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  1. 目黒区議会 2024-04-10
    令和 6年都市環境委員会( 4月10日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    令和 6年都市環境委員会( 4月10日)                都市環境委員会 1 日    時 令和6年4月10日(水)          開会 午前 9時59分          散会 午後 1時48分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   田 島 けんじ   副委員長  岩 崎 ふみひろ      (8名)委  員  増 茂 しのぶ   委  員  金 井 ひろし          委  員  小 林 かなこ   委  員  坂 元 悠 紀          委  員  は ま よう子   委  員  吉 野 正 人 4 出席説明員  荒 牧 副区長         照 井 都市整備部長     (16名)清 水 街づくり推進部長    濵 下 参事(都市計画課長)          髙 橋 都市整備課長      清 水 みどり土木政策課長          久 能 道路公園課長      林   道路公園サービス事務所長
             岩 瀬 建築課長        鵜 沼 住宅課長          小 林 地区整備課長      山 下 都市基盤整備課長          渡 邊 木密地域整備課長    堀 内 環境清掃部長          佐 藤 参事(環境保全課長)  和 光 清掃リサイクル課長 5 区議会事務局 松 下 局長          小 川 議事・調査係長      (2名) 6 議    題 都市計画、都市整備、環境保全、清掃事業及びリサイクル等について   【報告事項】   (1)出席説明員の紹介について   (2)区議会事務局長の紹介について   (3)自由が丘東地区における都市計画の方向性について      (資料あり)   (4)目黒本町六丁目公園(仮称)整備に向けた取組について    (資料あり)   (5)めぐろサクラ再生プロジェクトの取組状況について      (資料あり)   (6)中根公園の生物多様性保全林指定に向けた取組について    (資料あり)   (7)令和6年度民間建築物の耐震化促進助成事業等について    (資料あり)   (8)令和6年度家賃助成等の実施について            (資料あり)   (9)住宅リフォーム資金助成の拡充について           (資料あり)  (10)食品ロス削減に向けた連携協定の締結について        (資料あり)   【情報提供】   (1)中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合による住民説明会の開催に      ついて                          (資料あり)   (2)土地売買等契約について                  (資料あり)   (3)国家公務員駒場住宅跡地(北側敷地)地下埋設物ボーリング調査の      お知らせ                         (資料あり)   (4)学大高架下リニューアル工事開始のお知らせ         (資料あり)   (5)訴訟事件の判決について                  (資料あり)   (6)都営住宅の入居者募集について               (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会の開催について ───────────────────────────────────────── ○田島委員長  ちょっと時間早いですけれども、ただいまから都市環境委員会を開会いたします。  本日の署名委員には、岩崎副委員長、増茂委員にお願いいたします。  なお、あれ、あれというのが近づいてきましたんで、今日報告事項が10件、情報提供が6件でございますけど、皆さんそれなりに考えていただいて、早め早めに議事を進行していきたいと思ってます。  なお、出席説明員の紹介が1番にありますので、議事の都合により暫時休憩します。  (休憩) ○田島委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)出席説明員の紹介について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  それでは、報告事項(1)出席説明員の紹介について、報告を受けます。 ○荒牧副区長  それでは、4月の定期人事異動に伴いまして、都市環境委員会の出席説明員につきまして異動等がございましたので、私から再任用の職員も含めまして部長級職員を御紹介させていただきます。  まず、都市整備部長、照井美奈子参事でございます。  次に、街づくり推進部長、清水俊哉参事でございます。  続きまして、都市計画課長事務取扱いをいたします濵下正樹参事でございます。  続きまして、環境保全課長事務取扱いをいたします、佐藤智彦参事でございます。 ○荒牧副区長  私からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○照井都市整備部長  それでは、私から都市整備部の課長級職員の出席説明員を御紹介させていただきます。  建築課長、新任でございます、岩瀬芳浩副参事。  私からは以上でございます。 ○清水街づくり推進部長  では、私からは街づくり推進部の課長級職員の出席説明員を紹介いたします。  都市基盤整備課長、新任でございます、山下晃由副参事。  なお、都市基盤整備課は今年度から新たに設置した組織で、これまで都市計画課と地区整備課とみどり土木政策課で所管しておりました事業のうち、道路と鉄道の連続立体交差事業、都市計画街路事業、地域交通の事業を所管するものでございます。  私からは以上です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)区議会事務局長の紹介について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  それでは、(1)を終わりまして、(2)区議会事務局長の紹介について、お願いします。 ○松下区議会事務局長  それでは、自己紹介となりますが、このたび区議会事務局長に就任いたしました、松下健治でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○田島委員長  よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○田島委員長  (2)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(3)自由が丘東地区における都市計画の方向性について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  それでは、(3)自由が丘東地区における都市計画の方向性について、報告を受けます。 ○小林地区整備課長  それでは、自由が丘東地区における都市計画の方向性について、御説明いたします。  この自由が丘東地区につきましては、昨年12月の当委員会において、準備組合による住民説明会の開催について情報提供いたしました。本日は、準備組合が取りまとめた街づくり提案書(案)を踏まえ、市街地再開発事業に向けた都市計画の方向性について御報告するものでございます。  初めに、各地区の位置関係を御説明しますので、参考資料1を御覧ください。  参考資料1、図の中央を南北に走る道路が都市計画道路補助127号線、東西に走る道路が補助46号線でして、将来的な道路の拡幅整備が都市計画として位置づけられています。  また、市街地再開発事業に取り組んでいる地区としましては、補助46号線に沿って、左側の緑色の地区が駅前地区、中央の赤色の地区が一丁目29番地区、その右側のオレンジ色の地区が東地区でございます。  お手数ですが、かがみ文にお戻りいただきまして、項番1、経緯等でございます。  経緯等の1段落目と2段落目につきましては前回の御説明と重複するので割愛させていただきまして、3段落目から御説明します。東地区では、都市計画道路の拡幅整備や駅前広場の創出による歩行者の回遊性向上、建物の耐震化や不燃化による防災性の向上などを実現するため、権利者による準備組合を設立し、市街地再開発事業を活用した共同建て替えを目指し、地域の課題解決に向けた公共貢献に資する基本計画を検討するなど、協議を進めています。区は、安全・安心なまちづくりや自由が丘駅周辺のにぎわい創出と歩行者の回遊性の向上を目指し、この取組を支援してきました。昨年12月と本年2月には、準備組合が地域の意向を把握するため、本地区周辺の地権者を対象とした住民説明会を実施しております。この説明会の詳細につきましては参考資料2を添付しておりますので、後ほど御確認いただければと存じます。これまでの主な経緯については記載のとおりです。  2ページを御覧いただきまして、項番2、自由が丘東地区の概況でございます。  場所につきましては先ほど御説明したとおりでして、区域面積は約0.9ヘクタール、地権者数は約90名です。  次に、項番3、市街地再開発事業による公共貢献と街づくり提案書(案)でございます。  本地区の市街地再開発事業は、不燃化された共同建築物の整備をはじめ、都市計画道路の拡幅整備や緑化・広場といった公共施設の整備を一体的かつ総合的に実施することで、安全で快適な都市環境を創造するなど、公共貢献が期待でき、安全・安心なまちづくりに資するものでございます。さらに、新たに創出されるオープンスペースの利活用による区の歳入確保や防災拠点の形成、公衆喫煙所や公共トイレの整備など、行政課題の解消に資する公共貢献の実現を目指しています。そこで、準備組合では、これまで検討した内容や地域の意向を踏まえ、市街地再開発に向けた街づくり提案書(案)を取りまとめました。  ここで、公共貢献と街づくり提案書(案)について資料を使って詳しく御説明いたしますので、お手数ですが資料1を御覧ください。  資料1の左側、項番1と項番2については先ほど御説明したとおりです。  項番3、上位計画の位置づけについては記載のとおりでして、こういった上位計画に基づきまして本地区の都市計画の方向性を整理いたしました。  右上の項番4、(1)東地区のまちの将来像については、緑とにぎわいあふれるウォーカブルな市街地環境の創出を目指すとしています。(2)の整備方針については、「『自由が丘が』つながる、新たな回遊 広場 商業の拠点」としまして、4つの方針を掲げています。整備イメージとしては図に記載の6点でして、歩車分離による安全な幹線道路の確保や歩行者ネットワークの強化、駅前オープンスペースの創出と活用、駅前防災機能の強化と拡充、緑のネットワークの創出、都市環境への配慮と駅前不足機能の確保としています。  次に、2ページを御覧いただきまして、(3)の主な取組(地域貢献)の内容でございます。  左上から順番に、取組の1と2については、都市計画道路補助46号線の拡幅整備や、都道自由通りの無電柱化などにより、快適なバリアフリー空間を創出します。取組3については、駅と周辺地区の回遊性向上に向けた歩行者ネットワークを創出します。取組4については、地区内の約50%を広場などパブリックスペースとして整備し、憩いとにぎわいを創出します。取組5については、広場等の利活用による文化の継承・発展とともに、年間300~400万円程度の新たな歳入確保を見込んでいます。取組6については、建物の耐震化や不燃化による防災性の強化とともに、図に示したような駅前の防災機能を拡充してまいります。取組7については、地区内の植栽や壁面緑化により、緑の駅前拠点を整備します。取組8については、環境負荷の低減による環境への配慮とともに、駅前に不足している公衆喫煙所や地域利用駐輪場、公共トイレといった機能を確保します。取組9については、住宅機能を導入することで新たな定住人口を確保し、地域などへの経済効果を見込んでいます。取組10については、東急大井町線と東横線沿いに空間を確保することで、将来的な道路と鉄道の立体化の推進に寄与します。  3ページを御覧いただきまして、(4)の都市計画についての①土地利用については、高度利用地区による容積率の緩和を活用しつつ、周辺市街地とのバランス等を考慮し、計画容積率は650%としています。右側の②公共施設等については、ウォーカブルで魅力的な広域生活拠点を形成するため、道路、広場、歩道状空地、貫通通路を都市計画に位置づけ、都市機能の整備と担保を図ります。  4ページを御覧いただきまして、③建築物等については、地域利用駐輪場、公衆喫煙所、公共トイレの整備のほか、周辺環境に配慮した複合市街地の形成と都市空間の実現を図るため、表にお示しした用途や壁面の位置など、各種制限を都市計画に定めます。  次に、右下の(5)施設計画概要については、記載のとおり、市街地再開発事業を活用した整備を予定しており、延べ床面積は約6万2,000平方メートル、主要用途は商業・業務、住宅、駐車場、建築物の高さは約95メートルを予定しています。  本地区の公共貢献と提案書(案)の内容については以上となります。  なお、本市街地再開発の事業費、また補助金の見込みにつきましては、今年度の実施計画改定時までに精査してまいります。  お手数ですが、かがみ文にお戻りいただきまして、項番4、都市計画の方向性でございます。  先ほど御説明した街づくり提案書(案)を精査した結果、地区の特性を踏まえた公共貢献が期待でき、安全・安心なまちづくりに資するものであると考えられることから、都市計画の方向性として適切であることを確認しております。  最後に、項番5、今後の予定でございます。  区は、準備組合から街づくり提案書を受けまして、都市計画の手続を開始いたします。今後の主な予定につきましては以下に参考として記載しておりますが、こちらにつきましても今年度の実施計画改定の中で整理してまいりたいと存じます。  説明は以上でございます。 ○田島委員長  説明が終わりました。  これについて質疑を受けます。よろしいですか。 ○小林委員  こちら、提案書(案)ということで、ざっくりとしたものを今御説明受けました。それで、ちょっとお聞きしたかったのが、資料1の2ページにあります広場空間の活用イメージのところで、駅前の用地活用による区の歳入効果というところでちょっと試算が出ています。これ、どういったものが今具体的に予想されてるのかお知らせいただけたらと思います。まず1点。 ○小林地区整備課長  では、広場空間の活用イメージの御質疑につきましてお答えいたします。  自由が丘につきましては、駅の西側に駅前広場がございまして、定期的なイベントなど、商店街振興のために様々なイベントを地域の皆さんが実施されてございます。一方、本地区の東地区におきましては、駅直近の立地でありながら駅前広場がないという課題がございます。それによりまして、広場がないことによる滞留空間がなかったりですとか、待ち合わせの空間がないということが、地域の方からもお声をいただいているところでございます。
