを入れる方法がとられています。目の周辺の麻酔の注射が最初少し痛いそうですが、四十分から五十分程度の手術で終わるんだそうです。角膜の周辺を一センチほど切って水晶体の濁った部分を取り除き、そして残った水晶体の中にプラスチック製の眼内レンズをはめ込むわけでありますが、これによってほぼ本来の目に近い形で物を見ることができる、顔も洗えて、痛みもなく、落ちる心配もないと言われ、三十年間はもつと言われております。問題はこの手術が保険適用されないことであります。片眼で十五万円はかかるわけで、ひとり暮らし、年金生活のお年寄りなどは収入不安定な方が圧倒的ですから、経済的な理由から、お医者さんから勧められてもこの手術をためらったりする人が多くあるわけであります。中には片眼手術をして、もう片眼の費用が負担なためにその手術を中断されてる方もありましたが、むごい話だと思います。この間市長においては保険適用を求めるべく県を通じ、あるいは市長会などで行動していただいたと伺いましたが、引き続き保険適用を求めての御努力をお願いするものであります。  同時に、それが実現されるまでの間、せめて半額でもお年寄りの方々に手術のお手伝いをしていただきたい。全国的には三月のときに申し上げましたが、その後もこの眼内レンズの手術に対する助成制度が普及拡大されていく傾向にあります。明るい老後を保障していただくためにも、ぜひこれは実現していただきたいと思いますが、市長のお答えをいただきたいと思います。  次に、廃対協についてお尋ねいたします。  岐環協のことは御承知かと思いますが、これは全国環境整備事業協同組合連合会傘下の岐阜県環境整備事業協同組合であります。この岐環協は、昨年の十月に県下各市町村に対して、し尿くみ取り料金の全県統一料金とした値上げ要望をしてまいりました。これは十八リットル当たり三百八十円であります。県下の各市町村のし尿くみ取り料金の表がここにありますけれども、羽島市でも百八十五円、関市でも百八十五円、美濃加茂百九十円、土岐市百七十円というわけでありますから、これに対して三百八十円ということですので、大変な大幅値上げの要望であるわけであります。これに対して廃対協、これは岐阜県市町村廃棄物処理事業対策協議会でありますが、この廃対協は、会議を持ち、情報の交換とともに、原価についての研究を重ね、対応策について協議を積み重ねたようであります。同時に、この協議の中で、十八リットル当たり二百十四円、税込みでこれが二百二十円という目安料金を示しました。そして、この廃対協は岐環協との合同会議を今日まで四回重ねております。料金についての折衝、すり合わせを行ってきているわけであります。  問題でありますけれども、値上げ幅も今申し上げたように、大変大幅なものでありますが、それ以前に岐環協が全県一律の料金を求めてきたこと、これに廃対協が対応したということが重大問題であります。御承知のとおり、し尿の料金は各自治体がそれぞれ委託あるいは許可業者との間で個別に締結すべき性格のものであります。この立場に立って各自治体が独自に廃対協で一定の勉強した成果を参考にしながら、独自に交渉していくことが本筋であります。ところが、廃対協が岐環協に対応してしまい、目安料金を示してしまう、そして折衝をする。ここが一番の問題であります。廃対協は、この廃対協の規約もありますが、目的の中に、「この協議会は、廃棄物処理事業について調査研究し、もって市町村の廃棄物処理事業の円滑な運営を図ることを目的とする。」あるように、あくまでも調査研究が目的であります。ですから、情報交換や研究を行うための協議会であり、契約の当事者にはなり得ないわけであります。当然各自治体と業者間との交渉の間に入る立場にありません。今回の対応は、この見地からすれば極めて逸脱した重大な行為であります。かつてのし尿くみ取りの業務放棄事件からの教訓が全く生かされていないと言わなければなりません。岐阜市は廃対協の会長職にあります。責任も大きいわけでありますが、今回の問題をどのように受けとめておられるのか、生活環境部長からお答えいただきたいと思います。  次に、児童館についてお尋ねいたします。  今度の議案の中に十一番目の児童館の建設すべく議案が、いわゆる事件議決として提出をされております。地域の皆さんのこの児童館を心待ちにしている人たち本当に喜ばしいことだと思います。同時に、この児童館、岐阜市内で十一館でありますが、児童館は実際のところ、小学校の低学年あるいは幼児が親さんと連れ立って利用するというわけでありますので、現実問題には各校下で放課後など、学校の校域を越えて行ってはならぬいうことがありますので、事実上この児童館を使うのはその児童館周辺の子供たち、校下の子供たちに限られている言わなければなりません。こういう中から、今から四年前に華陽校下では華陽校下に児童館をつくってもらいたい、こういう運動が起きました。御承知のとおり、華陽校下は名鉄の各務原線、JRの東海道本線、さらには高山線によって南北が分断をされており、さらに、主要地方道である岐阜─稲沢線、これは通称竜田町通りでありますが、これによって東西も分断されております。こういう環境の中で育つ子供たちが本当に安心して遊ぶことのできる施設がまだまだ不十分だいうことから、子供たちが伸び伸びとした健やかな成長を願う、こういう思いから、児童センター、児童館をこの地域につくってほしい、こういう強い願いが起き、この地域につくってほしいと署名運動が始められ、二千名を超える署名が当時集められました。これはちょうど今から四年前のことであります。この署名が寄せられて陳情によって交渉がなされました。その際に当時対応した岐阜市の助役は、計画にないことだけれども、皆さんの署名の意思をむだにしないように対応したい。また、計画にはないんだけれども、華陽の小学校の校舎の改築、そして公民館の建てかえが四年後ぐらいにあるから、その際に前向きに皆さんの願いがかなうように検討しよう、児童館的な施設を考えたい。署名は決してむだにしない、こういう前向きな答弁をいただいたわけであります。そしてこの四年間地域の人たちは心待ちにしておりました。ところが、最近は既に校舎建築も終了し、公民館も建てかえられました。しかし、今日に至るもこの回答に値する対応というのが地域の皆さんには伝えられておりません。一体どうなるのかと不安を持って見詰めておられるわけでありますが、当時のこの回答に対して、どのような責任を感じて対処されるのか、明快なお答えを福祉部長からいただきたいと思います。  以上、第一回の質問を終わります。(拍手) 6: ◯議長大野栄吉君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 7: ◯市長蒔田 浩君) 堀田議員の御質問にお答えを申し上げます。  海外旅費に関して、いろいろの観点からのお尋ねでございます。海外旅費にも幾つかの種類がございますが、現在の国際交流という形で、姉妹都市を中心としたもの、あるいはまた、その他の諸団体が計画されておるものに参加をして、そして団体としての国際事情を学び、そしてそれぞれの都市の行政、あるいは活性化に役立てていきたいと、いろいろの種類があるわけでありますが、市職員が特に国際交流として海外派遣をするものにつきましては、いわゆる今申し上げましたように、地域の振興とか活性化とか、あるいは本市の都市づくりの参考になるのか、あるいはまた、国際協力に役立つものであるかどうか、あるいはまた、友好都市であれば友好都市としての国際儀礼上、好ましいか好ましくないか、あるいは訪問する都市の期待にこたえられるかどうか、あるいはまた、海外での得たものが本市の諸事業にそれが大いに貢献できるかどうか、いろいろな面から考えまして、毎年の海外派遣をいたしておると、そういうことでございます。このたびの中国・杭州市における技術者の派遣でありますが、今申し上げましたような諸観点を総合的に考え、そしてまた、相手からの都市の諸事業を建設していく上においての日本の技術を学びたいと、あるいはまた、指導をしてほしいと、そういう要請に基づきまして杭州市へ行くことにいたしたわけであります。また、私も行くようになっておりますが、これは従来から向こうの市長がこちらへ何回も来ておいでになります。また、私も杭州市へ行っておるわけでありますが、今回は特に文化センターができて、そしてそのオープンをしたいからぜひひとつ来賓として来てほしいと、こういう要請が前から何回もありました。が、私もまだ、その十分な考え方ができなかったので余り積極的な返事はしていなかったんですが、再三にわたってそういう話もあったので、特にまたこの文化センターのオープンの日にちもはっきりしてきたということであり、ちょうど西湖マラソン等も行われる、あるいはスポーツ交流も行われる時期と一緒になりましたので、それではという気持ちで行くことにして旅費等の提示をしたと、こういうことでございまして、姉妹都市との国際的な儀礼上あるいは友好に大きくそういうことが望ましいことであると、こういうふうに思いまして、向こうへ行くことになったわけであります。  それから、コンベンション施設の視察につきましてお答えを申し上げますが、長良川メッセとしてコンベンション施設、ホールをつくるわけでございますが、大変まあ今岐阜市がメモリアルセンターもできまして、そしてコンベンションセンターをつくることにつきましては、前からの強いそうした考え方を持っておるわけでございますが、特にこの施設があのリバーフロントの位置につくるということにつきましては、外観の問題もあるでしょうし、あるいはまたいろいろ景観との問題もあるでしょうし、あるいはまたコンベンションホテルと一体的につくられるとなれば、そういう関係の調和はどうすべきかと、いろいろな面から考えまして、やはりある程度はそういうことも、外国の関係も町づくりという面からも見てきた方がいいんではないか、そういうことから特にシンガポールとか香港とかいう所の都市施設が大変今コンベンションがたくさん活発的に今行われておる、全世界のいろいろの回数が多いということで、有数なコンベンション都市ということもありますので、実態に使われておる様子とか、あらゆるそういうことを大いに参考にして、今後市がつくっていく上においてあるいは管理する上において、やはり知識として持たなければ、ノーハウも必要であろう、そういうことから一回もそういうことをしておりませんので、特にそういうことに考えて派遣をせようということで予算の計上をしたと、こういうことであります。  最後に、議員の方の海外旅費、特に姉妹都市でない所へ行く、この議長会が主催するものについてのお考えを申されましたが、私はそういうことに対して特にむしろ各都市の議員の方が一緒になって、そしてそれぞれの都市の議会活動の中において学ぶべきことを一緒になって、おんなじ目的で、そしてまたそういう団体で行けば、団体で行っただけの内容の視察の仕方も違ってきますし、深くかかわり合いもできるだろうし、あるいはまた議員同士がそういう旅行を通じていろいろの知識を学ばれるということでありますから、議長会あるいは市長会が開催する、主催する、そうした視察旅行に参加されることは非常に意義があると、かように思っております。  老人の白内障に関します眼内レンズの助成ということにつきまして、先回ここで御質問があったわけでありますが、大変あの私も関心を持ったわけでございます。したがいまして、早速その対応に考えたところでありますが、ちょうどこの市長会におきましても、やはりこれは岐阜市だけのことではないのでありますから、全国民の問題でありますから、ちょうど東海市長会にも「老人性白内障に係る人工水晶体(眼内レンズ)及び手技料等の健康保険適用について」ということで議案を議決をしたわけでございます。それと同時に、これは全国市長会へも入っていきますので、全国市長会として保険適用の運動を来月これが議決されると思いますが、そうなれば、その後において厚生省等に働きかけを行うと、こういうことになり、一日も早く保険適用になるような運動が続けられる、かように思っておるわけでございます。それと同時に、市長といたしまして岐阜県知事に対しましても、五月一日付をもちまして保険の適用になるように、岐阜県としても国に運動をしてほしいということで知事あてに出したところでございます。また、一方、そうしたことに対してどういう取り組みが行われておるかということにつきまして、全国の三十四都市、これは保健所政令市、それから中部地区の県庁所在都市、白内障に関する助成制度のある都市、全部で三十四都市に対して照会をいたしたところであります。その中で、助成制度ありというのが六都市であります。助成制度検討中が十一都市、助成制度検討しない、十三都市、こういうことでございました。そういう内容でございましたが、ある都市といっても、もちろんいろいろ制限が加えられておるところでありますし、大多数がまだ検討中あるいは検討もしていないというような都市であったわけであります。したがいまして、私は現在はまず、とにかく一日も早く全国的に保険の適用になるように、市長会において力強い運動を行うということが最も私は必要である、かように考えておるところでございます。したがいまして、今本市におきまして御質問がございました、また御要望がありましたように、その間市で実施をせよということに対しましては、今そのことの考え方を持っていない、こういうことでございます。  以上であります。 8: ◯議長大野栄吉君) 都市計画部長、宮崎一郎君。    〔宮崎一郎君登壇〕 9: ◯都市計画部長宮崎一郎君) 都市計画審議会につきまして御質問がございましたので、お答えをいたします。  まず、この審議会をどう認識しているのかという御質問でございます。岐阜市都市計画審議会は、昭和四十四年の建設省事務次官通達により、地方自治法に基づく都市計画に関する事項を審議するための附属機関として、市町村が定める都市計画及び都道府県知事が定める都市計画についての市町村の意見を付議するよう設置されたものであり、その答申は市長の判断に対して重要な役割を果たすものでございます。そのためにも、審議会の運営につきましては条例の規定に基づく基本的な方向に従い自主的に運営されるとともに、重要な問題や広範な審議を必要とするものについては事前に協議会等を開催するなど、慎重に運営されることが望ましいと考えております。  次に、さきの都市計画審議会におきまして、一部運営について十分意を尽くさない発言があったという御指摘がございました。当審議会は、本市の都市計画にとって貴重な意見を賜る場でもありますので、今後とも審議会の運営には十分配慮してまいりますので、よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。 10: ◯議長大野栄吉君) 生活環境部長、玉井康弌君。    〔玉井康弌君登壇〕 11: ◯生活環境部長玉井康弌君) 堀田議員の御質問に対しまして、お答えをいたします。  岐阜県市町村廃棄物処理事業対策協議会、いわゆる廃対協は、堀田議員が言われましたように、廃棄物処理事業について調査研究し、もって市町村の廃棄物処理事業の円滑な運営を図ることを目的として、県下九十九市町村で組織し、それを岐阜、西濃、中濃、東濃及び飛騨の五地区に分け、その代表委員で構成、運営されております。し尿処理料金につきましては、昨年十月中旬に県下の一般廃棄物処理業者で組織されている岐阜県環境整備事業協同組合、いわゆる岐環協から県下の各市町村に対し、一般廃棄物収集運搬料金の改正要求についての文書とともに、十八リットル当たり三百八十円の標準原価計算書が送付されてきました。岐環協からの要求のあった標準額は現行料金に比較し大幅なアップとなっており、このままでは住民の負担増に直接つながるものと考えられました。