○
教育人事企画課長(
大久保和彦君)
グループ活動のほかでは、
担任等がつく学年や
学校全体での活動が主となりますので、その場合には、
引率者である教員が緊急の
対応に取り組むところでございます。
○
委員(
阿部浩子君) では、一人一人携帯がなくても、一応連絡はつく体制ということでいいですね。
今回、お
台場学園が行くに当たって、4人に1台の
Wi-Fiということです。これ、
保護者の方からも、4人に1台ではなくて、1人1台持たせてほしいという意見が出ているのです。
そこで、今回行ってみて、現場で、いや、やはり1人1台持たせた方がいいとなったときには、区でもその
対応というか、ほかの
学校が続いていくときに検討はあるのか、
対応ができるのか。お考えを教えてください。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 教員が昨年度、
シンガポールに
実地踏査に行って実態を把握した上で、4人に1台でよいと判断しておりますので、まずはこちらで進めていこうと考えております。
○
委員(
阿部浩子君) それは理解をしております。ただ、今回、先発で行くわけではないですか。万が一、やはり4人では駄目だという
反省点があるかもしれない。そのときには、やはりそれは
反省点として、1人1台にするかなどというのは、今後、きちんと検討していただきたいということです。
最後なのですけれども、
質問ではないのですが、やはりこの
海外修学旅行に行くに当たって、私は前提として
日本の
伝統文化を学んでいくべきだということをずっと訴えてきました。ですから、
伝統文化を学ぶことを大切にしていただき、それが
事前にあってから、きちんと
海外に行って、
シンガポールはこうだ、
日本と比べてこうなのだという学習は今後とも引き続きやってほしいということは強く強くお願いして、終わります。
○
委員(琴尾みさと君)
看護師のことについて伺います。既に
事前に会社との契約が済んでいると伺っています。今回、お
台場学園が1陣として行くのですけれども、今後また何校か行くに当たって、同じ人が行くのかどうなのかという点について伺います。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 各
学校、別の人材が今のところは派遣される
予定でございます。社員の方々もほかの行事の
引率等もある中で、1週間空けられる人材を充てるという形で
対応しております。
○
委員(琴尾みさと君) ありがとうございます。いろいろ事情はあるのかと思うのですけれども、まず初めに、ようやく始めた
企画としては、同じ人材とした方が知見がたまるのではないのかという部分に関しては、同じ人ができるだけ行けるように、もし
対応ができるのであれば、お願いしたいと思っています。
次に、引率8名と伺っているのですけれども、こちらの内訳について伺います。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君)
引率者は全部で8名となります。校長1名、担任1名、副担任2名、
特別支援学級担任1名、
介助員1名、そして、
事務局より2名の
予定となっております。
○
委員(琴尾みさと君) ありがとうございます。
この中に
事務局2名とあるのですけれども、今回はお
台場学園で2名ということなのですが、これからまた数校行くに当たって、トータルで
事務局の方は何人行かれるのか伺います。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君)
予定では、各
学校に1名ずつは
指導主事が帯同してまいります。
○
委員(琴尾みさと君) つまりは何人ぐらいになりますか。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 現在、12ないし13名を考えてございます。
○
委員(琴尾みさと君) この13人の中に
教育長や部長も含まれますか。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 現在、検討は進めております。
○
委員(琴尾みさと君) ありがとうございます。結構な人数になるのだというところと、そんなに何人も違う人が行く
必要性は正直あるのかという部分が少し感じられるような人数になってしまっているのかと思っています。また、それぐらい行くのであれば、きっといい
修学旅行になるのではないのかと思っています。
取扱注意の
旅程表に、
ユニバーサルスタジオは見学と書いてあるのですけれども、見学ということは、
乗り物は乗らないのでしょうか。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 先ほど
説明させていただきましたが、見学ではなくて、楽しい
思い出をつくるというところでございまして、施設は利用させていただきます。
○
委員(琴尾みさと君) そうですよね。楽しい
思い出をつくるということは、
乗り物に乗ったり、
思い出をつくることは決して悪いことではないのですけれども、見学という表記というか、言葉は少し違うのではないのかと感じましたので、その辺を指摘させていただきます。
今回、
修学旅行、
国際人育成だったり、元を返せばそのような大きな目的があって、こういった
企画が始まったわけなのですけれども、この
スケジュールをいろいろ見ていくと、
国際人育成という目的はどう達していくのかという部分を伺います。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君)
中学校3年生という多感な時期に
海外で様々な
文化に触れるということは、
子どもたちにとって、世界とは何かということを考える貴重な機会であると考えてございます。
○
