北本市議会 > 2021-06-15 >
06月15日-06号

ツイート シェア
  1. 北本市議会 2021-06-15
    06月15日-06号


    取得元: 北本市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    令和 3年  6月 定例会(第2回)          令和3年第2回北本市議会定例会 第16日令和3年6月15日(火曜日) 議事日程(第6号) 1、開議 1、議事日程の報告 1、市政に対する一般質問    14番  滝瀬光一議員    15番  諏訪善一良議員 1、市長提出議案の追加上程について 1、市長提案理由の説明について 1、散会出席議員(20名)    1番  湯沢美恵議員       2番  桜井 卓議員    3番  村田裕子議員       4番  金森すみ子議員    5番  岡村有正議員       6番  松島修一議員    7番  日高英城議員       8番  高橋伸治議員    9番  中村洋子議員      10番  工藤日出夫議員   11番  今関公美議員      12番  保角美代議員   13番  渡邉良太議員      14番  滝瀬光一議員   15番  諏訪善一良議員     16番  大嶋達巳議員   17番  島野和夫議員      18番  岸 昭二議員   19番  加藤勝明議員      20番  黒澤健一議員欠席議員(なし)説明のため出席した者   三宮幸雄   市長        吉野 一   副市長   清水 隆   教育長       磯野治司   市長公室長   新井信弘   行政経営部長    大島一秀   市民経済部長   中村 稔   福祉部長      山崎 寿   都市整備部長   大竹達也   教育部長事務局職員出席者   齊藤 仁   局長        佐藤絵美   主査   関根麻衣子  主査        岩崎和彦   主任 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○工藤日出夫議長 おはようございます。 ただいまから令和3年第2回北本市議会定例会第16日の会議を開きます。----------------------------------- △議事日程の報告 ○工藤日出夫議長 本日の議事日程につきましては、お手元に配付してある日程表のとおりでございますので、御了承願います。----------------------------------- △市政に対する一般質問 ○工藤日出夫議長 日程第1、昨日に引き続き、市政に対する一般質問を行います。 通告16番、滝瀬光一議員の一般質問を許可いたします。 滝瀬議員。   〔14番 滝瀬光一議員登壇〕 ◆14番(滝瀬光一議員) 14番、滝瀬光一。 おはようございます。 議長より発言の許可をいただきましたので、令和3年第2回定例会において通告いたしました4件について一般質問をさせていただきます。 件名1、本市における入札・契約制度について。 要旨1、現状と課題について。 入札・契約制度については、平成26年第1回定例会において一般質問をさせていただいております。 公共工事の入札及び契約の適正化を図るためには、透明性の確保、公正な競争性の向上、不正行為の排除、適正な価格による施工管理及び安全対策の徹底並びに品質の確保に加えて、市内事業者の健全な育成が重要となってまいります。 そこで、本市における入札・契約制度の現状と課題についてお伺いいたします。 件名2、本市におけるいじめと不登校について。 要旨1、現状と課題について。 事前に資料提出を求めております。皆様のところにお配りされていると思います。 いじめと不登校については、平成23年第3回定例会において一般質問をさせていただいております。 数字が全然見えないと思いますけれども、こちらは令和元年度埼玉県公立学校における児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果からです。 いじめの認知件数は、この一番上ですね。小学校1万8,901件、前年度が1万4,420件、中学校3,766件、前年度3,633件となっており、増加傾向が続いております。特に小学校における増加が著しくなっております。 いじめ防止対策推進法に規定する重大事態の発生件数は、これも同じ調査結果からなのですけれども、重大事態の発生件数は、小学校で10件、前年度6件、その下ですね、中学校においては19件、前年度が6件となっており、こちらについても増加傾向が続いております。いじめの発見のきっかけは、アンケート調査など学校の取組による発見が最も多くなっております。 また、不登校児童生徒数は、こちらも同じ出典でございます。小さくてごめんなさい。小学校2,121人、前年度1,906人、中学校はその下、6,154人、前年度5,678人であり、こちらも増加傾向が続いております。 こちらも同じ出典でございます。不登校児童生徒のうち90日以上欠席している児童生徒数は、小学校で1,028人、中学校3,974人、割合は小学校が実に48.5%、前年度が50.1%、中学校においては64.6%、前年度66.1%であり、全国と比べて割合が高く、長期に及ぶ不登校児童生徒数が多くなっております。 文部科学省が実施した令和元年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果があります。 こちらでは、在籍者数に占める不登校児童生徒の割合が載っております。小学校で0.8%、前年度0.7%、中学校においては3.9%、前年3.6%となっており、こちらも増加傾向が続いております。 不登校の要因の主たるものは、無気力、不安が最も多く、次にいじめを除く友人関係をめぐる問題や、親子の関わり方となっています。 そこで、本市におけるいじめと不登校の現状と課題についてお伺いいたします。 件名3、本市における保育所等利用待機児童について。 要旨1、現状と課題について。こちらも資料提出を求めております。 厚生労働省は、令和2年12月、待機児童の解消を目指し、女性の就業率の上昇を踏まえた令和3年度から6年度末までの4年間の保育の受皿整備のため、新子育て安心プランを公表いたしました。 新子育て安心プランでは、保育の受皿整備のほか、1、地域の特性に応じた支援、2、仕事、職場の魅力向上を通じた保育士確保、3、幼稚園やベビーシッターを含めた地域の子育て資源の活用を柱として、各種取組を推進するとしております。 令和2年度から6年度までの5年間を計画期間とする第二期北本市子ども・子育て支援事業計画では、こちらの表がそうなのでありますが、就学前児童数は、平成31年4月1日現在の2,423人から、令和6年4月1日には2,039人へと減少を見込んでおります。 申込み者数は、ゼロ歳児では平成31年度、1歳児では令和2年度、2歳児では令和3年度に最大となり、その後は申込み率が上昇しても、子どもの数が減少していますので、結果として減少すると見込んでおります。 また、これが教育、保育全体での量の見込み、提供量でございます。その計画書の中から抜粋しておるのですけれども、3歳児以上では、量の見込みに対して提供体制が整っているものの、1、2歳児では令和2年度において不足が見込まれます。 赤でなっているところなのですけれども、小さいから見えないですかね。下にあるのですよ、ここにマイナス38、マイナス34と。 令和2年度に不足が見込まれますが、令和3年度以降は待機児童ゼロとなっております。これは子ども・子育て支援事業計画における保育の提供体制については、利用定員で策定することとなっておりますから、実際には保育の受入れが可能な保育受入れ枠数についてが重要であり、こちらについては年度、月によって変動いたします。 また、保育では年度途中の申込みにより4月以降も申込み者数が増加します。 特にゼロ歳児での増加が多く、平成27年から31年度平均において、10月の申込み者数は4月の2倍程度となっているため、4月は受入れ枠に不足がなくても、10月には申込み者の増大により待機児童が生じやすいという傾向があります。 そこで、本市における保育所等利用待機児童の現状と課題についてお伺いいたします。 件名4、本市における重度心身障害者医療費助成制度について。 要旨1、現状について。 重度心身障害者の皆さんに対する医療提供体制を充実するには、医療機関での窓口負担を軽減することは非常に重要であります。 重度心身障害者医療費助成の対象者のうち、年齢が満18歳の年度末を過ぎた方は、病院等で診療を受けた場合、各種医療保険制度による医療費の一部負担金を窓口で一旦支払い、後日、重度心身障害者医療費の請求に必要な書類を市に提出し、償還払いによる助成を受けることになっています。 そこで、本市における重度心身障害者医療費助成制度の現状について、対象者数、助成額、請求件数全体のうち医療機関等による申請委任払いの件数及びその割合と、埼玉県内市町村における助成方法の状況についてお伺いいたします。 要旨2、医療費の窓口払い廃止及び自動償還払い方式について。 本定例会において、金森議員の一般質問に対する医療費の窓口払い廃止の御答弁がありましたので、自動償還払い方式の導入については質問を取りやめますが、市内医療機関等を受診した際の医療費の窓口払い廃止、現物給付については、福祉部長にお伺いいたします。 以上で、第1回目の質問を終わります。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員の第1回目の質問が終わりました。 執行部の答弁を求めます。 新井行政経営部長。 ◎新井信弘行政経営部長 件名1、要旨1にお答えいたします。 本市における入札・契約制度につきましては、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律及び同法に基づき国が作成いたしました公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針を基に、これまで当該事務の適正化による透明性、公正性、競争性を確保しつつ、適正価格での契約の推進による施工管理及び安全対策の徹底、公共工事の品質確保と市内建設業等の健全な育成の観点から、改善に努めてまいりました。 