目黒区議会 2024-04-10
令和 6年生活福祉委員会( 4月10日)
令和 6年
生活福祉委員会( 4月10日)
生活福祉委員会
1 日 時 令和6年4月10日(水)
開会 午前10時00分
散会 午後 0時04分
2 場 所 第二委員会室
3 出席者 委員長 武 藤 まさひろ 副委員長 山 本 ひろこ
(9名)委 員 佐 藤 昇 委 員 岸 大 介
委 員 かいでん 和 弘 委 員 川 原 のぶあき
委 員 斉 藤 優 子 委 員 松 田 哲 也
委 員 こいで まあり
4 出席説明員 荒 牧 副区長 上 田 区民生活部長
(27名)髙 木 地域振興課長 長 島 税務課長
報告に先立ちまして、委員の皆様にお願いをいたします。
報告事項(3)と報告事項(4)につきましては、本日、財団側からも説明員にお越しいただいております。質問先が財団の場合は、これまでの取決めで委員会を休憩し質疑を行いますので、委員の皆様は質疑に当たり、区側への質疑か、財団への質疑かをお伝えください。
財団への質疑の場合は、これまでの取決めで委員からの質問の前に委員会を一旦休憩して、休憩中に財団から答弁をいたします。
区及び財団双方に質疑する場合は、初めに区側から答弁し、休憩した上で財団からお答えいたしますのでよろしくお願いいたします。
なお、質問がどちらかに対するものか分からない場合は、区側と財団側で調整してお答えさせていただくとなりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、報告をお願いいたします。
○千田文化・交流課長 それでは、令和6年度
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団の事業計画について御報告をいたします。
本件は、
芸術文化振興財団から提出されました事業計画等につきまして、議会等の取決めに従い御報告するものでございます。
資料は、最初に財団全般にわたる課題認識、方向性を示す取組方針、次に、文化ホール及び美術館の事業方針と運営方針が記載されております。
それでは、1ページを御覧ください。
1ページは、取組方針といたしまして記載されております。
まず、令和6年度は文化ホールと美術館の5期目の指定期間の初年度となります。
令和6年7月には、大ホールの舞台機構の交換工事が行われる予定であること、こちらが記載されております。
そして、6年度は、インターネットやSNSを活用した情報発信、そして多様な鑑賞機会の提供、
アウトリーチプログラムの充実を図りながら、誰もが身近な地域で芸術文化に親しめるよう、財団一団となって事業を展開していくという方針が記載されております。
2ページを御覧ください。
2ページには、目黒区文化ホールの事業方針が6事業、示されてございます。
まず1つ目、鑑賞事業につきましては、主催7事業、共催8事業。
2、地域の芸術文化・支援事業は、地域の芸術文化団体に対する施設利用や広報などの支援。
3、体験・普及事業につきましては、
アウトリーチプログラムや
ワークショップ事業などの実施。
3ページにまいりまして、4、
指定管理事業、そして、5、受託事業として目黒区文化祭等が記載されております。
そして、6の貸館事業と分類されておりまして、それぞれの具体的な事業の内容、こちらにつきましては、7ページ以降に一覧表でお示しをしてございますので、後ほど御確認いただければと思います。
続きまして、財団の運営方針でございます。3ページ中ほどでございます。
まず、1つ目といたしまして、ホールの魅力を周知し、地域に根差したホールとして親しまれるよう取組を進めること。
2、創造性・発信性のある事業の実施、参加型事業の充実に努めていくということ。
3、
アウトリーチプログラムでは、実施する施設と連携し、特に児童・生徒を対象にしたプログラムでは、豊かな感性が育まれるよう取り組んでいくということ。
4、受託事業においては、行政や美術館との連携を図り、区民の
芸術文化活動の支援に努めていくということ。
5、SNSの活用など、集客力の向上に努めていくということ。また、演奏会の動画配信など多様な鑑賞機会の充実に努めるということ。
6、各種助成事業の活用など、収入の確保に努めること。
7、ホールの一般利用枠の確保等、利用率の向上に努めるということ。
以上7項目をお示ししてございます。
続きまして、5ページ。
こちらは目黒区美術館の事業方針となってございます。
まず、1、展覧会事業でございますが、区展を含めた約188日の開館日、そして5つの展示で、入館者数はおおむね2万5,000人程度、こちらを目標として行うということ。2、教育普及事業については、
ワークショップや
ギャラリーツアーなどを実施するということ。3、調査研究。そして、4、区民等の
芸術文化活動の支援。そして、5として
区民ギャラリーの運営。こちらの5事業でございまして、こちらも事業の内訳につきましては、11ページ、12ページに一覧表でお示ししてございます。後ほど御確認いただければと思います。
次に、6ページへまいりまして、運営方針でございます。
まず、1としまして、新たな
目黒区民センターの基本計画に沿い、誰もが芸術文化に触れる機会を充実させ、より開かれた美術館を実現すること。そして、「文化縁」の形成、充実を図るということが記載されております。2、経費の抑制に努めながら事業を実施し、助成金の獲得等、収入の確保に取り組むこと。3、SNSを活用した情報発信に努めること。4、子どもの鑑賞活動機会の充実を図ること。5、文化ホール等と連携し、区民の
芸術文化活動の充実に努めること。以上の5項目を示してございます。
それでは、13ページにお進みいただきまして、今年度の収支予算書の内容でございます。ポイントだけ説明させていただきます。
まず、13ページ、ローマ数字のⅠの
一般正味財産増減の部の1、経常増減の部。そのすぐ下に(1)経常収益というものがございまして、こちらが①の
基本財産運用益から⑨の雑収益までございまして、その下に経常収益計がございます。本年度の予算としては、4億6,700万円余、前年度と比較しまして、2,850万円余の増と見込んでございます。
この経常収益計の下に、(2)として経常費用がございます。
経常費用につきましては、①の事業費、②の管理費支出が大きく項目としてございまして、その下に経常費用の計がございます。当年度予算として4億9,100万円余、前年度と比較して3,000万円余の増を見込んでおります。
14ページの
収支予算書内訳表につきましては、
公益目的事業、収益事業、法人会計別に記載したものでございます。こちらは後ほど御覧いただければと思います。
資料の説明は以上でございます。
なお、本日は、
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団から大野事務局長、
馬場事務局次長、
松浦文化ホール事業課長、そして、目黒区美術館から橋美術館館長、伊藤美術館副館長にお越しいただいてございます。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
佐藤委員、区側でいいですか。
○佐藤委員 こちらはちょっと、どちらかになるのかは聞いていただいてということで。今説明をいただきました令和6年度の事業計画と収支予算書の説明で、取組方針、また、その内容について報告を受けたところですが、最後、令和6年度の収支予算書で、経常収益がプラスの2,851万余であり、また、経常費用の計がプラス3,000万余というところの説明でした。
この両方プラスになるということですので、これについて、どういった内容なのか、大きくで結構ですので、教えていただけたらと思います。
以上です。
○武藤委員長 どちらになりますか。財団側ですか。
では、議事の都合で暫時休憩いたします。
(休憩)
○武藤委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
これで、佐藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 財団側に伺います。
○武藤委員長 議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○武藤委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
川原委員、どちらですか。
○川原委員 1点目は区のほうに。昨年末に東京音楽大学さんと包括協定を締結させていただきましたけれども、この
芸術文化事業の中で、そうした連携に伴って実施していくようなものが来年度というか、今年度か、令和6年度は何か考えているものがあるのかというのが1つでございます。
もう一つは財団のほうに、お伺いすることになるかと。
○武藤委員長 じゃ、まず区側のほうに。
○千田文化・交流課長 それでは、東京音楽大学との連携というところで伺いました。
まず1点あるのが、ページで申し上げますと10ページ、
指定管理事業の中の「めぐろで第九2024」というものがございまして、こちらコロナ禍が明けて再開したという事業でございますけれども、こちらの事業につきまして、東京音楽大学と連携して、演奏については御協力をいただくという形で進めているというところが、まず1点。
もう一点につきましては、区の事業の中で、今予定というか、今話し合っているところですけども、「子ども音楽祭」という事業がありまして、これは区立の小学校の小・中学校の音楽をやっている吹奏楽部やコーラス、こちらが11月から2月ぐらいに大ホールで一堂に会して演奏の発表をするというところがございますが、こちら今年は東京音大さんと連携して、例えば学校に指導に行っていただくとか、最終的に発表するときに一緒に演奏するですとか、そういった仕掛けができないかなというところで、今考えているというところでございます。
以上でございます。
○武藤委員長 いいですか。区側終わりですか。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○武藤委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
川原委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○こいで委員 昨年の12月14日に御報告のありました目黒区美術館の資料収集について、それはこちらの財務諸表の中の財産のところに含まれているという認識でよろしいのか、区にお伺いします。
○千田文化・交流課長 昨年度御報告しました資料収集に関して、寄贈を受けた資料につきましては、区の財産として管理していくものでございますので、この事業計画の財務諸表には載っていないというところでございます。
以上でございます。
○武藤委員長 こいで委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(3)令和6年度
公益財団法人目黒区
