(1)
計画概要でございます。概要は記載のとおりでございまして、
工事概要に変更はございません。
続きまして、(2)工事の
進捗状況でございます。現在、11階までの鉄骨組み上げが進んでおります。また、6階の
外壁コンクリート板の取りつけを行っているところでございます。
続きまして、(3)
完成イメージでございます。左側の
イメージ図は
中央通りから見た
イメージでございまして、右側が
立面図でございます。
説明は以上でございます。今後とも
地区計画に示される
まちづくりの実現に向けて、引き続き取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。
○
委員長 ただいまの
報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ただいまの
報告については、ご了承願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 次に、
外郭団体の
経営状況について、
報告を聴取いたしたいと思います。
初めに、
公益財団法人台東区
芸術文化財団の
経営状況報告について、
文化産業観光部副参事、
報告願います。
◎
落合亨 文化産業観光部副参事 それでは、
公益財団法人台東区
芸術文化財団の
経営状況について、ご
報告させていただきます。
報告の内容といたしましては、平成27年度の
事業報告及び
収支決算となっております。
事前資料1、こちらの4枚つづりの
概要版をごらんください。
初めに、
事業報告について、主な事業をご説明させていただきます。
Ⅰ、
芸術文化に関する事業でございます。各
文化施設では特性を生かした
特別店、
企画展などを開催してまいりました。
朝倉彫塑館でございます。①にありますとおり、竣工してから80年となることを記念して、
朝倉彫塑館の空間をテーマとした
特別展を開催し、
朝倉文夫が建物、庭園に込めた思いやこだわり、この空間が果たした役割を通じて、
朝倉彫塑館の魅力をご紹介いたしました。
2
ページをごらんください。
ページ冒頭、
一葉記念館でございます。(1)の
特別展は
作品発表から120年となることを記念いたしまして、「
樋口一葉『たけくらべ』の世界」と題して開催いたしました。
直筆原稿や挿絵の
ペン画、往時の吉原の様子などを展示し、「たけくらべ」が描いた世界をご紹介いたしました。例年より多い約5,900名の方にご入館いただき、好評でございました。
1枚おめくりいただき、4
ページ目をごらんください。
経営課が実施いたします
各種事業を掲載してございます。
ページの一番下、(6)のにほんの美でございます。大人の
美術ワークショップを、この年度は本格的な
絹本着色を学ぶとともに、定員を2倍にして実施いたしました。
大変好評であり、定員を超えるご応募をいただきました。
お隣の5
ページをごらんください。(7)の
台東薪能では、久しぶりとなる
浅草寺境内での実施を予定していたところでございますが、雨天のため、
浅草公会堂での実施となってございます。本年度につきましては、さきの
委員会では開催場所未定とご
報告いたしましたが、
浅草寺境内での実施ができるようになりました。
少し飛びまして、(9)
宮中雅楽は4年に1回開催しているものでございます。
宮内庁式部職楽部のみや
びやかな調べと舞を多くの方にお楽しみいただきました。
ページの下のほう、Ⅱ、
スポーツ文化に関する事業でございます。
自主事業といたしまして、(1)の
区民スポーツ教室として①の
硬式テニス教室と、恐れ入ります、6
ページをお開きください。②の
初心者ゴルフ教室を開催いたしました。
(2)の
区民スポーツ大会として、
区民ドッジボール大会を開催し、小学生のお子さん、ご父兄の方々が熱戦を繰り広げられました。なお、その下の桜橋・わんぱくトライアスロンにつきましては、
隅田川護岸工事の
影響等によりこの年度はやむなく中止したものでございますが、本年度は実施に向け、
実行委員会を中心とした準備が大詰めを迎えているところでございます。
Ⅲ、芸術・文化・
スポーツ施設の
管理運営では、区から
指定管理を任されております
文化施設と
リバーサイドスポーツセンターの運営について、いずれの施設も設置した目的を踏まえ適正な管理を行ってまいりました。この年度は区において
文化施設の
年間パスポートと
半券割引制度を導入していただき、この制度のPRに努めてまいりました。
次のⅣ、芸術・文化・
スポーツ活動の調査・
情報収集及び提供に関する事業では、2行目に記載のホーム
ページのリニューアルを行い、新たな機能を追加するとともに、
フェイスブックもあわせて開設し、積極的な
