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  1. 秦野市議会 2023-03-09
    令和5年予算決算常任委員会総務分科会 本文 開催日: 2023-03-09


    取得元: 秦野市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1         予算決算常任委員会補正予算審査)・総務分科会               午前 9時58分 開議 ◯相原學座長【 1頁】 ただいまから、予算決算常任委員会総務分科会を開会いたします。  本日の会議は、タブレット端末に掲載した日程により進めてまいります。  なお、発言される際は、分科員執行部ともに着席したままでお願いします。  それでは、2、審査事件を議題といたします。  兼務員質疑時間は、1分科会当たり10分以内とし、全ての分科員質疑終了後に内容が重複しない範囲で行うこととします。  これより、議案審査に入ります。  当分科会審査対象事業は、タブレット端末に掲載した予算決算常任委員会分科会令和年度補正予算)の審査対象事業一覧に掲載されている事業とします。  それでは、日程第1「議案第17号・令和年度秦野一般会計補正予算(第9号)を定めることについて」のうち、当分科会所管部分に関する審査を行います。  執行部概要説明を求めます。  財政課長。 2 ◯財政課長【 1頁】 それでは、「議案第17号・令和年度秦野一般会計補正予算(第9号)を定めることについて」のうち、総務分科会の所管する事業について説明いたします。初めに、職員給与費です。  補正予算に関する説明書に各費目の増減額を記載していますが、各款にまたがるため、ここでは一般会計全体で説明いたします。  説明書の19ページを御覧ください。給与費明細書の中段の表、ア、会計年度任用職員以外の職員の一番下の比較の行を御覧ください。職員手当等の欄になりますが、定年前の早期退職者が生じたことなどに伴い、1億4,847万8,000円を追加するものです。  11ページを御覧ください。職員給与費以外の補正について、順に説明いたします。  一番上の表、1款・議会費、1項・議会費事業コード010、議員報酬及び手当等です。本年1月31日付で辞職した議員1人の議員報酬を減額するため、88万8,000円を減額するものです。  次に、下の表、2款・総務費、1項・総務管理費事業コード050、人事管理事務費です。令和4年4月1日付の人事異動に伴い、市長事務部局から上下水道局に異動した技能労務職員1人の退職手当積立て相当額水道事業会計に支出するため、959万4,000円を追加するものです。  その下、事業コード010の001、財政調整基金積立金、003、公共施設整備基金積立金、その下、100、文化振興基金積立金、その下、060、スポーツ振興基金積立金は、いずれも本年度中に収入した寄附金等を積み立てるため、それぞれ1,083万7,000円、432万6,000円、28万4,000円、8,000円を追加するものです。
     以上で説明を終わります。よろしく御審査くださいますようお願いいたします。 3 ◯相原學座長【 2頁】 執行部説明は終わりました。  これより分科員質疑に入ります。  なお、審査対象事業である議員報酬及び手当等をはじめ、7つの事業質疑の順番は特に定めませんので、質疑のある方からお願いいたします。  川口薫分科員。 4 ◯川口薫分科員【 2頁】 予算説明書の11ページ、060のスポーツ振興基金積立金ですけれども、記載されているのは8,000円ということで、すごく少額だなというイメージですが、これは使われなかったとか残金の中で入れられたのかということ。あとは基金そのものが現段階でどのぐらいの積立額というのがあるのか、積立て予定額というか、その目途というものがあれば、教えてください。 5 ◯相原學座長【 2頁】 スポーツ推進課長。 6 ◯スポーツ推進課長【 2頁】 お答えします。  今、現状、スポーツ振興基金につきましては、令和年度残高で253万6,123円でございます。  今回、積み立てた額の内訳でございますけれども、基金利息、それから、スポーツ広場設置をしております募金塔、今、テクノスポーツ広場なでしこ広場設置をしておりますが、そちらの募金塔募金をいただいたものを基金に積み立てるといった形にしております。  また、年によっては個人の篤志家から御寄附をいただくこともありますので、そういった場合は額を積み立てるといった形になります。  