海老名市議会 > 2024-06-07 >
令和 6年 6月 予算決算常任委員会総務分科会-06月07日-01号
令和 6年 6月 総務常任委員会-06月07日-01号

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  1. 海老名市議会 2024-06-07
    令和 6年 6月 予算決算常任委員会総務分科会-06月07日-01号


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    令和 6年 6月 予算決算常任委員会総務分科会-06月07日-01号令和 6年 6月 予算決算常任委員会総務分科会 予算決算常任委員会総務分科会会議録 1.日時  令和6年6月7日(金)総務常任委員会終了後 2.場所  第1委員会室 3.出席委員  8名         ◎倉 橋 正 美  ○た ち 登志子   藤 澤 菊 枝          森 下 賢 人   吉 田 みな子   鈴 木 さよ子          大 下 久 美   さ の る み 4.欠席委員  なし 5.出席議員  なし 6.説明員  14名          理事兼市長室長   澤田 英之          危機管理担当部長  海塩 明宏   市長室次長     高田 俊一          危機管理課長    林  太郎          財務部長      伊藤  修   同部次長      清田  聡
             企画財政課長    井上 雅文   同課財政係長    三坂 陽一          デジタル推進課長  夏目 雄一   同課デジタル推進係長                                      宮川 直樹          市民協働部長    告原 幸治   同部次長      曽田  努          地域づくり課長   安齊 浩史   同課地域振興係長  増田 大征 7.委員外議員  なし 8.傍聴者  (1)議 員 1名          ありい あいこ        (2)その他 1名 9.事務局  4名         事務局長       小松 幸也   事務局次長     中島 真二         議事調査係長     田代 貴之   副主幹       江﨑 英俊 10.付議事件  1.議案第40号 令和6年度海老名一般会計補正予算(第2号)〔所管部分〕                                  (令和6年6月3日付託) 11.会議状況                            (午前9時50分開議) ○会長 ただいまの出席委員は8名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより予算決算常任委員会総務分科会を開きます。  本日の分科会日程は、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  なお、本委員会を傍聴したい旨の申出がありました。会長はこれを許可することにいたします。  暫時休憩といたします。                    午前9時51分休憩                    午前9時52分再開 ○会長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより日程に入ります。  日程第1 議案第40号 令和6年度海老名一般会計補正予算(第2号)[所管部分]を議題といたします。  財務部長説明を求めます。 ◎財務部長 議案第40号 令和6年度海老名一般会計補正予算(第2号)のうち、当分科会所管部分につきまして一括してご説明申し上げます。  別冊補正予算書の4ページをお開きいただきたいと存じます。第3表 債務負担行為補正の1 追加でございます。資機材搬送車購入は、納期に時間を要すことから、年度をまたいで実施したいため、債務負担行為期間令和6年度から令和7年度までとし、限度額を1452万8000円と定めたいものでございます。  5ページでございます。第4表 地方債補正の1 変更でございます。道路橋りょう整備事業小学校施設整備事業は、ともに対象事業費の増額に伴いまして、記載のとおり、限度額をそれぞれ引き上げたいものでございます。  7ページからは歳入歳出補正予算事項別明細書でございますが、1 総括は省略させていただきます。10、11ページをお開きいただきたいと存じます。2 歳入でございます。1つ目の箱の3段目でございます。14款2項7目交付金170万5000円の増は、デジタル田園都市国家構想交付金交付額が示されたことに伴い、増額するものでございます。最下段の箱でございます。18款2項1目財政調整基金繰入金2億5727万9000円の増は、本補正予算における財源不足額基金から繰り入れるものでございます。同じく4目情報システム基金繰入金108万円の増は、自治会用タブレット端末購入に要する財源として基金から繰り入れるものでございます。  12、13ページをお開きいただきたいと存じます。  最下段の箱でございます。21款1項4目土木債920万円の増は、対象事業費の増額に伴います道路用地購入事業債の増額でございます。