この要求額と各市町村の現行料金との格差は一市町村で検討するには余りにも大きくかけ離れており、このことから料金問題について廃対協で調査研究をしてほしいという旨の要望が各市町村から出されました。この問題について調査研究することは、廃対協の目的に沿ったものであり、昨年十月二十六日の協議会で議題として取り上げられ、研究会を設置し、調査研究を行うことになりました。廃対協傘下の各地区協議会においてもこの問題について調査研究をし、それぞれの結果を上部団体である廃対協において協議検討を行いながら進めてまいりました。この間、岐環協から提出されました標準原価計算書の内容について、納得のいかない点、不明瞭な点等につきまして岐環協側の説明を求めるなど、数回の会合を重ねてまいりました。これは交渉ではなくあくまでも研究の一環でございます。このような経過を経て、目安となる数値を十八リットル当たり約二百十四円となったものであります。いずれにいたしましても、堀田議員が言われましたように、し尿料金については、各市町村によってそれぞれの条件が異なりますので、その諸条件を加味しながら各市町村と許可業者が話し合って決定されるべきものであります。私の方は、廃対協は標準価格を定めて、これを各市町村に流しましたけれども、各市町村がそれぞれ許可業者と交渉に当たっておられます。ですから、堀田議員の言われましたように、廃対協が料金の交渉はいたしておりません。  以上でございます。 12: ◯議長大野栄吉君) 福祉部長、岡田信夫君。    〔岡田信夫君登壇〕 13: ◯福祉部長岡田信夫君) お答えを申し上げます。  華陽校下における児童館設置要望にかかる御質問でありますが、御指摘のとおり、昭和六十三年一月に要望書が市に提出されて、その後要望代表者と市との間で児童館的施設としての設置が一定の合意を見たところでございます。本年三月に校下公民館と併設の学校の施設の完成を見たので、この学校施設の一部のうち、ワークスペースについて児童館的な施設として利用していただくことといたしております。この施設には、指導員のもとに若干の遊具や図書を備え、放課後低学年の児童に大いに利用していただくことを考えております。また、その運営管理の細部につきましては、関係部局とも早急に結論を詰めてまいりたいので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。  以上です。    〔「議長、二十四番」と呼ぶ者あり〕 14: ◯議長大野栄吉君) 二十四番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 15: ◯二十四番(堀田信夫君) 市長にもう一度お尋ねいたしますが、まず、あの、答弁いただきたい点は、天安門事件にかかわっての受けとめ方について、あるいはこの指導者派遣にかかわる国際的なルール等について指摘した事柄については、全く答弁ありませんでしたので、この点はもう一度お願いしたいと思います。  それから、コンベンションにかかわってですが、シンガポールや香港が非常に活発で世界的にもコンベンション都市として有数だということで見に行くということなんですが、私が第一回の質問で指摘した点は、このやっぱりほんとの意味で国際的な都市として世界に名をはせるというのは、そこでやっぱり生活している人たちの生活水準や文化水準がそれにふさわしいものでなきゃならぬ、むしろこの、そういう建物や活発な陰で市民生活がどうなってるんだ、そういうことにもっともっと心を寄せる必要があるんではないかという観点を申し上げたんですが、その点については特にまた触れておられませんので、もう一度どのようなお考えを持っているんか、お伺いしておきたいと思います。  それから、議員の旅費に関しては、積極的に意義があるとおっしゃいましたが、これは私どもがというんではなしに、既に一般の新聞でも議長会の行う海外視察の特に報告書などが、私、今手元に資料ありませんので間違っていたらあれですが、旅行社や議長会が報告書のサンプルをつくって、戻ってきたらそれで行った者が判こ押すだけというようなことが、一般新聞でも伝えられておりましたが、こういうようなことならやっぱり見直していってもいいんじゃないかというふうに思うんです。目的がほんとにはっきりしているとは思えません。この点は市長の考えをただしておきたいと思います。  それから、市長に白内障で国に対して保険適用を求めての働きかけ……市長、ちゃんと聞いといてくれとる、一生懸命しゃべっとるんやで、こっちは。ええかね。あの白内障、国に対していろいろ御要望していただいたことは大変ありがたいと思っておりますので敬意を表しておきますが、それまでの間、岐阜市が助成することについて全国三十四都市調べられて、やった所がまだ六都市で検討中も十一都市やということで、まんだ岐阜市やる段階やないと言っておっしゃるんですが、そこでですね、私、市長の考え方でやっぱり思い直していただきたいのは、ハードな面、国際的コンベンション都市をつくろうということで、建設的な投資になると全国を駆けめぐり、全国だけではいざ知らず、世界まで行って立派なものをつくろうといって世界に先駆けるこの建設投資をやる意欲を持ちながら、ソフトの面で市民生活の、ほんのお年寄りが老後見えなくなった目が明るくなるようにというわずかな補助をつけようということになると、全国見渡してもまだたった六しかやってない、そういう福祉の点でも全国や世界に先駆けるような気概というのを、私、市長に持ってもらいたいなと思うんです。だから、国際的なこの都市に発展を遂げようという場合に、そこにほんとに住んでる人たちが生活水準も文化水準も豊かになるということも、国際都市としての一つの要素なんですよということを私は冒頭に申し上げたわけなんですが、ぜひこの点については考えを改めていただきたいというふうに思うんですが、もう一度お答えいただきたいと思います。  都市計画部長の答弁は、大体了解いたしましたが、おっしゃっておられるように、自主的に運営されるものであるというふうに言っておられますので、この点、十分今後配慮して臨んでいただきたいというふうに思います。  それから、ええと廃対協、これはちょっと納得ができません。この、要するに県下の各市町村が、九十九の市町村が集まってし尿の料金について調査研究はその目的にかなったもんである、これは私もそこまでは認めるんですが、それでその一環として岐環協とあんたんどこのその要求額はどうなんだということでいろいろ聞いたと言うんですが、これは交渉でないと言うんですが、研究の一環だと言うのは私は詭弁だと思うんです。そんなのは、事実上相手方の要望を聞いて、どうなんだ、こうなんだということは交渉以外の何もんでもないと思うんです。そういうすり合わせ、やりとりの結果、目安まで決めたわけですから。で、私はそういう、まず、四回も岐環協と会議をやったことが問題。それから、最終的に標準価格というのを決めたことも問題だと思うんです。標準価格をなぜ廃対協が持つ必要がある。最終的に岐環協との勉強をやっとる最中にそういうものが決まってくるわけでしょう。だから、その生活環境部長がそういうつもりでなくっても結果的には既に各市、例えば高山市などでも岐環協と廃対協との間でそういった確認がされて、その結果勢いづいてこの標準価格、標準価格でもこの廃対協で確認した標準価格でも相当な値上げ幅の所もあるわけですよ。それが一つの、それこそこのにしきの、またにしきの御旗になって、廃対協で確認されたと言ってその岐環協あるいはその傘下の業者が頑張ってくるわけなんです。だから、廃対協がまずは岐環協と料金問題で交渉することが一番の間違い。そして、標準価格を定めてはならぬというふうに思うんです。その点について、もう一度お答えいただきたいと思います。  児童館については、今のお話の中で指導員も配置されるというふうに伺いましたが、そういう受けとめ方でよろしいでしょうか。もう一度その点だけ確認さしていただきたいと思います。お願いします。 16: ◯議長大野栄吉君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 17: ◯市長蒔田 浩君) 再質問にお答えを申し上げます。  海外視察に関せられましては、天安門事件、あるいはまた技術者の派遣が内政的干渉にならないかどうかというような趣旨のお答えをいたしますが、天安門事件はあったことは承知しておりますし、まあ既に二年前でありまして、現在の日中関係は友好に回復しておるというふうに私も認識をしております。また、本市は杭州市との友好をずっと続け、そしてアジア、世界の平和に役立つようにということで、いろいろ文化交流、芸術交流、経済的なこと、あるいはまた指導的なこと、いろいろやっておるわけでございますので、相手の市からも技術者の派遣をしていただいて、ぜひいろいろな知識を教えてほしいと。そういう御要請もありますので、その要請にこたえることが先ほどある程度申し上げたと思っておりますが、友好の基準と申しますか、そういう推進をしていく基本的な考え方、これは先ほども申し上げたと思っておりますが、地域の振興、活性化に役立つか、本市の都市づくりの参考になるのか、市民の国際理解を深めるものであるか、岐阜市の産業、文化を世界に発信するものであるか、国際協力に役立つものであるか、海外で得られたさまざまな情報を実際の施策に反映できる国際的な視野と感覚を持った職員の養成に役立つか、そういうようなことを考えまして、そういう大体基準に照らし合わせまして、そして派遣をする場合もあり、また、ない場合もあるかもしれませんが、そういうことを考えまして今回そういう計上をしたと、こういうことでございます。  それから、白内障のことでありますが、こないだの東海市長会でも、やはりこういうことにつきましては、やはり相当議論をお互いにするわけであります。ということは、こういう人たちを、費用の問題もありますし、当然今日の状況から言や、保険にやるべきやないか、市長全体の意見なんで、それで、ただ、どこの都市がやるとか、どこの都市は先駆けてやるとかいうそういう地域性のことではないと、こういうものは。したがって、全部の都市で、日本全国全部が一挙にできるように、それが一日も早くすることが一番大切だというみんなんの意見もそこに集約されておるということでもあります。したがって、東海調べましても名古屋市はやっておるようでございますが、したがって、まだまだそういうことを単独の、たとえつなぎとしましても単独でやるということにつきましては消極的に今はおると、こういうことを申し上げたわけであります。 18: ◯議長大野栄吉君) 生活環境部長、玉井康弌君。    〔玉井康弌君登壇〕 19: ◯生活環境部長玉井康弌君) 堀田議員の二回目の質問にお答え申し上げます。  今言われましたように、研究の一環であると言いましたが、それは詭弁であると言われましたけれども、あくまでも私の方は、廃対協といたしましてはこれは研究の一環として、例えば疑問に思う点、そういうものの原価計算書の中にある中で納得のいかない点、不明瞭な点につきましてのみ、私の方は岐環協に対しまして、これはこういうものはどういうところから出てきたかというようなことで、私の方の計算しました標準原価計算書とのすり合わせをするために、これはやったものでございまして、    〔私語する者あり〕 そういう意味でやりまして、決して交渉をしたということではないわけでございます。研究でございますので、あくまでも廃対協といたしましては、この規約の目的に沿ったものであると思っております。  以上でございます。 20: ◯議長大野栄吉君) 福祉部長、岡田信夫君。    〔岡田信夫君登壇〕 21: ◯福祉部長岡田信夫君) 再質問にお答えいたします。  児童館的施設の運営につきましては、指導員をもって行いたいと考えております。    〔「議長、二十四番」と呼ぶ者あり〕 22: ◯議長大野栄吉君) 二十四番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 23: ◯二十四番(堀田信夫君) 市長にはもう一度お答えいただきたいと思うんですが、既に中国との関係では国と国とも国交というか、友好関係を天安門以来行っているというふうに言われましたが、そこで、私がお尋ねしたのは、確かに中国の天安門事件以来行き来も盛んにはなっておりますが、その中国の当局自身はあの血の弾圧について一人も殺してない、そんな弾圧はなかったんだというふうにこの覆い隠す態度に終始しているわけなんですが、そういう人権無視のこの態度をとり続けているんだが、それについて人権問題というのは国境がないと言われるほど重要な問題で、世界の人たちが糾弾あるいは非難の声を上げたわけで、そして岐阜市としてもその問題に対して一定のこの考え方を持ってしかるべきだと思うんですが、市長はその中国があの事実を、市長は知っていると言っても、向こうはあれだけの弾圧やっておきながら、やった覚えないちって開き直っておるんですが、そのことについてあなたはどう思われますか、もう一度お答えいただきたいと思うんです。  それから、生活環境部長ですが、とにかく労働組合との交渉っていうんですか、組合側の要求に対して、それで要求内容についてあれこれあれこれこの聞くっていうことは、いわゆる交渉の席上でもあるこのやりとりですから、いかに研究の一環といっても、岐環協の側の要求内容についてのこのつぶさな検討を、相手を呼んでやりとりしたら、結局すり合わせということは交渉じゃないんですかねえ。で、そういう研究の一環だと思っていても、結果、要求を出してきている岐環協とそういうこの四回もやれば、それで一定の煮詰まった結論が出て、その金額が今度はまた各市町村が大変な重圧になって、この業者とやりとりをせなきゃならぬということになってくるわけで、これは明らかに廃対協の目的から逸脱した行為であり、直ちにやっぱり改めてもらいたいいうことを強く指摘しておきますし、やはりこの程度で済みませんので、引き続き私たち強い関心持ってただされるまで指摘していかなきゃならぬいうふうに思っています。  以上です。 24: ◯議長大野栄吉君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 25: ◯市長蒔田 浩君) 再々質問にお答えを申し上げます。  杭州市との友好を続け、そして今後もできる限りいろいろな交流を深めてまいりたいと、かように思っております。そうすることがやはり将来のアジアの平和になるし、世界の平和に寄与していくという、そういう根底もずっとあるわけでございますが、今御質問にありました、天安門事件について市長どう受けとめておるかと言われても、    〔「中国が隠しておることについてどう思っているかと言うんやよ」と呼ぶ者あり〕 いや、そういうことに対して、どう受けとめていくかということでありますけれども、私としてはそういう問題に対して、どうとかこうとかいう、そういう私の考え方をこうした場で披瀝するそういうものは持っておりません。 26: ◯議長大野栄吉君) 三十七番、船戸 清君。    〔船戸 清君登壇〕(拍手)    〔私語する者あり〕 27: ◯三十七番(船戸 清君) 二、三御質問をいたしたいと思います。  まず、一つ目でありますが、御承知のように、先般三月六日でしたか未明、柳ケ瀬の日ノ出町のビル、日ノ出町名店街、あの付近で大変な火災が発生をいたしました。詳細につきましては、新聞、マスコミ等を通じて御案内のとおりでありますので、省略をさしていただきます。要は当該地点は発生地でありますけれども、高島屋、そしてこれは東に位置します。反対に西側は、ああ、いや逆です。西に高島屋、東に長崎屋、その中間に位置している所が火災に遭った所であります。かなり大きな火災であったわけであります。  そこで、この際私は質問をしたいのは、再開発を促進をこの際するべきではないか、こう思っておるわけでありますが、地権者はたまたま遭遇された方が六人のようであります。