経営支援課長 久利生 隆
国際課長 鱒 渕 繁 義
観光交流課長 小 池 由 紀
労働政策課長 山 口 弘 美
産業政策課総務主幹 原 戸 正 道
産業政策課次世代産業創造室長 渡 邉 豪
工業振興課ものづくり企業支援室長 柳 田 雅 美
経営支援課中小・
小規模企業支援室長 郷 秀 憲
(2)企業局
企業局長 北 條 俊 明
次長兼
経営企画課長 平 山 浩 之
地域整備課長 古 橋 明
電気課長 横 地 一 夫
水道課長 髙根沢 広 樹
経営企画課総務主幹 大 竹 康 博
(3)
労働委員会事務局
労働委員会事務局長 桐 渕 ゆ か
審査調整課長 野 口 善 幸
6 出席を求めた参考人 なし
7 会議に付した事件
(1)企業局及び
労働委員会事務局所管事項
ア
調査依頼議案の調査及び
適否確認
イ その他
(2)
産業労働観光部所管事項
ア
調査依頼議案の調査及び
適否確認
イ その他
8 その他の
必要事項 なし
────────────────────
午前9時58分 開会
○平池紘士 委員長 ただいまから
経済企業委員会を開会いたします。
本日の
会議録署名委員に、
野澤委員、
松井委員を指名いたします。ご了承願います。
最初に、執行部への
出席要求についてでありますが、本日の委員会において説明のため出席を求めました者は、
配付資料のとおりであります。ご了承願います。
これより議事に入ります。
本日は、前回の委員会に引き続き、今
通常会議において議長から本委員会へ
調査依頼のありました、令和5年度当初
予算関係議案の調査及び
適否確認を行います。
初めに、企業局及び
労働委員会事務局、続いて
産業労働観光部の順で行いますので、ご了承願います。
それでは、企業局及び
労働委員会事務局所管事項のうち、議長から
調査依頼のありました、第1号議案第1条歳出中
所管関係予算及び第12号議案から第16号議案までを一括して議題とし、調査に入ります。
なお、執行部の説明は前回の委員会で行っておりますので、早速質疑に入ります。
前回、3月2日の本委員会で行われました調査及び昨日3月9日に行われました
予算特別委員会の
総括質疑を踏まえまして、改めて委員の皆様から質疑等がありましたらお願いいたします。
(「特にありません」と呼ぶ声あり)
○平池紘士 委員長 ないようですので、質疑を終了いたします。
これより
調査依頼議案の適否の確認を行います。
第1号議案第1条歳出中
所管関係予算及び第12号議案から第16号議案までを一括して適否の確認をすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
○平池紘士 委員長 ご異議がありませんので、一括して適否の確認を行います。
本案は、それぞれ適当である旨報告することにご賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○平池紘士 委員長
挙手全員であります。
したがって、本案はそれぞれ適当である旨報告することに決定いたしました。
なお、議長宛て提出する
調査報告書の内容につきましては、正副委員長にご一任願います。
次に、その他、企業局及び
労働委員会事務局所管事項について、何かありましたらお願いいたします。よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ声あり)
○平池紘士 委員長 以上でその他を終了いたします。
以上で、企業局及び
労働委員会事務局所管事項に関する議事を終了いたします。
なお、ただいまの審査をもって、現在の委員による企業局及び
労働委員会事務局関係の審査が最後になると思われますので、皆様に一言ご挨拶を申し上げます。
この1年間、高山副委員長はじめ委員の皆様におかれましては、大変ご協力いただき、円滑な
委員会運営ができたと思っております。
また、
北條企業局長そして
桐渕労働委員会事務局長をはじめといたします執行部の皆様、本当に懇切丁寧な説明、そしてご回答をいただきありがとうございました。
改めて、議会の中での
常任委員会の役割、そして必要性、重要性を委員長という立場で再確認できたと思っております。
筋書きのないドラマ、皆様におかれましてはどんな質問が出るのか、そんな
