◎障がい
福祉課長 4月26日の
説明会のときにもそういったご
意見をいただいております。今回、
設計において、当初、木造ということで
考えておったのですけれども、そういったご
意見を基に、1階から2階の床までを
RC造にするということで、微振動ですとか、
あと、騒音の
部分に関しては、
建物を造る中で防音にするとか、そういったことで
対策をしっかりと
考えていきたいと思っております。
○
委員長 ほかに。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ほかに
質疑、
意見もないようですので、
質疑、
意見を終結したいと思いますが、これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご
異議なしと認めます。よって
質疑、
意見を終結いたします。
本件は
報告でありますので、ご了承願います。
暫時休憩といたします。
午前9時23分
休憩
午前9時24分
再開
○
委員長 休憩前に引き続き
会議を開きます。
次に、
日程第3
報告事項 第4期えびなっこしあわせ
プランについてを
議題といたします。
教育支援担当部長の
説明を求めます。
◎
教育支援担当部長 それでは、第4期えびなっこしあわせ
プランについて
概要をご
説明いたします。お手元のリーフレットの
資料があるかと思いますので、ご覧いただければと思います。
1枚目の
資料になります。えびなっこしあわせ
プランは
海老名の
子どもたち1人1人が、今と将来にわたって、
自己実現を果たし、
社会の一員として自分の力を発揮して、幸せに生きることを目指して、家庭、地域、
学校、行政が力を合わせて取り組む
教育計画でございます。
1枚目の
資料の
左下あたりになります。この
プランは
平成26年度から第1期の
取組が始まり、その時々の
教育課題等を踏まえ、
重点項目等を
見直しながら進めてまいりました。今回ご
報告するのは、
令和6年度から
令和8年度まで、3か年の第4期えびなっこしあわせ
プランでございます。
第4期えびなっこしあわせ
プランでは、
授業改善の
実践、
教育支援体制の充実、みんなで取り組む
学校づくりの
推進を3本の柱として重点的に取り組んでまいります。そして、
包摂性を
キーワードに、これまでの
学校教育活動や
学校の
在り方、
教育行政の
取組を
見直し、その
改善を図り、
海老名の全ての
子ども1人1人の学びと
生活を保障してまいります。
今回、第4期えびなっこしあわせ
プランの
キーワードである
包摂性といいますのは、英語の
インクルージョンの訳語で、包み込んで取り込むこと、異なる
意見や立場、文化や
価値観などを受け入れ、調和を図ることという
意味で使われております。本市が今年度より、神奈川県との協働により進めている
フルインクルーシブ教育の
推進や、
令和5年4月に策定された
海老名市
教育大綱に示された「誰ひとり取り残さない
教育」の理念とも重なる
取組と言えます。
2枚目の
資料をご覧いただければと存じます。先ほどご
説明した3つの柱となる
取組についての
概要の
説明でございます。例えば中央にあります、
授業改善実践推進委員会では、
市内全
小中学校から各校の
研究担当教員に集まっていただき、
市教育委員会の
指導主事と共に、
授業改善に向けた具体的な
研究を進めてまいります。
その他の
取組については後ほどご高覧いただければと存じます。
1枚目の
左上あたりをご覧いただければと思います。第4期えびなっこしあわせ
プランでは、このような
推進委員会や
協議会等、計10の
委員会等を組織しており、教職員以外にも
学識経験者や
保護者、
関係団体の
代表者等にもご参加いただき、それぞれの立場や
経験、見識からのご
意見等をいただきながら、今日的な
教育課題への対応を目指しているところでございます。
以上雑駁ではございますが、第4期えびなっこしあわせ
プランの
説明とさせていただきます。
○
委員長 説明が終わりました。
これより
質疑、
意見に入ります。
質疑、
意見のある方はどうぞ。
◆ありい
あいこ 委員 たくさんの
保護者の方の
意見が取り入れられて進んでいったらいいなと思うのですが、えびなっこしあわせ
プラン推進委員会の
構成メンバーとして、
校長代表2名、
総括教諭・教諭4名、
保護者代表1名ですけれども、この1名というのがすごく少ないように感じるのですが、これは何か
理由があるでしょうか。
◎
教育支援担当部長 えびなっこしあわせ
プラン推進委員会につきましては、えびなっこしあわせ