情報提供を行ってございます。
以上が
事業報告でございます。
続きまして、
収支決算でございます。最後の7
ページをごらんください。
収支決算書を添付させていただいております。
まず、Ⅰ、
事業活動収支の部でございます。1、
事業活動収入は
網かけをしております
事業活動収入計の行にありますとおり、6億1,631万1,143円でございます。
次に、2、
事業活動支出でございます。
網かけをしております
事業活動支出計の行に記載のとおり、5億4,771万5,823円でございます。対前年106万240円の増とほぼ
例年並みでございました。
事業活動による
収支差額はその1行下、
事業活動収支差額の行にありますとおり、6,859万5,320円となっております。
次に、Ⅱ、
投資活動収支の部でございます。
投資活動収支差額はⅡの2の升目の一番下となりますが、101万646円でございました。全体の
収支差額は下から4行目の
当期収支差額の行でございますが、6,960万5,966円となります。
下から2行目にありますとおり、同額を区に返納いたしました。
最後の行、次期への
繰越額が2,000万円でございます。
以上が
収支決算でございます。なお、
事業報告及び
収支決算につきましては、5月と6月にそれぞれ開催されました
芸術文化財団理事会及び
評議員会でご承認をいただいたものでございます。
ご
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長 ただいまの
報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
小坂委員。
◆
小坂義久 委員 何点か、お伺いいたします。
まず、こちらの平成27年度
公益財団法人台東区
芸術文化財団事業報告収支決算でちょっとお聞きしたいんですが、20
ページの、これは
教育委員会関係ですけれど、学びの
キャンパスプランニングの
出前講座、こちらをまず確認したいと思っています。これはそれぞれ
朝倉彫塑館、
下町風俗資料館と
一葉記念館とか、こういう形で、学びの
キャンパスプランニングということで
出前講座を行っているんですけれど、この学校を決める何か、例えば
朝倉彫塑館は今回
谷中小学校ですよとか、そういう決め方みたいなのはどういう形で行っているのか、ちょっと教えてください。
○
委員長 文化産業観光部副参事。
◎
落合亨 文化産業観光部副参事 こちらの学びの
キャンパスプランニングでございますけれども、
芸術文化財団としてはこういったカリキュラムを用意できますよというものを
指導課に提出いたします。それで、
指導課が
芸術文化財団だけではなくて、例えば環境ふれあい館であるとか、さまざまなところから取り寄せたものを学校に提示して、その中から学校が選ぶというような形になってございます。
○
委員長 小坂委員。
◆
小坂義久 委員 例えばこれは区内、
小学校19校、中学校7校あるんですけれど、まあ、幼稚園も含めてね。全て行き渡るような形になるんですか。例えば
谷中小学校が今度は
朝倉彫塑館へ行ったら、今度は
下町風俗資料館へ行くとか、そういう形にはなっていないのですか。
○
委員長 文化産業観光部副参事。
◎
落合亨 文化産業観光部副参事 全体のものをリスト化して全校に配っておりますので、例えば
谷中小学校がここに行ったから来年ここに行きたいというような、そのようなものを選べるような状況になってございます。
○
委員長 小坂委員。
◆
小坂義久 委員 あくまでそれは
学校サイドで決めてということですね。次、行きます。
ちょっと気になったのが、48
ページ、49
ページですけれど、
台東リバーサイドスポーツセンター。ちょっと教えてもらいたいのは、
利用可能単位、
利用単位面数、面数は何となく広さのあれなのかなと思うんですが、詳しく教えてください。
○
委員長 文化産業観光部副参事。
◎
落合亨 文化産業観光部副参事
利用可能単位と申しますのは、いわゆる総
コマ数というか、面掛ける日数に、雨とかで使えない日を除いたものが
利用可能単位となっております。例えば雨が降って
野球場が水浸しになってしまうと、そこはもとから使えませんので、その分は引いていくというような形になってございます。
◆
小坂義久 委員 面数はどうですか。
◎
落合亨 文化産業観光部副参事 面数でございますが、例えば庭球場でありますと時間帯がございまして、時間帯掛けるテニスコートが5面だったら5面というような形になります。それで、
野球場に関しましてここにある、細かく米書きで書いてある、2時間を1単位として1日12単位というような形で、これが面数となってございます。
○
委員長 小坂委員。
◆