その当初予算が、募金塔予算も含めて1万4,000円を確保していたのですが、募金塔の額がそれを上回ったため、今回、8,000円の増額補正という形を取っているところでございます。  以上です。 7 ◯相原學座長【 2頁】 川口分科員。 8 ◯川口薫分科員【 2頁】 ありがとうございました。募金利息ということですけれども、ああいうところに自動販売機なんかあると思うのだけれども、スポーツ関連施設があるようなところからの収入をある一定程度入れて、基金としてきちんとしたボリュームのあるものにしていったほうがいいのかなという気がするので、要望して終わります。 9 ◯相原學座長【 2頁】 よろしいですか。  他にございませんか。  次に、山下博己分科員。 10 ◯山下博己分科員【 2頁】 予算説明書の11ページの001、職員給与費、これは退職手当ということなのですが、まず、退職手当支給者内訳について伺います。 11 ◯相原學座長【 3頁】 人事課長。 12 ◯人事課長【 3頁】 一般会計における退職手当支給者内訳でございますが、定年退職者が13人、勤続20年以上かつ50歳以上の職員対象とした準定年退職者が6人、自己都合による退職者が15人、それから、昨年10月3日付で任期満了となられました高村前副市長分を合わせまして、計35人となってございます。  以上です。 13 ◯相原學座長【 3頁】 山下分科員。 14 ◯山下博己分科員【 3頁】 定年退職者以外の退職者で、準定年退職者自己都合退職者を合わせますと21人。その21人が中途退職となるわけでございますが、退職理由というのはどのようか伺います。 15 ◯相原學座長【 3頁】 人事課長。 16 ◯人事課長【 3頁】 いわゆる中途退職につきましては、様々な理由がありまして、それらが複合的に重なっておるといった場合も多々ございます。  したがいまして、その詳細の部分まで綿密な把握はなかなか難しいという状況がございますが、その上で、把握している限りでお答えをいたしますと、結婚による転居、あるいは親の介護などの家庭的な事情によるものや、新しい道に進むということで転職をする場合、また、自身の病気によりまして勤め続けることが困難となった場合等があると認識をしております。 17 ◯相原學座長【 3頁】 山下分科員。 18 ◯山下博己分科員【 3頁】 病気理由退職する方の中には、メンタル的な面で退職する方も中にはいるかなと思います。メンタル不調を理由退職してしまうということは、本人にとっても市にとっても大きなマイナスであると考えますが、そのメンタル面療養休暇休職となってしまった職員復帰させるために、どのような対応を行っているのか伺います。 19 ◯相原學座長【 3頁】 人事課長。 20 ◯人事課長【 3頁】 メンタル不調によりまして療養休暇休職となった職員につきましては、心の病を患っている状況でございますので、まずは専門的な知見のある主治医による治療が行われることとなります。  その上で職場対応といたしましては、所属の上司や人事課が定期的に本人の体調、生活状況等を確認するとともに、必要に応じて訪問や面談等を実施しております。  加えて、市が契約をしております、外部の臨床心理士によりますメンタルヘルス相談受診を促すとともに、産業医からの助言もいただきながら、復帰に向けたプログラムを提案するなどして、支援を行っております。  なお、必要に応じて、対象職員主治医の了承を得た上で、職員と共に主治医への受診に同行いたしまして、復帰に向けた具体的な職場対応についての助言をいただくということもしております。  以上です。 21 ◯相原學座長【 4頁】 山下分科員。 22 ◯山下博己分科員【 4頁】 メンタル不調となる要因は様々だと思いますが、昔だったら元気のない職員に対して1杯飲みに行くかとか誘って、そういったことがあったわけですけれども、現在はなかなか難しい面もあろうかと思います。基本的には元気のない方に声を掛け合いながら明るい職場、居心地のよい職場を心がけていくことが非常に重要かと思います。それには、職場仕事量に応じた適切な人事配置というのも必要かと思います。人事課が各職場の声をよく聞いて、現場状況をできるだけ正確に把握していくことが重要かと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。  以上です。 23 ◯相原學座長【 4頁】 山下分科員質疑は終わりました。  他にございませんか。  次に、原聡分科員。 24 ◯原聡分科員【 4頁】 原でございます。よろしくお願いします。  