具体的には、最低制限価格制度の見直し、低入札価格調査制度の見直し、設計金額の公表、設計金額見積り内訳書の提出、加えて、現場代理人の常駐義務の緩和等について取り組んできたところでございます。 そのような中、令和元年6月に公共工事の品質確保の促進に関する法律が改正され、災害時の緊急対応の充実強化や働き方改革への対応、情報通信技術の活用等による生産性向上を図るための規定が盛り込まれるとともに、公共工事に関する国の調査等が明確に定義され、位置づけられました。 また、令和2年1月には、同法第22条の規定に基づき、発注関係事務の運用に関する指針が改正され、発注者等の責務等を踏まえ、自らの発注体制や地域の実情等に応じて関係事務を適切かつ効率的に運用できるよう関係事務の各段階で取り組むべき事項や、多様な入札・契約方法の選択及び活用について体系的な見直しが行われました。 当該指針の改正のポイントといたしましては、工事と測量調査及び設計の2分野に対しまして、必ず実施すべき事項として、予定価格の適正な設定や低入札価格調査基準または最低制限価格の設定、活用の決定など、工事分野では7項目、測量調査及び設計分野では6項目、実施に努める事項としましては、ICTを活用した生産性の向上や入札・契約方式の選択、活用など、工事分野では7項目、測量調査及び設計分野では5項目が示され、災害対応としては、随意契約等の適切な入札・契約方式の活用をはじめとする3項目が明示されたところでございます。 これらにより、当該指針に基づく運用に適切に対応していくということが今後の課題と認識しているところでございます。 以上でございます。 ○工藤日出夫議長 大竹教育部長。 ◎大竹達也教育部長 件名2、要旨1につきましてお答えいたします。 まず、いじめについて申し上げます。 令和2年度のいじめの認知件数は、小学校においては118件、中学校においては33件ございました。小・中学校共に平成28年度をピークに減少傾向となっております。 いじめの態様で最も多いものは、小・中学校共に冷やかしやからかい、悪口、嫌なことを言われるなどです。小学校では認知件数全体の約40%、中学校では約65%を占めます。 このほかにも、遊びの延長からささいないざこざへと発展して暴力を振るわれたり、パソコンやスマートフォン等による誹謗中傷などの事案もあったりと、近年ではいじめが複雑化、深刻化しております。 どの学校においても、共通認識、共通行動で、未然防止、早期発見、適切な初期対応を行っていくことが課題となっております。 次に、令和2年度に不登校として30日以上欠席のあった児童生徒については、小学校では16名、中学校では44名でした。不登校児童生徒数は、小・中学校共に緩やかな減少傾向にあります。 ここ数年の特徴として、不登校児童生徒数の割合は、学年が上がるにつれ増加傾向にありますが、中学3年生になると、進路との関係からか、その増加に歯止めがかかっております。 令和2年度の不登校の要因の一つとして、小・中学生共に何となく登校しない、無気力、不安や、授業が分からない、試験が嫌いなど学業の不振が挙げられました。また、家庭内の不和がきっかけで不登校になることもあります。 関係諸機関との連携を強化し、教育相談体制の充実や児童生徒の個別最適な学習環境の整備を課題と捉え、心理面、学習面共に安心して学校生活を送れるよう、適切な支援を行っているところでございます。 以上です。 ○工藤日出夫議長 中村福祉部長。 ◎中村稔福祉部長 件名3、要旨1につきましてお答えいたします。 最近の保育の動向といたしましては、児童数全体に占める保育利用希望者の増加、とりわけ1、2歳児クラスへの申込みが増加しております。 3歳児以上のクラスでは受入れ枠の不足は生じておりませんが、1、2歳児では不足が生じており、昨年4月は1歳児で29人、今年4月は2歳児で5人の待機児童が発生しております。 全国的に低年齢児の保育需要は増加傾向にあります。本市におきましても同様の傾向にございますが、これは今後もしばらく続くものと推測しております。また、今後10年間の全体の保育利用希望者数もほぼ横ばいであると推計しております。 全体の就学前児童数は減少傾向ですが、保育利用希望者数は増加傾向にあります。このことから、待機児童解消に向けて、いかに受入れ枠の確保を行うかが課題であると認識しております。 待機児童が生じることは、保護者の就労等に影響を及ぼし、生活困窮、虐待、児童放棄などにつながる深刻な問題として、積極的な対策が求められております。 受入れ枠を確保するためには、公立保育所での受入れ枠の調整はもとより、民間保育施設の協力が不可欠であると考えております。 続きまして、件名4、要旨1につきましてお答えいたします。 重度心身障害者医療費助成制度につきましては、重度心身障害者の経済的負担を軽減し、その福祉の増進を図ることを目的に、北本市重度心身障害者医療費支給条例に基づき、医療費の助成を実施しております。 この制度は、身体障害者手帳の1級から3級まで、療育手帳の(A)、A、B、または精神障害者保健福祉手帳の1級をお持ちの障がい者の方々が病院等で診療を受けた場合、申請に基づき医療費の一部負担金について助成する制度でございます。 請求方法につきましては、医療機関等の領収書を添付した請求書を市へ提出いただき、指定された銀行口座へ一部負担金を振り込む償還払いの形を取っております。 請求に際しましては、障がいのある方の負担を少しでも減らすため、郵送による請求を受けることに加え、桶川北本伊奈地区医師会の管内でおよそ200の医療機関に御協力をいただき、医療機関が受給者から請求書を預かり、受給者に代わって市へ提出する申請委任払いによる請求も受け付けているところでございます。 また、満18歳の年度末までの医療費につきましては、市内の医療機関であれば、子ども医療費の助成方法と同じく、医療機関の窓口での支払いを必要としない現物給付を実施しております。 過去3年間の本市における対象者数及び医療費の支給額は、平成30年度が1,319人で1億1,490万円、令和元年度が1,285人で1億1,580万円、令和2年度が1,247人で1億880万円でございます。 医療費支給の延べ件数は、平成30年度が3万1,324件、令和元年度が3万595件、令和2年度が2万8,269件となっております。 このうち申請委任払いの利用件数の全体の支給件数に対する割合は、平成30年度が4,492件で14.3%、令和元年度が3,850件で12.6%、令和2年度が3,591件で12.7%となっております。 県内市町村の支払い方法の状況でございますが、後期高齢者以外の方につきましては、全年齢で窓口払いを廃止しているのが57市町、本市のように子ども医療費の対象年齢と合わせて窓口払いを廃止しているのが本市を含め2市、申請委任払いの方法としているのが3市町、償還払いとしているのが1村となっております。 また、後期高齢者につきましては、窓口払い廃止が46市町、申請委任払いが7市町、償還払いが10市町村となっております。 続きまして、件名4、要旨2につきましてお答えいたします。 対象の全ての方に対し、窓口払いを廃止し現物給付化することにつきましては、障がいのある方やその御家族の負担を軽減するために有効な手段であると考えております。 制度変更に伴うシステム改修費や国保連合会等の審査支払機関への事務手数料等の経費が新たに発生すること、また、国民健康保険への国庫負担金が減額されるなどの課題はございますが、障がいのある方々や御家族の負担が軽減されるよう、令和4年4月からの窓口廃止に向け検討してまいります。 以上でございます。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 件名1、本市における入札・契約制度について、再質問をさせていただきます。 要旨1、現状と課題について。 1回目の御答弁ありました発注関係事務の運用に関する指針では、発注者として必ず実施すべき事項及び実施に努める事項があり、令和元年度改正により、災害からの迅速かつ円滑な復旧、復興のため、災害時の緊急対応の充実強化が追加され、また、公共工事の品質確保のため、公共工事に加えて、御答弁ありましたけれども、公共工事に関する測量調査及び設計の業務が対象とされました。 そこで、改正された発注関係事務の運用に関する指針への本市の今後の対応についてお伺いいたします。 ○工藤日出夫議長 新井行政経営部長。 ◎新井信弘行政経営部長 件名1、要旨1の再質問にお答えいたします。 本市の入札・契約制度は、1回目でお答えしましたとおり、関係法令及び指針等に準拠し、適切に実施をしているところでございますが、さきの運用指針の改正により、必ず実施すべき事項に新たに追加されました施工時期の平準化と適正な工期設定につきましては、今後改善の余地があるものと考えております。 施工時期の平準化につきましては、発注者は積極的に計画的な発注や施工時期の平準化のための取組を実施するとしまして、具体的には、中長期的な工事の発注見通しについて、地域ブロック単位等で統合して公表することや、年度当初からの予算執行の徹底、繰越明許費、債務負担行為の活用や入札公告の前倒し等により適正な工期の確保と施工時期の平準化に取り組むとされております。 また、適正な工期設定につきましては、工事の内容、規模、方法、施工体制、地域の実情等を踏まえて、施工に必要な日数のほか、工事に従事する者の休日、工事に必要な準備、後片付けの期間、天候その他やむを得ない事由により工事の実施が困難であると見込まれる日数を考慮する。さらに、週休二日制を実施する工事については、その分の日数を適正に考慮するとされたところでございます。 今後、対応に当たりましては、広域での対応も必要となることから、近隣自治体の状況を把握しながら、関係部署と調整をいたしまして、適切に対応してまいりたいと考えております。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。
