長野県議会 2014-10-14
平成26年 9月定例会危機管理建設委員会−10月14日-01号
次に第21号「訴えの提起について」採決いたします。
本件、
原案のとおり可決すべきものと決するに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、
本件は
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に第22号「訴えの提起について」採決いたします。
本件、
原案のとおり可決すべきものと決するに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、
本件は
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、
請願及び
陳情の
審査を行います。当
委員会に付託されております
建設部関係の
請願・
陳情を一括して議題といたします。過日、お手元に配付いたしました
審査資料をごらん願います。
建設部関係の
請願・
陳情は、
請願の
継続分2件、
陳情の
継続分16件、
陳情の
新規分13件であります。
なお、
審査に際し、あらかじめ
委員各位にお願い申し上げます。
新規分について
継続審査とする旨の御発言をされる場合は、なるべくその理由を一緒に述べていただくようお願いいたします。また願意が複数ある
請願・
陳情で、その一部が採択できないために
継続審査と決定した場合は、
付記事項として
請願者または
陳情者に通知することについて、その都度、
委員長案をお諮りしたいと思いますので御了承願います。
最初に、
継続分の
請願の
審査を行います。
継続分の
審査に当たっては、6月
定例会以降、
状況に
変化のないものについては一括して
審査を行い、
状況に
変化のあるものについては取り出して
審査を行うことにしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定いたしました。
それでは、
継続審査となっております
請願2件について、
状況に
変化がありましたら
理事者から説明願います。
◎
内堀幸夫 建設政策課長 請願2件について、
状況に
変化はございません。
○
西沢正隆 委員長 それでは、特に
状況に
変化のない
請願2件を一括して
審査いたします。
お諮りいたします。請第24号及び請第25号につきましては、引き続き
継続審査とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、
継続審査と決定をいたしました。
以上をもちまして、
請願の
審査を終局いたします。
次に、
陳情の
審査を行います。
審査手順について、あらかじめお諮りいたします。最初に継続となっております16件の
陳情を、続いて新規の
陳情13件について順次
審査をお願いしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定いたしました。
まず
継続分の
陳情の
審査を行います。
継続分の
審査に当たっては、6月
定例会以降、
状況に
変化のないものについては一括して
審査を行い、
状況に
変化のあるものについては取り出して
審査を行うことにしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定いたしました。
それでは、
継続審査となっております
陳情16件について、
状況に
変化がありましたら
理事者から説明願います。
◎
内堀幸夫 建設政策課長 陳情の16件につきましては、
状況に
変化はございません。
○
西沢正隆 委員長 それでは、特に
状況に
変化のない
陳情16件を一括して
審査いたします。
お諮りいたします。陳第31号、陳第150号、陳第151号、陳第174号、陳第175号、陳第315号、陳第337号、陳第369号、陳第407号、陳第460号、陳第468号、陳第501号、陳第527号、陳第540号、陳第558号及び陳第566号につきましては、引き続き
継続審査とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、
継続審査と決定いたしました。
続いて、
新規分の
陳情の
審査を行います。
まず陳第600号についてであります。
理事者の説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
本件について質疑等ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で、質疑等を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との御発言がございました。お諮りいたします。陳第600号については採択とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、採択と決定いたしました。
次に陳第606号について
審査を行います。
理事者の説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
