2: 【
諸伏委員長】それでは、議案第69号「専決処分の承認について〔令和2年度平塚市一般会計補正予算〕」のうち、本委員会所管部分を議題といたします。
なお、質問に当たっては、説明書のページ数及び款項目、事業名を申し述べて質疑を行いたいと思います。
本件に対して、質疑はありませんか。
3: 【
秋澤委員】何点かあります。まず、10ページの広報活動事業のAIチャットボットを導入するということでお伺いしたいと思います。まず、大まかなメリットというのは伺っているのですが、行政側のメリットと、あとは市民の利便性というのもあると思うんです。そういう意味で、そのメリットを具体的にお伺いしたいと思います。
それから導入の予定時期、それとチャットボットは数種類あると思うんですが、AIチャットボットということは、基本的なQ&Aとか会話の機能を入れると、自分で学習していくものだと理解をしているのですが、その基本的な設定として、これまでのQ&Aとか、FAQでやられているQ&Aの蓄積が必要だと思うんです。今までのQ&Aでの蓄積でやっていけるのかどうかということを確認しておきたいと思います。
それから、3つまとめて聞いてしまうんですけれども、まず16ページ、2目の地域自治推進事業における、この270万円の交付金の金額の根拠をお伺いしたいと思います。
それから、新しい生活様式に沿った形での地域イベントとか会議とか、そういうものを分かりやすく地域に示していく必要があろうかと思います。再開に当たってそういうイメージを示していく必要があるのではないかと思いますけれども、これまでこのコロナ禍の中で、そういう活動再開に当たっての相談とか相談件数とか、そういう内容があったらお教えいただきたい。
それから、この交付金の主体はどこになるのか、自治会になるのか、それとも各地域団体でいいのか、その辺の確認をしたいと思います。
それから、次の3目の市民活動普及啓発事業については、ウェブ会議講座と書かれているんですけれども、その具体的な内容を伺いたいと思います。
それと、ちょっと飛んじゃって申し訳ないんですけれども、26ページの10款1項教育総務費の18の教育指導事業の中で、熱中症指数モニターの増設とあります。増設ということは、これまでも何台か各学校に入っていると思うんですが、今各学校に何台入っていて、それからどういうふうに使用されているのか。多分何度、湿度が何%とかと表示されると思うんですけれども、それを見て、どういうふうに実際授業をやったりやらなかったりされているのか、その使い方を伺いたいのと、それから、同じ学校の中でも、場所によって温度が多分違うんではないかなと。体育館と教室では当然違うし、運動場とも違うと思うんですけれども、それぞれどういうふうに、今仮に1台あるとしても、それぞれ誰がどういうふうに仕切っていくのかということをお伺いしたいと思います。
それから、同じページの3項中学校費の中で、支援のための増額補正ということで、修学旅行のキャンセル料について出ています。今コロナ禍によって修学旅行が延期されていると思います。これからの修学旅行をやるかやらないのかも含めて、各学校によると思うんですけれども、今後のスケジュールみたいなものをお教えいただきたいのと、それからキャンセル料等と書かれていますけれども、実際の企画委託料というのはどういう仕組みで支払われていくのか、それから関連して聞くんですけれども、小学校では修学旅行はなくて、林間学校をやっていると思うんですが、その取扱いはどうするのかということをお伺いしたいと思います。
4: 【
諸伏委員長】
秋澤委員、一旦ここで区切らせていただいてよろしいでしょうか。
5: 【
秋澤委員】すみません。長くて申し訳ないです。
6: 【
市民情報・
相談課課長代理】チャットボットの導入につきまして、3点の御質問をいただきました。
まず最初に、チャットボット導入のメリットということで、行政の視点、市民の視点ということでお答えさせていただきます。行政の視点につきましては、来庁や電話での問合せを減らすことができることがメリットとなります。市民の方に対しましては、夜間や休日を含め、問合せに24時間迅速に対応できる、そういうメリットがございます。
続きまして2点目の御質問です。いつ頃から導入する予定かということでございます。こちらにつきましては、年内の導入予定で作業を進めております。
最後、3点目の御質問です。既存のFAQの蓄積データの活用をどうするかという御質問につきましては、今までのFAQの蓄積をベースに、請負業者が保有しています他自治体の蓄積も加味した上でシステムを構築していく、そういう作業を予定しております。
以上です。
7: 【
協働推進課担当長】地域自治推進事業の地域活動再開円滑化交付金につきまして、3点御質問いただきました。