想定質問というものをかなり考えられたのではないかなと思います。我々もまた質問する側として、その答弁も、どういう答弁が返ってくるのか、そのようなやり取りがいつかは我々の説明責任に全てつながるものだと、委員長としての立場を通しながら、皆さんの活発な議論を通して感じることができました。本当に勉強になりました。お世話になりました。ありがとうございました。
また、時節柄、まだまだ予断を許さない案件がたくさんございます。我々も委員の一人としても、今後も皆様とそのような
重要案件についてしっかりと議論を重ねていけるよう、コンセンサスを図っていけるよう改めてお願いを申し上げたいと思います。
本当につたない委員長でございましたが、1年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。
北條企業局長。
◎北條
企業局長 企業局を代表いたしまして、一言御礼申し上げたいと思います。
平池委員長、高山副委員長をはじめ委員の皆様方には、1年間
大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。
この1年間を振り返りますと、
コロナ禍の中ではありましたが、
企業局経営戦略に基づきまして、
各種事業を展開してまいりました。おかげをもちまして大きな災害、事故等もなく、県民を支える
基本的インフラであります電気、水道水、
工業用水の安定供給を図ることができましたほか、
各種事業等も比較的順調に推移したところです。
特に、
電気事業では脱炭素化の追い風もありまして、とちぎ
ふるさと電気の販売が好調でございまして、今後完売を目指していきたいと考えておりますほか、風見、
深山発電所の全面改修を現在推進していますが、そちらをこれからも進めてまいりたいと考えております。
用地造成事業につきましては、芳賀第2
工業団地がおかげをもちまして2月に完売することができました。そのほか既存の団地も分譲が進んでおりまして、ストックがかなり少なくなっている状況です。その中で
鹿沼インター産業団地を今進めておりまして、早期分譲に努めているところです。そのほか、新たに
基礎調査という形で実施しております壬生町の中泉地区の
産業団地につきましても、
事業実施が決定しました後に速やかに分譲につなげてまいりたいと考えております。
続きまして、
ゴルフ場事業ですが、おかげをもちまして開業30年を迎えることができまして、記念式典を開くことができました。皆様のご協力のおかげでございます。本当にありがとうございます。本年度、利用者も順調に推移しておりまして、おかげさまで11月には累計90万人を達成することができました。今後とも引き続き生涯スポーツとしてのゴルフの魅力を県民に伝えていく中で、
ゴルフ場の
利用促進を続けてまいりたいと考えております。
また、県全体の大きな課題でございますカーボンニュートラル、それとDXの推進につきましても、企業局としましても独自の取組というのを展開しておりまして、目標達成に向けまして今後努力してまいりたいと考えております。
委員の皆様方には、今後とも企業局の運営につきまして、ご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げまして、御礼の言葉とさせていただきます。本当に1年間誠にありがとうございました。
○平池紘士 委員長
桐渕労働委員会事務局長。
◎桐渕
労働委員会事務局長 労働委員会事務局を代表しまして、一言お礼を申し上げます。
平池委員長、高山副委員長をはじめ委員の皆様方には、この1年間、ご指導を賜りありがとうございました。
労働委員会といたしましては、
ポストコロナへと向かう
社会経済情勢の中で、増加してきている
労働者個人と使用者との紛争等について、
あっせん制度の活用等によりまして円満な解決が図れるよう鋭意努力してまいりますので、引き続き委員の皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げまして、簡単ではございますがお礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
○平池紘士 委員長 ありがとうございました。
企業局及び
労働委員会事務局職員の皆様は退席されて結構です。
大変お疲れさまでございました。
産業労働観光部職員が入室するまで、暫時休憩といたします。
午前10時07分 休憩
────────────────────