山下分科員質問の中で、補正予算(第9号)説明書19ページ、職員給与費のところなのですけれども、19ページの山下分科員説明の中で、定年退職者以外の方、準定年退職者自己都合退職者と合わせて21人の方が中途退職されている中で、こちらの年齢別内訳を教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 25 ◯相原學座長【 4頁】 人事課長。 26 ◯人事課長【 4頁】 21人の年齢別内訳ということでございます。  準定年退職者は、勤続20年以上、50歳以上の職員退職となるということは先ほど申し上げましたが、6人全員が50代でございます。  次に、自己都合退職者15人の内訳ですが、20代が4人、30代が5人、40代が5人、50代1人ということになります。  以上です。 27 ◯相原學座長【 4頁】 原分科員。 28 ◯原聡分科員【 4頁】 御説明ありがとうございます。中堅の30代、また、40代の職員合わせて10人中途退職されているのですけれども、本市にとってもかなりの痛手なのかなと推察させていただきます。  昨今の各業界の待遇改善の動きを見ますと、人材の取り合い、ヘッドハンティングも含めてなのですけれども、そういうことがありますが、退職される方の中には、よりよい給与などの待遇を求めて転職する方もいらっしゃるのかなと考えるのですけれども、本市職員待遇面の向上について、市としてどのようにお考えかお聞かせください。 29 ◯相原學座長【 5頁】 人事課長。 30 ◯人事課長【 5頁】 分科員おっしゃるとおり、一定の経験を積み、これからの秦野市をしょって立つべき30代、40代の職員中途退職に至ることは、本市の今後の行政運営上も大きな痛手となると考えております。  一方で、終身雇用という考え方自体も薄れてきているということも事実でございます。転職への抵抗がなくなってきているという傾向も伺いまして、今後も一定程度は、転職理由中途退職する職員が出てくるものと考えております。  御質問待遇改善でございますが、昨年の人事院勧告におきまして、国家公務員給与が民間を下回っていることから、給料及びボーナスをそれぞれ引き上げることとされました。これに基づきまして、本市職員給与条例改正について、12月定例月会議におきまして議案を上程し、議決をいただきまして、初任給及び若年層給料月額を引き上げるとともに、期末勤勉手当を0.1月分引き上げさせていただいた経過があります。  このように、給与面につきましては、今後も制度的に、毎年の人事院勧告に基づきまして対応をしていかざるを得ませんが、給与面以外につきましては、長時間労働の是正、あるいは男性の育児休業取得推進など、誰もが働きやすい職場とするため、各種制度の積極的、効果的な活用について、関係部署と連携を図りながら一層取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 31 ◯相原學座長【 5頁】 原分科員。 32 ◯原聡分科員【 5頁】 御回答ありがとうございます。本当に様々な理由によって、一定の人数の中途退職者が出てしまうということはやむを得ないと思います。しかしながら、本市職員の方々がやりがいを持って定年まで職務を全うしてもらえるように、そう思えるように、引き続き適切な人員配置制度改正、働きやすい職場づくりをお願いしたいと思います。  まちの中でいろいろ歩いてみますと、お店が閉まったりとか、会社が閉まったりとかいろいろある中で、市の職員が羨ましいという声も聞くのですけれども、現場現場で大変だと思いますので、引き続き働きやすい職場づくりまちづくりをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 33 ◯相原學座長【 5頁】 次にございますか。  谷和雄分科員。 34 ◯谷和雄分科員【 5頁】 予算説明書11ページ、財政調整基金積立金公共施設整備基金積立金、この双方の増額補正内訳を教えてください。よろしくお願いします。 35 ◯相原學座長【 5頁】 財産管理課長。 36 ◯財産管理課長【 5頁】 各基金増額分内訳についてお答えいたします。  財政調整基金は、経済状況の変化、災害等の緊急な事業実施に備え、年度間の財政不均衡を調整するために積み立てているもので、当初予算では183万3,000円を計上しておりましたが、教育の充実を目的寄附された500万円のほか、文化振興に関する事業に500万円、そして弘法山公園維持管理費として約57万円、消防活動費として10万円の寄附などによる増額から、1,083万7,000円の補正をさせていただくものです。  次に、公共施設整備基金について御説明いたします。  