芸術文化振興財団の事業計画等についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(4)令和6年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の事業計画等について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○武藤委員長 次に、(4)令和6年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の事業計画等について報告をお願いいたします。
これも先ほどと同じように、財団側に関しては休憩になります。
報告をお願いします。
○千田文化・交流課長 それでは、令和6年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の事業計画等について御報告をいたします。
本件は
国際交流協会から提出されました事業計画等につきまして、議会等の取決めに従い御報告をするものでございます。
まず、資料1ページ、こちらが本年度の
国際交流協会の事業方針というところでございます。
令和2年1月からの
新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、様々な協会の事業が休止をせざるを得ない状況になってございました。しかし、その際も最新のICT技術を活用したり、オンラインによる持続可能な事業形態への転換、こちらに取り組んでまいりました。
また、昨年度は、「外国につながりを持つ児童・生徒の学習支援・居場所づくり」等、また、新たな課題に対応した事業を立ち上げたというところが示されてございます。
また、引き続き外国人の方の意見、ニーズを把握しながら、さらなる利便性の向上に努めるとともに、ボランティアとして関わっていただいている方々や団体の皆さんが、より主体的に活動できるような環境の整備をしていくこと。そして、
ウクライナ避難民に対する生活全般の適切な支援、こちらも継続して行ってまいりますと記載されてございます。
事業方針といたしましては、1、めぐろ多
文化共生推進ビジョンの実現へ向けたさらなる事業展開と新たな課題に対応した外国人支援の強化。そして、効率的な事業展開に向けたICTを活用した事業の再構築。この2点を大きく掲げてございます。
2ページ~4ページにかけましては、事業計画が記載されております。
1号事業の
国際交流事業から、
外国人支援事業、国際交流並びに外国人支援に関する調査、研究、広報活動。地域の
国際交流活動団体との連絡、調整及び支援。
国際交流ボランティアの発掘と支援。そして最後にその他の事業。大きく6点にわたる事業の具体的な内容、こちらを一覧で示してございます。
今年度の変更点というか大きなポイントといたしましては、3ページ、2号事業(2)外国につながりを持つ児童・生徒の学習支援・居場所づくりについて、今年度は本格実施ということで、約300万円の予算を組んでおります。うち半分の150万円は東京都の外国人支援に関する補助金、こちらの交付が決定してございます。
続きまして、5ページが今年度の収支予算書でございまして、7ページがその内訳となってございます。
5ページ、ローマ数字Ⅰの
一般正味財産増減の部の1、経常増減の部、そのすぐ下に(1)として経常収益がございます。こちらが
基本財産運用益から雑収益までございまして、その下に経常収益計がございます。当年度は予算として5,843万円余、前年度と比較しまして181万円余の増を見込んでおります。
また、経常収益計の下、こちらに(2)として経常費用がございます。
大きな項目として、事業費と管理費がございまして、その下に経常費用計がございます。経常費用の計は5,978万円余、前年度と比較して218万円の増を見込んでございます。
続きまして、7ページを御覧いただきますと、(1)の経常収益計の内訳がございます。こちら公益目的、法人会計等々で、公益目的会計が5,024万円余、法人会計で819万円余となってございます。
また、(2)経常費用計の内訳としては、
公益目的事業で5,210万円余、法人会計で763万円余となってございます。
資料の説明は以上でございます。
なお、本日は、
公益財団法人目黒区
国際交流協会から森事務局長にお越しいただいております。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
かいでん委員。どっち、財団ですか。
○かいでん委員 ちょっとどちらか分からないので、お聞きしたいのは2点です。2点中2問目は、明らかに財団側なんで、まず1問目だけ伺います。
4ページの
ウクライナ避難民支援、これが200万円、予算では昨年度から落ちている、この理由をお聞きしたいなと思います。
○千田文化・交流課長 こちらは、区内に在住しているウクライナの方、この人数が単純に減っているというところでございます。御帰国された方もいらっしゃいますし、ちなみに現在の人数は6組12名ということで、それに見合った予算を組んでいるというところでございます。
以上でございます。
○武藤委員長 これに関しては、財団ですね。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○武藤委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○川原委員 2ページなんですけども、区側にお聞きしようかなと思いますが、1号事業、
国際交流事業の(2)の③の国際交流フェスティバルなんですが、3月9日に開催されまして、久しぶりの開催ということで、私も行かせていただきましたけども、やはりどうしてもコロナ禍の中で、区内にある各大使館との交流も若干途絶えている部分もあったのかもしれませんが、どうしてもやり方を忘れていたとか、担当者の方が変わって大分、もう以前やっていたような内容が、すぐにはできなかったというのがありましたんですが、令和5年度の予算と変わらない100万円の予算、今年度の予算なんで、今年3月にやられた規模と同じようなものになるのかなと思うんですけども、その辺、今後また昔やられたような、もうちょっと大々的なといいますか、いろんな大使館にも参加していただくような事業ができないのかなというふうに思いまして、その辺のお考えを聞きたいと思います。
以上です。
○武藤委員長 財団ですか。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○武藤委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
川原委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(4)令和6年度
公益財団法人目黒区
国際交流協会の事業計画等についてを終わります。
――
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【報告事項】(5)油面住区
センター構成施設の臨時休館について
――
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○武藤委員長 続いて、報告事項(5)油面住区
センター構成施設の臨時休館について、報告をお願いいたします。
○金元
中央地区サービス事務所長 それでは、油面住区センター住区会議室の臨時休館につきまして御報告をいたします。
なお、併設の児童館の臨時休館等につきましては、本日開催の文教・子ども委員会で御報告を行う予定となっております。
油面住区センターにつきましては、昭和62年に開館して37年が経過しているところでございます。この間使用してきました空調設備が老朽化していることから、施設課においておおむね20年を目安としております修繕計画に基づき、工事を行うこととしたものでございます。
この工事につきましては、空調設備の配管工事等に伴い、施設の各階の天井に造作を加える必要があり、工事期間中の会議室利用は困難となるため臨時休館することといたします。
項番1の構成施設は、住区会議室、児童館、学童保育クラブでございます。
項番2の臨時休館の期間につきましては、本年10月21日月曜日から12月24日火曜日までといたします。
項番3の理由につきましては、ただいま申し上げたとおりでございます。
項番4の工事期間中の管理体制ですが、この間、利用受付等は通常どおり行う予定としております。
項番5の周知方法につきましては、めぐろ区報5月15日号、区公式ウェブサイト、集会予約システム、公営掲示板及び館内掲示により周知を図ってまいります。
報告は以上でございます。
○武藤委員長 報告が終わりましたので、質疑を受けます。
○斉藤委員 御説明ありがとうございます。
そうしますと、児童館とか学童保育クラブを利用している人たちの振り分けとか、何かその辺の体制はどうなっているのか、ちょっとお聞かせください。
○金元
中央地区サービス事務所長 詳細は文教・子ども委員会で子育て支援部のほうから御報告をいたしますけれども、こちらで聞き及んでいる限りでお答えさせていただきます。
まず、児童館については、工事期間中、施設内での活動が困難になることから休館といたしますと。一方で、出張児童館ですとか近隣の公園、学校施設などを活用して、児童館の楽しさを体験する事業については、引き続き継続していくと聞いております。
また、ランドセル来館、こちらは下校後、自宅に帰宅しないでランドセルを背負ったまま児童館に来館できる事業についてでございますが、こちらについては、工事中でも引き続き住区センター施設を活用して実施していくと聞いております。
また、学童保育クラブ事業につきましても、工事の管理区画を分けて、順繰りに安全・安心を担保しながら、保育環境を確保していくというふうに聞いております。
以上でございます。
○武藤委員長 いいですか。
斉藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(5)油面住区
センター構成施設の臨時休館についてを終わります。
――
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【報告事項】(6)令和6年度目黒区・東城区・中浪区との三
区間交流事業の実施について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○武藤委員長 次に、報告事項(6)令和6年度目黒区・東城区・中浪区との三
区間交流事業の実施について、報告をお願いいたします。
○千田文化・交流課長 それでは、令和6年度目黒区・東城区・中浪区との三
区間交流事業の実施について御報告をいたします。
まず、項番1、目的でございますが、こちら友好都市である中国北京市東城区及び韓国ソウル特別市中浪区との継続した友好交流を推進するため、次代を担う子どもたちによる交流事業を実施するものでございます。