小坂義久 委員 ちょっとわかったようでわからないんだけれど、それはいい。詳しく今度また机の前で聞きます。
あと、この利用人数で、前年度と比較して
野球場がなぜこれだけ減ったのかなというのが、何か理由があるんですか。
○
委員長 文化産業観光部副参事。
◎
落合亨 文化産業観光部副参事
野球場の人数でございますけれども、約1割強、前年度よりも減っているところでございます。こちらですけれども、
野球場は一般開放してございませんので、純粋にチームの集まる人数とか、そういったのが少なくなったというような状況でございます。申しわけございません。
○
委員長 小坂委員。
◆
小坂義久 委員 わかりました。
最後に、3
ページの下に、修学旅行客誘致のため他都市教育
委員会を訪問するなど、財団全体として入館者の増加に向けた取り組みを推進してきましたというふうにあるんですが、これはどういう形で生かされたのか、どういう形で他都市教育
委員会を訪問してきたのか、そこのところを教えてください。
○
委員長 文化産業観光部副参事。
◎
落合亨 文化産業観光部副参事 他都市の訪問でございますけれども、
芸術文化財団にPRとかを専門とする営業推進係という係がございまして、そちらで毎年方面を決めて、修学旅行に来やすいところ、例えばことしは東海道方面とか東北新幹線方面とか、北陸新幹線が開業したから北陸新幹線というように場所を決めて来ていただくように教育
委員会を訪問いたしまして、パンフレットとともに、こういったものを展示しておりまして、こういったものが見られますよとかいうようなことをご紹介して、誘致をお願いしているようなところでございます。
それで、あと各館で、例えば近隣の
小学校とかにはまた別途、パンフレットをお送りしたりとかして、来ていただけるようにお願いしているようなところでございます。
以上でございます。
○
委員長 小坂委員。
◆
小坂義久 委員 営業推進係がそこのエリアを決めて、例えば北陸新幹線が通ったなら、では、北陸、富山へ行こう、福井へ行こう、そこでしっかりと教育
委員会を訪問して、いろいろとPRして修学旅行客をどんどん取り入れていこうということですね。その結果、どうでしたか。
○
委員長 文化産業観光部副参事。
◎
落合亨 文化産業観光部副参事 そうした結果でございますけれども、やはり行ってご紹介いたしますと、例えばうちですと一番
下町風俗資料館が来ていただきやすいんですけれども、
下町風俗資料館のメリットとして国立博物館よりも30分早くあいているというようなことがございまして、いわゆる朝ご飯を食べて一番最初に来てくださったりとか、あるいは班別行動でそのポイントに置いてくださったりとかいうような効果で修学旅行客の方が見えてくださっているというような状況でございます。
○
委員長 よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ただいまの
報告については、ご了承願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 次に、
公益財団法人台東区
産業振興事業団の
経営状況報告について、
文化産業観光部副参事
報告願います。
◎関井隆人
文化産業観光部副参事 それでは、
公益財団法人台東区
産業振興事業団の
経営状況について、お手元の資料、
事前資料2に基づきご
報告申し上げます。
平成27年度決算につきましては、昨年4月に個別事業者支援に係る事業が区から
産業振興事業団に移管され、最初の決算となります。また、ご
報告する
事業報告及び
収支決算につきましては、5月の理事会及び翌月の
評議員会において承認されたものでございます。
それでは、項番1、各種研修会、講習会等の事業でございます。
(1)中小企業に対する技術の指導及び研修事業では、中堅技術者専門研修やCADシステム研修、工作機械等個別技術講習を、(2)の中小企業の情報化・国際化等を支援する各種研修事業では、英会話教室等を実施いたしました。
(3)の中小企業の人材育成を支援する各種セミナー事業は、区からの移管事業であり、したまちTAITO創業塾、若手経営者サポートセミナー等を実施しております。経営セミナーにつきましては、窓口等で要望の多かったマイナンバー制度に関するセミナーを開催するなど、事業者の皆様の声を反映し、開催回数を充実しております。
また、(4)は、中小企業勤労者福祉に関する各種セミナーとしてパソコンや健康セミナー等を実施いたしました。
次に項番2、調査研究、
情報提供並びに普及事業でございます。
(1)の中小企業に関する情報資料の収集及び提供事業では、ファッション関係の書籍等を購入し閲覧に供しております。
恐れ入ります、2