午前10時09分 再開
○平池紘士 委員長 委員会を再開いたします。
続きまして、
産業労働観光部所管事項のうち、議長から
調査依頼のありました第1号議案第1条歳出中
所管関係予算及び第3条中
所管関係予算並びに第9号議案を一括して議題とし、調査に入ります。
なお、執行部の説明は前回の委員会で行っておりますので、早速質疑に入ります。
前回3月2日の本委員会で行われました調査及び昨日3月9日に行われました
予算特別委員会の
総括質疑を踏まえまして、改めて委員の皆様から質疑等がありましたらお願いいたします。
(「特にありません」と呼ぶ声あり)
○平池紘士 委員長 ないようですので質疑を終了いたします。
これより
調査依頼議案の適否の確認を行います。
第1号議案第1条歳出中
所管関係予算及び第3条中
所管関係予算並びに第9号議案を一括して適否の確認をすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
○平池紘士 委員長 ご異議がありませんので、一括して適否の確認を行います。
本案は、それぞれ適当である旨報告することにご賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○平池紘士 委員長
挙手全員であります。
したがって、本案はそれぞれ適当である旨報告することに決定いたしました。
なお、議長宛て提出する
調査報告書の内容につきましては、正副委員長にご一任願います。
次に、その他
産業労働観光部所管事項について、何かございましたらお願いいたします。
岩崎委員。
◆岩崎信 委員 1点だけお伺いしたいと思います。
昨日の
下野新聞に、「本物の
出会い栃木」
観光プロモーション協議会の記事が載っていましたね。日光市が支払いを留保しているということで、これを見るとやはりみんなで栃木県の観光を盛り上げようと言っているときに、何かまとまっていないような感じがしてちょっと残念な気持ちがしました。どのような状況になっているか、現状の話を聞かせていただきたいと思います。
○平池紘士 委員長
小池観光交流課長。
◎小池
観光交流課長 観光交流課です。
新聞の記事になりました「本物の
出会い栃木」
観光プロモーション協議会負担金につきましては、25市町、全市町の皆様からご負担をいただいて、県も応分の負担金を拠出し、
観光パンフレットあるいは
ポスター等を主に作成する事業になっております。その中で、負担金については
積算基準を入込数あるいは
宿泊者数、入湯税を基に加算額を決めさせていただいておりまして、どうしても日光市をはじめ那須町、
那須塩原市の負担が重くなっているという現状があります。
また、今後実施していく
事業内容につきましても、これまでどおり
パンフレット等を継続して作成していくのか、あるいは
デジタルシフト化の流れの中で事業を見直す必要があるのではないか、いろいろな課題認識を持ちながら見直しを進めさせていただこうと準備をさせていただいたところです。見直しの時期につきまして、日光市と私どもで若干見解の違いというか認識の違いがございまして、令和5年度から見直しをされるべきだろうという日光市の考えがありましたので、そういう状況の中でこの間の市議会の中での発言になったのかなと認識をしております。
引き続き、日光市と一緒に、25市町全体で観光を盛り上げていく体制が重要であるということをお話させていただいており、日光市もそれについては同じ思いと伺っておりますので、負担金の件も早急にほかの市町のご意見を伺いながら皆様の合意が得られるように進めてまいりたいと思っておりますし、日光市にもその中に加わって一緒にやっていただきたいと思っておりますので、そのように努力させていただきたいと思っております。
○平池紘士 委員長
岩崎委員。
◆岩崎信 委員 この協議会は知事が会長だよね。栃木県の25の市町全部が参加して県も参加している協議会だから、こういう不協和音のようなものが出てくると、ほかの市町にも少なからず影響も出てくるだろうという感じがしますから、やはりここは県が強い
リーダーシップを取って、皆さんとじっくり話をしながら、栃木県の観光をみんなで盛り上げていくということで、仲よく一致団結してできるように強い
リーダーシップを発揮していただきますよう要望しておきます。
以上です。