項番2、開催区は中浪区でございます。今年は対面での開催を予定しております。
項番3、日程でございます。開催日程は令和6年7月23日~26日の3泊4日、行程については記載のとおりでございます。
まず、7月23日の火曜日、午前中に日本を出国、午後に現地で合同練習、翌日24日は午前午後ともスポーツ交流を行います。
25日の木曜日、3日目は午前中がスポーツ交流、午後は中浪区市内の文化施設へ中学生同士で行ったりですとか、そういった文化交流を予定しております。
最終日、7月26日は午前中、文化交流及びソウル市内の視察、そして午後に帰国というふうな予定になっております。
項番4、内容でございますが、今年はスポーツ交流でございまして、競技種目はバドミントンとなっております。こちら競技としては男子のダブルス、女子のダブルス、それと男子女子の混合のダブルスで、こちら全カテゴリーが日中韓選手の混合ペアとなっております。
こちらどういうことかというと、各区の選手が今年は男子8名、女子8名が予定されております。各区1区当たり16名の選手がおりますので、中浪区と東城区合わせると48名のお子さんが集まると。それを4チームにシャッフルして分けて、A・B・C・Dのチームで対戦を行うと。つまりこれは一番の国を決めるというふうな大会ルールではなく、国際交流に重きを置いたルールであると、そういったところでございます。
(2)文化交流につきましては、三区の中学生による交流会、そして三区の中学生による中浪区及びソウル市内の施設訪問を予定しております。
項番5、対象者・人数でございますが、対象者は区内在住の中学2年生。こちらはバドミントン経験があり、ルールを把握していることを条件といたします。
(2)人数ですが、先ほど申し上げましたけれども、三区での調整により各区16名、男子8名、女子8名といたします。こちらは応募者多数の場合は抽せんとさせていただきます。
米印、大きく変わったポイントでございます。
昨年度までは、主に区立中学校の生徒を対象としておりましたが、今年は広く公募することによって対象者を広げるというふうなことを行います。区内の在学を要件にしないということで、今まで参加できなかった子どもに対して参加する機会の提供を広く図っていくと。また、公募することで区民の皆様にもこういった事業の存在を知ってもらって、区の国際交流の裾野を広げると、そういうところを意図しております。
また、本件につきましては、教育委員会の負担軽減というところもございまして、今教育委員会で働き方改革を推進してございますので、この4日間、顧問の先生や、中学校の校長先生、こちらの皆さんを拘束して、現地に連れていくというところが、昨今の事情ですと、それもなかなか難しいというところがございましたので、今回は教育委員会には全面的な協力は求めず、例えば生徒への周知ですとか、練習場の確保ですとか、そういった側面的な支援を協力依頼する方向で見直しを図ってございます。
項番6、経費の負担。こちらは開催区が、つまり中浪区が現地の通訳、移動車両、歓迎会経費を持つ、そして各区が渡航費用、宿泊費、食事代、保険料を持つというところでございます。
項番7、事務局による事前調査を予定しております。日時が記載のとおり4月15日~17日、旅行者は記載のとおりでございます。行程は、実際に選手団が訪問する場所の実地踏査並びに中浪区関係者への挨拶を予定しております。
今後の予定でございますが、まず、本委員会終了後、実地踏査を踏まえて5月1日から募集を開始、募集を2週間程度で締め切った後、参加生徒への決定の通知、その後、保護者等への必要な書類等の取得の依頼、顔合わせ、練習会を行った後、7月に、7月23日~27日本番を迎えて、事業が終わった後は報告会を行う予定というところでございます。
御報告は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○佐藤委員 今回、この4番の内容でスポーツ交流、バドミントン、各区、国同士が順位を競うということではなく、シャッフルをして異国の方の交流をというのは非常にいい取組だなというふうに私は認識しました。
このアイデアというのは、どこから出てきたのかなというのをちょっと思ったので、その点をお伺いします。
また、以前バスケットボールの大会の取組のときには、そのレベルが非常にうまいチームと一般的なチームというようなところの取組だと、点数の差が非常についたかなと。それも1つ、そういった取組もいいのかなと思うんですけど、今回この5の対象人数、幅広く2つありますけど、公募で募集するというところと、あとルールを把握している、経験があるというようなところだと、非常に裾野が広くていいのかなと思うんですけども、この辺、各区この辺の伝え方、温度感というんでしょうか、なかなか難しいかもしれないんですけど、ハイレベルな選手集団ということではなく、幅広く多くの方が、国によって公募するかどうかはそれは分からないんですけど、ある程度のシャッフルの中でも選手のレベルが均一のほうが望ましいのかなというようなことも思うので、その辺どうなのかということをお伺いするのと、公募に関しての方法として、やはり公平感、多くの方に知っていただいて、広くチャンスを見ていただきたいと思うので、その辺についての周知の方法ということで3点お伺いします。
○千田文化・交流課長 まず、1点目、このルールのアイデアはどこの国からというところですが、今年は中浪区が開催区でございますので、このルールの提案は中浪区からのものでございます。それに目黒区と東城区が賛同したというような形でございます。
2点目、公募のレベル感というところでございますが、こちらは結構難しいところがございまして、我々も中浪区の生徒と東城区の生徒がどれぐらいのレベルの選手が出てくるかというのが正直分からないところでございます。
ただ、我々としては、これダブルスでございますので、最低限そのダブルスの動き、試合の中での動きで、実際に試合経験がある選手を公募の対象としておりますので、まずはどんな選手と組んだとしても、バドミントンダブルスができるというところをまず一つの目的として置いております。
今開催区の中浪区のほうからは、事前にその選手のレベル感が分かれば、中浪区がチーム分けをする際に参考にするというふうに言われておりますので、選手が集まって練習会を行ってみて、ある程度そこが分かれば、早めに中浪区のほうに連絡をして、チーム分けの参考にしていただくというふうなところ、そこを一定検討しているというところでございます。
また、3点目のこの周知の方法については、まず、こちら今後の予定の中で、5月1日のめぐろ区報での募集が開始されるのと、当然ウェブサイト上にも載せていくと。
これとは別に、区立中学校には個別に御案内をしようと思っておりまして、要は今回の事業、なぜこの公募にしたかというところの理由の一つとして、全ての学校にバドミントン部がないというところもございまして、バドミントンがあるのが5校だけなので、バドミントン部から選ぶと、バドミントンをしたいけど部活がない中学校に行っている子、これが拾えなくなってしまうのであれば、中学2年生全員に声をかけて、例えば地域のクラブでバドミントンをやっている子、こういった生徒も当然いらっしゃると思うので、それは中学校経由で個別に御案内をしていくと。
それとは別に、区報とウェブで区内在住の中学生の方、保護者の方にも併せて周知をしていく、そのようなことを考えております。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
佐藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 何点かお聞きしたいんですけれども、教育委員会は、側面から支援をしてもらうというお話でしたけれども、これまでだと養護教諭の先生が付き添っていましたが、それに代替する何か、保健というか、そういう健康面をサポートする体制はどのようになっているのか教えていただきたいと思います。
それから、これも今回の対象者はあくまで在住っていうことなんですね。ですから、区内学校に在学している区外の方は対象外ということでよろしいのか、教えていただきたいと思います。
それから、もう一点、広報についてですけれども、先ほど区立中学校には個別で御案内というお話でしたけれども、それは区内の都立学校だとか、以前も都立学校、あるいは私立学校からも参加者はいたかなと思うんですけれども、そこら辺へも学校を通して周知っていうことは考えられているのか、教えていただきたい。
○千田文化・交流課長 まず1点目、養護教諭に代わる保健の指導の方、これは当然、子どもたちを連れて、慣れない環境に3泊4日連れていくというところで、我々としても今検討しています。
具体的には、今回委託で派遣の看護師さんですとか、教育委員会で行っている事業によく帯同していらっしゃるような看護師さんを手配するですとか、また、それに準ずるような形で、何か区の事業に関わりがあるような方で、この事業に協力していただける、そういったところで、今探しているというところでございますので、実際、本番にはどなたかが必ずついていくというところでございます。
2つ目、在住要件につきましては、委員おっしゃるとおりでございまして、区内在住で区外の私立中学校に通っている方、これは対象と。区内に在住していないけども、区内の私立学校に通っている子、これは対象にはしないというところでございます。
3番目、私立中学校への周知というところでございますが、確かに区立がやるということであれば、私立のバドミントンがある中学につきましては、周知をするというところも、広く公募をかけるという意味でもありなのかなというところでございますので、そちらの検討をしてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○武藤委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○岸委員 2つ伺います。
これ予算規模としては、このツアーはどれぐらいでお考えになっているのかってことを1つ伺います。
それで、私は4年前のバスケットの三区間交流のときに応援団としてお邪魔しているんですけれども、これ今回の場合はバドミントンということで、応募者多数の場合は抽せんとするということでありますから、選手のレベルという意味では、すごく平均的というか、ばらけるとは思うんですね。
4年前行ったバスケットのときの記憶で言いますと、中国の選手団というのは、まさに中国のいわゆるスポーツの虎の穴みたいな、そんなところのレベルの方たちが集団となって、物すごい怖い選手の監督の下、「おい、このやろう」みたいな罵声を浴びながら、それぐらいなレベルでやっているグループでありました。
韓国のグループで言いますと、韓国は韓国でこのゲームとかギャンブルとか、スポーツとかっていうのは、めちゃくちゃ勝たなきゃ駄目なんだっていう、そういう国民性があって、そういうような中で、中国の虎の穴と同じぐらいとは言わないけれども、それに近いぐらいで、物すごく集中してくる方たちのグループでした。