公共施設整備基金は、老朽化に伴う施設の修繕、整備等を行うため、公共施設による収益の一部を基金に積み立てているもので、当初予算では2,792万2,000円を計上しておりましたが、環境創出行為寄附金として約349万円のほか、新たなネーミングライツ施設の導入により50万円が増額したことなどにより、432万6,000円の補正をさせていただくものでございます。  以上です。 37 ◯相原學座長【 6頁】 谷分科員。 38 ◯谷和雄分科員【 6頁】 ありがとうございます。常に財政調整基金の中には寄附者の思いというものが含まれている、この積立金が含まれていることも我々も常に意識していきたいと思います。ありがとうございます。  次に、同じく11ページ、文化振興基金積立金について伺います。28万4,000円の増額ですが、その内訳を教えてください。 39 ◯相原學座長【 6頁】 文化振興課長。 40 ◯文化振興課長【 6頁】 文化振興基金は、市民の文化創造を促し、文化振興に係る事業に役立てることを目的として、基金からの果実であります預金利子寄附金積立てをしております。当初予算では3万3,000円を計上しておりましたが、そのうち利子収入分は当初3万2,000円を計上しておりました。  令和年度基金運用の結果、定期預金利率予定より低かったということがございまして、2万7,503円減の4,497円となりました。  また、本年度中に頂いた文化推進寄附金については、当初予算で1,000円を計上しておりましたが、3件ございまして、31万1,808円をお預かりいたしましたので、31万808円を増額するものでございます。  これらの利子収入分の減額と文化推進寄附金増額を合わせて31万6,305円を積み立てるものでございます。  以上でございます。 41 ◯相原學座長【 6頁】 谷分科員。 42 ◯谷和雄分科員【 6頁】 御答弁で31万6,305円を文化振興基金に積み立てるとのことでありますが、基金残高とその基金をどのような事業に充てているのか伺います。 43 ◯相原學座長【 6頁】 文化振興課長。 44 ◯文化振興課長【 7頁】 市民の文化芸術の向上及び普及を図り、市民が多様な文化芸術に触れることができる環境を醸成するため、基金を活用し、個人または団体が実施する文化芸術活動に助成します文化振興基金活用事業助成金と、それから新型感染症によります活動自粛後の文化芸術イベント再開に対する支援として、はだのアート復活事業助成金、この2つがございまして、今年度は、150万8,300円を取り崩す予定となっておりまして、先ほどの積立てと合わせますと、基金の今年度末の残高は6,182万8,595円になる見込みとなります。  以上でございます。 45 ◯相原學座長【 7頁】 谷分科員。 46 ◯谷和雄分科員【 7頁】 今年度150万円ほど基金を取り崩して事業を実施しているとのことであります。具体的な内容をお聞きしたいところではございますが、この場では控えさせていただき、ここまでにさせていただきます。  以下、私の思いを少し述べさせていただきます。  今定例月会議において、我が会派の福森議員が代表質問文化芸術の振興について御質問いたしましたが、やはり文化芸術は市民に安らぎと勇気、そして明日への希望を与えてくれるものであると思っております。  また、毎年秋に開催している市展の書道の展示を一昨年拝見させていただきましたが、どれも力作で、本市にもこんなにすばらしい能力のある方々がたくさんおられるのかと改めて認識させていただきました。  これまで寄附をいただいた方々の思いをしっかりと受け止め、本市文化芸術活動の発展につながるよう、有効に使っていただくことをお願いしまして、終わります。 47 ◯相原學座長【 7頁】 谷分科員質疑は終わりました。  他にございますか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯相原學座長【 7頁】 質疑なしと認めます。  次に、兼務員質疑を行います。  佐藤文昭兼務員。 49 ◯佐藤文昭兼務員【 7頁】 予算説明書11ページの050、人事管理事務費についてお伺いしたいと思います。補正が959万4,000円ということなのですが、この補正の中身はどのようなものになるでしょうか。 50 ◯相原學座長【 7頁】 人事課長。 51 ◯人事課長【 7頁】 お答えいたします。  上下水道局技能労務職員につきましては、企業会計から退職手当を支出しております。そのため、上下水道局退職を前提とした積立てを行っておりますが、令和4年4月1日付の人事異動におきまして、技能労務職員上下水道局に1人異動となったことに伴い、その積立て相当額一般会計から水道事業会計に負担金として支出したものでございます。
