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平成31年文教社会常任委員会(3月)-03月13日-01号
平成31年建設常任委員会(3月)-03月13日-01号

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  1. 町田市議会 2019-03-13
    平成31年建設常任委員会(3月)-03月13日-01号


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    平成31年建設常任委員会(3月)-03月13日-01号平成31年建設常任委員会(3月)  建設常任委員会記録 1 日時  平成31年(2019年)3月13日(水)午前10時 2 場所  第2委員会室 3 出席者 委員長 おぜき重太郎       副委員長 森本せいや       委員 山下てつや 松岡みゆき 三遊亭らん丈 戸塚正人          新井よしなお 細野龍子 藤田 学 4 出席説明員       環境資源部長 道路部長 都市づくり部長 都市整備担当部長       都市づくり部次長 下水道部長 下水道部次長 その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介 調査法制係主任 田中雅子       担当 長谷川拓
    6 速記士 三階佳子(澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                       平成31年(2019年)                      3月12日(火)午前10時                      3月13日(水)午前10時                             第2委員会室  1 環境資源部  (1)第 7 号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 損害賠償請求事件について  (3)行政報告 新たなごみの資源化施設について  2 道路部  (1)第 19 号議案 町田市自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例  (2)第 36 号議案 市道路線の認定について  (3)第 37 号議案 市道路線の廃止について  (4)第 7 号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算  (5)行政報告 「市民通報アプリ・まちピカ町田くん」への名称変更及び受信完了の自動返信開始について  (6)行政報告 シェアサイクル社会実験の実施について  (7)行政報告 損害賠償請求事件について  3 都市づくり部  (1)第 20 号議案 町田市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例  (2)行政報告 市民住宅を活用した定住促進事業の実施について  (3)第 21 号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例  (4)行政報告 南町田駅周辺地区拠点整備事業について  (5)行政報告 町田市立陸上競技場観客席増設について  (6)第 26 号議案 鶴間公園整備工事(その2)請負契約  (7)第 27 号議案 芹ヶ谷公園整備工事(その2)請負契約  (8)第 28 号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約  (9)第 29 号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルカムゲート新築工事請負契約  (10)第 7 号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算  (11)行政報告 鶴川駅周辺再整備事業について  (12)行政報告 町田市居住支援協議会の設立について  (13)行政報告 「町田薬師池公園四季彩の杜」整備事業について  4 下水道部  (1)第 22 号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例  (2)第 35 号議案 町田市公共下水道事業(2019年度)に関する業務委託契約  (3)第 7 号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算  (4)第 9 号議案 平成31年度(2019年度)町田市下水道事業会計予算  (5)行政報告 下水道事業における地方公営企業法適用の準備状況について  (6)行政報告 公共下水道への接続意向調査について  5 特定事件の継続調査申し出について  6 委員派遣について  ────────────────────────────────────                午前10時 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  3月12日に続き、当建設常任委員会に付託されました案件について審査を行います。 △第28号議案 ○委員長 第28号議案を議題といたします。  昨日に引き続き、質疑を続けます。  昨日要求いたしました資料について、担当者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 配付いたしました資料につきましては、公園緑地課長よりご説明申し上げます。 ◎都市づくり部次長 資料の説明をさせていただきます。  まず最初に、資料の1ページ目をごらんください。こちらは鳥瞰図になっていまして、施設を上から見た図面となっていまして、イメージが施設全体の今回整備する概要がわかるような資料となっております。  詳しくは2ページで説明するんですけれども、下の道路が鎌倉街道、都道になりまして、その北側に駐車場を中央と両サイド、西側と東側に整備するような形になりまして、駐車場からすぐアクセスできるように、コンシェルジュ棟、案内所とか物販が入る施設とか、カフェ・レストランを整備するような形になっています。  真ん中の左手の育苗施設、こちらは今回の工事の対象外になっていまして、こちらはプロポーザルでJAが再整備とか運用をするような形になっております。  2ページ目をごらんください。  こちらが完成の平面図になります。まず、図面の下側の左のところに西乗り入れ口がございます。こちらから西の駐車場と中央の駐車場に出入りするような形になっております。  あと、図面下手の右側へ行っていただいて、少し凹んでいるところがあるんですけれども、こちらがバスベイで、こちらにバスが停留するようなバス停があって、こちらの道路から引っ込んだところに停留するような形で計画をしております。そのバスベイの上側のところ、東乗り入れ-1と書いているところが大型のバスなんかが出入りするようなところになっています。こちらが入り口ですね。その奥に東乗り入れ-2というところがあるんですけれども、こちらが都道の出入り口という形で、こちらは大型と一般車両の出口という形になっています。  駐車場の説明をさせていただきたいと思います。図面の左手、西側になるんですけれども、西の駐車場として37台、こちらを整備するような計画になっております。こちらは先ほど説明した西の乗り入れ口から出入りするような形になっています。  あと、中央の駐車場、真ん中にある西駐車場の東側にある駐車場、こちらは94台整備するような形になっていまして、こちらは先ほど言った西の乗り入れ口から入りまして、出口が、奥の大型駐車場というところがあるんですけれども、そちらに出入り口が2カ所あるんですけれども、下のほうの出入り口から、こちらのゲートを通りまして、東乗り入れ-2というところに出るような形、西から入って東に出るという形になります。  あと、大型の駐車場ですけれども、そちらは先ほど言ったゲートの奥のところ、区域の一番東側の奥のところ、こちらに整備する計画でして、こちらは大型のバス8台分を整備するような形になっております。  次は園路なんですけれども、先ほどコンシェルジュ棟とかバックヤードとか、そういった施設をつくる、その施設の周り、こちらの施設と育苗センターの間、ぐるっと回るような園路を設けるような形になっております。それと、バリアフリーの園路としましては、右側のところ、別途工事と書いてあるところが施設をつくるところで、そこをジグザグに上に上っていく。図面の上側が北になるんですけれども、北側に向かって上っていく園路になります。最終的には、上の一番高いところにある芝生広場-2と書いてありますが、そちらにアクセスして、さらに奥は西園といって農園の体験、景観作物とか果樹なんかの体験農園をするような場所で整備していますので、そちらのほうにアクセスできるような園路となっております。  あと、芝生広場が2カ所ございます。こちらは図面の中央の西側、左手のほうに芝生広場という形になっておりますが、こちらは野芝を植えまして、普通の広場、あとイベント時には、そういった活用をするような形で、一応使用する形になっております。  それと、先ほど言った図面で言うと一番北側のところに芝生広場-2と書いているところがあるんですけれども、中央から東側、右手側のところにあるんですけれども、こちらはほぼ平らな広場でして、こちらも野芝を植えまして広場として活用するような形になっております。  続きまして、3ページ目、こちらが植栽の平面図になります。まず、中木、高木を植栽するような形になっているんですけれども、丸で囲っているところが中高木を植えるところで、クヌギとかコナラ、全体で154本植えるような形になっています。場所としましては、ちょうど斜線で施設を整備するところがございまして、図面で言うと区域の中央の東寄りのところ、右手寄りのところ、そちらと中央の駐車場の周りに中高木の植栽をするような形になっています。  続きまして、こちらも植栽の平面図になるんですけれども、苗木と低木、地被類の植栽をするような形になっています。まず、苗木のほうですけれども、こちらがバリアフリーの園路という形でジグザグに園路を整備しているんですけれども、そちらの周辺、斜線を4本ぐらい引いているところとその両側という形で、こちらは全体で1万2,000本植えるような形になっています。そちらがクヌギとかコナラ、ケヤキ等の苗木を植える箇所になります。  それと、低木ですけれども、低木は西の駐車場、図面で言うと左手のところですけれども、先ほど37台の駐車場というお話をしましたけれども、そちらの周りに低木とか地被類を植栽するような形になっていまして、あと中央の駐車場の周りにも、特に都道側のところ、そちらにつきまして低木を植えるような形になっています。  それと大型駐車場の一番東、右手の一番端のところなんですけれども、こちらは地被類を植栽するような計画になっています。種類とか本数については、表にあるとおりなんですけれども、低木としましては8,545株、地被類については2万4,053本設置するような形になっています。  それと、こちらの図面を使いまして、芝生広場について説明をさせていただきたいと思います。芝生広場は育苗センターの右手にあるんですけれども、ここはなだらかな傾斜になっていまして、図面の上手が高くて、下手のほうが低いような形になっておりまして、こちらは3段で整備しまして、この区域を3段で分けまして、なるべくなだらかな傾斜をさらに緩めるような形で整備しまして活用するような形で、先ほど言ったとおりに、イベントの活用とか広場としてゆっくりくつろいでもらうとか、遊んでもらうとか、そういった形で一応整備するような形になっています。  ちょうど芝生広場の上のところ、細く3本線が入っているところがあります。こちらはコンクリート製のベンチを整備する予定になっていまして、先ほど言ったイベントなどを開催するときに、そちらに座っていただいて観覧していただくような形で考えております。面積につきましては1,698.7平米という形になっております。  それと、図面で言いますと一番上のところ、点々点という形で表示されている区域があるんですけれども、ちょうど区域のところで上の側ですね。こちらも芝生広場です。こちらは広場として使っていただくような形で考えていまして、ほぼ平らな地形になっています。面積は1,596.8平米になっています。こちらは一番高いところですので、こちらで遊んでもらったり、眺望を楽しんでもらうような形で考えております。  続きまして、5ページ目が施設の平面図になります。駐車場のほうの説明をさせていただきましたけれども、ゲートにつきましては出入り口のほうに整備するという形で、西駐車場については駐車場に入る、導入路から入った奥のところに駐車場のゲートを設けるような形になっていまして、中央の駐車場につきましても、西の入り口から入っていただいて駐車場に入るところにゲートをつけまして、最終的には出るところ、先ほど説明しましたけれども、東の出入り口に出るところの駐車場を出るところにゲートを設けるような形になっています。  きのう手すりのお話がありましたけれども、コンシェルジュ棟の周りに広く園路があるんですけれども、こちらの園路に階段を設けていますので、その階段を設けるところに手すりを配置するような形になっています。その上側にも園路をつなぐ階段がありますので、そちらについても手すりを設けるような形になっております。  園路は、コンシェルジュ棟の周りの広い園路については、幅が2.7から4メートル、先ほど言ったジグザグのバリアフリーの園路につきましては幅が1.7メートル、勾配4%という形になります。延長は約900メートル、先ほどのちょっと広い園路のところは約300メートルという形になっています。1.7メートルの幅ですと、車椅子も相互に通過できるような広さを確保しております。  あと、6ページ、舗装の平面図をごらんください。舗装ですから、駐車場は言うまでもなくアスファルト舗装でして、園路につきましてはモルタル系の舗装、こちらは広いところ、2.7から4メートルと話をしたところと狭いところ、両方同じ部材を使って舗装するような形になっています。これは土にモルタルをまぜて固めてという茶色い土色の舗装をするような形になっております。  最後になりますけれども、7ページ目が周辺の交通の案内図という形で、きのうもご質疑をいただきましたけれども、町田方面に向かって右折ができないということで、警視庁との協議の結果、右折の進入ができないという形になりますので、こちらも誘導をして、案内板を設置するとか、広報とかホームページを使って、そこら辺は徹底させていただくんですけれども、まず、案内板については、こちらの図のような形で案内板を設置して誘導するような形になっています。  大型バスにつきましては、図面の上側に点線があるんですけれども、薬師台の入り口、こちらの信号がある交差点を町田方面に向かって左折しまして、袋橋の今井――済みません、失礼しました。金井一丁目の交差点を左折しまして、今井谷戸の交差点を右折して、それで左折して入庫するような形になります。  一方、一般車両、こちらは青い実線になっているんですけれども、こちらにつきましては、町田方面に向かって薬師中学校の信号があるんですけれども、そちらの交差点を左折していただいて、同じく今井谷戸の交差点から上側のゲートのほうに左折で進入をしていただくような形で考えております。  資料の説明は以上となります。 ○委員長 質疑を続けます。 ◆藤田 委員 まず、きのうは質疑の留保をしていただきまして、委員長を初め委員の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。  おかげで今ご説明がありましたように、きのう質疑させていただいたことはほぼ完璧に回答をいただいたような気がいたします。  手すり、散策路とかのルート等も聞いたのは、やはり全体のコンセプトとしてユニバーサルデザインというか、バリアフリーデザイン、きのうの図面だと、今ご説明ありましたけれども、車椅子の方が散策できる環境なのかなという心配もありましたけれども、今回説明いただいてわかりました。幅員についても、車椅子が十分すれ違える、いわゆるバリアフリーの基準に合わせてなっているということであります。駐車場の件も、動線等も含めてわかりました。  それで1点、きのう聞いた散策路の舗装ですね。健康的に自然と調和する形で散策をする。一部薬師池公園のほうは、そういうしつらえで歩道が整備されていたりしますけれども、そこのところだけお伺いしたいと思います。 ◎都市づくり部次長 園路の舗装ということでご質疑をいただきました。こちらも先ほど委員がおっしゃったとおり、自然の環境に配慮した形で土にモルタルをまぜた土の舗装をするような形で、先ほどもお話ししましたけれども、そういった形で周辺の環境とか、そういったところと調和をとりながら整備する計画となっています。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。もうほぼこれまで行政報告等で、例えば大型バスの件だとか、いろいろ我々が議論させていただいたことをほぼ全て盛り込んでいただいているというふうに確認しました。  今回の工事案件につきましては4億4,000万円弱での契約でありますけれども、これだけの大規模な駐車場もあわせて、あと散策路、植栽等も含めて条件つきの一般競争入札ということでありましたけれども、改めて何者参加をして、積算は基準に基づいてしっかりやっていただいていると思いますけれども、その辺も含めて、この契約金額の妥当性について契約のほうにお伺いしたいと思います。
    ◎契約課長 本件につきましては、委員のおっしゃるとおり一般競争入札といたしました。要件としては、1つ目が町田市内に本店があるということ、2つ目が参加資格として一般土木工事で登録をされているということ等の条件をつけました。  その結果、市で定めておりますガイドラインにて、市内限定にて事業者数は7者以上必要なんですが、契約課として把握した参加可能な事業者数は9者ありました。公告をしたところ、6者が参加をなさいました。その結果なんですが、5者の方が応札をなさいまして、最終的市にその5者によるくじ引きで落札者が決定したということになります。 ◆藤田 委員 5者がしっかり出てきたということであれば、金額等々は大丈夫なのかなというふうに思うんですけれども、心配されるのが、これだけのかなり配慮をされた公園の整備で、今後、増額だとか延長だとか、そういったことが結構心配されるので、そこを確認させていただきました。  この積算についても、当たり前でありますけれども、改めて確認しますけれども、妥当な積算で、入札状況からしても妥当な契約金額で、十分この金額でできるというふうに判断したということでいいですか。 ◎契約課長 1点だけ、先ほどの参加者数等を訂正させてください。申しわけありません。  参加なさった方々、6者最初はあったわけですが、1者辞退で5者応札なんですが、そのうちの3者でくじ引きとなりましたということで訂正させていただきます。  その3者の方々なんですが、予定価格の90%での応札ではありました。契約課の判断としましては、これは町田市の定めております最低制限価格の範囲の中にあったということで、適正な価格であるというふうに判断しております。 ◎都市づくり部次長 積算につきましてご質疑がありました。積算につきましては、当然その積算基準に基づいて積算していますので、きちんと妥当性があるというふうに考えております。 ◆山下 委員 確認なんですけれども、条件つきの条件は市内業者ということですか。 ◎契約課長 はい、そのとおりです。市内に本店があるということです。 ◆山下 委員 あと、改めて確認なんですけれども、この中の建物というのは都市公園法の中の公園施設ということでいいんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 公園施設ということです。 ◆山下 委員 JAのほうで改めて建てるんですか、そこのところというのは公園施設の扱いになるんでしょうか。 ◎都市づくり部次長 公園の中、公園施設しか建てられませんので、公園施設ということです。 ◆山下 委員 それは何か指定みたいな作業というのは必要になるんですか。 ◎都市づくり部次長 育苗センターについては設置管理許可という形で許可を出すような形になっています。 ◆山下 委員 ここの公園自体は、例えば改めてこの公園の機能をよくしていくとかという話になったときに、今回の契約の話とはまたちょっと違いますけれども、まだ何か建てられる余力というか、そういったものが、例えば建物をどの程度建てていいのかというのは、ある程度広さによって決まっているとか、性格によって決まっているとかというのがあるかと思うんですけれども、そういった点ではまだ可能な範囲、可能なところがあるんですかね。 ◎都市づくり部次長 敷地は余裕がありますので、建物についてはまだ建てられる余地がございます。 ◆山下 委員 性格がちょっと違うわけですけれども、今これを見た中でスポーツとか、そういった視点で最近使う方がふえているので、主にそういった方々の声というのは余り聞いてきてはいないと思うので、後からそういう話が出てきたときに、今の所管で建てるべきものなのかどうなのかというのはありますけれども、そういったことが可能なのかどうかという意味では、例えば今、学校の中にシャワーとか建て増しするじゃないですか。ああいうことというのは可能なわけなんですか。 ◎公園管理担当課長 今回の場所については薬師池公園の西園ということになります。観光の位置づけとして私どもは考えておりますので、また、そういった施設については、そこの公園にマッチしているかどうかを含めて検討させていただければ、研究、考えていければと思っております。 ◆細野 委員 基本的なことをお尋ねしますが、今、観光の拠点としての位置づけというお話がございましたが、集客を見込みながら進められる地盤の形成ということだと思うんですが、ここでどれぐらいの集客を見込んでいる、10万人とかでしたっけ、もう1度聞かせてください。 ◎新 公園緑地課担当課長 目標としましては、この西園で30万人ということで予定をしております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 ただいまの第28号議案について、反対の立場で討論を行います。  町田薬師池公園四季彩の杜西園の工事ですけれども、市民の方は美しい景観を残し、緑や自然、生物多様性など景観を残してほしいという声も請願として提出され、採択もされている、そういう場所であります。その中で、にぎわいを生む施設ではなく、やはり自然の施設として、そういった雰囲気もということで、今回いろいろ配慮はされているとは思うんですが、そこで観光の拠点としての集客を優先的に進められる契約ということで反対をいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第28号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第28号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前10時27分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時28分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第29号議案 ○委員長 第29号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第29号議案 町田薬師池公園四季彩杜ウェルガムゲート新築工事請負契約についてご説明申し上げます。  本議案は、薬師池公園四季彩の杜全体の総合案内機能や玄関口、駐車場、飲食、物品販売、休憩所等の機能を持つ建物を整備するため、工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、コンシェルジュ棟、カフェ・レストラン、無料休憩所、体験工房などの新築工事及び外構工事を行うものでございます。  よろしくお願い申し上げます。  加えまして、お手元に資料をお配りさせていただいております。資料の内容につきましては、営繕課担当課長よりご説明申し上げます。 ◎武井 営繕課担当課長 それでは、資料の説明をいたします。  まず、A4サイズのものが目次になります。  1枚めくっていただきまして、ここからはA3サイズのものになります。  1枚目が配置図になります。  1枚めくっていただきまして、2ページ目が外観パースになります。駐車場側から敷地を眺めたものになります。  もう1枚めくっていただきまして、3ページ目になります。こちらがコンシェルジュ棟の内観パースになります。  もう1枚めくっていただきまして、4ページ目がカフェ・レストランの内観パースになります。  もう1枚めくっていただきたいんですが、こちらがコンシェルジュ棟及びバックヤード棟の平面図になります。コンシェルジュ棟なんですが、構造が木造平家建て、延べ床面積が151.13平方メートル、屋根は金属屋根、外壁は杉板張りになります。  もう1枚めくっていただきまして、こちらがコンシェルジュ棟及びバックヤード棟の立面図になります。  もう1枚めくっていただきたいんですが、こちらの7ページ目がカフェ・レストラン及びエレベーター棟の平面図になります。カフェ・レストランにつきましては、構造は木造一部鉄骨造平家建て、延べ床面積が231.31平方メートル、屋根が金属屋根、外壁は杉板張りになります。  もう1枚めくっていただきたいんですが、8ページ目がカフェ・レストラン、エレベーター棟の立面図になります。  もう1枚めくってください。こちらが無料休憩所の平面図になります。無料休憩中につきましては、構造が木造の平家建て、延べ床面積が121.72平方メートル、屋根が金属屋根、外壁が杉板張りになります。  もう1枚めくってください。10ページ目が無料休憩所の立面図になります。  もう1枚めくってください。11ページ目になります。こちらが体験工房の平面図になります。体験工房は構造が木造平家建て、延べ床面積が149.39平方メートル、屋根が金属張りで、外壁が杉板張りになります。  もう1枚めくってください。12ページ目、最後にありますのが体験工房の立面図になります。  資料の説明としては以上になります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 そうしましたら、いただいた資料で少し確認をさせていただきたいと思います。  まず、5ページのコンシェルジュ棟なんですけれども、動線等も含めて、みんなのトイレとか、事務室とかがあるところを見れば、かなりユニバーサルなそうした配慮はされていると思うんですけれども、改めて動線とかバリアフリー対応とか、そうしたところがどう配慮されているのか伺いたいと思います。  それと、7ページのカフェ・レストランですが、カフェ・レストランの収容客席は何名ぐらいを想定されているのか。  あと、気になるのがトイレですね。この図面を見る限り、男女1便器ずつのような感じがしますけれども、そこのところをお伺いしたいと思います。  それと、9ページのほうは無料休憩所だけで真っ白になっておりますけれども、ここのしつらえはどんなコンセプトになるのか、そこをお伺いしたいと思います。  あと、11ページの体験工房について、やっぱり気になるのはトイレが1つでありますけれども、全体的にトイレは使うのかもしれませんけれども、その部分をお伺いしたいと思います。 ◎武井 営繕課担当課長 まず、5ページ目のコンシェルジュ棟の平面図をごらんいただきたいんですが、バリアフリーに関しまして、今回、分棟という形でいろんな棟が分散する形で点在しております。まず、お客さんが一番最初に来られるところがこのコンシェルジュ棟になるかと思います。コンシェルジュ棟と文字書いてあるすぐ上に黒い三角印があるかと思うんですが、こちらが主たる出入り口として、まずこちらから入っていただきます。コンシェルジュ棟内に段差はございません。  コンシェルジュ棟から次に別のところに行っていただくときに、上側に下向きの黒い三角印があります。こちらから出ていただいて、例えばトイレに行きたいときは左側に動いていただいきますとバックヤード棟がございますので、こちらにトイレがございます。また、雨が降っているときは、入っていただいた入り口から左側に移動していただければ、屋根及びひさしの下を通って、こちらのトイレに行けるようになっております。  続きまして、経路といたしましては、このコンシェルジュ棟及びバックヤード棟のエリアからカフェ・レストランに行きたいと思ったときには、図面は5ページ目にはないんですが、コンシェルジュ棟の上側に移動していただくと、7ページ目、平面図のエレベーター棟が、段差なしでエレベーター棟の1階部分に行くことができます。  そして、エレベーターに乗っていただいてエレベーターの2階でおりていただきますと、7ページ目のエレベーター棟の前から上側に向かってカフェ・レストラン棟があるんですが、廊下が段差なく行くことができます。また、廊下の幅は福祉のまちづくり総合推進条例の有効幅1.4メートルを確保した形でコンシェルジュ棟からエレベーター棟、またカフェ・レストランまで行けるようになっております。また、カフェ・レストラン棟についても、建物内での段差はございません。  7ページ目のカフェ・レストラン棟の収容客数なんですが、客席数としては48席になります。委員が気にされていましたトイレの数なんですが、こちらは建物単体ではなくて、公園全体で数を賄うような発想でつくられております。また、カフェ単体としても、飲食店で幾つという明確な基準がないんですが、例えばオフィスで考えたときには、おおむねこの数で便器の数としては足りております。  そして、続きまして9ページ目の無料休憩所棟になるんですが、こちらは指定管理が今後決定するということで、具体的にはしつらえは決まってはいないんですが、想定できるのは、例えば自動販売機を置いたり、あるいは椅子とテーブルを置いてあげたり、あと、壁にパネルを置いて何か展示したりとかというようなことは想定しております。  同じくこの無料休憩所棟にありますトイレなんですが、こちらもトイレに入るときに廊下を通過するんですが、有効幅は福祉のまちづくり総合推進条例に合致するような形で1.4メートルの幅を確保しております。  そして、体験工房のトイレの数なんですが、こちらも先ほどカフェ・レストランでお話ししたとおり、公園全体でトイレの数を賄うという発想ですので、これは特に1つにしたというのは何か根拠があってということではなくて、全体で賄うということで1つになっております。  説明は以上になります。 ◆藤田 委員 バリアフリー等はわかりました。動線等も、しっかりとそういうのはあるというんですが、やっぱりちょっと気になるのがトイレなんですよね。通常、レストランで食事をされてトイレに行くとき、数は規定に基づいて大丈夫だというんですけれども、これだとレストランの食事の席で1回外に出るということが想定されますよね。なので、ちょっとそこのところがやっぱり心配です。  あと体験工房についても、公園全体でということでありますけれども、行政報告とかいろいろ聞いた中で、例えば市内の小学校だとか中学生だとかのいわゆる体験ということも想定される。そうすると、ここの体験工房の中で、ほかの団体も含めて授業的なことも想定されるわけですよ。そういったときに、トイレは外に行ってくださいみたいな形でいいのかどうなのか。便器1つのトイレということは、男女兼用という形になるんですよね。その辺もちょっと心配なんですけれども。 ◎武井 営繕課担当課長 体験工房のトイレにつきましては男女兼用のトイレになります。 ◆藤田 委員 ここまで図面ができて、もう発注の段階ですからどうにもならないと思うんですけれども、やはりここの2カ所のトイレについては非常に心配があるんですけれども、もう1回だけ改めて本当に大丈夫なのか、そこをお伺いしたいと思います。 ◎武井 営繕課担当課長 カフェ・レストラン棟につきましては、便房が2つあるんですが、例えばですけれども、1つを女子専用、もう1つを男女兼用という形にしたりですとか、あるいは1つを男子、もう1つを女子とするなど、ここに入る事業者さんによって考え方が変わってくると思いますので、設計者との打ち合わせの中では、この便房の数で賄えるだろうということで、業務委託の中で打ち合わせをして決めたものでございます。  体験工房につきましては、やはり具体的にどういった小中学校の体験をするのか、まだ決まっていない部分がございますので……。 ○委員長 休憩いたします。              午前10時44分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時45分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆藤田 委員 ここのところ、ちょっと言いかけて、まだ使い方が決まっていないということでありますけれども、我々が所管課から聞いているのは、そういった小中学生の体験の利用だとか、あるいはいろんな研修だとかも想定されて体験工房をしていきたいというコンセプトで我々は聞いているので、その辺のことは営繕課に当然伝わっているんですよね。そこを確認します。 ◎都市づくり部次長 きちんと庁内で連携をとって計画を進めていますので、そこは意思統一は図られております。  体験工房のトイレにつきましても、1カ所という形ですので、こちらは私どもの全体の使い勝手云々というのはありますけれども、そこら辺の使い勝手は、どういうふうな形でやっていくかというのはもう1回改めて考えさせていただくということと、全体的にはトイレの数というのは、計算上は30万人来たときに13.7基と出ていて、全体の数は間に合っているんですけれども、先ほど言ったとおり、男女の使い分けをするとか、そういった形で運営上、工夫しながら利用者の方にはご不便をかけないような形でやっていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 そこのところは本当にぜひお願い、もう図面が上がってきているので、今さらトイレをふやしてとかは言いませんけれども、本当はふやしてほしいんだけれども、コンセプトからすると、小中学生とかが授業で使うとなると、やっぱりそこのところはやってほしいんです。  例えば我々が契約の段階になって改めてコンセプトを聞いているのは、そういうところなんですね。建物をつくるときに、ここはどういう使い方をするのか、どういうコンセプトでつくられたのか、どういう人たちが使うのかということをしっかり共有して、そうすると、おのずと質疑するまでもなく、ではトイレはどうしましょうかとか、一番大事ですからね。動線をどうしましょうかと。  動線の方は十分配慮されてやっているようでありますけれども、そこのところは、このしつらえの中でも特に体験工房、レストランのほうも食事をするところですから、トイレの数は、そのスペースの中にあるべきだと思いますけれども、その辺はしっかりと建った後でも、そのコンセプトというものは発注するほうとも、営繕ともしっかり共有をしていただきたい。ここはもう今回は要望になってしまうんですけれども、そこのところは改めてお願いしたいと思います。 ◆山下 委員 繰り返しになってしまってあれなんですけれども、今のトイレの数なんですけれども、30万人ということであれば、先ほどの13.幾つという感じで、そういう数字が出てきているということなんですけれども、もうちょっと詳しく聞きたいと思うんです。
