鈴 木 博 史 君 を
紹介
○
委員長(
大河原吉明君) 次に、
監査委員事務局長お願いします。
◎
監査委員事務局長(
渋澤康行君)
自己紹介
○
委員長(
大河原吉明君) 次に、
消防局長お願いします。
◎
消防局長(
中村均君)
総務課長 小 池 郁 生 君
救急課長 小田川 明 君
安中消防署長 篠 原 浩 典 君 を
紹介
○
委員長(
大河原吉明君) 以上で、
職員の
紹介は終わりました。
────────────────────────────────────────────
△議題・
所管事務の
調査
○
委員長(
大河原吉明君) それでは、
所管事務の
調査に入ります。
本日は
執行部からの
報告事項がありませんので、
委員の方々から
執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。
◆
委員(
高橋淳君)
高崎市の
ホームページ、
広報に関することです。
高崎市
ホームページが3月に
リニューアルされたと思いますけども、その概要をまずはお教えいただけますでしょうか。
◎
広報課長(
田中美由紀君) 今回の
リニューアルの主な
変更点につきましては、各課の
情報を分類化し、各分類で
お知らせ情報を掲載するなど、
市民が知りたい
情報を取得しやすいようにするとともに、
スマートフォンで見やすい構成にいたしました。また、市の
取組や
観光情報などをPRする
デザインサイトを作成し、本市の魅力を積極的に発信してまいります。
◆
委員(
高橋淳君) ありがとうございます。今回
スマートフォンからかなり見やすくなったかなというところと、面白いなと思ったのが、AIを使ってのこんな
ページをお勧めしますよみたいなものがついていて、新たな
取組をしていただきました。ありがとうございます。
内容に関してなのですけども、市の
ホームページなので、
障害をお持ちの方や
高齢者の方も訪れると思います。そういった方を意識した
対策は何かございますか。
◎
広報課長(
田中美由紀君)
高齢者や
障害のある方も利用しやすいよう、読み上げ
機能や
文字サイズ、
背景色が変更できる
閲覧補助機能の充実を図りました。
◆
委員(
高橋淳君) 様々な
対策を施していただきまして、ありがとうございます。ちなみに、今回フル
リニューアルという形で
デザインが大きく変わったと思うのですけども、
前回このような大きな
リニューアルというのはいつ頃行われたのでしょうか。
◎
広報課長(
田中美由紀君)
前回の
リニューアルは平成26年3月でございます。
◆
委員(
高橋淳君) ありがとうございます。少し久しぶりな
リニューアルだったのかなということを
確認させていただきました。
先ほど
スマートフォンからの
アクセスが多かったというようなことがあったと思うのですけども、具体的にこの
スマートフォンと
パソコンとではどれぐらいの
比率で人が訪れているのでしょうか。
◎
広報課長(
田中美由紀君)
アクセス比率ですが、
スマートフォンが約7割、
パソコンからが約3割となっております。
◆
委員(
高橋淳君)
スマートフォンから7割と、かなりたくさんの方が現在
スマートフォンから
アクセスしてくださっているということを
確認させていただきました。
ちなみに、1年間で
ホームページを訪れてくださる方の多い時期と少ない時期があると思うのですけども、そういった傾向などがあればお教えください。
◎
広報課長(
田中美由紀君)
閲覧数ですが、新年度に向けた3月、4月が最も多くなっております。平均して11月や12月の冬頃につきましては、どちらかというと少ない
比率となっております。
◆
委員(
高橋淳君) 今回あえて数字に関するようなことを質問させていただきました。
ホームページですので、かなり分かりやすく、どこにどれぐらいの人が来ましたとか、どういった
ページを人がよく見てくださっていますといったものを取ることができるのかなというふうに思っています。そういったものを解析することで、よりよい
市民サービスに反映することができるのかなというところを思っております。この
総務委員会でも度々
デジタル化や
DXに関する質問をさせていただいたと思うのですけども、こういった
デジタル化の施策に取り組んでいただくことによって、今までできなかった解析ができるようになると思っております。そういった
意味でも
DXや
デジタル変革の推進を引き続きお願いしたいと思います。
◆
委員(
宮原田綾香君)
政府クラウドへの
移行について少しお伺いしたいと思うのですけども、3月の
新聞報道の中で、
デジタル庁の
調査では、
