△
並木正年議員の議員辞職
○中
屋敷慎一議長 この際、諸般の報告をいたします。 まず、去る七月十四日、
並木正年議員から一身上の都合により議員を辞職したい旨の願い出があり、地方自治法第百二十六条の規定により、同日付けをもってこれを許可いたしましたので、報告いたします。
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△常任委員の所属変更
○中
屋敷慎一議長 次に、四番
柿沼貴志議員及び二十八番 八子朋弘議員から常任委員の所属変更の申出があり、去る九月十五日付けでお手元に配布しておきました名簿のとおり、それぞれ所属変更いたしましたので、報告いたします。〔参照〕
常任委員所属変更名簿 議席番号 氏名 会派名 変更前委員会 変更後委員会 四番 柿沼貴志 無所属 環境農林 企画財政 二十八番 八子朋弘 県民 企画財政 環境農林
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△
新型コロナウイルス感染症対策特別委員の辞任及び選任
○中
屋敷慎一議長 次に、去る九月十五日、四番
柿沼貴志議員から
新型コロナウイルス感染症対策特別委員の辞任の願い出があり、同日付けで許可いたしましたので、報告いたします。 次に、欠員が生じた
新型コロナウイルス感染症対策特別委員につきましては、去る九月十五日付けで十五番 平松大佑議員を選任いたしましたので、報告いたします。
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△六月定例会において可決した意見書の処理結果
○中
屋敷慎一議長 次に、去る六月定例会において可決された「降ひょうによる被害に対する支援を求める意見書」ほか九件の意見書につきましては、衆議院議長、参議院議長及び内閣総理大臣をはじめ関係行政庁に提出しておきましたので、御了承願います。
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△地方自治法第百八十条第二項の規定に基づく専決処分
○中
屋敷慎一議長 次に、知事から、専決処分の報告がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。〔参照-(八一)ページ〕
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△地方自治法第百五十条第六項の規定に基づく報告
○中
屋敷慎一議長 次に、同じく知事から、
内部統制評価報告書の提出がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。
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△一般会計、特別会計及び
公営企業会計継続費精算
○中
屋敷慎一議長 次に、同じく知事から、一般会計、特別会計及び
公営企業会計継続費精算の報告がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。〔参照-(九一)ページ〕
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△地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定に基づく法人の経営状況
○中
屋敷慎一議長 次に、同じく知事から、埼玉県立大学、
埼玉県立病院機構、埼玉新
都市交通株式会社、
株式会社秩父開発機構、
埼玉伝統工芸協会及び
埼玉高速鉄道株式会社の経営状況の説明資料が提出されましたので、配布しておきましたから、御了承願います。
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△
地方独立行政法人法第二十八条第五項及び第七十八条の二第六項の規定に基づく法人の業務実績に関する評価
○中
屋敷慎一議長 次に、同じく知事から、
埼玉県立病院機構及び埼玉県立大学の業務実績に関する評価書類が提出されましたので、配布しておきましたから、御了承願います。
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△地方公共団体の財政の健全化に関する法律第三条第一項及び第二十二条第一項の規定に基づく報告
○中
屋敷慎一議長 次に、同じく知事から、令和三年度決算に基づく
健全化判断比率等の報告がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。
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△
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第二十六条第一項の規定に基づく報告
○中
屋敷慎一議長 次に、教育委員会から、教育委員会の事務に関する
点検評価報告書の提出がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。
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△埼玉県債権の適正な管理に関する条例第八条の規定に基づく報告
○中
屋敷慎一議長 次に、知事から、私債権の放棄に関する報告がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。
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△埼玉県
観光づくり推進条例第十六条第五項の規定に基づく報告
○中
屋敷慎一議長 次に、同じく知事から、観光づくりに関して講じた施策の
実施状況報告書の提出がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。
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△埼玉県
農林水産業振興条例第七条第四項の規定に基づく報告
○中
屋敷慎一議長 次に、同じく知事から、農林水産業の振興に関して講じた施策の