     例えば今、特に災害が多い中で、避難場所なんかに指定された場合に、ここのことを言っているわけじゃないですけれども、健康的な生活を送る上では50人に1つはトイレが必要だということを一般的に言われたりしているんですけれども、そういった点で考えると、細かい数字の出し方というのをもう少し詳しく確認にしたいと思っています。 ◎都市づくり部次長 休日は人が一番多く来ますので、休日の同時に滞在している数を想定していまして、こちらが3,000人という形で考えています。3,000人を回転率が3分の1というふうに考えていまして、そうしますと1,000人が同時に滞在するような形になりますので、休日3,000人で同時にいらっしゃる方が1,000人と想定していまして、トイレの同時使用率という数値がありますので、そちらが1.37%という形になっておりまして、そうすると13.7基という形になります。そういった形でトイレの必要数を出していまして、それに対してトイレは20基という形で整備することになっております。 ◆山下 委員 ピークが1,000人だというふうに考えていくという中で、同時にいるのは13.7というのが出てきているということなわけですか。 ◎都市づくり部次長 休日を対象としていますので、ピーク時が同時に1,000人いらっしゃるということで、トイレを同時に使われる方が1.37%という形で数値を決めていまして、それで13.7基という数値を出しております。 ◆山下 委員 先ほど藤田委員の危惧されている部分とかというのも、今の1,000人に対して13.7基という話ですので、どういうふうに実際に運用上やっていくのかというところに、今これだけもう設計が固まっているので、移行せざるを得ないと思うんですけれども、そういった点は、改めて今確認した中では気にしていく部分だなと思うんですが、その点については今回の質疑を通して、いわゆる所管としてはどういうふうに考えるのか確認したいんです。 ◎都市づくり部次長 トイレの数については、必要数は確保しているということですけれども、今ご指摘がありました建物の使用の仕方とか、そういった形でいろいろ工夫をして、男女兼用にするとか、そういった形で、運営していた動向を見ながら、現状を把握して改善が必要だったら改善をしていきたいと考えております。 ◆細野 委員 それぞれの施設の設計図面なんですが、新たに配置も、また面積も示されたということで確認なんですけれども、例えばコンシェルジュ棟、テイクアウトスペース、コンシェルジュスペース、物販スペースが3つ入っているんですが、それぞれ例えば物販でしたら、これまでご説明があったのは町田の名産品とか農作物等を販売していくということでした。その辺の押さえ、例えば農作物を毎日搬入していただく搬入ルートを、町田の認定農家さんとかにご協力いただくようになると思うんですが、その辺の確保というか、その見通しはどのようになっているのか確認をしたいと思います。また、どういうものを置かれるのかも、ある程度見通しが定まっていましたらお示しいただきたいと思います。  あと、コンシェルジュですけれども、ここでの役割というのをどこまで求めるのか、指定管理という形になっていくということだとは思うんですが、どういうことをここで知ることができるのか、どういう情報を提供するのかというあたりも教えていただきたいと思います。  あと、テイクアウトですけれども、これも指定管理者との協議ということになると思うんですが、その辺の今後の活用について伺いたいと思います。  それから、体験工房ですけれども、他の町田市内の施設、同様の体験工房の施設と比べても、ちょっと利用料などの設定が高いんですが、改めてその中で活用方法、先ほど小中学校の体験授業でも活用してもらうということでしたが、その辺なども含めて見通しについてはどうなっているのか、お聞きしたいと思います。 ◎新 公園緑地課担当課長 公園の実際の運用方法というところのご質疑かと思いますけれども、この後、行政報告の中でご報告をさせていただくことになっておりますので、その中でご説明をさせていただければと考えております。 ◆細野 委員 では、それは後でご説明があるということ、後ほどということで、今回はこの建物の設計についてということですね。  バリアフリー棟のご説明がありましたが、ちょっと坂のあたりにできる施設ということでは一番体験工房が高いのかなと思うんですが、カフェ・レストランにはエレベーターが設置されているわけですけれども、その辺の移動のバリアフリーという点では、他の施設についてもスムーズに移動できるのでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 高低差の処理につきましては、基本的に各分棟式になっている建物間のアクセスについて、必要な部分についてエレベーターを設けているということなので、それ以外のところについては基本的にはバリアフリーで移動ができるというふうに考えております。 ◆細野 委員 これらの施設、1,000人ぐらいの方が最大利用人数ということでよろしいんでしょうか。どれぐらいの方々に使っていただこうとしているのか、1日どれぐらいをめどに、時間帯としても結構夜までということですが、その辺の利用勝手も後でご説明があるんでしょうか。 ◎公園管理担当課長 繰り返すようで大変恐縮ではございますけれども、運用等については後ほど行政報告で話させていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 どのような利用状況になるのかというので、ちょっとイメージが持てない中でなんですが、第29号議案について反対の立場で討論を行わせていただきます。  第28号議案と一体で、その上の施設をつくる契約案件であり、やはり大勢の人を集客するといったことを目的に施設がつくられるというところで、今、本当に必要な施設なのかということも疑問であります。第28号議案と合わせますと、また、その他電気工事などもあわせてこれから多額な費用も必要となってまいります。  よって、不要不急の箱物の事業ということで反対をいたしたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第29号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第29号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午前10時59分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時 再開 ○委員長 再開いたします。 △第7号議案(都市づくり部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、都市づくり部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第7号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算のうち、都市づくり部所管分についてご説明申し上げます。  予算書10ページをごらんください。  第2表、債務負担行為でございます。下から3番目、南町田駅周辺土地区画整理事業その2について限度額を6,473万6,000円、その下、金井町・藤の台地区住所整理事業について限度額を9,391万3,000円、その下、芹ヶ谷公園芸術の杜整備事業その2について限度額を945万円、11ページに続きまして、一番上、香山緑地整備事業について限度額を1,527万5,000円、その下、陸上競技場観客席増設事業その2について限度額を37億5,812万8,000円とするものでございます。  期間は、いずれも平成31年度から平成32年度まででございます。  12ページをごらんください。  第3表、地方債でございます。上から11番目、都市計画公園整備事業について限度額を31億4,500万円、その下、南町田駅周辺地区拠点整備事業について限度額を1億1,400万円とするものでございます。  続いて、歳入でございます。  27ページをごらんください。  主なものについてご説明いたします。  第14款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の6、土木使用料、節の2、公園用地使用料は1,389万8,000円、節の3、町田ぼたん園入園料は720万2,000円、節の4、市営住宅使用料は1億7,962万7,000円、節の5、特定公共賃貸住宅使用料は391万4,000円、節の8、公園駐車場使用料は1,000万円でございます。  32ページをごらんください。  項の2、手数料、目の5、土木手数料、節の2、建築指導手数料は1,299万3,000円、節の3、建築指導証明手数料は126万円、節の5、開発行為等許可手数料は1,530万円でございます。  36ページをごらんください。  第15款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の5、土木費国庫補助金、節の1、社会資本整備総合交付金の1番目、社会資本整備総合交付金の5,580万円は、南町田拠点創出まちづくりプロジェクトにおけるパークライフ・サイトの整備などに対する補助金でございます。  その下、都市再生整備計画事業費の2億6,800万円は、鶴間公園の整備工事に対する補助金でございます。  その下、都市計画公園整備費の8億9,007万円は、香山緑地などの用地購入及び薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲートの整備工事などに対する補助金でございます。  その下、地域住宅計画事業費の263万1,000円は、バリアフリー化改修助成事業、マンション相談事業に対する補助金でございます。  37ページをごらんください。  1番目、基本計画等作成等事業費の270万円は、社会資本整備総合交付金に係る基本計画等作成に対する補助金でございます。  節の2、防災・安全交付金の1番目、住宅・建築物安全ストック形成事業費のうち、住宅課分1億2,284万9,000円は、木造住宅と分譲マンションの耐震化促進事業、ブロック塀等撤去助成事業に対する補助金でございます。  その3つ下、地域住宅計画事業費の2,506万9,000円は、公営住宅ストック総合改善事業に対する補助金でございます。  その下、緊急輸送道路沿道耐震化促進事業費の7,612万4,000円は、緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進事業に対する補助金でございます。  44ページをごらんください。  第16款、都支出金、項の2、都補助金、目の2、民生費都補助金、節の38、ユニバーサルデザインのまちづくり緊急推進事業費補助のうち、交通事業推進課分117万7,000円は、バリアフリー基本構想策定事業におけるまち歩き現地調査に対する補助金でございます。  その下、公園緑地課分1,000万円は、公園のトイレ洋便器化工事に対する補助金でございます。  46ページをごらんください。  目の3、衛生費都補助金、節の8、環境政策推進区市町村補助のうち、公園緑地課分199万8,000円は、沢谷戸自然公園の水辺環境創出実施設計業務委託に対する補助金でございます。  節の14、受動喫煙防止対策の強化に伴う喫煙環境の整備事業費補助の6,750万円は、公園における受動喫煙防止対策の強化に伴う喫煙環境の整備事業に対する補助金でございます。  47ページをごらんください。  目の6、土木費都補助金、節の2、都市計画費補助の上から2番目、都市計画公園整備費4,330万円は、芹ヶ谷公園の整備工事などに対する補助金でございます。  その下、都市再生区画整理事業費の150万円は、町田都市計画事業南町田駅周辺土地区画整理事業に対する補助金でございます。  その下、都市計画交通事業推進費500万円は、鉄道駅のホームドア整備に向けた新たな補助事業の実施に伴うものでございます。  節の3、住宅費補助5,349万6,000円の1番目、耐震化促進事業費5,159万1,000円は、耐震化促進事業に対する補助金でございます。  その下、空家対策事業費の190万5,000円は、空家対策事業に対する補助金でございます。  48ページをごらんください。  節の5、耐震改修費補助の6,349万6,000円は、緊急輸送道路沿道建築物の耐震診断、耐震改修等に対する補助金でございます。  節の8、都市農地費補助の250万円は、特定生産緑地地区指定に向けた準備等支援業務に対する補助金でございます。  節の9、東京都区市町村立公園防犯設備整備費補助の200万円は、防犯カメラ設備の整備に対する補助金でございます。  51ページをごらんください。  項の3、委託金、目の5、土木費委託金、節の3、都営住宅事務委託金の100万円は、都営住宅及び都民住宅の申込用紙の配布事務及び都営住宅の地元割り当て公募事務に対する委託金でございます。  節の5、開発許可等事務委託金の4,442万4,000円は、開発許可並びに宅地造成等規制法許可等事務に対する委託金でございます。  52ページをごらんください。  節の6、保全地域植生管理委託金の150万円は、東京都緑地保全地域3カ所の植生管理に係る事業に対する委託金でございます。  54ページをごらんください。  第19款、繰入金、項の2、基金繰入金、目の1、基金繰入金、節の1、基金繰入金の上から3番目、緑地保全基金繰入金2億4,650万4,000円は、香山緑地などの用地購入に係る事業に対する繰入金でございます。  62ページをごらんください。  第21款、諸収入、項の6、雑入、目の6、雑入、節の6、土木費雑入の上から5番目、広告掲載料の交通事業推進課分42万9,000円は、地域コミュニティバス「かわせみ号」及び町田市役所、市民ホール前バス案内板の広告収入でございます。  その下、公園緑地課分の500万円は、町田市立陸上競技場のネーミングライツ料でございます。  区画整理清算金198万円は、忠生土地区画整理事業の清算金でございます。  66ページをごらんください。  第22款、市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の2、都市計画事業債の3番目、都市計画公園整備事業の29億8,400万円は、薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート、鶴間公園及び町田市立陸上競技場観客席増設に伴う整備工事などに対する市債でございます。  67ページをごらんください。  都市計画事業債の一番下、南町田駅周辺地区拠点整備事業の1億1,400万円は、パークライフ・サイトの整備などに対する市債でございます。  以上が歳入の概要でございます。  次に、歳出を「予算概要」を使ってご説明いたします。  「予算概要」の474ページから475ページをごらんください。  都市づくり部予算のポイントを記載しております。多摩都市モノレール町田方面への延伸を見据えた公共交通網再編等の検討・基盤整備に必要な各事業の経費、町田市5ヵ年計画17-21の重点目標を達成するための事業に関する経費、ストックマネジメントの取り組みに関する経費などを計上しております。  476ページをごらんください。  都市づくり部予算の総括表でございます。  予算額は83億6,906万4,000円、そのうち一般財源は26億2,605万円でございます。
     477ページから482ページにつきましては、事業別支出科目一覧でございます。大事業名ごとに1,000万円未満の項目を含む全ての項目を掲載しております。  それでは、事業ごとに主な予算の内容についてご説明いたします。  予算書では、131ページから138ページに記載されておりますが、説明につきましては引き続き「予算概要」を使いご説明いたします。  「予算概要」の484ページをごらんください。  4の都市計画事務費が3億4,724万7,000円でございます。南町田拠点創出まちづくりプロジェクトのパークライフ・サイト整備に係る経費などでございます。  485ページをごらんください。  5の多摩都市モノレール推進費が3億5,227万8,000円でございます。町田駅の交通ターミナル機能の再構築や導入空間に関する調査検討を行うための経費などでございます。  486ページをごらんください。  3の土地利用事務費が8,646万9,000円でございます。わかりやすい都市計画情報の提供や公共基準点等を管理するための業務委託料、特定生産緑地指定に向けた準備等支援業務委託料などでございます。  487ページをごらんください。  4の住所整理事務費が197万9,000円でございます。金井町地区の住所整理事業を進めるに当たり、関係地域住民へのより丁寧な情報提供などのための業務委託料などでございます。  488ページをごらんください。  2の街づくり推進費が1億3,262万5,000円でございます。交通利便と生活環境等の改善を目指した鶴川駅周辺の整備における鶴川駅南土地区画整理事業委託料、市営原町田一丁目駐車場周辺において再開発準備組織設立のための委託料などでございます。  490ページをごらんください。  2の交通輸送対策費が1億8,532万8,000円でございます。小山田桜台から唐木田方面への小型バスによる運行事業の補助、相原地区における小型乗り合い交通の実証実験運行事業補助などの経費でございます。また、鉄道駅のホームドア整備に向けた補助事業を新たに実施いたします。  491ページをごらんください。  3の建築開発事務費の867万8,000円は、建築確認審査、開発審査、違反指導、その他の経常的事務に関する経費でございます。  492ページをごらんください。  2の公園緑地管理費が8,619万2,000円でございます。公園駐車場の管理運営、都市公園法に基づく公園台帳の作成、公園施設長寿命化対策工事に係る経費でございます。  493ページをごらんください。  4の薬師池公園四季彩の杜事業費が16億4,268万5,000円でございます。公園維持管理、ウェルカムゲート整備工事及び西園・北園の用地購入に係る経費でございます。  495ページをごらんください。  6の都市公園費が31億9,011万2,000円でございます。公園施設の管理、並びに鶴間公園及び芹ヶ谷公園の整備工事、並びに香山緑地及び(仮称)町田スポーツ公園の実施設計などに係る経費でございます。  496ページをごらんください。  7の野津田公園費が15億7,138万9,000円でございます。拡張区域の用地購入、指定管理者制度による公園施設の管理運営委託、拡張区域に整備する多目的グラウンド及び町田市立陸上競技場観客席増設整備工事などに係る経費でございます。  497ページをごらんください。  2の市営住宅費が2億3,988万円でございます。市営住宅管理代行委託料などの経費でございます。  498ページをごらんください。  3の住宅維持管理費が1,177万9,000円でございます。団地及び周辺を含めた町の活性化に向けた取り組み、空き家対策の取り組みなどに係る経費でございます。  4の住宅改良費が4億4,612万6,000円でございます。1981年以前に建てられた木造住宅、分譲マンション、緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進や、居住環境の向上を目的とした住宅改修工事に対する助成金などの経費でございます。  以上が一般会計予算都市づくり部所管分の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆三遊亭 委員 2点質疑をさせていただきます。  まず1点目は、歳入なんですけれども、27ページの市営住宅使用料が計上されていますけれども、これは当然払われるべき額が100%計上されているものだと思うんですけれども、何の問題もなくいつも支払われているというのであれば問題ないんですけれども、そういう認識でよろしいのかということです。  それと「予算概要」の488ページの街づくり推進費のJR町田駅南地区再整備事業なんですけれども、ここで再開発準備組織の設立を目指すということなんですが、この組織はさほど大きな問題はなく設立できるんではないのかと思うんですけれども、その確認をさせていただきます。  以上2点です。 ◎住宅課長 市営住宅の使用料の徴収の状況でございますけれども、正確な数字を後でご用意いたしますけれども、ほぼ100%に近いような状況でございまして、例えば6カ月ぐらい滞納されますと、自動的に出ていっていただくという形になって、滞納額がそうたまらないようにという仕組みになってございますので、後ほど数字はお伝えいたします。 ◎地区街づくり課長 JR町田駅南地区の準備組織の件でございますが、今現在4名の権利者の方がいらっしゃいます。それぞれ個別に勉強会を開いているところでございます。まだ区域の設定ですとか事業概要の詳細を今個別でやっているところでございまして、それらを取りまとめ次第、準備組合の設立の準備にかかってまいりたいと考えております。 ◆三遊亭 委員 市営住宅のほうは安心をしたところなんですけれども、JR町田駅、その組織は滞りなく設立されそうだということがわかって安心をいたしましたが、来年度、2019年度において、この再整備事業で何か目に見える変化というのがどのように来されるのか、それがあればお知らせください。 ◎地区街づくり課長 2019年度の検討の主な目的としましては、施設計画を詳細にやっていきたいと思います。今までは平面の配置を主にやってまいりましたが、再開発事業が想定されますので、これが立体的にどのような床に、どのようなコンテンツですとか、どのような権利者がどのような事業を展開していくかということを検討してまいりたいと思います。そうすると、実際に平面的ではなくて、立体的にどのような形のいわゆる区域ができるかということが示されていくことになると思います。 ◆三遊亭 委員 短いスパンの事業ではないので、なかなか目に見えるというのも難しいのかと思うんですが、例えば自由通路は何か変化は起こるんでしょうか。 ◎地区街づくり課長 自由通路につきましては、形状は変わりません。これは今検討しているところではありますが、例えば外壁ですとか、中の内装ですとか、もうちょっと明るい空間になるようなリニューアルは考えているところでございます。 ◆三遊亭 委員 リニューアルの実現を心待ちにしている方がいらっしゃいますので、くれぐれもよろしくお願いしますということで以上です。 ◎住宅課長 先ほどの徴収率でございますけれども、99.64%ということで、滞納されている方は1人か2人という形ですけれども、その人の事情もございますので、積極的にそれを見ながら相談に乗りながら徴収しています。 ◆松岡 委員 では、「予算概要」のほうから何点か質疑をさせていただきます。  まず初めに、490ページの交通輸送対策費でございますけれども、相原地区における小型乗り合い交通(あいはらシャトル)の実証実験の運行が奨励金として出ております。確認でございますが、これは料金はどのように設定されるのか。また、1日何回されるのかということですね。  もう1つは、写真にも出ておりますけれども、小山田桜台から唐木田方面へのワゴン車の使用でございますが、これも確認ですけれども、この利用料金と1日何回、このワゴン車は何台か、確認のために教えてください。  次に、492ページの緑化推進費でございますが、町田市は広いですけれども、人々の心を潤すということと環境美化を兼ねて、これを私も楽しみに拝見させていただいておりますけれども、これは小山田苗圃の苗のボランティアとの共同作業かと思いますけれども、何団体の参加がございますでしょうか、まずそこを教えてください。 ◎交通事業推進課長 まず相原なんですけれども、料金は200円となります。1日の回数なんですけれども、団地西から相原駅西口に向かいまして、こちらが6便になります。逆に相原の西口から団地に戻るほうが7便になります。  次に、唐木田のほうなんですけれども、こちらにつきましては、料金は距離に応じて200円から300円になっております。1日の回数なんですが、こちらにつきましては全部で33便になります。小山田桜台から多摩南部地域病院に向かいまして17便、多摩南部地域病院から小山田桜台に向かいまして16便となります。ワゴン車につきましては3台になります。 ◎公園管理担当課長 花壇コンクールの参加団体なんですけれども、2018年度の実績の数になります。春については316団体、秋については323団体になっております。2019年度についても、320前後を予測しながら、予算の計上をさせていただいているところです。 ◆松岡 委員 ありがとうございました。緑化推進費ということで、今後ますます人の心を癒すというか、多分中学校とか小学校とかでも参加されていたかと思いますけれども、ますます努力なされることを期待しております。  次に、質疑を続けていきますが、493ページなんですけれども、薬師池の事業費の中に、町田ぼたん園の開園時の回遊性を確保するために、ゴールデンウイーク期間中に無料巡回車を運行しますということで、私も毎年行っておりまして、ゴールデンウイークは結構人が多いです。下の駐車場にとめて、上のほうまで、ぼたん園まで行くのに結構距離があるんですね。若い人たちは、もちろんハイキングとかでいいと思いますけれども、やはり足の弱い方とか高齢者の方には、歩いても駐車場からぼたん園まで行くのに10分から15分ぐらいはかかるのかななんて思っておりますので、これはいい試みだなと思っております。これは内容を教えていただきたいというか、これはゴールデンウイーク期間中ですからちょっとの間ですけれども、人々のためには助かると思いますので、1日何回往復されるのかということです。  あと、新たに公園の紅葉の時期にライトアップするということですけれども、内容、予算配分とかを教えてください。 ◎公園管理担当課長 おっしゃるとおり、薬師池のほうからぼたん園のシャトルバスは無料になります。10時から1時間置きに4回程度できればなと。これは今、正直言って調整をしておりますので、回数は変わってくる可能性は出てきます。ただ、今度、子どもの日については、子ども向けに何かしらの取り組みができればなということを考えておりまして、まだ決定ではございませんので、そういった取り組みをしているということになります。  あと、ライトアップについては、秋の時期、紅葉の時期に考えております。具体的なお話はここでまだできないところでありますけれども、薬師池の魅力の向上に向けて取り組んでいければと思っております。 ◆松岡 委員 ライトアップの予算はどれぐらいとってあるんですか。 ◎公園管理担当課長 ライトアップだけではなくて、紅葉祭りの一環として行いたいと考えておりますので、ライトアップ単独の事業委託ではございません。 ◆松岡 委員 わかりました。  最後に、498ページ、住宅改良費でございますが、事業内容では1981年以前に建てられた、つまり、昭和56年ごろだと思うんですけれども、旧耐震基準で建てられた木造住宅あるいはマンションなどが、緊急輸送の沿道建築物の所有者が行わなければいけない耐震診断、耐震設計、改修工事の費用の一部を助成しますとございますが、これは上限額が決まっているんでしょうか、そこのところを教えていただけますでしょうか。 ◎住宅課長 分譲マンションでございますけれども、いろいろ制度が細かいところがございますけれども、耐震診断、耐震改修の設計費用に関しましては、3分の2が最大で、経費の3分の2まで出まして、または最大で500万円という上限になってございます。これがまず分譲マンションのものでございます。  それから、耐震改修工事費のものについては、最大で3分の2まで出ますけれども、1戸当たり50万円、1棟当たり2,000万円が上限という形になりますので――ごめんなさい、さっきのが設計の費用です。診断と設計、今の改修工事に関しましては、分譲マンションに関しては、1戸当たり50万円の1棟当たり2,000万円、40戸という形になってきます。  耐震の助成に関しましては、緊急輸送道路の部分とそれ以外の――今、話をしたのは分譲マンションで、これは緊急輸送道路の沿道でなくても出るものなんですけれども、緊急輸送道路の沿道に関しましては、手厚い形になっていまして、優先的にやれる形になっていますので、最大で10分の9ぐらいまで出るような形になっております。  上限額については特に聞いてはいないんですけれども、予算がとれればという形になりますので、そのときの予算の見積もりというんですか、幾つかもともと道路は決まっていますから、そこにある建築物も決まっていますので、その金額に見合ったものをとっていくという形になっております。 ◆松岡 委員 ちょうど政府が2週間ぐらい前ですか、30年内に直下型が70%の割合で起きるだろうというのが90%の割合で起きるだろうというふうに見解を述べて、いつでも地震が起きることを心得てくださいというのが新聞に報道されました。  それを見ると、緊急輸送、先ほどおっしゃったように沿道とかにあるマンションや家、いざとなったとき、そこが壊れていたら大変なことになるので、救助が来られなくなるという第2次災害みたいなことが起きるので、今の町田市の進捗状況は、使った住宅、改良費の進捗状況はどんな感じなんでしょうか。 ◎住宅課長 現在の進捗状況でございますけれども、先ほどの分譲マンションの耐震化でございますけれども、今現在残っているところが、昭和56年以前のものが140棟ございまして、そのうち団地が120棟ということになっておりまして、それから緊急輸送道路に関しては、現在、制耐震化率が、56棟対象がございますが、そのうち35棟が耐震性の基準を満たしておりまして、現在62.5%ということになってございます。  市全体の耐震化の状況でございますけれども、およそ80%台後半というところになっている状況でございます。 ◆松岡 委員 今、80%後半ということをお聞きしましたけれども、地震というのは、政府が言ったように、30年間に90%の割合で起きるだろうと言っておりますので、やっぱりゆっくりしていられないというか、市が率先してそういう方々に投げかけるというか、それはとても大切だと思いますけれども、その見解はどんな感じで持っていらっしゃいますでしょうか。 ◎住宅課長 今でも積極的に訪問とかもさせていただいておりますし、木造の耐震化に関して幾つかありますけれども、緊急輸送道路は最優先ということですけれども、東京都からも再三にわたって、その辺の進捗状況というのは確認の機会がございますので報告もさせていただいておりまして、たびたび訪問もさせていただいています。  それから、分譲マンションに関しましても、ここで今働きかけをして、鶴川団地、鶴川六丁目の団地ですけれども、分譲の部分ですけれども、ここが30棟あるんです。2018年度と2019年度で合わせて30棟、さっき話をした140棟の中で30棟が進捗しますから、かなり進んでいくのかなと思っております。  それから、木造の耐震についても、各家の補助制度がありますので、それは結構依頼を受ける、申し込みの件数もございますので、積極的にそれも広報なんかもしておりますし、あるいは委託しているところにビラというんですか、パンフレットも積極的に、全般的にやるのがなかなか大変なので、この辺が重点的に木造住宅とか56年以前の建物が多いというところを回っていただいて、声かけをしていただいたりとか、あるいは耐震無料相談という機会をつくっておりますので、そこで積極的に啓発をしていっているという状況でございます。 ◆松岡 委員 最後になりますけれども、ぜひ被害が拡大しないように、阪神・淡路大震災のときの写真もすごかったですけれども、道路脇の家が倒れたりとか、ぜひホームページとか、あるいは広報とか、あらゆる手段を使って昭和56年以前の建物をお持ちの方というか、所有者に積極的に働きかけて災害を軽減させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしまします。 ◆細野 委員 今、松岡委員が質疑された建築物耐震化促進事業、ブロック塀等撤去助成金、498ページの耐震化の事業についてですけれども、本当に努力されていることを今また再確認させていただいたんですが、そうはいっても国の目標では、2020年までに95%を目指すという目標数値が掲げられておりまして、努力されて80%後半までということです。あと2年間で95%をどう達成していくのかというのが大変な課題なんだなというのを改めて認識しましたが、その辺の見通しについて。  それから、助成金のそれぞれの項目がありますけれども、その中で効率的に需要の高いものについてたくさん使っていく。例えば除却費とか、それが使われれば耐震化率も上がっていくのかなと思うんですが、35件ぐらいの数値なんですが、その辺の数値の設定の仕方というのがどうなのか、その辺についてお聞かせください。 ◎住宅課長 やはり早目に耐震化というのは進めなければいけないところでございまして、できれば数年の後に100%ということをずっと目標には掲げてきているわけですけれども、正直なかなか達成が難しい状況ではございます。  ただ、都内では、マンションに関して言えば、比較的町田市は新しい分譲マンションが多いということで、耐震ができていないところは比較的少ないというところがございます。  あと木造についても、やはり墨田区とか江東区、荒川区とか、あちらのほうのように木造家屋が非常に多いというところではございませんので、その中では進捗率は非常に高いような状況でございます。  なので、優先的にというのはなかなか難しいところはあるんですけれども、例えばその人の家庭の事情がございますから、やっぱり建てかえというのは難しいということになれば、一部分だけ設計を、耐震をする。一部分だけシェルターをつくるとかということもできますし、あるいは例えば除却ですけれども、除却というのは今まで考え方になかったんですけれども、できれば除却、取り払っちゃうというのはどうかという議論はあるかもしれませんけれども、しないほうがいいのかという話はあるかもしれませんけれども、確かに除却に関しては結構利用率も高いようなところがございますので、そこは少し充実して、なくしてしまえばいいという話ではないですけれども、そういったものはなるべく補助が足りるようにはしていきたいと思っています。 ◆細野 委員 建てかえというときに必ず除却しなきゃいけないということもありますし、建てかえをしたいという、まずその一歩を進める上で、そういうニーズが高いのであれば、そういう件数をふやしていくというのも1つの施策なのかなというふうに思いますので、その辺について、また、アウトリーチもかけていらっしゃるということで今確認させていただいたんですが、さらにそういうことも含めて市民の皆さんの相談に乗りながら進めていっていただきたいと思います。  1件だけ、いろいろ項目は、耐震診断から始まってさまざまな補助制度がありますけれども、その中でニーズが高いものはどのようなものなのか、昨年度の利用状況などをお聞かせいただければと思います。 ◎住宅課長 昨年度の実績をお話しさせていただきますと、まず簡易診断というところがございまして、簡易診断から入りますけれども、それは無料で220件申し込みがございまして、それから診断、設計、改修と進んでいくわけでございますけれども、その中でも、その後、精密診断に進んだものが18件でございます。昨年度も精密診断に進んだものが33件ございますので、ことしも単純に18件の倍で36件ということですから、恐らく診断というところのニーズが高いのかなというふうに思っているところでございます。 ◆細野 委員 そのほかの項目では特にニーズとか……。 ◎住宅課長 それ以降は費用がだんだん、補助金の上限がある中で進まないというところはございますけれども、設計に進んだのが昨年で言えば15件、改修工事に進んだのが15件、除却が8件ということでございますので、その中でも半分ぐらいは進めているということになるかと思います。 ◆細野 委員 わかりました。その項目の中で、年度初めになくなったものもあるというふうに伺っていますので、そういったニーズの高いものについては補正予算などでぜひ増額もしていただきたいと思います。  続きまして、他の項目に移らせていただきます。  484ページの都市計画事務費ですが、この中でさまざまな事業が進められているわけですけれども、基本的なことを伺います。パークライフ・サイト魅力創出事業、整備が進められているわけですけれども、このパークライフ・サイトと言われる用地について、土地の面積も再確認させていただきたいんです。公園用地なども含めて使われているのかなというふうに思うんですけれども、当初の道路用地、けやき通りと言われていた道路用地が何平米ぐらい入っていて、それ以外の土地がどれぐらいかというパークライフ・サイトの土地の面積について教えていただきたいと思います。  それから、南町田駅周辺地区土地区画整理事業についてですが、この事業についても進められてきているわけですが、これから区分所有等が明確になっていくと思いますが、その辺の見通しがいつごろ終了するのか。  それから、残された事業、2019年度の事業と2020年度まで残る部分があるのか、どのような事業が残るのか、お聞きしたいと思います。  それから、493ページの薬師池公園四季彩の杜事業費についてですが、今回、市民農地などの整備なども進められていくということで、きのうもちょっとお聞きしたんですが、これまでの畑の形と若干異なるということで、植栽されるものも変わってくるということがありました。オリーブ畑ができるということですが、この選ばれた理由について、どのようなものなのか、市民の方からもお問い合わせがあることですのでお聞かせいただきたいと思います。  485ページの多摩都市モノレール推進費についてですけれども、これは町田市公共交通網の検討の費用も入っておりますが、いろいろこれから検討されていくということで、その設計委託料等、モノレール中間点駅の考え方についてお示しいただければ。具体的に、これまで拠点の駅として木曽山崎団地とか、それから桜美林大学ということが示されていますが、それ以外の駅の場所について検討されていることがありましたらお聞かせいただきたいと思います。  それから、多摩都市モノレール基金積立金、これはもう積み立てているんですが、この見通し、15億円を目標にしているわけですけれども、東京都に対する拠出金という形で15億円というのがこれまでも設定されていたのかなということで伺っていますが、そういったことに使われていくということでよろしいんでしょうか。  とりあえず以上、お答えいただきたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 南町田について、パークライフ・サイトと区画整理事業についてのご質疑をいただきました。  まず、パークライフ・サイトの用地につきましては、区画整理事業で宅地として仮換地を行っているところでございますので、公園の一部を使用しているというわけではございません。公園区域ではございません。用地については4,900平米程度になっております。そちらを宅地として位置づけております。なので、公共施設の再配置、宅地の再配置という区画整理事業をもって用地をつくっているというものでございます。  それから、区画整理、区分所有とおっしゃいましたが、換地計画のお話かと思いますが、区画整理事業そのものは2020年度に向かって完了させたいと思っておりますので、2020年度までに換地の計画をしっかり設計してまいりたいと思っております。  来年度、2019年度、2020年度の事業内容といたしましては、さまざま区画整理の基盤整備をやってまいりましたが、ほとんどもう整備としては終わってきております。「予算の概要」の44ページに図面がございますが、来年度行います工事といたしましては、主にはケーズデンキがございました街区の北側の道路の拡幅の整備事業、それから一部商業施設の東側になりますが、交差点を少し直す工事がございますので、そちらのみとなっております。  2020年度におきましては、今度はケーズデンキの南側の道路の拡幅整備事業というのが残っております。それ以外の整備というのはほぼ今年度で完了をしているところです。 ◎新 公園緑地課担当課長 薬師池公園四季彩の杜事業費の西園の農業体験エリアの樹種とその選定理由というご質疑をいただいたかと思います。
     こちらにつきましては、まず樹種につきましては、オリーブだけではなくて、柿ですとかレモンですとか、あとミカン、高木につきましてはそういった樹種を植える予定でございます。  選定理由としては、ここのエリアにつきましては、指定管理者の自主事業のエリアにもなるところでもございますので、実を収穫して楽しむ体験もできるような樹種をということで選定しております。 ◎多摩都市モノレール推進室長 まず、中間駅のお話なんですが、中間の拠点になるような駅というのを幾つか想定しています。拠点になるような駅というのは、バスを再編する際には、バス網をそこに集めて、そこからモノレールに乗って町田駅に行ってもらおうというような考えの幾つか拠点になる駅を想定しております。  駅位置については、まだ東京都とかの協議の中で決まっているわけではないんですが、ある程度町田市のほうで想定しているものがございまして、「予算概要」の中の62ページにもちょっと書いてはいるんですけれども、先ほど委員がおっしゃられた木曽山崎団地付近であるとか、桜美林学園付近、あとは町田市民病院付近などを想定して、ここで路線バスとの結節であったり、自転車であったり、タクシーであったり、そういった結節点を実現するために、このあたりの測量であったり設計とかをするものでございます。  もう1点、積み立ての基金についてなんですけれども、15億円の考え方なんですけれども、先ほどおっしゃられたように、都への拠出金という部分もあるかもしれないですけれども、モノレール株式会社への出資金であるとか、そういったものも従来どおり想定しておりますし、あと、町田市として主体的に整えなければいけない駅周辺の基盤整備費であるとか、そういったものに備えるものでありまして、特段以前と変わっておりません。 ◆細野 委員 それぞれありがとうございました。  区画整理事業の中でつくられたパークライフ・サイトゾーンですが、形状として合ったものということで明確なのは道路かなと。けやき通りという生活道路があったわけですので、その面積というのはわからないでしょうか。どの程度活用されたのかというところはわからないのか、その辺、お聞きしたいと思います。  それから、四季彩の杜、あそこは自主事業ということなので、農家の方が行われる事業ということになってくるんでしょうか。そこで指定管理されるところがやる事業ということで、そこについては果樹を中心としたものになるというところですが、これまで梅畑があって梅の花も楽しめてみたいな用地だったということで、これまでそこを愛好されていた方は、そういった姿が変わってしまうのではないかということでお聞きしたんですが、その点の配慮について、また別の花も楽しめるかもしれませんが、これまでの姿が変わってしまうという点でどのような検討がされたのか、その点について伺いたいと思います。  それから、多摩都市モノレール推進費ですけれども、駅については拠点となる駅を検討していくということですが、これから延伸していく上でそれぞれ駅が定められていくのかなと。なかなか明確にはできないかもしれないんですが、このモノレール、13.4キロでしたか、延長の中で駅がどれぐらいつくられるのか、その辺についての検討についてはどう進めていらっしゃるんでしょうか。  それから、基金積立金、15億円を目標として2億5,000万円が積み立てられたわけですが、完成までまだ間があるわけですが、活用については基金を積み立てながら、そこも活用していくということ、15億円という目標を持ちながら、その15億円を今の基金の活用の仕方で、途中で取り崩し活用していくということもあり得るのか、その点についてお聞きしたいと思います。  また、多摩都市モノレールの拠出金というような形で求められる部分もあると思うんですが、これまでの多摩都市モノレールのかかわってきた自治体というのは幾つかの市にまたがっているわけですけれども、今度延伸したときには、町田市が1市で13.3キロという町田駅までの延伸については、しかも結構長い距離ですので、市の負担として求められるものはもっとふえていくという可能性はないのかどうか、その点についての見通しなどがありましたら、お聞かせいただきたいと思います。 ◎公園管理担当課長 まず、自主事業の関係になりますけれども、指定管理者が行う事業になります。その自主事業の中で、どんなスキームでやるかについても指定管理者と協議しながら進めさせていただくところになります。指定管理者業務と位置づけて行っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ◎新 公園緑地課担当課長 西園の設計の中で梅の花とか、もともとあったよいものを生かしていただきたいというご意見だったかと思います。西園の設計につきましては、設計当初から地域の方からのご要望もいただいておりましたし、谷戸地形ですとか樹林地を残してほしい、景観を残してほしいということで伺っておりました。そんな中で西園の設計をする中では、既存の今、畑地のところの東側に樹林地がございまして、そこの横にもとからあった梅林等につきましては残して、それを生かして西園の魅力として取り込んでいこうということで設計をしております。 ◎辻野 都市政策課担当課長 南町田のけやき通りの廃止した面積につきまして、約1,992平米になります。 ◎多摩都市モノレール推進室長 まず、駅の数なんですけれども、これはまだ全く決まっておりません。ただ、既存からしますと、800メートル、900メートルの間に1個という形ですので、そんな感じでできればいいなとは思いますが、いろいろと営業上のことで今後検討されていくんだろうなと思ってはおります。  基金15億円、先ほど申し上げたとおり、ある程度事業化が進んだときの町の整備費用として考えておりますので、途中で取り崩すというのは、基本的には今の段階では考えておりません。  あと、多摩都市モノレールへの出資であるとか貸し付けとか、そういったお話なんですが、これはまだ全然うちがどれだけ出すのかなんていうのは決まっていないんですが、既存の5市、株式を所有していたり、あとは貸し付けをしていたりするんですが、ここにつきましては距離にかかわらず等分されておりますので、この先がどうなるかはわかりませんが、今のところはそういうことでございます。 ○委員長 休憩いたします。              午後零時2分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆細野 委員 引き続き、質疑を行わせていただきます。  先ほどの484ページで、南町田駅周辺地区の拠点整備事業のうちの鶴間公園・パークライフ・サイト魅力創出事業負担金についての負担金の内容。  それから、これは公園のほうになるのかなと思いますが、495ページの鶴間公園造園工事、その辺、区画整理とそれぞれ公園の造園ということになると思うんですが、ちょっと切り分けを伺いたいと思います。負担金の内容についてお聞きしたいと思います。  それから、鶴間公園の造園整備について、植栽をふやすということですが、整備する上で伐採をかなり行ったわけですけれども、伐採した本数に比べて植栽についてはどの程度行う計画なのか。また、植栽する内容について、樹木の種類などはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。  もう1つは、鶴間公園の整備の中で行われるカフェとクラブハウスですけれども、これはどのような規模で、カフェ、クラブハウスが同じ場所に設置されるのかな、整備されるのかなと思うんですが、その内容についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 魅力創出事業負担金につきましてですが、こちらは昨年の9月に補正予算で上程をさせていただきました。パークライフ・サイト、今、建築工事が進んでおりますが、ミュージアム棟、パークライフ棟、2つの建物を建築するに当たりまして、本来、土地所有者が土地造成を行って、擁壁を築造し、斜面状の敷地を平坦に造成した上で引き渡すことが基本のところ、今回は建築物で、その土圧を受けていただくということで、擁壁を必要としない工法を採用したことから、そちらの土地造成に相当する工事の分ということで、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツに対して事業費の一部を負担するというものでございます。 ◎西澤 公園緑地課担当課長 鶴間公園の樹木の植栽の内訳についてご説明させていただきます。  全体的に高木を191本植栽いたします。種類的には、ケヤキですとかヤマザクラとか、シラカシ、ヤマボウシ等の14種類を植栽いたします。中木についてはソヨゴ1種類だけです。35本、あと、低木でツツジとかアジサイ、ユキヤナギ等の24種類を1万959株植栽いたします。  伐採している本数については今ちょっと手元に資料がございませんので、調べてまたご説明させていただきたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 カフェ・クラブハウス棟というのは、川側のスポーツエリアに建築をするもので、これはカフェ棟とクラブハウス棟があるわけではなくて、1つの複合建物になっております。 ◆細野 委員 ソニー・クリエイティブプロダクツへの負担金としては、土圧と土地の整備のための持ち出しということで、総額は変わらないということでよろしいのでしょうか。  それから、造園の規模と、場所は大体どの辺にこの樹木を植えられるのか、大分すかすかになっている感じなんですが、もし地域として、この樹木の植栽をどの場所にどの程度行われるのかを教えていただきたいと思います。  それから、カフェ・クラブハウスということで一体の施設となるわけですけれども、この利用の仕方、カフェなどがどのような形で提供されるのか。あと、クラブハウスの活用などについてはどのように利用されるんでしょうか。また、南地域のスポーツクラブなどが立ち上がるということですけれども、そういった団体の利用等に供されるのか、その辺については検討されていましたらお聞かせください。 ◎辻野 都市政策課担当課長 まず、クラブハウス・カフェ棟の利用の仕方というお話ですが、先ほど規模を申し上げませんでしたが、木造2階建ての建物でございます。総2階で延べ面積が430平米ほどを考えております。カフェもクラブハウスも基本的に指定管理者に運営をしていただくように考えております。  どういう内容になっているかということについては、指定管理者と相談しながらとなりますが、スポーツエリアを利用される、テニスコートだとかスポーツコートだとかを利用される方のお着がえだとか、シャワーだとか、あと施設の貸し出し、受け付けだとか、いわゆるクラブハウス機能と呼んでおりますが、そういうふうに利用していただくので、地域スポーツクラブに参加されるだろう方々はもちろんのこと、一般の方々にもご利用いただきたいというところでございます。  運営につきましては、今後、公園再開園までの間、検討していく内容となっております。 ◆細野 委員 樹木は拠点的にふやしていくのか、それとも全般に散りばめるのか。 ◎新 公園緑地課担当課長 済みません、今手元に資料がございませんので、後ほどお答えをさせていただきます。 ◆細野 委員 それでは後で。わかりました。  カフェ・クラブハウス棟、カフェの利用なんですけれども、スポーツしながら利用していただくという形でのコンセプトになっていくのかと思いますが、買ったものを飲む場所というのが一定検討されているのかと思うんですが、その辺がカフェ棟にいろんなものを搬出する車の入り口とかが変更できないような状況なのか、それともカフェを利用される方、あるいはスポーツを眺めている方々の居場所等、その辺の切り分けが可能なのか、それとも固定して一定設定されるのかどうか、もう計画されているのか、お聞きしたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 行政報告のときにもお答えをしましたが、カフェ棟の管理用の車両の駐車場出入り口というのを西側調整池、北西側と申しますか、そちらの6メートル幅員の市道に出入り口を設けて考えているところです。  カフェについては、出入り口の変更というのを地元からご要請をいただいていますが、鶴間パークウォーク――ゆりの木通りと呼んでおります道路側に設けることができないかというご要請はあるものの、そちら側の動線につきましては、公園間を行き来するスポーツエリアとさわやか広場側を行き来する動線にもなりますので、それとの取り合いかなと。カフェの利用者のたまりの空間とは隔離できていますので、そこで錯綜することはないんですが、公園のエリア間の行き来と車両の出入り口の取り合いをどうするかというのが論点かなと思っております。  横断歩道をきちっとつけて安全に渡っていただくということも一方考えなくてはいけませんので、どういう形でおさめるかというのが今後の検討なのかと思っております。 ◎都市づくり部次長 先ほど伐採の数と植栽の場所についてご質疑がありましたので、お答えをさせていただきます。  伐採する高木の数ですけれども、これは546本伐採させていただきます。新たにまた木を植えるわけですけれども、44ページの「予算概要」を見ていただければ、樹林エリアとありますけれども、そういったところを中心に、全体的に植林をするような形で、こちらの緑があるところは全体的に植林、木を植えるような形で計画しております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。そこら辺を検討していただくということで、今のこれまでの町田市のカフェクラブへの搬入路線の考え方ですと、現在ある植栽が一部切れたり、新たにつくるとしても、一部植栽が切れて、スポーツエリアとの住宅地の分断というのが一部開口になってしまうのかなというふうに思いますし、そういったことも含めて再度ぜひ住民の方の要望に沿っていただきたいと思います。もちろん、歩行者、それからスポーツエリアの利用者の安全というのも確保が必要だと思いますので、横断歩道の移動等も含めて検討していただければということで要望しておきたいと思います。  続きまして、これは最初の都市づくり部だけではないところも含まれているかもしれませんが、53ページ、野津田公園スポーツの森のところで、ばら園移設設計業務のところが入っています。それから、拡張区域の整備費という用地取得の予算も入っているんですが、この辺のところについてお伺いしたいんです。  昨年ですか、建設常任委員会でばら広場の場所について、現在のテニスコートの場所にばら広場を移設するということで図面の提案があったかなというふうに思うんですが、今回の移設設計業務についている費用で設計される場所については同じ場所というふうに受けとめてよろしいんでしょうか。  それと、拡張区域の用地取得費ですけれども、用地取得の状況についてはどのようになっているのでしょうか。どこの用地になるのか、あと拡張区域についての用地を全部取得できるのかどうか、見通しも含めて伺いたいと思います。 ◎都市づくり部次長 ばら広場の位置ですけれども、以前テニスコート付近ということで、こちらは皆さん来ていただいた方に見ていただきたいということで、メーンの北口から入ってくる道路の周辺という形で考えていまして、今いろいろ調整しているところですけれども、中心に配置したほうが皆さんに見ていただけるのではないかということで、そこを中心に検討を進めているところでございます。 ◎用地担当課長 野津田公園の拡張区域の用地取得につきましては、2017年度に都市計画決定しました拡張区域につきまして、現在91%取得が進んでおります。来年度は残りの用地、あと財務省が所有している無番地、それから区域外で一部工事箇所にかかる部分の用地取得を予定しております。 ◆細野 委員 まず、ばら園の移設についてですけれども、道路に沿った部分をばら園として整備していきたいという市の意向を伝えているということなんですが、それについてばら広場をこれまでボランティアの団体の方がずっと担っていただいたんですが、そうした団体の方はどのように受けとめているのか、今の現状についてお聞かせいただきたいと思います。  それから、拡張区域についてですけれども、残り9%となったわけですけれども、ここに残りに農地もありますし、また養鶏場など農業を営んでいらっしゃる土地も含まれていると思うんですが、その辺の見通し、その点についてはいかがでしょうか。 ◎都市づくり部次長 ばら広場につきましては、委員がおっしゃるとおり、ばら広場をボランティアでやっている方がいらっしゃいますので、そちらの方ともお話をさせていただいているところです。まとまった面積が必要だというようなお話もありますので、そういうところも含めて今検討を進めているところでございます。 ◎用地担当課長 残りの野津田公園の拡張用地の用地取得につきましては、買い取りが同意いただけない部分につきましては借地ということで交渉しております。それから、区域外で一部工事箇所にかかる部分につきましては、地権者に説明を行いまして、工事の施工承諾をいただいております。 ◆細野 委員 ばら広場ですけれども、昨年提案のあった現在のテニスコートをばら広場にということでは、ばら会の方たちも了解していたのかなと思うんですが、その辺の変更になった経緯と、お話を伺うと斜面地だったり、バラの植樹のスペースとしてもふさわしくないような場所であり、あと作業が何といってもしにくい。道路に面していて、大勢の人に見ていただくという面はメリットかもしれないですけれども、一方でバラの手入れなど頻繁に行われて、ようやく今のような美しいバラが維持されているのかと思いますが、そういったことが困難になってしまう。手入れなども、大勢野津田公園を利用されて、例えばサッカーの試合があったりする、そういったときに、そういったスペースを確保できなかったりとかという危惧もされているのかなと思いますが、その辺についてはどのように検討されたのでしょうか。  あと、拡張区域のことなんですが、そうしますと、拡張区域の部分の土地購入についてもう同意されているということで受けとめているということでいいんでしょうか。 ◎用地担当課長 現在、区域外で養鶏場、また農業をされている方につきましては、現在、区域に含んでおりませんので、また引き続きご協力を求めていく予定でございます。 ◎都市づくり部次長 ばら園の場所につきましては、斜面地ですと管理がしづらいとかありますので、そういった管理とか、利用者の面も双方バランスをとりながら、今検討を進めているところでございます。 ◆細野 委員 拡張区域の整備は入っていなかったですね。テニスコート12面という将来的な計画を進めていく上では必要なスペースではあるけれども、今のところ、そこは含めないというところで検討されているということで了解いたしました。  それから、ばら広場ですけれども、テニスコートの関連があるのかなということで伺っているんですが、1つはスペースの問題で、一定のスペースが欲しいと先ほどおっしゃっていたんですが、今回、移転先として示された先が面積も満たしていないということもあるのかなと思いますが、違うのかな。その辺で、どの程度これから話し合いされて、やはりばら会の皆さんの意向をどの程度反映できるのか、新たな検討と、現在のテニスコートの利用というのはなぜ困難なのか、ごめんなさい、何度も繰り返しになりますが、お聞かせください。 ◎都市づくり部次長 テニスコートにつきましては、将来的には12面なんですけれども、これから整備するところが4面という形で、利用者の希望が多いというところで、全部できれば以前のテニスコートは廃止する予定なんですけれども、今はそこは残すという形で考えております。ばら広場につきましては、単純に面積があればいいのかということもありますので、そういったところは、先ほども言いましたけれども、どうやって見せるのか、どうやって管理していくのか、そういったところも踏まえて今検討をしているところですので、そういったところでご理解いただければと思います。 ◆細野 委員 実際、これまで野津田公園の1つの大きな魅力になっていると思うんですよね。ばら園という存在というのは、市民の方にも大分認知されてきて、それを楽しみにしている方も大勢いらっしゃるということでは、やはりそういったこと、築いていただいたばら会と、またさらに一緒にやって協力していただくということで、その辺については、そういう見解でよろしいのか、確認させていただきたいと思います。 ◎都市づくり部長 今、委員がおっしゃいましたように、ばら園というのは野津田の1つの位置づけにはなっているということです。これまでばら会の方々が手入れをしてきていただいたということは重々承知しております。だからこそ、今回メーンゲートの入り口のところで、今の北の奥のほうではなくて、メーンのところでしっかりとバラをつくっていただいて、市民の方に喜んでいただくというのが一番なのかなというふうに我々は考えております。  ですので、面積がどうのこうのというのもあるかもしれませんけれども、まずは一番人目につくところ、そういうところでバラを咲かせていただけるのがこれまでやってきた方に対しても一番いいのかなというふうに考えているところでございます。 ◆細野 委員 それが一番いいというふうな認識をされているのか、また、市民の方も競技場とかに足を運ばれる方に目に触れていただくというのは、それは1つの価値かもしれないですけれども、やはり今、庭園の広々とした緑のところでばら園をゆったり楽しむというのも1つの価値だと思いますし、静かな雰囲気でばら園を楽しむということが今のばら園の人気の1つかなというふうにも思います。  その辺については、やはり手入れされている方々が安全性なども確保できないし、心配だということもありますし、いろいろな声もあるわけで、そういう声をしっかりと受けとめて検討していただきたいと思います。これは要望させていただきたいと思います。  もう1つ、490ページの交通輸送対策費ですけれども、路線バス利用促進事業について、路線バス新規路線導入実証実験、路線バスをこれから導入していくということでつくられるということですが、この目的、内容をもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。  また、8月1日からということで利用されている皆さんの声等はどのように聞いていらっしゃるでしょうか。 ◎交通事業推進課長 これはバス利用促進等補助金ということで、現在は小山田桜台から多摩南部地域病院までワゴン車での運行をしておりまして、7月までワゴン車での運行を継続してまいります。  8月1日から、小型バスを導入していくということで、現在工事もしている状況でございます。やはり市民の皆様方からは10人しかワゴン車は乗れませんので、そういった中で乗り切れない状況なども発生しておりまして、そういう中では35人乗れます小型バスというところを進めていくということで考えております。 ◆細野 委員 20名ふえるわけですけれども、利用者の方、これでほぼ充足できるのかどうかと、利用本数等についての変更等は検討されているんでしょうか。