政府クラウドに
移行する作業、これを国のほうでは2025年度末を期限に動いているわけなのですけども、その中で全国171の
自治体がこの
運用開始の2025年度末に間に合わないというような結果が出ていて、その中にさらに24の
中核市が含まれているというような
発表だったのですけども、この中に
高崎市が含まれているかどうか、まずこれから教えていただけますでしょうか。
◎
情報政策課長(
佐藤真樹君)
令和3年5月に
地方公共団体情報システムの
標準化に関する法律が公布され、
基幹業務システムを利用する全ての
地方公共団体は
令和7年度末までに国が定める
標準仕様書に適応した
標準準拠システムへ
移行することが定められました。本市といたしましては、国の示す
手順書に沿って
情報収集、
検討を重ね、
令和7年度末までに
移行が完了するよう
準備を進めているところでございます。
◆
委員(
宮原田綾香君) 順調に
準備が進んでいて、一応
計画どおりに、国の
手順どおりに
高崎市は進んでいるという解釈でよろしかったでしょうか。
◎
情報政策課長(
佐藤真樹君) おっしゃるとおりでございます。
◆
委員(
宮原田綾香君) 分かりました。国の
運用どおりに進んでいるということで
確認できました。前橋市など、
群馬県の幾つかの
自治体では、
政府が募集する
令和6年度の
ガバメントクラウド早期移行団体検証事業ということで、
早期に
移行を促していくというような、手挙げ方式だと思うのですけども、こういった中にも参画していくというような
自治体があるようなのですけども、
高崎市の今の
状況と今後のスケジュールをもう一度、重複になってしまうかもしれないのですけども、教えていただけますでしょうか。今後の見通しについてです。
◎
情報政策課長(
佐藤真樹君) 現在、今使っている
システムと新
システムの差を
確認しまして、その差も埋めるべく、どうやって対応していくかということで、
原課を含めて協議をしております。結果的には、
令和7年度末までには
移行が完了するように
準備を進めてまいりたいと思っております。
◆
委員(
宮原田綾香君) 分かりました。当初想定されていたよりも、国の示している基準がかなり
自治体の負担の大きいものになっているというふうに思うのですが、この
政府クラウドで
統一化が進めば、年金や保険から始めて、
子育て関連に関わるような
届出の
デジタル化も進んでいくということで、私もかなりこれを待っているというような
状況なので、ぜひ2025年度末の
運用開始を目指して、今後とも
検討を進めていただければと思います。
◆
委員(
角倉邦良君) まず、
吉井町
馬庭の
自衛隊の分
屯地での
火災についてでございます。この
火災についての
経過について、御
説明いただければというふうに思います。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君) 本年1月30日に
陸上自衛隊吉井分屯地内で発生いたしました
林野火災では、およそ700平米ほどの
下草が燃えたのですけれども、その
内容でございますけども、
消火活動に当たりました
吉井消防署によりますと、
火災原因調査の結果、
原因は不明という
報告が
高崎市と
広域消防局になされております。その後、
吉井分屯地から近隣の
地域に対して
文書が回覧されました。
内容は、御迷惑をおかけしたという謝罪と、それから
火災発生原因、また
処置対策について
報告なされたものなのですけれども、その
文書によりますと、
火災原因は当日実施していた
射撃試験時に何らかの
火種が発生して、付近の
下草に引火した
可能性については否定できないと判断したというものでございます。
次に、
処置対策についてでございますけども、
射撃試験時に何らかの
火種が発生したとしても、
射撃試験場所というのがあるのですけども、そこから外部に火が漏れないように
処置を行うということ。現在、実はその
射撃試験をまだ止めているという
状況でございますけども、それに加えまして万一
射撃試験以外の
原因で
火災が発生した場合についても、迅速な
初期消火のため
各種初期消火機材、それから
防火水槽を近傍に配置をするとともに、
防火隊の整備を引き続き行うことで
延焼防止のための
処置をさらに充実しまして、二度とこのような
事象が発生しないよう万全を尽くすとしているものでございます。
◆
委員(
角倉邦良君)
吉井分屯地では、前にミサイルの誤射の問題もあったのです。あそこは
弾薬庫でございますから、普通に
火事になるということとはちょっと
事象が違うわけなのです。それで、一応
