• "介護崩壊"(1/1)
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  1. 前橋市議会 2022-12-15
    令和4年_意見書案第41号 開催日: 2022-12-15


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 意見書案第41号  令和4年12月15日提出  令和4年12月15日否決                    提出者 市議会議員 長谷川   薫                          同   近 藤 好 枝                          同   小 林 久 子                          同   吉 田 直 弘   安全安心医療介護実現のための人員増処遇改善を求める意見書  新型コロナウイルス感染症の拡大により、入院が必要にもかかわらず入院できない「医療崩壊」や、介護を受けたくても受けられない「介護崩壊が現実となっている。  これは、感染対策の遅れはもちろんのこと、他の先進諸国と比べても圧倒的に少ない医師看護師介護職員保健師不足が根本的な原因である。人手不足が長年続いている状況を解消するためには、OECD平均に比べ過酷な長時間夜勤を改善し、十分な休憩時間や勤務の間隔を確保するなど労働時間規制を含めた実効ある対策が猶予できない喫緊の課題である。毎年のように発生している自然災害時の対応や、新たな感染症に備えるためにも、平常時から、必要な人員体制確保を国の責任で行い、対策の中心となる公立公的病院保健所の拡充など、機能強化が必要である。そして、国民誰もが安心して医療介護を利用できるよう、保険料や一部負担金負担軽減も必要である。  よって、国は、安全、安心医療介護実現のため、下記の事項について取り組むよう強く求めるものである。                  記 1 安全安心医療介護を実現するため、医師看護師介護職員などの配置  基準を抜本的に見直し、大幅に増員すること。また、安定した人員確保のため  にも、ケア労働者の賃上げを支援すること。 2 医療介護現場における夜勤交代制労働労働環境を抜本的に改善するため、
     労働時間の上限規制勤務間インターバル確保夜勤回数の制限など、労働環  境改善のための規制を設け、実効性確保するための財政的支援を行うこと。 3 夜勤交代制労働者週労働時間を短縮すること。 4 介護施設や有床診療所などで行われている「1人夜勤体制」をなくし、複数  夜勤体制とすること。 5 新たな感染症災害対策に備えるため、公立公的病院を拡充強化し、保健所  の増設など公衆衛生体制を拡充すること。 6 医療介護への公費負担を増やし、患者、利用者負担を軽減すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。 ──────────────────────────────────── 令和4年12月  日  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣 あて  総務大臣  厚生労働大臣                    前橋市議会議長 小曽根 英 明 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...