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  1. 富山県議会 2021-06-01
    令和3年6月定例会 委員長報告、討論、採決


    取得元: 富山県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  午後1時00分開議 ◯議長五十嵐 務君)ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            常任委員会審査報告 2 ◯議長五十嵐 務君)日程第1、議案第92号から議案第102号まで、報告第4号のうち専決処分第16号から第29号まで、第32号、第33号、第35号、第36号、第39号及び第41号を議題といたします。  以上の案件に関し、常任委員長の審査結果の報告を求めます。  教育警務委員長酒井立志君。    〔教育警務委員長酒井立志君登壇〕 3 ◯教育警務委員長酒井立志君)本定例会において、教育警務委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第92号令和3年度富山県一般会計補正予算(第3号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額167万5,000円、報告第4号地方自治法第179条による専決処分の件のうち損害賠償に係る和解に関する件である専決処分第33号及び第35号であります。  本委員会におきまして、これらの諸案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。  以上をもちまして、教育警務委員長報告といたします。 4 ◯議長五十嵐 務君)厚生環境委員長岡崎信也君。    〔厚生環境委員長岡崎信也君登壇〕 5 ◯厚生環境委員長岡崎信也君)本定例会において、厚生環境委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第92号令和3年度富山県一般会計補正予算(第3号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額24億9,706万2,000円、議案第93号令和3年度富山県母子父子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第1号)、議案第97号富山生活保護法等に基づく保護施設等の設備及び運営に関する基準を定める条例一部改正の件、議案第98号富山障害者日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービス事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等一部改正の件、報告第4号地方自治法第179条による専決処分の件のうち専決処分第21号令和2年度富山県一般会計補正予算(第18号)、専決処分第27号令和3年度富山県一般会計補正予算(第1号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額9億8,499万円、専決処分第39号損害賠償に係る和解に関する件及び専決処分第41号令和3年度富山県一般会計補正予算(第2号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額11億8,494万円であります。  本委員会におきまして、これらの諸案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。  以上をもちまして、厚生環境委員長報告といたします。 6 ◯議長五十嵐 務君)地方創生産業委員長川島国君。
       〔地方創生産業委員長川島 国君登壇〕 7 ◯地方創生産業委員長(川島 国君)本定例会において、地方創生産業委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第92号令和3年度富山県一般会計補正予算(第3号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額49億976万円、報告第4号地方自治法第179条による専決処分の件のうち専決処分第25号富山県中山間地域における持続可能な地域社会の形成に関する条例一部改正の件及び専決処分第27号令和3年度富山県一般会計補正予算(第1号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額6億9,000万円であります。  本委員会におきまして、これらの諸案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。  以上をもちまして、地方創生産業委員長報告といたします。 8 ◯議長五十嵐 務君)県土整備農林水産委員長薮田栄治君。    〔県土整備農林水産委員長薮田栄治君登壇〕 9 ◯県土整備農林水産委員長薮田栄治君)本定例会において、県土整備農林水産委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第92号令和3年度富山県一般会計補正予算(第3号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額1億8,450万2,000円、議案第99号富山公営企業設置等に関する条例一部改正の件、議案第100号工事委託契約締結に関する件(一般国道471号利賀トンネル(その2)工事)、報告第4号地方自治法第179条による専決処分の件のうち損害賠償に係る和解に関する件である専決処分第16号から第20号まで、第28号、第29号、第32号及び第36号であります。  本委員会におきまして、これらの諸案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。  以上をもちまして、県土整備農林水産委員長報告といたします。 10 ◯議長五十嵐 務君)経営企画委員長平木柳太郎君。    〔経営企画委員長平木柳太郎君登壇〕 11 ◯経営企画委員長平木柳太郎君)本定例会において、経営企画委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第92号令和3年度富山県一般会計補正予算(第3号)のうち歳入歳出予算補正中歳入全部、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額1,856万1,000円、議案第94号富山附属機関条例一部改正の件から議案第96号富山税条例等一部改正の件まで、議案第101号動産取得に関する件、議案第102号動産取得に関する件、報告第4号地方自治法第179条による専決処分の件のうち専決処分第22号富山県知事及び副知事の給料その他の給与及び旅費支給条例一部改正の件から専決処分第24号過疎地域等における県税の特別措置に関する条例一部改正の件まで、専決処分第26号損害賠償に係る和解に関する件、専決処分第27号令和3年度富山県一般会計補正予算(第1号)のうち歳入歳出予算補正中歳入全部及び専決処分第41号令和3年度富山県一般会計補正予算(第2号)のうち歳入歳出予算補正中歳入全部であります。  