それにとどまらず、その周辺を含めた広い範囲で再開発の対象地域として設定をし、これを促進をするべきではないかと、こう質問をするわけであります。調査をいたしますと、その後三カ月有余たっておりますけれども、現実は全く手つかずというんですか、そのままの状態であります。ただ一回商店街の方から呼びかけがあった程度のようでありまして、積極的に行政主導型でこれの解決、再開発促進などを含めた対策に乗り出しておるのやら、おらないのやら、いわゆるぱっとしない状態のまま三カ月有余を経過を今日しておる、これが現状であります。  そこで、具体的にこらまあ所管は新都市開発でありますので、部長に今後具体的にどういった手法でこれの再開発に向けての進め方をされていかれるのか。いやそうではないということでほかっておかれるのか、まあどういうふうでも結構ですけれども、具体的な解決手法につきましてお尋ねをしたいと思うわけであります。  私は少なくともあの位置が今申し上げたように、柳ケ瀬のどん真ん中であります。したがって、柳ケ瀬の活性化をする必要があります。同時に、防災上も全く危険でありますので、再発防止、こういう立場からも当然不燃化する必要があります。同時に、美観上もですね、行ってお気づきのように非常に格好が悪い状態でありますから、柳ケ瀬の顔でもあります。美観上も好ましくない、こういうことで再開発が最も適当ではないか、こう思っております。私は今指摘いたしましたように、当該地域を中心にして隣接地域を地権者を含めますと、約千五百以上の平米の対象になり、まあまあの物ができると私は思います。そこらを含めまして御答弁を願いたいと思います。  同時に、防災の見地から、防災上の立場から一体全体じゃあ消防はどう対処していくかということを消防長に、関係部局と当然連携をとりながら、消防は消防としての付近一帯の防災をどうするかという今後の重要な課題でありますので、私は一定の考え方なり指針があってしかるべきだ、こう思うのでありますが、消防長の見解を求めておきたいと思います。  それから、たまたまですね、この日ノ出町付近のいわゆる柳ケ瀬火災を歴史的に見てみますとですね、私問題提起を一つ今後の問題としてしたいんでありますけれども、ここにある資料によりますとですね、過去の柳ケ瀬の小さいぼやはともかくとして、少なくとも大きい火災と称するのが今回を含めて八回もあるんですねえ、驚くなかれ。昭和二十四年四月十九日が二回もですね、連続してあったわけです。これは日ノ出町一丁目、満映映画劇場から出火。そして同時に、二丁目にまた岐阜劇場から出火。続いて、三十五年三月十七日にキャバレー・カサブランカから出火。四十五年二月二十五日にまた同じく日ノ出町二丁目の大衆酒場日本泉から出火。続いて、四十七年四月二十九日、また同じく日ノ出町一丁目、柴田観光小劇場から出火。続いて、四十八年七月七日、柳ケ瀬五丁目本通り、キャバレー・ムーランルージュから出火。四十九年二月十日、柳ケ瀬三丁目、丸庄靴店から出火。今回また日ノ出町、これは一丁目ですかね、要は日ノ出町から出火。何と八回中五回も日ノ出町からどういうものかですねえ、出火をしておるんですねえ。ある人によると、日ノ出町というから、火が出るんだから、ここが多いんだぞということをですねえ、(笑声)まあ偶然か、もじったかともかくとしてですねえ、言われた方があったんですが、ほんとに不思議なもので八回中五回も日ノ出町から出とるんです。しかも、大きな火災ばっかりですねえ。そこで、私は一つの問題提起をするわけですが、今回の火災についてもですね、警察、そして消防が調査をいたしましても、出火の原因は不明なんですね、不明。なぜ火災が起きたか不明ですね。これもほとんど不明のような火災ばっかりなんですね。だから、どんどん柳ケ瀬が将来ですね、夜間人口、一定の夜の時間を過ぎますと、ばたっと灯が消えますとですね、もう無人化になっていくんですね。柳ケ瀬以外から通って柳ケ瀬へ来て御商売やられて、仕事が終わりゃ店を閉じて散ってしまわれる。夜中は全く灯の消えたように無人化状態がですね、加速しておるですね、どんどんどんどん。これは一つ間違えますと、火災が起きたときにですね、通報者もおらない。ですから、消防が上で見とってですね、高い所で、ぼうぼう燃えて、あ、これ火災だと柳ケ瀬、また日ノ出町やって飛んでったころにはかなりもう燃え切ってしまっておる。だから、相当の被害がそこで派生をするわけであります。今回の場合も通報があってから三分ぐらいで到達を消防が現地へ行かれまして、そいで五分後にはまあ放水をされておるんですね。ところが、もうそのときには既にもう相当燃え切って、燃えとる状態ですね。だから、恐らく出火をしてから二十分ないし三十分はかかっておると推定されるんですね、今回の場合でもね。これはもっと早くですねえ、人がそこに住んでおった、すぐ電話をかけた消防に、すぐ飛んできたと消防が。そういう十分前後で処理がされておればですねえ、大火は小火で済むわけであります。ところが、無人化でありますのでですね、だれが通報するのか、だれが発見するかはですね、たまたま朝散歩した人が見つけたなんてなことがですね、第一の発見者であってみたり、消防が上から見て煙が出たので見つけた、これが第一発見状態になる。これがかなり手おくれになって小さい火災が大きな火災に発展をする、こういうことになることが今後ますます柳ケ瀬中心にしてですね、ああいった地域は無人化がどんどんどんどん進みますので、火災の危険度というものは増大すると考えられるわけであります。  そこで、私は思うんでありますけれども、ひとつねえ、そういった危険な地域、無人化の激しいような、しかも、その不燃化がなされていないような所についてはですね、その防災システム、いわゆるテレビをね、で、監視するシステムをですね、考えてみたらどうだと。そうすれば、それがたまたま消防でテレビでずうっとその位置がですね、映っておればですね、先ほど申し上げたように、今回もそうですが、原因不明の火災が多いんですね。いわゆる放火の疑いが十分あるわけなんですよ。ところが、放火しておる現場がわからないわけ、だれも目撃者がおらない、人が無人化だから、犬が見やあ、犬が発見したぐらいでですね、犬は物言うわけやないんですから、結局放火があっても放火魔は捕まらないということですね。ところが、テレビによってキャッチをされておればですねえ、放火するそのものが放火をしなくなるだろうし、仮に放火があればそれですぐキャッチできる、証拠も出るわけ、挙がるわけでありますから、防犯上もまた早期発見にも役立つし、私はそういうことも必要ではないか。御承知のように、西柳ケ瀬の本通りはこれはまあ警察だろうと思うんですが、あれ防犯カメラありますね、これ。皆さん方が入っていかれると、店へ、ある店へ、ほうっと中署のテレビにこう映るようになっておるですね。これはまあたまたま防犯用にカメラがセットされておるですけれども、こらまあ本通り確かであると思うんですけれども、やっぱり裏道を含めてそういう危険な地域に対しては岐阜市のサイドで監視システムというものを設定をしたらどうか、こう思うわけであります。もちろん、それには一方的に映すわけですから、映される側との関係で法律上の問題はじゃあどうか、また、その設営、設置に対する経費はどうなるんか、どこが負担するのかという問題、さらにそれを管理する体制は消防に今の体制でできるかどうか、じゃあ人の補充はどうあるべきか、もちろん、補充はする必要があろうと思うんですが、そういった問題のクリアは必要だと思いますけれども、今後の課題としてはそういう出火、防災上の立場からですね、早期に発見をし、放火を阻止するというんですか、そういったことを考えるとですね、消防で一定のそういった監視システムというものを導入するのをどうかと、こう思うわけでありますが、果たして他都市があるのかどうか、私わかりませんけれども、ぜひひとつ柳ケ瀬がどんどんどんどん活性化され、そして無人化が進みますと、一層そういう危険度が増すと思われます。それはもう過去のこのデータによってもですね、もう証明をされておるわけでありますから、この際そういった考え方が調査研究をされるおつもりがあるかどうか、消防長にお尋ねをしておきたいと思うわけであります。  次に、二点目でありますが、斎場建設に関係をいたしまして、この計画概要を見てみますると、私どもの議員に配付をされました計画概要でありますけれども、約四千二百平米の面積に対し、人体炉十五基、汚物炉一基、動物炉一基、計十七基を配置をいたしまして、利用者は、告別式場二室、二百人約、を収容するかなり大きなものであります。早期に供用開始が望まれるわけでありますが、当然そうなりますと、今よりもかなりの方が利用をされます。岐阜市に限定されずに、あ、岐阜市が立派だから岐阜市でお願いしようということで、市外からのですね、利用者がどんどんふえることは当然考えられるわけであります。そういたしますと、当然今車社会でありますので、駐車場というものが当然確保する必要があります。しかしながら、この計画概要を見てみますと、乗用車が百六十台、バスが五台確保するようになっております。ところが、タクシーにつきましてはどういうものかですねえ、そのタクシー乗り場、いわゆるタクシーが利用するスペース、これは全くゼロになっておるわけですね。だから、これは私は理解に苦しむと同時に、これはまあ忘れられたのかどうかわかりませんけれども、当然今申し上げるように、相当利便性からいってですねえ、利用者はタクシーを当然自分の足として利用、必要とされるわけでありますが、乗って来られる人、またはそこで待機される、また、たまたまバスで行ったけれども、時間的に都合上遅くなったで早く自分はタクシーに乗って用を足さなきゃならぬというタクシー利用者、いろいろなケースがありますけれども、タクシーを利用するために、それを探す所が、タクシーがおる場所がない。これではいけないわけでありますから、せっかくのこういった機会でありますので、当然あらゆる調査をしなきゃなりませんけれども、一定の必要なスペースを確保するのが行政の責任ではないか、こういうように私は思うのでありますが、具体的にどう考えておられるのか。私は当然この概要を見直すべきだ、こう思うわけでありますが、所管の生活環境部長にお尋ねをしておきたいと思います。  次に、三点目の問題として、桜木ハイツの問題であります。  これはさきに私の方の早川議員も質問をいたしました桜木ハイツの問題でありますが、私は電波障害に限定をいたしまして御質問をするわけであります。  今後三年間という長期にわたりまして、三十七億という膨大なお金を投資をし、高さ五十九・八メートルですか、これはまあ塔屋が入っておるようでありますけど、十八階建て、岐阜市においては超高層ビルであります。これはええか悪いかはともかくとして、まあ必要だろうという観点から私も認めていく立場でありますけれども、要はこういった超高層ビルが建ちますと、当然一番テレビ障害がですね、いろいろな問題の中でも特に気になる障害であります。今日テレビのない生活というのはあり得ないわけであります。昔は白黒が珍しかった。ところが、カラーになるそうだ、カラーが非常に珍しい、何であんなきれいに出てくるんやと。そして柳ケ瀬のある電気屋にみんなが立って、そのねえ、とぐろを巻いたぐらい一つのテレビに群がった時代もあったわけであります。それが各家庭に、こんなものは電気屋にはあっても家庭にはとても買えれるもんやないといって私自身も思ったんですが、何やらそれがどんどん普及されて、家庭は当然入っておる。それが一台から複数、複数がですね、さらに拡大をして、各部屋にも配置をされておる、これは決して何も文化生活じゃない、当たり前の時代になってきた。ですから、もうテレビがない生活というのは今日あり得ない、特にお年寄りはですね、楽しみがねえ、あってないわけですから、結局一日じゅうテレビとにらめっこして、くたびれたら寝ていくというくらい、特にお年寄りにとっても大切なやはり施設、器具であるわけであります。そのテレビがですね、ある日突然流れてですね、見えなくなった、ねえ、ダブってくるようになったいうことになりますと、全くそのねえ、もう精神的にもたない、いらいらするというわけでありますから、何としても見たい、見るべきであると、こういうことでテレビに対する期待感というのは、もう岐阜市ではなく国民全体の問題であります。これはどうしてもですね、障害のまま建築するということはまかり通らない、ましてや行政がそういうことがあってはならないわけであります。したがって、いろいろなこれに対するゴースト等の専門的ないろいろな副作用がビルを建築する過程、また建築後に生ずるわけでありますので、何としてもそういう犠牲のもとに桜木ハイツが建設されてはいけないわけでありますので、この際、以下質問をしておきたいわけであります。  まず、具体的に第一点として、この建つことによって対策を講じなければならない、こういう地域、方向、いわゆる影響範囲ですね、一体全体どの程度なのか、具体的に地域、そして面積、世帯数を具体的にここで示していただきたいと思います。  第二点目に、工事期間は三年間というロングランでありますので、その間どう中間的に完成までの間対応をされていくのかいうのが二点目であります。  三点目に、問題はでき上がった後の管理体制でありますけれども、当然私は原因者負担で考えるべきでありますから、経費、工事経費は無料であるべきである。全額いわゆる原因者負担、岐阜市負担でこれが解決をされるという、思うのですが、念のためお答えを願いたいと同時に、方法は管理として二つあるわけですね、いわゆる関係者、障害、影響を及ぼす家庭、関係者で組合のようなものをつくって、組合にひとつの委託をして、組合が自主管理をするというやり方と、直接原因者がですね、個々にいろんな障害が起きた場合にはすべて直で管理していくという直方式と、二色あるわけであります。たまたま高島屋などはたしか組合方式で、関係者の住民の方はですね、組合つくってくんさいと、ほして一定の話し合いをして解決をする、電波を、障害を解消するというのが、たしか高島屋そういうやり方だと思うんですが、組合方式でやっておられるですね。今市民病院が建設途上であります。これもかなりの障害が生じておるわけですけれども、これにつきましては地元との話し合いの結果、当初岐阜市は組合方式を提案をしておりましたが、地元はそんなもん自分たちが映らんようにしたわけやない、岐阜市民病院が映らんようにしたんだから、何で自分らあで管理せんならぬのやと、ほんなかなわぬと、そんなめちゃな話ないと、岐阜市が直接、市民病院が直接管理すべきだと、責任をとるべきだということで、当初組合方式が提案をされましたが、関係する住民からは猛反発を食いまして、それを断るということで、直接じゃあ岐阜市が、市民病院が責任を持って管理いたしますというふうに方向転換をした経過があるわけでありますが、今回の桜木ハイツの管理については直接私はやるべきであるが、念のためにどういう管理責任をとられるのか、この際お尋ねをいたしておきたいと思うのであります。  次に、四番目でありますが、コミュニティーセンターの計画構想につきましてお尋ねをいたします。  現在、御案内のように、既にあるのが西部、日光、南部、そして北部、東部、さらに現在来月ごろですか、オープンする予定の建築途中にあります、仮称長森コミセンがあるわけであります。しかし、御承知のように、これらを配置をいたしましても、当然分布図を見てみますと、西南部、すなわち、本荘、鏡島、市橋、三里、鶉、日置江、ここらの西南部あたりがぽかんと穴というんですが、置き去りにされておるわけですね、この配置図からまいりますと。したがって、これについて企画部は第三次計画によりまして、西南部にこれをカバーをすると、いわゆる合理性を保たさせる、市民の不平等感をなくす、こういう立場から、もう一つ最終的には西南部に設置をすると、そういう方向で進められておるようであります。当然であります。したがって、どこまで今話がいっておるのか、中間報告をこの際市民部長にお尋ねをしておきたいと思います。  最後でありますが、人事問題についてお尋ねをいたします。  これはほんとはあんまり嫌な質問でしたくはないわけでありますけれども、
