議案第66号 三浦市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、
一般職職員の給料、
勤勉手当及び
住居手当の額について、議案第67号 三浦市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、
会計年度任用職員の給料の額について、議案第68号 三浦市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例については、
特別職職員の
期末手当の額について、議案第70号
三浦市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、
市議会議員の
期末手当の額について、それぞれ見直すものであります。
質疑におきましては、各議案の改正に伴う
影響額等について確認されるとともに、議員の
期末手当に係る改正に関しては、2人の委員から、財政的に困窮している本市において、議員の
期末手当を
引き上げる合理的な理由が見出せない、また、市内の
経済状況はまだ上向いていないと感じられる中での
引き上げは市民感情的に受け入れられないと考えると、それぞれの考え方とともに、議案に反対である旨が述べられました。
次に、議案第71号 三浦市
債権管理条例の一部を改正する条例については、民法の改正に伴い、本市の非
強制徴収公債権及び私債権に係る延滞金の計算に係る割合について、
法定利率の改正及び利率の変動制の導入に対応できるよう改正するものであります。
質疑におきましては、本市においての非
強制徴収公債権及び私債権に該当するもの及び
法定利率が下がることに伴う影響額が確認されたほか、延滞金が生ずる原因となる滞納を発生させないための
取り組みについて質疑され、これに対しましては、債権は各担当課で管理をしているが、庁内全体で
債権管理調整会議を設けて
情報交換や新たな
取り組み方法の検討を行っていることが説明されました。
次に、議案第74号 令和元
年度三浦市
一般会計補正予算(第3号)については、
歳入歳出それぞれ3億3,623万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を198億1,859万4,000円とするほか、
繰越明許費の設定並びに
債務負担行為及び地方債の補正を行うものであります。
質疑におきましては、
ふるさと納税の状況について、図書館における新
システム導入の
見送り等について確認がされるとともに、本年発生した台風15号及び19号による被災に関連して、開設された避難所の状況や、
市内各所の
被害状況と市の対応など、各委員から詳細な質疑が行われております。
また、今回の台風に対し、市として
初期対応がとれていたのかとの質疑に対しましては、副市長より、被災の内容や数、
復旧対応に要する業種など、これまでの経験と異なる点が多かったために
初期対応が難しく、迅速に全てが短時間でできたとは言えないとの見解が述べられました。
そのほか、本案に対しましては委員より、議案第70号、議員の
期末手当引き上げに係る議案に反対しており、本補正には関連する予算が計上されているが、
災害復旧など大事な事業が含まれている本案には賛成であるとの考えが述べられました。
次に、議案第78号 令和元
年度三浦市
市場事業特別会計補正予算(第2号)については、
歳入歳出それぞれ2,085万6,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を15億254万8,000円とするほか、
繰越明許費の補正を行うものであります。
質疑におきましては、
災害復旧事業の内容が確認され、担当より、超
低温魚市場冷蔵庫の外壁、前
処理工場の屋根など4カ所の修繕を行うことが説明されました。
以上で質疑を打ち切り、討論を省略し採決の結果、議案第66号から議案第68号は
全会一致、議案第70号は賛成多数、議案第71号、議案第74号及び議案第78号は
全会一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、ご報告申し上げます。
○
草間道治議長 委員長報告は終わりました。
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
お諮りいたします。議案第66号から議案第68号までの3件については、
質疑討論を省略し
委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第66号から議案第68号までの3件については
委員長報告どおり決しました。
お諮りいたします。議案第70号については、
質疑討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よってただいまのとおり決しました。
採決の方法は起立により行います。議案第70号について、
委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。
[
賛成者起立]
○
草間道治議長 起立多数。よって、議案第70号については
委員長報告どおり決しました。
お諮りいたします。議案第71号から議案第78号までの3件については、
質疑討論を省略し
委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第71号から議案第78号までの3件については
委員長報告どおり決しました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
○
草間道治議長 日程第8 議案第65号から日程第15 議案第79号までの8件については一括して議題といたします。
都市厚生常任委員長の報告を求めます。
[11番藤田 昇議員 登壇]
○11番藤田 昇議員 おはようございます。ただいま議題となりました議案第65号から議案第79号までの8件につきまして、去る12月9日開催の
都市厚生常任委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。
まず、議案第65号 三浦市
都市計画マスタープランを定めることについては、前回の改定から10年が経過する中で、現況と課題を改めて把握し、これまでの
取り組みの
進捗状況等を検証した結果、
都市計画マスタープランの一部を改訂するものであります。
質疑におきましては、改訂に当たって留意した点について、
公共交通の
利便性向上に向けた
関係機関との連携について、市民・事業者との協働による防災への
取り組み等について質疑があり、その中では、