まず、270万円の金額の根拠につきまして、こちらは1地区10万円掛ける27地区で算出はしておりますけれども、地域によって、うちは活用しないという声も既にいただいておりますので、地域の声を聞きながら、なるべく柔軟に対応したいと考えております。
続きまして、活動再開に当たっての相談件数についてなんですけれども、こちらは3月から、平塚市自治会連絡協議会の
定例役員会を中止にしておりまして、6月に再開しております。定例会の中で活発に情報交換、意見交換をしながら地域の声をお聞きしたりとか、相談を受けたりとか、あとは、7月には各地区を訪問しまして、連合会長さんと面談させていただきまして、地域の生の声を伺っております。そこでいろいろ相談事だとかをお聞きしております。具体的に件数はカウントしていないんですけれども、この交付金につきまして、既に20件ほど事前相談を受けておりまして、実際に2件申請をいただいております。
3点目の交付金の主体につきましては、要綱では、平塚市自治会連絡協議会に加入しております地区連合会及び単位自治会等の各種地域活動団体としておりますけれども、協働推進課としましては、できれば地域全体で活用していただきたいと考えております。こちらにつきましても、地域の声を聞きながら柔軟に対応していきたいと考えております。
以上です。
8: 【
協働推進課長】私からは、市民活動普及啓発事業の予算の具体的な内容、ウェブ講座の具体的内容ということでお答えいたします。こちらはオンライン
ツール、具体的には、Zoomの使い方を学ぶ講座を実施するためのパソコンやタブレットなどの周辺機器を購入するという内容になっておりまして、内容としてはオンラインの体験講座ということになります。
以上です。
9: 【
学校安全担当課長】私からは、熱中症指数モニターの増設に関わって3点御質問いただきましたので、順次お答えをさせていただきます。
まず、現在何台配備されているのかというところですけれども、昨年度、各小中学校、また幼稚園に1台ずつ配備をしましたので、今年度2台目の配備ということになっております。
2点目の各学校での取扱いと、3点目の場所によって暑さ指数が違うけれどもどうしているんだという部分については関連がありますので、一括してお答えさせていただきます。
まず、各学校ですけれども、教育指導課学校安全担当のほうから、活動する場所での実測値で対応を適宜行ってくださいと依頼をしておりますので、例えば運動場で体育をやる場合は運動場で計測をする、体育館で体育をやる場合は体育館の実測値を計測して、その出された数字に基づいて適切に対応を図っております。
また、誰が対応しているのかという部分ですけれども、基本的には授業を行う際には各担任が対応しております。休み時間等についても熱中症の暑さ指数に十分配慮する必要がありますので、休み時間等については管理職が対応している学校もあると聞いております。
私からは以上になります。
10: 【
教育指導課長】中学校の修学旅行について、また小学校の林間学校について御質問があったかと思いますが、その点についてお答えしたいと思います。
中学校の修学旅行については、5月の時点で夏季休業以降に延期をし、8月には1月以降に延期としました。現時点では、多くの中学校で高校入試が一段落する2月の下旬の実施を予定しております。行き先や泊数を変更している学校もございます。これまでも延期を決定した際には、中学校校長会と協議の上、県内、市内の新型コロナウイルス感染症の感染状況や旅行先の感染状況、感染予防対策等を見て総合的に判断しましたが、今後も11月をめどに、再度中学校長会と修学旅行の実施について検討する予定となっております。
小学校の林間学校についてですが、こちらも夏季休業以降に延期ということにしましたが、現在各学校では、県内にありますふれあいの村であったり、平塚市にありますびわ青少年の家、また学校での宿泊等を検討しているところもあります。また宿泊をせずに、デイキャンプというような形で計画しているところもあり、残念ながら中止を決定した学校もあると聞いております。今後も各学校の状況を確認していきたいと思っています。
以上です。
11: 【
教育総務課担当長】私からは、中学校の修学旅行の予算の内訳と、小学校の林間学校のキャンセル料についてお答えをさせていただきます。
キャンセル料につきましては旅行約款に定められておりまして、出発日の21日前までは企画料相当分とされております。その後、20日以降出発日までは、旅行代金の何%というふうに金額が高くなっていくようになっております。今回の補正予算1258万2000円では、その企画料相当分として、相場の6000円掛ける中3の生徒分2097人分を計上しております。支払い方法なんですけれども、先ほど