       〔私語する者多し〕 人事の配置、とりわけ部長、職制の配置の問題でありますが、ここの手元に今回限りおやめになる部長級の方がですね、現在十二人、いやいや二十一のポストに対して九人御退職になられるわけであります。長いことお世話になったわけでありますが、どこで今後お会いするかともかくとして、一応そういうことで来年三月をもって九人の方がおやめになるのであります。いってみや約半数の方がやめられる、全く異常であるわけであります。もちろん二十一の中には企画部長の本省の人も含んどるのやでね、だから、それを除外するといっても御無礼やけれども、ほうすと全く約半分の方がね、岐阜市が、市長が任命をした、登用された方が半分このひな壇からすぱっと消えるわけですね。これはどういう意味なのかということなんですが、    〔私語する者あり〕 いろいろやむを得ぬ、こうなってしまったんだろう、なったわけですが、その中で、ある部においては部長もやめるし、次長もやめる、課長もやめるというところもあるんですね。枕を並べてという言い方は御無礼ですけれども、部長、次長、課長までずっとやめられる、そういう部もあるんですね。だから、私は、こういうことは起きることは行政上、その、どうなのか。半数やめてもですね、約。少なくともトップなんですね、市民の、我々議員がどんどん市民からいろんな、岐阜市はどうあるべきかという質問する。答える側はですね、それにきちっと受け、答えられる方、その方がですね、半数がらっと退職されてまうという状態で、議会がこうお互いに議論をするわけなんですね。そして、それが行政に反映をしていくというですね、具体的にそれが肉づけされていくわけですから、そういうことを考えますと、何ら支障が生じないのかと、こういう状態が起きても、岐阜市というものは。と同時に、部長の権能なり影響力はそんな程度なのかというようなふうにも、逆から見た場合、市民は何となしに首をかしげたくなるようなことでもあるわけであります。そのことは、私は決して今着席されておられる部長さんが不適任だということを決して言っておるわけじゃないですね。これはもう十分立派でありますし、だからなっておられるわけでありますから、私は、それに対する、ああこう言うのは一切ないわけであります。要は、    〔私語する者あり〕 こういったかくもたくさんの方が退職を一斉にされるというような人事配置そのものが、活力のある岐阜市をつくっていく人事行政なのか、このことを私は問いたいわけです。特に今申し上げたように、部長もやめる、次長もやめる、課長もやめるというようなことならね、なおさらのこと、言い方は悪いかしらんが、社長もやめる、副社長もやめる、専務もやめてまうというようなもんやわな、そんなことあったら会社がパンクするかですね、社会的な信用を失いますわな、そんな会社は、あーん。そういうようなことを含めたこういう人事配置というものはほんとにどうなのか、岐阜市の活力ある岐阜市が建設されていく配置なのかどうか。これ、私は大変心配をするわけであります。だから、場当たり的とは言いませんけれども、やはり長期的な展望に立った、長期的な展望に立った理事者の配置というものをやっていくべきだ。そして、活力に満ちたような──今満ちとらぬとは言いませんけれども、活力に満ち満ちするような人事、理事者配置というものを今後やっていくべきではないか。それには、もとに戻りますけど、半分やめてまう、やめられるというようなことじゃなくして、少なくとも一つの目安として二割か三割くらいのところでね、とどまるような、そういう登用、配置というものが私はあってしかるべきだ。いろいろ難しいでしょうね、難しいと思うんですよ。日本というのは年功序列というのはどうしてもありますし、日本の特有というんですか、封建性というのか、いろいろ情実等もあって大変だろうと思うんですが、しかし、だからといって岐阜市はどうあるべきかと考えた場合には、やはり岐阜市が、活力に満ちた岐阜市をつくらなければならない。それには、人なんですからね、人なんですから、人が仕事をやるわけでありますから、私は重要な基本的な問題であるわけであります。市長に、こういった私がいろいろ指摘をしておるわけでありますが、どういうふうに受けとめられ、どう今後あるべきだ、ということを素直にお尋ねをするわけであります。  以上であります。(拍手) 28: ◯議長大野栄吉君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 29: ◯市長蒔田 浩君) 船戸議員の人事に関しましてのお答えをいたしたいと存じます。  本年度末の定年退職者の中に、部長、次長、課長等の管理職が、大変例年に比べて多く、行政の停滞を来すのではないかというような御指摘でもあるわけであります。ちょうど来年の三月、定年をもっておやめになる方々は、いわゆる戦後の税制改革がシャウプ勧告によって行われまして、一挙に市の職員がたくさん採用せなければならなかったというときに、ちょうど差しかかった方々が今の方々になって定年を迎えるというようになっておるわけでございます。したがいまして、大変な私は、しっかり覚えておりませんが、大変な競争率の中で試験を受けられて入ってこられた職員の方々であります。したがって、極めて優秀な方々がちょうどこの定年に引っかかってきたということでありますので、したがって、部長とか次長になっていらっしゃる方が多いということでございます。そういうことがわかっていないのかどうかということではありません。もう十年くらい先まで、だれがいつやめるということは全部わかっておるわけでありますから、そういうことを考えて、もちろんずっと人事というものの配置が行われておるわけでありますが、そしてまたそれぞれ適材適所、能力の立派な方々を管理職にずっとしていくわけでありますが、そういうことであり、また大変責任感も判断力も強い方々ばかりでございます。で、結局そういうことになったということでございますけれども、それに対していいかどうかと、行政としてマイナスにならないかどうかということでございます。もちろん、次、部長なりあるいは次長になり、課長になられる方々の後継せられる方々にもまたそれぞれ立派な職員の方がおりますので、そういう方をもって継続的に行政はしていくわけでありますから、支障のないように、また適材適所に配置をしてまいりたい、かように考えておるわけでございます。もちろん今申されましたように、次どこへどういうふうにというようなことは、もちろん人事秘として関係の者の中である程度の構想というものは持っていくわけでございますが、しかし、こういう特殊なようなことは、採用のときの原因がこういうとこへ来ておるわけでございますので、特に今申し上げましたように、優秀な方々が極めて強い競争の中で入られた方が多いわけでありますので、そうした面もまたこういう形になってきたと思っておりますが、今後こうした、こういう大きい、八人も十人もやめられるというようなことは今後ありません。十分そういう点も配慮をして、そして継続的な行政に支障のないように、また優秀な次の方々もおられますので、十分配意をしてまいりたいと思います。 30: ◯議長大野栄吉君) 新都市開発推進部長、細川宗雄君。    〔細川宗雄君登壇〕 31: ◯新都市開発推進部長(細川宗雄君) お答えいたします。  質問者がおっしゃいますように、柳ケ瀬の火災でございますが、防災上、美観上あるいは柳ケ瀬の活性化上、何とかあそこを再開発したいという気持ちは全く私どもと一緒でございます。  そこで、今後どういうような形で進めていくかということでございますが、火災が起きました三月でございますが、それから以降我々は我々なりに努力してまいってきております。そういう中で、いろいろこの再開発のやり方、いろいろございますが、御承知だと思いますが、一つには、都市再開発に基づく再開発というのがございます。これは法的手続が非常に、都市計画決定もやらなければいけませんし、いろいろな手続が必要でございます。時間がかかります。それから、面積要件というのがございまして、地区面積と呼んでおりますが、これはいわゆるその敷地に接する道路の中心線ですね、それを含めた面積で約五千平米以上というふうなことでございます。そういうふうなものもございますし、さらには平成二年度に岐阜市が初めて導入いたしました、優良再開発建築物整備促進事業補助金交付要綱というのをつくりまして、これは国から、あるいは県から、あるいは市がお金出しまして、その共同ビルに対する助成を予算制度でやっているわけでございますが、法的なものではないわけでございます。そういうふうな制度がありまして、これが要件がいろいろな形があるわけでございますが、共同化型とか高度更新型とかいろいろあるわけですが、ちょうど柳ケ瀬の場合は共同化型と、にふさわしいだろうというふうに思っておりますが、これも要件がございまして、地区面積が約千平方米以上、道路の中心線を含めましての面積でございますが、これは該当すると、これは優良な民間の建築物活動を応援することによりまして、優良な建築物を整備しようという趣旨のものでございます。そういう中でお話ししましたように、優良再開発ですね、これを適用したらどうだろうかということで、地元へ入ったわけでございます。その前に、これは柳ケ瀬ルネッサンス計画等ございまして、先ほどおっしゃいましたように、柳ケ瀬の活性化という問題も含んでおりますし、先ほど御指摘ありましたように、柳ケ瀬はしばしば大きな火事に見舞われるということで柳ケ瀬全体の問題という受けとめ方をいたしまして、私、柳商連、柳ケ瀬の商店街の連合会でございますが、そこの役員会に参りまして、やはりこういう制度がございますと、ぜひこういう制度を御利用していただきまして、共同化、間接的に申し上げますと防災にも役立つだろうという御説明申し上げまして、さらにこの災害に被災された方々、つまり権利者でございますが、これは賃借権者は入らないわけでございますが、土地所有者あるいは建物所有者ですね、借地権者、この方々が権利者でございますが、この方々に呼びかけて説明会を持ったわけでございます。あんまり御出席ありませんでしたが、少なかったわけでございますが、それだけではだめだということで、それ以後担当者、私ども参りまして、個々に権利者と話し合ってきておる状態でございますが、なかなか権利者との関係におきまして、岐阜という所はなかなか自分の所で自分の建物建てたいという意向の強い方々がたくさんおられまして、それともう一つは、やはり共同化しますとある程度の時間がかかると。そういう中でやはり火災が起きまして営業がストップしておると、だから一日も早く建てたいというふうなお気持ちの方もおられますということで、なかなか歩調がうまく合わないんですけども、そういう中で少しでも優良再開発が適用できるような形の中で努力したいということで、権利者の方と今現在話し合いしておりますし、我々に考えさしてくれというようなことで、今考えて検討しておられる最中でございます。私たちこういう意味で先ほどおっしゃった意味において、行政としてはできるだけの支援をしていきたいということでございます。あるいは人的な、先ほど言いました財政援助的なものも含めてですね、今後進めていきたいというふうに思っておるわけでございます。  以上でございます。 32: ◯議長大野栄吉君) 消防長、星野繁男君。    〔星野繁男君登壇〕 33: ◯消防長(星野繁男君) お答えいたします。  日ノ出町地区の罹災地の再開発につきましては、消防といたしましても今後関係各部と連携を密にするとともに、説明会にも積極的に参加し、消防設備等の設置あるいは防災面に対して指導してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。  次に、柳ケ瀬地区の監視システムについてでございますが、平成二年中、岐阜市の火災発生件数二百二十六件中三十三件、放火または放火の疑いがあったわけでございます。原因別で非常に上位を示しております。我々といたしましても市民の方々の御協力と夜間パトロール等で対処しているところでございますが、御提言の監視システムについてでありますが、他都市の状況等、今後調査いたしまして、鋭意研究をしてまいりたいと存じております。  以上でございます。 34: ◯議長大野栄吉君) 生活環境部長、玉井康弌君。    〔玉井康弌君登壇〕 35: ◯生活環境部長玉井康弌君) 船戸議員の斎場建設に伴うタクシーベイの設置についてお答え申し上げます。  現在、斎場の駐車場の建設計画では、普通乗用車百六十台、バス五台の設置を予定しておりますが、友引の翌日は火葬件数も多く、また人体火葬炉も八基から十五基に増設をいたします。そういった中でバス駐車場五台分では足らないことも予想されておりますし、また船戸議員が御指摘されましたように、斎場をつくりますので、その斎場大きい方が二百人収容でございますが、そういった中でタクシーの利用客も当然これは予想されます。そういう中におきまして、駐車場の駐車台数につきましては見直しをいたしたいと考えております。ただ、タクシーベイになるか、タクシーのたまり場になるかということは、タクシー協会の方から要望書が出るというような話も聞いておりますので、タクシー協会と協議をした上で限られた駐車面積でございますので、設置を検討いたしていきたいと思います。よろしくお願いします。 36: ◯議長大野栄吉君) 建築部長、松倉有宏君。    〔松倉有宏君登壇〕 37: ◯建築部長(松倉有宏君) ハイツ桜木のテレビの電波障害対策について、お答えをいたします。  今日の情報化社会におけるテレビジョン放送は、報道、教養、教育、娯楽などの各方面で市民の日常生活に必要不可欠なものとなっています。一方、都市化の進展に伴い、土地の高度利用、都市構造の複雑化が見られ、このため建築物によるテレビジョン放送の受信障害が発生しているのが現況でございます。この受信障害につきましては、原因者負担の原則に基づき建築主と住民の当事者間協議と理解により解決することといたしております。  そこで、本年度着工いたします仮称ハイツ桜木の建設に伴うテレビ電波障害の発生が広範囲に予測されますので、NHKにお願いをいたしまして、影響範囲、対策等の技術指導を受け、平成二年十二月二十八日から平成三年三月十五日にかけて、桜木町を中心とした影響範囲のテレビ電波事前調査を業務委託をいたしまして、予想される範囲内の七十二地点で六百四十八波の事前調査を実施したところでございます。  そこで、第一点の校下別でございますが、島、本荘、本郷、木之本、三里と、五校下の九十四町内、約〇・八平方キロでございますが、二千六百六十六戸の対象戸数となっております。特に、島校下につきましては、続いてリロケーション計画がございましたので、またここでの対応を多くとっていかなければならないんじゃないかと思っております。  また、今年度じゅうには共同受信施設の工事を発注いたしまして、建設工事中におけるタワークレーン、鉄骨工事等の障害に十分対応できますよう、共同受信施設の工事を順次施工いたしまして、住民の方々に迷惑を及ぼすことのないよう対処してまいりたいと考えております。また、さらに建設工事の完了後におきましても、事後調査を実施いたしまして、障害の範囲が適正に対応されたか調査を行いまして、万全の対応をしてまいりたいと考えております。  三点目でございますが、管理体制でございます。