     このたび再開発が実現した暁には、敷地の約50%がパブリックスペースとして整備されまして、現在、準備組合の考えとしましては、そこにベンチや植栽などを置いて、憩いていただいたり交流する空間を日常的に使っていただく、またウォーカブルな空間にしていただくとともに、例えばですけど、週末の歩行者天国のイベントと併せまして、駅前広場などで新しく生まれるこのイベントを準備組合として開始したいというふうに聞いてございます。  区としましては、道路を廃止しまして、自由が丘の東地区のちょうど南西側に駅前広場を、道路を付け替えて整備することによりまして、広場の日常的な維持管理も再開発の組合にやっていただきたいというふうに考えております。これにより、日常的な区のマンパワーといいますか、維持管理経費を抑えつつ、イベントを実施した暁には、この広場の上に、例えばですがキッチンカーですとかオープンカフェなどをやっていただくとともに、そこのキッチンカーの業者などから準備組合が得られた賃料、歳入を目黒区に対しても一定の割合でお支払いいただき、それを区の財源として確保するというものを考えているところでございます。  私からは以上でございます。 ○小林委員  ありがとうございます。このエリアって本当におっしゃるとおり狭くて、週末もあれの活動でみんなで歩いてきたりして、人がよくいっぱいいるし、その割には老朽化も目立つところなので、これから先のことを考えると手をつけなきゃいけないところではあると思っているこの案だったわけなんですけども、オープンスペースができることで、あの空間にパブリックスペースができて、イメージすると、人が集って、南口みたいな感じでベンチに人が来るようになるといいなと思うんですが、非常に観光客も増えてる中で、やはりマナーが悪い人たちが地べたに座って、逆に歩く方々の妨げになるようなこともちょっと散見されてきています。  なので、ウォーカブルなまちづくりは非常に私も賛成なんですけども、そこに人が集まって、逆に言うと非ウォーカブルみたいなものにならないように、ちょっと動線の確認ですとか、より危険が生まれないような、要するに群衆雪崩とか、そういうのもやはり少し人が集まり過ぎてしまったときのこともちょっと考えながら、イベントを自由が丘はたくさんやって非常に活気があるまちなので、恐らく駅前のロータリーなんかと一緒にタッグを組んだイベントなんかも将来的にはされていくのかなとも思うんですが、そういった、逆にオープンスペースができることで生まれるであろう危険性なども予測しながら、準備組合の方と進めていっていただきたいと思いますけれども、例えばごみとかどうするのかとか、そのあたりについては、まだ組合もできたばっかりなので、そこまでの話は進んでいないかと思いますが、今後そういったことも視野に入れながら進めていっていただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。 ○小林地区整備課長  再度の御質疑にお答えいたします。  まさに今御質疑にございましたとおり、我々も目指すところは南口のような豊かな空間が東地区にも生まれるといいなというところを期待しておりまして、準備組合とも協議を進めているところでございます。一方で、御質疑にありましたとおり、人が集まることによるやはりマナーの悪さ、環境の悪化ということも当然表裏一体で検討しなければならない事項だと認識してるところでございます。  例えば、今回の東地区の中におきましては、やはり人が集まると例えば路上喫煙、歩行喫煙される方も出てくることも想定しまして、公衆喫煙所の整備を検討しております。また、人が集まると自転車も集まってまいります。せっかく生まれたオープンスペースに放置駐輪が散見されると、それもまたマナーの悪さ、環境の悪化につながりますので、地域駐輪場もしっかりと確保してもらう予定でございます。また、人が集まることによってやはりトイレ問題もありますので、今回公共トイレも整備してまいります。人が集まることにより、一定の必要な公共施設はしっかりと再開発組合に持ってもらうことをまずハードの中で整備したいと考えております。  また、建物が竣工した後のこのウォーカブルな空間の維持管理、こちらにつきましても貴重な御意見いただきましたので、区から準備組合のほうに申し伝えてまいります。  やはりごみの問題、また人々の誘導の問題、また災害時の帰宅困難者対策の問題、こういったところもしっかりとこれから準備組合と区が協議を進めながら、せっかくできる新しい空間を豊かに使っていただけるような維持管理につきましても、準備組合にしっかりと申入れを行っていきたいと思います。  私から以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。 ○はま委員  今回の東地区の開発の中で、緑とにぎわいあふれるウォーカブルな市街地環境ということで、緑ということがキーポイントになってるんですけれども、先月都市環境委員会で視察に行き、屋上に上がったときに本当に緑が少ないなというふうに感じまして、こんなに目黒区は緑がなかったのかということをすごく感じたのでぜひこの緑の創出ということにも力を入れていただきたいと思ってるんですが、一方でやっぱり街路樹とかになりますと落ち葉の問題ですとか、そういった結構環境に配慮しなくてはいけないような問題とかもあると思いますので、そういったところもしっかり配慮しながら行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○小林地区整備課長  では、緑に関する御質疑についてお答えいたします。  資料1の4ページを御覧いただければと存じます。  資料1の4ページの右下、非常に小さい絵で恐縮ですが、イメージパースを記載してございます。自由が丘では昨年2月に、我々行政と地域の皆さんとの公民連携の自由が丘未来ビジョンというものを策定いたしました。その自由が丘未来ビジョンというものは地域の皆さんの思いがしたためられた計画でございまして、行政計画ではないんですが、公民連携の計画を昨年初めてつくりました。その中でも、自由が丘を日本一座れる場所にしたいということを非常に皆さん目的に置かれてるとともに、やはり緑の空間があるとそこに人が憩い、集い、豊かな空間が生まれるようになり、緑も増やそうということを地域の皆さんも非常に期待されております。  このエリアプラットフォームには東地区の準備組合も参画されておりまして、こういった未来ビジョンの考え、思想を受けまして、イメージパースにあるような屋上緑化、そして壁面緑化、そして足元周りのウォーカブルな空間には植栽を植えるなど、あらゆる手法を使って、なるべく緑を確保しようということはこちらからも申し入れており、準備組合もそのつもりで進めているところでございますので、なるべく地域の皆さんに使われるようなところに緑を増やしていきたいというところは、準備組合も同じ思想を持っておりますので、引き続きしっかりと整備していきたいと思います。  また、改めまして、秋の落ち葉の時期ですとか、やはりこれだけ樹木が増えますと維持管理の清掃の部分も出てくると思いますので、そちらにつきましても準備組合が再開発の敷地の中で今後どういった適正な維持管理をするかにつきましても我々からしっかり申入れをしていきたいというふうに考えております。  私からは以上でございます。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。 ○岩崎副委員長  市街地再開発事業の手法を使ってということで、ここにある防災性の向上ですとか、あと公開空地を活用するというような面についてはそのとおりだなというふうに思うんですが、この施設計画の概要を見ると、高さ95メートルということで、いわゆるいろんなところの駅前にあるような再開発ビルを予定されているということです。  今回配られている意見、説明会での意見なども紹介されていますけれども、やはり駅前、あちこちで再開発ビルで同じようなまちづくりが進められていて、そこに合ったそのまち、その駅前のまちならではの雰囲気というのがやっぱり損なわれかねないのではないかというような意見も出されてますし、景観ということでどうなのかというような指摘もあります。果たして、そういう95メートルという高層ビル建設で自由が丘のこれまでのまちらしさというものが表現できるのかというところはあると思うんですが、その辺について改めてどうお考えになっているかお聞きします。  以上です。 ○小林地区整備課長  お尋ねの自由が丘のまちらしさ、まちの雰囲気が損なわれないのかについての御質疑にお答えいたしたいと思います。  準備組合の活動の中でも、やはり地域の皆さんは我々のところで再開発をやる代わりに、しっかりと自由が丘らしさを我々の再開発でうたっていこうということは権利者の皆さんも非常に念頭に置かれて計画を進められています。  まずは都市計画の決定するところから第1ステップになりまして、そこで初めて高さ95メートルの担保性が、無事都市計画手続が進めば担保される形になりますので、その後建物の中身、例えばですけども、どんなテナントをリーシングするか、どんな住宅を整備していくか、それとともに自由が丘らしさをそこにどうフィットしていくかというところは、これは準備組合の中でしっかりと考えられることだと思っておりまして、我々もしっかりと支援してまいりたいと考えているところでございます。  高さ95メートルにつきましては、区としても様々な御意見を頂戴したところでございます。先行します自由が丘一丁目29番地が高さ60メートルで都市計画決定した背景もありまして、ではなぜ今回95メートルかというところは、やはり区としてもしっかりお答えしていかなきゃなというふうに考えております。  東地区につきましては、先ほど御説明しましたとおり、歩行者の回遊性の向上に向けたウォーカブル空間となる広場や空地を足元までしっかり整備することが最大のパワーポイントかなと思っております。こうしたことから、建物の規模としては、やはり低層部分は一定の公共空間、広場を確保するため、施設規模はかなり抑えられてまいりますので、その分主要な施設については一定の高度利用によって高さを整備するというところは求められるというところかなと思っております。  このことは、一丁目29番地区と比較しましても、東地区は一丁目29番地区以上の公共空間を低層部にやっぱり創出していることからも、高さについては60メートルを上回ってくるという形が自然かなというところがございます。  ただ、その一方で、容積率、建物のボリュームについては、実は一丁目29番地区は850%なんですが、東地区は650%と低く抑えております。このことは、やっぱり組合としましても周辺環境に配慮した施設計画ということは常に意識していることも、こういうところから現れてきております。また、高さを上げることによる風環境、あと日影、電波障害、景観計画、そういったものにも配慮した計画となっていることは確認しておりますので、区としましては周辺環境と調和の取れた施設計画となっているというふうに認識しているところでございます。  以上でございます。 ○岩崎副委員長  容積率の緩和については、確かにぎりぎりまで緩和するということではなくて、一定程度抑えられているというところは言えると思うんですけども、地元の人たちが再開発の手法で整備したいという要望があれば、それは要望としてあると思いますけれども、例えば敷地面積の最低限度500平方メートルとして、かなりの広大な土地で再開発をということなんですけども、これまでの議論の中で、例えばそれほど敷地面積を大きくすることなく、それから再開発の手法を使うとしても低層で抑えていくというような、そういう議論というのはなかったんでしょうか。 ○小林地区整備課長  これまでの準備組合の検討の中での高さの御質疑でございます。  これまで準備組合では、理事会も開催しながら権利者の皆さんと、本地区の再開発はどういうものがいいかというものを検討してまいりました。これには長い年月がかかっておりまして、我々もその検討には同席し、状況は常に内容を確認してるところでございます。  御質疑にありましたとおり、高さ95メートルについてはいろんな社会情勢、背景がございます。再開発については、なるべく高さが低く抑えられれば事業費も抑えられますので、組合としても事業費が低いほうが当然事業としては進行しやすいところは言わずもがなのところはございます。  ただ、現在の建設物価の高騰の状況、また2024問題も含めて、いろんなものが建設業界では難しくなってる局面があるということも踏まえると、やはり一定の事業性を担保するためには、ある程度高さを高く積むことにより事業費を生み出さないと、事業全体の担保が取れないというところは現在準備組合としても考えてるところでございます。  これから先、着工自体は令和10年度の着工ということでまだ少し先になりますが、そのときの社会情勢、また建設業界の物価、また建設業界の実際の経済動向なんかを注視しながら、着工時期のときの事業費、また我々からの補助金等の見込みがどうなっていくかにつきましてしっかりと注視しながら、まずは実施計画の中で当面の事業費なんかは精査してまいりたいというふうに考えるところでございます。  以上でございます。 ○岩崎副委員長  そうすると、一定程度高さを高くして、保留床なども一定程度確保することが必要だという話だと思うんですけども、そういうような趣旨で、目黒の区内だけでなくいろんなところで駅前の再開発が、こういうような高層ビルの建設型の再開発がどんどんと進んでいるという背景にあるとは思うんですけれども、そういう部分もあるかもしれないんですが、ただ先ほど言った1回目の質疑でも、まちの顔というか、そういうものですよね。どこの駅で降りても同じような再開発の風景が見られるということであっては、なかなかせっかくの歴史のある自由が丘のまちづくりということも、何だかよそと違わないようになってしまうなということではやはりうまみがなくなると思うので、区のほうから例えば準備組合に対していろんな再開発の手法がある、低層の再開発という手もあるというようなことも含めて、実際の着工までまだ間があるということであれば、何らかの働きかけなどをするというようなことはあるのかどうか、ちょっとその辺についても、区の考えをどう準備組合のほうとすり合わせているか、ちょっとその辺の考え方も聞かせていただけたらと思います。  以上です。 ○清水街づくり推進部長  今、副委員長のほうから御紹介ありましたように、実際日本の中には割と低層型の再開発事業というのもございます。ただそれは、もともと古くから、例えば戦災復興の区画整理で、周りにしっかりした街路ができてるとか、周辺に公共空間とか公園なんかも意外と整備されてるような地区において、低層型での再開発事業というような事例はございます。ただ、さきに地区整備課長が説明いたしましたように、こちらの東地区は公共的な空間というか、全くないんです。そこのところに駅前広場を設けたりとか、それから先々の連立事業のことも踏まえて空間を整備するとなりますと、その分周りの建物の周囲に空間を取ると、どうしてもそれはやっぱり上にある程度積まないと事業が成り立たない部分もございます。  それで、こういうことで1点ですけども、先ほどから地区整備課長が申しているように、自由が丘の皆様自身が最もよく自由が丘の特徴を御理解されております。その特徴を今後も最大限継承しつつ、できる中で事業として成り立つものをつくろうという御努力をされてます。それと、駅の直近のところはある程度高さ積まなければいけないんですが、その周囲、そのまたさらに周囲のところでは、ただ単に高さを積むというようなことではなくって、やはり自由が丘の持ってる特徴を今後も継承した形でまちづくりを進めていきたいというようなことも十分伺ってるところでございます。  私どもも、それぞれの個別の地区に対して自由が丘の持っている特性を十分当然生かしていただきたいという御要望はいたしますし、またその周辺も含めて、やはり自由が丘というものが目黒区の重要な位置づけとして今後も発展していくように努めてまいりたいと、そのように考えてるところでございます。  私からは以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(3)を終わらせていただきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(4)目黒本町六丁目公園(仮称)整備に向けた取組について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (4)目黒本町六丁目公園(仮称)整備に向けた取組について、報告を受けます。 ○清水みどり土木政策課長  それでは、こちらの案件について御報告いたします。  こちらの案件でございますが、本年1月10日の都市環境委員会におきまして情報提供された案件の土地でございます。  項番1の経緯等でございます。  2段落目からでございますけれども、木密地域内にあります当該地につきましては、令和5年12月11日付で公園用地として売買契約を締結したというところでございます。令和6年度でございますが、この公園へのニーズを把握するために近隣住民等を対象にアンケート調査を行うということと、整備内容を取りまとめる検討会を開催しまして、公園整備に向けた取組を進めていくものでございます。  項番2の土地の概要でございます。  所在地については記載のとおりでございまして、下の案内図の黒塗りの場所になります。碑文谷鬼子母神の南側で洗足行きのバス通りに面したところになります。面積でございますが、115.22平方メートル。現況建物がございまして、これにつきましては令和6年度に解体予定でございます。  裏面、2ページ目を御覧ください。  項番3の公園整備に向けた基本的な考え方でございます。  まず、1番としまして、地域の防災性の向上ということで、いっときの避難場所、また地域防災性の向上に資する場所として整備してまいります。2番目としまして、ユニバーサルデザインによる施設整備としまして、出入口などのバリアフリー化、また幼児から高齢者まで誰もが利用しやすい施設の整備を目指して行います。3番目の緑の創出ですが、生物多様性に配慮した植栽を検討しまして、憩いの場として整備してまいります。  項番4の今後の進め方でございます。  近隣、関係町会等の参加による検討会を3回開催いたしまして、整備方針と整備計画案を取りまとめてまいります。1回目の検討会ではゾーニングや整備方針について検討し、2回目の検討会では、アンケート結果を踏まえたゾーニング図を基にイメージ平面図の案を提示し、検討してまいります。