教育指導課長から説明もありましたとおり、随時状況が変わっている状況ですので、現時点でキャンセル料が発生している学校をここで調査しまして、かかる学校につきましては直接旅行会社に市から払う形で考えております。
あとは小学校の林間学校なんですけれども、小学校の林間学校につきましては、旅行会社を通さず、直接その施設やバス会社と契約をする形となっておりますので、企画料に相当するキャンセル料は発生しないと認識しております。ですので、キャンセル料が発生しない、早期の段階で決定をしていただきたいと考えております。
以上です。
12: 【
秋澤委員】まず、チャットボットからちょっと再質問をしたいんですが、AIチャットボットですから、基本的な設定をして、会話というか、Q&Aが増えていくたびに学習していく、会話が洗練されていくとは思っているんですけれども、会話とかQ&Aの精度が上がらないと、あまり使われなくなってくるんではないか、そういう危惧もあります。そのために定期的なメンテナンスが必要なんではないかなと。そのためには、専任の方が絶えず定期的に会話の精度を上げていくような、そういう管理体制というのも必要だと思うんですけど、その辺についての考え方をお伺いしたいと思います。
それから地域自治推進事業に関して、様々な地域団体がこのコロナ禍の中で停滞して、今、少し動き始めているのかなという感じもするんですけれども、どこかで円滑化交付金を活用して、こういうふうに始めましたとか、こういうふうに成功しましたという事例を、ほかの地域にも広報、宣伝していく必要もあるのかなと思うんですけれども、その辺の考え方をお伺いしたいと思います。
それからウェブ会議講座は、恐らくこれから密を避ける会議の中で、リモート会議とかを地域でやっていきたいという団体も出てくるのかなと予測はするんですけれども、今実際それをやられているところはどれぐらいあるのか、もしお分かりでしたらお伺いしたいと思います。
それと熱中症指数モニターは、各担任が熱中症の指数を見て判断ということでございましたけれども、ということは、これから学校に2台ずつになるわけですが、より多くの台数があったほうが、それぞれ担任の先生方が判断できるのかなとも思います。その意味では、今後この指数モニターの増設の考え方があるのかどうか、もう一つこのコロナ禍において、非常に熱中症指数が高いときに、換気もよくしなければいけないということで、部屋の換気をよくするというふうになります。マニュアルはあろうかと思うんですけれども、その辺のコロナ禍における熱中症対策との兼ね合いの中でどういう授業をされているのか、お伺いしたいと思います。
あとは修学旅行に関して、これから11月に校長会等で決められていくという話でございました。今年度の中学生に関して、万が一修学旅行ができないということになった場合、それに代わる何か、日帰りでどこかに行くとか、それも考えなければいけないのかなと思うんですけれども、その辺のお考えがあればお伺いしたいと思います。
13: 【
市民情報・
相談課課長代理】私からは、チャットボットの管理体制についてお答えさせていただきます。精度向上についての管理体制なんですけれども、チャットボットを導入しましたら、各質問ごとに、答えは合っていましたかどうでしたかというアンケートをつけさせていただきまして、それによってまずは精度を上げていきます。プラス、請負業者が管理します他自治体とのチャットボットのプログラムの相互利用というものを予定しておりまして、他自治体でのチャットボットの検索結果の精度向上の反映を、本市でも蓄積として上げていきますので、蓄積状況としましては、本市独自ではなく、日本全国の各自治体のチャットボットの検索結果が反映されていきますので、本市独自よりかは精度向上のスピードは速いと考えております。
以上です。
14: 【
協働推進課担当長】地域団体が停滞している中で、地域活動再開に成功した事例を広報したらという御質問をいただきました。交付金を活用した実際の事業はこれからなんですけれども、具体的に相談内容だとか、申請内容だとか、実際に申請があったもので、例えば田村地区や大神地区では、コロナ禍で閉塞化している地域コミュニティー活動を、ちいき情報局を積極的に活用することで円滑に再開できるよう、必要な備品の整備を進めております。
また吉沢地区、これはまだ事前相談の段階なんですけれども、こちらは地域の絆を一層深めることを目的に、既に行っております軽トラ防犯パトロールというのがあるんですけれども、そちらの出陣式を子ども太鼓と共演して、地域全体を盛り上げるというイベントを企画しているそうです。