消防署が調べたところ、今の御
報告だと
原因は不明であったが、その後
住民に配られた資料によると、
射撃実験のときの
火種が移った
可能性があるということ。それと、
再発防止策については取っていくというふうに先ほど御
報告があったのですけど、
射撃実験については今も
運用はしていないということなのですが、地元の
住民はもうもちろんなのですが、あのときにはもちろん
吉井地域の
消防署も詰所の
消防団の分団も恐らく旧
高崎地域からも来てくれたのだと思うのですけれども、結構な数の
消防が行ったわけですよね、起きたところが起きたところということで。その後、
高崎市に対してのきちんとした
説明は、
吉井分屯地からはされていないということなのでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君) 正式な
文書としての
説明文書は頂いておりません。ただ、そういったことが起きて今
調査中です、という口頭での御
説明はございました。
◆
委員(
角倉邦良君) やはり分
屯地が
弾薬庫ということもありますので、これは
説明を待つというよりも、
高崎市としてもしっかり分
屯地のほうに
原因と
再発防止についての
意思統一をしっかりやっておく必要があるのではないかと。現実問題として、
弾薬庫の中には
火災になったときのための
消防署もあるわけなのですけど、物によってはもうそれだけでは対応できないということもあると思うので。特に
吉井地域の場合は、
弾薬庫の分
屯地があり、あるいは中国化薬が火薬を製造している場所も
岩崎地区にあるのです。そういった
意味で、大
規模火災あるいは
事故に関わるということを考えていくと、そういったところと
消防活動をどうしていくのかということについてしっかりと話し合っておくべきだというふうに思うのですけど、いかがですか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君) おっしゃるとおりのところはあると思います。
内容によって、
高崎市として取るべき
措置はしっかり
要請をしていきたいとは思いますけども、今回の
火災につきましてはそれほど大きなものではなかったということと、しっかりした
対処方針が示されましたので、
高崎市としては特段の
要請は現在も行っていないという
状況でございます。今後必要であれば、しっかりした
要請を行う必要はあるとは思っています。
◆
委員(
角倉邦良君) 必要だと思います。なので、
自衛隊のほうからの
報告を待っているだけではなく、今後の
消防活動との
関連もあるので、
高崎市としてしっかり話し合いをしていただきたいのです。
この問題の最後になるのですけど、この
馬庭地区で
火災があったということを私は
吉井支所のほうから連絡があって、
自衛隊の中でという御
報告をいただいたのですが、翌日の
上毛新聞とかを見ると、
馬庭地区の
自衛隊というふうに書かれていなかったのです。
自衛隊のほうではその後しっかり
地域に対して
説明をしたというふうに先ほど
課長から御
報告があったのですが、メディアに対して
火事が起きた当時に、しっかりと
吉井分屯地の中で
火災があったのだという
発表をしていなかったのではないかと。当時の
新聞を見ると、
上毛新聞だけだったというように思うのですけど、
馬庭地区でぼやがあったという書きぶりなのです。
安全保障上の何がしかがあったのだか何だか分かりませんけど、これはやっぱりしっかりとどういう
経過で、それは
新聞社のほうに僕のほうも
確認はしなければいけないと思っているのですけど、一説によると、分
屯地の中で
火災があったということを書かないでくれということを分
屯地のほうが
要請したという話もあるのです。そういった
意味で、
安全保障上に関わることですけど、
住民にとってみると安全上の非常に重要なことです。そういった
意味で、そこのことについてもぜひ
高崎市が分
屯地と話し合うときに
確認をしてもらいたい。これは、要望とさせていただきます。
2つ目が
オスプレイについてでございます。
オスプレイについては
事故が連続し、
米軍が
世界中の
オスプレイを
構造的欠陥があるのではないかということで全面的に
調査をするということで、
世界中の
オスプレイの
運用が停止されたわけです。それが先般、改善がなされたということで、再運行が可能ということになったという記事が出ておりました。
日本政府のほうにも
説明があったということなのですが、
防衛省のほうから
高崎市のほうに
説明があったのかどうか。あったとしたらどういう中身だったのか、御