本件について質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との発言がございました。お諮りいたします。それでは、陳第606号については採択とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
ありませんので、採択と決定をいたしました。
次に、陳第607号について
審査を行います。
理事者の説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
本件について質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」・「不採択」と呼ぶ者あり〕
陳第607号については
委員各位からさまざまな御意見がありましたので、この取り扱いについて、順次挙手により決することといたします。
これにより、第607号について挙手により採決いたします。念のため申し上げます。挙手しない方は不採択とみなします。
陳第607号を採択とすべきものと決するに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
挙手多数であります。よって、陳第607号は採択すべきものと決定をいたしました。
次に、陳第609号について
審査を行います。
理事者の説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
本件について質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との御発言がございました。お諮りいたします。それでは、陳第609号については採択とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、採択と決定をいたしました。
次に、陳第610号について
審査を行います。
理事者の説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
本件について質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との御発言がありました。お諮りいたします。それでは、陳第610号については採択とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、採択と決定をいたしました。
次に、陳第621号について
審査を行います。陳第621号につきましては、10月9日の本会議で可決された「議第10号空き家に関する施策の推進を求める意見書」と同じ趣旨でありますので、陳第621号は、採択すべきものと決するに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定いたしました。
次に、陳第625号について
審査を行います。
理事者の説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
本件について質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との御発言ございました。お諮りいたします。それでは、陳第625号については、採択とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、採択と決定いたします。
次に、陳第626号について
審査を行います。
理事者の説明はいかがいたしますか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
本件について質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との御発言ございました。お諮りいたします。それでは、陳第626号については、採択とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、採択と決定いたしました。
次に、第627号について
審査を行います。
理事者の説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との御発言がございました。お諮りいたします。それでは、陳第627号については、採択とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、採択と決定いたしました。
次に、陳第628号について
審査を行います。
理事者の説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との御発言がございました。お諮りいたします。それでは、陳第628号については、採択するに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、採択と決定いたしました。
次に陳第629号について
審査を行います。説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との御発言がございました。お諮りいたします。それでは、陳第629号については、採択とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、採択と決定いたしました。
