原村議会 2022-03-15
令和 4年第 1回定例会−03月15日-付録
│議案第10号│令和4年度
原村国民健康保険事業勘定特別会計予│ 可決 │
│ │算について
│ (全会一致) │
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│議案第11号│令和4年度
原村国民健康保険直営診療施設勘定特│ 可決 │
│ │別会計予算について
│ (全会一致) │
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│議案第13号│令和4年度
原村後期高齢者医療特別会計予算につ
│ 可決 │
│ │いて
│ (全会一致) │
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│議案第14号│令和4年度
原村水道事業会計予算について
│ 可決 │
│ │ │ (全会一致) │
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│議案第15号│令和4年度
原村下水道事業会計予算について
│ 可決 │
│ │ │ (全会一致) │
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│陳情第 1号│75歳以上高齢者の
医療費窓口負担の現状維持を│ 不採択 │
│ │求める陳情書 │ (
委員長裁決) │
└──────┴──────────────────────┴────────┘
次に本委員会の審査の経過及び主な質疑について報告します。
〇議案第 4号
原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
質 疑 :条例を改正することにより保険税収入が減額になるが、補填する方法は。
回 答 :資産割が減少するが、繰越金で調整をし、基金の取り崩し等はしない。
質 疑 :段階的に税改正をするとの事だが、期限は。
回 答 :令和9年度までに、県の2次医療圏の保険料水準の統一をする。
質 疑 :応能応益の負担割合はどうなるのか。
回 答 :今回の改正で62.1:37.9が60.9:39.1になる。県の2次医療圏の目標は、56:44。
〇議案第 5号
原村道路線の廃止及び認定について
質 疑 :村道3165号線の廃止の経緯は。
回 答 :以前は公図上も実際も道があったが、西部地区の圃場整備で道も取り込まれて民地(農地)に換地されており、現状は公図上も実際も道はない。
質 疑 :認定する路線は、
再生クラッシャーラン10cmの路盤だが、大雨時など大丈夫か。
回 答 :災害があったときは村が対応する。日頃の管理は耕作者等にお願いする。
質 疑 :路線番号7266の部分に障害物により通行できない箇所があるが、今後どう対処するか。
回 答 :設置者には、適正な指導をする。
〇議案第 8号 令和3年度
原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第3号)について
質 疑 :
高額医療費等が伸びているが、今後の見通しは。
回 答 :特に、悪性腫瘍、心疾患、脳疾患等が伸びている傾向がみられる。先進的高度な治療を希望する方もいる。引き続き健康管理に注力し、
健康づくり、検診の
受診率向上等に努めて頂きたい。
〇議案第10号 令和4年度
原村国民健康保険事業勘定特別会計予算について
質 疑 :4−1−1
保健衛生普及費 会計年度任用職員報酬の増額の理由は。
回 答 :職員の療養休暇等による欠員により、担当業務に支障が出ないよう対応するもの。タグフィットネス、保健師の業務補助等、勤務時間を増やす。
質 疑 :
人間ドック補助金の詳細は。
回 答 :国保被保険者120人分。宿泊3万円、日帰り1.5万円の補助をする。
質 疑 :
出産費資金貸付金の対象者は。
回 答 :出産育児一時金が支給されるまでの間、出産前でも8割を貸し付ける事業。今までに希望者はいないが、予算は確保している。
〇議案第11号 令和4年度
原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計予算について
質 疑 :令和3年度に
グリコヘモグロビン分析装置を購入しなかった理由は。