本市におきましては、従来、公共施設を管理いたします部課においておのおの異なった取り扱い及び管理をいたしておりましたが、昭和六十三年度におきまして統一的な対策基準を検討し、六十四年一月一日より直方式で管理することで対応いたしております。したがいまして、すべて費用は本市において直接負担をいたしますということでございます。  以上、お答えといたします。 38: ◯議長大野栄吉君) 市民部長、足立信雄君。    〔足立信雄君登壇〕 39: ◯市民部長(足立信雄君) 南西部のコミュニティーセンターの建設計画につきまして、お答えをいたします。  コミュニティーセンターの建設につきましては、第一次の建設計画としまして昭和五十七年四月に東部のコミュニティーセンターが開館して以来、六十一年度の日光のコミュニティーセンターを最後に五館を開設するに至っております。それぞれのコミュニティーセンターを構成する地域につきまして考えてみますときに、地理的な条件あるいは交通が不便というような面からも利用の低い校下の利用を高めるため、その地域のコミュニティーづくりをさらに推進するため見直しを行いまして、第二次コミュニティーセンターの建設計画が策定をされたわけでございます。本年度完成いたします、仮称長森コミュニティーセンターと現在検討をしております南西部のコミュニティーセンターの二館を建設いたしまして七館とすることが、平成元年度十月に第三次の総合計画で決定をされておるわけでございます。  南西部のコミュニティーセンターにつきましては、現在、公共施設配置等検討委員会の中で他の部局と施設との複合化を図ることを前提といたしまして、地域の住民の利用が高められるよう対象地域等検討しておるところでございます。行政といたしましては、南西部コミュニティーセンターの対象地域が決定をされました段階で、早急に地域の代表者と協議に入りまして、建設委員会等を設置をしていただきまして、建設に向けての用地の選定等を進めてまいりたいと存じております。行政といたしましては、用地の確保ができれば平成四年から五年にかけてできるだけ早い時期に建設をいたしたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。    〔「議長、三十七番」と呼ぶ者あり〕 40: ◯議長大野栄吉君) 三十七番、船戸 清君。    〔船戸 清君登壇〕 41: ◯三十七番(船戸 清君) それぞれ御答弁をいただきましたので、簡潔に再質問なり、要望したいわけであります。  日ノ出町火災の対応であります。新都市開発部長の答弁は、もちろん積極的にやっていきたい。たまたま面積がですね、法律上は五千平米が前提ですけれども、五千平米以下は優良再開発になるわけであります。それなりの経済援助等がメリットとしてあるわけであります。先ほどいろいろ申し上げました、柳ケ瀬の活性化、そして防災上、さらに美観上、一刻も早くそれに御協力願うように、あなた任せではなくして行政主導型の、少なくともそういう積極的な姿勢でやってもらいたい。それには、何はともあれ説明会を、まず頻繁にやってもらうと、こういうことだろうと思うんですね。どうもそこらあたりが相手の商店街にお任せのような形で、スタイルのようであったわけでありますから、そうじゃなしに、行政、あなたの方が積極的に、いつ幾日ひとつやりたいので、御多忙中にかかわらずお気の毒ですが、ぜひ来ていただきたいと、こういうふうに消防とタイアップをしながら、あなたの方が誘導していく、こういう姿勢にぜひひとつ立って、一刻も早く再開発の共同ビル化ができるように一層の御努力をお願いをしたいわけであります。  そして、消防については、まあひとつ協力、関係部局としてしていきたい、消防としての任務を果たすと、こういうことでありますから了解をいたします。  問題は、一つの提言をいたしましたが、やっぱり監視システムというものは、私は時代的に必要であるような気がするんですね。だから、法律上も、西柳ケ瀬が監視、もう既に数年前からあるわけです。設置されておる。たしか、中署が監視しておると思いますが、キャッチしておると思うんですが、あれが許されるなら、向こうが犯罪捜査用かわからぬですけど、要は必要として設置されておる。こちらもですね、消防も防災上必要だ。何らそういった目的からいくと差異はないわけでありますから、警察が許されるなら私は消防だって許されてしかるべきだと、こう思いますし、妙なもんで、人間というのは、見られておるとですね、キャッシュカードでもそうですが、銀行へ行って金を引き出すとですね、見とると、何となしに自分も悪いことやっとらぬけれども緊張するものでありまして、そういったことを考えますと、防犯監視システムというものが設置されておると、やはり放火に対する予防措置にも十二分になりますし、それよりも、ましてや早く出火をしたときに、それが監視のテレビに映っとりゃ、すぐ消防が出動できるわけですからね。こんなすばらしいことが、現実にですね、消火活動として生かされるわけでありますので、ぜひひとついろんな立場から検討されまして、もしそれがあらゆる点でクリアできれば、導入にひとつ踏み切ってもらいたいということを御要望をしておきたいと思うわけであります。  次に、斎場建設に伴うタクシー乗り場の設置でありますが、部長は、当然たくさんの方々が利用される、来られるということを予測をして、設置をするための見直しをする、こう言明をされましたので了解をいたします。できるだけ合理的にかつ、何ですか、不足のしないように、足らないで困るということではなしに、不足のしないような適切な台数、スペースを確保するようにぜひお願いを申し上げておきたいと思います。  それから三番目の、桜木ハイツの建設に伴う電波障害の対応でありますが、影響範囲は今答弁を聞きますと、島、本荘、木之本、本郷、三里、いわゆる五校下で二千六百六十六戸、NHKに調査委託をしたところ、それが被害対象の方向であり、戸数であるということでありますが、まず一つは、二千六百六十六、私はそれ以上になると思うんですね。もっと私は多いと思うんですよ、少なくともこれはまず最小だと思うんですね。まあいずれにしても大変な数なんですね。そこで、きのうの答弁を、私どもの早川議員の質問に対するお答えはですね、地元説明会をやったのか、合意を得たのか、円満に進めていかれるのですかという問いに対して、あなたの方は説明会をやりましたと、どこかと、本郷だとおっしゃった。本郷は五校下の一部なんですね、五分の一なんですよ。今お答えになると四つ、そうでしょう、本郷を除く本荘、木之本、三里、島、四つやっとらんのや、何にも、電話一本もかけとらんのやで。ですから、あなたの答弁はあたかも説明会はやったというふうに本会議答弁をやっておるんですねえ。まあうそとは言わんにしてもですねえ、それは答弁は完全に適切ではありません。五校下調査の結果、対象区域だと、被害対策。その中の一カ所だけやりましたと、四カ所はまだこれからですと、こういう答弁をしなあかぬですよ、うーん。だから、完全にあなたの答弁は適切ではない、昨日の。ですから、この場であと四つ、四ついうとまあほとんどやわねえ、五分の一しかやらなかったわけですから、答弁をその点では修正をされてしかるべきである、こう思うんですが、いかがですか。その点はひとつきちっとけじめとして御答弁をしていただきたいと思います。  それから、もちろん、今後は問題のないように十二分に関係者と御協議されまして、岐阜市の直営方式による責任において、経済負担が及ぼさないように、関係者に。ぜひひとつ解決をしていただきたいということを申し上げておきます。  それから、コミュニティーセンターの最終ラウンドというんですか、西南部における新設でありますが、どうかひとつこれも一刻も早く建設ができるように御要望を申し上げておきたいと思います。  最後になりますが、人事問題について、私は大変であると思うんですね。非常に今市長が目をぎゅっとこう、そんなような顔されとるので、大変なことだと思うんですが、どうかひとつ私も岐阜市を愛するがゆえに嫌なこと、嫌なことなのかどうかしらんが、まあ要は人事なんてお互いに言われたくないもんでありますが、あえて申し上げたわけであります。やはり生き生きとした人事、できるだけね、年功序列も大切にしながら、若い人も登用していく、こういう勇断を持った配置、登用をお願いをしたいと思います。  企画部長さん、まああの、ね、本省から見える人は、たしかあなたが就任された年は三十二歳、今は三十四歳のようでありますけれども、三十二歳といえばですね、岐阜市の場合、一番下の職制が主任なんですね。主任でも一人もおらぬですよ、三十二歳。平ですね、三十二歳、岐阜市の場合。ところが、本省から見える方はですねえ、平やなしに部長でこのひな壇にすかっと座られるですね、ほーん。かくも違うかということなんですねえ。だから、本省の場合にはそのねえ、奇抜にそのねえ、若手を、僕はその立派な部長さんだからねえ、企画部長、それを非難しておるわけやない、本省の場合には若い人をねえ、部長にだーんと持ってくると、そのねえ、一番かわいい我が子のねえ、で、あるべきその市の職員についてはねえ、そういうことの加味が少ないとか、そういうことできるだけ遠慮するというようなことがあってはならぬ。むしろね、我が子ほどかわいがっていただいて、ねえ、できるだけそういう年齢のことも考えながら、それも多少は踏み越えたような、ね、そういう積極的な人事配置を今後ですね、ぜひお願いをしたいと思います。  私の手元に来ておる資料によりますと、今次長さんが、いや、来年やめられる方が九人部長さんでおられます。その人をところてん式にですね、また、九人押し上げますとですねえ、そうすると、またですねえ、結論は同じようにですね、なるわけですね。だから、そこらまあ難しいとこやけどね、だけど、まあそこらあまあな、ひとつ(笑声)    〔私語する者多し〕 まあなんちゃ嫌われん程度というんですか、(笑声)批判のない程度に生き生きとした人事体制をですね、ぜひ確立をしてもらいたい、こういうことをまあ御要望申し上げまして、ただ一点のみ、質問としては建築部長にどうも昨日の答弁からいきますと、不適切と思われますので、いま一度御登壇をお願いをしたいと思います。  以上であります。 42: ◯議長大野栄吉君) 建築部長、松倉有宏君。    〔松倉有宏君登壇〕 43: ◯建築部長(松倉有宏君) 再質問にお答えいたします。  きのうお答えをいたしましたことにつきましては、直接建設予定地となってございますのが、本郷校下でございますので、いわゆる手引に記されているような問題が電波障害のみでなく多々ございます。そのために説明会を開催さしていただいたということでございます。電波障害につきましては、今後の障害地域もございますが、これらの障害地域につきましては、説明会も開催していきたいということも思ってますので、御理解を賜りたいと思います。 44: ◯議長大野栄吉君) この際、暫時休憩いたします。  午前十一時四十二分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━  午後一時九分    開  議 45: ◯議長大野栄吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑並びに一般質問を続行いたします。十二番、宇野静子君。    〔宇野静子君登壇〕(拍手) 46: ◯十二番(宇野静子君) 発言通告に基づきまして順次質問をさせていただきます。  最初に、ごみ問題についてでございますが、きょうの新聞を見ますと、八九年度一般ごみ総量について、厚生省のまとめが出ております。それを見ましても、一九八九年度ではついにごみの総量は五千万トンを突破をし、これは東京ドームの百三十五杯分にも当たるということが示されております。そしてこの岐阜県下におきましても増加率は五%、全国から見ましても、九番目だということも書かれております。ごみ問題につきましては、今議会でも既にいろいろな角度から質問がされてまいりました。私も何点かについて質問をさせていただきます。  一九七一年に東京で衝撃的に始まりました第一次ごみ戦争は、最近二十年ぶりに前回規模を上回る深刻さと広がりで再燃をし、第二次ごみ戦争と言われるように、ごみ問題ではみんなが心を痛め、まさに国民的な課題となっているものです。厚生省によりますと、一般廃棄物の最終処分地である埋立地は全国平均であと十年しかもたず、産業廃棄物に至っては一年半で満杯になるということです。これは岐阜市においても例外ではあり得ません。御承知のように、第一次ごみ戦争は、オイルショック後の慢性的な経済不況、また、産業構造の転換や市町村の減量化努力に助けられ鎮静化をたどりました。この十年間は社会戦争としてのごみ戦争の本格的な再燃は、ごみの微増どまりに助けられ回避できたものの、第一次ごみ戦争時の問題状況を潜伏させたままでありました。量的な面でのごみ問題の背景には処理・処分容量を上回るごみの大量生産、大量流通、大量販売、大量消費、大量廃棄があり、まさに処理・処分責任を課せられる市町村のごみ処理能力、処理条件、容量を無視したごみの一方的な発生と激増に起因をしております。国民の生活水準が上がればごみがふえていくのは一般的に言えることです。けれど、現在の深刻な事態を引き起こしている原因について、日本共産党は次の三点を指摘しております。  第一点は、浪費の構造が日本経済のメカニズムに組み込まれていることです。いわゆる使い捨て商品や容器、過剰包装が家庭のごみ増加の大きな原因となっております。  二点目には、ごみについて大企業の社会的責任があいまいにされてきたことです。処理が困難な製品、有害物質を含む製品を売り出すのは企業、しかし、回収処分に対する責任は負わされておりません。また、事業系ごみ、いわゆる企業の出すごみは大幅にふえ、中間処理もされないまま最終処分場に持ち込まれております。岐阜市におきましても昭和六十一年から平成二年度の五年間を見ましても、普通ごみは八万九千三百四十九トンから九万七百八十七トン、六十一年度当時なかった分別の瓶・缶を平成二年度六千三百七トンを加えたとしましても、八・六%の伸びに対して、事業系ごみは三万四千五百六十トンから四万三千百五トンと二四・七%もふえております。  三点目としましては、わずかばかりの補助金でごみ対策の一切を自治体と住民に押しつけてきた国の、言いかえれば、自民党政治の無責任さにあります。また、企業によるごみ垂れ流しを野放しにし、ごみ対策抜きの開発計画を打ち出し、ごみ問題を一層深刻にしてきた自治体にも責任が問われるところです。  さて、ごみ問題を解決するにはどういう手だてがあるのかは、第一次ごみ戦争からの教訓を学ぶ必要がございます。一つには、減量化努力の不十分さ、減量化の創意工夫の足りなさ、また、一つには、発生、排出後に行われる減量化努力そのものの解決策としての限界を再認識することにより、方向が出てくるのではないでしょうか。万策を尽くして減量化する課題は重要であり、有効なことであります。それと同時に、リサイクル型社会への転換、現行社会の大量な生産、流通、販売、消費、廃棄を据え置いたままでは根本的な解決には至らないのではないでしょうか。  そこで、市長にお尋ねいたします。  解決策は根本的な原因への正確な認識がなければ、対症療法のみになり、根本的な解決を見ないのではないかと思うところですが、このような事態を引き起こした根本的な原因について、先ほど述べました日本共産党の見解も含めて、市長はどのように分析、認識をしておられるのでしょうか。  二点目には、解決に当たっては長期的、短期的な基本構想を持つ必要があると思いますが、岐阜市においてはどのような構想があるのかをお尋ねいたします。  三点目に、具体的な解決の一環としてごみ減量対策推進協議会が各方面分野の参加で七月に発足するということでございますが、その活動も大いに進めていただきたいと思うところです。