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  1. 富山県議会 2022-11-01
    令和4年11月定例会 提案理由説明


    取得元: 富山県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  午前10時00分開会          開  会  の  宣  告 ◯議長(渡辺守人君)ただいまから令和4年11月富山県議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          諸     報     告 2 ◯議長(渡辺守人君)日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  まず初めに、本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元にお配りしたとおり、それぞれ出席者の報告がありました。  次に、監査委員から地方自治法第199条の規定に基づき、9月定例会報告以降の監査結果が議長宛てに提出されておりますので、御報告いたします。  なお、監査の結果につきましては、県報に登載されておりますので、併せて御了承願います。  次に、人事委員会からの地方公務員法第8条、第14条及び第26条の規定に基づく職員の給与等に関する報告及び勧告については、既にお配りしたとおり提出がありました。  次に、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定に基づく教育委員会の事務の点検及び評価結果報告書については、既にお配りしたとおり提出がありました。  次に、会議規則第129条の規定に基づき、議長において決定した議員の派遣については、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3 ◯議長(渡辺守人君)これより本日の日程に入ります。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           仮議長選任議長委任 4 ◯議長(渡辺守人君)日程第1、仮議長の選任を議長に委任する件を議題といたします。  お諮りいたします。  新型コロナウイルス感染症危機管理対策のため、地方自治法第106条第3項の規定に基づき、会期中の仮議長の選任を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(渡辺守人君)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  今後、仮議長の選任が必要となる場合には、議長より指名いたしたいと思います。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            会議録署名議員の指名 6 ◯議長(渡辺守人君)次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、針山健史君、山本徹君及び菅沢裕明君を指名いたします。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          会  期  の  決  定 7 ◯議長(渡辺守人君)次に、日程第3、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から12月14日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(渡辺守人君)御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   議案第112号から第165号まで、報告第20号及び報告第21号 9 ◯議長(渡辺守人君)次に、日程第4、議案第112号から議案第165号まで、報告第20号及び報告第21号を議題といたします。  知事から提案理由の説明を求めます。  新田知事。    〔知事新田八朗君登壇〕 10 ◯知事(新田八朗君)本日の定例県議会に提出しました案件の説明に先立ちまして、ひとこと申しあげます。  令和2年11月に知事に就任してから、早くも2年余りが経過いたしました。就任して以降、今なお、新型コロナウイルス感染症との闘いが続いています。これまで、多くの関係の皆様のご協力のもと、感染拡大の防止や医療提供体制の確保、ワクチン接種の促進等の対策に万全を期すとともに、社会経済活動の回復に向けた取組みを積極的に進めてきたところです。また、今年度に入り、原油価格や物価の高騰によって影響を受ける県民生活事業活動への迅速な支援にも努めてまいりました。  一方で、本県のさらなる発展に向けた成長戦略を策定し、関係人口の拡大やスタートアップ支援をはじめ、「幸せ人口1000万 ウェルビーイング先進地域、富山」の実現に向けた取組みを着実に進めております。また、「ワンチームとやま」連携推進本部会議による市町村との連携の強化や、行政、産業・地域社会のDXの推進、オレゴン州との交流促進などにも取り組んでまいりました。さらに、「北陸の十字路」構想の実現に向け、北陸3県の知事懇談会を初めて開催するなど、近隣県との連携を強化してまいりました。  今後とも、知事に就任した際の初心を忘れず、「県民目線」、「スピード重視」、「現場主義」を徹底し、若者からお年寄りまで希望に満ちた笑顔があふれる富山県、ワクワクすることがたくさんある富山県、チャンスがあり、夢を叶えることができる富山県の実現に向けて全力で取り組んでまいります。  