そのほか、自治会館内での会議が密にならないように、部屋を分散して会議ができるような音響設備等を整備したいという自治会だとか、あとは会議を再開するに当たり、会議室にアクリル板を設置したいという自治会もあります。
こうした取組は、平自連の定例会だとか、平自連だよりだとか、あとはちいき情報局などで広報して、横展開したいと考えております。
以上です。
15: 【
協働推進課長】私からは、リモートの会議を実際に地域でやっている事例があるかということについてお答えいたします。自治会の中で実際にリモート会議を行っているという事例は伺っていないのですが、市民活動団体については、幾つかリモートで会議をやっているということを伺っております。
以上です。
16: 【
学校安全担当課長】私からは、熱中症指数モニターの増設の考え方、またコロナ禍での熱中症対策ということで、2点についてお答えをさせていただきます。
まず委員御指摘のとおり、この熱中症指数モニターですけれども、まだ各学校に配備する必要はあろうかなと思っておりますので、来年度の当初予算に計上させていただいて、議会の中でお認めいただければ、もう一台配備して、各学校に3台は配備したいなと担当課では考えております。
またコロナ禍での熱中症対策ということですけれども、平塚市教育委員会が各学校に示しているガイドラインでは、空調等をしっかり使って教室の中の環境を整えてくださいということで、30分に1回程度換気をしてほしいということで提示をしております。さらに、体育の授業ではマスクを外すことも可能ということで記載させていただいておりますので、各学校で適切に対応を図っております。
以上です。
17: 【
教育指導課長】中学校の修学旅行について、行われなかった場合の何か代替のものがあるかということですけれども、現時点では、感染の拡大防止策を適切に講じた上で、修学旅行の教育的な意義、また子どもたちの心情等を踏まえて、できるだけ中止ではなく、延期をしての実施をこれまで考えてきております。したがいまして、中止になった場合は、教育委員会として埋め合わせ的な事業は考えておりませんが、各学校ごとに工夫した取組を行っていただけると考えております。
以上になります。
18: 【
秋澤委員】3回目の質問をさせていただきます。まずチャットボットに関しては、平塚市もLINEのアカウントをつくりましたので、LINEの中に組み込んでやるという方法もあるのかなと思いますけれども、その辺の考え方をお伺いしたい。
それから、多言語化といいますか、いろんな外国語の方もいらっしゃいますので、その方たちの問合せにも応じられるような体制というのを検討されているかどうか、最後にお伺いをしたいと思います。
それと地域自治推進事業、あるいは市民活動普及啓発事業につきましては、繰り返しになりますけれども、再開についての成功事例を、平塚市自治会連絡協議会、あるいは各地域団体にしっかりとお伝えするということが大事かなと思いますので、その点はしっかりとお願いをしたいと思います。
それから熱中症指数モニターにつきましては、今後台数も必要だということが分かりましたので、しっかりと検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
19: 【
市民情報・
相談課課長代理】チャットボットにつきまして、また2点御質問いただきました。
まずLINEとの連携につきましてですが、こちらはオプションということで対応は可能なんですけれども、スピード感を持って導入ということで、現時点ではLINEとの連携は外した形で作業を進めております。今後導入後の利用状況を踏まえまして、必要の検討性を見極めていきたいと思っております。
また、多言語化につきましても同様に、導入後の必要状況、ニーズを踏まえまして、導入の見極めをしていきたいと考えております。
以上です。
20: 【
協働推進課長】先行事例をしっかりと横展開をということでしたので、平塚市自治会連絡協議会、あるいは市民活動団体に対して、そういった事例を広く知らしめるということをしていきたいと思います。
以上です。
21: 【
諸伏委員長】ほかの委員で御質問はございますでしょうか。
22: 【
臼井委員】じゃ、1点だけ。市民活動推進費でちいき情報局のシステム改修費用があるんですが、今現在27地区で、ちいき情報局があるところが24地区ですね。地域の方々に広くいろいろな情報を知らせることができるためのものであると考えているんですけれども、残りの3地域に、この費用を活用しながらでもいいからつくりなさいよという指導はなされないのかどうかというものを伺いたいと思います。