けれども、この推進協議会に全面的に依存していくような姿勢をこれまでの答弁の中から感じております。それだけではなく、同時に、行政は独自の施策を持ち、庁内にプロジェクトチームをつくり、専門的な取り組みが必要だと考えますが、その点についてはいかがお考えでしょうか。  例えば、千葉県の松戸市では「ごみへらす課」をつくり、七名の職員を配置しております。市民への啓蒙啓発の取り組みと同時に、さまざまな取り組みをして成果を上げております。さきの質問の中にも庁内のごみが分別されず、そのまま出されていると言われておりましたが、この松戸市では全庁を挙げての取り組みを実施し、例えば、年間八十五万本、約七トンの割りばしを使用していたものを、はし箱持参の取り組みでなくしたり、紙類では新聞や雑誌、段ボール、名刺に至るまで分別収集が行われております。これは全職員の協力なしにはできないことですが、本当にユニークな取り組みが「ごみへらす課」によって行われていてびっくりいたしました。  四番目としては、具体的にすぐやっていけることとして、スーパー、百貨店、企業に対しての減量、リサイクルへの申し入れをしていっていただきたいこと、また、市長会を通して国への申し入れも行われてきましたが、リサイクル型社会へ向けて国へも働きかけをしていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか、御答弁をお願いいたします。  次に、粗大ごみの収集回数をふやす問題につきまして御質問いたします。  私は住民サービスと快適な生活環境づくりの点から、ぜひ収集回数をふやすべきだと考えております。その立場から質問をいたします。  現在、岐阜市は年三回四カ月に一度しか収集が行われておりません。十八年前と同じだということです。ステーションでの実態を生活環境部長はごらんになったことがあるでしょうか。前日夜から運び込まれますが、道路に積み上げられ、よくこれだけのものがと毎回思うことです。家具類、電気製品、自転車、布団、日常生活用品、あらゆるものが所狭しと出され、それが毎回のこととなっております。そのため狭い道路のステーションでは前日から出すと車の通行の妨げにもなり、ステーションになった家も大変迷惑がかかり、その地域は朝六時以降しか出せないことにしているとのことです。そうしますと、共働きの家庭では朝の忙しい時間帯に出さなければならず、何とかしてほしいという声も聞かれます。また、人家のない道路や休耕田、土手などに自転車や冷蔵庫などの電気製品が捨てられているのをよく見かけます。このような地域に住んでいる人からは、市は監視人をつけられないのかと言われたこともございます。私はこのような状況を見るにつけ、せめて当面二カ月に一度、年六回にすれば一回の排出量も減ってくるでしょうし、町中に不法に捨てられるこれらのごみも減っていくのではないかと考えます。年三回というのは時代背景から見ましても、また、マンションもふえ、収納面積も狭くなっていることからしましても、いかにも少な過ぎると考えるところです。周辺の市について調べてみますと、各務原市では月一回、羽島市月二回、ただし、大量の場合は個人が直接搬入となっております。大垣市は三カ月に一回、関市では月一回の割合で行っているということです。それぞれの自治体の事情があるとはいえ、住民要求でもある回数をふやす問題が十八年前と同じということは、住民の立場に立った地方自治という点から見ても、他都市よりおくれていると言わざるを得ません。  そこで、生活環境部長にお尋ねいたします。  今までは掛洞処理場にしか破砕機がないので、困難だと言っておられましたが、老洞焼却場が完成すれば、現在より何%処理能力が上がるのでしょうか。  二点目には、年六回に回数をふやすことによって出る年間の総量について、今までよりふえるでしょうか。ふえるとすれば、どれぐらいと予測されますか。  三点目、回数をふやせばステーションごとのごみ量は減少いたします。そうすれば、一回に収集できるステーション数もふえることが予測されます。年六回、現在の倍にすれば、車も人も倍になるとは考えられません。そのあたりの見通しはどうお考えでしょうか。  以上、三点についてお尋ねいたします。  次に、温水プールについてお尋ねいたします。  私ども日本共産党は温水プール建設については、これまでにも議会で何回も取り上げてまいりました。そこで、私はいよいよ本格的に取り組む時期に来ているのではないかという観点から質問をいたします。  水泳は、自分の能力に応じて一人でも楽しめるスポーツであると同時に、健康づくり、体力増進にも役立ち、老若男女を通してできるスポーツです。また、障害を持つ人たちにも余分な負担がかからず、リハビリにも役立つということから大いに取り入れられているのが水泳です。民営における温水プールは既に市内におきましても何カ所かあり、県のメモリアルセンター内の温水プールも四月からオープンされております。このことを見ましても、年間を通して泳ぎたい、これは市民の強い要求のあらわれだと思います。それと同時に、岐阜市は中小零細企業が多く、岐阜市の産業を支えるアパレル関係での若い人たちの労働力不足も深刻になっております。その点から見ましても、若い人たちがこの岐阜市に住んでいたい、住みたいと思う環境づくりをしていくことも大切なことではないでしょうか。確かに民営の温水プールやトレーニング室などもふえつつあります。しかし、これらは入会金にしても使用料にしても非常に高く、だれでもが気軽に安い料金で利用できるものではありません。先日、岐阜市周辺にある市営の温水プールを見てまいりました。一つは、羽島市にあるごみ処理場の余熱を利用した温水プール、一つは各務原市民プールです。羽島の市民プールは二十年前、総工費四億四千万円をかけ建設されたものであり、処理場の蒸気百五十度Cを送り込み、水を湯に変換するとともに、その蒸気を室内の暖房にも使っているものです。また、各務原市市民プールは、平成元年に二十五メートルプールと、児童用・幼児用の室内温水プールが、昨年度は屋外に流水プール、今年度には五十メートル競泳プールが完成し、岐阜市の多くの人たちも利用しておられます。日曜日の昼過ぎに見学いたしましたが、子供、若者、年配の人と幅広い人たちが学童用や幼児用二十五メートルプールを利用し、駐車場に車が入り切れないほど盛況でした。温水部分の総工費は約十四億三千万円です。  そこで、市長にお尋ねいたします。  温水プールの建設をしていただきたいと思いますが、いかがお考えでしょうか。  次に、教育長にお尋ねいたします。  教育長は、六十三年第三回市議会では、メモリアルセンターの利用状況などを見ながら建設について考えていきたいと、また、同年第五回市議会では早く実現するよう調査研究してまいりたいと、我が党の質問に対して答弁されておられます。既にメモリアルセンターでの利用も開始されましたし、調査研究をと言われて一年以上経過しておりますが、現在どれだけ調査が進み、建設について考えておられるのか、答弁をお願いいたします。  また次に、生活環境部長にお尋ねいたします。  境川にあります衛生センターが平成六年度完成目指し、建てかえ予定だと伺っております。この処理場の余熱を利用しておふろを備えた保養センター、トレーニング室なども備えた温水プールをつくるとしましたら、余熱で賄い切れるものでしょうか。また、このような施設づくりについては、長年にわたって処理場の出す煙公害に悩まされてこられた周辺住民の人たちの要望でもありますが、河川敷内への建設についてはいかがなものでしょうか、生活環境部長にお尋ねいたします。
     最後に、加納地域に出店予定の大型店岐阜ショッピングプラザ、これはまだ仮称のようですけれども、について、質問をいたします。  日米構造協議の以前から大型店の進出が進み、既存の商店街の崩壊、自営小売業者の廃業が広がっておりました。自民党と海部内閣がアメリカの要求に屈伏して大店法の改廃に進むであろうということは八九年から予期されていたことで、規制緩和を先取りをして準備をしてきた大手流通資本は直ちに大型店の出店を開始し、今や日本列島は大型店の出店ラッシュの渦の中にあるといっても過言ではありません。一九九〇年九月現在の大型店の出店調整中案件は、第一種・二種大型店合わせて二千五百十一となっております。また、八四年から八八年までの五年間では同じく千五百四十ですから、年平均にしますと三百十三で、実にその八年分以上の大型店が一挙に進出するということです。そして一方、小売商店数は一九八二年をピークにして九〇年には百五十万を割り込み、二〇〇〇年には百二十万店になると通産省は予測をしております。このような状況が進む中、近くに小売店がないことの不便さが特に年配の主婦や高齢者の中で語られるようになってきております。また、中小小売業者が競争に破れて地域から消えていけば、大手流通資本は思うままに販売価格をつり上げていくこともできるわけです。それと同時に、地域社会が健全に機能していくための地域社会の担い手が消えていくということになりかねません。大店法の規制緩和による大型店の大量進出はさまざまな問題を含んでいるということです。  さて、加納地域はJR高架が完成されれば南の玄関口となり、地域の活性化が期待されております。その加納地域に進出してくる岐阜ショッピングプラザについて、何点かお尋ねいたします。これは、計画がされて以来数年が経過しているとお聞きしておりますが、地元周辺の人たちはほとんどがその内容についてわからないために、いろいろと不安の声も聞かれております。また、実際に出店予定地周辺での問題もございます。  そこで、まず第一点は、出店の概要についてお尋ねいたします。  建物の名称、概要、所在地、設置者、店舗面積、出店者、閉店時間、休業日数、開店予定、予定売上高、駐車場の位置、駐車台数について御答弁をお願いいたします。  なお、参考までにマーサ21の店舗面積、閉店時間、休業日数、駐車台数もあわせてお願いいたします。  次に、この申請については、岐阜商業活動調整協議会、いわゆる商調協において昨年八月に三条申請が結審になっていると聞いております。そして、当初、開店予定は平成三年、ことし五月になっていたと思います。ところが、いまだにこの地域は従来の建物はそのままで、何ら建築の気配もありません。予定が大幅におくれているそのあたりの経過、今後の見通しはどうなっているのでしょうか。  以上、経済部長にお尋ねいたします。  次に、開店後の交通対策についてはどのようになっているのでしょうか。この予定地の周辺は、西側に県道岐阜─羽島線、南側には県道芋島─六条線が通っております。しかし、北側、東側、いずれも生活道路です。このショッピングプラザの商業範囲・商圏は周辺六キロとありましたが、そうしますと、四方八方から車が入ってくることになります。東側にはすぐ近くに加納西保育所が、そして加納小学校もあります。西小学校もあります。また、JR鉄道高架が完成すれば、ますますこのスーパーに向けて生活道路を通って車が入ってくることも考えられるところです。この点について、交通安全対策、道路対策はどのようにされるのか、土木部長にお尋ねいたします。  最後に、この地域の安全対策についてです。金華機械が閉鎖され、奥田毛織も操業をやめ、その他予定地の買収が進むにつれ、このあたり一帯は無人化し、特にここ一年は夜になれば一面暗やみで、昼間でも通行を避けたい、そんな地域になっております。金華機械の事務所のガラスや買収されたまだ新しい事務所のガラスも割られて道路に破片が落ちていたり、ごみが捨てられていたりします。つい最近では、川の清掃した後の草や缶類、ヘドロが道路際に大量に捨てられるという状況もありました。この近くに住む女子中学生が、塾の帰りに自転車で通ったけれども、とても怖かった、何とかしてほしいと訴えておりましたが、周辺住民皆さんの思いでもあると思います。もし、何か起こるようなことにでもなれば、土地の所有者の社会的責任や行政指導も問われる問題です。このような状況について当局は認識しておられたのでしょうか。また、知っておられたとしたら、この状況をどのように考えておられたのでしょうか、経済部長にお尋ねいたします。  以上、第一回目の質問といたします。(拍手) 47: ◯議長大野栄吉君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 48: ◯市長蒔田 浩君) 御質問にお答えを申し上げます。  ごみ問題でございますが、たびたび既に御質問がありましたので、お答えを申し上げておるところでございますが、今この市政の中で最も悩みの大きい、そしてまた市の責任として行われなければならぬ内容のものの最たるものは、やはりごみ問題であるわけであります。おっしゃるとおり、収集するごみはふえ続けております。新聞紙上にも書いておりますように、東京ドームの百五十三杯分が一年に出るということでございます。したがいまして、都市においても、岐阜市のみならずいろいろな市においても、市長会等で話し合うときには、やはりそうしたことの話題がどうしても中心になっていくわけであります。もちろん一定の市政の中で行うわけでありますから、何もかもがすべて十分で、そして全く完璧でというわけにはまいらぬ部分もあるわけであります。こうしたことになってきたということは、やはり日本の政治、経済あるいはまた産業、すべて全体が大変発展をしてきた。その発展してきたというのが、やっぱり国民の努力によって発展をしたわけでありますが、そうしたことがやはり一方にはいろいろなものをたくさんつくり出す。そしてまた、ごみとして、産業廃棄物としてそういうものが出てくるということでもあろうし、あるいはまた貿易の拡大によりまして、いろいろな産業が振興をする、そうしたことによって、また廃棄物として出てくるもの、自動車産業等がそういうことであろうと存じます。最近は自動車もごみというようなことで、特に都会においてはほってあるということも多くなってきたとも言われております。また、国民自体のそれぞれの家庭の生活の高度化ということによりまして、商品が多くなる、商品が多なればまた廃棄物も多くなると、そういうことがすべて今日の、また一方には大きいごみ問題として解決せなければならぬ内容になってきたと、かように思っておるわけでございます。  したがって、大変、最近になりまして国の方におきまして各省ともこのごみ問題に取り組みをしておるところでございます。今までは事業者もつくって売ればよいということであったかもしれませんが、もうそれでは許されない状況になってきたということでございます。したがいまして、再生資源の利用の促進に関する法律、再資源化促進法というものも先般制定せられたわけであります。これから細かい内容ができ、そして、いろいろ生産する業界に対します、再資源としての利用の促進のためにいろいろの政令ができ、そして実行に移されることで期待をしておるわけであります。また、全国都市清掃会議でも、ごみの減量化、再資源化体制の確立ということを強く国に要望しておるのも実態でございます。また、市長会にもたびたびこのごみ問題というのは何回も出ておるわけであります。そういうことの声がだんだん大きくなりまして、現在法律として決議はされて、決定はされておりませんけれども、廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案が出て、継続審査に今なっておるわけでありますが、いずれもこうしたことを、廃棄物の排出を抑制する、それから廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分、そういうことの処理をするためにこの法律の改正をしようということで目的になっておるわけでございます。そしてまた、廃棄物に関する責務ということで国民の責務もあるわけであります。