欠席委員(なし)
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説明のため出席した者
副市長 齋 藤 逹 也 君
福祉部長 石 原 正 人 君
社会福祉課長 清 水 孝 之 君
指導監査課長 栗 原 徳 彦 君
障害福祉課長 横 澤 慶 君
長寿社会課長 本 間 澄 行 君
介護保険課長 佐 鳥 久 君
福祉部子育て支援担当部長
千 明 浩 君
こども家庭課長 清 水 学 君
保育課長 星 季 有 君
福祉部児童相談所担当部長(兼)
児童相談所 こども救援センター所長
準備室長 中 山 直 美 君 山 本 晋 也 君
こども発達支援センター所長 保健医療部長 水 井 栄 二 君
内 田 睦 君
保健医療総務課長塚 越 孝 文 君
保健予防課長 橋 爪 千 秋 君
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長 健康課長 田 村 克 弘 君
真 藤 要 一 郎 君
生活衛生課長 青 山 正 樹 君
食肉衛生検査所次長
細 野 明 久 君
倉渕支所地域振興課長 倉渕支所市民福祉課長
石 川 明 彦 君 中 澤 真 也 君
箕郷支所地域振興課長 箕郷支所市民福祉課長
藤 岡 勉 君 奥 野 暁 子 君
群馬支所地域振興課長 群馬支所市民福祉課長
塚 越 直 樹 君 都 丸 由 香 里 君
新町支所地域振興課長 新町支所市民福祉課長
戸 塚 和 也 君 白 田 美 徳 君
榛名支所地域振興課長 榛名支所市民福祉課長
門 倉 直 希 君 金 高 英 之 君
吉井支所地域振興課長 吉井支所市民福祉課長
高 麗 和 男 君 佐 藤 真 樹 君
教育部長 青 柳 正 典 君
教育総務課長 小 池 郁 生 君
社会教育課長 茂 原 久 美 子 君
文化財保護課長 角 田 真 也 君
中央図書館次長 齊 藤 寛 方 君
教育部公民館担当部長
川 嶋 昭 人 君
中央公民館長 山 口 順 子 君
教育部学校教育担当部長
大 澤 好 則 君
教職員課長 岡 田 朝 夫 君
学校教育課長 依 田 哲 夫 君
健康教育課長 長 岡 誠 君
教育センター所長清 水 さ と み 君
高崎経済大学附属高等学校事務長
新 井 史 代 君
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事務局職員出席者
事務局長 大 河 原 博 幸
庶務課長 庄 佳 子
議事課長 坂 口 圭 吾
議事課議事担当係長
塚 本 秀 幸
議事課主任主事 田 中 博 英
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△黙祷
○委員長(青柳隆君) それでは、時間前でございますが、
皆さんおそろいですので始めたいと思います。
開会に先立ちまして、去る6月30日に御逝去されました故
飯野眞幸元教育長に対し弔意を表すため、黙祷をささげたいと思います。皆様の御協力をお願いいたします。
それではお立ちください。
黙祷。
(黙 祷)
○委員長(青柳隆君) お直りください。
御着席ください。
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△開会
午後 1時26分開会
○委員長(青柳隆君) それでは、ただいまから
教育福祉常任委員会を開会いたします。
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△諸般の報告
○委員長(青柳隆君) この際、諸般の報告を申し上げます。
傍聴はあらかじめ許可しております。
以上で諸般の報告を終わります。
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△開議
○委員長(青柳隆君) それでは、本日の会議に入ります。
本日の会議は、
会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を15分程度としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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△議題 ・
所管事務の調査
○委員長(青柳隆君) それでは、
所管事務の調査に入ります。
本日は執行部からの
報告事項がありませんので、委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いいたします。
◆委員(
渡辺隆宏君) 私からは、おとしよりぐるりん