同じく6目教育債3億390万円の増も、同様の理由により、小学校施設整備事業債を増額するものでございます。  14、15ページをお開きいただきたいと存じます。3 歳出でございます。  1つ目の箱でございます。2款1項1目一般管理費財源更正でございます。同じく4目地域活動推進費216万円の増は、自治会電子回覧板などのコミュニケーションツールとして導入している自治会用SNSいちいち」の活用実験を行うため、国庫補助金活用し、タブレット端末を配付することに伴います地域活動推進事業費の増額によるものでございます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆藤澤菊枝 委員 今回の補正予算資機材搬送車購入が出されています。現在も危機管理課が使用するトラックが1台あり、元旦に発生した能登半島地震においても、飲料水テントなどの物資搬送を行っていたと承知しておりますが、今回もう1台購入する必要性について理由をお聞かせ願えたらと思います。 ◎危機管理課長 理由は大きく2つございます。  1つ目は、海老名市が被災したときに必要であるということです。本年元旦に発生した能登半島地震における教訓として、災害発生後、早期にタイミングよく、食料等支援物資避難所等へ届ける必要性を認識しました。現在、海老名市では積載量2トンの資機材運搬車を1台保有しておりますが、首都直下地震が発生した場合、約1万人の避難者が発生。その場合、市内3か所に設置している大型防災備蓄倉庫から32か所ある避難所資機材等輸送することになります。現状においては、北部、中部及び南部の各大型防災備蓄倉庫から保有している1台の資機材運搬車のみで各避難所備蓄食料レスキューキッチンといった避難所に必要なものを輸送することになり、相当な時間を要することになり、避難生活に支障を及ぼすおそれがございます。したがって、海老名市の防災力強化のため、資機材運搬車1台を購入するものであります。  2つ目の理由ですが、他市町村への支援物資輸送時の海老名市の防災に必要ということです。元旦に発生した能登半島地震に対する被災地支援として、海老名市は合計3回、保有している資機材運搬車飲料水や寝袋、テント等輸送を行いました。昨今、地震もそうですが、水害による災害発生リスクが全国的に高まっています。海老名市以外が被災した場合にも災害協定に基づく物資支援等を行うために、現在保有している1台を充てざるを得ず、その間に、海老名市が被災した場合の市内における物資輸送が滞ることも想定されることから、新たに1台を保有することで盤石な災害時の物資輸送体制を構築したいと考えております。 ◆藤澤菊枝 委員 詳細な答弁、大変ありがとうございました。資機材搬送車を1台増やすことで、災害時の物資輸送体制を強化したいとの対応が分かりました。そこでお伺いいたしますが、今回購入を予定されている車両はどのような車両でしょうか。今ある車両と同じものを購入されるのか、もし違いがありましたら、その辺をお聞かせ願えたらと思います。 ◎危機管理課長 今ある車両は「防災2」と呼んでいます。導入したのは2012年です。荷台は箱型屋根つきで、積載量は2トン、乗員は3名です。今回購入を予定している車両も形態は同じですが、積載量が1トン増えて3トンです。積載量を増やすことで1度により多くの物資搬送することができ、輸送効率化の向上が図れると考えております。 ◆藤澤菊枝 委員 今ある車両よりも積載量を増やして、効率のよい支援物資搬送につなげていかれるということは分かりました。  最後に、今回の車両購入に何か補助金をお使いになられるのかどうか、お聞きします。 ◎危機管理課長 県の補助金活用できます。債務負担行為限度額1452万8000円のうち、県から660万3000円の補助が出ます。したがって、海老名市の実質的な支出は982万5000円となります。 ◆藤澤菊枝 委員 2分の1に近い補助金活用できることは分かりました。  「資器材搬送車の納期に時間を要すことから、年度を跨いでの実施」となっておりますが、なるべく早く納車されるよう尽力いただいて、海老名市の防災力強化につなげていただきますことをお願い申し上げまして終わります。 ◆森下賢人 委員 最大積載量3トンの車を買われる予定ということで、最近すごく複雑になってきています免許証の区分なのですけれども、ここで予定されている車両の運転について、職員が限定されないのか、伺います。 ◎危機管理課長 1トン、積載量が増加しますが、免許の区分としては現在保有している車両と同じです。準中型自動車となり、普通自動車免許しか保有していない職員であっても、免許証に8トン限定と記載があれば運転が可能です。  なお、免許制度の改正により、森下委員のご指摘のとおり、普通免許を取得していたとしても、現在35歳未満の職員は運転できません。その点につきましては今後の課題と認識しておりますので、あらゆる面から研究してまいりたいと考えております。 ◆大下久美 委員 自治会活動デジタル化推進ということで、各自治会タブレット端末購入するということで、これはどのように活用されるのか、教えていただけますか。 ◎地域づくり課長 自治会SNSいちいち」を昨年11月から活用実験として導入しています。こちらについて、昨年、実験に参加している自治会タブレット活用について調査したところ、自治会からぜひ活用したいというご要望がございましたので、今回の補正予算タブレット購入費として計上させていただきました。 ◆大下久美 委員 じゃ、活用の仕方はそれぞれということでございますか。 ◎地域づくり課長 「いちいち」の活用につきましては、パソコン、スマートフォン活用を今現在しているところでございますが、さらなる活用推進を図るためにタブレット活用するものでございます。 ◆吉田みな子 委員 資機材搬送車のことでお聞きしたいのですが、今ある2トントラックが12年経過するということで、新たに購入していって、防災力の強化ということは理解をします。ただ、今後、12年たった車の耐用年数も切れてくる中で、海老名市としては2台保持していくというお考えで、そういう意味では新たにもう1台ということも今後考えられるということでよろしいですか。 ◎危機管理課長 おっしゃるとおり、2台体制を取っていきたいと考えております。 ◆吉田みな子 委員 実際に被災地に向けて動いているというご答弁はありましたけれども、それ以外で日常的に資機材搬送車をどのように活用しているか、去年でいいので活動実績用途ごとも含めて、回数が分かればお聞かせいただきたいのと、他市の資機材搬送車所有状況も分かれば併せてお聞かせいただけますか。 ◎危機管理課長 まず、災害時ではなくて、平常時にどのように使っているかという点であります。年間を通して、全庁的に資機材輸送に使用しています。令和5年の実績ベースですが、使用した日数は138日、運行回数としては、1日2回、3回と使いますので152回。また、危機管理課以外が使用した日数は37日となります。したがって、「防災2」については3日に2日は使用しているという実績がございます。  具体的に何に使っているかという点ですが、危機管理課の用途としては、大型防災備蓄倉庫等に備蓄している物品の倉庫間の輸送等に使用するとともに、自治会が行う自主防災訓練時に、訓練支援として、水消火器体験煙体験の装置の輸送に使っております。また、危機管理課以外の使用としては、市で行う駅伝や市民まつり、バレンタインフェス等のイベント時に必要な物資輸送に使っております。  2点目の近隣市町村はどのような状況かということですが、電話で県央地区の7市町村に確認いたしました。おおむね積載量2トン以上の主に資機材運搬に使っている車という質問に対し、綾瀬市以外は1台以上を保有しておりました。具体的には、相模原市が2台、座間市が3台、厚木市が2台、大和市が7台、清川村1台、愛川町が1台でございます。 ◆吉田みな子 委員 被災地活用する以外の平常時でもかなり活用しているということと、今、海老名が1台で2台体制にしていくということですけれども、他市でも、座間市で3台、大和市で7台ということで、保有台数もかなりまちまちだということも分かりました。近隣状況も踏まえながら2台体制でいくのか、それともさらなる資機材搬送車が必要なのか、そのあたりは全庁的な活用も踏まえて検討していただくことがいいのかなと思います。その点、意見として申し上げておきます。  次に、「いちいち」なのですけれども、今回、Wi-Fi(ワイファイ)タイプのタブレット30台の購入と事前にお聞きしています。去年から始めていて、なかなか自治会役員の中での活用が多いということもお聞きしていますが、実際「いちいち」を活用している自治会がどのくらいあるかということと、自治会会員にも使ってもらっている「いちいち登録者数はどのくらいあるのか、まずお聞かせいただけますか。 ◎地域づくり課長 「いちいち」へ参加している自治会でございますが、昨年3月末で13自治会ございます。その中で役員のみ利用される自治会が7自治会、全自治会員へ周知している自治会が6自治会ございました。全利用者数としては13自治会で、506名の参加でございまして、順次チラシの配付だとかを行いまして、会員数の増加に努めているところでございます。その中で、一番多い自治会については、上今泉五丁目の160名の参加が一番多い状況となっております。 ◆吉田みな子 委員 分かりました。少しずつ導入を進めていて、全自治会の中で一番多いところでも上今泉五丁目の160名ということで、全世帯への広がりはまだまだ途上だなと感じます。私としては、せっかく導入した「いちいち」をうまく活用していけたらいいなと率直に思うのですよ。そのためにはより時間をかけながらだと思いますし、取組を途中でやめないで、支援というか、啓発も含めて丁寧に丁寧にやっていくことが非常に大事だと思っています。  そうした中で、今回タブレットを30台導入する効果がなかなか見えないなというのが率直な感想でもあります。実際に、去年は13自治会、今年また少し増えているとも聞いていますけれども、タブレットを市が貸与するということに対して、希望している自治会が今どのぐらいあるかということと、そうしたタブレットを貸してほしいという声が自治会から上がってきているかどうかについてもお聞かせいただけますか。 ◎地域づくり課長 タブレットの利用につきましては、昨年、利用している13自治会にアンケートを行ったところ、11自治会からぜひ活用したいということでございましたので、今回購入するに至ったところでございます。 ◆吉田みな子 委員 11自治会から活用したいということで、今回貸与するということですよね。その貸与はどのぐらいの期間で見ているのかということと、市としてはその30台をどのように積極的に活用してもらおうとお考えになっているかもお聞かせいただけますか。 ◎地域づくり課長 まず、タブレット貸与期間につきましては、現時点では何年間という取決めはしておりません。今後活用していく中で、機器の状況等を踏まえて考えてまいりたいと考えております。この30台は、基本的には「いちいち」の活用に使っていただいて、スマホで見るより大型画面となることもございまして、さらに、タブレット自治会活動の関係に利用していただければいいかなと考えておりますので、今年度、活用実験中でございますので、来年4月の本格導入までに、活用について自治会から聞き取り等を行いながら、今後さらなる活用範囲等を広げていきたいと考えております。 ◆吉田みな子 委員 貸与期間を決めていないということですけれども、今後、市としては全60自治会に広げていきたいと考えていると思うのです。なので、少なくとも貸与を希望すれば貸与するという。これでもう走り始めてしまうのであれば、一定用途といいますか、無期限貸与という形で、皆さんの自治会に1台はというふうに決めることも必要ではないかなと思います。やって、終わりではなくて、走り始めて、本当に活用してもらうということと、それがWi-Fiでよかったかどうかも含めて――補助金がなかなか出ないということもありましたけれども、貸与されたけれども、活用に困ってしまうでは税金の使い方としても納得できるものでもないと思いますので、そのあたりは、始める前にもう少し道筋といいますか、どのように活用してもらうかとかも踏まえた形でやっていただくのがよかったかなというのはお伝えをしておきたいと思います。  今回、デジタル田園都市国家構想交付金をもらって、どれに充てるかということでの判断だったと思うのですけれども、デジタル推進課ができている中で、海老名市としてどういう形でこういったデジタル化を進めていくか、まだまだ模索しているところだと思っています。そういう意味では、今回の補助金の割当てで「いちいち」に振っていると思いますけれども、今後、デジタル推進課としては、より積極的に進めるためにどのようにお考えになっているか、最後にお聞きします。 ◎デジタル推進課長 今お話しのあったデジタル田園都市国家構想交付金という補助金につきましては、市民向けにやる事業については、かなり補助金が積極的に取りにいけるような事業だと思っておりますので、デジタル推進課としては、やはり全市的に多くの事業デジタル化を進めていく中で組織改革。そして職員意識改革などを進めて、より一層利便性の高い事業を進めていきたいなと思っております。 ◆たち登志子 委員 今のタブレットの件について聞かせてください。タブレット管理責任保管方法は指定があるのでしょうか。 ◎地域づくり課長 管理責任につきましては、基本的には海老名市となりますが、運用等について実際の責任については自治会に委ねる形となります。 ◆たち登志子 委員 タブレットと一言で言っても、いろいろな種類があったり、スペックがありますけれども、予定されているタブレットスペックはどのようなものになるのでしょうか。 ◎地域づくり課長 今現在検討中でございます。 ◆たち登志子 委員 「いちいち」を主にされるということなので、スペックなどもそれほど過剰でないものが望まれるのかなと思います。  最初からほかにも使えるようなアプリを入れて貸与するように考えているのでしょうか。 ◎地域づくり課長 貸与する前の初期設定については、職員が行うことを考えております。 ◆たち登志子 委員 このタブレット使っていただくなら、どんどん活用していただいて、それぞれの自治会がうまい使い方。こうやったらもっといいようにできるよという発想とかも今後生まれてくるのかなと思います。今後自治会間で、積極的にそういった使い方とかの発表、情報共有できる場があればいいのかなと思います。これはもっと先の話なのですけれども、そういうことが行えるような場をつくっていただきたいなとも思っております。よろしくお願いいたします。  もう1点、資機材搬送車購入の件で、車両保管場所は今どちらを検討されているのでしょうか。 ◎危機管理委課長 はっきり言って今検討中です。いずれにせよ、北部、中部、南部いずれかの大型防災備蓄倉庫の敷地内に入れる予定です。 ◆たち登志子 委員 分かりました。またそれが決定されたら教えていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○会長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○会長 ほかに質疑もないようですので質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○会長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  以上で当分科会で所管する部分の審査は終了いたしました。  なお、分科会審査報告については正副会長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○会長 ご異議なしと認めます。よって分科会審査報告については正副会長一任と決しました。  以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして予算決算常任委員会総務分科会を散会いたします。                                    (午前10時20分散会)...