    ◆14番(滝瀬光一議員) 件名1についてですが、再質問をさせていただきます。 ただいま御答弁ありました中に、施工時期の平準化というのがありました。 この平準化につきましては、私、平成26年第1回定例会において、公共事業の早期発注の中で述べさせていただきましたが、工事の集中する時期を考慮していただいて、年度当初の4月、5月における発注、そして発注時期の平準化によって円滑な公共工事の実施がされるよう、また債務負担行為等の手法を活用していただいて、前年度に工事設計等を実施し、4月、5月に発注という形が取れないかということで一般質問をさせていただいておりますが、適正な工期設定と併せまして、よろしくお願いしたいと思います。 次に、平成26年第1回定例会において、電子入札の導入についても一般質問をさせていただいておりますが、今回は電子入札の現状と今後の入札案件の拡大についてお伺いしたいと思います。 ○工藤日出夫議長 新井行政経営部長。 ◎新井信弘行政経営部長 件名1、要旨1の3回目の御質問にお答えいたします。 行政事務に関しましては、昨今、DXの推進ですとか、このコロナ禍におきまして、非対面、非接触の社会的要請の流れから、電子入札を活用することは、今後各自治体で主流となってくるものと考えてございます。 本市では、市が発注する建設工事関係及び土木施設の維持管理に関する業務の委託に係る案件に限りまして、平成26年度より、従来の紙入札から埼玉県電子入札共同システムによる電子入札への移行を行っております。 今年度からは、この工事等に加え、物品の買入れ、賃貸借、業務委託等の入札につきましても、当該共同システムを利用した電子入札へ移行することとしまして、本年4月に北本市物品調達等電子入札運用基準を策定し、円滑かつ適切に電子入札による入札手続ができるよう、規定の整備を行ったところでございます。 運用開始時期は10月を予定しておりますが、本格導入するまでの間に模擬入札を実施した上で御参加いただけるよう、現在準備を進めているところでございます。 また、電子入札への移行に伴いまして、入札参加資格審査申請、これも本市独自での受付から県の共同受付に変更となることから、昨年9月に市内登録事業者に案内文書を送付し周知するとともに、6月、9月の広報紙及び市ホームページに関係情報を掲載し、現在登録申請をしていただいているところでございます。 なお、電子入札には、IT環境や電子証明書等が必要となることから、その準備が整っていない事業者には従来の紙入札を認めるなど、当分の間、柔軟に対応していきたいと考えてございます。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 件名1について、再質問させていただきます。 御答弁では、電子入札の入札案件を、物品の買入れ、賃貸借、業務委託等に拡大するとありましたが、入札事務の透明性、公正性の向上と、行政事務の効率化等の観点から、こちらについてもよろしくお願いいたします。 次に、入札における市内事業者育成、受注機会の拡大のための取組の現状についてお伺いいたします。 ○工藤日出夫議長 新井行政経営部長。 ◎新井信弘行政経営部長 件名1、要旨1の4回目の御質問にお答えいたします。 本市では、透明性、競争性、公正性、そして品質の確保を担保した上で、市内事業者育成の観点から、受注機会の拡大を図るため、可能な範囲で市内事業者に発注できるよう努めてございます。 対応の一つといたしまして、建設工事等における分離、分割発注がございます。大型の建設工事等につきましては、工事を、建設工事、機械工事、電気工事等の工種別に分けて分離発注を行っているところです。 また、工事内容、工事箇所の特性及び工期などから、分割発注しているものもございます。例といたしましては、道路緊急補修工事道路清掃委託等で、JR高崎線を境に市域を東西に分けて発注することによりまして、受注機会の拡大に配慮しております。 対応の2つ目といたしまして、入札における要件等の配慮がございます。 指名競争入札においては、事業者の技術力、実績を考慮した上で、基本的に市内事業者を中心に指名するよう努めております。また、一般競争入札においては、公正な競争を確保しつつ、参加資格の中に地域要件を設定し、市内または近隣地域に限定するよう努めております。 加えて、総合評価方式におきましても、企業の地域精通度として、地理的条件を評価項目に採用することで市内事業者への加点ができるよう配慮を行います。 その他、現場代理人の扱いにつきましても、市内事業者に限定しまして2か所までの兼務を認めるなど、市内事業者を優遇する取扱いを行っているところでございます。 そのほか、小規模な工事、補修、修繕に関しましては、北本市小規模工事等受注希望者登録制度を設け、希望する市内事業者を登録し、積極的に活用することで、市内小規模事業者の受注機会を拡大し、市内経済の活性化を図るといった取組も行っておるところでございます。現在、この制度では18の市内事業者に登録をいただいております。 以上、申し上げました取組等によりまして、繰り返しとなりますが、透明性、競争性、公正性を担保した上で、可能な範囲で市内事業者に発注できるよう努めているところでございます。 今後におきましても、関係法令を遵守しつつ、市内における経済の循環、市内事業者の健全な発展、育成を念頭に、市内事業者の受注機会の拡大に努めてまいります。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 件名1ですけれども、本市における入札・契約制度についてですが、透明性の確保、公正な競争性の向上、不正行為の排除、適正な価格による施工管理及び安全対策の徹底並びに品質の確保の上、市内事業者の育成や経営の安定化等を図る観点から、受注機会の拡大に向けて、地域での工事実績や事業所の所在地等を競争参加資格や指名基準とする地域要件、先ほど答弁ありましたけれども、この地域要件についてですけれども、建築工事については、北本県土整備事務所管内に本店を有する事業者、または本店または事業所を有する事業者であっても施工実績のある事業者とするなど、土木工事及び電気工事並びに管工事については、北本市内事業者または北本県土整備事務所管内に本店を有する事業者とするなど、そういった見直しの検討をしていただき、市内事業者の受注の機会の確保に努めていただければと思っております。こちらを要望いたします。 続きまして、件名2、本市におけるいじめと不登校について再質問をさせていただきます。 1回目の御答弁によりますと、本市におけるいじめについては、資料もいただいておりますけれども、平成28年度をピークに減少傾向とのことですが、近年、いじめが複雑化、深刻化しております。 本市においては、北本市いじめ防止対策推進条例が令和2年4月施行されておりますが、いじめの現状と課題を踏まえた対応について、いじめの重大事態への対処と併せてお伺いいたします。 ○工藤日出夫議長 大竹教育部長。 ◎大竹達也教育部長 件名2、要旨1、2回目の質問につきましてお答えいたします。 複雑化、深刻化するいじめに対応するため、本市では、いじめの未然防止、早期発見、適切な初期対応に重点を置いております。 令和元年度には、「北本市いじめの防止等のための基本的な方針」を策定し、それを受け、各校において基本方針を定めております。 具体的な対応といたしましては、各校において、いじめ対応に係る事例研修等を行い、教職員がいじめの認知について共通理解を持ったり、アンテナを高く保ち、いじめにつながる行為を察知したりできるよう能力の向上に努めております。 子どもの声を把握する取組といたしましては、全校で毎月、学校生活に係るアンケートを実施しております。いじめを含む人間関係に起因するトラブル、勉強、心身の悩みなど、多岐にわたる心の声を把握し、教員をはじめとする学校関係者、家庭や関係機関との連携を通して解決を図っております。 また、警察や児童相談所などの関係諸機関や各校の生徒指導主任で構成された北本市児童生徒健全育成連絡協議会を年に4回開催し、児童生徒の問題行動等についての情報交換や協議を行っております。各校の直面する課題を解決するために、様々な見地からの支援策などを出し合い、各学校での生徒支援、生徒指導に活かしているところでございます。 さらには、深刻化したいじめ問題への対応といたしましては、北本市いじめ防止対策推進条例に基づきまして、北本市いじめ問題調査委員会を設けるなど、再発防止に向けた制度設計を行っております。 令和2年度に起きたいじめ発見のきっかけとして一番多かったのは、本人や保護者からの訴えで、約50%でした。次に、担任やアンケート調査による発見が約20%でした。 ささいなことでも相談ができる環境づくりを学校が行い、教職員が共通理解の下、いじめ問題に誠実に向き合うとともに、関係諸機関との連携を強化しながら、未然防止、早期発見、適切な初期対応に努めてまいります。 以上でございます。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 件名2について、再質問をさせていただきます。 いじめはいじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命または身体に重大な危険を生じさせるおそれがありますので、今後ともいじめの未然防止、早期発見及び適切な初期対応に努めていただきますよう、よろしくお願いいたします。 次に、不登校について、1回目の御答弁にありましたように、本市における不登校についても減少傾向ということでございますが、本市における不登校の現状と課題を踏まえた対応について、令和2年度において新たに設置された学習支援室ほっとルーム等の利用状況などと併せて御答弁いただければと思います。 ○工藤日出夫議長 大竹教育部長。 ◎大竹達也教育部長 件名2、要旨1、3回目の質問につきましてお答えいたします。 小・中学校共に、不登校の要因の一つに、学業の不振が挙げられます。 そこで本市では、個別最適な学習環境を整えることが課題解決につながるものと捉え、北本市立教育センターに設置した適応指導教室「ステップ学級」や、学習支援室「ほっとルーム」で学習支援を行っております。 教育センターに設置している「ステップ学級」は、在籍している学校に通うことに抵抗を感じている児童生徒に対して学習支援を行っております。 つまずきのある学習内容を中心に個別支援を行い、令和2年度は12名の児童生徒が延べ358回利用いたしました。令和3年度については、5月末現在で6名の児童生徒が延べ50回利用しております。 また、学習支援室「ほっとルーム」を昨年度は市内中学校2校、今年度は市内中学校3校に設置しております。