実施状況報告書の提出がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。
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△現金出納検査結果(令和四年五月分~七月分)
○中
屋敷慎一議長 次に、監査委員から、令和四年五月分ないし七月分に係る現金出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたから、御了承願います。
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△地方自治法第百二十一条第一項の規定に基づく説明者
○中
屋敷慎一議長 次に、本定例会に説明者として出席する者の職氏名を一覧表として、お手元に配布しておきましたので、御了承願います。〔参照-(一〇二)ページ〕
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△
知事提出議案の報告
○中
屋敷慎一議長 知事から議案の提出がありましたので、報告いたします。 議事課長に朗読させます。 〔議事課長朗読〕 財第三百五十七号 令和四年九月二十二日
埼玉県議会議長 中屋敷慎一様 埼玉県知事 大野元裕
県議会付議議案について 本議会に付議する議案を次のとおり提出いたします。 第百十六号議案 令和四年度埼玉県
一般会計補正予算(第四号) 第百十七号議案 令和四年度埼玉県
県営住宅事業特別会計補正予算(第一号) 第百十八号議案 埼玉県指定特定非営利活動法人を指定する条例の一部を改正する条例 第百十九号議案 埼玉県
迷惑行為防止条例の一部を改正する条例 第百二十号議案 工事請負契約の変更契約の締結について 第百二十一号議案 工事請負契約の締結について 第百二十二号議案 財産の取得について 第百二十三号議案 訴えの提起について 第百二十四号議案
首都高速道路株式会社の埼玉県
道高速葛飾川口線等に関する事業の変更の同意について 第百二十五号議案 令和三年度埼玉県の一般会計及び
特別会計決算の認定について 第百二十六号議案 令和三年度埼玉県
公営企業会計決算の認定について
○中
屋敷慎一議長 ただ今報告いたしました議案は、配布しておきましたので、御了承願います。〔参照-(一六)ページ〕
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△第百二十五号議案「令和三年度埼玉県の一般会計及び
特別会計決算の認定について」及び第百二十六号議案「令和三年度埼玉県
公営企業会計決算の認定について」に係る関係書類提出の報告
○中
屋敷慎一議長 ただ今報告いたしました議案のうち、第百二十五号議案「令和三年度埼玉県の一般会計及び
特別会計決算の認定について」及び第百二十六号議案「令和三年度埼玉県
公営企業会計決算の認定について」に係る関係書類の提出がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。
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△第百十六号議案~第百二十六号議案の一括上程
○中
屋敷慎一議長 知事から提出された第百十六号議案ないし第百二十六号議案を一括して議題といたします。
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△知事の提案説明
○中
屋敷慎一議長 知事の説明を求めます。 大野元裕知事 〔大野元裕知事登壇〕
◎大野元裕知事 本日ここに九月定例県議会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては御参会を賜り、議案をはじめ、当面する県政の諸課題について御審議をいただきますことに、心から感謝を申し上げます。 さて、ウクライナ情勢の長期化などによる原油価格や物価の高騰に加え、米国の金融引締め等を背景とした円安の進行が続いております。 国の八月の消費者物価指数は、前年同月比で二・八パーセントの上昇と、令和四年四月から五か月連続で上昇率が二パーセントを超える状況となっており、また、八月の企業物価指数においては、更に高い伸びとなる前年同月比で九・〇パーセントの上昇と十八か月連続で前年を上回るなど、引き続き高い水準が続いています。加えて、民間の調査では十月に約六千五百品目の食品等の値上げが見込まれるなど、更なる家計の圧迫や企業の売上げへの影響等が懸念されます。 また、県の令和四年四月から六月期の四半期経営動向調査を見ても、原油・原材料価格高騰で業績に既にマイナスの影響が出ている企業の割合は七〇パーセントとなっているなど、新型コロナウイルス感染症で多くの業態が傷ついている中での原油価格・物価高騰は本県経済の回復の足かせとなっております。 そのため、八月五日に行った県内経済団体等との意見交換の場では、県が取り組むべき喫緊の対策として、県内企業の価格転嫁に向けた環境整備や成長力の高い分野への事業再構築支援、観光キャンペーンを通じた需要喚起策などについて御意見をいただいたところです。また、国においては、九月九日に「物価・賃金・生活総合対策本部」を開催し、足元の物価高騰に対する追加策等を決定するとともに、これを踏まえた次なる総合経済対策を十月に策定する予定です。 一方、新型コロナウイルス感染症については、オミクロン株のBA・5系統への置き換わりが進み、いわゆる「第七波」と呼ばれる感染急拡大が生じ、八月五日には本県の一日当たりの新規陽性者数が過去最大の一万三千九百九十一人を記録しました。こうした状況の中でも医療提供体制を継続させるべく、有症状者への抗原定性検査キットの配布、オンラインによる確定診断の導入及び自宅療養体制の増強などを実施してまいりました。しかしながら、依然として、病床使用率は高く、医療機関の負荷が高い状況が続いています。そのため、当初八月三十一日までとしていた「BA・5対策強化宣言」の期間を九月三十日まで延長させていただいたところです。 今後も社会経済活動の維持と医療ひっ迫の回避の両立を図っていく必要がありますので、引き続き、国の動向を注視し、県民・事業者の皆様の御協力も頂きながら、しっかりと取り組んでまいります。 それでは、今定例会に御提案申し上げました諸議案のうち、主なものにつきまして、順次、御説明いたします。 初めに、第百十六号議案「令和四年度埼玉県