委員(琴尾みさと君) 本当に世界に触れて、それを感じていくというのは、確かに
海外に行っただけでもすごくいい経験にはなるかとは思います。
文化に触れたことによって、それから先に
国際人育成というか、世界に目を向けることはすごくいいことだとは思うのですけれども、すごくお金をかけて始めた事業でありますから、しっかりと
国際人育成というところに重みを置いて、もう少し
スケジュールだったり、これからやっていくに当たっていろいろ
検討課題などが出てくるかとは思うのですけれども、そういった大きなところのもともとの目的をしっかりと果たしていくべきだと思うのです。これからいろいろ
調査をされていくかとは思うのですけれども、
スケジュールを見ると、あまりにも
観光感があるように見える人もいるかと思うのです。だから、そういったところをしっかりと私
たちも区民の方々に
説明していけるように、そういった、もう少し内容だったり、目的というのをはっきりさせていただいて、私
たちにも報告していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 私どもも、議会の皆様の御理解、御支援を賜りながら本事業を進めております。報告のところは、またしっかりと報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
委員(
新藤加菜君)
シンガポールのアライバル
カードの登録なのですけれども、3日前から前日までということですが、全員が集まって一堂に会して登録するみたいな日が設けられるのでしょうか。どのように登録していくのか。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 土曜日に授業を設けている
学校につきましては、土曜日に
対応させていただきます。また、そのほかのところにつきましても、適宜、時間を設けまして、
対応する
予定でございます。
○
委員(
新藤加菜君) 全員で一堂に会して、個々人ではなく、
学校側でやっていくということでいいですね。ありがとうございます。
前回の
委員会までに出たことで少し確認なのですけれども、今回、お
台場学園の
予定をいただきました。3日目に関しては、各
学校で選べる
選択式のツアーだったと思うのですけれども、それに関して
シロソ砦という候補があって、それに関して少し問題があるのではないかということは
委員会でも申し上げたのですけれども、結局、
シロソ砦が選ばれた
学校というのはあったかどうかという確認です。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) まず、今お示ししているお
台場学園が固まっているところでございますが、この後、続く
学校では、候補の一つとして検討中の
学校もございます。
○
委員(
新藤加菜君) ありがとうございます。
これ、今後の
スケジュール感として、7月の中旬までとそれ以降は9月からで、今回、
委員会でお
台場学園の旅程は共有がありましたが、今後、
委員会で確認していくということは、
学校ごとにおいて確認していくわけではないと思うのですけれども、どのように旅程を確認していくのか。あと、
委員会の場で
委員からフィードバックを入れるタイミングはどれだけあるのかなど、そこもどのような
スケジュール感で共有されていくのかを教えていただければと思います。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 各
学校が
修学旅行を行いまして、10校全部終了した際ですが、全校まとめて、どのような
修学旅行であったかということを総括して御報告申し上げ、また御意見等を頂戴できればと考えております。
○
委員(
三田あきら君) すみません。先ほど聞き忘れてしまって、もう1点だけ。国内の
修学旅行の契約が当初あって、キャンセルということになると思うのですけれども、そのキャンセルは無事に終わっているかということです。キャンセル料の支払いなど、それも終わっているかどうか、確認をさせてください。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) キャンセルにつきましては、全て手続が終了しておりまして、キャンセル料の支払いについても済んでございます。
○
委員(琴尾みさと君) キャンセル料は幾らになりますか。
○
教育指導担当課長(清水浩和君) 約500万円となっております。
○副
委員長(小倉
りえこ君)
質問というところまでではないのですけれども、これまで長い濃密な検討の時間を費やして、今、第1校目が行くところの
予定を含めて、ここまでとうとう来たのだというところで、
教育委員会をはじめ、各
学校の関係者の皆様は大変な御苦労をされてきたと思います。
ただ、まだ行っていないというのと、全校行って帰ってきていないというところで、実際どうだったかというところが、今後、確認をして、検証していく話になって、それがこの港区で
中学校の
修学旅行先としてふさわしいか否かを含めて、大きな議論を今後も何らかの形でしていくのは必要になると思います。
ですが、これまでのところで非常に大変な御苦労をしたというところで、お疲れさまでしたというのを申し上げたいのと、先ほど
教育人事企画課長が
スケジュールの
説明などをされているところで、楽しい
思い出をつくる時間だというところを
子どもたちに求めるというところが、正直全てだと思います。いろいろなことを大きく求めるというのは、大人として、教育者として恐らくすごく重要なことなのだと思うのですけれども、それ以上に、今回、いろいろな経緯があって、今がこの
委員会が立ち上がってある中で、とにかく安全に行って帰ってくるということをまず第一に