これは本市独自の取組であります。 学校には登校できるが、集団での学習が苦手な生徒に対して学習支援を行い、学級への段階的な復帰を促すことを目的としております。 数学や英語など積み重ねを要する教科を中心に学習する生徒が多く、定期テストや高校入試前は他教科を学習する生徒もおり、一人一人のニーズに合わせた学習支援を行っております。 令和2年度は37名の生徒が延べ623回利用いたしました。令和3年度につきましては、5月末現在で10名の生徒が延べ83回利用しております。 不登校児童生徒への対応は、「ステップ学級」や「ほっとルーム」のほかにも、担任やスクールソーシャルワーカーによる家庭訪問や学習支援、スクールカウンセラーやさわやか相談員との教育相談等も行っております。 関係機関と連携することで、一昨年度まで学校に登校できなかった生徒が、個別に学習支援を受けながら登校し始めた事例もございます。 また、中学校入学前からさわやか相談室につながり、居場所を確保することで、安心して学校生活を送っている生徒もおります。 今後も関係諸機関との連携強化に努め、児童生徒にとって個別最適な学習環境を整え、学習面や心理面共に安心して学校生活を送れるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 件名2ですが、特に中学校における不登校は、高校進学後の中途退学の割合を高める傾向にあると言われております。 高校を中退してしまうと、その後はどうしても社会から孤立しがちになり、その後の自立には大変な苦労が予想されます。 新たな貧困の入り口にもなりかねませんので、今後とも不登校児童生徒が発生しないよう、また登校復帰につながるよう適切な支援に努めていただきますようよろしくお願いいたします。 続いて、件名3、本市における保育所等利用待機児童について、再質問をさせていただきます。 要旨1、現状と課題について。 1回目の御答弁によりますと、令和2年の4月では1歳児で29人待機児童が発生しておりましたが、本年4月では1歳児は解消し、2歳児の5人と減少しております。 そこで、市として待機児童の解消に向けて実施された施策、対応についてお伺いいたします。 ○工藤日出夫議長 中村福祉部長。 ◎中村稔福祉部長 件名3、要旨1の再質問につきましてお答えいたします。 待機児童の解消に向け、昨年度は2つの対策を実施いたしました。 1つ目といたしまして、令和3年4月入所の利用調整に当たり、民間保育施設における1歳児の担当保育士配置に係る事業費補助を実施いたしました。 この事業は、市が定める人数を超えて1歳児を受け入れた保育施設に対し補助金を交付するもので、これにより、4施設において計23人分の受入れ枠拡大を実施することができました。 2つ目といたしまして、民間保育所建設補助事業を実施いたしました。 この事業は、ゼロ歳児から2歳児の受入れを行う小規模保育事業所の建設に対して補助金を交付し、受入れ枠の拡大を図るものでございます。 この補助事業は、結果的には建設中止の申出を受け、実施には至りませんでしたが、計画中止後も受入れ枠拡大に向け、引き続き保育事業者との協議を行い、結果として既存の保育施設での1歳児の定員枠10人増加の御協力をいただきました。 以上でございます。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 件名3について、再質問させていただきます。 ただいまの御答弁の中にありましたように、ゼロ歳から2歳児を対象とした民間事業者による小規模保育事業所の建設が中止となってしまいましたが、今後、本市においては、中央保育所と栄保育所を統合した(仮称)新中央保育所整備のほかに、民間によるゼロから2歳児の待機児童解消に資する小規模保育事業所等の建設予定についてお伺いをいたします。 ○工藤日出夫議長 中村福祉部長。 ◎中村稔福祉部長 件名3、要旨1の再質問につきましてお答えいたします。 今後、実施を予定している対策についてでございますが、低年齢児の受入れ枠を拡大するため、小規模保育事業所の新規開設に対し、国の補助金を活用して民間保育所建設補助金を交付する予定でございます。計画では、令和5年4月の開所、受入れ枠はゼロ歳児から2歳児、計12人の予定でございます。 受入れ枠の拡大として、有効な待機児童対策と考えておりますので、今後も積極的に取り組んでまいります。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 件名3について、再質問させていただきます。 ただいまの御答弁にありましたように、(仮称)新中央保育所整備のほか、民間によるゼロから2歳児の待機児童解消に資する小規模保育事業所の建設が予定されておりますが、いずれも開所予定は令和5年度であります。 1歳児の担当保育士配置に係る事業費補助について、1回目だったか、御答弁ございましたけれども、その事業費補助において、4施設において23人分の受入れ枠拡大をすることができたとの御答弁がありました。また、本年4月では、2歳児で5人の待機児童が発生しております。 そこで、令和4年度につきましては、1歳児と同様に、2歳児においても担当保育士配置に係る事業費補助を検討すべきと考えますが、御見解をお伺いいたします。 ○工藤日出夫議長 中村福祉部長。 ◎中村稔福祉部長 件名3、要旨1の再質問につきましてお答えいたします。 来年度の申込み状況を踏まえ、2歳児の担当保育士配置に対する補助事業につきましても検討してまいりたいと考えます。 以上でございます。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員。 ◆14番(滝瀬光一議員) 件名3、本市における保育所等利用待機児童についてですが、待機児童問題は、親の子育てに対する不安感を高め、ひいては少子化問題を深刻化させ、親の産後休業や育児休業後の就労を妨げることにより、男女共同参画社会の実現を妨げる一因にもなってまいります。また、貧困や虐待、児童放棄等につながることもあり、深刻な問題となっています。 このようなことから、年度当初の4月はもとより、年度途中においても、保育園の利用待機児童が発生しないよう施策を講じていただきますよう要望いたします。 続いて、件名4、本市における重度心身障害者医療費助成制度については、先ほど来年度4月からの実施に向けてということでありましたので、こちらにつきましては、後期高齢者を含めた全年齢の方について医療費の窓口払いを廃止いただきますよう、よろしくお願いいたします。 以上で、私の一般質問を終了といたします。ありがとうございました。 ○工藤日出夫議長 滝瀬議員の一般質問が終了いたしましたので、ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時20分----------------------------------- △再開 午前10時40分 ○工藤日出夫議長 休憩を解いて、再開いたします。-----------------------------------工藤日出夫議長 続いて、通告17番、諏訪善一良議員の一般質問を許可いたします。 諏訪議員。   〔15番 諏訪善一良議員登壇〕 ◆15番(諏訪善一良議員) 15番、諏訪善一良です。 それでは、今回最後の一般質問をさせていただきます。 まず、件名1、北本市の成長発展する将来に向けて県央地域の(上尾以北)の広域的まちづくりにおける交通拠点としての今行うべき課題についてお伺いします。 これはいわゆる上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、そして伊奈町を入れての県央地域全体から見た北本市の発展をどう考えているかということをただすものでございます。 要旨1、上尾道路の北本市内の用地買収、工事着工、完成はいつ頃と考えているのか。具体的に現況におけるスケジュールをお示しください。 これは昨日も黒澤議員も質問をしたところでありまして、今、上尾バイパスがさいたま市宮前から、ほぼこの北本桶川インターまで完成して石戸宿まで行っていますね。北側は今度は鴻巣市宮地から南へ、今、南下の工事を始めようとしている。 ある面では、肝心な北本市が全く済んでいない。三宮市長はそういう期成会の副会長をやっている。北本市こそは南からいくと進めていくべきではないかという意味からの質問でございます。 要旨2、上尾・桶川地域まで開通した西仲通線の北本市内の進捗状況、開通時期並びに、さきの3月議会における「西仲通線の整備促進に関する決議」に即した対応を示されたい。 これも昨日の黒澤議員と重なるところでございますけれども、決議に対して具体的に、市長としてはどう進めていくのかと。 ある面においては、教育委員会がさきに発行した教員のための調査結果と相反しているところがあるのですけれども、今もそうでしたが、整合性をどう取っていくのかと、示していただきたいと思っているところでございます。 要旨3、西1号線の整備計画と年度内の具体的工事予定を伺う。 これは島野議員が質問していますので、いわゆる石戸下踏切の部分ですね。あそこへ抜ける北側の西1号線といいますか、これのいわゆる南端が工事が1件止まっている感じに見えるのですけれども、これを早くやらないと、あそこ見通しが悪いですし、何か工事がどうも北本市で南北止まってしまっているのではないかと。 私は、道は通してこそ、まさに昨日黒澤議員が言っているように、国土強靱化基本法、災害に強いまちづくりなのではないかと、これこそ早急にするべきではないかと、こう思うところでございます。 要旨4、要旨2、要旨3に関連して、北本市施行の久保特定土地区画整理事業について、仮換地指定がほぼ終わった現在、計画の西仲通線について、今さらの変更ができるのか。その場合の費用・代案(調整池・広場等々を含め)スケジュールを示されたい。 これは前回もこの資料求めたのですね。どういう見通しなのかと。資料は出ませんでした。今回も出ません。 ならば、三宮市長は具体的に、昨日の答弁ですと、事業が大きくなってしまったというようなことを言っていたのですけれども、ある程度捉えていなければ、部下に対して指示もできないだろうし、部下もどう進めていいのか分からないのではないか。 調整池の変更、北本市には地勢学もありまして、やはりここに通っているのは、いわゆる桶川市側でいうと江川。