また、そういった今回の変更に基づいて地域の方々からのご意見等、何度も繰り返しになるんですが、そういった利用勝手などがもしありましたら、お聞きしたいと思います。  それとあわせて連節バスが導入――あわせてというか、別のコースで法政大学から相原駅への連節バスの導入ということで検討されているということで、交差点改良の費用もついているわけですけれども、これについてはどのような状況の中で連節バスということになったのか、その辺の理由等について伺いたいと思います。  これまで、この連節バスを利用したことによって、運行時間帯とか本数とか何か変わることがあるのでしょうか。あと、そのほかの路線でこの連節バスが山崎団地のルートにも使われるということでしたけれども、そちらのルートでも何か変更があるのか、現在もある路線ですけれども、その辺の変更等がありましたら教えていただきたいと思います。 ◎交通事業推進課長 まず、先ほどの小型バスにつきましては、これで充足できるかということですけれども、35人乗れるバスになりますので、市としましては十分乗り切れるのかなというふうに考えております。  利用者の声としましては、先ほども申しましたけれども、もう少しバスを大きくしてほしいとか、そういったご要望もありましたので、そういった中で変えていくような状況でございます。  あと、利用者の中には土日なんかも運行していただきたいとか、そういった声も聞いておりますが、それにつきましては町内会長さんと――周りに幾つかございますので、そういった町内会長さんと話をしながら進めていこうかと考えております。  それと、相原駅なんですけれども、法政大学のほうなんですが、こちらにつきましては相原駅の西口広場には、朝のピーク時、朝の時間帯、法政大学の学生さんが大変多くいらっしゃいまして、どうしてもバス待ちのそういったさばき切れないような状況がございました。そういった中で、そういった混雑を解消するために、今回、輸送力のあります連節バスを導入していくという目的で、相原駅につきましては混雑解消のために連節バスを導入してまいります。  もう1つ、先ほどの山崎で使うというお話ですけれども、こちらにつきましては、連節バスをこちらも導入して、桜美林学園の本町田校舎も来ますので、そういった中で連節バスを導入していく計画をしております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。そうしますと、これまでの時間を減らすとか、そういった時間帯の変更等は今ところないということで確認をさせていただきたいと思います。  それと同じページなんですけれども、そこでバス停の上屋、それからベンチ設置補助金370万円、これはこれまでどおりの予算なわけですけれども、これから暑くなる時期、バス待ちの――特に高齢者の方とかがバス利用されている方が多いわけですけれども、そういったことも考えれば、バス停の上屋、それからベンチ設置は本当に求められていて、結構地域でも多くの方から要望されるんですが、その辺の見通しというのはどうなっている、どのように検討されているんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 先ほどの相原の法政大学の連節バスの時間帯ですけれども、こちらにつきましては、今は単バスなんですが、結構臨時バスを出していただいている状況でして、今度連節バスを入れた場合には、再度時間をきちんと設定して入れていくような形で、バス事業者とまた協議をしていくような状況になるかと思います。  上屋とベンチなんですけれども、こちらも来年度に向けましては、上屋2基、ベンチ2基を予算として計上させていただいておりますので、また順次進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 ぜひ重点的にお願いしたい課題だと思いますので、よろしくお願いします。  それと、コミュニティバスの運行について、これまで地域と努力していただいて積み重ねてきたルートができなくなってしまったということで伺っているんです。  つくし野地区のコミュニティバスなんですが、小型バスが運行できないということで、セダン型の小型車両、あと、ワゴンバスになるかといった変更なんですが、この理由について改めてお聞きしたいと思います。また、そのほか変更されたことがあるのか、その辺についてもお聞きしたいと思います。 ◎交通事業推進課長 変更と申しますか、来年度予定しておりますのは、つくし野地区と本町田地区の小型乗り合い交通を実施していこうかと考えております。特につくし野地区につきましては、もともとコミュニティバスでルートを検討はしていたんですけれども、道路上、またバス停の設置場所などがなかなか難しいということで、警視庁と協議はしてきたんですけれども、そういった指導もございまして、現在、小型乗り合い交通、タクシー車両もしくはワゴン車両を用いた形で地元の協議会の方と協議しているような状況でございます。 ◆細野 委員 ルートなどの変更についてはどうでしょうか。 ◎交通事業推進課長 ルートにつきましても、今までコミュニティバスでのルートを検討しておりましたので、小型乗り合い交通になりますので、多少今までとは違ったルートを考えております。 ◆細野 委員 最初はつくし野駅から成瀬駅までということでルートを考えていたと思うんですが、それが地域の循環になってしまうということで、当初の目的と大きく異なるし、人数そのものがかなり小規模になります。タクシー車両だと4人しか乗れないということですし、地元の皆さんとの協議というのは、どのような形で利用されていくのかというのが課題になる、また、詰めていかなきゃいけないのかなと思います。  その辺で、さらに地元の方から伺いますと、利用勝手がしにくいといった課題が出てくるということで、路線バスが通っているところは通れないということを伺ったんですが、そういうことがあるのでしょうか。 ◎交通事業推進課長 コミュニティバス等につきましては、原則路線バスの通っていないところを基本的に運行するということで考えておりまして、つくし野地区は一部路線バスが通っておりますので、そこのルートを避けるような形にしてルートを検討しております。  先ほど委員からお話がありましたとおり、もともとはつくし野と成瀬を結ぶルートで検討はしていたんですけれども、さっき申しましたとおり、コミュニティバスではなかなか難しい状況もございまして、つくし野地区の地元の皆様方は、逆に成瀬に行くのではなくて、つくし野を中心につくし野駅に向かってルートを検討したいということでしたので、地元の協議会と話をしながら、そういったルートを検討させていただいております。なので、路線バスとはなるべく競合しないような形でのルートを検討させていただいてはおります。 ◆細野 委員 行き先については、地元の方も循環で駅まで、特に山坂の多い地域ですので、そういう地域で密度を濃く回ったほうが確かに利便性はあるのかなというふうに私も考えるんです。  伺ったところでは、バス停自体も、つくし野駅の直近のところにはとめられないということで、今、神奈中バスがバス停留所として使っているところについて活用できないということをお聞きしたんですが、その辺については、やはり駅を目指していきたい。しかも、高齢の方などが、そういう活用の仕方ですと、ますます福祉バスとしての機能統合を求められてくるということでは、少しでも駅に近い、そういった利便性が求められてくると思うんですが、その辺についての見解だけお聞きしたいと思います。 ◎交通事業推進課長 バス事業者――神奈中とも、そういった話もありましたので協議をさせていただく中で、もちろん駅の近くにバス停があるのが当然望ましいですし、そういった中で今協議をさせていただいていますので、いい方向で進むような形でなるべく検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆細野 委員 ぜひよろしくお願いいたします。町田市の場合、神奈中がバス事業者としてはほぼ独占状態で、本当にお世話になってはいるわけですけれども、やはり住民の利便性等、協定などもいろんなところで結んでということにはなると思いますが、その際にも住民の利用を守っていくためにぜひ頑張っていただきたいと思います。大変だとは思いますが、ぜひよろしくお願いいたします。 ◆戸塚 委員 何点かお伺いさせていただきます。
     1点目に、485ページの多摩都市モノレールの部分なんですけれども、こちらの先ほどの答弁で、中間駅の決定についてはまだこれは想定の最中ということで言われていましたけれども、大体決定時期というのはどのぐらいで見込んでいるのか、教えていただきたい。  あと、町田駅の交通ターミナル機能の再構築という部分で、そこの部分の詳細について教えていただきたい。  あと、小田急町田駅周辺地区検討測量委託料の部分の詳細について、本年度についてはどのような検討をしていくのかという部分を教えていただきたいと思います。それが1点目です。  続きまして、481ページのJR町田駅南地区再整備事業についてなんですけれども、こちらの今回の事業内容につきまして、関係機関等の調整をしながら土地利用の計画や施設計画などの検討を進めますということでありますけれども、こちらの具体的な検討内容を教えていただきたい。  あと、スケジュール部分についてなんですけれども、今の段階では2023年度までに権利変換の計画の認可を取得ということでありますけれども、それ以降の予定というのは今のところ、どういう形で考えていらっしゃいますでしょうか、教えていただきたいと思います。  もう1点は、488ページの街づくり推進費の部分で地区の街づくり推進事業の2019年度の取り組みの部分についての具体的な取り組みについて教えていただきたいと思います。  とりあえず、以上3点お願いいたします。 ◎多摩都市モノレール推進室長 まず、中間駅の決定の見込みなんですが、今の段階では東京都とルートの協議であるとかを鋭意しているんですが、まだ決まっておりません。なるべく早くルート、駅の位置を決めていきたいと思っております。  ターミナル機能の再構築と小田急町田駅周辺の検討、このあたりは今回予算としては分かれてはいるんですけれども、一緒に検討していく内容かと思っております。  まず、ターミナル機能の検討とかにつきましては、今年度いろいろと配置であるとか、そういったことを検討していまして、周辺の事業者とかとも話を進めて、方向性合わせをしているところでございますので、そのあたりの検討を深めまして、できれば事業者が一堂に会する形での場を設けまして、その辺のバスターミナルであったり、乗りかえ動線であったり、ペデストリアンデッキのあり方であったり、周辺の建物の整備であったり、そのあたりを一体的に検討していきたいと考えております。 ◎地区街づくり課長 私からはJR町田駅南地区の件についてご説明をさせていただきます。  具体的な内容といたしましては、都市計画に向けた検討をしてまいります。施設計画につきましては、再開発ビルを建てますので、今現在の建物と土地の資産価値を床面積に割り返した場合に、どのような立体的な利用ができるかというようなことを具体的に地権者と勉強会をしながら、さらに深度化を図ってまいりたいと思います。その検討結果をもとに、同意を得られた際には準備組織を立ち上げまして、さらに事業認可に向けて事業を進めてまいりたいと考えております。  次に、具体的なスケジュールでございますが、これは2023年度以降の件なんですが、2023年度の件も順調に進んでいったらという仮定のもとに工程を引いておりますので、その延長線でご説明をさせていただきますと、権利変換の認可を受けた後に、約1年かけて設計ですとか建築確認等の設計作業が行われまして、2024年度には建築工事が着工をされて、2026年度には事業の終了ということで、いわゆる完成を目指しているということです。これはあくまでも今の想定の話でありますので、そのようにしているところでございます。 ◎近藤 地区街づくり課担当課長 地区の街づくり推進事業の2019年度の取り組みについてお答えをさせていただきます。  2019年度は、町田市住みよい街づくり条例に基づいて、団体登録していただいています団体に対して支援を行うんですけれども、現在活動されていますつくし野三丁目自治会街づくりを考える会では、現在、地区街づくりプラン策定に向けて、今年度、住民合意をとる予定でございます。その後、町田市にプランの提案がありまして、その後に来年度、2019年度に地区街づくりプランを町田市が策定する予定でございます。  また、小山田桜台まちづくり協議会に関しましても、現在活動を進めていただきまして、今年度もしくは来年度の2019年度5月に住民の合意をとっていただけるということで、地区計画策定に向けて2019年度取り組んでいく予定でございます。  また、小山田地区では、市街化調整区域における地区計画の運用指針を取りまとめていますけれども、そちらとのお話し合いの中で住みよい街づくり条例に基づきますアドバイザー派遣を行っていく予定でございます。 ◆戸塚 委員 ありがとうございます。  先に今の地区街づくり推進事業の件なんですけれども、これは現在、町田市に街づくり団体として登録しているところは何団体ぐらいあるんでしょうか。  あと、それぞれ町のルールを作成する中で、アドバイザーを派遣するということで言われておりましたけれども、このアドバイザーというのはどういった方なのかというのを教えていただければと思います。  もう1つは、小田急町田駅周辺地区整備事業についてなんですけれども、そうすると、今回、本年度については、いわゆる構想をつくるための準備期間ということで見ればよろしいんでしょうか。大体想定の範囲内で構いませんけれども、どういった方々と検討していくのかという部分だけ教えていただければと思います。  それから、南地区につきましてですけれども、今回、関係機関との調整ということで言われていましたけれども、具体的にはどういった団体と調整をし始めるのかという部分は大体想定はついていらっしゃるんでしょうか。  というのは、以前から申し上げているとおり、この地域はもうマンションが張りついていて、ほとんど人の土地しかないという中で、どういった再開発ができるのかというのは結構限られてくるのかなと思っていまして、そういったところでどういった考え方を市のほうで想定しているのか。  もう1つは、また南地区の反対側になりますか、プラザ町田とか、あの周辺が半分公共施設みたいになっていますね。あそこの部分も含めての計画を考えていくのかどうかという見解を教えていただければなと思います。よろしくお願いします。 ◎近藤 地区街づくり課担当課長 私からは住みよい街づくり条例に基づく地区街づくり団体の登録数とアドバイザーとは何かということのお答えをさせていただきます。  まず、登録団体数ですが、町田市内に現在12団体ございます。  また、アドバイザーというものなんですけれども、まちづくりに関する専門知識や経験を有する者で、市にアドバイザーとして登録していただいている方をアドバイザーと呼んでおります。 ◎地区街づくり課長 関係機関の件でございますが、まず東京都と隣接する相模原市と関係機関の協議を進めてまいりたいと考えております。  それから、町の構想なんですが、これは基本方針にもあるんですけれども、南の玄関口にふさわしいまちづくりを考えております。町なかと同じようなコンテンツというよりは、南側から人を招き入れるようなコンセプトで考えております。そこには1つの固まった概念ではなく、複合的な施設を考えております。例えば宿泊施設ですとか、保育施設ですとか、または住宅ですとか、そういったさまざまな複合的な施設をもって南口の玄関口で迎える。あと、今現在、駐車場がございますので、その駐車場のリニューアルも含めて、このまちづくり、再開発を考えていきたいと考えております。  それから、プラザ町田との連携になるとは思うんですが、当然南口につきましては、相模原市方面ですとか南地区からの町なかの出入り口になりますので、当然自由通路を渡りまして、その辺のところと融合した一体的なまちづくりですとかリニューアルが関連するかと思います。それも含めた一体的なまちづくり構想といいますか、町の活性化、回遊性を考えた検討も今、庁内ではありますけれども、そういった協議、調整、会議等も始めているところでございます。 ◎多摩都市モノレール推進室長 まず、小田急の整備について構想をつくる準備期間なのかというようなお話なんですが、スケジュール的には2022年、2023年あたりに関係法手続を進めていこう、その前に2021年ぐらいにはマスタープランの改定をしていこう、それに向けて準備を整えているところでございます。  考えているのは、3つの乗りかえ口をどうするのか、バスターミナルをどうするのか、駅前にたまれる場所をどのようにしつらえていくのか、新しい駅前の姿というか、デザインを描くために、チームを編成して検討していきたいと思っています。都市デザインであるとか交通とか建築とかについて検討していきたいと思っております。  協議していく事業者ということでございますが、まず、まちづくり全般的なことに関しましては、UR都市機構と既にかつてから協定を結んでおりますけれども、町全般の検討についてはUR都市機構であったり、あと周辺の大規模商業施設の管理者であったり、小田急を初めとした鉄道、神奈中とかバス事業者、タクシー事業者、あと森野のあたりまでも考えておりますので、森野住宅のあたりも考えておりますので、JKKであったり、あと今後はにぎわいとかとの関係で町田市中心市街地活性化協議会――中活協なども含めていろいろ検討していければと考えております。 ◆戸塚 委員 ありがとうございます。  続きまして、496ページの野津田公園費の部分で、観客席の部分で総額48億円出ていまして、そのうち今回14億円ということで予算組みされていますけれども、きのうの行政報告でもありましたとおり、今いろいろと市税の削減についてやっていただいているんですけれども、例えばふるさと納税の事業費、収入の部分とか、そういった努力をしていただいた中でのいただいたお金というのは、いつのタイミングで活用されるのか。  あと、国とか東京都に助成を仰いでいらっしゃるということで努力していただいていますけれども、それはいつぐらいまでに結論を出すつもりなのか、その辺の削減の努力というのはいつぐらいまでやるつもりなんでしょうか、そこの部分を教えていただければと思います。 ◎都市づくり部次長 まず、補助金は、事業自体が2020年度までですので、2020年度の申請までに粘り強く調整などを図りながら、確保できるような形で、なかなか難しい状況ですけれども、そういった努力はしていきたいと考えています。  行政報告のときにも話しましたけれども、東京都のオリンピック・パラリンピックの補助金につきましては、2019年の7月か8月ぐらいに補助金の申請をしますので、そこで最終的に補助金の対象になるかどうかというところを判断いただくような形になりますので、その補助金に対してはことしの7月か8月という形で今考えております。  そのほかについても、2020年度まで工事がありますので、その申請まで粘り強くいろいろ調整とか要請をしていきたいと考えております。 ◆戸塚 委員 工期が2020年までになっていますので、それまで最後まで努力をし続けるということなんですけれども、大体の目標値というのは、この間も伺いましたけれども、特段設定はされていないということなんですけれども、それでいくということなんでしょうか。恐らく助成金とかの金額が確定しないから言っているのかもしれませんけれども、改めて市としてはどのぐらい、総事業費が約48億円になっていますけれども、そのうちのこれぐらいは何とか努力でやっていきたいというところがあれば教えていただけないでしょうか。 ◎都市づくり部次長 きのうの行政報告でもお話ししましたけれども、今、ネーミングライツとか補助金という形でいろいろ財源の確保をしているところです。ただ、まだ補助金も最終的に結論が出ていませんので、幾らというところはお示しできません。ネーミングライツにつきましても、今、時期とか命名料が最終段階に入っていますので、そこの額が確定しましたらお示しできるようになると思います。  あと、ふるさと納税につきましては、きのう文化スポーツ振興部から話がありましたけれども、当初5,000万円というところで金額を設定したんですけれども、そこは今3,000万円強の納税が集まっていますので、改めてそこの設定は考え直すということでお話がありましたので、そこら辺も全て条件とか、判断ができる段階になりましたらお示しをさせていただきたいと考えております。 ◆戸塚 委員 何をするにも多分目標値というのは市としても立てると思うんですよ。ネーミングライツについても、施政方針の部分ではおよそですけれども、年額で500万円ぐらい、ネーミングライツも取り組みますということで書かれていましたので、そういった意味では、ある程度のネーミングライツとしての目標値というのはありますね。  ふるさと納税の部分についても、大体5,000万円を目標でということで、1年の通年にすると5,500万円ぐらいの目標値というのは成り立っているわけですね。それ以外というのは、助成の部分とか減額の部分とかであるんでしょうけれども、その辺の部分の助成とかで、およそこのぐらいは引っ張ってきたいとか、あともう少しこれだけは減額したいとか、そういった部分というのはなくてやっているんですか。 ◎都市づくり部次長 ないということではないんですけれども、まず、工事費は基本設計の中で約10億円という形で削減していますので、これ以上削減するのはなかなか難しい状況にあるんですけれども、それでもさらに今、工法とかいろいろ検討して削減できないかというところで、はっきり言って、例えば何割とか何%という数字はできないんですけれども、少しでも安くするということで今、設計を進めているところです。具体的な数字が示せればいいんですけれども、工事費については10億円といっても削減していますので、さらに何%という目標はなかなか立てられない中でも削減に努めているところです。  ネーミングライツにつきましては、今幾らというのは言えないんですけれども、2019年度については、2019年度から導入を予定していまして500万円と設定していますけれども、それ以上高い設定金額でやるように努力をしています。  あと、補助金については、今、東京都の補助金については上限額が決まっていまして、1億円というところなんですけれども、ただし、それに該当するかどうか。あと、要件とかがありますので、どこまでもらえるかというところはあるんですけれども、補助金の上限額としては1億円という形になっています。 ◆戸塚 委員 では、確認ですけれども、10億円下げるというのは相当なので、しかも、もともとの金額が高いですから、これ以上削減するというのは正直僕もかなり難しいなというのはわかっているんですけれども、ご答弁でこれからも努力して削減できるところはと言っていたので、そういった質疑をさせてもらったんです。  いずれにしても、助成金で見込める金額というのは、大体取れても1億円ぐらいということで考えればよろしいのでしょうか。 ◎都市づくり部次長 先ほどもお話ししましたけれども、東京都の補助金につきましては上限額が1億円ということで、なかなか要件がなくて難しいんですけれども、さらに確保できるように要請とかしていますので、東京都の補助金については上限額が1億円ということになっています。 ◆戸塚 委員 わかりました。  次に、498ページの住宅維持管理費の部分で、特に空家利活用促進助成金の部分で、今回、200万円ということで予算がついていますけれども、これは具体的には何件ぐらいのものなんでしょうか。あと、昨年度についてはどのぐらいの実績があったのか教えていただければと思います。  そのページの下の部分、住宅の耐震促進とブロック塀の撤去の部分なんですけれども、今のところの実績はどのぐらいの件数を見込んで予算立てしているのかというのを教えていただけますでしょうか。 ◎住宅課長 まず、空家利活用促進助成金でございますけれども、これにつきましては2件の想定をしておりまして、集会所等の助成というものでございます。昨年度まで、今のところ集会所等に利用できている実績、例えば地域で集会所等を探している自治会等があって、空き家が、たまたまそういうところで該当する場所があれば、耐震ができていなければ、そういうところを改修してとかというものに使えるような助成金ですけれども、なかなか地域の中に該当するようなものがなくて、今のところ実績がございませんので、それについては今のところまだできていないので、今後そういったところがあるための準備として2件ということで準備をさせていただいているところでございます。  それから、耐震の助成ですけれども、耐震の助成については先ほど細野委員からも質疑があったところでございますけれども、今のところ、例えば無料で耐震の診断を申し込んでくるところが200件ほど通年ございますので、そのうち今までの数で大体30件、そこから先に進むものが、例えば今までずっと実績を見ますと、30件から50件ぐらいですので、それぐらいのところを今のところずっと考えております。  それから、30件から50件が精密診断に進んで、その後、例えば15件から20件ぐらい設計に進み、耐震改修工事まで進むのも大体それぐらいの数、20件ぐらいまであればいいなと思っておりまして、その後は除却に関してですけれども、やはり除却については要望が多いので少しふやして、最大50万円しか出ませんけれども、例えば20件とかというふうに出てくれば受けられるようにしたいとは思っています。  あと、ブロック塀なんですけれども、ブロック塀については、撤去は今まで32件です。今年度は9月の議会で承認いただいて、補正を組みまして10月以降半年ということですけれども、32件、助成額が270万円ほど申請がございましたので、今年度は当初から受けますので、その倍ぐらいの60数件、大体倍にしますと500万円ぐらいになると思いますので、それぐらいは執行できればと思っています。 ◆戸塚 委員 再度確認させてもらいますけれども、ちなみに耐震のほうは、上にも書かれているとおり、旧の耐震基準が更新されてから以降のそれ以前のものということで、大体築40年以上の建物については該当するということなんだと思うんです。ちなみに、市内で40年以上手つかずの住宅というのはどのぐらいあるかというのは、調査とかはされているんでしょうか。  あと、ブロック塀については、これも同じ基準になるんですか。また、同じ基準であれば、どのぐらい該当箇所があって、どのぐらいを目標で助成をし続けるのかというのをお伺いしたいんです。 ◎住宅課長 まず、市内の耐震化の状況でございますけれども、木造住宅等で耐震改修が必要な家屋というのがおよそ1万8,000戸ございまして、先ほどの松岡委員からの話だと思いますけれども、86%ほどが今、耐震化ができているという状況でございます。なので、残りが1万8,000戸ございますので、それについては引き続きずっとやっていかざるを得ないのかなというふうに思っております。  それから、ブロック塀につきましては、正直に申し上げますと、トータルの数は把握できていないんですけれども、今までの助成金のペースからしますと、今のところ、昨年で32件申請が出てきていますから、明らかに危険だという箇所については、少なくともそれである程度拾っていけるのではないかと思っていますので、そういったところをまず重点的にやっていこうかと思っています。 ◆新井 委員 まず、モノレールの件なんですが、先ほど戸塚委員の質疑の中で駅の決まる時期というのはまだ未定だと。ということは、ある程度の道路の幅があれば、どこに駅ができるかというのは、どこでも可能性があるという認識でいいのかどうか。  そうなると、例えば駅ができたときには、当然駐輪場の整備も必要になってくると思うので、そのあたりの検討はどこまで進んでいるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。 ◎多摩都市モノレール推進室長 駅の部分は、道幅からさらにもう少し幅が必要になってくるのかなということになってきますので、どこでもというわけにはいかないのかなと。ある程度拠点駅になるようなところを決めて、そこからある程度の距離のところというか、等分になるような距離のところという感じで決めていくのがいいのかなというふうには考えてはおります。  駐輪場については、当然今後、中間駅の機能として検討していかなければいけないので、まだ具体的な仕様がどうだとかまでは決めてはおりませんけれども、駅の検討とあわせて検討してまいります。 ◆新井 委員 順番的に道路を整備しました。じゃ、どこにしましょうか。じゃ、ここに駅をつくります。足りないから、その辺の用地買収もしますということになるということなんですかね。そうではないんですか。首を振っているんでしたら、部長、答えていただけませんか。そこがわからないので説明を。 ◎多摩都市モノレール推進室長 駅の位置とかは、そういう意味では東京都が主導して最終的には決定していくのかなと思います。そうなると、そこに合わせて、さらに道路幅だけではなくて追加買収というのが発生する場合があるのかなというふうに思っています。 ◎都市づくり部長 まちづくりという視点で当然考えなくてはいけないので、道路をつくってレールを入れてみたいな話ではなくて、当然どういう町をつくっていくのか、都市計画をちゃんと決めて、そこで位置を確定するということは必要になってきます。このエリアに、どういう機能をここに持たせるのか。だから、ここにモノレールが必要なんですという話の中でモノレールの駅も決めていきます。  ですので、道路があるからどこでも駅はつくれますという話ではなくて、町田市としてここにこういうものを拠点として持ってくるんです。だから、ここに都市計画を決めて、駅を誘致し、町をつくっていくという形です。町田駅も当然そうですし、中間駅も拠点駅も、そういう形の中で今後町をどうつくり上げていくかというところをしっかりと見きわめながら考えていくということが一番の肝になってくると思っております。 ◆新井 委員 決まっていない、どこになるかわからないみたいなところから、順番はどうなっているのかなというところが疑問だったものですから、今の説明でとてもよくわかりました。ありがとうございます。  続いて野津田公園費なんですけれども、「稼働率の高いテニスコートの整備を優先的に進め、『スポーツの森』としての魅力を創出します」と、ことしの1月21日から3月28日に壁打ちのところが改修工事に入りまして、結構話が来たんですね。いつになったら使えるんですか、ほかに使えるところはありませんかと。やはりユーザーの方も非常に多いので、テニスコート以外に壁打ちをもう少しふやしていく計画というのはないんでしょうかということなんです。 ◎新 公園緑地課担当課長 壁打ちの場所ということで、既存のところで言えば相原中央公園とかにも壁打ちの場所がございますけれども、さらに今現在検討を進めている中で出てきているのは、最終処分場の跡地のところの上部利用ということで、公園化をするというところで、今回、基本構想のところで住民の方のご意見とかもお聞きしたところ、やはりそういうご希望もありましたし、要望が強いものだと考えておりますので、その中に壁打ちのテニス場を設ける予定でございます。 ◆新井 委員 音が結構大きくなるみたいなので、住宅が近隣にあるとなかなか難しいという話は聞いております。ふえる分にはいいんでしょうけれども、それでもまだ恐らく足りないという声なのかなと思っておりまして、まだできる場所があればぜひ継続して探していただきたい。野津田公園のところにもう1カ所あってもいいでしょうし、そういったところもぜひ検討をお願いいたします。 ◆山下 委員 まず、予算書の48ページの都市農地補助について伺いたいんですけれども、特定生産緑地への移行というのは、生産緑地が随分減ってしまうのではないかということでかなり危惧されたところもあるんですけれども、結果としてどのような状況になりそうなのか、確認をしたいと思うんです。 ◎土地利用調整課長 こちらで昨年10月に農地を所有される方にアンケートを行いまして、母数としては1,000をちょっと超える程度だったんですが、回答数は300ぐらいという中で、約6割の方が特定生産緑地に移行するという考え方を持っていらっしゃる。残りの1割の方は移行しない。ただ、まだ状況の判断がつかないという方が3割という形になっておりますので、市としては、まず6割の方は必ず移行していただきたいと思っているところでして、残りの3割の方に可能な限り移行していただきたいと考えているところです。 ◆山下 委員 ご答弁ありがとうございます。現状は途中の段階だということで、まだこれからだという感じという認識でよろしいでしょうか。 ◎土地利用調整課長 既にこの1月末から2月にかけて、特定生産緑地制度の説明会をさせていただきました。今回、移行の対象となる方は800人ぐらいなんですけれども、そのうち、説明会の中には270名程度の方が参加をいただきましたので、対象となる方の3分の1ぐらいの方にご参加をいただきました。