プラン全体の
進捗状況ですとか、
方向性について話し合う場ということで、
保護者代表につきましては、
市内のPTAのほうに選出を依頼して、1名のご参加をいただいています。そのほか、例えば
フルインクルーシブ教育推進協議会ですとか、
保護者負担経費の
あり方検討委員会等、具体的な話合いをするような
協議会、
委員会には、1名ではなく、複数の
保護者に参加していただいているところでございます。
◆ありい
あいこ 委員 今言ったようなその下にある様々な
検討会を
複数人ということですけれども、これは大体2人とか3人とか、そういう
イメージでよろしいですか。
◎
教育支援担当部長 委員会の
協議内容によって、
小学校、中
学校それぞれの
保護者に出ていただいたり、
あとは
関係団体の
保護者の方に出ていただいたりということで選出しております。
◆ありい
あいこ 委員 できれば、団体などに所属していなかったりですとか、普通の一般的な
生活をしている
保護者の方の声もどんどん拾っていただきたいという思いがありますので、様々な方法を取っているとは思うのですけれども、直接こういった
委員会等に入りたい方がいるのであれば、もう少し門戸を広げて声をかけて、やりたい方がなかなか時間も難しかったりですとか、そんなにたくさんは手が挙がらないというのもあるかもしれないのですけれども、もしいるのであれば、そういう方が積極的に参加できるような
体制というのはぜひ取ってほしいと思っておりますので、こちらは申し上げて
質疑を終わりたいと思います。
◆
宇田川希 委員 「みんなで取り組む
学校づくり推進」というところで、一番下の二重丸のところで、「
学校予算の主体的な
執行のための
見直し・
改善」、「
学校予算の運用における
協議・
研究・
改善」とあるのですけれども、これは具体にどういうことなのか、教えてほしいのです。
◎
教育支援担当部長 学校予算については、ある程度、
学校裁量で
予算執行ができます。そういった
予算を計画的かつ効果的に
執行する上で、各校の先進的、もしくは参考となるような
取組の
状況を情報共有して、それをまた
校長会に返していったり、19校の
実践をみんなで共有して、効果的かつ有効に
予算を使えるように、
意見等を出していただいているところでございます。
◆
宇田川希 委員 裁量は分かるのですけれども、「主体的な
執行のための
見直し」と書いているので、何か見直すべきことが多くあるのかなというふうに私のほうでは捉えたので、今聞いたのですが、その辺、いかがですかね。
◎
教育支援担当部長 学校予算の
在り方については、ここ数年でも
予算額も含めて
学校のほうで
市教委と
協議しながら、全体の
仕組み等の
見直しを図っているところですので、そういった
意味で大きな枠、そして、
学校の中での
執行についても、前年度等の
執行状況とか、中身を見ながら、よりよいものに
見直していこうということで話合い等を進めているところでございます。
◆
葉梨之紀
委員 こういう
取組は大事なことだろうとは思うのですが、僕は1つ、
教育については、全てが無料で大学まで行けることが、今後、将来のことですけれども、必要ではないかという
考えを持っております。スウェーデンがそうですね。保健、福祉、医療とか、
教育については、大学卒業まで全て無料でやっております。あそこはその代わり税金が給料の半分ぐらい取られるというようなことが出ておりますが、そういう
意味では医療、福祉、それから、
教育なんかについては全てが公務員なのですね。これが新自由主義、1980年代から起こったような、とにかく公的なお金はなるだけつぎ込まないようにしろと、商売をやらせろというような
考えと真っ向からぶつかるわけですが、その辺は非常に格差が起こったり、貧困が起こったりすることを防げるというようなことで、北欧諸国はその辺が非常にうまくいっているのですね。アメリカにしろ、ヨーロッパなんかにしろ、公的なお金はなるだけつぎ込まないように縮小して、いろいろな企業にもうけさせろというような
考え方がいろいろな問題を起こしているということからは、そういう
考え方が必要かなという気もしているのですが、どうお
考えでしょうか。
◎
教育支援担当部長 今、
委員のおっしゃられた
課題は非常に大きな
課題だと思いますので、このしあわせ
プランの中でどうこうということは私はご
説明は難しいと思うのですが、しあわせ
プランの中にも、
保護者負担経費のあり方
検討委員会というものを設けておりますので、市として様々な