タクシーについての質問をさせていただければと思います。6月からおとしよりぐるりん
タクシーの
長野ルートの運行が開始となりましたが、まず、それに伴いまして、おとしよりぐるりん
タクシーの概要とこれまでの経緯、
利用状況等を教えていただけたらと思います。
◎
長寿社会課長(
本間澄行君) おとしよりぐるりん
タクシー運行事業につきましては、高齢者や障害をお持ちの方の
日常生活の足の確保を目的といたしまして、
高齢化率の高い地域において、365日、ルート上ならどこでも乗り降り自由、
利用料無料、
事前予約や登録が不要で利用可能な
移動支援策として行っております。
これまでの経緯でございますけれども、令和2年6月に運行を開始いたしまして、これは
支所地域の倉渕、榛名、
吉井ルートで、4ルート8台で運行を開始いたしました。翌年の令和3年8月からは、旧市の乗附、片岡、寺尾、南八幡の4ルートにおきまして運行を開始しております。また、令和4年4月に
支所地域の倉渕、榛名、吉井の4ルートを8ルートに見直しさせていただきまして、運行をしております。また、今年になりまして、2月から
乗附ルートと
片岡ルートを
高崎総合医療センターのほうに乗り入れしております。また、今回になりますけれども、6月から
長野地区を回る1ルートを
運行開始いたしまして、現在のところ全13ルートになっております。
各年度の
延べ利用人数で申し上げさせていただきますと、令和2年度が1万603人で約1万人、令和3年度が1万9,861人で約2万人、令和4年度が3万27人で約3万人ということで、毎年、年を追うごとに
利用者数が
増加傾向にございます。
◆委員(
渡辺隆宏君) 詳細な説明をありがとうございます。
長野ルートまでで全13ルート、順次
ルート運行がなされている中で、年度を重ねるごとに毎年1万人ぐらいの
延べ利用者数の増加という形で、非常に運行がうまくいっていると思っております。これに伴って、特に今回新たに増設となった
長野ルートの
利用状況がどうなっているかについて、ちょっとお聞かせいただければと思います。
◎
長寿社会課長(
本間澄行君)
運行開始1か月目の6月の
利用者数で申し上げさせていただきますと、
延べ人数で205名ということで、旧
市エリアで参考までにということですが、令和3年8月に
運行開始となりました
乗附ルートが79人、
片岡ルートが81人、
寺尾ルートが148人、
南八幡ルートが96人となっておりまして、そちらと比べてもかなり多く、また7月の実績がまだ出そろっているわけではないのですけれども、6月の
利用者数も超えておる状況になっております。
◆委員(
渡辺隆宏君) ありがとうございます。他のルートと比べても
長野ルートは
利用者数が非常に多いということで、今まで待ち望んでこられた地元の方々の思いが、こういった
利用者数に多く反映されていると思っております。その中で、特に
長野ルートの利用者の皆様の声としてどういった声が上がっているかについて、ちょっとお聞かせいただければと思います。
◎
長寿社会課長(
本間澄行君) 事業の運行を行っております
タクシー事業者のドライバーのほうから聞き取っておりますけれども、その中によりますと、近くに
スーパーがないので非常に助かっているとか、買物や
医者通いが大変だったので本当に助かっている事業であるとか、近くに家族がいなくて来てもらうのが困難なので定期的に走ってくれる
タクシーはありがたいとか、廃止にならないように定期的に利用したいといった声を頂いております。
◆委員(
渡辺隆宏君) ありがとうございます。先ほどの利用者の方の声にもあったように、近くに
スーパーがないですとか、あとは
医者通いが大変といった、そういった切実な声というのが本当に多くある中で、このような取組で
年間延べ3万人を超える利用者の方々の生活を下支えする政策は、
当該利用者並びに本市においてはなくてはならない事業の一つだと思っております。私も先日、
長野ルートの利用者の方とお話しする機会があったのですけれども、本当に手で拝んで、本当にありがとうということでお声を頂きまして、別に私がやったわけではないのですけど、市長をはじめ市役所の担当の方たちが一生懸命になってこの
長野ルートを新しく開設してくださったのですよ、という話をさせていただきました。現場からは近くに
スーパーがないですとか、病院に行くにしても本当に切実な声が多くある中で、こういった取組は本当にありがたいということで、ぜひその感謝を伝えてほしいということで、この場を借りて私から感謝の言葉を述べさせていただければと思います。また、今回