本委員会におきまして、これらの諸案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。  以上をもちまして、経営企画委員長報告といたします。 12 ◯議長五十嵐 務君)以上をもって常任委員長の審査結果の報告を終わります。       ─────────────────── 13 ◯議長五十嵐 務君)これより委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。  次に、これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          採           決 14 ◯議長五十嵐 務君)これより議案第92号から議案第102号まで、報告第4号のうち専決処分第16号から第29号まで、第32号、第33号、第35号、第36号、第39号及び第41号を採決いたします。  以上の案件に対する各委員長の報告は可決または承認であります。  以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 15 ◯議長五十嵐 務君)起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決または承認されました。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          議案第103号から第105号まで 16 ◯議長五十嵐 務君)次にお諮りいたします。  ただいま知事から議案第103号から議案第105号までが提出されました。  この際これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長五十嵐 務君)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  これより議案第103号から議案第105号までを議題といたします。  知事から提案理由の説明を求めます。  新田知事。    〔知事新田八朗君登壇〕 18 ◯知事新田八朗君)ただいま上程になりました議案について御説明申し上げます。  議案第103号は、令和3年度の一般会計補正予算であります。  主な内容としましては、新型コロナウイルス感染症対策につきまして、ワクチン個別接種に協力いただく医療機関への支援を11月末まで延長するとともに、中小企業が共同で実施する職域接種を支援するなど、ワクチン接種加速化を図るほか、スポーツ等全国大会などに本県を代表して参加する選手等へのPCR検査費用を支援するものであります。  また、県内の小中学校等における大規模な食中毒の発生を受け、乳処理業者等を対象に衛生管理の徹底に向けた研修会を開催します。  これらに要する経費として22億3,100万円を追加しようとするものであります。  議案第104号は、公安委員会委員野田八嗣君が7月10日をもって任期満了となりますので、その後任として林和夫君を任命いたしたいと存じ、御同意を得ようとする案件であります。  議案第105号は、収用委員会委員金田栄悟君が7月10日をもって任期満了となりますが、再任いたしたいと存じ、御同意を得ようとする案件であります。  何とぞ御審議の上、適正な議決並びに同意をいただきますようお願い申し上げます。       ─────────────────── 19 ◯議長五十嵐 務君)これより議案第103号に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第103号については、お手元にお配りした議案付託表のとおり、各常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長五十嵐 務君)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  各常任委員会における審査のため、暫時休憩いたします。  午後1時18分休憩       ───────────────────  午後1時40分開議 21 ◯議長五十嵐 務君)休憩前に引き続き会議を開きます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            常任委員会審査報告 22 ◯議長五十嵐 務君)本案に関し、常任委員長の審査結果の報告を求めます。  教育警務委員長酒井立志君。    〔教育警務委員長酒井立志君登壇〕 23 ◯教育警務委員長酒井立志君)本定例会において、教育警務委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第103号令和3年度富山県一般会計補正予算(第4号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額1億500万円であります。  本委員会におきまして、この案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、教育警務委員長報告といたします。 24 ◯議長五十嵐 務君)厚生環境委員長岡崎信也君。    〔厚生環境委員長岡崎信也君登壇〕 25 ◯厚生環境委員長岡崎信也君)本定例会において、厚生環境委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第103号令和3年度富山県一般会計補正予算(第4号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額20億8,200万円であります。  本委員会におきまして、この案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、厚生環境委員長報告といたします。 26 ◯議長五十嵐 務君)地方創生産業委員長川島国君。    〔地方創生産業委員長川島 国君登壇〕 27 ◯地方創生産業委員長(川島 国君)本定例会において、地方創生産業委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第103号令和3年度富山県一般会計補正予算(第4号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額4,200万円であります。  