次に、陳第636号について
審査を行います。
陳情第636号につきましては、10月9日の本会議で可決された「議第10号空き家に関する施策の推進を求める意見書」と同じ趣旨でありますので、陳第636号は採択すべきものと決するに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定いたしました。
次に陳第639号について
審査を行います。
理事者の説明はいかがいたしましょうか。
〔「不要」と呼ぶ者あり〕
質疑等ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終局いたします。
それでは、この
陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。
〔「採択」と呼ぶ者あり〕
ただいま採択との御発言ございました。お諮りいたします。それでは、陳第639号については、採択とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、採択と決定いたしました。
以上で
陳情の
審査を終局いたします。
以上をもちまして、
建設部関係の
審査を終局いたします。
午後1時30分まで休憩を宣した。
●休憩時刻 午前10時38分
●再開時刻 午後 1時30分
○
西沢正隆 委員長 再開を宣した。
△
日程宣告
危機管理部関係の
審査
△
危機管理部関係の
付託事件の報告
予算案1件、
請願2件、
陳情4件
△
議題宣告(
危機管理部関係)
危機管理部関係の
付託事件及び
所管事務一般を一括して議題とし、議題に関連して
理事者の説明を求めた。
◎青柳郁生
危機管理監兼危機管理部長 別添、部長説明要旨に基づき説明した。
○
西沢正隆 委員長 第1号「
平成26年度
長野県
一般会計補正予算(第2号)案」中、第1条「第1表
歳入歳出予算補正」中 歳出 第2款 総務費中
危機管理部関係及び第2条「
繰越明許費」中の一部について、
理事者の説明を求めた。
◎西澤清
消防課長 議案、予算説明書及び別添資料1により説明した。
○
西沢正隆 委員長 理事者から発言を求められていたので、これを許可した。
◎玉井裕司
危機管理防災課長 別添資料2「御嶽山噴火災害について」及び追加資料「
平成26年9月27日(土)
長野県御嶽山噴火災害」により説明した。
○
西沢正隆 委員長 委員の
質疑等発言を許可した。
◆服部宏昭
委員 まずは南木曽町での
土石流の災害、そして今回の御嶽山の災害におきまして亡くなられた皆さんにお祈り申し上げ、多くの皆さんも負傷されているわけでございますが、お見舞いを申し上げ、また7名の皆さんが行方不明ということで、一刻も早く救出されますことをお祈り申し上げたいと思います。
御嶽山の噴火の災害について、ちょっとお聞きしたいと思います。噴火事故としては戦後最大ということで、過酷な条件の中で、連日、行方不明者の捜索に当たられている自衛隊員、消防
関係者、そしてまた警察
関係者を初め
関係各位の大変な努力に対して、心より感謝を申し上げたいと思います。
また、
危機管理部においても、まさに連日連夜、青柳
危機管理部長を中心にして、大変な努力をして、今日まで、まさに対策本部の中心的な役割を担っていただいたわけでして、その努力に心から感謝を申し上げ、敬意を申し上げたいと思います。
まずは、よく判断としてはというようなことで、レベル1で来たわけですが、「レベル2まで上げたらどうか」とか、それからまた「レベル3ではどうだ」という話があります。今、レベル3まで上がっています。気象庁の責任において行われる仕組みだと聞いています。
そんな中で、気象庁から、噴火前の11日には火山性地震が増加したというような火山の
状況に関する解説情報が発表されましたが、それは県のほうにも、
危機管理部のほうへももちろん情報がきて、それをまた町村のほうへも連絡したり、いろいろな
システムとしてなっていると思います。
その辺について、どのような
状況であったのか。わかる範囲で結構ですので、説明していただけたらありがたいと思います。
◎玉井裕司
危機管理防災課長 9月11日に発出をされ、それを含めて噴火までに合計3回発出をされているわけです。
危機管理部を経由しまして、自動起動によるファックスでそれぞれの市町村に流れているものです。
◆服部宏昭
委員 ありがとうございました。今後、またいろいろ検証されたりすることと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
また、県内の消防
関係者にも協力してもらっているとは思いますが、自衛隊や他県の消防隊にも応援をしてもらっているわけですが、その応援の申請などの取り組みを
危機管理部が中心になってやってもらいたいと思いますが、その様子などについて、ちょっとお話しをしていただきたい。
◎玉井裕司
危機管理防災課長 自衛隊への要請については、王滝村、木曽町の要請に基づき、県から駐屯地指令にお伝えをし、要請をお受けいただくという形です。
活動については、県庁内に警察、消防、自衛隊のそれぞれの司令部を一室に設けまして、連絡調整をしながら行っているものです。
◎西澤清
消防課長 まず被害の