長野地域が新設になりましたけれども、今後、さらにルートの増設という形で、恐らく検討はされているかとは思うのですけれども、こういった声がある限りは、ぜひともこれらの事業については推し進めていただければと思っております。本当に人によってはなくてはならない
生活インフラの一部となっておりまして、この事業がさらに一人でも多くの方に周知、そして先ほど述べさせていただきました路線の拡大、あとは何といってもやはり事業の継続ということについては、せっかくこれだけ反響を頂いているものでありますので、長く市民の皆様にこれらの事業を提供していただければなと思いますので、ぜひとも今後ともよろしくお願いいたします。
◆委員(
渡辺幹治君)
保育士確保の件で質問させていただきます。昨今、
保育所等でいろいろな事件や事故が比較的報道されておりますけども、国において保育士の
配置基準の改正が予定されていると聞いております。このことから
保育士確保がますます難しくなると言われておりますけども、本市では今年度から
保育士確保に向けた
保育士情報ステーションの設置と
保育士等家賃補助金、この2つの取組を先駆けて実施しております。
事業開始からまだ日も浅い状況でありますけども、それぞれの現時点での状況、あるいは採用とか
相談件数、また
家賃補助については
申請件数などを教えていただければと思います。よろしくお願いします。
◎
保育課長(星季有君) 本年度から
保育士確保の一環として事業を開始しております
保育士情報ステーションと
保育士等家賃補助金の状況でございますが、6月より事業を開始しました
保育士情報ステーションについては、
相談件数が33件で、そのうち2件が採用につながっております。一方、
保育士等家賃補助金については、
申請件数が7件で、就労先の内訳といたしますと、公私立の保育所が各1件、私立の
こども園が3件、
認可外保育施設が2件、また補助額の合計は、4月から6月分の補助額なのですけれども、35万6,000円となっております。今後も引き続き事業を適切に実施しながら保育士の確保に努めてまいります。
◆委員(
渡辺幹治君) これから保育士の確保がますます大変になってくるであろうと予測される中で、様々な施策を実行していただいていることは大変ありがたいことだと思っております。
事業開始から約2か月ですけども、
就労支援の相談が33件でそのうち2件が採用ということで、また
家賃補助の申請も7件の
補助実績ということで、これからも
保育士確保の成果につながっていくと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
◆委員(
白石隆夫君) 昨今の
物価高騰で、特に
介護施設、あるいは
老人ホームや病院等では、燃料代、それから電気代の高騰で結構施設の運営が大変だという話を聞いております。こういったことに対して何か対応等お考えがあるでしょうか。よろしくお願いします。
◎
長寿社会課長(
本間澄行君) せんだっての補正のほうで
物価高騰への対応をさせていただいておりまして、
介護施設につきましては、
入居系施設と
通所系施設、またショートステイの施設にそれぞれの種別に応じた額を補助するような形で現在行っております。
◆委員(
白石隆夫君) 了解しました。今後も、それぞれの施設が結構大変だという話も聞いておりますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(
中島輝男君) すみません、ちょっとお伺いします。先月、市内の
認定こども園で園児のバス取り残し事件が発生しております。これがどのような経緯だったのか、そしてこのバスには
安全装置がついていなかったのか、その辺も含めて事件の詳細な報告をお願いしたいと思います。
◎
保育課長(星季有君) 今回の事件の経緯でございますが、7月7日金曜日午前11時頃、市内の
認定こども園が園バスを利用して
歯科検診に訪れた際に2歳の女児をバス内に10分
程度置き去りにしたものでございます。幸いではございますが、女児に
健康被害はございませんでした。
次に、利用されていたバスの
安全装置の有無についてでございますが、国が
安全装置の装着を求め、その支援の対象となっておりますバスについては日常的な運行があるものと示されていることから、
安全装置の装着はなかったものでございます。
◆委員(
中島輝男君) 大体内容は分かりました。今回は日常的な運行をする送迎用のバスではなかったということで、
安全装置は取付けの対象外だということなのだと思います。現在本市に同じように
園外活動に使われるその車が何台くらいあるのか、把握されていたら教えてください。
◎
保育課長(星季有君) 保育所と
認定こども園を合わせまして、14施設において18台となっております。
◆委員(