それから市民活動普及啓発事業なんですが、先ほどZoomによるウェブ会議の講座を開きますというお話でした。町内会の連合会でのリモート会議もそうなんでしょうけど、各地域地域で、やはり町内会の会長さん、自治会の会長さんが会議を開いていかないと、地域活動が進んでいかない部分というのが非常に多いと思うんですけれども、町内会関連の人たち、要は会長さんだとか、副会長さんだとか、その辺の会を仕切る人たち向けの講座、Zoomの使い方に特化して講座を開催することは考えていないのかどうかということを伺いたいと思います。
23: 【
協働推進課担当長】ちいき情報局未開局の3地域に、この交付金を活用させないのかという御質問をいただきました。既に開局に向けて、3地区とも全て準備を進めております。そのうちの1地区につきましては、既にこの交付金の申請をいただいております。交付金を活用してパソコンなんかを購入して、開局に向けた準備を進めたいということで、申請はお済みいただいております。
そのほかの2地区につきましては、特にこの交付金は活用されていないんですけれども、1地区については、来月だったか、地域の説明会に来てしてほしいということで依頼を受けております。残りの1地区につきましても、こちらの地区はなかなか動きがまだなんですけれども、連合会長さんだとか、公民館主事さんにも御協力をいただきながら、開局に向けた取組を進めております。
以上です。
24: 【
協働推進課長】Zoomのオンライン講座を町内会関連の方々へ特化して開催することについて、お答えをさせていただきます。現在のオンライン体験講座も、自治会の方々に御受講いただけるものとなっているんですけれども、そういった御要望がありましたら、御要望に応じて柔軟に考えていきたいと思います。
以上です。
25: 【
臼井委員】ちいき情報局が全地域で早く立ち上がるように、行政としてもきめ細やかに、残りあと3つなものですから、よろしくお願いします。
それと、ウェブ会議等をこれからやっていかなければいけない。新しい生活様式ということで、どこどこの課がとかではなくて、市民全体が新しい生活様式として、例えばスマートフォンを使ったり、タブレットを使ったり、パソコンを使ったりしてやっていかなければいけないと思うんです。
だから町内会長さんだけではなくて、広く市民がウェブ会議をできるような状況、あるいはスマホで様々な決済ができるような状況、現金のやり取りをしなくてもいいような状況、産業振興部もやっていますし、ここではZoomの講座をやったりとか、様々な部分でやっていかなければいけないんですけれども、市として、この新しい生活様式をもっと普及していくための手助けというか啓発を、底上げしていかなければいけないと思うんです。
何か話をしていると、例えばLINEで会議をしようぜと仲間内で言っていても、だって俺はガラケーだしと、これがそもそもいけないわけではないですか。だからそういうことのないように、行政として、ガラケーからスマホに変えればいいという話ではないんですが、必要性というのを市民に広く知らしめていって、ぜひ新しい生活様式の中で、そういうような形ができるようにしてくださいねという後押しをしていかないと、なかなかうまくいかないと思うんですが、その辺の考えをお聞かせいただきたいと思います。
26: 【
協働推進課長】地域の皆様が、新しい生活様式の中でオンラインを使った
ツールを使いこなしていくための後押しということで、平塚市自治会連絡協議会だとか市民活動団体等の御要望に応じて、出張講座、体験講座なども企画をしていきたいと思います。
以上になります。
27: 【
臼井委員】いろいろな形で国のほうからも、新しい生活様式に向けた取組を推進してくださいということなので、今、課長がおっしゃっていただいたお話もそうなんでしょうけど、産業振興部では「ひらつか☆スターライトポイント」とかが始まっています。でもそれも、結局スマホがないからできない、難しいからできないという、敬遠しがちなものを受入れやすいような形で進めていくように、行政として今後取り組んでいかなければいけないと思いますので、よろしくお願いします。要望です。
28: 【
諸伏委員長】ほかにございますでしょうか。
29: 【黒部委員】1点だけお願いします。6目美術館費の4のアートギャラリー等施設利用促進事業ということで、キャッシュレス決済を導入すると出ているんですけれども、その点についてお聞きいたします。この概要を私も全然知らなかったんですけれども、こういうことが行われるということなんです。その概要を教えていただきたいと思います。取りあえずそれだけです。