○平池紘士 委員長 ほかに。
あべ委員。
◆あべひろみ 委員 ただいまについての関連なのですが、後でまた詳しくは皆さんにこれまでの経緯というのをしっかりと伝えるべきだと思いますし、今の発言の中でも日光市の考え方の話がありましたが、今回だけではなくて、以前から、この
積算方法について日光市は何度も要望をしていたという経緯があります。そのことをしっかりと受け止めた上で、日光市もどうにかしてほしいということを何度も県に伝えて活動して、その上でもらった答えが
国体終了まではこのままの負担金でという話を受けたとのことです。それは事実でありますから、当然誰が聞いても
国体終了までというのであれば令和5年から変わることを前提に話をされていると受け止めると思いますし、それまでに片をつけてしっかりとこのように変えましたということをやっていなかったということをしっかりと認識していただきたいと思います。
今のお話を聞くと、単に考え方の相違ということではないということを委員の皆さんにも知っていただきたいし、ではこの1年はといっても、日光市も財政が豊かでない中で、拠出金が880万円あれば独自で対応ができると思うわけですし、市議会でもそのような話が出たということは事実でありますので、その点をどのようにこれまでのことを考えているのか、お答えいただきたいなというのが率直な私の思いです。
○平池紘士 委員長
辻産業労働観光部長。
◎辻
産業労働観光部長 県と日光市の認識の違いがあったというのは間違いないことだと思っていまして、お伝えの仕方が少し曖昧になってしまったということは申し訳なかったと思っております。県といたしましては、国体の最中に調整するというのはなかなか困難ではないかという、各市町の皆様の手間を考えるといろいろなお立場もあるので、国体が終わって、しっかりと令和5年度に見直しを行って翌年度からということを考えておりましたが、あべ委員のおっしゃるとおり、取り方によってはやはり令和5年度から数字が変わるだろうとお考えになるというところもあるかと思います。それはお伝えの仕方が少し申し訳なかったかなと思っております。いずれにいたしましても
岩崎委員がおっしゃったとおり、
オール栃木でしっかりとやっていくことが重要だと思っておりますので、今後日光市ともよくお話をさせていただいて、
オール栃木で観光振興できるように取り組んでまいりたいと考えております。
○平池紘士 委員長 あべ委員。
◆あべひろみ 委員 中身については、まだまだ詰めるところというのがあるとは思いますが、先ほど
岩崎委員もおっしゃったように、県が
リーダーシップを取って、この25市町のいろいろな思いとして、今までの負担金よりも自分のところが増えるということに対してはなかなか賛成しないのは当然のことですが、きちんと納得できる理由があれば、それはきちんと受け止めて対応すると思っておりますので、今の話の国体の最中に云々ということではない、もうそういう言い方をしてほしくないです。考え方として、県が
リーダーシップを取ってこういう方向でやっていくということでやれば、私はできたと思っていますから、その認識を受け止めていただきたいと思いますし、やはりこれから
G7男女共同参画・
女性活躍担当大臣会合も開催されるにあたり、今回のこの
新聞記事は皆さんとても驚きましたし、知事の名前が載った状況ということも本当にありますから、しっかりともう一度手綱を締め直していただいて、
オール栃木でということでお願いしたいと思います。
以上です。
○平池紘士 委員長 要望でよろしいですか。
辻産業労働観光部長。
◎辻
産業労働観光部長 各市町の様々なご意見があると思います。日光市からもどういった形であればご協力というか、皆さんと一緒にやっていただけるのか、よくお話を伺いながらしっかりと対応させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○平池紘士 委員長 ほかにご意見はありますでしょうか。
松井委員。
◆
松井正一 委員 今のお話を聞いていて、
岩崎委員、あべ委員がおっしゃったとおりだと思います。私は今、客観的に聞いたことについて思ったのは、やはりそもそもその負担金の
算出根拠、入り込み数、宿泊数、入湯税の関係がございましたが、これまでその
プロモーションのための負担金を集めるために、そういう
積算根拠を積み上げた段階での議論もあったと思います。