3回目の検討会では、2回目の検討会での意見を踏まえた平面図、またVR、3Dデータを提示して整備計画案を取りまとめていきたいと考えております。  項番5の今後の予定でございますが、5月下旬に第1回検討会を開催後、アンケートを実施し、9月中旬に3回目の検討会後、整備内容の取りまとめを考えております。令和7年度に整備工事と開園というスケジュールで進めてまいりたいと思います。  説明については以上でございます。 ○田島委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○はま委員  以前も当委員会のほうで質疑させていただいたんですけれども、この公園整備に当たっては、看板ですとか、そういったものを目黒区として統一というか、デザイン性の高い環境になじんだ、そういったものをぜひ設置してほしいということでちょっと意見のほうを述べさせていただいたんですが、今後も木密地域を中心とした公園整備、それと既存の公園についても整備していく計画があるかと思うんですが、そうした看板とか、統一性のものについては今どうなってるでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  公園内に整備する看板、制札板等の件でございます。  今年度も木密地域で整備する公園ございますけれども、そこら辺につきましては、注意看板、また制札板については統一性のある皆さんに分かりやすいような形、またピクトサインなどを使ったような注意板で、文字ではなくて絵で分かりやすいような形の方向で検討を進めております。全ての公園でそれに統一、これから全てやるということはできないんですけれども、順次改修等に合わせてそういった形に統一してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○はま委員  ぜひ進めていただきたいと思うんですが、公園の中に結構なじまない色とか、そういったことも結構あったりとかして、赤でばーんみたいな感じで書かれたりすると、何とか反対みたいな感じの看板とかに思えちゃったりとかして、現在既存の公園とかにはそういうのが結構ばんばん立ってたりとかするので、やはり色味ですとか、そういったこともちょっと配慮してやっていただけるといいかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  公園の注意看板で、駄目とか禁止というサイン等に、赤で斜線であったりとか、その部分だけを強調した看板とかもございますけれども、やはり利用者の方に訴える内容であるべきだと思いますので、色については委員からの御指摘も踏まえて、どういう色がいいのかというのも今後検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。 ○増茂委員  地域の防災性の向上というところなんですけども、トイレが、災害時でも使えるバイオトイレとかコンポストトイレなどの導入について、もしお考えがあればお伺いします。 ○清水みどり土木政策課長  埋設型トイレとかコンポストトイレの件でございます。  基本的にトイレにつきましては、公園の一定の考え方としましては、500平方メートル以上の公園に整備していくという考え方がございます。それと、埋設型トイレの場合、それを流すための水が必要になります。基本は上水道が止まってるという前提の中で、例えば防火水槽の水が設置されてるような場所でないとなかなか設置も難しいというところでございます。  今回ですが、埋設型トイレについては、基本設置はしないという考え方でおりますけれども、今後検討の中で、地域の防災活動をされている方々もいらっしゃいますので、話を伺いながら検討はしてまいりたいと思います。  以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。 ○金井委員  私からは、今後の予定というところで、5月の下旬というふうにあるんですけれども、もう来月の話なので、もう具体的な日程が分かっていたら教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  すみません、まだ具体的には日程決めてないので、申し訳ありません。下旬にまた近隣の方々には周知してまいりたいと思います。  以上です。 ○金井委員  どういう検討会かというのやっぱり私も興味があるので、決まり次第なるべく速やかに教えていただけたらと思いますが、それについてもいかがでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  検討会の日程が決まりましたら、通知につきましては全都市環境委員会のメンバーの方々に送らせていただきます。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○岩崎副委員長  いずれ地元の方々と一緒に公園づくりに取り組んでいくというふうに思うんですけれども、木密地域ですから、防火水槽などについての要望も出される可能性も大いにあると思うんですが、この公園予定地の近辺の防火水槽の設置状況など、どうなってるのか、それは分かりますか。  以上です。 ○清水みどり土木政策課長  防火水槽の設置状況でございますけれども、そこの地域が充足してるかどうかにつきましては、メッシュで250平方メートルで切って判断してるところでございますが、今後のこの公園予定地については今のところ充足してるという地域になります。  以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(4)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(5)めぐろサクラ再生プロジェクトの取組状況について
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (5)めぐろサクラ再生プロジェクトの取組状況について、報告を受けます。 ○清水みどり土木政策課長  それでは、めぐろサクラ再生プロジェクトの取組状況について、御報告いたします。  項番1の背景でございます。  区内公園・緑道等には約2,200本の桜がありまして、老齢化などの変化によりまして、倒木、枝折れ等が懸念されるということから、桜の保護、植え替え等を行う保全事業を進めております。この目黒のサクラ基金設立以降、平成29年度からはふるさと納税サイトから受入れを開始したというところでございます。これまで2,055件、1億4,163万円余の御寄附を累計で頂いてるというところでございます。  項番2、令和5年度の取組状況でございますけれども、この基金を活用いたしまして、平成30年度からは実施計画改定に合わせてめぐろサクラ再生プロジェクトとしまして保全事業の取組を進めているところでございます。  まず、(1)樹木診断につきましては、外観診断311本、機器診断48本を令和5年度に実施しております。  (2)のサクラ保全工事につきましては、倒木の危険性がある桜の伐採・抜根、それと再生実行計画に基づいた植え替えを実施したものでございます。伐採・抜根、植え替えについては記載のとおりでございまして、植え替えの10本の内訳についてはその下の表のとおりでございます。この上記以外に、維持管理の中で桜の伐採13本、抜根15本、植え替え18本を実施しております。  (3)の基本剪定、樹勢回復につきましては、別紙を御覧ください。別紙の基本剪定作業でございますけれども、この作業の内容は、混み過ぎた枝葉は枯れ枝や枝折れに、あと重心が偏った樹形、これは倒木につながるおそれがありますので、樹木医立会いの下、通風や採光の支障となります枝を取り除いて、樹形をコンパクトにして新しい枝を再生させていこうという取組でございます。樹勢回復作業につきましてはその下の絵になりまして、根の健全な生育を促して、木の活力回復を図る下の図のような取組を行うというものでございます。  恐れ入りますが、2ページ目を御覧ください。  こういった基本剪定につきましては、実施したというのと、目黒川沿いの桜でございますけれども、ほかと比べて樹勢が悪いというところがありますので、先ほどの樹勢回復を実施したものでございます。基本剪定と樹勢回復につきましては、道路緑地、緑道等、記載の本数を実施してまいりました。  (4)のサクラ保全事業報告会でございますが、本年3月10日に区民やサクラ基金寄附者に対しまして、令和5年度の取組を報告するとともに、桜守活動の体験としまして桜の花数調査を行っております。  項番3、令和6年度の取組予定でございますが、樹木診断につきましても、2巡目となります樹木診断を、呑川本流緑道を中心に実施してまいります。また、(2)のサクラ保全工事でございますが、倒木の危険性が高い樹木について、伐採・抜根、植え替え等を実施してまいります。昨年度から、新植した樹木にサクラ基金をPRするプレートも取付けを行っているところでございます。基本剪定、樹勢回復につきましても、引き続き目黒川沿いの桜、基本剪定に加えて樹勢回復を実施してまいります。それと、桜守活動の支援といたしまして、桜守ボランティア養成講座を駒場野公園で開催してまいります。それと、サクラ保全事業報告会につきましても、今年度と同様に桜守活動の紹介等を行ってまいります。  このかがみ文とは別に目黒のサクラ保全事業だよりを皆さんにお配りしておりますので、後ほど御覧いただければと存じます。  説明については以上です。 ○田島委員長  説明は終わりました。  質疑を受けます。 ○はま委員  さきの予算特別委員会のときにも我が会派の佐藤委員が質疑したんですけれども、クビアカツヤカミキリによる桜の被害が全国13都道府県であるということで、特に目黒ではその報告はないというような御答弁だったんですが、ちょうど5月ぐらいにその幼虫が幹の中にいるかどうかを見極める、幼虫のふんと木くずの混ざったフラスというのが5月ぐらいからすごく落ちるらしいので、樹木の保全の見回りというか、樹木診断をする際にはぜひそういった観点も一緒に含めて見ていただけるといいのかなというふうに思ってます。  また、あきる野市では、そのフラスや幼虫を見つけた市民がスマートフォンでQRコードを読み取って、発見場所とか写真を寄せる何か仕組みというのを始めたらしくて、目黒でもそういった外来種などの被害を見つけた場合にはそういったことを寄せていただくような、そういった取組もあってもいいのかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  クビアカツヤカミキリの件でございます。  そういった前兆としてフラスとかが出るというのは存じておりますので、この樹木診断に合わせてそういった状況があるかないかも含めて確認するということと、区の職員による点検も毎週行っておりますので、その中でなるべく、もしあったら、早期の発見に努めてまいりたいというふうに考えております。  それと、あきる野市の取組を御紹介いただきましたけれども、目黒区でもLINEを活用した道路の通報システムを行っております。街路樹に限らず、公園等においても例えばそういう報告ができるようなシステムを使っておりますので、そういったところも注視しながら今後も見ていきたいと思います。  以上です。 ○はま委員  区民からの情報提供というところが、あまりまだちょっと区民の方々に周知されていないというか、というところもあるかと思うので、今後は区民の方にもこういった通報ができますよという周知を改めてまたお願いしたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  本年3月10日に行いましたサクラ保全事業報告会の中でも、東京樹木医プロジェクトというNPO法人の方から樹木医の先生お二方に来ていただいて、その中でクビアカツヤカミキリとか、こういう状況があるんだと。見つけたらまず、かわいそうとかそういうことじゃなくて、まず踏み潰してくださいというような説明をしていただいたというところでございます。草の根ではございますが、そういった取組を区民の方々に報告するということと、あとそういった周知についてはウェブサイトとかもありますので、どういったやり方が効果的かは今後も考えてまいりたいと思います。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○小林委員  今年の小学校の入学式は桜が結構残っていて、非常に東京では珍しい光景だなと思いながらも写真いっぱい撮りながら見てました。呑川のところは枝もたくさん剪定されてしまったのでちょっと寂しかった部分もあったんですけど、それでもこの桜というのはやっぱり春に本当に目黒を象徴する、季節を感じるものだなと思って、このサクラ保全の事業も進めてるところはとても私たちも応援はしています。  桜の根っこが盛り上がって緑道のところの歩道がぽこぽこしてしまうのがよく見られるんですが、その手入れというかその修繕というのは、誰か、ここちょっとつまずきそうで危ないですよというような区民とか何かの通報があったときにされてるのか、それとも保全事業のときに診断しながら、その根っこの危険性についても一緒にされてるのか、その辺をちょっと1点確認したいのと、あとプレートの話が先ほど出てきました。  サクラ基金を活用して植樹されたという、これ私はまだ見たことないんですが、木によっては普通に白いプレートで何とか桜というのと、あとちょっと手書きっぽいというか、少し趣のある昔ながらのプレートってあるんですね。差が何かあるのかなと思って、もちろん白いプレートのほうが新しいのかなとは思うんですけども、何か区別があってプレートの種類が違うのかなということを私も聞かれたんですが分からなかったので、いや、それは昔からある桜なんじゃないでしょうかとか言ってしまったんですけども、何かあったんでしょうか。その2点だけお伺いしたいと思います。 ○清水みどり土木政策課長  1点目の緑道の根の浮き上がりの件でございますけども、日々の巡回点検の中でも見つければ応急的な対応はしているというところでございます。  それと、今、実施計画の事業の中で緑道についてもリノベーション工事、改修を進めているところでございます。やはり全体的に沿路を直すとなると、そういったイノベーション工事などで沿路を根の影響がないような形で回収するというやり方で取り組んでいく必要があると思っております。あわせて、緑道の中に桜もありますので、その桜の根の状況を確認しながら、保全事業との兼ね合いを見ながら、バランスを見ながら対応していくというところでございます。  それと、2点目のプレートでございますけれども、内容は、この桜は目黒のサクラ基金を活用して植樹された桜ですというようなプレートを作ったのと、あとサクラ基金のウェブサイトに紹介するQRコードもそのプレートの中につけたところでございます。あと、手作りの味のある樹名板を何度か見かけたことがあるというところなんですが、職員の手作りでそういったのを作ったところで、ついているところはございます。  以上でございます。 ○小林委員  職員の方の手作りというのは知らなかったです。とっても趣があって、地元町会で評判でした。やっぱり人の温かさが感じられるような、プレート一つ取ってもそうなんですけども、みんな手がかかってるなというのがとても感じられて、無機質なものよりはそういったもののほうが目黒区の桜に対する思いのかけ方というか、それが感じられたので、今御答弁で私も聞いて、それはもう私も地元の方々に自慢したいなと思って聞きました。これから新たに植えられていく木にもこのサクラ基金を活用して作ったという特別なプレミアム的なプレートがつくわけですが、それだけでもなくて、ふだんからサクラ基金、すごくやっぱり写真撮られる方も多いので、その啓発の一環で、手作りの横にでもサクラ基金がありますよというようなQRコードもぶら下げながら、何か一緒に周知ができていけたらなとは思うんですが、手間もかかることなので、効果も見ながら、ちょっとそういった工夫もされたらどうかと思ったんですけども、最後にいかがでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  ぬくもりのあるというか、人の手で作ったプレート、そういうのがあるというのを御紹介させていただきましたけれども、全ての桜にこれからこのサクラ基金を活用して植樹された桜ですというプレートを貼るわけではないので、今後そういった手作りのプレート、全てにはちょっと難しいかもしれませんけれども、例えばどういった場所につけられるのか、できるのかということについてはちょっと今後考えてまいりたいと思います。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○金井委員  私からはまず1点、取組状況についてお伺いしたいんですけれども、外観診断であるとか機器診断であるとかというふうに診断した上で保全工事を行っていく。診断からすれば、工事に至る本数というのは相当少ない感じはするんですけれども、区内に2,200本の桜があって、恐らくどこかで物すごいピークが来ると思うんです。