制度の説明ですので、まず特定生産緑地に移行することによってどういうふうに変わるのか、その制度の内容について特にご理解をいただかないと移行の判断は当然できませんので、その説明をさせていただく形になっています。  まず、この4月にご自分の所有している生産緑地がいつ指定されているのか、当然わからない方も多々いらっしゃると思いますので、今回、平成4年と5年の指定された農地、生産緑地をお持ちの方に対して、30年が到来しますよということでご案内の通知を差し上げる予定になっております。  あわせて、ことしの10月から実際の移行に向けた申請の書類をお送りするとともに、制度の手続の説明会なども行う予定になっておりまして、昨年12月にJAとも協定を結びましたので、JA――町田市農業協同組合のご協力もいただきながら、農業部門の部署とも連携をとって、いろんな機会を通じて、まず制度のご理解をいただくとともに、移行していただくような奨励活動を続けていきたいと思っています。 ◆山下 委員 了解です。ありがとうございます。今の質疑はこれで終わります。  次に、その下の段の東京都区市町村立公園防犯設備整備費補助というのがあるんですけれども、ここで防犯カメラの設置について言われているんですが、これは対象となる公園、あとは選考された理由をお伺いしたいんです。 ◎公園管理担当課長 公園を安心して安全にご利用していただくためのものとして、防犯カメラの設置について検討を進めているところでございます。2019年度予算においては、10基の防犯カメラ設置、5公園に対して、また6公園になるか、10基の予算計上をさせていただいているところになります。 ◆山下 委員 完全には決まっているのかどうかはあれなんですけれども、もう具体的な場所は決まっているということなんですか。 ◎公園管理担当課長 安心して安全に使っていただく公園として、過去にどういった事例があったのかを精査しながら、2019年度に入りましたら検討していければなと考えております。 ◆山下 委員 安心して安全にということなんですけれども、確かにそのとおりなんですけれども、そういう中でどういう公園でもそういったことを言われるかと思うんですけれども、例えば正式な道路とはなっていないんですけれども、そこを一般的に地域では普通の通路として、夜も朝も通学であったり通勤であったりで使っているという中にあって、そういう利用のされ方をしているところもあるんです。  そうすると、本来であれば、道路であれば防犯カメラをつけて、通勤とか通学をきちっと監視してもらいたいなというような声もあるわけなんですけれども、今までは公園のそういった補助金がなかったわけなので、そういう声が届かなかったということがありました。今回のこういう補助について言えば、そういったところも1つの声として受けとめていけるような要素があるのかどうか確認をしたいんです。 ◎公園管理担当課長 具体的な事例をご説明させていただければ、例えばぼやが過去にあったとか、ベンチを含めて遊具にいたずらをされてしまうとか、そういったところを中心に考えていきたいと考えております。 ◆山下 委員 了解しましたけれども、今こちらが質疑で申し上げたことも1つの要素として受けとめてということを確認したいんです。 ◎公園管理担当課長 確かに、そういったご意見もいただいているところ、認識しておりますので、そういったことの趣旨も含めて、防犯カメラの設置を検討していければと考えております。 ◆山下 委員 了解です。今の質疑はそのままで。  引き続きなんですけれども、予算書では47ページで、「予算概要」では490ページになるんですけれども、ホームドアの補助があるということで、具体的に設置をされていくということでの今回の予算だと思うんです。具体的には、どの駅のどこというのはあるんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 今考えておりますのは、国のほうから乗降者数10万人以上の駅ということになっておりますので、その中では小田急線の町田駅とJR横浜線の町田駅、この2つを考えております。 ◆山下 委員 今回、小田急線が出てきたということで、1つは小田急線のホームの構造上、従来はなかなかこれを取りつけにくいというようなことがあったかと思うんですけれども、そういった点についての課題というのは1つクリアされているというような認識でよろしいのでしょうか。 ◎交通事業推進課長 小田急線はロマンスカーが入るということで、そういった問題もあったんですけれども、少し特殊というか、新規というか、小田急電鉄のほうで、そういった場合でもホームドアがつけられるということで伺っておりますので、そのような形で進めていくということとなります。 ◆山下 委員 JR町田駅のほうは一部つけられていて、これは方向性としては全てのホームにつけていくということなんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 今、鉄道事業者に聞いていますのは、まず小田急電鉄に聞いていますのは、小田急電鉄は1番線から4番線までございまして全てにつけるということで聞いております。JR横浜線、JRのほうは今1つ、4番線八王子方面にスマートホームドアがついておりまして、今回、反対側の横浜方面に1カ所設置するということを聞いておりまして、それ以降残りの2つにつきましては、これから少し検討するというふうに伺っております。 ◆山下 委員 我々の会派もさまざま国に働きかけたりとかして進めてきたわけなんですけれども、従来よりもかなり低コストでつけられるということで、補助金が効果的に使っていけるんじゃないか。というか、総額がかなりつけやすい状況になったんじゃないかということなんですけれども、そういう意味では設置としては今年度でかなり進んでいくというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ◎交通事業推進課長 「予算の概要」の90ページにも載せさせていただいておりますけれども、小田急電鉄では2019年度、まず2番線ということで、これは小田急小田原方面の急行のほうなんですけれども、こちらの補強工事から行います。年度で2021年度、2022年度、2023年度までございますが、その中で小田急電鉄につきましては1番線から4番線までを行います。JRのほうは2020年度に本体設置工事ということで、先ほど申しました横浜方面を1基設置するということで伺っております。 ◆山下 委員 了解です。今の質疑については終わります。  「予算概要」でいきますと同じページになるんですけれども、先ほども質疑がございましたけれども、唐木田方面への小型バスの運行についてなんです。ワゴン車から小型バスに切りかえるということで、今、所管のほうでも随分いろいろ工事なんかも積極的に進めていただきまして、本当にありがとうございます。
     その中であれなんですけれども、この運賃なんですけれども、ワゴン車両の運賃を決めたときには、1ついろんな基準が、いろんなことを想定してということだったと思うんですが、いろんなことというのは、余り値段を安くしてしまう――安くしてというのは言い方がおかしいですけれども、かなり乗車人数、限定的に乗れる制限がありますので、そういったことも含めて運賃を検討されたというふうに認識していたんですけれども、その点についてまず確認したいんです。 ◎交通事業推進課長 運賃につきましては、ワゴン車のときは距離制ということで、距離に応じて運賃を決めさせていただきまして、200円と300円ということで、今回8月から小型バスに変わっていきますが、まずは運賃につきましても同様の運賃にさせていただいて、まずはそこからスタートさせていただきたいというところで、運賃は変わらずでということで今のところは考えております。 ◆山下 委員 もともと補助があっての運行ということで、運賃収入というのは、むしろ今言ったような基準を設けて、どちらかというと補助なしで進められるかどうかというよりも、今言った要素で決められたと思うんですけれども、実際に乗っていらっしゃる方の声としては、かなり負担感が高いということの中で今回乗車定員がふえていくということなので、今後の乗車運賃について検討していくきっかけになるのではないかと思うんですが、その点について確認したいんです。 ◎交通事業推進課長 私どもも、そういった市民の方の声を聞いておりますので、そういった中では料金につきましては今後も、まずは多くの方に乗っていただきたいということもございますし、市のこの事業につきましては、将来、路線バス化にはなりますけれども、市で全て収入から経費を除いた分の支出を負担金と補助金として出すことになっておりますので、まずはこの料金でスタートをさせていただきたいと考えております。 ◆山下 委員 了解です。  引き続いて質疑なんですけれども、先ほど地区街づくり団体のお話、幾つか事例を引いていただいて具体的なものがあったんですけれども、その中で幾つか先ほどの質疑に関連して聞いていきたいんです。  実際に街づくり団体ということでありますので、将来を見据えた点も必要かと思うんですが、多摩都市モノレールの沿線に位置する街づくり団体というのがあるというふうに考えているんですが、そういった要素でのまちづくりの検討というのは、今の街づくり団体の中ではされているのかどうなのかということなんです。 ◎近藤 地区街づくり課担当課長 モノレール沿線でのまちづくり協議会の検討ということですけれども、現在、例えばですけれども、小山田桜台では、まちづくり構想というものをつくりながら、将来、モノレールとか小田急多摩線延伸等を見据えた形で段階的なまちづくりをしていこうということで、地元の方と一緒につくり上げているところでございます。また、小山田の市街化調整区域についても、モノレール等が来る。あと、小田急多摩線延伸、そういう交通の環境状況が変化するということを前提に、地元の方にも考えていただいているところでございます。 ◆山下 委員 小山田桜台について言えば、どちらかというと、もともとモノレールが来るという前提で越されてきている方も非常に多いという中で、従来からかなり長い時間をかけてここは地区計画への移行をやっているという関係上、アドバイザーについて言えば、今言った環境要素についても十分耐え得るアドバイザーがついているのかなと思うんですが、今後、調整区域の中で、これから路線がはっきりしていないと何とも言えないと思うんですけれども、今言ったような要素が必要となってまちづくりを検討していくとなると、従来のアドバイザーだけでその辺の調整を図っていくということは難しいという認識を今持っているんですが、その点については、今、段階的にとおっしゃっていますので、検討していく余地があるというふうに考えるんですが、その点についてはいかがだと思いますか。 ◎近藤 地区街づくり課担当課長 これからさまざまな環境というものが交通事情以外に発生すると思いますので、今現在、各団体にアドバイザーを派遣していますけれども、これを継続するということではなくて、やはり状況に合わせた専門性のある方を派遣していくといったことで、今後も柔軟な対応をしていきたいと思っております。 ◆山下 委員 これからは私の意見なんですけれども、今の要素を考えますと、小田急多摩線のほうも、駅ということを主眼に置いたときには、従来の今の単体の街づくり団体へのアドバイザーの派遣とはまた違った要素のアドバイザーが必要になるのかなと思っているところです。  それとあわせてなんですけれども、調整区域の地区計画への移行ということで、そういった要素が強い街づくり団体もあるわけなんですけれども、ここで言うと、より実効性を伴う実現性を担保できるようなアドバイザーに来てもらうというのが必要だと思うんです。そういった意味では、市側が積極的にそういったアドバイザーを探してくるということをしっかり進めていく必要があるのかなと思うんですが、その点について地元との調整も当然必要だと思うんですけれども、その辺の認識を確認したいんです。 ◎近藤 地区街づくり課担当課長 今、委員からお話がありましたとおり、市街化調整区域の中でどうやってまちづくりをやっていくかという部分については、ほかの市街化地域でのまちづくりとは少し違う趣がありまして、市街化調整区域での地区計画等を活用して、まちづくりを進めていくという全国的にも事例が少ない中で、このアドバイスをしていただける専門性のある方ということで我々もいろいろ探してはいます。また、今後、我々のほうで探したアドバイザーに地元の人と会っていただきまして、地元との調整をしながら派遣していきたいと思っています。 ◎都市づくり部長 街づくり団体、地域の方々が将来像を考えていただくということでやっていただいているところでございます。ですけれども、鉄軌道ですとかモノレールとか、そういった都市の基盤、都市構造が変わるというような形になりますので、そこも含めて地域の方で全部考えてくれというのは当然無理な話です。  ですので、そこは行政のほうから、どういうふうに変わるんだよという前提条件をしっかりとお示しした中で、皆さんに自分たちの生活をどう変えていくのか、どういうことを目標にしてやっていくのかということをしっかりと考えてつくり上げていっていただければと思っております。  ですので、大きな変化があるということは当然我々も認識しておりますので、地域の方々に、そこはどう変わるんだよというところはお示しをさせていただきながら、お話をさせていただきたいと思っております。 ◆山下 委員 都市構造が変わるというところがかなり大きく今、そういう意味ではよくわかりましたので、ありがとうございます。  最後なんですけれども、予算書の46ページに受動喫煙対策の強化に伴う喫煙環境の整備事業補助というのがあるわけなんですけれども、今まで公園で受動喫煙対策をどういうふうにやっていくかという方針が特になかったような気もするんですけれども、そういう意味では、もうちょっと大きな枠組みで公園にそういったものを建てるということで行うものなのか、それとも公園自体、受動喫煙対策をやっていきますよという中で進めていくということなのか、その辺のことからまず伺いたいんです。 ◎公園管理担当課長 まず、受動喫煙の対策についてなんですけれども、基本的に公園内については灰皿、喫煙場所についての設置はしていないところでございます。なぜならば、多くの子どもたちがそこで遊ぶところになりますので、ホームページにもご遠慮くださいというふうな掲載をさせていただいているところです。  ただし、いろんな公園がある中で多くの方が集まる公園というのが当然ございます。芹ヶ谷公園や薬師池公園、野津田公園、そういったことを踏まえて、既に喫煙所を設けさせていただいているところになります。それはあくまでも受動喫煙を防止するために、あえてそういったエリアをつくって動線の確保、そちらに行かなくてもちゃんとこちらに移動ができますよということの趣旨で設置させていただいておるところなんですけれども、そういったところがございます。  今回の2019年度は9公園に15カ所の喫煙場所、既存の喫煙場所をさらに充実するということでさせていただく。改めてつくり直す、設置するということで考えております。 ◆山下 委員 今までもやっていたというわけですね。済みませんでした。  ちょっと危惧されるのが、結局、受動喫煙はかなり厳しく、これに対しての屋内におけるそういうことが強化されたときに、近隣の公園に出てきて吸う可能性というのはあるのかなと。そういう場所も場合によってはあるのかなと思うんですけれども、そういった意味では、その対策について今検討しているというようなことというのは新たにあるのであれば聞きたいんです。 ◎公園管理担当課長 国の法律の健康増進法とか、東京都の受動喫煙も含めて、繰り返すようですが、多くの子どもたちが集まる場所について考えていかなければならないというところになります。今回、11月、秋にオープンいたします鶴間公園については、現状については喫煙場所の設置等は考えておりませんけれども、そういったことも踏まえながら、どういった方が集まって、そのことによって受動喫煙を防止する対策を講じなければいけなくなるのかも含めて、各公園検討していければと思っております。 ◆山下 委員 公園に設置するということは望ましいかというと、望ましくないという前提での話なわけですけれども、子どもたちにとって害があるとなってしまってはまずは一番いけないと思いますので、その点を踏まえたことを意見として言って質疑を終わりたいと思います。 ◆藤田 委員 それでは、今の受動喫煙で46ページなんですけれども、歳入ベースで6,750万円出ておりますけれども、分散されているもの、歳出ベースで9園、15カ所とありましたけれども、今年度取り組む歳出面での説明をお願いできればと思います。  今度は「予算概要」の485ページの先ほど来から出ているモノレールの中間駅なんですけれども、今まで中間駅の取り組みの中で、バス路線網の再編だとか、そういった拠点という要素も入っていますけれども、これまで中間駅の場所が決まっていない。例えば先ほどちらっと出ました桜美林学園のところとかは便利なバス計画の中での交通ターミナルとして今まで予算化され、説明をされてきたんですね。これが中間駅のほうに統合されるということなのか、そこのところが心配なものですから考え方をお伺いしたいと思います。  例えば便利なバス計画で言って、バス路線網の再編だとか乗り継ぎ拠点だといったら、モノレール路線からは外れているけれども、次は藤の台だとか、いろいろそういうものもあったので、その辺、中間駅との絡みをお伺いしたいと思います。  490ページで、まず、ことしも小田急多摩線共同調査負担金を載せていただいておりますけれども、今年度の調査の内容、これまでの取り組みも含めてお伺いしたいと思います。  それと、先ほど来から出ている小山田桜台から唐木田方面へのバス路線導入に向けたこと、地域の要望とか、これは本当に地域からの長年の要望で実証実験に結びつけて、今度、中型にしていく。まさに、これは地域の要望に基づいてやっているということですので、そこのところも含めて。  ただ、地域としては、これは先ほど言った桜美林学園付近の交通ターミナルができたとき、乗り継ぎ拠点ができたときですけれども、唐木田を越えて多摩センターだとか、あるいははなみずきルートだとか、そういった要望は出ているんですけれども、これはあくまでも地域も一緒に考えているのは、いわゆる路線化ですよね。  なので、私たちの要望だけではなくて、しっかりと路線化できるように、収支採算性もそこは交通事業者と市がしっかり取り組んでいただきたいというところがあるので、先ほどの質疑の中で路線化を目指すというところがありましたけれども、地域の要望も大切ですけれども、その辺も考えて今後進めていただきたいと思うんですけれども、そこのところを改めて確認させていただきたいと思います。  そして、495ページに池の辺の(仮称)町田スポーツ公園の実施設計が出ておりますけれども、さっきいきなり壁打ちの件が出てきてびっくりしているんです。これから実施設計なんですけれども、これはあくまでも環境資源部が今まで積み上げてきた忠生バリューアッププランの中での構想を今度実施設計に、忠生バリューアッププランはスポーツ公園ということで言うと尾根緑道も含めてなんですけれども、それに基づいて今度実施設計を出していくということでいいのか、そこを確認させていただければと思います。  そして、ごめんなさい、戻ってしまって493ページの薬師池公園四季彩の杜事業費において、施設等管理委託料が出ておりますけれども、今後、先ほど議案に出ていたウェルカムゲートの整備とかが終わったら、また管理の仕組みが変わってくるのだと思いますけれども、今現状の中で今後の参考までに、施設等管理委託料の詳細、あと直営で管理している部分もあると思いますけれども、そこの今現在の管理をお伺いしたいと思います。  最後に、496ページの野津田公園費なんですけれども、今ここで改めて優先的に進めるということで、人工芝の多目的グラウンド、あとテニスコートの整備というふうに挙げられておりますけれども、今までも行政報告とかいろいろありましたけれども、完成のスケジュール等、位置等も含めて改めてそこをお伺いしたいと思います。というのは、構想の中で待っているのはテニスだけじゃないですからね。整備計画の中で、そことの影響、今度優先するところで、改めてそこのところを確認させていただければと思います。  それと、野津田公園の中に――野津田公園というのはスタジアムの中、陸上競技場のほうに入っております整備工事費の中にあります受動喫煙防止対策工事費、具体的にどういう工事をするのか、どの位置にするのか、そこをお伺いしたいと思います。  そしてもう1点が、僕もきのう相当慎重に質疑したのがネーミングライツで、ここに関連して質疑するんですが、500万円というのがひとり歩きしちゃっているんですね。これはマーケティングとかいろいろして、きのうは強気という表現にとどめておきましたけれども、ここのところはしっかりマーケティングをして、本当は500万円というのがひとり歩きしちゃっているのを打ち消してほしいんですけれども、その辺のネーミングライツ料の考え方、もう1度お伺いしたいと思います。 ◎辻野 都市政策課担当課長 まず、モノレールの中間駅の件について先に済みません。  ルートが決定していない中で、中間駅はまだ決定はしていない。ただ、町田市としてはここに持ってくるんだという意思のもと、桜美林学園だとか木曽山崎団地という固有名詞を出させていただいて検討して、もちろん桜美林というのが1つ大きな拠点だと思っておりまして、ここはおっしゃるとおり、便利なバス計画で乗り継ぎ拠点を持ってこようとしている場所です。  モノレールが来るまで何もしないわけではなくて、まず乗り継ぎ拠点を整備します。整備をして、逆にここに交通拠点を持ってくることが必要でしょうというのを、モノレールを延伸させていくに当たっての根拠というか、ここに駅が必要ですと要請していくための1つの大きい素材にしていくためにも、バスの乗り継ぎ拠点というのは先行してやります。  なので来年度、広場の概略設計というのを進めていこうというところで、モノレールが来ることを念頭に、バスの再編の検討もしつつ、モノレールが来るまではバスで動かしていかなければいけませんので、バスでまずはネットワークをつくり、モノレールが来たらモノレールに移しかえるという考えのもと、ここを交通拠点化するというのは一貫した考えでございます。 ◎交通事業推進課長 まず、小田急多摩線なんですけれども、2019年度につきましても引き続きではございますが、関係者の協力を得ながら、路線計画や運行計画の深度化を図ることによりまして、収支採算性の確保策など事業の実現に向けて必要な調査を実施していきたいと考えております。  今後につきましては、現在、小田急多摩線の延伸に関する関係者会議におきまして、調査結果をまとめておりますので、そういった中で、まとめ上げてから公表をするような形で進めていきたいと考えております。  次に、小山田桜台の件なんですけれども、はなみずきルートということで委員からお話ございました。まずは小山田桜台から多摩南部地域病院までの小型化を目指しまして、これを8月1日から何とか運行していきたいと考えております。はなみずきルートを全くしないというわけではなくて、まずこちらのルートが安定してから、今後の課題になるのかなというところで検討していきたいと考えております。 ◎公園管理担当課長 まず、受動喫煙対策のお話、歳出のほうはどうですかということなんですけれども、この補助ですけれども、10割になっております。ですから、歳出について同額の金額になっているところです。  野津田公園には4カ所既に設置しておりますので、4カ所設置する。また、芹ヶ谷公園、薬師池公園については1カ所ずつ設置したいと考えているところです。そのほかについては、相原中央公園、小野路公園、鶴川中央公園、町田中央公園、忠生公園、あとはぼたん園に設置することを考えているところでございます。  受動喫煙の工事内容なんですけれども、町田市は受動喫煙のいろんな民間協定を結んでいる企業がございます。そこに来ていただいて、どのように設置するのがいいのかのアドバイスをいただきながら、確実な受動喫煙対策がとれるように、喫煙場所を設置させていただければと考えておるところです。  あと、薬師の管理の関係になるかと思います。施設等管理委託料なんですけれども、薬師の98%が植生管理の費用になってくるところでございます。薬師池については約1,088万8,000円、ぼたん園については1,378万2,000円を計上させていただいているところになります。 ◎都市づくり部次長 「予算概要」の70ページの池の辺の町田スポーツ公園の整備事業についてですけれども、バリューアッププランというお話が出ましたけれども、こちらは資源化施設の建設に伴って、周辺のまちづくりという形で地元からバリューアッププランが出まして、それに基づきまして2018年3月に周辺施設整備ということで温浴施設、池の辺の基本構想を策定しております。それに基づきまして、今回のスポーツ公園の整備事業を進めているところです。2018年度は基本設計をやりまして、こちらは地元の検討会がありまして、そちらのほうとお話をさせていただいて計画を進めさせていただいています。  その中で、もともと壁打ちテニスは要望があるんですけれども、今回、地元からも壁打ちテニスというようなお話が出てきましたので、もともとバスケットコートというようなお話がありましたけれども、それとあわせて壁打ちテニスということで、そちらもお話をした中で、そういった形で計画をさせていただいているところです。2019年度につきましては、それを踏まえて実施設計をするような形になっております。  あと、ネーミングライツ、500万円とありますけれども、これは2019年度予算で、あくまでも予算上の金額ですので、この金額でやるということではありませんので、昨日の行政報告でもお話ししましたとおり、きちんと適正な金額を調査とかヒアリングを通して設定しまして、よりネーミング料が取れるような形でいろいろ考えておりますので、これからきちんと価格の設定をするということでご理解をいただければと思います。  野津田公園の拡張区域のところですけれども、多目的グラウンドとテニスコートを計画していまして、2019年6月まで実施設計を行いまして、2019年度から多目的グラウンドの工事に着手します。2019年度は多目的グラウンド、2020年度につきましては多目的グラウンドとテニスコート、テニスコートについては計画は12面ですけれども、今まだ買収していないところがありますので、4面という形で整備を考えていまして、2020年度から2021年度の2カ年にわたりましてテニスコートの整備をする予定です。  グラウンドにつきましては同じく2021年度まで、ですから、グラウンドは2019年度から2021年度の3カ年、こちらの3カ年と2カ年で2021年度までにグラウンドとテニスコートの整備が完了するような予定になっております。 ◆藤田 委員 おおむねわかりました。  1点だけ、少し安心したところがあるんですけれども、先ほどのバスの乗り継ぎ拠点というか交通ターミナル、特に桜美林学園、2021年に運用開始できるように進めていると思うんですけれども、それがモノレールに合わせるとなかなか進んでいかなかったりするところがあるので、将来的にはそこにモノレールが入ってくるというのはわかります。  ただ、ここは便利なバス計画の中の乗り継ぎ拠点として、さっき言った多摩センターだとか唐木田、あるいは野津田へのバスルートをふやすだとか、野津田とか鶴川とか、別にとは言いませんけれども、便利なバス計画の中の乗り継ぎ拠点として桜美林学園付近の交通ターミナルは、そういう意味でのことをしっかりと進めていただきたいし、予算の中では一緒になっているかもしれませんけれども、そこのところは分けて進めていただくということでお願いしたいんですけれども、そこの確認。  あわせて、バスの乗り継ぎ拠点については桜美林学園だけではなくて、さっき言った藤の台とか、想定されているところも同時並行でモノレールと別に進めていくということでよろしいのか、そこだけ確認して終わりたいと思います。 ◎交通事業推進課長 当然、便利なバス計画がございますので、その中で今委員がおっしゃいましたとおり、桜美林学園の付近の乗り継ぎ拠点から藤の台とか、いろんな方面に乗り継ぎができるような形で、そういったルートをつなげるような形で考えておりますので、そのように進めさせていただきたいと考えております。 ○委員長 休憩いたします。              午後3時3分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時30分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆細野 委員 再度3点について伺いたいと思います。  まず、多摩都市モノレール推進費について確認をさせていただきたいと思います。今いろいろお話を聞く中で、いろんな整備が必要なんだなということで、改めて町田市として、これからこのモノレールを走らせる上でどのような事業が必要なのか、また、想定される費用等がありましたら、このモノレール延伸に伴うさまざまな予測される事業について、また費用の総額についてはどの程度予測されているのか。  それと、延伸には採算ラインが、東京都、多摩都市モノレールのほうでも求めていると思うんですが、採算ラインの乗降客数について、どの程度の人数が必要なのかについて1つお聞きしたいと思います。  それから、492ページの公園緑地管理費、これは歳入のほうにもかかわってくるんですが、公園駐車場使用料収入が1,000万円ということで予測されているんですけれども、一方で公園駐車場管理費1,609万2,000円ということで想定されております。この管理費については、以前赤字だということも含めながら、平日、駐車場の無料化なども実施されたのかなというふうに思うんですが、その辺の考え方、兼ね合いについてお聞きをしたいと思います。  もう1項目は、予算書の54ページから55ページ、また、後ろの都市づくり部の事業の中では495ページの芹ヶ谷公園芸術の杜、この予算の中で魅力向上検討支援事業と基本設計第2期、あと官民連携事業手法検討支援というのが、これも芹ヶ谷公園にかかわるのでしたら、これも関連して伺いたいんですが、この内容についてお聞きしたいと思います。  それぞれお答えください。 ◎多摩都市モノレール推進室長 モノレールに関連して、どんな事業が必要なのかというのと、その総額が幾らなのかというようなご質疑だったと思います。  今回、町田市は多摩都市モノレールという新しい交通基盤を得まして、かなり強い言い方をすると、全てのまちづくりをモノレールを軸に新たに考えていく、それぐらいの考え方でおりますので、非常に幅広いのかなとは思っております。  ただ、ある程度モノレールを軸にということで考えますと、大きく3つ4つあるのかなと。1つは、先ほど来出ておりますバス路線網の再編です。公共交通網を新たに再編するといったようなこと。あと、大きなお話としては、モノレールの町田駅を迎えるに当たって、モノレールの駅だけではなくて、交通ターミナル機能を再編して、さらに周辺のまちづくりもやっていくといったようなこと。あとは先ほど来、中間駅のお話もございましたけれども、沿線のまちづくり、それは駅周辺もそうですし、また団地再生のまちづくりであったり、あとは例えば北部丘陵地域についての活性化であったり、まちづくりであったり、そういったもの全てが多摩都市モノレールの事業に関係してくるものだなというふうに捉えております。  ただ、事業総額はとなりますと、なかなかそこを出すのは難しいんですけれども、この前の代表質疑とかの中で、例えば町田駅周辺に限って申し上げれば、他市の事例で言えば、府中だとか立川の事例で言えば、デッキであるとか再開発とか、そういうものを含めれば総費用で500億円とか600億円とか、そんな規模になってくる。それは、もちろん民間投資も含めてのお話でございます。ただ、交通基盤を整備していくという意味では、公共の割合は非常に大きくなってきますので、それ相応の覚悟というか、費用がかかる覚悟を持って臨んでいて、そのためにも今回、基金とかも積み立てて準備をしているというようなことでございます。  多摩都市モノレールの採算ラインの乗客数というのは、厳密には正直言って正確には示されておりません。ただ、2016年に出ました交通政策審議会の答申では、社会的、経済的な効果であるとか、あと事業の持続性というのは一旦認められているというものでございます。ただ、それをさらに東京のほうで深度化しているというような状況でございます。 ◎新 公園緑地課担当課長 駐車場管理事業の収入と支出の差額のことについてのお尋ねかと思います。この算出の根拠につきましては、収入につきましては前年度の実績のところからはじいている金額でございまして、正直申し上げまして、予算上はその実績よりも少しその中におさまるような金額で計上をしてございます。  