一方で、目黒の集め方っていうのは、今回とはちょっと違ったかもしれないけれども、何か、いわゆるほほ笑ましい感じで、中学のいわゆる部活でうまかった子が何となく集まってきて、そこで何か中学校の中でグループをつくって、誰々がどこ、誰がセンターみたいなふうになっていったっていう、私の記憶の中では、本当に体格も違うし、見た目も違うし、結果としてついてくるものも全然違ったわけなんですね。
そういう意味で言うと、ちょっとこの点をもう少し、恐らくコロナ禍も明けたし、広く公募するっていうことになると、物すごくたくさんの応募があるんではないのかなって、僕は勝手に思っているんですけれども、そんな中での選抜チームじゃなくて、抽せんということであれば、これは、ちゃんと向こうにこちらの趣旨を伝えないと、大変なことになっちゃうと思うので、一応そこだけ指摘した上で、どのようにお考えなのかということを、ちょっと伺えればと思います。
○千田文化・交流課長 1点目につきましては、今年度の予算規模が約800万円程度、こちらを予定しております。
○勝島文化・スポーツ部長 委員お尋ねの2点目です。
私も4年前、秘書課長で同行しましたので、あの中国の圧倒的な、身長が2メートルぐらいあるような中学生、本当に中学生かと思えるようなダンクシュートを拝見いたしまして、レベルということについては、そういう選手を集めているんだな、これは中国の国民性なんだなっていう気がしました。
ただ、韓国も負けてなくて、その虎の穴の選手たちに一時逆転するというような、韓国対中国というようなシーンもあって、目黒の子どもたちって何てかわいいんだろうなという感想を持ったのは、私の感想でございますが、今回韓国がやはりその点を大分考えているみたいで、先ほど申し上げたとおり、混合チームにして国ごとの勝敗を決めないという、先ほど課長から紹介があったようなチーム編成にするということでございますが、さっき4チームに分けると言いましたけれども、今回、韓国は交流を中心に考えているということなので、その4チームで食事に行ったりとか、恐らく事前にそれぞれのチームごとにオンライン会議で作戦を練ろうとか、様々なアイデアが出てきておりまして、やはり勝負というよりは交流のほうに、かなり力を注いで意識してやっているというふうに感じておりますので、仮に中国がやはり日本代表選手レベルの子を集めてきたとしても、その辺はこなれるのかなというふうに考えております。
それともう一つ、やはりネックになったのは、この7月に向かってバドミントンの都大会があるんです。まさに、この日程に都大会が重なっているんです、日本の場合は。これから予選が始まるので、その都大会に出るようなレベルの子を連れていきたいという気持ちはありますが、まさか都大会を諦めろとも言えないですし、都大会に実際行く子どもたちというのは一握りの子どもたちではあるんですけれども、かといって勝負にこだわるために、私立の日大目黒から都大会で優勝するような子どもをぜひっていうわけにもいかないということで、今回の裾野を広げたというのは、やはり目黒に住んでいながら、ほかの私立の学校に通っているお子さんというのは、小学校6年生の半分ぐらいいらっしゃいますので、その中でバドミントンをやっている子たちも拾おうというような形で考えておりまして、レベル感については、これは結果を見てみないと分からないんですけれども、子どもたちが交流ということで、あまり自分がバドミントンが下手でショックを受けるというようなことがないようなチーム編成にしていただきたいということだけ、お願いしたいというふうに考えております。
以上です。
○武藤委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(6)令和6年度目黒区・東城区・中浪区との三
区間交流事業の実施についてを終わります。
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【報告事項】(7)第48回
目黒区民まつりの日程について
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○武藤委員長 次に、報告事項(7)第48回
目黒区民まつりの日程について報告をお願いいたします。
○千田文化・交流課長 それでは、第48回
目黒区民まつりの日程について御報告いたします。
項番1、開催の趣旨につきましては、記載のとおりでございます。
項番2、主催については、第48回
目黒区民まつり実行委員会が主催でございます。
項番3、日程及び内容については、10月13日日曜日、こちらが本年度の区民まつりの日程ということで確定しております。
項番4、組織につきましては、区民まつり実行委員会の下に公募によるメンバーで運営チームを組織すること。また、新たな取組として大きく2つございまして、1点目はポスターやパンフレットの表紙になるデザイン、こちらを公募しようというふうに思っております。
こちらのやり方としては、めぐろ区報及びウェブで区内要件なく、広く公募をかけて、
目黒区民まつりにふさわしいポスターのデザイン、こちらを公募した上で実行委員会の中で決めていくというところを予定しております。
また、もう一つ、新たな財源確保として、スポンサー企業を募るというところを検討しております。
今、
目黒区民まつりの補助金についても、区の予算の中でやっているところでございますが、昨今の人件費の高騰ですとか、インフレですとか、祭りを運営する経費が年々上がってきていると。その中で補助金は上がらないっていうところが構造的にございますので、今年財源確保としてスポンサー企業を募集すると。
具体的には、このスポンサー企業については公募は考えておりませんで、目黒のさんま祭り、区民まつりについては、かなり知名度が高いので、公募で行うとどれぐらい来るかっていうのがちょっと見えないところがありましたので、今年は実行委員会の皆様に企業のつながりがあるような方々を中心にスポンサーを募集して、
目黒区民まつりの歳入の一つとしていくというところを検討しております。
報告は以上でございます。
○武藤委員長 報告が終わりましたので、質疑を受けます。
○かいでん委員 ポスターのデザイン公募については、大賞になると何か賞金は出るのか、公募をたくさんいろんなところでやっていて、どれも賞金が出ているので、そことやっぱり比較されるという話はあるので、ちょっとそこを伺います。
○千田文化・交流課長 こちらの採用時の謝礼として、商品券1万円分を予定しております。
以上でございます。
○武藤委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(7)第48回
目黒区民まつりの日程についてを終わります。
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【報告事項】(8)第4回
新作落語コンテストの開催について
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○武藤委員長 次に、報告事項(8)第4回
新作落語コンテストの開催について、報告をお願いいたします。
○千田文化・交流課長 それでは、第4回
新作落語コンテストの開催について御報告いたします。
項番1、開催の趣旨につきましては、昨年度に引き続きまして、新作落語を一般募集する落語コンテストを行います。
今年のお題は、「もしも目黒の〇〇が〇〇だったら」というテーマに設定いたしました。
これは例えば、もしも目黒の区長が猫だったらとか、目黒のさんまが犬だったらとか、自由度を上げて募集をしようと。
というのは、一旦この落語コンテストがもう3回終わりまして、皆さんも御存じのとおり、かなりレベルが高いと。作品を出していただける皆様も、結構同じメンバーになってきているので、ここはひとつ作品のテーマを自由にすることで、ライト層の皆さんにも募集をしていきたいなというところで、師匠と相談した結果、こちらのテーマでやってみようというところになりました。
このテーマは本当に自由ですので、出てきたテーマの中から、面白いものがあれば、例えば文化・交流課の事業の中で展開ができるようなもの、こういったものも目的としては1つ入っているというところでございます。
こちらが目黒パーシモンホールの小ホールで決勝大会を行いまして、優勝者は10月13日の
目黒区民まつりでお披露目を行うことになってございます。
項番2、主催は第48回
目黒区民まつり実行委員会でございます。
項番3、日程及び内容でございます。
こちら、3月28日から募集開始と記載されておりますけども、今年は落語コンテストの開催期間が1週間前倒しになった関係で、既に募集を開始してございます。こちらにつきましては、委員の皆様にも御了承いただければなというところでございます。
7月の中旬16日に申込みを締め切った後、8月9日までに、師匠2人による審査、こちらがユーチューブにアップロードされた映像の審査を行います。9月1日に決勝大会が行われ、10月13日に優勝作品の披露というところでございます。
審査員については、昨年同様九代目春風亭柳枝師匠、三遊亭れん生師匠、
目黒区民まつり実行委員長ほか、というところでございます。
周知方法その他につきましては、記載のとおりでございます。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○かいでん委員 前回の委員会で開催報告があったときに、師匠からも大変な割に発表の機会がなかなかないっていう課題をいただいているっていう御答弁もありまして、私も例えば会場で音声流すとか、そういう形ができないかという質疑をさせていただきましたが、そういった点で、今回何か新たな取組というか改善しているところがあれば教えてください。
以上です。
○千田文化・交流課長 以前、委員から御指摘がありました。この作品について広く周知するという意味合いも含めて、会場内での放送とか、いろいろなやり方があるんではないかというところの御意見いただいております。
あれ以降、事務局の中でも、区民センターの会場の放送設備上は、その放送を流すことができるというところが分かり、今回中小企業センターホールで優勝作品を披露するというところでございますので、多くの方に作品を聞いてもらいたいというところがございますので、こちらの実行委員会のほうとも諮った上で、今までではないような取組、こちらを落語に関しては、これから検討していきたいというところでございます。
以上でございます。
○武藤委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○こいで委員 1点お伺いします。
この審査方法なんですけれども、こちらはこの審査員は、九代目春風亭柳枝さんですとか、そういったプロの方の審査によるものということでよろしいでしょうか。