状況がわかってくる段階において、木曽広域消防本部とのやり取りの中で、県内消防には応援要請をしたものの、火山性の有毒ガスという特殊災害下では消防力が装備等の面で不足していると、そんな話がありました。
20時30分に木曽町長、王滝村長から要請があったため、同時刻、知事から消防庁長官に対して緊急消防援助隊の派遣を要請しました。根拠法は、消防組織法第44条です。
これを受けて、消防庁において、火山性ガスの検知資機材を有する各県の隊員、それから山岳救助隊を有する隊ということで、愛知県、静岡県、東京都、山梨県を選定していただきまして、それぞれの都県の隊が出動してきたというような
状況です。
◆服部宏昭
委員 それから、9月28日には、県庁西庁舎において国の災害対策本部が設置されたと、先ほども説明がありましたし聞いています。県と国との連携だとか、もちろん町村とも連携をとっていただいたんですが、そんな
関係について説明をお願いしたいと思います。
◎玉井裕司
危機管理防災課長 国の現地対策本部は西庁舎の同じフロアにあります。普段から意見交換をしているわけですが、こちらから本部員会議と合同で国の現地対策本部会議も行っている。合同会議において最終的には情報の共有を図り意思決定をしているところです。
また市町村とも情報連絡員などを通じ、また木曽地方部ともテレビ会議なり、常日ごろの連絡で情報共有を図っているところです。
◆服部宏昭
委員 最後ですが、台風19号において、大変心配されましたけれども、
土石流等、あまり災害もなかったということで安心しております。
また雨のため、きのう、それからまたきょうも一応捜索は中止ということですが、今後、3,000メートル級の山ですから降雪の心配やらいろいろありまして、どういうふうに救助、捜索がされるのかなということですが、これ青柳
危機管理監兼危機管理部長にちょっとお尋ねしたいと思います。
◎青柳郁生
危機管理監兼危機管理部長 昨日、本日と台風の影響により捜索活動ができない
状況が続いておりまして、現在も山の上には雲がかかっており、上空からも含めて
状況が把握できない状態になっています。しかしながら、きょうの遅くから、あす、あさってにかけては天候が回復するという見込みがされておりますことから、山頂での捜索活動が可能になり次第、再開をしたいと考えています。
今後についても、捜索者の二次災害には十分過ぎるほどの留意を払いながら、行方不明者全員の発見を目指しながら、またしかしながら、指摘のように、天候、気象条件の厳しい
状況もある。それらを踏まえながら、可能な限りの救助救出活動を続けていきたいと考えているところです。
◆服部宏昭
委員 どうも御説明ありがとうございました。ぜひ、また引き続き頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
◆清沢英男
委員 被災者の皆さんに対する思い、それから救助をしていただいている皆さんに対する気持ちは服部
委員と同様であります。
1点だけ、ちょっと要望をしたいわけですが、これは全て事が済んでからということかもしれませんが、今、県民が毎日報道に接して思っていることは、もちろん噴火を防げなかったのかという思いというのはあるとは思うんですが、それはもう胸の内にしまいまして、やはり救助隊員が、再噴火とかその恐怖、あるいは有毒ガスの恐怖、そういう最悪の環境にありながら、あの泥ねいの中を御苦労いただいて救助に当たっていただいているということに対する、本当にありがたいなと、御苦労さまだなという思いであろうと思います。
そこで、事が済んだ場合において、例えば県警、それから県内の消防
関係者、それから国では自衛隊、県外の消防隊、それから警視庁まで出てくださったわけですが、そういう御苦労いただいたあらゆる団体の
関係者に、物心両面で、何とか
長野県民の気持ちを報うことができないだろうかという思いであります。
これは、故石田治一郎議員もそういう話をしていらっしゃったというようなことも仄聞いたしますので、この
委員会で申し上げるべきことでないかもしれませんが、ただ、災害対策本部の中枢にいる危機管理監が出席しているので、ぜひそんなことを要望させていただきますので、よろしく御
検討をいただければと思います。
◆両角友成
委員 思いは服部
委員、清沢
委員と同じです。本当に木曽の御嶽山の噴火に当たり、連日の捜査活動、大変に御苦労さまです。
3.11が起きてしまって、日本列島全体が地震であれ火山噴火であれ、いつ何があってもおかしくない
状況だということは、
専門家からも指摘をされている。そんな中で、9月27日に御嶽山で水蒸気噴火が起きてしまって、これは本当に予知が難しいと言われているものですが、木曽で起こってしまったということで、非常に私も残念に思っています。
小規模噴火ながら、登山者に甚大な被害を出した今回の御岳山ですが、大変な
状況が見てとれているんです。一つ、ここは名古屋大学が中心だと思うんですが、人間でいったらホームドクターのような
専門家、「ここの火山については私たちで」というような担当の大学、これは国がもちろん責任を持って行ってもらう必要があると思うんです。
インターネットで気象庁等が出している資料を見ますと、活火山とされるものが全国で110ということですが、
長野県に
関係するもので10、見てとれるんです。そういうものを、