それが大体何年後ぐらいというふうに区は見込んでいるのかどうか、まず1点お伺いしたいです。 ○清水みどり土木政策課長  区内の桜のピークということでございますけども、桜によって植えられた年数が違うところがございますので、一概に全てこの時期にピークが来るというのはないんですけれども、樹木診断の結果を令和4年度と令和5年度で比較しますと、ABCD判断した際に、やはり悪いとなされるCですとかD判定の割合がちょっと増えてきているなというところがございます。  そういった状況を見ますと、やはり一年一年老木化は進んでまいりますので、それのスピードを遅らせるための取組としまして、今回基本剪定ですとか樹勢回復をやっておりますけれども、やはりこういった取組は継続してやっていく必要があるのかなというふうには考えてるところです。何年にピークというのはちょっと言えないところなんですけども、すみません。  以上です。 ○金井委員  確かに、植えた時期であるとか日当たりのいいところ悪いところと、育つ環境も違うというのは分かります。例えば、地元の都立大学の呑川を歩いてると、何となくもう同じ高さで来ているので、あるとき一気にいくんじゃないかなとか思ったりしながら見てたもので、今のような質疑になったんですね。  あとは、選定について、別紙の上のイラストなんですけれども、よくやっぱりこちらにも寄せられるのが、何でこういうふうに桜の開花間近に切ってしまうんだみたいな話があって、その都度説明はするんですけれども、剪定を行った木にちょっとした看板みたいのが立てられないのかどうかというのをちょっとお伺いしたいです。  以上です。 ○林道路公園サービス事務所長  ただいまの剪定の件でございます。  桜は落葉樹ですので、落葉期間というのが木が休眠している期間になりますので、そういった時期に剪定をすることは木にとっての負担が小さいということで、開花前というふうに皆さん思われますけれども、桜にとって一番負担がかからない時期に剪定を行っているものでございます。ですので、桜のつぼみとか花がそのときに剪定されてしまうような形にはなるんですけれども、桜のためを思って一番ダメージが少ない季節にやってるということは御理解いただきたいと思います。  選定をした後の看板の取付けについてでございますけれども、桜だけにやるのかというのも考えながら、つけるのがいいのかどうかとか、どういった内容だったらつけられるのかというのはちょっと検討させていただければと思います。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(5)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(6)中根公園の生物多様性保全林指定に向けた取組について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (6)中根公園の生物多様性保全林指定に向けた取組について。 ○清水みどり土木政策課長  それでは、御報告させていただきます。  まず、項番1の経緯でございますけれども、目黒区生物多様性地域戦略では、特に優れた自然環境を有する公園、大学等の永続性が高い8つの緑地をめぐろの森として設定しているところでございます。その中で、生き物の供給拠点、自然との触れ合いの場としての樹林を区独自に生物多様性保全林として指定しております。既に菅刈公園ですとか駒場野公園、碑文谷公園では自然環境の保全を図る取組を地域、公園活動団体などと連携して行っているところでございます。  この8つの緑地のうち、大岡山中根の森の一部であります中根公園につきましては、生物多様性保全林指定に向けて、今年度から令和8年度の3か年で取り組むこととしております。令和6年度でございますが、樹林環境及び生物モニタリング調査等を実施してまいります。令和7年度は、水辺地、樹林地で様々な生き物が生息できる環境づくりを行い、令和8年度に管理運営計画の方針を定めてまいります。この実施に当たりましては、地域の小学校等の参加を得ながら生物多様性について普及啓発を図りまして、公園内に残る自然環境を保全・回復し、生物多様性保全林指定に向けて取り組んでいくというものでございます。  下に中根公園の位置図がございます。緑色に塗られたところが樹林地、緑地でございまして、水色に塗られたところが池・流れでございます。公園の総面積が約8,271平方メートルで、樹林地がそのうち4,370平方メートルございます。  恐れ入ります。2ページ目を御覧ください。  項番2の保全林指定に向けた課題でございます。  自然環境を多く残した中根公園でございますが、動植物の生息・生育空間として希少性が高いという状況がございます。地域の生物多様性保全に大きく貢献しまして、エコロジカルネットワーク形成の上でも、区内外の生き物の導入の場となる重要な拠点に位置しております。その一方で、樹木が大きく成長しまして、樹林地の林床の裸地化、植物相の変化、外来種等による在来生物への影響など、自然環境の変化が生じております。多様な動植物の生育・生息環境を保全・回復するため、環境改善が必要となっているというところでございます。  項番3、今後の予定でございます。  令和6年5月以降に生物生息状況調査を行いまして、9月頃、地域の小学校と連携しました自然環境調査会を行ってまいります。来年1月以降に意見交換会を行いまして、事業計画を検討、令和7年度に保全・回復に向けた取組を行い、令和8年度に管理運営計画を作成し、生物多様性保全林の指定に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。  説明は以上でございます。 ○田島委員長  それでは、質疑を受けます。 ○金井委員  すみません、説明ありがとうございました。  ちょっとまず1点確認なんですけれども、この中根公園内のA、池・流れといったところは、池に水をためてちょっと様子を見ていきますよといった取組なのかどうかというのをちょっと確認させてください。 ○清水みどり土木政策課長  この池・流れでございますけれども、夏場はじゃぶじゃぶ池として子どもたちが遊ぶ場になっております。それ以外の期間、夏場以外の期間については、こちらの公園の井戸水を、どちらかというとこの青色に塗ったところの下側のところにためて、生き物、例えばヒキガエルとかが生息できるような環境づくりは今もやっているところでございます。そういった取組をしているというところでございます。  以上です。 ○金井委員  ということは、通年その池に水をためるということではなく、いつものように水たまりみたいな、一角だけは今のまんまで、これからもっとしっかり観察していくよということだと思うんです。私もここのため池のところ、毎年春先になるとガマガエルの卵を見つけに行く貴重な場所だというところで、すごく楽しんでる場所なんだけれども、確かにこういった事業が始まることによって子どもたちがすごく興味関心を示すでしょうし、地域の方々もそういった視点で自然と触れ合ういい機会になるんじゃないかなと思うので、できればしっかりと進めていってほしいなと思います。  そういった事業が行われるということの周知については、どの辺までの範囲を考えているのかというのを教えていただきたいと思います。 ○清水みどり土木政策課長  周知ですけれども、まず住区、町会等にはこういった取組をやるということで、中根住区であるとか、そこの中にある町会等と、あと中根小学校と目黒区シルバー人材センター、ここで活動されてる団体ということになりますので、そういったところに周知を行ってまいります。また、特に中根小学校につきましては、そういった池の取組、ビオトープもあるところがありますので、そこら辺で連携した取組が何かできないかというのも今考えてるところですので、先ほどのヒキガエルの卵の話じゃないですけれども、そういった行き来が例えばできないか、保護活動といったらいいんですかね、というのもちょっとできないかというのは今内部で検討しているところでございます。  以上です。 ○金井委員  ありがとうございました。  最後にしますけれども、中根小は確かにビオトープがあるからあれですけど、同じように緑ヶ丘小もビオトープがあって、子どもたちが結構トンボだカエルだって楽しんでる場所でもあるので、近いじゃないですか、そういう意味では。なので、緑ヶ丘小なんかにも声かけるとかいう考えがあるかどうかだけ最後にお聞かせいただきたいと思います。 ○清水みどり土木政策課長  どこまで周知かけるか、小学校も含めてですけれども、どこまでできるかちょっと考えてみたいと思います。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○岩崎副委員長  地域の小学校との連携ということで、この自然環境調査会というのは、これは学校の授業として行うのか、それとも課外活動というような位置づけなのか、その辺はどのように連携して取り組むのかということについて、まず質疑です。 ○清水みどり土木政策課長  今後の相談になりますけれども、基本的には授業の1こまをいただいて、その中で活動するということで考えております。  以上です。 ○岩崎副委員長  今後、調査会の開催をしたり、状況調査、あと管理運営計画の作成などなどやっていくんですが、これは区の職員と、それから委託業者などもかんでやって、あと学校当局というこの3者でやっていくと。町会・自治会などの地域の方々との会議というのもあると思うんですが、主にはその3者でやっていくというようなことでよろしいんでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  委員おっしゃっていただいたとおり、地域と小学校と、区と、あと受託している委託業者と連携して進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○増茂委員  保全林の環境改善なんですけども、多様な動植物の生育・生息環境の保全・回復のために具体的にどのような改善を考えてらっしゃるかお聞かせください。お願いします。 ○清水みどり土木政策課長  取組内容の具体例というところでございますけれども、例えば外来種でいくとトウネズミモチですとかシュロ、植生ですね、それについては今後駆除していく形で考えております。それと、動植物の生息の場として、碑文谷公園でも行ったんですけれども、エコスタックなど、小動物のすみか、隠れ家となるような場所を創出していくというような内容も考えてまいりたいというふうに思います。  以上です。 ○増茂委員  樹木などが成長し過ぎたというような感じのことが書いてあるんですけども、それに関しては剪定したりとかというようなことでよろしいでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  今後、生物・生息状況調査を行う中でも、樹木が影響になっているところがあるかもしれませんので、そういったところも踏まえて、今後どういった維持管理をしていくかも含めて、最終的には令和8年度にありますように管理運営計画をつくってまいりますので、そういった樹木の剪定の頻度とかもその中で考えてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(6)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(7)令和6年度民間建築物の耐震化促進助成事業等について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (7)令和6年度民間建築物の耐震化促進助成事業等について、報告を受けます。
    ○岩瀬建築課長  それでは、令和6年度民間建築物の耐震化促進助成事業等について、御報告いたします。  まず、項番1、経緯等でございます。  目黒区では、安全で安心なまちづくりの一環として、災害に強いまちづくりの推進を図るため、民間建築物の耐震化を促進しております。民間建築物の耐震化は、所有者や管理者自ら行うことを原則としておりますけれども、耐震診断・耐震改修助成などの支援を行ってまいりました。令和2年度には目黒区耐震改修促進計画を改定いたしまして、関係団体と連携しながら民間建築物の耐震化に取り組んでございます。  また、令和5年3月の東京都耐震改修促進計画の改定に伴いまして、令和6年度、今年度からは、平成28年の熊本地震において一部倒壊被害のありました新耐震基準の木造2階建ての住宅、これは昭和56年6月1日から平成12年、西暦でいうと2000年の5月31日までに工事に着手した建築物のことでありますけれども、こちらを追加いたしまして補助の対象といたしました。いわゆるグレーゾーンの建築物を追加したということになります。  続きまして、項番2、事業の概要につきましては、すみません、1枚おめくりいただきまして別紙を御覧ください。  まず、1ページ目になります。1番目の表は、耐震診断・耐震改修に係る助成事業の概要でございます。表の中身ですが、表の一番左の欄に記載のとおり、耐震診断助成、その下の段に行っていただきまして、耐震改修設計の助成。次のページ、2ページ目にまいりまして、耐震改修工事の助成となってございます。このように、診断から改修工事に至るまでの3段階の助成メニューという形になってございます。  すみません、1ページ目にお戻りください。  先ほど申し上げました追加した補助対象につきましては、表の左上の辺りになります。耐震診断助成の主な共通助成要件、こちらの①のところです。①の中の括弧書きの部分に、木造住宅等は平成12年5月31日までというふうに記載をさせていただいております。この内容につきましては、次の耐震改修設計と耐震改修工事の助成要件にも引用される形になります。  続きまして、3ページを御覧ください。  こちらの2番目の表につきましてはその他の助成事業ということで、木造住宅等の除却費用や耐震シェルターなどの助成、アドバイザー派遣など人的な支援、崖地やブロック塀に関する助成メニューとなってございます。  おめくりいただきまして、4ページを御覧ください。  こちらは昨年までの助成実績と本年度の助成予定件数となってございます。表全体を御覧いただきますと、ここ五、六年の実績につきましてはそれほど大きな動きはない状況となってございます。その中で、表の一番上の段、木造住宅等の耐震診断助成のところなんですけれども、こちらを見ていただきますと、最近では令和3年度以外は1桁の件数で推移してございます。しかし、今年度に限りましては、1月に能登半島地震がございましたので、その影響を加味したのと、先ほど来申し上げてございます対象範囲、こちらを拡大した、こういったことを考慮しまして、大幅に増やして20件の予定という形にいたしました。  また、表の一番下の段、こちらはブロック塀等除去工事等の助成実績でございまして、令和元年度の事業開始以来、多くても十数件の実績となっておりましたけれども、こちらにつきましても先ほどと同様に能登半島地震の影響などを考慮いたしまして、予定件数につきまして、近年の実績に比べて大分多い数字で設定をしております。  あと、最近多いのが、表の下から6段目になるんですけれども、木造住宅等の除却費用助成でございまして、ここ数年は30件前後の実績となってございます。  かがみ文にお戻りください。  項番3、普及啓発の推進でございます。  本年度も記載のとおり区報や区のウェブサイト、耐震フェアや関係所管のイベントでの事業案内、戸別訪問による直接の御案内等を予定しております。  続きまして、項番4、今後の予定につきましては記載のとおりでございます。  また、資料の最後のところに、新しくなったパンフレット、昨年度までは2部構成になってたんですけれども、一番下の紫色のブロック塀等、こちらをちょっと分けまして、3部構成として新たに作り直しました。こういったものもうまく活用しながら、より分かりやすい御案内に努めてまいりたいと考えております。  私からの説明は以上になります。 ○田島委員長  説明が終わりました。  質疑を受けます。 ○金井委員  御説明ありがとうございました。  この耐震化促進ってやっぱりかなりじりじりと進んでいく事業だと思うので、大変な長い年月かけながらじっくり取り組んでもらえたらなと思うんです。  質疑が、ブロック塀の除却工事についてなんですけれども、これは令和元年度から始まっていて、今回令和6年度の予定では除却を21みたいに書いてあるんですが、これだけ5年かけて、全体の数、問題ありそうなブロック塀の数というのはどれぐらいあるのかというのをまず教えていただきたいと思います。 ○岩瀬建築課長  ブロック塀に関しましては、令和2年~3年にかけて調査を行いまして、全体で2万7,862の数を調査してございます。その中でランク分けをいたしまして、バツ、三角、丸という形でランク分けをいたしまして、バツの数として45件、三角で1,011件という形になってございます。