支出側のほうは、臨時に平日も例えばお客様が多くいらっしゃるときなどに有料化するような場合もございまして、そこを考慮して、その分の人件費も見積もっていたりする関係から、実際に決算上出てくるような支出の金額よりは少し余裕を持った金額で算出しております。  その辺の関係でこの差額になっているわけでございますが、これまで駐車場の事業につきましては、2012年に有料化を始めました8公園の駐車場の全体のバランスの収支ということでお話をさせていただいております。全体では、2017年4月以降、料金改定をした後の2017年度の実績で申し上げますと、収入が約3,800万円、支出が3,200万円ということで、約600万円の支出を上回る収入があるという状況でございまして、収支のバランスは保たれているというふうに認識をしているところでございます。 ◎辻野 都市政策課担当課長 芹ヶ谷公園の検討につきまして、共同で検討しておりますので、都市政策課からご答弁を申し上げます。  「予算の概要」の54ページ、55ページに芹ヶ谷公園、複数に委託が分かれておりますが、今やり終わった第1期の都営住宅跡地の整備に引き続いて、既設の公園部分、1期の部分も含めて、エリアの大きくなった芹ヶ谷公園のあり方というのと、それに加えて国際工芸美術館基本設計の見直しというのを一体的に、一元的に検討しようというもので、幾つかの委託に分かれていくわけです。  まず、全体の芹ヶ谷公園、その中に美術館もあり、工芸館もありという空間そのものをどうデザインしていくかということについてがまずは魅力向上検討支援というところで、そこには公園の活用の仕方、この場所の活用の仕方というのをセットで考えていこうというところで、デザインと使い方、それを試行していく、実証実験も重ねながら、いろいろ試していきながら、芹ヶ谷公園をどうデザインしていくかということの検討をしていくのが魅力向上検討支援、その考えのもとに、それぞれ基本設計が、公園の基本設計、工芸館の基本設計というのを展開していくというところ。  もう1つは官民連携手法の検討、こちらについても、このエリアデザインに対してどういう事業手法を導入していくのがよいのか、どういう民間活用の仕方があるかということを手法検討していこうというのを、この4本立てを一元的に検討していこうという考えでございます。 ◆細野 委員 それぞれお答えいただきましたので、多摩都市モノレール推進費のモノレール整備につきましては、かなり壮大な町田のまちづくりに全面的に、このモノレール延伸を起点としてということでこれまでもお話があったかなというふうに思うんですが、そういう中で進められている事業ということで、中心市街地については代表質疑でも確認はさせていただいたんですが、やはりかなり壮大な事業になるというふうに改めて思いました。  そういう中で、費用としてはまだ予測はかなり難しいということでしたが、一定、基金は15億円を想定しながら進められているんですが、そのほかの財政的な準備といったものについては、今後、そういうものが示されてくるのか、あるいは基金の増額、目標の増額とかということがあり得るのか、その辺について確認をさせてください。  それから、採算ラインの乗降客数というのは何人以上とかという数字というのは出ていないんでしょうか。町田市の延伸は、採算ラインに合致している、採算がとれるラインだということで認定されているというふうなことでよろしいんでしょうか。  それから、駐車場の管理ですけれども、また、この間、平日の有料化の公園もふえているわけですけれども、この辺、機械化も含めて管理費というのは変わってくると思うんですが、その辺の影響、一方で無料の時間帯に利用されてきた、そういう市民の方々が利用しにくくなるという点のリスクもあるかなと思うんです。これまで議論してきたことですが、改めて8公園については採算はとれているということでしたが、全体については差額として見積もりだということで、あくまでも採算性ということではないんでしょうが、その辺、再度、検討していく考えはないのか確認をしたいと思います。  それから、芹ヶ谷公園芸術の杜の魅力向上とこれが一体のもので、これから整備に向けて準備していくということで、新たに計画されている国際工芸美術館と一体の公園ということで、今、芹ヶ谷公園自体に美術品というか、彫刻などもたくさん配置されてはいるんですが、そういったことでの一体感、芸術的な美術的なそういった公園ということなのか。一体感を持たせてという、そのコンセプトがすごくわかりにくいですけれども、空間利用の考え方、一体的な利用というのがどのようになっていくのか。  また、今、芹ヶ谷公園というのは本当に多くの人たちが訪れている、夏になれば子どもたちを連れた家族連れで大いに楽しんでいる公園なんですが、そういった公園の利用、あと、それこそペルソナでしたっけ、どんな人たちに訪れてもらいたいのかという点で想定していることがありましたら、お聞きしたいと思います。 ◎多摩都市モノレール推進室長 壮大な計画のお金をどうするのかという話ですけれども、全てがモノレールの予算でというわけではないかと思うんですね。モノレールが走ることによって、それぞれのところでそれぞれの施策を考えて予算立てしていくとか、そんなような部分もありますけれども、モノレール、コアな部分で申し上げれば、ちゃんと財源を確保しながら考えて進めていきたいと思っています。  収支採算の話なんですが、これは先ほども申し上げたとおり、交通政策審議会の答申の中で意義あるプロジェクトとされているというのは、その辺の採算が合うプロジェクトだということが認められている結果だと認識しております。 ◎新 公園緑地課担当課長 駐車場の件でございますけれども、先ほどちょっと説明が不十分だったかもしれません。この予算書に入っている金額につきましては、市の直営で管理を行っている公園についての予算でございまして、それ以外に指定管理者が管理する駐車場というのもございます。  各公園で若干の収入を超える支出になっている公園というのも確かにございます。ほぼ均衡しているということでございますが、それは公園の中で多い少ないはあるんですけれども、公園駐車場というジャンルの中の全体の収支で見ていくと、やはりバランスはとれているというふうに考えておりまして、考え方を変更することはないかというお尋ねでしたけれども、今のところ考え方に変更はございません。 ◎辻野 都市政策課担当課長 芹ヶ谷公園につきまして、空間利用をどういう形で考えているか、それを考えていくのがこれからなんですけれども、ハードとして、そういう彫刻を公園の中に散りばめて、そこを巡りながら公園の回遊性を生んでいくという手法もあると思います。  あと、代表質疑でも少しお話を差し上げましたが、子どもと体験というようなワードを出しておりますが、美術館の中の活動が公園の中にしみ出していくということが一番大事だと思っていますので、ソフトをソフトとして、イベントだったりワークショップだったり、そういうものが美術館と連動して公園の中で展開されているという姿が一体感というものの基本的な考え方かなと思っております。それはしつらえも、それから中に埋め込むコンテンツというか、ソフトの部分についてもあわせて考えていきたい。なので、この魅力向上支援というところと基本設計をまとめてやるということを考えたところでございます。  それから、どんな人を対象にしていくのかというのは、当然今までも芹ヶ谷公園をご利用になっていただいている皆様はもちろんのこと、子どもと体験という切り出しをしましたが、子どもたちがここで体験したこと、工芸という切り出しをしていますので、手を動かして触れて新しい体験をすることで思い出になるというか、この芹ヶ谷公園で体験したことがその先においても思い出にちゃんと残っていくような使われ方を美術館、それから公園を含めて考えていきたいと思っております。  子どもというのは1つキーワードかなと思っておりますので、ペルソナ設定とか、そういう具体的なことはまだまだこれからでございますが、1つ新たな層というところから言うと、子どもたちに向けた公園の使い方、美術館のあり方というのはしっかり考えていかなきゃいけないかなと思っております。 ◆細野 委員 町田は、そういう意味ではいろんなことを発信しながらやってきたところで、子どもの体験とかいうところは、ひなた村等も直営から指定管理に変わりましたけれども、そういう中で子どもたちが文学とか工芸とか、いろんな分野で体験するというような場所もありました。そういうところなども質を変えながら、また新たにこちらでそういう工芸的な体験をという、それはそれとして1つあるのかなとは思いますが、やはりそこに合ったふさわしい施策を求められているかなというふうに思います。  1つだけ確認したいのはモノレールの延伸についてなんですが、まだまだ計画ができていない13.34キロの路線の中で、一番ネックになるのが市民病院の後の旭町体育館のほうに曲がっていく路線の部分かなというふうに思うんですが、その辺の見通しについてはいかがでしょうか。路線設定、また、その影響等についてはどのように検討されているんでしょうか。 ◎多摩都市モノレール推進室長 おっしゃっているところ、今、市民病院のところまで東京都が道路をつくっていますけれども、そこから恐らく芹ヶ谷公園ぐらいまでのあたりの都市計画道路3・3・36号線のおよそ2キロぐらいの区間のことかと思います。  おっしゃるとおり、かなり住宅が張りついているところではあるんですけれども、東京都と多摩の市町村でつくっている第四次事業化計画という都市計画道路の計画の中では、都施行の優先整備路線という形で位置づけられておりますので、そういう意味では基本10年、15年のうちに優先的に着手される路線だというふうに認識しております。  ただ、ここのスピードがモノレールの完成のスピードを大きく左右するんだろうなと思っていますので、東京都にはこれまでも強く早期事業化のプッシュをさせていただいておりますし、あと、用地取得とか、もし町田市として協力できる部分があれば、人的な協力であるとか、いろんな形での協力をやっていくよということは都にも表明しております。そういう中で何とか早く進めていきたいところだと考えております。
    ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって都市づくり部所管部分の質疑を終結いたします。  休憩いたします。              午後3時55分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時56分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(鶴川駅周辺再整備事業について) ○委員長 行政報告、鶴川駅周辺再整備事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 鶴川駅周辺再整備事業につきましては、地区街づくり課担当課長よりご説明申し上げます。 ◎家木 地区街づくり課担当課長 鶴川駅周辺再整備事業についてご報告申し上げます。  まず、1の「趣旨・背景」ですけれども、2016年10月に策定いたしました鶴川駅再整備基本方針に基づいて、安全で便利な交通と快適でにぎわいある駅前空間の実現のため、駅北口交通広場、南北自由通路、駅南口土地区画整理事業等について事業を進めております。  2番目に「事業の進捗について」ご説明申し上げます。  3ページをごらんください。  都市計画変更及び決定についてですけれども、鶴川駅周辺再整備基本方針に基づき、北側の一部未整備区域について地区計画によるまちづくりを進め、南側については土地区画整理事業と地区計画によるまちづくりを進めます。  また、南北自由通路及び南北の駅前交通広場を整備し、交通結節点機能強化を図ってまいります。そのために、今回、都市計画変更決定を来年度行ってまいります。  4ページの上段の図面をごらんください。  北口交通広場についてですけれども、今年度、東京都及び警視庁との関係基盤の協議を進めて計画協議が完了いたしました。  4ページの下段の図面になるんですけれども、今年度、同じく南口交通広場及び区画道路について、東京都と警視庁及び関係機関の協議を進めて計画協議は完了いたしました。  南北自由通路についてですけれども、同じく4ページの下段の図面のハッチングがかかっている部分になるんですけれども、2019年1月に小田急電鉄株式会社と基本設計に係る協定を締結いたしました。2020年度にかけて設計を行ってまいります。  なお、鶴川駅アイデアコンテストの結果の一部をこの設計に反映してまいります。  続きまして、5ページをごらんください。  鶴川駅の駅舎改良についてでございますけれども、こちらは小田急電鉄の工事になるんですけれども、2018年度に小田急電鉄社員による鶴川駅アイデアコンテストが行われ、市民の方々や駅利用者などから総数でいくと204点のアイデアが集まりました。駅舎のデザインとしては、この図面にあるように「大きな屋根の下の小さなまち駅」が最優秀賞に選ばれました。  今後、いただいた提案を生かしていくために、駅利用者と地元の方々とワークショップを進めて設計を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、2ページをごらんください。  今後のスケジュールでございますが、北口交通広場、南北自由通路、区画整理について、2019年度に都市計画変更を行って、区画整理については事業認可取得までを2019年度に行ってまいりたいと考えております。  駅の南口につながる川崎市からのアクセス道路については、2019年度、川崎市、神奈川県警と協議を進めて基本設計を進めてまいります。2020年度以降になりますけれども、北口交通広場は、2021年度の整備工事着手に向けて準備を進めてまいります。  南北自由通路につきましては、2022年度から、桁製作整備工事を進められるよう準備を進めてまいります。  南口土地区画整理事業についても、2022年度、整備工事に着手できるように準備を進めてまいります。  最後に、小田急電鉄になるんですけれども、駅舎改良についても、2022年度着手を目指して準備を進めてまいります。  以上、報告になります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 4ページの北口交通広場の計画図に基づいて質疑していきたいと思います。  私も一般質問でも触れていたというか、タクシー待機場なんですけれども、タクシー待機場とバスの待機場が30台、60台とそれぞれ書いてございますが、これを見ると一方通行みたいな矢印がありますけれども、バスやタクシーは、例えば鶴川駅広場前から入ってそちらに、動向はその線なんでしょうか、詳しくわからないので教えてください。  それと、この北口交通広場整備工事が完了するのは2024年だということでしょうか。整備中は、バスやタクシーはどのようにしていかれるんでしょうか、教えてください。 ◎家木 地区街づくり課担当課長 まず、1点目ですけれども、広場内の交通の方向についてですけれども、委員がおっしゃるとおり、鶴川駅広場前の交差点から入りまして、ぐるっと1周、一方通行の形になります。バスのほうはぐるっと半周回って入るような形になります。タクシーのほうはそのままの向きで入っていくような形になります。  2点目、完了時期ですけれども、2025年度に仮に供用開始を行いまして、その後、デッキとかを整備いたしまして、完全にできるのは2027年度にはなるんですけれども、整備を進めていきます。工事期間中ですけれども、それぞれとめられる場所にとめていきながら、仮使用しながら順次整備をしていくような形になっていきます。 ◆松岡 委員 了解いたしました。工事期間中に、先ほどご答弁があったように、それぞれとめて行かれる場所にということで、随分そこは交通安全というか、そういうところを留意しながら、工事期間中はタクシーやバスの安全にとめる場所というのがなかなか難しくなってくるのかなと思いますので、そこの精査をきちんとしていただかなければいけないのかなと思います。  もう1つは、そこの下の米印も書いてございますが、「一般車の鶴川駅北口広場への誘導については、設計協議時に検討します」とありますけれども、このことの内容についてもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 ◎家木 地区街づくり課担当課長 この図面は、警視庁と協議を進めまして、計画協議という段階で計画協議を了承していただいたというような形になります。今後、事業をやるために事業認可とかを取っていくんですけれども、その際にはまた警視庁と設計協議という段階に入っていきまして、そこで協議を行っていきますので、その中でももっと細かいところ、先ほど言われたような工事の方法だとか、工事中のバスのとめる位置だとか、そういったところを細かく詰めていくような協議を行ってまいりますという意味の米印になっております。 ◆細野 委員 この整備計画については、最近、地域での説明会なども行われたと伺っておりますが、その中で出された意見とか課題などについてお聞かせいただきたいと思います。 ◎家木 地区街づくり課担当課長 せんだって3月9日になるんですけれども、地域の皆様に説明会を行わせていただきました。その中で、この説明会というのが今後都市計画変更していく内容について説明会をさせていただいたんですけれども、その中で出た意見としては、まだ計画段階なので、図面のほうは皆さんにお渡ししていないんですけれども、その図面を配ってくれとかいう意見はあったんですけれども、それは会場内に張らせていただいて、質問がある方は個別で丁寧に説明させていただいたというような形になります。  そのほかですけれども、あと南側の区画整理の事業について早く進めてくれという意見も頂戴しましたので、我々としても、早く都市計画事業認可へと進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 こういうちょっと東側に交通広場が移行しながら、改札はこれまでと変わらないわけで、ちょっと改札との距離ができたりとか、これまでの商店街というんですか、飲食街が多いかなと思うんですが、そういったところとの距離ができると思うんですが、その辺の流れについては何か検討されていることがあればお伺いしたい。  それから、この区画整理事業について、先ほど駅舎の工事ということがありましたが、小田急の責任分担というのでしょうか、その辺についてはどのようなことがあるんでしょうか。 ◎家木 地区街づくり課担当課長 まず最初に、改札の位置についてですけれども、小田急のほうで駅舎を今後改良を一緒にしてまいります。その際に今、北口と南口に臨時改札があるんですけれども、そのほうを統合して橋上駅舎に改札を持ってくる予定にしております。  改札位置が変わって、今までの商店会への人の流れのことなんですけれども、今後も引き続き、アイデアコンテストを小田急がやったんですけれども、その後、引き続いて鶴川駅を考える会とかいうワークショップを開いていって、地元の皆様方と小田急電鉄と一緒になって動線とか人の流れをどういうふうにしていくかというところを考えていきたいと考えておりますので、その中で地元の皆さんと話していきたいと考えております。  もう1点、小田急との役割分担になるんですけれども、町田市としては南北の自由通路と南側の区画整理と北側の駅前広場、その辺の基盤の整備をさせていただいて、小田急としては駅舎と駅に隣接する商業施設とか、あと駐輪場、駐車場の移設を小田急に行っていただいて、町全体としてはコンパクトで使いやすいような駅前空間を実現していくというふうに考えております。 ◆新井 委員 まず、この図面で連節バスは入るようになるんですか。 ◎家木 地区街づくり課担当課長 一応想定して北口の駅前広場には考えております。 ◆新井 委員 すばらしい話です。  南北自由通路について、この図面だと段差があるんですけれども、これは確定ではないんですね。あくまでイメージということで捉えていいんですよね。駅舎デザインの最優秀作品なので、あくまでそうなのかなとは思っているんですが、そこだけ確認を。 ◎家木 地区街づくり課担当課長 5ページのデザイン部門の最優秀作品のことだと思うんですけれども、こちらはあくまでイメージ図であって、皆さんに広く応募をかけたんですけれども、これよりももっと奇抜なデザインとかもありましたので、それを今後いかに実現して取り入れていくかというところを鶴川駅を考える会というので考えていきたいと考えております。 ◆新井 委員 バリアフリーを考えたときにどうかとか、多分そういうのが入ってきていい形になるんだろうなということがわかって安心しました。  あと、南北自由通路の管理はどこがやることになるんですか。 ◎家木 地区街づくり課担当課長 一応町田市のほうで管理していきますけれども、今後小田急と協定等を結んで考えていきたいと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市居住支援協議会の設立について) ○委員長 行政報告、町田市居住支援協議会の設立についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 町田市居住支援協議会の設立につきましては、住宅課長よりご説明申し上げます。 ◎住宅課長 それでは、町田市居住支援協議会の設立について行政報告をさせていただきます。  まず、目的でございますけれども、目的につきましては、住宅セーフティネット法に基づきまして、住宅の確保に特に配慮を要する方の民間賃貸住宅への円滑な入居促進ということを目的として、本協議会を設立するものです。  協議事項としましては、民間賃貸住宅の市場動向の情報共有、それから円滑な入居、安心して住み続けるための支援、そういったものを話し合っていくという場でございます。  委員の構成でございますけれども、学識経験者、会長になることを想定しています。それから不動産関係団体、福祉関係団体、それから市の関係の課長が入って協議会を構成します。  次のページに行きまして、協議会の開催日程でございますけれども、年2回を予定しております。  今後のスケジュールにつきましては、4月に準備会の開催をいたします。それから、5月に設立及び第1回の協議会を開催し、6月から7月にかけてセミナーの開催、10月から12月には第2回の協議会の開催を予定しております。  報告は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 いきなりなので、もう1度目的と実際に居住支援という形で行うこと、単にこういう部屋があいていますというだけになるのか、どういうことを狙って設立されるのか、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。 ◎住宅課長 まず、目的でございますけれども、ここにも記載してありますが、低額所得者、被災者、高齢者、障がい者、子どもを養育する家庭、その他なかなか入居するのに、例えば高齢者であれば、ひとりの方であると、孤独死じゃないですけれども、そういった場合に入居を断られてしまうようなケースとかというのが結構あるような状況でございます。  そういった方に対しても、例えば民間の住居、不動産関係団体に対しては、もう少し門戸を開いていただけないでしょうかということとか、あるいは福祉団体でそういった高齢者を支援するようなところがございますので、そういったところに見守りのサービスなんかもありますので、そういったものを使っていただければ、そういった人にも安心して入ってもらえるということ。そういった情報をまず共有して、いろんな支援の策を考えていこうという場でございます。  あとは、そもそもがこういったものの情報共有の場がなかったので、まずは情報共有してから、どんな状況、例えば住宅が見つからないという人の状況とか、そんなものを、いろんな情報を皆さんで共有していこうということがまず手始めだと考えております。 ◆細野 委員 第一歩としてぜひ充実させていっていただきたいと思うんですが、委員構成の中で福祉関係団体が3団体になっていますけれども、障がい者団体とかというのは入らないんでしょうか。 ◎住宅課長 今のところ、まだこれでずっといくということではございませんので、そういったニーズが障がい者の団体から出てくれば、そういったところも検討させていただくことはやぶさかではないと思いますし、まずは一番困っておられるという方が、特に高齢者が断わられる例が多いのだとは思うんです。あとは精神障がいとかですかね。そういった方のニーズが大きいというところがありますので、当初はこれで始めようというところでございます。 ◆藤田 委員 これは私も思い入れを持って制度確立して、今、目的のことがありましたけれども、この居住者支援協議会が地方自治体に立ち上がることによって、さまざま東京都の安心住宅制度だとか、あるいは今回、福祉だとか、これは地域包括ケアシステムの一環で、高齢者の見守りも含めて、そして保証人制度も含めて、補助金も含めて、これからその制度が活用できていく。  それとあわせて子育て世代とか、情報共有というのを目的で言っていますけれども、それ以上に不動産業界も入っていただいて、そして市が、この協議会ができて、そして主体となる安心住宅制度を受けるところが保証人になって、大家さんにとっても、そういう方々を入れることができるという主体的な制度で今回の住宅支援協議会というのは立ち上がっているんじゃないですかね。  手始めにとか、そういう目的ではなくて、今まで高齢者のひとり暮らしの人たちが、これは大家さんの事情ということではなくて、なかなかそういう人を受け入れることができなかったところを、いわゆる保証するというか、そういう形で保証するために東京都等から補助を入れていく。そして、保証人になる。繰り返しますけれども、そういう具体的な制度だと思うんですけれども、確認させてください。 ◎住宅課長 他の自治体の事例も見させていただいておりまして、いろんなところでいろいろな制度が使われているところでございます。町田市にとってどの制度がいいのかというのは、そこの中でまずは検討していきたいと思いますし、今、委員がおっしゃったような制度というのは、やっぱり東京都の制度としてございますので、そういったものも活用していけるのかどうかというのも協議会の中で話をしていきたいと思っております。 ◆藤田 委員 この制度というのは、東京都の安心住宅に、この中にもメンバーに入っていますけれども、東京都と一緒に事業をやってきたところの制度を継続して町田市で行うためには、どうしたらいいのかというところで、地方自治体に居住者支援協議会をつくることによって、継続してモデル事業で、東京都のモデル事業で、町田市の入っている社会福祉法人が先駆的にやった事業を町田市で継続するにはどうしたらいいかということで東京都と協議して立ち上がった。  だから、これからどうするかとか、どういう補助金制度を使うとか、そういうレベルではない。もうそれは確立されているんだと思うんですけれども、そこで不動産業会とかに声をかけて、そして、こちらのほうでは、町田市で言えば、住宅課だけのものであったものを、そうではなくて地域包括の関連で、さまざまな高齢者の団体とか、それぞれの課に声をかけて居住者協議会が立ち上がったんだと思うんですけれども、もう制度はできているんだと思うんです。 ◎住宅課長 東京都の補助金制度というのは、確かにかなり充実したものがございますので、町田市で予算化できるかどうかという可能性も一応考えていきたいという趣旨でございますので、そこでまずそれをやらないとか、そういうつもりはございませんので、その中でやはり検討していきたいと思います。 ◆藤田 委員 町田市の予算化は要らないんですよ。もういいですけれども、立ち上がる制度の中で、町田市から補助金を出すとか、そういう制度ではないですから、そこのところは理解いただいて、居住者支援協議会が具体的に立ち上がった意義というものをもう1度確認していただきたい。  これは立ち上げていただいて、前の条例の中でもやりましたけれども、高齢者のひとり暮らしの人だとか、ひとり親家庭の人だとか、今までなかなか入居ができなかった人たちが、障がい者のこともありましたけれども、やっと入れる制度、安心住宅制度が町田市で展開できるということなので、これが立ち上がったことでできるんですよ。  なので、そこのところをしっかりと押さえていただきたい。本当に立ち上げていただいて感謝しているので、さっきの細野委員からの質疑に関しても、目的とか胸を張ってできるということを含めてお願いしたいと思います。  繰り返しますけれども、この制度が立ち上がって、そこで町田市の補助金を入れてくれとか、こういう制度を立ち上げて予算化してくれということは一切ありませんので、その辺も改めて申しておきます。よろしくお願いします。 ◎住宅課長 今のご指摘をいただきまして、最大限先駆的な法人というのはよく理解しておりますので、その辺の支援はしていきたいと思っております。 ◆山下 委員 今のに関連してなんですけれども、私も以前質問したときに、意外に町田市は慎重だったわけなんですけれども、今おっしゃられたように、いわゆる居住支援サービス自体をやる法人まで出てきているという中にあって、これが立ち上がった意義というのは相当あるかと思うんですね。  ですから、今後どういうふうに取り組んでいくのかということについて、1つは、いろんな方面にそういったものを生かしていくというのがあると思うんです。  もう1つは、居住サービス自体をいろんな法人にかかわってもらって充実させていくというのも1つの方向性だと思いますので、具体的な事例を市から発信してもらうというのも1つの役割かなと思うんですが、その点についてちょっと確認したいんです。 ◎住宅課長 今おっしゃったとおりだと思います。住宅施策の一環ではありますけれども、この居住支援協議会のメニュー的には、やっぱり福祉のサービスの充実という部分もございますので、まず各福祉部署の関係とか福祉団体、そういった人たちと一堂に介しまして、少しずつそういった政策的なものを少し取り組んでもらえないかという話をしていこうと考えているところでございます。