ページをお開きください。(3)の④普及・啓発では、勤労者サービスセンターの会員拡大を目的として、26年度に引き続き会員募集チラシのポスティングを5月に行い、あわせて5月から9月にかけて入会金無料キャンペーンを実施いたしました。その結果、下の表のとおり、会員数が前年度比で29人増加し、2年連続での増加となっております。
次に、項番3、勤労者福祉事業でございます。
(1)では、産業研修センターにおいて浅草ものづくり工房の入居者を講師とした手づくり教室のほか、革工芸教室等を実施いたしました。
(2)は、勤労者サービスセンター会員に対する給付事業で、668件の給付実績がございました。
(3)の健康維持増進に係る事業では、予防接種や日帰り温泉施設等の利用補助を実施し、(5)自己啓発・余暇活動に係る事業では、指定宿泊施設や遊園施設、各種観戦、観劇チケット等の利用補助等を実施しております。
勤労者福祉事業全体といたしましては、前年度より利用数が増加しているところでございます。
項番4、中小企業のための各種経営支援等の事業は、区からの移管事業でございます。
(1)の①商工相談では、661件の相談実績があり、前年度比で87件、15.2%の増となっております。
②は27年度からの新規事業で、中小企業の皆様の経営上の諸問題に各支援機関と連携して対応するビジネス支援ネットワークの実績であり、300件のご相談がございました。また、各支援機関との連携事業として、女性経営者向けのセミナーや補助金活用の相談会などを計8回実施しております。
3
ページをごらんください。③専門コーディネーター相談は、職員が企業を訪問し、経営相談や
情報提供を行う事業でございますが、27年度は1,299件の実績がございました。職員を1名増員したこともあり、前年度比で401件、44.7%の増となっております。
(2)中小企業に対する各種助成事業では、新市場開拓支援など8種の助成事業を実施いたしました。延べ119件の交付実績となり、多くの事業者にご利用いただいております。それぞれの実績については、資料記載のとおりでございます。
次に、項番6、台東区立産業研修センターの
管理運営及び区から受託する事業でございます。
(1)の産業研修センターの
会議室の利用提供では、延べ465件、1万371人のご利用がございました。
(2)の事業者支援施設、浅草ものづくり工房の運営については、昨年5月に3度目となる施設公開を開催し、若手クリエーターのワークショップや制作実演、商品販売等を行い、延べ2,547人の方にご来場いただきました。第1回目から順調に来場者数がふえている状況でございます。また、2期生が27年5月から28年1月にかけて独立し、それぞれ区内に事業所を開設したところでございます。
続きまして、27年度の
収支決算についてご
報告いたします。4
ページをごらんください。
Ⅰの
事業活動収支の部のうち、まず1の
事業活動収入でございます。①基本財産運用収入は、政府保証債、地方債等の運用益で1,017万7,169円。③会費等収入は、勤労者サービスセンターの会費、入会金で2,279万9,800円。④事業収入は、経営支援課におけるセミナー参加収入、勤労者サービスセンターにおける各種チケット等、売り上げ収入などで5,093万3,600円。⑤補助金等収入は、職員の人件費や事業に対する区からの補助金で9,023万3,000円となっております。以上の
事業活動収入合計額は、1億7,659万2,554円となります。
続きまして、2の
事業活動支出の決算額ですが、①経営支援費支出は、相談や助成事業に係る支出で2,422万2,417円。②勤労者サービスセンター費支出は、健康維持や自己啓発に係る各種サービス利用補助等によるもので5,105万738円。③研修センター事業費支出は、各種研修会、講習会の実施経費等によるもので678万5,622円。④区受託事業支出費支出は、産業研修センター及び事業者支援施設の
管理運営等に要する経費で1,990万5,248円。⑤その他事業費支出は、勤労者サービスセンター会員に対する給付事業などで1,251万9,795円。⑥事務局費支出は、職員の人件費、法人の運営に係る経費で4,852万7,521円になり、
事業活動支出の合計額は1億6,301万1,341円となります。
その結果、
事業活動に係る
収支差額はその下に記載のとおり1,358万1,213円となり、これにⅡ、
投資活動収支、Ⅲの財務活動収支のそれぞれを合わせますと、全体の
当期収支差額は下から4行目の1,572万7,129円となります。
ご
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長 ただいまの
報告について、ご質問がありましたらどうぞ。