それぞれの方に対しまして、自宅でポスト投函なりをして、内容については御案内を差し上げております。  以上でございます。 ○金井委員  ごめんなさい、聞き漏らしちゃったかもしれないんですけど、バツのその45件というのはもう全部終わっているということでよろしいんでしょうか。 ○岩瀬建築課長  これにつきましてはバツだからということではなくて、申請された方に対して補助してる数字でございますので、バツの追跡調査は行っておりませんので、バツがどれぐらい減ってるですとかそういった数字は、すみません、把握してございません。  以上になります。 ○金井委員  令和2年、3年で2年かけて2万7,000件調査というのは、正直すごい数を調査されたんだなというのは非常によく分かって、その中でもう本当に1%にも満たない45件が見つかっているということは、持ち主さんが自分のところでもう勝手にやってくれてればいいんですけれども、やっぱり問題があるというふうにバツつけられちゃってるところをゼロにしたほうがいいのかなというふうに思っているので、これについては、例えば今年度追跡調査をするのか、あるいはさらに重ねて所有者さんにこういった助成を使って整備してくださいとお願いに上がるのかというのを、もう一度その辺をお伺いしたいと思います。 ○照井都市整備部長  今の金井委員の御質疑でございますけど、当時実は車載搭載車でカメラつけて調査したというところでございまして、確かにその45件、映像で判断して件数を割り出してるところでございます。こちらにつきましては、これまで個別の御説明を実施したりとか、あとは当然ながら老朽化してお建て替えになったところもあるかもしれません。ただ、やはり確かに全てを全部賄ってるわけではございませんので、やはり今後またさらに個別周知をしていくのか、また追跡をどうしていくのかというのは私どものほうで検討しながら実施してまいりたいと考えております。  以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。 ○岩崎副委員長  耐震助成事業について、今日改めて各年度の推移と、それから今年度の目標も数字で示していただきましたけれども、予算特別委員会でも取り上げたことですが、やっぱりなかなか木造住宅、老朽木造住宅などにお住まいの方、収入もそんなにないお宅も多いということで、やはり耐震診断、また設計、それから改修と至るところで、やはり自分でこの改修費用を全額用意するというものもなかなか困難になってきているということで、申請者が業者に頼んだときに、その業者に直接区からの補助金を払う委任払いの制度などを設けるべきだというようなことも質疑させていただいたんですが、そのときにいろいろ検討するというようなお答えだったんですけれども、改めて、能登半島地震、それから台湾などでも大きな地震があったりと、また国内でも結構大きな地震も起きている、中規模程度の地震も起きているということで、やはりテンポを上げていくことも必要かなということなので、改めて委任払いについては導入して、こういうパンフレットにもその旨を載せるという取組も進めるべきじゃないかなというふうに思うんですが、改めてお聞きします。  以上です。 ○岩瀬建築課長  委任払いについての御質疑になります。  委員おっしゃるとおり、委任払いで行えば、一時的にではありますけれども利用者負担というのは減るのだろうと考えられます。現在は、例えば非木造の鉄筋コンクリート造のマンションですとか、そういった大きい物件の改修工事、こういったものについては委任払いの御案内をしてさしあげてるところではございます。  確かに全部を委任払いにするという考え方もあるかと思うんですけれども、例えば設計ですとか診断、これにつきましてはやっぱり数十万円の単位ということもございますので、委任払いのほうがいいのか、それとも今のような後で補充するということのほうがいいのか、事務手続ですとか業者さんの負担、そういったことも踏まえまして、今後本当に真剣に検討していきたいなというふうに考えてございます。  以上です。 ○岩崎副委員長  23区でも新宿区とか港区とか、幾つかの区で委任払いをもう始めていて、ウェブサイトやパンフレットなどにも委任払いの制度もありますよということを載せているところもあって、木造住宅なども含めて広げることについては、他区にそういう事例もあるので、そういうところももちろん聞き取りなども行っていらっしゃるかとは思うんですけども、目黒区でもできないことではないと思うので、早めに木造住宅なども視野に入れて取り組むべきことかなというふうに思うので、それはちょっとテンポを速めていただきたいなというふうに思いますが、改めていかがかお伺いします。 ○岩瀬建築課長  改めての御質疑になります。  委任払いにつきましては、現在目黒区でも制度としては存在しておりますので、これは案内の仕方かなというふうには考えております。ですので、パンフレットなどでは、例えば木造の黄色いパンフレット、一番下のところに書いてございますけれども、通常の手続の流れという形になってまして、この中には委任払いという形にはなってございません。  ただ、先ほど委員おっしゃいましたような形で、ウェブサイトのほうですとか、そういったところで委任払いもあるよという御案内は確かに有効かなと思いますので、その辺今後ちょっとどういった形で載せていくかというのは検討させていただきたいと考えております。  以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。 ○吉野委員  すみません、ちょっと素朴な疑問なんですけども、この別紙の4ページのところの令和6年度の予定件数、過去の実績となんですけども、設計助成のところです、木造住宅等で。その件数と、その下の耐震改修助成の数が、設計が少なくて改修の助成のほうが多いというところなんですけども、これ、設計をしないで改修しちゃったのか、それともただ単に設計の助成をしなかったのかって、何かそこら辺分かることがあれば教えていただければと思います。 ○岩瀬建築課長  ただいまの御質疑にお答えいたします。  確かに、年度によっては耐震の設計よりも改修のほうが多いという年度もございます。これにつきましては、全部が全部ではないんですけれども、設計というのは設計図書としてずっと残っておりますので、以前にあった設計、それに対して工事をちょっと数年後にやるといったケースも当然ございますので、そういったものによってこういったちょっとずれた数字が生まれてきてるのかと考えられます。  以上です。 ○吉野委員  分かりました。  あと、令和6年度の予定件数で、耐震診断助成は大幅に増やしたということなんですけども、その割合に比べてこの設計助成と改修助成の数というのはそれほど増えてないんですが、この点についてはその数で大丈夫なのかどうかというところを一度お伺いしたいと思います。 ○岩瀬建築課長  ただいまの御質疑、診断に比べて設計、改修が少ないのではないかという御質疑でございます。  確かに数字的にはそういう形になってございます。ただ、能登半島地震が起きたのが今年の初め、台湾地震も最近ということで、今年に関してはまず最初の入り口の数が増えるのではないかということで、耐震診断のほうの数をちょっと多めに入れてございます。結果としてこういう数字になってるということでございます。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○増茂委員  耐震改修となると結構大がかりですよね。個人的になんですけど、耐震シェルターとかベッドというのがすごく導入しやすいかなと思ってるんですが、要件が、所得が200万円以下ということになってますし、その代わり設置費用は全額ということになってますけども、このあたりをちょっと変えるとか、そういったことが今後考えられるかどうかということと、それに伴って申請件数も1件とかゼロ件が続いていたので、予算も1件というふうになってますけども、そのあたりもどういうお考えかお聞かせください。 ○岩瀬建築課長  所得制限につきましては、ただいまこういった形で取決めしておりますけれども、今のところ申請がなかなか出てきてないという状況になってございます。  この所得の金額については、一応他区の状況も踏まえて今は設定しているところでございますので、今後検討の余地はあるかとは思いますけれども、特に今現在ここをいじるということは今のところは考えてございません。  以上です。 ○増茂委員  では、今後検討はされていくということでよろしいでしょうか。 ○岩瀬建築課長  検討についてはやりたいと考えております。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(7)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(8)令和6年度家賃助成等の実施について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (8)令和6年度家賃助成等の実施について、報告を受けます。 ○鵜沼住宅課長  それでは、令和6年度家賃助成等の実施について、御説明させていただきます。  まず、項番1でございます。  高齢者世帯等居住継続家賃助成でございます。こちらのほうは、区内の民間賃貸住宅にお住まいの方、高齢者世帯・障害者世帯を対象に、家賃の2割、世帯によって上限がございます。最長6年間助成するものでございます。  (1)募集期間でございますが、令和6年6月3日~28日でございます。募集世帯数につきましては、昨年度と同様、90世帯を募集いたします。  助成制度の概要でございます。表になってございます。こちらのほうは後ほど御確認いただければと存じます。  続きまして、おめくりいただきまして2ページでございます。  ファミリー世帯家賃助成でございます。区内の民間賃貸住宅に居住されている18歳未満のお子さんを扶養して同居している世帯の方を対象にして、月額2万円を最長3年間助成するものでございます。募集期間は、高齢者世帯と同じ6月3日~28日でございます。募集世帯数は170世帯でございます。助成制度の概要につきまして、助成要件等につきましては表に記載のとおりでございます。  続きまして、3ページを御覧ください。  項番3の民間賃貸住宅の情報提供事業でございます。こちら、区内に居住している高齢者世帯、障害者世帯、ひとり親世帯の方で、御自身で民間賃貸住宅を探すことが困難な世帯の方を対象に、公益社団法人東京都宅地建物取引業協会第五ブロック目黒区支部の協力を得まして、区内の物件情報を提供しているものでございます。対象世帯につきましては、先ほど申し上げましたとおり、高齢者世帯、障害者世帯、ひとり親世帯、加えまして火災等罹災世帯の方も対象でございます。  (2)の対象要件でございます。こちらのほうは、上記の全て、ア~ウに該当していること、それから緊急連絡先があること、転居後の家賃を支払うことができるといったものでございます。  項番4、住宅確保要配慮者住宅提供促進事業でございます。こちらは今年度、令和6年度から新規事業でございます。令和6年度から区では木造密集地域内の不燃化加速の取組地域につきまして、加速するための取組を行っているところでございます。この木造密集地域内にお住まいの転居が必要となった方に対しまして、やはり民間賃貸住宅を探すというのが大変ということですので、少しでも転居先探しを支援するということでございます。この木造密集地域内にお住まいの方が賃貸住宅を借りる場合に、賃貸人、大家さんと、それから不動産事業者に対して助成金を支払うというものでございます。  (1)対象地域でございます。記載のとおりでございます。  恐れ入ります、参考資料で、この資料の最後に黄色い紙が添付されているかと思います。そちらの裏面を御覧ください。こちらが対象地域の案内図になっております。  お戻りいただきまして、資料のほう3ページ目でございます。  対象者につきましては、先ほど民間賃貸住宅の情報提供事業がございますというふうに御説明いたしましたが、こちらのほうに登録された方が対象でございます。この方の中で所得制限を設けまして、申請決定を受けている方でございます。項番3の助成内容につきましては、この申請を受けた方が、自力でも結構でございますが、区内の木造密集地域以外に転居された場合に、転居を仲介された不動産事業者、それから貸主さん、それぞれに6万円を住替え協力金として支払うというものでございます。  おめくりいただきまして、4ページ目でございます。  最初に申し上げました家賃助成の募集案内書の入手方法について記載してございます。高齢者、ファミリー世帯、それぞれ家賃助成の募集案内書につきましては、区ウェブサイトからのダウンロードも可能でございますが、(1)~(3)に記載のそれぞれの場所で募集案内を募集期間中配布する予定でございます。なお、今年度からオンラインでの申請も行えるように、LoGoフォームでございますが予定しているところでございます。  項番6の家賃助成募集の主な周知方法につきましては、区報、区ウェブサイト、LINE、それから民生児童委員協議会(正副会長協議会)のほうへも御案内する予定でございます。障害者団体連絡会打合せ会にも同じように御案内する予定でございます。  私からは以上でございます。 ○田島委員長  それでは、質疑を受けます。 ○金井委員  この3ページ目の項番4、新規事業についてちょっとお伺いしたいんですけれども、これは賃貸人、つまり貸主と不動産業者それぞれに6万円ずつ払う。1件当たりが12万円ということですが、今年度だけでも何件ぐらいを見込んでいるのかというのを住宅課の中で数字があれば教えてください。 ○鵜沼住宅課長  今年度の予定というか、私どものほうで予測しておりますのは10件程度あればというところでございます。  以上でございます。 ○金井委員  すみません、10件程度ということで、これで促進が進んでいくのか、加速されていくのかというのは、私もその辺ちょっと疎いものでよく分かりませんが、10件程度を見込んで、その見込みを上回るようだったらどういう対応をしていくのか、あるいは下回るようだったらもう少し周知をしていくのかと、そういったことも考えながら進めていく新規事業だということでよろしいでしょうか、お伺いします。 ○鵜沼住宅課長  今年度初めて行う取組でございます。まず、不動産事業者の方を通して、オーナーさん、大家さんのほうにこういったものがあるということを周知していく、今年はそこからスタートしていく。1件でも成功があれば、成立がされれば口コミで広がっていくというふうに考えておりますので、まずは事業者さん向けにこういった周知をして徹底してまいりたいと。それで、民間賃貸住宅の提供を促進して木密事業の取組の加速を行うというように考えているものでございます。  なお、この黄色いパンフレット1枚でございますが、こちらは事業者の方向けのパンフレットとして御用意してるものでございます。これをそれぞれの協力団体でございます、協定を結んでるところでございますが、全日本不動産協会さんと、それから宅建協会さんと、それぞれにお送りして御協力を仰ぐというようなものでございます。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。