報告をお願いします。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君)
令和5年11月29日に
横田基地所属の
米軍の
オスプレイ1機が鹿児島県の
屋久島沖で墜落した事件を受けまして、
アメリカ軍は全ての
オスプレイの
飛行停止を
発表し、また
陸上自衛隊も当面の
間オスプレイの
飛行を見合わせておったわけですけども、先月8日、それから13日に、
オスプレイの
運用停止措置の解除、またその段階的な
運用再開について
防衛省の
ホームページで公表されております。
今お問合せの
高崎市に対して事前に
報告等があったかということでございますけども、今回の
運用再開に係る本市への事前の
説明はございませんでした。
◆
委員(
角倉邦良君) 分かる範囲で教えてほしいのですけど、
群馬県には
報告はあったのですか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君)
群馬県にも
報告はございませんでした。
◆
委員(
角倉邦良君) やはりこれも大変な
事故であって、
米軍の、あるいは日本の
自衛隊も
オスプレイを購入しているわけで、
高崎市や
群馬県に関わる
自衛隊の基地のほうに演習ということで
オスプレイが何機か飛来していたわけなのですが、それが
世界中で
運用が止まるというのは僕も知っている限りほとんどというか、なかったことだというふうに思います。そういう
意味で、
オスプレイの構造的な問題というのは相当深刻なものだったというふうに理解していて、やはりこれは何と言ってもヘリコプターだけど、上に上がって、それで下に下りながらプロペラを縦にして進んでいくということなので、これは今までにないそういった
運用上のいろんな難しい問題があったのをクリアして
オスプレイが展開されているわけなのですけど、これが何度も何度も
世界中で
事故を起こしているわけです。そうすると、この
群馬県においても、
高崎市においても、演習の問題あるいは運行されてくるときに
高崎市に飛来するということを考えていくと、これも先ほどの
馬庭地区の分
屯地の問題と一緒なのですが、
高崎市としてしっかり
防衛省に
説明を求めるべきだというふうに私は思うのですが、
課長、いかがですか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君)
陸上自衛隊が
オスプレイを初めて導入して、木更津市だったと思いますけども、そこに今は基本的には置いてあるわけです。相馬原駐
屯地に訓練のために
飛行してくるわけですけども、初めて
飛行するという
報告については
防衛省から
報告がございましたし、その際に
群馬県と協力して、
防衛省に対しても
要請をしております。
市民の安心・安全、
市民生活を守るという趣旨で、それをしっかりくださいねという趣旨で
要請はしております。
今回の
オスプレイの
運用再開につきましては、
高崎市として特段の
要請はしておりません。それは、一度しっかりした
要請をしておりますので、
高崎市とすれば、
群馬県としてもそうですけども、それでしっかり
要請をしているということになっております。
◆
委員(
角倉邦良君) ぜひ
高崎市も県と連携していただいて、やはりこれだけの
事故が起こって、
米軍が
世界中で
オスプレイの構造的な欠陥があるのかないのかということを
調査して、その後運行が可能になったと。しかし、まだ現実として運行は少なくともこの
群馬県においてはなされているわけではないのですけど、やっぱりしっかりとした
説明は求めていくべきだというふうに思っておりますので、これも改めて強く
要請させていただきたいというふうに思います。
最後になるのですが、
高崎芸術劇場の事件が
令和元年というか5年前にあって、
再発防止ということで本
会議や
委員会の議事録というのを見させていただいて、
令和2年9月の定例会の中で常任
委員会等も含めて質疑があったという記録が残っており、これを読ませていただいたのですが、その後このコンプライアンス室を中心として
再発防止なりなんなりということに取り組まれていると思うのですが、その後のコンプライアンス室の
状況はどういうふうになっているか、これも御
報告をいただければというふうに思います。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君) 今
委員からございましたとおり、コンプライアンス室は
職員の公正な職務の遂行を推進するための組織として、室長に弁護士をお迎えして
令和元年12月に設置された組織でございます。主な業務とすると、