本委員会におきまして、この案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、地方創生産業委員長報告といたします。 28 ◯議長五十嵐 務君)県土整備農林水産委員長薮田栄治君。    〔県土整備農林水産委員長薮田栄治君登壇〕 29 ◯県土整備農林水産委員長薮田栄治君)本定例会において、県土整備農林水産委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第103号令和3年度富山県一般会計補正予算(第4号)のうち歳入歳出予算補正中、歳出中本委員会所管に係る歳出予算総額200万円であります。  本委員会におきまして、この案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、県土整備農林水産委員長報告といたします。 30 ◯議長五十嵐 務君)経営企画委員長平木柳太郎君。    〔経営企画委員長平木柳太郎君登壇〕 31 ◯経営企画委員長平木柳太郎君)本定例会において、経営企画委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。  付託案件は、議案第103号令和3年度富山県一般会計補正予算(第4号)のうち歳入歳出予算補正中歳入全部であります。  本委員会におきまして、この案件について慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、経営企画委員長報告といたします。 32 ◯議長五十嵐 務君)以上をもって常任委員長の審査結果の報告を終わります。       ─────────────────── 33 ◯議長五十嵐 務君)これより委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。  次に、これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          採           決 34 ◯議長五十嵐 務君)これより議案第103号を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。  本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
       〔賛成者起立〕 35 ◯議長五十嵐 務君)起立全員であります。よって、本案は各委員長の報告のとおり可決されました。  次にお諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第104号及び議案第105号については、事案の性質上、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長五十嵐 務君)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  これより採決いたします。  まず、議案第104号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長五十嵐 務君)御異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決定いたしました。  次に、議案第105号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長五十嵐 務君)御異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決定いたしました。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━         議員提出議案第7号から第9号まで 39 ◯議長五十嵐 務君)次に日程第2、議員提出議案第7号から議員提出議案第9号までを議題といたします。  議案を職員に朗読させます。 40    〔職員朗読〕       ─────────────────── 議員提出議案第7号    世界保健機関の年次総会等に台湾がオブザーバーとして    参加する機会を保障することを求める意見書  上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提案理由を 付け提出します。    令和3年6月30日  富山県議会議長  五十嵐  務 殿              提出者 富山県議会議員                   横  山     栄                   井  上     学                   山  本     徹                   火  爪  弘  子                   奥  野  詠  子                   吉  田     勉                   山  崎  宗  良                   岡  崎  信  也                   藤  井  大  輔                   澤  崎     豊                   庄  司  昌  弘                       令和3年6月30日 提 出 先  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  あて  外 務 大 臣  厚生労働大臣  内閣官房長官                富山県議会議長  五十嵐  務    世界保健機関の年次総会等に台湾がオブザーバーとして    参加する機会を保障することを求める意見書  台湾は、新型コロナウイルス感染症の発生直後から、検疫体制の強 化や感染症指揮センターの設置のほか、マスクの生産増強や流通管理 などを先駆的に実践してきており、こうした迅速な取組みによる成果 は世界が注目するところとなっている。  しかし、新型コロナウイルス対策を重大な議題とし、昨年5月と11 月に開催された世界保健機関(WHO)の年次総会では、台湾のオブ ザーバーとしての参加は認められず、国際的な防疫網を構築する上で、 地理的な空白が生まれかねない状況となっている。  国際的に重要な会議に台湾が参加できないことは、国際防疫上、世 界的な損失であり、先月開催された先進7か国外務・開発大臣会合で は、WHO会合への台湾の意義ある参加を支持する共同コミュニケを 採択したものの、その後開催されたWHO総会への参加はまたもや認 められなかったところである。  