また、事業者の責務もある。国及び地方公共団体の責務も明確にする。そういうことがこの継続審査になっておりますけれども、やがてこういうものも制定せられることであろうと存じますので、みんなんの責務で行わなければ、市町村だけの責務だといわれておりましても、これだけの今日の状況で市の組織として生活環境部が朝から晩まで真っ黒になって、そして車輪玉になってやっておっても、今御質問にもありましたように、十分でないと、まだ言われるわけであります。したがって、これらの具体的な解決ということは、今いろいろの国の取り組み、あるいはまた市町村の取り組み、個人の取り組み、そういう形において今後とも進められなければならぬというふうに思っておるわけでございます。岐阜市におきましても、既にこの議場でお答えを申し上げておりますように、ごみ減量対策推進協議会ということで岐阜市のごみ減量基本計画を早急に今策定をしておるわけでございますが、その計画に沿った方向でしっかりとして今後のごみ行政というものに対する対応をしてまいりたいと思っておるわけであります。したがいまして、市民の皆さん方にも今後一層ごみ減量に対する責務といいますか、そういうことにつきましても、あるいはまた既にこの六月十二日でありましたか、百貨店、スーパー等の大型店約百店に対しましても、過剰包装の自粛や食品パック、トレー等の再利用を含めまして協力をお願いいたしました文書を出しておるところでございます。いずれにいたしましても、いろいろこうしたことに対して総合力をもって発揮しなければならぬというふうに思っており、なかなか、すぐやったからといってあしたからその効果が大きくなるということではないかもしれませんが、しかし、そうしたことを着実に進めていきたい、かように考えておるところであります。他の市町村においていろいろ専門的なセクションを設けてやっておるということも言われましたわけでありますが、本市におきましても生活環境部の方にそうした組織があるわけでありますから、その課が今一生懸命なってこれからの対応を定めていこうと、このような今努力の真っ最中であるということでございます。さらに私からもごみ問題につきましては強い指示をして、そして市民の生活を守ると同時に、一層のこうしたことの困難な事業に対応してまいりたいと思っておるわけであります。  温水プールの建設につきましても、たびたびこの議場でも言われておりますし、ある程度の答弁もいたしておるわけであります。私もこの焼却場の余熱等を利用してプールをつくるということについては、いろいろ考えてきたわけでありますが、なかなか実際に中へ入ってまいりますと、すべての方が温水プールができることを期待せられるばっかではないわけであります。温水プールそのものについてはないかもしれませんが、温水プールができれば、それに入りに来る人が自動車をもってもうひっきりなしに通られる。そういうことが自分たの生活には芳しくないということだから、近くにはつくってほしくないというような話もあるわけであります。余熱利用となれば、焼却場の近くにつくらなければこれもできないわけでありますが、そういう声も聞こえてくるということでありますから、どういうふうにこういう所に、またどのような場所にどういうふうにつくったらいいのかというところに、なかなかすぐ踏み切れない内容もある。必要なことは私たちも知っておるから、つくりたいという気持ちは持っておるわけでございますけれども、そうしたやはり余熱の利用と、それからただ単な、単純なプールのようなものでいいのかというようなこともあるわけでございますので、今とにかく何とかこう焼却場との関連もありまして、つくることについての方向づけはいたしておりますが、どういう内容のプールがいいのか、どういう湯の利用の仕方がいいのか、いろいろ今詰めつつあるわけでありますから、そういうことをいま少し調査を続けたい、かように今お答え申し上げる次第であります。 49: ◯議長大野栄吉君) 生活環境部長、玉井康弌君。    〔玉井康弌君登壇〕 50: ◯生活環境部長玉井康弌君) 宇野議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、粗大ごみの収集回数についてでございますが、さきの御質問者にもお答えいたしましたが、収集、運搬はすべて民間の車両で対処しております。収集体制あるいは経費等の問題が、ふやすことによって出てくるわけでございます。それとまた、回数をふやすことによって粗大ごみも増加するのではないかと思っておりますが、科学的にどれほどの量がふえるかということは調査をしてみないとわかりませんので、今お答えできません。ごみの減量が問題となっている現状の中で、市民の皆さんに減量化、資源化について協力を願っていかなければならない状況であり、また破砕機の破砕能力の関連でこれは今掛洞が一日百トン、五時間でございますが、百トンでございます。老洞に建設いたす予定が五十トンでございますが、そういうことでお願いをするわけなんですが、掛洞につきましては、粗大ごみを集めて集積しておく場所がないということが大きな欠点でございまして、それにより処理能力が百トンというわけにいかない場合がございます。それで、老洞の方にもお願いをしたいと、このように思っておりますが、ごみの量は平成二年で一万五千五十九トンでございましたが、老洞が完成いたします平成八年には二万二千九百八十トンで約五〇%の増ではないかと思われております。この破砕機の破砕能力の関連及び再資源化促進法と今市長がお答えいたしましたように、廃掃法の一部改正、この中には事業者の処理責任というものが大きくなっております。これらの推移を見守りながら、回数あるいはステーションの数等、いろいろ研究をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、プールの関係でございますが、焼却施設の余熱利用については、一般的にごみは投入される状態で一キログラム当たり二千キロカロリー程度の熱量を有しております。このごみを焼却し、回収した熱量の利用としてプラント関係施設などへの動力発電、暖房、給湯等温水として活用され、代替エネルギー源として利用することは、地域環境保全の面からも考慮する必要があると思います。また、周辺住民の方々から、焼却場は現焼却場跡地に余熱を利用したそういった施設を設けるよう要望が出ておることは事実でございます。しかし、衛生施設組合の敷地を初め、周辺地区は境川の河川区域でございまして、このためごみ焼却場施設の改善についても現在の焼却施設面積である約千八百平方メートルに見合う施設を設けて、河川管理上、これを阻害しないように開設する必要があります。また、同敷地内に新たに施設を設ける場合も、境川の河川改修計画など河川管理上から検討されることになりますので、県といろいろ今も協議をしておるんですが、今後も協議をする必要があるんではないかと思われます。  ごみ焼却施設改築に伴う余熱利用と現焼却場の跡地利用について、ごみ焼却施設の改築にかかる重要な問題と受けとめておりますので、今後とも前向きに検討いたしていきたいと思います。ただ、この衛生施設組合は、御承知のように特別地方公共団体でありますので、この組合にはまた議会というものがございます。それから、構成団体である羽島郡四町などの関係機関との協議もございますので、種々問題はあるかと思いますので、その点、御了承をいただきたいと思います。  以上でございます。 51: ◯議長大野栄吉君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 52: ◯教育長(浅野 勇君) 市民の健康を考え、気軽に利用できる温水プールの建設についてはかねてからの御提案であり、調査検討を重ねておるところでございます。健康維持のための水泳となりますと、継続的に行うことが必要でございます。そのためには、特に利用者の利便性を考える必要があり、立地条件に恵まれた適地を見出すことは容易ではございません。したがって。温水プール単独での建設は難しい現状にございます。教育委員会といたしましては、将来、総合体育館の建築計画の中で室内温水プールを含めた総合体育施設にと考え、今後とも検討を続けていきたいと考えております。よろしくお願いします。 53: ◯議長大野栄吉君) 経済部長、久松 賢君。    〔久松 賢君登壇〕 54: ◯経済部長(久松 賢君) 岐阜ショッピングプラザの計画についてお答えいたします。  岐阜市南部加納地域に出店予定の仮称岐阜ショッピングプラザにつきましては、地元商業者を中心に昭和六十年に岐阜市南部商業開発準備組合を結成されまして、核店舗を誘致し、共同でショッピングセンターを設置し、岐阜市南部加納地域の商業開発と活性化を目的として計画されたものであります。平成二年四月に大店法に基づく、第一種大規模小売店舗届書、いわゆる三条申請がなされたわけでございます。その後商業活動調整協議会において協議され、その結果店舗面積は専門店が五千平方メートル、核となる店舗が一万四千平方メートル、駐車場は千二百台、休業日数については三十日以上にそれぞれ調整され、結審をされたところでございます。なお、申請書によります予定売上高につきましては、百四十七億ということになっております。出店予定地周辺は、文教地区が多いために青少年の非行防止の面についても配慮されまして、商調協の中では当該地区は交通量も多いし、交通対策としての駐車場、駐輪場スペースを確保するよう意見が出されたところであります。その後、出店予定者、地権者、キーテナント等で調整が行われまして、開店日の五カ月までに大店法による五条の届けがなされるスケジュールになっております。建設の建物の設置者名は奥田毛織株式会社とユニー株式会社でございます。出店予定地は工場等が閉鎖されたままの状態にあり、防犯、防火面について十分な安全対策を講ずるよう指導しているところでございますが、近いうちに防犯灯を二基設置していただくように話がまとまっております。  以上が、岐阜ショッピングプラザにつきましての今日までの経過でございます。御承知のとおり、岐阜市南部加納地域は点在型の商店が多数を占めており、商業集積度も低く、また商業環境の変化と消費者ニーズの多様化などによって、地域商業者の方々は非常な危機感をお持ちでございます。鉄道高架事業の進捗とともに、岐阜駅南口まちづくり構想が打ち出されており、清水川、天満公園、中山道など歴史的文化遺産を生かした、特色ある町づくりが計画されております。今後それらを踏まえて、南部加納地域商店街の活性化に向けて、地元商業者や県、会議所等の関係機関と連携を十分に密にしながら鋭意努力をしてまいりたいと思っております。  次に、マーサ21につきましては、現在、店舗面積が一万七千九百五十六平方メートル、閉店時刻が午後七時三十分、ただし、中元時期と歳暮時期については午後八時までとなっております。休業日数は三十日以上、駐車可能台数は千六百台という状態で営業されております。  以上でございます。 55: ◯議長大野栄吉君) 土木部長、大橋通三君。    〔大橋通三君登壇〕 56: ◯土木部長(大橋通三君) お答えいたします。  加納ショッピングプラザ出店計画については、用地買収等に要する道路、水路についての個別のお尋ねがありました。今後正式に要請があれば、土木部としまして宅地開発指導要領に沿って、道路、水路、また交通対策についても、関係部局並びに公安委員会とともに十分協議し、対処するように指導してまいりたいと考えております。  以上でございます。    〔「議長、十二番」と呼ぶ者あり〕 57: ◯議長大野栄吉君) 十二番、宇野静子君。    〔宇野静子君登壇〕 58: ◯十二番(宇野静子君) いろいろと御答弁をいただきました。その上に立っての質問と要望などを申し上げます。  ごみ問題について、市長は、ごみ減量対策推進協議会で基本構想については策定をしているとお答えになったと思うんですが、この協議会の発足は七月からではないのでしょうか。その辺のところはどのようになっているのでしょうか。今生活環境部の中でも、ごみ問題については全力を挙げて取り組んでおられると思うんですけれども、特に減量とか再利用などについての特別のプロジェクトチームをつくるお考えはないでしょうかという質問をしたんですけれども、その点についてもう一度お答えを願いたいと思います。  それから、粗大ごみについてでございますが、回数をふやすことによってどれだけ年間の総量がふえていくかということは調査しないとわからないというお答えでございましたが、この点についても試算をし、そして粗大ごみの収集をふやす方向で今後検討をしていっていただきたいと思います。  また、前の質問の中で粗大ごみについては減量対策推進協議会で検討事項というような答弁がございましたけれども、これは実際に行政としてふやしていくのかどうか、その上に立っての対策ということであればわかるんですけれども、そのようにふやしていく意向があるのかどうか、そのことについてもお答えをお願いいたします。  また、温水プールにつきましては、いろいろ市長も周辺の人たちの迷惑も出るというようなこともおっしゃいました。また、それにしましても、方向づけをして詰めつつあるということでございます。教育長の方からは単独では難しい、総合体育館の中で具体化していくというふうにお答えがありましたけれども、どれぐらいのめどで考えておられるのか、もう一度質問いたします。  次に、岐阜ショッピングプラザについてでございます。  第二点目についての、開店予定が本年五月であったにもかかわらず、現在まだ取り組まれておりませんが、そのあたりのおくれている理由について質問いたしましたが、それについてのお答えはございませんでしたので、もう一度お答えを願いたいと思います。  また、概要について、このショッピングプラザでの閉店時間についても抜けていたと思いますから、そのことについてお答えください。    〔私語する者あり〕  また、交通安全対策でございますけれども、要請があればいろいろと検討していくということでございましたけれども、実際にこのような規模で出店してきた場合、どれだけの車が入ってくるか、そのようなことも当然予測されることでございますが、その点について交通安全の面から見てどのように考えておられるのか、それについて具体的な対処は考えておられないのか、もう一度その点についてお願いいたします。  また、その地域の安全対策でございますが、防犯灯二基を設置するようにということでございますが、この広い地域を見ますと、防犯灯二基だけで本当にこのあたりが安心して通れるようになるのかどうか、疑問に感じるところでございますが、その点についてはどうでしょうか。  それから、前後して申しわけないんですが、ショッピングプラザについて、これと比較して出されておりますのが、マーサ21ですけれども、開店後二年半を経過しております。地元の活性化につながっているのか、また、交通面での問題はないのか、この点についてもお聞きしたいと思います。  駐車台数については、このショッピングプラザ千二百台です。マーサ21では千六百台と言われましたけれども、これだけの駐車台数では足りるのでしょうか。また、駐車場の配置についてはどのようになっているのか、そのことについても再度お尋ねしたいと思います。  以上について再質問をいたします。 59: ◯議長大野栄吉君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 60: ◯市長蒔田 浩君) 再質問にお答えを申し上げます。  ごみ問題のことにつきましては、先ほどお答えを申し上げましたとおりでありますが、来月をめどに発足いたしたいと思っておりますところのごみ減量対策推進協議会におきまして、岐阜市ごみ減量対策の基本計画いうものをつくって、そしてそれをこの基本計画に沿った具体的に今後市民と行政と事業者と一体となって、ごみ減量と資源リサイクルということに努めてまいりたいということに申し上げておるわけであります。