職員が適正な職務を遂行する上で、法令上の解釈に疑義が生じた場合ですとか、また不当要求などの対応の方法、そういった
職員からの相談に室長がお答えしながら、
職員がしっかりした対応ができるように相談を受けております。ちなみに、
令和5年度は95件の相談がございました。
◆
委員(
角倉邦良君) それで、今
課長から御
説明があったのですが、その中に不当な要求への対応という項目があると思うのですが、不当な要求についての
職員からの御相談というのはどのぐらいあったのでしょうか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君)
令和5年度の例で申し上げますと、不当要求という言い方が適切かどうかというのはありますけど、31件です。法解釈が59件、その他として5件ということになっています。
◆
委員(
角倉邦良君)
課長、答えられる範囲でいいのですが、言葉はともかくとして、不当というか、不当もどきというか、その種のものが31件あったということなのですが、これというのは、当然のことながら事前にそういうことが起きなかったということを前提にしつつ、そういう相談があったという理解でいいのですよね。不当な要求が31件あったかもしれないということで
職員のほうから御相談があって、その問題は全部それ以降は何かしら発展することはなく、不当なことは要求されなかった、できなかったということでいいのですよね。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君) 不当要求という言い方がちょっと難しいのですけども、
市民対応というふうに我々申し上げていますけども、
市民の方からいろんな御意見、御要望を頂きます。それが不当と言うとちょっとよろしくないのですけども、なかなか我々が行政事務をする上でなじまないものというのも中にはございます。そういったときに、どういう対応をすべきかという相談を受けたという判断でございまして、比較的そういったものはその後も続いている傾向はあるとは思います。ただ、やはり室長の弁護士の先生に相談をすることで、ある程度我々
職員の身を守るといいますか、法的にこうすれば確実に身を守るということは難しいのですけれども、市の行政マンとして適正な職務が行えるのではないかというアドバイスは頂いております。
◆
委員(
角倉邦良君) 最後になるのですが、その中で入札関係に関わるような、そういった
職員のほうへの不当な要求に対しての対処という件はあったのですか。
◎
企画調整課長[兼]
コンプライアンス室次長(
村上正和君) コンプライアンス室ができて以降、その手の御相談はございませんでした。
◆
委員(丸山覚君) お願いいたします。1つは災害時の要援護者の話なのですが、その前に先ほど御
挨拶いただきましたけれども、防災安全2課が新設されていますので体制と業務
内容についてちょっとお話しいただけますでしょうか。
◎防災安全2
課長(田中晴美君) 防災安全2課は4人体制となっておりまして、うち3人が女性
職員となっております。今後、物資の備蓄や避難所運営、また要配慮者の災害時の支援等について、女性の視点に立って
検討を進めてまいる予定です。
◆
委員(丸山覚君) ありがとうございます。期待しております。
災害時の要配慮者のお話なのですけど、
高齢者であったり、あるいは
障害者の方であったり、外国人の方であったりしますけれども、今回は妊婦さんに絞ってお話ししたいと思います。妊婦さんの心身のケアについて、災害時のフォロー体制を教えていただけますでしょうか。
◎防災安全2
課長(田中晴美君) 大規模災害等の避難が中長期に及ぶような災害時における妊婦をはじめとする要配慮者につきましては、まずは
地域の民生
委員さんや市の保健師が困り事や健康状態の
確認を行いまして、緊急的な場合には必要に応じて医療機関につなぐ等の対応を想定しておりますが、今後妊婦等の要配慮者の支援につきましては、より具体的に
検討を進めてまいりたいと考えております。
◆
委員(丸山覚君) 分かりました。ありがとうございます。より
検討を進めていただきたいわけですけれども、その中の一つとして、災害時の協定というのを
高崎市も人的、物的に様々なものをされていると思いますけれども、例えば助産師会、こういったところの団体との連携協定というのはどんなふうにお考えなのか、お聞かせいただけますでしょうか。
◎防災安全2
課長(田中晴美君) 現在、災害時の医療体制につきましては、市内の各医師会と災害時の医療救護活動に関する協定を締結しており、災害発生時には必要に応じて医師会に対し、医療救護活動を