     以上です。 52 ◯相原學座長【 8頁】 佐藤兼務員。 53 ◯佐藤文昭兼務員【 8頁】 今回は、市長事務部局から上下水道局への異動ということであります。一般会計から水道事業会計積立て相当額を支出するということでありますが、上下水道局から市長事務部局に異動した場合はどのような対応になるのか伺いたいと思います。 54 ◯相原學座長【 8頁】 人事課長。 55 ◯人事課長【 8頁】 今、申し上げたケースとは逆のケースでございますが、上下水道局から市長事務部局技能労務職員が異動した場合につきましては、水道事業会計での積立額相当額を一般会計職員退職給与準備基金に積み立てるということになります。  以上です。 56 ◯佐藤文昭兼務員【 8頁】 以上で終わります。 57 ◯相原學座長【 8頁】 佐藤兼務員質疑は終わりました。  次に、吉村慶一兼務員。 58 ◯吉村慶一兼務員【 8頁】 文化振興基金積立金について伺います。約31万1,000円の寄附金があったということですが、この集まった現場の分析というのはされているでしょうか。例えばコンサートとか展示会とかの中に募金箱みたいなのがあって、それで寄附金が集まったのですよとか、それとも、普通の寄附金のように寄附者が市役所へ来て、寄附したいと言ったのか、その辺の中身はどのようになっていますか。 59 ◯相原學座長【 8頁】 文化振興課長。 60 ◯文化振興課長【 8頁】 今年度寄附金につきましては、先ほど申し上げましたとおり3件でございます。1件につきましては、個人の方が市役所に出向いて寄附金をいただきました。それから、ほかの2件につきましては、先ほどお話ししました文化振興基金活用事業の助成を受けている事業としまして、その事業の中で募金箱を設置して、その集まったものをこの基金寄附されたということでございます。  以上でございます。 61 ◯相原學座長【 8頁】 吉村兼務員。 62 ◯吉村慶一兼務員【 8頁】 この文化振興基金目的予算要求書から見つけると、市民の個性豊かな創造性に富んだ文化活動を推進するための安定的な財政基盤を市民と一体となって築くと書いてあります。当初、3万3,000円の予算を組んで、あとは入ってきた分を補正で積み立てていきますよというシステムになっているようですけれども、やっぱりいろいろな文化のイベントをやる場合は、なるべく、その募金箱みたいなものを置いてやってくださいとお願いしたらどうでしょうか。特に文化振興基金を使って行われるイベントにおいては義務づけをしたらどうかなと思いますが、いかがでしょうか。 63 ◯相原學座長【 9頁】 文化振興課長。 64 ◯文化振興課長【 9頁】 今のお話の件ですけれども、今年度基金を活用した事業が9事業ほどございますが、その中では、この事業基金を使っている事業だということをプログラム等にも明記していただくとともに、お願いをしております。寄附金を募るような形でお願いできないかというお話をさせていただいております。  以上でございます。 65 ◯相原學座長【 9頁】 吉村兼務員。 66 ◯吉村慶一兼務員【 9頁】 せんだって丹沢音楽祭があって、私も参加しましたけれども、主催者の実行委員会が、要するに指定管理者制度の中で行われる初めての丹沢音楽祭ということで、財政が厳しいという現状認識で、もうとにかく、終始一貫、募金をお願いしますということをあらゆる機会でやっておられました。タウンニュースも結構協力をしてくれて、いろんな企業も応援してくれて。ああいうコンサートみたいなものをやると、その演奏がいい場合は、少し寄附金出すかという気持ちにもなりますので、そこをうまくやれば、かなりの金額が入るのではないかなと。  やっぱり演奏会というのは、芸術家を支援する意味もあるのですよね。丹沢音楽祭の出演者も、プロの指揮者とか、あのときはベートーベンの第九をやったのですけれども、ソロの歌い手はもちろんプロだから、ギャランティー払って来ていただいているのですが、エキストラと言って、20人ぐらい合唱の後ろで上手な人が歌ってくれたのです。そうじゃないと歌えないのです。その人たちは、名前が載っていたのでインターネットで調べたら、要するに金の卵みたいな人でしたよ、みんな。将来性のあるような、留学経験があるとか。そういう人に対する支援にもなるから、そういうことも、そういう趣旨も踏まえて、それも明らかにした上で、この募金というのはぜひ力を入れて。みんな協力してくれると思いますよ、こういう芸術の関係でイベントを行う人たちは。  やっぱり、集まるのが31万円というのは、少し、文化の度合いをはかる指標として見れば、少し少ないなと。