     よろしいですか。 ○岩崎副委員長  今年度からやり始めるこの住宅確保要配慮者住宅提供促進事業の協力金のことですけれども、これは対象地域内の転居は対象外ということなんですが、対象地域外だけを対象にするこの理由というのは何でしょうか。  以上です。 ○鵜沼住宅課長  すみません、今、転居先を対象地域外にしたというところの御質疑だと思いますが、区内転居で対象地域ですとやはりまた建て替え等で転居しなければならなくなるというようなことが起こる可能性もありますので、こちらの転居先を対象地域外というふうにさせていただいたところでございます。対象地域内で建て替えがないような住宅というところになりますと、かなりこの地域内家賃高騰しておりますので、今お住まいの方が移ってというところはなかなか難しいのかなというところもあります。  また、この事業を始めるに当たりましては、宅建協会さんのほうからも一応御意見等もいただきましたので、対象地域外というところでこの事業を進めていきたいというふうに考えたところでございます。  以上でございます。 ○岩崎副委員長  結構住み慣れた地域で住み続けたいというお年寄りの方も多いということで、この木造住宅密集地域内も今結構老朽住宅が建て替えられてきて、新しいアパートなりになって、確かに家賃は一定程度高めになってきているというような状況はあるんですが、その対象地域ですよね。対象地域以外のアパートにというか賃貸住宅に移ったとしても、そこが必ずしもその先も建て替えなくというようなことは保証されない部分もあると思うんですけれども、そういう意味ではなかなか同じ木造住宅の密集地域内での転居というところが認められないというのはかなりハードルが高いのではないかなというような気もあるんですけれども、そういうもちろんお住まいの立ち退きなどを言われる人はお年寄りが多いということで、当然できれば住み慣れた地域で住みたいという要望もある中で、やはりそういう要望も可能な限り取り入れていくと。なかなかやっぱり木密地域は物件が出ないです。本当に物件が出ないので、やはりそういうところも宅建協会、それから不動産屋などに何が何でも協力をしてもらうというようなことで、地域内も協力金の対象にしたほうがいいのではないかなというふうに思いますけれども、ちょっとそういうふうにはならないんでしょうか。  以上です。 ○鵜沼住宅課長  ただいまの委員の御質疑でございます。  おっしゃるとおりだと思います。住み慣れた地域でお住まいになりたいということは皆さんの御要望としては承っているところです。今年度新たに始めた事業でございます。協力事業者の方とやはりよくよくお話をまたさらに進めながら取組をまた検討していきたいというふうにも考えておりますので、今の御意見も参考にしながら今後の取組を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(8)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(9)住宅リフォーム資金助成の拡充について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (9)住宅リフォーム資金助成の拡充について、報告を受けます。 ○鵜沼住宅課長  それでは、住宅リフォーム資金助成の拡充についてでございます。  項番1の経緯等につきまして、こちらのほう、住宅リフォーム資金助成制度でございますが、居住水準の向上に対する支援、それから区内事業者、建設関連事業者の振興を図るということを目的といたしまして、平成11年の10月から実施しているものでございます。この制度は区内にお住まいの方にかなり浸透しておりまして、例年大変好評いただいて、件数も軒並み右肩上がりになっている事業でございます。使い勝手がいい段差の解消、バリアフリーというもの、それから小さいものでは手すりの取付け工事、便器の交換等々がございます。  平成26年度に助成率を5%から10%に引上げも行ったところでございます。昨年8月に住生活マスタープランを策定いたしました際に、基本目標の一つで住みよい住宅と住環境をつくるというところを掲げております。また、目黒区の環境基本計画が令和5年3月に改定されまして、ゼロカーボンシティの実現を目指し、取組を進めているということから、住宅の省エネルギー化や環境性能の向上を図る、良好な住環境実現というものを推進するということを目的といたしまして、現行のリフォーム助成に新たな助成対象を増やしまして、さらに助成額を増額することにより、区民の脱炭素化の意識の醸成、それから脱炭素社会の実現に向けた取組を進めていくという取組でございます。  項番2の事業概要でございます。  表になってございます。助成対象工事、2つ欄がございますが、右側が現行のリフォーム助成の内容でございます。それから、左側が省エネリフォーム、拡充するものでございます。まず、断熱リフォームとしては、複層ガラス、それから天井の高断熱化、内窓の設置などがございます。2番目に、節水リフォームとしてはビルトイン型の食洗機、こちらは新しく認められるものとして含めているものでございます。節水型トイレの設置、こちらのほうもございます。米印で書いておりますが、この省エネリフォームが一部含まれていること、このリフォーム工事だけではなくて、そのほか室内の改造、壁の張り替え等がございましても、こちらの省エネリフォームの拡充のほうの対象となっております。耐震性を有する住宅が基本的に対象となり、建築後10年以上経過した建物という条件をつけてございます。  助成率につきましては20%、助成限度額は20万円。こちらのほうの助成につきましては、他の国それから東京都の助成の併用は不可とさせていただいております。  申請の受付期間につきましては、4月1日からもう始めております。お問合せ等もたくさんいただいてるところでございます。  参考といたしまして、リフォーム助成のパンフレットを添付してございますので、後ほど御覧いただければと存じます。  私からは以上でございます。 ○田島委員長  説明が終わりました。  質疑を受けます。 ○岩崎副委員長  今年度から省エネリフォームを拡充していただくということで、こちらのほうもかねてよりいろいろと要望もしてきたことで本当にありがたいことだなというふうに思っているところですけれども、この省エネリフォームを今回導入するということで、このリフォーム資金助成の予算額も昨年度と比べてアップしてると思うんですが、それはどれぐらいになったのかということをまずお聞きします。  以上です。 ○鵜沼住宅課長  予算額の御質疑でございますが、昨年度よりも400万円増の2,000万円を予定してるところでございます。  以上でございます。 ○岩崎副委員長  予算額も400万円上がったということですけれども、いずれにせよ省エネリフォームも加わったことで、従来から結構この早い時期にもう予算を使い切るということがずっと続いてきたということで、さらに件数が増えるということも予想されますが、もし2,000万円の範囲内で早めに終わってしまいそうだというようなときは補正などを組んで対応を取るのかどうか、ちょっとその辺の見通しについてもお聞きできたらと思います。  以上です。 ○鵜沼住宅課長  予算をオーバーしたらと、毎年実は予算オーバーして私ども執行しております。年間200件以上、もう昨年度、令和4年度では250件以上のリフォーム助成を行っているところでございます。  ただ、今年度この新たに行いました省エネリフォームでございますが、こちらのほうかなり人気がもし出て予算がかなり多くなるということであれば、補正予算等も検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  (9)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(10)食品ロス削減に向けた連携協定の締結について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (10)食品ロス削減に向けた連携協定の締結について。 ○和光清掃リサイクル課長  私のほうから資料の御説明をさせていただきます。  まず、項番1、背景でございます。  御承知のとおり、食品ロスの削減が世界的な課題と認識される中、国内では食品ロスが年間523万トン発生しております。区においても、令和4年度の調査結果から年間約5,000トン発生していると推計されており、ごみ減量の観点からも対策の強化が求められております。  こうした状況を踏まえまして、区では先月、本年3月に改定した目黒区一般廃棄物処理基本計画の内部計画として食品ロス削減推進計画を策定し、区民、事業者と連携協力しながら、食品ロスの削減を推進していくことといたしました。そうしたことを踏まえまして、今般フードシェアリングサービス「TABETE」を展開する事業者と連携協定を締結することといたしましたので、御報告いたします。  お手数ですが、別紙を御覧ください。めくっていただきますと別紙がございます。  TABETEというサービスについて御説明をさせていただきます。  まず、上段の図にございますとおり、TABETEというサービスでございますが、飲食店等において、まだ安全になおかつおいしく食べられる商品でありながら廃棄の危機にあるものを消費者とマッチングするサービスでございます。  続きまして、同じ別紙の下段の図になりますが、サービスの流れでございます。飲食店等の事業者は、売れ残ってしまった商品をスマートフォンやPCを用いてTABETEに割引価格で掲載します。一方、TABETEに会員登録した消費者は、そうした割引情報を閲覧しながら欲しい商品をアプリケーション上で購入し、実際の店舗に受け取りに行く、そういったサービスでございます。飲食店等の区内事業者は食品廃棄物を削減でき、一方区民は割引価格で商品を購入できることから、双方にメリットのあるものでございます。TABETEの活用により店舗の食品廃棄物が8割以上削減できた、そういった事例もございまして、23区では渋谷区、大田区など7区が先行して協定を結んでる、そういった状況でございます。  かがみ文にお戻りください。  項番1、背景の最終段落となりますが、現在このTABETEを運営している事業者でございますが、目黒区内において飲食店等を確保する取組を強化しております。ですので、今このタイミングで区が本事業者と連携することで、食品ロス削減を加速させていける、そういった好機であろうというふうに考えてございます。  項番2、サービス運営事業者についてです。事業者名は株式会社コークッキングでございます。事業内容は、今御説明いたしましたフードシェアリング事業などとなってございます。  裏面にお進みください。  項番3、協定の内容でございます。目的といたしましては、区と本事業者が相互に連携しながら食品ロス削減を図っていくことでございまして、協力事項といたしましてア~オの事項について連携して取り組みまして、区民の意識啓発などを推進していきます。  項番4、今後の区の取組ですが、区は区報やウェブサイトなどを通しまして本サービスの利用を区民に呼びかけ、フードシェアリングの普及に努めます。あわせて、株式会社コークッキングと意見交換を行いながら、連携しながら食品ロス削減を図ってまいります。  項番5、今後の予定でございます。4月11日以降協定を締結いたしまして、5月に広報周知を行ってまいります。  報告は以上です。 ○田島委員長  議事の都合により暫時休憩いたします。再開は1時でよろしくお願いします。  (休憩) ○田島委員長  それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  (10)の食品ロス削減に向けた連携協定の締結についての質疑から入りたいと思います。 ○金井委員  2点、質疑させてください。  まず、この連携協定について、これは区の予算というのはどれぐらいかかるのかというのが1点と、区においての家庭ごみ分析調査で5,000トンというのは、やっぱりかなりインパクトのある数字だなと思って見ていたんですけれども、先日、1月に行われた賀詞交歓会の雅叙園で行われた立食パーティーで、相当なフードロスがあったというふうに認識しているんですが、そういったことも解消につながるのかどうか、お考えがあるかどうかというのをお聞かせください。 ○和光清掃リサイクル課長  まず、1点目の予算でございますが、こちらについては予算計上しておりませんで、ゼロ円で事業のほうをお互い協力しながらやっていくという形になります。ですので、予算措置はしておりません。  2点目、フードロスについてなんですけども、先日の雅叙園の例を挙げていただきましたが、ビュッフェでのフードロスというのが昨今課題になっているというのは現状としてありまして、このフードシェアリングアプリで、そのホテルのビュッフェの食べ残ったものをお弁当にしてTABETEに登録する、そういったホテルもあります。実際、それで相当食品ロスが削減できたという事例もございますので、ホテル等でのビュッフェ、例えば先日の雅叙園等での食品ロスもこういったアプリを活用することで削減できる、そういうふうに認識しております。  以上です。 ○金井委員  ありがとうございます。  他のホテル、私の事例は今ちょっとお聞きをして、フードロスがなくなっていったという話であるとか、そういったことが分かってきたので、改めて区のほうからそういった大きなホテルに働きかけてフードロスをなくしていこうというような、大きなところも引き続き攻めていってほしいなと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。 ○和光清掃リサイクル課長  区内事業者につきましては、TABETE側と連携しながら、また区の産業経済部とも連携取りながら、このフードシェアリングアプリを活用する事業者を増やしていくという取組を進めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○坂元委員  予算もかからずにフードロスも削減できると、何かいいことずくめのように見えるんですが、何か把握してるリスクの面、事例とか、それとか懸念してる部分があったら教えてください。 ○和光清掃リサイクル課長  こうしたフードシェアリングアプリについて、リスク、懸念する事項といたしましては、やはり事業者が登録をして、その登録する事業者が増えるということがまず大事でして、ここが増えないと利用する消費者側がアプリを見ても、あまり掲載がないから使わないと、そういうふうになってくると食品ロスの削減にはつながらないので、まずその事業者を増やしていくというのが一つ課題としてはあろうかなと思っています。  あと、事業者が増えるだけじゃなくて、その事業者に使っていただかないといけないので、そういった点で事業者が増えて、なおかつ事業者がきちんとその食品ロスになりそうなものを登録する、そういったスキームが重要かなと思ってます。  この点、株式会社コークッキングも十分にその点は認識しておりまして、様々な対策を取っておりますので、その点、区としても連携をしてしっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。  以上です。 ○坂元委員  健康の面とか、食品を扱う部分なので、そういった部分のリスクとかはあまり、今のところその実績としてもないし、懸念されてはない。 ○和光清掃リサイクル課長  その食品衛生上のリスクについては、これまで特に大きな問題はないというふうに報告は受けていますが、実際その賞味期限が近づいたものを販売するので、販売するときに事業者がその消費者、マッチングした消費者に対して早めにお召し上がりくださいという注意はしているということでございます。そういった形で対応してる、そういうふうに聞いております。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。 ○はま委員  協力事項のところで、アなんですけれども、認知度向上に向けた取組ということなんですが、具体的にどういった取組をするのかということと、あとは目黒区として参加飲食店はどのぐらいを見込んでいて、目標値などがあるのかということと、やはり先ほども8割ぐらい食品ロスに貢献できたというようなお話もあったかと思いますが、そういった結果を区民の方にアピールしていくこと、目黒区としてこういうことに取り組んで、こういうふうに結果が出たということをアピールしていくことというのはすごく大切だと思うので、ぜひその辺も取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  それと、今、この休憩中にTABETEのアプリを早速インストールしたんですが、本当に中目黒駅から徒歩3分のパン屋さんとか、あと何か韓国料理屋さんとか、結構いろいろ出てきて、ぜひちょっと私は使ってみたいなというふうに思いました。うちの会派の議員も皆インストールしました。よろしくお願いします。 ○和光清掃リサイクル課長  まず1点目、協力事項のアについてでございます。  まず、区といたしましては、様々食品ロスの普及啓発についてチラシを作成したりとか、いろいろ広報物を作ったり等してございますので、そういったものをコークッキング側に、あちらはあちらで自社の活動として、区内の事業者を拡大する、そういった取組をしてます。さらに、今後、プッシュ型といいまして、人員を割いてそういう事業者を獲得していく、そういうふうなことも聞いてございますので、そうした中で区の広報物の周知啓発をお願いする等がまず一つ考えられるところでございます。  それから、あとコークッキング側が、他区の事例ですと、講演等を行いまして、コークッキング側が講師として、食品ロスに関する普及啓発などの講演みたいなものを行っているということですので、そういった点での協力というものも今後模索していけるのかなというふうに考えてございます。そういった取組をちょっと連携してやっていけたらな、そんなふうに考えてございます。  それから、目標でございます。  目標値ということで、これ事業者の拡大に向けましては、区としては買い物ルールというものを設けておりまして、そちらの中で買い物ルールに参加している店のうち、特に食品ロスに取り組んでいる事業者に関しては、食べきり協力店という形で登録してございます。こちらのほうをコークッキングと一緒に拡大していきたいというふうに考えておりまして、まずこの食べきり協力店の拡大を一緒にやっていきたいというふうに考えてございます。  