専門家が「この山は担当する」ということをぜひ国に要望していただきたいというのが1点です。
それと、9月10日に火山性地震が52回、11日は85回。この部分で、「データが来ます」という話があったんですが、普段、そういうものの解析の中で、県はどういうことを、例えばそれをインターネットで知らせるとかというのはあったのかどうか確認しておきたいと思います。
◎玉井裕司
危機管理防災課長 御嶽山含め、火山について多くは噴火警戒レベルを導入しています。
長野県としては、火山の状態を火山性地震なり火山性微動で、直接把握するということではなく、そのレベル化の判断でやるということが前提になっているわけです。
気象庁においても、そのことについて、地震なりの
状況を見て
検討ということであったと思いますが、今後どういった見直し強化策が行われるのか、国も強化していくということのようですので、そういったことを見ながら対応していきたいと考えています。
◆両角友成
委員 国の対応で、資料の中に火山活動監視強化等というようなことが、実際に要請内容でうたわれているんですが、具体的にはどういうことを要請するのか。
例えば、
専門家によると地震計というのは1キロに一つというようなことを具体的に挙げている者もいるんですが、もし中身がわかれば、教えてください。
◎玉井裕司
危機管理防災課長 強化の中身というのは、これから国において
検討していくであろうと考えています。
先ほど挙げましたように、火山というのは押しなべて見るということではなく、一つ一つの火山の状態をそれぞれ
専門家が見ていくということが重要であると考えていますので、そういったことで、国において
検討すればいいのかなと考えています。
◆両角友成
委員 とにかく「この110という火山を国の責任で」ということを強く言わないと、浅間山を見ても国からの二人の職員でやっているとか、この部分が手薄になっている。建設
委員会でも発言したんですが、公務員をただ減らすとか、起こり得るかわからないところから撤退していくというような傾向がありますので、ぜひ、県としても国にしっかり物を言ってもらいたいと要望しておきます。
現場は3,000メートルを越える部分であり、台風、雨、そして雪も近い。大変な
状況が続くと思いますが、二次災害、そして健康に留意して事に当たってもらいたいということを申し上げて質問とします。
◆
下沢順一郎 委員 すみません、1点、要望だけお願いしたいと思います。
本当に日ごろ活動されて疲労困憊だと思いますが、本当に御苦労な上に、さまざまな事象に事に当たらなければならない。それから地元の王滝村、それから木曽町の住民も本当に大変だということをよく聞いているものですから、心配すると同時に、慰労ができるようなことがあれば本当にいいなとつくづく思う次第です。体だけは気をつけていただいて、活動していただきたいなと思います。
それで、捜索の件なんですが、実際、自衛隊員も参加して大変な、1,000人以上の規模での捜索活動になっているわけですが、これ、全員見つかれば本当にいいなと思うんですが、見つからない場合もあるかもしれません。そこで、自衛隊員がその中で引き上げていく事態があるかもしれません。
そうなった後の話なんですが、実は御岳神社の
関係者は毎日、山に登っている人々です。その人々が、もし捜索等で協力ができるようなことがあれば、ぜひ協力したいという話がありました。ただし、現在の時点ではかなわない話ですし、自衛隊員が先頭に立って本当に御苦労されていることもよくわかっていますので、そういったような段階の次の段階に入ったときに、
危機管理部がまた表に出なければいけないようなときに、ちょっと参考にしていただければ大変助かるなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
◆
鈴木清 委員 今回の災害で、完結型の装備、設備を持った自衛隊が大変な働きをされたということは、報道を通じたりして、十分認識して理解しています。
長野県の場合、隣県の新潟県の陸上自衛隊高田駐屯地との協定などの
関係はどういう
状況に、今なっていますか。
◎玉井裕司
危機管理防災課長 隣接の部隊との連携についても、松本駐屯地を経由して行うということですので、自衛隊のそれぞれの管区の中での調整であろうと思っております。
◆
鈴木清 委員 それはわかるんですが、首都直下型地震が30年以内に70%確率で言われているんです。仮に、一つの例ですが、東京が数字的に10の被害があった場合、おそらく
長野県も5ないし6ぐらい被害を受けるのではないか。その場合、松本駐屯地は、
長野県に残らないですね。おそらく全部首都へ応援に出ます。その場合、この
長野市を中心とした県機能が麻痺し、インフラが混乱したときに、どこに頼るのかといった場合、比較的影響のないところは新潟県しかないんです。だから、今からそういう事態を想定した連携をどうするのかという、きちんとした手続的な問題も含めて
検討に入ってもらいたいというのが一つ。
それと自衛隊と消防の共同の訓練をことし6回やりました。そこへ今回の御嶽山の災害を教訓として、災害の面に対する対応として、ぜひ
危機管理部も関与をし、そこへ常備防災の消防も入り、自衛隊と警察、2プラス2で、今後、来年からいろいろなシミュレーションを想定した取り組みを考えたらどうかというのが提案なんです。