回 答 :同装置は2台あり、令和4年度に1台入れ替える。令和3年度は、患者の治療のため、専攻医の判断により、携帯用超
音波検査装置(エコー)の購入をした。
質 疑 :
医療用検査費委託先と、手数料の増加の理由は。
回 答 :医師の診断により主に、CT・MRIは、
諏訪中央病院。血液検査・PCR検査は北信臨床。PCR検査で公費負担が増えている。
〇議案第13号 令和4年度
原村後期高齢者医療特別会計予算について
質 疑 :
後期高齢者の増加人数は。
回 答 :約40名増加し、1,382名での予算。
〇議案第14号 令和4年度
原村水道事業会計予算について
質 疑 :第2配水池(八ッ手)改修工事の詳細は。
回 答 :設置後30年が経過し、調査により
内壁モルタルの劣化が報告された。令和4年度内部塗装、令和5年度外部塗装をし、延命を図る。本来であれば10年間隔で行うべき工事。
質 疑 :
水道技術管理者研修及び資格取得について。
回 答 :現在、村職員係内での有資格者は1名。コロナの影響で2年間研修が出来ていない。
水道事業者は資格者の配置が義務であり、安定運営のためには複数の資格者が必要である。
〇議案第15号 令和4年度
原村下水道事業会計予算について
質 疑 :管路調査の詳細は。
回 答 :毎年1,500m程を、大雨時の不明水の疑いがある地域を順番に行う。
質 疑 :すぐそこまで来ているのに、繋いで貰えない場所があるが。
回 答 :地下水位が高い等、
合併処理浄化槽には不向きな場所もあり、下水道接続を自営工事であれば許可をしている。計画段階で、
水道工事等も含めて事前に相談をしに来てほしい。
〇陳情第 1号 75歳以上高齢者の
医療費窓口負担の現状維持を求める陳情書
質 疑 :単身者年収200万円、
複数世帯年収320万円の設定をどう捉えるか。
回 答 :生活するには大変で、少ない金額だと思う。
質 疑 :医療制度の赤字の解決策と、若者世代の負担軽減策は。
回 答 :欧米のスタイルが参考になる。消費税が20%だが、大学や医療が無償化になっている。
審査の経緯
継続審査の動議:
・既に法は改正されていて10月から施行される段階だが、議論が十分でないので閉会中の継続審査を望む。
・全世代型保障の維持継続をしていかなければいけない。若い世代の方に負担を強いる訳にもいかなくなってくる。対象者等、議論の余地があるのではないか。これから検討に着手していく中では、現時点でこの陳情についての賛否を決する段階ではない。議論する余地があるのならばもう少し議論してから進んでいったほうがよい。
反対討論 :現状では国と現役世代の負担割合が9割になっている。誰かが負担しなければならないが、今後制度を維持していくには、
受益者負担はやむなしと考える。
賛成討論 :高齢者の医療費が非常に金額で大きくなってきている。そう考えると現状維持で考えるのが適当ではないか。陳情の内容に沿いたい。
採決内容
継続審査 賛成:2、反対:2、
委員長裁決:反対
採択 賛成:2、反対:2、
委員長裁決:反対
〇事務調査
・
原村道路線の廃止路線及び認定路線の現地確認(
建設水道課建設係)
・
子ども子育て支援センター建設事業の詳細調査(子ども課)
〜
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令和4年3月15日
原村議会議長 芳澤 清人 様
総務産業常任委員長 佐宗 利江
令和4年第1回
原村議会定例会委員会審査報告書
本委員会に付託された案件につき、審査の結果下記のとおり決定したので、
原村議会会議規則第77条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────┬────────┐
│ 事件番号 │ 件 名 │ 審査の結果 │
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│議案第 1
号│原村総合計画審議会条例の一部を改正する条例に
│ 可決 │
│ │ついて │(賛成3反対1)│
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│議案第 2
号│原村職員定数条例の一部を改正する条例について
│ 可決 │
│ │ │ (全会一致) │
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│議案第 3