河川法で言うところですね。北本市側は勝林幹線第1、第2、第3幹線あります。水をどうやってするのだと。 今の道路というのは水道なのですよね。水道というのは、水はやはり上から下しか流れないですからね。どうするのですかと。それこそ整合性を持ったものを各部長が示せないのだから、市長が示してなければ、これは済まないだろうということでございます。この件については、お示しをきちんと示されたい。 そうでないと、地権者について、昨日も、心配かけている、御迷惑をかけているだけでは納得できないのですよね。きちんとしたスケジュール、責任のある答弁を市長が自らすべきだと思うところでございます。 要旨5、要旨2、3、4の事業に関連してきますが、南部新駅について、あらゆる調査後の現在までの進捗並びに見直し状況を伺う。加えて、さきの下石戸6丁目南部(ゴルフ練習場跡地)の北本市への歩道部分の供用開始予定実態を伺う。また、先方との交渉経過について。図面の資料提出を求む。 これも皆さんの手元に、ちょっと小さいのですが、配られていると思いますが、ちょっと見てくれますか。ちょっと小さいのですが。 市長は以前、私も一緒に行って、このいわゆる高崎線のところの横、いわゆるその倉庫の南側ですね。非常に狭いということで一緒に行ってくれました。 地権者に無償で歩道部分を整備してもらうと言っていたのですが、期待したところ、結局この小さい分からない程度の、図面がありますけれども、2.5平米、これ約2万5,000平米弱の土地なのですが、1万分の1、もしくは、裏面にありますけれども、これ一応5.5平米、まさに1万分の2というね、歩道の拡幅なっていないでしょうと。もうちょっときちんとした責任を持った交渉というのをしてきていなかったのかと。 もう既に出来上がってしまっているから、今さら遅いと言われるかもしれませんけれども、どういう交渉をしてきたのかというのを含めてでございます。 それから、昨日も黒澤議員さんが質問してくれていたのですけれども、南部新駅の問題ですね。南部地域のポテンシャルの問題を常に市長は言うのだけれども、いかにも発展ができると言っているのですけれども、ポテンシャルを引き出すにはどうしたらいいのかと。 私はもうずっと言い続けてきていますけれども、南部地域における新駅を造ることが、まさにポテンシャルを引き出す唯一の方法だと思うし、これは埼玉県におきましても、昭和63年に県の政策で基本計画をつくったところでございまして、北本市におきましては、一応、前回の答弁で市長は、積立金を積みましたよと、また収入に当たって早急に基金を補正5,000万円をつけました。担当を置きましたということなのですけれども、具体的にやはり物事には期限、目標を定めないと、それに対して努力をしないと進まないと思っておりますが、その辺につきましても、市長から説明をいただきたいと思います。 件名2、市民生活上の課題から市民の住みよいまちづくり並びに北本市の魅力アップ事業についてお伺いいたします。 要旨1、北本駅西口におけるバス停の利用度・市民目線を含め乗降位置の早急な改善が必要と考えるがお伺いをするものでございます。 これは皆さんにまた資料を作って、私の案として配ってありますけれども、これは北本駅のこの図面が、いわゆる西口でございます。そして、この絵の上のほうは、西側、西口の広場を描いたものです。バス停の位置、1、2、3と書いたのはバス停の位置です。 このバス停の位置の標示の仕方も、当然、駅舎のほうから1、2、3で書くのではないのかなあと、常識的な人は。 この一番多く使っているのが、実は議会の事務局の方に出ていただきまして、先月12日、それから26日、28日、朝昼晩と駅に高橋議員にも出ていただいて、一応人数確認をしました。コロナ禍でですけれども。 そうしますと、やはり通りかかる人が、何で北里へ行くのに、やはり杖をついている人とか、ちょっと足の悪い方がいるのですよ。一番遠いのですよ。これ一番便数出ているのですよ。 一番、ここで3番と書いておる駅舎に近いところ、ここは1が1本か2本みたいな便数なのですよ。どうしてと。 前回は部長の答弁だと、そういうような市民から要望がないと。バス会社もそういう予定がないと。それは要望しないからなのですよ。市民のそういう感覚を感じようとしないからなのですよ。 では立ってみましょうと、そうしたら今も言いましたように、高橋議員も出てきてくれましたよね。朝6時半から。その前は6時に出ていましたけれども、朝8時まで。あと昼、これは11時ぐらいから12時半ぐらいまで。それから夜、これも夕方6時ぐらいから8時半ぐらいまでですか、立ってチェックしました。 やはり思うとおり、バスの時刻表どおり、片や1時間に5、6便ですよ。片や1時間、1便、2便なのですよね。 そうだったら、バスの停止位置を替えて、この今Aと書いてありますけれども、駅舎のところに、東口も同じなのだけれども、北里行きのバスなんかはそっちへ、そこで交差してもいいだろうし、その前は、今度は一応、車回りからいって3番の場所、市営の駐車場のほうなのだけれども、ここで降ろしてもいいのではないかと。 そのぐらい柔軟性と、市民が黙っているからではなくて、市民はある意味で諦めてしまっているのですよね。そういう部分を酌み取るのが、私はやはり行政の責任だと思うのですよ。 言っても言っても意見がないとかと言うような、ああいうような答弁を聞くと、実に私は市民の感情が理解していないかなという感じを持っていまして、西高尾1丁目にお住まいですから、非常に近いと思うしね。それに非常に見ていると思いますので、これをぜひ早急にこうされたらいかがですかと、提案も含めての質問でございます。 それから、要旨2、北本駅東口へのホテル誘致に伴う市民駐車場確保の附帯決議についてのその後の努力と成果並びに見通しをと。 これ関連もちょっとしていたのが、やはり昨日の黒澤議員の質問だったかなと思います。これはたしか平成会でしたか、加藤会長が当時附帯決議出されまして、駐車場を買ってでも確保すべきではないかと提案をされていました。 それで、あの当時は28台の駐車スペースと、通りがあったところに今、ホテルになってしまっていますけれども、よく銀行なんか、月末の忙しいときに行くと、よくおじさん二人して駐車違反をぺたぺた貼っていますよ。こういう実態を含めて、その附帯決議どうなっているのかと。どういう対応をしたのか。それの説明をしていただきたいと思います。 要旨3、石戸蒲ザクラの国の天然記念物指定100年を迎えるに当たり、県立北本自然観察公園を含めた周辺整備計画の近年の状況を伺う。(特に来年のNHK大河ドラマ“鎌倉殿の13人”の範頼公を北本市の発信に活かせないか)ということです。 今、御承知のとおり、日曜日、埼玉県の渋沢栄一の大河ドラマをやっています。今度、来年がこの鎌倉殿、いわゆる武家政治を確立するのですね、範頼。 頼朝が三男坊ですから、一番の地位になってくるのでしょうけれども、初めは。次の六男坊の、多分、範頼。それから九男坊の、人気者ですけれども義経という、そういう伝統の中から北本市を知っていけばいいのではないのと思いまして、何度か言ってみるわけなのですけれども、その資料をちょっとまとめたのを皆さんにお配りしました。 これは教育委員会が出したものでして、平成30年、石戸蒲ザクラ、県指定考古資料、ちょうど来年が100年でございまして、一応カラーで出ていまして、それからこの、今からもう8年前になりますか、平成25年3月にほぼ80ページにまとまる石戸蒲ザクラ保護及び周辺整備基本計画、これが出ております。これ基本計画どうなっているのですかと。誠にいい計画だなと思っています、私は。 今、桶川北本インターからも、直線ではほぼ700メートルぐらいですか、のところにありますし、まさに100年なのですよ。こういうチャンスを活かしていくべきだと。内容的にはかなり有名な玄同放言、一応これは滝沢馬琴ですか、の一部を開いております。 もう一つ、かの有名な渡辺崋山の蒲桜の絵がこちらです。皆さんに配ってあると思いますが。それから、ちょっと範頼役をやる方が、これは迫田さんですか、何かいわゆるNHKには何度か出てくるのだそうでございますけれども、一応、できればこのところも取って、ぜひ北本市を大河ドラマに寄せて進めていく。 これは一応、これによると、ほぼ800年前ということで、日本一というのですから、日本にたった1本の木だというのですから、ある面でいけば世界一ではないですかね。これを活かさない手はないだろうと。その辺はどう考えているのかなということも含めまして、来年のチャンスを活かせということでございます。 駐車場、それから集会場、東光寺、そしてあそこにはいろいろとありますので、ぜひ見てもらいたいと思っています。ぜひ北本市を、当時は何か北本市は「観光100万人都市」計画もあったようでございますけれども、活かしたらどうかなということでございます。ですから、ちょっと多めに皆さんにも資料を配らせていただいたところでございます。 要旨4、人口減少対策・高齢化対策すなわち“若者の住みたくなるまちづくり”「考えられるポイントは何か」伺う。 私はもう単純に言って、北本市の場合は多くはやはり通勤、通学に便利であるという利点を活かすべきだろうと思っています。人口をとにかく増やしたらどうかと。 2、3日前の新聞、ニュースだと、埼玉県はちょっと人口は増えているようですが、北本市は相変わらずあまり増えていないな、減っているのかなと。7万1,000人から今もう6万と切ってしまったのかなという中で、若い人に住んでもらうには、やはり通勤に便利さを活かす。結局、私の場合はこれは大事なのはやはり駅を造るべしという部分があるのでありますが、それについて伺うところでございます。 それから要旨5、まちづくりにおける都市政策と史跡との共存はどこの部署が担当し、調整されてきたのかということでございます。 この史跡、いわゆる三宮市長の非常に趣味ではないかと思っているぐらいなのですが、デーノタメ。共存と、どうやって共存させるのかと、具体的に示してもらいたいような気がします。 もう任期も半ばへきていますからね。もう少し責任のある指示をきちんと各部長に与えてくれないと、各部長が調整しようがないのではないのかなと考えているところでございます。 要旨6、晩秋初冬における落ち葉、枝木を含めた処理対策についてでございます。 