一方で、その金額が、県が拠出しているとはいえ、恐らく日光市や那須町や
那須塩原市は地域柄、多分高いのだと思います。そういったことも鑑みて、本来のこの
観光プロモーションの今後の在り方やその辺りも含めて、例えば
スケジュール感としてこのタイミングであのような記事になったのは、恐らく新年度の
予算執行上の問題があるからということだと思われます。
ですから、
スケジュール感を県で
リーダーシップを取って、令和5年度早々にどういうことが見直せるのか。あと、25市町の合意形成が必要だから、日光市を含めて皆さんのご理解をいただくことも含めて、よく、今後の進め方を明確に示してもらえると、こういうことで考えているのだ、検討しているのだということがお互いに伝わるのではないかと思います。
誤解がないように申しますと、例えば日光市が言ったからということだけではなくて、日光市も意見は発したわけですが、そういうご意見の中でこの
プロモーション負担金の根拠が本来どうあるべきかという議論をもう一回冷静に振り返ってみて、ではこのような視点で見直しましょうということが新たにあってもいいと思います。
ただ、私は、その際には全ての自治体に対して、公平平等にやってほしいと思います。ですので、そのことも含めて
スケジュール感の公開というか、その辺りは県でまさに
リーダーシップを発揮していただいて、あとは
岩崎委員が冒頭におっしゃったとおり、私も
オール栃木で観光を盛り上げる令和5年度であってほしいので、よろしくお願いしたいと、私からも要望とさせていただきます。
○平池紘士 委員長
野澤委員。
◆
野澤和一 委員 この件については、私も少しびっくりしたのですが、日光市はやはり栃木県の
観光戦略の中心ですので、やはり日光市の皆さんの協力があってこそのものだと思っています。そういう意味で、880万円という金額を負担している根拠が入湯税や入り込み数ということなのですが、これは日光市としてかなり頑張って入り込み数を拡大したり宿泊数を拡大したり、いわゆる
ホテル業界の皆さんも本当に一致協力してやった結果、そういう状況になっているわけであります。また、入湯税については、当然市の事業の中で運営、利活用して、さらに獲得しようというそういう財源でもあるので、ある意味ではそういう根拠の見直しも必要でしょうし、また栃木県が
観光立県とちぎということを標榜するのであれば、やはりその負担金が2分の1ということではなくて、県の割合を増やすということもあっていいのではないかなと思うのです。例えば、3割は市町で負担してもらうという形にするとか、できるだけやはり市町の負担を減らして、最終的に全体として観光の産業化、これを加速していくという戦略にしたほうがいいと思いますので、参考にしていただければと思います。
○平池紘士 委員長
辻産業労働観光部長。
◎辻
産業労働観光部長 今いろいろと委員からご意見いただきまして、我々としてもしっかりと市町のご意見をいただいて、様々な意見があると思いますので、なるべく早く合意ができるようにしたいと思っております。
また、負担金も旧来の観光と、それから現在の観光の在り方というのが少し変わってきていると思っていまして、その見直しは行うということで考えておりました。そういったことも含めてどのような在り方が今の観光に適しているのか、それを踏まえた上で
事業内容を定め、そしてそれをどのように皆さんで負担していくかということをしっかりとお話ししながらやらせていただきたいと思っています。
それから、負担金の割合については、実は
プロモーション協議会には
一般会計と
特別会計がございまして、
一般会計分は市町の
負担額全額と県が同じ額を出すというルールなのですが、
特別会計として県が全額出して事業を実施しているのも当然ございます。それは
一般会計と同じくらいの規模になっている部分もありますので、割合については県もしっかりと県としての立場で仕事はしているつもりではあるのですが、
一般会計、
特別会計も含めまして協議会の在り方、事業の在り方というものをしっかりと検討させていただきたいと思います。
○平池紘士 委員長 ほかに。
琴寄委員。
◆
琴寄昌男 委員 若干話がそれてしまうかもしれませんが、実は足利市、佐野市、栃木市、鹿沼市と4市で
例幣使道軸共同開発協議会というのがあるのですが、日光市は入っていないのですよね。私はいろいろと取り組む中で、例えば県がもう少し