一般会計補正予算(第四号)」でございます。 今回の補正予算案は、コロナ禍において長引く原油価格や物価高騰の影響により厳しい状況に置かれている県民、県内事業者への支援や、新型コロナウイルス感染症の更なる感染拡大を見据えた医療提供体制等の確保・強化のための経費等を計上したものです。 以下、補正予算の主なものにつきまして、御説明いたします。 まず、原油価格・物価高騰等の影響を受ける事業者への緊急支援についてであります。 高齢者施設や障害者施設のほか、トラック運送事業者や酪農家などの事業者の経営継続を図るため、光熱費や燃料費等の激変を緩和し、緊急的措置として補助するとともに、トラック運送事業者の円滑な価格転嫁の促進に向けた広報・啓発活動の実施や、畜産農家等への自給飼料の生産性向上に資する機械の導入等の補助を行います。 また、秋冬にかけての県内観光の需要喚起を図るため、本県を目的地とする宿泊旅行に対して、最大三千円分の地域観光クーポン券を配布し、観光関連事業者を支援します。 次に、原油価格・物価高騰等の影響を受ける生活困窮者等への緊急支援についてです。 生活に困っている県民を各種支援機関に着実につなげるため、弁護士等の専門家による相談や生活必需品等の配布などを行う「生活困りごと相談会」を開催します。 また、自殺対策としてSNS相談体制の強化を行うとともに、身近な人が悩んでいる人に気付き、声掛けや傾聴を行う「ゲートキーパー」を増やすため、県民や事業者向けの啓発・研修動画を作成し、広く周知してまいります。 さらに、身近な地域におけるひきこもり対策を支援するため、ひきこもり当事者や家族に対し、支援団体の活動内容を紹介する動画をSNS等により発信し、周知を図ります。 次に、原油価格・物価高騰等の影響を受けにくい経営体質・生活様式への転換を促す支援についてであります。 国のグリーン成長戦略・重点十四分野への進出を促進するため、グリーン分野に関する経営革新計画を策定し経営体質の改善を図る中小企業等に対し、計画実行に係る経費を補助するとともに、企業人材の適切な配置による労働生産性の向上につなげるため、キャリアチェンジを促進するセミナーや資格・勤務地ごとの合同面接会の開催、就職を前提とした実習のあっせんを行う紹介予定派遣制度を活用した就業支援の拡充等を実施いたします。 また、肥料原料輸入価格の影響を受けにくいグリーンな栽培体系に転換するため、化学肥料使用量の二割低減を目指す農業者に対し、機械等の導入経費を補助するとともに、輸入木材から県産木材に転換するため、木材加工施設や乾燥施設、ICTを活用した新たなサプライチェーンの構築に要する経費等を補助します。 さらに、民間企業や地元観光協会等が連携し、それぞれのアイデアを生かした観光振興の自主的な取組を促進するため、観光コンテンツの創出や既存コンテンツの磨き上げに必要な経費を補助します。 また、電気自動車、プラグインハイブリッド車に加えて外部給電器の導入経費の補助により、CO2排出量の削減を加速させるとともに、災害時のレジリエンス機能の強化を図ります。 次に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止についてであります。 当初予算では、年間を通じた新型コロナウイルス感染症の感染動向を見通すことが困難であることから、基本的には国の交付金の事業期間に合わせて、上半期分の予算措置を行いました。 いまだ新型コロナウイルス感染症は収束の見通しが立たないことから、引き続き埼玉県ワクチン接種センターの運営、県民相談、検査・医療提供体制、感染者のフォローアップ体制を確保してまいります。さらに、軽症の自宅療養者が急増した状況を踏まえ、自宅療養者支援センターの人員体制を拡充するなど、健康観察の確実な実施に取り組んでまいります。 また、高齢者・障害者施設における感染拡大を防止するため、職員等に対し抗原定性検査キットによる頻回検査を実施するとともに、引き続き、感染症対策に関する専門知識を持った看護師、リリーフナースをクラスター発生時等に施設へ迅速に派遣してまいります。 次に、在宅医療・介護等従事者の安全確保です。 喫緊の課題である在宅医療等の従事者の更なる安全確保を図るため、同意が得られないことにより診療報酬等の対象にならない複数人での訪問費用を補助するとともに、暴力やハラスメントに関する専用相談窓口を設置いたします。 このほか、国庫補助事業の内定差等が生じたことによる公共事業等の追加及び適正工期を確保するための繰越明許費の設定などがございます。 この結果、一般会計の補正予算額は一千七百六十五億一千二百十八万九千円となり、既定予算との累計額は二兆四千八十五億九千五百四十四万八千円となります。 次に、その他の議案のうち主なものにつきまして、御説明いたします。 第百十九号議案「埼玉県
迷惑行為防止条例の一部を改正する条例」は、相手方の承諾を得ず、GPS機器の設置により位置情報を取得する行為等の禁止や、つきまとい等における規制対象行為の拡大などを行うものでございます。 第百二十一号議案は、運転免許本部高齢者講習施設(仮称)庁舎新築工事の工事請負契約の締結に係るものでございます。 その他の議案につきましては、提案理由等により御了承を頂きたいと存じます。 以上で私の説明を終わりますが、何とぞ慎重審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。
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△次会日程報告
○中
屋敷慎一議長 以上で、本日の日程は終了いたしました。 明二十三日ないし二十五日は、休日につき休会といたします。 二十六日ないし二十八日は、議案調査のため本会議は開きません。 来る二十九日は、午前十時から本会議を開き、
知事提出議案に対する質疑並びに県政に対する質問を行います。
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△散会の宣告
○中
屋敷慎一議長 本日は、これにて散会いたします。午前十時二十四分散会
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