○千田文化・交流課長 審査方法なんですけども、一次審査と決勝大会ございまして、一次審査のこの予選大会というところについては、ユーチューブにアップロードされた作品を九代目春風亭柳枝師匠と三遊亭れん生師匠のこの2名だけで審査をしていただいております。これは当然落語家さんでございますので、その作品のレベル感、そういったところを中心に審査をしていただく。
9月1日の決勝大会については、今お伝えした2名のほかに、区民まつり実行委員長であるとか、昨年でいえば気仙沼の目黒のさんま事務局長であるとか、そういった関係者の方も含めて、当日の雰囲気も交えながら審査を行う、そういったところでございます。
以上でございます。
○こいで委員 ありがとうございます。
何でこの質問をしたかというと、昨年の決勝大会に私も参加して拝見させていただいたんですが、その大会での演技といいますか、落語の出来というよりは、何かその方のこれまでの実績というか、そういったところをすごく重視していらっしゃって、審査されているような感じがしたので、それについてお伺いしたということで、それに関して区としての見解を教えてください。
○千田文化・交流課長 今委員からお尋ねあった件につきましては、その御本人の過去の実績であるとか、そういったところは一切加味しておりません。
ただ、このコンテストとなってきますと、その順番がすごく重要になってまいりまして、昨年優勝された方も多分トリだったと思うんですけども、その順番は当日の朝、皆さんが集合したときにくじ引きで決めておりますので、そのくじ運ですとか、その会場が温まってくれば、当然後半にやる方のほうが笑いの量というのは増えてくる傾向にありますので、一定そのようなところを加味されつつ、審査されたというところではないかと感じております。
以上でございます。
○武藤委員長 こいで委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(8)第4回
新作落語コンテストの開催についてを終わります。
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【報告事項】(9)令和6・7年度目黒区
スポーツ推進委員の委嘱について
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○武藤委員長 次に、報告事項(9)令和6・7年度目黒区
スポーツ推進委員の委嘱について、報告をお願いいたします。
○平野
スポーツ振興課長 それでは、令和6・7年度目黒区
スポーツ推進委員の委嘱について御報告いたします。
本件は、
スポーツ推進委員の任期がこの3月31日で満了となり、新たに委員を委嘱することから、御報告するものでございます。
まず、項番1の
スポーツ推進委員の概要について御説明いたします。
スポーツ推進委員は、スポーツ基本法及び目黒区
スポーツ推進委員に関する規則に基づき、スポーツの推進のための事業の実施に係る連絡調整並びに住民に対するスポーツの実技の指導、そのほかスポーツに関する指導及び助言を行うものでございます。
次に、項番2を御覧ください。
令和6・7年度の
スポーツ推進委員につきましては、再任が28人、新任が12人の計40人となっております。
任期は、令和6年4月1日から令和8年3月31日までの2年間でございます。
なお、委員の一覧につきましては、裏面に記載してございます。裏面をどうぞ御覧ください。この一覧のとおりとなってございます。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。ないですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(9)令和6・7年度目黒区
スポーツ推進委員の委嘱についてを終わります。
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【報告事項】(10)区立プールの臨時休場について
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○武藤委員長 次に、報告事項(10)区立プールの臨時休場について報告をお願いいたします。
○平野
スポーツ振興課長 それでは、区立プールの臨時休場について報告をさせていただきます。
項番1を御覧ください。
臨時休場する施設及び期間でございます。緑ヶ丘小学校屋内プールにつきまして、明日4月11日、一日、ろ過機改修工事のため臨時休場をさせていただきます。
本件については、区の公式ウェブサイト、館内掲示、告示で御案内済みでございます。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(10)区立プールの臨時休場についてを終わります。
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【報告事項】(11)がん患者への
アピアランスケア支援事業の実施について
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○武藤委員長 次に、報告事項(11)がん患者への
アピアランスケア支援事業の実施について、報告をお願いいたします。
○香川
健康推進課長 がん患者への
アピアランスケア支援事業の実施について御報告を申し上げます。
項番1、経緯でございますけれども、治療を行いながら社会生活を送るがん患者の方が増加をしておりまして、国のがん対策推進基本計画にも、アピアランスケアの支援の必要性について明記されるなど、社会的にもその支援の必要性が高まっている状況でございます。
つきましては、がん患者の方が社会生活を送るための支援を行うために、治療に伴う外見の変化を補うためのウィッグ等の購入経費等の一部を助成するものでございます。
なお、この事業につきましては、東京都の包括補助事業の補助金の活用を想定しておりますので、内容については、東京都の補助要件に沿ったものとしております。
項番2の対象者でございますけれども、がんと診断され、治療による外見の変化に対応するウィッグ等を必要とする方、また、申請する時点で区内に住民登録があり、他区市町村等で同種の助成を2回以上受けていない方でございます。
項番3、対象品目につきましては、ウィッグ等記載の5品目でございます。
項番4、助成金額等につきましては、申請1回について、対象品目1個に係る購入等の費用の実費でございまして、10万円を超えた場合も上限を10万円といたします。対象者お一人につき生涯につき2回まで。他区市町村で同種の助成を受けた場合につきましても、1回、2回とカウントいたします。
項番5、申請の開始日でございますが、5月1日を予定しております。
項番6、申請期限でございますけれども、購入等をした日の翌日から1年以内でございまして、例えば昨年の8月1日に御購入された場合は、今年度の8月1日までに御申請をいただくことになります。
ただし、今年度につきましては制度開始の初年度でございますので、周知期間等を考慮いたしまして、昨年、令和5年4月1日から6月30日までに購入等された場合につきましては、今年の7月1日まで申請を受け付けることといたしまして、5月1日の制度開始から2か月程度手続期間を設けるものでございます。
項番7の申請受付につきましては、必要書類等を添付いただいて、郵送、窓口、または電子申請により受け付けてまいります。
項番8、今後の予定でございますが、5月1日のめぐろ区報、区のめぐろ区報であるとか、区公式ウェブサイト等により周知をいたしまして、申請の受付を開始してまいります。
御説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○斉藤委員 2点伺います。
2の対象者のところで、他区の市区町村等で同種の助成を2回以上受けていない方ということですけども、これは自己申告とか何か調査をされるとか、何かそういうのがあれば教えていただきたいと思います。
あともう一点、申請受付のところなんですけれども、がんの治療を受けていることを証明する書類っていうのは、例えば診断書以外に何か、ちょっと私あんまり病気したことないので、どういうものが書類となるのか分からないんですけど、そういうお金がかからなくてもその証明となるものということが具体的に分かれば、あれば教えていただきたいと思います。
以上です。
○香川
健康推進課長 まず、他区市町村の助成の状況でございますけれども、御案内や申請書等についても、2回以上受けている場合は対象にならないということを明記して、あと実際に例えばほかの自治体で助成を受けたことがある場合は、その自治体名等を記載していただくことにもなっておりますので、そこで対象かどうかというところはしっかり把握ができるかなというふうに思います。自己申告となります。
あと、治療をしていることを証明する書類の例といたしましては、例えば治療方針の計画書であるとか、診療の明細書やお薬手帳等の写しということを想定しております。
以上でございます。
○武藤委員長 斉藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(11)がん患者への
アピアランスケア支援事業の実施についてを終わります。
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【報告事項】(12)
食品衛生法違反に伴う不利益処分について
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○武藤委員長 次に、報告事項(12)
食品衛生法違反に伴う不利益処分について、報告をお願いいたします。
○藤田生活衛生課長 それでは、
食品衛生法違反に伴う不利益処分について御報告いたします。
項番1の事件の探知でございますが、令和6年3月22日、世田谷区から東京都を通じて、目黒区内の居酒屋を利用後に腹痛、吐き気等の症状を呈し、医療機関でアニサキスを摘出した患者から届出があった。患者は3月19日20時頃に知人と刺身盛り合わせ等を喫食しているとの連絡があり、目黒区保健所は直ちに調査を開始したものでございます。
項番2の調査結果の概要でございますが、患者数、発症状況は資料記載のとおりでございまして、喫食状況といたしまして、患者が発症前の4日間に冷凍処理されていない魚介類を生食、または生に近い状態で喫食したのは、3月19日の当該施設が調理提供した料理のみでございました。
なお、喫食内容は資料記載のとおりでございます。
原因物質はアニサキスでございまして、患者の胃からアニサキスが摘出され、症状及び潜伏期間がアニサキスによるものと一致したものでございます。
資料の裏面に、簡単なアニサキスの解説を記載しておりますので、後ほど御参照いただければと存じます。
原因施設につきましては、資料記載のとおりでございます。