30: 【美術館館長代理】今委員から、美術館におけるキャッシュレス決済の導入の概要についてお尋ねがありました。キャッシュレス決済の推進につきましては、本市の行財政改革計画(2020-2023)の中に、ICT活用推進事業として位置づけられているところで、既に市税等の支払いにクレジットカードですとか、QRコード決済によるキャッシュレス決済が導入されているという中で、私ども美術館としましては、このICTの活用推進のほか、やはり来館者の方と私ども館内スタッフとの接触機会の低減を図る必要があるだろうということで、新型コロナウイルス感染症対策として、来館者の安心・安全を守るという観点から、キャッシュレス決済を導入いたします。
具体的に言えば、観覧料ですとか図録を、受付で現金と券だったり品物と引き換えておりますけれども、こちらをキャッシュレス化、それと、一部やはり現金のお客様が残ってしまいますので、現金の授受についても自動釣銭機を導入することで人的接触機会の低減を図っていく、それからキャッシュレス決済の導入ということで、お支払いについて
選択肢が増えることで来館者サービスの向上につながるということで、導入することといたしました。
以上になります。
31: 【黒部委員】大体内容は詳しく説明されたので分かったんですけれども、ただタッチパネルで操作するとか、誰でもできるようなそういう体制をつくっていくには大変ではないかと思う。要するに、機械の操作に慣れていないという市民の方、特に高齢者とかが来館されることも多いと思うので、その辺の心配が1点あることと、あとはそのほかの部門にも展開するような予定があるのか。このいらっしゃるところのお答えで結構なんですけれども、その2点をお願いします。
32: 【美術館館長代理】今、導入する機器で、誰にでも使えるようにという配慮があるのかというような御質問だったと思います。
今現在私どもが考えているのは、1つは券売機を導入いたします。やはり委員が御指摘のとおり、なかなかその機械に慣れない、あるいは、私どもが検討の中で懸念したのは、機械の操作を説明するのにまたスタッフがつくと、そこが接触になってしまいますので、やはり一部分は現金のお客様が残るということも踏まえ、対応としては、券売機が使える方向けの券売機の対応と、それ以外のと言っては失礼ですが、割引料金も含め、対面で状況をお伺いしてチケットをお売りする方のブース、こちらも必要になってくるかと思っておりますので、そちらの部分は先ほどの説明でも触れましたとおり、自動釣銭機、お客様に「大人1枚」とお伺いしたときにオペレーターがチェックだけして、お金は自分で入れていただく、そうするとチケットが出てくるというようなシステムを考えております。ですので、全て券売機を機械化して、対人対面は行わないということではないようにしたいと考えています。
私からは以上です。
33: 【市民課長】キャッシュレス決済につきまして、ほかの事例はあるか、今後の予定はあるかというお話なんですけれども、現在のところでは、今後証明書の発行等を行っております駅前市民窓口センターへ導入を予定しております。
以上です。
34: 【黒部委員】先ほど聞き忘れちゃったんですけれども、キャッシュレス決済とかは、カードでお金を使わなくても引き落としができるよという意味だと思うんですが、その使えるキャッシュレスの範囲というか、その辺をお聞きしたいんです。
35: 【美術館館長代理】今、一般的にキャッシュレスといいますと、一番なじみが深いのは、例えばクレジットカードですとか、あるいはSuica、PASMOのような交通系ICカード、あるいはセブンイレブンだとnanacoですとか、イオンだとWAONですか、そういった流通系のカード、あるいは既に市税などで導入されていますPayPayですとかLINEPayといったQRコード決済、こういったものが今現在よく知られているかと思います。
私どもは今導入に当たって、こちらのどの
ツールを入れるのか。やはり全て入れようとするとなかなか、実はこれは契約にもお金がかかるのと、1取引幾らということで、取扱いの手数料もかかってくるところがありますので、利用頻度ですとか、ICカードならICカード、クレジットカードならクレジットカードの決済事業者の条件、今言った、どういった頻度でお金がどのぐらいかかるとかという条件などを踏まえて検討しているところです。全て使えれば利便は高まるのでしょうけれども、その辺ちょっと検討させていただいて、結果として使えるものをお示しできたらと考えております。
36: 【
諸伏委員長】ほかにございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
37: 【
諸伏委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
38: 【
諸伏委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第69号のうち、本委員会所管部分を承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
