商工課長 山田 敦司 同
課にぎわい振興係長
今野まりこ
農政課長 矢吹 功太 同
課農業振興係長 栁本 巌
まちづくり部次長(
都市担当) 同部次長(
建設担当)
清田 聡 佐藤 秀之
同
部専任参事 東城 利治 同部参事(
都市計画担当)
高橋 学
都市計画課長 本多 浩 同
課交通政策係長 木内 俊之
道路整備課長 今野 康宏 同
課幹線道路係長 清 秀樹
用地課長 湯山 真一 同
課用地係長 山口 雄太
福祉政策課長 柏木 功 同
課福祉政策係長 二
本木宣彦
7.
委員外議員 なし
8.傍聴者 (1)議 員 なし
(2)その他 1名
9.事務局 3名
事務局次長 中島 真二 副主幹 田代 貴之
主査 木村 涼子
10.
付議事件 1.議案第37号 令和5年度海老名市
一般会計予算(第3号)〔
所管部分〕
(以上令和5年6月1日付託)
11.会議の状況 (午前10時15分開議)
○会長 ただいまの
出席委員は6名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより
予算決算常任委員会経済建設分科会を開きます。
本日の
分科会日程は、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。
本分科会を傍聴したい旨の申出がありました。会長はこれを許可することにいたします。
暫時休憩といたします。
午前10時16分休憩
午前10時17分再開
○会長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより日程に入ります。
日程第1 議案第37号 令和5年度海老名市
一般会計補正予算(第3号)〔
所管部分〕を議題といたします。
初めに、
経済環境部所管部分について
経済環境部長の説明を求めます。
◎
経済環境部長 議案第37号 令和5年度海老名市
一般会計補正予算(第3号)のうち
経済環境部所管部分につきましてご説明申し上げます。
補正予算書の8、9ページをご覧いただきたいと存じます。初めに、2、歳入でございます。
最下段の箱、15
款県支出金2項
県補助金4目
農林水産業費県補助金の説明欄、
新規就農者確保緊急対策事業費558万6000円の増は、
新規就農者が行う機械、施設の導入等に対し、国と県の支出分を合わせた
新規就農者確保緊急対策事業として、県からの補助金でございます。
次に、18、19ページをご覧いただきたいと存じます。歳出でございます。
最下段の箱、6
款農林水産業費1項農業費3目
農業振興費の説明欄、
農業振興助成事業費558万6000円の増は、歳入で申し上げました農業への人材の一層の呼び込みと定着を図るため、次世代を担う農業者となることを志向する者が行う機械、施設の導入等に対し、国費及び県費を活用して支援をしたいため増額するものでございます。
次に、20、21ページをご覧いただきたいと存じます。最上段の箱、7
款商工費1項商工費3目観光費の説明欄、
にぎわい振興事業費250万円の増は、本市の
にぎわい振興並びに市民、
関係団体及び事業者の
にぎわい振興に関する取組への参画及び協力の促進を図るため、本年度新たに創設した海老名市
にぎわい振興事業補助金について、
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い同補助金への
相談件数が増加し、当初の想定を上回る申請が見込まれることから増額をするものでございます。
以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。
○会長 次に、
まちづくり部所管部分について理事兼
まちづくり部長の説明を求めます。
◎理事兼
まちづくり部長 引き続きまして、
まちづくり部所管部分につきましてご説明申し上げます。
補正予算書の20、21ページをご覧いただきたいと存じます。歳出でございます。
中段の箱、8
款土木費2項
道路橋りょう費3目
道路新設改良費、
道路用地購入事業費3368万9000円の増は、市道59号線
道路整備事業において、交渉を継続していた
買収箇所の地権者から内諾が得られましたので、早期に
用地買収を行いたいため増額を行うものでございます。
その下、4項
都市計画費1目
都市計画総務費、
都市政策事業費348万6000円の増は、
コミュニティバス運行事業費につきまして昨今の
社会情勢による
運行経費の上昇等による
運賃改正を行うとともに、(仮称)
ぬくもり乗車証を導入することにより、
運賃収入の見込みが減少することに伴う負担金の増額でございます。
以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