中島輝男君) 18台ということで、今回は事なきを得て本当によかったと思っております。しかし、実際にこのような事案が発生したということは本当にゆゆしき問題だというふうに思っております。高崎市としてこの問題についてどう対処するのか、早急な対応が必要と思いますが、今後
安全装置への支援についてはどのようにお考えかお伺いいたします。
◎
保育課長(星季有君) 今回の事案のケースを踏まえまして、再度、国のほうに
支援対象について協議をするとともに、必要な支援が行き渡るように考えてまいります。
◆委員(
中島輝男君) 本当に必要な支援をしていただきたいというふうに思います。今年は9月いっぱい暑いというような予報も出ています。国の判断を待つのではなくて、市で何とかするような早急な対応が必要だというふうに思っています。
安全装置の
補助金額が17万5,000円だとすると、18台なら300万円ちょっとという金額だと思いますので、できれば本当に早めの手当てをしていただくようにお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(
谷川留美子君) 小・中学校の1学期中の
プール授業の状況をお伺いいたします。また、その中で
着衣水泳の授業が行われていたのかどうかもお伺いいたします。
◎
健康教育課長(長岡誠君) 1学期の
水泳授業の様子ですが、各学校において基本的な
感染症対策や
熱中症対策等、
安全対策を講ずるとともに、暑さ指数などを考慮しながら
水泳授業を実施しました。また、衣服を着たまま泳ぐ体験をする
着衣水泳を実施し、夏休み中の水の事故に備えるなどの学習も行いました。
◆委員(
谷川留美子君) 今年度は6月からもうプールに入れたみたいで、ある程度の回数ができたと聞いております。それは何よりだったのですけれど、続けて夏休みのプールの
開放状況についてお知らせください。
◎
健康教育課長(長岡誠君) 夏休みのプールの
開放状況ですが、各学校において
熱中症対策の確保など、実情に応じて実施の可否を判断しているところでございます。今年は4年ぶりに市の
小学校水泳大会が開催されたので、それに向けての練習を実施した学校が多いと聞いております。
◆委員(
谷川留美子君) 大会に向けての練習はしていたようなのですけれど、そのほかの一般の
生徒向けの開放はほとんど行われていないということで、とても残念に思います。今は災害級の猛暑でそういう日が続いておりますから、各種のほかのリスクもありますし、仕方ないと思うのですけれど、テレビとかで海や川、プールでの水の事故を耳にすることも昨今多いので、
安全管理体制などを伺おうと思っていましたが、開放されていない学校が多いということで承知いたしました。しかし、
子どもたちにはできる限り水に親しんで泳ぎが得意になってほしいと思っていますので、環境が許す限り、今後その辺の御対応をどうぞよろしくお願いいたします。
◆委員(
新倉哲郎君) 僕からは、保育に関する質問になります。先ほどの
渡辺幹治委員とちょっと重なるところもあるのですが、6月1日に政府が方針としてこども誰でも
通園制度というのを創設することを表明されました。これは、全ての
子育て家庭に対して、多様な働き方やライフスタイルにかかわらない形での支援を強化するためとされておるのですが、実際現場では保育士の人数が圧倒的に足りていないという現状があります。これに対して
先ほど回答があったのですけども、もう一度念のためにお聞きしますけども、高崎市の対応と考え方をお伺いしたいと思います。
◎
保育課長(星季有君) 国の施策等によりまして必要となる
保育士数が増え、保育士の確保がさらに難しくなることが想定されております。このようなことから、本年度から先ほどちょっと御説明いたしましたけれども
保育士情報ステーションの設置や
保育士等家賃補助金の2つの事業を先駆けて実施しておりまして、
保育士確保に努めているところでございます。
◆委員(
新倉哲郎君) ありがとうございます。2つの取組をやっているということで確認が取れました。先ほどともまたかぶりますけども、
保育士情報ステーションの設置から本日でちょうど2か月がたったわけですが、2か月間の
相談人数とそこからの就労された人数、これらは先ほど出ましたけども、そこからさらにどういった方が相談に訪れているのかというのをちょっと付け加えまして、こちらも併せて御返答いただければと思います。お願いします。
◎
保育課長(星季有君) 7月までの
相談件数は、先ほどお答えしましたけども延べ33件で、就労につながった件数は2件となっております。また、相談に訪れている方は、ほとんどが保育士の資格を持っていながら現在働いていない、いわゆる