パブリックコメントにおける意見とプランへの反映について、担当より、
パブリックコメントでは58件の意見が寄せられており、特に、現況と課題をまとめた第1章に関し、市が考える課題と実際に市民が持っている課題のすり合わせに留意すべきという意見が非常に多かったこと、また、
地図情報のわかりやすさを改善する意見3件を反映させたことが説明されました。
次に、議案第69号 三浦市
病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例については、
人事院勧告の内容を勘案の上、
病院事業管理者の
期末手当の額について見直しを行うものであります。
質疑におきましては、改定による
令和元年度の影響額が確認されました。
次に、議案第72号 三浦市
公共下水道事業に
地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う
関係条例の整備に関する条例については、
公共下水道事業に関し、
地方公営企業法の規定の全部を適用させることに伴い、
関係条例の規定の整備を行うものであります。
質疑におきましては、
公営企業会計への移行について、総務省の通知に基づくものであることが確認されるとともに、移行することによるメリットが質疑され、担当より、資産を含む
経営状況を比較可能な形で把握し、将来の
収支見通し等を的確に行うことが可能となり、
中長期視点に基づいて、適切に
経営方針を決定できるようになることが説明されました。
そのほか、導入が検討されている
コンセッション方式との関係性について質疑がされました。
次に、議案第73号 三浦市
水道事業給水条例の一部を改正する条例については、
水道法等の改正により
指定給水装置工事事業者の指定が更新制となったことに伴い、所要の規定の整備等を行うものであります。
質疑におきましては、本市の
指定給水装置工事事業者の数が確認され、担当より、事業者は176社あり、そのうち24社が
市内事業者であることが説明されました。そのほか、更新する際の手数料に関する確認がされました。
次に、議案第75号 令和元
年度三浦市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、
歳入歳出それぞれ119万7,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を62億5,616万9,000円とするものあります。
質疑におきましては、
社会保障・
税番号制度システム整備補助金で実施する
事業内容が確認され、担当より、法改正により、
マイナンバーカードを保険証として利用できる
医療保険の
オンライン資格確認が導入されるため、令和3年3月からの
本格運用に向けて
システム改修を行うことが説明されました。
また、本市における
マイナンバーカードの
交付状況と取得の促進について質疑がされました。
そのほか委員より、
個人情報保護の視点から、
マイナンバーカードを
医療保険に利用することは問題だと考えているため、本議案に反対する旨が述べられました。
次に、議案第76号 令和元
年度三浦市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)については、
歳入歳出それぞれ4万3,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を7億6,463万9,000円とするものであります。
本案については、特に質疑はありませんでした。
次に、議案第77号 令和元
年度三浦市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については、
歳入歳出それぞれ4,452万7,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を51億8,816万4,000円とするものであります。
質疑におきましては、
地域介護予防活動支援事業費を増額した理由が確認され、担当より、
元気アップ教室について、当初は隔週開催を予定していた2つの会場が毎週開催するようになったため、予算が不足したことが説明されました。
そのほか、
高額介護サービス等費事業の内容が確認されました。
次に、議案第79号 令和元
年度三浦市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、
歳入歳出それぞれ1,809万6,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を11億9,335万8,000円とするほか、継続費及び
繰越明許費を設定するものであります。
質疑におきましては、台風15号及び19号による被害の復旧に関すること及び
社会資本整備総合交付金が減少した理由が確認されるとともに、
下水道PPP・
PFI推進事業の委託料が翌年度に継続される理由が質疑され、担当より、
コンセッション方式導入の検討がおくれていることに伴いスケジュールを変更したため、
委託事業を来年度にまたがって実施する必要があり、継続費として設定したことが説明されました。
そのほか委員より、
コンセッション方式自体に反対しているため本議案に反対する旨の意見が述べられました。
以上で質疑を打ち切り、討論を省略し採決の結果、議案第65号から議案第73号までの4件は
全会一致、議案第75号は賛成多数、議案第76号及び議案第77号は
全会一致、議案第79号は賛成多数をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、ご報告申し上げます。
○
草間道治議長 委員長報告は終わりました。
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
お諮りいたします。議案第65号から議案第73号までの4件については、
質疑討論を省略し
委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第65号から議案第73号までの4件については
委員長報告どおり決しました。
お諮りいたします。議案第75号については、
質疑討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よってただいまのとおり決しました。
採決の方法は起立により行います。議案第75号について、
委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。
[
賛成者起立]
○
草間道治議長 起立多数。よって、議案第75号については
委員長報告どおり決しました。