○会長 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。
◆
藤澤菊枝 委員 最初に、
補正予算書21ページ、
にぎわい振興事業費の250万円の補正の内容についてお伺いします。
◎
商工課長 にぎわい振興に関する取組への参画及び協力の促進を図ることを目的に、
にぎわい振興に寄与する催物に対して補助する
にぎわい振興事業補助金の予算を増額するものでございます。
新型コロナウイルス感染症の分類が5類に移行したことも影響し、
にぎわいを取り戻そうという本補助金に期待を寄せる団体からも多くの問合せがあり、想定を上回る申請が見込まれることから、250万円の増額を補正するものでございます。
◆
藤澤菊枝 委員 想定を上回る申込みとのことですが、現在の申込み状況と今後の見込みについてお伺いできますか。
◎
商工課長 部長のほうのご説明の中でも、本年度新たに創設しました補助金ということで、新年度当初から多くの問合せ、お申込みがなされてございます。現時点において、夏に実施する
イベント4件の認定、申込みがなされておりまして、今後の見込みといたしましても、既に夏から秋にかけての
イベントのご相談も随時入っているような状況でございます。相談の状況から判断しましても、当初予算の10件程度を上回る15件程度の申請を見込んでおります。
◆
藤澤菊枝 委員 それでは、要望だけさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、人の動きも活発になり、多くの
イベントがコロナの前のように再開されております。一方で、数年間開催できなかった
イベントを再開されるには、実際携わった人がいないことによりご苦労されている声も伺っております。ぜひこの補助金を活用していただいて、
にぎわいを取り戻すきっかけになっていただけるように期待しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
◆
市川洋一 委員 では、幾つか質問させていただきたいと思います。
まず経済のほうで、
新規就農者確保緊急対策事業費として558万6000円ほどが今補正として計上されています。これについて再度伺いたいと思います。概要についていま一度ご説明いただきたいと思います。
◎
農政課長 事業の概要についてということでございます。本事業につきましては、農業への人材の一層の呼び込みと定着を図るため、次世代を担う農業者となることを志向する方が行います就農後の
経営発展のための機械であったり施設の導入等の取組につきまして、国、県の交付金を活用いたしまして支援を行うものでございます。
◆
市川洋一 委員 国、県のほうの交付金の内容の補助率というのをいま一度お知らせいただきたいと思います。
◎
農政課長 補助率でございます。補助率につきましては、県の補助金の2倍を国が補助をするという仕組みになってございます。国の補助金の上限は事業費の2分の1以内ということになってございます。例えばですが、県の補助率が4分の1であった場合、国の補助率は2分の1、残りの4分の1を本人がご負担をいただくという形になってございます。本事業につきましては市の負担はございません。
◆
市川洋一 委員 そうしますと、対象といいますか、何に使うのかというところの詳細が分かれば、国のほうの明示があるのかどうかは分かりませんけれども、それをお知らせいただきたいと思います。
◎
農政課長 事業の対象となる経費でございます。こちらにつきましては、
トラクター、コンバインなどの農業用の機械の取得、
育苗施設や
集出荷施設などの設備の取得、それから
ビニールハウスの整備などの初期投資的な経費が対象になってまいります。
◆
市川洋一 委員 過去もやはり
新規就農者ということで、海老名で何名かの方がチャレンジされてきています。ただ、やはり途中で断念されて、どうも農業というのは非常に難しい部分があるのかなと思います。そこで、これがこういうふうな補助金をつけることによって継続的に
新規就農が地元に定着するということを要望として出させていただいておきます。補助金なので有効活用してもらって、農業の次世代を担う方の育成をお願いしたいと思います。
それとあと、
まちづくり部のほうで新規に取得します
道路用地について伺いたいと思います。3300万円ほどの
道路用地の内容がありますが、これは具体的にどこになるのか、いま一度ご説明いただきたいと思います。
◎
用地課長 用地買収の箇所というところでございます。箇所につきましては、
上郷字高田地内の市道59号線の
拡幅用地で、
JR海老名駅北側のそら
かぜ通りから(仮称)
上郷河原口線の間に位置する土地になります。