要請することとなっております。県内の助産師団体としましては、
群馬県助産師会がございますが、協定につきましては現在結ばれてはおりません。今後妊婦が安心・安全に避難生活を送れるよう、協定も含め総合的に研究してまいりたいと考えております。
◆
委員(丸山覚君) ぜひ御研究いただきたいというふうに思います。
それでもう一つ、女性の特性に沿った災害備蓄品の
内容と、それから備えの
状況について聞かせてください。
◎防災安全2
課長(田中晴美君) 女性等に必要となる物資につきましては、現在生理用品や段ボール更衣室等を備蓄しております。そのほかにも必要となる衛生用品があると思いますので、今後ニーズを
調査しまして、物資の備蓄や、また企業等との協定も進めてまいりたいと考えております。
◆
委員(丸山覚君) ありがとうございます。期待しておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
もう一つは、税や保険料を市が取り過ぎてしまった場合の返金事務についてちょっと伺いたいのですけども、というのは他の
自治体で返金に時間がかかってしまって、時効でお金が本人に返せないという事案がありまして、本市で同じようなことが起きてしまうと困るなというふうに思いましてここで取り上げさせていただくのですが、返金に当たりまして、聞くところによると、会計の規則上、市が誤って取り過ぎた場合でも返す先の意思
確認が必要だということのようで、本市ではどのようにこの返金事務を
運用されているのか。口座がある場合と口座がない場合があると思いますので、それに沿ってお答えいただけますでしょうか。
◎
納税課長(外所康信君) まず初めに、課税課から税額変更通知が発送されます。納税課では、遅くても翌月に市税の振替口座登録がある方には還付振込通知書を送付して振込をいたします。また、振替口座登録のない方につきましては、還付振込通知書と同封の返信用はがきにて振込口座を記載していただき、手続を進めております。
◆
委員(丸山覚君) そうすると、御本人に意思
確認が取れない場合でも進めているという理解でよろしいのでしょうか。
◎
納税課長(外所康信君) そのとおりでございます。
◆
委員(丸山覚君) 分かりました。
高崎市の場合は非常に柔軟にやっていただいているということであります。保険料の場合は2年で、税の場合は5年という時効があるようでございまして、口座があれば意思
確認ができなくても戻せるとは思うのですけども、口座がない場合で、書面で事情を送っても相手から応答がなく時効が心配されるケース、そういった場合の対応というのはどうなりますでしょうか。
◎
納税課長(外所康信君) 還付振込通知書を発送しても返信がない方につきましては、最初の通知から1年後に再通知をさせていただいております。なお、再通知を発送しても手続がなされない場合については、最初の通知から6年後に時効となり、雑入として歳入となります。
◆
委員(丸山覚君) 時効にかからないようにいろいろ工夫もしていただいていて、通知を出していただいているということですが、本来お戻ししなければいけないお金が時効でお戻しできないというのは非常に困ったケースになると思いますので、ぜひ事務の
運用をしっかりとやっていただきたいというふうに思います。
○
委員長(
大河原吉明君) ほかにありませんか。
────────────────────────────────────────────
△
委員長挨拶
○
委員長(
大河原吉明君) なければ、本
委員会は特別な案件がない限り本日の
委員会が最後になると思いますので、私から一言御
挨拶を申し上げたいと思います。
約1年、総務常任
委員長を務めさせていただき、皆様の御協力をいただきましたこと、本当にありがとうございました。
委員の皆様、
執行部の皆様、事務局の皆様の御協力を賜りまして、活発かつ円滑な
委員会運営ができましたことを重ねて感謝申し上げたいと思います。私自身、今後も皆さんとともに
市民の皆様の安心・安全な生活、
高崎市のさらなる発展のために尽力してまいりたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
────────────────────────────────────────────
△閉会
○
委員長(
大河原吉明君) 以上で本日の
総務常任委員会を閉会いたします。
午前10時42分閉会
高崎市議会
委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和6年4月10日
総務常任委員会 委 員 長 大 河 原 吉 明...