というのは、一元的に
危機管理部が中心になって、県庁に災害対策本部ができました。手足となる実戦部隊は、応援の消防局であり、機動隊であり、自衛隊なんです。ですから、その辺のコントロールタワーを働かす
危機管理部がこの際、警察と自衛隊と密な連携をとる意味で、おそらく来年も、とりあえず警察・自衛隊だけのがありますから、加わってもらいたいということを提案しているんですが、どうですか。
◎青柳郁生
危機管理監兼危機管理部長 まず1点目の自衛隊の活動ですが、首都直下型地震のような対応の場においても、
長野県に被害があれば、
危機管理部からは松本にある連隊に支援要請を求め、結果として松本駐屯地から出るのではなく、高田、あるいは他の
地域から来ることはありますが、自衛隊との窓口は原則として松本駐屯地にするということで、今回も実は新潟県から応援ということで、人員交代の中では新潟県から既に派遣されてきていますので、そういった対応をとってもらえるのではないかと考えています。
それから2点目ですが、自衛隊と消防との連携についても非常に今回有意義だったと考えており、今回特にこちらの県本部においても合同作戦本部が立ち上がり、また現地においても合同指揮本部が立ち上がり、三者連携により効率的な捜索活動が進められているということがありまして、こうした経験も踏まえ、今後の事前訓練等についても、こういった教訓を踏まえながら、連携のとれる体制を構築していきたいと考えているところです。
○
西沢正隆 委員長 ほかに御発言もありませんので、以上で質疑を終局したいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、質疑を終局いたします。
ただいまから議案の採決に入ります。
最初に第1号「
平成26年度
長野県
一般会計補正予算(第2号)案」中、第1条「第1表
歳入歳出予算補正」中の歳出第2款総務費、第6項防災費及び第2条「第2表
繰越明許費」中の一部について採決いたします。
本案、
原案のとおり可決すべきものと決するに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、本案は
原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に
請願及び
陳情の
審査を行います。当
委員会に付託されております
危機管理部関係の
請願・
陳情を一括して議題といたします。過日、お手元に配付いたしました
審査資料をごらん願います。
危機管理部関係の
請願・
陳情は、
請願の
継続分2件、
陳情の
継続分4件であります。
それでは、
継続分の
請願の
審査を行います。
継続分の
審査に当たっては、6月
定例会以降、
状況に
変化のないものについては一括して
審査を行い、
状況に
変化のあるものについては取り出して
審査を行うことにしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定をいたしました。
それでは、
継続審査となっております
請願2件について、
状況に
変化がありましたら
理事者から説明願います。
◎玉井裕司
危機管理防災課長 状況に
変化ございません。
○
西沢正隆 委員長 それでは、特に
状況に
変化のない
請願2件を一括して
審査いたします。
お諮りいたします。請第27号及び請第35号につきましては、引き続き
継続審査とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、
継続審査と決定いたしました。
以上をもちまして、
請願の
審査を終局いたします。
次に、
継続分の
陳情の
審査を行います。
継続分の
審査に当たっては、6月
定例会以降、
状況に
変化のないものについては一括して
審査を行い、
状況に
変化のあるものについては取り出して
審査を行うことにしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定をいたしました。
それでは、
継続審査となっております
陳情4件について、
状況に
変化がありましたら
理事者から説明願います。
◎玉井裕司
危機管理防災課長 状況に
変化はございません。
○
西沢正隆 委員長 それでは、特に
状況に
変化のない
陳情4件を一括して
審査いたします。
お諮りいたします。陳第224号、陳第226号、陳第479号及び陳第505号につきましては、引き続き
継続審査とするに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、
継続審査と決定いたしました。
以上で、
陳情の
審査を終局いたします。
次に、先月27日に発生した御嶽山の噴火は、多くの尊い命を奪うなど、戦後最悪の火山災害となりました。火山活動の監視強化や情報提供の充実、
土砂災害の防止など、
安全確保に向けた早急な取り組みが求められているところです。
よって、火山防災対策を強化して、国民の生命や財産の安全を確保するため国が必要な措置を講じるよう、「火山防災対策の強化を求める意見書(案)」につきまして、正副
委員長案を作成しましたので、お手元に配付いたします。
〔正副
委員長案配付〕