これ前回のと同じなのですが、やはり生のごみですね、これはとにかく11月から12月、この辺、昔、屋敷林などありますので、相当の落葉、今、緑がきれいですが、ほとんど落ちるわけですね。 これの処理の仕方によっては、相当減量対策になるだろうし、何かアイデアはないのかということです。なければ、それなりに私のほうでまた提案させていただきたいというところでございます。 件名3、北本市教育委員会について。 要旨1、順法精神について、過去2年余における対応と反省点について。 これは私の場合は、これは本当は教育界のトップの人事の問題に始まってなのですけれども、どう考えているのだろうかと。やはり具体的な処置を取られたのだろうかと。 昨日でしたか、これは松島議員もちょっと触れていましたけれども、まさに社会常識に基づいて処理されるべきだし、ちょっと強く日高議員も、ある職員と市民との間の問題についても、処分の問題はどうなっているのだと。 結局、市長がそれに対して具体的にどのような指示を与えたり、または処分をしてきたのかということについても触れていただければという点でございます。反省点はやはりきちんとまとめなければいけないだろうということでございます。 要旨2、「みんなで学ぼう!デーノタメ遺跡」の冊子発行の課題について、都市整備部との連携はどうなっているのかということでございます。 これは皆さんも御承知のとおり、昨日のちょうど黒澤議員も触れておりましたけれども、この「みんなで学ぼう!デーノタメ遺跡」ですね、これの巻頭の部分に、デーノタメ遺跡を道路や住宅に変えることなくということがやりたいのですね。 では、久保の工事進まないよと、どうやってするのと、こういうことを教育委員会が発行したと。したか、していないか、ストップ状態かと思うのですが。最終日のまとめと、全くこれまちづくりに反するのではないかと。どういう調整を取っていたのですかということでございます。 その他について、やはり北本市の未来づくりには、まちづくりは百年の大計でございまして、ぜひ統一した見解、そして指示を的確に出すのが市長の役割と思うところでございまして、これらを含めて少し取り急いだ質問になりましたが、お答えのほどをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○工藤日出夫議長 諏訪議員の第1回目の質問が終わりました。 執行部の答弁を求めます。 三宮市長。 ◎三宮幸雄市長 件名1、要旨1につきましてお答え申し上げます。 上尾道路は、さいたま市宮前町の新大宮バイパスと鴻巣市箕田の熊谷バイパスを結ぶ延長20.1キロメートルのバイパスで、国道17号の慢性的な交通渋滞及び悪化した沿道環境の改善を図ること等を目的に計画された道路でございます。 国では、新大宮バイパスから首都圏中央連絡自動車道の桶川北本インターチェンジ先までの延長11キロメートルを1期区間、その先の北本市石戸宿からの鴻巣市箕田までの延長約9キロメートルを2期区間に分け道路整備を行っており、1期区間につきましては、平成28年度に全線開通したところでございます。 北本市が含まれます2期区間の現状につきまして国に確認したところ、測量を実施し、現地には上尾道路の幅員を示す杭が設置されております。 道路整備については、鴻巣市箕田地区でのJR高崎線との交差路において、JR高崎線を越える橋梁の工事に着手しているところでございます。 この他として、鴻巣市内の県道東松山鴻巣線、荒川に架かる御成橋の通りまでの地元説明会を終え、鴻巣市箕田南側の登戸地区の用地買収を進めているとのことでした。 また、今後の見通しにつきましては、鴻巣市箕田地区から鴻巣市内の県道東松山鴻巣線、荒川に架かる御成橋の通りまでの整備を優先して進めているところですが、その先の事業の進め方については、そのまま北本市方向に南下するか、桶川北本インターチェンジから北上するかについて検討を行っている途中であり、北本市内での地元説明会や用地買収等の時期は未定とのことでございますが、今後の進捗状況により詳細なスケジュールが示されることになるので、しばらくお待ちくださいとのことでした。 上尾道路の早期建設の促進につきましては、埼玉県と6市、さいたま市、上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、行田市で構成し、私が副会長を務めます上尾道路建設促進期成同盟会において、全線の早期開通が図られるよう、内閣官房、国土交通省、自民党本部に要望活動を行っているところでございます。 引き続き、議員の皆様方の御協力をいただき、北本市内の上尾道路の早期建設に向けて取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 件名1、要旨2につきましてお答え申し上げます。 都市計画道路西仲通線は、JR高崎線よりも西側の地域において上尾市から鴻巣市までを結ぶ延長2,520メートル、幅員18メートルの昭和44年、今から52年前の5月に都市計画決定された道路でございます。 市内における整備進捗状況といたしましては、施行中の久保特定土地区画整理事業区域内にある延長約473メートルが平成9年2月に土地区画整理事業の中で事業化されていますが、久保特定土地区画整理事業は、事業費の増大と長期化が大きな課題となっておるところでございます。 今後につきましては、事業化している久保特定土地区画整理事業区域内の整備状況に合わせて、久保特定土地区画整理事業の境界から南大通り線までが整備を行う区間になると考えております。 以上でございます。 件名1、要旨3につきましてお答え申し上げます。 都市計画道路西1号線は、JR高崎線整備の市街地の南北方向のネットワークを形成する道路として、平成8年4月に都市計画決定され、幅員16メートル、延長1,710メートルの幹線道路でございます。 西1号線の整備状況といたしましては、平成9年2月に久保特定土地区画整理事業が事業認可を受け、その事業区域内の213.2メートルについて整備を進めており、区画整理事業地内では現在までのところ174.9メートル、率にして約82%の整備が完了しております。 今年度につきましても、西1号線に係る1件の家屋移転補償契約を結び、今年度中にはその用地が確保される見込みでございます。残りの区間につきましても、区画整理事業の展開を見ながら、地権者との話合いの下、用地の確保に努め、道路整備を進めてまいります。 件名1、要旨4につきましてお答え申し上げます。 都市計画道路西仲通線の計画線上には、久保特定土地区画整理事業区域とデーノタメ遺跡が存在しています。 久保特定土地区画整理事業につきましては、現在、デーノタメ遺跡との共存を目指した事業計画の見直し検討を進めており、その中で、西仲通線の線形を含めた見直しについても検討を行っております。 事業計画の見直し検討につきましては、昨年度までに見直しの課題とその対処方策について整理を経て、現在は見直しの方向性について、市として統一的な方針を固めるため、庁内関係部署による内部調整を進めているところであります。 議員より通告の中で、西仲通線の変更に関する費用やスケジュールの資料提出が求められておりますが、先ほどの内部調整の中で、見直しに係る費用やスケジュールに関しましても慎重に議論を進めているところであり、現段階では地権者や関係各所に対する影響についての議論中ですので、その過程での資料提出は、大きな混乱を生じさせるおそれがあるため、お示しすることができませんが、方針について整理でき次第、皆様に御説明したいと考えておりますので、いましばらくお時間をいただければと存じます。 件名1、要旨5につきましてお答え申し上げます。 令和元年度に北本市南部地域周辺まちづくり構想(案)が取りまとめられた後は、その中で今後のまちづくりに活かせるものについて検討を進めております。この構想案は、まちづくりの考え方を取りまとめたものでございますので、見直しは考えておりません。 下石戸6丁目南部の北本市への歩道部分供用開始予定実態につきまして、下石戸6丁目地内のふたつやゴルフガーデン跡地に建築された物流倉庫に係る前面道路については、物流倉庫を利用する大型車両が通行することから、大型車両と対向車が安全に通行できるよう、事業者が交通管理者等と協議し、道路の拡幅を行ったところでございます。 しかしながら、道路拡幅に伴い、物流倉庫の敷地に角地ができ、見通しが悪くなる状況が見受けられたことから、事業者と協議し、歩行者の安全を第一に、物流倉庫の敷地の一部を歩道利用できるよう整備をしていただきました。 なお、物流倉庫の完成に伴い、令和3年5月に工事完了検査を終え、歩道を含む道路については、手続に従い、北本市で管理することになります。 件名2、要旨1の質問につきましてお答え申し上げます。 北里メディカルセンター行きのバス乗降場につきましては、駅西口の1番乗降場を利用していただいております。 このバス乗降場について、駅前の駅西口ビル北側階段下を降車場、南側の駅西口駐車場前を乗車場に移設してはとの御意見でございますが、駅西口広場につきましては、平成23年に屋根の整備と併せましてバス乗降場、タクシー乗り場、駐車場等を車両の流れなども検討して一体的に整備したものでございます。 現在、北側階段下につきましては、タクシーの乗車場、一般車両の駅への送迎等に利用されております。また、西口駐車場前は、駐車場の入り口があり、交通安全上の観点から、バスの待機場所として慎重に検討する必要がございます。 議員御提言のバス乗降場の移設につきましては、駅西口広場の改修が必要になった際に一体的に検討してまいりますので、御理解くださいますようお願いいたします。 件名2、要旨2の質問につきましてお答え申し上げます。 平成29年第2回北本市議会臨時会において、議案第57号、北本市営駐車場設置及び管理に関する条例の一部改正に関する附帯決議が可決されております。 同決議を受けまして、当該ホテルの北側にあります埼玉りそな銀行北本支店が所有している立体駐車場について、市と共同利用させていただけないか、同行と協議を行いました。 その結果、入場から15分無料の市提携駐車場として利用できるようにする覚書を同行と締結し、平成29年12月1日より提携利用を開始いたしました。これにより、39台分の駐車場を確保しております。 