項番3の不利益処分でございますが、調査の結果及び患者を診察した医師から食中毒の届出がなされたことから、目黒区保健所長は、原因施設が3月19日に調理提供した料理による食中毒と断定し、食品衛生法第60条第1項の規定に基づき、令和6年3月28日の1日間について、冷凍品を除く生食用鮮魚介類の調理提供の一部停止の処分を行ったものでございます。
項番4の公表といたしましては、食品衛生法の規定に基づきまして、3月28日から4月3日まで、目黒区公式ウェブサイト及び保健所掲示板におきまして公表を行ったものでございます。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりました。
質疑を受けますが、食品衛生法のため、質問する際は、原因施設等の名称や住所など出ないよう、よろしくお願いいたします。
それでは質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(12)
食品衛生法違反に伴う不利益処分についてを終わります。
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【報告事項】(13)
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う子どもの定期予防接種の期限延長措置終了について
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○武藤委員長 次に、報告事項(13)
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う子どもの定期予防接種の期限延長措置終了について、報告をお願いいたします。
○滝川
感染症対策課長 では、項番1の経緯のところを御覧ください。
令和2年の3月に国から通知が出まして、コロナの感染状況がピークに達しているような状況のときに予防接種を受けに行くと、そこで感染するおそれがあると。そういった方に対しては、予防接種をコロナ禍の間は延長できると。ですので、対象期間、対象年齢を過ぎても定期接種として扱えるという通知が出ました。
それから、令和5年の3月にまた厚労省から事務連絡が出まして、令和5年5月8日にコロナが2類相当から5類になるということもあるので、延長している方々もできるだけ早く接種を受けることが望ましいという連絡がございましたので、区としては、この延長措置を終了したいと考えております。
終了する日は、令和7年、来年の5月7日で、この延長措置は終了したいと思っております。
今後の予定といたしましては、4月の下旬に予防接種を実施していただいている医療機関に通知をいたしまして、区の公式ウェブサイト、それから、めぐろ区報の5月1日号、ここに掲載をしたいと思っております。
御説明は以上です。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(13)
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う子どもの定期予防接種の期限延長措置終了についてを終わります。
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【報告事項】(14)産後ケア事業(宿泊型)利用施設の追加について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○武藤委員長 次に、報告事項(14)産後ケア事業(宿泊型)利用施設の追加について、報告をお願いいたします。
○齋藤
碑文谷保健センター長 それでは、産後ケア事業(宿泊型)利用施設の追加について御説明いたします。
産後ケア事業(宿泊型)については、昨年8月に事業内容の拡充を図るとともに、9月に利用施設を追加しまして3施設にしたところでございますが、現在は、利用者数及び利用日数が順調に伸びております。
今回、資料項番2の日本赤十字社医療センターを新たに追加いたしました。区外の施設ではありますが、最寄り駅は、愛育産後ケア子育てステーションと同じ、地下鉄日比谷線の広尾駅でございます。
病室4床の利用を前提としておりますが、空き病床の活用も可能と聞いております。
なお、今回は利用施設の追加以外に、事業内容の変更はございません。
本件につきましては、事後報告となり申し訳ありませんが、3月中に区側と施設側の調整準備が整ったことから、区公式ウェブサイト等において周知を行い、4月1日から受け付けるよう開始したところでございます。
私からの説明は以上です。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○かいでん委員 この今回追加になった広尾の赤十字さんは、もともと自院出産のみの受入れだったために、調整が難航していましたが、それを外されたので、区としてもすんなり行けたっていうこともあるんじゃないかなと思うんですけれども、それに関連して、昨年私が質疑した中では、自院出産のみの病院、ほかにもあるんで、そういうところもどんどん産後ケアに加えてくださいよということをお伝えをし、それに対して、なかなか……というお話だったんですけれども、その方針自体は、その後どうなったかなっていう、そこも拡大できないかなっていうことをまず伺いたいと思います。
○齋藤
碑文谷保健センター長 委員おっしゃるとおり、自院の出産に限定するのかという話がこれまでございましたが、現時点での区の方針としては、現在でも自院の出産に限定するというようなところとは、契約のほうは検討して考えていないというような状況でございます。
一方、引き続き予約の状況等を見ますと、施設によっては、まだ予約が取りづらいという話はまだ聞いておりますので、今後は、利用状況をまた見てからになりますが、施設を追加するということは、また状況に応じて検討してまいりたいと思います。
以上になります。
○かいでん委員 昨年も利用状況を見ながら検討していきたいというお話で、実際利用状況として予約が取りづらい施設もあるっていうことなんで、そこはね、やっぱり外していただきたいなと思うんですよね。例えば港区なんか、もう自院出産のみを含めてかなりな数、用意していますし、本当に、今そういう利用状況なんで、ぜひ検討していただきたいと思いますが、改めてそこを伺います。
それから、もう一点ですけれども、当該、今回追加になった施設では、日帰りの産後デイケア、いわゆる通所個別型の産後ケアというのも実施されていると拝見しました。これについては、自民党さんからも以前、一般質問であったところですけれども、ぜひそれも導入してくださいという話があり、区からは通所個別型の実施に向けて検討してまいりたいという答弁もあったところですが、その後、そちらのほうの検討はどうなっているか教えてください。
○齋藤
碑文谷保健センター長 自院出産の方に限定するという話については、やはり十分に受皿の体制が確保できたという段階では、そういうことも必要がないかなというふうには考えておりますので、その時点で、自院出産限定の方でもというふうに考えておりますが、ただ、今現時点では、自院出産に限定するとなると、ほかの医療機関で出産された方が利用できなくなってしまうという心配もございますので、ほかの医療機関で出産された方も受け入れていただくようにというお願いは続けさせていただきたいと考えております。
2点目のデイケアの導入についてなんですが、昨年の一般質問でも御答弁させていただきましたが、通所個別型ですね、1日間で産後ケアを受けるというところについても、実施に向けて調整をこれから始めるところでございます。
以上でございます。
○かいでん委員 1点目について、やっぱりちょっと区側と私の認識が違うなっていうところは、今の御答弁だと、自院出産については、受皿が十分に確保できた上でやりますっていうお話でしたけれども、私はそうではなくて、十分な受皿確保できないからこそ、自院出産のところも含めて受皿を増やしていくべきじゃないですかということをお聞きしたんですけれども、なぜこの受皿が十分確保できた段階でっていうことになるのか。ですから、自院出産を認めてしまうと、今誰でも受け入れますよってしている病院も、今後自院出産に限定させてくださいっていう話が来ることを恐れているのか、何か理由がちょっとよく分からないので教えてください。
○齋藤
碑文谷保健センター長 委員おっしゃるとおり、やはりどうしても自院出産した方を優先でやりたいというところについて、ほかの医療機関さんについても自院出産でというような方針になってしまうと、本当に使える方が限られてしまいますので、そこら辺は慎重に検討してまいりたいと考えております。
以上になります。
○武藤委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(14)産後ケア事業(宿泊型)利用施設の追加についてを終わります。
――
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【報告事項】(15)目黒区もの忘れ検診の実施について
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○武藤委員長 次に、報告事項(15)目黒区もの忘れ検診の実施について、報告をお願いいたします。
○橋川
福祉総合課長 それでは、目黒区もの忘れ検診実施について御報告させていただきます。
まず、経緯につきましてです。
全国の認知症高齢者の数は、既に500万人を超えております。2025年、翌年には国の調査によると約700万人、高齢者の5人に1人に達することが見込まれております。
このように高齢化の進展に伴い、認知症高齢者の増加も見込まれることから、認知症の早期診断・早期対応を図るため、今年度より、もの忘れ検診を開始いたします。
概要です。対象ですが、当該年度に3歳刻みで67・70・73・76歳に達する区内に住所を有する方。
(2)実施期間ですが、区の特定健康診査、いわゆる区民健診の開始時期に合わせまして6月1日からとし、翌年の2月28日までとします。
(3)の実施場所ですが、目黒区医師会に委託する形で、区内契約医療機関で実施していただきます。
(4)の検査方法ですが、問診及び認知機能検査です。認知機能検査は、主にこちらに記載している長谷川式簡易知能評価スケール、MMSEという質問形式による検査方式でございます。
(5)検査費用は無料ですが、精密検査となった場合には、その後の受診につきましては保険診療となります。
最後に、今後の予定です。
令和6年5月下旬に検診対象者に受診券を個別発送いたします。
周知に関しましては、5月15日号のめぐろ区報、それからホームページ等で周知の予定です。
開始時期は、先ほど申しましたように6月1日からということになります。
以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○斉藤委員 もの忘れ検診なんですけども、やはり該当する方っていうのは、自分がもの忘れかどうかというのはあまり分かっていないと思うんですけども、受診を促進するために、何か検討されていることがあれば教えていただきたいと思います。
