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  1. 東京都議会 1996-03-08
    1996-03-08 平成8年厚生委員会 本文


    取得元: 東京都議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    午後一時九分開議 ◯松村委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。  本日は、お手元配布会議日程に従いまして、付託議案の決定を行います。  これより付託議案審査を行います。  第八十一号議案、第百五十五号議案及び第百六十五号議案を一括して議題といたします。  本案については、いずれも質疑を終了いたしております。  この際、大山委員より発言の申し出がありますので、これを許します。 ◯大山委員 私は、第八十一号議案、特別区国民健康保険事業調整条例の一部を改正する条例及び第百五十五号議案、特別区国民健康保険保険料の料率についての事件案に反対する立場から意見を申し上げます。  昨日の質疑で、今回の値上げ実態は、四月から六月までは保険料を据え置くものの、七月以降は、都が昨年十一月に示した賦課率四六・〇七%の当初案、均等割二万四百円の値上げを適用するものであると答弁されました。これは、史上最高幅値上げです。  私の質問でも指摘しましたが、十二月に四つの区議会から値上げ反対意見書が提出され、二月にも台東区から、区民生活の深刻な実態を訴え、区民生活に甚大な影響を与える国保料引き上げは行わないようにという切実な意見書が提出されています。  実際、昨日の質疑でも、今回の値上げで、年収が二百万円、三百万円という方たち値上げ率は二五%から三〇%にも達することが明らかとなりました。最高限度額の五十二万円への引き上げで、中堅所得層にも大きな負担増となります。  国保への都の支出金は、一九七九年度一八・九八%であったのが、九四年度五・三六%と年々下がってきました。この間に、都の予算規模は三倍近くになっているのです。長引く不況のもと、特に国保加入者の多くを占める中小業者やお年寄りの生活が深刻の度を深めているときに、国保への都支出金を大幅に増額して、国保料は、値上げではなく、むしろ引き下げるべきであり、今回の改定案には反対するものです。  以上、申し上げて意見といたします。 ◯松村委員長 発言は終わりました。  これより採決を行います。  初めに、第八十一号議案及び第百五十五号議案を一括して採決いたします。  本案は、起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。    〔賛成者起立◯松村委員長 起立多数と認めます。よって、第八十一号議案及び第百五十五号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
     次に、第百六十五号議案、平成七年度東京都一般会計補正予算(第五号)中、歳出、厚生委員会所管分を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯松村委員長 異議なしと認めます。よって、第百六十五号議案は、原案のとおり決定いたしました。  以上で付託議案審査を終わります。  これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。    午後一時十四分散会...