新型コロナウイルス感染症の終息に向けて、公衆衛生上の成果を上 げた台湾の有益な知見・経験を世界で共有することが不可欠であり、 WHOの次回総会から台湾の参加を認めることが必要である。  よって、国会及び政府におかれては、新型コロナウイルス感染症対 策など国際的な公衆衛生上の危機対応のため、台湾がWHOの年次総 会等にオブザーバーとして参加する機会が保障されるよう、WHO及 び関係各国に対する働きかけを一層強化するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。          提   案   理   由  台湾は、新型コロナウイルス感染症の発生直後から、検疫体制の強 化や感染症指揮センターの設置など先駆的に実践し、公衆衛生上での 成果を上げていることから、新型コロナウイルス感染症の終息に向け て国際的な公衆衛生上の危機対応のためには、台湾の有益な知見・経 験を世界で共有し、地理的空白のない国際的防疫網の構築が不可欠で あり、台湾がWHOの年次総会等にオブザーバーとして参加する機会 が保障されるよう、WHO及び関係各国に対する働きかけを一層強化 するよう強く要望するものである。       ─────────────────── 議員提出議案第8号        地方財政の充実・強化を求める意見書  上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提案理由を 付け提出します。    令和3年6月30日  富山県議会議長  五十嵐  務 殿              提出者 富山県議会議員                   横  山     栄                   井  上     学                   山  本     徹                   火  爪  弘  子                   奥  野  詠  子                   吉  田     勉                   山  崎  宗  良                   岡  崎  信  也                   藤  井  大  輔                   澤  崎     豊                   庄  司  昌  弘
                          令和3年6月30日 提 出 先  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  あて  総 務 大 臣  財 務 大 臣  まち・ひと・しごと創生担当大臣  内閣官房長官                富山県議会議長  五十嵐  務        地方財政の充実・強化を求める意見書  新型コロナウイルスの出現により、いま地方自治体には新たに多く の行政需要が発生している。ワクチン接種体制の構築、防疫体制の強 化など、あらゆる課題に即時の対応が求められている。  同時に、医療・介護など社会保障への対応、子育て支援策の充実、 地域交通の維持・確保など、少子・高齢化の進展とともに、従来から の行政サービスに対する需要も、これまで以上に高まりつつある。加 えて、近年多発している大規模災害、またデジタル・ガバメント化へ の対応も迫られている。  先般閣議決定された「骨太の方針2021」では、地方の一般財源総額 について、2021年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同 水準を確保する方針が示された。  新型コロナウイルスへの対応により巨額の財政出動が行われるなか、 地方が責任を持って、社会保障や地方創生、防災・減災などの様々な 課題に対処し、地方の実情に沿ったきめ細かな行政サービスを担える よう、十分な地方財源を確保していく必要がある。  ついては、2022年度の政府予算と地方財政の検討にあたっては、コ ロナ禍による新たな行政需要なども把握しながら、歳入・歳出を的確 に見積もり、地方財政の確立をめざすよう、国会及び政府におかれて は、以下の事項の実現を求める。                記 1 社会保障や地方創生、防災・減災などの様々な課題に対処し、地  方の実情に沿ったきめ細かな行政サービスを担えるよう、必要な地  方一般財源総額の確保・充実を行うこと。 2 地方交付税の法定率を引き上げるなど、臨時財政対策債に頼らな  い地方財政の確立に取り組むこと。 3 地方税の充実と税源の偏在性が小さく税収が安定的な地方税体系  の構築に取り組むこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。          提   案   理   由  新型コロナウイルスの出現により、地方自治体には新たに多くの行 政需要が発生し、その対応のため巨額の財政出動が行われるなか、地 方は責任を持って、社会保障や地方創生、防災・減災などの様々な課 題に対処する必要があることから、地方の実情に沿ったきめ細かな行 政サービスを担えるよう、2022年度の政府予算と地方財政の検討にあ たっては、必要な一般財源総額の確保・充実を行うことなどを強く求 めるものである。       ─────────────────── 議員提出議案第9号    最低賃金の引上げ及び中小企業支援拡充を求める意見書  上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提案理由を 付け提出します。    令和3年6月30日  富山県議会議長  五十嵐  務 殿              提出者 富山県議会議員                   横  山     栄                   井  上     学                   山  本     徹                   火  爪  弘  子                   奥  野  詠  子                   吉  田     勉                   山  崎  宗  良                   岡  崎  信  也                   藤  井  大  輔                   澤  崎     豊                   庄  司  昌  弘                       令和3年6月30日 提 出 先  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  あて  厚生労働大臣  経済産業大臣  内閣官房長官                富山県議会議長  五十嵐  務    最低賃金の引上げ及び中小企業支援拡充を求める意見書  コロナ禍の深刻な経済状況で、非正規雇用やフリーランスで働く労 働者の失業や減収が深刻である。