具体的に、どのくらいまで拡大できるかというのは、コークッキング側のTABETEの拡大との相乗効果というのを見込んでいますので、ちょっと具体的な数字というのは出てきませんが、コークッキングとしてはTABETEの利用者を拡大するときに、食べきり協力店も拡大するような取組をしますし、我々も食べきり協力店の拡大に向けた取組をするときに、このコークッキングのTABETEを利用する事業者を増やす取組をしていきますので、両者で協力して、食べきり協力店とこのTABETEの利用店ですかね、こちらを増やしていきたいというふうに考えてございます。この事業者を増やすというのが当面の目標になってくるかなというふうに考えてございます。あわせて区民のほうにこのアプリをきちんと使っていただくような周知をしてまいりたいというふうに考えております。  あと、その結果、効果についてアピールということでございますが、こちらについてはコークッキングと意見交換する中で、どのくらいその食べ物が、あちらはレスキューという言葉を使っているんですけど、レスキューされたかというのをデータとして頂く、そういうような形で見えるようにできますので、そういったところで折を見てこのくらい食品ロスが、この連携協定によって削減できていますというのを広報していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○はま委員  そういったお店などの活性化というか、そういったことにもちょっとつながるのかなというふうにも思ったりするので、ぜひ産業経済部とか、そういった他部署とも連携しながら進めていただくと、より一層こちらが進むのかなというふうに思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○和光清掃リサイクル課長  産業経済・消費生活課とは、お話のほうをさせていただいておりまして、あちらと連携しながら区内の事業者に向けた広報周知というのを図ってまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○小林委員  私も、さきの委員の質疑にちょっと関連するんですけども、区商連とか、産業経済部のところですよね、飲食店、多く加盟してるところとの連携が今どんなふうになっているのかと、あと福祉工房さんとか、フードコミュニティさんとか、区内のそういった事業者さんたちも、これもちろんアプリの参加店舗のほうに入っていくようなことも想定をされているのか、その2点だけ確認させてください。 ○和光清掃リサイクル課長  まず1点目、産業経済部との連携につきましては区商連の理事会にちょっと参加させていただいて、そちらを使わせていただいて、ちょっと広報周知したいなと考えてございます。ですので、具体的に言うと5月の理事会に参加するような形で、今はちょっと話をしているところでございます。
     2点目、福祉関係のお店、確かに区内にございまして、買い物ルール参加店になっていただいたりもしてございますので、そういった関係でこちら側から、利用、登録を呼びかけていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○増茂委員  2点お伺いしたいんですけども、中食のほうはもともとパッケージに入ってるからいいと思うんですけど、飲食店だとパッケージに、残った、残ったというか、余りそうな食べ物を詰めるわけなんですけど、そのときの容器は、容器がプラスチックだったりするとまたちょっと目黒区の方針と、方針というか、プラスチック容器を減らそうというところからちょっと遠ざかっちゃうのかなと思うんですけど、その容器をどうするのかということまでちょっとお話ししていただきたいなと思うんですが、いかがかなと思いましてお聞きしたいです。Meglooというリサイクル容器の取組もあると思うんですけど、そちらと連携とかできるのかなとも思ったんですけど、いかがでしょうか。  あと2点目なんですけど、ちょっと飲食店ではないんですけど、学校の飲み残しの牛乳について、私、予算特別委員会でちょっと質疑させていただいたんですけど、やはり量が、未開封で量がかなりあるということで、飲食店ではないんですけど、こうやって引き取ってもらえるような可能性がここで見いだせるのかどうか、お願いします。  以上です。 ○和光清掃リサイクル課長  まず、1点目でございますが、飲食店につきましては、実際の今の実例を見てますと、やはりお弁当にして販売する、TABETEに登録するというふうな形を取って食品ロスの削減を行っているというところでございます。ですので、その際にプラスチックの容器が使われるということは当然想定されるものでございます。  区としては、別途プラスチック容器を、今、紙製のもの等に変更する場合には補助しますよという事業、エコテイクアウトという事業をやっておりますが、そことの連携というものも視野に入れて、こちら普及啓発を進めていきたいというふうに考えてございます。  具体的には、コークッキング側と一緒に買い物ルール参加店を増やしていきますので、そちらの方向けには十分連携取れますので、そういったところにTABETEを利用するときにプラを使うのであれば、エコテイクアウトで今補助しますからみたいな形の働きかけはできるのかなというふうに思ってますので、そういった形で各施策、連携させながらやっていきたいというふうに考えてございます。  それから、あと2点目、学校等のお話、事例としていただきましたけれども、今このコークッキングでは、原則、小売店とか飲食店等、いわゆるお客様と対面で行うところ、取引を行うところを対象としているんですけれども、将来的には流通の過程も視野に入れている。最終的には「CtoC」と申しますか、カスタマーとカスタマーとの取引も視野に入れているというところでございますので、そちらについてはまだまだ現状はいわゆるお店になってしまうんですが、ちょっと今後、コークッキングともちょっと話合いを重ねながら、そういうお店に至るまでのところ、流通の過程での取引なんていうのもちょっと拡大していけたらなというふうには考えております。また、いずれにしろまずこの連携協定の事業を開始して、その後ちょっと展開を見ながらという形にはなろうかというふうに思います。  以上です。 ○増茂委員  では、まずは飲食店ということで取り組んでいただきたいんですが、今後家庭で出るというか、そういうことも、食べ物なんかも視野に入れてるということなので、ぜひ学校のほうの飲み残しなども提案していっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○和光清掃リサイクル課長  海外の事例なんか見てますと、そういう「CtoC」の事例もありますので、そこはコークッキング側と話し合っていきたいと思っております。  ただ、いずれせよあちらも事業活動としてやっておりますので、採算性が取れないことについては、なかなか事業としてやるのはどうかという、そういった判断もあろうかと思いますので、必ずというふうにはいきませんが、そういったところも視野に入れた取組というのは連携してやっていきたいと考えてございます。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(10)を終わりまして、報告事項を終わらせていただきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(1)中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合による住民説明会の開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  それでは、情報提供にまいります。  (1)中目黒駅前駅北地区市街地再開発準備組合による住民説明会の開催について、情報提供を受けます。 ○小林地区整備課長  それでは、中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合による住民説明会の開催について、御説明いたします。  初めに、本地区の場所を御説明しますので、かがみ文の2ページを御覧ください。  2ページの項番2、中目黒駅前北地区の概況の(1)場所は、案内図に記載の上目黒一丁目20、21番でして、区域面積は約0.6ヘクタール、地権者数は23名の地区となります。  お手数ですが、1ページ目にお戻りいただきまして、項番1、経緯等でございます。  中目黒駅周辺地区は、都市計画マスタープランにおいて駅周辺における都市基盤の整備や都市機能の更新を進めるとしています。また、一般社団法人中目黒駅周辺地区エリアマネジメントを中心にエリアプラットフォームを設立し、3月に公民連携によるナカメ未来ビジョンを策定いたしました。今後は、ナカメ未来ビジョンに基づき、まちなか拠点の形成やウォーカブルネットワークの構築など、人中心のウォーカブルなまちづくりを推進することとしています。  現在、中目黒駅南側では2つの市街地再開発事業が完了し、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新が行われています。一方、駅北側では都市機能の更新や来街者を受け入れる公共的空間の整備、老朽建築物の建て替えや狭隘道路整備による防災性の向上などが課題となっています。  こうした状況を踏まえまして、本地区では駅北側の課題を解消することを目指し、地権者による中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合を設立し、地域の課題解決に向けた公共貢献に資する基本計画を検討するなど取組を進めています。区は、ナカメ未来ビジョンに基づく安全・安心なまちづくりや、駅周辺の滞留空間の創出、また回遊性の向上を目指し、この取組を支援してきました。  主な経緯につきましては、記載のとおりです。  2ページを御覧いただきまして、項番2につきましては先ほど御説明したとおりでございます。  次に、項番3、準備組合による住民説明会の開催でございます。  市街地再開発事業は、不燃化された共同建築物の整備をはじめ、滞留・回遊を生み出すオープンスペースの創出、目黒川沿いと一体となった緑の駅前拠点の創出など、一体的かつ総合的に行うことで、安全で快適な都市環境を創造するなど様々な公共貢献が期待でき、安全・安心なまちづくりに資するものでございます。準備組合としては、地域の課題解決に資する市街地再開発事業に向けて、検討の深度化や公共貢献の具体化を図るためには、本地区周辺の地権者等の御意向を十分に把握する必要があることから、このたび準備組合が主体となって住民説明会を開催することとなったものでございます。  この説明会の開催概要を御説明しますので、参考資料2を御覧ください。  この資料は、準備組合が地域へ配布する予定の開催案内でして、日時は5月16日と19日の2日間、会場は中目黒GTプラザホールと中目黒住区センターでございます。内容は、準備組合が検討している市街地再開発事業の概要について地域の皆さんに説明する予定と聞いております。会場案内や案内範囲については、次ページに記載のとおりでございます。  お手数ですが、かがみ文にお戻りいただきまして、項番3の3段落目から御説明します。  今後、準備組合では住民説明会で把握した地権者等の御意向を踏まえ、本地区の市街地再開発事業の実現に向けてさらなる検討を重ねていくことから、区として本地区のまちづくりについて引き続き支援を行ってまいります。  最後に、項番4、今後の予定でございます。  先ほど御説明しましたとおり、5月に準備組合が住民説明会を実施いたします。  説明は以上でございます。 ○田島委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○岩崎副委員長  案内の範囲なんですけれども、参考資料2の裏面にあるこの円形の範囲なんですが、これは計画建物の高さを何メートルと見越した範囲なんでしょうか。 ○小林地区整備課長  こちらの案内範囲につきましては、計画高さの予定のおおむね2倍の範囲となっておりまして、現在、準備組合で検討している建物の高さは約160メートルを計画しておりますので、その2倍、半径320メートルの範囲の皆さんに対して周知をすると聞いております。  こちらの計画につきましては、準備組合が地域の皆様との意見交換を交わしながら、今後深めていくと聞いてるところでございます。  以上でございます。 ○田島委員長  いいですか。ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(1)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(2)土地売買等契約について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (2)土地売買等契約について。 ○山下都市基盤整備課長  土地売買等契約につきまして、私から御説明させていただきます。  なお、こちらにつきましては、本日の企画総務委員会にて報告されております。  項番1の今回の売買契約により取得した土地につきましては、都市計画道路の用地として取得したものでございます。  項番2、(1)の所在地につきましては、目黒区自由が丘二丁目23番の2、住居表示については記載のとおりでございます。取得した用地の位置につきましては、資料の一番下に書いてございます位置図の黒塗りの部分となります。自由が丘駅前の広場の西側にあります三井住友銀行の店舗前の部分となります。  項番2の(2)でございます。  取得した用地の実測面積は182.21平方メートルとなります。内訳は記載のとおりとなります。また、地目は宅地となります。  項番3の契約金額でございます。  土地につきましては、12億8,000万円余、物件移転補償につきましては、工作物や立木などを含めまして2,000万円余となります。  項番4、契約の相手方としましては、株式会社三井住友銀行及び室町建物株式会社でございます。  項番5の契約年月日及び項番6、購入方法につきましては、記載のとおりとなります。  御説明は以上になります。 ○田島委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  よろしいですね。 ○金井委員  ちょっと私の理解がよくできてないんですけれども、この12億8,000万円で、三井住友銀行の前の空き地を区が購入するんですけれども、都市計画ということは、これは完全にこの区の持ち出しなのか、それともまた都や国の補助が入ってくるのかというのを、1点だけ教えてください。 ○山下都市基盤整備課長  用地取得の財源につきましては、おおむね国の補助金が2分の1、残りの部分の4分の1が都市計画交付金、残りの4分の3の部分が財政調整交付金の対象になります。  以上です。 ○田島委員長  ほかによろしいですね。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(3)国家公務員駒場住宅跡地(北側敷地)地下埋設物ボーリング調査のお知らせ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  それでは、(2)を終わりまして、(3)国家公務員駒場住宅跡地(北側敷地)地下埋設物ボーリング調査のお知らせ。 ○髙橋都市整備課長  それでは、国家公務員駒場住宅跡地(北側敷地)地下埋設物ボーリング調査のお知らせについて、情報提供させていただきます。  この敷地につきましては、少し経過を御説明いたしますと、令和4年6月に国と住友商事で定期借地契約を結んだところですけれども、その後、旧建物を解体したくい跡に空隙が見つかりまして、昨年度、国において修復工事を実施しておりました。今回は、さらに国から地中にがらが確認されたということで、それの調査のためのボーリング調査を実施するということで情報提供があったものでございます。  工事の内容等については記載のとおりでございまして、結果として住友商事の開発の着工の時期が遅れてございまして、現時点では着工の見通しが立っていないという状況でございます。  情報提供は以上となります。 ○田島委員長  説明終わりましたので、質疑を受けます。 ○小林委員  この国家公務員駒場住宅のところ、工事が今のお話ですと着工の見通しが立っていないということなんですが、まずお伺いしたいのは、住友商事さんのほうで設計に入る前に一回現地調査されてますよね。それで、そこでちょっと空洞が見つかったということで一旦整備がストップしてて、今回このボーリング調査。一緒にできたんじゃないのかなと率直に思うんです、現地調査のときに。もうそのときに1回でね。何でそのときにできなかったのかは、区は聞いてるのかなということが1点と、それからこれ埋設物の調査で、もし遺跡とか何か見つかってしまった場合、また工期が全く見通しがつかなくなると思うんですが、すごく重要なものとか何か出てきた場合には、これ計画の中止とかというのもあり得るのか。ないと思うんですけれども、その辺、住友商事さんはどのように何か考えておられるのかというところが2点目。  