     具体的なメニューについても、もう事例がありますから、おっしゃるとおりなので、そこは研究していきたいと思っています。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時25分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時26分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(「町田薬師池公園四季彩の杜」整備事業について) ○委員長 行政報告、「町田薬師池公園四季彩の杜」整備事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 「町田薬師池公園四季彩の杜」整備事業につきまして、公園緑地課よりご説明申し上げます。 ◎新 公園緑地課担当課長 それでは、「町田薬師池公園四季彩の杜」整備事業についてご報告をいたします。  今回のこのご報告につきましては、先ほどからご議論いただいてございますけれども、西園の2020年4月オープンに向けて、ハードの整備の工事の進捗状況と、でき上がった後の管理運営をどうするのかといったところについてご報告を申し上げたいと思います。  まず、工事の進捗についてでございます。3つここに書いてございます。ウェルカムゲート整備工事、西園整備工事、それから薬師池公園北駐車場前バスベイ整備工事でございます。  ウェルカムゲート整備工事につきましては、先ほど議案のところでもご議論いただいていますけれども、2カ年で建物について整備をしていくということでございまして、2018年度は基本的な造成工事のほうから着手をしてございます。この工事につきましては、予定どおり造成工事については2018年度中に工事を完了予定でございます。2019年度につきましては、本体の建物のほうの建築工事と芝生広場や駐車場、散策路等の仕上げの工事を行う年度ということになるものでございます。  続きまして、西園整備工事、これはウェルカムゲートの周りの西園全体の整備工事でございます。これは3カ年で整備工事をしておりまして、今年度、2018年度の工事につきましては、園路と植栽等の造園工事をやっておりまして、2年目の整備工事につきましては予定どおり3月末に完了予定でございます。  2019年度、来年度につきましては、公園の中の案内サインの設置工事と一番北側になります農業体験エリアの整備を行う予定でございます。  3つ目、薬師池公園北駐車場前バスベイ整備工事につきましては、これは西園から少し場所が遠くなりますけれども、既設の薬師池公園の蓮田の北側に北駐車場というのがございまして、そこの都道に接する部分について、連接バスがとまれるバスベイの整備工事を今年度1カ年でやっておりまして、今年度中に完了予定でございます。現場のほうにつきましては、既にもうバスベイの形ができております。  続きましてソフト、管理運営についてこれからどういうふうになるのかというところでございますけれども、3番、指定管理者公募の開始についてでございます。こちらにつきましては、前年度4回の定例会のときに、2019年1月ごろから公募を開始するというふうにご報告を申し上げました。2月1日から公募を開始しているところでございます。  指定管理期間につきましては5年間、指定管理の範囲につきましては、今これは別途資料をつけさせていただいておりますけれども、3ページのところにあるのが西園本体の図面でございます。この細い赤線で囲われているものが西園の中ということになりますけれども、この西園本体が管理区域、加えて4ページのところに別図-2としてつけさせていただいておりますけれども、この赤囲みのところ、西園本体以外に薬師池公園の駐車場についても、リス園の前のところの駐車場と、先ほどバスベイのところでお話ししました北の駐車場についても、同一の指定管理者の管理範囲としてございます。  今回の指定管理についての特徴につきましては2点ございます。通常の維持管理における人員以外に、この四季彩の杜全体の盛り上げるための回遊性を意識して、盛り上げるためのリス園やダリア園、西園以外の各施設間との連絡調整を行ったり、公園の認知度を上げるというようなイベントですとか事業の企画ができるような担当する人員としてパークプロデューサーというものを配置するように求めているものでございます。  もう1つの特徴としましては、先ほどからウェルカムゲートということで施設、飲食のカフェ・レストランとコンシェルジュ棟の直売所の件をご議論いただいてございますけれども、そこで指定管理者が自主事業として、例えば地産品の農産物、新鮮な野菜等を販売するような物販と事業も含めて運営をしていただくということを求めている、そういう募集でございます。  2ページに行きまして、指定管理候補者に期待する提案内容ということでございます。こちらにつきましては、西園の施設全体、さまざまございますけれども、それをフルに生かしていただいて、西園全体にたくさん来園者の方においでいただく、にぎわいを創出していただけるかどうかというところ。  それから、西園においでいただいた方が、例えばここでリス園、ダリア園、ほかの施設のことを知って、情報発信をして知っていただくことでほかの施設に行きたくなるような来園者の回遊を促す取り組みがあるかどうか。  それから、先ほど管理区域ということで、西園以外に薬師池公園の駐車場も管理をするというふうに申し上げましたけれども、例えば四季彩の杜全体の駐車場として一体的に管理することで、西園がいっぱいであっても、例えば薬師池がすいていれば、そちらにご案内をするだとか、お客様のサービス向上につながるような利便性の向上に対する提案があるかどうかということ。  それから、先ほどの自主事業のところでもございましたけれども、当然これは収益性を確保していかないと続けていけないものでございますので、収益性を確保していただく。これは指定管理共通といいますか、全てに共通なことでございますけれども、維持管理費、ランニングコストの縮減を図っているかどうか。  あと、重要な視点としましては、地域の雇用の創出、地域貢献という形で、どういう提案がされているのかどうか。雇用だけではなくて、例えば地域の事業者とどういうふうな連携をしていくかというのは、そういう地域経済の活性化の視点が入っているかどうかというようなところが提案内容に求めているものでございます。  この資料の中の5ページ以降に、今回の指定管理者の募集要項の抜粋ということで資料を追加して添付させていただいておりまして、8ページ以降に今回の公募に伴って、どういった評価項目で事業者を選定していくのかというところの表の抜粋をさせていただいております。  8ページの選定についてというところで、A、管理運営に関する基本的な項目というのがございます。9ページには、Bの魅力的な公園に関する項目というところがございます。これは2つに分けていて、基礎的なところもしっかり押さえていただいた上で、魅力的な公園運営に関する項目も提案をいただく。それぞれの項目で6割以上の点数がつかないと、指定管理者の候補者としては選定されないということになっていますので、どちらについても、おろそかにできないようにということで、こういう評価項目のアイデアにしてございます。  特に、どういったところを重視しているのかというところは、配点のところをごらんいただくと、15点とか30点とか入ってございますけれども、例えばBの魅力的な公園運営に関する項目のところでは、施設の運営方針、管理方針というところの配点が60点ということになっております。ほかのところよりは少し重みづけをしてあるということです。  これは四季彩の杜全体をちゃんと理解していて、そのエリア全体での公園の情報発信だとか案内をするだとか、入り口のウェルカムゲートという施設を生かして、いかにこの公園を運営していくのかというところを求めているような評価の視点でございます。  ほかに重視している項目でいきますと、例えば5番の自主事業というところがございまして、自主事業につきましては、単純に計画以外にも、飲食の提供事業のところと物販の事業というのを個別に評価項目を分けさせていただいておりまして、それぞれの項目が30点ということですので、自主事業のところだけで90点ということで、かなり重要な部分であるというふうに認識をしております。  その中でも飲食については、単純に大手の例えばレストランのチェーン店みたいなものが入ればよいというものではなくて、この公園に来ないと手に入らないようなものが提供できるのかどうか、それを目的に来るようなものが提案できているかどうかというようなところでございます。  これは物販の事業についても同様なものになりますけれども、魅力的な来たお客さんが購買意欲、いろいろ買って思い出を持ち帰ってもらえるようなもの、そういう商品の提案がされているかどうかというようなところ。あとは、地産地消は当然これのコンセプトとしてあるんですけれども、それ以外にも町田市だけではなくて、交流都市の連携等を意識した事業展開、例えば長野県の川上村だとか山形県の川西町、そういったものを意識した事業展開がされているのかどうか、それ以外にも地方から何か特色のあるものを運び入れるとか、そういうような提案があるかないかというところで評価項目にしているところでございます。  6番につきましては地元貢献ということで、これは45点ということで、やはりほかの項目よりも少し重みづけをしているというようなところが評価項目の重みづけをしている部分でございます。  戻りまして、2ページです。指定管理者公募のスケジュールというところで表をつけてございます。2月1日に公募を公表しておりまして、既に説明会、それから現場見学会については終了しております。公募の受け付け自体が5月というふうに書いてございます。5月7日から5月10日に事業者の提案を求めるということになっております。  2月1日の公表から少し間があくわけでございますけれども、この期間を少し長目にとっているのは、事業者側が十分な提案をしていただけるようにということで、通常よりも少し長目に期間をとっているということでご理解いただければと思います。  その後、7月に選考委員会にかけた後、市議会にご審議いただくのは9月議会ということで予定をしているところでございます。  ご説明については以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松岡 委員 それでは、3ページの西園の図面に沿って質疑をさせていただきたいと思います。  先ほど第28号議案のウェルカムゲート整備工事の件で藤田委員がトイレの件をおっしゃっていましたけれども、それに附則してちょっと質疑をさせていただきます。  そもそも西園のウェルカムゲートをつくるのは、にぎわいをつくり、目的は市内の市民の方はもちろん、市外からもたくさん来ていただいて、いっぱい活用していただいて、町田市を活性化するということがコンセプトだと思うんですね。  だけれども、この図面をよくよく見ますと、利用する方が芝生広場からトイレに行くときに余りにもトイレが遠い。例えば、無料休憩所やコンシェルジェ棟にトイレがありますけれども、芝生広場から行くまでには、これは高低差もあって、しかも階段や手すりがあるというふうにも説明がございましたけれども、これを見てもトイレが遠いと思うんですね。やはり芝生広場に1つお手洗いがないと、利用する方も利用しづらいのではないかなと、この図面を見て改めて感じているところでございます。  また、体験工房でしたか、そこにトイレが1つしかないということで、女性の側から見ても、男女共用のトイレというのは今は余り見かけないなというところと、やっぱり使いづらいのではないかと。私が思うには、これができ上がってしまって、利用者の方々、市民及び市外から来られる方、特に市民の方々が利用していて、きっと要望が出てくるのではと予想されますね。特にトイレが芝生広場から遠いということと、高齢者の方もいらっしゃいますし、しかも斜面ですから、そして体験工房の中でも、きっと要望が出てくるのではというふうな予想がされます。  私が思うのは、つくってしまってから直すのではなくて、つくる前にきちんと整備しておくということが予算削減にもつながると思うんですけれども、そのところをもう1度見解を聞かせていただいてよろしいでしょうか。 ◎新 公園緑地課担当課長 トイレの位置ということでご指摘をいただいたかと思います。芝生広場のところにつきましては、上のほうの丘の上の芝生広場の部分と緩やかな斜面地の芝生広場とございますけれども、緩やかなほうの丸い園路で囲まれた部分の芝生広場から建物のところで申し上げれば、100メートルはない、80メートルぐらいの距離でございます。距離的に、本当にすぐに間に合わないということもあるかもしれませんが、そこで支障が出るほどの距離ではないのかなと距離的なことでは考えてございます。  それと、トイレ全体の配置が足りるのか足りないのか、あるいは男女の分けがないのはどうなのかというところでございますけれども、確かに体験工房のところにつきましてはトイレが1つということで、男女の使い分けがというところもございます。  体験工房につきましては、利用方法としては、ここで指定管理者が例えば自主事業でイベント等、料理教室みたいなものをやるとかいうこともございますし、あとはこの部屋をご利用になって自由に使っていただくという貸し室というようなところもございます。  貸し室ということで言いますと、見ず知らずの方ではなくて、ある程度の一定のまとまりのある方がご利用になる、知った関係の方がご利用になるということであれば、そこのところは男女の使い分け等ご不便はおかけしますけれども、全体のトイレの配置自体はほかの建物でもあるというところから、そこは利用状況に応じてご不便は多少おかけしますけれども、このトイレの配置で当面はご意見をいろいろ伺いながらやっていきたいなというふうに考えているところでございます。 ◆松岡 委員 最後になりましたけれども、でき上がってしまってからではなくて、やっぱり予想して市民が何を望んでいるかとか、市民の動向とか、そういうことをきちんと頭の中に入れてやったほうがつくる意味というか、つくるコンセプトというか、そこら辺はつくってしまった後に考えるのではなく、前に考えたほうが、いろんな意見も出ていますので、そういうところをできればしっかりと考慮していただきたいなとは思っております。よろしくお願いします。 ◆山下 委員 ようやく運営上のことというのが、ここで募集要項を見ると見えてきているわけなんですけれども、こういう委員会の場だけではなくて、いろんな場面で福祉との連携ということについて相当関心を持って発言をしていく機会が今まであったと思うんですけれども、私だけではなくて、そういう意味で、応募の中にそういう記述が、募集要項に含まれている記述があるのかどうなのかちょっと確認したいんです。 ◎新 公園緑地課担当課長 福祉との連携ということでございますけれども、応募要項の中では、そこを特に明記して求めているところではございません。 ◆山下 委員 例えば今、国のほうでは、特に農福連携とかいって大々的に進めているということもありますし、あるいはオリンピックを前にしてユニバーサルという概念のもとに、いろいろ進めていこうという中にあって、今回の募集要項を見る中にあっては、何かこれによって発展していこうというようなものが何となく薄れているのかなと。  福祉のまちづくりにしても、今ある町田市の中でも、直接的ではないにしても、そういう福祉的な施策との連携をしていける大きなきっかけになる今回のゲートハウスというものだというふうに認識をしていたんですけれども、その点について実際に取り入れることが、そういったことは念頭に置かれていないのかというふうに、今これを見る限りでは思ってしまったんですけれども、その点についてはどうなんですか。 ◎新 公園緑地課担当課長 福祉との関係ということで、ユニバーサルということであれば、ハード的なところでは当然基準に従ってここはつくられているというところでございます。その上で、新しく指定管理者が公募して決まっていく中で、事業者との協議で、いろんな自主事業も含めて、運営内容とかも含めて、また改めて協議をしていくことになりますので、その中でそういった視点も含めて協議をしていければと考えております。 ◆山下 委員 これは協議をしていければというようなレベルの話ではないですよ。ここに出したって、はっきり言って。優先調達にしても、そのことについて結構いろんなところで議論が出ている中で、余りにもこの募集要項を見ると、そういったものについて、公共の立場で、行政の立場で、こういう募集要項をつくっていく中で見れば、さらに言えば、相当な公費が入ってやるわけですよ。そういう意味では、かなり認識が薄いんじゃないかと思うんですけれども、そういった点についてどういうふうに考えているんですか。 ◎公園管理担当課長 おっしゃるとおり、そういったところについてはよく考えていかなければいけないところであります。例えば資料の9ページになりますけれども、魅力的な公園運営に関する項目のところの施策の運営方針・管理方針のところについては、特に(ア)の部分ですけれども、薬師池公園四季彩の杜全体の特性を理解し、行っていくことを私どもは求めているところです。  その全体というのは、ダリア園とかリス園も含めての全体の役割になってきますし、当然今ある薬師池のところの太鼓橋付近に、いろんな方、福祉団体が出していただいたりしている、協力いただいているところもあります。そういったことも踏まえ、ここの指定管理、運営の中で考えていければと思っております。 ◆山下 委員 実際に言葉にして、こういうふうに項目をつくっていくという上では、いろんな制約もあるかと思うんですけれども、その辺については、市の当局のほうで、今言ったような協議の中でとか、あとはさまざまな認識の中で解決してもらうしかないと思うんですが、そういう意味では今言ったご答弁がしっかり生かされるようにお願いしたいということを意見として申し上げておきたいと思います。 ◆三遊亭 委員 1点だけ確認させてください。もしかすると議案のときに説明があったのかもしれませんが、確認ということで、無料休憩所はかなり多くの方が利用されることが想定できるんですけれども、おのずとここには自動販売機とかが置かれることも想定できるんですけれども、どんなものを置くのが想定されているのか、1点だけ確認です。 ◎新 公園緑地課担当課長 無料休憩所につきましては、当然ゆったり休めるソファーですとか、テーブルとか、そういうものを置くとともに、そこで、それが自動販売機がいいのかどうかというところもございますけれども、どうやったらくつろげるかというところはございますが、今考えているところでは自動販売機等を置いて、そこで長く休んでいただけるような配慮をしていきたいというふうに考えてございます。 ◆藤田 委員 今回、1点は指定管理者募集の中で求められているのが体験工房と駐車場等が書かれておりますけれども、例えばさっき議論した最も大事なところだと思うんですけれども、芝生広場とか、散策路とか、あの辺の管理というのは含まれていないんですか。 ◎新 公園緑地課担当課長 そこの部分の管理につきましても、基礎的な部分として当然必要になってくるところですので、この評価項目の中では、どういった管理を、そのエリアごとに必要な管理を、どういうことをしていくのかというところも含めて選定していくという視点で、この評価項目をつくってございます。 ◆藤田 委員 そうしましたら、そこの芝生広場の今度管理だとか、植栽管理だとか、散策路の管理とかも、この募集というか、指定管理者がすべきこととして含まれていると解釈してよろしいんですか。 ◎新 公園緑地課担当課長 そのとおりでございます。具体的にここの中でと言えば、9ページのBの魅力的な公園運営に関する項目というところの2番の施設の運営方針・管理方針のところの「(ウ)エリアごとの植栽の特徴を捉えた植生管理を計画的に行なう提案となっているか」とか、管理運営、(イ)のところでは「効率的な維持管理の考え方が示されているか」とか、そのあたりのところで含まれている、判断をしていくというところでございます。 ◆藤田 委員 そうしましたら、そこのところも植栽管理とか、芝生広場管理だとか、そういうところも指定管理料の中に含まれてくる。ならば、ここの書き方として、言ってみれば、さっき整備があったウェルカムゲート全体の管理ですよね。そういう書き方には見えないんですけれども、募集要項の中には全体の管理ということでいいんですよね。そうしないと、指定管理者としてどういうところが指定管理を行うべきなのか、変わってくるわけですね。  例えば、チームを組むにしても何にしても、植栽管理だとか、そういうところも含まれてくると、おのずとそういうふうにチームを組んだりしないといけなくなると思うんですけれども、そこのところを整理してお願いします。 ◎新 公園緑地課担当課長 今ご指摘のお話なんですけれども、今ここで資料でおつけしているのは、募集要項のこの部分だけでございますけれども、公募に当たりましては、公園全体の管理水準を細かなところで、どこの面積をどういうふうにやって、例えば頻度がどのくらいでとかいうところまでも水準書として、一定限の市が考える最適な水準書――それ以上を当然求めているということですけれども――は添付資料としてございます。  それに加えて、我々市のほうが魅力的な公園にするにはどういうふうにするのかというところも、ビジュアルでわかるようなものも、この公募の中の資料には添付をしてございます。  あと、自主事業の部分のカフェ・レストランですとか直売所につきましても、これも別途仕様書はつくってございまして、最低限こういうものは求めていますというものがわかるものを同時に公募の資料として開示をしてございます。 ◆藤田 委員 最後に1つ、パークプロデューサーと指定管理者の関係です。さっきいろいろ中のしつらえとか、今、松岡委員からもありましたけれども、パークプロデューサーの役割というのは、ソフト面だけではなくて、公園全体とか西園全体をどうプロデュースしていくか、そこに、どういう方がパークプロデューサーになるか、顧客のニーズだとか、そうしていくことによって、さっきみたいなトイレの話とかって解決されるんですよね。  今後、運営だとか、例えばここには新しいトイレだとか、わかりやすく言えば、そういう施設が必要だとかという関係とか、指定管理者のほうで提案とかも逆にあったりするわけなんですけれども、改めてそのパークプロデューサーと指定管理者と市との関係、そこをお伺いしたいと思います。 ◎新 公園緑地課担当課長 委員ご指摘のとおりだと思ってございます。私どもがパークプロデューサーに求めるパークプロデューサー像につきましては、当然ほかの施設のネットワークもできる方であって、あと西園の中でのさまざまなイベントの企画もあってという、そこの総合的なところを公園全体として売り出していくことができる人物を求めているということで、公募のときの資料のところでも申し上げているところでございます。  どういう位置づけかといいますと、指定管理者の中に配置されている人物ということは一体ということになります。別にほかのところ、指定管理者と別の立場ではなくて、指定管理者として、そういう人物を配置するということで、一体性を持って維持管理もそうですし、イベントもそうですし、公園全体の魅力的な運営をしていっていただくための人材ということでございます。  この公園に、逆に言うと、維持管理のためだけにずっとそこに常時しているというよりは、例えばほかの民間の魅力的な事業運営をしているような事例とかも十分いろいろ知識として、あるいは実績として持っていて、それをここの西園の運営に生かしていただけるような方、そういうマネジメントについて有効な力を持った方、実現できる方を求めていくということで考えております。公園の認知度を効率的に上げていただいて、お客様を呼び込んでいただくための全体を賄えるような方を求めているというところでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時55分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時58分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第22号議案 ○委員長 第22号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第22号議案 町田市下水道条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  本議案は、2019年10月の消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い、下水道使用料に係る消費税率を改めるものでございます。  議案の内容は、町田市下水道条例第22条に記載されております消費税率「100分の108」を「100分の110」に改めるものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。
    ◆細野 委員 消費税増税に伴う値上げということですけれども、この値上げ分についてはどのように活用されるんでしょうか。 ◎下水道総務課担当課長 消費税の値上げ分ということでございますが、こちらは国のほうで消費税の値上げ分に関しましては、今回、幼保無償化でありますとか、教育費関係ですとか、そういった関係の経費に使っていくということでございます。 ◆細野 委員 国に対する支払う分もあるということですか。 ◎下水道総務課担当課長 今回は使用料を収入分として、消費税の分を転嫁させていただきまして、その分、収入した分を踏まえまして、当然国のほうに納税義務者として納めていくということでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 第22号議案については、町田市下水道の料金について、消費税増税分を課すというものであります。これについては、そもそも国の税制改正ではありますが、そのものについて今の景気のもと、また家計消費なども大変下がっている中で負担を加えるということで、この条例改正そのものに反対いたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第22号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第22号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第35号議案 ○委員長 第35号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第35号議案 町田市公共下水道事業(2019年度)に関する業務委託契約についてご説明申し上げます。  本議案は、公共下水道事業の計画区域内における汚水管及び雨水管の整備事業の一部を、公益財団法人東京都都市づくり公社に業務委託するものでございます。  契約金額は2億3,900万円で、契約の期間は契約確定の日から2020年3月31日まででございます。  事業内容につきましては、議案参考資料のとおりでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第35号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第35号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(下水道部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、下水道部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第7号議案 平成31年度(2019年度)町田市一般会計予算のうち、下水道部が所管する予算についてご説明を申し上げます。  初めに、歳入についてご説明いたします。  予算書の31ページをごらんください。  第14款、使用料及び手数料、第2項、手数料、第3目、衛生手数料につきましては、節の3、浄化槽保守点検業者登録手数料として4万8,000円、節の4、浄化槽管理士身分証明手数料として1,000円、節の9、廃棄物処理業許可手数料のうち、説明欄の浄化槽清掃業許可手数料として2万円、32ページをごらんください。節の10、し尿処理手数料として2,263万4,000円を計上しております。  36ページをごらんください。  第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第3目、衛生費国庫補助金につきましては、節の1、循環型社会形成推進交付金のうち、説明欄の浄化槽設置整備事業費として、362万6,000円を計上しております。  第5目、土木費国庫補助金につきましては、節の1、社会資本整備総合交付金のうち、説明欄の雨水浸透設備設置助成費として90万円を計上しております。  次に、46ページをごらんください。  第16款、都支出金、第2項、都補助金、第3目、衛生費都補助金、節の7、合併処理浄化槽整備事業費補助は362万6,000円を計上しております。  48ページをごらんください  第6目、土木費都補助金、節の6、雨水流出抑制事業費補助として90万円を計上しております。  以上が歳入でございます。  続きまして、歳出について「予算概要」を使いご説明申し上げます。  「予算概要」の500ページをごらんください。  下水道部予算のポイントでございます。一般会計分についてご説明いたします。予算編成で重視した主な取り組みにつきましてご説明いたします。  「浄化槽に関すること」につきましては、合併処理浄化槽設置事業補助金を交付することにより、合併処理浄化槽の普及を推進していきます。また、維持管理費用に対して補助金を交付及び啓発活動を行うことにより、浄化槽の適正な維持管理を推進していきます。  501ページをごらんください。  「雨水浸透設備設置助成事業に関すること」につきましては、雨水浸透設備の設置費用を補助することにより、雨水浸透ます等の設置を促進し、河川の流域対策強化を図るため、引き続き事業を実施していきます。また、完了検査の工夫を図ることで、事業を効率的に進めていきます。  以上の事項を念頭に予算編成を行いました。  506ページをごらんください。  (2)2019年度下水道部予算一般会計分の総括表でございます。  下段の表、下水道部予算(一般会計)財源内訳をごらんください。  職員人件費を除いた金額ではございますが、歳入歳出の総額をそれぞれ21億2,702万2,000円とするものでございます。前年度と比較して1,908万3,000円の減額となっております。  続きまして、個々の事業についてご説明いたします。  514ページをごらんください。  2、浄化槽管理指導費54万3,000円につきましては、市内にある浄化槽の適正な管理をしていただくために、保守点検・清掃・法定検査の実施などの管理指導を図っていくものでございます。  3、合併処理浄化槽整備費1,796万円につきましては、公共下水道事業計画区域外の地域において、合併処理浄化槽への転換を促進していくものでございます。  515ページをごらんください。  4、浄化槽維持管理補助費1,411万9,000円につきましては、公共下水道未供用区域内における浄化槽の機能を適切に維持していただくために、浄化槽の維持管理費の補助を行うものでございます。  以上は、予算書では116ページに掲載されております。  次に、下段、2、し尿収集費5,831万9,000円につきましては、市内のくみ取り便所などのし尿くみ取り業務を行うことで、衛生的な住環境を確保するものでございます。  予算書では120ページに掲載されております。  516ページをごらんください。  1、雨水浸透設備設置助成費202万円につきましては、雨水浸透設備の設置費用の一部を補助することにより、雨水浸透ます等の設置を促進し、河川の流域対策強化を図るものでございます。  予算書では127ページに掲載されております。  517ページをごらんください。  1、下水道事業会計繰出金20億3,406万1,000円につきましては、一般会計から下水道事業会計へ繰り出す費用でございます。主に雨水処理に要する経費等に充当しております。  予算書では136ページに掲載されております。  以上が一般会計予算のうち、下水道部所管分の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 何点か伺いたいと思います。  今回の予算の中で、若干名ですけれども、浄化槽管理指導費の変更がありまして、浄化槽技術管理者と浄化槽管理指導者という切り分けがされたんですが、何かこれは制度の改定とか、あと内容とかが変わるのでしょうか。  それから、繰出金の20億3,406万1,000円についてですけれども、これは下水道使用料の料金の減免等の負担も含まれていると書いてありましたが、これから公会計に移行していくわけですけれども、こうした繰出金の考え方というのは変わらないのかどうか、その辺についてご説明をいただきたいと思います。  それから、管渠費についてですが、管渠費だけ見ますと毎年減っているわけですけれども、昨年度からも7億円減っているんですが、その内容と理由、どのような状況なのか、お聞きしたいと思います。 ◎下水道部次長 まず、1つ目の「予算概要」ですと514ページの上段の浄化槽管理指導費のところの2019年度の取り組みというところで、浄化槽管理士講習受講、それから浄化槽技術管理者講習受講というのがあります。これは国家資格者になりまして、東京都から町田市については委任ということで、これをいただいているところです。当然、保守点検業者等につきまして国家資格者でありますので、同等な立場で指導しなければいけませんし、技術的なことが異動した職員ではわからないので、そういう研修を受けさせるということです。  違いにつきましては、上に書いてあります浄化槽管理士講習受講については一般的な5人槽だとか7人槽だとか、通常の家庭の方用です。浄化槽技術管理者の講習につきましては、50人槽だとか大きい受水槽があります。それについての指導は若干変わりますので、それの受講をやっております。昨年は、今、大きいほうの受水槽の職員がいますので、とりあえずいいかなと。来年度以降について、当然我々も定数で異動がありますので、やはり育てておかなければいけないということで入れさせているというところでございます。  それから、3つ目のご質疑の管渠につきましては、申しわけないんですが、特別会計になりますので後ほどお答えしたいと思います。 ◎下水道総務課担当課長 先ほど繰出金の関係でご質疑をいただいたと思います。「予算概要」で517ページでございます。2020年4月1日から、地方公営企業法の一部適用を下水道部では行う予定でございますが、そちらに関しても、今の繰出金の基準は基本的には変わらないということでございます。先ほど委員からご指摘いただきました料金の減免の制度ですとか、あとは雨水処理に関する経費に関しては一般会計の繰出金を充当するという形でございます。 ◎下水道部長 先ほど細野委員が管渠費とおっしゃったんですが、それは下水道事業会計のほうでのお答えでよろしいでしょうか。 ◆細野 委員 はい、結構です。 ◆三遊亭 委員 「予算概要」の501ページに境川が東京都雨水流出抑制事業補助の事業対象となったということで、これはすばらしいことだと思うんですが、この事業対象となったことで町田市にどのような変化がもたらされたのかということ。  もう1点は、昨年の12月25日から新たなマンホールぶたを設置するようになりましたが、来年度はそれはどのように展開されるのか、2点お伺いします。 ◎下水道管理課長 対策の強化の流域になるとどう変わるかということですけれども、実は東京都から雨水流出抑制事業の補助が出るようになりましたということで、この一般会計の中に入っています雨水浸透の助成を2016年度から町田市でも実施するようになったということでございます。 ◎下水道部長 ちょっとさかのぼりますと、鶴見川も境川も特定都市河川浸水被害対策法の河川になっておりまして、町田市全域が流出抑制をしなければいけないという地域になっていることがございます。  当然、町田市は昔から、開発する際にはそれなりの浸透ますだとか、それは流域対策をしてきているところなんですが、こういう昨今の集中豪雨等がありますと、流域対策をどこまで、これでいいということはないのかなというふうにも捉えられるものですから、こういう制度ができてきて、国なり東京都が推奨するというか、進めてきていると捉えているところでございます。 ◎下水道総務課長 マンホールぶたの関係なんですけれども、そちらは下水道事業会計でよろしいでしょうか。 ◆三遊亭 委員 わかりました。 ○委員長 ほかにありませんか。