また、駅東口駐車場の隣にあるJAさいたまが保有している駐車場につきましても、市営駐車場として借用することができないかJAと協議を行いましたが、こちらにつきましては、賃貸は困難であり、また、現時点で駐車場用地売却の意思もないことから、市の要望に添えない旨の回答があったことから、借用を断念した経緯がございます。 今後につきましても、北本駅における送迎等の利便性の向上のため、駐車場用地の確保及び整備に努めてまいります。 件名2、要旨3につきましてお答え申し上げます。 議員御指摘のとおり、令和4年10月12日に石戸蒲ザクラは、国の天然記念物に指定されてから100年を迎えます。 長い間、市のシンボルとして保護されてきた蒲ザクラの記念すべき年となることから、蒲ザクラの歴史や植物学的な特性などが持つ価値を改めて市内外に示すよい機会であると考えております。 周辺整備事業に関しましては、今年度の事業として蒲ザクラの指定範囲の北側に隣接する土地を取得し、新たに蒲ザクラの根張り範囲として活用を図るべく準備を進めているところでございます。 現在、蒲ザクラはその立地から、外観の全容を捉えるポイントがあまりございません。北側の用地は原則、根の伸長を図るためのものですが、景観の向上と見学者の利便性にも貢献できるか、専門組織である石戸蒲ザクラ保存検討委員会の中で検討していきたいと考えております。 また、埼玉県自然学習センターとの共同による石戸蒲ザクラのPRにつきましては、例年、開花期において文化財保護課担当職員とセンターの職員が情報を互いに共有しパンフレットの配布を行うなど、見学者への対応に努めています。 さらに、来年度のNHK大河ドラマは鎌倉幕府の執権である北条義時を中心とした物語であると伺っております。この中で蒲ザクラの名前の由来となった源範頼も登場人物の一人としてキャスティングされているということでございます。 石戸蒲ザクラとともに、範頼が脚光を浴びることとなれば、市のイメージアップにつながることになると考えますので、関係部署とも調査研究してまいりたいと存じます。 件名2、要旨4につきましてお答え申し上げます。 北本市の南部地域においては、圏央道が開通し、また、久保特定土地区画整理事業も施行中であります。この土地区画整理事業は、事業計画の見直し検討作業を進めているところです。 この見直し作業を着実に進め、住環境の整った魅力あるまちづくりを進めることで、南部地域のポテンシャルを高め、若者の住みたくなるまちづくりの実現につなげたいと考えております。 件名2、要旨5につきましてお答え申し上げます。 まちづくりにおける都市政策と史跡の共存については、基本的にはまちづくりにおける都市計画の所管部署である都市整備部と、史跡の保存について所管する教育部が調整を行い、方向性を見いだすべきものと認識しております。 しかし、その内容が複雑で、各部署間において調整が困難であるものもございます。 現在、久保特定土地区画整理事業とデーノタメ遺跡の共存がその例で、この事業間の調整については、これまでも企画部署を中心に関係部署間で調整を行ってまいりましたが、令和2年度からは、本市における最重要課題の一つであるという認識の下、私の指示する事項として、現在副市長を議長とした調整会議を行っており、市長公室で関係部署の調整及び係る事務を行っております。 件名2、要旨6につきましてお答え申し上げます。 現在、本市では、落ち葉や太さが3センチ以下の枝木は燃やせるごみとして、ごみ集積場に出していただいておりますが、大量にある場合については、複数回に分けてごみ集積所に出していただくか、北本リサイクル事業協同組合にて手続を行った後に、埼玉中部環境センターへ持ち込む方法を紹介しています。 また、直径3センチを超える枝木については、粗大ごみとして申し込んでいただくか、燃やせるごみと同様に、北本リサイクル事業協同組合にて手続を行った後、中部環境センターに持ち込んでもらっています。 なお、落ち葉や枝木等が大量にある場合、市民から要望のある場合については、有料にはなりますが、専門業者の紹介等も行っております。 枝木等をウッドチップとして処理することについては、現在、燃やせるごみと粗大ごみの処理を行っている中部環境センターの施設には整備がございませんので、直ちに対応することは難しい状況です。 しかしながら、ごみ減量の一つの有効な手法としても考えられますので、新ごみ処理施設整備事業の中で構成する団体と連携を図り、落ち葉や枝の資源化の方法を調査検討してまいります。 ○工藤日出夫議長 大竹教育部長。 ◎大竹達也教育部長 件名3、要旨1につきましてお答えいたします。 議員より御指摘のありました平成31年4月25日の教育委員会での審議につきましては、平成31年4月に行われました北本市長選挙の結果を受け、教育長が前市長に退職願を提出したことに伴い、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律第10条の規定による教育長の辞職の同意について」の審議を行ったものでございます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第10条には、「教育長及び委員は、当該地方公共団体の長及び教育委員会の同意を得て、辞職することができる」と規定されておりますことから、4月25日の定例教育委員会に追加の人事案件として提出し、審議いただきました。 その審議の際、教育長自身の案件となりますが、教育委員会の合意の下、同席して教育長としての信念を述べました。結果といたしましては、教育委員全員より反対の意見があり、当該議案が否決されたため、法令に従い辞職が認められないこととなりました。 この手続に関しましては、辞職しようとする教育長は、議事にサインをすることができないとされておりますことから、手続の一部が適切でなかったことをこれまでも何度も申し上げております。 この手続の一部が適切でなかったことによる「地方教育行政の組織及び運営に関する法律第10条の規定による教育長の辞職の同意について」の効果につきましては、その後、令和元年9月、11月、12月と複数回にわたりまして、市の顧問弁護士の法律相談をした上で、令和元年12月に県及び国に確認いたしました。 相談に対する回答内容といたしましては、「結果的に教育委員の意向が確認でき、教育長の辞任意思がなくなったことから、特段再審議の必要はない」とするものでございました。 しかしながら、北本市教育委員会といたしましては、手続を正しいものとして教育委員会の中で行うべきものと考え、令和2年1月の教育委員会定例会において、教育長に、当該審議の間、会議室より退室いただいた上で再審議することといたしました。 その再審議の結果は、平成31年4月の教育委員会定例会のときと同様に、教育長の辞職に対し教育委員会は不同意とするものでございました。 本再審議の効果に関しましても、令和3年1月に市の顧問弁護士の法律相談をし確認いたしましたところ、「既に令和2年1月に再審議をしたことで是正措置がなされ、正しい状態になっている。手続としては正しい。丁寧で問題ない」と判断いただいております。 今後につきましても、事務の手続に誤りが生じないよう十分に気をつけるとともに、教育行政を適正に運営してまいります。 続きまして、件名3、要旨2につきましてお答え申し上げます。 黒澤議員への答弁でも説明をさせていただいておりますが、文化財の普及・啓発につきましては、文化財保護を担当する教育委員会の重要な業務の一つでございます。 昨年度教育委員会が作成いたしました「みんなで学ぼう!デーノタメ遺跡」は、市内の児童生徒を対象とし、歴史を学ぶ機会において市内に重要な縄文遺跡が残されていることを子どもたちに伝えるために作成したものでございます。 また、内容といたしましては、一昨年度刊行しました「デーノタメ遺跡総括報告書」に掲載された研究成果を分かりやすく解説し直しているものとなっております。 この小冊子は、文化財の普及啓発を目的として、子どもたちの学習に役立つよう教育委員会が作成したものでございます。 都市整備部との連携についての御質問をいただいておりますが、今回の小冊子につきましては、これまでの刊行物に掲載したことや、議会での答弁でお答えしている内容を超えるものではございませんので、教育委員会の責任で刊行できると判断したものでございます。 以上です。 ○工藤日出夫議長 諏訪議員。 ◆15番(諏訪善一良議員) それでは、まず市長に聞きますけれども、件名1、上尾道路について、副会長をやっていると。 これ地元こそいわゆる南側から工事着手するか、北側着手するか、北本市こそはもうインターもできているのだから、南からやれば、いわゆる東松山市方面にも出られるでしょう。どっちがいいかの反応ぐらい今していなかったら、待っているだけでは工事は進まないですよ。 副会長なのですから、北本市の立場を、どっちから、なぜならこうだからと言えなければならないのではないですか。何もないのですか、そこに対する理念がないのでしょうか。三宮市長に聞きます。 ○工藤日出夫議長 暫時休憩します。 △休憩 午前11時27分----------------------------------- △再開 午前11時28分 ○工藤日出夫議長 休憩を解いて、再開します。 三宮市長。 ◎三宮幸雄市長 国の考え方がやはり一番大きいのだろうと思いますが、今後、諏訪議員ともよく、議員とも相談しながら、どちらがいいのかということについては参考にさせていただきたいと思います。 私がどちらかがいいというよりも、何で向こうから先にスタートしたのかなというのは正直ございます。桶川まできていますから、北本からこういくのかなと思っていましたけれども、逆だったものですから。そのときは、私、市長ではありませんでしたので、その件については関与しておりませんけれども。 以上です。 ○工藤日出夫議長 諏訪議員。 ◆15番(諏訪善一良議員) 国の方針といいますと、まず地元の方針を示さなければ国も判断しようがないのですよ。そして、下石戸上、菖蒲県道までだったらそんな距離はないですよ。北本市は南側をやってくださいと、そうすれば東京まですぐ出られるではないですか。その北本市の南大通り線からいわゆる御成橋まで、これは3倍ぐらいの距離があるではないですか。どっちが効率的であるか、答えは出るのではないですか。その判断はどうなっていますか。国の判断というのではなくて、地元の判断としてどうなのかと、お答えください。 ○工藤日出夫議長 三宮市長。 ◎三宮幸雄市長 国とよく相談してまいりたいと思います。 ○工藤日出夫議長 諏訪議員。 ◆15番(諏訪善一良議員) 国の意見を聞いて、北本市のことを一番よく知っているのは北本市なのですよ。北本市の路線も道路も、聞くのではなくて、副会長なのですから、こうしてくださいよと、そのほうが北本市の中、道路の中において進みますよということで、今言いましたように、インターからだったら、南、いわゆる荒川までの距離って短いではないですか。どう考えても、北側の御成橋まで行くのと3倍ありますよ。 道というのはつながなければ意味がないのですから。今のような答弁で、あまりにも後ろ向きだなということを改めて感じまして、失望をして次の質問にいきます。 要旨2、この西仲通線の整備促進に対する決議ですね。これ道路は、この西仲通線のパンフレットを前も配らせてもらいましたけれども、つながってこその道路なのですよ。 西仲通線、これ昨日も黒澤議員が言っていましたけれども、上尾市、桶川市、できてしまっているのですよ。桶川市とちょうど境目、東松山からの県道もできてしまっているのにも、北本市だけが進んでいないのですよ。鴻巣市のほうも北から進んできているわけですよ。 今、教育部長が言っていましたけれども、これ教育部局の独自の判断でやっていくと言ったけれども、まちづくりは、北本市は一つの行政体なのだから、それは整合性を取らなければならないのではないですか。また桶川市や上尾市や、それから鴻巣市に対しても、北本市だけが勝手に変えてしまう。それは無責任ではないですか。道路網というのはそういうものではないのですか。 何か聞いていると、検討という言葉だけなのだけれども、そうではないでしょう。50年前から、ある面ではもう決まっている内容ではないですか。それで進んできたのではないのですか。どうなのですか。そこもまだまだいまだに検討なのですか。お答えください。 ○工藤日出夫議長 三宮市長。 ◎三宮幸雄市長 今、久保特定土地区画整理事業、二十数年かけて、事業費ベースで4割強の状況でございますので、まずは西仲通線ということも十分承知していますが、区画整理そのものをまず進める、できるだけ早く進める、そして地権者の皆様に安心してもらえる、そちらが今優先として私は考えておりますが、ただし、その区画整理の中にある西仲通線についてもしっかりと、前にもお話ししましたけれども、水道ということがありますので、それらも含めて、今、調査中でございます。研究中でございます。 ○工藤日出夫議長 諏訪議員。 ◆15番(諏訪善一良議員) 言葉はしっかりだが、中身は全然しっかりしていませんね。南大通線まで抜かなければ、いわゆる久保、台原を抜かなければ、道が行き止まりになって、今の状態になっていますよ。本当にしっかり、意味が大分遠いのだなと思ったよね。ちっともしっかり物が言えないのですか。どうしっかりなのですか。道は通してこそ。 久保の区画整理中だと、これはその背骨ですよ。基本構想をきちんと示すのが市長の責任でしょう。方針がないのですか。私は今、こう考えていますと、ないのですか、共存の策。 私は共存に対しては理解しています。具体的に出さなければ進まないではないですか。共存策を今考えている範囲で結構ですから答弁ください。 ○工藤日出夫議長 三宮市長。 ◎三宮幸雄市長 先ほども答弁させていただきましたけれども、なかなかこの歴代市長が取り組んできた事業の中で、最も重い事業がこの久保特定土地区画整理事業であると認識しておりまして、今その事業の見直しをしている中で、西仲通線についてもしっかり検討してまいりたいと思います。 ○工藤日出夫議長 諏訪議員。 ◆15番(諏訪善一良議員) 今さら50年前に決めたことを、この西仲通線については、また見直し、見直し、代案も示せない、共存策もないのではないのですか、それでは。改めて失望して、次に進みます。 要旨5のいわゆるこの図面の提出を求めたわけなのだけれども、では、この歩道部分、さっきも言ったように、企業側の、ちっとも市民の利用勝手からの面積と違うのではないですか。 一緒にあのときすぐに三宮市長は私と一緒に行ってくれましたよね。これ約2万5,000平米弱の開発に対して、たったの畳いったら1畳半、またはせいぜい3畳分ぐらいですよ。 分からないようだから、時間もったいないから、これ非常に企業との連携が取れていないなということで、そこにつきまして、ではがっかりして次にいきます。 件名2、バスの問題ですね。これ東口、駅舎前にタクシーもありますし、停まってますよ。可能ではないですか。見ていましたら、いわゆるバス停の1号、2号、3号、これ中型車、小型車なのだけれども、両方停まれていますよ。 わざわざ一番使う人を一番遠くへ、それでちょっと体の悪い人は遠くへ、常識で考えたって、市民の利用度のある部分を利便性を図るというのが本来の行政の立場ではないのですか。 これは前にも質問していますし、今回も、高橋議員なんかも一緒に出てもらって、朝と昼と晩と立って、やはり利用人数等もカウントしてきましたよ。どうですか。常識の範囲で、市民の利便性を図るというのはそういうことではないのですか、いかがでしょうか。御答弁をいただきたい。 ○工藤日出夫議長 大島市民経済部長。 ◎大島一秀市民経済部長 再質問にお答えいたします。 バスの1番、2番、3番、北里行きのバスが1番で、これ前回担当職員が諏訪議員と朝一緒に現場を見てというところで、この報告を受けた中では、やはり一番並ぶとき、1番のバス停の乗る方が3番の近くまで列ができるということを聞いております。 やはりそういった形で考えますと、やはり一番乗り降りの多いところが一番歩道の広いところ、横断歩道から遠いところというところが、利用者の安全性を考えた場合は1番が一番理想なのかなと考えております。 以上です。 ○工藤日出夫議長 諏訪議員。 ◆15番(諏訪善一良議員) いや、そんなのは案を示したように、乗車場所と、それから降車場所を替えればいいのではないですか、東口みたいに。そうすれば使えるではないですか。 一番わざわざ遠いところに、ちょっと体が不自由な方がいたりしても、遠いところ、その使う頻度、見れば一目瞭然ではないですか、常識で。 ちょうどあのとき通りかかった人が言っていましたけれども、何で一番みんなが使う位置が一番遠いのだいと。どうですか。そういう場を、部長が一番よく知っているのではないですか、現場で。もう一度その現状に合わせるということについての答弁、全然いただけませんかね。 ○工藤日出夫議長 大島市民経済部長。 ◎大島一秀市民経済部長 バス、1番、2番、3番の場所につきましては、先ほどお答えしたとおりになりますが、それと諏訪議員提案のAとB、こちらにつきまして、2か所に分けてやるという提案も見ていますが、私事で申し訳ないのですが、東口も西口も毎朝というか、今日は西口で送りました。それでAの場所で降ろします。そうすると、このAの場所というのはタクシーがあって、そうすると、送迎の車が3台しか入れないのです。なおかつ送ってくるときというのは、降ろせばすぐ車がどくので、そんなに滞留はしないのですが、Aの場所にもしバスがここにあるとすると、今度は送迎の方が、車で送迎する方がかなり困ると考えています。 Bの場所というのは、ここは待つ場所になるので、電車が来るのを車が待っています、夕方。そうすると、大体待っている方って、自分の場所が大体決まっていることになりますので、Bの場所が潰れてしまうと、またそれはそれで送迎の方にまた少し問題があるのかなと考えています。 以上です。 ○工藤日出夫議長 諏訪議員。 ◆15番(諏訪善一良議員) 大分ちょっと飛ばします。時間もったいないですから。 どうですか、石戸蒲ザクラ、100年、これを生かして、ある面では日本一、世界一、これを北本市を挙げて、この計画ができているわけですから、進めるということについていかがでしょうか。お伺いいたします。 ○工藤日出夫議長 三宮市長。 ◎三宮幸雄市長 今、諏訪議員のおっしゃったとおり、やはりこのまちのシンボルですので、しっかりとした対応をしてまいりたいと。 過日、迫田さんが北本に参られましたので、私のほうから御案内をさせていただきました。そしてまた講演もぜひお願いしますということをお話しさせていただきました。 ○工藤日出夫議長 諏訪議員の一般質問が終了いたしました。----------------------------------- △市長提出議案の追加上程 ○工藤日出夫議長 続いて、日程第2、市長提出議案を追加上程いたします。 事務局長に議案の朗読をいたさせます。 事務局長。   〔事務局長朗読〕----------------------------------- △市長提案理由の説明 ○工藤日出夫議長 続いて、日程第3、市長から提案理由の説明を求めます。 三宮市長。   〔三宮幸雄市長登壇〕 ◎三宮幸雄市長 議員の皆様には、連日にわたり御審議をいただき、厚くお礼を申し上げます。 本日、追加提出いたしました案件は、議案第42号 令和3年度北本市一般会計補正予算(第6号)についてです。 この内容につきまして御説明申し上げます。 補正の第1条については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,436万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ214億7,844万2,000円とするものです。 この内容について、歳出から申し上げます。 民生費の社会福祉費については、国庫補助金を活用して実施する新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給に要する経費を計上するものです。 続きまして、歳入について申し上げます。 国庫支出金の国庫補助金については、新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金を計上するものです。 以上をもちまして、本日議会に追加提出いたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。----------------------------------- △散会の宣告 ○工藤日出夫議長 以上で本日の日程全部が終了いたしました。 本日はこれにて散会といたします。 大変お疲れさまでした。 △散会 午前11時44分...