39: 【
諸伏委員長】御異議がありませんので、本件は承認すべきものと決定されました。
─────────────────────────────────────────────
2.議案第76号 平塚市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条
例の一部を改正する条例
40: 【
諸伏委員長】それでは、議案第76号「平塚市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
本件に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
41: 【
諸伏委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
42: 【
諸伏委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第76号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
43: 【
諸伏委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
3.議案第82号 令和2年度平塚市一般会計補正予算(所管部分)
44: 【
諸伏委員長】次に、議案第82号「令和2年度平塚市一般会計補正予算」のうち、本委員会所管部分を議題といたします。
審査は、歳出、続いて歳入の順に行います。また、私が申し上げるページは、「令和2年度9月平塚市一般会計・特別会計補正予算書」の款項目が記載されている左側のページですので御承知願います。
歳 出
2款 総務費
3項 戸籍住民基本台帳費
45: 【
諸伏委員長】それでは、予算書の10ページ下段から12ページ上段にかけての2款総務費の3項戸籍住民基本台帳費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
10款 教育費
46: 【
諸伏委員長】次は、16ページ下段から18ページ中段にかけての10款教育費です。質疑はありませんか。
47: 【黒部委員】3項中学校費の1目学校管理費、5の中学校完全給食準備事業のことについてお伺いします。今度共同調理場の地質調査を行うということで、増額補正が出ているわけですけれども、この地域は神田地区と昔から言われていて、非常に相模川の近くにありまして、氾濫原というか、低湿地帯というか、かなり地盤が悪いところと承知をしているわけですけれども、具体的な地質の調査の方法、それについて伺いたいと思います。
48: 【学校給食課課長代理】地質調査の内容ということで御質問いただきましたので答弁いたします。地質調査の内容としましては、ボーリング調査、標準貫入調査、孔内水平調査、あとは試料採取、物質調査等を行いまして、液状化現象であったりとか、支持地盤の位置等を確認いたしまして、共同調理場の基礎工事等に向けて調査を行うものとしております。ボーリングの本数等につきましては、整備における面積等から5か所程度と想定しております。
以上です。
49: 【黒部委員】ちょっと初めの方法がよく聞き取れなかったんですけれども、ボーリング調査の土質調査とか、支持地盤がどの辺にあるかということで調査されるようですが、5か所だとどうなのかなと思うんです。要は相模小学校の校舎の部分で、かなり地盤が軟らかくていっちゃったということで、今回補正が出ていたと思うんですけれども、そういう心配をしているわけです。だから何メッシュでボーリングをやるのかなというのがちょっと疑問というか、老婆心ながら非常に心配しているわけですけれども、その辺は大丈夫でしょうか。
50: 【学校給食課課長代理】今回行います地質調査につきましては、まだ事業手法であったりとか、整備内容の詳細なものが決まっていない段階での地質調査となります。今後共同調理場の整備の内容等詳細に決まった段階で、追加の調査等を行う予定ではございます。
以上です。
51: 【黒部委員】2段階に地質調査というか、ボーリングというか、それをやるという解釈で、まだそんなに心配しなくていいよということでよろしいんですか。
52: 【学校給食課課長代理】詳細な地質調査につきましては、共同調理場の整備の内容で、まずは今回行いました地質調査の内容を踏まえ、杭の打ち方ですとか、基礎工事をどのようにやるかというところの検討のための地質調査を行う予定でございます。なので、今後具体的な共同調理場の整備内容が決まりましたら、それに合わせた地質調査を行っていく予定です。
以上です。
53: 【