リーダーシップを取ってということであれば、日光市も足並みをそろえてやっていただけると思います。負担金の関係も日光市の負担が大き過ぎるということであれば、その
算出方法も今後検討していただきたいと思いますし、先ほど委員からお話があったように、もう少し県が
リーダーシップを取っていただきたいなということを要望させていただきたいと思います。
以上です。
○平池紘士 委員長 ほかにご意見はございませんか。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○平池紘士 委員長 ないようですので、以上でその他を終了いたします。
以上で
産業労働観光部所管事項に関する議事を終了いたします。
なお、ただいまの審査をもって、現在の委員による
産業労働観光部関係の審査が最後になると思われますので、皆様に一言ご挨拶を申し上げます。
この1年間、辻部長をはじめといたします執行部の皆様におかれましては、本当に懇切丁寧なご説明、そして誠意あるご答弁を賜りまして本当にありがとうございました。非常にこの1年間、この
経済企業委員会が所管とする案件、激動の1年間だったと思います。そして、しっかりとした議論をしていかなければいけない
重要案件が多くあったと振り返るところでございます。
その中で、この委員会を通して我々もこと細かいところまで、例えばの話、
コロナ禍における中小企業に対する支援策、それからまた先を見越した上での未来プロジェクト、いわゆる現場を見据えながら先の先まで考えていくのが、やはり県の立場でもあり、我々はそれをチェックしていかなければいけない。今まさに観光においても議論があったように、我々委員側から申し上げた要望あるいはご意見をぜひとも一つ一つ細かいところまでもう一度おさらいしていただきながら、令和5年度の事業、取組につなげていっていただきたいと思います。
いずれにいたしましても、本当につたない委員長でございましたが、委員の皆様はじめ執行部の皆様、本当にお世話になりました。1年間ありがとうございました。
辻産業労働観光部長。
◎辻
産業労働観光部長 それでは、執行部からも一言ご挨拶をさせていただきます。
平池委員長、高山副委員長はじめ委員の皆様方には、1年間、
大変お世話になりました。本当に厚く御礼申し上げます。
今年度は、新型コロナウイルスの感染を受けながらも社会経済活動が回復に向かってきた中ではございましたが、原材料等の高騰等の影響も広がりまして、県内経済は引き続き厳しい状況が続く1年となったと考えております。
こうした状況を乗り越えるために、
産業労働観光部におきましては委員の皆様のご指導をいただきながら、当初予算に加えまして7回にわたる補正予算を編成し、県内中小企業等に対する資金繰りの支援、それから支援金の支給など経営の下支えに努めますとともに、観光需要の喚起のためのいちご一会とちぎ旅の実施、それから他県に先駆けまして、LPガス料金の負担軽減策に取り組むなど、様々な策を講じさせていただいたところでございます。
また、委員長からもお話ありましたとおり、
ポストコロナを見据えた本県産業の持続的な発展に向けまして、県内企業のカーボンニュートラルへの対応を支援いたしますとともに、また人材確保として職業人材カレッジ、仮称でございますが、この開設に向けた準備を進めますほか、3年ぶりとなるベトナム、タイでの知事のトップセールスでは
琴寄委員にご同行いただきますなど、県議会のご協力もいただきながら取り組んでまいったところでございます。
今年度におきましては、部一丸となって尽力してまいりましたが、引き続き委員の皆様からいただきました様々なご提言、ご意見を十分に生かしながら今後の中小企業の振興、それから本県産業の成長、そして地域経済の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。
委員の皆様には今後ともご指導賜りますようお願い申し上げまして、お礼とさせていただきます。1年間
大変お世話になりまして、大変ありがとうございました。
○平池紘士 委員長 ありがとうございました。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
これをもちまして
経済企業委員会を閉会いたします。
午前10時32分 閉会...