計画をされてきたわけですから、ぜひ、まだもう少し先、時間はありますけれども、気を抜かないで、このまましっかりと目を光らせて、足りないところは充てていく、変えることが必要だと思われることがあれば、積極的によい方向に前向きに持っていくというところを忘れずにお願いできればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
○
委員長(
榎本あゆみ君) ほかに御
質問等ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
榎本あゆみ君)
委員外議員である福島議員から発言を求められております。発言を許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
榎本あゆみ君) 発言は許可されました。
では、福島議員、お願いいたします。
○
委員外議員(福島宏子君) ありがとうございます。スタディーガイドブック、3ページからなのですが、その件で幾つか御
質問をさせていただければと思います。ここに出されているのは、先ほども
教育人事企画課長からもありましたけれども、
著作権の問題で全部ではないということで、6番から始まっているということで、私も、あれ、1から5まではどうしたのかと、見て思ったのですけれども、これ、全部でどれくらいの、何ページ分ぐらいの冊子になるのか、まずは教えてください。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 全部で25ページになります。
○
委員外議員(福島宏子君) そうすると、その中の2ページ分しか今回
資料として出されていないわけで、やはり全部、
資料として出していただく必要があるのではないかと思っているのですが、その辺りはいかがでしょうか。
それともう一つ、現場の教職員の
皆さんなど、そういったところの意向などは、このスタディーガイドブックの中にどのような形で反映されているのかというのを教えてください。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君)
資料の全てのページにつきましては、
事業者に確認させていただきまして、後日、改めて回答申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。
教員の意見の反映でございますが、
資料作成前に
実地踏査がございまして、
実地踏査での教員の意見等を反映させて、
資料を作成しているところでございます。よろしくお願いいたします。
○
委員外議員(福島宏子君)
事前学習の重要性というのは、以前からこの
委員会でも議論の中心にあったと思うのですけれども、そういった中でも、既にこのスタディーガイドブックを使って
事前学習が始まっているという、そういったお話も先ほどもありました。
しかしながら、私
たちがその中身を、2ページ分は
資料で出されましたけれども、何も知らない中で既に
事前学習が進められてしまっているというところで、やはりこの
委員会自体がつくられてきた趣旨などを考えても、その辺りを全ての部分で共有して進めていくという、その方向性だったと私は理解しているのですが、その辺りはいかがなのでしょうか。出していただいて、それこそ区民の
皆さんもこのスタディーガイドブックの中身が分かるような、そういった形で進めなければならないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君)
事前学習は、6月3日から第1回目の
学校が始まりますので、既に学習を進めさせていただいているところでございますが、
資料につきましては、少しでも議員の皆様に御理解いただけるように、お示しさせていただいているところでございますが、今後、先生方の御意見を頂戴しまして、より先生方にお示しできることが可能かどうか、取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
委員外議員(福島宏子君) やはり企業や事業所が主体になってしまってはならないわけで、あくまでも港区、そして
教育委員会が進めるものということで、それは区民の
皆さんに示して進めていただきたいと、本当に強く思うのです。
そういったところでも、やはり今回のスタディーガイドブック、この中身に関してはやはり全面的に、もちろん議会にもそうですし、区民の
皆さんにも見ていただける全面的な公開というものを強く望みます。その点について、もう一度御答弁お願いします。最後に。
○
教育人事企画課長(
大久保和彦君) 本事業が透明性高く展開できるように、今の御意見、私どももしっかり受け止めながら、
対応を考えてまいりたいと思います。
○
委員長(
榎本あゆみ君) ほかに御
質問等ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
榎本あゆみ君) なければ、
報告事項はこれをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
榎本あゆみ君) それでは、
審議事項に入ります。
審議事項(1)「発案5第16号
区立中学校海外修学旅行に関する
調査について」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
榎本あゆみ君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
榎本あゆみ君) それでは、本発案につきましては、本日継続と決定いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
榎本あゆみ君) そのほか、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
榎本あゆみ君) なければ、本日の
委員会を閉会いたします。
午後 4時09分 閉会...