少し時間をとりますので、ごらんいただければと思います。
本案を議題といたします。
お諮りいたします。本案により
委員会発議することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、本案を会議規則第23条第1項による本
委員会提出の意見書案とすることと決定いたしました。
ただいま御決定いただいた意見書案の署名についてでありますが、慣例により提出者は
委員長、賛成者の筆頭者は副
委員長としたいと思いますが、御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定いたしました。
なお、本意見書案の取り扱いにつきましては、提案説明省略、即決の申し出を議長宛てにしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定いたしました。
それでは順次、御署名をお願いいたします。
〔意見書案署名〕
ありがとうございます。この際、何か御発言ありますか。
◆服部宏昭
委員 ただいま、火山防災対策を強化していく意見書の提出が決定したところです。
火山活動による災害の防止、災害発生時の対策の整備などについては、全国の
関係する都道県議会で構成する「活動火山・大規模地震対策都道県議会協議会」が設置されておりまして、調査研究や
関係機関への要望活動を行っていると聞いているところです。
ついては、本意見書について、同協議会からも国へ要望として提出していただくよう議長に取り計らってもらったらどうかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
○
西沢正隆 委員長 ただいまの発言について、何か御
異議等ありますか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、服部
委員の発言にありましたとおり、本意見書については、「活動火山・大規模地震対策都道県議会協議会」からも国へ要望として提出いただくよう、議長に取り計らっていただきたい旨をお伝えいたします。
以上をもちまして、
危機管理部関係の
審査を終局いたします。
次に、本
委員会の閉会中継続調査事件はお手元に配付いたしました資料のとおりとし、なお慎重に調査を要するためとの理由を付して、議長に申し出ることとしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
御
異議ありませんので、さよう決定いたしました。
次に、
委員長報告について、何か御発言ありますか。
〔「一任」と呼ぶ者あり〕
それでは正副
委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいですね。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
さよう決定いたします。
この際、何か発言がありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
閉会を宣した。
●閉会時刻 午後2時19分
△採決結果一覧(
建設部関係)
(付託議案)
▲
原案のとおり可決すべきものと決定したもの(簡易採決)
第1号
平成26年度
長野県
一般会計補正予算(第2号)案中
第1条「第1表
歳入歳出予算補正」中
歳 出 第9款 土木費
第2条
繰越明許費
第3条 「第3表
債務負担行為補正」中の一部
第17号
一般国道152
号道路改築工事(
小道木2
号トンネル)
変更請負契約の締結につ
いて
第18号
一般国道152
号道路改築工事(
小道木2
号橋上部工)
変更請負契約の締結につ
いて
第19号
主要地方道上高地公園線道路改築工事(
上高地トンネル)
変更請負契約の締
結について
第20号 訴えの提起について
第21号 訴えの提起について
第22号 訴えの提起について
(
請願)
▲
継続審査としたもの(簡易採決)
請第24号、請第25号
(
陳情)
▲採択すべきものと決定したもの(簡易採決)
陳第600号、陳第606号、陳第609号、陳第610号、陳第621号、陳第625号、陳第626号、陳第
627号、陳第628号、陳第629号、陳第636号、陳第639号
▲採択すべきものと決定したもの(挙手採決)
陳第607号
▲
継続審査としたもの(簡易採決)
陳第31号、陳第150号、陳第151号、陳第174号、陳第175号、陳第315号、陳第337号、陳第
369号、陳第407号、陳第460号、陳第468号、陳第501号、陳第527号、陳第540号、陳第558
号、陳第566号
△採決結果一覧(
危機管理部関係)
(付託議案)
▲
原案のとおり可決すべきものと決定したもの(簡易採決)
第1号
平成26年度
長野県
一般会計補正予算(第2号)案中
第1条 「第1表
歳入歳出予算補正」中
歳 出 第2款 総務費
第6項 防災費
第2条
繰越明許費
(
請願)
▲
継続審査としたもの(簡易採決)
請第27号、請第35号
(
陳情)
▲
継続審査としたもの(簡易採決)
陳第224号、陳第226号、陳第479号、陳第505号
(議員提出議案)
▲本
委員会発議による意見書案と決定したもの(簡易採決)
火山防災対策の強化を求める意見書案...