○橋川
福祉総合課長 受診をする、しないに関しましては、委員おっしゃるように、やはり御自身の最終的には選択といいますか、判断になりますが、できるだけ多くの方に受けていただけるように、お送りする受診券には受診券だけではなくて、御自身でやっていただくチェックリストですとか、なぜこの早期診断・早期対応が必要なのかという、認知症について正しく知っていただけるような認知症のリーフレット、また、もの忘れの相談窓口である包括支援センターを御紹介するような、そういった御案内も同封して、工夫していく予定でございます。
以上です。
○斉藤委員 何か送っていただく、受診の送っていただく中にいろいろ御案内が入るということですけども、やっぱり自分自身がもの忘れかどうかっていうのを知るっていうのも怖いっていう心理もある、可能性もあると思うんですけども、そういう人に向けて、何か区に何か相談っていう感じで、窓口っていうのは何か御用意しているかどうか伺いたいと思います。
○橋川
福祉総合課長 区では、地域にある地域包括支援センターがございまして、そちらがもの忘れ相談窓口ということで、区民に周知はしているところでございます。
以上です。
○武藤委員長 斉藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○佐藤委員 2点お伺いします。
この2の概要、(4)検査方法で、これは所要時間どのぐらい一般的にはかかるのかなということをお伺いします。
また、若年性の認知症というのは増えてきているのかなというふうに認識しているところなので、この早期診断・早期に対応を図るということは非常に重要な視点であり、取り組むべきであるというふうに思っているところであります。
そこで、分かればですが、先行してやっている他の自治体での効果というか、現状というか、その辺の部分、情報があれば教えていただきたいと思います。
以上です。
○橋川
福祉総合課長 こちらの検査に関しましてですが、おおよそですが、5分から10分程度でできる簡易的な質問形式による検査でございます。
ただ、高齢者ですので、基本的にその方その方によって多少時間はかかる可能性はございますが、10分程度というふうにと確認しております。
それから、他の先行の区に関しまして、このもの忘れ検診は、他区の状況ですと、おおよそ23区の中でもう既に12区が開始していると、こちらのほうでは確認しております。
その中では、受診率に関しましても他区ばらばらでして、実は実際のところ10%受診率満たない区もあれば、やはり30%行く区もありまして、いろいろこうやり方も区それぞれ独自といいますか、ばらばらということが現状であります。
以上です。
○佐藤委員 目黒区はこれから始めるので、恐らく情報はいろいろ他区のこともつかんでいるかとは思うんですけれども、やはりその受診率等もばらばら、新しく始めれば一律ということはあり得ないわけですけれども、いろいろ情報交換しながら進めていく部分も重要かと思うわけですが、その辺について今後どのようにお考えなのかお伺いします。
○橋川
福祉総合課長 この近隣区では、大田区ですとか渋谷区ですとか、先に先行して行っていますので、その辺は委員おっしゃるように情報共有等を密にやりながら実施してまいりたいと思っております。
以上です。
○武藤委員長 佐藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○岸委員 ちょっと確認なんですけども、これ67・70・73・76歳っていうのは、1人の人間が区によるもの忘れ検診っていうのを生涯に4回受けられるっていう、そういうことなんでしょうか。
それと、76歳以降っていうか、もうそれ以降はもうしようがないよねってそういうことで、さらに高齢になった場合っていうのは、区としての検診というのはもうないのかなっていう、そういう認識でいいんですか。
○橋川
福祉総合課長 この対象年齢を67・70・73・76と3歳刻みにしたのは、実際に昨年度から検討準備委員会を設けて、認知症疾患医療センターの専門医ですとか、医師会の認知症サポート医、認知症の専門医等と、具体的にこの対象年齢については検討してまいりました。
専門医の判断や、それから、今回、東京都の補助金を受けてやっていく中での上限額ですとか、そういったいろんなものを総合的に考慮して判断したところでございます。
そして、今年度初めてやっていきますので、この後、対象年齢も含めて、検討はしていきたいと思っています。
○岸委員 ありがとうございます。
伺いたかったのは、結局この年齢を過ぎた後でも、公としての、もちろんプライベートっていうか、もの忘れ検診というのはいくらでも受ける機会はあるわけなんですが、公として、そのきっかけになるようなものっていうのが80代以降にはなくなってしまうのかなって、そこがちょっとないのかなっていうことを懸念した上での質問でありましたので、そこのもっと高齢になった場合のときの考え方っていうのを御検討いただければななんて思っているんですが、いかがですか。
○
保坂健康福祉部長 特に80代後半になってきますと、認知症のいわゆる発症率が年代にもよりますけど40%ですとか、場合によっては半数以上というところになってまいります。
他区においても、基本的に70、75歳、このあたりの年齢がボリュームゾーンとして一番多いというところでございます。
今後、実証した結果、検診を行った後も引き続き医師会の専門医等に意見を伺う機会もございますので、検診の要精密の状況ですとか、そういったところも総合的に判断いたしますけれども、前倒しの検討している区もありますけれども、他区も含めていわゆる80以降の年齢層については、通常の診療体制の中で対応していくという考えが主流といいますか、そういった状況ですので、引き続き実施しております他区の状況も含めて、医師会併せて総合的に検討してまいりたいと思っております。
以上でございます。
○武藤委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかに。
○松田委員 今、部長に御答弁いただいた70、75歳って大田区とか練馬区だと思うんですけれども、例えば名古屋市だったら65歳以上から毎年受けられる、横浜市は50歳以上でも受けられる。やっぱり40歳から初老期認知症、18歳から若年期認知症っていうことになっていますので、むしろセルフチェックがありますね、東京都の。あれを推奨して、20点などスコアに当たったらどなたでも受けてくださいっていう形は考えられないかどうか。
○
保坂健康福祉部長 今質疑がございますけれども、基本的に東京都の補助事業10分の10を活用してやっていく中で、現時点での対象者数が約1万人というところで、高齢者人口が約5万5,000人ほどおりますけれども、やはり都の10分の10の補助事業の枠の中でやっていくと、おのずとある程度の対象の枠というのが決まってまいりますので、今後東京都も、自治体に対する補助の増額ですとか、対象年齢の引下げ等も示しているところでございますので、引き続き初年度ということもありますので、実施していく中で、専門医の意見も聞きながら判断してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○武藤委員長 松田委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○川原委員 対象年齢の方に送るということなんですけども、先ほどの委員からもありましたけども、やっぱりあくまでこれ任意ではありますけども、なるべく受診をしていただいて、早期に発見できれば、その進行を抑えることができるということであるかと思うので、なるべく受けていただくというのが大事なのかなと思うんですが、様々受診券以外にも啓蒙するための、いろんなものを入れていただくということだったんですが、これ契約医療機関というのはどれぐらいあるのかなというふうに、まずお聞きしたいと思います。
○橋川
福祉総合課長 現在最終調整中ではございますが、60弱の医療機関が今契約医療機関となっております。
以上です。
○川原委員 例えば、私が対象だったら、やっぱりかかりつけ医がその医療機関であれば、ついでに受けようかというふうに思うので、しっかり60の機関についても、その場所とか病院の名前とか一覧になったような冊子もぜひ用紙に入れていただいて、お送りいただければなと思いますが、その点はどう考えていらっしゃるかお聞きしたいと思います。
以上です。
○橋川
福祉総合課長 委員今おっしゃったように、医療機関をきちんと連絡を取れるように、分かりやすい形できちんとつくっていきたいと思っております。
以上です。
○武藤委員長 川原委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 あえて書いていないので確認するんですけれども、対象者のところは、その年齢の区内在住の方っていうことですが、これは認知症と診断された方は含まれないっていうことでよろしいのか、これ初年度なんでね、別にいいんですけど、3年後、67歳のときに受けても、認知症って分かっているのに70歳でまた受けるのかって話になると思うんで、そこを確認します。
○橋川
福祉総合課長 基本的には、こちらに書いていないのですが、今委員おっしゃったように、認知症と診断されていない方を対象としております。
以上でございます。
○かいでん委員 基本的にはということだったんで、それはお送りされる受診券だとかリーフレットだとか、その中で明記はされるっていうことでよろしいんでしょうか。
○橋川
福祉総合課長 明記のほうはしていく予定でございます。
○武藤委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○山本副委員長 これ認知症の早期診断・早期対応を図るためということで、もの忘れ検診の実施をされるということなんですけれども、これ、じゃ、診断の結果自体は、何かそういった関係機関に共有されるとか、そういう流れなんでしょうか。
○橋川
福祉総合課長 この検診は、おっしゃるとおり診断をするという、早期に診断、対応していくということが本来の目的でございます。なので、診断を受けてそれで終わりではなくて、結果がもちろん区にも戻ってきますし、その中に地域包括支援センターを御紹介するとか、幾つか項目がございます。認知症の予防について説明をしましたですとか、そういったところのフォロー体制もきちんとやってまいります。
以上でございます。
○山本副委員長 そういった支援につなげていくということも、その啓発のパンフレットなり、お手紙などに記載されるという認識でよろしいでしょうか。
○橋川
福祉総合課長 同封する中には、そのようなものも同封していきます。
○武藤委員長 山本副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(15)目黒区もの忘れ検診の実施についてを終わります。