これまでの議員各位のご指導とご協力、ならびに県民の皆様のご理解とご支援に深く感謝を申しあげますとともに、なお一層のご指導、ご支援をお願い申しあげます。  つぎに、当面の諸問題について申しあげます。  まず、新型コロナウイルス感染症につきましては、現在、全国的に新規感染者数の増加の動きが見られます。本県においても、先月中旬以降、増加傾向が続き、病床使用率も高い水準で推移しており、今後は、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されます。  このため、県では、引き続き、入院病床などの医療提供体制の確保に努めるとともに、自宅療養となった方々などへのフォローアップにも万全を期しております。また、高齢者施設医療機関等でのクラスターの発生を防止するため、希望する施設の従事者等を対象とした集中的検査を新たに開始しました。さらに、有識者のご意見を伺ったうえで、本日、感染注意報から感染警報に引き上げ、県民の皆様に感染防止対策の徹底をお願いしているところです。  この場をお借りしまして、昼夜を問わず献身的にご対応いただいている医療従事者の皆様をはじめ、新型コロナの対応にあたっておられる関係の皆様、感染防止対策にご協力いただいている多くの県民や事業者の皆様にあらためて深く感謝申しあげます。  ワクチン接種については、市町村や医療機関の皆様のご尽力のもと、オミクロン株に対応したワクチンの接種が進められています。県としても、県民の皆様の接種機会の確保と速やかな接種のため、先月から富山市および高岡市に特設会場を設置するとともに、県独自のPR動画による呼びかけを行っているところです。引き続き、県民の皆様への接種が円滑に進められるよう、市町村をはじめ関係の皆様と連携して取り組んでまいります。  つぎに、本県の経済・雇用情勢等について申しあげます。  本県経済につきましては、生産は持ち直しの動きがみられ、個人消費は緩やかに持ち直しています。また、雇用情勢も、有効求人倍率が前月から上昇し、9月は1.59倍となるなど、緩やかな改善の動きが続いており、景気は緩やかに持ち直しています。一方で、物価上昇や部品等の供給面での制約、金融資本市場の変動のほか、海外景気の下振れが景気を下押しするリスクに十分注意するとともに、感染症による影響を注視する必要があります。  こうしたなか、国においては、先月28日に「物価高克服経済再生実現のための総合経済対策」を閣議決定し、その内容を盛り込んだ補正予算案が国会で審議されているところです。県としては、県内にも早期に効果を波及させるため、積極的な活用を図ってまいります。  本県の成長戦略につきましては、6つの戦略の柱ごとのプロジェクトチームにおいて、今後重点的に取り組む施策の方針について検討を進めているところです。また、先月開催した成長戦略のカンファレンス「しあわせる。富山」では、各分野の専門家等を交え、地域課題をテーマとしたトークセッションを行いました。これらの議論をふまえ、県内外の多様な関係者と連携して、新たな施策やプロジェクトの創出につなげるとともに、年内にウェルビーイングに関する指標を策定します。  創業支援につきましては、大きな成長が期待されるスタートアップ企業を創出するため、県内企業6社を選定し、専門家による集中的な支援を開始したほか、先月28日に開所した「SCOP TOYAMA」を拠点として、起業や移住のさらなる促進に取り組んでまいります。  産業・地域社会のDXの推進につきましては、去る8月から10月まで、シンガポール国立大学との共同により、県職員や民間企業の社員を対象とした研修プログラムを実施しました。今後、その成果を活かしたプロジェクトの創出や、デジタル分野での官民連携の強化を図ってまいります。また、県立大学におけるデータサイエンス人材の育成については、令和6年4月の「情報工学部(仮称)」の開設に向け、引き続き、国との協議を進めるとともに、必要な教員の確保や施設整備などに取り組んでまいります。さらに、行政のDXの推進については、県民の皆様の利便性向上と業務の効率化を図るため、先月から電子契約と手数料等の電子納付を開始したところであり、今後、対象業務を順次拡大してまいります。  北陸新幹線につきましては、去る16日に、北陸新幹線建設促進同盟会沿線府県議会協議会北陸経済連合会関西経済連合会および関西広域連合の5団体合同で、来年度の政府予算案に関する要請を行いました。金沢・敦賀間の令和5年度末までの確実な開業と、1日も早い大阪までの全線開業について、今後とも政府等に対し強力に働きかけてまいります。  G7教育大臣会合につきましては、来年5月12日から4日間にわたり、富山市および金沢市で開催することが決定されました。これを受け、先月27日に石川県知事、富山・金沢両市長と4者で意見交換を行ったところであり、来月1日には、県内関係機関等からなる富山県委員会を立ち上げることとしております。富山・石川両県がそれぞれの教育力の高さや自然・歴史文化などの魅力をアピールし、共同開催による相乗効果を存分に発揮できるよう、今後とも文部科学省関係自治体等と連携して必要な準備を進めてまいります。  文化財の保存と活用につきましては、先月、国の文化審議会の答申により、勝興寺が国宝に指定される運びとなりました。このことは、地元関係者の皆様の長年にわたる保存・継承の取組みが評価されたものと考えております。県としては、今後とも、高岡市と連携し、魅力の発信等に取り組んでまいります。  つぎに、令和5年度予算編成方針等について申しあげます。  本県財政につきましては、高齢化の進展等により社会保障関係経費が年々増加しており、新幹線建設等にあたって発行した地方債の償還による公債費が高い水準で推移するなど、引き続き厳しい状況にあります。  