お諮りいたします。議案第76号及び議案第77号については、
質疑討論を省略し
委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第76号及び議案第77号については
委員長報告どおり決しました。
お諮りいたします。議案第79号については、
質疑討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よってただいまのとおり決しました。
採決の方法は起立により行います。議案第79号について、
委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。
[
賛成者起立]
○
草間道治議長 起立多数。よって、議案第79号については
委員長報告どおり決しました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
○
草間道治議長 日程第16 議案第80号 三浦市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例を議題といたします。
市側より提案理由の説明を求めます。
総務部長。
[須山
浩総務部長 登壇]
○須山
浩総務部長 ただいま議題となりました議案第80号 三浦市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例について、ご説明申し上げます。
本案は、
三浦国際市民マラソン企画実行委員会事務局における不適切な
支出処理等の不祥事に伴う
関係職員の
懲戒処分等の状況に対し、市長及び副市長は市行政の責任者として、それぞれ給与を減額するものであります。
よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
○
草間道治議長 説明は終わりました。
お諮りいたします。本案については、
質疑討論並びに委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。
お諮りいたします。本案については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、議案第80号については原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
○
草間道治議長 日程第17 閉会中
継続審査申し出についてを議題といたします。
本件につきましては、
都市厚生常任委員長から陳情第18号から陳情第21号までの4件について、会議規則第104条の規定により閉会中
継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することにご異議ございませんか。(「異議なし」の声あり) ご異議なしと認めます。よって、ただいまのとおり決しました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
○
草間道治議長 日程第18 報告第16号から報告第21号を議題といたします。
市側の報告を求めます。
総務部長。
[須山
浩総務部長 登壇]
○須山
浩総務部長 ただいま議題となりました各報告につきまして、順次ご説明申し上げます。
まず、報告第16号
専決処分の報告については、平成28年6月22日議案第37号及び平成29年12月15日議案第72号をもって議決をいただきました株式会社鴻池組横浜支店との三浦市一般廃棄物最終処分場建設工事請負契約の変更につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、
令和元年11月11日に
専決処分したものであります。
変更の内容でありますが、契約金額を34億8,019万7,400円としたものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、報告第17号
専決処分の報告については、物損事故に対する賠償額を36万5,970円と定め、相手方と和解することにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、
令和元年11月20日に
専決処分したものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、報告第18号
専決処分の報告については、物損事故に対する賠償額を9万5,700円と定め、相手方と和解することにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、
令和元年11月20日に
専決処分したものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、報告第19号
専決処分の報告については、物損事故に対する賠償額を91万7,656円と定め、相手方と和解することにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、
令和元年11月20日に
専決処分したものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、報告第20号
専決処分の報告については、物損事故に対する賠償額を58万6,643円と定め、相手方と和解することにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、
令和元年11月20日に
専決処分したものであります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、報告第21号
専決処分の報告については、物損事故に対する賠償額を3万8,500円と定め、相手方と和解することにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、
令和元年11月20日に
専決処分したものであります。
以上で、説明を終わらせていただきます。
○
草間道治議長 報告は終わりました。ただいまの報告に対し、ご質疑またはご意見はございませんか。(「なし」の声あり) ないようでございますので、以上で報告を終わります。
以上をもって、本日の
議事日程はすべて終了いたしました。
よって、
令和元年第4回
三浦市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでございました。
午前10時49分閉会
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
地方自治法第123条第2項の規定による署名
三浦市議会議長 草 間 道 治