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【報告事項】(16)目黒区
東が丘障害福祉施設短期入所事業の一時休止について
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○武藤委員長 次に、報告事項(16)目黒区
東が丘障害福祉施設短期入所事業の一時休止について、報告をお願いいたします。
○櫻庭
障害施策推進課長 目黒区
東が丘障害福祉施設短期入所事業の一時休止につきまして御説明をいたします。
こちらの施設は、日中活動を提供する生活介護事業と短期入所事業、身体障害者の福祉ホームを運営しております。
このたび、2階厨房内の空調工事に伴いまして、令和6年5月7日火曜日から14日火曜日まで、8日間について短期入所の利用を一時休止いたします。
なお、短期入所以外の生活介護事業や福祉ホームにつきましては、この間も事業を継続いたします。
周知につきましては、告示のほか、短期入所事業所や相談支援事業所への通知により、行ってまいります。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(16)目黒区
東が丘障害福祉施設短期入所事業の一時休止についてを終わります。
以上で報告事項を終わります。
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【情報提供】(1)
五本木小学校屋内プール(
中央地区プール)点検時に発生した事故への対応について
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○武藤委員長 次に、情報提供(1)
五本木小学校屋内プール(
中央地区プール)点検時に発生した事故への対応について、報告をお願いいたします。
○平野
スポーツ振興課長 それでは、
五本木小学校屋内プール(
中央地区プール)点検時に発生した事故への対応について情報提供させていただきます。
なお、説明に先立ち、本件につきましては、このプールの施設管理を担っております教育委員会にて、先ほど文教・子ども委員会にて報告済みでございます。
それでは、説明に入ります。
項番1、経緯でございます。
本プールは、屋内温水プールとして通年で営業している施設で、ビル管理業者に運営委託及び施設管理委託を行っており、毎年6月頃と年末年始に休館期間を設けて、点検・清掃作業を行っております。
昨年、令和5年12月末に、ビル管理業者が点検・清掃をした際に、設備の不具合が発見され、1月5日に営業再開の予定でございましたが、営業することができず、今日まで至っております。
この不具合の原因につきまして、区とビル管理会社で設備の専門業者にも意見を聞きながら調査をしたところ、点検の際の機械の誤操作によって故障したものであると判明をいたしました。
以下、時系列でまとめております。
12月28日にプール設備の不具合が発見されました。その後、1月5日に設備の修理や部品交換が必要なため、当面休館といたしました。1月10日には、休館について本委員会に情報提供させていただきました。引き続き調査を行い、1月16日に原因がビル管理業者による機械の誤操作によるものと判明をいたしました。
ここで、項番2、事故の原因及び故障箇所を御覧ください。
(1)事故の原因について、具体的にはビル管理会社がプールに水を補給する補給水弁の閉鎖確認を行わず、開栓したまま点検作業を実施したため、機械室下の補給水槽及びプールサイド下のピットに水が流入し、設備機器が冠水したことによるものでございます。
位置関係は、裏面の下の段の図面を御覧ください。
こちらはプールのある地下2階の平面図と断面図でございます。断面図の左側、補給水槽と書いてある部分が水道管から上水を取り込んでいる部分で、こちらに上水が給水され続ける状態となりました。
取り込んだ水は、補給水槽とその隣のプールサイドの下の部分にも流れ込み、補給水槽に設置してある補給水の制水弁とプールサイドの下に設置してある可動床の昇降装置が冠水することとなりました。
表面に戻っていただきまして、(2)の主な故障箇所がこの制水弁と可動床の昇降装置でございます。どちらも電気的な制御が必要なもので、冠水によって作動しなくなったということです。
なお、可動床でございますが、これはプールの床全面が昇降することによって、水深を調整する仕組みでございます。点検時にはこの床を水面近くまで上げており、そのまま動かなくなってしまったため、プールの営業ができなくなってしまったという状況でございます。
経緯に戻りまして、1月26日には、補給水槽の制御弁をドライヤーで乾かして、何とか動作することは確認できたのですが、一度水につかったということで、交換が必要と判断いたしました。
2月5日には、可動床について専門業者による点検を実施し、交換が必要な部品の調達に約6か月程度を要することが判明いたしました。
そこからしばらく時間を置きまして、3月29日には、主な故障箇所の一つである補給水槽の制御弁の交換が完了いたしました。
4月3日には、可動床の部品交換を一部実施することができ、通常の上げたり下げたりはできないまでも、どうにか床を下げることができました。これによって営業再開のめどが立ったということになり、再開に向けての準備を行う期間を加味し、4月中旬の再開という見込みが立ちました。
項番3、現在の状況でございます。
丸の1つ目、補給水槽の制御弁、可動床の昇降装置の修理については、ビル管理会社を通してメーカーに修理依頼を行っており、経緯のところで御説明したとおり、補給水槽の制御弁については修理が完了しております。
丸の2つ目、今回はビル管理会社の過失による事故のため、損害賠償が発生いたします。こちらの対応は順次行っており、裏面に一覧をまとめております。
裏面を御覧ください。
表の1行目、2行目は機器の修理であり、ビル管理会社の費用負担により対応を行っております。修理に要する費用は記載のとおりでございます。
3行目は、余分に流し続けた水の料金ですが、金額にして約280万円となります。こちらは区からビル管理会社に請求し、既に納付済みでございます。
4行目が、休場による休業損害でございますが、1月から4月中旬の間に見込めた利用料収入を過去の収入実績から算定し、ビル管理会社に請求するものでございます。金額は、営業再開後に算定することとしておりますが、おおよそ月200万円を超える程度でございます。
最後が運営委託料の減額ですが、1月から3月まで営業できなかったわけでございますので、この間の運営委託料は支払わないということでございます。
ただし、施設管理は行っているため、施設管理料は支払っております。
なお、これらの損害賠償に係る事項については、区とビル管理会社との間で、特に争うことなく合意しているものでございます。
かがみ文に戻りまして、項番4、今後の予定でございます。
再開は4月16日の予定とし、4月10日、本日、本委員会に御報告した後、区のホームページ等で営業再開を周知してまいります。
ただし、可動床の昇降の再開につきましては、9月以降、部品の調達ができ次第ということになりますが、10日間程度の休館をいただき、作業をさせていただき、修理が完了次第、通常営業を行う見込みとなっております。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりました。
情報提供ですが、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、情報提供(1)
五本木小学校屋内プール(
中央地区プール)の点検時に発生した事故の対応についてを終わります。
区側、ほかにございますか。
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【情報提供】(2)
碑小学校屋内プールの臨時休場について
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○平野
スポーツ振興課長 恐れ入ります。昨日4月9日、目黒保健所より碑小学校のプールでレジオネラ菌が検出される見込みであるとの説明を受けておりまして、昨夜、学校施設課長よりメールで御案内をしているところでございます。
急遽の話で口頭での御報告で申し訳ございません。
報告を受け、区では即座に閉鎖と判断をし、遊泳中の利用者が退出する20時で閉館をしてございます。通常は22時で閉館でございます。
殺菌、清掃、換水、水質検査のため、2週間程度閉鎖とさせていただきました。一般的にはそこまでやる必要があるか議論が分かれるところではございますが、利用者の安心のため、こういった判断をさせていただいております。
本日から、殺菌作業を開始し、既に現地及び区公式ウェブサイトを通じて区民に周知を図っております。
保健所からは、原因の特定は困難である場合が多いと聞いており、ビル管理からの報告では、これまで塩素濃度が基準値を下回ったこともなく、設備面での異常も見受けられないということですけれども、今後、区としても状況判断に努めていく予定でございます。
以上でございます。
○武藤委員長 口頭での報告になりますが、何かございますか。
○岸委員 これって詳細な報告って、また今度違うときにいただけるんでしょうか。
というのは、塩素濃度が下がっていないのにレジオネラ菌が増えたっていうその事情、原因とかっていうのはやっぱり特定していかないといけないと思うんで、ちょっとそのタイミング、また、どこかで報告があるのかなってことだけ伺えればと思います。我々がこの委員会にいるかどうか、ちょっと分からないんですけども。
○平野
スポーツ振興課長 委員おっしゃるとおり、今後の状況については、把握に努め、また御報告をできればと考えております。
以上でございます。
○武藤委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、口頭での情報提供を終わります。
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【資料配付】(1)令和6年度中小企業のための
融資あっせん制度のご案内
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○武藤委員長 次に、資料配付(1)令和6年度中小企業のための
融資あっせん制度のご案内が出ておりますので、御覧いただければと思います。
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【その他】(1)次回の委員会開催について
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○武藤委員長 次に、その他、次回の委員会開催についてですが、次回は令和6年5月8日水曜日、午前10時から開会いたします。
以上で本日の
生活福祉委員会を散会いたします。
大変にお疲れさまでした。
御協力ありがとうございました。...