諸伏委員長】ほかにございますでしょうか。
54: 【出村委員】すみません、今、黒部委員が発言されて、御答弁を私も聞かせていただきました。ほかの所管の委員も、今話がありましたとおり、学校のことについても質問なさっていらっしゃいます。多くの議員が平塚市の地質のことについて。そのきっかけはやはりこの本庁舎がそうだったんです。もうボーリングする前から、この地質について特別なものを多くの議員は持っているわけです。
ですから、検討するためのボーリングなんだと、私は今受け止めさせていただきましたけれども、極端に申し上げると、私も潜っていないから分からないのはあるんですけど、しかし相当の覚悟を持って調査をし、予算措置をしていかないと。我慢すると、後々大変なことになる。これはやはりみんな議員は思っていらっしゃることではないかなと私は思うから、そういう意味では、検討するためのボーリングであっても、今後のことについてしっかり念頭に置きながら、予算措置はしていかなければいけないと思います。
さらに私はこの調査の関連でも申し上げたのは、東部調理場の米飯給食を増やすときも、キャパがないから、面積がないから米飯給食を増やせないと。だから例えばこれからの共同調理場について、もう最初から将来のことを念頭に置いていかないと。だから全てのことに、今の地質調査については関連が出てくると思います。ですから最初が大事ですから、取るべき予算はしっかり入れていく、それでしっかり調査していくということが大事かなと、私の意見を申し上げました。
55: 【学校給食課課長代理】米飯給食等につきましては、現在の新しい共同調理場には設備を設置する方向の検討を進めているところです。また衛生管理基準等を適正に守れるような共同調理場を設置するための整備に向けた検討をしております。
地質調査につきましては、現段階では、設備の内容であったりとか、また浸水ハザードマップ等におきまして、どういった浸水対策ができるかというところを検討するための基礎ベースとなる地質調査になっておりますが、委員が御指摘のとおり、慎重に事業を進めていきたいと思っております。
以上です。
56: 【
諸伏委員長】ほかにございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
歳 入
15款 国庫支出金
2項 国庫補助金
1目 総務費国庫補助金
57: 【
諸伏委員長】以上で歳出の審査を終わり、歳入に入ります。
8ページに戻っていただきまして、上段にあります15款国庫支出金、2項国庫補助金のうち、1目総務費国庫補助金の一部です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
21款 諸収入
6項 雑入
2目 雑入
9節 教育費雑入
58: 【
諸伏委員長】次に、同じく8ページ下段にあります21款諸収入の6項2目雑入のうち、9節教育費雑入です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
59: 【
諸伏委員長】以上で歳入を終わります。
第2条 債務負担行為の補正
60: 【
諸伏委員長】それでは、1ページに戻っていただきまして、第2条債務負担行為の補正です。なお、第2条の内容は、5ページ上段にあります第2表債務負担行為補正です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
61: 【
諸伏委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
62: 【
諸伏委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第82号のうち、本委員会所管部分は原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
63: 【
諸伏委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決すべきものと決定されました。
審査の中途でありますが、暫時休憩いたします。
午前10時57分休憩
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午前11時04分再開
64: 【
諸伏委員長】休憩前に引き続き会議を開きます。
4.請願第4号 少人数学級編制の実現をはじめとする教職員定数改善、義務教育費国庫負担制
度2分の1復元を求める請願
65: 【
諸伏委員長】次に請願の審査を行います。
今回新たに提出されました、請願第4号「少人数学級編制の実現をはじめとする教職員定数改善、義務教育費国庫負担制度2分の1復元を求める請願」を議題といたします。