潜在保育士の方となっております。
◆委員(
新倉哲郎君) ありがとうございます。
相談件数が33件で就労が2件ということで、潜在的には31件の方が今何かしらの検討中、もしくは働くかどうかということかなと思います。例えばこういった方々が実際に現場に入っていくと、より保育士の確保、そして充実になっていくのではないかと思って、非常に期待したいなと思っています。
もう一つ、続けていいですか。続けていきますけども、さらにちょっとこんなデータがありまして、今年1月の保育士の
有効求人倍率というのが3.12倍で、これは全
職種平均1.44倍の2倍以上となっているわけです。1人の人に対して約3件の求人があるということで非常に需要があるのですが、人が足りていないという現状がこれで見えてくるのかなと思っております。また、昨年の東京都の調査なのですが、保育士を退職したい理由としまして、給料が安い、これが61.6%、さらに仕事量が多い、これが54%という結果が出ています。もちろんこれは東京都の調査なので高崎市がそのまま同様とは言えないのですが、個人的にもいろいろ調査していく中で、あながち外れてはいないのではないかと考えております。こういった結果を踏まえると、保育士の給料が上がっていけば人員の増加が見込めるのではないかと。そして、人員が増加していけば、その分仕事の量が分散していく。つまり、この調査の結果で、給料が安いということがまず改善され、それが改善されると人員が増えるので仕事量も分散できる、こういった考え方もできるのではないかと思うのです。つまり何が言いたいかといいますと、保育士の給料のアップというのは非常に重要な要件になるのではないかと思っているのですけども、高崎市ではこれをどのようにお考えかお伺いしたいと思います。
◎
保育課長(星季有君) 保育士の給料の増額、いわゆる処遇改善につきましては、国の制度にのっとりまして平成25年度から継続して実施しております。令和3年度からは、給与を月額9,000円程度引き上げる新たな処遇改善策も実施するなど、保育士の処遇改善は段階的に図られているものと認識しております。今後におきましても、国の動向に注意しながら、さらなる処遇改善が図られるよう努めてまいります。
◆委員(
新倉哲郎君) ありがとうございます。政府の方針のこども誰でも
通園制度の具体的な内容と予算組みが、現在多分まだ明確になっていない状況だと思いますので、高崎市においても今おっしゃられたように今後国の動向を注視していただいて、都度適切な対応をお願いしたいと思います。
続いて、もう一個だけ最後にいいですか、もう一つだけ。先日、山形県米沢市で起こったことなのですけども、部活帰りの女子中学生が熱中症の疑いで歩道で倒れてしまって、その後病院に搬送されたのですが亡くなられたということが起きました。昨今厳しい暑さなのですが、部活動の現場、そして教育の現場でも対策はもちろんしっかりとされていると思うのですが、念を押す形で現在のこの状況や対策等を教えていただければと思います。
◎
健康教育課長(長岡誠君) 各学校では、部活動等の活動も含め水筒の持参による小まめな水分補給や休憩時間の確保、食事や睡眠などの児童・生徒の健康状態を把握するとともに、暑さ指数を考慮するなどして、熱中症の予防に努めているところでございます。
◆委員(
新倉哲郎君) ありがとうございます。僕も30歳まで格闘技をプロで、選手としてやっていまして、真夏にトレーニングをやっていると2時間ぐらいのトレーニングでも水分量が2リットルを超えるぐらい必要になって、非常に大変だなという経験をしてきました。昨今、本当に当時よりも暑い暑い毎日が続くなと思っているのですけども、そういった中で、夏休みでも登校日等の生徒が集まる機会があると思いますので、いま一度水分補給、そして熱中症の対策の必要性と重要性をしっかりと周知していただきたいということを、これは要望としてお伝えして終了としたいと思います。
○副委員長(小野聡子君) 夏休み中の子どもへの虐待とかネグレクトとか、その辺のところが非常に心配なのですけれども、この暑さの中で小学校のプールもほとんどやっていないし、プールのあるときに図書室開放となっていた学校が多いかと思うのですけれども、その辺で図書室の開放もない学校が多くなっているというふうに聞いております。そういった中で、
子どもたちが相談できる場所というのが少なくなっていると思うのですけれども、これまでこども救援センター等で虐待のリスクがある御家庭とか、ちょっと支援が必要な御家庭というのをつかんでいらっしゃるかと思うのですけれども、そういった御家庭に対して、その
子どもたちへの対応というのはどうなっているのか、現状を教えていただきたいと思います。