号│原村職員の育児休業等に関する条例の一部を
改正│ 可決 │
│ │する条例について
│ (全会一致) │
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│議案第12号│令和4年度
原村農業者労働災害共済事業特別会計│ 可決 │
│ │予算について
│ (全会一致) │
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│陳情第 2
号│「水田活用の直接
支払交付金」の見直しの中止を
│ 採択 │
│ │求める陳情書 │(賛成3反対1)│
└──────┴──────────────────────┴────────┘
次に本委員会の審査の経過及び主な質疑について報告します。
〇議案第 1号
原村総合計画審議会条例の一部を改正する条例について
賛 成 :専門性のある多様な人選により、有意義な会議になる人選を期待する。
反 対 :条例案の日本語の使い方に間違いがある。
〇陳情第 2号 「水田活用の直接
支払交付金」の見直しの中止を求める陳情書
賛 成 :転作農家は国の現行制度による交付金で経営できる状況であり、経営継続するために非常に重要だ。
反 対 :偏りのない村内の農業者に関連したものを議会としては出していくべき。
〇事務調査
〇水田活用の直接
支払交付金事業に関する調査(農林課)
〇
防災倉庫建設予定地・
防災備蓄品現地調査(総務課)
〜
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令和4年3月15日
原村議会議長 芳澤 清人 様
一般会計予算特別委員長 半田 裕
令和4年第1回
原村議会定例会委員会審査報告書
本委員会に付託された案件につき、審査の結果下記のとおり決定したので、
原村議会会議規則第77条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────┬────────┐
│ 事件番号 │ 件 名 │ 審査の結果 │
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│議案第 7号│令和3年度
原村一般会計補正予算(第12号)に
│ 可決 │
│ │ついて
│ (全会一致) │
├──────┼──────────────────────┼────────┤
│議案第 9号│令和4年度
原村一般会計予算について
│ 可決 │
│ │ │ (全会一致) │
└──────┴──────────────────────┴────────┘
本委員会は、
総務産業常任委員会所管の審査を第1分科会、
社会文教常任委員会所管の審査を第2分科会に分けて、審査を行いました。
次に主な審査の経過を以下の通り報告します。
〇議案第 7号 令和3年度
原村一般会計補正予算(第12号)
2款 総務費
2−1−11 街づくり・人
づくり事業費 0014
公共交通推進事業 補助金
質 疑 :
公共交通赤字補填について補助の理由は。
回 答 :今年度よりアルピコタクシーの本社・
支社管理費も負担することとなったため増額。村の負担割合は3.2%。
3款 民生費
3−1−2 老人福祉費 0010 高齢者等の
生活支援事業 補助金
質 疑 :
介護施設等整備事業認知症高齢者グループホームの補助金を支出しなかった理由は。
回 答 :
広域連合介護保険計画に基づく事業だが、入札の結果事業者が落札できず、事業自体が中止となった。
7款 土木費
7−2−1
河川総務費 0010
河川管理費 工事請負費
質 疑 :
維持補修工事費河畔林整備事業を実施しなかった理由は。
回 答 :本件は県の事業だが県の予算の関係で中止となった。令和4年度に実施予定。
〇議案第 9号 令和4年度
原村一般会計予算
2款 総務費
2−1−2
一般管理費 0011 文書事務 委託料
質 疑 :文書管理・
電子決裁システム導入の目的。
回 答 :DX推進のため職員が使用し、会計伝票や起案を行う際の決裁を電子で行うもの。時間短縮や
ペーパーレスによる経費削減を考えている。
2−1−11 街づくり・人
づくり事業 0014
公共交通推進事業 負担金
質 疑 :
公共交通実証実験の事業詳細及び予算根拠。
回 答 :近隣の
ライドシェア実証実験の例から500万円を計上したが