非正規労働者の7割は女性であり、 多くがコロナ禍で貴重な役割を担っているエッセンシャルワーカーで もある。この女性パート労働者の4割が、最低賃金の近傍(×1.15倍 の範囲)で働いている現状にある。  現在、日本の最低賃金は、加重平均で時給902円である。しかし、 この額では毎日8時間働いても月額11万~14万円(手取り)程度にし かならない。国民の生活を底上げし、民間消費を喚起して地域経済を 回復させるうえで、最低賃金の引上げは喫緊の課題である。  加えて、現在の最低賃金は最高の東京1,013円と最低の7県792円と では、時給221円の格差がある。全国労働組合総連合が実施している 調査でも、地方では交通費などの負担が大きく、最低生活費に大きな 格差があるとは認められない。  最低賃金を引き上げるためには、中小零細企業への支援がセットで 行われることが必要であり、コロナ禍で苦境にあえぐ事業所への経営 支援などを強めることが重要である。  また、最低賃金の引上げに向けては、雇用維持との両立を図りなが ら賃上げしやすい環境を整備する必要がある。  よって、国会及び政府におかれては、以下のことを実現されるよう 強く要望する。                記 1 国民の暮らしを支え消費を拡大するため、最低賃金を大幅に引き  上げること。 2 生活費の実態にあわせ、最低賃金の地域間格差を是正すること。
    3 最低賃金引上げの際には、コロナ禍での様々な経営支援、下請け  取引の適正化、各種財政支援など、中小企業への支援を強化するこ  と。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。          提   案   理   由  コロナ禍の深刻な経済状況で、非正規雇用やフリーランスで働く労 働者の失業や減収が深刻であり、多くが国民の生活を底上げし、民間 消費を喚起して地域経済を回復させるうえで、最低賃金の引上げは喫 緊の課題であることから、中小企業への支援強化の上、最低賃金を大 幅に引き上げることや、地域間格差を是正することなどを強く求める ものである。       ─────────────────── 41 ◯議長五十嵐 務君)お諮りいたします。  ただいま朗読した議案については、この際直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長五十嵐 務君)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  これより採決いたします。  議員提出議案第7号から第9号までについては原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長五十嵐 務君)御異議なしと認めます。よって、以上の議案は原案のとおり可決されました。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           請願第3号から第6号まで 44 ◯議長五十嵐 務君)次に日程第3、請願第3号から請願第6号までを議題といたします。  請願の審査結果は、お手元にお配りした報告書のとおりでありますので、この際直ちに採決いたします。  まず、請願第3号及び第4号を採決いたします。  以上の請願に対する議会運営委員長の報告は不採択であり、採択しないことに決しております。  以上の請願は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 45 ◯議長五十嵐 務君)起立多数であります。よって、以上の請願は委員長の報告のとおり不採択とし、採択しないことに決定いたしました。  次に、請願第6号を採決いたします。  本請願に対する教育警務委員長の報告は採択であります。  本請願は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 46 ◯議長五十嵐 務君)起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。  次に、請願第5号を採決いたします。  本請願に対する厚生環境委員長の報告は採択であります。  本請願は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長五十嵐 務君)御異議なしと認めます。よって、本請願は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。  なお、本定例会に受理いたしました陳情は、お手元にお配りした報告書のとおりでありますので、御了承願います。   (請願審査報告書及び陳情処理状況報告書は本号末尾に掲載)       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続審査 48 ◯議長五十嵐 務君)次に日程第4、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続審査の件を議題といたします。  常任委員長及び議会運営委員長から、審査中の事件につき、会議規則第74条の規定により、お手元にお配りいたしました申出一覧のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りいたします。  各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長五十嵐 務君)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 50 ◯議長五十嵐 務君)以上で本日の日程は終了いたしました。  これをもって本定例会に付議されました諸案件の審議は全て終了いたしました。  終わりに、本定例会中は終始熱心に御審議いただきました議員各位に対し、また、知事はじめ執行部並びに報道機関各位の御協力に対し、感謝を申し上げる次第であります。       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          閉  会  の  宣  告 51 ◯議長五十嵐 務君)これをもって令和3年6月富山県議会定例会を閉会いたします。  午後2時02分閉会 Copyright © Toyama Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...