やっぱり1桁上の数字が出てきて当然じゃないかなと思いますので、その辺をお願いして終わります。 67 ◯相原學座長【 9頁】 吉村兼務員質疑は終わりました。  次に、古木勝久兼務員。 68 ◯古木勝久兼務員【 9頁】 お願いします。  予算説明書の11ページ、003、公共施設整備基金積立金。この目的は先ほど御説明もありましたが、予算要求書などにも、老朽化に伴う施設の修繕、整備等のため、公共施設再配置計画の事業実施による事業収益等を基金に積み立てる必要があると、これが目的というふうに書いてありますけれども、現在の基金の累計金額はどれくらいでしょうか。 69 ◯相原學座長【10頁】 財産管理課長。 70 ◯財産管理課長【10頁】 累計ということで、令和年度末の残高でお答えをさせていただきます。令和年度残高で2億2,082万7,000円でございます。  以上でございます。 71 ◯相原學座長【10頁】 古木兼務員。 72 ◯古木勝久兼務員【10頁】 本市には公共施設等総合管理計画、40年間のスパンの中で、修繕だとかあるいは建て替え、そういった長期修繕計画があるわけですけれども、市債と基金のバランスを見ながら、そういった事業を執行されていると思うのですけれども、この内訳を見てみますと、ネーミングライツだとか、先ほどの御説明で利子収入とかいろいろあるのですけれども、もう、40年間のスパンの中で、公共施設整備基金積立金というのは、もう少し目的を持って、先ほど言いました計画に合わせた動きをとっていかないといけないのではないかなと思うのですけれども、どのような御見解でいらっしゃるか。 73 ◯相原學座長【10頁】 総務部長。 74 ◯総務部長【10頁】 今、古木兼務員からお話のありましたとおり、今後、様々な施設の建て替えが予定をされています。また、具体的な整備計画が出てくる時期ももう目前だと思いますので、お話のありましたとおり、もちろん市債の活用というものもありますけれども、市債で補えない部分については、一般財源の投入もありますので、そういったバランスの中で、基金積立て等もやっぱり計画的にやっていかなきゃいけないというふうな認識でおります。  以上でございます。 75 ◯相原學座長【10頁】 古木兼務員。 76 ◯古木勝久兼務員【10頁】 先ほどの残高が約2億2,000万円ですか、それとやはり財政計画、そういった財政計画と実際に事業執行をしていく、公共施設の設備も改修しなければいけないという額とすごく乖離があるんです。もう少し合目的性を持たせないとなかなか追いついていかないと思います。その辺は工夫をして、基金積立て目的化していただきたいなとお願いをして、質疑を終わります。 77 ◯相原學座長【10頁】 以上で、質疑を終結いたします。  これより、予算決算常任委員会における採決の参考とするため、賛否の確認を行います。  議案第17号のうち、当分科会所管部分に賛成の分科員の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 78 ◯相原學座長【10頁】 賛成全員であります。  したがって、予算決算常任委員会において、そのように報告いたします。  暫時休憩いたします。               午前10時34分 休憩              ─────────────               午前10時35分 再開 79 ◯相原學座長【11頁】 再開いたします。  次に、3、その他ですが、分科員の皆様から何かございますか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯相原學座長【11頁】 以上で、当分科会所管部分に関する補正予算審査は全て終了いたしました。  なお、当分科会における審査の経過と結果につきましては、今定例月会議最終日に開催する予算決算常任委員会において報告いたします。  また、報告書に盛るべき事項等について、特に御要望があれば、ここでお伺いをし、それらを基に素案を作成したいと思いますが、いかがでしょうか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯相原學座長【11頁】 それでは、報告書につきましては、正副座長において素案を作成し、後日、お諮りをいたします。  以上で、当分科会日程は全て終了いたしました。 これで、予算決算常任委員会総務分科会を閉会いたします。               午前10時36分 閉会 Copyright © Hadano City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...