必要なプロジェクトであれば、また、プロジェクトとしての対応をする必要があるかもしれませんが、まず来月の発足から進んでまいりたいと、かように思うわけであります。  それから、温水プールのこと言われたんですか、    〔私語する者あり〕 温水プールのこと、お答えは申し上げたわけでありますが、教育委員会が考えておりますところの保健体育的な教育的なプールというのは、総合体育館の中で考えたいと言って回答を申し上げたわけでありますし、市民的プール、これは体育の教育的なことではなくして、一般的な市民プールというような考え方のものについては余熱利用をした方向で何かこう考えたいけれど、どこにつくるのかということを含めて今検討を詰めておるということを申し上げたわけであります。 61: ◯議長大野栄吉君) 生活環境部長、玉井康弌君。    〔玉井康弌君登壇〕 62: ◯生活環境部長玉井康弌君) 宇野議員の再質問についてお答えいたします。  今、市長が言いましたように、ごみ減量対策推進協議会において岐阜市ごみ減量基本計画を策定しまして、その中でいろんなことを考えているわけでございますが、粗大ごみにつきましては、私が言いましたのは、廃掃法の一部改正に伴う事業者の処理責任等を眺めながらと、こういうことを申し上げましたが、この事業者の処理責任の中には、例えば、事業者は回収をしよとかいろんな問題がございます。そん中で粗大ごみが減るということも考えられますので、そういった経緯を眺めながら考えていきたいと、こういうことを答弁したわけでございます。  以上でございます。    〔私語する者あり〕 63: ◯議長大野栄吉君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 64: ◯教育長(浅野 勇君) めどはということでございますけれども、市民総合体育館の改築計画のめどというのは全く立っておりません。(笑声)    〔私語する者あり〕 が、と、申しますのは、御承知のように、この教育委員会がもう既にこの前々から課題になっている図書館を初め、中央公民館あるいはこの生涯学習センター的なもの、こういうような教育委員会固有の、こういう教育委員会がやらなければいけないという仕事が今会議でも市営の陸上競技場とかいうようなものが出てきておるわけでございます。そういうものを一遍にできるわけでもございませんもんで、そういうこの大きな仕事を逐次この果たしていかなければいけないだろうということで、この今何年ごろと言われても、そういうめどは立っていないということでございます。また、先ほど市長の方からもこの話がありましたように、また、今申しましたように、教育委員会としてやらなんことの方が先でありまして、温水プールというと、あった方がなおいいということでありまして、絶対なけなあかんというやつではないわけで、(笑声)そこら辺にこのレジャー産業的な今の温水プールのこのよくはやってるというような、そういうものを考えるとすれば経済で、また、リフレッシュして市民の快適なこの生活を送らせるためにはこれは市民部で、あるいは余熱利用やったら今の生活環境というような、ほかのこの発想を転換されて、ほかの方でやられた方が教育委員会にあんまり言っておられるよりも(笑声)早くできるんじゃないかということも思うわけでございますけども、以上でございます。    〔私語する者多し〕 65: ◯議長大野栄吉君) 経済部長、久松 賢君。    〔私語する者あり〕    〔久松 賢君登壇〕 66: ◯経済部長(久松 賢君) お答えします。  先ほど申しましたように、第三条が結審されまして、その後いわゆる出店予定者、地権者、キーテナント等と調整が行われておるという時期だと思います。開店日の五カ月前までに五条申請がなされると。だから、今その出てないのはなぜかとおっしゃっても、そこら辺の調整をされておるんだというふうにしかお答えいたしかねます。  二点目の、営業時間でございますけれども、向こうの最初の申請は、早いので二十時、深夜までの申請がなされたんですけれども、先ほど申し上げましたように、商調協の中で十九時三十分、七時半ですね、これは平常です。もちろん、中元、歳暮の時期には二十時という条件はついております。あとにつきましては、ほとんどが二十時、いわゆる八時までという、A棟、B棟、C棟、D、Eまで、こう幾つかに分散しておりますので、そのような営業時間になっておるようでございます。もちろん、御心配の二十四時というのはございません。  それから、鷺山マーサのその後の状況はどうかというような御質問かと思いますが、特に売上額が減少しているというのは、あるようには聞いております。その中には食料品、それから日用雑貨、衣料品、地理的にはマーサ21の反対側の通りでございますね、正木発展会、ここにはそういうなにが出ておるようでございますが、昨年道三通りということで、本通りの方は道路修景もいたしていただいて、こう商業通りというような形を整えてまいりましたんで、本通りの部分にしては営業努力もされておりますので、商店に少しずつ客が戻ってきたというようなお話を聞いております。  以上でございます。 67: ◯議長大野栄吉君) 土木部長、大橋通三君。    〔大橋通三君登壇〕 68: ◯土木部長(大橋通三君) お答えいたします。  店舗との配置っていいますか、建物等の全体の計画が正式に提出されないと、私の方は出入り口もわかりませんので、検討することはできないと、こういうふうに申し上げておるわけでございます。  以上でございます。    〔「議長、十二番」と呼ぶ者あり〕 69: ◯議長大野栄吉君) 十二番、宇野静子君。    〔私語する者多し〕    〔宇野静子君登壇〕 70: ◯十二番(宇野静子君) ごみ問題につきましてはお答えをいただきましたが、今後庁内での減量の努力もぜひ市民の先頭に立っていろいろとやっていただきたい、このことを要望いたします。  また、このこととも関連してでございますが、処理場の建設や建てかえに当たっては、ごみ問題を引き起こしてきました責任は、国や自治体にもあると述べてまいりましたけれども、このような上に立ちましても、地域住民の理解を図るために環境整備に対しても力を入れ、金も出し、説得をしていくことが必要だと思うことをつけ加えます。  また、粗大ごみについてでございますが、今後ぜひ回数をふやす方向で検討をしていただきたいという要望をいたします。  それと、粗大ごみについてでございますが、さきの質問の中でもこの粗大ごみの有料化の検討を推進協議会で検討していきたいというような答弁もございましたけれども、現在のこのようなごみの深刻な事態を生み出してきました根本的な原因を見ましても、住民に対しての有料化は主客転倒したもので、このことについては許すわけにはいかないということを申し述べておきたいと思います。    〔私語する者あり〕  次に、温水プールについてでございます。    〔私語する者あり〕 教育委員会としてはいろいろあるからというふうにお答えになりました。私はこの温水プールについては、ぜひ市長が前向きな姿勢で実現するために考えていただきたい、教育委員会でなくてもいいと思いますので、ぜひ今後これを(笑声)建設の方向で……
       〔私語する者多し〕 検討していただきたいですし、今後とも私はこの温水プールが実現するまで引き続き質問もしてまいりたいと考えております。(笑声)    〔私語する者多し〕  最後に、岐阜ショッピングプラザについてでございますが、鷺山のマーサ21でも売上高の減少などがあるというふうにお答えになりました。この加納地域についていろいろ今後考えておられるようですけれども、地元の商店街に対する営業は守られていくとお考えになりますか、その点についてもう一度お答え願いたいのと、駐車台数についてお答えがなかったんですけれども、これだけで駐車台数は足りるというふうに考えられるのでしょうか。  防犯灯についてお答え願ったでしょうか。    〔私語する者多し〕 少ないのではないかというふうに言いましたけれど、    〔私語する者多し〕 そのことについても再度御質問いたします。    〔私語する者多し〕 71: ◯議長大野栄吉君) 経済部長、久松 賢君。    〔私語する者多し〕    〔久松 賢君登壇〕 72: ◯経済部長(久松 賢君) お答えします。  防犯灯につきましては、近く二基設置をすると申し上げたんですが、    〔「それでいいかどうかって聞いておる」と呼ぶ者、その他私語する者多し〕 地元でそうおっしゃっていただいておりますので、先ほどからお話の出てますように、いつこう申請されるのかによって多少変わってくるかとも思うんですが、まあ当面二基で何とかならないかと、こういうふうに私は考えております。  それから、駐車場につきましては、最初の申請が二万六千平米あります所に、建物面積が一万六千百六十六という申請がなされたその中で、先ほど申しましたように、地元一般専門店、ユニーの分、それから共有部分がそれぞれ面積が減らされております、商調協の間で。そのことによる多少の面積的なものが出てくるんではなかろうかと、こういうふうに考えております。  それから最後に、鷺山の例で、売り上げが減るんではなかろうかと、こういう御心配をされておるようでございますが、この出店計画をされてる地元の方々の開発準備組合っていうのはほとんど加納の方でございます。そういうことでの共存共栄を図っていこうということで発足されておりますし、そういうお話し会をずっと詰めておられますので、それなりの成果は上がるというふうに判断をしております。  以上でございます。 73: ◯議長大野栄吉君) 経済部長だけでいいですね、    〔「はい」と呼ぶ者あり〕 74: ◯議長大野栄吉君) よろしいか……。  以上をもって質疑並びに一般質問を終結いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━    〔付 託 表 配 付〕 一 常任委員会付託 75: ◯議長大野栄吉君) ただいま議題となっております第六十二号議案から第八十六号議案まで並びに日程第二十八、請願第四号及び日程第二十九、請願第五号、以上二十七件については、お手元に配付いたしました表のとおり常任委員会に付託いたします。            ──────────────────────────      平成三年第三回岐阜市議会定例会各常任委員会議案等付託並びに会議場表 ○総 務 委 員 会 (第一委員会室)  第六十二号議案 平成三年度岐阜市一般会計補正予算(第一号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳入            歳出中             第一款 議会費             第二款 総務費             第十二款 諸支出金           第三条 地方債の補正  第六十五号議案 公聴会参加者等の実費弁償条例の一部を改正する条例制定について  第六十六号議案 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について  第六十七号議案 岐阜市吏員退職金条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について  第六十八号議案 岐阜市税条例の一部を改正する条例制定について  第六十九号議案 岐阜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について  第七十七号議案 工事請負契約の締結について((仮称)岐阜南消防署西分署及び市橋分団建築主体工事)  第八十三号議案 工事請負契約の締結について(競輪場正面スタンド等建築工事)  第八十六号議案 市議会議員の報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について  請願第四号 消費税の廃止を求める請願            ────────────────────────── ○産 業 委 員 会 (第三委員会室)  第六十二号議案 平成三年度岐阜市一般会計補正予算(第一号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳出中             第六款 農林水産業費             第七款 商工費  第六十四号議案 平成三年度岐阜市観光事業特別会計補正予算(第一号)  第七十号議案 土地改良事業の計画の概要について            ────────────────────────── ○厚 生 委 員 会 (第二委員会室)  第六十三号議案 平成三年度岐阜市老人保健医療給付事業特別会計補正予算(第一号)  第七十一号議案 工事請負契約の締結について(三田洞神仏温泉浴室建築工事)  第七十二号議案 工事請負契約の締結について((仮称)三輪児童センター及び三輪障害者センター建築主体工事)  第七十三号議案 工事請負契約の締結について(東部コミュニティセンター大集会室建築主体工事)  第七十四号議案 工事請負契約の締結について(斎場建築工事)  請願第五号 国保料の引き下げ等、並びに高齢者・国民の負担を増やす老人保健法「改正」に関する意見書議決を求め       る請願            ────────────────────────── ○建 設 委 員 会 (第四委員会室)  第六十二号議案 平成三年度岐阜市一般会計補正予算(第一号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳出中             第八款 土木費           第二条 債務負担行為の補正  第七十五号議案 工事請負契約の締結について(岐阜ファミリーパーク遊具設置工事)  第七十六号議案 工事請負契約の締結について((仮称)ハイツ桜木建築工事)  第八十五号議案 市道路線の認定及び廃止について            ────────────────────────── ○文 教 委 員 会 (第六委員会室)  第六十二号議案 平成三年度岐阜市一般会計補正予算(第一号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳出中             第十款 教育費  第七十八号議案 工事請負契約の締結について(本荘小学校体育館建築主体工事)  第七十九号議案 工事請負契約の締結について(厚見小学校校舎及び厚見公民館建築主体工事)  第八十号議案 工事請負契約の締結について(岩野田中学校体育館建築主体工事)  第八十一号議案 工事請負契約の締結について(長森南中学校柔剣道場建築主体工事)  第八十二号議案 工事請負契約の締結について(藍川北中学校柔剣道場建築主体工事)  第八十四号議案 財産の取得について(薬科大学教育研究備品)            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 散  会 76: ◯議長大野栄吉君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。  午後二時二十三分 散  会 岐阜市議会議長       大 野 栄 吉 岐阜市議会議員       中 尾 年 春 岐阜市議会議員       宇 野 静 子 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...