◆
市川洋一 委員 これは過年度からの継続の事業ということかと思いますので、今後面積を確保するために順次確保していって道路とするというふうなことですけれども、道路の規模の構成というのが分かれば。
59号線の延長というのは、駅の西口から西に向かっていて、水道局のちょっと北側へ出る道で、新しい
商業施設ができて、今、
対面交通で、交通量が非常に多いところなので、そこら辺の構造的な問題をご説明いただきたいと思います。
◎
道路整備課長 市道59号線の道路の構造ということでお答えいたします。本線は西口の
区画整理の区域の西側から西方向に約320メートル程度の範囲で
計画決定をしてございまして、現道幅員8メートルを16メートルに拡幅します。そうしまして両側に歩道を設置し、車道の両側にも
自転車通行帯を整備いたします。そうすることによりまして、
歩行者等の安全・
安心向上と海老名駅
西口地区で発生する
交通需要に対応するため整備を進めてまいる計画でございます。
◆
市川洋一 委員 非常に交通の要というんですかね、西口の出入りのための
主要道路になると思いますので、
十分計画を吟味させていただいて、
早期工事着手に向かってお願いしたいと思います。あと、あそこら辺はまだ農地が残っていまして、
田んぼ等の耕作が大分されています。それで、工事の実施に当たっては、やはり耕作者に配慮しながら
交通ルールを守っていただいて
工事実施をお願いしたいということを要望としておきます。
◆福地茂 委員 1点だけ教えていただきたいと思います。
新規就農の補助金の件なんですけれども、
新規就農者が例えば
トラクターを購入したいというときに申請する際には、例えば
認定農家みたいに
生産計画だとか、
あと作付計画だとかを準備しなければできないのか、もしくは申請書1枚でいいのか、分かったらでいいので教えてください。
◎
農政課長 今回の
新規就農者の補助金でございますが、補助金の対象者となる方が、今委員がおっしゃられたようにいわゆる
認定農業者と同等の資格がある方になります。これが
認定農業者の
新規就農バージョンのような形で、向こう5年間の
営農計画を提出していただいてございます。市のほうで的確な方というところは判断をさせていただいていますので、補助金の申請時にはそういったものは必要ございません。
◆福地茂 委員 ちょっとうがった見方なんですけれども、先ほど
市川委員からも、就農後しばらくして辞めてしまったという方を私も
農業委員のときに存じ上げています。もし経費として認められて、例えば補助を出しますと。そういった方が、例えば5年間ではなくて、1年とか2年で離農してしまった場合の補助金の行方はどうなってしまうのでしょうか。
◎
農政課長 5年たたずに離農という方の場合ですが、こちらにつきましては
処分制限期間といったものを設けさせていただいて、その期間内であればといったところもございます。機械の
耐用年数もございますので、これは長いんですが、それ以前に離農されてしまった場合につきましては、
財産処分の申請を行っていただいて、しかるべき手続を取っていただいてという形になってございます。
◆
三宅紀昭 委員
補正予算書21ページの中で、先ほども話がありました
道路用地購入事業費のところ、これは59号線ということで、もし今回の議会で可決された場合、
工事期間等の予定を確認したいと思います。
◎
道路整備課長 今年度
用地買収を予定している箇所、当初予算でいただいているところと合わせて今回補正がいただければ、今年度買える筆については、当初予算の
工事予算で一部工事を進めてまいりたいと考えておりまして、今年度と来年度の2か年で、今年買えた土地の部分を整備していくという計画でおります。
◆
三宅紀昭 委員 詳細をありがとうございます。その
該当部分というのは、
JR海老名駅の
西口部分から西に延びるというところで、ちょうど田畑の部分がまだ現存して残っていて、ちょうど
切欠きのような形で残っていますので、一日でも早い竣工を願っております。
◆つつ
木みゆき 委員
農業振興助成事業費のところですけれども、次世代を担う
新規就農者への支援ということで、県と国からの補助が出るということで、いろいろな手厚い支援が行われるとは思うんですけれども、先日、
新規就農をされる方とお話ししたことがあるんですけれども、今までやっていらっしゃる