ライドシェアは難しいため予算内にてオンデマンドで実施する。主にタクシーの借り上げ代。
2−1−12
情報化推進事業費 0014
地域イントラ運営 備品購入費
質 疑 :
電子申請サービスの対象と概要。
回 答 :押印廃止に伴いすべての申請の電子化を目指すもの。町内のパソコン、モニター、付属品は全て一括購入し11月までに順次入れ替える。
3款 民生費
3−1−1
社会福祉総務費 0019
地域おこし協力隊事業 旅費 普通旅費
質 疑 :協力隊を募集するのか。
回 答 :令和5年度に採用予定の
協力隊員募集のための旅費。
社会福祉協議会での重層的支援の活動を予定している。
3−1−5
地域包括支援センター関連費 0010
介護予防事業 委託料
質 疑 :
運動器機能向上事業について、新規事業だが詳細は。
回 答 :コロナ禍で運動不足となる中、カーブスと連携し自宅でできるプログラムを実施。委託先は
厚生連富士見高原病院
5款 農林業費
5−1−3
農業振興費 0025
そばコンバイン購入事業 備品購入費
質 疑 :
そばコンバインの購入は必要か。どのように運用するか。
回 答 :そばの転作を維持する上で重要。現在村に2台あり貸し付けているが、1台は部品の供給用として残し、2台で運用していく。補助金が不採択の場合は村単独で購入。
5−1−5 農地費 0012
農地耕作条件改善事業 工事請負費
質 疑 :弓振地区の工事内容は。
回 答 :経年劣化もあり、塩ビ管から工事費の安い鉄管の地上配管で敷設。地中にある古いものは撤去しない。面積的に県営は使えず、地元負担を含めて実施する。
6款 商工費
6−1−2
商工振興費 0010
商工業振興事業 補助金
質 疑 :
商工会創業支援事業は、計画、実績内容に基づいた適正な予算か。
回 答 :補助金額は実績に基づき支出し、運営費は事業規模では適正である。増額した御
柱観光宣伝事業費は180万円のうち仮設トイレの費用が130万。
6−1−3 観光費 0010 観光一般 補助金
質 疑 :
原村観光連盟補助金は、自立化を目指す上で補助が続いている。事務局の人件費も含めると大きな補助となるが。
回 答 :自立化のトップとなる人材を探す事が課題。事務局体制の改善も含めてDMOの検討を行っている。
7款 土木費
7−1−2
道路維持費 0010
道路維持費 委託料
質 疑 :
村道巡回管理業務の管理とは何をどこまでやるのか。
回 答 :草刈りや支障木伐採、側溝清掃、道路の穴埋め等を依頼する費用。本来は人を雇ってパトロールから管理までやりたい。
8款 消防費
8−1−5 防災対策費 0010 災害対策費 委託料
質 疑 :
防災倉庫実施設計業務について、防災倉庫の設置場所と倉庫規模は適当か。導線や利用時のシミュレーションは出来ているか。
回 答 :役場、消防署近くで連携が取りやすい。岡谷市の防災倉庫を参考とし、200平米前後を想定。ハブ的な存在として利用する。
9款 教育費
9−1−2 事務局費 0013
私立幼稚園支援事業 負担金
質 疑 :子どものための教育・
保育給付費負担金が前年度の倍以上になっている理由は。
回 答 :各施設の公定価格の引き上げと、通園児童数の増加。2年前の教育保育の無償化により、幼稚園も利用しやすくなった。
9−1−5
学童生徒指導費 0011 中間教室 修繕費
質 疑 :修繕費の詳細は。
回 答 :
子育て支援センター建設に伴い、中学校下の教員住宅に移設するために、トイレの改修をする。簡易水洗を2か所。
9−2−1 9−3−1
学校管理費 0010
学校管理費 事務機使用料
質 疑 :
カラーコピー機、印刷機の内容は。
回 答 :リースを終了し、インク台も込みのパッケージとする。これまでの枚数を調べ、それより多く上限を設定している。本年度と同じ金額でカラー印刷が可能。
9−2−2 9−3−2
教育振興費 0010
教育振興費 備品購入費
質 疑 :購入する楽器は。
回 答 :小学校はバスキン(低い音のオルガン)、中学校はトロンボーンとサックス。学校の楽器購入に充てて欲しいという寄付があった。
9−2−3 9−3−3
給食施設費 0010
給食施設費 委託料
質 疑 :令和3年度より上がっている理由は。
回 答 :
給食調理業務について、これまで委託費の精算を2年後に行っていたが、次年度の精算となった。そのため令和2年度の委託費の精算による減額分がないため増額になる。