◎
こども救援センター所長(山本晋也君) 学校は夏休み期間になっておりますが、虐待のリスクのある家庭や支援の必要な家庭につきましては、こども救援センターの職員が定期的に家庭訪問を行い、子どもや親御さんと直接会い、困り事や家庭環境の把握に努め、学校などの関係機関と情報の共有を図り、必要に応じて個別会議を開催するなど、夏休み期間中であっても
子どもたちが適切な支援を受けられるよう努めているところでございます。また、虐待の通告があった場合には、原則24時間以内に子どもの安全を確認し、適切な対応で子どもの安全確保に努めております。
○副委員長(小野聡子君) ありがとうございます。心配な御家庭には訪問等をしていただいて、子どもの様子を見ていただいて、親御さんにもいろいろ声かけをしていただくという、そういう御対応をしてくださっているということで、一つ、ああよかったなというふうに思います。ただ、夏休み中は虐待の心配がある御家庭でなくても、皆さん暑くておうちの中に籠っていると親子でストレスが溜まって結構しんどいという声を伺っています。特にこの虐待の心配のある御家庭は、例年夏休みの後半からお母さんも心身ともにばてばてで、本当にレスパイトを使いたい、ショートステイを使いたいというお声も度々お聞きするのですけれども、このショートステイ、この辺の利用に関してどんな状況になっているのか、使いたいという方が使える状況なのか、その辺もちょっと教えていただきたいと思います。
◎
こども救援センター所長(山本晋也君) 担当者が定期的に訪問しており、ショートステイを使っている御家庭にはその都度御案内をしております。そういったことでレスパイトをしていただくことで、児童虐待の防止にもつながるというふうに考えております。ただ、施設側の受入れ人数にも限界がありますので、利用が重なってしまった場合には別の日程を御案内するなど、できるだけレスパイトととしてショートステイが使えるような形で御案内をしております。
○副委員長(小野聡子君) ありがとうございます。どうかきめ細かに寄り添った御対応で、高崎の
子どもたちが本当に楽しい夏休みを過ごせますようによろしくお願いいたします。
◆委員(金子和幸君) 新型コロナ感染症が5類になりましたが、なかなか感染状況が市民の方々に分かりにくい状況にあると思うのですけれども、今現在、高崎市での感染状況と医療現場での対応が十分にできているかどうかというのをちょっとお聞きしたいのですけれども、お願いします。
◎
保健予防課長(橋爪千秋君) 5類移行後の感染症発生動向調査の市内定点医療機関からの報告ですが、5月8日からの1週間の状況は患者数25人で1医療機関当たり1.79人でしたが、7月17日からの1週間の患者数は67人で1医療機関当たり4.79人となっており、増加しております。また、県全体では、7月17日からの1週間の患者数が745人で、1医療機関当たり8.66人と8週連続して増加しております。ただし、第8波における本市の1医療機関当たりの推測患者数の約30人と比較すると、大幅に下回っている状況です。また、県全体の7月26日時点の病床使用率は21%となっており、病床が逼迫している状況ではございません。
◆委員(金子和幸君) ありがとうございました。市民の皆さんの活動も通常に戻りつつある中で、まだコロナの後遺症で苦しんでいらっしゃる方も大勢いますので、これ以上感染を増やさないためにも市民への感染対策の周知をこれからもよろしくお願いしたいと思うのですけれども、それに対してなかなか強制ができなくなってきていますが、その辺でどんな周知の工夫をされているかお聞きしたいのですけれども。
◎
保健予防課長(橋爪千秋君) 新型コロナウイルス感染症は、現在警報と注意報の基準値が示されていないため、定点値の公表という形になっております。高崎市内では、感染症の定点値はホームページに掲載しているというような状況です。
◆委員(金子和幸君) ありがとうございました。ホームページに掲載されているということで、ホームページをなかなか見られない方もいらっしゃると思いますので、広報高崎やその他に掲示していただくようなことも、またよろしくお願いしたいと思います。
○委員長(青柳隆君) ほかにありますか。
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△閉会
○委員長(青柳隆君) なければ、以上で本日の
教育福祉常任委員会を閉会いたします。
午後 1時59分閉会
高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和5年8月1日
教育福祉常任委員会 委 員 長 青 柳 隆...