慣行農業ではなくて、新しく入ってこられる方は結構無農薬でやられる方が、若い方とかはそれを目指して来られる方とかもいらっしゃると思うんですけれども、そういう場合、慣行の農家の方と、今までやられている農家の方との交流で、精神的な面で悩まれているということを聞いたことがあるんです。なので、そういうところをやはり農政課がつなぎとなって、今までの農業をやられている方と新規でやられている方のフォローをしていただけないかと、こちらのほうは要望なんですけれども、そういうふうにしていただければと思うんですけれども、途中で辞められるというのは、そういう関わりがうまくいかなかった面も大きいのではないかと思いますので、そちらのほうはよろしくお願いしたいと思います。
もう1つは
にぎわい振興のほうでお尋ねいたします。こちらのほうは、コロナが2類から5類に引き下げられて、だんだん夏祭りとかも多くやられるのではないかということで増額されたということですけれども、
にぎわい振興審議会というのがあると聞いているんですけれども、こちらの
メンバーはどういう方々がいらっしゃるのかをお尋ねします。
◎
商工課長 審議会の
メンバーについては10名の委員で構成されております。具体的な構成員といたしましては、大学教授、
商工会議所会頭、
海老名産業懇話会会長、
大型店舗連絡協議会の会長、園芸協会の会長、こちらについては工業、商業、農業の代表の方という形です。そして観光に関するコーディネーター、マスコミと、市民公募で構成されているような
メンバーになります。
◆つつ
木みゆき 委員 いろいろな分野の方がいらっしゃるということが分かりました。こちらのほうの周知はホームページとか広報でされていると思うんですけれども、助成金を決定するための事業の見極めはどういうふうな事業だと助成金を出すという、そちらのほうを教えていただければと思います。
◎
商工課長 委員がお尋ねの部分というのは、申請の流れ的なところかと思いますので、ご説明させていただきたいと思います。まず最初に、この事業を検討している段階で、ご自身による
チェックシート、任意で作っております
チェックシートで確認いただきまして、市にそれをもってご相談いただき、
事業計画の書類を提出していただきます。その後、先ほどお話しした
にぎわい振興審議会に諮問させていただいて、答申を得た上で認定を行い、認定を受けた事業について、ここで初めて補助金の
交付申請をいただき、
交付決定を行うというような流れになってございます。
◆つつ
木みゆき 委員 2類から5類に引き下げられたといって、最近またコロナの感染が多くなっているみたいなんですけれども、
コロナ禍でもみんなが楽しめる
イベントを考えていらっしゃる方が多く参加していただけるようによろしくお願いいたします。
◆
藤澤菊枝 委員
まちづくり部の方にお尋ね申し上げます。
コミュニティバスの
運行事業費についてお聞きしたいと思います。通常、運賃の値上げを行うと
運賃収入が増え、市の負担金は減少することになると思いますが、今回は負担金の
増額補正を計上されています。この理由についてお伺いいたします。
◎
交通政策係長 負担金増額の理由についてお答えいたします。今回、
運行経費の上昇等を理由に令和5年10月から、運賃を150円から200円に改定をさせていただきますが、併せて、
高齢者等が100円で乗車できる(仮称)You Bus(ユーバス)
ぬくもり乗車証が導入されます。
コミュニティバス利用者の内訳といたしましては、令和3年度に実施いたしました
利用者アンケートの結果から、高齢者を7割、高齢者以外の方を3割として見込んでおります。このことから、運賃が下がる利用者のほうが多いことから、
運賃収入としては減少することが見込まれるため本補正額を計上させていただきました。
◆
藤澤菊枝 委員 その理由についてはよく分かりました。
コミュニティバスは地域住民にとって移動手段の1つとして重要な役割を担っていると思いますので、
運行経費の上昇に伴う運賃の値上げは、昨今の
社会情勢に鑑みると致し方ないとは思いますが、利便性の向上が図られるようにぜひよろしくお願いしたく、お願いいたします。
○会長 ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○会長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○会長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。
以上で当分科会で所管する部分の審査は終了いたしました。
なお、
分科会審査報告につきましては正副会長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○会長 ご異議なしと認めます。よって
分科会審査報告につきましては正副
会長一任と決しました。
以上で本日の議事は全て終了いたしました。これをもちまして
予算決算常任委員会経済建設分科会を散会いたします。
(午前10時41分
散会)...