保護者負担軽減の政策を取り組んでいるところですが、さらにそれを
見直したり進めたりするようなこともこの
委員会で含まれていますので、そういったところでも話題にしていければと思っております。
◆大塚真樹
委員 「みんなで取り組む
学校づくりの
推進」というところで、「こども、教職員、
保護者、地域、市民と連携・協働した
学校運営」という
部分と、
あと、「
教育支援体制の充実」というところの「
学校の
包摂性を高めるため
支援環境の整備と
支援活動を充実します」という
部分が、恐らく連携してくると思うのですけれども「地域、市民と連携・協働」という
部分では、どういう形で協働を今
考えているのか、ざっくりと、教えていただきたいと思います。
◎
教育支援担当部長 地域の方との連携、協働という
部分では、「みんなで取り組む
学校づくりの
推進」の中の「コミュニティ・スクールの
推進」というところで、「
学校運営
協議会の充実」という
部分で、各校、
委員の選出、運営方法等工夫しながら、基本的には地域との結びつきとか、地域との協働について日頃から話合いを進めておりますので、こういった組織を核として、より進めていければと
考えております。
◆大塚真樹
委員 コミュニティ・スクール、
学校運営
協議会というのは、私も4年ぐらい前に一緒にやっていたのですけれども、やっぱり
学校の先生は、地域のことをあまりよく知らない先生とかも多くて、そういうのがすごく重要だという思いがあります。
子どもたちにも地域特性に合わせた授業であったり、
教育であったりというのがすごく大事だと思っておりますので、早急にでも
学校運営
協議会、コミュニティ・スクールをしっかり確立させていただいて、
教育のほうに進めていただければと思っております。
あと、もう1点なのですけれども、
フルインクルーシブ教育というところで、今週末ぐらいからですか、
教育長とかとのミーティングが入ると思うのです。私も参加するのですけれども。今、一般の
子どもの
保護者よりも、障がいのある
子どもの
保護者のほうから申出が多くて、うちの
子どもが一般の
教育に入ったときに、皆さんに迷惑をかけてしまうのではないかというのをすごく懸念されている方が多いのです。その方たちの心配事というのも吸い上げていきながらやっていければいいと思うのですけれども、そういう方からの
意見の聴取はされているのでしょうか。
◎
教育支援担当課長 これから対話の場を進めていくに当たりまして、市民の方々、
保護者の方々に周知を図っております。今、確かに
フルインクルーシブ教育ということで、フルという言葉の持つ
意味が皆さんの理解によって様々な解釈が分かれておりますが、我々が目指すものとしては、
海老名市の全ての
子どもが同じ場で、共に学び、共に育つ環境の実現をうたっておりまして、その子がその子らしくいられるように環境の実現を
考えていくということを
考えております。今回、初めて我々の
取組の第一歩として対話の場を持っていきますので、もちろんそういった方々のご
意見も伺わせていただいたりすることもありますし、
あとはそれぞれの障がいの
関係団体の方々とも今後対話の場を持っていく予定でございますので、そういったところで話はまたいろいろ聞かせていただいて、共に
考えていきたいと
考えております。
◆大塚真樹
委員 フルインクルーシブ教育というのは様々な
意見が今多く出ております。その方たちの不安という
部分もしっかりと
考えていただいて、これ、神奈川県とも協働でやっている事業でありますし、ぜひとも成功したいと私も思っておりますので、協力してやっていければいいなと思っております。よろしくお願いします。
○
委員長 ほかに。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ほかに
質疑、
意見もないようですので、
質疑、
意見を終結したいと思いますが、これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご
異議なしと認めます。よって
質疑、
意見を終結いたします。
本件は
報告でありますので、ご了承願います。
次に、
日程第4 その他に入ります。各
委員から何かありますか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 各部長から何かありますか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして
文教社会常任委員会を散会いたします。
(午前9時41分散会)...