このため、来年度予算編成においては、歳入確保に最大限努めるとともに、「県民目線」、「スピード重視」、「現場主義」をこれまで以上に徹底し、デジタル化等の技術革新、県民ニーズの多様化などをふまえた既存事業抜本的見直しや再構築を進めます。また、官民協働事業レビュー対象事業に係る予算編成過程の「見える化」や、戦略的な情報発信にも取り組んでまいります。  一方、県民の命と暮らしを守るため、原油価格物価高騰対策新型コロナ対策に引き続き最優先で取り組むとともに、県民の真の幸せ(ウェルビーイング)の向上をめざし、少子化対策子育て環境の充実のほか、経済の活性化やスタートアップ支援、DXの推進、カーボンニュートラルの実現、人への投資などの事業に優先的に予算を配分します。  また、県民ニーズに対応した持続可能な県政推進体制を構築するため、新たに「県庁活性化方針」を定め、DX・働き方改革や多様な人材の活用、官民連携のさらなる推進などについて具体的な取組みを検討してまいります。  つぎに、今回提出しました案件について申しあげます。  まず、補正予算について申しあげます。  補正予算の規模は、一般会計52億5,594万円、企業会計13億608万円となっております。  以下、補正予算の概要について、3つの施策の柱に沿って申しあげます。  1目の柱は、「原油価格物価高騰対策」です。  医療機関児童福祉施設の経営の安定化を図るため、負担が増加している光熱費等の一部を支援するとともに、食材費等が高騰するなかで、県立学校における給食等の質が維持されるよう対応してまいります。また、燃料価格等の高騰により影響を受ける林業事業者等を緊急的に支援します。  2つ目の柱は、「新型コロナ対策」です。  医療提供体制の強化につきましては、季節性インフルエンザとの同時流行等に備えるため、感染拡大時において診療・検査体制を確保する救急医療機関を支援します。  感染拡大の防止につきましては、希望する高齢者施設従事者等を対象に集中的検査を実施するとともに、感染が発生した介護サービス事業所等に対して、施設内療養とサービスの継続に必要な経費を引き続き支援します。  3つ目の柱は、「未来への投資」です。  G7教育大臣会合につきましては、来年5月の開催に向けた準備を進めるとともに、関連イベントとして、教育に関するシンポジウムや、中高生を対象とした「こどもサミット」等を開催し、機運醸成を図ってまいります。また、G7広島サミットの開催を契機として、関係閣僚会合を開催する他の自治体と連携し、本県の観光資源や食などの魅力を広く発信します。  DXの推進につきましては、県立大学において新学部の開設に伴い必要となる高規格のネットワーク機器の整備を進めるほか、県庁における業務効率化および生産性向上を図るため、グループウェアメールシステム等の再構築に取り組みます。  このほか、高岡テクノドーム別館については、建設工事に係る債務負担行為を設定し、令和6年度中の開館をめざして整備を進めてまいります。また、冬期に損傷した道路の補修や農業農村整備等の工事に早期に着手するため、県単独建設事業等に関する債務負担行為を設定し、年度間の切れ間のない発注と計画的な執行に努めてまいります。さらに、人事委員会の勧告に基づき、職員の給料の引上げおよび勤勉手当等の支給割合の引上げを行うこととし、所要の給与費を増額します。  以上が補正予算の概要となります。  つぎに、予算以外の議案について申しあげます。  条例としましては、新たに制定するものとして、「富山県個人情報の保護に関する法律施行条例」など2件を、改正するものとして、「富山県一般職の職員等の給与に関する条例等の一部を改正する条例」など6件を、廃止するものとして、「富山県個人情報保護条例を廃止する条例」を提案しております。  条例以外の議案としましては、富山県民会館指定管理者の指定に関する件など37件を提案しております。  報告案件につきましては、地方自治法第179条および同法第180条の規定による専決処分について報告しております。  以上をもちまして、今回提出しました諸案件の説明といたします。  なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申しあげます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            議員提出議案第12号 11 ◯議長(渡辺守人君)次に、日程第5、議員提出議案第12号を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第12号については、会議規則第39条第4項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長(渡辺守人君)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 13 ◯議長(渡辺守人君)次にお諮りいたします。  議案調査のため、明11月29日は休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(渡辺守人君)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  以上で本日の日程は終了いたしました。  次回の本会議は11月30日に再開し、会派代表による県政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。  本日はこれをもって散会いたします。  午前10時22分散会 Copyright © Toyama Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...