あと、工事がすごく、あそこはやっぱり駅前で、今何もない、本当にここ何ができるんだっけというぐらいちょっといろんなことが遅れてしまっている中で、今、いろんな建築の材料の高騰だとか、人件費のことも含め働き方改革のスケジュールなんかもあって、そうすると当初予定していた予算というか、事業内容もちょっと見直さなきゃいけないところまで、これ着工の見通しが立ってないと、そういうこともあり得るんでしょうか。計画変更というか、その点、区としてどのように事業者のほうから聞いてるのかということをお伺いしたいです。  以上3点です。 ○髙橋都市整備課長  まず、1点目のどうして一緒にできなかったのかということですけど、まず住友商事が着工するに当たって、まず自分たちの敷地の確認ということでボーリング調査をしました。そのときに、もともとあった建物のくい跡に空隙があったということで、それの処理を国のほうが実施をするということになって、国のほうでその空隙の処理をしたということになります。その空隙の処理の段階で、そのときもボーリングでやったわけですけども、そのときに少しがらが見つかったということのお話をいただいてございます。それで、今回そのがらの処理、がらがどの程度あるのかというのをまず調査するということで、今回、ボーリング調査を実施するというふうに国から聞いているところです。  2点目の重要なもの、重要文化財、遺跡等そういったものがあるのかということですけども、現在の話の中ではそういったことはあるというふうには聞いてはおりません。今後、調査した中でまた出てくれば、それは別途対応をする必要があるかというふうに考えてございます。  3点目の建築資材の高騰、この一、二年でかなり建築資材等、人件費も上がってございますので、確かにおっしゃるとおり、事業計画にはかなり影響があろうかと思います。その辺につきましては、国と住友商事でいろんな形で話合いをしてるというふうにしか情報は寄せられてないという状況でございます。  以上です。 ○小林委員  さっきお伺いした中で答弁漏れがあったんですけども、今、住友商事さんと国のほうでいろいろやり取りしてる中で、この計画、整備、駒場のあそこの整備は中止になるって話はまだ出てないということですよね。確認です。 ○髙橋都市整備課長  国と住友商事については、お互いいろんな話をしてますということは聞いてますけれども、中止になるということは聞いてございません。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○岩崎副委員長  住友商事が調査をして空隙が見つかって、その後がらが見つかったということですけれども、これそもそも国が住友商事と契約をする前に、国自身がこの国家公務員跡地が、そういう空隙があったり、そういうがらが見つかったということで、地質的にどういう国有地であったのかということをあらかじめ把握しないで住友商事と契約したのかというような、ちょっとそういう疑問が湧いてくるんですが、大体常識的に考えてみれば、契約の前に国のほうがそこの地質調査なりをして、住友商事のほうと契約をするというのが手順じゃないかなと思っているんですが、契約した後にこのようにいろいろなボーリング調査を改めてしなきゃならなかったというようなことが起きてきたということで、その辺、国はきちんと把握していなかったのか、その辺は情報を提供はされてないんでしょうか。  以上です。 ○髙橋都市整備課長  もともとは国家公務員住宅ということで、用途的には住宅地でございますので、化学薬品を使うとかそういうことではないので、大きな地盤の汚染等は考えにくい場所ということだと思います。  ただ、国のほうとしては、更地にして、きれいにして次の事業者のほうに貸し与えるという条件の下で事業をしておりましたので、そういった準備、工事等はしてきたということなんですけれども、住友商事が建築前の調査の段階で、もともと旧の建物のくいの部分がどうも空洞になってたということで、そこで確認されたということで、その空洞の処理についてはやはり貸し与えるほうの責任においてきれいにするということで、住友商事ではなくて国が直接工事をしたというような経緯でございます。  以上です。 ○岩崎副委員長  こういう、改めてボーリング調査というような事態になってるので、そこはやっぱり国有地を貸し出すほうの責任が主なところなんだろうなというふうに思いますし、それによって事業に大きな影響も及ぼしてくると。ましてや、住民対応の施設なども計画をされてるということで、やはりそれはちょっと国に対して、ここの住宅跡地を活用するというときに、きちんとした対応が行われていたのかということについては、区としてもやっぱりただす必要はあるんじゃないかなと思いますが、区として、国との関係でそうした対応を取っていくのかどうかということについてお伺いすることと、あと先ほど事業全体に影響ということだったんですけども、これは事業、ここの敷地の事業計画全体に影響を及ぼすものであるのか、全体的に遅れていくのかと、その辺についてお伺いをいたします。  以上です。 ○髙橋都市整備課長  国に対しましては、これまで国と一緒に活用計画、利用方針と一緒になってつくってきてございますので、地域にとって重要な土地であると、駅前の一等地ですので、重要な地域課題を解決するための土地であるということは、双方認識を同じくしてるところです。  ただ、先ほど申し上げましたとおり、ちょっと事業計画の見通しが今立ってないような状況ですので、これにつきましては区のほうとしても早々に事業計画が立てられるような計画にしてほしいというようなことは言っていこうというふうに考えてございます。
     2点目の全体の事業計画の話ですけれども、この土地は約1万平方メートルございまして、南側敷地約3,000平方メートルが特養ホームということで、事業者が違う事業者ですけれども、そちらについては特養ホームの建設に向けて、今、進めていただいてるというような状況でございます。  以上です。 ○岩崎副委員長  事業計画に影響が出てきてるのは、この北側の敷地だけということでよろしいんでしょうか。 ○髙橋都市整備課長  現時点ではそういった判断でございます。 ○田島委員長  あとほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(3)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(4)学大高架下リニューアル工事開始のお知らせ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (4)学大高架下リニューアル工事開始のお知らせについて、情報提供を受けます。 ○髙橋都市整備課長  それでは、学大高架下リニューアル工事開始のお知らせについて、これ東急株式会社から情報提供がございましたので、情報提供させていただきます。  表面の五本木から碑文谷公園周辺までの1キロの高架下ということで、これ東急東横線の高架下を指してございますけれども、こちらをまちの縁側としてアップデートしていきますという計画でございます。その下に、立面図に五本木、駅、碑文谷公園というふうに書いてございますが、これを参考にちょっと見ていただければと思います。  1枚めくっていただきますと、未定エリアということで、こちらは立面図のほうを見ていただくと、五本木のところにちょっと着色してあります。このエリアについては、まだ利用が決まってないので、今後一緒に地域の皆さんと活用方法を議論していきますということでございました。  ただ、ここは、今現在は次のスモールオフィスエリアってございますけど、ここが駐輪場だったんですけど、この工事に伴っての臨時の駐輪場ということで、今活用してるということでございました。  3ページ目、今申し上げましたスモールオフィスエリアです。  下の立面図を見ていただくと、駐輪場というエリアになりますけども、こちらについては駐輪場の2階に小規模のオフィス棟にリノベーションしていきますということです。  1枚めくっていただいて、今度は4ページになりますが、学大横丁です。  こちらについては、飲食店、スナックが既に軒を並べてございまして、学大横丁というような名称を使っていると。照明、サインを刷新して、居心地のよい横丁へとアップデートしていきますということです。  5ページ目が駅になりまして、駅は学芸大学の玄関口ということで、高架下全体の案内サインまた掲示板を新たに設置して、わくわくするような駅へということで考えているということです。  もう一枚めくっていただきますと、6ページ、学大市場ということで、食料品スーパー、各国の料理店、カフェなどが、今既に営業していますということです。引き続き、買物、買い回りをお楽しみいただきたいということでした。  7ページが、「GAKUDAIPARKSTREET」となってございますけれども、下の立面図ですと学大小路という、現地も学大小路というような掲示板等がございます。こちらについては、新しい店舗を順次オープンし、ベンチと植栽に囲まれた公園へ向かう通りとしてリニューアルしていくということでございます。  1枚めくっていただいて、最後、「GAKUDAICOLLECTIV」ということで、一番碑文谷公園に近いエリアになりますけれども、こちらについても店舗やコワーキングスペースを整備していきますということでございました。  9ページが全体の位置図等になってございまして、9BLから16-4BLまで、工事が順次進められているという状況でございます。  もう一枚めくっていただきますと、10ページになりますが、学大高架下の絵画ポスターを募集ということで、「GAKUDAIKIDSCOLLECTIV」という企画ということで、先ほど申し上げました「GAKUDAICOLLECTIV」のエリアが新築工事ということで、仮囲いが設置されてます。ここに子どもたちが描く、みんなで描く未来の商店街ということで、子どもたちに絵を描いていただいて、それを仮囲いに貼っていくというような企画も予定されてるということでございました。  情報提供は以上でございます。 ○田島委員長  説明が終わりました。質疑を受けます。 ○金井委員  すみません、情報提供ということで、東急さんからこういうふうにやりますよという案内があって、今報告を受けてるんですけれども、これやっぱりぱっと見ただけでわくわくするし、楽しい企画だなと思っていて、こういったものを例えば区と協働で何かに、これからでも遅くないので、碑文谷公園がせっかくだから、PFIで整備されるので、何か連携しながら楽しいまちづくりができないかみたいなことというのは言えないものかどうかというのをお伺いしたいです。 ○髙橋都市整備課長  学芸大学駅周辺地区につきましては、目黒区が中心となって学芸大学駅周辺地区のまちづくりということで、いろんな商店街、町会等も入っていただいて、交通安全施設の整備等、また自転車の適正利用など学大中心にまちづくりを今進めてございます。そこの中に、この東急株式会社も参加していただいて、そこの中で皆さんと一緒に情報共有をしているということでございます。そこを通して、今回のこのような情報提供があったということでございます。  碑文谷公園のPark-PFI等についてはこれからの取組になりますので、またそれは別の話になろうかと思いますけども、東急さんとはこの高架下の交通安全対策も重要でございますので、連携して取り組めるところは取り組んでいきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○田島委員長  ほかによろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  よろしいですね。  それでは、(4)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(5)訴訟事件の判決について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (5)訴訟事件の判決について、情報提供を受けます。 ○鵜沼住宅課長  それでは、訴訟事件の判決について、情報提供させていただきます。  なお、この案件につきましては、本日の企画総務委員会のほうで御報告しているものと同じものでございます。  項番1の訴訟事件名等でございますが、事件名、原告、被告、裁判所につきましては記載のとおりでございます。判決の言渡日が令和6年3月25日でございました。  項番2の事案の概要につきましては、記載しているところでございますが、この中で不当利得の返還請求として820万円余に対する、令和4年8月30日から支払い済までの年3%の割合による遅延損害金の支払いというのが、私どもの区のほうの請求でございます。  項番3の判決内容につきましてですが、主文につきましては、アからウまでの処分が判決として出ておりますが、これを出すに当たりましては、(2)の裁判所の判断の概要に記載しているものでございます。  なお、本日法務担当のほうに確認しましたところ、この事件につきましては控訴されているということでございます。  私からの情報提供は以上でございます。 ○田島委員長  質疑を受けますけども、控訴されてるということですから、中には入れないと思いますので、何か中に入らないでということで御質疑があれば受けます。 ○岩崎副委員長  この裁判所の判断のこのウの部分というのは、これはどういうふうに解釈をすればいいんでしょうか。ちょっと教えていただけたらと思います。  以上です。 ○田島委員長  答えられる範囲でお願いします。 ○鵜沼住宅課長  どのように解釈ということでございますが、記載内容で平成30年の4月1日から令和3年の19日まで、被告による本件建物の占有は、権原に基づくことなく原告の所有権を侵害する不法行為に当たるとともに、これにより被告に法律上の原因のない不当利得を生じさせるものであったということを裁判所が判断してるという内容でございます。  以上です。 ○岩崎副委員長  この被告に法律上の原因のない不当利得を生じさせるというところのちょっと意味合いがよく分からないんですけれども、要するに法律上原因はないんだけれども、原告の所有権を侵害する不当行為だということで、この不当行為を生じさせるというのは、この生じさせたのは、これは原告の側ということなんですか。ちょっとその辺がよく分からないところであるんですが。 ○田島委員長  区側のあれになりますけれども、答えられなければ答えられないでいいと思いますし、そこは御判断いただきたいと思います。 ○鵜沼住宅課長  今の御質疑の内容ですと、ここの判断のところのやはり解釈の問題で、控訴されておりますので、ちょっと答弁は差し控えさせていただきたいと存じます。 ○田島委員長  よろしいですか。  〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(5)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(6)都営住宅の入居者募集について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  (6)都営住宅の入居者募集について。 ○鵜沼住宅課長  それでは、令和6年5月の都営住宅の入居者募集の概要について、情報提供させていただきます。  なお、目黒区内の募集戸数につきましては募集案内に掲載予定でございますので、現時点では分からない状況でございます。  項番1、募集住宅の種類でございますが、世帯向、若年夫婦・子育て世帯向等でございます。  項番2、申込書及び募集案内の配布期間でございますが、令和6年5月7日~15日、土曜、日曜は除くものでございます。ただ、目黒区総合庁舎1階ロビーにつきましては土曜、日曜も配布を予定してるものでございます。  項番3の申込書、募集案内の配布場所につきましては記載のとおりでございます。  項番4、申込方法及び申込受付期限でございますが、まず郵送申込みにつきましては、令和6年5月21日までに渋谷郵便局必着でございます。オンラインの申込みにつきましては、5月21日の午後11時59分までにサイト内での申込みを完了したものとなっているものでございます。  項番5、周知方法でございます。5月1日のめぐろ区報に掲載予定しております。また、区のウェブサイトは4月23日からの掲載予定でございます。  私からは以上でございます。 ○田島委員長  質疑があれば受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  よろしいですか。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○田島委員長  それでは、(6)を終わりまして、その他にまいります。  (1)次回の委員会開催でございますけれども、ゴールデンウイーク明け、5月8日水曜日、10時から開催ということでございます。よろしく御予定ください。  以上をもちまして、都市環境委員会、本日散会させていただきます。  ありがとうございました。...