       (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって下水道部所管部分の質疑を終結いたします。 △第9号議案 ○委員長 第9号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎下水道部長 第9号議案 平成31年度(2019年度)町田市下水道事業会計予算についてご説明いたします。  予算書の206、207ページをごらんください。  第1表、歳入歳出予算につきましては、下水道事業会計予算の総額を歳入歳出それぞれ94億8,308万5,000円とするものでございます。前年度の当初予算と比較して、17億3,926万1,000円、15.5%の減となっております。  208ページをごらんください。  第2表、地方債につきましては、下水道事業の起債の限度額を15億30万円とするものでございます。  続きまして、予算の主な内容をご説明申し上げます。  212ページをごらんください。  まず、歳入でございます。  第1款、分担金及び負担金2,601万3,000円につきましては、下水道事業受益者負担金及び近隣市との境界区域の下水処理に係る下水処理負担金などの収入でございます。  第2款、使用料及び手数料53億1,073万7,000円につきましては、下水道使用料などでございます。  第3款、国庫支出金4億1,492万円につきましては、管渠整備及び下水処理場整備に係る国からの補助金でございます。  213ページをごらんください。 第4款、都支出金2,900万1,000円につきましては、管渠整備及び下水処理場整備に係る東京都からの補助金でございます。  第5款、財産収入194万2,000円につきましては、行政財産貸付料などの収入でございます。  第6款、繰入金20億3,406万1,000円につきましては、一般会計からの繰入金でございます。  第7款、繰越金1億5,000万円につきましては、前年度(2018年度)からの繰越金でございます。  第8款、諸収入1,611万1,000円につきましては、水洗便所改造資金貸付金元金収入及び工事負担金が主なものでございます。  214ページをごらんください。  第9款、市債15億30万円につきましては、公債費の平準化や管渠整備及び下水処理場整備などのための借入金でございます。  歳入につきましては以上でございます。  次に、歳出について「予算概要」を使い、ご説明いたします。  下水道部予算のポイントでございます。  「予算概要」の502ページをごらんください。  下水道事業会計の予算編成で重視した主な取り組みにつきましてご説明いたします。  ①【下水道の計画に関すること】につきましては、安定した下水道事業を進めるために、2020年4月1日に地方公営企業法を一部適用し、下水道経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図ります。  503ページをごらんください。  ②【下水道管の整備に関すること】につきましては、浸水被害軽減のため、雨水管の整備や大規模地震に備えるため、汚水管の耐震化やマンホールトイレシステムの設置などを実施します。  504ページをごらんください。  ③【下水処理場の整備及び維持管理に関すること】につきましては、安定した水処理を行うため、成瀬クリーンセンター及び鶴見川クリーンセンターの両処理場において、老朽化した設備の更新工事を計画的に行います。災害時に安定した水処理を行うため、成瀬クリーンセンターでは、施設の耐震化を進めます。  505ページをごらんください。  ④【下水道施設・水路・雨水調整池の維持管理に関すること】につきましては、汚水管や雨水管などの下水道施設や水路などの施設の点検を計画的に行い、異常箇所を早期に発見し、修繕や清掃を迅速に行うなど、予防保全型の維持管理を推進します。  以上の事項を念頭に予算編成を行っております。  507ページをごらんください。  下段の表、下水道部予算(特別会計)の財源内訳をごらんください。  職員人件費及び予備費を除いた金額ではありますが、歳入歳出の総額をそれぞれ86億3,844万3,000円とするものでございます。前年度と比較して17億5,043万5,000円の減額となっております。  518ページをごらんください。  1-1、下水道管理費9億2,543万円につきましては、主な事業といたしまして、2020年4月1日の地方公営企業法適用を目指し、地方公営企業法適用関連の事業・業務委託料を計上しております。また、東京都水道局に業務委託している下水道使用料徴収に関する事業・業務委託料につきまして、5億4,741万1,000円を計上しております。  予算書では216ページに掲載されております。  520ページをごらんください。  1-2、管渠費14億2,010万1,000円につきましては、「汚水・雨水管の維持に関すること」といたしまして、下水道施設を維持管理するため、管路施設維持管理業務委託を締結し、下水道施設の修繕や清掃などを行います。  「水路・雨水調整池の維持に関すること」といたしまして、水路及び雨水調整池を維持管理するため、水路維持管理業務委託及び雨水調整池維持管理業務委託を締結し、水路・雨水調整池の修繕や草刈りなどを行います。  「下水道管整備に関すること」といたしまして、雨水管延長約180メートル、マンホールトイレシステムの設置8施設、汚水管延長約1,800メートルの整備を行います。  521ページの主な事業費につきましては、下水道修繕料8,359万9,000円、施設等管理委託料(管渠)2億1,305万9,000円、整備委託料2億3,900万円、整備工事費5億1,340万円などを計上しております。  予算書では217ページに掲載されております。  次に、522ページをごらんください。  1-3、処理場費26億1,031万9,000円につきましては、成瀬クリーンセンター及び鶴見川クリーンセンターにおける汚水処理及び水質管理に要する経費、並びに整備事業に係る委託料でございます。  次に、主な事業費についてご説明させていただきます。  成瀬クリーンセンターでは、整備委託料といたしまして、中央監視設備更新工事及び水処理流入ゲート更新工事などに6億1,480万円、鶴見川クリーンセンターでは、整備委託料といたしまして、屋根防水の更新工事などに2億3,670万円、整備工事費といたしまして、沈砂池管理棟整備工事などに4,530万円、また、下水道資産管理計画事業といたしまして、下水道ストックマネジメント計画調査委託料などに3,501万円を計上しております。  予算書では219ページに掲載されております。  最後に、524ページをごらんください。  2-1、公債費36億8,259万3,000円につきましては、下水道施設建設事業に伴う地方債の償還元金と償還利子でございます。  予算書では220ページに掲載されております。  以上が町田市下水道事業会計予算の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 済みません、再度質疑をさせていただきます。  520ページ、管渠費についてでございますが、これについては毎年減っているんですが、特に2018年度からは7億円も減っておりますが、その内容と理由についてお聞かせいただきたいと思います。  あと、汚水管の耐震化を進めているということなんですが、今の現状についてどこまで来ているのか、どの程度耐震化が進められたのか、お聞きしたいと思います。  それから、マンホールトイレについても、今年度も整備していくということですが、何カ所までマンホールトイレが設置されて、あとどれぐらい残されているのか、2019年度の予算の上で執行したということでお聞かせいただきたいと思います。 ◎下水道部次長 ご質疑を3点いただきました。  まず、7億円少しですけれども、前年度よりも下がっているということですが、おかげさまで公共下水道の汚水管につきましては、人口普及率が2018年4月1日付になりますが、98.7%というおおむね100%に近いという状況になっていまして、後ほどまたご説明する機会があると思いますが、私道だとか、そういうところが残っているような状況で、それについては鋭意いろいろ調整をしようかということで今準備をしているところです。  残りについて、来年度のものについては、そうはいってもやるところはありますから、200メートルだとか、先ほどご説明した1,800メートルというのは1カ所で1,800メートルではなくて、「予算概要」の520ページに汚水管延長1,800メートルと書いてあるんですが、これについては1カ所で1,800メートルではなくて、おおむねですが、15カ所ぐらいで小まめに取り残したというんですか、そういうところをやります。ですので、そういう意味で管渠費の汚水管については、これから少しずつ動いていくのかなという状況になります。  それから、雨水管についても、議会本会議でもお話ししているとおり当然やっていますが、事業が余りにも膨大に大きいもので、やはり事業効果がしっかり出ないといけないというのを、工事はやるところはやるんですが、立ちどまるということもありまして、総合的に来年度のものにつきましては7億円の減という結果になっているところです。  それから、耐震化についてですが、これについては平成9年以前のものの管路、主要的なものであれば幹線、それからマンホールトイレのある施設に対しての管だとか、全線ではなくて、そういう重要管になるところ、震災があったときにすぐに使えるようなところを調査して、おおむね終結に向かっているところで、あとは若干残っていますので、それを今後耐震化していくということになります。  目標としては2025年を目途に耐震化を全て、処理場、それから先ほどご質疑があってこれからお答えしますけれども、マンホールトイレシステム、それにかかわる処理場までの管路については、一定の指針の条件がございますが、その中では2025年までには終わらせるという目標でやらせていただいております。  マンホールトイレにつきましては、現在、71カ所、施設でありまして、このものをやれば半分ですから36カ所、一応施設についてはできるということになります。施設の場所につきましては、「予算概要」の40ページに記載がありますので、ごらんいただければと思います。 ◎下水道部長 済みません。2025年までと言ったのは、2025度末ということでよろしくお願いしたいと思います。 ◆三遊亭 委員 では、2点質疑をさせていただきます。  まず1点は、先ほどの新たなデザインのマンホールぶたの来年度はどのように設置をするかということ。  もう1点は、2020年度から地方公営企業法を一部適用するということなんですが、そうすると経営状況の比較が容易になるということなんですが、比較対象とする団体をどのくらい想定なさっているのかをお知らせください。 ◎下水道総務課長 まず、カラーマンホールの関係の来年度の予定ですけれども、前にもお話をさせていただいたと思いますけれども、マンホールカードを予定しておりまして、そちらの登録に向けて今準備をしているところでございます。 ◎下水道部長 カラーマンホールぶたについてなんですが、まずは今年度の追加といいますか、全体で50カ所ですか、既にご紹介したんですが、4枚、庁舎の周辺で汚水、雨水、あとツインズあたりで1枚ずつ、それは既に12月の段階で、この3月で残りの枚数を各駅だとか、町田駅周辺の町なかに設置して反響も見たいということで考えておるところでございます。  今、下水道総務課長から申しましたように、来年度は予算としてはマンホールカードを、反響にもよるのかなというふうには思っているんですが、マンホールカードの予算は計上しておるところでございます。 ◎下水道総務課長 続きまして、地方公営企業法の対象になるんですけれども、2020年4月で地方公営企業法の財務適用ということで、これにつきましては、人口3万人以上の自治体については2020年4月を目途に切りかえることになりますので、地方公営企業法を適用している自治体、公共下水道の下水道会計を行っている自治体については、当然同じような形で全て比較対象となることになると思います。 ◆松岡 委員 1つだけ確認させていただきたいと思います。  予算書の214ページの下水道事業費になるかと思いますけれども、以前議会で質問いたしました公共ますの完了工事の確認の件でございますが、たしか約1,230万円ほど予算がかかったということでございました。そもそも屋内の公共ますは個人が管理して、屋外は市のほうに管理が行くということになっていると思います。  12月議会以降にアンケート調査がわかって、14市のうち、ほかの市外の11市はもう写真のみで、完了の確認の調査はしないということの結果がわかったんですけれども、ここで1つ確認したいのは、町田市は屋内の公共汚水ますのほうは、最終の確認は市の職員の方が調査に行っていると思うんです。では、屋外は、最終的には市の職員は全く調査には行かないということなんでしょうか、そこだけ確認させてください。 ◎下水道部長 おっしゃっている屋外、屋内という分けなんですが、今、公共ますと言っているのは宅内に設置させていただいています。公共ますと言っていますので、そこまでは市で管理しています。それ以降の例えばトイレだとか台所までの配管は個人個人で管理していただいている、そういう分けでございます。 ◆松岡 委員 では、最後に民間の水道業者とかが工事した後に、市から委託された業者が確認に行きますよね。目視に行きますよね。その一番最終は、もうそこで確認は最後ということなんですね。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時37分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時38分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆松岡 委員 では、公共ますの市が委託した業者が最終チェックというか、目視をしに行くということで、それは終わってから市に管理が戻るということでよろしいでしょうか。 ◎下水道部長 そのとおりでございまして、現場で確認しまして、そこでよしとして、それでその委託業者が市のほうに戻りまして報告を受けます。その書類といいますか、完了届というものがあって、今は課長までの決裁なんですが、それを決裁して正式に完了という形でやっております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。
     第9号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第9号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △行政報告(下水道事業における地方公営企業法適用の準備状況について) ○委員長 行政報告、下水道事業における地方公営企業法適用の準備状況についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 本件の内容につきましては、下水道総務課担当課長からご説明申し上げます。 ◎下水道総務課担当課長 では、続きまして下水道事業における地方公営企業法適用の準備状況につきまして行政報告を行わせていただきます。  資料に基づき、説明を行わせていただきます。  資料の1ページをごらんいただければと思います。  町田市の下水道事業は、1964年度に事業認可を取得し、住環境の改善と水質向上を目的に下水道の整備を進め、2013年度末には市街化区域の汚水管整備がおおむね完了し、2018年4月1日時点で人口普及率が98.7%に達しております。  事業着手から50年以上が経過しまして、老朽化する施設に対しまして、今後、改築・修繕を適切に行い、安定したサービスを提供するため、計画的、効果的かつ効率的な事業運営が求められております。  中長期的な視点に立った計画的な経営基盤の強化と財政マネジメントの向上等に取り組むため、2020年4月1日から地方公営企業法の一部(財務)適用を目指し、現在、適用に向けた準備を進めております。今回は適用まで約1年となったものでございますので、その準備状況についてご報告をさせていただきます。  まず、2016年第1回市議会定例会でも行政報告をさせていただいておりますが、法適用の効果としまして6点挙げさせていただいております。  まず、1点目が「経営状況の明確化」ということで、損益取引と資本取引との区分、発生主義・複式簿記の採用、経営状況が明確化するとともに、財務状況――これは主に資産ですが――などとあわせて総合的な事業評価が可能となります。  2点目として、「維持管理の時代に対応した経営体制づくり」が挙げられます。公営企業会計に移行することによりまして、収益的収支と資本的収支を的確に把握することができまして、事業の安定的な持続に必要な経営情報が整理され、良質な下水道サービスが提供できる経営体制づくりが可能となります。  3点目として、「職員の経営意識の向上」が挙げられます。公営企業会計の導入により、経営状況が明確となるため、職員の経営意識のなお一層の向上が図られることが期待できるようになります。  4点目としまして、「情報公開と透明性の向上による市民理解の深化」となります。これは公営企業会計の導入によりまして、事業の経営状況の正確な把握が可能となり、負担と受益の関係もわかりやすくなるため、市民の理解の深まりが期待できるようになります。  5点目として、「適切な下水道使用料の設定」が挙げられます。経費負担区分の明確化によりまして、下水道使用料の対象原価を明らかにしまして、市民が支払う下水道使用料を適切に算定できるようになります。  6点目として、「市民ニーズへの迅速な対応」が挙げられます。経営の自由度が向上しまして、市民ニーズへの迅速な対応やサービスの向上につながっていくものと思われます。  続きまして、2番目としまして新公会計制度と公営企業会計制度の比較ということで表をおつけしております。こちらにつきましては、まず、経理に関しましては、両制度とも複式簿記・発生主義でございます。ただし、公営企業会計は新公会計制度と比較しまして、予算・勘定科目がより細分化かつ明確化されてきます。  続いて、予算につきましては、新公会計制度では地方自治法に基づく内容でございます。一方で公営企業会計では、地方公営企業法に基づく内容となりまして、予算時点の財務諸表の提示が可能となります。  続いて、決算におきましては、新公会計制度では地方自治法に基づく決算書、町田市会計基準に基づく財務諸表を今作成しております。一方で、公営企業会計になりますと、地方公営企業法に基づく決算書、財務諸表を作成しまして、損益取引・資本取引が整理された状態での説明が可能となっております。  また、固定資産に関しましては、新公会計制度では町田市の独自基準による資産整備、資産管理を行っておりますが、公営企業会計では国から示された基準による資産整備を行いまして、同一基準による他団体比較が可能となるということでございます。  2ページをごらんください。  続きまして、法適用準備事務の進捗状況と今後の予定についてご説明申し上げます。  まず、固定資産調査・評価についてご説明します。  進捗状況といたしまして、2016年度決算分までの管渠調査・評価は完了しております。現在は2017年度決算までの管渠、処理場の資産調査・評価とともに、減価償却費の算出を実施しております。また、管渠の受贈・除却及び不明資産の調査・評価を実施しておるところでございます。  今後の予定としましては、2019年度は2018年度決算と2019年度の決算見込みの資産評価を完了させまして、2020年3月末日時点の資産状況を明らかにしてまいります。  続きまして、移行事務に関しては、まず、庁内組織であります地方公営企業法適用推進委員会の作業部会の進捗状況でございますが、公営企業会計システム導入検討部会は2017年度、2018年度ともに3回ずつ開催しております。  また、出納及び契約事務検討部会は2017年度に1回開催しておりますが、これは会計管理者への事務の委任を今回考えております。こちらの事務委任の範囲というのはかなり広範にわたりますので、所管課であります会計課とは随時打ち合わせを実施しておるところでございます。また、給与支払事務検討部会は2017年度、2018年度ともに1回ずつ開催しております。  作業部会の開催状況は以上となりますが、関係部署との調整は随時行っておりまして、進捗の遅れは生じてございません。  今後の予定といたしましては、2019年8月まで、2020年度の予算編成が本格化する前までに各部会で検討を行うとともに、部会以外の関係部署との調整を図ってまいります。  続きまして、条例・規則等の制定・改正の進捗状況ですが、町田市下水道事業の設置等に関する条例の制定準備、また、町田市特別会計条例の改正準備、町田市公共下水道事業の財務に関する特例を定める規則の制定準備を行っております。  今後の予定としては、2019年12月までに、その他の規則である町田市事務決裁規程の改正、町田市公金取扱金融機関に関する規則等々の下水道事業向けの制定等の準備を行っていく予定でございます。  3ページをごらんください。  続きまして、職員研修の進捗状況でございますが、企業会計の簿記研修は2017年度に1回、地方公営企業法の研修は対象を下水道総務課、下水道各課、作業部会、関係部署合わせまして、2018年度に計6回開催をいたしております。  今後の予定としましては、5月以降に計4回の開催を予定しております。  続いて、2020年度予算、これは法適用開始年度予算になりますが、これの編成に関する進捗状況でございますが、現在は予算科目、勘定科目の設定作業を行っております。  今後の予定としましては、収益的収支、いわゆる3条予算ですとか資本的収支、いわゆる4条予算、これらとあわせまして、4条予算に生じる補填財源の整理ですとか、地方公営企業法特有の部分に関しまして、調整を図ってまいります。  続きまして、打ち切り決算(法適用前年度決算)の調整に関する進捗状況でございますが、今回、2019年度予算編成におきまして、未払いですとか未収金の調整ですとか、2019年度の管渠、処理場整備に係る工期の設定や、国庫支出金などの年度内確保の調整を行っております。  今後の予定としましては、2020年3月末日で、出納整理期間は設けずに会計が閉鎖されますので、そちらの懸念される事項などの調整を行ってまいります。  続きまして、公営企業会計システムの構築についてご説明申し上げます。  現在まで関係部署との調整を図りまして、システムの要件定義書の作成、事務の最適化を重視したシステム開発事業者の選定、企画書の作成等々を経まして、現在はシステムの基本設計を実施しております。  今後の予定といたしましては、予算編成、予算執行、契約管理、固定資産など、各機能のシステムの構築、運用テスト、操作研修等を実施してまいります。  最後に、4ページをごらんいただければと思います。  今後の予定についてでございますが、今回、行政報告をこの3月議会、第1回市議会定例会でさせていただきまして、ことしは12月の第4回市議会定例会におきまして、「下水道事業における地方公営企業法適用に伴う予定開始貸借対照表(2020年4月1日)」の12月時点のものでございますが、そちらについてご報告をする予定となっております。  また、議案等につきましては、9月の第3回市議会定例会におきまして、町田市下水道事業の設置等に関する条例の制定案と町田市特別会計条例の改正案を上程する予定でございます。  さらに、2020年3月の第1回市議会定例会にて、2020年度下水道事業会計予算案を上程させていただきまして、予定開始貸借対照表、これが2020年4月1日の時点でございます。また、予定貸借対照表、これは2021年3月31日の予定のものでございます。また、予定キャッシュフロー計算書(2020年4月1日から2021年3月31日まで、また、下水道事業会計に係る注記事項、これらを参考資料として提出する予定となってございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(公共下水道への接続意向調査について) ○委員長 行政報告、公共下水道への接続意向調査についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎下水道部長 本件の内容につきましては、下水道部次長からご報告申し上げます。 ◎下水道部次長 では、公共下水道への接続意向調査についてご報告します。  この件につきましては、ここに記載のあるとおり、町田市公共用水域水質改善10ヶ年計画というのを2017年前に立ち上げ、2017年度から2026年度までの10カ年ということで、水質を改善するということで、1つには、当然公共下水道を入れるという手法、もう1つは単独し尿の方のものを合併処理浄化槽に変えていくという、これが市街化調整区域の考えです。  市街化区域については、先ほども細野委員にもお話ししたとおり、私道についてはちょっと別枠で、また機会があればご報告させていただきます。  きょうにつきましては市街化調整区域へのみでご報告させていただきます。  これの水洗化率というのを新たに町田市は独自に持ちまして、今ご説明したとおり、公共下水道への接続をする、もしくは合併処理浄化槽への切りかえをした方、これが水洗化というふうに呼んでおります。現在のところ、98.5%まで実は行っているところです。  では、4ページをごらんください。  当常任委員会にもご報告でお見せしていますが、市街化調整区域については1,100戸の方がお住まいになり、私どものほうで浄化槽の工事と管理費もしくは公共下水道を入れたときの管理費と工事を比較したときのもので事業効果が、要するに下水道部として運営がなるものというものを800戸抽出しました。  前期につきましては、10カ年そのままロングランでできませんので、5年単位ということで、前期、後期ということで、今、前期部分をやらせていただいています。  ご報告も過去にさせていただいていますが、ちょっと見にくくて申しわけないんですが、下のところに前期事業実施(5ヶ年)と書いてあります。17.7ヘクタール、約170戸についてを今2年目で、来年が3年目になりますけれども、これをしっかり進めていきたいと思います。  残りについてが今回の話で、後期部分について、事業としてならない方について、800世帯の残りの部分というんですか、その方に対して意向調査をとり、公共下水道に切りかえてもらえるのか、もらえないのか、それのアンケート、意向をとった中で、その地区について公共下水道を、要は切りかえていただかないと私どもの水洗化率が上がりませんので、その意向の高いところを抽出して最終的にまとめたいと思います。  なお、これはあくまでも意向調査の部分で、先ほど都市づくり部のほうでいろいろまちづくりについての議論があったと思いますが、そういうものについては、この10カ年とは別途に考えてみたいと思っております。  スケジュール的な過去のスケジュールについては、3ページに書いてありますが、2012年からの歴史がありますので、後ほどごらんください。  一番今回ご報告したいのが5ページ目からになります。「公共下水道への接続意向調査について(依頼)」ということで、市長名で住民の方、先ほど言った約630戸の方に持ち回りで、行って訪問してご説明をして、私どもの理解を得ながらやっていきたい。後日、郵送で意思があるのか、ないのかというのをお伝えいただいて、その後に、その事業ができるところを整理していきたいということのスタートのものの意向調査を依頼で出します。  5ページ目については前回のものとさほど変わっておりません。  6ページ目については、今、下水道は1カ月2,000円ぐらいのペースですので、年間で2万4,000円ですよ。合併浄化槽、これについては保守点検業者等がありますので、ちょっと値段のばらつきはありますが、このくらいかかりますよ、単独浄化槽の場合はこのくらいかかりますよ、し尿処理についてはこうかかりますよというので表をお見せして、下に水道料金と併設して下水道料金をいただくことになりますので、水道料金を確認していただいて、簡単な計算式ですけれども、やらせていただくということになります。  7ページ目については、受益者負担金の関係ですが、前回よりも少し丁寧に書かせていただいております。  それから、8ページ目については今まで問い合わせ先が書いてありませんので、問い合わせ先を入れました。  それから、9ページ目が一番見やすくて、9ページ目については、どこに何を連絡したらいいか、多分ご質問が多様にわたると思いますので、これを見ていただければおわかりになるかというような内容になります。  最後に、10ページ目については返信用の内容について書いてありますので、前回とさほど変わっておりません。後ほどごらんください。  以上、簡単ですが、報告を終わります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時55分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時57分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第7号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。 ◆細野 委員 第7号議案について反対の立場で討論を行わせていただきます。建設常任委員会所管部分の予算についてです。  本予算には、にぎわいのまちづくりのための4つの公園整備が同時並行して盛り込まれています。1つ1つ丁寧に進めていくべき事業ですし、また多額な費用の必要な事業となります。こうした事業が並行して盛り込まれているという点で、1つの部署に集中する事業としても進め方としても問題であり、賛成できないと考えます。  また、モノレール延伸をてこにして行われる中心市街地の再開発については、それを契機に500億円を超える負担が予測されています。また、そのほかのまちづくりということも、モノレールをてこにしてさまざまな形で多額な費用が必要となってまいります。これらの事業とモノレール延伸とを切り離して考えていくべきではないでしょうか。  こうした問題についても、市民に十分情報提供し、合意を得ていくべき事業だと考え、まだまだ不十分だと考え、反対をいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。
     第7号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第7号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後5時59分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査の申し出を議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申し出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  休憩いたします。              午後6時1分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後6時2分 再開 ○委員長 再開いたします。 △委員派遣について ○委員長 閉会中の委員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。7月1日から3日までの3日間の日程で、特定事件の調査のため、委員全員を派遣いたしたいと思います。  なお、視察先については、正副委員長に一任願います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  視察先につきましては、正副委員長で協議の上、後日通知いたします。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後6時3分 散会...